JPH06148018A - 半導体圧力センサ - Google Patents
半導体圧力センサInfo
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- JPH06148018A JPH06148018A JP30249992A JP30249992A JPH06148018A JP H06148018 A JPH06148018 A JP H06148018A JP 30249992 A JP30249992 A JP 30249992A JP 30249992 A JP30249992 A JP 30249992A JP H06148018 A JPH06148018 A JP H06148018A
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- Japan
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- pressure sensor
- semiconductor pressure
- sensor chip
- detection
- detection chamber
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 この発明は、半導体圧力センサチップを使用
して一度に複数の差圧が同一精度で容易に検知できる半
導体圧力センサを提供することを目的とする。 【構成】 複数の差圧検知部11bを有する1つの半導
体圧力センサチップ11を各検知室4A,4B間の仕切
部3aを密閉した状態で、この複数の検知室4A,4B
にまたがって配設し、各差圧検知部11aを各検知室4
A,4B内にそれぞれ位置決めする。この場合、各差圧
検知部11aは1つの半導体圧力センサチップに設けら
れているため、各差圧検知部11aの各検知室4内にお
ける位置決め精度を容易に等しくでき、各検知室4A,
4Bに第1の被検出体G1と第2の被検出体G2とを導
入すれば、前記半導体圧力センサチップの各差圧検知部
11aを介してそれぞれ同一精度の差圧が検知される。
して一度に複数の差圧が同一精度で容易に検知できる半
導体圧力センサを提供することを目的とする。 【構成】 複数の差圧検知部11bを有する1つの半導
体圧力センサチップ11を各検知室4A,4B間の仕切
部3aを密閉した状態で、この複数の検知室4A,4B
にまたがって配設し、各差圧検知部11aを各検知室4
A,4B内にそれぞれ位置決めする。この場合、各差圧
検知部11aは1つの半導体圧力センサチップに設けら
れているため、各差圧検知部11aの各検知室4内にお
ける位置決め精度を容易に等しくでき、各検知室4A,
4Bに第1の被検出体G1と第2の被検出体G2とを導
入すれば、前記半導体圧力センサチップの各差圧検知部
11aを介してそれぞれ同一精度の差圧が検知される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、2つのガス状または
液状の被検出体間の差圧を半導体圧力センサチップを用
いて検出する半導体圧力センサに関するものである。
液状の被検出体間の差圧を半導体圧力センサチップを用
いて検出する半導体圧力センサに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図3は従来の半導体圧力センサの断面図
である。図において、1は基板、2は基板1上に接着剤
B1を介して取り付けられ、その出力端子2aが基板1
より外方に突出して設けられているリードフレーム、3
は基板1上のリードフレーム2上に接着剤B1により取
り付けられたカバー、4は基板1とカバー3等によって
形成された密閉状態の一対の検知室であり、カバー3の
仕切部3aを隔てて第1検知室4Aと第2検知室4Bと
が形成されている。5は各検知室4内に配設され、その
中央部に差圧検知部であるダイヤフラム部5aを有する
凹状の半導体圧力センサチップであり、この半導体圧力
センサチップ5はその凹部5bを下向きにした状態でリ
ードフレーム2上に接着剤B2により固定されている。
なお、検知室4はこの半導体圧力センサチップ5によっ
てその凹部5b側の内面側空間4aとその逆側の外面側
空間4bとに密閉状態で分けられている。
である。図において、1は基板、2は基板1上に接着剤
B1を介して取り付けられ、その出力端子2aが基板1
より外方に突出して設けられているリードフレーム、3
は基板1上のリードフレーム2上に接着剤B1により取
り付けられたカバー、4は基板1とカバー3等によって
形成された密閉状態の一対の検知室であり、カバー3の
仕切部3aを隔てて第1検知室4Aと第2検知室4Bと
が形成されている。5は各検知室4内に配設され、その
中央部に差圧検知部であるダイヤフラム部5aを有する
凹状の半導体圧力センサチップであり、この半導体圧力
センサチップ5はその凹部5bを下向きにした状態でリ
ードフレーム2上に接着剤B2により固定されている。
なお、検知室4はこの半導体圧力センサチップ5によっ
てその凹部5b側の内面側空間4aとその逆側の外面側
空間4bとに密閉状態で分けられている。
【0003】6は半導体圧力センサチップ5とリードフ
レーム2の出力端子2aとの電気的接続を行なう導電性
の金属ワイヤ、7はその出口部が第1検知室4Aの内面
側空間4a側に開口するように基板1内等に形成されて
いる第1導入路、8はその出口部が第2検知室4Bの外
面側空間4b側に開口するように基板1内等に第1導入
路7から分岐されて形成されている第1分岐路、9はそ
の出口部が第2検知室4Bの内面側空間4a側に開口す
るように基板1内等に形成されている第2導入路、10
はその出口部が第1検知室4Aの外面側空間4b側に開
口するように基板1内等に第2導入路9から分岐して形
成されている第2分岐路である。G1は第1導入路7に
導入される圧力P1の第1の被検出体である第1ガス、
G2は第2導入路9に導入される圧力P2の第2の被検
出体である第2ガスである。
レーム2の出力端子2aとの電気的接続を行なう導電性
の金属ワイヤ、7はその出口部が第1検知室4Aの内面
側空間4a側に開口するように基板1内等に形成されて
いる第1導入路、8はその出口部が第2検知室4Bの外
面側空間4b側に開口するように基板1内等に第1導入
路7から分岐されて形成されている第1分岐路、9はそ
の出口部が第2検知室4Bの内面側空間4a側に開口す
るように基板1内等に形成されている第2導入路、10
はその出口部が第1検知室4Aの外面側空間4b側に開
口するように基板1内等に第2導入路9から分岐して形
成されている第2分岐路である。G1は第1導入路7に
導入される圧力P1の第1の被検出体である第1ガス、
G2は第2導入路9に導入される圧力P2の第2の被検
出体である第2ガスである。
【0004】つぎにこの半導体圧力センサの動作を説明
する。なお、この場合、第1ガスG1の圧力P1が第2
ガスG2の圧力P2より大きいものとする。第1導入路
7の入口側に第1ガスG1が導入されると、この第1ガ
スG1は第1導入路7を通って第1検知室4Aの内面側
空間4aに達するとともに、第1分岐路8を通って第2
検知室4Bの外面側空間4bに達する。そして、この第
1ガスG1は第1検知室4A内で半導体圧力センサチッ
プ5のダイヤフラム部5aを上方に向かってP1の圧力
で膨らませようとするとともに、第2検知室4B内で半
導体圧力センサチップ5のダイヤフラム部5aを下方に
向かってP1の圧力で膨らませようとする。
する。なお、この場合、第1ガスG1の圧力P1が第2
ガスG2の圧力P2より大きいものとする。第1導入路
7の入口側に第1ガスG1が導入されると、この第1ガ
スG1は第1導入路7を通って第1検知室4Aの内面側
空間4aに達するとともに、第1分岐路8を通って第2
検知室4Bの外面側空間4bに達する。そして、この第
1ガスG1は第1検知室4A内で半導体圧力センサチッ
プ5のダイヤフラム部5aを上方に向かってP1の圧力
で膨らませようとするとともに、第2検知室4B内で半
導体圧力センサチップ5のダイヤフラム部5aを下方に
向かってP1の圧力で膨らませようとする。
【0005】また、第2導入路9の入口側に第2ガスG
2が導入されると、この第2ガスG2は第2導入路9を
通って第2検知室4Bの内面側空間4aに達するととも
に、第2分岐路10を通って第1検知室4Aの外面側空
間4bに達する。そして、この第2ガスG2は第2検知
室4B内で半導体圧力センサチップ5のダイヤフラム部
5aを上方に向かってP2の圧力で膨らませようとする
とともに、第1検知室4A内で半導体圧力センサチップ
5のダイヤフラム部5aを下方に向かってP2の圧力で
膨らませようとする。
2が導入されると、この第2ガスG2は第2導入路9を
通って第2検知室4Bの内面側空間4aに達するととも
に、第2分岐路10を通って第1検知室4Aの外面側空
間4bに達する。そして、この第2ガスG2は第2検知
室4B内で半導体圧力センサチップ5のダイヤフラム部
5aを上方に向かってP2の圧力で膨らませようとする
とともに、第1検知室4A内で半導体圧力センサチップ
5のダイヤフラム部5aを下方に向かってP2の圧力で
膨らませようとする。
【0006】この場合P1>P2であるから、結局、第1
検知室4A内の半導体圧力センサチップ5のダイヤフラ
ム部5aは圧力差(P1ーP2)に見合った分だけ上方に
向かって凸状に膨らんで変形するとともに、第2検知室
4B内の半導体圧力センサチップ5のダイヤフラム部5
aも圧力差(P2ーP1)に見合った分だけ下方に向かっ
て凸状に膨らんで変形する。この場合、半導体圧力セン
サチップ5にはそのダイヤフラム部5aの変形量と変形
方向に見合った電圧Vが発生するため、第1検知室4A
の半導体圧力センサチップ5には+Vの電圧が発生し、
第2検知室4Bの半導体圧力センサチップ5には−Vの
電圧が発生する。そして、これ等の電圧+V、−Vは金
属ワイヤ6を介してリードフレーム2の出力端子2aに
伝えられて外部に出力される。そして、各半導体圧力セ
ンサチップ5にて第1ガスG1と第2ガスG2との差圧
(P1ーP2)が検知されるとともに、第1ガスG1の圧
力P1が第2ガスG2の圧力P2より大きいことが検知さ
れる。
検知室4A内の半導体圧力センサチップ5のダイヤフラ
ム部5aは圧力差(P1ーP2)に見合った分だけ上方に
向かって凸状に膨らんで変形するとともに、第2検知室
4B内の半導体圧力センサチップ5のダイヤフラム部5
aも圧力差(P2ーP1)に見合った分だけ下方に向かっ
て凸状に膨らんで変形する。この場合、半導体圧力セン
サチップ5にはそのダイヤフラム部5aの変形量と変形
方向に見合った電圧Vが発生するため、第1検知室4A
の半導体圧力センサチップ5には+Vの電圧が発生し、
第2検知室4Bの半導体圧力センサチップ5には−Vの
電圧が発生する。そして、これ等の電圧+V、−Vは金
属ワイヤ6を介してリードフレーム2の出力端子2aに
伝えられて外部に出力される。そして、各半導体圧力セ
ンサチップ5にて第1ガスG1と第2ガスG2との差圧
(P1ーP2)が検知されるとともに、第1ガスG1の圧
力P1が第2ガスG2の圧力P2より大きいことが検知さ
れる。
【0007】ここで、第1ガスG1と第2ガスG2の差
圧を2つの半導体圧力センサチップ5を使用して、2箇
所で同時に検出するのは半導体圧力センサチップ5の検
出値に信頼度を持たせるためである。すなわち、例えば
この半導体圧力センサチップ5を自動車に使用し、この
半導体圧力センサチップ5によって何らかの制御(例え
ば空燃比の制御)を行なう場合、1つの半導体圧力セン
サチップ5からの出力のみであれば、自動車の走行中の
振動等に起因してこの半導体圧力センサチップ5からの
出力に狂いが生じると、制御に支障をきたすこととな
る。このため、一部の半導体圧力センサチップ5からの
出力に狂いが生じても、全体の制御に影響を及ぼさない
よう、複数の半導体圧力センサチップ5を使用して同時
に複数箇所からの差圧信号を得るようにし、この半導体
圧力センサからの差圧信号に信頼度を持たせるようにし
ている。なお、第1検知室4Aと第2検知室4Bにおい
て第1ガスG1と第2ガスG2とを入れかえているのは
半導体圧力センサチップ5からの検出精度を上げるため
である。
圧を2つの半導体圧力センサチップ5を使用して、2箇
所で同時に検出するのは半導体圧力センサチップ5の検
出値に信頼度を持たせるためである。すなわち、例えば
この半導体圧力センサチップ5を自動車に使用し、この
半導体圧力センサチップ5によって何らかの制御(例え
ば空燃比の制御)を行なう場合、1つの半導体圧力セン
サチップ5からの出力のみであれば、自動車の走行中の
振動等に起因してこの半導体圧力センサチップ5からの
出力に狂いが生じると、制御に支障をきたすこととな
る。このため、一部の半導体圧力センサチップ5からの
出力に狂いが生じても、全体の制御に影響を及ぼさない
よう、複数の半導体圧力センサチップ5を使用して同時
に複数箇所からの差圧信号を得るようにし、この半導体
圧力センサからの差圧信号に信頼度を持たせるようにし
ている。なお、第1検知室4Aと第2検知室4Bにおい
て第1ガスG1と第2ガスG2とを入れかえているのは
半導体圧力センサチップ5からの検出精度を上げるため
である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の半導体圧力センサは基板1上等に2つの半導体圧力セ
ンサチップ5をそれぞれ組み付ける必要があるが、この
組み付け時の位置決め精度が互いの半導体圧力センサチ
ップ5で一致しにくいという問題があった。このため、
2つの半導体圧力センサの検出精度に差が生じてしま
い、各半導体圧力センサチップ5から出力される差圧信
号に差が生じてしまうという課題があった。また、この
半導体圧力センサの製作には2つの半導体圧力センサチ
ップ5を使用する必要があり、組み立てが複雑となり工
数を要してしまうという課題があった。
の半導体圧力センサは基板1上等に2つの半導体圧力セ
ンサチップ5をそれぞれ組み付ける必要があるが、この
組み付け時の位置決め精度が互いの半導体圧力センサチ
ップ5で一致しにくいという問題があった。このため、
2つの半導体圧力センサの検出精度に差が生じてしま
い、各半導体圧力センサチップ5から出力される差圧信
号に差が生じてしまうという課題があった。また、この
半導体圧力センサの製作には2つの半導体圧力センサチ
ップ5を使用する必要があり、組み立てが複雑となり工
数を要してしまうという課題があった。
【0009】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたもので、半導体圧力センサチップを使用し
て一度に複数の差圧が同一精度で容易に検知でき、かつ
製作も容易な半導体圧力センサを提供することを目的と
する。
めになされたもので、半導体圧力センサチップを使用し
て一度に複数の差圧が同一精度で容易に検知でき、かつ
製作も容易な半導体圧力センサを提供することを目的と
する。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明は、複数の密閉
された検知室内にそれぞれ第1の被検出体と第2の被検
出体とを導入し、各検知室内において半導体圧力センサ
チップにより第1の被検出体と第2の被検出体との差圧
をそれぞれ検知する半導体圧力センサにおいて、複数の
差圧検知部を有する1つの半導体圧力センサチップを、
各検知室間の仕切部を密閉した状態で、複数の検知室に
またがって配設し、各差圧検知部を各検知室内にそれぞ
れ位置決めしたことである。
された検知室内にそれぞれ第1の被検出体と第2の被検
出体とを導入し、各検知室内において半導体圧力センサ
チップにより第1の被検出体と第2の被検出体との差圧
をそれぞれ検知する半導体圧力センサにおいて、複数の
差圧検知部を有する1つの半導体圧力センサチップを、
各検知室間の仕切部を密閉した状態で、複数の検知室に
またがって配設し、各差圧検知部を各検知室内にそれぞ
れ位置決めしたことである。
【0011】
【作用】複数の差圧検知部を有する1つの半導体圧力セ
ンサチップを複数の検知室にまたがって配設し、その各
差圧検知部を密閉した各検知室内にそれぞれ位置決めし
ているため、この半導体圧力センサチップにより、各検
知室内に導入された第1の被検出体と第2の被検出体の
差圧を各検知室において同時に検出することができる。
この場合複数の検知室に対して1つの半導体圧力センサ
チップを取り付ければよいため、各検知室に位置決めさ
れる各差圧検知部の位置決め精度は容易に等しくでき
る。したがって、半導体圧力センサチップの各差圧検知
部から精度の等しい差圧信号を出力することができる。
ンサチップを複数の検知室にまたがって配設し、その各
差圧検知部を密閉した各検知室内にそれぞれ位置決めし
ているため、この半導体圧力センサチップにより、各検
知室内に導入された第1の被検出体と第2の被検出体の
差圧を各検知室において同時に検出することができる。
この場合複数の検知室に対して1つの半導体圧力センサ
チップを取り付ければよいため、各検知室に位置決めさ
れる各差圧検知部の位置決め精度は容易に等しくでき
る。したがって、半導体圧力センサチップの各差圧検知
部から精度の等しい差圧信号を出力することができる。
【0012】
【実施例】以下にこの発明の実施例を図について説明す
る。 実施例1.図1はこの発明の一実施例である半導体圧力
センサの断面図であり、図において、図3で示した従来
の半導体圧力センサと同一または相当部分には同一符号
を付しその説明を省略する。
る。 実施例1.図1はこの発明の一実施例である半導体圧力
センサの断面図であり、図において、図3で示した従来
の半導体圧力センサと同一または相当部分には同一符号
を付しその説明を省略する。
【0013】図において、11は2つの半導体圧力セン
サチップを合体して一体的に形成した半導体圧力センサ
チップである。この半導体圧力センサチップ11はその
両端部側に凹部11bと差圧検知部であるダイヤフラム
部11aとをそれぞれ有しており、基板1とカバー3等
から形成された第1検知室4Aと第2検知室4Bに各凹
部11bおよびダイヤフラム部11aを位置決めするよ
う第1および第2検知室4A、4Bにまたがった形で配
設されている。この場合、第1検知室4Aと第2検知室
4Bを分けるカバー3の仕切部3aには半導体圧力セン
サチップ11の配設用の切り欠き3bが設けられている
が、この仕切部3aの切り欠き3b下方の半導体圧力セ
ンサチップ11周りには接着剤B2が塗布され、この接
着剤B2を介して第1検知室4Aと第2検知室4Bとは
互いに密閉状態で仕切られている。
サチップを合体して一体的に形成した半導体圧力センサ
チップである。この半導体圧力センサチップ11はその
両端部側に凹部11bと差圧検知部であるダイヤフラム
部11aとをそれぞれ有しており、基板1とカバー3等
から形成された第1検知室4Aと第2検知室4Bに各凹
部11bおよびダイヤフラム部11aを位置決めするよ
う第1および第2検知室4A、4Bにまたがった形で配
設されている。この場合、第1検知室4Aと第2検知室
4Bを分けるカバー3の仕切部3aには半導体圧力セン
サチップ11の配設用の切り欠き3bが設けられている
が、この仕切部3aの切り欠き3b下方の半導体圧力セ
ンサチップ11周りには接着剤B2が塗布され、この接
着剤B2を介して第1検知室4Aと第2検知室4Bとは
互いに密閉状態で仕切られている。
【0014】また、半導体圧力センサチップ11は、そ
の第1検知室4A内の凹部11bが基板1に形成された
第1導入路7に臨むように位置決めされ、その第2検知
室4B内の凹部11bが基板1に形成された第2導入路
9に臨むように位置決めされていて、これ等の凹部11
bの周りに塗布された接着剤B2を介して基板1上のリ
ードフレーム2上に取り付けられている。この場合、こ
の接着剤B2は半導体圧力センサチップ11の下面とリ
ードフレーム2の上面間に隙間なく塗布されているた
め、第1および第2検知室4A,4Bはそれぞれ密閉状
態の内面側空間4aと外面側空間4bとに分けられてい
る。
の第1検知室4A内の凹部11bが基板1に形成された
第1導入路7に臨むように位置決めされ、その第2検知
室4B内の凹部11bが基板1に形成された第2導入路
9に臨むように位置決めされていて、これ等の凹部11
bの周りに塗布された接着剤B2を介して基板1上のリ
ードフレーム2上に取り付けられている。この場合、こ
の接着剤B2は半導体圧力センサチップ11の下面とリ
ードフレーム2の上面間に隙間なく塗布されているた
め、第1および第2検知室4A,4Bはそれぞれ密閉状
態の内面側空間4aと外面側空間4bとに分けられてい
る。
【0015】なお、基板1内の第1分岐路8は第2検知
室4B内の半導体圧力センサチップ11の下面側の外面
側空間4bに連通する位置に開口しており、基板1内の
第2分岐路10は第1検知室4A内の半導体圧力センサ
チップ11の下面側の外面側空間4bに連通する位置に
開口している。
室4B内の半導体圧力センサチップ11の下面側の外面
側空間4bに連通する位置に開口しており、基板1内の
第2分岐路10は第1検知室4A内の半導体圧力センサ
チップ11の下面側の外面側空間4bに連通する位置に
開口している。
【0016】つぎにこの半導体圧力センサの動作を説明
する。第1導入路7に導入された第1ガスG1は第1検
知室4Aの内面側空間4aおよび第2検知室4Bの外面
側空間4bに達し、第2導入路9に導入された第2ガス
G2は第2検知室4Bの内面側空間4aおよび第1検知
室4Aの外面側空間4bにそれぞれ達する。そして、第
1ガスG1の圧力P1が第2ガスG2の圧力P2より大き
いため、半導体圧力センサチップ11の第1検知室4A
内のダイヤフラム部11aは上方に凸状に膨らみ、第2
検知室4B内のダイヤフラム部11aは下方に凸状に膨
らんで、それぞれ差圧(P1ーP2)に対応した電圧V
(差圧信号)と差圧(P2ーP1)に対応した電圧−V
(差圧信号)を金属ワイヤ6を介してリードフレーム2
の出力端子2a側に出力する。
する。第1導入路7に導入された第1ガスG1は第1検
知室4Aの内面側空間4aおよび第2検知室4Bの外面
側空間4bに達し、第2導入路9に導入された第2ガス
G2は第2検知室4Bの内面側空間4aおよび第1検知
室4Aの外面側空間4bにそれぞれ達する。そして、第
1ガスG1の圧力P1が第2ガスG2の圧力P2より大き
いため、半導体圧力センサチップ11の第1検知室4A
内のダイヤフラム部11aは上方に凸状に膨らみ、第2
検知室4B内のダイヤフラム部11aは下方に凸状に膨
らんで、それぞれ差圧(P1ーP2)に対応した電圧V
(差圧信号)と差圧(P2ーP1)に対応した電圧−V
(差圧信号)を金属ワイヤ6を介してリードフレーム2
の出力端子2a側に出力する。
【0017】ここで、この半導体圧力センサには1個の
半導体圧力センサチップ11しか使用されておらず取り
付けが容易であるため、その2つのダイヤフラム部11
aがそれぞれ第1検知室4Aおよび第2検知室4Bに等
しい精度で容易に位置決めされる。したがって、この半
導体圧力センサでは第1ガスG1と第2ガスG2の差圧
を各ダイヤフラム部11aにて等しい精度で検知でき、
精度の等しい2つの差圧信号を他装置に容易に出力する
ことができて、その信号の信頼度を高く維持することが
できる。また、この半導体圧力センサを製作する場合、
半導体圧力センサチップ11を1個だけ基板1等に組み
付ければよいため、その製作も少い工数で簡単になされ
る。
半導体圧力センサチップ11しか使用されておらず取り
付けが容易であるため、その2つのダイヤフラム部11
aがそれぞれ第1検知室4Aおよび第2検知室4Bに等
しい精度で容易に位置決めされる。したがって、この半
導体圧力センサでは第1ガスG1と第2ガスG2の差圧
を各ダイヤフラム部11aにて等しい精度で検知でき、
精度の等しい2つの差圧信号を他装置に容易に出力する
ことができて、その信号の信頼度を高く維持することが
できる。また、この半導体圧力センサを製作する場合、
半導体圧力センサチップ11を1個だけ基板1等に組み
付ければよいため、その製作も少い工数で簡単になされ
る。
【0018】なお、上記実施例1では1つの半導体圧力
センサチップ11に2つのダイヤフラム部11aを設け
た場合について説明したが、1つの半導体圧力センサチ
ップ11に3つ以上のダイヤフラム部11aを設け、こ
れに対応して検知室4の数も3つ以上設けて、同時に3
箇所以上で差圧を検出できるようにしてもよい。
センサチップ11に2つのダイヤフラム部11aを設け
た場合について説明したが、1つの半導体圧力センサチ
ップ11に3つ以上のダイヤフラム部11aを設け、こ
れに対応して検知室4の数も3つ以上設けて、同時に3
箇所以上で差圧を検出できるようにしてもよい。
【0019】実施例2.図2はこの発明の他の実施例に
係る半導体圧力センサの断面図であり、図において、1
2は半導体圧力センサチップ11のカバー3の仕切部3
a下方に設けられた取り付け溝であり、カバー3の仕切
部3aがこの取り付け溝12内に挿入され、接着剤B1
を介してこの仕切部3aの下端と半導体圧力センサチッ
プ11の上面とが接合されている。この取り付け溝12
はウェハー製造工程におけるハーフエッチングやウェハ
ーのダイシング工程におけるハーフカットにより、この
半導体圧力センサチップ11に容易に設けることができ
る。なお、他の構成は実施例1の半導体圧力センサと同
一である。
係る半導体圧力センサの断面図であり、図において、1
2は半導体圧力センサチップ11のカバー3の仕切部3
a下方に設けられた取り付け溝であり、カバー3の仕切
部3aがこの取り付け溝12内に挿入され、接着剤B1
を介してこの仕切部3aの下端と半導体圧力センサチッ
プ11の上面とが接合されている。この取り付け溝12
はウェハー製造工程におけるハーフエッチングやウェハ
ーのダイシング工程におけるハーフカットにより、この
半導体圧力センサチップ11に容易に設けることができ
る。なお、他の構成は実施例1の半導体圧力センサと同
一である。
【0020】以上のように、半導体圧力センサチップ1
1の上面に取り付け溝12を設けることにより、カバー
3の仕切部3aと半導体圧力センサチップ11とを接合
するにあたり、接着剤B1がダイヤフラム部11a側へ
流れ出すのを防止できるとともに、接着剤B1をこの取
り付け溝12内に保持できるため、カバー3の仕切部3
aと半導体圧力センサチップ11の接合強度を上げるこ
とができる。
1の上面に取り付け溝12を設けることにより、カバー
3の仕切部3aと半導体圧力センサチップ11とを接合
するにあたり、接着剤B1がダイヤフラム部11a側へ
流れ出すのを防止できるとともに、接着剤B1をこの取
り付け溝12内に保持できるため、カバー3の仕切部3
aと半導体圧力センサチップ11の接合強度を上げるこ
とができる。
【0021】
【発明の効果】以上の説明で明らかなようにこの発明に
よれば、複数の密閉された検知室内にそれぞれ第1の被
検出体と第2の被検出体とを導入し、各検知室内におい
て半導体圧力センサチップにより第1の被検出体と第2
の被検出体との差圧をそれぞれ検知する半導体圧力セン
サにおいて、複数の差圧検知部を有する1つの半導体圧
力センサチップを、各検知室間の仕切部を密閉した状態
で、複数の検知室にまたがって配設し、各差圧検知部を
各検知室内にそれぞれ位置決めしたので、半導体圧力セ
ンサチップの各差圧検知部を各検知室内に同一精度で位
置決めでき、一度に複数の差圧を同一精度で容易に検知
することができる。また、半導体圧力センサチップを1
つしか取り付ける必要がないため、半導体圧力センサチ
ップの製作も容易になされる。
よれば、複数の密閉された検知室内にそれぞれ第1の被
検出体と第2の被検出体とを導入し、各検知室内におい
て半導体圧力センサチップにより第1の被検出体と第2
の被検出体との差圧をそれぞれ検知する半導体圧力セン
サにおいて、複数の差圧検知部を有する1つの半導体圧
力センサチップを、各検知室間の仕切部を密閉した状態
で、複数の検知室にまたがって配設し、各差圧検知部を
各検知室内にそれぞれ位置決めしたので、半導体圧力セ
ンサチップの各差圧検知部を各検知室内に同一精度で位
置決めでき、一度に複数の差圧を同一精度で容易に検知
することができる。また、半導体圧力センサチップを1
つしか取り付ける必要がないため、半導体圧力センサチ
ップの製作も容易になされる。
【図1】この発明の実施例1に係る半導体圧力センサの
断面図である。
断面図である。
【図2】この発明の実施例2に係る半導体圧力センサの
断面図である。
断面図である。
【図3】従来の半導体圧力センサの断面図である。
3a 仕切部 4 検知室 4A 第1検知室(検知室) 4B 第2検知室(検知室) 11 半導体圧力センサチップ 11a ダイヤフラム部(差圧検知部) G1 第1のガス(第1の被検出体) G2 第2のガス(第2の被検出体)
Claims (1)
- 【請求項1】 複数の密閉された検知室内にそれぞれ第
1の被検出体と第2の被検出体とを導入し、前記各検知
室内において半導体圧力センサチップにより前記第1の
被検出体と前記第2の被検出体との差圧をそれぞれ検知
する半導体圧力センサにおいて、複数の差圧検知部を有
する1つの半導体圧力センサチップを、前記各検知室間
の仕切部を密閉した状態で、前記複数の検知室にまたが
って配設し、前記各差圧検知部を前記各検知室内にそれ
ぞれ位置決めしたことを特徴とする半導体圧力センサ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30249992A JPH06148018A (ja) | 1992-11-12 | 1992-11-12 | 半導体圧力センサ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30249992A JPH06148018A (ja) | 1992-11-12 | 1992-11-12 | 半導体圧力センサ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06148018A true JPH06148018A (ja) | 1994-05-27 |
Family
ID=17909701
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP30249992A Pending JPH06148018A (ja) | 1992-11-12 | 1992-11-12 | 半導体圧力センサ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06148018A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN111707405A (zh) * | 2020-08-19 | 2020-09-25 | 歌尔光学科技有限公司 | 测试装置 |
| CN113432782A (zh) * | 2021-07-16 | 2021-09-24 | 刘伟 | 一种固定待检测压差传感器的模具装置 |
| CN116222873A (zh) * | 2022-12-20 | 2023-06-06 | 松诺盟科技有限公司 | 一种差压传感器 |
-
1992
- 1992-11-12 JP JP30249992A patent/JPH06148018A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN111707405A (zh) * | 2020-08-19 | 2020-09-25 | 歌尔光学科技有限公司 | 测试装置 |
| CN113432782A (zh) * | 2021-07-16 | 2021-09-24 | 刘伟 | 一种固定待检测压差传感器的模具装置 |
| CN116222873A (zh) * | 2022-12-20 | 2023-06-06 | 松诺盟科技有限公司 | 一种差压传感器 |
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