JPH06149327A - リアルタイム位置補正方法 - Google Patents
リアルタイム位置補正方法Info
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- JPH06149327A JPH06149327A JP4326210A JP32621092A JPH06149327A JP H06149327 A JPH06149327 A JP H06149327A JP 4326210 A JP4326210 A JP 4326210A JP 32621092 A JP32621092 A JP 32621092A JP H06149327 A JPH06149327 A JP H06149327A
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Landscapes
- Manipulator (AREA)
- Numerical Control (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 作業対象に対して回転等の移動を与えながら
溶接やシーリング等の作業を行う場合であっても溶接ト
ーチ等の作業手段の位置補正を適確に行うことのできる
リアルタイム位置補正方法を提供すること。 【構成】 作業対象5を所定回転速度Vで回転させ、作
業対象5上の位置P1が溶接トーチ31の作業位置P2に到
達するための所用時間Tが経過するまでの間所定周期Δ
T毎にP1点における溶接線6の位置ずれをセンサ4で検
出し、該検出データおよびこれに対応するロボットハン
ドの位置姿勢データをファイル手段にシフト記憶する
(S1〜S10)。所用時間Tが経過した後(S11〜S12)、所定
周期ΔT毎に同様にしてデータを検出してファイル手段
にシフト記憶すると共に、ファイル手段の(T/ΔT)
+1のアドレスに記憶されたT時前のデータに基いて溶
接トーチ31の位置補正を行うことにより、溶接トーチ
31を作業対象5の溶接線6に追従させる (S5〜S7, S
13〜S20)。
溶接やシーリング等の作業を行う場合であっても溶接ト
ーチ等の作業手段の位置補正を適確に行うことのできる
リアルタイム位置補正方法を提供すること。 【構成】 作業対象5を所定回転速度Vで回転させ、作
業対象5上の位置P1が溶接トーチ31の作業位置P2に到
達するための所用時間Tが経過するまでの間所定周期Δ
T毎にP1点における溶接線6の位置ずれをセンサ4で検
出し、該検出データおよびこれに対応するロボットハン
ドの位置姿勢データをファイル手段にシフト記憶する
(S1〜S10)。所用時間Tが経過した後(S11〜S12)、所定
周期ΔT毎に同様にしてデータを検出してファイル手段
にシフト記憶すると共に、ファイル手段の(T/ΔT)
+1のアドレスに記憶されたT時前のデータに基いて溶
接トーチ31の位置補正を行うことにより、溶接トーチ
31を作業対象5の溶接線6に追従させる (S5〜S7, S
13〜S20)。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、位置補正方法の改良、
特に、移動する作業対象と作業手段との位置ずれをリア
ルタイムで補正するリアルタイム位置補正方法に関す
る。
特に、移動する作業対象と作業手段との位置ずれをリア
ルタイムで補正するリアルタイム位置補正方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】溶接線やシーリング線の位置をレーザセ
ンサで検出することにより、定位置に固定された作業対
象とロボットハンド先端に装着された溶接トーチ等の作
業手段との間の位置ずれを補正するようにした位置補正
方法が公知である。
ンサで検出することにより、定位置に固定された作業対
象とロボットハンド先端に装着された溶接トーチ等の作
業手段との間の位置ずれを補正するようにした位置補正
方法が公知である。
【0003】また、このような位置補正作業に用いられ
るレーザセンサとしては、ビームスキャン用の揺動ミラ
ーや反射光検出のための受光素子および光学系を備え、
ビームのスキャン操作によってレーザセンサと作業対象
との間の距離を検出し、更にスキャン方向に直交する作
業対象の断面データを求めることによって溶接線やシー
リング線の位置を検出するようにしたものが特願平3−
165038号,特願平3−240473号等として既
に提案されている。
るレーザセンサとしては、ビームスキャン用の揺動ミラ
ーや反射光検出のための受光素子および光学系を備え、
ビームのスキャン操作によってレーザセンサと作業対象
との間の距離を検出し、更にスキャン方向に直交する作
業対象の断面データを求めることによって溶接線やシー
リング線の位置を検出するようにしたものが特願平3−
165038号,特願平3−240473号等として既
に提案されている。
【0004】従来の溶接作業やシーリング作業では、ロ
ボットハンドの先端に溶接トーチ等の作業手段やレーザ
センサを装着し、ロボットハンドの移動方向に直交する
平面の断面データから溶接線やシーリング線の位置を得
て教示時の位置データと比較することにより、ロボット
ハンドの先端、即ち、溶接トーチ等の作業手段の位置ず
れを補正するようにしていた。
ボットハンドの先端に溶接トーチ等の作業手段やレーザ
センサを装着し、ロボットハンドの移動方向に直交する
平面の断面データから溶接線やシーリング線の位置を得
て教示時の位置データと比較することにより、ロボット
ハンドの先端、即ち、溶接トーチ等の作業手段の位置ず
れを補正するようにしていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、円柱や円環状
の作業対象を固定したままその外周に沿ってロボットハ
ンドのみを移動させて溶接作業やシーリング作業を行お
うとすると、ロボット自体に傾角一定円弧制御等の機能
が設けられている場合であっても、ロボットハンド先端
を作業対象の背面側に移動させて姿勢を保つことが難し
く、一連の溶接またはシーリング作業を継続して行うこ
とができなくなる場合がある。また、スパンの長い作業
対象を扱うような場合に、作業対象を固定したままロボ
ットアームを移動させて作業を行うと、ロボットの動作
可能範囲によって作業領域が制限され、全作業を一度に
実行できないことがある。
の作業対象を固定したままその外周に沿ってロボットハ
ンドのみを移動させて溶接作業やシーリング作業を行お
うとすると、ロボット自体に傾角一定円弧制御等の機能
が設けられている場合であっても、ロボットハンド先端
を作業対象の背面側に移動させて姿勢を保つことが難し
く、一連の溶接またはシーリング作業を継続して行うこ
とができなくなる場合がある。また、スパンの長い作業
対象を扱うような場合に、作業対象を固定したままロボ
ットアームを移動させて作業を行うと、ロボットの動作
可能範囲によって作業領域が制限され、全作業を一度に
実行できないことがある。
【0006】そこで、ロボットの位置や姿勢を大きく変
化させずに円柱や円環等からなる作業対象の側を回転さ
せたり移動させたりして溶接やシーリング等の作業を行
うことが望まれる。しかし、このような場合に教示操作
によって溶接またはシーリング作業を行おうとすれば作
業対象の回転位置や移動位置とロボットハンドの先端位
置とを対応させながら教示操作を行わなければならず非
常に面倒であるし、プレイバック動作に際して、最初の
教示点に対応する回転位置から作業対象の回転を始める
というのも技術的に困難である。また、教示位置を基準
に位置補正を行う場合には作業対象の溶接線やシーリン
グ線の固体差により溶接トーチ等の作業手段を適確に位
置決めできなくなる場合があり、レーザセンサを利用し
てトレース動作を行わせるとしても、作業手段とセンサ
との間にオフセットが存在する限り、通常の手段では溶
接トーチ等の作業手段を適確に位置決めすることは困難
である。
化させずに円柱や円環等からなる作業対象の側を回転さ
せたり移動させたりして溶接やシーリング等の作業を行
うことが望まれる。しかし、このような場合に教示操作
によって溶接またはシーリング作業を行おうとすれば作
業対象の回転位置や移動位置とロボットハンドの先端位
置とを対応させながら教示操作を行わなければならず非
常に面倒であるし、プレイバック動作に際して、最初の
教示点に対応する回転位置から作業対象の回転を始める
というのも技術的に困難である。また、教示位置を基準
に位置補正を行う場合には作業対象の溶接線やシーリン
グ線の固体差により溶接トーチ等の作業手段を適確に位
置決めできなくなる場合があり、レーザセンサを利用し
てトレース動作を行わせるとしても、作業手段とセンサ
との間にオフセットが存在する限り、通常の手段では溶
接トーチ等の作業手段を適確に位置決めすることは困難
である。
【0007】本発明の目的は、これら従来技術の欠点を
解消し、作業対象に対して回転等の移動を与えながら溶
接やシーリング等の作業を行う場合であっても溶接トー
チ等の作業手段の位置補正を適確に行うことのできるリ
アルタイム位置補正方法を提供することにある。
解消し、作業対象に対して回転等の移動を与えながら溶
接やシーリング等の作業を行う場合であっても溶接トー
チ等の作業手段の位置補正を適確に行うことのできるリ
アルタイム位置補正方法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の位置補正方法
は、作業手段を固定して作業対象を移動させ、レーザセ
ンサのオフセット方向を作業対象の移動方向に合わせて
設定すると共に、レーザセンサで測定した作業対象上の
位置が前記作業手段に到達するまでの間レーザセンサの
測定データを保存しておき、前記作業対象上の位置が作
業手段に到達した時点で前記測定データに基いて作業手
段または作業対象の位置ずれを補正することにより前記
目的を達成した。
は、作業手段を固定して作業対象を移動させ、レーザセ
ンサのオフセット方向を作業対象の移動方向に合わせて
設定すると共に、レーザセンサで測定した作業対象上の
位置が前記作業手段に到達するまでの間レーザセンサの
測定データを保存しておき、前記作業対象上の位置が作
業手段に到達した時点で前記測定データに基いて作業手
段または作業対象の位置ずれを補正することにより前記
目的を達成した。
【0009】
【作用】レーザセンサのオフセット方向を作業対象の移
動方向に合わせて設定することにより作業対象上の位置
が作業手段に到達する前の段階で予め位置測定を実行し
て測定データを保存しておき、前記作業対象上の位置が
作業手段に到達した時点で該測定データに基いて作業手
段または作業対象の位置ずれを補正するようにしたの
で、作業対象上の溶接線やシーリング線等の固体差、お
よび、作業手段とレーザセンサとの間のオフセットの大
小に関わらず作業手段と作業対象との間の位置ずれを適
確に補正することができる。
動方向に合わせて設定することにより作業対象上の位置
が作業手段に到達する前の段階で予め位置測定を実行し
て測定データを保存しておき、前記作業対象上の位置が
作業手段に到達した時点で該測定データに基いて作業手
段または作業対象の位置ずれを補正するようにしたの
で、作業対象上の溶接線やシーリング線等の固体差、お
よび、作業手段とレーザセンサとの間のオフセットの大
小に関わらず作業手段と作業対象との間の位置ずれを適
確に補正することができる。
【0010】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。図1は溶接装置3およびレーザセンサ4を取り付
けた産業用ロボットの一例を概略で示すブロック図であ
る。ロボット本体2を駆動制御するロボットコントロー
ラ1はCPU11を有し、CPU11には、制御プログ
ラム等を格納したROM12,データの一時記憶等に用
いられるRAM16,各種パラメータや教示データ等を
記憶する不揮発性メモリ17,ロボットに動作を教示す
るための教示操作盤13,操作盤14、および、サーボ
回路20を介してロボット本体2の各軸を駆動制御する
ための軸制御器18,入出力インターフェイス19等が
バス15で接続されており、入出力インターフェイス1
9には前述の溶接トーチ31を取付けた溶接装置3およ
びレーザセンサ4が接続されている。
する。図1は溶接装置3およびレーザセンサ4を取り付
けた産業用ロボットの一例を概略で示すブロック図であ
る。ロボット本体2を駆動制御するロボットコントロー
ラ1はCPU11を有し、CPU11には、制御プログ
ラム等を格納したROM12,データの一時記憶等に用
いられるRAM16,各種パラメータや教示データ等を
記憶する不揮発性メモリ17,ロボットに動作を教示す
るための教示操作盤13,操作盤14、および、サーボ
回路20を介してロボット本体2の各軸を駆動制御する
ための軸制御器18,入出力インターフェイス19等が
バス15で接続されており、入出力インターフェイス1
9には前述の溶接トーチ31を取付けた溶接装置3およ
びレーザセンサ4が接続されている。
【0011】図2は円柱や円環等の外周部に周方向の溶
接線6を定義した作業対象5に溶接トーチ31による溶
接作業を行う場合の段取り状態を示す概念図で、作業対
象5は、ロボット本体2自体に設けられた付加軸や別の
ロボットハンド、もしくは、回転速度制御可能な他の回
転駆動手段に取付けられ、その中心軸αを中心として予
め定められた所定の回転速度で一方向に回転されるよう
になっている。図2では回転速度および回転時間の制御
が可能な制御装置を有する回転駆動手段により作業対象
5が回転される場合について例示している。回転駆動手
段の制御装置はロボットコントローラ1の入出力インタ
ーフェイス19に接続され、ロボットコントローラ1か
らの回転開始指令を受けて作業対象5の回転を開始させ
ると共に、作業対象5の回転が前記所定の回転速度に達
した段階で入出力インターフェイス19を介してロボッ
トコントローラ1に回転開始信号を出力するようになっ
ている。また、回転駆動手段の制御装置はロボットコン
トローラ1からのタイマスタート指令を受けて回転時間
の計時を開始し、作業対象5の1回転に対応する所定の
回転時間が経過すると回転駆動手段の駆動を停止してロ
ボットコントローラ1にタイムアップ信号を出力する。
接線6を定義した作業対象5に溶接トーチ31による溶
接作業を行う場合の段取り状態を示す概念図で、作業対
象5は、ロボット本体2自体に設けられた付加軸や別の
ロボットハンド、もしくは、回転速度制御可能な他の回
転駆動手段に取付けられ、その中心軸αを中心として予
め定められた所定の回転速度で一方向に回転されるよう
になっている。図2では回転速度および回転時間の制御
が可能な制御装置を有する回転駆動手段により作業対象
5が回転される場合について例示している。回転駆動手
段の制御装置はロボットコントローラ1の入出力インタ
ーフェイス19に接続され、ロボットコントローラ1か
らの回転開始指令を受けて作業対象5の回転を開始させ
ると共に、作業対象5の回転が前記所定の回転速度に達
した段階で入出力インターフェイス19を介してロボッ
トコントローラ1に回転開始信号を出力するようになっ
ている。また、回転駆動手段の制御装置はロボットコン
トローラ1からのタイマスタート指令を受けて回転時間
の計時を開始し、作業対象5の1回転に対応する所定の
回転時間が経過すると回転駆動手段の駆動を停止してロ
ボットコントローラ1にタイムアップ信号を出力する。
【0012】溶接トーチ31はロボットハンドの先端に
装着されており、溶接トーチ31を接続した溶接装置3
はロボットコントローラ1からの溶接開始指令を受けて
溶接動作を開始する一方、ロボットコントローラ1から
の溶接終了指令を受けて溶接動作を終了するようになっ
ている。ロボットハンドの先端には、更に、溶接トーチ
31の中心軸との間に一定のオフセットを有して、特願
平3−165038号,特願平3−240473号等に
開示されるレーザセンサ4が装着され、不揮発性メモリ
17には、溶接トーチ31の中心軸とレーザセンサ4の
光軸とで形成される平面が作業対象5の中心軸αとほぼ
直交するように、即ち、溶接トーチ31の中心軸に対す
るレーザセンサ4のオフセット方向が作業対象5におけ
る外周部の回転移動方向と逆方向になるように、位置測
定開始時のロボットハンド先端位置が予め教示されてい
る。図2の如く作業対象5が回転移動する場合において
は、溶接トーチ31の中心軸に対するレーザセンサ4の
オフセット方向が作業対象の移動方向に沿ってその向き
を反対とする側でも(図2の例)、また、その逆であっ
ても本発明方法を適用することが可能であるが(望まし
くは、図2に示すように、レーザセンサ4でスキャンさ
れた作業対象5上の位置が溶接トーチ31の作業位置に
到達するまでの距離が短くなるように回転方向を設定す
ることから回転移動方向と逆方向にオフセットした方が
よい)、作業対象が直線移動する場合には、溶接トーチ
31の中心軸に対するレーザセンサ4のオフセット方向
は作業対象の移動方向に反対する側に限定される。レー
ザセンサ4のスキャン方向は図2に示す矢印βの方向、
即ち、作業対象5の回転移動方向に対応する溶接線6に
直交するY軸の方向であり、該レーザセンサ4は反射光
検出のための受光素子に結像されたレーザ反射光の位置
および揺動ミラーの揺動角度により、従来と同様にし
て、レーザセンサ4とスキャンの対象となっている作業
対象5上の溶接線6との間の距離(図2のZ軸方向)、
および、センサ座標系の中心に対する溶接線6の位置ず
れ(図2のY軸方向)を検出する。レーザセンサ4はロ
ボットコントローラ1からの測定実行指令を受けて、そ
の時点における溶接線6の位置ずれデータ(y,z)を
検出すると共に、入出力インターフェイス19を介し
て、該データをロボットコントローラ1のCPU11に
リアルタイムで送信する。後に詳述するが、測定実行指
令の出力周期、つまり、レーザセンサ4の測定実行間隔
は設定値ΔTである。
装着されており、溶接トーチ31を接続した溶接装置3
はロボットコントローラ1からの溶接開始指令を受けて
溶接動作を開始する一方、ロボットコントローラ1から
の溶接終了指令を受けて溶接動作を終了するようになっ
ている。ロボットハンドの先端には、更に、溶接トーチ
31の中心軸との間に一定のオフセットを有して、特願
平3−165038号,特願平3−240473号等に
開示されるレーザセンサ4が装着され、不揮発性メモリ
17には、溶接トーチ31の中心軸とレーザセンサ4の
光軸とで形成される平面が作業対象5の中心軸αとほぼ
直交するように、即ち、溶接トーチ31の中心軸に対す
るレーザセンサ4のオフセット方向が作業対象5におけ
る外周部の回転移動方向と逆方向になるように、位置測
定開始時のロボットハンド先端位置が予め教示されてい
る。図2の如く作業対象5が回転移動する場合において
は、溶接トーチ31の中心軸に対するレーザセンサ4の
オフセット方向が作業対象の移動方向に沿ってその向き
を反対とする側でも(図2の例)、また、その逆であっ
ても本発明方法を適用することが可能であるが(望まし
くは、図2に示すように、レーザセンサ4でスキャンさ
れた作業対象5上の位置が溶接トーチ31の作業位置に
到達するまでの距離が短くなるように回転方向を設定す
ることから回転移動方向と逆方向にオフセットした方が
よい)、作業対象が直線移動する場合には、溶接トーチ
31の中心軸に対するレーザセンサ4のオフセット方向
は作業対象の移動方向に反対する側に限定される。レー
ザセンサ4のスキャン方向は図2に示す矢印βの方向、
即ち、作業対象5の回転移動方向に対応する溶接線6に
直交するY軸の方向であり、該レーザセンサ4は反射光
検出のための受光素子に結像されたレーザ反射光の位置
および揺動ミラーの揺動角度により、従来と同様にし
て、レーザセンサ4とスキャンの対象となっている作業
対象5上の溶接線6との間の距離(図2のZ軸方向)、
および、センサ座標系の中心に対する溶接線6の位置ず
れ(図2のY軸方向)を検出する。レーザセンサ4はロ
ボットコントローラ1からの測定実行指令を受けて、そ
の時点における溶接線6の位置ずれデータ(y,z)を
検出すると共に、入出力インターフェイス19を介し
て、該データをロボットコントローラ1のCPU11に
リアルタイムで送信する。後に詳述するが、測定実行指
令の出力周期、つまり、レーザセンサ4の測定実行間隔
は設定値ΔTである。
【0013】図3に示されるように、溶接トーチ31に
対するレーザセンサ4のオフセット量をDとし、また、
作業対象6の回転速度(周速)がVであってその回転方
向がクロックワイズであるとすれば、レーザセンサ4で
スキャンされた作業対象5上の位置P1が溶接トーチ31
の作業位置P2に到達するまでに必要とされる時間Tは、
概略において、T=D/Vとなる。この実施例ではレー
ザセンサ4の測定実行回数を積算する測定実行回数積算
カウンタn(RAM16のレジスタまたはCPU11の
汎用レジスタの1つ)を計時手段として利用しており、
レーザセンサ4でスキャンされた作業対象5上の位置P1
が溶接トーチ31の作業位置P2に到達するまでに必要と
される時間Tに対応するカウンタnの値、即ち、補正開
始タイミング判定値N、但し、N=T/ΔTが予め不揮
発性メモリ17にパラメータとして記憶されている。ま
た、レーザセンサ4でスキャンされる作業対象5上の位
置P1と溶接トーチ31の作業位置P2との間には、円柱ま
たは円環等からなる作業対象5の外周部の曲率により、
距離方向(図3のZ軸方向)にΔZの差が生じる。従っ
て、P1点で測定した位置ずれデータ(y,z)にのみ基
いてP2点で溶接トーチ31の位置補正を行おうとすると
溶接トーチ31が必要以上に作業対象5に接近するとい
った問題が生じる。このような問題を回避するため、不
揮発性メモリ17には、作業対象5の曲率やオフセット
量Dおよび作業対象5と溶接トーチ31との相対位置関
係(作業対象5の中心軸αと溶接トーチ31の中心軸に
関するX軸方向の離間程度)に応じ、距離方向の補正値
ΔZが予めパラメータとして記憶されている。
対するレーザセンサ4のオフセット量をDとし、また、
作業対象6の回転速度(周速)がVであってその回転方
向がクロックワイズであるとすれば、レーザセンサ4で
スキャンされた作業対象5上の位置P1が溶接トーチ31
の作業位置P2に到達するまでに必要とされる時間Tは、
概略において、T=D/Vとなる。この実施例ではレー
ザセンサ4の測定実行回数を積算する測定実行回数積算
カウンタn(RAM16のレジスタまたはCPU11の
汎用レジスタの1つ)を計時手段として利用しており、
レーザセンサ4でスキャンされた作業対象5上の位置P1
が溶接トーチ31の作業位置P2に到達するまでに必要と
される時間Tに対応するカウンタnの値、即ち、補正開
始タイミング判定値N、但し、N=T/ΔTが予め不揮
発性メモリ17にパラメータとして記憶されている。ま
た、レーザセンサ4でスキャンされる作業対象5上の位
置P1と溶接トーチ31の作業位置P2との間には、円柱ま
たは円環等からなる作業対象5の外周部の曲率により、
距離方向(図3のZ軸方向)にΔZの差が生じる。従っ
て、P1点で測定した位置ずれデータ(y,z)にのみ基
いてP2点で溶接トーチ31の位置補正を行おうとすると
溶接トーチ31が必要以上に作業対象5に接近するとい
った問題が生じる。このような問題を回避するため、不
揮発性メモリ17には、作業対象5の曲率やオフセット
量Dおよび作業対象5と溶接トーチ31との相対位置関
係(作業対象5の中心軸αと溶接トーチ31の中心軸に
関するX軸方向の離間程度)に応じ、距離方向の補正値
ΔZが予めパラメータとして記憶されている。
【0014】また、RAM16のデータ記憶領域には、
レーザセンサ4から次々と入力される位置ずれデータ
(y,z)を循環的にN個以上シフト記憶することので
きるシフトレジスタ状のファイル手段A1、および、前
記データ(y,z)に対応して当該時点におけるロボッ
トハンドの位置姿勢データ(X,Y,Z)等を循環的に
N個以上シフト記憶することのできるシフトレジスタ状
のファイル手段A2が設けられている。図6はファイル
手段A1の構成および機能を概略で示す概念図であり、
該ファイル手段A1は、図6に示されるように、レーザ
センサ4から最初に入力された位置ずれデータ(y1,
z1)を、まず、アドレス1の記憶領域に対応させて記
憶し、以下、新たなデータが入力される毎に第iアドレ
スに記憶されているデータを順次i+1のアドレスにシ
フトして更新記憶し、アドレス1の記憶領域に新たなデ
ータを受け入れる。ロボットハンドの位置姿勢データ
(X,Y,Z)等をシフト記憶するファイル手段A2の
構成および機能もこれと同様である。
レーザセンサ4から次々と入力される位置ずれデータ
(y,z)を循環的にN個以上シフト記憶することので
きるシフトレジスタ状のファイル手段A1、および、前
記データ(y,z)に対応して当該時点におけるロボッ
トハンドの位置姿勢データ(X,Y,Z)等を循環的に
N個以上シフト記憶することのできるシフトレジスタ状
のファイル手段A2が設けられている。図6はファイル
手段A1の構成および機能を概略で示す概念図であり、
該ファイル手段A1は、図6に示されるように、レーザ
センサ4から最初に入力された位置ずれデータ(y1,
z1)を、まず、アドレス1の記憶領域に対応させて記
憶し、以下、新たなデータが入力される毎に第iアドレ
スに記憶されているデータを順次i+1のアドレスにシ
フトして更新記憶し、アドレス1の記憶領域に新たなデ
ータを受け入れる。ロボットハンドの位置姿勢データ
(X,Y,Z)等をシフト記憶するファイル手段A2の
構成および機能もこれと同様である。
【0015】図4〜図5は、円柱や円環等からなる作業
対象5に溶接トーチ31で溶接作業を施す際にロボット
コントローラ1のCPU11が行う「位置補正処理」の
概略を示すフローチャートであり、以下、図4〜図5を
参照して本実施例の処理動作を説明する。なお、図4〜
図5に示す処理に対応するプログラムは制御プログラム
の一部として予めROM12に格納されているが、前述
の補正開始タイミング判定値Nや距離方向の補正値ΔZ
等の値は不揮発性メモリ17にパラメータとして不揮発
記憶されたものであって、必要に応じて任意に書き替え
操作を行うことができる。
対象5に溶接トーチ31で溶接作業を施す際にロボット
コントローラ1のCPU11が行う「位置補正処理」の
概略を示すフローチャートであり、以下、図4〜図5を
参照して本実施例の処理動作を説明する。なお、図4〜
図5に示す処理に対応するプログラムは制御プログラム
の一部として予めROM12に格納されているが、前述
の補正開始タイミング判定値Nや距離方向の補正値ΔZ
等の値は不揮発性メモリ17にパラメータとして不揮発
記憶されたものであって、必要に応じて任意に書き替え
操作を行うことができる。
【0016】「位置補正処理」を開始したCPU11
は、まず、不揮発性メモリ17に予め記憶された位置測
定開始時の位置決め位置にロボットハンドの先端を移動
させ(ステップS1)、測定実行回数積算カウンタn,
補正処理移行フラグF1,溶接処理移行フラグF2の各
々を初期化し(ステップS2)、次いで、入出力インタ
ーフェイス19を介して回転駆動手段の制御装置に回転
開始指令を出力すると共に(ステップS3)、制御装置
からの回転開始信号を待つ待機状態に入る(ステップS
4)。回転開始指令を受けた制御装置は回転駆動手段を
作動させて作業対象5の回転を開始し、作業対象5の回
転速度(周速)が予め設定された回転速度Vに到達した
ことを検出すると、ロボットコントローラ1に回転開始
信号を出力する。
は、まず、不揮発性メモリ17に予め記憶された位置測
定開始時の位置決め位置にロボットハンドの先端を移動
させ(ステップS1)、測定実行回数積算カウンタn,
補正処理移行フラグF1,溶接処理移行フラグF2の各
々を初期化し(ステップS2)、次いで、入出力インタ
ーフェイス19を介して回転駆動手段の制御装置に回転
開始指令を出力すると共に(ステップS3)、制御装置
からの回転開始信号を待つ待機状態に入る(ステップS
4)。回転開始指令を受けた制御装置は回転駆動手段を
作動させて作業対象5の回転を開始し、作業対象5の回
転速度(周速)が予め設定された回転速度Vに到達した
ことを検出すると、ロボットコントローラ1に回転開始
信号を出力する。
【0017】ステップS4の判別処理で回転開始信号の
入力を検出したCPU11は、レーザセンサ4に測定実
行指令を出力して現時点のスキャン領域に対応する作業
対象5上の位置から溶接線6の位置ずれデータ(x,
y)を検出すると共に、現時点におけるロボットハンド
の位置姿勢データ(X,Y,Z)等を読取り(ステップ
S5)、各々のデータをRAM16のファイル手段A1
およびA2にシフト記憶する(ステップS6)。図6に
おける時刻0の欄に示されるように、この時点では第1
回目の測定処理による位置ずれデータ(y1,z1)
が、ファイル手段A1のアドレス1に記憶され、また、
当該測定時点でのロボットハンドの位置姿勢データ(X
1,Y1,Z1)等がファイル手段A2のアドレス1に
記憶されることとなる。
入力を検出したCPU11は、レーザセンサ4に測定実
行指令を出力して現時点のスキャン領域に対応する作業
対象5上の位置から溶接線6の位置ずれデータ(x,
y)を検出すると共に、現時点におけるロボットハンド
の位置姿勢データ(X,Y,Z)等を読取り(ステップ
S5)、各々のデータをRAM16のファイル手段A1
およびA2にシフト記憶する(ステップS6)。図6に
おける時刻0の欄に示されるように、この時点では第1
回目の測定処理による位置ずれデータ(y1,z1)
が、ファイル手段A1のアドレス1に記憶され、また、
当該測定時点でのロボットハンドの位置姿勢データ(X
1,Y1,Z1)等がファイル手段A2のアドレス1に
記憶されることとなる。
【0018】次いで、CPU11は、補正処理移行フラ
グF1がセットされているか否かを判別するが(ステッ
プS7)、測定開始直後の現時点においてはステップS
2の処理によるフラグF1のリセット状態がそのまま保
持されているので、ステップS7の判別結果は偽とな
る。そこで、CPU11は測定実行回数積算カウンタn
の値を1インクリメントして測定処理(ステップS5お
よびステップS6の処理)が1回実行されたことを記憶
し(ステップS8)、該カウンタnの値が補正開始タイ
ミング判定値Nの値(以下、N=3として説明する)に
達しているか否かを判別する(ステップS9)。現時点
では測定実行回数積算カウンタnの値が1であるからス
テップS9の判別結果は偽となり、CPU11は所定時
間待機した後(ステップS10)、再び、ステップS5
の処理へと移行することとなる。なお、ここでいう所定
時間とはステップS5〜ステップS10に至る1ループ
分の処理を予め設定された測定実行周期ΔTに一致させ
るための待機時間である。ステップS4の判別結果が真
となった後、ステップS5以降の処理をCPU11のク
ロック周期ΔTに同期して所定周期毎に繰り返し実行す
るようなタスク管理を用いる場合もあり、この場合、ス
テップS10に対応する処理はハードウェア上の処理と
して自動的に実行されることとなる。また、ステップS
5の処理で周期ΔTを計時するタイマをリスタートさ
せ、ステップS10(後述のステップS12,S20も
同様である)で該タイマがタイムアップするまで待って
ステップS5の処理へ移行するようにしてもよい。
グF1がセットされているか否かを判別するが(ステッ
プS7)、測定開始直後の現時点においてはステップS
2の処理によるフラグF1のリセット状態がそのまま保
持されているので、ステップS7の判別結果は偽とな
る。そこで、CPU11は測定実行回数積算カウンタn
の値を1インクリメントして測定処理(ステップS5お
よびステップS6の処理)が1回実行されたことを記憶
し(ステップS8)、該カウンタnの値が補正開始タイ
ミング判定値Nの値(以下、N=3として説明する)に
達しているか否かを判別する(ステップS9)。現時点
では測定実行回数積算カウンタnの値が1であるからス
テップS9の判別結果は偽となり、CPU11は所定時
間待機した後(ステップS10)、再び、ステップS5
の処理へと移行することとなる。なお、ここでいう所定
時間とはステップS5〜ステップS10に至る1ループ
分の処理を予め設定された測定実行周期ΔTに一致させ
るための待機時間である。ステップS4の判別結果が真
となった後、ステップS5以降の処理をCPU11のク
ロック周期ΔTに同期して所定周期毎に繰り返し実行す
るようなタスク管理を用いる場合もあり、この場合、ス
テップS10に対応する処理はハードウェア上の処理と
して自動的に実行されることとなる。また、ステップS
5の処理で周期ΔTを計時するタイマをリスタートさ
せ、ステップS10(後述のステップS12,S20も
同様である)で該タイマがタイムアップするまで待って
ステップS5の処理へ移行するようにしてもよい。
【0019】ステップS5の処理へと移行したCPU1
1は、ステップS9の判別結果が真となるまでの間、以
下、前記と同様にしてステップS5〜ステップS10に
至るループ状の処理を繰り返し実行する。なお、この例
でステップS9の判別結果が真となるのは測定処理が3
回実行されてn=3となった段階であり、この時、ファ
イル手段A1におけるアドレス1の記憶領域には図6に
おける時刻2ΔTの欄に示されるように第3回目の測定
処理によって得られた位置ずれデータ(y3,z3)が
記憶され、また、同アドレス2の記憶領域には第2回目
の測定処理によって得られた位置ずれデータ(y2,z
2)がシフト記憶され、かつ、同アドレス3の記憶領域
には第1回目の測定処理によって得られた位置ずれデー
タ(y1,z1)がシフト記憶される。ファイル手段A
2に関しても同様である。
1は、ステップS9の判別結果が真となるまでの間、以
下、前記と同様にしてステップS5〜ステップS10に
至るループ状の処理を繰り返し実行する。なお、この例
でステップS9の判別結果が真となるのは測定処理が3
回実行されてn=3となった段階であり、この時、ファ
イル手段A1におけるアドレス1の記憶領域には図6に
おける時刻2ΔTの欄に示されるように第3回目の測定
処理によって得られた位置ずれデータ(y3,z3)が
記憶され、また、同アドレス2の記憶領域には第2回目
の測定処理によって得られた位置ずれデータ(y2,z
2)がシフト記憶され、かつ、同アドレス3の記憶領域
には第1回目の測定処理によって得られた位置ずれデー
タ(y1,z1)がシフト記憶される。ファイル手段A
2に関しても同様である。
【0020】そして、ステップS5〜ステップS10に
至るループ状の処理を繰り返し実行する間にステップS
9の判別結果が真となって、次周期の「位置補正処理」
で第N+1回目、即ち、この例では第4回目の測定処理
が実行されようとしていることが検出されると、CPU
11は前述のループ処理を終了させて補正処理移行フラ
グF1をセットし(ステップS11)、前述と同様の待
機処理(但し、ステップ数が異なるので待機時間も異な
る)を実施した後(ステップS12)、再び、ステップ
S5の処理へと移行して、該ステップS5および次のス
テップS6の処理を前記と同様にして実行する。
至るループ状の処理を繰り返し実行する間にステップS
9の判別結果が真となって、次周期の「位置補正処理」
で第N+1回目、即ち、この例では第4回目の測定処理
が実行されようとしていることが検出されると、CPU
11は前述のループ処理を終了させて補正処理移行フラ
グF1をセットし(ステップS11)、前述と同様の待
機処理(但し、ステップ数が異なるので待機時間も異な
る)を実施した後(ステップS12)、再び、ステップ
S5の処理へと移行して、該ステップS5および次のス
テップS6の処理を前記と同様にして実行する。
【0021】この時点のファイル手段A1の状態を図6
における時刻3ΔT (N+1)の欄に示す。ファイル手段A
2に関してもこれと同様である。
における時刻3ΔT (N+1)の欄に示す。ファイル手段A
2に関してもこれと同様である。
【0022】ステップS6の処理を終了したCPU11
は、次いで補正処理移行フラグF1がセットされている
か否かを判別するが(ステップS7)、この時点では既
に補正処理移行フラグF1がセットされているのでステ
ップS7の判別結果は真となる。なお、この時点におけ
る測定実行回数積算カウンタnの値はNの値に保持され
ているが、測定実行回数積算カウンタnの値がNに達し
たその次の処理周期、即ち、現在の処理周期におけるス
テップS5およびステップS6の処理で新たな測定処理
が既に実行されているので、この時点で既にN+1回の
測定処理が実行されていることになる。
は、次いで補正処理移行フラグF1がセットされている
か否かを判別するが(ステップS7)、この時点では既
に補正処理移行フラグF1がセットされているのでステ
ップS7の判別結果は真となる。なお、この時点におけ
る測定実行回数積算カウンタnの値はNの値に保持され
ているが、測定実行回数積算カウンタnの値がNに達し
たその次の処理周期、即ち、現在の処理周期におけるス
テップS5およびステップS6の処理で新たな測定処理
が既に実行されているので、この時点で既にN+1回の
測定処理が実行されていることになる。
【0023】次いで、CPU11は、ファイル手段A1
のアドレスN+1、つまり、この例ではファイル手段A
1のアドレス4に記憶された位置ずれデータ(yN+
1,zN+1)、および、これに対応してファイル手段
A2のアドレスNに記憶されたロボットハンドの位置姿
勢データ(XN+1,YN+1,ZN+1)等と、不揮
発性メモリ17に記憶された距離方向の補正値ΔZを読
込み、これらの値に基いてロボットハンドに対する位置
補正データを作成し(ステップS13)、該位置補正デ
ータを軸制御器18に出力してロボットハンドの先端位
置、即ち、溶接トーチ31の中心軸が作業対象5の溶接
線6上に位置するように位置ずれを補正する(ステップ
S14)。
のアドレスN+1、つまり、この例ではファイル手段A
1のアドレス4に記憶された位置ずれデータ(yN+
1,zN+1)、および、これに対応してファイル手段
A2のアドレスNに記憶されたロボットハンドの位置姿
勢データ(XN+1,YN+1,ZN+1)等と、不揮
発性メモリ17に記憶された距離方向の補正値ΔZを読
込み、これらの値に基いてロボットハンドに対する位置
補正データを作成し(ステップS13)、該位置補正デ
ータを軸制御器18に出力してロボットハンドの先端位
置、即ち、溶接トーチ31の中心軸が作業対象5の溶接
線6上に位置するように位置ずれを補正する(ステップ
S14)。
【0024】図6における時刻3ΔT (N+1)の欄に示さ
れる位置ずれデータの記憶状態から明らかなように、こ
のときファイル手段A1から読込まれるデータは当該処
理周期に対してN処理周期以前、即ち、この例では3処
理周期以前の測定データであり、とりもなおさず第1回
目の測定処理における位置ずれデータ(y1,z1)で
ある。そして、「位置補正処理」開始時点の位置ずれデ
ータ(y1,z1)が検出された時刻が0、かつ、第N
+1回目の測定処理と共に実行される第1回目の位置ず
れ補正処理(ステップS13およびステップS14の処
理)が行われる時刻がNΔT、即ち、この例では3ΔT
であり、該NΔTの値は作業対象5を設定速度Vで回転
させたときにレーザセンサ4でスキャンされた作業対象
5上の位置P1が溶接トーチ31の作業位置P2に到達する
までに必要とされる所用時間Tに対応する。
れる位置ずれデータの記憶状態から明らかなように、こ
のときファイル手段A1から読込まれるデータは当該処
理周期に対してN処理周期以前、即ち、この例では3処
理周期以前の測定データであり、とりもなおさず第1回
目の測定処理における位置ずれデータ(y1,z1)で
ある。そして、「位置補正処理」開始時点の位置ずれデ
ータ(y1,z1)が検出された時刻が0、かつ、第N
+1回目の測定処理と共に実行される第1回目の位置ず
れ補正処理(ステップS13およびステップS14の処
理)が行われる時刻がNΔT、即ち、この例では3ΔT
であり、該NΔTの値は作業対象5を設定速度Vで回転
させたときにレーザセンサ4でスキャンされた作業対象
5上の位置P1が溶接トーチ31の作業位置P2に到達する
までに必要とされる所用時間Tに対応する。
【0025】つまり、第1回目の位置ずれ補正処理で
は、所定の回転速度Vに達し、レーザセンサ4により図
3における時刻0のP1点でY軸およびZ軸方向の位置ず
れを検出された作業対象5上の溶接線6が、所定速度V
で回転する作業対象5の回転に伴って時刻NΔT=Tの
経過後、作業手段である溶接トーチ31の作業位置P2に
到達した時点で、時刻NΔT=T前の位置ずれデータ、
即ち、時刻0のP1点でレーザセンサ4により測定された
位置ずれデータと、該時刻0の時点におけるロボットハ
ンドの位置姿勢データおよび距離方向の補正値ΔZとに
基いて、時刻NΔT=Tの現時点における溶接トーチ3
1の位置ずれが補正されることとなる。
は、所定の回転速度Vに達し、レーザセンサ4により図
3における時刻0のP1点でY軸およびZ軸方向の位置ず
れを検出された作業対象5上の溶接線6が、所定速度V
で回転する作業対象5の回転に伴って時刻NΔT=Tの
経過後、作業手段である溶接トーチ31の作業位置P2に
到達した時点で、時刻NΔT=T前の位置ずれデータ、
即ち、時刻0のP1点でレーザセンサ4により測定された
位置ずれデータと、該時刻0の時点におけるロボットハ
ンドの位置姿勢データおよび距離方向の補正値ΔZとに
基いて、時刻NΔT=Tの現時点における溶接トーチ3
1の位置ずれが補正されることとなる。
【0026】ステップS13およびステップS14の位
置ずれ補正処理は、P1点にある時にセンサ座標系の中心
に対するY軸およびZ軸方向の位置ずれを検出された作
業対象5上の溶接線6の位置ずれデータを該P1時点にお
けるロボットハンドの位置姿勢データに基いてロボット
座標系の位置ずれ量に変換し、更に、そのZ軸成分から
距離方向の補正値ΔZを減じてロボットハンドを位置決
めすべき目標位置を算出すると共に、現時点におけるロ
ボットハンドの位置姿勢と前記目標位置との間の偏差を
取って補正データとして軸制御器18に出力するための
処理である。座標変換等に関する処理方法自体に関して
は数学的な周知事項であるから説明を省略する。
置ずれ補正処理は、P1点にある時にセンサ座標系の中心
に対するY軸およびZ軸方向の位置ずれを検出された作
業対象5上の溶接線6の位置ずれデータを該P1時点にお
けるロボットハンドの位置姿勢データに基いてロボット
座標系の位置ずれ量に変換し、更に、そのZ軸成分から
距離方向の補正値ΔZを減じてロボットハンドを位置決
めすべき目標位置を算出すると共に、現時点におけるロ
ボットハンドの位置姿勢と前記目標位置との間の偏差を
取って補正データとして軸制御器18に出力するための
処理である。座標変換等に関する処理方法自体に関して
は数学的な周知事項であるから説明を省略する。
【0027】位置補正データを軸制御器18に出力した
CPU11は、次いで、溶接処理移行フラグF2がセッ
トされているか否かを判別するが(ステップS15)、
第1回目の位置ずれ補正処理を実行した直後の現段階に
おいてはステップS2の処理によるフラグF2のリセッ
ト状態がそのまま保持されているので、ステップS15
の判別結果は偽となる。そこで、CPU11は入出力イ
ンターフェイス19を介して溶接装置3に溶接開始指令
を出力して該溶接装置3による溶接作業を開始させると
共に(ステップS16)、作業対象5を回転する回転駆
動手段の制御装置にタイマスタート指令を出力して該制
御装置による回転時間の計時作業を開始させ(ステップ
S17)、溶接処理移行フラグF2をセットして(ステ
ップS18)、再び、ステップS5の処理へと移行する
こととなる。なお、ステップS5〜ステップS7および
ステップS13〜ステップS18の処理を実施するのに
要する時間はΔTである。
CPU11は、次いで、溶接処理移行フラグF2がセッ
トされているか否かを判別するが(ステップS15)、
第1回目の位置ずれ補正処理を実行した直後の現段階に
おいてはステップS2の処理によるフラグF2のリセッ
ト状態がそのまま保持されているので、ステップS15
の判別結果は偽となる。そこで、CPU11は入出力イ
ンターフェイス19を介して溶接装置3に溶接開始指令
を出力して該溶接装置3による溶接作業を開始させると
共に(ステップS16)、作業対象5を回転する回転駆
動手段の制御装置にタイマスタート指令を出力して該制
御装置による回転時間の計時作業を開始させ(ステップ
S17)、溶接処理移行フラグF2をセットして(ステ
ップS18)、再び、ステップS5の処理へと移行する
こととなる。なお、ステップS5〜ステップS7および
ステップS13〜ステップS18の処理を実施するのに
要する時間はΔTである。
【0028】次の処理周期では、ステップS5〜ステッ
プS7およびステップ13〜ステップS15の処理が前
記と同様にして実行され、新たに検出された位置ずれデ
ータ(y,z)、および、これに対応する現時点のロボ
ットハンドの位置姿勢データ(X,Y,Z)等が順次フ
ァイル手段A1およびA2にシフト記憶されると共に
(ステップS5,ステップS6)、現時点でファイル手
段A1およびA2のアドレスN+1の記憶領域に記憶さ
れている位置ずれデータとロボットハンドの位置姿勢デ
ータおよび前述の距離方向の補正値ΔZとに基いてロボ
ットハンドに対する位置ずれ補正処理が実施されること
となる(ステップS13,ステップS14)。ステップ
S5およびステップS6の測定処理とステップS13お
よびステップS14の位置ずれ補正処理とが同期して実
行される結果、ステップS13でファイル手段A1およ
びA2から読込まれるデータは、常に、当該処理周期に
対してN処理周期以前、即ち、この例では3処理周期以
前の測定データとなる。これは、CPU11が、常に、
レーザセンサ4でスキャンされた作業対象5上の位置P1
が溶接トーチ31の作業位置P2に到達する所用時間Tだ
け前のデータに基いて位置補正を行うことを意味する。
プS7およびステップ13〜ステップS15の処理が前
記と同様にして実行され、新たに検出された位置ずれデ
ータ(y,z)、および、これに対応する現時点のロボ
ットハンドの位置姿勢データ(X,Y,Z)等が順次フ
ァイル手段A1およびA2にシフト記憶されると共に
(ステップS5,ステップS6)、現時点でファイル手
段A1およびA2のアドレスN+1の記憶領域に記憶さ
れている位置ずれデータとロボットハンドの位置姿勢デ
ータおよび前述の距離方向の補正値ΔZとに基いてロボ
ットハンドに対する位置ずれ補正処理が実施されること
となる(ステップS13,ステップS14)。ステップ
S5およびステップS6の測定処理とステップS13お
よびステップS14の位置ずれ補正処理とが同期して実
行される結果、ステップS13でファイル手段A1およ
びA2から読込まれるデータは、常に、当該処理周期に
対してN処理周期以前、即ち、この例では3処理周期以
前の測定データとなる。これは、CPU11が、常に、
レーザセンサ4でスキャンされた作業対象5上の位置P1
が溶接トーチ31の作業位置P2に到達する所用時間Tだ
け前のデータに基いて位置補正を行うことを意味する。
【0029】ステップS14の処理で位置補正データを
軸制御器18に出力したCPU11は、次いで、溶接処
理移行フラグF2がセットされているか否かを判別する
が(ステップS15)、この段階では既に溶接処理移行
フラグF2がセットされているのでステップS15の判
別結果は真となる。そこで、CPU11は、回転駆動手
段の制御装置からのタイムアップ信号が入力されている
か否かを判別するが(ステップS19)、タイムアップ
信号が入力されていなければ溶接作業開始後の作業対象
5の回転が1回転に達していないこと、即ち、溶接作業
が完了していないことを意味する。そこで、ステップS
19の判別結果が偽となった場合、CPU11はステッ
プS10およびステップS12と同様の待機処理(但
し、ステップ数が異なるので待機時間も異なる)を実行
した後(ステップS20)、再び、ステップS5の処理
へと移行し、以下、回転駆動手段の制御装置からのタイ
ムアップ信号の入力が検出されるまでの間、前記と同様
にして、ステップS5〜ステップS7,ステップ13〜
ステップS15およびステップS19〜ステップS20
の処理を繰り返し実行し、前述の測定処理と位置ずれ補
正処理とを同期させて継続的に実行することとなる。
軸制御器18に出力したCPU11は、次いで、溶接処
理移行フラグF2がセットされているか否かを判別する
が(ステップS15)、この段階では既に溶接処理移行
フラグF2がセットされているのでステップS15の判
別結果は真となる。そこで、CPU11は、回転駆動手
段の制御装置からのタイムアップ信号が入力されている
か否かを判別するが(ステップS19)、タイムアップ
信号が入力されていなければ溶接作業開始後の作業対象
5の回転が1回転に達していないこと、即ち、溶接作業
が完了していないことを意味する。そこで、ステップS
19の判別結果が偽となった場合、CPU11はステッ
プS10およびステップS12と同様の待機処理(但
し、ステップ数が異なるので待機時間も異なる)を実行
した後(ステップS20)、再び、ステップS5の処理
へと移行し、以下、回転駆動手段の制御装置からのタイ
ムアップ信号の入力が検出されるまでの間、前記と同様
にして、ステップS5〜ステップS7,ステップ13〜
ステップS15およびステップS19〜ステップS20
の処理を繰り返し実行し、前述の測定処理と位置ずれ補
正処理とを同期させて継続的に実行することとなる。
【0030】そして、このような処理を繰り返し実行す
る間に、ステップS19の判別処理で回転駆動手段の制
御装置からのタイムアップ信号の入力が検出され、溶接
作業開始後の作業対象5の回転が1回転に達したことが
確認されると、CPU11は溶接装置3に溶接終了信号
を出力して溶接トーチ31の作動を停止させ(ステップ
S21)、図4および図5に示される一連の「位置補正
処理」を完了する。なお、既に説明したように、回転駆
動手段自体は、所定時間の計時を完了した制御装置の処
理により自動的に停止される。
る間に、ステップS19の判別処理で回転駆動手段の制
御装置からのタイムアップ信号の入力が検出され、溶接
作業開始後の作業対象5の回転が1回転に達したことが
確認されると、CPU11は溶接装置3に溶接終了信号
を出力して溶接トーチ31の作動を停止させ(ステップ
S21)、図4および図5に示される一連の「位置補正
処理」を完了する。なお、既に説明したように、回転駆
動手段自体は、所定時間の計時を完了した制御装置の処
理により自動的に停止される。
【0031】レーザセンサ4による測定間隔の粗密の度
合は処理周期ΔTの設定変更によって自由に調整するこ
とができる。また、予め測定データがストアされている
ので、補正動作の応答遅れ等を考慮して位置補正を行う
ようなことも可能である。例えば、補正動作に関してΔ
Tの遅れが生じるとした場合、ステップS9における判
別基準を“n≧N−1”とし、かつ、ステップS13に
おける読込み先のアドレスを“N”とする。
合は処理周期ΔTの設定変更によって自由に調整するこ
とができる。また、予め測定データがストアされている
ので、補正動作の応答遅れ等を考慮して位置補正を行う
ようなことも可能である。例えば、補正動作に関してΔ
Tの遅れが生じるとした場合、ステップS9における判
別基準を“n≧N−1”とし、かつ、ステップS13に
おける読込み先のアドレスを“N”とする。
【0032】以上の説明から明らかなように、この「位
置補正処理」によるロボットハンドの位置補正動作は実
質的な倣い制御である。よって、オペレータは、測定開
始時点における位置決め(ステップS1)を実施させる
ための位置データを教示するだけでよく、溶接トーチ3
1やレーザセンサ4を装着したロボットハンドの側を移
動させ、多数点の教示操作で位置データを作成してプレ
イバック動作を行わせる通常の溶接プログラム作成処理
に比べても、遥かに簡単な操作で適切な溶接作業を行わ
せることが可能となる。また、このような従来の教示操
作を拡張した方法を用い、作業対象5を回転させながら
ロボットハンドを駆動して溶接作業を行おうとするので
あれば、作業対象5の回転位置とロボットハンドの先端
位置とを対応させながら双方に対して教示操作を行わな
ければならず非常に面倒であるが、本実施例においては
このような教示操作を一切必要としない。しかも、レー
ザセンサ4でスキャンされた作業対象5上の位置P1が溶
接トーチ31の作業位置P2に到達する所用時間Tだけ前
のデータに基いて位置補正を行うようにしているので、
溶接トーチ31とレーザセンサ4との間のオフセット量
の大小に関わらず、リアルタイムで適切な位置補正を行
うことができる。
置補正処理」によるロボットハンドの位置補正動作は実
質的な倣い制御である。よって、オペレータは、測定開
始時点における位置決め(ステップS1)を実施させる
ための位置データを教示するだけでよく、溶接トーチ3
1やレーザセンサ4を装着したロボットハンドの側を移
動させ、多数点の教示操作で位置データを作成してプレ
イバック動作を行わせる通常の溶接プログラム作成処理
に比べても、遥かに簡単な操作で適切な溶接作業を行わ
せることが可能となる。また、このような従来の教示操
作を拡張した方法を用い、作業対象5を回転させながら
ロボットハンドを駆動して溶接作業を行おうとするので
あれば、作業対象5の回転位置とロボットハンドの先端
位置とを対応させながら双方に対して教示操作を行わな
ければならず非常に面倒であるが、本実施例においては
このような教示操作を一切必要としない。しかも、レー
ザセンサ4でスキャンされた作業対象5上の位置P1が溶
接トーチ31の作業位置P2に到達する所用時間Tだけ前
のデータに基いて位置補正を行うようにしているので、
溶接トーチ31とレーザセンサ4との間のオフセット量
の大小に関わらず、リアルタイムで適切な位置補正を行
うことができる。
【0033】以上、一例として、シフトレジスタ状の機
能を有するファイル手段A1およびA2を用いて作業対
象5上の位置P1が溶接トーチ31の作業位置P2に到達す
る所用時間Tだけ前のデータに基いてロボットハンドの
位置補正を行うようにした実施例について説明したが、
位置ずれデータ(y,z)やロボットハンドの位置姿勢
データ(X,Y,Z)等をその検出時刻に対応して全て
記憶するファイル手段や現在時刻を測定するタイマ手段
を設け、位置補正の実行に際し、現在時刻との差が前記
所用時間Tとなるデータを前述のファイル手段から検出
して位置補正データを作成するようにしてもよい。
能を有するファイル手段A1およびA2を用いて作業対
象5上の位置P1が溶接トーチ31の作業位置P2に到達す
る所用時間Tだけ前のデータに基いてロボットハンドの
位置補正を行うようにした実施例について説明したが、
位置ずれデータ(y,z)やロボットハンドの位置姿勢
データ(X,Y,Z)等をその検出時刻に対応して全て
記憶するファイル手段や現在時刻を測定するタイマ手段
を設け、位置補正の実行に際し、現在時刻との差が前記
所用時間Tとなるデータを前述のファイル手段から検出
して位置補正データを作成するようにしてもよい。
【0034】また、図1〜図6に示す前述の実施例にお
いて、単純な回転駆動手段に変えて他のロボットハンド
等を用いて作業対象5を回転させるような場合において
は、溶接トーチ31およびレーザセンサ4を装着したロ
ボットハンドの側の位置を補正する代りに、作業対象5
を回転させるロボットハンドの位置を補正することによ
り、前記と同等の位置補正を行うことができる。
いて、単純な回転駆動手段に変えて他のロボットハンド
等を用いて作業対象5を回転させるような場合において
は、溶接トーチ31およびレーザセンサ4を装着したロ
ボットハンドの側の位置を補正する代りに、作業対象5
を回転させるロボットハンドの位置を補正することによ
り、前記と同等の位置補正を行うことができる。
【0035】直線移動する作業対象に対して位置補正を
行う場合は、距離方向の補正値ΔZの設定が不要となる
点、および、移動指令の種別が回転指令から直線送り指
令に変化する点が異なるのみであり、図4〜図5に示さ
れるような処理方法および図6に示されるようなファイ
ル手段の構成をそのまま適用することができる。なお、
既に説明したように、直線移動する作業対象の場合にお
いてはレーザセンサ4のオフセット方向が制限される。
行う場合は、距離方向の補正値ΔZの設定が不要となる
点、および、移動指令の種別が回転指令から直線送り指
令に変化する点が異なるのみであり、図4〜図5に示さ
れるような処理方法および図6に示されるようなファイ
ル手段の構成をそのまま適用することができる。なお、
既に説明したように、直線移動する作業対象の場合にお
いてはレーザセンサ4のオフセット方向が制限される。
【0036】特に説明はしないが、作業対象5の直径お
よび回転数(rpm)または回転速度V(周速)とオフ
セット量Dのデータを操作盤14等から入力して所用時
間Tを求めることにより補正開始タイミング判定値Nを
自動設定したり、ロボットコントローラ1によって作業
対象5の回転速度および回転時間等を自動制御するとい
ったことは通常の技術水準により容易に実施可能であ
る。
よび回転数(rpm)または回転速度V(周速)とオフ
セット量Dのデータを操作盤14等から入力して所用時
間Tを求めることにより補正開始タイミング判定値Nを
自動設定したり、ロボットコントローラ1によって作業
対象5の回転速度および回転時間等を自動制御するとい
ったことは通常の技術水準により容易に実施可能であ
る。
【0037】
【発明の効果】本発明によるリアルタイム位置補正方法
は、レーザセンサのオフセット方向を作業対象の移動方
向に合わせて設定することにより作業対象上の位置が作
業手段に到達する前の段階で予め位置測定を実行して測
定データを保存しておき、作業対象上の位置が作業手段
に到達した時点で測定データに基いて作業手段または作
業対象の位置ずれを補正するようにしたので、作業対象
を移動させながらレーザセンサで位置を検出して各種加
工を行う場合であっても、作業対象上の溶接線やシーリ
ング線等の固体差、および、作業手段とレーザセンサと
の間のオフセットの大小に関わらず作業手段と作業対象
との間の位置ずれを適確に補正することができる。
は、レーザセンサのオフセット方向を作業対象の移動方
向に合わせて設定することにより作業対象上の位置が作
業手段に到達する前の段階で予め位置測定を実行して測
定データを保存しておき、作業対象上の位置が作業手段
に到達した時点で測定データに基いて作業手段または作
業対象の位置ずれを補正するようにしたので、作業対象
を移動させながらレーザセンサで位置を検出して各種加
工を行う場合であっても、作業対象上の溶接線やシーリ
ング線等の固体差、および、作業手段とレーザセンサと
の間のオフセットの大小に関わらず作業手段と作業対象
との間の位置ずれを適確に補正することができる。
【図1】溶接トーチおよびレーザセンサを取り付けた産
業用ロボットの一例を概略で示すブロック図である。
業用ロボットの一例を概略で示すブロック図である。
【図2】円柱や円環等の外周部に周方向の溶接線を定義
した作業対象に対して本発明の方法を適用した溶接作業
を行う場合の段取り状態の一例を示す概念図である。
した作業対象に対して本発明の方法を適用した溶接作業
を行う場合の段取り状態の一例を示す概念図である。
【図3】レーザセンサ,溶接トーチ(作業手段),作業
対象間の関係を一例で示す概念図である。
対象間の関係を一例で示す概念図である。
【図4】一実施例における「位置補正処理」の概略を示
すフローチャートである。
すフローチャートである。
【図5】「位置補正処理」の概略を示すフローチャート
の続きである。
の続きである。
【図6】「位置補正処理」で用いられるファイル手段の
構成および機能を示す概念図である。
構成および機能を示す概念図である。
1 ロボットコントローラ 2 ロボット本体 3 溶接装置 4 レーザセンサ 5 作業対象としての円柱または円環 6 溶接線 11 CPU 12 ROM 16 RAM 17 不揮発性メモリ 18 軸制御器 19 入出力インターフェイス 31 溶接トーチ D オフセット量
Claims (3)
- 【請求項1】 作業手段に対して一定のオフセット量を
有して装着されたレーザセンサにより、作業対象とレー
ザセンサとの相対位置関係を検出して作業対象と作業手
段との位置ずれを補正する位置補正方式において、前記
作業対象を移動させ、レーザセンサのオフセット方向を
作業対象の移動方向に合わせて設定すると共に、レーザ
センサで測定した作業対象上の位置が前記作業手段に到
達するまでの間レーザセンサの測定データを保存してお
き、前記作業対象上の位置が作業手段に到達した時点で
前記測定データに基いて作業手段の位置ずれを補正する
ようにしたリアルタイム位置補正方法。 - 【請求項2】 作業手段に対して一定のオフセット量を
有して装着されたレーザセンサにより、作業対象とレー
ザセンサとの相対位置関係を検出して作業対象と作業手
段との位置ずれを補正する位置補正方式において、前記
作業手段を固定して前記作業対象を移動させ、レーザセ
ンサのオフセット方向を作業対象の移動方向に合わせて
設定すると共に、レーザセンサで測定した作業対象上の
位置が前記作業手段に到達するまでの間レーザセンサの
測定データを保存しておき、前記作業対象上の位置が作
業手段に到達した時点で前記測定データに基いて作業対
象の位置ずれを補正するようにしたリアルタイム位置補
正方法。 - 【請求項3】 作業対象の移動が回転移動である請求項
1または請求項2記載のリアルタイム位置補正方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4326210A JPH06149327A (ja) | 1992-11-12 | 1992-11-12 | リアルタイム位置補正方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4326210A JPH06149327A (ja) | 1992-11-12 | 1992-11-12 | リアルタイム位置補正方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06149327A true JPH06149327A (ja) | 1994-05-27 |
Family
ID=18185232
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4326210A Pending JPH06149327A (ja) | 1992-11-12 | 1992-11-12 | リアルタイム位置補正方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06149327A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007172068A (ja) * | 2005-12-19 | 2007-07-05 | Fanuc Ltd | 数値制御装置 |
| JP2007222909A (ja) * | 2006-02-23 | 2007-09-06 | Nippon Steel & Sumikin Welding Co Ltd | 開先倣いアーク溶接方法および装置 |
| JP2007290025A (ja) * | 2006-03-31 | 2007-11-08 | Daihen Corp | ロボットの制御装置 |
| JP2014128820A (ja) * | 2012-12-28 | 2014-07-10 | Azbil Corp | 倣い溶接装置 |
| US10152034B2 (en) | 2014-03-27 | 2018-12-11 | Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. | Robot control method for processing a workpiece on a processing line |
| CN112114909A (zh) * | 2019-06-20 | 2020-12-22 | 竹阩智能数据(合肥)有限公司 | 机械手臂校正系统和机械手臂校正方法 |
Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6388612A (ja) * | 1986-10-02 | 1988-04-19 | Toyota Motor Corp | 予見追跡制御型ロボツト |
| JPS63140788A (ja) * | 1986-12-03 | 1988-06-13 | Japan Nuclear Fuel Co Ltd<Jnf> | Co↓2レ−ザ溶接のクレ−タ処理方法 |
| JPH0199104A (ja) * | 1987-10-12 | 1989-04-18 | Mitsubishi Electric Corp | 倣い制御システム |
| JPH05245639A (ja) * | 1992-03-03 | 1993-09-24 | Amada Co Ltd | 溶接位置補正方法及び溶接位置補正装置 |
-
1992
- 1992-11-12 JP JP4326210A patent/JPH06149327A/ja active Pending
Patent Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6388612A (ja) * | 1986-10-02 | 1988-04-19 | Toyota Motor Corp | 予見追跡制御型ロボツト |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007172068A (ja) * | 2005-12-19 | 2007-07-05 | Fanuc Ltd | 数値制御装置 |
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| CN112114909A (zh) * | 2019-06-20 | 2020-12-22 | 竹阩智能数据(合肥)有限公司 | 机械手臂校正系统和机械手臂校正方法 |
| CN112114909B (zh) * | 2019-06-20 | 2024-03-15 | 竹阩智能数据(合肥)有限公司 | 机械手臂校正系统和机械手臂校正方法 |
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