JPH06149016A - 感光体表面電位制御装置 - Google Patents
感光体表面電位制御装置Info
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- JPH06149016A JPH06149016A JP4294746A JP29474692A JPH06149016A JP H06149016 A JPH06149016 A JP H06149016A JP 4294746 A JP4294746 A JP 4294746A JP 29474692 A JP29474692 A JP 29474692A JP H06149016 A JPH06149016 A JP H06149016A
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Links
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Landscapes
- Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
- Control Or Security For Electrophotography (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 感光体ドラム表面の実際の帯電量に加えて、
ドラム温度を感光体ドラム1の表面電位制御要件とする
ことにより、ドラム1の高速移動に対応して誤差の少な
い表面電位制御を行えるようにする。 【構成】 ドラム1の近傍にサーミスタ12を配置し、
そのサーミスタ12から得られる温度検出信号を、RO
M21に格納されたドラム温度に基づくドラム表面電位
の補正値と比較して基準電圧を補正し、補正された基準
電圧と、2次側スコロトロン11のグリッド電流Ig2
から得られる表面電位検出値との差を比較器15で比較
し、これによって得られたパルス信号のデューティによ
って1次側スコロトロン10のグリッド電流Ig1を補
正することにより、そのスコロトロン10によるドラム
表面への帯電量を変更するようにした構成。
ドラム温度を感光体ドラム1の表面電位制御要件とする
ことにより、ドラム1の高速移動に対応して誤差の少な
い表面電位制御を行えるようにする。 【構成】 ドラム1の近傍にサーミスタ12を配置し、
そのサーミスタ12から得られる温度検出信号を、RO
M21に格納されたドラム温度に基づくドラム表面電位
の補正値と比較して基準電圧を補正し、補正された基準
電圧と、2次側スコロトロン11のグリッド電流Ig2
から得られる表面電位検出値との差を比較器15で比較
し、これによって得られたパルス信号のデューティによ
って1次側スコロトロン10のグリッド電流Ig1を補
正することにより、そのスコロトロン10によるドラム
表面への帯電量を変更するようにした構成。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子複写機、ファクシ
ミリ、レーザープリンタ等の画像形成装置に装備される
感光体の表面電位を設定値に制御し得る制御装置に関
し、特に、該感光体の表面温度変化による表面電位のば
らつきを少なくして高精度に制御し得る制御装置に関す
るものである。
ミリ、レーザープリンタ等の画像形成装置に装備される
感光体の表面電位を設定値に制御し得る制御装置に関
し、特に、該感光体の表面温度変化による表面電位のば
らつきを少なくして高精度に制御し得る制御装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】一般に複写機等においては、感光体表面
に原稿画像の静電潜像を形成するために複写プロセスの
最初の段階で、感光体表面にコロナ放電器によって帯電
を施しているが、該帯電に用いられるコロナ放電器とし
て従来よりコロトロンあるいはスコロトロンが広く用い
られている。
に原稿画像の静電潜像を形成するために複写プロセスの
最初の段階で、感光体表面にコロナ放電器によって帯電
を施しているが、該帯電に用いられるコロナ放電器とし
て従来よりコロトロンあるいはスコロトロンが広く用い
られている。
【0003】このうちコロトロンは、感光体表面から一
定距離をおいて配設されるコロナ放電電極を有し、この
コロナ放電電極の周囲を前記感光体表面との対面部分を
除いてシールドケースで包囲してなるもので、前記コロ
ナ放電電極に3〜10kVの高電圧を印加することによ
って発生した正または負イオンを一方向に移動する感光
体の表面に付与することにより該感光体表面を帯電させ
る。
定距離をおいて配設されるコロナ放電電極を有し、この
コロナ放電電極の周囲を前記感光体表面との対面部分を
除いてシールドケースで包囲してなるもので、前記コロ
ナ放電電極に3〜10kVの高電圧を印加することによ
って発生した正または負イオンを一方向に移動する感光
体の表面に付与することにより該感光体表面を帯電させ
る。
【0004】上記コロトロンは優れた帯電効率を有して
いるが、反面、感光体表面を均一に一定電位に帯電する
ことが困難である。これに対しスコロトロンは、コロト
ロンのシールドケース開口面にグリッド電極を該ケース
とは絶縁して設けることにより、グリッド電極をコロナ
放電電極と感光体表面間に介在させたもので、該グリッ
ド電極に印加されるバイアス電圧よって帯電電位を規制
することができる。
いるが、反面、感光体表面を均一に一定電位に帯電する
ことが困難である。これに対しスコロトロンは、コロト
ロンのシールドケース開口面にグリッド電極を該ケース
とは絶縁して設けることにより、グリッド電極をコロナ
放電電極と感光体表面間に介在させたもので、該グリッ
ド電極に印加されるバイアス電圧よって帯電電位を規制
することができる。
【0005】そこで従来では、コロトロンとスコロトロ
ンとを組み合わせ、コロトロンへの印加電圧を一定電圧
に設定は、該コロトロンによって高速帯電を行うと共
に、スコロトロンのグリッド電流の感光体表面電位に対
する高感度な応答特性を利用して、前記グリッド電極へ
の印加電圧を制御することにより、コロトロンにより帯
電を施された感光体の表面電位の安定化を図っていた。
ンとを組み合わせ、コロトロンへの印加電圧を一定電圧
に設定は、該コロトロンによって高速帯電を行うと共
に、スコロトロンのグリッド電流の感光体表面電位に対
する高感度な応答特性を利用して、前記グリッド電極へ
の印加電圧を制御することにより、コロトロンにより帯
電を施された感光体の表面電位の安定化を図っていた。
【0006】しかしながら、このようにコロトロンを帯
電装置とし、スコロトロンを帯電むら防止装置として各
々独立して機能させるだけで、コロトロン、スコロトロ
ン相互に動作関連性をもたせていない上記のような従来
構成では、近年の複写速度の高速化に対応し得なかっ
た。
電装置とし、スコロトロンを帯電むら防止装置として各
々独立して機能させるだけで、コロトロン、スコロトロ
ン相互に動作関連性をもたせていない上記のような従来
構成では、近年の複写速度の高速化に対応し得なかっ
た。
【0007】即ち、複写速度を向上させるには、感光体
の移動速度を高速化しなければならないが、コロトロン
に印加する高電圧を該感光体の高速移動に対応して精度
よく設定することは極めて困難であり、感光体表面の過
剰帯電や帯電不足、更には帯電むらの程度が旧来の低速
機と比較して著しく高くなる。このため、高速機におい
ては、スコロトロンが有する帯電電位規制機能のみで
は、感光体の表面電位の安定化をなし得なかった。
の移動速度を高速化しなければならないが、コロトロン
に印加する高電圧を該感光体の高速移動に対応して精度
よく設定することは極めて困難であり、感光体表面の過
剰帯電や帯電不足、更には帯電むらの程度が旧来の低速
機と比較して著しく高くなる。このため、高速機におい
ては、スコロトロンが有する帯電電位規制機能のみで
は、感光体の表面電位の安定化をなし得なかった。
【0008】そこで、本発明者は先に特開昭62−19
4267号公報において、コロトロンまたはスコロトロ
ンからなる帯電装置の感光体移動方向下流側にスコロト
ロンを設けることにより、該帯電装置とその下流側のス
コロトロンとにより感光体の帯電を移動方向に沿って2
回に分けて行い、下流側スコロトロンのグリッド電流に
よって感光体の表面電位を検出するように構成する一
方、感光体の表面電位として予め基準電位を設定してお
き、前記下流側スコロトロンで検出された実際の感光体
の表面電位、即ち上流側帯電装置及び下流側スコロトロ
ンの帯電結果と、基準電位との差に基づいて、上流側帯
電装置への印加電圧を制御するようにしたものを提案し
た。
4267号公報において、コロトロンまたはスコロトロ
ンからなる帯電装置の感光体移動方向下流側にスコロト
ロンを設けることにより、該帯電装置とその下流側のス
コロトロンとにより感光体の帯電を移動方向に沿って2
回に分けて行い、下流側スコロトロンのグリッド電流に
よって感光体の表面電位を検出するように構成する一
方、感光体の表面電位として予め基準電位を設定してお
き、前記下流側スコロトロンで検出された実際の感光体
の表面電位、即ち上流側帯電装置及び下流側スコロトロ
ンの帯電結果と、基準電位との差に基づいて、上流側帯
電装置への印加電圧を制御するようにしたものを提案し
た。
【0009】上記先行技術のように帯電装置の帯電動作
と、下流側スコロトロンの感光体表面電位の検出動作と
を関連させるようにすれば、下流側スコロトロンのグリ
ッド電流によって検出した実際の感光体表面電位と基準
電位との差を解消するように帯電装置への印加電圧を制
御することができるので、高速機であっても、感光体の
表面電位を基準電位となるように制御し得る。
と、下流側スコロトロンの感光体表面電位の検出動作と
を関連させるようにすれば、下流側スコロトロンのグリ
ッド電流によって検出した実際の感光体表面電位と基準
電位との差を解消するように帯電装置への印加電圧を制
御することができるので、高速機であっても、感光体の
表面電位を基準電位となるように制御し得る。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記先行
技術の場合、環境温度や駆動時の温度上昇による感光体
の表面温度変化に基づく表面電位の変動に対して特別な
対策がなされていなかったため、高精度な表面電位制御
をなし得ないという問題点があった。
技術の場合、環境温度や駆動時の温度上昇による感光体
の表面温度変化に基づく表面電位の変動に対して特別な
対策がなされていなかったため、高精度な表面電位制御
をなし得ないという問題点があった。
【0011】即ち、周知のように感光体は、その表面感
光層がアモルファスシリコン系材料からなるものの場
合、高温域では帯電しにくくなるという温度−帯電特性
が存在する。このため上記先行技術のように、感光体表
面温度の変動に関わらず、スコロトロンで検出した感光
体表面電位を基にして温度条件を含まない演算処理を行
った場合、その演算結果に基づいて補正された帯電装置
への印加電圧値では、感光体の温度が高くなるほど、基
準設定値との差が拡大されてしまう。
光層がアモルファスシリコン系材料からなるものの場
合、高温域では帯電しにくくなるという温度−帯電特性
が存在する。このため上記先行技術のように、感光体表
面温度の変動に関わらず、スコロトロンで検出した感光
体表面電位を基にして温度条件を含まない演算処理を行
った場合、その演算結果に基づいて補正された帯電装置
への印加電圧値では、感光体の温度が高くなるほど、基
準設定値との差が拡大されてしまう。
【0012】図11は上記先行技術を用いて感光体の表
面電位を制御した結果を示している。同図から明らかな
ように、上記先行技術によるときは、感光体の表面温度
が36℃から50℃まで上昇する間、該感光体の表面電
位は20Vも低下しているが、最大100Vも低下する
場合が報告されている。しかも高温域になるほど、その
表面電位の変動の度合いが大きくなるため、特に高温域
においては高精度な制御が行えない。
面電位を制御した結果を示している。同図から明らかな
ように、上記先行技術によるときは、感光体の表面温度
が36℃から50℃まで上昇する間、該感光体の表面電
位は20Vも低下しているが、最大100Vも低下する
場合が報告されている。しかも高温域になるほど、その
表面電位の変動の度合いが大きくなるため、特に高温域
においては高精度な制御が行えない。
【0013】また、帯電時における感光体の表面電位
は、下流側で施される静電潜像の現像時において種々の
要因で暗減衰するが、周知のようにその暗減衰量は感光
体の表面温度が高くなるほど大きくなるため、帯電時点
で感光体の表面電位の設定値との差は現像時において更
に拡大されることになり、特に高温条件下においては複
写画像品質への影響が著しい。
は、下流側で施される静電潜像の現像時において種々の
要因で暗減衰するが、周知のようにその暗減衰量は感光
体の表面温度が高くなるほど大きくなるため、帯電時点
で感光体の表面電位の設定値との差は現像時において更
に拡大されることになり、特に高温条件下においては複
写画像品質への影響が著しい。
【0014】本発明は、このような問題点に鑑みてなさ
れたもので、感光体表面の実際の帯電量に基づいて帯電
装置を制御するだけでなく、これに加えてその時点にお
ける感光体温度を加味して帯電装置を制御することによ
り、感光体の高速移動に対応して誤差の少ない感光体の
表面電位制御を行えるようにすることを目的とするもの
である。
れたもので、感光体表面の実際の帯電量に基づいて帯電
装置を制御するだけでなく、これに加えてその時点にお
ける感光体温度を加味して帯電装置を制御することによ
り、感光体の高速移動に対応して誤差の少ない感光体の
表面電位制御を行えるようにすることを目的とするもの
である。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の感光体表面電位制御装置では、感光体表面に
帯電を施す帯電装置と、該帯電装置で帯電された感光体
の表面電位を検出する表面電位検出手段と、前記感光体
の温度を検出する温度検出手段と、前記表面電位検出手
段の検出信号及び前記温度検出手段の検出信号に基づい
て前記帯電装置による感光体表面への帯電量を制御する
制御手段とを具備している。
に本発明の感光体表面電位制御装置では、感光体表面に
帯電を施す帯電装置と、該帯電装置で帯電された感光体
の表面電位を検出する表面電位検出手段と、前記感光体
の温度を検出する温度検出手段と、前記表面電位検出手
段の検出信号及び前記温度検出手段の検出信号に基づい
て前記帯電装置による感光体表面への帯電量を制御する
制御手段とを具備している。
【0016】上記構成において、前記帯電装置としては
スコロトロンあるいはコロトロンを用いることができ
る。前記帯電装置がスコロトロンの場合、該スコロトロ
ンのグリッド電流が制御手段によって制御されるように
構成する。また、前記帯電装置がコロトロンの場合、該
コロトロンのコロナ放電電極に印加する電圧が制御手段
によって制御されるように構成する。
スコロトロンあるいはコロトロンを用いることができ
る。前記帯電装置がスコロトロンの場合、該スコロトロ
ンのグリッド電流が制御手段によって制御されるように
構成する。また、前記帯電装置がコロトロンの場合、該
コロトロンのコロナ放電電極に印加する電圧が制御手段
によって制御されるように構成する。
【0017】前記表面電位検出手段は好ましくは帯電装
置と感光体移動方向下流側で隣接して配置する。また、
該表面電位検出手段は感光体の表面電位検出信号として
グリッド電流を制御手段に与えるスコロトロンによって
構成することができる。
置と感光体移動方向下流側で隣接して配置する。また、
該表面電位検出手段は感光体の表面電位検出信号として
グリッド電流を制御手段に与えるスコロトロンによって
構成することができる。
【0018】前記制御手段は、感光体温度に対応する補
正値を格納したメモリ部と、温度検出手段の検出値と対
照することにより特定された前記メモリ部の補正値に対
応して基準電圧値を補正する基準電圧補正部と、該基準
電圧補正部で補正された基準電圧値と表面電位検出手段
の出力電圧とを比較してその差を出力する比較部とを有
し、該比較部で得られた値に基づいて帯電装置による感
光体表面への帯電量を制御するように構成することがで
きる。
正値を格納したメモリ部と、温度検出手段の検出値と対
照することにより特定された前記メモリ部の補正値に対
応して基準電圧値を補正する基準電圧補正部と、該基準
電圧補正部で補正された基準電圧値と表面電位検出手段
の出力電圧とを比較してその差を出力する比較部とを有
し、該比較部で得られた値に基づいて帯電装置による感
光体表面への帯電量を制御するように構成することがで
きる。
【0019】
【作用】上記構成によると、一方向へ移動する感光体の
表面に帯電装置によって帯電が施され、これによって上
昇した感光体の表面電位が表面電位検出手段によって検
出される。また、この表面電位検出動作と並行して、感
光体の温度が温度検出手段によって検出される。これら
の検出手段の検出信号は制御手段に入力され、該制御手
段では表面電位検出信号によるその時点での感光体表面
電位の情報及び、温度検出信号によるその時点での感光
体表面温度の情報に基づいて前記帯電装置による感光体
表面への帯電量を制御する。
表面に帯電装置によって帯電が施され、これによって上
昇した感光体の表面電位が表面電位検出手段によって検
出される。また、この表面電位検出動作と並行して、感
光体の温度が温度検出手段によって検出される。これら
の検出手段の検出信号は制御手段に入力され、該制御手
段では表面電位検出信号によるその時点での感光体表面
電位の情報及び、温度検出信号によるその時点での感光
体表面温度の情報に基づいて前記帯電装置による感光体
表面への帯電量を制御する。
【0020】このように、環境温度や駆動時の温度上昇
による感光体表面の温度変化に基づく帯電能の変化を加
味した帯電量の制御を行うことにより、感光体の高精度
な表面電位制御が可能となる。
による感光体表面の温度変化に基づく帯電能の変化を加
味した帯電量の制御を行うことにより、感光体の高精度
な表面電位制御が可能となる。
【0021】
【実施例】以下、図1〜図5を参照しながら、本発明の
実施例を説明する。図1は本実施例装置が装備された電
子複写機の要部を模式的に示している。同図において、
1は感光体ドラムであって、アルミニウム素管からなる
円筒状支持体1aの表面にa-As2O3 等のアモルファ
スカルコゲナイド系や、アモルファスシリコン(a-S
i)系 等の感光体材料からなる薄膜状の感光層1bを
形成してなり、機械本体内に設けられた駆動系(図示せ
ず)によって一方向へ移動、つまり図上、矢印A方向へ
回転駆動される。なお、該ドラム1を流れる電流Ipc
はグランドへ落とされる(図2参照)。
実施例を説明する。図1は本実施例装置が装備された電
子複写機の要部を模式的に示している。同図において、
1は感光体ドラムであって、アルミニウム素管からなる
円筒状支持体1aの表面にa-As2O3 等のアモルファ
スカルコゲナイド系や、アモルファスシリコン(a-S
i)系 等の感光体材料からなる薄膜状の感光層1bを
形成してなり、機械本体内に設けられた駆動系(図示せ
ず)によって一方向へ移動、つまり図上、矢印A方向へ
回転駆動される。なお、該ドラム1を流れる電流Ipc
はグランドへ落とされる(図2参照)。
【0022】このドラム1の周囲には、帯電部2、露光
部3、現像部4、転写部5、クリーニング部6及び除電
部7がその順序でドラム回転方向に配設されており、前
記帯電部2でドラム1の表面感光層1bが帯電された
後、露光部3において該ドラム表面に露光光L1が照射
されて原稿画像の静電潜像が形成される。この静電潜像
には現像部4において帯電トナーが付着されてトナー像
が形成され、さらに該トナー像は転写部5において、レ
ジストローラ8によって送給されてきた用紙(図示せ
ず)に転写される。
部3、現像部4、転写部5、クリーニング部6及び除電
部7がその順序でドラム回転方向に配設されており、前
記帯電部2でドラム1の表面感光層1bが帯電された
後、露光部3において該ドラム表面に露光光L1が照射
されて原稿画像の静電潜像が形成される。この静電潜像
には現像部4において帯電トナーが付着されてトナー像
が形成され、さらに該トナー像は転写部5において、レ
ジストローラ8によって送給されてきた用紙(図示せ
ず)に転写される。
【0023】転写後、ドラム表面に残存するトナーはク
リーニング部6で除去され、最後に除電部7でドラム表
面に除電光L2が照射されて除電され、ドラム1が1回
転して次の帯電に備えられる。一方、転写部5でトナー
像が転写された用紙は定着部9へ送られ、該定着部9で
ローラ対間を通過する間に加熱、加圧されて該用紙上に
トナー像が定着される。
リーニング部6で除去され、最後に除電部7でドラム表
面に除電光L2が照射されて除電され、ドラム1が1回
転して次の帯電に備えられる。一方、転写部5でトナー
像が転写された用紙は定着部9へ送られ、該定着部9で
ローラ対間を通過する間に加熱、加圧されて該用紙上に
トナー像が定着される。
【0024】図2は本実施例装置の電気的構成を模式的
に示している。図2に示すように、本実施例装置は前記
帯電部2に関して設けられており、帯電装置としての1
次側スコロトロン10、ドラム1を帯電すると共に表面
電位検出手段として機能する2次側スコロトロン11、
温度検出手段としてのサーミスタ12及び、1次側スコ
ロトロン10の制御系を具備している。
に示している。図2に示すように、本実施例装置は前記
帯電部2に関して設けられており、帯電装置としての1
次側スコロトロン10、ドラム1を帯電すると共に表面
電位検出手段として機能する2次側スコロトロン11、
温度検出手段としてのサーミスタ12及び、1次側スコ
ロトロン10の制御系を具備している。
【0025】本実施例の制御系では、1次側スコロトロ
ン10により帯電を施されたドラム1の表面電位を2次
側スコロトロン11のグリッド電極11cを流れる電流
Ig2を介して検出するようになっており、該グリッド
電流Ig2を制御系の入力信号とするとともに、該制御
系の出力信号により1次側スコロトロン10のグリッド
電流Ig1を制御することにより、ドラム1の表面電位
を補正するようにしている。
ン10により帯電を施されたドラム1の表面電位を2次
側スコロトロン11のグリッド電極11cを流れる電流
Ig2を介して検出するようになっており、該グリッド
電流Ig2を制御系の入力信号とするとともに、該制御
系の出力信号により1次側スコロトロン10のグリッド
電流Ig1を制御することにより、ドラム1の表面電位
を補正するようにしている。
【0026】図3は1次側及び2次側スコロトロン1
0、11を示している。同図に示すように、前記2次側
スコロトロン11はドラム表面電位の検出誤差を可及的
に少なくするために、1次側スコロトロン10のドラム
回転方向下流側に隣接して配置されている。
0、11を示している。同図に示すように、前記2次側
スコロトロン11はドラム表面電位の検出誤差を可及的
に少なくするために、1次側スコロトロン10のドラム
回転方向下流側に隣接して配置されている。
【0027】また、いずれのスコロトロン10、11
も、直径60〜100μm程度のタングステンワイヤ等
からなるコロナ放電電極10a、11aをアルミニウム
等の導電性に優れた金属材料からなるシールドケース1
0b、11bで包囲するとともに、該ケース10b、1
1bの開口面に数本のワイヤからなるグリッド電極10
c、11cをケース10b、11bと絶縁した状態で張
設してなるもので、前記グリッド電極10c、11cが
ドラム表面と一定距離をおいて対面するように、ドラム
1の長さ方向に沿って配設されている。
も、直径60〜100μm程度のタングステンワイヤ等
からなるコロナ放電電極10a、11aをアルミニウム
等の導電性に優れた金属材料からなるシールドケース1
0b、11bで包囲するとともに、該ケース10b、1
1bの開口面に数本のワイヤからなるグリッド電極10
c、11cをケース10b、11bと絶縁した状態で張
設してなるもので、前記グリッド電極10c、11cが
ドラム表面と一定距離をおいて対面するように、ドラム
1の長さ方向に沿って配設されている。
【0028】図2に戻って、複写機の帯電工程におい
て、1次側スコロトロン10のコロナ放電電極10aに
は1次側高電圧定電流電源回路13aの出力、具体的に
は最大10kV程度,600〜800μA程度の高電圧
が印加されており、該印加電圧によってコロナ放電電極
10aから発生するコロナ電流によりドラム1の感光層
1bが帯電される。また、後述するように制御系によっ
てグリッド電流Ig1が制御され、これによってドラム
1の表面電位が調整される。
て、1次側スコロトロン10のコロナ放電電極10aに
は1次側高電圧定電流電源回路13aの出力、具体的に
は最大10kV程度,600〜800μA程度の高電圧
が印加されており、該印加電圧によってコロナ放電電極
10aから発生するコロナ電流によりドラム1の感光層
1bが帯電される。また、後述するように制御系によっ
てグリッド電流Ig1が制御され、これによってドラム
1の表面電位が調整される。
【0029】一方、2次側スコロトロン11のコロナ放
電電極11aには2次側高電圧定電流電源回路13bの
出力、具体的には3.2kV,600μA程度の高電圧が
印加されており、該印加電圧によって前記1次側スコロ
トロン10と同様にしてドラム感光層1bを帯電する。
該2次側スコロトロン11のグリッド電極11cを流れ
るグリッド電流Ig2はドラム1の表面電位に依存した
値となるもので、ドラム1の表面電位が高くなればグリ
ッド電流Ig2も増加する。従って、該グリッド電流I
g2が制御系に入力されることにより、ドラム1の表面
電位を検出することができる。
電電極11aには2次側高電圧定電流電源回路13bの
出力、具体的には3.2kV,600μA程度の高電圧が
印加されており、該印加電圧によって前記1次側スコロ
トロン10と同様にしてドラム感光層1bを帯電する。
該2次側スコロトロン11のグリッド電極11cを流れ
るグリッド電流Ig2はドラム1の表面電位に依存した
値となるもので、ドラム1の表面電位が高くなればグリ
ッド電流Ig2も増加する。従って、該グリッド電流I
g2が制御系に入力されることにより、ドラム1の表面
電位を検出することができる。
【0030】図4はドラム1の構成を模式的に示してい
る。同図において、サーミスタ12はドラム支持体1a
の内周面中央付近に取り付けられている。また、ドラム
1の一端面には環状電極E1〜E3がドラム軸心1cと
同心状に形成されており、それぞれ導電摺動子S1〜S
3に常時摺接させてある。前記サーミスタ12は環状電
極E1、摺動子S1を介してその出力信号が取り出され
るとともに、環状電極E2、摺動子S2を介して接地側
に接続されている。このサーミスタ12は常時、該ドラ
ム1の温度をアナログ値で検出し、該アナログ検出信号
を制御系に出力する。なお、Hはドラムヒーターであっ
て、環状電極E1、摺動子S1を介してドラムヒーター
電源装置DHかせ電源を供給されるとともに、環状電極
E3、摺動子S3を介して接地側に接続されている。
る。同図において、サーミスタ12はドラム支持体1a
の内周面中央付近に取り付けられている。また、ドラム
1の一端面には環状電極E1〜E3がドラム軸心1cと
同心状に形成されており、それぞれ導電摺動子S1〜S
3に常時摺接させてある。前記サーミスタ12は環状電
極E1、摺動子S1を介してその出力信号が取り出され
るとともに、環状電極E2、摺動子S2を介して接地側
に接続されている。このサーミスタ12は常時、該ドラ
ム1の温度をアナログ値で検出し、該アナログ検出信号
を制御系に出力する。なお、Hはドラムヒーターであっ
て、環状電極E1、摺動子S1を介してドラムヒーター
電源装置DHかせ電源を供給されるとともに、環状電極
E3、摺動子S3を介して接地側に接続されている。
【0031】制御系は基準電圧供給回路14、比較器1
5、スイッチングトランジスタ16、第2、第3サージ
アブソーバ18、19を具備している。
5、スイッチングトランジスタ16、第2、第3サージ
アブソーバ18、19を具備している。
【0032】第1サージアブソーバ17は2次側スコロ
トロン11のグリッド電極11cと比較器15の(+)入
力端子間に介装されて、前記2次側スコロトロン11の
グリッド電圧Vg2を一定に保持するものであって、そ
れ自体を流れる電流の大きさに拘らず両端電圧を一定に
維持するように作用する。
トロン11のグリッド電極11cと比較器15の(+)入
力端子間に介装されて、前記2次側スコロトロン11の
グリッド電圧Vg2を一定に保持するものであって、そ
れ自体を流れる電流の大きさに拘らず両端電圧を一定に
維持するように作用する。
【0033】電流/電圧変換回路20は前記比較器15
の(+)入力端子と第1サージアブソーバ17間に介装さ
れており、該電流/電圧変換回路20によって前記2次
側スコロトロン11のグリッド電流Ig2が電圧に変換
される。本実施例では該電流/電圧変換回路20の出力
電圧Vgをドラム表面電位の検出値として比較器15の
(+)入力端子へ印加し、別途比較器15の(−)入力端子
に与えられる基準電圧Cvと比較するようになってい
る。なお、基準電圧Cvは後述する基準電圧供給回路1
4において、サーミスタ12から得られるドラム1の温
度情報に基づいて変化するように構成されている。
の(+)入力端子と第1サージアブソーバ17間に介装さ
れており、該電流/電圧変換回路20によって前記2次
側スコロトロン11のグリッド電流Ig2が電圧に変換
される。本実施例では該電流/電圧変換回路20の出力
電圧Vgをドラム表面電位の検出値として比較器15の
(+)入力端子へ印加し、別途比較器15の(−)入力端子
に与えられる基準電圧Cvと比較するようになってい
る。なお、基準電圧Cvは後述する基準電圧供給回路1
4において、サーミスタ12から得られるドラム1の温
度情報に基づいて変化するように構成されている。
【0034】前記基準電圧供給回路14はサーミスタ1
2によって検出されたドラム1の温度に基づいて基準電
圧Cvのレベルを補正するようになっており、ドラム1
の表面温度に対応する補正値を格納しているメモリ部と
してのROM21と、CPU22とを有している。
2によって検出されたドラム1の温度に基づいて基準電
圧Cvのレベルを補正するようになっており、ドラム1
の表面温度に対応する補正値を格納しているメモリ部と
してのROM21と、CPU22とを有している。
【0035】ところで、ドラム1の表面感光層1bは前
述のように高温になるほど帯電しにくくなり、且つ、暗
減衰量も大きくなるという温度−帯電特性が存在する。
従って、帯電部2においてドラム表面に同一電荷を与え
ても、現像部4に到達した時点での暗減衰量はドラム1
の温度によって一定しない。そこで本実施例では、実測
に基づいたドラム1の各温度値における現像部4での暗
減衰量に基づいて基準電圧Cvの補正量を推定し、該推
定補正値を各温度値に対応する前記ROM21のアドレ
スにディジタル値の形で記憶させてある。
述のように高温になるほど帯電しにくくなり、且つ、暗
減衰量も大きくなるという温度−帯電特性が存在する。
従って、帯電部2においてドラム表面に同一電荷を与え
ても、現像部4に到達した時点での暗減衰量はドラム1
の温度によって一定しない。そこで本実施例では、実測
に基づいたドラム1の各温度値における現像部4での暗
減衰量に基づいて基準電圧Cvの補正量を推定し、該推
定補正値を各温度値に対応する前記ROM21のアドレ
スにディジタル値の形で記憶させてある。
【0036】一例を挙げると、ドラム1の表面温度の基
準温度を45℃に設定し、この基準温度では基準電圧C
vを補正しないものとし、該基準温度45℃に対する高
低差を46℃、47℃…あるいは44℃、43℃…とい
うように1℃毎に設定し、各温度値に対応して基準電圧
Cvの推定補正量をROM21のアドレスに書き込んで
おくのである。この場合、ドラム表面温度が基準温度よ
り高い側ではROM21の補正値は基準電圧Cvの中心
電位Cvcを下方へシフトさせる値になり、逆に低い側
では該補正値は基準電圧Cvの中心電位Cvcを上方へ
シフトさせる値になる。
準温度を45℃に設定し、この基準温度では基準電圧C
vを補正しないものとし、該基準温度45℃に対する高
低差を46℃、47℃…あるいは44℃、43℃…とい
うように1℃毎に設定し、各温度値に対応して基準電圧
Cvの推定補正量をROM21のアドレスに書き込んで
おくのである。この場合、ドラム表面温度が基準温度よ
り高い側ではROM21の補正値は基準電圧Cvの中心
電位Cvcを下方へシフトさせる値になり、逆に低い側
では該補正値は基準電圧Cvの中心電位Cvcを上方へ
シフトさせる値になる。
【0037】このように構成した基準電圧供給回路14
においては、サーミスタ12から出力されるドラム温度
検出信号がA/D変換器23によってアナログ信号から
ディジタル信号に変換されてCPU22に入力される。
CPU22では該温度検出信号によって得られた温度値
と対応する補正値を、ROM21のアドレスを検索する
ことによって読み出す。
においては、サーミスタ12から出力されるドラム温度
検出信号がA/D変換器23によってアナログ信号から
ディジタル信号に変換されてCPU22に入力される。
CPU22では該温度検出信号によって得られた温度値
と対応する補正値を、ROM21のアドレスを検索する
ことによって読み出す。
【0038】図5に示すように、CPU22には基準電
圧Cvとして予め設定された値に振幅、周波数を決めら
れた鋸歯状電圧データが外部から与えられており、この
基準電圧Cvの鋸歯状波の中心電位Cvcを前記ROM
21から読み出された特定の補正値に基づいて上下にシ
フトさせる。このようにしてドラム温度に対応して補正
された基準電圧Cv’はD/A変換器24によってアナ
ログ信号に変換されて比較器15の(−)入力端子に与え
られる。
圧Cvとして予め設定された値に振幅、周波数を決めら
れた鋸歯状電圧データが外部から与えられており、この
基準電圧Cvの鋸歯状波の中心電位Cvcを前記ROM
21から読み出された特定の補正値に基づいて上下にシ
フトさせる。このようにしてドラム温度に対応して補正
された基準電圧Cv’はD/A変換器24によってアナ
ログ信号に変換されて比較器15の(−)入力端子に与え
られる。
【0039】比較器15では(+)入力端子に与えられた
前述の電流/電圧変換回路20の出力電圧Vg、つまり
ドラム1の表面電位の検出値と、(−)入力端子に与えら
れた補正された基準電圧Cv’とを比較して、その差を
演算し、該演算結果を増幅してパルス信号Pc’として
スイッチングトランジスタ16へ出力する。
前述の電流/電圧変換回路20の出力電圧Vg、つまり
ドラム1の表面電位の検出値と、(−)入力端子に与えら
れた補正された基準電圧Cv’とを比較して、その差を
演算し、該演算結果を増幅してパルス信号Pc’として
スイッチングトランジスタ16へ出力する。
【0040】スイッチングトランジスタ16は比較器1
5の出力パルスPc’をデューティとしてON、OFF
するもので、デューティが低いほどON期間が短くな
る。前記第2、第3サージアブソーバ18、19は1次
側スコロトロン10のグリッド電極10cとグランド間
に直列に接続されており、前記第1サージアブソーバ1
7と同様に、それ自体を流れる電流の値に拘らず両端電
圧を一定に維持するように作用する。また、前記トラン
ジスタ16のコレクタ、エミッタは第2サージアブソー
バ18の両端に接続されている。
5の出力パルスPc’をデューティとしてON、OFF
するもので、デューティが低いほどON期間が短くな
る。前記第2、第3サージアブソーバ18、19は1次
側スコロトロン10のグリッド電極10cとグランド間
に直列に接続されており、前記第1サージアブソーバ1
7と同様に、それ自体を流れる電流の値に拘らず両端電
圧を一定に維持するように作用する。また、前記トラン
ジスタ16のコレクタ、エミッタは第2サージアブソー
バ18の両端に接続されている。
【0041】この場合、トランジスタ16がONする
と、第2サージアブソーバ18は不作動となり、第3サ
ージアブソーバ19のみが作動する状態となる。このと
きは1次側スコロトロン10のグリッド電圧は第3サー
ジアブソーバ19の電圧Vg11のみとなるとともに、グ
リッド電流Ig1は増大し、1次側スコロトロン10の
グリッド電極10cへ吸収される電荷量が多くなって、
その分、ドラム表面に施される帯電量が減少し、その表
面電位が低下する。
と、第2サージアブソーバ18は不作動となり、第3サ
ージアブソーバ19のみが作動する状態となる。このと
きは1次側スコロトロン10のグリッド電圧は第3サー
ジアブソーバ19の電圧Vg11のみとなるとともに、グ
リッド電流Ig1は増大し、1次側スコロトロン10の
グリッド電極10cへ吸収される電荷量が多くなって、
その分、ドラム表面に施される帯電量が減少し、その表
面電位が低下する。
【0042】逆に、トランジスタ16がOFFのときは
第2、第3サージアブソーバ18、19が共に作動状態
となり、1次側スコロトロン10のグリッド電圧は第
2、第3サージアブソーバ18、19の合計電圧Vg11
+Vg12となるとともに、グリッド電流Ig1は減少
し、1次側スコロトロン10のグリッド電極10cへ吸
収される電荷量が少なくなって、その分、ドラム1の表
面電位が上昇する。
第2、第3サージアブソーバ18、19が共に作動状態
となり、1次側スコロトロン10のグリッド電圧は第
2、第3サージアブソーバ18、19の合計電圧Vg11
+Vg12となるとともに、グリッド電流Ig1は減少
し、1次側スコロトロン10のグリッド電極10cへ吸
収される電荷量が少なくなって、その分、ドラム1の表
面電位が上昇する。
【0043】いま、例えばドラム温度が基準温度よりも
高くなっている場合について、温度情報を有していない
比較例と対照して説明する。比較例はドラム表面の表面
電位の検出値に基づいてのみ1次側スコロトロン10に
よるドラム表面への帯電量の制御を行う。
高くなっている場合について、温度情報を有していない
比較例と対照して説明する。比較例はドラム表面の表面
電位の検出値に基づいてのみ1次側スコロトロン10に
よるドラム表面への帯電量の制御を行う。
【0044】いま、2次側スコロトロン11を介して検
出される表面電位が規定値より高い場合は、比較器15
から出力されるパルスのデューティが大きくなり、1次
側スコロトロン10による帯電量は少なくなり、表面電
位は低くなって規定値と一致するようになる。図5にお
いて、破線で示す鋸歯状波Cvの中心はCvcであり、
比較例ではこの中心Cvcは上下に動かない。従って、
鋸歯状波Cvも動かない。Pcはその場合の比較器15
の出力パルスを示す。
出される表面電位が規定値より高い場合は、比較器15
から出力されるパルスのデューティが大きくなり、1次
側スコロトロン10による帯電量は少なくなり、表面電
位は低くなって規定値と一致するようになる。図5にお
いて、破線で示す鋸歯状波Cvの中心はCvcであり、
比較例ではこの中心Cvcは上下に動かない。従って、
鋸歯状波Cvも動かない。Pcはその場合の比較器15
の出力パルスを示す。
【0045】しかし、ドラム1の温度が基準温度(例え
ば45℃)で一定であれば、この比較例でも問題ない
が、実際にはドラム1の温度が変化するので、前記比較
例では好ましい制御が必ずしも実現し得ない。例えばド
ラム1の温度が基準温度よりも高ければ、帯電部2から
現像部4に至るまでの表面電位低下(減衰)量が大きく
なるので、前記パルスPcのデューティによって制御さ
れた帯電量では、現像部4における表面電位は不十分と
なる。逆にドラム1の温度が基準温度よりも低い場合
は、表面電位が過大となる。
ば45℃)で一定であれば、この比較例でも問題ない
が、実際にはドラム1の温度が変化するので、前記比較
例では好ましい制御が必ずしも実現し得ない。例えばド
ラム1の温度が基準温度よりも高ければ、帯電部2から
現像部4に至るまでの表面電位低下(減衰)量が大きく
なるので、前記パルスPcのデューティによって制御さ
れた帯電量では、現像部4における表面電位は不十分と
なる。逆にドラム1の温度が基準温度よりも低い場合
は、表面電位が過大となる。
【0046】これに対し本実施例では、基準電圧供給回
路14において、該基準電圧Cv’の鋸歯状波は図5の
実線で示すように、ROM21に書き込まれた補正値に
対応する分だけ中心電位Cvc’が上方にシフトされた
状態で出力される。
路14において、該基準電圧Cv’の鋸歯状波は図5の
実線で示すように、ROM21に書き込まれた補正値に
対応する分だけ中心電位Cvc’が上方にシフトされた
状態で出力される。
【0047】従って、この補正された基準電圧Cv’を
ドラム表面電位の検出値Vgと比較して得られた比較器
15の出力パルス幅は実際のドラム表面電位の変化量に
対応して前記破線で示すパルス幅よりも狭くなり、換言
すればデューティが低下したものとなるため、比較例よ
りもトランジスタ16のON期間が短くなって、1次側
スコロトロン10による帯電量が比較例の場合より多く
なり、実際の温度条件に即したドラム1の表面電位が得
られる。
ドラム表面電位の検出値Vgと比較して得られた比較器
15の出力パルス幅は実際のドラム表面電位の変化量に
対応して前記破線で示すパルス幅よりも狭くなり、換言
すればデューティが低下したものとなるため、比較例よ
りもトランジスタ16のON期間が短くなって、1次側
スコロトロン10による帯電量が比較例の場合より多く
なり、実際の温度条件に即したドラム1の表面電位が得
られる。
【0048】逆に、温度が基準温度より低い場合は、破
線で示すパルス幅よりも広くなり、比較例よりもトラン
ジスタ16のON期間が長くなって1次側スコロトロン
10による帯電量が少なくなり、適切な表面電位が得ら
れる。
線で示すパルス幅よりも広くなり、比較例よりもトラン
ジスタ16のON期間が長くなって1次側スコロトロン
10による帯電量が少なくなり、適切な表面電位が得ら
れる。
【0049】前記1次側及び2次側スコロトロン10、
11のシールドケース10b、11bはコロナ放電電極
10a、11aから与えられる電流Isをグランド側へ
落としているが、このシールドケース10b、11bと
グランド間の電圧Vsを安定させてスコロトロンの破壊
を防止するために、本実施例では必要に応じて第4サー
ジアブソーバ25を介装している。なお、該第4サージ
アブソーバ25は特に小型の放電器を用いた場合に必要
とされるものであって、大型のものでは特に設置する必
要はない。
11のシールドケース10b、11bはコロナ放電電極
10a、11aから与えられる電流Isをグランド側へ
落としているが、このシールドケース10b、11bと
グランド間の電圧Vsを安定させてスコロトロンの破壊
を防止するために、本実施例では必要に応じて第4サー
ジアブソーバ25を介装している。なお、該第4サージ
アブソーバ25は特に小型の放電器を用いた場合に必要
とされるものであって、大型のものでは特に設置する必
要はない。
【0050】次に、上記構成の動作を説明すると、複写
機のプリントキー(図示せず)の操作と同期してドラム
1が回転駆動する間に、該ドラム表面は1次側スコロト
ロン10により帯電が施されて表面電位が上昇し、引き
続き2次側スコロトロン11により更に帯電が施され
る。このとき2次側スコロトロン11のグリッド電極1
1cにはドラム1の表面電位に対応したグリッド電流I
g2が流れ、該グリッド電流Ig2は電流/電圧変換回
路20によって電圧Vgに変換され、比較器15の(+)
入力端子に与えられる。
機のプリントキー(図示せず)の操作と同期してドラム
1が回転駆動する間に、該ドラム表面は1次側スコロト
ロン10により帯電が施されて表面電位が上昇し、引き
続き2次側スコロトロン11により更に帯電が施され
る。このとき2次側スコロトロン11のグリッド電極1
1cにはドラム1の表面電位に対応したグリッド電流I
g2が流れ、該グリッド電流Ig2は電流/電圧変換回
路20によって電圧Vgに変換され、比較器15の(+)
入力端子に与えられる。
【0051】また、該帯電時におけるドラム1の温度は
サーミスタ12によって検出され、その検出信号が基準
電圧供給回路14のA/D変換器23を介してCPU2
2に与えられる。例えば該サーミスタ12の検出信号に
よって得られたドラム温度が基準温度である45℃より
も高くなっているとすると、CPU22においてROM
21から読み出された補正値により、ドラム温度に対応
して基準電圧Cvが下降補正され、補正された基準電圧
Cv’がD/A変換器24を介して比較器15の(−)入
力端子に与えられる。
サーミスタ12によって検出され、その検出信号が基準
電圧供給回路14のA/D変換器23を介してCPU2
2に与えられる。例えば該サーミスタ12の検出信号に
よって得られたドラム温度が基準温度である45℃より
も高くなっているとすると、CPU22においてROM
21から読み出された補正値により、ドラム温度に対応
して基準電圧Cvが下降補正され、補正された基準電圧
Cv’がD/A変換器24を介して比較器15の(−)入
力端子に与えられる。
【0052】このようにドラム温度が基準温度である4
5℃よりも高いという温度情報によって、基準電圧供給
回路14から出力される基準電圧の中心電位が上がるの
で、比較器15から出力されるパルス信号の幅が狭くな
り、つまりデューティが低下し、これによって比較器1
5の出力によってON、OFFするトランジスタ16の
ON期間が短くなり、第2、第3サージアブソーバ1
8、19が共に作動する期間が長くなる。
5℃よりも高いという温度情報によって、基準電圧供給
回路14から出力される基準電圧の中心電位が上がるの
で、比較器15から出力されるパルス信号の幅が狭くな
り、つまりデューティが低下し、これによって比較器1
5の出力によってON、OFFするトランジスタ16の
ON期間が短くなり、第2、第3サージアブソーバ1
8、19が共に作動する期間が長くなる。
【0053】従って、帯電期間内においては、1次側ス
コロトロン10のグリッド電圧が高くなり、そのグリッ
ド電流Ig1が少なくなる時間比率が増大して、該1次
側スコロトロン10のグリッド電極10cへ吸収される
電荷量は多くなる。その分、ドラム表面に施される帯電
量が増大し、その表面電位が上昇する。これはドラム1
の表面温度が高くなった分だけ表面電位が低下するのを
補正することを意味している。
コロトロン10のグリッド電圧が高くなり、そのグリッ
ド電流Ig1が少なくなる時間比率が増大して、該1次
側スコロトロン10のグリッド電極10cへ吸収される
電荷量は多くなる。その分、ドラム表面に施される帯電
量が増大し、その表面電位が上昇する。これはドラム1
の表面温度が高くなった分だけ表面電位が低下するのを
補正することを意味している。
【0054】逆に、ドラム1の表面温度が基準温度であ
る45℃よりも低いときは、制御系が全て逆に作動し、
ドラム1の表面電位は低くくなるように補正される。こ
のように本実施例では比較器15のパルス出力のデュー
ティに応じて1次側スコロトロン10のグリッド電極1
0cを流れる電流Ig1が変更され、その結果、1次側
スコロトロン10はドラム温度に基づいて補正された表
面電位と、実際に前工程で帯電されたドラム1の表面電
位との差だけ、帯電量を増加または減少させることがで
きる。
る45℃よりも低いときは、制御系が全て逆に作動し、
ドラム1の表面電位は低くくなるように補正される。こ
のように本実施例では比較器15のパルス出力のデュー
ティに応じて1次側スコロトロン10のグリッド電極1
0cを流れる電流Ig1が変更され、その結果、1次側
スコロトロン10はドラム温度に基づいて補正された表
面電位と、実際に前工程で帯電されたドラム1の表面電
位との差だけ、帯電量を増加または減少させることがで
きる。
【0055】また、連続複写時等において、ドラムが1
回転し、所定の複写プロセスを終了して再び帯電工程が
開始されると、そのときのドラム1の温度がサーミスタ
12によって検出され、基準電圧供給回路14では該温
度情報に基づいて再度基準電圧Cvの中心電位Cvcを
補正する。従って、比較器15では前回とは異なるレベ
ルに補正された基準電圧Cv’と、その時点でのドラム
表面電位とを比較演算してトランジスタ16のON、O
FF期間を制御することになる。
回転し、所定の複写プロセスを終了して再び帯電工程が
開始されると、そのときのドラム1の温度がサーミスタ
12によって検出され、基準電圧供給回路14では該温
度情報に基づいて再度基準電圧Cvの中心電位Cvcを
補正する。従って、比較器15では前回とは異なるレベ
ルに補正された基準電圧Cv’と、その時点でのドラム
表面電位とを比較演算してトランジスタ16のON、O
FF期間を制御することになる。
【0056】図6は本発明の他の実施例を示している。
この実施例では、表面電位検出手段としてスコロトロン
11を用いている点は前記実施例と同様であるが、帯電
装置をコロトロン26により構成し、該コロトロン26
のコロナ放電電極26aに印加する電圧を制御系によっ
て制御するようにしている点で相違している。なお、本
実施例において前記実施例と構成及び作用が共通する部
分には共通の符号を付し、重複を避けるためにその説明
を省略する。
この実施例では、表面電位検出手段としてスコロトロン
11を用いている点は前記実施例と同様であるが、帯電
装置をコロトロン26により構成し、該コロトロン26
のコロナ放電電極26aに印加する電圧を制御系によっ
て制御するようにしている点で相違している。なお、本
実施例において前記実施例と構成及び作用が共通する部
分には共通の符号を付し、重複を避けるためにその説明
を省略する。
【0057】本実施例では、コロトロン26のコロナ放
電電極26aと、該コロナ放電電極26aに高電圧を印
加する1次側高電圧定電流電源回路13aとの間に印加
電圧可変回路27が設けられており、この印加電圧可変
回路27において比較器15の出力パルス信号Pc’に
基づいて1次側高電圧定電流電源回路13aの出力電圧
を制御し、これによって得られた電圧が前記コロトロン
26のコロナ放電電極26aに印加されるように構成し
ている。
電電極26aと、該コロナ放電電極26aに高電圧を印
加する1次側高電圧定電流電源回路13aとの間に印加
電圧可変回路27が設けられており、この印加電圧可変
回路27において比較器15の出力パルス信号Pc’に
基づいて1次側高電圧定電流電源回路13aの出力電圧
を制御し、これによって得られた電圧が前記コロトロン
26のコロナ放電電極26aに印加されるように構成し
ている。
【0058】前記印加電圧可変回路27は、特にこれに
限定されるものではないが、図7に示すように構成され
ている。この図において、28は比較器15から与えら
れるパルス信号Pc’によって制御されるリレースイッ
チであって、比較器15の出力が高レベルのときOFF
で、低レベルのときONになる。29はコンデンサ、3
0は放電抵抗である。この印加電圧可変回路27はリレ
ースイッチ28のON期間が長ければ出力電圧は高くな
り、ON期間が短ければ低くなる。
限定されるものではないが、図7に示すように構成され
ている。この図において、28は比較器15から与えら
れるパルス信号Pc’によって制御されるリレースイッ
チであって、比較器15の出力が高レベルのときOFF
で、低レベルのときONになる。29はコンデンサ、3
0は放電抵抗である。この印加電圧可変回路27はリレ
ースイッチ28のON期間が長ければ出力電圧は高くな
り、ON期間が短ければ低くなる。
【0059】上記構成においては、ドラム1が回転駆動
する間に、該ドラム表面はコロトロン26により帯電が
施されて表面電位が上昇し、引き続きスコロトロン11
により更に帯電が施される。
する間に、該ドラム表面はコロトロン26により帯電が
施されて表面電位が上昇し、引き続きスコロトロン11
により更に帯電が施される。
【0060】このときのドラム1の表面電位はスコロト
ロン11のグリッド電流Ig2によって検出され、ま
た、基準電圧供給回路14においては、前記実施例と同
様のプロセスによって、サーミスタ12によって検出さ
れたドラム1の温度情報に基づき基準電圧Cvが補正さ
れ、補正された基準電圧Cv’と前記スコロトロン11
による表面電位検出値が比較器15で比較される。
ロン11のグリッド電流Ig2によって検出され、ま
た、基準電圧供給回路14においては、前記実施例と同
様のプロセスによって、サーミスタ12によって検出さ
れたドラム1の温度情報に基づき基準電圧Cvが補正さ
れ、補正された基準電圧Cv’と前記スコロトロン11
による表面電位検出値が比較器15で比較される。
【0061】該比較器15による比較結果はパルス信号
Pc’として印加電圧可変回路27に与えられる。この
場合、ドラム1の温度が高く、ドラム表面が帯電しにく
いときは、比較器15のパルス出力のデューティが低く
なるので、リレースイッチ28のON期間が長くなっ
て、印加電圧可変回路27の出力電圧は高くなる。従っ
て、コロトロン26のコロナ放電電極26aによってド
ラム1に施される帯電量は、ドラム温度に基づいて補正
された印加電圧可変回路27の出力電圧によって、適正
量増大し、その表面電位が上昇するように補正される。
Pc’として印加電圧可変回路27に与えられる。この
場合、ドラム1の温度が高く、ドラム表面が帯電しにく
いときは、比較器15のパルス出力のデューティが低く
なるので、リレースイッチ28のON期間が長くなっ
て、印加電圧可変回路27の出力電圧は高くなる。従っ
て、コロトロン26のコロナ放電電極26aによってド
ラム1に施される帯電量は、ドラム温度に基づいて補正
された印加電圧可変回路27の出力電圧によって、適正
量増大し、その表面電位が上昇するように補正される。
【0062】逆に、ドラム1の温度が低いときは、制御
系が上記とは全て逆に作動し、ドラム1の表面電位が下
降するように補正される。このように本実施例では比較
器15のパルス出力のデューティに応じてコロトロン2
6のコロナ放電電極26aに印加される電圧が変更さ
れ、その結果、コロナ放電電極26aにはドラム温度に
基づいて補正された表面電位と、実際に帯電されたドラ
ム1の表面電位との差を解消するために必要な帯電量を
与える電圧が新たに増加または減少されて印加される。
系が上記とは全て逆に作動し、ドラム1の表面電位が下
降するように補正される。このように本実施例では比較
器15のパルス出力のデューティに応じてコロトロン2
6のコロナ放電電極26aに印加される電圧が変更さ
れ、その結果、コロナ放電電極26aにはドラム温度に
基づいて補正された表面電位と、実際に帯電されたドラ
ム1の表面電位との差を解消するために必要な帯電量を
与える電圧が新たに増加または減少されて印加される。
【0063】なお、上記各実施例では、基準電圧供給回
路14における基準電圧補正動作として、該基準電圧C
vの鋸歯状波を波形を変更することなく、ドラム1の温
度情報による補正量に対応してその中心電位Cvcを上
下にシフトさせるようにしているが、これとは別のプロ
セスとして、図8に示すように、基準電圧Cvの鋸歯状
波の中心電位Cvcを上下にシフトさせることなく、そ
の振幅をドラム1の温度情報による補正量に対応して変
更することにより、比較器15の出力パルスPcのデュ
ーティを変更することができる。
路14における基準電圧補正動作として、該基準電圧C
vの鋸歯状波を波形を変更することなく、ドラム1の温
度情報による補正量に対応してその中心電位Cvcを上
下にシフトさせるようにしているが、これとは別のプロ
セスとして、図8に示すように、基準電圧Cvの鋸歯状
波の中心電位Cvcを上下にシフトさせることなく、そ
の振幅をドラム1の温度情報による補正量に対応して変
更することにより、比較器15の出力パルスPcのデュ
ーティを変更することができる。
【0064】即ち、ROM21において補正値が0であ
る基準温度における基準電圧Cvが図8の破線で示す振
幅の鋸歯状波である場合、ドラム温度が基準温度よりも
高くなったときは、そのときの補正値に応じて該基準電
圧の鋸歯状波はその振幅が図8の実線で示すように小さ
くなるように補正されるようにする。このように基準電
圧の鋸歯状波の振幅を調整することによっても、補正さ
れた基準電圧Cv’の鋸歯状波とドラム表面電位の検出
値Vgとを比較して得られた比較器15の出力パルス幅
は実際のドラム表面電位の変化量に対応して前記破線で
示すパルス幅よりも狭くすることができる。
る基準温度における基準電圧Cvが図8の破線で示す振
幅の鋸歯状波である場合、ドラム温度が基準温度よりも
高くなったときは、そのときの補正値に応じて該基準電
圧の鋸歯状波はその振幅が図8の実線で示すように小さ
くなるように補正されるようにする。このように基準電
圧の鋸歯状波の振幅を調整することによっても、補正さ
れた基準電圧Cv’の鋸歯状波とドラム表面電位の検出
値Vgとを比較して得られた比較器15の出力パルス幅
は実際のドラム表面電位の変化量に対応して前記破線で
示すパルス幅よりも狭くすることができる。
【0065】また、上記各実施例では、比較器15にお
いて、基準電圧供給回路14で補正した基準電圧と、表
面電位検出手段としてのスコロトロン11のグリッド電
流Ig2によって検出された値とを比較、演算するよう
に構成したが、図9に示すように、予め設定した基準電
圧Cvの鋸歯状波出力の中心電位Cvcを補正すること
なく比較器15の(−)入力端子に与える一方、前記スコ
ロトロン11のグリッド電流Ig2を電源/電圧変換回
路20で電流/電圧変換した電位を検出電圧補正回路3
1によって補正し、その補正された電圧を比較器15の
(+)入力端子に与えるようにしてもよい。
いて、基準電圧供給回路14で補正した基準電圧と、表
面電位検出手段としてのスコロトロン11のグリッド電
流Ig2によって検出された値とを比較、演算するよう
に構成したが、図9に示すように、予め設定した基準電
圧Cvの鋸歯状波出力の中心電位Cvcを補正すること
なく比較器15の(−)入力端子に与える一方、前記スコ
ロトロン11のグリッド電流Ig2を電源/電圧変換回
路20で電流/電圧変換した電位を検出電圧補正回路3
1によって補正し、その補正された電圧を比較器15の
(+)入力端子に与えるようにしてもよい。
【0066】この場合、前記検出電圧補正回路31は、
サーミスタ12からの温度情報によって前記スコロトロ
ン11で検出された電圧を上下にシフトさせる。即ち、
図10に示すように、比較器15においては基準電圧C
vに対して検出電圧がドラム1の温度によって破線で示
す電位Vgから実線で示す電位Vg’まで上方にシフト
されることにより、比較器15から出力されるパルス信
号Pc’のデューティが基準パルスPcよりも低くなる
ように調整される。
サーミスタ12からの温度情報によって前記スコロトロ
ン11で検出された電圧を上下にシフトさせる。即ち、
図10に示すように、比較器15においては基準電圧C
vに対して検出電圧がドラム1の温度によって破線で示
す電位Vgから実線で示す電位Vg’まで上方にシフト
されることにより、比較器15から出力されるパルス信
号Pc’のデューティが基準パルスPcよりも低くなる
ように調整される。
【0067】なお、表面電位検出手段としては、上記各
実施例のように帯電装置のドラム回転方向下流側に配設
したスコロトロン11により構成することが望ましい
が、これに代えて表面電位計を使用することも可能であ
る。また、本発明はドラム状感光体を使用した画像形成
装置の他、ベルト状感光体等を使用したものにも適用で
きることは勿論である。
実施例のように帯電装置のドラム回転方向下流側に配設
したスコロトロン11により構成することが望ましい
が、これに代えて表面電位計を使用することも可能であ
る。また、本発明はドラム状感光体を使用した画像形成
装置の他、ベルト状感光体等を使用したものにも適用で
きることは勿論である。
【0068】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の感光体表
面電位制御装置では、帯電装置で帯電された感光体の表
面電位を検出して、感光体表面の実際の帯電量に基づい
て帯電装置を制御することに加えて、その時点における
感光体の温度を加味して帯電装置を制御するようにして
いるので、複写機における連続複写時のように、感光体
が高速移動する場合にも感光体の表面電位は、該感光体
の温度に即して適正な値に補正される。従って、帯電不
足あるいは帯電むらの虞もなく、しかも感光体の表面温
度の変化に対して表面電位のばらつきが少ない高精度な
表面電位制御が可能となる。
面電位制御装置では、帯電装置で帯電された感光体の表
面電位を検出して、感光体表面の実際の帯電量に基づい
て帯電装置を制御することに加えて、その時点における
感光体の温度を加味して帯電装置を制御するようにして
いるので、複写機における連続複写時のように、感光体
が高速移動する場合にも感光体の表面電位は、該感光体
の温度に即して適正な値に補正される。従って、帯電不
足あるいは帯電むらの虞もなく、しかも感光体の表面温
度の変化に対して表面電位のばらつきが少ない高精度な
表面電位制御が可能となる。
【0069】また、感光体の表面電位を補正するに際し
て、常に該感光体の温度を該表面電位制御の必須要件と
することにより、非線形の温度特性を有する感光体でも
高精度に制御できるなど、従来に見られない優れた効果
を発揮するものとなった。
て、常に該感光体の温度を該表面電位制御の必須要件と
することにより、非線形の温度特性を有する感光体でも
高精度に制御できるなど、従来に見られない優れた効果
を発揮するものとなった。
【図1】 本発明の実施例装置を備えた複写機要部を
模式的に示す断面図。
模式的に示す断面図。
【図2】 本発明の実施例における電気的構成を模式
的に示す回路図。
的に示す回路図。
【図3】 帯電部の構成を示す一部切欠斜視図。
【図4】 感光体ドラムの構成を模式的に示す斜視
図。
図。
【図5】 基準電圧と比較器出力の波形図。
【図6】 本発明の他の実施例における電気的構成を
模式的に示す回路図。
模式的に示す回路図。
【図7】 印加電圧可変回路の具体的な一例を示す回
路図。
路図。
【図8】 別の基準電圧補正方式による基準電圧と比
較器出力の波形図。
較器出力の波形図。
【図9】 本発明の更に他の実施例における制御系の
要部を示す回路図。
要部を示す回路図。
【図10】 その基準電圧と比較器出力の波形図。
【図11】 先行技術における感光体表面の温度−電位
特性を示す線図。
特性を示す線図。
1 感光体 10 帯電装置(1次側スコロトロン) 10c グリッド電極 11 表面電位検出手段(2次側スコロトロン) 11c グリッド電極 12 温度検出手段 14 基準電圧補正部(基準電圧供給回路) 15 比較部 21 メモリ部 26 帯電装置(コロトロン) 26a コロナ放電電極 31 基準電圧補正部(検出電圧補正回路)
フロントページの続き (72)発明者 市場 昭彦 大阪市中央区玉造1丁目2番28号 三田工 業株式会社内
Claims (6)
- 【請求項1】 感光体表面に帯電を施す帯電装置と、該
帯電装置で帯電された感光体の表面電位を検出する表面
電位検出手段と、前記感光体の温度を検出する温度検出
手段と、前記表面電位検出手段の検出信号及び前記温度
検出手段の検出信号に基づいて前記帯電装置による感光
体表面への帯電量を制御する制御手段とを具備すること
を特徴とする感光体表面電位制御装置。 - 【請求項2】 帯電装置はスコロトロンであり、該スコ
ロトロンのグリッド電流が制御手段によって制御される
ように構成した請求項1の感光体表面電位制御装置。 - 【請求項3】 帯電装置はコロトロンであり、該コロト
ロンのコロナ放電電極に印加する電圧が制御手段によっ
て制御されるように構成した請求項1の感光体表面電位
制御装置。 - 【請求項4】 表面電位検出手段は、帯電装置と感光体
移動方向下流側で隣接して配置されている請求項1の感
光体表面電位制御装置。 - 【請求項5】 表面電位検出手段は、感光体の表面電位
検出信号としてグリッド電流を制御手段に与えるスコロ
トロンである請求項1の感光体表面電位制御装置。 - 【請求項6】 制御手段は、感光体温度に対応する補正
値を格納したメモリ部と、温度検出手段の検出値と対照
することにより特定された前記メモリ部の補正値に対応
して基準電圧を補正する基準電圧補正部と、該基準電圧
補正部で補正された基準電圧と表面電位検出手段の出力
電圧とを比較してその差を出力する比較部とを有し、該
比較部で得られた値に基づいて帯電装置による感光体表
面への帯電量を制御するように構成されている請求項1
の感光体表面電位制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4294746A JPH06149016A (ja) | 1992-11-04 | 1992-11-04 | 感光体表面電位制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4294746A JPH06149016A (ja) | 1992-11-04 | 1992-11-04 | 感光体表面電位制御装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06149016A true JPH06149016A (ja) | 1994-05-27 |
Family
ID=17811774
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4294746A Pending JPH06149016A (ja) | 1992-11-04 | 1992-11-04 | 感光体表面電位制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06149016A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008275862A (ja) * | 2007-04-27 | 2008-11-13 | Kyocera Mita Corp | 画像形成装置 |
-
1992
- 1992-11-04 JP JP4294746A patent/JPH06149016A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008275862A (ja) * | 2007-04-27 | 2008-11-13 | Kyocera Mita Corp | 画像形成装置 |
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