JPH0615002Y2 - ディスク成形用型締装置における成形品取出装置 - Google Patents

ディスク成形用型締装置における成形品取出装置

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JPH0615002Y2
JPH0615002Y2 JP3906089U JP3906089U JPH0615002Y2 JP H0615002 Y2 JPH0615002 Y2 JP H0615002Y2 JP 3906089 U JP3906089 U JP 3906089U JP 3906089 U JP3906089 U JP 3906089U JP H0615002 Y2 JPH0615002 Y2 JP H0615002Y2
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gripping
resin
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mold
disc
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郁夫 浅井
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株式会社名機製作所
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Description

【考案の詳細な説明】 (技術分野) 本考案はディスク成形用型締装置に係り、詳しくは、デ
ィスク成形用型締装置の金型間から、成形品であるディ
スク、およびそのディスクの中央穴打ち抜き部分の樹脂
であるスプルー樹脂を取り出すための取出装置に関する
ものである。
(背景技術) 型締装置の圧締操作下において可動金型と固定金型との
間で成形されたディスクおよびディスクの中央穴打ち抜
き部分の樹脂であるスプルー樹脂は、金型の型開き操作
に際して、通常、可動金型側に保持されるようになって
いる。そして、かかる可動金型側に保持されたディスク
は、金型の型開き操作後、それら可動金型と固定金型と
の間に挿入される取出装置の吸着ヘッドで吸着され、ま
たスプルー樹脂は、該吸着ヘッドと並設された把持装置
の把持アームで把持されて、可動金型から離型され、可
動金型と固定金型との間から取り出されるようになって
いる。
ところで、このような型締装置を用いてディスクを成形
する射出成形機においては、ディスクに情報を転写する
ためのスタンパの交換等によって成形操作が中断される
ような場合、金型間に射出されるべき樹脂材料が加熱筒
内に長時間滞留させられることによって、熱劣化されて
しまう。そのため、成形操作の再開時において、最初の
数ショットの間、金型の型開きに際して、第6図に示さ
れているように、可動金型10側に保持されるスプルー
樹脂14と固定金型12のスプルー16との間、より正
確には、スプルー樹脂14と加熱筒18の射出ノズル2
0との間において、樹脂材料の糸引き22が生じること
がある。
而して、従来にあっては、このような糸引き22に対し
て特別な対処が為されておらず、糸引き22が生じた場
合においても、それが生じない場合と同様に、成形され
たディスク24およびスプルー樹脂14を単に取出装置
26で金型10,12間から取り出すようになっている
だけであった。そして、そのために、従来の型締装置に
あっては、スプルー樹脂14と射出ノズル20(スプル
ー16)との間にそのような糸引き22が生じた場合、
ディスク24およびスプルー樹脂14の取出状態におい
て、その糸引き樹脂22が型合わせ面を横切るように金
型10,12間に介在され、金型10,12の型合わせ
時において、第7図に示されているように、相互に嵌合
されて位置決めを行なう金型10,12の位置決め面2
8,30間に入り込んで、それら金型10,12の芯ズ
レ、ひいてはカジリを惹起するといった不具合があっ
た。
なお、第6図および第7図において、32は、取出装置
26に設けられた吸着ヘッドであって、ディスク24を
吸着して金型10,12から取り出すためのものであ
り、また36は、取出装置26に設けられた把持装置3
4の把持アームであって、スプルー樹脂14を把持して
金型10,12から取り出すためのものである。
(解決課題) ここにおいて、本考案は、このような事情を背景として
為されたものであり、その解決すべき課題とするところ
は、前述の如き、吸着ヘッドと把持装置とを備えた取出
装置によって、成形品であるディスクとスプルー樹脂と
を可動金型と固定金型との間から取り出すようにしたデ
ィスク成形用型締装置において、スプルー樹脂と固定金
型のスプルー(射出ノズル)との間にたとえ樹脂材料の
糸引きが生じても、その糸引き樹脂が金型の位置決め面
間に入り込むことを防止する機能を備えた成形品の取出
装置を提供することにある。
(解決手段) そして、かかる課題を解決するために、本考案にあって
は、前述の如き、ディスクを吸着するための吸着ヘッド
と、該ディスクの中央穴打ち抜き部分のスプルー樹脂を
把持するための一対の把持アームを有する把持装置とを
備え、型開きされた可動金型と固定金型との間に挿入さ
れて、可動金型側に保持された前記ディスクを前記吸着
ヘッドで吸着する一方、該ディスクと共に可動金型側に
保持された前記スプルー樹脂を前記把持装置の把持アー
ムで把持して、前記金型間から取り出すようにしたディ
スク成形用型締装置における成形品取出装置において、
前記把持アームが前記スプルー樹脂を把持する把持位置
において、該把持アームから前記固定金型側に延び出す
ように、一対の延長アームを配設し、且つ前記ディスク
の半径寸法よりも短い距離を隔てて前記固定金型と対向
するように、該延長アームの先端側部分に位置して一対
の切断刃を配設して、前記スプルー樹脂と該固定金型の
スプルーとの間に生じる糸引き状の樹脂を、該一対の切
断刃にて、前記把持アームの把持作動と連動して挟み切
るようにしたのである。
(作用) このような取出装置を採用すれば、スプルー樹脂と固定
金型のスプルーとの間に生じる糸引き状態の樹脂は、固
定金型のスプルーからの延び出し量がディスクの半径寸
法よりも短い位置において、切断刃で切断される。従っ
て、金型間からの成形品(ディスクおよびスプルー樹
脂)の取出後においては、その固定金型から延び出させ
られた糸引き樹脂だけが金型間に介在させられることと
なるが、この糸引き樹脂の固定金型からの延び出し量
は、上述のように、ディスクの半径寸法よりも短いた
め、可動金型と固定金型との間に形成されるキャビティ
間に収容されることとなり、それ故、可動金型と固定金
型との位置決め面間に糸引き樹脂が入り込むことが回避
されて、その糸引き樹脂の位置決め面間への入り込みに
よる可動金型と固定金型とのコジリが回避せしめられ
る。
しかも、本考案では、把持アームから延び出させられた
延長アームに切断刃が取り付けられて、切断刃の駆動装
置が把持アームのそれと共用されるようになっているた
め、切断刃を専用の駆動装置で作動させるような場合に
比べて、その構成が極めて簡単で済むのである。
(実施例) 以下、本考案をより一層具体的に明らかにするために、
その一実施例を図面に基づいて詳細に説明する。なお、
第6図および第7図に示した従来装置と同様の部材には
同様の符号を付し、その詳細な説明を省略する。
先ず、第1図乃至第3図には、本考案に従う成形品取出
装置の一例の要部が示されている。それらの図におい
て、40は、取出装置26の作動アームであり、かかる
作動アーム40の先端部に吸着ヘッド32と把持装置3
4が設けられている。
把持装置34は、作動アーム40に取り付けられたハウ
ジング42と、ハウジング42内に設けられた図示しな
い流体アクチュエータと、ハウジング42によって互い
に接近・離隔可能に保持された一対の把持アーム36,
36とを含んで構成されており、流体アクチュエータに
よる把持アーム36,36の接近・離隔作動によって、
スプルー樹脂14を把持・解放し得るようになってい
る。なお、図中、44,46は、流体アクチュエータに
対する作動流体の給排を行うための配管であり、また4
7,47は、ハウジング42の保護ブロックである。
一方、吸着ヘッド32は、真空吸引管48が接続された
ヘッド本体50と、該ヘッド本体50の、把持装置34
とは反対側の面に設けられた複数の吸着ノズル52とを
含んで構成されており、ヘッド本体50において、保護
ブロック47,47に立設されたボルト54,54に嵌
挿され、該ボルト54に嵌挿されたスプリング56で把
持装置34から離隔する方向に付勢されて配設されてい
る。そして、スプリング56を圧縮させることによっ
て、吸着ノズル52をディスク24面に弾性的に密着で
きるようになっており、その密着状態で、真空吸引管4
8を通じて作用される真空吸引作用により、ディスク2
4を吸着、保持し得るようになっている。なお、吸着ヘ
ッド32のヘッド本体50は、第2図から明らかなよう
に、ディスク24への吸着時において、スプルー樹脂1
4に干渉しないような形状とされている。
ところで、前記把持装置34の把持アーム36,36に
は、その基端部から、吸着ヘッド32とは反対側に延び
出すように、互いに平行な一対の延長アーム58,58
が固設されており、それら延長アーム58,58の先端
部に位置して、相対向する部位に切刃を備えた一対の切
断刃60,60が、その基端部において固設されてい
る。そして、スプルー樹脂14を把持するために前記把
持アーム36,36が接近作動されると、それら延長ア
ーム58,58に取り付けられた切断刃60,60が互
いに交差されるようになっており、これにより、第4図
に示されているように、スプルー樹脂14と固定金型1
2のスプルー16、すなわちスプルー樹脂14と射出装
置18の射出ノズル20との間に生じる糸引き状の樹脂
22が、かかる交差される切断刃60,60によって挟
み切られるようになっている。
そして、ここでは、第4図に示されているように、取出
装置26が金型10,12間に挿入され、把持装置34
の把持アーム36,36によってスプルー樹脂14が把
持されるとき、切断刃60,60がディスク24の半径
寸法よりも短い距離:7を隔てて固定金型12と対向
するようにされており、これにより、かかる切断刃6
0,60の切断によって、ディスク24の半径よりも短
い長さの糸引き樹脂22が固定金型12側に残されるよ
うになっている。
従って、このような取出装置26で成形品(ディスク2
4およびスプルー樹脂14)を金型10,12間から取
り出すようにすれば、スプルー樹脂14と固定金型12
のスプルー16との間に糸引き22が生じた場合におい
ても、取出装置26で金型10,12から成形品を抜き
出した状態では、ディスク24の半径寸法よりも短い糸
引き樹脂22だけが固定金型12と可動金型10との間
に介在させられることとなり、そのような糸引き樹脂2
2は、第5図に示されているように、金型10,12の
型合わせ状態においては、それら金型10,12間に形
成されるキャビティ62内に収容されることとなるた
め、従来のように、糸引き樹脂22が金型10,12の
位置決め面28,30間に入り込むようなことがないの
である。そしてそれ故、それら位置決め面28,30間
に入り込んだ糸引き樹脂22によって金型10,12の
芯ズレが惹起されることもないのであり、それら位置決
め面28,30間に入り込む糸引き樹脂22によって金
型10,12間にカジリが惹起されることもないのであ
る。
以上、本考案の一実施例を詳細に説明したが、これは文
字通りの例示であり、本考案がかかる具体例に限定され
ることなく、その趣旨を逸脱しない範囲内において、種
々なる変更,修正,改良等を施した態様で実施できるこ
とは、言うまでもないところである。
(考案の効果) 以上の説明から明らかなように、ディスク成形用型締装
置において、本考案に従う成形品取出装置を採用すれ
ば、スプルー樹脂と固定金型のスプルーとの間でたとえ
糸引きが生じても、その糸引き樹脂が可動金型と固定金
型との位置決め面間に入り込むことが良好に回避され
て、かかる糸引き樹脂によって可動金型と固定金型にカ
ジリが惹起されるようなことが良好に回避されるのであ
り、しかも、本考案においては、切断刃の駆動装置が把
持アームのそれと共用されて、切断刃による糸引き樹脂
の切断作動が把持アームの把持作動と機械的に連動して
行なわれるようになっているため、取出装置の構成自体
も簡単で済むといった利点があるのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案に従う成形品取出装置の一例を示す正
面要部図であり、第2図は、第1図における左側面図で
あり、第3図は、同じく、右側面図である。第4図は、
第1図の成形品取出装置の切断刃による糸引き状の樹脂
の切断位置を説明するための説明図であり、第5図は、
第1図の成形品取出装置の切断刃によって切断された糸
引き状の樹脂が金型間のキャビティ内に収容される状態
を説明するための説明図である。第6図は、従来例を説
明するための第4図に対応する図であり、第7図は、同
じく、従来例を説明するための第5図に対応する図であ
る。 10:可動金型、12:固定金型 14:スプルー樹脂、16:スプルー 20:射出ノズル、22:糸引き樹脂 24:ディスク、26:取出装置 28,30:位置決め面 32:吸着ヘッド、34:把持装置 36:把持アーム、58:延長アーム 60:切断刃

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ディスクを吸着するための吸着ヘッドと、
    該ディスクの中央穴打ち抜き部分のスプルー樹脂を把持
    するための一対の把持アームを有する把持装置とを備
    え、型開きされた可動金型と固定金型との間に挿入され
    て、可動金型側に保持された前記ディスクを前記吸着ヘ
    ッドで吸着する一方、該ディスクと共に可動金型側に保
    持された前記スプルー樹脂を前記把持装置の把持アーム
    で把持して、前記金型間から取り出すようにしたディス
    ク成形用型締装置における成形品取出装置において、 前記把持アームが前記スプルー樹脂を把持する把持位置
    において、該把持アームから前記固定金型側に延び出す
    ように、一対の延長アームを配設し、且つ前記ディスク
    の半径寸法よりも短い距離を隔てて前記固定金型と対向
    するように、該延長アームの先端側部分に位置して一対
    の切断刃を配設して、前記スプルー樹脂と該固定金型の
    スプルーとの間に生じる糸引き状の樹脂を、該一対の切
    断刃にて、前記把持アームの把持作動と連動して挟み切
    るようにしたことを特徴とするディスク成形用型締装置
    における成形品取出装置。
JP3906089U 1989-03-31 1989-03-31 ディスク成形用型締装置における成形品取出装置 Expired - Lifetime JPH0615002Y2 (ja)

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