JPH06149301A - 送風機器の運転台数制御装置 - Google Patents

送風機器の運転台数制御装置

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JPH06149301A
JPH06149301A JP4302121A JP30212192A JPH06149301A JP H06149301 A JPH06149301 A JP H06149301A JP 4302121 A JP4302121 A JP 4302121A JP 30212192 A JP30212192 A JP 30212192A JP H06149301 A JPH06149301 A JP H06149301A
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JP
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operating
blower
air volume
value
control
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JP4302121A
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Mariko Tsusue
まり子 津末
Akira Suzuki
明 鈴木
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Toshiba Corp
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    • Y02W10/10Biological treatment of water, waste water, or sewage

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 この発明は、送風機器の起動停止頻度を少な
くし、運転台数の追加時、DO制御における運転台数を
少なめに選択し、省エネ化,省資源化を図ることにあ
る。 【構成】 比率制御手段11およびDO制御手段14を
用いて要求風量を求め、この要求風量に基づいてエアレ
ーションタンク3内に送風する送風機器の運転台数を制
御する送風機器の運転台数制御装置において、要求風量
と各運転台数の上・下限しきい値とから要求運転台数を
判定する運転台数判定手段31と、この要求運転台数が
送風機器の現在運転台数よりも大きいとき、エアレーシ
ョンタンクのDO値の減少傾向の有無と比率制御のみに
よって得られる要求風量とを判断し、送風機器の運転台
数の追加判定を行う送風機器増減判定手段32とを設け
た送風機器の運転台数制御装置である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、活性汚泥法を用いた下
水処理場のエアレーションタンク内に送風すべき曝気風
量を制御する送風機器の運転台数制御装置に係わり、特
にエアレーションタンクの適切な溶存酸素量(以下、D
O値と指称する)を確保するための曝気風量を送風する
送風機器の運転台数制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】活性汚泥法による下水処理場において
は、流入下水が沈砂池を経由して砂,砂利,木片等のご
とき大きな含入物を除去した後、最初沈殿池に導入さ
れ、ここで浮遊物の沈殿除去を行い、その結果得られる
上澄水をエアレーションタンク(曝気槽)に導入する。
このエアレーションタンクは活性汚泥による生物化学反
応によって汚水に混入する汚泥分を固形化した後、最終
沈殿池に導き、ここで沈殿処理が行われる。このように
して下水処理プロセスで浄化された水は河川に放流され
る。
【0003】ところで、エアレーションタンクでは、最
初沈殿池からの流入汚水と最終沈殿池で沈殿した汚泥の
一部である返送汚泥(活性汚泥)とを混ぜ合わせ、活性
汚泥に含まれる微生物による分解作用を促進して汚水に
含まれる汚れを固形化するために、適当な空気の送風,
つまり曝気風量の制御を行っている。つまり、この曝気
風量の制御は、エアレーションタンク内に適宜な量の空
気を送風することによりエアレーションタンク内の活性
汚泥の死滅するのを防止し、ひいては微生物活動の活発
化を助長する観点から、適宜な量の空気,つまり曝気風
量の制御を行うことにある。このとき、エアレーション
タンク内の活性化の指標はエアレーションタンク内のD
O値が用いられる。ゆえに、この種の曝気風量の制御
は、エアレーションタンク内のDO値を計測し、このD
O計測値が活性汚泥の死滅しないで安定な生物化学反応
を継続できる範囲とするように、曝気送風機にてエアレ
ーションタンク内に送風すべき空気量を制御する。
【0004】以下、従来の一般的な送風機器の運転台数
制御装置について図4を参照して説明する。同図は下水
処理プロセスと曝気風量制御とを組合わせた構成を示す
図である。
【0005】先ず、下水処理プロセスは、沈砂池を通っ
てきた流入下水1が最初沈殿池2に導かれ、ここで沈殿
処理された後、エアレーションタンク3に導入される。
このとき、最初沈殿池2の上流側に設置する流入流量計
測センサ4で流入流量を測定する。
【0006】このエアレーションタンク3では、最終沈
殿池5から返送されてくる返送汚泥とともにエアレーシ
ョンタンク3内に設置される空気配管6から噴出する空
気の送風により、微生物による分解作用を促進して汚水
に含まれる汚れを固形化することにある。ここで、エア
レーションタンク3内への送風は、送風機7を用いて大
気を取り込み、さらに風量センサ8aおよび曝気風量調
節弁8bによって風量制御を行った後、空気配管6を通
して行われる。一方、曝気風量制御は、曝気風量制御装
置10と送風機運転台数制御装置20とからなってい
る。
【0007】この曝気風量制御装置10は、流入流量計
測センサ4からの流入流量と比率(風量倍率)設定値と
を乗算する比率制御手段11と、DO値センサ9からの
エアレーションタンク3内のDO計測値に基づいて所定
のDO値となるような目標風量補正量を出力するDO制
御部12と、前記比例制御手段11によって得られた乗
算値にDO制御部12による目標風量補正量を加算して
目標風量として曝気風量調節計13に供給する加算手段
14とによって構成され、この曝気風量調節計13にて
目標風量と風量センサ8aの計測風量との偏差が零とな
るように調節演算を実行し、得られた調節演算信号を曝
気風量調節弁8bに与えて曝気風量を調節する。
【0008】前記曝気送風機運転台数制御装置20は、
一般的にプロセスコントローラを用いて実現するが、具
体的には下水処理場内の全てのエアレーションタンク
3,…に対応する加算手段14,…の出力である目標風
量を合計して目標総風量を求める送風量合計演算部21
と、この演算部21からの目標総風量を受け取り、1台
の曝気送風機7の送風能力および現在の運転中の送風機
台数に基づいて当該目標総送風量を供給するのに必要な
曝気送風機7の運転台数を演算し、現在の運転中台数と
比較することにより、送風機運転台数の増・減を決定す
る送風機運転台数判定部22と、この送風機運転台数判
定部22からの増・減指令によって曝気送風機7の追加
起動・停止を制御する送風機起動停止制御部23とによ
って構成されている。ここで、送風機の運転台数制御の
前提となる流入流量計測センサ4による流入流量と目標
風量との関係について図5を参照して説明する。
【0009】今、図5(a)に示すように流入流量計測
センサ4の流入流量が変化すると、DO制御部12によ
る補正量を介在しない比率制御のみによる目標風量は同
図(b)の実線(イ)のような特性となる。これは比率
制御手段11のみの出力を意味する。しかし、実際に下
水流入流量の増加後に目標風量を増加させてエアレーシ
ョンタンク3内に空気を送風しても、DO値の応答が遅
れるので、結果としてエアレーションタンク3内のDO
値が下がってしまう。そこで、流入流量が変化したと
き、DO制御部12から目標風量補正量を出力してDO
補正を行うことにより、図5(b)の(ロ)に示すDO
補正有時の目標風量のように変化させることにより、エ
アレーションタンク3内のDO値を一定に保っている。
これが、従来の比率送風量制御である。次に、送風機運
転台数判定部22における従来の一般的な台数決定方法
について図6を参照して具体的に説明する。
【0010】通常、エアレーションタンク3内の流入流
量を直接計測できない場合が一般的であるが、最初沈殿
池2の流入路に流入流量計測センサ4を設置し、この流
入流量計測センサ4の計測値により最初沈殿池2への流
入流量を取得する。そして、この流入流量計測センサ4
によって計測された流入流量にある比率(風量倍率)を
乗じるとともに、この乗算値にDO制御部12にてPI
またはPID演算を行って得られた目標風量補正量を加
えることにより目標風量を得る。
【0011】さらに、下水処理場内の全てのエアレーシ
ョンタンク3に対応する加算手段14の出力である目標
風量を送風機運転台数制御装置20に送出する。この送
風機運転台数制御装置20では、送風量合計演算部21
にて各目標風量を合計して目標総送風量,つまり要求風
量Qを得た後、送風機運転台数判定部22に供給する。
【0012】この送風機運転台数判定部22では、送風
量合計演算部21から要求風量Qを受けるが、このとき
例えば要求風量Q1 で運転している状態から要求風量が
に変化したとき、その要求運転台数は1台運転の上
限値Q21を越えているので、2台運転要求に変化す
る。また、逆に要求風量Q2 で運転している状態から要
求風量がQ1 に変更されたとき、2台運転の下限値Q22
より下回るので、1台運転要求へと変化する。ここで、
各運転台数の上限値と下限値は、送風機7の運転範囲と
して予め設定されている値である。
【0013】さらに、以上のようにして求めた要求運転
台数Aに対し、当該要求運転台数Aと現在の運転台数B
とを比較し、台数増または台数減を判定する。その判定
結果に基づいて運転台数増・減指令を出力し、送風機起
動停止制御部23に送出する。ここで、送風機起動停止
制御部23は、判定結果の運転台数増・減指令を受ける
と送風機7の追加運転または停止の制御を行うものであ
る。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、以上の
ような送風機器の運転台数制御装置においては、次のよ
うな問題が指摘されている。
【0015】すなわち、この制御装置においては、送風
機運転台数判定部22を用いて、要求風量Qに基づいて
送風機7の要求運転台数Aを決定しているが、要求風量
の変化時には送風機7の運転台数は図7に示すように変
化する。例えばn台の送風機を運転している時にDO目
標値を設定変更したとき、図5(b)の(ロ)のように
目標風量補正量を増加させると、それに伴って要求風量
も増加する。その結果、1台追加のしきい値Qn1を越え
た場合、送風機運転台数はn+1台となる。ここで、空
気配管6からの送風量増加でDO値が応答し、それに伴
って要求風量が徐々に下がってくるが、n+1台運転領
域の下限しきい値Qn2を下回らない場合にはそのままn
+1台運転が継続されるが、n+1台運転下限しきい値
n2を下回れば再度n台運転の要求となる。
【0016】従って、以上のようにDO目標値の変更に
際し、送風機7の運転状態が台数切換のしきい値近傍で
運転していると、当該切換しきい値を越えるごとに運転
台数の切換えが発生し、実際には少ない運転台数の送風
機7で運転可能であるにも拘らず、常に大きな運転台数
の運転状態となってしまう。また、送風機7の運転台数
が最終的に同じでよいにも拘らず、目標風量のオーバシ
ュートのために起動停止を行うことになる。
【0017】このように従来の制御装置は、流入流量が
急激に変化したとき、切換しきい値を境に暖気送風機の
運転台数の切換動作が頻繁に発生しやすく、また切換発
生時には実際に必要な運転台数よりも大きな運転台数を
判定してしまう。
【0018】その結果、下水処理場の最大負荷である暖
気送風機の起動停止頻度が増大し、機器のライフサイク
ルに影響を与えるばかりでなく、省エネ化、省資源化を
実現するための運転管理に悪影響を与え、さらにオペレ
ータによるプロセスの運転維持管理が複雑になり、オペ
レータの負担を増大させる結果となる。
【0019】本発明は上記実情に鑑みてなされたもの
で、送風機器の運転台数増を適切に抑制し、これにより
運転台数の平滑化、省エネ化および省資源化を実現し、
オペレータの負担軽減を図る送風機器の運転台数制御装
置を提供することを目的とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1に対応する発明は、流入流量に比率設定値
を乗算する比率制御と、この比率制御の出力にエアレー
ションタンクのDO値(溶存酸素量)に基づく目標風量
補正値を与えて風量補正を行うDO制御とを用いて要求
風量を求め、この要求風量に基づいて前記エアレーショ
ンタンク内に送風する送風機器の運転台数を制御する運
転台数制御装置において、
【0021】前記要求風量と予め設定された各運転台数
の上・下限しきい値とから要求運転台数を判定する運転
台数判定手段と、この運転台数判定手段によって得られ
た要求運転台数が前記送風機器の現在運転台数よりも大
きいとき、前記DO値の減少傾向の有無と前記比率制御
のみによって得られる要求風量とを判断しながら、前記
送風機器運転台数の追加の判定を行う送風機器増減判定
手段とを設けた送風機器の運転台数制御装置である。
【0022】
【作用】従って、請求項1の発明は以上のような手段を
講じたことにより、運転台数判定手段から要求運転台数
を受けると、送風機器増減判定手段では、要求運転台数
と現在運転台数とを比較し、要求運転台数が現在運転台
数よりも大きいとき、DO今回値とDO前回値とからD
O値減少傾向を判断し、DO値減少傾向にあるときには
運転台数増指令を出力するが、DO値減少傾向にないと
きには比率制御のみによる要求風量が追加しきい値を越
えているか否かを判断し、越えていない場合には現状の
運転台数で運転を継続するので、運転台数の頻繁な切換
えがなくなり、また常に少ない運転台数で運転を行うこ
とができる。
【0023】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。この送風機器の運転台数制御装置は、基本
的には図4と同様な下水処理プロセスおよび制御構成を
採用するものとする。
【0024】本発明装置において従来装置と比較して特
に異にする部分は、DO値センサ9の出力をDO制御部
12および送風機運転台数判定部22に供給し、また比
例制御手段11の出力を加算手段14および送風機運転
台数判定部22にも導入し、運転台数増・減指令の判定
に用いること。
【0025】また、送風機運転台数判定部22として
は、台数切換しきい値近傍での目標DO値変更等のと
き、台数切換え発生を制限し、かつ、現状の運転台数を
有効に利用する制御機能をもたせたことにある。図1は
かかる送風機運転台数判定部22の機能ブロックであっ
て、運転台数判定手段31と送風機増減判定手段32と
からなっている。
【0026】この運転台数判定手段31は、予め運転台
数ごとに風量制御範囲が設定され、従来と同様に比例制
御およびDO制御によって得られる要求風量Qを受ける
と、その要求風量Qと各運転台数の上・下限しきい値と
から要求運転台数Aを判定するものである。
【0027】前記送風機増減判定手段32は、送風機要
求運転台数Aと現在運転台数Bとを比較し、台数追加要
求時、DO値センサ9からのDO計測値DOによるDO値
の傾向およびDO制御を伴わない比率制御のみによる要
求風量の状況を判断しながら、不用意な運転台数増指令
を抑制する機能を有し、具体的には図2に示すような処
理フローによって実現する。
【0028】さらに、送風機増減判定手段32で得られ
た送風機7の増指令または減指令は送風機起動停止制御
部23に送られ、実際の送風機の起動運転および停止制
御が行われる。次に、本発明装置の要部となるべき送風
機運転台数判定部22の動作について説明する。
【0029】流入流量計測センサ4から取り込んだ下水
流入流量に比率設定値を乗算する比率制御を実施した
後、この比率制御出力にエアレーションタンク3のDO
値とDO目標値とに基づいて得られる目標風量補正量を
加算するDO制御を実施して目標送風量を求める。そし
て、下水処理場内の全てのエアレーションタンク3,…
に対応する目標送風量を送風量合計演算部21に導き、
ここで合計して目標総送風量,つまり要求風量Qを求め
た後、送風機運転台数判定部22に供給する。
【0030】この送風機運転台数判定部22では、運転
台数判定手段31が比例制御およびDO制御によって得
られた要求風量Qを受けると、その要求風量Qと各運転
台数の上・下限しきい値とから要求運転台数Aを判定
し、前記送風機増減判定手段32に送出する。
【0031】この送風機増減判定手段32では、要求運
転台数Aを受けたとき、或いは所定の周期ごとに図2に
示すごとく、要求運転台数Aと現在運転台数Bとを比較
し(ST1)、要求運転台数Aが現在運転台数Bよりも
小さいとき,すなわちA<Bなる関係のときには省エネ
化および省資源化の観点から送風機運転台数減指令を出
力する(ST2)。
【0032】一方、ステップST1において要求運転台
数Aが現在運転台数Bよりも大きいとき,すなわちA>
Bなる関係のときにはDO計測値の今回値とDO計測値
の前回値とを比較し(ST3)、DO値が増加傾向にあ
るか否かを判断する。
【0033】ここで、DO計測値の今回値が前回値より
も小さいとき、エアレーションタンク3のDO値が下降
傾向にあると判断し、DO制御からのDO値の減少を補
償するべく風量増要求を優先する。換言すれば、DO値
が減少傾向にある場合、つまりDO今回値<DO前回値
の場合には送風機運転台数増指令を出力する(ST
4)。
【0034】しかし、DO値の比較結果、DO今回値>
DO前回値の場合,つまりエアレーションタンク3のD
O値が下降傾向にない場合には、流入流量のみに依存す
る比率制御のみの目標送風量を取り込み、当該比率制御
目標送風量が1台追加のしきい値Qn1を越えたか否かを
判断する(ST5)。これは、将来の目標送風量が1台
追加のレベルにあるか否かを判断していることになる。
ここで、もし比率制御目標送風量が1台追加のしきい値
n1を越えていない場合には現状維持とし、一方、比率
制御目標送風量が1台追加のしきい値Qn1を越えている
場合には送風機運転台数増指令を出力する(ST4)。
【0035】そして、減指令、現状維持および増指令の
何れにおいても、DO計測値のDO今回値を前回値とし
て保存し(ST6)、次のDO値の比較に備えた後、終
了する。
【0036】従って、例えば流入流量の増加に伴って送
風機7の運転台数の切換えが発生したとき、従来装置と
本発明装置との運転台数は例えば図3に示すような台数
判定結果が得られる。すなわち、n台運転中に要求風量
が運転台数しきい値Qn1を越えた場合、従来装置では、
当然送風機7の追加要求が発生する。これに対し、本発
明装置では、図2に示すステップST1の判断後、ステ
ップST2においてDO値が減少傾向にある場合には速
やかに運転台数の増指令を出力するが、DO値が減少傾
向にない場合には比率制御のみの目標送風量が1台追加
しきい値Qn1を越えたか否かを判断し、越えない場合に
は現状の運転台数を用いて要求風量を供給する制御す
る。その結果、図3に示すごとく比率制御のみによる目
標送風量が1台追加しきい値Qn1を越えない限り、n台
の送風機7で運転を継続し、DO値が追従してくるのを
待つことになる。
【0037】従って、以上のような実施例の構成によれ
ば、目標DO値の変更等に伴って発生する送風機の運転
台数の追加に対し、DO値の傾向を見ながらDO値が減
少傾向にないとき、比例制御のみの目標送風量から台数
を増加すべきか否かを判断するので、DO制御による要
求風量のオーバシュートおよびハンチングによる送風機
の追加起動・停止の発生頻度を抑制でき、また不用意な
送風機の追加を抑えることができ、これによって少ない
運転台数でDO値の制御を行うことができ、省エネ化お
よび省資源化に大きく貢献する。さらに、運転台数の減
要求に対しては、直接減指令を出力することにより、少
ない運転台数方向に速やかに動作させることができる。
【0038】なお、上記実施例では、比例制御およびD
O制御を適用し、運転台数の判定を行うものであれば、
特に図4に示すような下水処理場のプロセスである必要
がない。その他、本発明はその要旨を逸脱しない範囲で
種種変形して実施できる。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、送
風機器運転台数の増加を抑制し、かつ、不用な送風機器
の起動・停止を抑制することにより、送風機器の起動停
止頻度を少なくでき、また運転台数の切換え領域近傍で
の運転台数追加時、DO制御における運転台数を少なめ
に選択することにより、省エネ化,省資源化および高効
率化運転を確保できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明装置の要部構成を示す送風機運転台数
判定部の機能ブロック図。
【図2】 図1に示す送風機運転台数判定部のうち、送
風機増減判定手段の処理フロー図。
【図3】 要求風量の急増に対する従来装置と本発明装
置との運転台数判定結果を説明する図。
【図4】 従来の一般的な下水処理プロセスおよび風量
制御の構成を示す図。
【図5】 DO制御による補正処理を行うことの説明
図。
【図6】 従来の比率制御およびDO制御による要求風
量と運転台数との関係を説明する図。
【図7】 従来の運転台数切換え領域近傍での運転台数
の変化を説明する図。
【符号の説明】
1…流入下水、2…最初沈殿池、3…エアレーションタ
ンク、4…流入流量計測センサ、5…最終沈殿池、6…
空気配管、7…送風機、9…DO値センサ、10…曝気
風量制御装置、11…比例制御手段、12…DO制御
部、14…加算手段(DO制御)、20…送風機運転台
数制御装置、21…送風量合計演算部、22…送風機運
転台数判定部、23…送風機起動停止制御部、31…運
転台数判定手段、32…送風機増減判定手段。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 流入流量に比率設定値を乗算する比率制
    御と、この比率制御の出力にエアレーションタンクのD
    O値(溶存酸素量)に基づく目標風量補正値を与えて風
    量補正を行うDO制御とを用いて要求風量を求め、この
    要求風量に基づいて前記エアレーションタンク内に送風
    する送風機器の運転台数を制御する送風機器の運転台数
    制御装置において、 前記要求風量と予め設定された各運転台数の上・下限し
    きい値とから要求運転台数を判定する運転台数判定手段
    と、 この運転台数判定手段によって得られた要求運転台数が
    前記送風機器の現在運転台数よりも大きいとき、前記D
    O値の減少傾向の有無と前記比率制御のみによって得ら
    れる要求風量とを判断しながら、前記送風機器運転台数
    の追加の判定を行う送風機器増減判定手段とを備え、運
    転台数の追加時に不要な台数増を抑制することを特徴と
    する送風機器の運転台数制御装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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