JPH0615160U - パネル開閉操作力の調整構造 - Google Patents
パネル開閉操作力の調整構造Info
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- JPH0615160U JPH0615160U JP5154992U JP5154992U JPH0615160U JP H0615160 U JPH0615160 U JP H0615160U JP 5154992 U JP5154992 U JP 5154992U JP 5154992 U JP5154992 U JP 5154992U JP H0615160 U JPH0615160 U JP H0615160U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 パネル開閉操作力のばらつきを抑えると同時
に、経年変化により反力の低下した部品の交換を無くす
ことを目的とする。 【構成】 回転支持可能な支点と、操作力軽減用部材
(ガススプリング8)を具備した大型筐体1の開閉パネ
ル(フロントパネル6)のパネル開閉操作力の調整構造
において、前記パネルの内面先端近傍に配置した錘14
と、該錘14をパネルの長手方向に位置調整自在とする
位置調整手段(長孔15,ネジ17)を具備する。また
は、長孔を有する固定ブラケット22と、該長孔15に
嵌合して取り付け位置移動調整自在となる調整ブラケッ
ト23と、該調整ブラケット23の固定ブラケットに対
する位置を固定する位置ズレ防止手段(押ネジ27,ロ
ックナット28)を設け、前記調整ブラケットに前記操
作力軽減用部材の支点構造を設ける。
に、経年変化により反力の低下した部品の交換を無くす
ことを目的とする。 【構成】 回転支持可能な支点と、操作力軽減用部材
(ガススプリング8)を具備した大型筐体1の開閉パネ
ル(フロントパネル6)のパネル開閉操作力の調整構造
において、前記パネルの内面先端近傍に配置した錘14
と、該錘14をパネルの長手方向に位置調整自在とする
位置調整手段(長孔15,ネジ17)を具備する。また
は、長孔を有する固定ブラケット22と、該長孔15に
嵌合して取り付け位置移動調整自在となる調整ブラケッ
ト23と、該調整ブラケット23の固定ブラケットに対
する位置を固定する位置ズレ防止手段(押ネジ27,ロ
ックナット28)を設け、前記調整ブラケットに前記操
作力軽減用部材の支点構造を設ける。
Description
【0001】
本考案は、金融自動化機器など、大型筐体の開閉パネルのパネル開閉操作力の 調整構造に関する。
【0002】
以下、金融自動化機器を例にして、この種の調整構造の従来例を説明する。 図6はこの種の調整構造の従来例を示す側面図である。 この種の装置は、同図に示すように外筐1の中に、カード読み取り機2、紙幣 支払い機3、制御部4、電源部5が実装されている。
【0003】 外筐1には、前記ユニットの運用、保守・点検を行うために、開放可能フロン トパネル6、フロント扉7を設けている。 フロント扉7は水平方向に開閉可能な構造で、フロントパネル6は上下に開放 可能な構造になっている。 上下に開放可能なフロントパネル6は、開閉時の操作力軽減、及び開放状態保 持のため、ガススプリング8を左右各一本、或いは左右どちらか一本備えている 。フロントパネル6を閉じた状態では、ガススプリング8は圧縮された状態で反 力も増加する。フロントパネル6を徐々に開放していくと、ガススプリング8も 徐々に伸長し、反力も徐々に低下する。
【0004】 ガススプリング8の取り付け位置は、ガススプリング8の伸縮による反力の増 減が、フロントパネル6の開閉操作力に極端に影響しないように、支点に対する モーメントを考慮して取り付けてある。 即ち、閉じた状態では、フロントパネル6を閉じようとする回転モーメントに 対し、ガススプリング8がフロントパネル6を押し上げようとする回転モーメン トの方がやや下回るようにガススプリング8の反力、及び取り付け位置を設定し てある。逆に、フロントパネル6の開放状態では、フロントパネル6を閉じよう とする回転モーメントに対し、ガススプリング8がフロントパネル6を押し上げ ようとする回転モーメントの方をやや上回るように設定してある。この状態では 、ガススプリング8は伸長しきった状態で、フロントパネル6がこれ以上開かな いようストッパーの役目も果たしている。
【0005】 図7は他の従来例を示す側面図、図8は同従来例の要部側面図、図9は同要部 正面図である。 同図に示す如く、場合によっては、ガススプリング8の反力低下によるフロン トパネル6の開放状態の初期設定値が崩れて、フロントパネル6が下がることを 防止するため、ストッパー9を設けることもある。
【0006】
しかしながら、上記構成の装置では、下記に示す問題があった。 ガススプリング、すなわち操作力軽減用部材自体の反力のばらつき、温度 変化による反力のばらつき、及び経年変化による反力の低下により、初期反力の 設定が難しく、パネル開閉操作力を一定に保てない。
【0007】 数年後の経年変化、低温時による反力低下を見越して、反力を高めに設定 すると、パネル開時にアッパーカット気味になる恐れがある。 ストッパーを設けた場合も上記の問題は残る。また、閉時にストッパー 解除操作を忘れて閉めた場合、ストッパー等の損傷、変形を生じる。 反力低下による不具合防止のため、定期点検で反力チエックを行い、低下 の著しいものは、交換せざるを得ない。
【0008】 本考案は、以上の問題点に鑑み、操作力軽減用部材反力のばらつき、低下を吸 収する構成を得て、パネル開閉操作力のばらつきを抑えると同時に、経年変化に より反力の低下した部品の交換を無くすことを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】 上記目的を達成するため、本考案は、パネルの重心を調節自在とするようにす る。 すなわち、回転支持可能な支点と、操作力軽減用部材を具備した大型筐体の開 閉パネルのパネル開閉操作力の調整構造において、前記パネルの内面先端近傍に 配置した錘と、該錘をパネルの長手方向に位置調整自在とする位置調整手段を具 備したことを特徴とする。
【0010】 または、操作力軽減用部材の支点を調節自在とするようにする。 すなわち、回転支持可能な支点と、操作力軽減用部材を具備した大型筐体の開 閉パネルのパネル開閉操作力の調整構造において、長孔を有する固定ブラケット と、該長孔に嵌合して取り付け位置移動調整自在となる調整ブラケットと、該調 整ブラケットの固定ブラケットに対する位置を固定する位置ズレ防止手段を設け 、前記調整ブラケットに前記操作力軽減用部材の支点構造を設けたことを特徴と する。
【0011】
パネルの内面先端近傍に配置した錘と、該錘をパネルの長手方向に位置調整自 在とする位置調整手段を具備した場合、錘の位置を調整することにより、パネル の重心位置を変化させて、支点からパネル重心までの垂線距離を変化させ、フロ ントパネルを押し下げるに必要な力の値を調整することができる。また、ガスス プリング等の操作力軽減用部材の最大伸長時の反力の変動があっても、上記調整 によって、パネルを押し下げるに必要な力の値を好ましい値に保持することがで きる。
【0012】 さらに、長孔を有する固定ブラケットと、該長孔に嵌合して取り付け位置移動 調整自在となる調整ブラケットと、該調整ブラケットの固定ブラケットに対する 位置を固定する位置ズレ防止手段を設け、前記調整ブラケットに前記操作力軽減 用部材の支点構造を設けた場合、調整ブラケットの位置を移動させることにより 、支点から操作力軽減用部材軸線までの垂線距離を変化させて、フロントパネル を押し下げるに必要な力の値を調整することができる。また、ガススプリング等 の操作力軽減用部材の最大伸長時の反力の変動があっても、上記調整によって、 パネルを押し下げるに必要な力の値を好ましい値に保持することができる。
【0013】
以下図面に従って実施例を説明する。 図1は本考案の第1の実施例を示す側面図、図2は同実施例の分解斜視図であ る。 まず、図1において、本実施例の詳細を説明する。
【0014】 図1は、フロントパネル6を跳ね上げ、開放した状態を示している。 フロントパネル6は、外筐1に、蝶番10を支点として回転自在に取り付けら れている。フロントパネル6には操作力軽減用部材として、左右一方または左右 両側にガススプリング8が取り付けられている。 ガススプリング8は、フロントパネル6に固着されたブラケットA11と外筐 1に固着されたブラケットB12にショルダスクリュー13を介して、伸縮自在 に実装されている。
【0015】 フロントパネル6内部先端部には錘14が取り付けられている。 錘14は図2に示すように、中央部分に長孔15を有しており、フロントパネ ル6に固着されたブラケットC16にネジ17によって取り付けられる。ネジ1 7を暖めることにより、錘14は、長孔15の分だけ移動可能な構造になってい る。
【0016】 ここで、図1に戻り、フロントパネル6の重量とガススプリング8の反力の釣 り合いを説明する。 開放状態を保持するため、下記数1に示す回転モーメントの等式が成立する。
【0017】
【数1】(P1 ×L1 )−(G×L2 )=P2 ×L3 ここに、P1 …ガススプリング最大伸長時の反力(kg) L1 …支点からガススプリング軸線までの垂線距離(mm) G …フロントパネル総重量(kg) L2 …支点からフロントパネル重心までの垂線距離(mm) P2 …フロントパネルを押し下げるに必要な力(kg) L3 …支点からP2 軸線までの垂線距離(Mmm) を示す。錘14の位置を移動させることにより、フロントパネル6の重心位置 が変化する。その結果、数1においてL2 が変化する。P1 ,L1 ,GおよびL 3 は固定のため、L2 を変化させればP2 の値を変えることができる。即ち、P 1 の変動(ガススプリング6自体の反力のばらつき、温度変化による反力のばら つき、及び経年変化による反力の低下)でP2 (通常の設定値1〜2.5kg) が変化する望ましくない現象を、前記操作をすることで防止できる。
【0018】 初期の錘14の位置は、前記P1 の変動要素のうち、特に「経年変化によるガ ススプリング6反力の低下」=「P2 の低下」を重視して、将来P2 の値を一定 に保持調整可能なように、フロントパネル6の重心位置から遠ざけた位置に取り 付けられている。 図3は本考案の第2の実施例を示す側面図、図4は同実施例の要部側面図、図 5は図4のB−B線断面図である。
【0019】 まず、図3において本実施例を説明する。 図3はフロントパネル6を跳ね上げ、開放した状態を示している。 フロントパネル6は、外筐1に、蝶番10を支点として回転自在に取り付けら れている。フロントパネル6には操作力軽減用部材として、左右一方または左右 両側にガススプリング8が取り付けられている。
【0020】 ガススプリング8は、フロントパネル6に固着されたブラケットA21と外筐 1に固着された固定ブラケット22にネジ止めされた調整ブラケット23にショ ルダスクリュウ24を介して、伸縮自在に実装されている。 図4,5に示すように、固定ブラケット22は長孔26を有しており、ネジ2 5によって取り付けられた固定ブラケット22は移動可能となる。
【0021】 ここで、図3に戻り、フロントパネル6の重量とガススプリング8の反力の釣 り合いを説明する。 開放状態を保持するため、下記数2の回転モーメントの等式が成立する。
【0022】
【数2】(P1 ×L1 )−(G×L3 )=P2 ×L2 ここに、P1 …ガススプリング最大伸長時の反力(kg) L1 …支点からガススプリング軸線までの垂線距離(mm) G …フロントパネル総重量(kg) L2 …支点からP2 軸線までの垂線距離(mm) P2 …フロントパネルを押し下げるに必要な力(kg) L3 …支点からフロントパネル重心までの垂線距離(Mmm) を示す。図4に示すように、ネジ25を矢印A方向に動かし、調整ブラケット 23の位置を移動させることにより、L1 はL4 となり値が変化する。
【0023】 数1において、P1 ,G,L3 及びL2 は固定のため、L1 を変化させればP 2 の値をかえることができる。即ち、P1 の変動(ガススプリング8自体の反力 のばらつき、温度変化による反力のばらつき、及び経年変化による反力の低下) でP2 (通常の設定値は1〜2.5kg)が変化する望ましくない現象を、前記 操作をすることで防止できる。
【0024】 初期の調整ブラケット23の位置は、前記P1 の変動要素のうち、特に「経年 変化によるガススプリング8反力の低下」=「P2 の低下」を重視して、将来P 2 の値を一定に保持調整可能なように、L1 が最小となる位置に取り付けられて いる。また、調整ブラケット23の位置ズレを防止するために押しネジ27とロ ックナット28が取り付けられている。
【0025】
以上詳細に説明した如く本考案によれば、回転支持可能な支点と、操作力軽減 用部材を具備した大型筐体の開閉パネルのパネル開閉操作力の調整構造において 、前記パネルの内面先端近傍に配置した錘と、該錘をパネルの長手方向に位置調 整自在とする位置調整手段を具備したので、パネルの重心を調節自在とすること ができる。
【0026】 また、回転支持可能な支点と、操作力軽減用部材を具備した大型筐体の開閉パ ネルのパネル開閉操作力の調整構造において、長孔を有する固定ブラケットと、 該長孔に嵌合して取り付け位置移動調整自在となる調整ブラケットと、該調整ブ ラケットの固定ブラケットに対する位置を固定する位置ズレ防止手段を設け、前 記調整ブラケットに前記操作力軽減用部材の支点構造を設ければ、操作力軽減用 部材の支点を調節自在とすることができる。
【0027】 これらいずれの構造によっても、操作力軽減用部材反力のばらつき、低下を吸 収することが可能となり、以下の効果が期待できる。 パネル開閉操作力を一定に保つことができる。 経年変化による操作力軽減用部材反力の低下対策としてのストッパーも不 要になるので、誤操作、またはストッパーを解除する運用上の煩わしさも無くな る。
【0028】 経年変化による操作力軽減用部材反力の低下による部品交換の必要が無く なる。
【図1】本考案の第1の実施例を示す側面図である。
【図2】本考案の第1の実施例の分解斜視図である。
【図3】本考案の第2の実施例を示す側面図である。
【図4】本考案の第2の実施例を示す要部側面図であ
る。
る。
【図5】図4のB−B線断面図である。
【図6】従来例を示す側面図である。
【図7】他の従来例を示す側面図である。
【図8】他の従来例を示す要部側面図である。
【図9】他の従来例を示す要部正面図である。
1 外筐 6 フロントパネル 8 ガススプリング 10 蝶番 11 ブラケットA 12 ブラケットB 13 ショルダスクリュー 14 錘 15 長孔 17 ネジ 21 ブラケットA 22 固定ブラケット 23 調整ブラケット 24 ショルダスクリュー 25 ネジ
Claims (2)
- 【請求項1】 回転支持可能な支点と、操作力軽減用部
材を具備した大型筐体の開閉パネルのパネル開閉操作力
の調整構造において、 前記パネルの内面先端近傍に配置した錘と、 該錘をパネルの長手方向に位置調整自在とする位置調整
手段を具備したことを特徴とするパネル開閉操作力の調
整構造。 - 【請求項2】 回転支持可能な支点と、操作力軽減用部
材を具備した大型筐体の開閉パネルのパネル開閉操作力
の調整構造において、 長孔を有する固定ブラケットと、 該長孔に嵌合して取り付け位置移動調整自在となる調整
ブラケットと、 該調整ブラケットの固定ブラケットに対する位置を固定
する位置ズレ防止手段を設け、 前記調整ブラケットに前記操作力軽減用部材の支点構造
を設けたことを特徴とするパネル開閉操作力の調整構
造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5154992U JPH0615160U (ja) | 1992-07-22 | 1992-07-22 | パネル開閉操作力の調整構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5154992U JPH0615160U (ja) | 1992-07-22 | 1992-07-22 | パネル開閉操作力の調整構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0615160U true JPH0615160U (ja) | 1994-02-25 |
Family
ID=12890102
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5154992U Pending JPH0615160U (ja) | 1992-07-22 | 1992-07-22 | パネル開閉操作力の調整構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0615160U (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2015069583A (ja) * | 2013-09-30 | 2015-04-13 | 富士通フロンテック株式会社 | 自動取引装置、及びカバー開閉機構 |
| JP2016151945A (ja) * | 2015-02-18 | 2016-08-22 | 株式会社ユニバーサルエンターテインメント | 情報端末 |
| JP2016215354A (ja) * | 2015-05-26 | 2016-12-22 | シチズン時計株式会社 | 工作機械のカバー開閉装置 |
-
1992
- 1992-07-22 JP JP5154992U patent/JPH0615160U/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2015069583A (ja) * | 2013-09-30 | 2015-04-13 | 富士通フロンテック株式会社 | 自動取引装置、及びカバー開閉機構 |
| JP2016151945A (ja) * | 2015-02-18 | 2016-08-22 | 株式会社ユニバーサルエンターテインメント | 情報端末 |
| JP2016215354A (ja) * | 2015-05-26 | 2016-12-22 | シチズン時計株式会社 | 工作機械のカバー開閉装置 |
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