JPH06149116A - 定着装置及び画像形成装置 - Google Patents

定着装置及び画像形成装置

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Publication number
JPH06149116A
JPH06149116A JP4326254A JP32625492A JPH06149116A JP H06149116 A JPH06149116 A JP H06149116A JP 4326254 A JP4326254 A JP 4326254A JP 32625492 A JP32625492 A JP 32625492A JP H06149116 A JPH06149116 A JP H06149116A
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JP
Japan
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release agent
oil
transfer material
image forming
paper
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JP4326254A
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English (en)
Inventor
Yasushi Murayama
泰 村山
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
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Publication of JPH06149116A publication Critical patent/JPH06149116A/ja
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  • Fixing For Electrophotography (AREA)
  • Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
  • Coating Apparatus (AREA)
  • Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明の目的の一つは、オイル回収経路中に
フィルタを不要とし、汚損オイル中のごみ、繊維、紙粉
等を効果的に除去できる定着装置を提供することにあ
る。 【構成】 定着ローラ4と加圧ローラ5から成るローラ
対の下方に配設したオイルタンク9と、オイル汲み上げ
用ポンプ10を介して該オイルタンク9と連結されたオ
イル塗布ローラ3等から成るオイル塗布手段との間に、
オイル受け7を設け、該オイル受け7に、オイル貯溜部
7aと該オイル貯溜部7aから溢れでるオイルを上記オ
イルタンク9へ戻す回収口7bを設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子写真複写装置・静
電記録装置等の画像形成装置に用いる定着装置に関す
る。さらに詳しくは、転写紙・静電記録紙・エレクトロ
ファクス紙等の部材(以下、転写材と称する)に形成さ
れた未定着トナー像を永久像として定着させるための定
着ローラを有し、その定着ローラへのトナーのオフセッ
トを防止するために、該ローラにシリコーンオイル等の
離型剤を塗布する定着装置に関する。
【0002】また、本発明は、一般には画像形成装置に
関するものであり、特に電子写真方式の画像形成装置、
中でも特に複数個の電子写真感光体のごとき画像形成媒
体を並置し、これら感光体に電子写真画像形成プロセス
を施し各色の現像像を得、該現像像を転写材搬送装置に
より担持し搬送される転写材に順次転写しカラー画像を
得るようにした多色電子写真画像形成装置に関するもの
である。
【0003】
【従来の技術】従来、定着ローラにシリコーンオイル等
の離型剤(以下シリコーンオイルという)を塗布する装
置を有し、該シリコーンオイルを回収・再使用する定着
装置としては、フェルトによって定着ローラにオイル塗
布するもの、あるいはフェルトによってオイルを汲み上
げ、塗布ローラを介して定着ローラに塗布し、ローラ上
の余剰オイル、あるいは残留オイルを受け皿等の回収容
器を介してオイルタンク中に回収し、再使用に供するも
の、あるいは、その回収経路中にフィルタを設け、回収
オイルのろ過をし、再使用に供するもの等があった。し
かし、上記のように、オイルを再使用する定着装置にお
いては、回収オイル中には、トナー粉・ごみ・紙粉等の
汚れが、使用回数が増すに連れて多く発生し、回収経路
中に溜ったり、あるいは、未使用オイル中に回収するこ
とにより、オイルの性能が劣化したり、供給オイル中に
これらのごみ・汚れ等が混入するとオイルの供給量にむ
らが生じ、そのため、転写材上の画像への影響等があっ
た。
【0004】そこで、図3に示すような定着装置が提案
された。図3に示す装置では、上記オイルの汚れを除去
するために、回収経路中に汚損オイルをろ過し、再使用
するためのフィルタを設けている。図3の装置におい
て、PはシリコーンオイルO等の離型剤を貯溜したオイ
ルパンで、該オイルパンP内のオイルに第一汲み上げロ
ーラ1の一部が浸漬されており、オイルパンP外にて第
二汲み上げローラ2が上記第一汲み上げローラ1に接触
もしくはギャップをもって回転している。上記第一及び
第二汲み上げローラ1,2は駆動源(図示せず)によっ
て回転駆動を受けている。さらに、第二汲み上げローラ
2には駆動源(図示せず)により回転駆動を受ける塗布
ローラ3が接触回転し、該塗布ローラ3が定着ローラ4
に接離自在に接触して汲み上げられたオイルを定着ロー
ラ4の表面に塗布するようになっている。なお、5は定
着ローラ4に圧接回転する加圧ローラで、両ローラ4,
5のニップ部にて転写材を加圧搬送して定着を行う。ま
た、上記塗布ローラ3には、ばねにより付勢されたメー
タリングブレード6が接触していて、塗布ローラ3上の
オイルのうちの余剰オイルや、オイルパンP内の余剰オ
イルは、定着器下部のオイル受け7内に回収される。オ
イル受け7内のオイルは、フィルタ8によってごみ・紙
粉等を除去され、オイルタンク9内に再び戻され、再使
用に供される。
【0005】次に、別の従来例について説明する。従
来、電子写真複写装置のような電子写真方式の画像形成
装置においては、転写材として普通紙の他に、普通紙よ
り紙厚の厚い用紙(坪量100〜230g/m2 )や、
OHP用紙と呼ばれるオーバーヘッドプロジェクター用
透明フィルムもまた頻繁に用いられている。特に、複数
個の画像形成ステーションを並置したカラー複写装置に
おいては、その特質上、転写材上の画像を定着すると、
排紙装置より排出された後の転写材の反り(以後、カー
ルと呼ぶ)が発生する。すなわち、転写材上の未定着ト
ナーを定着装置によって熱定着すると、その画像が排出
され、冷却する際に、転写材の収縮率とトナー像の収縮
率とに差があるために、転写材のカールとして表れるも
のである。(通常は、画像面側にカールする。)そのた
めに、従来、このカールを防止するために、定着装置か
ら排紙装置への通紙経路を、カールを矯正する方向に転
写材が通紙されるように、定着ローラ対と排紙ローラ対
の互いの位置関係、ニップ方向等を決定していた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例においては、以下のような問題点があった。先ず、
図3に示す従来の定着装置においては、以下に述べるよ
うな問題点があった。すなわち、定着ローラ4上に付着
した残留トナー、ウェブやフェルトなどのクリーニング
部材から出る繊維、転写材から出る紙粉などを含む余剰
オイルはオイル受け7上に回収され、さらにフィルタ8
によってろ過される。しかし、余剰オイル中のごみや紙
粉等によってフィルタは次第に汚れ、ついには、オイル
ろ過能力が劣化し、また、目づまり等によって、回収経
路中からオイルタンク内にオイルが戻ることができず、
故障、オイル漏れ、オイルづまり等が発生してしまう。
そのため、フィルタの清掃、交換が必須となってしまう
問題点があった。
【0007】また、転写材のカールを矯正するように設
定された上記従来例においては、通常使用する普通紙に
対しては、カール矯正に効果があるものの、厚紙等のコ
シの強い転写材を使用する場合には、このようなカール
を矯正するための無理な通紙経路をとると、紙詰まり
(ジャム)の原因になったり、また、厚紙時の画像こす
り、しわ、折れ等の原因となり、これらの理由から十分
なカール矯正ができるような通紙経路がとれず、また、
このような通紙経路をとるために、定着装置と排紙装置
との位置関係も限定され、装置構成の自由度が減少する
といった欠点があった。
【0008】本発明の第一の目的は、上記問題点を解決
し、オイル回収経路中にフィルタを不要とし、汚損オイ
ル中のごみ、繊維、紙粉等を効果的に除去できる定着装
置を提供することにある。
【0009】また、本発明の第二の目的は、上記問題点
を解決し、普通紙以外の転写材を使用した場合でも、紙
詰まり、画像こすれ、しわ、折れ等を発生させず、ま
た、装置構成の自由度を減少させることなく、転写材の
カールを矯正することのできる画像形成装置を提供する
ことにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本願第一発明によれば、
上記第一の目的は、定着ローラ及び加圧ローラのローラ
対と、該定着ローラ表面に当接するように配設され該表
面に離型剤を塗布せしめる離型剤塗布手段と、上記ロー
ラ対の下方に配設された離型剤槽から上記離型剤塗布手
段へと離型剤を汲み上げる離型剤汲み上げ手段とを有す
る定着装置において、上記離型剤塗布手段と上記離型剤
槽の間には、離型剤の回収手段が配設されており、該回
収手段は、上記離型剤塗布手段あるいは上記ローラ対か
らの余剰離型剤を貯溜する離型剤貯溜容器と、該離型剤
貯溜容器の上方開口部から溢れ出た離型剤を再び上記離
型剤槽へ戻す回収口とを備えていることにより達成され
る。
【0011】また、本願第二発明によれば、未定着現像
剤像が転写された転写材を挟持搬送し、該未定着現像剤
像を該転写材上に定着せしめる定着ローラ対と、該定着
ローラ対を通過した転写材を排出部へと案内せしめる排
出ローラ対とを備えた画像形成装置において、転写材の
種類を判別する検知手段と、該検知手段からの信号に基
づいて転写材の剛性が高い程上記排出ローラ対の圧接力
を弱くするように設定された制御手段とを具備している
ことにより達成される。
【0012】
【作用】本願第一発明によれば、定着ローラと加圧ロー
ラから成るローラ対の下方に配設された離型剤槽内の離
型剤は、離型剤汲み上げ手段によって離型剤塗布手段へ
と汲み上げられ、該離型剤塗布手段によって定着ローラ
表面上に塗布され、また、定着ローラ表面を介して加圧
ローラ表面上に塗布される。そして、上記離型剤塗布手
段あるいはローラ対からの余剰離型剤は、該離型剤塗布
手段と上記離型剤槽の間に配設された離型剤回収手段に
よって回収される。該離型剤回収手段は、先ず上記余剰
離型剤を離型剤貯溜容器内に収容し、該余剰離型剤を貯
溜していく。すると、該離型貯溜容器内は余剰離型剤で
満たされ、該余剰離型剤は該離型剤貯溜容器の上方開口
部から溢れ出るが、その溢れ出た余剰離型剤を回収口を
介して上記離型剤浴槽へと戻す。したがって、余剰離型
剤に含まれる繊維・紙粉・ごみ等は上記離型剤貯溜容器
の底部に沈殿し、上記離型剤浴槽へ戻される離型剤から
上記紙粉等を除去する。かくして、定着ローラに塗布さ
れる離型剤は汚れのないものとなり、画像への影響もな
くなる。
【0013】また、本願第二発明によれば、未定着現像
剤像を担持した転写材が定着ローラ対に案内されると、
該転写材は該定着ローラ対によって挟持搬送され、該未
定着現像剤像の該転写材上への定着が行われる。したが
って、上記定着ローラ対に挟持された転写材は、その種
類によっては該定着ローラ対の圧接力により所定方向へ
カールした状態で該定着ローラ対から排出される。しか
し、該定着ローラ対の排出側には、画像形成装置の排出
部へ該転写材を案内せしめる排出ローラ対が配設されて
おり、上記カールを矯正するように上記転写材を挟圧し
ながら搬送する。しかも、転写材の種類を判別する検知
手段からの信号に基づき、転写材の剛性が高く、カール
が少ないと判断した場合には、上記排出ローラ対の圧接
力は、制御手段によって弱められるので、剛性の高い転
写材に「しわ」又は「折れ」等を発生させない。かくし
て、本発明によれば、いかなる種類の転写材に対しても
カールを発生させず、かつ、転写材を傷めることがな
い。
【0014】
【実施例】以下、添付図面に基づいて本発明の実施例を
説明する。
【0015】〈実施例1〉先ず、図1に基づいて本発明
の実施例1を説明する。なお、図3の従来例との共通箇
所には同一符号を付して説明を省略する。図1は本発明
の実施例1を示す定着装置の要部の構成図である。
【0016】図1において、PはシリコーンオイルO等
の離型剤を貯溜したオイルパン、1,2はオイル汲み上
げローラ、3はオイル塗布ローラであり、これらは離型
剤塗布手段を構成している。また、4は定着ローラ、5
は加圧ローラであり、互いに圧接してローラ対を構成し
ている。さらに、7は離型剤回収手段たるオイル受けで
あり、該オイル受け7の下方には離型剤槽たるオイルタ
ンク9が配設されている。上記オイル受け7には離型剤
貯溜容器たる汚損オイル貯溜部7aと、回収口7bが設
けられており、以下に説明するようにして余剰オイルを
上記オイルタンク9へと戻す。また、10は離型剤汲み
上げ手段たるオイル汲み上げ用ポンプであり、オイルタ
ンク9内のオイルをオイルパンPへ汲み上げて、該オイ
ルパンP内に貯溜せしめる。
【0017】このようにオイルパンP内に汲み上げられ
たシリコーンオイルOは、常時、汲み上げローラ1の下
部外周面が浸漬されるような量が満たされるようになっ
ており、それ以上の余分なオイルが供給されると、オー
バーフロー口(図示せず)よりオイル回収経路であるオ
イル受け7に落下するようになっている。
【0018】一方、該汲み上げローラ1,2によって汲
み上げられたオイルは、塗布ローラ3周上を介して定着
ローラ4上に塗布される。定着ローラ4上に塗布された
オイルのうちの余剰分及び、加圧ローラ5周上の余剰オ
イルは、同様にして下部に設けられたオイル受け7上に
回収される。
【0019】これらの回収オイル中には、繊維や紙粉、
トナー粉等が含まれている。オイル受け7には、上述し
たように、これらの回収オイルを一部貯溜するための貯
溜部7a、オイルタンク9中に再びオイルを回収するた
めの回収部7b及び9aが設けられており、オイル受け
中に回収された汚れたオイルはオイル受け7中の貯溜部
7a内を必ず通過するような構成となっている。すなわ
ち、図1に示すように、貯溜部7a内に貯溜されたオイ
ルは、この中において、そのオイル中に含まれる汚れを
この貯溜部7a内に沈殿させる。これによって、回収オ
イル中の汚れである、ごみ、紙粉、トナー粉等が、この
貯溜部内に回収され、貯溜部から回収部7bへと向かう
オイルは、汚れのない浄化されたものとなり、回収部7
bよりオイルタンク回収部9aを経て、オイルタンク9
内へと再び回収される。
【0020】このように、オイル回収経路中のオイル受
け内に、回収オイル内の汚れを除去・沈殿させるための
貯溜部を設けることにより、オイルタンク内に再び回収
するシリコーンオイルを、交換、メンテナンスの必要で
あるフィルタ等の部材を設けなくとも浄化することが可
能となり、オイルタンク内のオイルを汚すことなく、常
に清浄なオイルを塗布に使用することができる。これに
よって、塗布シリコーンオイル中の汚れによって、画像
上への悪影響等を防止することが可能となる。
【0021】〈実施例2〉次に、本発明の実施例2を図
2に基づいて説明する。図2は本発明の実施例2を示す
定着装置の要部の構成図である。図2において、定着ロ
ーラ4上に塗布されたオイルのうちの余剰分・加圧ロー
ラ5周上の余剰オイル及びオイルパンPからの余剰オイ
ルは、回収用オイルパン11上に回収される。これらの
回収オイル中には、繊維や紙粉、トナー粉等が含まれて
いる。回収用オイルパン11は、これらの回収オイルを
一部貯溜するような構成となっている。オイルパン11
にはオイルを貯溜するための貯溜部11a及びオイルタ
ンク9の回収部9aへと導かれる回収口11bが設けら
れている。回収用オイルパン中に回収され、貯溜される
汚れたオイルは貯溜部11a内にしばらく貯溜されるこ
とによって、図2に示すように、この中において、その
オイル中に含まれる汚れをこの貯溜部内底部に沈殿させ
る。これによって、回収オイル中の汚れである、ごみ、
紙粉、トナー粉等が、この貯溜部内の底部に回収・沈殿
され、一方、回収用オイルパン11の回収口11bから
オイルタンク9の回収部9aへと向かうオイルは、汚れ
が除去され、浄化されたものとなり、回収部11bよ
り、オイルタンク回収部9aを経て、オイルタンク9内
へと再び回収される。
【0022】このように、オイル回収経路中の回収用オ
イルパン内に、回収オイル内の汚れを除去・沈殿させる
ための貯溜部を設けることにより、オイルタンク内に再
回収するシリコーンオイルの清浄化を、交換・メンテナ
ンス等の必要であるフィルタ部材を設けなくとも行うこ
とが可能となり、オイルタンク内のオイルを汚すことな
く、常に清浄なオイルを塗布に使用することができる。
これによって、塗布シリコーンオイル中の汚れによる画
像上への悪影響等を防止することが可能となる。
【0023】〈実施例3〉次に、本発明の実施例3を図
4ないし図11に基づいて詳しく説明する。図4に示さ
れる実施例では本発明は電子写真複写装置に具現化され
ている。本実施例にて画像形成媒体として電子写真感光
ドラム101を用いており、該感光体ドラム101の周
囲には一次帯電器102、レーザビーム露光装置のごと
き露光手段104及び現像器106等の画像形成手段が
配設される。これら画像形成手段の構成及び作用は当業
者には周知であるのでこれ以上の説明は省略する。
【0024】感光体ドラム101上に形成された画像
は、給紙装置120より給送された転写材Pに転写放電
器108によって転写される。転写を終了した転写材P
は転写材搬送装置130の無端ベルト132にて定着装
置140へと搬送され転写像が転写材上に定着される。
このとき、無端ベルト132の搬送速度は定着装置14
0の定着ローラ対142a,142bの搬送速度より若
干速くしてあり、転写材Pはループを形成して定着時の
しわの発生を防止している。また、無端ベルト132の
搬送速度は通常感光体ドラム101の周速度と一致させ
てあり、画像が転写材に転写される際の像の伸び縮み等
が生ずるのを防止している。一方、転写が終了した感光
体ドラム101はクリーナ110で残留現像剤が除去さ
れ、次の画像形成プロセスが行われる。
【0025】また、給紙装置120から転写位置へと転
写材Pを送給する経路には転写材Pの種類を検知する検
知手段が設けられる。本実施例では、該検知手段として
二種のセンサ122,124を配設しており、図5及び
図6にその構成の一例を示す。
【0026】図6において第一のセンサ122は転写材
搬送路中に延在したレバー122aと、該レバー122
aの一端に配置されたフォトインタラプタ122bとを
有し、転写材Pの通過によりレバー122aが回動さ
れ、該レバー122aの一端がインタラプタ122bの
センサ面を遮ることにより転写材の通過を検出する。第
二のセンサー124はフォトインタラプタ124aとL
ED124bとが搬送路を挟むように配置して構成さ
れ、LED24bからフォトトランジスタ124aへの
光を転写材が遮ることにより生ずるフォトトランジスタ
124aの電圧レベルの変化を検知することにより転写
材の紙質の判断を行うようになっている。例えば転写材
Pが紙厚が厚い厚紙の場合には、光が遮られるためフォ
トトランジスタ124aの電圧レベルが変化する。ま
た、OHP用紙のような透明紙の場合には光が遮られな
いためフォトトランジスタ124aの電圧レベルが変化
しない。したがって、図7に示すごとくセンサ122及
び124のレベルが両者とも変化する際には不透明紙と
判断し、第一のセンサ122のみのレベルが変化する際
には透明紙と判断する。また、不透明紙においても、紙
厚によってLED124bからフォトトランジスタ12
4aへの光量が異なり、不透明紙相互間の紙厚の相違を
判断することができる。また、紙厚検知方法としてより
高精度な手段としては、図8に示すようにポテンショメ
ータ151とレバー152より構成されるものがある。
すなわち、転写材Pがガイド153のギャップ部分を通
過すると、その紙厚に応じレバーが揺動し、そのレバー
の動きをてこの原理により増幅し、ポテンショメータの
電圧レベルとして出力し、この出力レベルによって紙厚
を検知するものである。もちろん、紙厚、紙質検知手段
は上記構成の検知手段に限定されるものではなく、任意
の好適な手段が選択され得る。また、特に紙質の厚さ特
性のみを問題とするような場合に、上記構成の検知手段
にて正確な判断が不十分かまたは不可能とされる場合に
は、検知手段としては上記構成の検知手段に代えて、ま
たは補充手段として、操作者が手動で斯る信号を各装置
の制御装置に入力し得るように構成することも可能であ
る。
【0027】また別な手段としては、厚紙専用カセット
等選択されている給紙装置の紙送りカセットの種類によ
って、通紙される紙種が判別可能な場合においては、こ
の信号を検知手段として代用することも可能である。
【0028】また、本発明によれば、転写材Pの紙厚に
応じて排紙装置の排紙ローラ圧を制御することができ
る。例えば上述のように転写材Pの紙厚が厚い場合に
は、検知手段による上記のごとき紙厚検知信号を、排紙
装置161の駆動制御手段(図示せず)に送信し、該制
御装置によって排紙ローラ対161a,161b間のロ
ーラ圧を制御し、厚紙搬送(排出)時の最適なローラ圧
に(通常は低い圧に)調整することができる。
【0029】図9にこの排紙装置161の概略図を示
す。排紙装置161は上ガイド162、下ガイド16
3、排紙ローラ対161a,161b、ローラ圧制御ア
クチュエータ164等から成る。通常時、すなわち、普
通紙使用時には排紙ローラ対161a,161bは図1
0に示すように、その加圧状態が比較的強くなるように
構成されており、定着装置によって定着された転写材
が、そのカール方向に対して、それを矯正する方向、す
なわち、非画像側へカールを与えるような方向の、通紙
経路をとるような構成となっている。本実施例において
は、これらの排紙ローラ対161a,161bのうち、
上側の排紙ローラ161aが比較的硬度の低い弾性発泡
体(スポンジ)ローラを使用し、また、下側のローラ
は、金属ローラを用いている。このため、これらのロー
ラ対によって生ずるローラ間のニップは、図10に示し
たように、通過する転写材が上に凸状の経路をとること
となり、これによりカールが矯正されることとなる。
【0030】これらの排紙ローラ対161a,161b
の加圧力の調節には、加圧力調整アクチュエータ164
が用いられている。通常時、すなわち、普通紙通紙時に
は図10に示したように、アクチュエータ164は、ロ
ーラ対161a,161bが加圧されるような方向にア
クチュエータ164が働いている。
【0031】一方、厚紙通紙時の場合についての説明を
行う。前述した厚紙検知手段により、通紙された転写材
が厚紙と判断されると、排紙ローラ対161a,161
bに設けられたアクチュエータ164は、今度はローラ
対161a,161bが比較的低圧で配置される構成と
なる。すなわち、図11に示すように排紙ローラ対通過
時の通紙経路がほぼ直線となり、通過時に厚紙へのし
わ、折れ等の影響が生ずるのを抑えている。これは、一
般的に普通紙に比べ、厚紙時にはカールの程度が少なく
強制する必要が少ないということ、及び、厚紙時には逆
にこしが強いため、しわ、折れ等の問題が生ずるためで
ある。
【0032】以上、述べたように、本実施例において
は、普通紙通紙時、及び厚紙通紙時の二種の場合のみ説
明を行っているが、通常、本装置のような画像形成装置
において、それに使用される紙質、紙厚等は複数種類あ
り、したがってその種類によって前述した排紙ローラ対
161a,161bの加圧力の設定値も可変となってい
ることが望ましい。すなわち、前述した紙厚検知手段に
よって得られた紙種の情報により、普通紙または厚紙ま
たはOHP用紙の判断により、各々の紙種に最適な排紙
ローラ対の加圧力を予めインプットしておくか、あるい
はその場で判断し、アクチュエータ164の移動量によ
って厳密に制御できる構成としておくのが好都合である
ことは言うまでもない。
【0033】〈実施例4〉次に、本発明の実施例4を図
12に基づいて説明する。なお、実施例3との共通箇所
には同一符号を付して説明を省略する。本実施例は、電
子写真方式による多色複写用レーザビームプリンタに本
発明を適用したものである。
【0034】本実施例のフルカラー用レーザビームプリ
ンタには、四つの画像形成手段Pa,Pb,Pc,Pd
が配設されている。各画像形成手段は、専用の電子写真
用画像形成媒体たる感光体ドラム101a,101b,
101c,101dを有し、その回りにそれぞれ専用の
画像形成プロセス手段、例えば帯電器102a,102
b,102c,102d、レーザビーム露光手段104
a,104b,104c,104d、現像部106a,
106b,106c,106d、転写部108a,10
8b,108c,108d、クリーニング部110a,
110b,110c,110d等が配設されている。
【0035】感光体ドラム101a,101b,101
c,101dは駆動モータ(図示せず)により駆動さ
れ、該感光体ドラム101a,101b,101c,1
01dの下方には各画像形成手段Pa,Pb,Pc,P
dを貫通する態様で矢印方向に回動する移動体、すなわ
ち無端ベルト132を備えた転写材搬送装置130が配
置されている。転写材Pは、給紙装置120により転写
材搬送装置130へと給送され、さらに各画像形成手段
Pa,Pb,Pc,Pdの転写部108a,108b,
108c,108dを通して矢印方向に搬送するように
構成されている。
【0036】かかる構成において、先ず始めに第一の画
像形成手段Paにてイエロートナーの可視画像を形成
し、転写材搬送装置130にて搬送されてきた転写材P
に転写部、すなわち転写位置108aでイエロートナー
像が転写される。一方、該イエロー画像が転写材Pに転
写されている間に第二の画像形成手段Pbではマゼンタ
トナーによる像が得られ、先の第一画像形成手段Paで
転写が終了した転写材Pが第二画像形成手段Pbの転写
位置108bに搬入されると、その転写材P上の所定の
位置にこのマゼンタトナー像が転写される。
【0037】以下、第三、第四の画像形成手段Pc,P
dにてシアン色、ブラック色について画像形成が行わ
れ、転写材P上に四色のトナー像の重ね合わせが行われ
る。かかる転写工程が終了すると、転写材Pは定着装置
140で定着され、転写材Pに多色(フルカラー)画像
が得られる。
【0038】転写が終了したそれぞれの感光体ドラムは
クリーニング部110a,110b,110c,110
dで残留トナーを除去し、引き続き行われる次の潜像形
成に備える。
【0039】上述のように、転写を終了した転写材Pは
定着装置140へ搬送され転写像が定着されるが転写材
搬送装置130の無端ベルト132の搬送速度は定着ロ
ーラ対142a,142bの搬送速度より若干速く設定
されており、定着時の転写材Pのしわ発生が防止され
る。また、無端ベルト132の搬送速度は各感光体ドラ
ム101a,101b,101c,101dの周速度と
一致させており顕像が転写材に転写される際の像の伸び
縮み等が生ずるのを防止している。
【0040】給紙装置120から転写材搬送装置130
に至る給紙通路には、図5から図7に基づいて説明した
と同様に、転写材の通過及び転写材の紙質(紙厚)を検
知する二種のセンサ122,124が設けられ、該セン
サからの信号に基づいて、排紙装置の排紙ローラ対に付
設されるアクチュエータによって排紙ローラ圧が制御さ
れる。
【0041】第一及び第二センサ122,124は図
5、図6及び図7に基づいて説明したものと同じ構成で
あり、同じ作用を行う。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように、本願第一発明によ
れば、オイル回収経路内の一部に設けられた、汚損オイ
ルを貯溜するための貯溜部により、オイル中の繊維・紙
粉・ごみ等が除去され、オイルタンク内に回収されるオ
イルが汚損されなくなる。しかも、フィルタによるろ過
が不要となる。かくして、定着ローラに塗布されるオイ
ルは汚れなく、画像への影響もなくなる。
【0043】また、本願第二発明によれば、排紙ローラ
の圧接力を転写材の質、特に転写材厚により制御するよ
うにしたので、種々の転写材に対して定着装置によって
生ずるカールを常に最適に矯正することが可能であり、
また、こしの強い厚紙に対しても、しわ、折れ等がな
く、良好な品質の画像を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1装置の要部構成図である。
【図2】本発明の実施例2装置の要部構成図である。
【図3】従来装置の要部構成図である。
【図4】本発明の実施例3装置の概略断面図である。
【図5】図4装置に用いられる紙質検知手段の一例を示
す正面図である。
【図6】図4装置に用いられる他の紙質検知手段の一例
を示す正面図である。
【図7】図5及び図6に示した紙質検知手段の作動シー
ケンスを示す図である。
【図8】図4装置に用いられる紙質検知手段の他の例を
示す概略図である。
【図9】図4装置に用いられる排紙装置の一例の概略断
面図である。
【図10】図9装置の排紙ローラ加圧機構の一例、及び
転写材が普通紙の場合の加圧状態を示す概略図である。
【図11】転写材が厚紙の場合の図9装置における排紙
ローラの加圧状態を示す概略図である。
【図12】本発明の実施例4装置の概略断面図である。
【符号の説明】
1,2 汲み上げローラ(離型剤塗布手段) 3 塗布ローラ(離型剤塗布手段) 4 定着ローラ 5 加圧ローラ 7 オイル受け(離型剤回収手段) 7a オイル貯溜部(離型剤貯溜容器) 7b 回収口 9 オイルタンク(離型剤槽) 10 ポンプ(離型剤汲み上げ手段) 11 回収用オイルパン(離型剤塗布手段) 122,124 センサ(転写材の種類を判別する検知
手段) 142a,142b 定着ローラ対 161a,161b 排紙ローラ対

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 定着ローラ及び加圧ローラのローラ対
    と、該定着ローラ表面に当接するように配設され該表面
    に離型剤を塗布せしめる離型剤塗布手段と、上記ローラ
    対の下方に配設された離型剤槽から上記離型剤塗布手段
    へと離型剤を汲み上げる離型剤汲み上げ手段とを有する
    定着装置において、上記離型剤塗布手段と上記離型剤槽
    の間には、離型剤の回収手段が配設されており、該回収
    手段は、上記離型剤塗布手段あるいは上記ローラ対から
    の余剰離型剤を貯溜する離型剤貯溜容器と、該離型剤貯
    溜容器の上方開口部から溢れ出た離型剤を再び上記離型
    剤槽へ戻す回収口とを備えていることを特徴とする定着
    装置。
  2. 【請求項2】 未定着現像剤像が転写された転写材を挟
    持搬送し、該未定着現像剤像を該転写材上に定着せしめ
    る定着ローラ対と、該定着ローラ対を通過した転写材を
    排出部へと案内せしめる排出ローラ対とを備えた画像形
    成装置において、転写材の種類を判別する検知手段と、
    該検知手段からの信号に基づいて転写材の剛性が高い程
    上記排出ローラ対の圧接力を弱くするように設定された
    制御手段とを具備していることを特徴とする画像形成装
    置。
  3. 【請求項3】 排出ローラ対のうち少なくとも一つのロ
    ーラは、発泡剤で形成された表層を有することとする請
    求項2に記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 転写材の種類を判別する検知手段は、転
    写材の搬送経路に配設された転写材厚検知手段であるこ
    ととする請求項2に記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 転写材の種類を判別する検知手段は、給
    紙カセット種別判別手段であることとする請求項2に記
    載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 転写材の種類を判別する検知手段は、画
    像形成装置本体の転写材厚切換スイッチ手段であること
    とする請求項2に記載の画像形成装置。
  7. 【請求項7】 複数並置して設けられた画像形成媒体
    と、該各画像形成媒体に対向して配設された転写手段
    と、該各画像形成形成媒体の転写位置に転写材を搬送せ
    しめる転写材搬送装置とを備えたこととする請求項2な
    いし請求項6のいずれかに記載の画像形成装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010175834A (ja) * 2009-01-29 2010-08-12 Kyocera Mita Corp 湿式画像形成装置及び画像形成方法
JP2012101439A (ja) * 2010-11-10 2012-05-31 Fujifilm Corp 塗布装置及びインクジェット記録装置
JP2016218310A (ja) * 2015-05-22 2016-12-22 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像形成装置

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