JPH06148244A - 磁気テープ表裏判別装置 - Google Patents

磁気テープ表裏判別装置

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JPH06148244A
JPH06148244A JP29961892A JP29961892A JPH06148244A JP H06148244 A JPH06148244 A JP H06148244A JP 29961892 A JP29961892 A JP 29961892A JP 29961892 A JP29961892 A JP 29961892A JP H06148244 A JPH06148244 A JP H06148244A
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JP
Japan
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tape
contactor
magnetic tape
contact
block
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Withdrawn
Application number
JP29961892A
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English (en)
Inventor
Akihisa Kita
明尚 喜多
Yoichi Hayashi
洋一 林
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 磁気テープ表裏判別装置において、検査信号
のS/N比を高くし、高精度で安定したテープの表裏判
別を行う。 【構成】 接合ブロック1に1つの接触子設置孔1bを設
け、この接触子設置孔1bに円筒形中空の接触子2を埋設
し、この中空部に絶縁層44を介して接触子42を設ける。
また、テープ吸着時には接触子2,3は磁気テープ6と
接触するようになっている。吸着孔5より空気を吸引し
て磁気テープ6を接触子設置孔に吸着し、電圧供給手段
7より接触子2と接触子3との間に電圧を印加し、比較
手段8により接触子2,3間の電圧と基準電圧発生手段
9より入力された基準電圧とを比較し、テープ表裏判別
信号10を出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、表裏各面で表面抵抗の
異なる磁気テープ等の長尺テープの裏がえり、裏巻き等
を検出する磁気テープ表裏判別装置に関し、詳しくは2
本の接触子を被検査体に当接せしめこれら2本の接触子
間の表面抵抗値に応じて変化する電気信号に基づいて表
裏判別を行う磁気テープ表裏判別装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】電気抵抗法を用いて磁気テープの裏がえ
り、裏巻き等を検出する磁気テープ表裏判別装置として
は、外凸円弧形状に先端を形成された2つの接触子をテ
ープ長手方向に配列し、磁気テープに当接されたこの両
接触子の先端間に流れる電流値からテープの表裏を判別
するようにしたものが知られている(実開昭57-138048
号公報)。
【0003】また、特開平2-96992 号公報に記載されて
いるような磁気テープのカセット内巻付装置におけるテ
ープの接合、切断を行う接合ブロックに2つの接触子設
置孔と複数の空気吸引孔とを形成し、各接触子設置孔に
接触子を埋設し、各接触子間に電圧を印加して、空気吸
引孔により接合ブロック上に吸着されたテープに接触子
を接触させて接触子間の電圧を測定し、この電圧と基準
電圧とを比較してテープの表裏を判別するようにした装
置が提案されている(特開平2-96992 号公報)。この装
置によれば、磁気テープ巻付装置において、表裏判別装
置を設置するスペースを少なくし、磁気テープをブロッ
ク上に確実に接触させることができるため、小型かつ簡
単な構造で、確実にテープの表裏を判別することができ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、近年急速に
需要が増大しているコバルト添加酸化鉄テープやメタル
テープでは、カーボンバックコートを施していない場
合、表面抵抗が上記2つの接触子間で10GΩ〜100 GΩ
にもなり、100 MΩ程度の表面抵抗を有する酸化鉄テー
プに比して3ケタ以上も大きくなる。このため、上述し
た特開平2-96992 号公報に開示された装置を用いてこの
ような表面抵抗が大きく、かつテープ表面と裏面とでは
表面抵抗の差が小さいテープの表裏を判別すると、接触
子設置孔を2つ設けなければならないため、2つの接触
子の間は少なくとも4〜5mm必要となり、その結果、両
接触子の先端間を流れる電流値が極めて微小となり、判
別信号のS/N比を良好にすることができずテープの表
裏判別が困難になるという問題があった。
【0005】また、上述した特開平2-96992 号に開示さ
れた装置において接触子設置孔の間隔を小さくしようと
すると、接触子設置孔間にある接合ブロックの一部が破
壊してしまうおそれがあり、2つの接触子を近接させて
設けることは極めて困難であった。
【0006】本発明は上記事情に鑑み、接合ブロックを
用いて磁気テープの表裏を判別する装置において、テー
プの表面と裏面とで表面抵抗の差が少ないテープであっ
ても、安定してテープの表裏判別を行うことができる磁
気テープ表裏判別装置を提供することを目的とするもの
である。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明による第1の磁気
テープ表裏判別装置は、支持体の片面に塗膜を均一に形
成してなる長尺テープから該テープを切断、接合してハ
ブに巻き込む装置における前記切断、接合を行う複数の
テープ吸着孔を有する接合ブロックに前記テープを吸着
し、該吸着されたテープの電気表面抵抗の測定値に基づ
いて前記テープの表裏を判別する磁気テープ表裏判別装
置において、前記接合ブロックに1つの穴部または凹部
を設け、導電性を有する第1の接触子と、該第1の接触
子に絶縁層を介して設けられた導電性を有する第2の接
触子とを、前記テープ吸着時に該テープの表面に接触す
るように前記穴部または凹部に設け、前記第1および第
2の接触子の間に電圧を印加する電圧供給手段と、前記
第1および第2の接触子を前記テープ表面に接触させた
ときに、前記第1および第2の接触子の間に発生した電
圧と基準電圧とを比較し、前記テープの表裏判別信号を
出力する比較手段とを有し、該表裏判別信号によって前
記テープの表裏を判別することを特徴とするものであ
る。
【0008】また、本発明による第2の磁気テープ表裏
判別装置は、本発明による第1の磁気テープ表裏判別装
置において、前記第2の接触子が中空形の接触子であ
り、該第2の接触子が円筒状の前記穴部に設けられ、該
第2の接触子の中空内部に円筒状の前記絶縁層を介して
同心円状に円柱状の前記第1の接触子が設けられている
ことを特徴とし、第3の磁気テープ表裏判別装置は、本
発明による第1の磁気テープ表裏判別装置において、前
記凹部が前記接合ブロックの端部上端に段状に欠切した
形状に設けられ、前記第1および第2の接触子が前記絶
縁層を介して前記欠切した凹部を補完する角柱状をなし
ていることを特徴とするものである。
【0009】さらに、本発明による第4の磁気テープ表
裏判別装置は、支持体の片面に塗膜を均一に形成してな
る長尺テープから該テープを切断、接合してハブに巻き
込む装置における前記切断、接合を行う複数のテープ吸
着孔を有する接合ブロックに前記テープを吸着し、該吸
着されたテープの電気表面抵抗の測定値に基づいて前記
テープの表裏を判別する磁気テープ表裏判別装置におい
て、前記接合ブロックが導電性を有するブロックであ
り、該接合ブロックに1つの穴部または凹部を設け、1
つの導電性を有する接触子を、前記テープ吸着時に該テ
ープの表面に接触するように絶縁層を介して前記接合ブ
ロックの前記穴部または前記凹部に設け、前記接触子と
前記接合ブロックとの間に電圧を印加する電圧供給手段
と、前記接触子と前記接合ブロックとを前記テープ表面
に接触させたときに、前記接触子と前記接合ブロックと
の間に発生した電圧と基準電圧とを比較し、前記テープ
の表裏判別信号を出力する比較手段とを有し、前記表裏
判別信号によって前記テープの表裏を判別することを特
徴とするものである。
【0010】また、本発明による第5の磁気テープ表裏
判別装置は、本発明による第4の磁気テープ表裏判別装
置において、前記接触子が、円筒状の前記穴部の内側に
設けられた円筒状の前記絶縁層を介して同心円状に設け
られた円柱状の接触子であることを特徴とするものであ
る。
【0011】さらに、本発明による第6の磁気テープ表
裏判別装置は、本発明による第4の磁気テープ表裏判別
装置において、前記凹部が前記接合ブロックの端部上端
に段状に欠切した形状に設けられ、前記接触子が前記欠
切した凹部を補完する角柱状をなしていることを特徴と
するものである。
【0012】ここで、穴部とは、底を有する穴のみでな
く貫通している穴(いわゆる孔)をも含むものとする。
【0013】
【作用】本発明による磁気テープ表裏判別装置は、接合
ブロック上面にテープを吸着させて、第1の接触子と、
この第1の接触子に絶縁層を介して接合ブロックの1つ
の穴部または凹部に設けられた第2の接触子にテープを
接触させ、電圧供給手段によって各接触子間に電圧を印
加し、比較手段において2つの接触子間に生じた電圧と
基準電圧とを比較し、表裏判別信号を出力させるように
したものである。この際、第1の接触子と第2の接触子
との間隔は、絶縁層の厚さという非常に小さい間隔とな
っている。このため、接触子間の表面抵抗を大幅に減少
せしめることができ、したがってS/N比の高い検査信
号を得ることができるので、高精度かつ安定した表裏判
別検査を簡易に行うことができる。また、磁気テープ巻
付装置における接合ブロックを用いてテープの表裏判別
を行うようにしているため、テープと接触子とが確実に
接触し、かつ、磁気テープ表裏判別装置を設けるための
スペースを新たに設ける必要がないため、磁気テープ巻
付装置をコンパクトに構成することができる。
【0014】さらに、本発明による別の磁気テープ表裏
判別装置は、接合ブロックを導電性を有する材料で構成
し、この接合ブロックに設けられた1つの穴部または凹
部に絶縁層を介して1つの接触子を設けたものである。
そしてテープ吸着時に、この接触子と接合ブロックとに
テープを接触させ、電圧供給手段によって接触子と接合
ブロックとの間に電圧を印加し、比較手段において接触
子と接合ブロックとの間に生じた電圧と基準電圧とを比
較して表裏判別信号を出力させるようにしたものであ
る。このため、上述した本発明による磁気テープ表裏判
別装置と同様に、S/N比の高い検査信号を得ることが
できるので、高精度かつ安定した表裏判別検査を簡易に
行うことができる。
【0015】
【実施例】以下図面を参照して本発明の実施例について
説明する。
【0016】図1は、本発明による磁気テープ表裏判別
装置の第1実施例を表す斜視図、図2は図1におけるI-
I 線断面図に基づく装置の動作原理を表す図である。
【0017】この図1および図2に示す結合ブロック
は、特開平2-96992 号公報に開示されている磁気テープ
のカセット内巻付装置において用いられるものであり、
磁気テープを吸着してテープの切断、接合を行うもので
ある。その作用については、特開平2-96992 号公報に開
示さているため、詳細な説明は省略する。
【0018】図1および図2に示すように、接合ブロッ
ク1は直方体をなし、上面に磁気テープ6が走行するた
めのテープ走行溝1aと、接触子2と接触子3とを固着す
るための円筒状の接触子設置孔1bと、磁気テープ6を吸
着するための複数の吸着孔5が設けられている。接触子
2および接触子3は導電体であり、接触子2は中空形を
なし、接触子設置孔1bに埋設されており、その中空内部
に厚さdの絶縁層4を介して同心円状に接触子3が固着
されている。すなわち、接触子2と接触子3とは絶縁層
4を間に介しているため非導通となっている。なお接触
子2と接触子3は磁気テープ6が吸着孔5を有するテー
プ走行溝1aの表面に吸着された際に、接触子2と接触子
3の一部とが磁気テープ6の表面と接触するように接合
ブロック1に固着される。
【0019】また、接触子2には電圧供給手段7が、接
触子3には比較手段8がそれぞれ接続されており、さら
に比較手段8には基準電圧発生手段9が接続されてい
る。比較手段8は、基準電圧発生手段9より入力された
基準電圧より大きな電圧が入力されたときには信号を出
力し、基準電圧より小さい電圧が入力されたときには、
信号を出力しないように構成されている。なお、基準電
圧は、磁気テープ6の表面で発生する電圧と裏面で発生
する電圧との略中間の電圧に設定すればよい。
【0020】このような構成とすることにより、接触子
2と接触子3との間の距離を、絶縁層4の厚さdである
0.3 〜1.0mm という、前述した実開平4-81276 号に開示
されている接触子の間隔と比べて少なくとも1/2 〜1/3
にすることができる。そしてこれにより、接触子2と接
触子3との間に発生する電圧は小さくなり(抵抗も小さ
く、電流は大きくなり)、S/N比の高い測定が可能と
なる。
【0021】以下、上述した接合ブロック1の磁気テー
プのカセット内巻付装置内における動作について説明す
る。
【0022】図3は、磁気テープをカセットに巻き付け
る磁気テープのカセット内巻付装置の概略図である。磁
気テープが長尺に巻かれたリール11から、ガイドローラ
ー12を介してカセット13に、図示しない駆動源によって
磁気テープ6が送り出される。同時に、カセット13内に
あるハブ14を図示しない駆動源が回転させることによ
り、磁気テープ6をカセット13に巻き込んでいく。ここ
で、テープ表裏判別装置として構成された接合ブロック
1は、カセット13とガイドローラー12との間に配置され
る。接合ブロック1のテープ走行溝1a上において、磁気
テープ6を吸着させ、磁気テープ6の切断、接合が行わ
れ、磁気テープ6の表裏を判別し、カセットテープが製
造されていく。
【0023】次に、この装置の動作について説明する。
【0024】リール11から磁気テープ6をカセット13に
巻き込む。このとき磁気テープ6は接合ブロック1のテ
ープ走行溝1aには接触していない。次に磁気テープ6の
走行を停止させる。そして、図示しない空気吸引手段を
動作させることによって、磁気テープ6を接合ブロック
1のテープ走行溝1aの上面に吸着させる。このようにし
て磁気テープ6をテープ走行溝1aの上面に吸着させるこ
とにより、磁気テープ6は接触子2および接触子3に接
触する。この際、電圧供給手段7によって接触子2およ
び接触子3に電圧を印加する。次いで比較手段8におい
て、接触子2および接触子3の間に生じた電圧と基準電
圧発生手段9より発生された基準電圧とを比較すること
により、表裏判別信号10を出力する。この表裏判別信号
10により、磁気テープ6の表裏を判別し、磁気テープ6
が裏側に巻き込まれている場合は、出力された表裏判別
信号によって、警報を鳴らし、磁気テープ巻付装置を停
止させる等の処置をとればよい。
【0025】次いで、本発明による磁気テープ表裏判別
装置の第2実施例について説明する。
【0026】図4は、本発明による磁気テープ表裏判別
装置の第2実施例を表す斜視図、図5は図4におけるI-
I 線断面図に基づく装置の動作原理を表す図である。
【0027】図4および図5に示すように、接合ブロッ
ク21は直方体をなし、上面に磁気テープ26が走行するた
めのテープ走行溝21a と、角柱状の接触子22と接触子23
とを固着するための接合ブロック21の端部上端に段状に
切欠した形状の凹部21b と、磁気テープ26を吸着するた
めの複数の吸着孔26とが設けられている。接触子22およ
び接触子23は導電体であり、厚さdの絶縁層24を介して
切欠した凹部21b を補完するように接合ブロック21に埋
設されている。すなわち、接触子22と接触子23とは絶縁
層24を間に介しているため非導通となっている。なお接
触子22と接触子23は磁気テープ26が吸着孔25を有するテ
ープ走行溝21a の表面に吸着された際に、接触子22と接
触子23との一部が磁気テープ26の表面と接触するように
接合ブロック21に固着される。
【0028】また、接触子22には電圧供給手段27が、接
触子23には比較手段28がそれぞれ接続されており、さら
に比較手段28には基準電圧発生手段29が接続されてい
る。比較手段28は、基準電圧発生手段29より入力された
基準電圧より大きな電圧が入力されたときには信号を出
力し、基準電圧より小さい電圧が入力されたときには、
信号を出力しないように構成されている。なお、基準電
圧は、磁気テープ26の表面で発生する電圧と裏面で発生
する電圧との略中間の電圧に設定すればよい。
【0029】このような構成とすることにより、本発明
の第1実施例と同様に接触子22と接触子23との間の距離
を、絶縁層24の厚さdである0.3 〜1.0mm という、前述
した実開平4-81276 号に開示されている接触子の間隔と
比べて少なくとも1/2 〜1/3にすることができる。そし
てこれにより、接触子22と接触子23との間に発生する電
圧は小さくなり(抵抗も小さく、電流は大きくなり)、
S/N比の高い測定が可能となる。
【0030】次いで、本発明による磁気テープ表裏判別
装置の第3実施例について説明する。
【0031】図6は、本発明による磁気テープ表裏判別
装置の第3実施例を表す斜視図、図7は図6におけるI-
I 線断面図に基づく装置の動作原理を表す図である。
【0032】図6および図7に示すように、直方体の接
合ブロック31は導電性を有する材料(鉄、銅等)からな
り、上面に磁気テープ36が走行するためのテープ走行溝
31aと、接触子32と接合ブロック31とを固着するための
円筒状の接触子設置孔31b と、磁気テープ36を吸着する
ための複数の吸着孔35とが設けられている。接触子32は
導電体であり厚さdの絶縁層34を介して接触子設置孔31
b と同心円状となるように接合ブロック31に固着されて
いる。すなわち、接触子32と接合ブロック31とは絶縁層
34を間に介しているため非導通となっている。なお接触
子32は磁気テープ36が吸着孔35を有するテープ走行溝31
a の表面に吸着された際に、接触子32の一部が磁気テー
プ36の表面と接触するように接合ブロック31に固着され
る。
【0033】また、接触子32には電圧供給手段37が、接
合ブロック31には比較手段38がそれぞれ接続されてお
り、さらに比較手段38には基準電圧発生手段39が接続さ
れている。比較手段38は、上述した本発明の第1および
第2実施例と同様に基準電圧発生手段39より入力された
基準電圧より大きな電圧が入力されたときには信号を出
力し、基準電圧より小さい電圧が入力されたときには、
信号を出力しないように構成されている。なお、基準電
圧は、磁気テープ36の表面で発生する電圧と裏面で発生
する電圧との略中間の電圧に設定すればよい。
【0034】このような構成とすることにより、接触子
32と接合ブロック31との間の距離を、絶縁層34の厚さd
である0.3 〜1.0mm という、前述した実開平4-81276 号
に開示されている接触子の間隔と比べて少なくとも1/2
〜1/3 にすることができる。そしてこれにより、接触子
32と接合ブロック31との間に発生する電圧は小さくなり
(抵抗も小さく、電流は大きくなり)、S/N比の高い
測定が可能となる。
【0035】次いで、本発明による磁気テープ表裏判別
装置の第4実施例について説明する。
【0036】図8は、本発明による磁気テープ表裏判別
装置の第4実施例を表す斜視図、図9は図8におけるI-
I 線断面図に基づく装置の動作原理を表す図である。
【0037】図8および図9に示すように、接合ブロッ
ク41は導電性を有する材料(鉄、銅等)からなり、直方
体をなし、上面に磁気テープ46が走行するためのテープ
走行溝41a と、角柱状の接触子42と接合ブロック41とを
固着するための接合ブロック41の端部上端に段状に欠切
した形状の凹部41b と、磁気テープ46を吸着するための
複数の吸着孔45とが設けられている。なお、接触子42に
は、テープ吸着時に磁気テープ46と接触し易くするため
に、吸着孔45a が設けられている。接触子42は導電体で
あり、厚さdの絶縁層44を介して切欠した凹部41b を補
完するように接合ブロック41に固着されている。すなわ
ち、接触子42と接合ブロック41とは絶縁層44を間に介し
ているため非導通となっている。なお接触子42は磁気テ
ープ46が吸着孔45を有するテープ走行溝41a の表面に吸
着された際に、接触子42の一部が磁気テープ46の表面と
接触するように接合ブロック41に固着される。
【0038】また、接触子42には電圧供給手段47が、接
合ブロック41には比較手段48がそれぞれ接続されてお
り、さらに比較手段48には基準電圧発生手段49が接続さ
れている。比較手段48は、上述した本発明の第1,第2
および第3実施例と同様に基準電圧発生手段49より入力
された基準電圧より大きな電圧が入力されたときには信
号を出力し、基準電圧より小さい電圧が入力されたとき
には、信号を出力しないように構成されている。なお、
基準電圧は、磁気テープ46の表面で発生する電圧と裏面
で発生する電圧との略中間の電圧に設定すればよい。
【0039】このような構成とすることにより、上述し
た本発明の実施例と同様に接触子42と接合ブロック41と
の間の距離を、絶縁層44の厚さdである0.3 〜1.0mm と
いう、前述した実開平4-81276 号に開示されている接触
子の間隔と比べて少なくとも1/2 〜1/3 にすることがで
きる。そしてこれにより、接触子42と接合ブロック41と
の間に発生する電圧は小さくなり(抵抗も小さく、電流
は大きくなり)、S/N比の高い測定が可能となる。
【0040】なお、接触子の形状は、上述した実施例に
おける中空形、円筒形、角柱形のものに限定されるもの
ではなく、いかなる形状としてもよいものである。また
接触子設置孔、凹部の位置についても、上述した実施例
に限定されるものではなく、接合ブロックの上面におい
て、磁気テープと接触可能な位置であればいかなる位置
に設けてもよい。
【0041】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
る磁気テープ表裏判別装置は、接合ブロックに1つの穴
部または凹部を設け、この穴部または凹部に2つの接触
子を絶縁層を介して設けるようにしたため、2つの接触
子の間隔を小さくし、接触子間の表面抵抗を大幅に減少
せしめることができ、簡易な構成により検査信号のS/
N比を高くすることができ、精度の高い安定したテープ
表裏判別を行うことができる。
【0042】さらに、本発明による別の磁気テープ表裏
判別装置は、接合ブロックを導電体とし、この接合ブロ
ックに1つの穴部または凹部を設け、この穴部または凹
部に接触子を絶縁体を介して設けるようにしたため、接
触子と接合ブロックとの間隔を小さくし、簡易な構成に
より検査信号のS/N比を高くすることができ、精度の
高い安定したテープ表裏判別を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例による磁気テープ表裏判別
装置を表す斜視図
【図2】図1におけるI-I 線断面図
【図3】磁気テープ巻付装置の概略図
【図4】本発明の第2実施例による磁気テープ表裏判別
装置を表す斜視図
【図5】図4におけるI-I 線断面図
【図6】本発明の第3実施例による磁気テープ表裏判別
装置を表す斜視図
【図7】図6におけるI-I 線断面図
【図8】本発明の第4実施例による磁気テープ表裏判別
装置を表す斜視図
【図9】図7におけるI-I 線断面図
【符号の説明】
1,21,31,41 接合ブロック 1a,21a ,31a ,41a テープ走行溝 1b,21b ,31b ,41b 接触子設置孔,穴部 2,3,22,23,32,42 接触子 5,25,35,45 吸着孔 6,26,36,46 磁気テープ 7,27,37,47 電圧供給手段 8,28,38,48 比較手段 9,29,39,49 基準電圧発生手段
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年12月4日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0003
【補正方法】変更
【補正内容】
【0003】また、特開平2-96992 号公報に記載されて
いるような磁気テープのカセット内巻付装置におけるテ
ープの接合、切断を行う接合ブロックに2つの接触子設
置孔と複数の空気吸引孔とを形成し、各接触子設置孔に
接触子を埋設し、各接触子間に電圧を印加して、空気吸
引孔により接合ブロック上に吸着されたテープに接触子
を接触させて接触子間の電圧を測定し、この電圧と基準
電圧とを比較してテープの表裏を判別するようにした装
置が提案されている(実開平4-81276 号公報)。この装
置によれば、磁気テープ巻付装置において、表裏判別装
置を設置するスペースを少なくし、磁気テープをブロッ
ク上に確実に接触させることができるため、小型かつ簡
単な構造で、確実にテープの表裏を判別することができ
る。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0004
【補正方法】変更
【補正内容】
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、近年急速に
需要が増大しているコバルト添加酸化鉄テープやメタル
テープでは、カーボンバックコートを施していない場
合、表面抵抗が上記2つの接触子間で10GΩ〜100 GΩ
にもなり、100 MΩ程度の表面抵抗を有する酸化鉄テー
プに比して3ケタ以上も大きくなる。このため、上述し
た実開平4-81276 号公報に開示された装置を用いてこの
ような表面抵抗が大きく、かつテープ表面と裏面とでは
表面抵抗の差が小さいテープの表裏を判別すると、接触
子設置孔を2つ設けなければならないため、2つの接触
子の間は少なくとも4〜5mm必要となり、その結果、両
接触子の先端間を流れる電流値が極めて微小となり、判
別信号のS/N比を良好にすることができずテープの表
裏判別が困難になるという問題があった。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0005
【補正方法】変更
【補正内容】
【0005】また、上述した実開平4-81276 号に開示さ
れた装置において接触子設置孔の間隔を小さくしようと
すると、接触子設置孔間にある接合ブロックの一部が破
壊してしまうおそれがあり、2つの接触子を近接させて
設けることは極めて困難であった。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支持体の片面に塗膜を均一に形成してな
    る長尺テープから該テープを切断、接合してハブに巻き
    込む装置における前記切断、接合を行う複数のテープ吸
    着孔を有する接合ブロックに前記テープを吸着し、該吸
    着されたテープの電気表面抵抗の測定値に基づいて前記
    テープの表裏を判別する磁気テープ表裏判別装置におい
    て、 前記接合ブロックに1つの穴部または凹部を設け、 導電性を有する第1の接触子と、該第1の接触子に絶縁
    層を介して設けられた導電性を有する第2の接触子と
    を、前記テープ吸着時に該テープの表面に接触するよう
    に前記穴部または凹部に設け、 前記第1および第2の接触子の間に電圧を印加する電圧
    供給手段と、 前記第1および第2の接触子を前記テープ表面に接触さ
    せたときに、前記第1および第2の接触子の間に発生し
    た電圧と基準電圧とを比較し、前記テープの表裏判別信
    号を出力する比較手段とを有し、 該表裏判別信号によって前記テープの表裏を判別するこ
    とを特徴とする磁気テープ表裏判別装置。
  2. 【請求項2】 前記第2の接触子が中空形の接触子であ
    り、該第2の接触子が円筒状の前記穴部に設けられ、該
    第2の接触子の中空内部に円筒状の前記絶縁層を介して
    同心円状に円柱状の前記第1の接触子が設けられている
    ことを特徴とする請求項1記載の磁気テープ表裏判別装
    置。
  3. 【請求項3】 前記凹部が前記接合ブロックの端部上端
    に段状に欠切した形状に設けられ、前記第1および第2
    の接触子が前記絶縁層を介して前記欠切した凹部を補完
    する角柱状をなしていることを特徴とする請求項1記載
    の磁気テープ表裏判別装置。
  4. 【請求項4】 支持体の片面に塗膜を均一に形成してな
    る長尺テープから該テープを切断、接合してハブに巻き
    込む装置における前記切断、接合を行う複数のテープ吸
    着孔を有する接合ブロックに前記テープを吸着し、該吸
    着されたテープの電気表面抵抗の測定値に基づいて前記
    テープの表裏を判別する磁気テープ表裏判別装置におい
    て、 前記接合ブロックが導電性を有するブロックであり、 該接合ブロックに1つの穴部または凹部を設け、 1つの導電性を有する接触子を、前記テープ吸着時に該
    テープの表面に接触するように絶縁層を介して前記接合
    ブロックの前記穴部または前記凹部に設け、 前記接触子と前記接合ブロックとの間に電圧を印加する
    電圧供給手段と、 前記接触子と前記接合ブロックとを前記テープ表面に接
    触させたときに、前記接触子と前記接合ブロックとの間
    に発生した電圧と基準電圧とを比較し、前記テープの表
    裏判別信号を出力する比較手段とを有し、 前記表裏判別信号によって前記テープの表裏を判別する
    ことを特徴とする磁気テープ表裏判別装置。
  5. 【請求項5】 前記接触子が、円筒状の前記穴部の内側
    に設けられた円筒状の前記絶縁層を介して同心円状に設
    けられた円柱状の接触子であることを特徴とする請求項
    4記載の磁気テープ表裏判別装置。
  6. 【請求項6】 前記凹部が前記接合ブロックの端部上端
    に段状に欠切した形状に設けられ、前記接触子が前記欠
    切した凹部を補完する角柱状をなしていることを特徴と
    する請求項4記載の磁気テープ表裏判別装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009204369A (ja) * 2008-02-26 2009-09-10 Toyota Motor Corp 長尺なシートの電気抵抗を測定する装置および測定方法
JP2012177590A (ja) * 2011-02-25 2012-09-13 Dkk Toa Corp ダスト計

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