JPH0615083U - 骨壺用の名札取付構造 - Google Patents

骨壺用の名札取付構造

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JPH0615083U
JPH0615083U JP2160992U JP2160992U JPH0615083U JP H0615083 U JPH0615083 U JP H0615083U JP 2160992 U JP2160992 U JP 2160992U JP 2160992 U JP2160992 U JP 2160992U JP H0615083 U JPH0615083 U JP H0615083U
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Japan
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JP2160992U
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Inventor
正紀 藤原
Original Assignee
新光物産株式会社
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 骨壺に名札を取り付ける構造を改良して、迅
速容易に取り付けることができ、取り外し容易で、しか
も骨壺の外観を損ねる虞れの無いようにする。 【構成】 有頂短筒状の陶磁器製の名札6と、その中空
部6a内に収納し得る両面吸着盤5とを構成し、上記両
面吸着盤5の1対の皿形吸着盤5a,5bのそれぞれ
を、名札6と蓋2とに吸着させる。名札6を書き損じて
も両面吸着盤5や蓋2に損傷を与えることなく名札6の
みを交換することができるので経済的損失が軽少で済
む。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、骨壺に名札を取り付けるための構造に係り、特に、着脱可能に迅速 容易に取り付け得るように改良した名札取付構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
骨壺は従来一般に、図3(A)に示すような有底筒状の骨壺本体1と蓋2とよ りなり、標記3が付されている。この標記は宗旨によって異なり、本図に示した のは浄土真宗用の標記である。本例の標記3は中央付近に御称名3aを配し、こ れに添えて命日3b,俗名3c,享年3dが誌されている。他の宗旨用の標記も 、御称名以外は本例と類似である。前記の骨壺本体1および蓋2は一般に陶磁器 で作られるが、高級品では大理石を彫刻したものも有る。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
陶磁器製骨壺の場合は前記の標記3の内、故人に固有の氏名や日付を除いた文 字は予め釉薬で記入されているので、葬儀社から注文を受けた骨壺業者が氏名, 日付を追記して焼きつけて供給し、若しくは陶磁器用特殊インクで記入して供給 する。また、大理石製骨壺の場合は故人に固有の氏名,日付を除いて予め彫り込 まれているので、葬儀社から注文を受けた骨壺業者が氏名,日付を彫り足して供 給する。多くの場合、骨壺業者は葬儀社からEAXで氏名,日付の連絡を受けて 、その通りに追記し若しくは彫り足すのであるが、このようにして葬儀社から骨 壺業者に連絡されてくる故人の氏名等は誤りの絶無を期し難い。本考案者が経営 している骨壺販売会社の実績によると、骨壺100個あたり2〜3件の誤りが発 生している。誤った氏名等を釉薬で書き込んで焼き付けたり、特殊インクで書き 込んだり、又は誤った氏名等を彫り込んだりした骨壺は廃棄せざるを得ず、販売 価格で数万円の損失を生じる。そこで本考案者は、図3(A)に仮想線で示した ように名札4を貼着することを案出した(以下、試案の名札という)。図3(B )は上記試案の名札4の平面図であって、御称名4a,命日4b,俗名4c,お よび享年4dを標示するようになっている。この試案の名札は、骨壺本体1およ び蓋2の外観との釣合いを考えて陶磁器で構成したが、骨壺本体や蓋に比して小 形軽量の部材であるから誤記して廃棄しても経済的損失が少ない。本考案者は上 記試案の名札を試験的に実施した結果、次に述べるような不具合について改良の 余地が有ることを確認した。 陶磁器ないし大理石製の蓋4に陶磁器製の名札4を貼着しようとすると、2液 性ボンドを用いなければならず、主剤と硬化剤とを混合して貼着する作業が煩わ しい。その上、熟練者が慎重に行わないと接着剤のハミ出しによって外観を損じ る虞れが有る。さらに、氏名、日付等に誤りが無いことを最終的に確認してから 名札4の貼着を行わねばならないので、貼着作業に時間的余裕が無くて困る場合 が少なくない。また、早まって名札4を貼着した後に誤記が発見されると、該名 札が接着された蓋2を廃品にしてしまう結果を招き、この蓋2は骨壺本体1に比 して若干安価ではあるが損害を無視できない。本考案は上述の事情に鑑みて為さ れたもので、骨壺の本体又は骨壺の蓋に対して迅速かつ容易に取り付けることが でき、取り外し可能で、しかも骨壺の外観を損じて商品価値を下げる虞れの無い 名札取付構造を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するための本考案の構成を、その1実施例に対応する図1に ついて略述すると次のごとくである。1対の吸着盤5a,5bを背中合わせにし て一体的に連設した形状の両面吸着盤5を構成し、この両面吸着盤5によって陶 磁器製の名札6を骨壺の蓋2の頂面に吸着固定する。本考案において2個の吸着 盤を背中合わせにするとは、それぞれの吸着盤の凸面側を向かい合わせることを いう。また、陶磁器製の名札とは陶器製の名札,磁器製の名札、および、これら に類する材料製の名札、並びに、これらと同様な外観を有するように構成された 名札を含むものとする。
【0005】
【作用】
上記の構成によれば、陶磁器製の名札は陶磁器ないし大理石で作られた骨壺の 外観と良くマッチし、接着剤を使用していないので接着剤のハミ出しによって外 観を損なう虞れも無い。また、名札は中空なので、この中空部内に両面吸着盤が 収納されて外観に現れない。そして、上記の名札は両面吸着盤を介して骨壺に吸 着固定される構造であるから、別段の熟練を要せず迅速容易に取り付けることが でき、しかも容易に取り外すこともできる。取り付け取り外しても骨壺に傷痕を 残さないので、名札の記載を誤った場合も骨壺に損傷を及ぼすことなく、書き誤 った名札のみを交換すれば済む。
【0006】
【実施例】
図1は本考案に係る名札取付構造を備えた骨壺の1実施例を示し、(A)は分 解状態の部分断面図、(B)は組付状態の部分断面図である。6は陶磁器製の名 札であって、有頂の短円筒状をなしていて、その平面図は図2(B)に示した試 案の名札と同様である。上記短円筒状の名札6の内径よりも小径の1対の皿形の 吸着盤5a,5bを背中合わせに連設した形状の両面吸着盤5を柔軟な合成樹脂 材料によって構成し、この両面吸着盤5を有頂短円筒状の名札6の中空部6a内 に収納して、該名札6を矢印Pのごとく蓋2に向けて押圧すると、図1(B)の ようになって名札6は両面吸着盤5を介して蓋2の頂面に吸着,固定される。こ の場合、骨壺本体1の蓋部材の頂面が実線で示したように凸球面に類似した凸曲 面をなしていても、又は鎖線で示したように平面に近い形状をなしている蓋2′ であっても、両面吸着盤5による吸着固定機能に別段の支障を生じる虞れは無い 。図1(B)に示すように、一体的に連設された2個の皿形吸着盤の内の吸着盤 5aは名札6の頂面の内側に吸着し、他方の吸着盤5bは蓋2若しくは蓋2′の 頂面に吸着して、名札6を蓋2若しくは蓋2′に対して固定させる。本実施例に おいて背中合わせに一体連設した1対の吸着盤5aと同5bとは同形同寸の構成 部分であって、その何れを名札に吸着させても良く、又、その何れを骨壺の蓋に 吸着させても良い。また、前記の名札6が短筒状であるとは、筒長Lが筒径Dよ りも短い意である。筒状部が円筒形以外の形状であるときは、筒長が筒の平均径 よりも短いことをいうものとする。
【0007】 前記のように構成された本実施例(図1)の取付構造を備えた名札6を使用す る場合、骨壺業者は骨壺本体1および蓋2(又は蓋2′)に特定の故人の氏名や 日付を記入せずに準備しておく。本実施例の名札6の外観平面図は、試案の名札 4の平面図である図(B)と類似であり、葬儀社から氏名や日付の連絡を受けた とき該名札6に氏名,日付を釉薬で記入して焼きつけ、若しくは陶磁器用特殊イ ンクで記入する。このようにして特定の故人の氏名や日付の数字を記入した名札 6を両面吸着盤5で骨壺の蓋2(又は蓋2′)に取り付けると使用に供し得る状 態となる。若し、その後に記入事項の誤りが発見された場合は名札6だけを廃棄 して、他の名札に正しい氏名,日付を記入し直して交換する。この場合、骨壺本 体,蓋,および両面吸着盤は交換することなく使用できるので経済的損失は軽く て済む。 図1(B)に示した組立状態において、陶磁器製の名札6の外観は骨壺本体や 蓋の外観と良くマッチし、かつ、両面吸着盤5は名札6の中空部6a内に収納さ れて外観に現われないので商品価値を損ねる虞れが無い。また、宗旨によっては 骨壺を納骨堂に安置して50年経過すると、特定の故人に関する標示を消去して 土中に埋葬し直すが、このような場合に本実施例の名札6は取り外しが容易であ って便利である。このように50年後の使い易さという効果は、現在におけるセ ールスポイントとしても有効である。このように50年後の再埋葬を行う宗旨は 多くの宗旨の中の一部分ではあるが、骨壺のように宗旨に適応しなければならな い葬祭用具においては、例外の無い汎用性を有することの実用的価値が大きい。
【0008】 図2(A)は前記と異なる実施例の正面図である。本例の名札7は骨壺本体1 の側面に取り付けるように構成されている。そのb−b断面図を図2(B)に示 す。この名札7は無蓋の長方形函状をなし、その底面に御称名7a,命日7b, 俗名7cおよび享年7dが記入されるようになっている。図2(A)に隠れ線で 描かれている2個の円5は両面吸着盤であって、図2(B)には該両面吸着盤5 の内の1個の断面形状が現れている。この実施例の名札7は、故人の氏名や日付 を記入してから両面吸着盤5によって骨壺本体1の側面に吸着固定して使用に供 せられる。前記実施例(図1)と同様に迅速,容易な取り付けが可能で、その上 、若し書き損じた場合にも骨壺本体1を傷つけることなく名札7のみを交換する ことができる。その他、接着剤のハミ出しによって外観を損じる虞れの無いこと や、後日に再埋葬する時に名札の取り外しが容易であること等、前記実施例(図 1)におけると同様の作用,効果が得られる。
【0009】
【考案の効果】
以上に説明したごとく本考案に係る骨壺用の名札取付構造を適用すると、骨壺 に対して名札を迅速かつ容易に取り付けることができ、かつ取り外しも容易であ るため書き損じによる経済的損失が軽少で済み、しかも骨壺の外観を損ねる虞れ が無くて商品価値が高い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る骨壺用の名札取付構造の1実施例
を示し、(A)は分解した状態を描いた部分断面図、
(B)は組立状態を描いた部分断面図である。
【図2】(A)は上記と異なる実施例の正面図、(B)
はそのb−b断面図である。
【図3】(A)は従来例の骨壺の正面図に、試案の名札
を仮想線で付記した図、(B)は上記試案の名札の平面
図である。
【符号の説明】
1…骨壺本体、2,2′…骨壺の蓋、3…標記、4…試
案の名札、5…両面吸着盤、6…陶磁器製の名札。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 有頂短筒状の陶磁器製の名札と、上記有
    頂短筒状名札の中空部内に配置された両面吸着盤とより
    なり、上記の両面吸着盤は1対の吸着盤が背中合わせに
    一体的に連設されたものであり、上記1対の吸着盤がそ
    れぞれ名札の頂板の内面と骨壺の蓋の頂面とに吸着せし
    められていることを特徴とする、骨壺用の名札取付構
    造。
  2. 【請求項2】 無蓋の方形函状の陶磁器製の名札と、上
    記函状名札の中空部内に配置された両面吸着盤とよりな
    り、上記の両面吸着盤は1対の吸着盤が背中合わせに一
    体的に連設されたものであり、上記1対の吸着盤がそれ
    ぞれ名札の底板の内面と骨壺本体の側面とに吸着せしめ
    られていることを特徴とする、骨壺用の名札取付構造。
JP2160992U 1992-04-08 1992-04-08 骨壺用の名札取付構造 Pending JPH0615083U (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5941379B2 (ja) * 1979-12-17 1984-10-06 理研ビタミン株式会社 でん粉食品の品質改良法

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5941379B2 (ja) * 1979-12-17 1984-10-06 理研ビタミン株式会社 でん粉食品の品質改良法

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