JPH06148242A - Yig同調ミキサ回路 - Google Patents
Yig同調ミキサ回路Info
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- JPH06148242A JPH06148242A JP20717593A JP20717593A JPH06148242A JP H06148242 A JPH06148242 A JP H06148242A JP 20717593 A JP20717593 A JP 20717593A JP 20717593 A JP20717593 A JP 20717593A JP H06148242 A JPH06148242 A JP H06148242A
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03D—DEMODULATION OR TRANSFERENCE OF MODULATION FROM ONE CARRIER TO ANOTHER
- H03D7/00—Transference of modulation from one carrier to another, e.g. frequency-changing
- H03D7/14—Balanced arrangements
- H03D7/1408—Balanced arrangements with diodes
-
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- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
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- H03D9/00—Demodulation or transference of modulation of modulated electromagnetic waves
- H03D9/06—Transference of modulation using distributed inductance and capacitance
- H03D9/0608—Transference of modulation using distributed inductance and capacitance by means of diodes
-
- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03J—TUNING RESONANT CIRCUITS; SELECTING RESONANT CIRCUITS
- H03J3/00—Continuous tuning
- H03J3/02—Details
- H03J3/16—Tuning without displacement of reactive element, e.g. by varying permeability
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Electromagnetism (AREA)
- Control Of Motors That Do Not Use Commutators (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】高感度のスペクトラムアナライザを提供するた
めのルーティングYIG同調ミキサを提供する。 【構成】本発明の一実施例によれば、影像向上二重平衡
ミキサと共に集積化されたルーティングYIG同調共振
器フィルタが提供される。YIG同調共振器フィルタ
は、高調波混合されるフロントエンドにおいて高レベル
のダイナミックレンジを提供するため、低損失で基本波
または高調波混合される影像向上二重平衡ミキサと共に
集積化された、4つの球形YIG同調プリセレクタであ
るのが望ましい。二重PINダイオードスイッチと結合
したプリセレクタの入力共振器は、低周波入力信号を低
帯域ミキサに切り替える。高周波入力信号に関しては、
GaAsモノリシック・ダイオード・ブリッジ集積回路
を組み込んだ4つの球形YIG同調プリセレクタが影像
向上二重平衡ミキサと結合される。
めのルーティングYIG同調ミキサを提供する。 【構成】本発明の一実施例によれば、影像向上二重平衡
ミキサと共に集積化されたルーティングYIG同調共振
器フィルタが提供される。YIG同調共振器フィルタ
は、高調波混合されるフロントエンドにおいて高レベル
のダイナミックレンジを提供するため、低損失で基本波
または高調波混合される影像向上二重平衡ミキサと共に
集積化された、4つの球形YIG同調プリセレクタであ
るのが望ましい。二重PINダイオードスイッチと結合
したプリセレクタの入力共振器は、低周波入力信号を低
帯域ミキサに切り替える。高周波入力信号に関しては、
GaAsモノリシック・ダイオード・ブリッジ集積回路
を組み込んだ4つの球形YIG同調プリセレクタが影像
向上二重平衡ミキサと結合される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電気信号を検出しまた
は測定する電子測定器に関し、更に詳細に述べれば、電
気信号の周波数スペクトル、たとえば、DCから無線周波
数(RF)まで、を検出しまたは測定する電子測定器に関す
る。特に、本発明の一実施例は、スペクトラムアナライ
ザとして知られている電子測定器に使用するのに特に適
応し得るルーティング(routing) ・イットリウム鉄ガー
ネット(YIG)同調ミキサを提供する。このようなミキサ
は、奇数高調波ミキサまたは偶数高調波ミキサとするこ
とができるが、スイッチ奇数または偶数高調波ミキサで
あることが望ましいが、少なくとも一つの他のYIG同調
共振器と組合わせてルーティングYIG同調共振器フィル
タおよびミキサを形成することもできる。
は測定する電子測定器に関し、更に詳細に述べれば、電
気信号の周波数スペクトル、たとえば、DCから無線周波
数(RF)まで、を検出しまたは測定する電子測定器に関す
る。特に、本発明の一実施例は、スペクトラムアナライ
ザとして知られている電子測定器に使用するのに特に適
応し得るルーティング(routing) ・イットリウム鉄ガー
ネット(YIG)同調ミキサを提供する。このようなミキサ
は、奇数高調波ミキサまたは偶数高調波ミキサとするこ
とができるが、スイッチ奇数または偶数高調波ミキサで
あることが望ましいが、少なくとも一つの他のYIG同調
共振器と組合わせてルーティングYIG同調共振器フィル
タおよびミキサを形成することもできる。
【0002】
【従来の技術】一般に、スペクトラムアナライザは電気
入力信号の電力および変調の特性を所定の周波数帯域に
わたり表示する走査受信機である。広い周波数範囲、た
とえば、0から26.5GHzまで、を包含するには、入力信
号を低周波部分と高周波部分とに分割するのが望まし
い。本発明の一局面は入力信号を、入力信号の周波数に
応じて、スペクトラムアナライザの低周波信号処理部と
高周波信号処理部との間で有効にルートを割当てること
に関連している。
入力信号の電力および変調の特性を所定の周波数帯域に
わたり表示する走査受信機である。広い周波数範囲、た
とえば、0から26.5GHzまで、を包含するには、入力信
号を低周波部分と高周波部分とに分割するのが望まし
い。本発明の一局面は入力信号を、入力信号の周波数に
応じて、スペクトラムアナライザの低周波信号処理部と
高周波信号処理部との間で有効にルートを割当てること
に関連している。
【0003】この点に関して、図1は通常のスペクトラ
ムアナライザの最初の信号処理回路、すなわち「フロン
トエンド」、を図解するブロック図を示す。最初、スペ
クトラムアナライザの入力11に加えられるすべての入力
信号、たとえば0から26.5GHzまでの周波数範囲の信号
はステップ減衰器12を通過して機械的マイクロ波リレー
スイッチ13に導かれ、このリレースイッチ13は入力信号
を線路14により低周波信号処理部にまたは線路15により
高周波信号処理部に選択的に送る。残念ながら、機械的
マイクロ波リレースイッチは低速で、はげしい使用のも
とでは磨滅する。
ムアナライザの最初の信号処理回路、すなわち「フロン
トエンド」、を図解するブロック図を示す。最初、スペ
クトラムアナライザの入力11に加えられるすべての入力
信号、たとえば0から26.5GHzまでの周波数範囲の信号
はステップ減衰器12を通過して機械的マイクロ波リレー
スイッチ13に導かれ、このリレースイッチ13は入力信号
を線路14により低周波信号処理部にまたは線路15により
高周波信号処理部に選択的に送る。残念ながら、機械的
マイクロ波リレースイッチは低速で、はげしい使用のも
とでは磨滅する。
【0004】他方、低周波入力信号、たとえば、2.9GHz
より低い入力信号はスペクトラムアナライザの低周波信
号処理部に加えられる。0から2.9GHzまでの入力信号
は、低域フィルタ17、掃引YIG同調局部発振器(LO)18、
ミキサ19、および帯域通過フィルタ20、から構成される
第1の変換器16に切替えられる。変換器16は低周波入力
信号を、スペクトラムアナライザの低周波分析回路(図
示せず)に加えられる一定の中間周波(IF)出力信号にア
ップコンバートする。他方、高周波信号、たとえば、2.
7から26.5GHzまでの間の周波数のRF(マイクロ波)入力
信号、はチューナブル帯域通過フィルタ21を通過する。
通過したRF入力信号は次に高調波ミキサ22によりダウン
コンバートされる。高調波ミキサ22はRF入力信号を局部
発振器(LO)23が発生した信号、またはLOからの信号の高
調波と混合してスペクトラムアナライザの高周波分析回
路(図示せず)により更に処理するに適する周波数の所
定のIF出力信号を発生する。
より低い入力信号はスペクトラムアナライザの低周波信
号処理部に加えられる。0から2.9GHzまでの入力信号
は、低域フィルタ17、掃引YIG同調局部発振器(LO)18、
ミキサ19、および帯域通過フィルタ20、から構成される
第1の変換器16に切替えられる。変換器16は低周波入力
信号を、スペクトラムアナライザの低周波分析回路(図
示せず)に加えられる一定の中間周波(IF)出力信号にア
ップコンバートする。他方、高周波信号、たとえば、2.
7から26.5GHzまでの間の周波数のRF(マイクロ波)入力
信号、はチューナブル帯域通過フィルタ21を通過する。
通過したRF入力信号は次に高調波ミキサ22によりダウン
コンバートされる。高調波ミキサ22はRF入力信号を局部
発振器(LO)23が発生した信号、またはLOからの信号の高
調波と混合してスペクトラムアナライザの高周波分析回
路(図示せず)により更に処理するに適する周波数の所
定のIF出力信号を発生する。
【0005】スペクトル分析測定はLO信号周波数を、所
定のIF周波数を監視しながら、注目する周波数範囲にわ
たり掃引することにより高周波RF入力信号について行わ
れる。図2のグラフは図1に示す高調波ミキサ22による
ダウンコンバートの結果を示し、LO、RFおよび所定のIF
の各周波数間の関係を明示している。図2において、縦
軸は信号の電力を表し、横軸は信号の周波数を表す。所
定のIF信号25の周波数はLO信号(または高調波)27とRF
入力信号29との間の差に等しいので、RF入力信号は、LO
信号の周波数より低い、fRF=(n)fLO−fIFの設定IF周波
数を監視することにより測定される。しかし、LO信号の
周波数より高い、fRF'=(n)fLO+fIFの影像RF信号は監
視されるIF周波数の信号をも発生する。このあいまいさ
を解決するため、図1に示すチューナブル帯域通過フィ
ルタ21が、図2に現れる破線の曲線31で示すように、f
RFを含む周波数範囲にわたりチューナブル帯域通過フィ
ルタとして動作し、それによりfRF'の影像信号33をすべ
て減衰させる。それ故、図1に示すチューナブル帯域通
過フィルタ21の通過帯域は、通過帯域の中心周波数がLO
周波数(または高調波)よりIF信号周波数だけ離れた状
態で、掃引LO信号に追従しなければならない。
定のIF周波数を監視しながら、注目する周波数範囲にわ
たり掃引することにより高周波RF入力信号について行わ
れる。図2のグラフは図1に示す高調波ミキサ22による
ダウンコンバートの結果を示し、LO、RFおよび所定のIF
の各周波数間の関係を明示している。図2において、縦
軸は信号の電力を表し、横軸は信号の周波数を表す。所
定のIF信号25の周波数はLO信号(または高調波)27とRF
入力信号29との間の差に等しいので、RF入力信号は、LO
信号の周波数より低い、fRF=(n)fLO−fIFの設定IF周波
数を監視することにより測定される。しかし、LO信号の
周波数より高い、fRF'=(n)fLO+fIFの影像RF信号は監
視されるIF周波数の信号をも発生する。このあいまいさ
を解決するため、図1に示すチューナブル帯域通過フィ
ルタ21が、図2に現れる破線の曲線31で示すように、f
RFを含む周波数範囲にわたりチューナブル帯域通過フィ
ルタとして動作し、それによりfRF'の影像信号33をすべ
て減衰させる。それ故、図1に示すチューナブル帯域通
過フィルタ21の通過帯域は、通過帯域の中心周波数がLO
周波数(または高調波)よりIF信号周波数だけ離れた状
態で、掃引LO信号に追従しなければならない。
【0006】図1に示すチューナブル帯域通過フィルタ
21は二つの直交半ループ導体の間にYIG球の中心をルー
プ軸の交点に置いて吊されたYIG球から成るYIG同調共振
器フィルタ、またはプリセレクタとすることができる。
YIG球が磁化されていないときは、RF入力信号とフェラ
イト(YIG)球との間に相互作用が存在せず、ループは互
いに垂直であるから、RF入力信号は半ループ間に伝えら
れない。しかし、半ループに垂直な軸に沿って外部から
加えられたDC磁界が存在すれば、YIG球内の双極子がDC
磁界と整列し、YIG球内に強い正味の磁化、M、を生ず
る。それ故入力半ループに加えられるRF入力信号は外部
から加えられたDC磁界に垂直な交番RF磁界を生じ、YIG
内の双極子にRF入力信号の周波数でDC磁界の周りを歳差
運動させる。歳差運動の周波数は、RF入力信号の周波数
が球形YIG共振器の双極子共振周波数に等しいか非常に
近ければ、RF入力信号の周波数に等しい。球形YIG共振
器の共振周波数は、 fr=γ(Ho±Ha) である。ここでHoはエルステッドで表した外部印加DC磁
界の強さであり、HaはYIG材料内部の内部非等方性界
(エルステッドで表す)であり、γは磁気回転比(2.8M
Hz/エルステッド)である。
21は二つの直交半ループ導体の間にYIG球の中心をルー
プ軸の交点に置いて吊されたYIG球から成るYIG同調共振
器フィルタ、またはプリセレクタとすることができる。
YIG球が磁化されていないときは、RF入力信号とフェラ
イト(YIG)球との間に相互作用が存在せず、ループは互
いに垂直であるから、RF入力信号は半ループ間に伝えら
れない。しかし、半ループに垂直な軸に沿って外部から
加えられたDC磁界が存在すれば、YIG球内の双極子がDC
磁界と整列し、YIG球内に強い正味の磁化、M、を生ず
る。それ故入力半ループに加えられるRF入力信号は外部
から加えられたDC磁界に垂直な交番RF磁界を生じ、YIG
内の双極子にRF入力信号の周波数でDC磁界の周りを歳差
運動させる。歳差運動の周波数は、RF入力信号の周波数
が球形YIG共振器の双極子共振周波数に等しいか非常に
近ければ、RF入力信号の周波数に等しい。球形YIG共振
器の共振周波数は、 fr=γ(Ho±Ha) である。ここでHoはエルステッドで表した外部印加DC磁
界の強さであり、HaはYIG材料内部の内部非等方性界
(エルステッドで表す)であり、γは磁気回転比(2.8M
Hz/エルステッド)である。
【0007】frのまたはfrに近いRF入力信号が入力半ル
ープに加えられれば、YIG材料は、歳差双極子が円偏波
磁界を生ずるように、共磁性共鳴を示し、外部から加え
られたDC磁界に垂直な平面内を、RF入力信号の周波数で
回転する。この回転磁界は、共振周波数frでRF入力信号
から90度位相がずれている出力半ループ内のRF信号を含
む出力半ループに結合する。YIG同調共振器フィルタは
それ故ジャイレータとして動作する。YIG同調共振器フ
ィルタによる一方向の位相ずれは他の方向の位相ずれと
は180だけ異なる。フィルタ機能は、双極子の共振周波
数から少量以上離れているRF入力信号はYIG球と結合し
ないので達成される。共振帯域幅をかなり狭くすること
ができるので、YIG共振器は、外部から加えるDC磁界の
強さを変えることにより同調させることができる、RF周
波数での非常に選択的な帯域通過フィルタを備えてい
る。YIG同調共振器フィルタの典型的な負荷Q値は100か
ら400までの範囲にある。
ープに加えられれば、YIG材料は、歳差双極子が円偏波
磁界を生ずるように、共磁性共鳴を示し、外部から加え
られたDC磁界に垂直な平面内を、RF入力信号の周波数で
回転する。この回転磁界は、共振周波数frでRF入力信号
から90度位相がずれている出力半ループ内のRF信号を含
む出力半ループに結合する。YIG同調共振器フィルタは
それ故ジャイレータとして動作する。YIG同調共振器フ
ィルタによる一方向の位相ずれは他の方向の位相ずれと
は180だけ異なる。フィルタ機能は、双極子の共振周波
数から少量以上離れているRF入力信号はYIG球と結合し
ないので達成される。共振帯域幅をかなり狭くすること
ができるので、YIG共振器は、外部から加えるDC磁界の
強さを変えることにより同調させることができる、RF周
波数での非常に選択的な帯域通過フィルタを備えてい
る。YIG同調共振器フィルタの典型的な負荷Q値は100か
ら400までの範囲にある。
【0008】しかしながら、図1に示す従来技術の回路
には幾つかの短所がある。2.7から26.5GHzまでの範囲の
周波数のRF入力信号はプリセレクタとして使用される広
帯域YIG同調共振器フィルタ21に切替えられている。濾
波された信号は高調波ミキサ22に加えられ、ここで掃引
YIG同調局部発振器(LO)23の基本波または高調波と混合
されて所定のIF出力信号を発生する。この方法には、マ
イクロ波高調波ミキサが非能率であり、このためマイク
ロ波スペクトラムアナライザの感度が、特に高周波の高
い高調波と混合するとき、劇的に減少するという欠点が
ある。感度低下の問題を克服するのに基本波混合が用い
られている。これは広帯域LO(すなわち、5から26.5GH
z)を用いて、または狭帯域LO(すなわち、3から6.8GH
z)からの信号の周波数を逓倍して高調波ミキサ22のた
めの広帯域LO源を作ることにより達成される。これらの
方法は性能上の長所を示すが、実施するには高価であ
る。
には幾つかの短所がある。2.7から26.5GHzまでの範囲の
周波数のRF入力信号はプリセレクタとして使用される広
帯域YIG同調共振器フィルタ21に切替えられている。濾
波された信号は高調波ミキサ22に加えられ、ここで掃引
YIG同調局部発振器(LO)23の基本波または高調波と混合
されて所定のIF出力信号を発生する。この方法には、マ
イクロ波高調波ミキサが非能率であり、このためマイク
ロ波スペクトラムアナライザの感度が、特に高周波の高
い高調波と混合するとき、劇的に減少するという欠点が
ある。感度低下の問題を克服するのに基本波混合が用い
られている。これは広帯域LO(すなわち、5から26.5GH
z)を用いて、または狭帯域LO(すなわち、3から6.8GH
z)からの信号の周波数を逓倍して高調波ミキサ22のた
めの広帯域LO源を作ることにより達成される。これらの
方法は性能上の長所を示すが、実施するには高価であ
る。
【0009】他に、一つの既知の集積高調波ミキサ22の
概要図を図1Aに示す。このミキサは第1の端がYIG同調
共振器の出力結合ループに接続されている一つのダイオ
ードDを備えている。ダイオードの他端は、その他方の
端がLO信号結合器に接続されている伝送線TLの一方の端
に接続されている。狭帯域、たとえば、3から6.8GHz、
のLO信号はLO信号結合器を経て伝送線TLに結合されてい
る。RF、LO、およびIFの各信号は隔離されていない。R
F、LO、およびIFの各電流はすべて伝送線TLを通って流
れる。高調波混合はダイオードDを抵抗器Rを通してバ
イアスすることにより行われる。下記の欠点が明らかで
ある。
概要図を図1Aに示す。このミキサは第1の端がYIG同調
共振器の出力結合ループに接続されている一つのダイオ
ードDを備えている。ダイオードの他端は、その他方の
端がLO信号結合器に接続されている伝送線TLの一方の端
に接続されている。狭帯域、たとえば、3から6.8GHz、
のLO信号はLO信号結合器を経て伝送線TLに結合されてい
る。RF、LO、およびIFの各信号は隔離されていない。R
F、LO、およびIFの各電流はすべて伝送線TLを通って流
れる。高調波混合はダイオードDを抵抗器Rを通してバ
イアスすることにより行われる。下記の欠点が明らかで
ある。
【0010】LO信号、RF信号、影像、および倍数(multi
ple)の混合結果信号はすべて伝送線TLを通して流れなけ
ればならず、AC負荷で終わっている。高次の混合信号が
ミキサに逆反射されて更に混合されるという影像増強は
行われない。また、AC負荷はミキサの応答を注目してい
る周波数範囲を通じて平らに維持する広帯域負荷でなけ
ればならない。更に、高調波混合はダイオードDをバイ
アスすることにより行われる。この組のミキサ(異なる
高調波に対して一つのダイオードがバイアスされてい
る)は効率が良くない。
ple)の混合結果信号はすべて伝送線TLを通して流れなけ
ればならず、AC負荷で終わっている。高次の混合信号が
ミキサに逆反射されて更に混合されるという影像増強は
行われない。また、AC負荷はミキサの応答を注目してい
る周波数範囲を通じて平らに維持する広帯域負荷でなけ
ればならない。更に、高調波混合はダイオードDをバイ
アスすることにより行われる。この組のミキサ(異なる
高調波に対して一つのダイオードがバイアスされてい
る)は効率が良くない。
【0011】他の既知の高調波ミキサ22の概要図を図1B
に示す。このミキサは米国特許第4,817,200号に記載さ
れているような単一平衡基本波奇数次高調波ミキサであ
る。LO信号およびRF信号は完全出力結合ループのバラン
作用により分離される。このミキサは周波数fIF=(2n+
1)fLO±fRFのIF信号がポート1およびポート2を通って
流れる奇数高調波ミキサである。LO信号およびRF信号は
絶縁され、図1Aに示すミキサによる単一ダイオード混合
の場合に必要な広帯域マイクロ波負荷の必要性は排除さ
れている。しかし、IF信号はインダクタLおよびコンデ
ンサCを用いてポート1およびポート2を通してLO信号
から二重通信可能にされなければならない。インダクタ
Lは周波数fIF=(2n+1)fLO−fRFのIF信号の戻り径路で
あるが、周波数fIF=(2n+1)fLO+fRFの混合信号はポー
ト1を通してLO源インピーダンスに流れる。それ故、周
波数(2n+1)fLO+fRF(n=0は影像周波数)の混合信号
は、ポートを通して伝達され、LOの信号源負荷で終わら
なければならない。影像および倍数混合信号の向上は達
成されない。
に示す。このミキサは米国特許第4,817,200号に記載さ
れているような単一平衡基本波奇数次高調波ミキサであ
る。LO信号およびRF信号は完全出力結合ループのバラン
作用により分離される。このミキサは周波数fIF=(2n+
1)fLO±fRFのIF信号がポート1およびポート2を通って
流れる奇数高調波ミキサである。LO信号およびRF信号は
絶縁され、図1Aに示すミキサによる単一ダイオード混合
の場合に必要な広帯域マイクロ波負荷の必要性は排除さ
れている。しかし、IF信号はインダクタLおよびコンデ
ンサCを用いてポート1およびポート2を通してLO信号
から二重通信可能にされなければならない。インダクタ
Lは周波数fIF=(2n+1)fLO−fRFのIF信号の戻り径路で
あるが、周波数fIF=(2n+1)fLO+fRFの混合信号はポー
ト1を通してLO源インピーダンスに流れる。それ故、周
波数(2n+1)fLO+fRF(n=0は影像周波数)の混合信号
は、ポートを通して伝達され、LOの信号源負荷で終わら
なければならない。影像および倍数混合信号の向上は達
成されない。
【0012】
【発明の目的】本発明は、高感度のスペクトラムアナラ
イザを提供するための広帯域ルーティングYIG同調共振
器ミキサおよびフィルタを提供することを目的とする。
イザを提供するための広帯域ルーティングYIG同調共振
器ミキサおよびフィルタを提供することを目的とする。
【0013】
【発明の概要】本発明の一実施例は広帯域ルーティング
YIG同調共振器ミキサおよびフィルタを提供するが、こ
こでは低周波信号が低周波出力に、高周波信号が四つの
YIG同調共振器に好適に送られ、混合されてチューナブ
ル帯域通過フィルタおよび影像向上二重平衡ミキサを構
成する。電磁石は共振器の共振周波数を調節する四つの
YIG共振器を通じて一様であるDC磁界を発生する。第1
のYIG共振器はフィルタの第1段として働き、二つのPIN
ダイオードから成るルーティング回路と協同して、入力
信号を低周波出力にまたはフィルタおよびミキサの後続
段に送る。第2のYIG共振器はフィルタの第2段として
働く。第3のYIG共振器はフィルタの第3段として働
く。第4のYIG共振器はフィルタの第4段として働く他
に、ミキサをバイアスする必要なしに奇数または偶数の
および好適にはスイッチ奇数または偶数の高調波混合が
可能な影像向上二重平衡ミキサとしても働く。ミキサは
RF入力信号を掃引局部発振器(LO)信号の基本波または高
調波と混合してIF出力にIF出力信号を発生する。
YIG同調共振器ミキサおよびフィルタを提供するが、こ
こでは低周波信号が低周波出力に、高周波信号が四つの
YIG同調共振器に好適に送られ、混合されてチューナブ
ル帯域通過フィルタおよび影像向上二重平衡ミキサを構
成する。電磁石は共振器の共振周波数を調節する四つの
YIG共振器を通じて一様であるDC磁界を発生する。第1
のYIG共振器はフィルタの第1段として働き、二つのPIN
ダイオードから成るルーティング回路と協同して、入力
信号を低周波出力にまたはフィルタおよびミキサの後続
段に送る。第2のYIG共振器はフィルタの第2段として
働く。第3のYIG共振器はフィルタの第3段として働
く。第4のYIG共振器はフィルタの第4段として働く他
に、ミキサをバイアスする必要なしに奇数または偶数の
および好適にはスイッチ奇数または偶数の高調波混合が
可能な影像向上二重平衡ミキサとしても働く。ミキサは
RF入力信号を掃引局部発振器(LO)信号の基本波または高
調波と混合してIF出力にIF出力信号を発生する。
【0014】
【実施例】本発明による、全般に数字100で示してあ
る、ルーティングYIG同調共振器フィルタおよびミキサ
回路の好適実施例のブロック図を図3に示す。ルーティ
ングYIG同調共振器フィルタおよびミキサ回路100は二重
平衡影像向上YIG同調ミキサと共に集積された電子的に
切替えられるYIG同調共振器を備えて、機械的スイッチ
ングの速度および信頼性の問題を克服し、スペクトラム
アナライザの感度を増大させている。ルーティングYIG
同調共振器フィルタおよびミキサ回路100はダイオード
ブリッジミキサ回路形態を組込み、高レベルの集積を好
適に採用している。ルーティングYIG同調共振器フィル
タおよびミキサ回路100は、たとえば、高性能可搬スペ
クトラムアナライザに組込むことができる。
る、ルーティングYIG同調共振器フィルタおよびミキサ
回路の好適実施例のブロック図を図3に示す。ルーティ
ングYIG同調共振器フィルタおよびミキサ回路100は二重
平衡影像向上YIG同調ミキサと共に集積された電子的に
切替えられるYIG同調共振器を備えて、機械的スイッチ
ングの速度および信頼性の問題を克服し、スペクトラム
アナライザの感度を増大させている。ルーティングYIG
同調共振器フィルタおよびミキサ回路100はダイオード
ブリッジミキサ回路形態を組込み、高レベルの集積を好
適に採用している。ルーティングYIG同調共振器フィル
タおよびミキサ回路100は、たとえば、高性能可搬スペ
クトラムアナライザに組込むことができる。
【0015】図3に示すように、ルーティングYIG同調
共振器フィルタおよびミキサ回路100はルーティング回
路102および二つのPINダイオードマイクロ波集積回路(M
IC)と組合わされた入力球が従来の機械的マイクロ波リ
レースイッチの代わりに置換えられている四つの球、YI
G同調プリセレクタ104を備えている。プリセレクタ104
は影像および倍数応答のような不必要な混合信号を減衰
させる非常に選択的なチューナブル帯域通過フィルタと
して動作する。第4のYIG球と関連して、GaAsモノリシ
ックショットキダイオード集積回路が、好適には絶縁さ
れた奇数および偶数のIFポート、それぞれ106および10
7、を備えている非常に効率の良い影像向上二重平衡YIG
同調ミキサ105として動作する。所要の混合信号を得る
には、プリセレクタ104をRF入力信号の周波数に同調さ
せ、適格な局部発振器(LO)信号をミキサ105に加え、所
要混合高調波の数に応じて、IFスイッチ108をミキサ105
の偶数または奇数のIFポート106または107に切替えて所
定のIF信号出力を抽出する。
共振器フィルタおよびミキサ回路100はルーティング回
路102および二つのPINダイオードマイクロ波集積回路(M
IC)と組合わされた入力球が従来の機械的マイクロ波リ
レースイッチの代わりに置換えられている四つの球、YI
G同調プリセレクタ104を備えている。プリセレクタ104
は影像および倍数応答のような不必要な混合信号を減衰
させる非常に選択的なチューナブル帯域通過フィルタと
して動作する。第4のYIG球と関連して、GaAsモノリシ
ックショットキダイオード集積回路が、好適には絶縁さ
れた奇数および偶数のIFポート、それぞれ106および10
7、を備えている非常に効率の良い影像向上二重平衡YIG
同調ミキサ105として動作する。所要の混合信号を得る
には、プリセレクタ104をRF入力信号の周波数に同調さ
せ、適格な局部発振器(LO)信号をミキサ105に加え、所
要混合高調波の数に応じて、IFスイッチ108をミキサ105
の偶数または奇数のIFポート106または107に切替えて所
定のIF信号出力を抽出する。
【0016】図4に示すように、ルーティングYIG同調
共振器フィルタおよびミキサ回路100は、典型的には金
属化プラスチックまたは金属化高抵抗金属から構成され
ている導電性シャーシ109に取付けられている。ルーテ
ィングYIG同調共振器フィルタおよびミキサ回路100は好
適に入力共振器110、第1の中間共振器112、第2の中間
共振器114、および出力共振器116を備えている。シャー
シ109には共振器110、112、114、および116の他に関連
回路類をも取付ける開口が設けられている。共振器11
0、112、114、および116は入力信号が加えられる入力11
8と奇数および偶数のIFポート106および107から好適に
構成されているIF出力120との間に直列に接続されてい
る。好適に、入力118は後に説明するように低周波出力1
22にも接続されている。入力118、IF出力120、および低
周波出力122は、図4に示すように、同軸接続の形態と
することができる。
共振器フィルタおよびミキサ回路100は、典型的には金
属化プラスチックまたは金属化高抵抗金属から構成され
ている導電性シャーシ109に取付けられている。ルーテ
ィングYIG同調共振器フィルタおよびミキサ回路100は好
適に入力共振器110、第1の中間共振器112、第2の中間
共振器114、および出力共振器116を備えている。シャー
シ109には共振器110、112、114、および116の他に関連
回路類をも取付ける開口が設けられている。共振器11
0、112、114、および116は入力信号が加えられる入力11
8と奇数および偶数のIFポート106および107から好適に
構成されているIF出力120との間に直列に接続されてい
る。好適に、入力118は後に説明するように低周波出力1
22にも接続されている。入力118、IF出力120、および低
周波出力122は、図4に示すように、同軸接続の形態と
することができる。
【0017】入力共振器110は入力結合ループ126と結合
ループ128との間に取付けられたYIG球124を備えてい
る。共振器112は結合ループ128と結合ループ132との間
に取付けられたYIG球130を備えている。共振器114は結
合ループ132と結合ループ138との間に取付けられたYIG
球136を備えている。出力共振器116は結合ループ138と
出力結合ループ142との間に取付けられたYIG球140を備
えている。YIG球124、130、136、および140はそれぞれ
支持ロッド144、146、148、および150に支持されてお
り、これら支持ロッドは電気的に絶縁されており且つ非
磁性である。
ループ128との間に取付けられたYIG球124を備えてい
る。共振器112は結合ループ128と結合ループ132との間
に取付けられたYIG球130を備えている。共振器114は結
合ループ132と結合ループ138との間に取付けられたYIG
球136を備えている。出力共振器116は結合ループ138と
出力結合ループ142との間に取付けられたYIG球140を備
えている。YIG球124、130、136、および140はそれぞれ
支持ロッド144、146、148、および150に支持されてお
り、これら支持ロッドは電気的に絶縁されており且つ非
磁性である。
【0018】各結合ループ126、128、132、138、および
142は導電性である。入力結合ループ126は半ループを成
し、その第1の端は入力118に接続されている。結合ル
ープ128、132、および138は各々後続共振器を接続する
ための二重半ループから構成されている。出力結合ルー
プ142はIF出力120に接続されている半ループと動作上同
等の完全ループ構造を備えている。各共振器の入力およ
び出力結合ループは好適には直交しているが、性能をあ
まり低下させずに約10度まで直交からそらすことができ
る。図4に示すように、結合ループ126、128、132、13
8、および142はジグザグ模様に構成され、隣接共振器11
0、112、114、および116の間の間隔を所望どおりにする
ことができるようになっている。
142は導電性である。入力結合ループ126は半ループを成
し、その第1の端は入力118に接続されている。結合ル
ープ128、132、および138は各々後続共振器を接続する
ための二重半ループから構成されている。出力結合ルー
プ142はIF出力120に接続されている半ループと動作上同
等の完全ループ構造を備えている。各共振器の入力およ
び出力結合ループは好適には直交しているが、性能をあ
まり低下させずに約10度まで直交からそらすことができ
る。図4に示すように、結合ループ126、128、132、13
8、および142はジグザグ模様に構成され、隣接共振器11
0、112、114、および116の間の間隔を所望どおりにする
ことができるようになっている。
【0019】図4に示すとおり、入力結合ループ126の
第1の端は入力118に接続されているが、結合ループ126
の第2の端はルーティング回路102に好適に接続されて
いる。一方において、ルーティング回路102は、周波数
範囲が、たとえば、0から2.9GHzまでの入力信号を低周
波出力122に結合する。低周波出力122には伝統的な低周
波信号処理部(図示せず)を接続することができる。他
方、ルーティング回路102は約2.7GHzより大きいRF入力
信号をYIG球124により入力結合ループ126から結合ルー
プ128に結合させる。ルーティング回路102については後
に更に詳細に説明する。高周波信号だけを処理しようと
する代わりの実施例では、ルーティング回路102は排除
されており、入力結合ループ126の第2の端は大地(共
通)に接続されている。
第1の端は入力118に接続されているが、結合ループ126
の第2の端はルーティング回路102に好適に接続されて
いる。一方において、ルーティング回路102は、周波数
範囲が、たとえば、0から2.9GHzまでの入力信号を低周
波出力122に結合する。低周波出力122には伝統的な低周
波信号処理部(図示せず)を接続することができる。他
方、ルーティング回路102は約2.7GHzより大きいRF入力
信号をYIG球124により入力結合ループ126から結合ルー
プ128に結合させる。ルーティング回路102については後
に更に詳細に説明する。高周波信号だけを処理しようと
する代わりの実施例では、ルーティング回路102は排除
されており、入力結合ループ126の第2の端は大地(共
通)に接続されている。
【0020】図5に示すように、外部DC磁界Hoは共振器
110、112、114、および116(図5では、それぞれYIG球1
24、130、136、および140で表されている)に加えられ
る。DC磁界Hoはコイル162を備えた電磁石160により発生
される。共振器110、112、114、および116は固定球164
と可回転磁極片166との間に設置されている。可回転磁
極片は本出願と同時にHassan Tanbakuchiの名前で出願
された同時係属中の出願、YIG−TUNED CIRCUIT WITH RO
TATABLE MAGNETIC POLEPIECE(回転可能磁極片を有するY
IG同調回路)に詳細に記されており、この開示をその全
体についてこの参照によりここに取入れてある。共振器
110、112、114、および116はDC磁界Hoの方向に垂直な平
面内に設置されるのが一般的である。DC磁界Hoの大きさ
を電磁石160のコイル162に流入する電流を制御して変え
ることにより、共振器110、112、114、および116の共振
周波数を所要周波数範囲に同調させる。特に、DC磁界Ho
が増大するにつれて、共振周波数は高くなる。
110、112、114、および116(図5では、それぞれYIG球1
24、130、136、および140で表されている)に加えられ
る。DC磁界Hoはコイル162を備えた電磁石160により発生
される。共振器110、112、114、および116は固定球164
と可回転磁極片166との間に設置されている。可回転磁
極片は本出願と同時にHassan Tanbakuchiの名前で出願
された同時係属中の出願、YIG−TUNED CIRCUIT WITH RO
TATABLE MAGNETIC POLEPIECE(回転可能磁極片を有するY
IG同調回路)に詳細に記されており、この開示をその全
体についてこの参照によりここに取入れてある。共振器
110、112、114、および116はDC磁界Hoの方向に垂直な平
面内に設置されるのが一般的である。DC磁界Hoの大きさ
を電磁石160のコイル162に流入する電流を制御して変え
ることにより、共振器110、112、114、および116の共振
周波数を所要周波数範囲に同調させる。特に、DC磁界Ho
が増大するにつれて、共振周波数は高くなる。
【0021】再び図4を参照すると、YIG球支持ロッド1
44、146、148、および150はそれぞれ球位置決めアセン
ブリ184、186、188、および190に設置されている。球位
置決めアセンブリ184、186、188、および190はYIG球12
4、130、136、および140のそれぞれの位置を三つのデカ
ルト方向(すなわち、X軸、Y軸、およびZ軸に沿う方
向)に調節すること、およびそれぞれのYIG球の回転を
可能にする。球位置決めアセンブリ184、186、188、お
よび190は各YIG球が関連入出力結合ループに対して確実
に最適に位置決めされるようにする。加えて、球位置決
めアセンブリ184、186、188、および190はYIG球124、13
0、136、および140を各YIG球の結晶軸がDC磁界Hoに対し
て所要の向きになるように回転させる。球位置決めアセ
ンブリ184、186、188、および190については本出願と同
時にThomas W. Finkle およびTerry A. Jonesの名前で
出願された同時係属中の特願出願、YIG SPHERE POSITIO
NING APPARATUS(YIG球位置決め装置)に詳細に説明され
ており、その開示の全部をここにこの参照により取入れ
てある。
44、146、148、および150はそれぞれ球位置決めアセン
ブリ184、186、188、および190に設置されている。球位
置決めアセンブリ184、186、188、および190はYIG球12
4、130、136、および140のそれぞれの位置を三つのデカ
ルト方向(すなわち、X軸、Y軸、およびZ軸に沿う方
向)に調節すること、およびそれぞれのYIG球の回転を
可能にする。球位置決めアセンブリ184、186、188、お
よび190は各YIG球が関連入出力結合ループに対して確実
に最適に位置決めされるようにする。加えて、球位置決
めアセンブリ184、186、188、および190はYIG球124、13
0、136、および140を各YIG球の結晶軸がDC磁界Hoに対し
て所要の向きになるように回転させる。球位置決めアセ
ンブリ184、186、188、および190については本出願と同
時にThomas W. Finkle およびTerry A. Jonesの名前で
出願された同時係属中の特願出願、YIG SPHERE POSITIO
NING APPARATUS(YIG球位置決め装置)に詳細に説明され
ており、その開示の全部をここにこの参照により取入れ
てある。
【0022】図4に示すルーティングYIG同調共振器フ
ィルタおよびミキサ回路100の模範的実施例では、YIG球
124、130、136、および140の直径は約0.3mmであり、各
結合ループ126、128、132、138、および142の半径は約
0.4mmである。YIG球支持ロッド144、146、148、および1
50は好適には酸化アルミニウムである。結合ループ12
8、132、および138の端は接地されている。
ィルタおよびミキサ回路100の模範的実施例では、YIG球
124、130、136、および140の直径は約0.3mmであり、各
結合ループ126、128、132、138、および142の半径は約
0.4mmである。YIG球支持ロッド144、146、148、および1
50は好適には酸化アルミニウムである。結合ループ12
8、132、および138の端は接地されている。
【0023】動作中、入力118で受信される入力信号は
入力結合ループ126を通して電流を流させる。ルーティ
ング回路102を備えている好適実施例では、たとえば、
0から2.9GHzまでの周波数の入力信号が、入力結合ルー
プ126からルーティング回路102を通って低周波出力122
に流れる。たとえば、2.7から26.5GHzまでの周波数の入
力信号は、結合ループ126にRF電流を生じ、これによりY
IG球124の近辺にRF磁界が発生する。YIG球124が存在し
なければ、RF磁界は直交結合ループ128に結合しない。
しかし、外部印加DC磁界HoがYIG球124にRF入力信号の周
波数と同じかまたはほとんど同じ共振周波数を持たせる
と、RF信号はYIG球124の双極子にRF信号の周波数で歳差
運動させる。歳差双極子は円偏波RF磁界を生じ、これが
結合ループ128と結合する。したがって、共振器110はYI
G球124の共振周波数と同じかまたはほとんど同じ周波数
のRF信号を伝える。共振器112、114、および116は同じ
ように動作して非常に選択的なチューナブルRF帯域通過
フィルタとなる。電磁石160のコイル162を通る電流を変
える働きをするDC磁界Hoを変えることにより、共振器11
0、112、114、および116から成るチューナブル帯域通過
フィルタの通過帯域が広い周波数範囲にわたり同調され
る。
入力結合ループ126を通して電流を流させる。ルーティ
ング回路102を備えている好適実施例では、たとえば、
0から2.9GHzまでの周波数の入力信号が、入力結合ルー
プ126からルーティング回路102を通って低周波出力122
に流れる。たとえば、2.7から26.5GHzまでの周波数の入
力信号は、結合ループ126にRF電流を生じ、これによりY
IG球124の近辺にRF磁界が発生する。YIG球124が存在し
なければ、RF磁界は直交結合ループ128に結合しない。
しかし、外部印加DC磁界HoがYIG球124にRF入力信号の周
波数と同じかまたはほとんど同じ共振周波数を持たせる
と、RF信号はYIG球124の双極子にRF信号の周波数で歳差
運動させる。歳差双極子は円偏波RF磁界を生じ、これが
結合ループ128と結合する。したがって、共振器110はYI
G球124の共振周波数と同じかまたはほとんど同じ周波数
のRF信号を伝える。共振器112、114、および116は同じ
ように動作して非常に選択的なチューナブルRF帯域通過
フィルタとなる。電磁石160のコイル162を通る電流を変
える働きをするDC磁界Hoを変えることにより、共振器11
0、112、114、および116から成るチューナブル帯域通過
フィルタの通過帯域が広い周波数範囲にわたり同調され
る。
【0024】図4に示すルーティングYIG同調共振器フ
ィルタおよびミキサ回路100の実施例では、出力共振器1
16は影像向上二重平衡YIG同調ミキサ105をも備えてい
る。LO信号がLO入力194およびマイクロストリップ回路1
96を通してミキサ105に加えられる。LO入力194は図4に
示すように同軸接続の形にすることができる。好適に
は、ミキサ105のIF出力信号は、奇数または偶数のいず
れの高調波混合信号が生ずるかにより、分割されて奇数
IFポート106および偶数IFポート107から成るIF出力120
に現れる。ミキサ105については後に更に詳細に説明す
ることにする。しかし、最初に、ルーティング回路102
について次に説明することにする。
ィルタおよびミキサ回路100の実施例では、出力共振器1
16は影像向上二重平衡YIG同調ミキサ105をも備えてい
る。LO信号がLO入力194およびマイクロストリップ回路1
96を通してミキサ105に加えられる。LO入力194は図4に
示すように同軸接続の形にすることができる。好適に
は、ミキサ105のIF出力信号は、奇数または偶数のいず
れの高調波混合信号が生ずるかにより、分割されて奇数
IFポート106および偶数IFポート107から成るIF出力120
に現れる。ミキサ105については後に更に詳細に説明す
ることにする。しかし、最初に、ルーティング回路102
について次に説明することにする。
【0025】好適に、機械的マイクロ波リレースイッチ
は、図3に示すように、ルーティングYIG同調共振器フ
ィルタおよびミキサ回路100のYIG同調共振器フィルタと
共に二重分路PINダイオードを構成するルーティング回
路102を組込むことにより排除されている。本発明の一
つの局面では、ルーティング回路102は下記回路構成を
備えており、次のように、低周波帯および高周波帯の所
要スイッチング動作を交互に行う。図6に示すように、
入力118に加えられる入力信号は入力結合ループ126を通
して伝搬する。ルーティング回路102に関連する入力結
合ループ126および関連バイアス回路202は、後に更に詳
細に説明するように、低周波入力信号を低周波出力122
に伝えたり、高周波入力信号を入力共振器110を通して
結合ループ128に結合し、ダウンコンバートさせたりす
る低損失電子スイッチとなる。他方、たとえば、0から
2.9GHzまでの周波数範囲の入力信号は最大損失1dBで低
周波出力122に伝えられる。他方、2.9から26.5GHzまで
の周波数範囲のRF入力信号は入力結合ループ126により
入力共振器110に結合される。
は、図3に示すように、ルーティングYIG同調共振器フ
ィルタおよびミキサ回路100のYIG同調共振器フィルタと
共に二重分路PINダイオードを構成するルーティング回
路102を組込むことにより排除されている。本発明の一
つの局面では、ルーティング回路102は下記回路構成を
備えており、次のように、低周波帯および高周波帯の所
要スイッチング動作を交互に行う。図6に示すように、
入力118に加えられる入力信号は入力結合ループ126を通
して伝搬する。ルーティング回路102に関連する入力結
合ループ126および関連バイアス回路202は、後に更に詳
細に説明するように、低周波入力信号を低周波出力122
に伝えたり、高周波入力信号を入力共振器110を通して
結合ループ128に結合し、ダウンコンバートさせたりす
る低損失電子スイッチとなる。他方、たとえば、0から
2.9GHzまでの周波数範囲の入力信号は最大損失1dBで低
周波出力122に伝えられる。他方、2.9から26.5GHzまで
の周波数範囲のRF入力信号は入力結合ループ126により
入力共振器110に結合される。
【0026】図4および図6に示すように、ルーティン
グ回路102は、入力結合ループ126の第2の端と低周波出
力122との間に直列に接続された第1の伝送線TL1および
第2の伝送線TL2を備えている。ルーティング回路102
は、一方で、入力結合ループ126の第2の端と第1の伝
送線TL1との接合点と、他方で、大地との間に、直列に
接続されたコンデンサC1およびダイオードD1をも備えて
いる。ルーティング回路102は更に、一方で第1および
第2の伝送線TL1およびTL2を接合点と、他方で、大地と
の間に直列に接続されたコンデンサC2およびダイオード
D 2を備えている。ダイオードD1およびD2は好適にはPIN
ダイオードである。他に、ルーティング回路102はバイ
アス回路202を備えている。バイアス回路202は第1の端
がコンデンサC1とダイオードD1との接合点に接続されて
いる抵抗器R1、および第1の端がコンデンサC2とダイオ
ードD2との接合点に接続されている抵抗器R2を備えてお
り、抵抗器R1およびR2の各々の第2の端は抵抗器R3の第
1の端に接続されている。抵抗器R3の第2の端はインダ
クタLの第1の端に接続されているが、インダクタL
は、図4に示すように、好適には一連のコイルL1、L2、
L3、およびL4から構成されている。コンデンサC3はイン
ダクタLの第2の端と大地との間に接続されている。バ
イアス電圧V+はインダクタLの第2の端に選択的に接続
されてダイオードD1およびD2を同時に「オン」にバイアス
する。その他の場合には、ダイオードD1およびD2は「オ
フ」である。
グ回路102は、入力結合ループ126の第2の端と低周波出
力122との間に直列に接続された第1の伝送線TL1および
第2の伝送線TL2を備えている。ルーティング回路102
は、一方で、入力結合ループ126の第2の端と第1の伝
送線TL1との接合点と、他方で、大地との間に、直列に
接続されたコンデンサC1およびダイオードD1をも備えて
いる。ルーティング回路102は更に、一方で第1および
第2の伝送線TL1およびTL2を接合点と、他方で、大地と
の間に直列に接続されたコンデンサC2およびダイオード
D 2を備えている。ダイオードD1およびD2は好適にはPIN
ダイオードである。他に、ルーティング回路102はバイ
アス回路202を備えている。バイアス回路202は第1の端
がコンデンサC1とダイオードD1との接合点に接続されて
いる抵抗器R1、および第1の端がコンデンサC2とダイオ
ードD2との接合点に接続されている抵抗器R2を備えてお
り、抵抗器R1およびR2の各々の第2の端は抵抗器R3の第
1の端に接続されている。抵抗器R3の第2の端はインダ
クタLの第1の端に接続されているが、インダクタL
は、図4に示すように、好適には一連のコイルL1、L2、
L3、およびL4から構成されている。コンデンサC3はイン
ダクタLの第2の端と大地との間に接続されている。バ
イアス電圧V+はインダクタLの第2の端に選択的に接続
されてダイオードD1およびD2を同時に「オン」にバイアス
する。その他の場合には、ダイオードD1およびD2は「オ
フ」である。
【0027】動作中、0から2.9GHzまでの低周波入力信
号は、ダイオードD1およびD2を「オフ」にバイアスするこ
とにより、低周波出力122に、したがって低周波信号処
理部(図示せず)に導かれる。入力結合ループ126およ
び伝送線TL1およびTL2のインダクタンスおよびダイオー
ドD1およびD2の「オフ」キャパシタンスの組合わせによ
り、たとえば、2.9GHzより低い入力信号にはわずかしか
影響せず(すなわち、挿入損失≦1dB)、低周波出力12
2まで通過させる低域通過フィルタが作られる。2.7から
26.5GHzまでのRF入力信号については、ダイオードD1お
よびD2は、バイアス電圧V+を加えることにより順方向バ
イアスされ(「オン」になる)、入力結合ループ126の第
2の端で低インピーダンスを示す。これによりRF入力信
号がYIG球124に確実に効率良く結合される。
号は、ダイオードD1およびD2を「オフ」にバイアスするこ
とにより、低周波出力122に、したがって低周波信号処
理部(図示せず)に導かれる。入力結合ループ126およ
び伝送線TL1およびTL2のインダクタンスおよびダイオー
ドD1およびD2の「オフ」キャパシタンスの組合わせによ
り、たとえば、2.9GHzより低い入力信号にはわずかしか
影響せず(すなわち、挿入損失≦1dB)、低周波出力12
2まで通過させる低域通過フィルタが作られる。2.7から
26.5GHzまでのRF入力信号については、ダイオードD1お
よびD2は、バイアス電圧V+を加えることにより順方向バ
イアスされ(「オン」になる)、入力結合ループ126の第
2の端で低インピーダンスを示す。これによりRF入力信
号がYIG球124に確実に効率良く結合される。
【0028】更に詳細に考察すると、ルーティング回路
102は次のように動作する。入力118に加えられる0から
2.9GHzまでの周波数範囲の信号は入力結合ループ126を
通って流れる。ダイオードD1およびD2を逆バイアスした
(「オフ」にした)状態で、ダイオードD1およびD2の「オ
フ」キャパシタンスは、入力結合ループ126および第1お
よび第2の伝送線TL1およびTL2のインダクタンスと協同
して、好適に6GHzの遮断周波数を有する低損失低域通
過フィルタを構成する。バイアス回路202は、入力信号
の周波数がたとえば約100MHzより高く上昇し、そのため
コンデンサC1およびC2のインピーダンスが減少するにつ
れて、抵抗器R1、R2、およびR3が入力結合ループ126の
第2の端と伝送線TL1との接合点に負荷として現れるよ
うに、構成されている。他に、コイルL1、L2、L3、およ
びL4、およびコンデンサC3から構成されるインダクタL
は、入力信号の周波数が増大するにつれて、抵抗器R1、
R2、およびR3によりコンデンサC1およびC2に提示される
有効インピーダンスを増大させる。
102は次のように動作する。入力118に加えられる0から
2.9GHzまでの周波数範囲の信号は入力結合ループ126を
通って流れる。ダイオードD1およびD2を逆バイアスした
(「オフ」にした)状態で、ダイオードD1およびD2の「オ
フ」キャパシタンスは、入力結合ループ126および第1お
よび第2の伝送線TL1およびTL2のインダクタンスと協同
して、好適に6GHzの遮断周波数を有する低損失低域通
過フィルタを構成する。バイアス回路202は、入力信号
の周波数がたとえば約100MHzより高く上昇し、そのため
コンデンサC1およびC2のインピーダンスが減少するにつ
れて、抵抗器R1、R2、およびR3が入力結合ループ126の
第2の端と伝送線TL1との接合点に負荷として現れるよ
うに、構成されている。他に、コイルL1、L2、L3、およ
びL4、およびコンデンサC3から構成されるインダクタL
は、入力信号の周波数が増大するにつれて、抵抗器R1、
R2、およびR3によりコンデンサC1およびC2に提示される
有効インピーダンスを増大させる。
【0029】2.7から26.5GHzまでの周波数範囲のRF入力
信号については、ダイオードD1およびD2は順方向バイア
スされる(「オン」になる)。その結果、ダイオードD1は
入力結合ループ126の第2の端でのインピーダンスを非
常に低くし、RF入力信号をYIG球124を通して結合ループ
128に結合させる。低周波出力122はダイオードD1および
コンデンサC1および関連接続インダクタンスの直列結合
と並列に未知のインピーダンスに接続されているので、
2.7から26.5GHzまでの周波数帯の或る周波数で、コンデ
ンサC2およびダイオードD2が存在しない場合、並列共振
が生じ得る。しかし、順バイアスされている(「オン」に
なっている)ダイオードD2およびコンデンサC2が存在す
れば、低周波出力122に接続されている未知のインピー
ダンスがコンデンサC2およびダイオードD2の低い「オン」
抵抗の直列結合によりロードされ、未知のインピーダン
スが低周波出力122に接続されている状態でコンデンサC
1およびダイオードD2の並列共振の可能性が回避され
る。
信号については、ダイオードD1およびD2は順方向バイア
スされる(「オン」になる)。その結果、ダイオードD1は
入力結合ループ126の第2の端でのインピーダンスを非
常に低くし、RF入力信号をYIG球124を通して結合ループ
128に結合させる。低周波出力122はダイオードD1および
コンデンサC1および関連接続インダクタンスの直列結合
と並列に未知のインピーダンスに接続されているので、
2.7から26.5GHzまでの周波数帯の或る周波数で、コンデ
ンサC2およびダイオードD2が存在しない場合、並列共振
が生じ得る。しかし、順バイアスされている(「オン」に
なっている)ダイオードD2およびコンデンサC2が存在す
れば、低周波出力122に接続されている未知のインピー
ダンスがコンデンサC2およびダイオードD2の低い「オン」
抵抗の直列結合によりロードされ、未知のインピーダン
スが低周波出力122に接続されている状態でコンデンサC
1およびダイオードD2の並列共振の可能性が回避され
る。
【0030】再び図4を参照すると、ルーティングYIG
同調共振器フィルタおよびミキサ回路100において、共
振器110、112、114、および116から構成されている4段
のYIG同調帯域通過フィルタまたはプリセレクタ104を使
用して高度の選択性(影像および倍数の混合結果信号を
90dB以上除去する)を達成している。2.7から26.5GHzま
での周波数範囲のRF入力信号はプリセレクタ104の第
1、第2、および第3段により濾波され、次いで第4段
に加えられる。共振器116から成る第4段は第4フィル
タ段および影像向上二重平衡YIG同調ミキサ105の両者と
して動作し、RF入力信号を所定のIF出力信号にダウンコ
ンバートする。
同調共振器フィルタおよびミキサ回路100において、共
振器110、112、114、および116から構成されている4段
のYIG同調帯域通過フィルタまたはプリセレクタ104を使
用して高度の選択性(影像および倍数の混合結果信号を
90dB以上除去する)を達成している。2.7から26.5GHzま
での周波数範囲のRF入力信号はプリセレクタ104の第
1、第2、および第3段により濾波され、次いで第4段
に加えられる。共振器116から成る第4段は第4フィル
タ段および影像向上二重平衡YIG同調ミキサ105の両者と
して動作し、RF入力信号を所定のIF出力信号にダウンコ
ンバートする。
【0031】図7はプリセレクタ104の第4段の他に影
像向上二重平衡YIG同調ミキサ105の概要図を示してい
る。図4、図7、および図8に示すように、ミキサ105
は結合ループ138の第2の半ループおよび完全出力結合
ループ142から構成されている。出力結合ループ142はコ
ンデンサC4により第1の端で終わり、ダイオードD3、
D4、D5、およびD6を備えたダイオードブリッジから成る
モノリシックGaAsダイオード集積回路により第2の端で
終わっている。ダイオードD3、D4、D5、およびD6は好適
にはショットキダイオードである。ダイオードD3、D4、
D5、およびD6をバイアスする必要はない。ミキサ105は
コンデンサC4のそれぞれの端と大地との間に接続された
コンデンサC5をも備えている。ミキサ105は更に、出力
結合ループ142の第1の端でコンデンサC4と並列に接続
されている入力を有する第1のIF平衡不平衡変成器302
を備えている。IF平衡不平衡変成器302は偶数高調波IF
平衡不平衡変成器として動作する。IF平衡不平衡変成器
302の出力は奇数IFポート107に接続されている。
像向上二重平衡YIG同調ミキサ105の概要図を示してい
る。図4、図7、および図8に示すように、ミキサ105
は結合ループ138の第2の半ループおよび完全出力結合
ループ142から構成されている。出力結合ループ142はコ
ンデンサC4により第1の端で終わり、ダイオードD3、
D4、D5、およびD6を備えたダイオードブリッジから成る
モノリシックGaAsダイオード集積回路により第2の端で
終わっている。ダイオードD3、D4、D5、およびD6は好適
にはショットキダイオードである。ダイオードD3、D4、
D5、およびD6をバイアスする必要はない。ミキサ105は
コンデンサC4のそれぞれの端と大地との間に接続された
コンデンサC5をも備えている。ミキサ105は更に、出力
結合ループ142の第1の端でコンデンサC4と並列に接続
されている入力を有する第1のIF平衡不平衡変成器302
を備えている。IF平衡不平衡変成器302は偶数高調波IF
平衡不平衡変成器として動作する。IF平衡不平衡変成器
302の出力は奇数IFポート107に接続されている。
【0032】図4および図7に示すように、影像向上二
重平衡YIG同調ミキサ105は別にダイオードブリッジD3、
D4、D5、およびD6を横断して接続されているコンデンサ
C6を備えている。ミキサ105は更にコンデンサC6を横断
して直列に接続されているコンデンサC7を備えている。
コンデンサC7の間の接合点はLO入力194に接続されてい
る。影像向上二重平衡YIG同調ミキサ105は第1の端が一
方においてコンデンサC6のそれぞれの接合点に、他方に
おいてコンデンサC7に接続されているインダクタL5およ
びL6をも備えている。ミキサ105は更に入力がインダク
タL5およびL6の第2の端を横断して接続されている第2
のIF平衡不平衡変成器304を備えている。IF平衡不平衡
変成器104は基本波および奇数高調波IF平衡不平衡変成
器として動作する。IF平衡不平衡変成器304の出力は奇
数IFポート106に接続されている。最後に、ミキサ105
は、一方においてインダクタL5とIF平衡不平衡変成器30
4との、およびインダクタL6とIF平衡不平衡変成器304と
のそれぞれの接合点と、他方において大地との間に接続
されているコンデンサC8を備えている。
重平衡YIG同調ミキサ105は別にダイオードブリッジD3、
D4、D5、およびD6を横断して接続されているコンデンサ
C6を備えている。ミキサ105は更にコンデンサC6を横断
して直列に接続されているコンデンサC7を備えている。
コンデンサC7の間の接合点はLO入力194に接続されてい
る。影像向上二重平衡YIG同調ミキサ105は第1の端が一
方においてコンデンサC6のそれぞれの接合点に、他方に
おいてコンデンサC7に接続されているインダクタL5およ
びL6をも備えている。ミキサ105は更に入力がインダク
タL5およびL6の第2の端を横断して接続されている第2
のIF平衡不平衡変成器304を備えている。IF平衡不平衡
変成器104は基本波および奇数高調波IF平衡不平衡変成
器として動作する。IF平衡不平衡変成器304の出力は奇
数IFポート106に接続されている。最後に、ミキサ105
は、一方においてインダクタL5とIF平衡不平衡変成器30
4との、およびインダクタL6とIF平衡不平衡変成器304と
のそれぞれの接合点と、他方において大地との間に接続
されているコンデンサC8を備えている。
【0033】YIG球140は結合ループ138を通って流れるR
F入力信号をコンデンサC4を介して出力結合ループ142に
流入する平衡円形電流に変換する。出力結合ループ142
およびコンデンサC4の組合わせはチューナブルマイクロ
波平衡不平衡変成器として有効に動作する。循環RF入力
信号はLO入力194に加えられるLO信号、またはLO信号の
適切な高調波と混合し、奇数または偶数IFポート106ま
たは107にそれぞれ奇数または偶数高調波混合信号を生
ずる。影像および倍数混合信号の向上を達成するには、
コンデンサC4およびC6を取入れ、高周波混合信号(すな
わち、≧3GHz)をミキサ105に逆反射して再混合する。
これは非常に効率の良いミキサになる。奇数または偶数
IFポート106または107に流れる混合信号は所定のIF信号
(たとえば、fIF=310.7MHz)だけである。図7に示す
とおり、所要の高調波混合信号の選択は、プリセレクタ
104をRF入力信号に同調させ、正しいLO信号をミキサ105
に加え、IFスイッチ108を奇数または偶数IFポート106ま
たは107に切替えることにより行われる。
F入力信号をコンデンサC4を介して出力結合ループ142に
流入する平衡円形電流に変換する。出力結合ループ142
およびコンデンサC4の組合わせはチューナブルマイクロ
波平衡不平衡変成器として有効に動作する。循環RF入力
信号はLO入力194に加えられるLO信号、またはLO信号の
適切な高調波と混合し、奇数または偶数IFポート106ま
たは107にそれぞれ奇数または偶数高調波混合信号を生
ずる。影像および倍数混合信号の向上を達成するには、
コンデンサC4およびC6を取入れ、高周波混合信号(すな
わち、≧3GHz)をミキサ105に逆反射して再混合する。
これは非常に効率の良いミキサになる。奇数または偶数
IFポート106または107に流れる混合信号は所定のIF信号
(たとえば、fIF=310.7MHz)だけである。図7に示す
とおり、所要の高調波混合信号の選択は、プリセレクタ
104をRF入力信号に同調させ、正しいLO信号をミキサ105
に加え、IFスイッチ108を奇数または偶数IFポート106ま
たは107に切替えることにより行われる。
【0034】LOおよび奇数高調波IF信号はコンデンサC7
およびC8およびインダクタL5およびL6を通して二重通信
可能にされる。ノード1、2、5、および6はRF入力信
号に対する仮想接地ポートである。ノード5および6は
LO信号に対するAC接地ノードであり、コンデンサC5を通
るLO戻り径路を作る。奇数高調波混合信号はノード1に
流入し、ノード2から流出する。ノード3および4は奇
数高調波混合信号(すなわち、fIF=(2n+1)fLO±fRF)
に対する仮想接地ポートである。コンデンサC6は高周波
では奇数IF創生信号に対して短絡される。高周波短絡は
高周波奇数高調波混合信号をミキサ105に逆反射して再
混合させる。この再混合は所定IFにおけるミキサ105の
効率を増大する(すなわち、影像および倍数の向上)。
同時に、所定IF信号はIF平衡不平衡変成器304に流れる
ことができる。偶数混合創生信号はノード4から流出
し、ノード3に流入する。また、ノード1および2は偶
数混合信号(すなわち、fIF=2nfLO±fRF)に対する仮
想接地ポートである。コンデンサC4は高周波では偶数高
調波IF創生信号に対し短絡となる。高周波短絡は高周波
偶数高調波混合信号をミキサ305に逆反射して再混合さ
せる。この再混合により所定IFにおけるミキサ105の効
率が増大し(すなわち、影像および倍数の向上)、所定
のIFだけがIF平衡不平衡変成器302に流れることができ
る。奇数および偶数IFポート106および107は絶縁されて
いる。それ故、奇数IFポート106は偶数IFポート107をロ
ードしない。逆も同様。
およびC8およびインダクタL5およびL6を通して二重通信
可能にされる。ノード1、2、5、および6はRF入力信
号に対する仮想接地ポートである。ノード5および6は
LO信号に対するAC接地ノードであり、コンデンサC5を通
るLO戻り径路を作る。奇数高調波混合信号はノード1に
流入し、ノード2から流出する。ノード3および4は奇
数高調波混合信号(すなわち、fIF=(2n+1)fLO±fRF)
に対する仮想接地ポートである。コンデンサC6は高周波
では奇数IF創生信号に対して短絡される。高周波短絡は
高周波奇数高調波混合信号をミキサ105に逆反射して再
混合させる。この再混合は所定IFにおけるミキサ105の
効率を増大する(すなわち、影像および倍数の向上)。
同時に、所定IF信号はIF平衡不平衡変成器304に流れる
ことができる。偶数混合創生信号はノード4から流出
し、ノード3に流入する。また、ノード1および2は偶
数混合信号(すなわち、fIF=2nfLO±fRF)に対する仮
想接地ポートである。コンデンサC4は高周波では偶数高
調波IF創生信号に対し短絡となる。高周波短絡は高周波
偶数高調波混合信号をミキサ305に逆反射して再混合さ
せる。この再混合により所定IFにおけるミキサ105の効
率が増大し(すなわち、影像および倍数の向上)、所定
のIFだけがIF平衡不平衡変成器302に流れることができ
る。奇数および偶数IFポート106および107は絶縁されて
いる。それ故、奇数IFポート106は偶数IFポート107をロ
ードしない。逆も同様。
【0035】LO、RF、および偶数および奇数IF電流の信
号径路は図9Aに示す影像向上二重平衡YIG同調ミキサ105
の概要図と関連して更に詳細に検討することができる。
LO信号はコンデンサC7を通して加えられる。インダクタ
L5およびL6およびコンデンサC8の組合わせはLO信号に対
して高インピーダンスとして現れ、このためLO信号電力
にはほとんど影響しない。LO電流は、LO信号の正の半サ
イクル期間中はダイオードD4およびD6を通って流れ、LO
信号の負の半サイクル期間中はダイオードD3およびD5を
通って流れ、これらダイオードは出力結合ループ142お
よびコンデンサC5と直列になっているが、それぞれのダ
イオード対を交互に順バイアスして導通状態にする。LO
信号は、完全な出力結合ループ142は結合ループ138と直
交しているので、結合ループ138の第2の半ループを構
成するRF入力から絶縁されている。LO電流は共通モード
で出力結合ループ142を通って流れ、YIG球140はRF入力
信号の周波数に同調される。
号径路は図9Aに示す影像向上二重平衡YIG同調ミキサ105
の概要図と関連して更に詳細に検討することができる。
LO信号はコンデンサC7を通して加えられる。インダクタ
L5およびL6およびコンデンサC8の組合わせはLO信号に対
して高インピーダンスとして現れ、このためLO信号電力
にはほとんど影響しない。LO電流は、LO信号の正の半サ
イクル期間中はダイオードD4およびD6を通って流れ、LO
信号の負の半サイクル期間中はダイオードD3およびD5を
通って流れ、これらダイオードは出力結合ループ142お
よびコンデンサC5と直列になっているが、それぞれのダ
イオード対を交互に順バイアスして導通状態にする。LO
信号は、完全な出力結合ループ142は結合ループ138と直
交しているので、結合ループ138の第2の半ループを構
成するRF入力から絶縁されている。LO電流は共通モード
で出力結合ループ142を通って流れ、YIG球140はRF入力
信号の周波数に同調される。
【0036】各ダイオードD3、D4、D5、およびD6は、図
9Bに示すように、時間変化インダクタンスで表すことが
できる。コンダクタンスg(t)は、LO信号の正の半サイク
ルにより駆動されるようなダイオードD4およびD6の時間
依存コンダクタンスを表す。同様に、ダイオードD3およ
びD5はLO信号の負の半サイクルにより駆動され、g(t+T
/2)により表される。ここでTはLO信号の周期である。
フィルタの第3段からのRF入力信号は結合ループ138の
第2の半ループに加えられる。これにより完全出力結合
ループ142に平衡循環RF電流が誘導される。ノード1、
ノード2、ノード3、およびノード4はRF入力信号に対
する仮想接地ポートである。故に、RF入力信号はLO入力
194および奇数および偶数IFポート106および107から絶
縁される。
9Bに示すように、時間変化インダクタンスで表すことが
できる。コンダクタンスg(t)は、LO信号の正の半サイク
ルにより駆動されるようなダイオードD4およびD6の時間
依存コンダクタンスを表す。同様に、ダイオードD3およ
びD5はLO信号の負の半サイクルにより駆動され、g(t+T
/2)により表される。ここでTはLO信号の周期である。
フィルタの第3段からのRF入力信号は結合ループ138の
第2の半ループに加えられる。これにより完全出力結合
ループ142に平衡循環RF電流が誘導される。ノード1、
ノード2、ノード3、およびノード4はRF入力信号に対
する仮想接地ポートである。故に、RF入力信号はLO入力
194および奇数および偶数IFポート106および107から絶
縁される。
【0037】図9Cに示したように、ダイオードD3、D4、
D5、およびD6を通る電流は次の方程により与えられる。 i1(t)=VRF・g(t+T/2) i2(t)=VRF・g(t) i3(t)=−VRF・g(t+T/2) i4(t)=−VRF・g(t)
D5、およびD6を通る電流は次の方程により与えられる。 i1(t)=VRF・g(t+T/2) i2(t)=VRF・g(t) i3(t)=−VRF・g(t+T/2) i4(t)=−VRF・g(t)
【0038】上記方程式のフーリエ変換を行うことによ
り、LO信号、RF入力信号、および混合生成信号のすべて
の組合わせの周波数の電流を解析することができる。次
の方程式の星印(*)は相乗関数(convolution function)
を表す。 i1(f)=VRF(f)*G(f)・exp(j2πfT/2) i2(f)=VRF(f)*G(f) i3(f)=−VRF(f)*G(f)・exp(j2πfT/2) i4(f)=−VRF(f)*G(f) 電流i1(f)、i2(f)、i3(f)、およびi4(f)は周波数領域に
おけるLO信号とRF入力信号との間の可能なすべての混合
信号を表している。
り、LO信号、RF入力信号、および混合生成信号のすべて
の組合わせの周波数の電流を解析することができる。次
の方程式の星印(*)は相乗関数(convolution function)
を表す。 i1(f)=VRF(f)*G(f)・exp(j2πfT/2) i2(f)=VRF(f)*G(f) i3(f)=−VRF(f)*G(f)・exp(j2πfT/2) i4(f)=−VRF(f)*G(f) 電流i1(f)、i2(f)、i3(f)、およびi4(f)は周波数領域に
おけるLO信号とRF入力信号との間の可能なすべての混合
信号を表している。
【0039】下に示す電流I1(f)、I2(f)、I3(f)、およ
びI4(f)はダイオードブリッジD3、D4、D5、およびD6か
ら流出してノード1乃至4に流入する電流である。 I1(f) = i1(f) −i2(f) = V RF (f) * G(f)[exp(j πfT) −1] I2(f) = i4(f) −i3(f) = V RF (f) * G(f)[exp(j πfT) −1] I3(f) = i1(f) −i4(f) = V RF (f) * G(f)[exp(j πfT) +1] I4(f) = i2(f) −i3(f) = V RF (f) * G(f)[exp(j πfT) +1] LOが純粋な正弦波信号であるスペクトラムアナライザの
場合には、これらの方程式を次のようにすることができ
る。
びI4(f)はダイオードブリッジD3、D4、D5、およびD6か
ら流出してノード1乃至4に流入する電流である。 I1(f) = i1(f) −i2(f) = V RF (f) * G(f)[exp(j πfT) −1] I2(f) = i4(f) −i3(f) = V RF (f) * G(f)[exp(j πfT) −1] I3(f) = i1(f) −i4(f) = V RF (f) * G(f)[exp(j πfT) +1] I4(f) = i2(f) −i3(f) = V RF (f) * G(f)[exp(j πfT) +1] LOが純粋な正弦波信号であるスペクトラムアナライザの
場合には、これらの方程式を次のようにすることができ
る。
【0040】
【数1】
【0041】方程式1および2においては、fLO=1/Tで
あるから、式[exp(jnπfLOT)−1]は式[exp(jnπ)−1]に
なり、その実数部分はnが偶数に相当するとき0に等し
い。また、式[exp(jnπfLOT)+1]は式[exp(jnπ)+1]に
なり、その実数部分はnが奇数に相当するとき0に等し
い。方程式1および2を次の方程式に変形することがで
きる。
あるから、式[exp(jnπfLOT)−1]は式[exp(jnπ)−1]に
なり、その実数部分はnが偶数に相当するとき0に等し
い。また、式[exp(jnπfLOT)+1]は式[exp(jnπ)+1]に
なり、その実数部分はnが奇数に相当するとき0に等し
い。方程式1および2を次の方程式に変形することがで
きる。
【0042】
【数2】
【0043】方程式3からノード1および2に流入する
電流の実数部分はRF入力信号と混合するLO信号の奇数高
調波だけであることが明らかである。偶数高調波混合信
号は相殺されている。同様に、方程式4からノード3お
よび4に流入する電流の実数部分はRF入力信号と混合さ
れているLO信号の偶数高調波だけであることが明らかで
ある。奇数高調波混合信号は相殺されている。したがっ
て、ミキサ105は互いに絶縁されている奇数および偶数
ポートを備えた奇数および偶数高調波ミキサとして動作
する。ルーティング回路102および影像向上二重平衡YIG
同調ミキサ105の要素のパラメータ値はルーティングYIG
同調共振器フィルタおよびミキサ回路100が動作しよう
としている周波数範囲によって変わる。0から26.5GHz
で動作しようとするルーティングYIG同調共振器フィル
タおよびミキサ回路100の一実施例の場合には、要素の
パラメータ値は次のとおりである。
電流の実数部分はRF入力信号と混合するLO信号の奇数高
調波だけであることが明らかである。偶数高調波混合信
号は相殺されている。同様に、方程式4からノード3お
よび4に流入する電流の実数部分はRF入力信号と混合さ
れているLO信号の偶数高調波だけであることが明らかで
ある。奇数高調波混合信号は相殺されている。したがっ
て、ミキサ105は互いに絶縁されている奇数および偶数
ポートを備えた奇数および偶数高調波ミキサとして動作
する。ルーティング回路102および影像向上二重平衡YIG
同調ミキサ105の要素のパラメータ値はルーティングYIG
同調共振器フィルタおよびミキサ回路100が動作しよう
としている周波数範囲によって変わる。0から26.5GHz
で動作しようとするルーティングYIG同調共振器フィル
タおよびミキサ回路100の一実施例の場合には、要素の
パラメータ値は次のとおりである。
【0044】コンデンサ: C1=27pF C2=150pF C3=1500pF C4=6pF C5=4pF C6=4pF C7=5pF C8=4pF
【0045】インダクタ: L(L1、L2、L3、およびL4)=40nH L5=8nH L6=8nH 抵抗器: R1=10Ω R2=10Ω R3=350Ω
【0046】ルーティングYIG同調共振器フィルタおよ
びミキサ回路100のこのような構成は感度が向上した、
典型的には<−144dBm/Hz、および周波数応答が向上し
た、典型的には<±2.2dB、スペクトラムアナライザと
なる。正しい混合信号を選択するには、プリセレクタ10
4を注目するRF入力信号の周波数に同調させ、正しいLO
信号周波数を選択し、IFスイッチ108を正しい奇数また
は偶数IFポート106または107に切替えることにより行
う。基本的混合の一例は次のとおりである。 fRF=4GHz (プリセレクタ104を4GHzに同調させる) fLO=4.3GHz
びミキサ回路100のこのような構成は感度が向上した、
典型的には<−144dBm/Hz、および周波数応答が向上し
た、典型的には<±2.2dB、スペクトラムアナライザと
なる。正しい混合信号を選択するには、プリセレクタ10
4を注目するRF入力信号の周波数に同調させ、正しいLO
信号周波数を選択し、IFスイッチ108を正しい奇数また
は偶数IFポート106または107に切替えることにより行
う。基本的混合の一例は次のとおりである。 fRF=4GHz (プリセレクタ104を4GHzに同調させる) fLO=4.3GHz
【0047】ノード1およびノード2:奇数高調波混合
信号fIF=(2n+1)fLO±fRFのみ(ノード1および2には
偶数高調波混合信号は存在しない。) n=0の場合、 4.3±4GHz 8.3GHz( コンデンサC6により短絡される) 0.3GHz(IF 平衡不平衡変成器304を通して流れる) n=1の場合、 12±4.3GHz 16.3GHz( コンデンサC6により再循環され
る) 7.7GHz( コンデンサC6により再循環される)
信号fIF=(2n+1)fLO±fRFのみ(ノード1および2には
偶数高調波混合信号は存在しない。) n=0の場合、 4.3±4GHz 8.3GHz( コンデンサC6により短絡される) 0.3GHz(IF 平衡不平衡変成器304を通して流れる) n=1の場合、 12±4.3GHz 16.3GHz( コンデンサC6により再循環され
る) 7.7GHz( コンデンサC6により再循環される)
【0048】ノード3およびノード4には奇数高調波混
合信号は存在しない。 ノード3およびノード4:偶数高調波混合信号fIF=2nf
LO±fRFのみ(ノード3およびノード4には奇数高調波
混合信号は存在しない。) n=1の場合、 8.3±4GHz 12.3GHz( コンデンサC4により再循環され
る) 4.3GHz( コンデンサC4により再循環される) n=2、3、4、‥‥、mの場合、結果は同じである。
故に、IFスイッチ108は奇数IFポート106に接続される。
合信号は存在しない。 ノード3およびノード4:偶数高調波混合信号fIF=2nf
LO±fRFのみ(ノード3およびノード4には奇数高調波
混合信号は存在しない。) n=1の場合、 8.3±4GHz 12.3GHz( コンデンサC4により再循環され
る) 4.3GHz( コンデンサC4により再循環される) n=2、3、4、‥‥、mの場合、結果は同じである。
故に、IFスイッチ108は奇数IFポート106に接続される。
【0049】第2の高調波混合の例は次のとおりであ
る。 fRF=8.3GHz (プリセレクタ104を8.3GHzに同調させる) fLO=4GHz 第2高調波混合 ノード1およびノード2:奇数高調波混合信号fIF=(2n
+1)fLO±fRFのみ(ノード1および2には偶数高調波混
合信号は存在しない。) n=0の場合、 4±8.3GHz 12.3GHz( コンデンサC6により再循環され
る) 4.3GHz( コンデンサC6により再循環される) n=1の場合、 12±8.3GHz 20.3GHz(コンデンサC6により再循環され
る) 3.7GHz(コンデンサC6により再循環される)
る。 fRF=8.3GHz (プリセレクタ104を8.3GHzに同調させる) fLO=4GHz 第2高調波混合 ノード1およびノード2:奇数高調波混合信号fIF=(2n
+1)fLO±fRFのみ(ノード1および2には偶数高調波混
合信号は存在しない。) n=0の場合、 4±8.3GHz 12.3GHz( コンデンサC6により再循環され
る) 4.3GHz( コンデンサC6により再循環される) n=1の場合、 12±8.3GHz 20.3GHz(コンデンサC6により再循環され
る) 3.7GHz(コンデンサC6により再循環される)
【0050】ノード3およびノード4:偶数高調波混合
信号fIF=2nfLO±fRFのみ(ノード3およびノード4に
は奇数高調波混合信号は存在しない。) n=1の場合、 |8±8.3|GHz 0.3GHz(偶数IF平衡不平衡変成器302に
流れる) 16.3GHz(コンデンサC4により再循環される) n=2の場合、 |16±8.3|GHz 24.3GHz( コンデンサC4により再循
環される) 7.7GHz( コンデンサC4により再循環される) 故に、IFスイッチ108はIFポート107に接続される。
信号fIF=2nfLO±fRFのみ(ノード3およびノード4に
は奇数高調波混合信号は存在しない。) n=1の場合、 |8±8.3|GHz 0.3GHz(偶数IF平衡不平衡変成器302に
流れる) 16.3GHz(コンデンサC4により再循環される) n=2の場合、 |16±8.3|GHz 24.3GHz( コンデンサC4により再循
環される) 7.7GHz( コンデンサC4により再循環される) 故に、IFスイッチ108はIFポート107に接続される。
【0051】ルーティングYIG同調共振器フィルタおよ
びミキサ回路の上述の実施例の変換損失測定値は基本波
混合について12dB、第2高調波混合について14dB、第4
高調波混合について16dBであった。この変換損失はルー
ティング回路102、プリセレクタ104、IF平衡不平衡変成
器302および304を含むミキサ105、およびIFスイッチ108
の損失に相当する。ルーティング回路102、プリセレク
タ104、IF平衡不平衡変成器302および304、およびIFス
イッチ108を除いた状態では、結果は基本波混合に対し
て約4dB、第2高調波混合に対して6dB、および第4高
調波混合に対して8dBの変換損失を有するミキサに対応
する。これは典型的には基本波、第2、および第4高調
波混合に対してそれぞれ8、12、および22dBの変換損失
を有する現存のバイアス式高調波ミキサに対してかなり
な改善である。挿入損失および平坦度に関する他の改善
は、プリセレクタ104を有する集積ミキサ105からも明ら
かである。3次切片(TOI)は一般的に±20dBmより大き
い。
びミキサ回路の上述の実施例の変換損失測定値は基本波
混合について12dB、第2高調波混合について14dB、第4
高調波混合について16dBであった。この変換損失はルー
ティング回路102、プリセレクタ104、IF平衡不平衡変成
器302および304を含むミキサ105、およびIFスイッチ108
の損失に相当する。ルーティング回路102、プリセレク
タ104、IF平衡不平衡変成器302および304、およびIFス
イッチ108を除いた状態では、結果は基本波混合に対し
て約4dB、第2高調波混合に対して6dB、および第4高
調波混合に対して8dBの変換損失を有するミキサに対応
する。これは典型的には基本波、第2、および第4高調
波混合に対してそれぞれ8、12、および22dBの変換損失
を有する現存のバイアス式高調波ミキサに対してかなり
な改善である。挿入損失および平坦度に関する他の改善
は、プリセレクタ104を有する集積ミキサ105からも明ら
かである。3次切片(TOI)は一般的に±20dBmより大き
い。
【0052】ルーティングYIG同調共振器フィルタおよ
びミキサ回路100を高性能可搬型マイクロ波スペクトラ
ムアナライザに組込むと、以前の調和混合フロントエン
ドに比較して第4高調波混合で感度が16dBも向上してい
る。比較すると、この性能レベルを高周波において越え
ることができるのは基本波混合スペクトラムアナライ
ザ、たとえば、カリフォルニア州パロアルトのヒューレ
ット・パッカード社から入手し得るHP 71210Cモジュー
ル式スペクトラムアナライザ、だけである。
びミキサ回路100を高性能可搬型マイクロ波スペクトラ
ムアナライザに組込むと、以前の調和混合フロントエン
ドに比較して第4高調波混合で感度が16dBも向上してい
る。比較すると、この性能レベルを高周波において越え
ることができるのは基本波混合スペクトラムアナライ
ザ、たとえば、カリフォルニア州パロアルトのヒューレ
ット・パッカード社から入手し得るHP 71210Cモジュー
ル式スペクトラムアナライザ、だけである。
【0053】図4、図7、図8、および図9は奇数また
は偶数高調波混合に基づきスイッチIF出力信号を発生す
る影像向上二重平衡YIG同調ミキサを示しているが、図1
0はLO信号の基本波または奇数高調波信号をRF入力信号
と混合して所定の低周波IF信号出力を作る影像向上二重
平衡YIG同調ミキサ305の概要図である。図10に示すよう
に、ミキサ305は結合ループ138の第2の半ループおよび
完全出力結合ループ142を備えており、出力結合ループ1
42は第1の端で連続で、LO入力194に接続されている。
出力結合ループ142は、ダイオードD3、D4、D5、およびD
6から成るダイオードブリッジから構成されるモノリシ
ックGaAsダイオード集積回路により第2の端で終わって
いる。ダイオードD3、D4、D5、およびD6は好適にはショ
ットキダイオードである。ミキサ305はダイオードブリ
ッジD3、D4、D5、およびD6を横断して接続されているコ
ンデンサC9をも備えている。ミキサ305は更に入力がダ
イオードブリッジD3、D4、D5、およびD6を横断して接続
されている単独IF平衡不平衡変成器306を備えている。I
F平衡不平衡変成器306は基本波および奇数高調波IF平衡
不平衡変成器として動作する。IF平衡不平衡変成器306
の出力は奇数IFポート106に接続されている。最後に、
ミキサ305は一方におけるダイオードブリッジD3、D4、D
5、およびD6とIF平衡不平衡変成器306とのそれぞれの接
合点と、他方における大地との間に接続されたコンデン
サC10を備えている。ミキサ305に関連する偶数IFポート
107は存在しない。その結果、IFスイッチ108は不要であ
る。
は偶数高調波混合に基づきスイッチIF出力信号を発生す
る影像向上二重平衡YIG同調ミキサを示しているが、図1
0はLO信号の基本波または奇数高調波信号をRF入力信号
と混合して所定の低周波IF信号出力を作る影像向上二重
平衡YIG同調ミキサ305の概要図である。図10に示すよう
に、ミキサ305は結合ループ138の第2の半ループおよび
完全出力結合ループ142を備えており、出力結合ループ1
42は第1の端で連続で、LO入力194に接続されている。
出力結合ループ142は、ダイオードD3、D4、D5、およびD
6から成るダイオードブリッジから構成されるモノリシ
ックGaAsダイオード集積回路により第2の端で終わって
いる。ダイオードD3、D4、D5、およびD6は好適にはショ
ットキダイオードである。ミキサ305はダイオードブリ
ッジD3、D4、D5、およびD6を横断して接続されているコ
ンデンサC9をも備えている。ミキサ305は更に入力がダ
イオードブリッジD3、D4、D5、およびD6を横断して接続
されている単独IF平衡不平衡変成器306を備えている。I
F平衡不平衡変成器306は基本波および奇数高調波IF平衡
不平衡変成器として動作する。IF平衡不平衡変成器306
の出力は奇数IFポート106に接続されている。最後に、
ミキサ305は一方におけるダイオードブリッジD3、D4、D
5、およびD6とIF平衡不平衡変成器306とのそれぞれの接
合点と、他方における大地との間に接続されたコンデン
サC10を備えている。ミキサ305に関連する偶数IFポート
107は存在しない。その結果、IFスイッチ108は不要であ
る。
【0054】コンデンサC9はダイオードブリッジD3、
D4、D5、およびD6を横断して接続されている。コンデン
サC10の接続インダクタンスがノード1およびノード2
を横断して高インピーダンスを生ずることがあるので、
ノード1とノード2との間のインピーダンスを高周波奇
数高調波混合信号(たとえば、≧2GHz)に対して非常
に低くしている。完全出力結合ループ142のインダクタ
ンスは充分小さい(すなわち、≦0.4nH)ので偶数高調
波混合信号により生ずる電流は、実質的な位相変化なし
でミキサ305に逆反射される。
D4、D5、およびD6を横断して接続されている。コンデン
サC10の接続インダクタンスがノード1およびノード2
を横断して高インピーダンスを生ずることがあるので、
ノード1とノード2との間のインピーダンスを高周波奇
数高調波混合信号(たとえば、≧2GHz)に対して非常
に低くしている。完全出力結合ループ142のインダクタ
ンスは充分小さい(すなわち、≦0.4nH)ので偶数高調
波混合信号により生ずる電流は、実質的な位相変化なし
でミキサ305に逆反射される。
【0055】更に詳細に考察すれば、影像向上二重平衡
YIG同調ミキサ305の場合、たとえば、3から6.8GHzまで
の掃引LO信号または3から26.5GHzまでの広帯域LO信号
はダイオードブリッジD3、D4、D5、およびD6をノード1
を通して駆動することができる。LO電流戻り径路はコン
デンサC10を通っている。結合ループ138の第2の半ルー
プからのRF入力信号はYIG球140を通して結合し、完全出
力結合ループ142を通る循環RF電流を発生する。RF入力
信号はLO信号ダイオードブリッジD3、D4、D5、およびD6
と混合し、周波数(2n+1)fLO±fRFの奇数高調波信号を
発生する。ノード1、ノード2、およびノード3はRF入
力信号に対する仮想接地ポートである。故に、LO入力19
4および奇数IFポート106は結合ループ138の第2の半ル
ープから成るRF入力から絶縁され、LO入力194はRF入力
および奇数IFポートから絶縁されている。IF信号はノー
ド1から絶縁されている。周波数(2n+1)fLO±fRFのIF
信号はノード2およびノード3を通って流れるが、ノー
ド1はこれら混合信号に対する仮想接地ポートである。
また、ノード1、2、および3で、周波数2nfLO±fIFの
偶数高調波混合信号が相殺される。それ故、奇数次IF信
号が流れるノードはノード2およびノード3だけであ
り、これにコンデンサC10によりロードされる。奇数IF
ポート106に流れる混合信号は、周波数fIF=(2n+1)fLO
−fRFのIF信号の低周波部分だけであり、これは、たと
えば、約300MHzである。他のすべての混合信号、特に周
波数(2n+1)fLO+fRFのもの、は除外して戻され、再混
合されてIF信号周波数(2n+1)fLO−fRFの混合信号が向
上する。
YIG同調ミキサ305の場合、たとえば、3から6.8GHzまで
の掃引LO信号または3から26.5GHzまでの広帯域LO信号
はダイオードブリッジD3、D4、D5、およびD6をノード1
を通して駆動することができる。LO電流戻り径路はコン
デンサC10を通っている。結合ループ138の第2の半ルー
プからのRF入力信号はYIG球140を通して結合し、完全出
力結合ループ142を通る循環RF電流を発生する。RF入力
信号はLO信号ダイオードブリッジD3、D4、D5、およびD6
と混合し、周波数(2n+1)fLO±fRFの奇数高調波信号を
発生する。ノード1、ノード2、およびノード3はRF入
力信号に対する仮想接地ポートである。故に、LO入力19
4および奇数IFポート106は結合ループ138の第2の半ル
ープから成るRF入力から絶縁され、LO入力194はRF入力
および奇数IFポートから絶縁されている。IF信号はノー
ド1から絶縁されている。周波数(2n+1)fLO±fRFのIF
信号はノード2およびノード3を通って流れるが、ノー
ド1はこれら混合信号に対する仮想接地ポートである。
また、ノード1、2、および3で、周波数2nfLO±fIFの
偶数高調波混合信号が相殺される。それ故、奇数次IF信
号が流れるノードはノード2およびノード3だけであ
り、これにコンデンサC10によりロードされる。奇数IF
ポート106に流れる混合信号は、周波数fIF=(2n+1)fLO
−fRFのIF信号の低周波部分だけであり、これは、たと
えば、約300MHzである。他のすべての混合信号、特に周
波数(2n+1)fLO+fRFのもの、は除外して戻され、再混
合されてIF信号周波数(2n+1)fLO−fRFの混合信号が向
上する。
【0056】影像向上二重平衡YIG同調ミキサ305は基本
波および奇数高調波の混合のみを行う。有利にも、奇数
高調波混合信号はノード1で分離される(すなわち、仮
想接地される)。影像向上二重平衡YIG同調ミキサ305で
は、高次の混合信号はすべて、外部コンデンサを通して
または回路形態(仮想接地ポート)を通して短絡され
る。したがって、影像および倍数の向上が行われ、更に
効率が良くなる。また、RF信号およびIF信号は完全に平
衡している。IF信号は平衡しているので、完全出力結合
ループ42またはLO入力194を通る戻り径路は不要であ
る。
波および奇数高調波の混合のみを行う。有利にも、奇数
高調波混合信号はノード1で分離される(すなわち、仮
想接地される)。影像向上二重平衡YIG同調ミキサ305で
は、高次の混合信号はすべて、外部コンデンサを通して
または回路形態(仮想接地ポート)を通して短絡され
る。したがって、影像および倍数の向上が行われ、更に
効率が良くなる。また、RF信号およびIF信号は完全に平
衡している。IF信号は平衡しているので、完全出力結合
ループ42またはLO入力194を通る戻り径路は不要であ
る。
【0057】LO、RF、および奇数IFの各電流の信号径路
は図11に示す影像向上二重平衡YIG同調ミキサ305の概要
図に関連して詳細に検討することができる。LO信号はLO
入力194を通して完全出力結合ループ142に加えられる。
LO信号は出力結合ループ142の上半部と下半部との間で
等しく分割され、LO信号の正の半サイクル中ダイオード
D3およびD5を通って流れ、LO信号の負の半サイクル中ダ
イオードD4およびD6を通って流れ、それぞれのダイオー
ド対をその導通状態にバイアスする。これらダイオード
は出力結合ループ142およびコンデンサC10と直列になっ
ている。LO信号は、出力結合ループ142が結合ループ138
に直交しているので、結合ループ138の第2の半ループ
から成るRFポートから絶縁されている。LO電流は出力結
合ループ142の上半部および下半部を通して共通モード
で(すなわち、同じ方向に)流れ、YIG球140はRF入力信
号の周波数に同調される。
は図11に示す影像向上二重平衡YIG同調ミキサ305の概要
図に関連して詳細に検討することができる。LO信号はLO
入力194を通して完全出力結合ループ142に加えられる。
LO信号は出力結合ループ142の上半部と下半部との間で
等しく分割され、LO信号の正の半サイクル中ダイオード
D3およびD5を通って流れ、LO信号の負の半サイクル中ダ
イオードD4およびD6を通って流れ、それぞれのダイオー
ド対をその導通状態にバイアスする。これらダイオード
は出力結合ループ142およびコンデンサC10と直列になっ
ている。LO信号は、出力結合ループ142が結合ループ138
に直交しているので、結合ループ138の第2の半ループ
から成るRFポートから絶縁されている。LO電流は出力結
合ループ142の上半部および下半部を通して共通モード
で(すなわち、同じ方向に)流れ、YIG球140はRF入力信
号の周波数に同調される。
【0058】各ダイオードD3、D4、D5、およびD6は、図
11Bで示すように、時間変化コンダクタンスで表すこと
ができる。コンダクタンスg(t)はLO信号の正の半サイク
ルで駆動されるダイオードD3およびD5の時間依存コンダ
クタンスを表す。同様に、ダイオードD4およびD6はLO信
号の負の半サイクルで駆動され、g(t+T/2)で表され
る。ただしTはLO信号の周期である。フィルタの第3段
からのRF入力信号は結合ループ138の第2の半ループに
加えられる。これにより完全出力結合ループ142に平衡
循環RF電流が誘導される。ノード1、ノード2、および
ノード3はRF入力信号に対する仮想接地ポートである。
故に、RF入力信号はLO入力194および奇数IFポート106の
双方から絶縁されている。図11Cに示すように、ダイオ
ードD3、D4、D5、およびD6を通る電流は次の方程式で与
えられる。 i1(t)=VRF・g(t) i2(t)=VRF・g(t+T/2) i3(t)=−VRF・g(t) i4(t)=−VRF・g(t+T/2)
11Bで示すように、時間変化コンダクタンスで表すこと
ができる。コンダクタンスg(t)はLO信号の正の半サイク
ルで駆動されるダイオードD3およびD5の時間依存コンダ
クタンスを表す。同様に、ダイオードD4およびD6はLO信
号の負の半サイクルで駆動され、g(t+T/2)で表され
る。ただしTはLO信号の周期である。フィルタの第3段
からのRF入力信号は結合ループ138の第2の半ループに
加えられる。これにより完全出力結合ループ142に平衡
循環RF電流が誘導される。ノード1、ノード2、および
ノード3はRF入力信号に対する仮想接地ポートである。
故に、RF入力信号はLO入力194および奇数IFポート106の
双方から絶縁されている。図11Cに示すように、ダイオ
ードD3、D4、D5、およびD6を通る電流は次の方程式で与
えられる。 i1(t)=VRF・g(t) i2(t)=VRF・g(t+T/2) i3(t)=−VRF・g(t) i4(t)=−VRF・g(t+T/2)
【0059】上の方程式のフーリエ変換を行うことによ
りLO信号、RF入力信号、および混合信号のすべての組合
わせの周波数の電流を分析することができる。次の方程
式で星印(*)は相乗関数を表す。 i1(f)=VRF(f)*G(f) i2(f)=VRF(f)*G(f)exp[(j2πfT/2)] i3(f)=−VRF(f)*G(f) i4(f)=−VRF(f)*G(f)exp[(j2πfT/2)] 電流i1(f)、i2(f)、i3(f)、およびi4(f)は周波数領域に
おけるLO信号とRF入力信号との間の可能なすべての混合
信号を表す。
りLO信号、RF入力信号、および混合信号のすべての組合
わせの周波数の電流を分析することができる。次の方程
式で星印(*)は相乗関数を表す。 i1(f)=VRF(f)*G(f) i2(f)=VRF(f)*G(f)exp[(j2πfT/2)] i3(f)=−VRF(f)*G(f) i4(f)=−VRF(f)*G(f)exp[(j2πfT/2)] 電流i1(f)、i2(f)、i3(f)、およびi4(f)は周波数領域に
おけるLO信号とRF入力信号との間の可能なすべての混合
信号を表す。
【0060】下に示す電流I1(f)、I2(f)、I3(f)、およ
びI4(f)はダイオードブリッジD3、D4、D5、およびD6か
ら流出してノード4およびノード5におよび完全出力結
合ループ142の上半部および下半部に流入する電流であ
る。 I1(f)=i1(f)−i2(f) =VRF(f)*G(f)[1−exp(jπfT)] I2(f)=i4(f)−i3(f) =VRF(f)*G(f)[1−exp(jπfT)] I3(f)=i1(f)−i4(f) =VRF(f)*G(f)[1+exp(jπfT)] I4(f)=i2(f)−i3(f) =VRF(f)*G(f)[1+exp(jπfT)] LOが純粋な正弦波信号であるスペクトラムアナライザの
場合には、これらの方程式を次の方程式に変形すること
ができる。
びI4(f)はダイオードブリッジD3、D4、D5、およびD6か
ら流出してノード4およびノード5におよび完全出力結
合ループ142の上半部および下半部に流入する電流であ
る。 I1(f)=i1(f)−i2(f) =VRF(f)*G(f)[1−exp(jπfT)] I2(f)=i4(f)−i3(f) =VRF(f)*G(f)[1−exp(jπfT)] I3(f)=i1(f)−i4(f) =VRF(f)*G(f)[1+exp(jπfT)] I4(f)=i2(f)−i3(f) =VRF(f)*G(f)[1+exp(jπfT)] LOが純粋な正弦波信号であるスペクトラムアナライザの
場合には、これらの方程式を次の方程式に変形すること
ができる。
【0061】
【数3】
【0062】方程式5および6においては、fLO=1/Tで
あるから、式[1−exp(jnπfLOT)]は式[1−exp(jnπ)]に
変形され、この式の実数部分はnが偶数に相当するとき
0に等しい。また、式[1+exp(jnπfLOT)]は式[1+exp
(jnπ)]に変形され、その実数部分はnが奇数に相当す
るとき0に等しい。方程式5および6は次の方程式に変
形することができる。
あるから、式[1−exp(jnπfLOT)]は式[1−exp(jnπ)]に
変形され、この式の実数部分はnが偶数に相当するとき
0に等しい。また、式[1+exp(jnπfLOT)]は式[1+exp
(jnπ)]に変形され、その実数部分はnが奇数に相当す
るとき0に等しい。方程式5および6は次の方程式に変
形することができる。
【0063】
【数4】
【0064】方程式7からノード2および3に流入する
電流の実数部分はRF入力信号と混合するLO信号の奇数高
調波だけであり、ノード4および5ではRF入力信号と混
合するLO信号の奇数高調波は相殺されることが明らかで
ある。このことはノード1、4、および5は奇数高調波
混合信号に対して仮想接地であり、奇数高調波混合信号
はノード1を通る戻り径路を必要としないということを
意味している。故に、奇数高調波混合信号を奇数IF平衡
不平衡変成器306を通してノード2および3から抽出す
ることができる。同様に、方程式8からノード4および
5に流入する電流の実数部分はRF入力信号と混合されて
いるLO信号の偶数高調波だけであることが明らかであ
る。奇数高調波混合信号は相殺されている。したがっ
て、ミキサ305は基本波および奇数高調波ミキサとして
動作する二重平衡ミキサである。
電流の実数部分はRF入力信号と混合するLO信号の奇数高
調波だけであり、ノード4および5ではRF入力信号と混
合するLO信号の奇数高調波は相殺されることが明らかで
ある。このことはノード1、4、および5は奇数高調波
混合信号に対して仮想接地であり、奇数高調波混合信号
はノード1を通る戻り径路を必要としないということを
意味している。故に、奇数高調波混合信号を奇数IF平衡
不平衡変成器306を通してノード2および3から抽出す
ることができる。同様に、方程式8からノード4および
5に流入する電流の実数部分はRF入力信号と混合されて
いるLO信号の偶数高調波だけであることが明らかであ
る。奇数高調波混合信号は相殺されている。したがっ
て、ミキサ305は基本波および奇数高調波ミキサとして
動作する二重平衡ミキサである。
【0065】影像および倍数混合信号を向上させるに
は、コンデンサC9およびC10をノード2および3に組込
む。その結果、高周波奇数混合信号(すなわち、≧2GH
z)がミキサ305に逆反射されて再混合される。また、ノ
ード1は偶数高調波混合電流I3(f)およびI4(f)に対して
短絡し、これらをミキサ305に逆反射して再混合する。
その結果非常に効率の良いミキサが生ずる。奇数IFポー
ト106に流れることのできる混合信号は、所定の低周波I
F信号(すなわち、fIF 1GHz)だけである。
は、コンデンサC9およびC10をノード2および3に組込
む。その結果、高周波奇数混合信号(すなわち、≧2GH
z)がミキサ305に逆反射されて再混合される。また、ノ
ード1は偶数高調波混合電流I3(f)およびI4(f)に対して
短絡し、これらをミキサ305に逆反射して再混合する。
その結果非常に効率の良いミキサが生ずる。奇数IFポー
ト106に流れることのできる混合信号は、所定の低周波I
F信号(すなわち、fIF 1GHz)だけである。
【0066】図12は、LO信号の基本波または奇数高調波
信号をRF入力信号と混合して所定の低周波IF信号出力を
発生する別の影像向上二重平衡YIG同調ミキサ405を示
す。図10に示すミキサ305と対照的にLO信号は図12に示
すミキサ405の異なる場所に注入される。図12に示す影
像向上二重平衡YIG同調ミキサ405では、完全出力結合ル
ープ142の第1の端は接地されている。ミキサ405は他に
コンデンサC9を横断して直列に接続されているコンデン
サC11を備えている。コンデンサC11の間の接合点はLO出
力194に接続されている。ミキサ405はまた、第1の端が
一方においてコンデンサC9のそれぞれの接合点に、他方
においてコンデンサC7に接続されているインダクタL7お
よびL8を備えている。インダクタL7およびL8の第2の端
は一方においてコンデンサC10のそれぞれの接合点に、
他方においてIF平衡不平衡変成器306に接続されてい
る。
信号をRF入力信号と混合して所定の低周波IF信号出力を
発生する別の影像向上二重平衡YIG同調ミキサ405を示
す。図10に示すミキサ305と対照的にLO信号は図12に示
すミキサ405の異なる場所に注入される。図12に示す影
像向上二重平衡YIG同調ミキサ405では、完全出力結合ル
ープ142の第1の端は接地されている。ミキサ405は他に
コンデンサC9を横断して直列に接続されているコンデン
サC11を備えている。コンデンサC11の間の接合点はLO出
力194に接続されている。ミキサ405はまた、第1の端が
一方においてコンデンサC9のそれぞれの接合点に、他方
においてコンデンサC7に接続されているインダクタL7お
よびL8を備えている。インダクタL7およびL8の第2の端
は一方においてコンデンサC10のそれぞれの接合点に、
他方においてIF平衡不平衡変成器306に接続されてい
る。
【0067】LO、RF、および奇数IFの各電流の信号径路
は図13Aに示す影像向上二重平衡YIG同調ミキサ405の概
要図と関連して更に詳細に検討することができる。LO信
号はコンデンサC11の接合点を通して加えられる。イン
ダクタL7およびL8およびコンデンサC10の組合わせはノ
ード2および3においてLO信号に対する高インピーダン
ス負荷となる。故に、LO信号は、LO信号の正の半サイク
ル中ダイオードD4およびD6を通して流れ、LO信号の負の
半サイクル中ダイオードD3およびD5を通って流れ、それ
ぞれのダイオード対をその導通状態にバイアスする。こ
れらダイオードはノード1を通して接地されている出力
結合ループ142と直列になっている。LO信号は、出力結
合ループ142が結合ループ138と直交しているので、結合
ループ138の第2の半ループから構成されているRFポー
トから絶縁されている。LO電流は出力結合ループ142の
上半部および下半部を通して共通モードで(すなわち、
同じ方向に)流れ、YIG球140はRF入力信号の周波数に同
調される。各ダイオードD3、D4、D5、およびD6は、図13
Bに示すように、時間変化コンダクタンスとして表すこ
とができる。コンダクタンスg(t)はLO信号の正の半サイ
クルにより駆動されるダイオードD4およびD6の時間依存
コンダクタンスを表す。同様に、ダイオードD3およびD5
はLO信号の負の半サイクルにより駆動され、g(t+T/2)
により表される。ただしTはLO信号の周期である。
は図13Aに示す影像向上二重平衡YIG同調ミキサ405の概
要図と関連して更に詳細に検討することができる。LO信
号はコンデンサC11の接合点を通して加えられる。イン
ダクタL7およびL8およびコンデンサC10の組合わせはノ
ード2および3においてLO信号に対する高インピーダン
ス負荷となる。故に、LO信号は、LO信号の正の半サイク
ル中ダイオードD4およびD6を通して流れ、LO信号の負の
半サイクル中ダイオードD3およびD5を通って流れ、それ
ぞれのダイオード対をその導通状態にバイアスする。こ
れらダイオードはノード1を通して接地されている出力
結合ループ142と直列になっている。LO信号は、出力結
合ループ142が結合ループ138と直交しているので、結合
ループ138の第2の半ループから構成されているRFポー
トから絶縁されている。LO電流は出力結合ループ142の
上半部および下半部を通して共通モードで(すなわち、
同じ方向に)流れ、YIG球140はRF入力信号の周波数に同
調される。各ダイオードD3、D4、D5、およびD6は、図13
Bに示すように、時間変化コンダクタンスとして表すこ
とができる。コンダクタンスg(t)はLO信号の正の半サイ
クルにより駆動されるダイオードD4およびD6の時間依存
コンダクタンスを表す。同様に、ダイオードD3およびD5
はLO信号の負の半サイクルにより駆動され、g(t+T/2)
により表される。ただしTはLO信号の周期である。
【0068】フィルタの第3段からのRF入力信号は結合
ループ138の第2の半ループに加えられる。これにより
完全出力結合ループ142に平衡循環RF電流が誘導され
る。ノード1、ノード2、およびノード3はRF入力信号
に対する仮想接地ポートである。故に、RF入力信号はLO
入力194およびIFポート106の双方から絶縁されている。
図13Bに示すように、ダイオードD3、D4、D5、およびD6
を通る電流は次の方程式で与えられる。 i1(t)=VRF・g(t+T/2) i2(t)=VRF・g(t) i3(t)=−VRF・g(t+T/2) i4(t)=−VRF・g(t)
ループ138の第2の半ループに加えられる。これにより
完全出力結合ループ142に平衡循環RF電流が誘導され
る。ノード1、ノード2、およびノード3はRF入力信号
に対する仮想接地ポートである。故に、RF入力信号はLO
入力194およびIFポート106の双方から絶縁されている。
図13Bに示すように、ダイオードD3、D4、D5、およびD6
を通る電流は次の方程式で与えられる。 i1(t)=VRF・g(t+T/2) i2(t)=VRF・g(t) i3(t)=−VRF・g(t+T/2) i4(t)=−VRF・g(t)
【0069】上の方程式のフーリエ変換を行うことによ
り、LO信号、RF入力信号、および混合信号のすべての周
波数の組合わせの電流を分析することができる。次の方
程式の星印(*)は相乗関数を表す。 i1(f)=VRF(f)*G(f)exp[(j2πfT/2)] i2(f)=VRF(f)*G(f) i3(f)=−VRF(f)*G(f)exp[(j2πfT/2)] i4(f)=−VRF(f)*G(f) 電流i1(f)、i2(f)、i3(f)、およびi4(f)は周波数領域に
おけるLO信号とRF入力信号との間の可能なすべての混合
信号を表す。
り、LO信号、RF入力信号、および混合信号のすべての周
波数の組合わせの電流を分析することができる。次の方
程式の星印(*)は相乗関数を表す。 i1(f)=VRF(f)*G(f)exp[(j2πfT/2)] i2(f)=VRF(f)*G(f) i3(f)=−VRF(f)*G(f)exp[(j2πfT/2)] i4(f)=−VRF(f)*G(f) 電流i1(f)、i2(f)、i3(f)、およびi4(f)は周波数領域に
おけるLO信号とRF入力信号との間の可能なすべての混合
信号を表す。
【0070】下に示す電流I1(f)、I2(f)、I3(f)、およ
びI4(f)はダイオードブリッジD3、D4、D5、およびD6か
ら流出し、ノード4およびノード5におよび完全出力結
合ループ142の上半部および下半部に流入する電流であ
る。 I1(f)=i1(f)−i2(f) =VRF(f)*G(f)[exp(jπfT)−1] I2(f)=i4(f)−i3(f) =VRF(f)*G(f)[exp(jπfT)−1] I3(f)=i1(f)−i4(f) =VRF(f)*G(f)[1+exp(jπfT)] I4(f)=i2(f)−i3(f) =VRF(f)*G(f)[1+exp(jπfT)] LOが純粋な正弦波信号であるスペクトラムアナライザの
場合には、これらの方程式を次の方程式に変形すること
ができる。
びI4(f)はダイオードブリッジD3、D4、D5、およびD6か
ら流出し、ノード4およびノード5におよび完全出力結
合ループ142の上半部および下半部に流入する電流であ
る。 I1(f)=i1(f)−i2(f) =VRF(f)*G(f)[exp(jπfT)−1] I2(f)=i4(f)−i3(f) =VRF(f)*G(f)[exp(jπfT)−1] I3(f)=i1(f)−i4(f) =VRF(f)*G(f)[1+exp(jπfT)] I4(f)=i2(f)−i3(f) =VRF(f)*G(f)[1+exp(jπfT)] LOが純粋な正弦波信号であるスペクトラムアナライザの
場合には、これらの方程式を次の方程式に変形すること
ができる。
【0071】
【数5】
【0072】方程式9および10においては、fLO=1/Tで
あるから、式[exp(jnπfLOT)−1]は式[exp(jnπ)−1]に
変形することができ、その実数部分はnが偶数に相当す
るとき0に等しい。また、式[1+exp(jnπfLOT)]は式[1
+exp(jnπ)]に変形され、その実数部分はnが奇数に相
当するとき0に等しい。方程式5および6は次の方程式
に変形することができる。
あるから、式[exp(jnπfLOT)−1]は式[exp(jnπ)−1]に
変形することができ、その実数部分はnが偶数に相当す
るとき0に等しい。また、式[1+exp(jnπfLOT)]は式[1
+exp(jnπ)]に変形され、その実数部分はnが奇数に相
当するとき0に等しい。方程式5および6は次の方程式
に変形することができる。
【0073】
【数6】
【0074】方程式11からノード2および3に流入する
電流の実数部分はRF入力信号と混合するLO信号の奇数高
調波だけであり、ノード4および5ではRF入力信号と混
合するLO信号の奇数高調波は相殺されていることが明ら
かである。これはノード1、4、および5は奇数高調波
混合信号に対して仮想接地であり、奇数高調波混合信号
はノード1を通る戻り径路を必要としないということを
意味している。それ故、奇数高調波混合信号を奇数IF平
衡不平衡変成器306を通してノード2および3から抽出
することができる。同様に、方程式12からノード4およ
び5に流入する電流の実数部分はRF入力信号と混合して
いるLO信号の偶数高調波だけであることが明らかであ
る。奇数高調波混合信号は相殺されている。したがっ
て、ミキサ305は基本波および奇数高調波ミキサとして
動作する二重平衡ミキサである。
電流の実数部分はRF入力信号と混合するLO信号の奇数高
調波だけであり、ノード4および5ではRF入力信号と混
合するLO信号の奇数高調波は相殺されていることが明ら
かである。これはノード1、4、および5は奇数高調波
混合信号に対して仮想接地であり、奇数高調波混合信号
はノード1を通る戻り径路を必要としないということを
意味している。それ故、奇数高調波混合信号を奇数IF平
衡不平衡変成器306を通してノード2および3から抽出
することができる。同様に、方程式12からノード4およ
び5に流入する電流の実数部分はRF入力信号と混合して
いるLO信号の偶数高調波だけであることが明らかであ
る。奇数高調波混合信号は相殺されている。したがっ
て、ミキサ305は基本波および奇数高調波ミキサとして
動作する二重平衡ミキサである。
【0075】影像および倍数混合信号を向上させるに
は、コンデンサC9をノード2および3に組込む。その結
果、高周波奇数混合信号(すなわち、≧2GHz)がミキ
サ305に逆反射されて再混合される。また、ノード1は
偶数高調波混合電流I3(f)およびI4(f)に対して短絡し、
それらをミキサ305に逆反射して再混合する。これによ
り非常に効率の良いミキサが生ずる。奇数IFポート106
に流入することができる混合信号は、所定の低周波IF信
号(すなわち、fIF 1GHz)だけである。
は、コンデンサC9をノード2および3に組込む。その結
果、高周波奇数混合信号(すなわち、≧2GHz)がミキ
サ305に逆反射されて再混合される。また、ノード1は
偶数高調波混合電流I3(f)およびI4(f)に対して短絡し、
それらをミキサ305に逆反射して再混合する。これによ
り非常に効率の良いミキサが生ずる。奇数IFポート106
に流入することができる混合信号は、所定の低周波IF信
号(すなわち、fIF 1GHz)だけである。
【0076】図4、図7、図8、および図9は奇数また
は偶数高調波混合に基づきスイッチIF出力信号を発生す
る影像向上二重平衡YIG同調ミキサを示しているが、図1
4はLO信号の偶数高調波生成信号をRF入力信号と混合し
て所定の低周波IF信号出力を発生する影像向上二重平衡
YIG同調ミキサ505の概略図である。図14に示すように、
ミキサ505は結合ループ138の第2の半ループおよび完全
出力結合ループ142を備えており、出力結合ループ142の
第1の端はコンデンサC11で終わり、第2の端はダイオ
ードD3、D4、D5、およびD6を備えたダイオードブリッジ
から成るモノリシックGaAsダイオード集積回路で終わっ
ている。ダイオードD3、D4、D5、およびD6は好適にはシ
ョットキダイオードである。LO入力194はダイオードブ
リッジD3、D4、D5、およびD6を横断して接続されてい
る。ミキサ505は更に、入力がコンデンサC11を横断して
接続されている単独IF平衡不平衡変成器302を備えてい
る。IF平衡不平衡変成器302は偶数高調波IF平衡不平衡
変成器として動作する。IF平衡不平衡変成器302の出力
は偶数IFポート107に接続されている。最後に、ミキサ5
05は、一方において、コンデンサC11とIF平衡不平衡変
成器とのそれぞれの接合点と、他方において、大地との
間に接続されているコンデンサC12を備えている。ミキ
サ505に関連する奇数IFポート106は存在しない。したが
って、IFスイッチ108は不要である。
は偶数高調波混合に基づきスイッチIF出力信号を発生す
る影像向上二重平衡YIG同調ミキサを示しているが、図1
4はLO信号の偶数高調波生成信号をRF入力信号と混合し
て所定の低周波IF信号出力を発生する影像向上二重平衡
YIG同調ミキサ505の概略図である。図14に示すように、
ミキサ505は結合ループ138の第2の半ループおよび完全
出力結合ループ142を備えており、出力結合ループ142の
第1の端はコンデンサC11で終わり、第2の端はダイオ
ードD3、D4、D5、およびD6を備えたダイオードブリッジ
から成るモノリシックGaAsダイオード集積回路で終わっ
ている。ダイオードD3、D4、D5、およびD6は好適にはシ
ョットキダイオードである。LO入力194はダイオードブ
リッジD3、D4、D5、およびD6を横断して接続されてい
る。ミキサ505は更に、入力がコンデンサC11を横断して
接続されている単独IF平衡不平衡変成器302を備えてい
る。IF平衡不平衡変成器302は偶数高調波IF平衡不平衡
変成器として動作する。IF平衡不平衡変成器302の出力
は偶数IFポート107に接続されている。最後に、ミキサ5
05は、一方において、コンデンサC11とIF平衡不平衡変
成器とのそれぞれの接合点と、他方において、大地との
間に接続されているコンデンサC12を備えている。ミキ
サ505に関連する奇数IFポート106は存在しない。したが
って、IFスイッチ108は不要である。
【0077】LO信号はノード1およびノード2を通して
影像向上二重平衡YIG同調ミキサ505に送られる。LO電流
の戻り径路はコンデンサC12を通っている。RF電流は完
全出力結合ループ142およびコンデンサC11を通り、ダイ
オードブリッジD3、D4、D5、およびD6でLO信号と混合す
る。ノード1および2はRF入力信号に対する仮想接地ポ
ートである。それ故RF電流の戻り径路はダイオードD3、
D4、D5、およびD6を通る閉ループである。奇数高調波混
合信号は、ノード1から流出してノード2に流入するだ
けである。したがって、LO入力194は奇数IF混合信号に
対して、仮想接地ポートである。故に、IF信号およびLO
信号は絶縁されている。同時に、ノード1および2は共
に接続されているから、奇数高調波混合信号はすべてダ
イオードブリッジD3、D4、D5、およびD6に逆反射され、
再混合されて、効率が更に良くなる。ダイオードD3およ
びD6はLO信号およびRF信号に対して逆並列であり、した
がってRF電流の流れの方向に対してノード3に流入する
周波数2nfLO±fRFの偶数IF混合信号を生ずる。また、ダ
イオードD4およびD5はRF信号およびLO信号に対して逆並
列であり、したがってノード4に流出する周波数2nfLO
±fRFの偶数高調波混合信号を生ずる。同時に、ノード
1および2は偶数高調波混合信号に対して仮想接地ポー
トである。
影像向上二重平衡YIG同調ミキサ505に送られる。LO電流
の戻り径路はコンデンサC12を通っている。RF電流は完
全出力結合ループ142およびコンデンサC11を通り、ダイ
オードブリッジD3、D4、D5、およびD6でLO信号と混合す
る。ノード1および2はRF入力信号に対する仮想接地ポ
ートである。それ故RF電流の戻り径路はダイオードD3、
D4、D5、およびD6を通る閉ループである。奇数高調波混
合信号は、ノード1から流出してノード2に流入するだ
けである。したがって、LO入力194は奇数IF混合信号に
対して、仮想接地ポートである。故に、IF信号およびLO
信号は絶縁されている。同時に、ノード1および2は共
に接続されているから、奇数高調波混合信号はすべてダ
イオードブリッジD3、D4、D5、およびD6に逆反射され、
再混合されて、効率が更に良くなる。ダイオードD3およ
びD6はLO信号およびRF信号に対して逆並列であり、した
がってRF電流の流れの方向に対してノード3に流入する
周波数2nfLO±fRFの偶数IF混合信号を生ずる。また、ダ
イオードD4およびD5はRF信号およびLO信号に対して逆並
列であり、したがってノード4に流出する周波数2nfLO
±fRFの偶数高調波混合信号を生ずる。同時に、ノード
1および2は偶数高調波混合信号に対して仮想接地ポー
トである。
【0078】完全出力結合ループ142を通って循環する
偶数高調波混合信号は、所定の低周波IF、たとえば約30
0MHzのIF、では高インピーダンスとして現れるコンデン
サC11を横断して現れる。故に、所定の低周波IFはノー
ド4から流出し、IF平衡不平衡変成器302を通してノー
ド3に流入し、完全出力結合ループ142の上半部に入
り、ノード5に流入する。高周波偶数混合信号は、出力
結合ループ142およびコンデンサC11を通して循環する。
出力結合ループ142の長さは非常に短く、たとえば、26.
5GHzで≦λ/16であるから、高周波偶数混合信号はすべ
てノード3および4を横断して有効に短絡され、影像向
上の効果を生じて更に効率が良くなる。それ故、ミキサ
505は偶数高調波混合信号がLO入力194に接続されている
ノード1および2から絶縁され、影像および倍数の向上
混合を行って更に効率を良くする二重平衡ミキサであ
る。
偶数高調波混合信号は、所定の低周波IF、たとえば約30
0MHzのIF、では高インピーダンスとして現れるコンデン
サC11を横断して現れる。故に、所定の低周波IFはノー
ド4から流出し、IF平衡不平衡変成器302を通してノー
ド3に流入し、完全出力結合ループ142の上半部に入
り、ノード5に流入する。高周波偶数混合信号は、出力
結合ループ142およびコンデンサC11を通して循環する。
出力結合ループ142の長さは非常に短く、たとえば、26.
5GHzで≦λ/16であるから、高周波偶数混合信号はすべ
てノード3および4を横断して有効に短絡され、影像向
上の効果を生じて更に効率が良くなる。それ故、ミキサ
505は偶数高調波混合信号がLO入力194に接続されている
ノード1および2から絶縁され、影像および倍数の向上
混合を行って更に効率を良くする二重平衡ミキサであ
る。
【0079】LO、RF、および奇数IFの各電流の信号径路
は図14に示す影像向上二重平衡YIG同調ミキサ505の概要
図と関連して一層詳細に検討することができる。LO信号
はLO入力194を通してダイオードブリッジD3、D4、D5、
およびD6に加えられる。LO信号は、LO信号の正の半サイ
クル中ダイオードD4およびD6を通って流れ、LO信号の負
の半サイクル中ダイオードD3およびD5を通って流れ、そ
れぞれのダイオード対をその導通状態にバイアスする。
それらダイオードは出力結合ループ142およびコンデン
サC11と直列になっている。LO信号は、出力結合ループ1
42が結合ループ138と直交しているので、結合ループ138
の第2の半ループから成るRFポートから絶縁されてい
る。LO電流は出力結合ループ142の上半部および下半部
を通って共通モードで(すなわち、同じ方向に)流れ、
YIG球140はRF入力信号の周波数に同調される。各ダイオ
ードD3、D4、D5、およびD6は、図15Bに示すように、時
間変化コンダクタンスにより表すことができる。コンダ
クタンスg(t)はLO信号の正の半サイクルにより駆動され
るダイオードD4およびD6の時間依存コンダクタンスを表
す。同様に、ダイオードD3およびD5はLO信号の負の半サ
イクルにより駆動され、g(t+T/2)により表される。た
だしTはLO信号の周期である。
は図14に示す影像向上二重平衡YIG同調ミキサ505の概要
図と関連して一層詳細に検討することができる。LO信号
はLO入力194を通してダイオードブリッジD3、D4、D5、
およびD6に加えられる。LO信号は、LO信号の正の半サイ
クル中ダイオードD4およびD6を通って流れ、LO信号の負
の半サイクル中ダイオードD3およびD5を通って流れ、そ
れぞれのダイオード対をその導通状態にバイアスする。
それらダイオードは出力結合ループ142およびコンデン
サC11と直列になっている。LO信号は、出力結合ループ1
42が結合ループ138と直交しているので、結合ループ138
の第2の半ループから成るRFポートから絶縁されてい
る。LO電流は出力結合ループ142の上半部および下半部
を通って共通モードで(すなわち、同じ方向に)流れ、
YIG球140はRF入力信号の周波数に同調される。各ダイオ
ードD3、D4、D5、およびD6は、図15Bに示すように、時
間変化コンダクタンスにより表すことができる。コンダ
クタンスg(t)はLO信号の正の半サイクルにより駆動され
るダイオードD4およびD6の時間依存コンダクタンスを表
す。同様に、ダイオードD3およびD5はLO信号の負の半サ
イクルにより駆動され、g(t+T/2)により表される。た
だしTはLO信号の周期である。
【0080】フィルタの第3段からのRF入力信号は結合
ループ138の第2の半ループに加えられる。これにより
完全出力結合ループ142に平衡循環電流が誘導される。
ノード1、ノード2、ノード3、およびノード4はRF入
力信号に対する仮想接地ポートである。それ故、RF入力
信号はLO入力194および偶数IFポート107から絶縁されて
いる。図15Bに示すように、ダイオードD3、D4、D5、お
よびD6を通る電流は次の方程式で与えられる。 i1(t)=VRF・g(t+T/2) i2(t)=VRF・g(t) i3(t)=−VRF・g(t+T/2) i4(t)=−VRF・g(t)
ループ138の第2の半ループに加えられる。これにより
完全出力結合ループ142に平衡循環電流が誘導される。
ノード1、ノード2、ノード3、およびノード4はRF入
力信号に対する仮想接地ポートである。それ故、RF入力
信号はLO入力194および偶数IFポート107から絶縁されて
いる。図15Bに示すように、ダイオードD3、D4、D5、お
よびD6を通る電流は次の方程式で与えられる。 i1(t)=VRF・g(t+T/2) i2(t)=VRF・g(t) i3(t)=−VRF・g(t+T/2) i4(t)=−VRF・g(t)
【0081】上の方程式のフーリエ変換を行うことによ
り、LO信号、RF入力信号、および混合信号のすべての組
合わせの周波数の電流を分析することができる。次の方
程式の星印(*)は相乗関数を表す。 i1(f)=VRF(f)*G(f)exp[(j2πfT/2)] i2(f)=VRF(f)*G(f) i3(f)=−VRF(f)*G(f)exp[(j2πfT/2)] i4(f)=−VRF(f)*G(f) 電流i1(f)、i2(f)、i3(f)、およびi4(f)は周波数領域に
おけるLO信号とRF入力信号との間の可能なすべての混合
信号を表す。
り、LO信号、RF入力信号、および混合信号のすべての組
合わせの周波数の電流を分析することができる。次の方
程式の星印(*)は相乗関数を表す。 i1(f)=VRF(f)*G(f)exp[(j2πfT/2)] i2(f)=VRF(f)*G(f) i3(f)=−VRF(f)*G(f)exp[(j2πfT/2)] i4(f)=−VRF(f)*G(f) 電流i1(f)、i2(f)、i3(f)、およびi4(f)は周波数領域に
おけるLO信号とRF入力信号との間の可能なすべての混合
信号を表す。
【0082】下に示す電流I1(f)、I2(f)、I3(f)、およ
びI4(f)はダイオードブリッジD3、D4、D5、およびD6か
ら流出し、ノード1およびノード2に流入し、完全出力
結合ループ142の上半部および下半部に入る電流であ
る。 I1(f)=i1(f)−i2(f) =VRF(f)*G(f)[exp(jπfT)−1] I2(f)=i4(f)−i3(f) =VRF(f)*G(f)[exp(jπfT)−1] I3(f)=i1(f)−i4(f) =VRF(f)*G(f)[1+exp(jπfT)] I4(f)=i2(f)−i3(f) =VRF(f)*G(f)[1+exp(jπfT)] LOが純粋な正弦波であるスペクトラムアナライザの場合
には、これらの方程式を次の方程式に変形することがで
きる。
びI4(f)はダイオードブリッジD3、D4、D5、およびD6か
ら流出し、ノード1およびノード2に流入し、完全出力
結合ループ142の上半部および下半部に入る電流であ
る。 I1(f)=i1(f)−i2(f) =VRF(f)*G(f)[exp(jπfT)−1] I2(f)=i4(f)−i3(f) =VRF(f)*G(f)[exp(jπfT)−1] I3(f)=i1(f)−i4(f) =VRF(f)*G(f)[1+exp(jπfT)] I4(f)=i2(f)−i3(f) =VRF(f)*G(f)[1+exp(jπfT)] LOが純粋な正弦波であるスペクトラムアナライザの場合
には、これらの方程式を次の方程式に変形することがで
きる。
【0083】
【数7】
【0084】方程式13および14においては、fLO=1/Tで
あるから、式[exp(jnπfLOT)−1]は式[exp(jnπ)−1]に
変形され、その実数部はnが偶数に相当するとき0に等
しい。また、式[1+exp(jnπfLOT)]は式[1+exp(jnπ)]
に変形され、その実数部分はnが奇数に対応するとき0
に等しい。方程式5および6は次の方程式に変形するこ
とができる。
あるから、式[exp(jnπfLOT)−1]は式[exp(jnπ)−1]に
変形され、その実数部はnが偶数に相当するとき0に等
しい。また、式[1+exp(jnπfLOT)]は式[1+exp(jnπ)]
に変形され、その実数部分はnが奇数に対応するとき0
に等しい。方程式5および6は次の方程式に変形するこ
とができる。
【0085】
【数8】
【0086】方程式15からノード1および2に流入する
電流の実数部分はRF入力信号と混合するLO信号の奇数高
調波だけであり、ノード3および4においてRF入力信号
と混合するLO信号の奇数高調波は相殺されていることが
明らかである。これはノード3および4が奇数高調波混
合信号に対して仮想接地であることを意味する。同様
に、方程式16からノード3および4に流入する電流の実
数部分はRF入力信号と混合されているLO信号の偶数高調
波だけであることが明らかである。ノード1および2で
は、RF入力信号と混合するLO信号の偶数高調波は相殺さ
れている。このことはノード1および2が偶数高調波混
合信号に対して接地ポートであり、偶数高調波混合信号
はノード1および2を通る戻り径路を必要としないとい
うことを意味する。故に、偶数高調波混合信号を偶数IF
平衡不平衡変成器302によりノード3および4から抽出
することができる。
電流の実数部分はRF入力信号と混合するLO信号の奇数高
調波だけであり、ノード3および4においてRF入力信号
と混合するLO信号の奇数高調波は相殺されていることが
明らかである。これはノード3および4が奇数高調波混
合信号に対して仮想接地であることを意味する。同様
に、方程式16からノード3および4に流入する電流の実
数部分はRF入力信号と混合されているLO信号の偶数高調
波だけであることが明らかである。ノード1および2で
は、RF入力信号と混合するLO信号の偶数高調波は相殺さ
れている。このことはノード1および2が偶数高調波混
合信号に対して接地ポートであり、偶数高調波混合信号
はノード1および2を通る戻り径路を必要としないとい
うことを意味する。故に、偶数高調波混合信号を偶数IF
平衡不平衡変成器302によりノード3および4から抽出
することができる。
【0087】影像向上および倍数混合信号向上を達成す
るには、コンデンサC11をノード3と4との間に組込
む。その結果、高周波偶数混合信号(すなわち、≧2GH
z)がミキサ505に逆反射されて再混合される。また、ノ
ード1およびノード2は共に接続され、奇数高調波混合
電流I1(f)およびI2(f)に対して短絡を生じ、それらをミ
キサ505に逆反射して再混合する。その結果ミキサの効
率が更に良くなる。偶数IFポート107に流れることがで
きる混合信号は、所定の低周波IF信号(すなわち、fIF
1GHz)だけである。
るには、コンデンサC11をノード3と4との間に組込
む。その結果、高周波偶数混合信号(すなわち、≧2GH
z)がミキサ505に逆反射されて再混合される。また、ノ
ード1およびノード2は共に接続され、奇数高調波混合
電流I1(f)およびI2(f)に対して短絡を生じ、それらをミ
キサ505に逆反射して再混合する。その結果ミキサの効
率が更に良くなる。偶数IFポート107に流れることがで
きる混合信号は、所定の低周波IF信号(すなわち、fIF
1GHz)だけである。
【0088】
【発明の効果】以上説明したように、本発明を用いるこ
とにより、スペクトラムアナライザの感度を向上させる
ことができる。また、従来の機械的マイクロ波リレース
イッチを用いた場合に比べ、機械的スイッチングの速度
および信頼性を向上させることもできる。
とにより、スペクトラムアナライザの感度を向上させる
ことができる。また、従来の機械的マイクロ波リレース
イッチを用いた場合に比べ、機械的スイッチングの速度
および信頼性を向上させることもできる。
【図1】従来のスペクトラムアナライザのブロック図で
ある。
ある。
【図1A】図1の装置に使用される従来のミキサ回路の
概略図である。
概略図である。
【図1B】図1の装置に使用される従来の別のミキサ回
路の概略図である。
路の概略図である。
【図2】図1の装置におけるRF、LO、IF信号の関
係を示す図である。
係を示す図である。
【図3】本発明によるルーティングYIG同調共振器フ
ィルタおよび影像向上二重平衡ミキサ回路の一実施例を
示す図である。
ィルタおよび影像向上二重平衡ミキサ回路の一実施例を
示す図である。
【図4】図3に示す回路の斜視図である。
【図5】図4に示す回路の簡略立面図である。
【図6】図4に示す回路に好適に組み込まれるルーティ
ング回路の一実施例を示す概略図である。
ング回路の一実施例を示す概略図である。
【図7】図4に示す回路に組み込まれる影像向上二重平
衡YIG同調ミキサの一実施例を示す概略図である。
衡YIG同調ミキサの一実施例を示す概略図である。
【図8】図4に示す回路に組み込まれる影像向上二重平
衡YIG同調ミキサの詳細斜視図である。
衡YIG同調ミキサの詳細斜視図である。
【図9A】図7に示す影像向上二重平衡YIG同調ミキ
サの動作を説明するための概略図である。
サの動作を説明するための概略図である。
【図9B】図7に示す影像向上二重平衡YIG同調ミキ
サの動作を説明するための概略図である。
サの動作を説明するための概略図である。
【図9C】図7に示す影像向上二重平衡YIG同調ミキ
サの動作を説明するための概略図である。
サの動作を説明するための概略図である。
【図10】影像向上二重平衡YIG同調ミキサの一実施
例を示す概略図である。
例を示す概略図である。
【図11A】図10に示す影像向上二重平衡YIG同調
ミキサの動作を説明するための概略図である。
ミキサの動作を説明するための概略図である。
【図11B】図10に示す影像向上二重平衡YIG同調
ミキサの動作を説明するための概略図である。
ミキサの動作を説明するための概略図である。
【図11C】図10に示す影像向上二重平衡YIG同調
ミキサの動作を説明するための概略図である。
ミキサの動作を説明するための概略図である。
【図12】影像向上二重平衡YIG同調ミキサの別の実
施例を示す概略図である。
施例を示す概略図である。
【図13A】図12に示す影像向上二重平衡YIG同調
ミキサの動作を説明するための概略図である。
ミキサの動作を説明するための概略図である。
【図13B】図12に示す影像向上二重平衡YIG同調
ミキサの動作を説明するための概略図である。
ミキサの動作を説明するための概略図である。
【図13C】図12に示す影像向上二重平衡YIG同調
ミキサの動作を説明するための概略図である。
ミキサの動作を説明するための概略図である。
【図14】影像向上二重平衡YIG同調ミキサの一実施
例を示す概略図である。
例を示す概略図である。
【図15A】図14に示す影像向上二重平衡YIG同調
ミキサの動作を説明するための概略図である。
ミキサの動作を説明するための概略図である。
【図15B】図14に示す影像向上二重平衡YIG同調
ミキサの動作を説明するための概略図である。
ミキサの動作を説明するための概略図である。
【図15C】図14に示す影像向上二重平衡YIG同調
ミキサの動作を説明するための概略図である。
ミキサの動作を説明するための概略図である。
104:YIG同調プリセレクタ 108:IFスイッチ
Claims (1)
- 【請求項1】低周波信号は低周波出力に送られ、高周波
信号は高周波出力に送られるルーティングYIG同調共
振器フィルタおよびミキサ装置であって、 チューナブル帯域通過フィルタおよび影像向上二重平衡
ミキサを供給するよう結合された第1、第2、第3、第
4YIG同調共振器と、 前記4つの共振器の共振周波数を同調するため、これら
の共振器にわたり一様な直流磁界を与える電子磁石と、 を備えて成り、前記第1YIG共振器は、2つのPIN
ダイオードを有するルーティング回路と結合してフィル
タの第1段として動作し、入力信号を前記低周波出力ま
たは前記フィルタおよびミキサの後続段に送り、前記第
2、第3、第4YIG共振器はそれぞれ前記フィルタの
第2段、第3段、第4段として動作する装置。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US92469892A | 1992-07-29 | 1992-07-29 | |
| US924,698 | 1992-07-29 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06148242A true JPH06148242A (ja) | 1994-05-27 |
Family
ID=25450570
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20717593A Pending JPH06148242A (ja) | 1992-07-29 | 1993-07-29 | Yig同調ミキサ回路 |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06148242A (ja) |
| DE (1) | DE4325058A1 (ja) |
| GB (1) | GB2269501B (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005265843A (ja) * | 2004-03-18 | 2005-09-29 | Tektronix Inc | 測定用受信器 |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5465417A (en) * | 1993-12-16 | 1995-11-07 | Hewlett-Packard Company | Integrated barium-ferrite tuned mixer for spectrum analysis to 60 GHz |
| CN103647511A (zh) * | 2013-12-03 | 2014-03-19 | 中国电子科技集团公司第四十一研究所 | 一种宽带预选混频器设计方法 |
| EP4474834A1 (en) * | 2023-06-07 | 2024-12-11 | Aaronia Ag | Spectrum analyzer device and procedures for operating a spectrum analyzer device |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US3973204A (en) * | 1975-02-25 | 1976-08-03 | Hewlett-Packard Company | YIG tuned mixer |
| US4601063A (en) * | 1985-02-28 | 1986-07-15 | Rca Corporation | Doubly-balanced mixer termination |
| US4817200A (en) * | 1987-02-26 | 1989-03-28 | Hewlett-Packard Company | Tracking YIG tuned filter-mixer |
-
1993
- 1993-07-26 DE DE19934325058 patent/DE4325058A1/de not_active Withdrawn
- 1993-07-29 JP JP20717593A patent/JPH06148242A/ja active Pending
- 1993-07-29 GB GB9315699A patent/GB2269501B/en not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005265843A (ja) * | 2004-03-18 | 2005-09-29 | Tektronix Inc | 測定用受信器 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| GB2269501A (en) | 1994-02-09 |
| DE4325058A1 (de) | 1994-02-03 |
| GB9315699D0 (en) | 1993-09-15 |
| GB2269501B (en) | 1997-01-08 |
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