JPH06149397A - 系統連系用交流変換装置 - Google Patents
系統連系用交流変換装置Info
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- JPH06149397A JPH06149397A JP4315571A JP31557192A JPH06149397A JP H06149397 A JPH06149397 A JP H06149397A JP 4315571 A JP4315571 A JP 4315571A JP 31557192 A JP31557192 A JP 31557192A JP H06149397 A JPH06149397 A JP H06149397A
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- Control Of Electrical Variables (AREA)
- Supply And Distribution Of Alternating Current (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 商用電源と系統連系運用する場合、負荷変動
があっても商用電源力率を所定値以下に低下させないよ
うにする。 【構成】 常時は直流発電装置1の出力を交流変換装置
2で交流変換した信号をが高力率で商用電源5に系統連
携して負荷6に供給し、負荷変動によって商用電源力率
が所定値まで低下したときは、商用電源力率がその値以
下とならないように交流変換装置2から出力される交流
分の力率を制御する。
があっても商用電源力率を所定値以下に低下させないよ
うにする。 【構成】 常時は直流発電装置1の出力を交流変換装置
2で交流変換した信号をが高力率で商用電源5に系統連
携して負荷6に供給し、負荷変動によって商用電源力率
が所定値まで低下したときは、商用電源力率がその値以
下とならないように交流変換装置2から出力される交流
分の力率を制御する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、直流発電装置の出力を
交流変換装置により交流に変換し、商用電源と系統連系
させ負荷に供給する系統連系用交流変換装置に関するも
のである。
交流変換装置により交流に変換し、商用電源と系統連系
させ負荷に供給する系統連系用交流変換装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】近年、電力需要が増えているので、電力
会社でもその需要に応じられるように発電能力を増やし
ているが、需要増加が急な場合は発電能力の増強にも限
界があるので、電力不足を招かないためにはユーザー側
において必要な電力の一部でも自分でまかなうことが望
ましい。
会社でもその需要に応じられるように発電能力を増やし
ているが、需要増加が急な場合は発電能力の増強にも限
界があるので、電力不足を招かないためにはユーザー側
において必要な電力の一部でも自分でまかなうことが望
ましい。
【0003】この場合、各種の発電方法があるが、例え
ば燃料電池により発電し、その発電出力を交流に変換し
て商用電源と連系運用することが考えられる。
ば燃料電池により発電し、その発電出力を交流に変換し
て商用電源と連系運用することが考えられる。
【0004】燃料電池を使用した場合における従来の基
本制御方法をPWMインバータを用いた交流変換装置に
より図4で説明する。図4において、1は直流発電装
置、2は交流変換装置、5は商用電源、6は負荷であ
る。また、交流変換装置2は主変換手段20、基準発振
器21、位相設定器22、正弦波波形送出器23、振幅
設定器24、比較器25、ゲート駆動回路26、キャリ
ア三角波発生器27、比較器28,29,33、比較・
演算器30、力率設定器31、周波数・位相変換器3
2、電力設定器34、連系用リアクトル35から構成さ
れている。
本制御方法をPWMインバータを用いた交流変換装置に
より図4で説明する。図4において、1は直流発電装
置、2は交流変換装置、5は商用電源、6は負荷であ
る。また、交流変換装置2は主変換手段20、基準発振
器21、位相設定器22、正弦波波形送出器23、振幅
設定器24、比較器25、ゲート駆動回路26、キャリ
ア三角波発生器27、比較器28,29,33、比較・
演算器30、力率設定器31、周波数・位相変換器3
2、電力設定器34、連系用リアクトル35から構成さ
れている。
【0005】また記号36、37、38は交流変換装置
2の各検出点、記号51、52は商用電源側の検出点、
記号80は商用電源と交流変換装置出力の連系点であ
る。本システムは、直流発電装置1の出力を交流変換装
置2の主変換手段20、連系リアクトル35を介し、商
用電源5と連系点80で接続し、負荷6に接続するよう
になっている。
2の各検出点、記号51、52は商用電源側の検出点、
記号80は商用電源と交流変換装置出力の連系点であ
る。本システムは、直流発電装置1の出力を交流変換装
置2の主変換手段20、連系リアクトル35を介し、商
用電源5と連系点80で接続し、負荷6に接続するよう
になっている。
【0006】交流変換装置2では基準発振器21の出力
が位相設定器22、正弦波波形送出器23、振幅設定器
24、比較器25、ゲート駆動回路26を介して主変換
手段20に供給するようになっている。キャリア三角波
発生器27の出力は比較器25において、振幅設定器2
4の出力と比較されるようになっている。
が位相設定器22、正弦波波形送出器23、振幅設定器
24、比較器25、ゲート駆動回路26を介して主変換
手段20に供給するようになっている。キャリア三角波
発生器27の出力は比較器25において、振幅設定器2
4の出力と比較されるようになっている。
【0007】出力電力検出点38の検出信号は電力設定
器34の出力と比較器33で比較され、その出力は周波
数・位相変換器32に供給されるようになっている。周
波数・位相検出器32は商用電源5の検出点51からの
信号も供給されており、その出力は位相設定器22の供
給されるようになっている。
器34の出力と比較器33で比較され、その出力は周波
数・位相変換器32に供給されるようになっている。周
波数・位相検出器32は商用電源5の検出点51からの
信号も供給されており、その出力は位相設定器22の供
給されるようになっている。
【0008】出力検出点37の検出信号は力率設定器3
1の出力信号と比較・演算器30に供給され、その出力
は比較器29に供給される。比較器29は商用電源側の
検出点52からの信号が供給され、その出力が比較器2
8に供給される。
1の出力信号と比較・演算器30に供給され、その出力
は比較器29に供給される。比較器29は商用電源側の
検出点52からの信号が供給され、その出力が比較器2
8に供給される。
【0009】比較器28は主変換手段20の出力検出点
36からの信号も供給され、その出力は振幅設定器24
に供給されるようになっている。
36からの信号も供給され、その出力は振幅設定器24
に供給されるようになっている。
【0010】本システムによる交流変換装置2の動作は
次の通りである。基準発振器21で交流変換装置2に必
要な50Hz(60Hz)に対応する周波数を送出し、
正弦波波形送出器23は基準発振器21からの信号に基
づく正弦波を発生させる。
次の通りである。基準発振器21で交流変換装置2に必
要な50Hz(60Hz)に対応する周波数を送出し、
正弦波波形送出器23は基準発振器21からの信号に基
づく正弦波を発生させる。
【0011】この正弦波の振幅は比較器28の出力によ
って制御されるが、比較器28は主変換手段20の出力
に設けられた電圧検出点36からの電圧フィードバック
信号と、比較器29の出力とを比較した結果を出力す
る。この正弦波は比較器25においてキャリア三角波発
生器27から供給されるキャリア信号と比較され、その
出力はゲート駆動回路26で増幅され、主変換手段20
に供給されそこから交流出力が得られる。
って制御されるが、比較器28は主変換手段20の出力
に設けられた電圧検出点36からの電圧フィードバック
信号と、比較器29の出力とを比較した結果を出力す
る。この正弦波は比較器25においてキャリア三角波発
生器27から供給されるキャリア信号と比較され、その
出力はゲート駆動回路26で増幅され、主変換手段20
に供給されそこから交流出力が得られる。
【0012】商用電源5と系統連系をする場合、通常は
直流発電装置1の出力容量が負荷設備容量6より少ない
ため、交流変換装置2を制御し出力を決める必要があ
る。電力設定器34は交流変換装置2の出力を設定する
もので、この電力設定器34の設定信号と電力検出点3
8からのフィードバック信号を比較器33で比較し、比
較結果を周波数・位相変換器32に供給する。
直流発電装置1の出力容量が負荷設備容量6より少ない
ため、交流変換装置2を制御し出力を決める必要があ
る。電力設定器34は交流変換装置2の出力を設定する
もので、この電力設定器34の設定信号と電力検出点3
8からのフィードバック信号を比較器33で比較し、比
較結果を周波数・位相変換器32に供給する。
【0013】周波数・位相変換器32は商用電源5の検
出点51から供給される周波数信号も供給されている。
ところで、交流変換装置2と商用電源5で系統連系をす
る場合は両者の周波数、電圧および位相を合わせる必要
がある。また、商用電源5と交流変換装置2との負荷分
担は両者の電圧位相に差を持たせて制御する。この場合
には、商用電源5の電圧位相に対し、交流変換装置2の
位相を連系リアクトル35の前で進ませることにより交
流変換装置2側の分担を実施する。
出点51から供給される周波数信号も供給されている。
ところで、交流変換装置2と商用電源5で系統連系をす
る場合は両者の周波数、電圧および位相を合わせる必要
がある。また、商用電源5と交流変換装置2との負荷分
担は両者の電圧位相に差を持たせて制御する。この場合
には、商用電源5の電圧位相に対し、交流変換装置2の
位相を連系リアクトル35の前で進ませることにより交
流変換装置2側の分担を実施する。
【0014】従って、比較器33の出力信号と商用電源
5側の周波数信号を周波数・位相変換器32に取り込む
ことにより、商用電源5と交流変換装置2の位相を選定
し、その信号を位相設定器22に入力している。位相設
定器22では基準発振器21の信号に周波数・位相変換
器32からの信号により、主変換手段20を動作させる
基準位相を決定する。
5側の周波数信号を周波数・位相変換器32に取り込む
ことにより、商用電源5と交流変換装置2の位相を選定
し、その信号を位相設定器22に入力している。位相設
定器22では基準発振器21の信号に周波数・位相変換
器32からの信号により、主変換手段20を動作させる
基準位相を決定する。
【0015】この信号を基に、正弦波波形送出器23は
理想的な正弦波を作り、振幅設定器24に供給する。ま
た、振幅設定器24には比較器28を介した検出点36
からのフィードバック信号も供給されており、それらの
信号によって交流変換装置2の出力電圧を設定するため
の正弦波振幅がを振幅設定器24で決定される。
理想的な正弦波を作り、振幅設定器24に供給する。ま
た、振幅設定器24には比較器28を介した検出点36
からのフィードバック信号も供給されており、それらの
信号によって交流変換装置2の出力電圧を設定するため
の正弦波振幅がを振幅設定器24で決定される。
【0016】この信号とキャリア三角波発生器27から
のキャリア信号を比較器25で比較することにより、主
変換回路20を動作させるPWM信号を得る。実際には
本PWM信号をゲート駆動回路26で増幅し、主変換手
段20のゲート信号とすることにより交流変換装置2に
必要な交流出力を送出し、連系点80で商用電源5と系
統連系され、負荷6に電力が供給される。
のキャリア信号を比較器25で比較することにより、主
変換回路20を動作させるPWM信号を得る。実際には
本PWM信号をゲート駆動回路26で増幅し、主変換手
段20のゲート信号とすることにより交流変換装置2に
必要な交流出力を送出し、連系点80で商用電源5と系
統連系され、負荷6に電力が供給される。
【0017】ところで、前述のように直流発電装置1の
出力容量は有限であり、負荷容量より小さいが、商用電
源5と系統連系することにより信頼性の確保を図れるう
え、商用電源5よりランニングコストが安価であること
から、直流発電装置1の出力を最大限有効利用を図る必
要がある。従って、直流発電装置1を入力とする交流変
換装置2の出力と商用電源5を連系する場合には、交流
変換装置2出力の無効電力を制御し、交流変換装置は高
力率(力率1)で運転される。
出力容量は有限であり、負荷容量より小さいが、商用電
源5と系統連系することにより信頼性の確保を図れるう
え、商用電源5よりランニングコストが安価であること
から、直流発電装置1の出力を最大限有効利用を図る必
要がある。従って、直流発電装置1を入力とする交流変
換装置2の出力と商用電源5を連系する場合には、交流
変換装置2出力の無効電力を制御し、交流変換装置は高
力率(力率1)で運転される。
【0018】その場合の制御方法は、図4において連系
リアクトル35の出力の検出点37で力率を検出し、力
率設定器31で設定した力率(例えば、力率1)を比較
・演算器30で比較する。この信号と商用電源5側の力
率を検出する検出点52からの信号を比較器29で比較
し、その出力を比較器28に供給する。
リアクトル35の出力の検出点37で力率を検出し、力
率設定器31で設定した力率(例えば、力率1)を比較
・演算器30で比較する。この信号と商用電源5側の力
率を検出する検出点52からの信号を比較器29で比較
し、その出力を比較器28に供給する。
【0019】つまり、交流変換装置2を高力率出力にす
るのは、交流変換装置2の出力電圧値を制御することに
より行われる。
るのは、交流変換装置2の出力電圧値を制御することに
より行われる。
【0020】図5に系統連系した場合の交流変換装置2
と商用電源5を系統連系した場合の電圧・電流の関係の
ベクトルを示す(実際には3相出力電圧であるが、ここ
では説明を簡易にするために1相で示す)。
と商用電源5を系統連系した場合の電圧・電流の関係の
ベクトルを示す(実際には3相出力電圧であるが、ここ
では説明を簡易にするために1相で示す)。
【0021】図5において、VCは商用電源電圧、VI
(VI1,VI2)は交流変換装置出力電圧、VL は連系リ
アクトル電圧、AC(AC1,AC2)は商用電流、AI(A
I1、AI2)は交流変換装置出力電流、ATは負荷電流で
ある。商用電源と交流変換装置との負荷分担は商用電源
電圧VCと交流変換装置出力電圧VIに位相差を設けるこ
とであり、具体的には商用電源電圧VCに対し、交流変
換装置出力電圧VIの位相角αを進ませて行う。
(VI1,VI2)は交流変換装置出力電圧、VL は連系リ
アクトル電圧、AC(AC1,AC2)は商用電流、AI(A
I1、AI2)は交流変換装置出力電流、ATは負荷電流で
ある。商用電源と交流変換装置との負荷分担は商用電源
電圧VCと交流変換装置出力電圧VIに位相差を設けるこ
とであり、具体的には商用電源電圧VCに対し、交流変
換装置出力電圧VIの位相角αを進ませて行う。
【0022】例えば、図に示したように交流変換装置2
の出力電圧をVI1とし、商用電源電圧をVC 、位相角を
αとした場合の交流変換装置出力電流はAI1であり、商
用電源電流はAC1となり、総合の負荷電流AT との負荷
分担を行っている。
の出力電圧をVI1とし、商用電源電圧をVC 、位相角を
αとした場合の交流変換装置出力電流はAI1であり、商
用電源電流はAC1となり、総合の負荷電流AT との負荷
分担を行っている。
【0023】ところで、直流発電装置1を入力とする交
流変換装置2は前述のように高力率で動作させ、直流発
電装置1側からの有効電力を最大限利用する制御として
は、連系点80において、商用電源電圧VCと交流変換
装置出力電流AIの位相を一致させるように交流変換装
置2の出力電圧VIを制御することである。
流変換装置2は前述のように高力率で動作させ、直流発
電装置1側からの有効電力を最大限利用する制御として
は、連系点80において、商用電源電圧VCと交流変換
装置出力電流AIの位相を一致させるように交流変換装
置2の出力電圧VIを制御することである。
【0024】図5にその例を示してあり、商用電源電圧
VC に対し、連系リアクトル35の電圧VL が直角にな
るように、交流変換装置2の主変換手段20の出力電圧
を制御する。このことは主変換手段20の電圧検出点3
6で検出した電圧信号と、連系リアクトル35出力の力
率検出点37の力率信号のフィードバックにより振幅設
定器24で電圧振幅を設定することにより制御する。
VC に対し、連系リアクトル35の電圧VL が直角にな
るように、交流変換装置2の主変換手段20の出力電圧
を制御する。このことは主変換手段20の電圧検出点3
6で検出した電圧信号と、連系リアクトル35出力の力
率検出点37の力率信号のフィードバックにより振幅設
定器24で電圧振幅を設定することにより制御する。
【0025】もし、交流変換装置2の出力を増やす場合
にも、図5に示したように連系リアクトル35の電圧と
商用電源電圧VC のベクトルが直角になるように交流変
換装置VI (ここではVI2)を制御すれば可能である。
この関係を維持することにより、交流変換装置2からは
常に有効電力のみを負荷に供給することができる。
にも、図5に示したように連系リアクトル35の電圧と
商用電源電圧VC のベクトルが直角になるように交流変
換装置VI (ここではVI2)を制御すれば可能である。
この関係を維持することにより、交流変換装置2からは
常に有効電力のみを負荷に供給することができる。
【0026】以上説明したように直流発電装置からの有
効電力を出来るだけ多く取り出すように、交流変換装置
の出力を高力率で供給する方法は、燃料電池や太陽電池
などをエネルギー源とする直流発電装置の電力供給方法
として一般的に用いられている。この様な供給方法は直
流発電装置の出力容量が負荷容量に比べ少ない場合は問
題ないが、第5図に示したように交流変換装置2の出力
電流AI がAI1からAI2のように増えてくると商用電源
側の電流AC がAC1からAC2のように変化するため、商
用電源5からの無効電力の供給を増やさなくてはならな
い。
効電力を出来るだけ多く取り出すように、交流変換装置
の出力を高力率で供給する方法は、燃料電池や太陽電池
などをエネルギー源とする直流発電装置の電力供給方法
として一般的に用いられている。この様な供給方法は直
流発電装置の出力容量が負荷容量に比べ少ない場合は問
題ないが、第5図に示したように交流変換装置2の出力
電流AI がAI1からAI2のように増えてくると商用電源
側の電流AC がAC1からAC2のように変化するため、商
用電源5からの無効電力の供給を増やさなくてはならな
い。
【0027】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら図6に交
流変換装置出力と負荷と商用電源の負荷電力量と力率の
関係を示すように、一般に商用電源力率は0.85を下
回ることは許されていないうえ、むしろ高いことが要求
される。従って、交流変換装置2の出力を高力率運転を
維持することは、直流発電装置1の出力を有効に使用す
ることの効果は大きいが、電力供給方式としては、系統
の信頼性や安定な電力の供給や、他の需要家への悪影響
をおよぼすという問題があった。
流変換装置出力と負荷と商用電源の負荷電力量と力率の
関係を示すように、一般に商用電源力率は0.85を下
回ることは許されていないうえ、むしろ高いことが要求
される。従って、交流変換装置2の出力を高力率運転を
維持することは、直流発電装置1の出力を有効に使用す
ることの効果は大きいが、電力供給方式としては、系統
の信頼性や安定な電力の供給や、他の需要家への悪影響
をおよぼすという問題があった。
【0028】すなわち従来、直流発電装置の出力に交流
変換装置を接続し、交流電力に変換し、商用電源と系統
連系をして負荷に電力を供給するシステムでは負荷容量
に対して、直流発電装置容量が非常に少容量であった。
このため、交流変換装置を高力率で供給し、無効電力は
商用電源側から供給するような構成を採っても何ら問題
は生じなかった。
変換装置を接続し、交流電力に変換し、商用電源と系統
連系をして負荷に電力を供給するシステムでは負荷容量
に対して、直流発電装置容量が非常に少容量であった。
このため、交流変換装置を高力率で供給し、無効電力は
商用電源側から供給するような構成を採っても何ら問題
は生じなかった。
【0029】そして、一般的な装置では商用側の力率が
極端に低下したときのみ交流変換装置出力の力率設定を
マニュアルで変更する方法が用いられてきた。ところ
が、直流発電装置出力の割合が負荷容量に対して無視で
きなくなる(一般には25%以上)程大きくなると、交
流変換装置を常時、高力率で運転すると商用電源側に過
大の無効電力の供給が必要になってくる。
極端に低下したときのみ交流変換装置出力の力率設定を
マニュアルで変更する方法が用いられてきた。ところ
が、直流発電装置出力の割合が負荷容量に対して無視で
きなくなる(一般には25%以上)程大きくなると、交
流変換装置を常時、高力率で運転すると商用電源側に過
大の無効電力の供給が必要になってくる。
【0030】これに対し、本発明では交流変換装置出力
の力率に加え、商用電源および負荷の力率を常時監視し
て、直流発電装置側のエネルギーコストの削減と系統連
系システムの高信頼化を図ろうとするものである。本発
明はこのような課題を改善するものであり、商用電源お
よび負荷力率を監視し、商用電源力率が低下し、悪影響
を及ぼす前に交流変換装置出力の力率を制御し、商用電
源力率を悪化させない範囲で直流発電装置からの有効電
力を最大限取り出せるようにしたものである。このよう
に構成すると、直流発電装置側のエネルギーコストの削
減と系統連系システムの高信頼化を図れる。
の力率に加え、商用電源および負荷の力率を常時監視し
て、直流発電装置側のエネルギーコストの削減と系統連
系システムの高信頼化を図ろうとするものである。本発
明はこのような課題を改善するものであり、商用電源お
よび負荷力率を監視し、商用電源力率が低下し、悪影響
を及ぼす前に交流変換装置出力の力率を制御し、商用電
源力率を悪化させない範囲で直流発電装置からの有効電
力を最大限取り出せるようにしたものである。このよう
に構成すると、直流発電装置側のエネルギーコストの削
減と系統連系システムの高信頼化を図れる。
【0031】
【課題を解決するための手段】このような課題を解決す
るために本発明は、商用電源力率と負荷力率を監視する
ことによって、商用電源の力率が所定値以下になったと
きは商用電源側の力率が予め決めた値を下回らないよう
に交流変換装置の力率を調整するようにしたものであ
る。
るために本発明は、商用電源力率と負荷力率を監視する
ことによって、商用電源の力率が所定値以下になったと
きは商用電源側の力率が予め決めた値を下回らないよう
に交流変換装置の力率を調整するようにしたものであ
る。
【0032】
【作用】常時は直流発電装置出力を交流変換装置で交流
変換した信号をが高力率で商用電源に系統連携して負荷
に供給し、負荷変動によって商用電源力率が所定値まで
低下したときは、商用電源力率がその値以下とならない
ように交流変換装置から出力される交流分の力率を制御
する。
変換した信号をが高力率で商用電源に系統連携して負荷
に供給し、負荷変動によって商用電源力率が所定値まで
低下したときは、商用電源力率がその値以下とならない
ように交流変換装置から出力される交流分の力率を制御
する。
【0033】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面により詳細に説
明する。なお、図中従来の技術で説明したものと同一の
ものは、同じ記号を付してある。図1は本発明の一実施
例を示すブロック図であり、1は直流発電装置、2は交
流変換装置、5は商用電源、6は負荷である。また、交
流変換装置2は主変換手段20、基準発振器21、位相
設定器22、正弦波波形送出器23、振幅設定器24、
比較器25、ゲート駆動回路26、キャリア三角波発生
器27、比較器28,29,33,71、力率設定器3
1、周波数・位相変換器32、電力設定器34、連系用
リアクトル35、比較・演算器30,73とから構成さ
れている。なお、比較・演算器30および力率設定器3
1は変換装置側力率監視手段を構成している。
明する。なお、図中従来の技術で説明したものと同一の
ものは、同じ記号を付してある。図1は本発明の一実施
例を示すブロック図であり、1は直流発電装置、2は交
流変換装置、5は商用電源、6は負荷である。また、交
流変換装置2は主変換手段20、基準発振器21、位相
設定器22、正弦波波形送出器23、振幅設定器24、
比較器25、ゲート駆動回路26、キャリア三角波発生
器27、比較器28,29,33,71、力率設定器3
1、周波数・位相変換器32、電力設定器34、連系用
リアクトル35、比較・演算器30,73とから構成さ
れている。なお、比較・演算器30および力率設定器3
1は変換装置側力率監視手段を構成している。
【0034】また、記号36、52は電圧検出点、記号
37、75、76は力率検出点であって、記号38,5
1は電力検出点、72は商用電源側力率設定器、74は
切換器、記号80は商用電源5交流変換装置2の連系点
である。力率検出点75、76のうち記号75は連系手
点80より商用電源側に設けられた商用電源力率検出
点、記号76は連系点80より負荷側に設けられた負荷
力率検出点である。
37、75、76は力率検出点であって、記号38,5
1は電力検出点、72は商用電源側力率設定器、74は
切換器、記号80は商用電源5交流変換装置2の連系点
である。力率検出点75、76のうち記号75は連系手
点80より商用電源側に設けられた商用電源力率検出
点、記号76は連系点80より負荷側に設けられた負荷
力率検出点である。
【0035】なお、比較器71は商用電源力率検出点7
5の力率が商用電点力率設定器72で設定した力率まで
低下したとき出力信号を送出するようになっており、比
較・演算器73は比較器71より出力信号が供給された
とき、負荷力率検出点76の力率が商用電源力率設定器
で設定した力率となるように制御する信号を出力するよ
うになっている。ただし、比較・演算器73の出力は負
荷力率変化の傾斜に適合させて出力されるようになって
おり、比較・演算器73の出力信号によって過剰な力率
補正が行われないようになっている。なお、比較器71
および商用電点力率設定器72は商用電源力率監視手段
を構成している。
5の力率が商用電点力率設定器72で設定した力率まで
低下したとき出力信号を送出するようになっており、比
較・演算器73は比較器71より出力信号が供給された
とき、負荷力率検出点76の力率が商用電源力率設定器
で設定した力率となるように制御する信号を出力するよ
うになっている。ただし、比較・演算器73の出力は負
荷力率変化の傾斜に適合させて出力されるようになって
おり、比較・演算器73の出力信号によって過剰な力率
補正が行われないようになっている。なお、比較器71
および商用電点力率設定器72は商用電源力率監視手段
を構成している。
【0036】本システムの構成は、直流発電装置1の出
力を交流変換装置2の主変換手段20、連系リアクトル
35を介し、商用電源5と連系点80で接続し、負荷6
に接続するようになっている。
力を交流変換装置2の主変換手段20、連系リアクトル
35を介し、商用電源5と連系点80で接続し、負荷6
に接続するようになっている。
【0037】交流変換装置2では基準発振器21の出力
を位相設定器22、正弦波波形送出器23、振幅設定器
24、比較器25、ゲート駆動回路26を介して、主変
換手段20に供給するようになっている。キャリア三角
波発生器27の出力は比較器25において、振幅設定器
24の出力と比較されるようになっている。
を位相設定器22、正弦波波形送出器23、振幅設定器
24、比較器25、ゲート駆動回路26を介して、主変
換手段20に供給するようになっている。キャリア三角
波発生器27の出力は比較器25において、振幅設定器
24の出力と比較されるようになっている。
【0038】出力電力検出点38の検出信号は電力設定
器34の出力と比較器33で比較され、その出力は周波
数・位相変換器32に供給されるようになっている。周
波数・位相検出器32は商用電源5の検出点51からの
信号も供給されており、その出力は位相設定器22の供
給されるようになっている。
器34の出力と比較器33で比較され、その出力は周波
数・位相変換器32に供給されるようになっている。周
波数・位相検出器32は商用電源5の検出点51からの
信号も供給されており、その出力は位相設定器22の供
給されるようになっている。
【0039】出力検出点37の検出信号は力率設定器3
1の出力信号と比較・演算器30に供給され、その出力
は比較器29に供給される。比較器29は商用電源側の
検出点52からの信号が供給され、その出力が比較器2
8に供給される。
1の出力信号と比較・演算器30に供給され、その出力
は比較器29に供給される。比較器29は商用電源側の
検出点52からの信号が供給され、その出力が比較器2
8に供給される。
【0040】比較器28は主変換手段20の出力検出点
36からの信号も供給され、その出力は振幅設定器24
に供給されるようになっている。
36からの信号も供給され、その出力は振幅設定器24
に供給されるようになっている。
【0041】商用電源5と連系点80との間に商用電源
力率検出点75を設け、連系点80と負荷6との間に負
荷力率検出点76を設けており、商用電源力率検出点7
5の検出信号と商用電源力率設定器72の信号は比較器
71に入力するようになっている。そして比較器71の
出力は負荷力率検出点76からの信号と共に比較・演算
器73に供給するようになっている。
力率検出点75を設け、連系点80と負荷6との間に負
荷力率検出点76を設けており、商用電源力率検出点7
5の検出信号と商用電源力率設定器72の信号は比較器
71に入力するようになっている。そして比較器71の
出力は負荷力率検出点76からの信号と共に比較・演算
器73に供給するようになっている。
【0042】比較・演算器30の出力と比較器・演算器
73の出力は共に切換器74に供給され、切換器74は
比較・演算器73から出力信号が送出されているときは
その信号を選択して送出し、それ以外のときは比較し比
較・演算器30の出力信号を送出するようになってい
る。
73の出力は共に切換器74に供給され、切換器74は
比較・演算器73から出力信号が送出されているときは
その信号を選択して送出し、それ以外のときは比較し比
較・演算器30の出力信号を送出するようになってい
る。
【0043】本システムによる交流変換装置2の動作は
次の通りである。基準発振器21で交流変換装置2に必
要な50Hz(60Hz)に対応する周波数を送出し、
正弦波波形送出器23は基準発振器21からの信号に基
づく正弦波を発生させる。
次の通りである。基準発振器21で交流変換装置2に必
要な50Hz(60Hz)に対応する周波数を送出し、
正弦波波形送出器23は基準発振器21からの信号に基
づく正弦波を発生させる。
【0044】この正弦波の振幅は振幅設定器24におい
て比較器28の出力に基づいて制御されるが、比較器2
8は主変換手段20の出力に設けられた電圧検出点36
からの電圧フィードバック信号と、比較器29の出力と
を比較した結果を出力する。そして、比較器25におい
てキャリア三角波発生器27から供給されるキャリア信
号と比較され、その出力はゲート駆動回路26で増幅さ
れ、主変換手段20に供給されそこから交流出力が得ら
れる。
て比較器28の出力に基づいて制御されるが、比較器2
8は主変換手段20の出力に設けられた電圧検出点36
からの電圧フィードバック信号と、比較器29の出力と
を比較した結果を出力する。そして、比較器25におい
てキャリア三角波発生器27から供給されるキャリア信
号と比較され、その出力はゲート駆動回路26で増幅さ
れ、主変換手段20に供給されそこから交流出力が得ら
れる。
【0045】商用電源5と系統連系をする場合、通常は
直流発電装置1の出力容量が負荷設備容量6より少ない
ため、交流変換装置2を制御し出力を決める必要があ
る。電力設定器34は交流変換装置2の出力を設定する
もので、この電力設定器34の設定信号と電力検出点3
8からのフィードバック信号を比較器33で比較し、比
較結果を周波数・位相変換器32に供給する。
直流発電装置1の出力容量が負荷設備容量6より少ない
ため、交流変換装置2を制御し出力を決める必要があ
る。電力設定器34は交流変換装置2の出力を設定する
もので、この電力設定器34の設定信号と電力検出点3
8からのフィードバック信号を比較器33で比較し、比
較結果を周波数・位相変換器32に供給する。
【0046】周波数・位相変換器32は商用電源5の検
出点51から供給される周波数信号も供給されている。
ところで、交流変換装置2と商用電源5で系統連系をす
る場合は両者の周波数、電圧および位相を合わせる必要
がある。また、商用電源5と交流変換装置2との負荷分
担は両者の電圧位相に差を持たせて制御する。この場合
には、商用電源5の電圧位相に対し、交流変換装置2の
位相を連系リアクトル35の前で進ませることにより交
流変換装置2側の分担を実施する。
出点51から供給される周波数信号も供給されている。
ところで、交流変換装置2と商用電源5で系統連系をす
る場合は両者の周波数、電圧および位相を合わせる必要
がある。また、商用電源5と交流変換装置2との負荷分
担は両者の電圧位相に差を持たせて制御する。この場合
には、商用電源5の電圧位相に対し、交流変換装置2の
位相を連系リアクトル35の前で進ませることにより交
流変換装置2側の分担を実施する。
【0047】従って、比較器33の出力信号と商用電源
5側の周波数信号を周波数・位相変換器32に取り込む
ことにより、商用電源5と交流変換装置2の位相を選定
し、その信号を位相設定器22に入力している。位相設
定器22では基準発振器21の信号に周波数・位相変換
器32からの信号により、主変換手段20を動作させる
基準位相を決定する。
5側の周波数信号を周波数・位相変換器32に取り込む
ことにより、商用電源5と交流変換装置2の位相を選定
し、その信号を位相設定器22に入力している。位相設
定器22では基準発振器21の信号に周波数・位相変換
器32からの信号により、主変換手段20を動作させる
基準位相を決定する。
【0048】この信号を基に、正弦波波形送出器23は
理想的な正弦波を作り、振幅設定器24に供給する。ま
た、振幅設定器24には比較器28を介した検出点36
からのフィードバック信号も供給されており、それらの
信号によって交流変換装置2の出力電圧を設定するため
の正弦波振幅が振幅設定器24で決定される。
理想的な正弦波を作り、振幅設定器24に供給する。ま
た、振幅設定器24には比較器28を介した検出点36
からのフィードバック信号も供給されており、それらの
信号によって交流変換装置2の出力電圧を設定するため
の正弦波振幅が振幅設定器24で決定される。
【0049】この信号とキャリア三角波発生器27から
のキャリア信号を比較器25で比較することにより、主
変換回路20を動作させるPWM信号を得る。実際には
本PWM信号をゲート駆動回路26で増幅し、主変換手
段20のゲート信号とすることにより交流変換装置2に
必要な交流出力を送出し、連系点80で商用電源5と系
統連系され、負荷6に電力が供給される。
のキャリア信号を比較器25で比較することにより、主
変換回路20を動作させるPWM信号を得る。実際には
本PWM信号をゲート駆動回路26で増幅し、主変換手
段20のゲート信号とすることにより交流変換装置2に
必要な交流出力を送出し、連系点80で商用電源5と系
統連系され、負荷6に電力が供給される。
【0050】ところで、前述のように直流発電装置1の
出力容量は有限であり、負荷容量より小さいが、商用電
源5と系統連系することにより信頼性の確保を図れるう
え、商用電源5よりランニングコストが安価であること
から、直流発電装置1の出力を最大限有効利用を図る必
要がある。従って、直流発電装置1を入力とする交流変
換装置2の出力と商用電源5を連系する場合には、交流
変換装置2出力の無効電力を制御し、交流変換装置2は
高力率(力率1)で運転される。
出力容量は有限であり、負荷容量より小さいが、商用電
源5と系統連系することにより信頼性の確保を図れるう
え、商用電源5よりランニングコストが安価であること
から、直流発電装置1の出力を最大限有効利用を図る必
要がある。従って、直流発電装置1を入力とする交流変
換装置2の出力と商用電源5を連系する場合には、交流
変換装置2出力の無効電力を制御し、交流変換装置2は
高力率(力率1)で運転される。
【0051】その場合の制御方法は、図2において連系
リアクトル35の出力の検出点37で力率を検出し、力
率設定器31で設定した力率(例えば、力率1)を比較
・演算器30で比較する。この信号と商用電源5側の力
率を検出する検出点52からの信号を比較器29で比較
し、その出力を比較器28に供給する。
リアクトル35の出力の検出点37で力率を検出し、力
率設定器31で設定した力率(例えば、力率1)を比較
・演算器30で比較する。この信号と商用電源5側の力
率を検出する検出点52からの信号を比較器29で比較
し、その出力を比較器28に供給する。
【0052】つまり、交流変換装置2を高力率出力にす
るのは、交流変換装置2の出力電圧値を制御することに
より行われる。
るのは、交流変換装置2の出力電圧値を制御することに
より行われる。
【0053】図2に系統連系した場合の交流変換装置2
と商用電源5を系統連系した場合の電圧・電流の関係の
ベクトルを示す(実際には3相出力電圧であるが、ここ
では説明を簡易にするために1相で示す)。図2におい
て、VC は商用電源電圧、VI(VI1,VI2)は交流変
換装置出力電圧、VL は連系リアクトル電圧、AC(AC
1,AC2)は商用電流、AIは交流変換装置出力電流、A
T は負荷電流である。また、図3に負荷電力と交流変換
装置2、商用電源および負荷力率の関係を示した。図2
において商用電源と交流変換装置との負荷分担は商用電
源電圧VC と交流変換装置出力電圧VI に位相差を設け
ることであり、具体的には商用電源電圧VC に対し、交
流変換装置出力電圧V Iの位相角αを進ませて行う。
と商用電源5を系統連系した場合の電圧・電流の関係の
ベクトルを示す(実際には3相出力電圧であるが、ここ
では説明を簡易にするために1相で示す)。図2におい
て、VC は商用電源電圧、VI(VI1,VI2)は交流変
換装置出力電圧、VL は連系リアクトル電圧、AC(AC
1,AC2)は商用電流、AIは交流変換装置出力電流、A
T は負荷電流である。また、図3に負荷電力と交流変換
装置2、商用電源および負荷力率の関係を示した。図2
において商用電源と交流変換装置との負荷分担は商用電
源電圧VC と交流変換装置出力電圧VI に位相差を設け
ることであり、具体的には商用電源電圧VC に対し、交
流変換装置出力電圧V Iの位相角αを進ませて行う。
【0054】例えば、図に示したように交流変換装置2
の出力電圧をVI1とし、商用電源電圧をVC 、位相角を
αとした場合の交流変換装置出力電流はAI1であり、商
用電源電流はAC1となり、総合の負荷電流AT との負荷
分担を行っている。
の出力電圧をVI1とし、商用電源電圧をVC 、位相角を
αとした場合の交流変換装置出力電流はAI1であり、商
用電源電流はAC1となり、総合の負荷電流AT との負荷
分担を行っている。
【0055】ところで、直流発電装置1を入力とする交
流変換装置2は前述のように高力率で動作させ、直流発
電装置1側からの有効電力を最大限利用する制御として
は、連系点80において、商用電源電圧VC と交流変換
装置出力電流AI の位相を一致させるように交流変換装
置2の出力電圧VI を制御することである。
流変換装置2は前述のように高力率で動作させ、直流発
電装置1側からの有効電力を最大限利用する制御として
は、連系点80において、商用電源電圧VC と交流変換
装置出力電流AI の位相を一致させるように交流変換装
置2の出力電圧VI を制御することである。
【0056】図2にその例を示してあり、商用電源電圧
VC に対し、連系リアクトル35の電圧VL が直角にな
るように、交流変換装置2の主変換手段20の出力電圧
を制御する。このことは主変換手段20の電圧検出点3
6で検出した電圧信号と、連系リアクトル35出力の力
率検出点37の力率信号のフィードバックにより振幅設
定器24で電圧振幅を設定することにより制御する。
VC に対し、連系リアクトル35の電圧VL が直角にな
るように、交流変換装置2の主変換手段20の出力電圧
を制御する。このことは主変換手段20の電圧検出点3
6で検出した電圧信号と、連系リアクトル35出力の力
率検出点37の力率信号のフィードバックにより振幅設
定器24で電圧振幅を設定することにより制御する。
【0057】つまり、交流変換装置2の出力分担を増や
す場合にも、この条件を満足するように交流電源装置2
の出力電圧を制御する。ところが図3に示したように交
流電源装置2の出力を高力率で給電を続けていくと、商
用電源5からの無効電力の供給を増やさなければならな
いため、商用電源力率が低下してしまう。
す場合にも、この条件を満足するように交流電源装置2
の出力電圧を制御する。ところが図3に示したように交
流電源装置2の出力を高力率で給電を続けていくと、商
用電源5からの無効電力の供給を増やさなければならな
いため、商用電源力率が低下してしまう。
【0058】従って、本発明では図1に示したように力
率検出点75で商用電源側の力率を検出し、その信号を
商用電源力率設定器72からの信号と共に比較・演算器
73で比較する。商用電源力率設定器72の設定値は本
システムの設置場所により異なるが、ここでは図3に示
したように0.85とした場合を示した。
率検出点75で商用電源側の力率を検出し、その信号を
商用電源力率設定器72からの信号と共に比較・演算器
73で比較する。商用電源力率設定器72の設定値は本
システムの設置場所により異なるが、ここでは図3に示
したように0.85とした場合を示した。
【0059】つまり、交流変換装置2の負荷分担を増大
させた場合、商用電源力率が0.85になるまで、交流
変換装置2は力率検出点37からの交流変換装置2自体
の力率を検出し、力率設定器31と比較して交流変換装
置2が高力率を維持するように比較器29を介して振幅
設定器24を制御する。
させた場合、商用電源力率が0.85になるまで、交流
変換装置2は力率検出点37からの交流変換装置2自体
の力率を検出し、力率設定器31と比較して交流変換装
置2が高力率を維持するように比較器29を介して振幅
設定器24を制御する。
【0060】この場合、当然切換器74は交流変換装置
2の比較・演算器30の信号で動作するように構成され
ている。このようにして負荷を増大させた場合、商用電
源力率が低下して、設定値の0.85になると切換器7
4は比較・演算器73の信号で動作するように切り替え
られる。
2の比較・演算器30の信号で動作するように構成され
ている。このようにして負荷を増大させた場合、商用電
源力率が低下して、設定値の0.85になると切換器7
4は比較・演算器73の信号で動作するように切り替え
られる。
【0061】この場合、前述のように商用電源力率が商
用電源力率設定値で動作可能なように比較器71から出
力信号を比較・演算器73の一方の入力信号端子に入力
している。比較・演算器73では、この信号と負荷力率
を比較してその出力信号を切換器74を介して比較器2
9に入力する。
用電源力率設定値で動作可能なように比較器71から出
力信号を比較・演算器73の一方の入力信号端子に入力
している。比較・演算器73では、この信号と負荷力率
を比較してその出力信号を切換器74を介して比較器2
9に入力する。
【0062】ここで商用電源力率信号の出力と負荷力率
を比較・演算器73で比較するのは交流変換装置2の出
力力率を負荷力率の傾斜と一致させるためで、この傾斜
が負荷力率の傾斜より大きすぎると商用力率が設定値よ
り大きくなり、交流変換装置2からの無効電力の供給が
大きくなりすぎるため、直流発電装置1の有効電力利用
が少なくなってしまう。
を比較・演算器73で比較するのは交流変換装置2の出
力力率を負荷力率の傾斜と一致させるためで、この傾斜
が負荷力率の傾斜より大きすぎると商用力率が設定値よ
り大きくなり、交流変換装置2からの無効電力の供給が
大きくなりすぎるため、直流発電装置1の有効電力利用
が少なくなってしまう。
【0063】また、交流変換装置2の力率傾斜が負荷力
率傾斜より少ないと、商用力率を更に低下させてしまう
ことになる。従って、交流変換装置2の力率傾斜は負荷
力率と並行になるように制御する必要がある。このた
め、比較・演算器73で商用電源5側の力率と負荷力率
を比較する。
率傾斜より少ないと、商用力率を更に低下させてしまう
ことになる。従って、交流変換装置2の力率傾斜は負荷
力率と並行になるように制御する必要がある。このた
め、比較・演算器73で商用電源5側の力率と負荷力率
を比較する。
【0064】実際の制御方法を図2のベクトル図で説明
する。商用力率が0.85より大きい場合は、商用電圧
VC に対し、交流変換装置2の出力電流AI1を同相にな
るように交流変換装置2の出力電圧VI1を制御し、その
負荷分担量は概ね、商用電源電圧VC と交流変換装置2
の出力電圧VI1の位相角αを変えて実施する。
する。商用力率が0.85より大きい場合は、商用電圧
VC に対し、交流変換装置2の出力電流AI1を同相にな
るように交流変換装置2の出力電圧VI1を制御し、その
負荷分担量は概ね、商用電源電圧VC と交流変換装置2
の出力電圧VI1の位相角αを変えて実施する。
【0065】なお、この位相角は周波数・位相変換器3
2の出力信号により位相設定器22で商用電源5の位相
に対する交流変換装置2の位相を決定して実施する。こ
の様にして交流変換装置2を高力率で負荷分担量を増大
していった場合に商用電源力率が設定値(この場合、
0.85)を検出すると、今まで高力率運転により交流
変換装置2からは有効電力のみを供給していたが、商用
力率を設定値以下に低下させないため、交流変換装置2
から無効電力の供給をする必要がある。
2の出力信号により位相設定器22で商用電源5の位相
に対する交流変換装置2の位相を決定して実施する。こ
の様にして交流変換装置2を高力率で負荷分担量を増大
していった場合に商用電源力率が設定値(この場合、
0.85)を検出すると、今まで高力率運転により交流
変換装置2からは有効電力のみを供給していたが、商用
力率を設定値以下に低下させないため、交流変換装置2
から無効電力の供給をする必要がある。
【0066】この場合の制御としては、今まで商用電源
電圧VCと交流変換装置電流AIを同相になるように交流
変換装置電圧VI を制御していたが、この制御に加え、
交流変換装置電流AIを商用電源電圧VCより位相を遅ら
せるように交流変換装置の出力電圧VI を制御する。
電圧VCと交流変換装置電流AIを同相になるように交流
変換装置電圧VI を制御していたが、この制御に加え、
交流変換装置電流AIを商用電源電圧VCより位相を遅ら
せるように交流変換装置の出力電圧VI を制御する。
【0067】この制御としては、図2に示した様に、商
用電源電圧VC と交流変換装置出力電圧VIの位相角α
は変えないで、交流変換装置2出力電圧VIのみ制御す
る。つまり図2に示したように交流変換装置2の出力電
圧VI をVI1からVI2にする。このことにより、交流変
換装置電流AI はAI1からAI2に位相が遅れ無効電流を
供給する。
用電源電圧VC と交流変換装置出力電圧VIの位相角α
は変えないで、交流変換装置2出力電圧VIのみ制御す
る。つまり図2に示したように交流変換装置2の出力電
圧VI をVI1からVI2にする。このことにより、交流変
換装置電流AI はAI1からAI2に位相が遅れ無効電流を
供給する。
【0068】この場合、負荷電流ATが増大した場合、
商用電源電流ACはAC1からAC2になり力率は変化しな
い。つまり交流変換装置2の出力電圧を制御することに
より商用力率の変化を制御することが可能となる。
商用電源電流ACはAC1からAC2になり力率は変化しな
い。つまり交流変換装置2の出力電圧を制御することに
より商用力率の変化を制御することが可能となる。
【0069】これは交流変換装置2の電圧制御ループに
力率制御ループの電圧要素を加味することにより可能と
なる。なお、ここでは負荷が増大し商用力率が低下する
場合について説明したが、負荷が一定でも負荷条件によ
り商用電源力率が低下した場合にも当然、本発明による
制御が可能である。
力率制御ループの電圧要素を加味することにより可能と
なる。なお、ここでは負荷が増大し商用力率が低下する
場合について説明したが、負荷が一定でも負荷条件によ
り商用電源力率が低下した場合にも当然、本発明による
制御が可能である。
【0070】
【発明の効果】以上説明したように本発明では直流発電
装置出力を交流変換した出力と商用電源と系統連系をし
て負荷に電力を供給したとき、商用電源力率が所定値以
下に低下しないように交流変換出力力率を制御するよう
にしたので、エネルギーコストの低減と商用電源力率の
過度の低下を防止することができるようになり、システ
ムの高信頼化および他の需要家への悪影響防止に多大な
効果を発揮することができるという効果を有する。
装置出力を交流変換した出力と商用電源と系統連系をし
て負荷に電力を供給したとき、商用電源力率が所定値以
下に低下しないように交流変換出力力率を制御するよう
にしたので、エネルギーコストの低減と商用電源力率の
過度の低下を防止することができるようになり、システ
ムの高信頼化および他の需要家への悪影響防止に多大な
効果を発揮することができるという効果を有する。
【図1】本発明の一実施例の構成を示すブロック図であ
る。
る。
【図2】図1の装置のベクトル関係を示す図である。
【図3】図1の装置の力率特性を示す図である。
【図4】従来の一例の構成を示すブロック図である。
【図5】図4の装置のベクトル関係を示す図である。
【図6】図4の装置の力率特性を示す図である。
1 直流発電装置 2 交流変換装置 5 商用電源 6 負荷 20 主変換手段 21 基準発振器 22 位相設定器 23 正弦波波形送出器 24 振幅設定器 26 ゲート駆動回路 27 キャリア三角波発生器 31 力率設定器 34 電力設定器 32 周波数・位相変換器 35 連系リアクトル 74 切換器 25,28,29,33,71,73 比較器 36,37,38,51,52,75,76 検出点 30,73 比較・演算器 80 連系点
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高砂 敏明 東京都千代田区内幸町1丁目1番6号 日 本電信電話株式会社内 (72)発明者 大谷 透 東京都千代田区内幸町1丁目1番6号 日 本電信電話株式会社内 (72)発明者 田沢 徳隆 東京都千代田区内幸町1丁目1番6号 日 本電信電話株式会社内
Claims (1)
- 【請求項1】 負荷に接続された商用電源受電路に連系
点を設け、直流発電装置出力を交流変換装置によって交
流成分に変換した出力を前記連系点に接続して系統連系
運用する系統連系用交流変換装置において、 前記連系点より商用電源側に設けた商用電源力率検出点
の力率が予め設定した力率まで低下したとき出力信号を
送出する商用電源力率監視手段と、 前記商用電源力率監視手段からの出力信号が供給された
とき前記連系点より負荷側に設けた負荷力率検出点の力
率が前記予め設定した力率以下とならないように制御す
る信号を前記交流変換装置に出力する比較・演算器とを
備え、 前記交流変換装置は前記比較・演算器から出力信号が供
給されたとき前記商用電源力率検出点の力率が前記予め
設定した力率以下とならないように負荷力率の変化に応
じて力率制御を行うことを特徴とする系統連系用交流変
換装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4315571A JPH06149397A (ja) | 1992-11-02 | 1992-11-02 | 系統連系用交流変換装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4315571A JPH06149397A (ja) | 1992-11-02 | 1992-11-02 | 系統連系用交流変換装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06149397A true JPH06149397A (ja) | 1994-05-27 |
Family
ID=18066951
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4315571A Pending JPH06149397A (ja) | 1992-11-02 | 1992-11-02 | 系統連系用交流変換装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06149397A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5313014A (en) * | 1992-06-24 | 1994-05-17 | Kabushiki Kaisha Kawai Gakki Seisakusho | Electronic musical instrument having sound image localization circuit |
| JP2009225599A (ja) * | 2008-03-18 | 2009-10-01 | Kawasaki Heavy Ind Ltd | 電力変換装置 |
| JP2012518980A (ja) * | 2009-02-19 | 2012-08-16 | エクスレント エナジー テクノロジーズ リミテッド ライアビリティ カンパニー | 送電網結合負荷の現地電力ソースについての電力伝送管理 |
-
1992
- 1992-11-02 JP JP4315571A patent/JPH06149397A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5313014A (en) * | 1992-06-24 | 1994-05-17 | Kabushiki Kaisha Kawai Gakki Seisakusho | Electronic musical instrument having sound image localization circuit |
| JP2009225599A (ja) * | 2008-03-18 | 2009-10-01 | Kawasaki Heavy Ind Ltd | 電力変換装置 |
| JP2012518980A (ja) * | 2009-02-19 | 2012-08-16 | エクスレント エナジー テクノロジーズ リミテッド ライアビリティ カンパニー | 送電網結合負荷の現地電力ソースについての電力伝送管理 |
| US8693228B2 (en) | 2009-02-19 | 2014-04-08 | Stefan Matan | Power transfer management for local power sources of a grid-tied load |
| US9690313B2 (en) | 2009-02-19 | 2017-06-27 | Xslent Energy Technologies, Llc | Power transfer management for local power sources of a grid-tied load |
| US10185346B2 (en) | 2009-02-19 | 2019-01-22 | Xslent Energy Technologies, Llc | Power transfer management for local power sources of a grid-tied load |
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