JPH06153958A - 発現ベクターおよび治療学的応用のためのhiv耐性ヒト細胞の調製におけるそれらの使用 - Google Patents
発現ベクターおよび治療学的応用のためのhiv耐性ヒト細胞の調製におけるそれらの使用Info
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- JPH06153958A JPH06153958A JP4343223A JP34322392A JPH06153958A JP H06153958 A JPH06153958 A JP H06153958A JP 4343223 A JP4343223 A JP 4343223A JP 34322392 A JP34322392 A JP 34322392A JP H06153958 A JPH06153958 A JP H06153958A
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- C07K14/005—Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof from viruses
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C12—BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
- C12N—MICROORGANISMS OR ENZYMES; COMPOSITIONS THEREOF; PROPAGATING, PRESERVING, OR MAINTAINING MICROORGANISMS; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING; CULTURE MEDIA
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- C12N2740/00011—Details
- C12N2740/10011—Retroviridae
- C12N2740/16011—Human Immunodeficiency Virus, HIV
- C12N2740/16211—Human Immunodeficiency Virus, HIV concerning HIV gagpol
- C12N2740/16222—New viral proteins or individual genes, new structural or functional aspects of known viral proteins or genes
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 発現ベクターおよび治療的応用のためのHI
V耐性ヒト細胞の調製におけるそれらの使用 【構成】 本発明は、相補的「アンチセンスRNA」を
発現する、とくに適当な発現系をもつ、形質転換され
た、造血細胞中のウイルス(例えば、HIV)の複製の
ためのウイルスのメッセンジャーリボ核酸(mRNA)
の遺伝情報のターゲッティングしたブロッキングに関す
る。
V耐性ヒト細胞の調製におけるそれらの使用 【構成】 本発明は、相補的「アンチセンスRNA」を
発現する、とくに適当な発現系をもつ、形質転換され
た、造血細胞中のウイルス(例えば、HIV)の複製の
ためのウイルスのメッセンジャーリボ核酸(mRNA)
の遺伝情報のターゲッティングしたブロッキングに関す
る。
Description
【0001】本発明は、相補的「アンチセンスRNA」
(antisense RNA)を発現する、とくに適
当な発現系をもつ、形質転換された、造血細胞の中のウ
イルス(例えば、HIV)の複製のためのウイルスのメ
ッセンジャーリボ核酸(mRNA)の遺伝子配列の情報
のターゲッティングしたブロッキングに関する。
(antisense RNA)を発現する、とくに適
当な発現系をもつ、形質転換された、造血細胞の中のウ
イルス(例えば、HIV)の複製のためのウイルスのメ
ッセンジャーリボ核酸(mRNA)の遺伝子配列の情報
のターゲッティングしたブロッキングに関する。
【0002】とくに、本発明は、技術水準と対照的に、
遺伝子技術を使用して変更されたヒト細胞において、H
IV−1複製の完全な阻害およびHIV−2複製の明瞭
な阻害を生産する、アンチセンスRNA配列をコードす
る発現ベクターに関する。発現ベクターのここに記載す
る遺伝子ユニットは、HIV誘発細胞変性作用から造血
細胞を保護するので、HIV/AIDSの病気の遺伝子
治療にとくに適する。これにより、HIV感染したヒト
において免不全は回避することができる。
遺伝子技術を使用して変更されたヒト細胞において、H
IV−1複製の完全な阻害およびHIV−2複製の明瞭
な阻害を生産する、アンチセンスRNA配列をコードす
る発現ベクターに関する。発現ベクターのここに記載す
る遺伝子ユニットは、HIV誘発細胞変性作用から造血
細胞を保護するので、HIV/AIDSの病気の遺伝子
治療にとくに適する。これにより、HIV感染したヒト
において免不全は回避することができる。
【0003】感染したにおけるウイルスの操作はウイル
スのゲノムの遺伝子により調節される。このプロセスに
おいて、ウイルスの操作のための感染のウイルス粒子の
構成のための、調節遺伝子産生物および構造のタンパク
質は、これらのウイルス遺伝子により転写および翻訳に
より形成される。このプロセスのための必須の中間体は
メッセンジャーリボ核酸(mRNA)であり、これは調
節および構造のタンパク質の形成のための情報を仲介す
る。
スのゲノムの遺伝子により調節される。このプロセスに
おいて、ウイルスの操作のための感染のウイルス粒子の
構成のための、調節遺伝子産生物および構造のタンパク
質は、これらのウイルス遺伝子により転写および翻訳に
より形成される。このプロセスのための必須の中間体は
メッセンジャーリボ核酸(mRNA)であり、これは調
節および構造のタンパク質の形成のための情報を仲介す
る。
【0004】高度に特定の方法においてメッセンジャー
リボ核酸のブロッキングは、ウイルスのmRNAの分子
構造の独特性、すなわち、この分子のウイルス特異的ヌ
クレオチド塩基配列、に完全に基づき、相補的塩基配列
のリボ核酸を使用して配列特異的ヌクレオチド塩基対に
より、デオキシリボ核酸について同様な方法で記載され
たように、達成することができ、前に一本鎖のmRNA
は二本鎖DNAにおいて複合化され、そしてヌクレオチ
ド塩基配列の遺伝情報は一部分タンパク質の生合成に利
用できないようになる。遺伝子発現、すなわち、翻訳の
第2段階はこれにより阻害される。相補的リボ核酸はア
ンチセンスRNAと呼ばれる。
リボ核酸のブロッキングは、ウイルスのmRNAの分子
構造の独特性、すなわち、この分子のウイルス特異的ヌ
クレオチド塩基配列、に完全に基づき、相補的塩基配列
のリボ核酸を使用して配列特異的ヌクレオチド塩基対に
より、デオキシリボ核酸について同様な方法で記載され
たように、達成することができ、前に一本鎖のmRNA
は二本鎖DNAにおいて複合化され、そしてヌクレオチ
ド塩基配列の遺伝情報は一部分タンパク質の生合成に利
用できないようになる。遺伝子発現、すなわち、翻訳の
第2段階はこれにより阻害される。相補的リボ核酸はア
ンチセンスRNAと呼ばれる。
【0005】アンチセンスRNAと標的mRNAとの相
互作用による遺伝子の発現のメカニズムは、複雑であ
り、そして大きい程度に明らかでない。1つの説明は細
胞核の中のRNAのスプライシングおよびRNAのプロ
セシングの阻害である。しかしながら、この点に関する
詳細な研究は知られていない。二本鎖DNAにおけるア
デノシン→イノシンの交換の証明は発表され、そして翻
訳の阻害はこの交換の結局として示唆された。核周辺の
膜を通るタンパク質生合成の部位へのRNAの輸送およ
び二本鎖DNAによるリボソーム/RNAの相互作用の
マスキングは、アンチセンスRNAにより遺伝子の発現
の阻害への寄与をさらに提供することができる。
互作用による遺伝子の発現のメカニズムは、複雑であ
り、そして大きい程度に明らかでない。1つの説明は細
胞核の中のRNAのスプライシングおよびRNAのプロ
セシングの阻害である。しかしながら、この点に関する
詳細な研究は知られていない。二本鎖DNAにおけるア
デノシン→イノシンの交換の証明は発表され、そして翻
訳の阻害はこの交換の結局として示唆された。核周辺の
膜を通るタンパク質生合成の部位へのRNAの輸送およ
び二本鎖DNAによるリボソーム/RNAの相互作用の
マスキングは、アンチセンスRNAにより遺伝子の発現
の阻害への寄与をさらに提供することができる。
【0006】アンチセンスRNAにより代謝プロセスの
阻害は、天然に存在する生物学的系、例えば、バクテリ
アおよびいくつかの真核生物の、多細胞の有機体におい
て〔K.M.タカヤマおよびM.イノウエ、生化学的お
よび分子生物学における重要な概観(Critical
Reviews in Biochemicalan
d Molcecular Biology)25、1
55(1990)〕、ならびに人工的に遺伝子の転移に
より産生されたトランスジェニック有機体において
〔J.モル(Mol)ら、FEBS レターズ(Let
ters)268、427(1990)〕記載された。
阻害は、天然に存在する生物学的系、例えば、バクテリ
アおよびいくつかの真核生物の、多細胞の有機体におい
て〔K.M.タカヤマおよびM.イノウエ、生化学的お
よび分子生物学における重要な概観(Critical
Reviews in Biochemicalan
d Molcecular Biology)25、1
55(1990)〕、ならびに人工的に遺伝子の転移に
より産生されたトランスジェニック有機体において
〔J.モル(Mol)ら、FEBS レターズ(Let
ters)268、427(1990)〕記載された。
【0007】また、植物〔M.クオッゾ(Cuozz
o)ら、バイオテクノロジー(Biotechnolo
gy)6、549(1988)〕および動物の細胞
〔T.ルーデン(Rueden)およびE.ギルボア
(Gilboa)、ウイルス学誌(J.Virolog
y)、63、677(1989)、欧州特許(EP)第
252840号〕において、アンチセンスRNAを発現
する遺伝子の導入後に、ウイルス耐性有機体を産生する
試みについての報告が存在する。しかしながら、これら
の刊行物において著者らが述べているように、アンチセ
ンスRNAの発現とウイルス耐性との間の、確信をもて
る、科学的に証明された関係は存在しない。とくに、一
時的発現を伴うアンチセンスRNAを発現するマイクロ
インジェクションしたプラスミドの場合において、抗ウ
イルス活性は弱いか、あるいは結論的に評価することが
できない抗ウイルス作用に導く〔K.リットナー(Ri
ttner)ら、核酸の研究(Nucleic Aci
ds Research)19、1421(199
1)〕。また、ウイルス耐性細胞を産生するためにアン
チセンスRNAを発現するレトロウイルスのベクターを
使用することについての報告が存在する〔R.Y−L.
ト(To)ら、遺伝子の調節:アンチセンスRNAおよ
びDNAの生物学(Gene Regulation:
Biology ofAntisense RNA a
nd DNA)、R.P.エリクソン(Erickso
n and J.G.イザント(Izant)編、レイ
ベン・プレス・リミテッド(Raven Press
Ltd.)、ニューヨーク、1992〕。これらのレト
ロウイルスのベクターは、腫瘍遺伝子様遺伝子を含有す
るので、悪性腫瘍の成長をトリガーする危険を有し、そ
してレトロウイルス依存性腫瘍形成についての多数の証
拠が存在する。
o)ら、バイオテクノロジー(Biotechnolo
gy)6、549(1988)〕および動物の細胞
〔T.ルーデン(Rueden)およびE.ギルボア
(Gilboa)、ウイルス学誌(J.Virolog
y)、63、677(1989)、欧州特許(EP)第
252840号〕において、アンチセンスRNAを発現
する遺伝子の導入後に、ウイルス耐性有機体を産生する
試みについての報告が存在する。しかしながら、これら
の刊行物において著者らが述べているように、アンチセ
ンスRNAの発現とウイルス耐性との間の、確信をもて
る、科学的に証明された関係は存在しない。とくに、一
時的発現を伴うアンチセンスRNAを発現するマイクロ
インジェクションしたプラスミドの場合において、抗ウ
イルス活性は弱いか、あるいは結論的に評価することが
できない抗ウイルス作用に導く〔K.リットナー(Ri
ttner)ら、核酸の研究(Nucleic Aci
ds Research)19、1421(199
1)〕。また、ウイルス耐性細胞を産生するためにアン
チセンスRNAを発現するレトロウイルスのベクターを
使用することについての報告が存在する〔R.Y−L.
ト(To)ら、遺伝子の調節:アンチセンスRNAおよ
びDNAの生物学(Gene Regulation:
Biology ofAntisense RNA a
nd DNA)、R.P.エリクソン(Erickso
n and J.G.イザント(Izant)編、レイ
ベン・プレス・リミテッド(Raven Press
Ltd.)、ニューヨーク、1992〕。これらのレト
ロウイルスのベクターは、腫瘍遺伝子様遺伝子を含有す
るので、悪性腫瘍の成長をトリガーする危険を有し、そ
してレトロウイルス依存性腫瘍形成についての多数の証
拠が存在する。
【0008】ウイルスの複製を抑制のためのアンチセン
スRNAについて発表された研究と対照的に、本発明に
おいて、アンチセンスの向きにおいてウイルスのDNA
の特別に選択した領域と組み合わせてそれらのプロモー
ターの構成体の特定の性質により区別され、これによ
り、驚くべきかつ従来知られてきている領域をかなり超
越する品質および量のアンチセンスRNAウイルス作用
を提供する、発現構成体を記載する。発現ベクターの組
み合わせ:5’−フランキングDNA配列、プロモータ
ー、挿入/アンチセンスDNAおよび3’プロセシング
シグナル配列は、レトロウイルスの感染に関して最初
に、アンチセンスDNAを発現するトランスフェクショ
ンされた細胞において非常に顕著なかつ明瞭に実証可能
なウイルス耐性に導いた。対照的に、内因性アンチセン
スDNAの発現およびレトロウイルスの耐性のためのの
ための他の発現系を使用する技術水準は、一時的にのみ
現れる、弱い抗ウイルス作用を生ずる〔例えば、T.ル
ューデン(Rueden)およびE.ギルボア(Gil
boa)ら、ウイルス学誌(J.Virology)、
63、677(1989)、欧州特許(EP)第252
940号、G.スザケル(Sczakiel)ら、バ
イオケミカル・アンド・バイオフィジカル・リサーチ・
コミュニケーション(Biochem.Biophy
s.Res.Comm.)169、643(199
0)、O.I.ミロスキニチェンコ(Miroskni
chenko)ら、遺伝子(Gene)84、83(1
989)。(T.シマダら、抗ウイルスの化学および化
学療法(Antiviral Chemistry a
nd Chemotherapy)2、133(199
1);G.G.スザケル(Sczakiel)ら、ウイ
ルス学誌(J.Virology)、66、5576
(1992)〕か、あるいは前述の危険(レトロウイル
スの遺伝子の転移)により影響を受けるか、あるいはマ
イクロインジェクションが必要であるので実際的ではな
い。
スRNAについて発表された研究と対照的に、本発明に
おいて、アンチセンスの向きにおいてウイルスのDNA
の特別に選択した領域と組み合わせてそれらのプロモー
ターの構成体の特定の性質により区別され、これによ
り、驚くべきかつ従来知られてきている領域をかなり超
越する品質および量のアンチセンスRNAウイルス作用
を提供する、発現構成体を記載する。発現ベクターの組
み合わせ:5’−フランキングDNA配列、プロモータ
ー、挿入/アンチセンスDNAおよび3’プロセシング
シグナル配列は、レトロウイルスの感染に関して最初
に、アンチセンスDNAを発現するトランスフェクショ
ンされた細胞において非常に顕著なかつ明瞭に実証可能
なウイルス耐性に導いた。対照的に、内因性アンチセン
スDNAの発現およびレトロウイルスの耐性のためのの
ための他の発現系を使用する技術水準は、一時的にのみ
現れる、弱い抗ウイルス作用を生ずる〔例えば、T.ル
ューデン(Rueden)およびE.ギルボア(Gil
boa)ら、ウイルス学誌(J.Virology)、
63、677(1989)、欧州特許(EP)第252
940号、G.スザケル(Sczakiel)ら、バ
イオケミカル・アンド・バイオフィジカル・リサーチ・
コミュニケーション(Biochem.Biophy
s.Res.Comm.)169、643(199
0)、O.I.ミロスキニチェンコ(Miroskni
chenko)ら、遺伝子(Gene)84、83(1
989)。(T.シマダら、抗ウイルスの化学および化
学療法(Antiviral Chemistry a
nd Chemotherapy)2、133(199
1);G.G.スザケル(Sczakiel)ら、ウイ
ルス学誌(J.Virology)、66、5576
(1992)〕か、あるいは前述の危険(レトロウイル
スの遺伝子の転移)により影響を受けるか、あるいはマ
イクロインジェクションが必要であるので実際的ではな
い。
【0009】本発明は、ハイブリッドのプロモーターの
遺伝子配列を含有し、そして強い構成的プロモーター活
性あるいは病原体による攻撃の場合において誘発するこ
とができるプロモーター活性を有する、アンチセンスR
NAの発現のための発現ベクター構成体に関する。
遺伝子配列を含有し、そして強い構成的プロモーター活
性あるいは病原体による攻撃の場合において誘発するこ
とができるプロモーター活性を有する、アンチセンスR
NAの発現のための発現ベクター構成体に関する。
【0010】これらは、例えば、アンチセンスRNAの
発現のためのプロモーターのコントロール下に3’→
5’の向き((+)−DNA鎖のアンチセンスの向き)
に病原性ウイルスのサブゲノム遺伝子配列を含有する発
現ベクター構成体が存在する。本発明の範囲において非
常に適当なものは、レトロウイルス、例えば、HIV−
1またはHIV−2からか、あるいは腫瘍ウイルス、例
えば、HTLV−IまたはHTLV−IIからか、ある
いは腫瘍遺伝子、例えば、abl、erbA、erb
B、fms、fos、myb、myc、ras、sis
およびsrcからのプロウイルスの、サブゲノムDNA
をアンチセンスの向きに含有するものである。
発現のためのプロモーターのコントロール下に3’→
5’の向き((+)−DNA鎖のアンチセンスの向き)
に病原性ウイルスのサブゲノム遺伝子配列を含有する発
現ベクター構成体が存在する。本発明の範囲において非
常に適当なものは、レトロウイルス、例えば、HIV−
1またはHIV−2からか、あるいは腫瘍ウイルス、例
えば、HTLV−IまたはHTLV−IIからか、ある
いは腫瘍遺伝子、例えば、abl、erbA、erb
B、fms、fos、myb、myc、ras、sis
およびsrcからのプロウイルスの、サブゲノムDNA
をアンチセンスの向きに含有するものである。
【0011】ヌクレオチド7514→474または57
86→474または2096→474または3825→
681または5786→4158または5746→46
48または2369→1635または3227→300
3または2099→678または3829→2099ま
たは4647→4157または4157→3830のH
IV−1プロウイルスDNAをアンチセンスの向きに含
有する、アンチセンスRNAの発現のための発現ベクタ
ー構成体は好ましい。
86→474または2096→474または3825→
681または5786→4158または5746→46
48または2369→1635または3227→300
3または2099→678または3829→2099ま
たは4647→4157または4157→3830のH
IV−1プロウイルスDNAをアンチセンスの向きに含
有する、アンチセンスRNAの発現のための発現ベクタ
ー構成体は好ましい。
【0012】また、より短いアンチセンスRNA転写体
の発現のためのサブジェニック(subgenic)プ
ロウイルス遺伝子配列または腫瘍遺伝子配列を3’→
5’向きに含有する発現ベクター構成体を使用すること
ができる。
の発現のためのサブジェニック(subgenic)プ
ロウイルス遺伝子配列または腫瘍遺伝子配列を3’→
5’向きに含有する発現ベクター構成体を使用すること
ができる。
【0013】ヌクレオチド605→455または670
→440または825→535または6070→580
0または5640または5020または5600→50
40または8690→8300または9160→880
0のHIV−1からのプロウイルス遺伝子配列を含有す
る発現ベクター構成体は、述べることのできるこのよう
な発現ベクター構成体である。
→440または825→535または6070→580
0または5640または5020または5600→50
40または8690→8300または9160→880
0のHIV−1からのプロウイルス遺伝子配列を含有す
る発現ベクター構成体は、述べることのできるこのよう
な発現ベクター構成体である。
【0014】1つのウイルスからか、あるいは複数のウ
イルスからの2、3またはそれ以上のサブゲノムの遺伝
子配列を含有する発現ベクター構成体は好ましい。
イルスからの2、3またはそれ以上のサブゲノムの遺伝
子配列を含有する発現ベクター構成体は好ましい。
【0015】本発明は、また、前述の発現ベクターの構
成体を含有する形質転換された細胞に関する。
成体を含有する形質転換された細胞に関する。
【0016】薬物の調製のための前記発現ベクター構成
体の使用、ならびに発現ベクター構成体の1または2以
上を含有する薬物は、また、本発明の範囲内である。
体の使用、ならびに発現ベクター構成体の1または2以
上を含有する薬物は、また、本発明の範囲内である。
【0017】ここに記載する発現ベクター構成体を使用
して、HIVの複製のための抗ウイルス作用は、関係す
るヒト宿主細胞において実証され、ヒト細胞において6
0日を越える間HIV−1複製に対する完全な保護を提
供し、そしてさらにHIV−2複製の有意な阻害を生成
する。
して、HIVの複製のための抗ウイルス作用は、関係す
るヒト宿主細胞において実証され、ヒト細胞において6
0日を越える間HIV−1複製に対する完全な保護を提
供し、そしてさらにHIV−2複製の有意な阻害を生成
する。
【0018】本発明において、例として、ヒト免不全ウ
イルス、HIV−1遺伝子、GAG、POL、VIF、
REV、TATおよびVPUここにおいて使用する、ト
ランスフェクションされた細胞におけるメッセンジャー
リボ核酸の転写体を発現する発現ベクター構成体の構成
および組成物を記載し、これらの転写体は不必要なウイ
ルス遺伝子のmRNA配列に対して相補的である〔W.
A.ヘイセルタイン(Haseltine)ら、サイエ
ンティフィック・アメリカン(Scientific
American)USA、1988、34−42〕。
さらに、記載するアンチセンスRNA配列は、遺伝子G
AG、POLおよびVIFの領域においてHIV−2に
対して十分に相同性であって〔例えば、分離物HIV−
2 D194:ヒトレトロウイルスおよびエイズ(Hu
man Retroviruses and AID
S)、メイアーズ(Meyers)ら編、Loa Al
amos National Lab.、1992、お
よびEMBL受け入れ番号X52223〕HIV−2分
離物に対する抗ウイルス作用を同様によく達成する。発
現ベクター構成体は、アンチセンスの向き(3’→
5’)にサブゲノムのHIV−1のDNA断片をもつ、
選択したプロモーター配列およびハイブリッドのプロモ
ーター配列(例えば、CMV−IE/メタロチオネイン
I)の配置の特定の性質により区別され、構成的または
誘発可能な方法でRNAのスプライシングによりいくつ
かのアンチセンスRNA転写体の転写を生ずる。このよ
うにして形成したアンチセンスRNA転写体は、驚くべ
き方法において、ヒト細胞においてHIV−1複製の明
確なまたは完全な阻害を示した(例えば、HUT78、
U937)。HIV−2複製の明瞭な阻害は、また、観
察された。HIV−2はここに記載する発現ベクター構
成体において十分なRNA配列の相同性を実証して、ア
ンチセンスRNAによるウイルスの複製の阻害が生ずる
ことを保証する。こうして、本発明は、例としてHIV
−1およびHIV−2を使用して、レトロウイルスの複
製を阻害する方法を包含し、この方法は造血細胞、すな
わち、ヒトの細胞仲介免疫応答のために重要な細胞(例
えば、T細胞、単球)を、細胞障害性および細胞崩壊性
ウイルスの増殖から、抗ウイルス活性のアンチセンスR
NAの発現の特定のモードにより、保護するために適当
である。
イルス、HIV−1遺伝子、GAG、POL、VIF、
REV、TATおよびVPUここにおいて使用する、ト
ランスフェクションされた細胞におけるメッセンジャー
リボ核酸の転写体を発現する発現ベクター構成体の構成
および組成物を記載し、これらの転写体は不必要なウイ
ルス遺伝子のmRNA配列に対して相補的である〔W.
A.ヘイセルタイン(Haseltine)ら、サイエ
ンティフィック・アメリカン(Scientific
American)USA、1988、34−42〕。
さらに、記載するアンチセンスRNA配列は、遺伝子G
AG、POLおよびVIFの領域においてHIV−2に
対して十分に相同性であって〔例えば、分離物HIV−
2 D194:ヒトレトロウイルスおよびエイズ(Hu
man Retroviruses and AID
S)、メイアーズ(Meyers)ら編、Loa Al
amos National Lab.、1992、お
よびEMBL受け入れ番号X52223〕HIV−2分
離物に対する抗ウイルス作用を同様によく達成する。発
現ベクター構成体は、アンチセンスの向き(3’→
5’)にサブゲノムのHIV−1のDNA断片をもつ、
選択したプロモーター配列およびハイブリッドのプロモ
ーター配列(例えば、CMV−IE/メタロチオネイン
I)の配置の特定の性質により区別され、構成的または
誘発可能な方法でRNAのスプライシングによりいくつ
かのアンチセンスRNA転写体の転写を生ずる。このよ
うにして形成したアンチセンスRNA転写体は、驚くべ
き方法において、ヒト細胞においてHIV−1複製の明
確なまたは完全な阻害を示した(例えば、HUT78、
U937)。HIV−2複製の明瞭な阻害は、また、観
察された。HIV−2はここに記載する発現ベクター構
成体において十分なRNA配列の相同性を実証して、ア
ンチセンスRNAによるウイルスの複製の阻害が生ずる
ことを保証する。こうして、本発明は、例としてHIV
−1およびHIV−2を使用して、レトロウイルスの複
製を阻害する方法を包含し、この方法は造血細胞、すな
わち、ヒトの細胞仲介免疫応答のために重要な細胞(例
えば、T細胞、単球)を、細胞障害性および細胞崩壊性
ウイルスの増殖から、抗ウイルス活性のアンチセンスR
NAの発現の特定のモードにより、保護するために適当
である。
【0019】HIV−1およびHIV−2の感染から知
られているように、抗ウイルスアンチセンスRNAの発
現により、レトロウイルスの細胞障害性作用に対して抵
抗性の免疫系の細胞をつくるための、実験の手順は次の
通りであった。
られているように、抗ウイルスアンチセンスRNAの発
現により、レトロウイルスの細胞障害性作用に対して抵
抗性の免疫系の細胞をつくるための、実験の手順は次の
通りであった。
【0020】プロモーター:造血細胞の中で構成的にか
つ強く発現するプロモーター、例えば、サイトメガロウ
イルスIEプロモーター(CMV−IE)を含有する発
現ベクターを構成した。さらに、ウイルスの攻撃の場合
において増幅された発現を追加的に誘発する、プロモー
ターを、また、核酸配列の融合により構成した。とく
に、これらのハイブリッドのプロモーターの1成分は、
CMV−IEメタロチオネインプロモーター断片および
ヌクレオチド289−474または289−532のH
IV−1LTR核酸断片(ヌクレオチドの番号:UWG
CG GENEMBL DATA BANK ファイ
ル:HIVHXB2CG。VIRAL、1987年9月
25日)、これは増幅された、必要に応じてトランス活
性化可能な、補助的活性に寄与する、である。
つ強く発現するプロモーター、例えば、サイトメガロウ
イルスIEプロモーター(CMV−IE)を含有する発
現ベクターを構成した。さらに、ウイルスの攻撃の場合
において増幅された発現を追加的に誘発する、プロモー
ターを、また、核酸配列の融合により構成した。とく
に、これらのハイブリッドのプロモーターの1成分は、
CMV−IEメタロチオネインプロモーター断片および
ヌクレオチド289−474または289−532のH
IV−1LTR核酸断片(ヌクレオチドの番号:UWG
CG GENEMBL DATA BANK ファイ
ル:HIVHXB2CG。VIRAL、1987年9月
25日)、これは増幅された、必要に応じてトランス活
性化可能な、補助的活性に寄与する、である。
【0021】アンチセンス核酸断片 さらに、ベクター構成体は、記載するプロモーターコン
トロール下に、アンチセンスの向きにサブゲノムの、プ
ロウイルスのDNA断片を含有する、すなわち、DNA
の(+)−鎖は3’→5’の方向に転写される。
トロール下に、アンチセンスの向きにサブゲノムの、プ
ロウイルスのDNA断片を含有する、すなわち、DNA
の(+)−鎖は3’→5’の方向に転写される。
【0022】安全性の理由で、レトロウイルスの完全な
プロウイルスのゲノムのDNA断片は使用しない。しか
しながら、より長いRNA転写体においてRNAのスプ
ライシングがいっそう起こりやすいので、短い、サブジ
ェニックの、プロウイルスのDNA断片よりむしろ、よ
り長い、サブゲノムの、プロウイルスのDNA断片を主
として使用しそして、このようにして、本発明に従いプ
ロウイルスのDNA断片からより多くのアンチセンスR
NA転写体が期待されそして事実述べる実施例において
見いだされた。(アンチセンスの向きにおいて使用した
HIV配列について期待すべき、完全にプロセシングさ
れたアンチセンスmRNA転写体の型および数は、決定
的予測を可能とするmRNAのスプライシングのため
に、十分に正確なコンセンサス配列が存在しないので、
予測可能ではない。)アンチセンスRNA転写体の数を
増加すると、それらの固有の性質、例えば、核からの輸
出または細胞質中の安定性により、また、効力のある抗
ウイルス活性をもつアンチセンスRNA転写体を産生す
る確率が増加する。
プロウイルスのゲノムのDNA断片は使用しない。しか
しながら、より長いRNA転写体においてRNAのスプ
ライシングがいっそう起こりやすいので、短い、サブジ
ェニックの、プロウイルスのDNA断片よりむしろ、よ
り長い、サブゲノムの、プロウイルスのDNA断片を主
として使用しそして、このようにして、本発明に従いプ
ロウイルスのDNA断片からより多くのアンチセンスR
NA転写体が期待されそして事実述べる実施例において
見いだされた。(アンチセンスの向きにおいて使用した
HIV配列について期待すべき、完全にプロセシングさ
れたアンチセンスmRNA転写体の型および数は、決定
的予測を可能とするmRNAのスプライシングのため
に、十分に正確なコンセンサス配列が存在しないので、
予測可能ではない。)アンチセンスRNA転写体の数を
増加すると、それらの固有の性質、例えば、核からの輸
出または細胞質中の安定性により、また、効力のある抗
ウイルス活性をもつアンチセンスRNA転写体を産生す
る確率が増加する。
【0023】本発明は、さらに、強いプロモーターコン
トロール下に、アンチセンスRNAの転写のための融合
した遺伝子断片を含有する発現ベクターの構成体に関す
る。融合した遺伝子断片は、例えば、HIV−1および
HIV−2からの、2つの異なるまたはいくつかの異な
る病原性ウイルスからのサブゲノムのDNA断片から構
成されている。このような融合した遺伝子断片は、異な
るウイルスからのmRNA配列領域に対して相補的であ
る、いくつかのアンチセンスRNA配列領域を順番にを
含有するRNA転写をエンコードし、これらを使用し
て、より広い抗ウイルス作用をもつ発現ベクターを構成
できる。
トロール下に、アンチセンスRNAの転写のための融合
した遺伝子断片を含有する発現ベクターの構成体に関す
る。融合した遺伝子断片は、例えば、HIV−1および
HIV−2からの、2つの異なるまたはいくつかの異な
る病原性ウイルスからのサブゲノムのDNA断片から構
成されている。このような融合した遺伝子断片は、異な
るウイルスからのmRNA配列領域に対して相補的であ
る、いくつかのアンチセンスRNA配列領域を順番にを
含有するRNA転写をエンコードし、これらを使用し
て、より広い抗ウイルス作用をもつ発現ベクターを構成
できる。
【0024】この原理の有効性は実施例1、4、5、1
0および12により確証される。例えば、発現ベクター
の構成体KTX11、pSXK1およびpSXK2はH
IV−1 LAV/BRUからのアンチセンスDNA断
片を含有し、それら自体、また、HIV−2 D194
からmRNAに対して相補性である、より短いセグメン
トを含有する(例えば、ヌクレオチド620−660ま
たは837−899または4868−5044)。
0および12により確証される。例えば、発現ベクター
の構成体KTX11、pSXK1およびpSXK2はH
IV−1 LAV/BRUからのアンチセンスDNA断
片を含有し、それら自体、また、HIV−2 D194
からmRNAに対して相補性である、より短いセグメン
トを含有する(例えば、ヌクレオチド620−660ま
たは837−899または4868−5044)。
【0025】このようにして、KTX11、pSXK1
およびpSXK2からのアンチセンスRNAは、また、
HIV−2に対して抗ウイルス性である。
およびpSXK2からのアンチセンスRNAは、また、
HIV−2に対して抗ウイルス性である。
【0026】これらのベクターのアンチセンスRNAを
エンコードする配列は、さらに、他のウイルス(例え
ば、HIV−2分離物、他のHIV−1分離物)からの
プロウイルスのDNAの断片とアンチセンスの向きに融
合することができるので、他のウイルスの配列に対する
アンチセンスRNAのセグメント的に最適化された相補
性の結果、異なるウイルスの改良されたまたは完全な阻
害を1つの発現ベクターの構成体で同時に達成すること
ができる。
エンコードする配列は、さらに、他のウイルス(例え
ば、HIV−2分離物、他のHIV−1分離物)からの
プロウイルスのDNAの断片とアンチセンスの向きに融
合することができるので、他のウイルスの配列に対する
アンチセンスRNAのセグメント的に最適化された相補
性の結果、異なるウイルスの改良されたまたは完全な阻
害を1つの発現ベクターの構成体で同時に達成すること
ができる。
【0027】アンチセンスRNA転写体の停止はポリア
デニル化シグナル(例えば、SV40またはウシ成長ホ
ルモンからの)で達成して、高度に安定なmRNAを発
生させる。さらに、ベクターは適当な選択マーカーの発
現のための完全なオペロンを含有する。表した実施例に
おいて、抗生物質耐性TNR5neo(ネオマイシン、
ゲネチシン、G418、カナマイシン)を使用して、転
写後、アンチセンスRNAの発現のための遺伝子構成体
を含有する細胞を選択する。
デニル化シグナル(例えば、SV40またはウシ成長ホ
ルモンからの)で達成して、高度に安定なmRNAを発
生させる。さらに、ベクターは適当な選択マーカーの発
現のための完全なオペロンを含有する。表した実施例に
おいて、抗生物質耐性TNR5neo(ネオマイシン、
ゲネチシン、G418、カナマイシン)を使用して、転
写後、アンチセンスRNAの発現のための遺伝子構成体
を含有する細胞を選択する。
【0028】この選択マーカーはヒト造血細胞のために
価値があることが証明された。他の選択マーカー、例え
ば、プロマイシンまたはヒグロマイシンまたはメトトレ
キセートをジヒドロフォレートリダクターゼの遺伝子の
トランスフェクションと組み合わせて、また、使用する
ことができる。
価値があることが証明された。他の選択マーカー、例え
ば、プロマイシンまたはヒグロマイシンまたはメトトレ
キセートをジヒドロフォレートリダクターゼの遺伝子の
トランスフェクションと組み合わせて、また、使用する
ことができる。
【0029】アンチセンスヌクレオチド配列としてとく
に適当なものは、ヌクレオチド2100−5800の間
のHIVのPOL/VIF遺伝子領域からのものであ
る。とくに、ヌクレオチド5786→4158のアンチ
センスヌクレオチド配列は例外的な抗ウイルス活性を有
することが示された。この遺伝子領域からの他の断片、
例えば、5746→4648または4647→4157
または5880→3880または5850→4158ま
たは5150→3200を、また、使用することができ
る。
に適当なものは、ヌクレオチド2100−5800の間
のHIVのPOL/VIF遺伝子領域からのものであ
る。とくに、ヌクレオチド5786→4158のアンチ
センスヌクレオチド配列は例外的な抗ウイルス活性を有
することが示された。この遺伝子領域からの他の断片、
例えば、5746→4648または4647→4157
または5880→3880または5850→4158ま
たは5150→3200を、また、使用することができ
る。
【0030】例えば、HIV−1に対するアンチセンス
RNAの抗ウイルス作用を実証するために、HIV−1
で感染させることができるヒト細胞系を前述の発現ベク
ターの構成体でトランスフェクションした。この目的
は、ヒト造血細胞の1系列の細胞のタイプにおいて、内
因性アンチセンスRNAの発現がとくに細胞の免疫応答
に参加する細胞においてウイルスの複製の阻害に導くこ
とを実証することであった。エイズの病気の終末期にお
ける免疫系の細胞のこの破壊は、日和見の感染の頻度の
増加、引き続くしばしばの致死的結果と因果的関連性を
有する。この理由で、造血細胞を使用する、およびこれ
に関して、最初に永久的細胞系、例えば、HUT78、
MOLT4、U937、ジャーカット(Jurka
t)、CEM−CM3〔すべてはアメリカン・タイプ・
カルチャー・コレクション(American Typ
e Culture Collection)米国マリ
イランド州ベセスダ)を使用する研究の目的は、ベクタ
ーのトランスフェクション、細胞系のクローニングおよ
び遺伝学的特性決定に従い、適当なHIV−1およびH
IV−2分離物を使用して感染の実験において、これら
のトランスフェクションした細胞系の「ウイルス抵抗
性」を決定することであった。
RNAの抗ウイルス作用を実証するために、HIV−1
で感染させることができるヒト細胞系を前述の発現ベク
ターの構成体でトランスフェクションした。この目的
は、ヒト造血細胞の1系列の細胞のタイプにおいて、内
因性アンチセンスRNAの発現がとくに細胞の免疫応答
に参加する細胞においてウイルスの複製の阻害に導くこ
とを実証することであった。エイズの病気の終末期にお
ける免疫系の細胞のこの破壊は、日和見の感染の頻度の
増加、引き続くしばしばの致死的結果と因果的関連性を
有する。この理由で、造血細胞を使用する、およびこれ
に関して、最初に永久的細胞系、例えば、HUT78、
MOLT4、U937、ジャーカット(Jurka
t)、CEM−CM3〔すべてはアメリカン・タイプ・
カルチャー・コレクション(American Typ
e Culture Collection)米国マリ
イランド州ベセスダ)を使用する研究の目的は、ベクタ
ーのトランスフェクション、細胞系のクローニングおよ
び遺伝学的特性決定に従い、適当なHIV−1およびH
IV−2分離物を使用して感染の実験において、これら
のトランスフェクションした細胞系の「ウイルス抵抗
性」を決定することであった。
【0031】本発明は、これらの細胞における抗ウイル
ス活性のアンチセンスRNAの発現の実証が、血液形成
細胞における発現構成体の有用性および最終的に、ま
た、治療学的目的のために血液形成骨髄組織の細胞の形
質転換のための、それらの使用を示すことであった。治
療学的目的のために、末梢血液リンパ球および骨髄細胞
の中への遺伝子の組み込みは、また、どこかで記載され
ており〔K.W.クルバー(Culver)ら、Tra
nsplant Proc.23、170−177(1
991)〕そして原理的にはここに述べるアンチセンス
RNA発現構成体に応用することができるであろう。
ス活性のアンチセンスRNAの発現の実証が、血液形成
細胞における発現構成体の有用性および最終的に、ま
た、治療学的目的のために血液形成骨髄組織の細胞の形
質転換のための、それらの使用を示すことであった。治
療学的目的のために、末梢血液リンパ球および骨髄細胞
の中への遺伝子の組み込みは、また、どこかで記載され
ており〔K.W.クルバー(Culver)ら、Tra
nsplant Proc.23、170−177(1
991)〕そして原理的にはここに述べるアンチセンス
RNA発現構成体に応用することができるであろう。
【0032】実施例 実施例1 発現ベクターの構成体KTX11 (以下において、特記しない限り、すべてのヌクレオチ
ドの番号はヒト免不全ウイルス1型(HXB2)配列に
関する、UWGCG、GENEMBL DATBAN
K、ファイル:HIVHXB2CG.VIRAL、19
87年9月25日。) HIV−1感染可能な細胞のトランスフェクション後の
抗ウイルス活性なアンチセンスRNAの内因性発現のた
めに、次の発現ベクターを構成した:ネズミのメタロチ
オネインIプロモーター〔1600塩基対のEcoRI
−BglII断片(N.グランビレ(glanvill
e)ら、ネイチャー(Nature)292、267−
269(1982)〕を、BglII−XhoIアダプ
ターの結合後のプロウイルスのHIV−1のDNA配列
の3’領域からのSalI切断部位(ヌクレオチド57
86)と結合して、BglII、XhoIおよびSal
I切断部位の修飾を生じた。
ドの番号はヒト免不全ウイルス1型(HXB2)配列に
関する、UWGCG、GENEMBL DATBAN
K、ファイル:HIVHXB2CG.VIRAL、19
87年9月25日。) HIV−1感染可能な細胞のトランスフェクション後の
抗ウイルス活性なアンチセンスRNAの内因性発現のた
めに、次の発現ベクターを構成した:ネズミのメタロチ
オネインIプロモーター〔1600塩基対のEcoRI
−BglII断片(N.グランビレ(glanvill
e)ら、ネイチャー(Nature)292、267−
269(1982)〕を、BglII−XhoIアダプ
ターの結合後のプロウイルスのHIV−1のDNA配列
の3’領域からのSalI切断部位(ヌクレオチド57
86)と結合して、BglII、XhoIおよびSal
I切断部位の修飾を生じた。
【0033】プロウイルスのHIV−1のDNAの5’
領域からのBglII切断部位(ヌクレオチド474)
をBamHI切断部位と結合し、これにSV40ポリア
デニル化シグナルを接続する(UWGCG GenEM
BL ファイル SV40XXからの配列が欠失したヌ
クレオチド2564−4713)。SV40からのこの
同一のポリアデニル化配列をTNR5NEOの停止につ
いて3’→5’方向に使用する〔選択マーカーネオマイ
シン(ホスホトランスアセチラーゼ)、ヌクレオチド1
−1286 TNR5NEO BACTERIA、UW
GCG GenEMBL〕。ネオマイシン遺伝子の発
現はSV40の初期のプロモーターにより開始する(ヌ
クレオチド5171−371、UWGCG GenEM
BL SV40XX)。そうでなければ、ベクターは、
また、バクテリア由来およびアンピシリン遺伝子をもつ
pBR322DNA(ヌクレオチド2067−436
3、UWGCG GenEMBL ファイルPBR32
2)を含有して、それをE.coliおよび動物細胞の
ためのシャトルベクターとして使用できるようにする。
このベクターKTX11の遺伝子地図を図1に表す。
領域からのBglII切断部位(ヌクレオチド474)
をBamHI切断部位と結合し、これにSV40ポリア
デニル化シグナルを接続する(UWGCG GenEM
BL ファイル SV40XXからの配列が欠失したヌ
クレオチド2564−4713)。SV40からのこの
同一のポリアデニル化配列をTNR5NEOの停止につ
いて3’→5’方向に使用する〔選択マーカーネオマイ
シン(ホスホトランスアセチラーゼ)、ヌクレオチド1
−1286 TNR5NEO BACTERIA、UW
GCG GenEMBL〕。ネオマイシン遺伝子の発
現はSV40の初期のプロモーターにより開始する(ヌ
クレオチド5171−371、UWGCG GenEM
BL SV40XX)。そうでなければ、ベクターは、
また、バクテリア由来およびアンピシリン遺伝子をもつ
pBR322DNA(ヌクレオチド2067−436
3、UWGCG GenEMBL ファイルPBR32
2)を含有して、それをE.coliおよび動物細胞の
ためのシャトルベクターとして使用できるようにする。
このベクターKTX11の遺伝子地図を図1に表す。
【0034】実施例2 発現ベクターの構成体KTX12 HIV−1アンチセンスRNA発現ベクターKTX12
はベクターKTX11(実施例1)と同一の方法で構成
する。しかしながら、それは誘発可能なハイブリッドの
プロモーターを含有し、そしてHIV−1鋳型DNA鎖
はヌクレオチド7514→474からこのハイブリッド
のプロモーターの背後で3’→5’向きに伸長する。
はベクターKTX11(実施例1)と同一の方法で構成
する。しかしながら、それは誘発可能なハイブリッドの
プロモーターを含有し、そしてHIV−1鋳型DNA鎖
はヌクレオチド7514→474からこのハイブリッド
のプロモーターの背後で3’→5’向きに伸長する。
【0035】ハイブリッドのプロモーターを得るため
に、HIV−1 LTRプロモーター断片のヌクレオチ
ド289→532をメタロチオネインのプロモーターの
ヌクレオチド368上に融合した(UW GCG ファ
イル MUSMETI.RO)。このベクターKTX1
2の制限地図を図2に表す。
に、HIV−1 LTRプロモーター断片のヌクレオチ
ド289→532をメタロチオネインのプロモーターの
ヌクレオチド368上に融合した(UW GCG ファ
イル MUSMETI.RO)。このベクターKTX1
2の制限地図を図2に表す。
【0036】実施例3 発現ベクターの構成体KTX15 HIV−1アンチセンスRNA発現ベクターKTX15
はベクターKTX12(実施例2)と同一の方法で構成
する。しかしながら、HIV−1鋳型DNA鎖(3’→
5’の向き)は実質的に短縮され、ヌクレオチド209
6からヌクレオチド474に伸長し、これによりGAG
配列、リーダー配列、U5配列およびR配列の一部分か
らなる。ベクターKTX15のそれ以上の重要な性質
は、HIV−LTRハイブリッドのプロモーターの中の
ヌクレオチド474−532が欠失された、TAR配列
の欠失である。結局、なおHIV感染の場合においてハ
イブリッドのプロモーターを活性化することができるで
あろうが、HIV−1 TATタンパク質をもたない転
写のTARによりエンコードされる停止〔S.Y.カオ
(Kao)ら、ネイチャー(Nature)330、4
89(1987)〕は防止されるであろう。これによ
り、このハイブリッドのプロモーターはHIV−1 L
TRプロモーター配列のコントロール下に、とくに高い
構成的転写により区別される。このベクターKTX15
の制限地図を図3に表す。
はベクターKTX12(実施例2)と同一の方法で構成
する。しかしながら、HIV−1鋳型DNA鎖(3’→
5’の向き)は実質的に短縮され、ヌクレオチド209
6からヌクレオチド474に伸長し、これによりGAG
配列、リーダー配列、U5配列およびR配列の一部分か
らなる。ベクターKTX15のそれ以上の重要な性質
は、HIV−LTRハイブリッドのプロモーターの中の
ヌクレオチド474−532が欠失された、TAR配列
の欠失である。結局、なおHIV感染の場合においてハ
イブリッドのプロモーターを活性化することができるで
あろうが、HIV−1 TATタンパク質をもたない転
写のTARによりエンコードされる停止〔S.Y.カオ
(Kao)ら、ネイチャー(Nature)330、4
89(1987)〕は防止されるであろう。これによ
り、このハイブリッドのプロモーターはHIV−1 L
TRプロモーター配列のコントロール下に、とくに高い
構成的転写により区別される。このベクターKTX15
の制限地図を図3に表す。
【0037】実施例4 発現ベクターの構成体pSXK1 HIV−1アンチセンスRNAの発現ベクターpSXK
1を調製して、他の強い、構成的に発現するプロモータ
ーコントロール下のアンチセンスDNAの発現を示し、
ここにおける実施例はサイトメガロウイルスのプロモー
ターである。HIV−1遺伝子断片のヌクレオチド68
1−3825を3’→5’の向きにヌクレオチド891
におけるHindIII制限部位に挿入した〔ベクター
pRc/CMV、カタログNo.V750−20、イン
ビトロゲン(Invitrogen)、米国カリフォル
ニア州92121、サンディエゴから〕。ポリアデニル
化シグナルはウシ成長ホルモン(BGH)遺伝子から来
る。
1を調製して、他の強い、構成的に発現するプロモータ
ーコントロール下のアンチセンスDNAの発現を示し、
ここにおける実施例はサイトメガロウイルスのプロモー
ターである。HIV−1遺伝子断片のヌクレオチド68
1−3825を3’→5’の向きにヌクレオチド891
におけるHindIII制限部位に挿入した〔ベクター
pRc/CMV、カタログNo.V750−20、イン
ビトロゲン(Invitrogen)、米国カリフォル
ニア州92121、サンディエゴから〕。ポリアデニル
化シグナルはウシ成長ホルモン(BGH)遺伝子から来
る。
【0038】それ以外は、E.coliにおける複製お
よび選択のためのネオマイシン選択マーカーおよびpB
R322のDNA断片をもつベクターをベクターKTX
11(実施例1)と同一の方法でシャトルベクターとし
て構成する。ベクターpSXK1の制限地図を図4に表
す。
よび選択のためのネオマイシン選択マーカーおよびpB
R322のDNA断片をもつベクターをベクターKTX
11(実施例1)と同一の方法でシャトルベクターとし
て構成する。ベクターpSXK1の制限地図を図4に表
す。
【0039】実施例5 発現ベクターの構成体pSXK2 HIV−1アンチセンスRNA発現ベクターpSXK2
は、メタロチオネインプロモーター(UWGCG Ge
nRMBL ファイル MUSMETI.RO)のヌク
レオチド150−369と融合した、CMVプロモータ
ー(参照、実施例4)のヌクレオチド209−865か
らなる融合したプロモーター配列を有することにおいて
ベクターpSXK1と異なり、こうしてまたハイブリッ
ドのプロモーターを表す。さらに、ヌクレオチド415
8−5786のプロウイルスのDNA配列は、CMV/
メタロチオネインのハイブリッドのプロモーターのコン
トロール下に、アンチセンスRNAの発現のための鋳型
として3’→5’の向きに挿入した。ベクターpSXK
2の制限地図は図5に再生されている。
は、メタロチオネインプロモーター(UWGCG Ge
nRMBL ファイル MUSMETI.RO)のヌク
レオチド150−369と融合した、CMVプロモータ
ー(参照、実施例4)のヌクレオチド209−865か
らなる融合したプロモーター配列を有することにおいて
ベクターpSXK1と異なり、こうしてまたハイブリッ
ドのプロモーターを表す。さらに、ヌクレオチド415
8−5786のプロウイルスのDNA配列は、CMV/
メタロチオネインのハイブリッドのプロモーターのコン
トロール下に、アンチセンスRNAの発現のための鋳型
として3’→5’の向きに挿入した。ベクターpSXK
2の制限地図は図5に再生されている。
【0040】実施例6 発現ベクターの構成体pHTT1、4、6、9、10、
12および15 HIV−1アンチセンスRNA発現ベクターpHTT
1、4、6、9、10、12および15は、ベクターp
SXK1(実施例4、図4)と同様な方法において調製
した。pHTTベクターの中に挿入されたすべてのHI
V−1遺伝子断片を、構成的に発現するサイトメガロウ
イルスのプロモーターのコントロール下に、ベクターp
Rc/CMV〔インビトロゲン(Invitroge
n)、米国カリフォルニア州92121、サンディエゴ
から、カタログNo.V750−20、1991〕の中
に3’→5’の向きにクローニングした。
12および15 HIV−1アンチセンスRNA発現ベクターpHTT
1、4、6、9、10、12および15は、ベクターp
SXK1(実施例4、図4)と同様な方法において調製
した。pHTTベクターの中に挿入されたすべてのHI
V−1遺伝子断片を、構成的に発現するサイトメガロウ
イルスのプロモーターのコントロール下に、ベクターp
Rc/CMV〔インビトロゲン(Invitroge
n)、米国カリフォルニア州92121、サンディエゴ
から、カタログNo.V750−20、1991〕の中
に3’→5’の向きにクローニングした。
【0041】pHTTを下に特定する: (a)pHTT1:HIV−1遺伝子断片(ヌクレオチ
ド4648−5746)をpRc/CMVベクターのN
otI切断部位(ヌクレオチド966)の中に組み込ん
だ。
ド4648−5746)をpRc/CMVベクターのN
otI切断部位(ヌクレオチド966)の中に組み込ん
だ。
【0042】(b)pHTT4:HIV−1遺伝子断片
(ヌクレオチド1635−2639)をpRc/CMV
ベクターのXbaI切断部位(ヌクレオチド985)の
中に組み込んだ。
(ヌクレオチド1635−2639)をpRc/CMV
ベクターのXbaI切断部位(ヌクレオチド985)の
中に組み込んだ。
【0043】(c)pHTT6:HIV−1遺伝子断片
(ヌクレオチド3003−3277)を(b)に記載す
るようにXbaI切断部位の中に組み込んだ。
(ヌクレオチド3003−3277)を(b)に記載す
るようにXbaI切断部位の中に組み込んだ。
【0044】(d)pHTT9:HIV−1遺伝子断片
(ヌクレオチド678−2099)を(b)に記載する
ようにXbaI切断部位の中に組み込んだ。
(ヌクレオチド678−2099)を(b)に記載する
ようにXbaI切断部位の中に組み込んだ。
【0045】(e)pHTT10:HIV−1遺伝子断
片(ヌクレオチド2099−3829)を(b)に記載
するようにXbaI切断部位の中に組み込んだ。
片(ヌクレオチド2099−3829)を(b)に記載
するようにXbaI切断部位の中に組み込んだ。
【0046】(f)pHTT12:HIV−1遺伝子断
片(ヌクレオチド4157−4647)を(b)に記載
するようにXbaI切断部位の中に組み込んだ。
片(ヌクレオチド4157−4647)を(b)に記載
するようにXbaI切断部位の中に組み込んだ。
【0047】(g)pHTT15:HIV−1遺伝子断
片(ヌクレオチド3830−4157)を(b)に記載
するようにXbaI切断部位の中に組み込んだ。
片(ヌクレオチド3830−4157)を(b)に記載
するようにXbaI切断部位の中に組み込んだ。
【0048】実施例1〜6のベクターの中にアンチセン
スの向き(3’→5’)に含有されるHIV−1遺伝子
断片の全体的線図を図6に再生されている。
スの向き(3’→5’)に含有されるHIV−1遺伝子
断片の全体的線図を図6に再生されている。
【0049】実施例7 アンチセンスRNA発現ベクターをもつヒトリンパ球の
トランスフェクションおよびクローニング 非付着的に成長する単球様細胞系U937および非付着
的に成長するT−リンパ球細胞系HUT78を、HIV
−1に対して内因的に発現されたアンチセンスRNAの
結果としてウイルス耐性を示す、トランスフェクション
されたヒト造血細胞系の例として選択した。両者の細胞
系は、アメリカン・タイプ・カルチャー・コレクション
(the American Type Cultur
e Collection)(ATCC)米国マリイラ
ンド州20852−1776、ロックビレ、パークッロ
ーンドライブ12301)から入手した。
トランスフェクションおよびクローニング 非付着的に成長する単球様細胞系U937および非付着
的に成長するT−リンパ球細胞系HUT78を、HIV
−1に対して内因的に発現されたアンチセンスRNAの
結果としてウイルス耐性を示す、トランスフェクション
されたヒト造血細胞系の例として選択した。両者の細胞
系は、アメリカン・タイプ・カルチャー・コレクション
(the American Type Cultur
e Collection)(ATCC)米国マリイラ
ンド州20852−1776、ロックビレ、パークッロ
ーンドライブ12301)から入手した。
【0050】細胞系をATCCにより推奨される培地の
中で培養した。ベクターのトランスフェクションは、最
も有望であると証明されたエレクトロポレイションの種
々の方法で実施した: 1、リン酸カルシウム法:ウィグラー(Wigler)
ら、1977、細胞(Cell)、11、223の方法
の変法。
中で培養した。ベクターのトランスフェクションは、最
も有望であると証明されたエレクトロポレイションの種
々の方法で実施した: 1、リン酸カルシウム法:ウィグラー(Wigler)
ら、1977、細胞(Cell)、11、223の方法
の変法。
【0051】トランスフェクションはDNAのCa沈澱
物を使用して実施する。0.05〜20μgの変化する
量のDNAを0.25mlの250ミリモルのCaCl
2中に溶解し、そして0.25mlの2×HEBS緩衝
液の中にピペットでゆっくり入れた。トランスフェクシ
ョンは沈澱混合物の全体を10mlの細胞培養物に添加
することによって実施した。15時間後、この培地を吸
引により除去した。次いで、細胞をDMSOでショック
処理した。
物を使用して実施する。0.05〜20μgの変化する
量のDNAを0.25mlの250ミリモルのCaCl
2中に溶解し、そして0.25mlの2×HEBS緩衝
液の中にピペットでゆっくり入れた。トランスフェクシ
ョンは沈澱混合物の全体を10mlの細胞培養物に添加
することによって実施した。15時間後、この培地を吸
引により除去した。次いで、細胞をDMSOでショック
処理した。
【0052】10mlの培養について、3mlの無菌の
PBS中の25%の溶液を添加した。4分後、液体を吸
引により除去し、そして細胞を5mlのPBSで洗浄し
た。引き続いて、細胞を10mlのDMEMの中に取っ
た。
PBS中の25%の溶液を添加した。4分後、液体を吸
引により除去し、そして細胞を5mlのPBSで洗浄し
た。引き続いて、細胞を10mlのDMEMの中に取っ
た。
【0053】2、DEAE−デキストラン トランスフェクションの1日前に、細胞を3〜4×10
5/mlの培地の密度にサブクローニングした。トラン
スフェクションの2〜4時間前に、細胞を遠心し、そし
て新鮮な培地の中に取った。0.5〜20μgのDNA
を1070μlのPBSと混合し、これに120μlの
10mg/mlのDEAE−デキストラン溶液(トラン
スフェクション溶液)を添加した。トランスフェクショ
ン前に、40mlの細胞を遠心し、10mlのPBSの
中に取り、そしてもう一度遠心した。
5/mlの培地の密度にサブクローニングした。トラン
スフェクションの2〜4時間前に、細胞を遠心し、そし
て新鮮な培地の中に取った。0.5〜20μgのDNA
を1070μlのPBSと混合し、これに120μlの
10mg/mlのDEAE−デキストラン溶液(トラン
スフェクション溶液)を添加した。トランスフェクショ
ン前に、40mlの細胞を遠心し、10mlのPBSの
中に取り、そしてもう一度遠心した。
【0054】細胞の沈澱物を1.2mlのPBS−DE
AE−デキストラン溶液の中に懸濁させ、そして30分
間インキュベーションした。引き続いて、細胞を0.8
mlの冷DMSO溶液(TBS中の25%)の添加によ
りショック処理した。3分後、10mlのTBSを添加
し、そしてこの混合物を遠心した。細胞をRPMI成長
培地の中で洗浄し、そして40mlの同一培地の中に取
った。
AE−デキストラン溶液の中に懸濁させ、そして30分
間インキュベーションした。引き続いて、細胞を0.8
mlの冷DMSO溶液(TBS中の25%)の添加によ
りショック処理した。3分後、10mlのTBSを添加
し、そしてこの混合物を遠心した。細胞をRPMI成長
培地の中で洗浄し、そして40mlの同一培地の中に取
った。
【0055】3、融合〔サナリ−ゴールディン(San
ari−Goldin)法〕 対数成長する細胞(1×107細胞/ml)を遠心し、
そしてRPMI培地で1回洗浄した。2mlのE.co
liの原形質体の懸濁液(10%のスクロースおよび1
0ミリモルのMgCl2の中で2×103細胞/ml)を
細胞の沈澱物に添加した。トランスフェクションするプ
ラスミドをもつ原形質体をサナリ−ゴールディン(Sa
nari−Goldin)らの方法により調製した。8
分間インキュベーションした後、遠心を実施し、次いで
PEG溶液(ポリエチレングリコール400;RPMI
中の45%の溶液)2分以内に注意して添加した。1分
間インキュベーションした後、10mlのFCSを含ま
ないRPMI培地を7分以内に添加した。細胞を遠心
し、RPMI培地の中で洗浄し、そして10mlの中に
取った。
ari−Goldin)法〕 対数成長する細胞(1×107細胞/ml)を遠心し、
そしてRPMI培地で1回洗浄した。2mlのE.co
liの原形質体の懸濁液(10%のスクロースおよび1
0ミリモルのMgCl2の中で2×103細胞/ml)を
細胞の沈澱物に添加した。トランスフェクションするプ
ラスミドをもつ原形質体をサナリ−ゴールディン(Sa
nari−Goldin)らの方法により調製した。8
分間インキュベーションした後、遠心を実施し、次いで
PEG溶液(ポリエチレングリコール400;RPMI
中の45%の溶液)2分以内に注意して添加した。1分
間インキュベーションした後、10mlのFCSを含ま
ないRPMI培地を7分以内に添加した。細胞を遠心
し、RPMI培地の中で洗浄し、そして10mlの中に
取った。
【0056】4、エレクトロポレイション(EP)をバ
イオ・ラド(Bio Rad)からの遺伝子パスラー装
置およびコンデンサのエクステンダオを使用して実施し
た。対数成長した細胞を1×107細胞/mlの細胞密
度に調節し、1×PBSで洗浄し、そしてFCSを含ま
ない10ミリモルのデキストロースおよび0.1ミリモ
ルのジチオスレイトールを有するRPMI培地の中に再
懸濁させた。
イオ・ラド(Bio Rad)からの遺伝子パスラー装
置およびコンデンサのエクステンダオを使用して実施し
た。対数成長した細胞を1×107細胞/mlの細胞密
度に調節し、1×PBSで洗浄し、そしてFCSを含ま
ない10ミリモルのデキストロースおよび0.1ミリモ
ルのジチオスレイトールを有するRPMI培地の中に再
懸濁させた。
【0057】0.4mlの細胞懸濁液をEPクベットの
中に入れ、そして10〜20μgのDNAを添加した。
DNAを1μgのDNA/1μlのTEの比率で溶解し
た。エレクトロポレイションの条件は次のように変化さ
せた:キャパシタンス:260−960μF;電圧15
0−300V;電極距離0.2/0.4cm;抵抗10
0−∞ohm。
中に入れ、そして10〜20μgのDNAを添加した。
DNAを1μgのDNA/1μlのTEの比率で溶解し
た。エレクトロポレイションの条件は次のように変化さ
せた:キャパシタンス:260−960μF;電圧15
0−300V;電極距離0.2/0.4cm;抵抗10
0−∞ohm。
【0058】エレクトロポレイションの前および後に、
細胞を室温において10分間インキュベーションし、次
いで10mlの成長培地+10%のFCSの中に二次培
養物した。
細胞を室温において10分間インキュベーションし、次
いで10mlの成長培地+10%のFCSの中に二次培
養物した。
【0059】トランスフェクション体の選択:トランス
フェクション体の選択は、各場合において、G418に
対する耐性に基づいて実施した。
フェクション体の選択は、各場合において、G418に
対する耐性に基づいて実施した。
【0060】1、トランスフェクションした細胞をまず
G418を含有する遺伝子の中で、それ以上の成長が観
察されなくなるまで、予備インキュベーションした。寒
天(Gibco)またはメチルセルロースを培地の固化
のために使用した。前以て選択した細胞を組織培養プレ
ート(10cm)上にまき、そしてこれに10mlの選
択培地(RPMI+1mg/mlのG418)および2
mlの2%の液化した寒天溶液に添加した。寒天が冷却
した後、プレートをインキュベーター内で37℃におい
てインキュベーションした。この実験の変法において、
寒天をメチルセルロースと置換した。
G418を含有する遺伝子の中で、それ以上の成長が観
察されなくなるまで、予備インキュベーションした。寒
天(Gibco)またはメチルセルロースを培地の固化
のために使用した。前以て選択した細胞を組織培養プレ
ート(10cm)上にまき、そしてこれに10mlの選
択培地(RPMI+1mg/mlのG418)および2
mlの2%の液化した寒天溶液に添加した。寒天が冷却
した後、プレートをインキュベーター内で37℃におい
てインキュベーションした。この実験の変法において、
寒天をメチルセルロースと置換した。
【0061】2、トラスウェル(Transwell)
細胞培養チャンバー〔TranswellR、コスター
(Costar)から〕の中の引き続くクローニングに
より選択 48時間インキュベーションした後、細胞を96ウェル
マイクロタイタープレート上に1×105細胞/0.2
mlのウェルの密度でまいた。G418をU937につ
いて0.7mg/mlおよびHUT78について1.0
mg/mlの濃度で添加した。培地が使用尽くされると
すくに、各ウェルの1/2体積を新鮮な培地と交換し
た。U937の各場合において、次いでさらに0.5m
g/mlのみのG418を添加した。
細胞培養チャンバー〔TranswellR、コスター
(Costar)から〕の中の引き続くクローニングに
より選択 48時間インキュベーションした後、細胞を96ウェル
マイクロタイタープレート上に1×105細胞/0.2
mlのウェルの密度でまいた。G418をU937につ
いて0.7mg/mlおよびHUT78について1.0
mg/mlの濃度で添加した。培地が使用尽くされると
すくに、各ウェルの1/2体積を新鮮な培地と交換し
た。U937の各場合において、次いでさらに0.5m
g/mlのみのG418を添加した。
【0062】耐性細胞が個々のウェルの中で成長し始め
るまで、インキュベーションを続けた。これらの混合し
たクローンをより大きい体積に拡張し、引き続いてクロ
ーニングした。このために、コスター(Costar)
からの特別の成長チャンバー〔TranswellR、
カタログNo.3425、米国マサチュセッツ州021
39、ケンブリッジ、ブローデウェイ205〕を使用し
た。
るまで、インキュベーションを続けた。これらの混合し
たクローンをより大きい体積に拡張し、引き続いてクロ
ーニングした。このために、コスター(Costar)
からの特別の成長チャンバー〔TranswellR、
カタログNo.3425、米国マサチュセッツ州021
39、ケンブリッジ、ブローデウェイ205〕を使用し
た。
【0063】細胞をG418を有する柔寒天の中で低い
細胞密度(50〜200細胞/6ml)でまき、そして
6mlを中央のチャンバー(上の隔室)に添加した。チ
ャンバーをU937またはHUT78(200,000
細胞/ml)の非常に厚く成長する流体フィーダー培養
物(下の隔室)と膜により分離した。流動性の培地を消
耗後部分的に交換して、さらに細胞が成長するようにし
た。柔寒天の中にG418耐性コロニーが現れるとすぐ
に、それらをパスツールピペットで分離し、そして拡張
した。
細胞密度(50〜200細胞/6ml)でまき、そして
6mlを中央のチャンバー(上の隔室)に添加した。チ
ャンバーをU937またはHUT78(200,000
細胞/ml)の非常に厚く成長する流体フィーダー培養
物(下の隔室)と膜により分離した。流動性の培地を消
耗後部分的に交換して、さらに細胞が成長するようにし
た。柔寒天の中にG418耐性コロニーが現れるとすぐ
に、それらをパスツールピペットで分離し、そして拡張
した。
【0064】このようにして、多少の10の独立の、ト
ランスフェクションした細胞系を、U937およびHU
T78について、KTX11、KTX12、KTX1
5、pSXK1およびpSXK2の各々を使用してクロ
ーニングし、そしてアンチセンスRNAの発現およびH
IV−1耐性の実証のために処理した。さらに、HUT
78細胞系をベクターpHTT1、pHTT4、および
pHTT9およびpHTT10を使用して発生させ、そ
してHIV感染試験において検査した。
ランスフェクションした細胞系を、U937およびHU
T78について、KTX11、KTX12、KTX1
5、pSXK1およびpSXK2の各々を使用してクロ
ーニングし、そしてアンチセンスRNAの発現およびH
IV−1耐性の実証のために処理した。さらに、HUT
78細胞系をベクターpHTT1、pHTT4、および
pHTT9およびpHTT10を使用して発生させ、そ
してHIV感染試験において検査した。
【0065】実施例8 発現ベクターKTX15を使用する骨髄細胞の形質転換 1例として、マウスのモデルにおける一次骨髄細胞の形
質転換を実証する基本的手順は次の通りであった:一次
骨髄細胞を6〜10週齢のC57マウスの大腿から分離
した。細胞をMcCoy培地〔フロー(Flow)か
ら〕の中に取り、そしてインターリューキン−3および
GM−CSF〔顆粒球−単球コロニー刺激因子;ジーン
ザイム(Genzyme)〕、各場合において2.5μ
g/mlの濃度、および寒天〔バクト(Bacto)寒
天、ディフコ(Difco)から;最終濃度0.3%〕
と混合し、そしてペトリ皿の中で毒性抗生物質G418
(ネオマイシン)の存在または不存在下に1×105細
胞/mlの濃度でプレイティングした。トランスフェク
ションを骨髄細胞の除去後直接実施した後、寒天の中で
プレイティングした。引き続いて、細胞をインキュベー
ターの中で37℃および7.5%のCO2において数日
間培養した。種々の時間間隔で、形質転換されたコロニ
ー(少なくとも10細胞)またはクラスター(10〜5
0細胞)を各場合において顕微鏡下にカウントした。所
定の実験条件下に、コロニーの大部分を顆粒球/単球ま
たは顆粒球noコロニーと混合した。赤血球のバースト
が時々観察され、そして血小板生成細胞が1つの場合に
発生した。コロニーの中の細胞の型の同定はメイ−グリ
ューンワルド(May−Gruenewald)染色に
より実施した。
質転換を実証する基本的手順は次の通りであった:一次
骨髄細胞を6〜10週齢のC57マウスの大腿から分離
した。細胞をMcCoy培地〔フロー(Flow)か
ら〕の中に取り、そしてインターリューキン−3および
GM−CSF〔顆粒球−単球コロニー刺激因子;ジーン
ザイム(Genzyme)〕、各場合において2.5μ
g/mlの濃度、および寒天〔バクト(Bacto)寒
天、ディフコ(Difco)から;最終濃度0.3%〕
と混合し、そしてペトリ皿の中で毒性抗生物質G418
(ネオマイシン)の存在または不存在下に1×105細
胞/mlの濃度でプレイティングした。トランスフェク
ションを骨髄細胞の除去後直接実施した後、寒天の中で
プレイティングした。引き続いて、細胞をインキュベー
ターの中で37℃および7.5%のCO2において数日
間培養した。種々の時間間隔で、形質転換されたコロニ
ー(少なくとも10細胞)またはクラスター(10〜5
0細胞)を各場合において顕微鏡下にカウントした。所
定の実験条件下に、コロニーの大部分を顆粒球/単球ま
たは顆粒球noコロニーと混合した。赤血球のバースト
が時々観察され、そして血小板生成細胞が1つの場合に
発生した。コロニーの中の細胞の型の同定はメイ−グリ
ューンワルド(May−Gruenewald)染色に
より実施した。
【0066】トランスフェクションの条件を最適化し
た。一次骨髄細胞の首尾よいトランスフェクションは次
の条件下に得られた:800μlの骨髄細胞の懸濁液
(実施例7に記載するようにエレクトロポレイション培
地の中の5×106細胞)、5μgのKTX15、30
0V、100Ω、250μFD、6msにおけるエレク
トロポレイション。
た。一次骨髄細胞の首尾よいトランスフェクションは次
の条件下に得られた:800μlの骨髄細胞の懸濁液
(実施例7に記載するようにエレクトロポレイション培
地の中の5×106細胞)、5μgのKTX15、30
0V、100Ω、250μFD、6msにおけるエレク
トロポレイション。
【0067】エレクトロポレイション〔遺伝子パルサー
装置およびキャパシタンスイクステンダー、バイオ・ラ
ド(Bio Rad)から〕後、細胞を500μg/m
lのG418(ネオマイシン)の存在下に前述の培地の
中で選択した。G418に対する耐性は、増殖可能な一
次骨髄細胞の首尾よいトランスフェクションを示した。
装置およびキャパシタンスイクステンダー、バイオ・ラ
ド(Bio Rad)から〕後、細胞を500μg/m
lのG418(ネオマイシン)の存在下に前述の培地の
中で選択した。G418に対する耐性は、増殖可能な一
次骨髄細胞の首尾よいトランスフェクションを示した。
【0068】実施例9 完全な発現ベクターの構成体の組み込みの実証およびア
ンチセンスRNAの発現の実証 トランスフェクションされたU937およびHUT78
細胞系の崩壊後、これらの細胞系を標準の方法により塩
化カルシウム密度勾配の遠心により分離した〔L.G.
デイビス(Davis)ら、分子生物学における基本的
方法(Basic Methods in molec
ular Biology)、ニューヨーク州エルセビ
アー、(1986)〕。アンチセンスRNAの発現のた
めの完全なベクター構成体の組み込みの実証は、ポリメ
ラーゼ連鎖反応〔DNA増幅のPCR技術の原理および
応用(PCR Technology Princip
les and Application for D
NA Amplification)、ヘンリイ(He
nry)A.およびA.エールリッヒ(Erlic
h)、M.編、ストックトン・プレス(Stockto
n Press)、ニューヨーク(1989)〕により
オリゴヌクレオチドプライマーを使用して実施し、これ
はプロモーター配列、インサート配列および停止配列の
オーバーラッピングDNA断片を増幅した。引き続い
て、増幅したDNAはスロット−ブロット分析〔デイビ
ス(Davis)ら、上を参照〕によりDNAインサー
ト遺伝子プローブを使用して同定した。分析結果の例は
図7、8および9に記載する。例えば、プロモーター配
列からのフランキングプライマー5’−CAA ACC
CTT TGC GCC CG−3’およびポリアデ
ニル化配列からのフランキングプライマー5’−TTT
TTT CAC TGC ATT CTA CTT−
3’をベクターKTX11、KTX12およびKTX1
5のために使用した。pRc−CMVベクターをもつ発
現ベクターの場合において、例えば、フランキングプラ
イマー5’−CTT TCC AAA ATG TCG
TAA CAACTCC−3’および5’−ATT
TAG GTG ACA CTA TAG AAT−
3’を、それぞれ、プロモーター配列および停止配列の
ために使用した。インサート(HIV配列)において、
プライマー対の選択に依存して約500塩基対〜2,1
00塩基対のPCR産生物を生じたプライマー配列を使
用した。
ンチセンスRNAの発現の実証 トランスフェクションされたU937およびHUT78
細胞系の崩壊後、これらの細胞系を標準の方法により塩
化カルシウム密度勾配の遠心により分離した〔L.G.
デイビス(Davis)ら、分子生物学における基本的
方法(Basic Methods in molec
ular Biology)、ニューヨーク州エルセビ
アー、(1986)〕。アンチセンスRNAの発現のた
めの完全なベクター構成体の組み込みの実証は、ポリメ
ラーゼ連鎖反応〔DNA増幅のPCR技術の原理および
応用(PCR Technology Princip
les and Application for D
NA Amplification)、ヘンリイ(He
nry)A.およびA.エールリッヒ(Erlic
h)、M.編、ストックトン・プレス(Stockto
n Press)、ニューヨーク(1989)〕により
オリゴヌクレオチドプライマーを使用して実施し、これ
はプロモーター配列、インサート配列および停止配列の
オーバーラッピングDNA断片を増幅した。引き続い
て、増幅したDNAはスロット−ブロット分析〔デイビ
ス(Davis)ら、上を参照〕によりDNAインサー
ト遺伝子プローブを使用して同定した。分析結果の例は
図7、8および9に記載する。例えば、プロモーター配
列からのフランキングプライマー5’−CAA ACC
CTT TGC GCC CG−3’およびポリアデ
ニル化配列からのフランキングプライマー5’−TTT
TTT CAC TGC ATT CTA CTT−
3’をベクターKTX11、KTX12およびKTX1
5のために使用した。pRc−CMVベクターをもつ発
現ベクターの場合において、例えば、フランキングプラ
イマー5’−CTT TCC AAA ATG TCG
TAA CAACTCC−3’および5’−ATT
TAG GTG ACA CTA TAG AAT−
3’を、それぞれ、プロモーター配列および停止配列の
ために使用した。インサート(HIV配列)において、
プライマー対の選択に依存して約500塩基対〜2,1
00塩基対のPCR産生物を生じたプライマー配列を使
用した。
【0069】アンチセンスRNAの発現の実証は、クロ
ーニングし、トランスフェクションした細胞系からのR
NAのノザンブロット分析〔デイビス(Davis)
ら、上を参照〕により実施した。トランスフェクション
したU937細胞系の中のHIV−1アンチセンスRN
Aの実証についての分析結果の1例を図10に記載す
る。
ーニングし、トランスフェクションした細胞系からのR
NAのノザンブロット分析〔デイビス(Davis)
ら、上を参照〕により実施した。トランスフェクション
したU937細胞系の中のHIV−1アンチセンスRN
Aの実証についての分析結果の1例を図10に記載す
る。
【0070】実施例10 トランスフェクションし、クローニングした造血細胞系
のウイルス抵抗性の実証 実施例7および9に従い得られそして特性決定された、
クローニングたアンチセンスRNA発現細胞系を、対照
として出発細胞系HUT78およびU937と一緒に、
HIV−1〔L.ラーザー(Rather)ら、ネイチ
ャー(Nature)313、277(1985)〕ま
たはHIV−2 D194〔H.クーネル(Kuehn
el)ら、核酸の研究(Nucleic Acids
Research)(1990)18、6140)を使
用する比較感染の研究においてウイルス抵抗性の発現に
ついて検査した。
のウイルス抵抗性の実証 実施例7および9に従い得られそして特性決定された、
クローニングたアンチセンスRNA発現細胞系を、対照
として出発細胞系HUT78およびU937と一緒に、
HIV−1〔L.ラーザー(Rather)ら、ネイチ
ャー(Nature)313、277(1985)〕ま
たはHIV−2 D194〔H.クーネル(Kuehn
el)ら、核酸の研究(Nucleic Acids
Research)(1990)18、6140)を使
用する比較感染の研究においてウイルス抵抗性の発現に
ついて検査した。
【0071】1、HIV−1によるHUT78およびu
8細胞の感染(対照)手順 各場合において、10mlの細胞懸濁液をHUT78/
HIV−1培養上澄み液(PBL培養物の中の約104
SFU/mlの異なる希釈物、凍結した源溶液650,
000cpm/mlのRT活性)で60分間処理した。
細胞を引き続いて遠心しそして3回洗浄して、結合しな
いウイルス粒子およびウイルスタンパク質を除去した。
最後に、細胞を各場合において10mlの培地の中に再
懸濁し、そしてインキュベーターの中で培養した。
8細胞の感染(対照)手順 各場合において、10mlの細胞懸濁液をHUT78/
HIV−1培養上澄み液(PBL培養物の中の約104
SFU/mlの異なる希釈物、凍結した源溶液650,
000cpm/mlのRT活性)で60分間処理した。
細胞を引き続いて遠心しそして3回洗浄して、結合しな
いウイルス粒子およびウイルスタンパク質を除去した。
最後に、細胞を各場合において10mlの培地の中に再
懸濁し、そしてインキュベーターの中で培養した。
【0072】3〜4日毎に、200μlの細胞不含培養
懸濁液をHIV抗原の存在下に試験した。オーガノン・
テクニカ(Organon Technika)からの
抗原捕捉アッセイを使用した。
懸濁液をHIV抗原の存在下に試験した。オーガノン・
テクニカ(Organon Technika)からの
抗原捕捉アッセイを使用した。
【0073】細胞を維持するために、5mlの細胞懸濁
液を各場合において取り出し、そして5mlの培地と置
換した。
液を各場合において取り出し、そして5mlの培地と置
換した。
【0074】2、アンチセンスRNAを発現するHUT
78細胞およびU937細胞のHIVによる感染 手順 各場合において、10mlの細胞懸濁液(約4×105
細胞/ml)をHUT78/HIV−1培養上澄み液
(PBL培養物の中の約104SFU/mlの異なる希
釈物、凍結した源溶液650,000cpm/mlのR
T活性)で60分間処理した。源ウイルス溶液の最終の
希釈はHUT78細胞について1:1,000でありそ
してU937細胞について1:50であった。細胞を引
き続いて遠心しそして注意して4回洗浄して、結合しな
いウイルス粒子およびウイルスタンパク質を除去した。
最後に、細胞を各場合において10mlの培地(RPM
I1640+16%のFCS)の中に再懸濁し、そして
インキュベーターの中で60日間培養した。
78細胞およびU937細胞のHIVによる感染 手順 各場合において、10mlの細胞懸濁液(約4×105
細胞/ml)をHUT78/HIV−1培養上澄み液
(PBL培養物の中の約104SFU/mlの異なる希
釈物、凍結した源溶液650,000cpm/mlのR
T活性)で60分間処理した。源ウイルス溶液の最終の
希釈はHUT78細胞について1:1,000でありそ
してU937細胞について1:50であった。細胞を引
き続いて遠心しそして注意して4回洗浄して、結合しな
いウイルス粒子およびウイルスタンパク質を除去した。
最後に、細胞を各場合において10mlの培地(RPM
I1640+16%のFCS)の中に再懸濁し、そして
インキュベーターの中で60日間培養した。
【0075】3〜4日毎に、160μlの細胞不含培養
上澄み液をHIV抗原について試験した。オーガノン・
テクニカ(Organon Technika)からの
抗原捕捉アッセイを付属するマイクロタイタープレート
のフォトメーターとともに使用した。
上澄み液をHIV抗原について試験した。オーガノン・
テクニカ(Organon Technika)からの
抗原捕捉アッセイを付属するマイクロタイタープレート
のフォトメーターとともに使用した。
【0076】細胞を維持するために、3〜4日毎に5m
lの細胞懸濁液を各場合において取り出し、そして5m
lの培地と置換した。
lの細胞懸濁液を各場合において取り出し、そして5m
lの培地と置換した。
【0077】他のHIVのアンチセンスRNA発現細胞
系についての代表的な結果として、3つのHUT78ト
ランスフェクション体(HUTK14−KTX11、S
SHUTK16/1−SXK1、SSHUTK1/1−
SXK2)(参照、図11)および3つのU937トラ
ンスフェクション体(ssUK20/4−KTX11
a、ssUK3/1−SXK2およびssUK20/1
5−KTX11b)(図12)を使用する2系列の実験
を述べるすることができ、これらは感染後、逆転写酵素
活性(RT活性)またはHIV抗原のいずれをこれらの
細胞培養物において測定しても、発現ベクターpSXK
1およびpSXK2を収容するこれらのアンチセンスR
NA発現細胞系において60日までのインキュベーショ
ン期間の間にHIVの増殖を示さない。比較により、H
IVの増殖は対照細胞系において明瞭に測定可能であ
る。さらに、ウイルスの増殖の遅延した増加は、より弱
く発現する発現ベクターKTX11をもつトランスフェ
クション体において観察することができる。結果を図1
1および12に表す。
系についての代表的な結果として、3つのHUT78ト
ランスフェクション体(HUTK14−KTX11、S
SHUTK16/1−SXK1、SSHUTK1/1−
SXK2)(参照、図11)および3つのU937トラ
ンスフェクション体(ssUK20/4−KTX11
a、ssUK3/1−SXK2およびssUK20/1
5−KTX11b)(図12)を使用する2系列の実験
を述べるすることができ、これらは感染後、逆転写酵素
活性(RT活性)またはHIV抗原のいずれをこれらの
細胞培養物において測定しても、発現ベクターpSXK
1およびpSXK2を収容するこれらのアンチセンスR
NA発現細胞系において60日までのインキュベーショ
ン期間の間にHIVの増殖を示さない。比較により、H
IVの増殖は対照細胞系において明瞭に測定可能であ
る。さらに、ウイルスの増殖の遅延した増加は、より弱
く発現する発現ベクターKTX11をもつトランスフェ
クション体において観察することができる。結果を図1
1および12に表す。
【0078】60日間のインキュベーション後にHIV
−1抗原またはRT活性を検出することができなかっ
た、細胞系SSUK3/1−SXK2、SSHUTK1
6/2−SXK1およびSSHUTK1/1−SXK2
において起こったHIV−1の感染をチェックするため
に、陽性の同定を、例えば、60日間インキュベーショ
ンしたSSHUTK16/2−SXK1およびSSHU
TK1/1−SXK2の細胞の中のHIV−1 TAT
遺伝子配列およびエンベロープ遺伝子配列のPCR検出
により実証した(図13)。この目的で、PCRプライ
マー5’−ATGGAG CCA CTA GAT C
CT−3’および5’−TCT ACCATG TCA
T−3’を使用して、690塩基対の長さのPCR断片
を発生させた。発現ベクターpSXK1およびpSXK
2はこれらの配列を含有せず、したがって誤った陽性の
PCRを産生できなかった。
−1抗原またはRT活性を検出することができなかっ
た、細胞系SSUK3/1−SXK2、SSHUTK1
6/2−SXK1およびSSHUTK1/1−SXK2
において起こったHIV−1の感染をチェックするため
に、陽性の同定を、例えば、60日間インキュベーショ
ンしたSSHUTK16/2−SXK1およびSSHU
TK1/1−SXK2の細胞の中のHIV−1 TAT
遺伝子配列およびエンベロープ遺伝子配列のPCR検出
により実証した(図13)。この目的で、PCRプライ
マー5’−ATGGAG CCA CTA GAT C
CT−3’および5’−TCT ACCATG TCA
T−3’を使用して、690塩基対の長さのPCR断片
を発生させた。発現ベクターpSXK1およびpSXK
2はこれらの配列を含有せず、したがって誤った陽性の
PCRを産生できなかった。
【0079】実施例11 対照実験 アンチセンスの向きにHIV−1からのプロウイルスの
DNAのインサートをもたない実施例1〜6からのベク
ターのトランスフェクションを、細胞系U937および
HUT78において、ウイルスの複製が阻害されなかっ
た細胞系に導かなかった。プロウイルスのHIV−1の
DNA断片がセンス向きに挿入された、実施例1〜6か
らのベクターを使用する対照実験を実施しなかった。な
ぜなら、対応するセンス転写体はHIV複製の調節タン
パク質、例えば、TATおよびREVと結合し、これに
よりウイルスの複製を競争的に阻害することができ
〔G.J.グラハム(Graham)ら、PNAS 8
7、5817(1990)〕こうして対照実験として不
適当であると思われるからである。
DNAのインサートをもたない実施例1〜6からのベク
ターのトランスフェクションを、細胞系U937および
HUT78において、ウイルスの複製が阻害されなかっ
た細胞系に導かなかった。プロウイルスのHIV−1の
DNA断片がセンス向きに挿入された、実施例1〜6か
らのベクターを使用する対照実験を実施しなかった。な
ぜなら、対応するセンス転写体はHIV複製の調節タン
パク質、例えば、TATおよびREVと結合し、これに
よりウイルスの複製を競争的に阻害することができ
〔G.J.グラハム(Graham)ら、PNAS 8
7、5817(1990)〕こうして対照実験として不
適当であると思われるからである。
【0080】実施例12 アンチセンスRNAを発現するHUT78およびU93
7細胞系のHIV−2による感染 感染の実験を分離物のHIV−2 D194〔H.キュ
ーフネル(Kuehnel)ら、核酸の研究(Nucl
eic Acids Res.)18(1990)61
42〕を使用して実施した。2.14×105cpm/
mlのRT活性および0.249OD450nmの抗原濃度
(1:1,000希釈)のウイルス菌株の懸濁液(16
0μlの試料)を−80℃において貯蔵した。50μl
のこのウイルス菌株の懸濁液を4mlの培地中の2×1
06のHUT78の感染のために使用し、これを3時間
インキュベーションした。U937細胞の場合におい
て、2×106細胞を4mlの培地の中で100μlの
ウイルス菌株の懸濁液と感染のためにインキュベーショ
ンした。引き続いて、結合しないウイルス粒子を細胞培
養物から洗浄により除去した。
7細胞系のHIV−2による感染 感染の実験を分離物のHIV−2 D194〔H.キュ
ーフネル(Kuehnel)ら、核酸の研究(Nucl
eic Acids Res.)18(1990)61
42〕を使用して実施した。2.14×105cpm/
mlのRT活性および0.249OD450nmの抗原濃度
(1:1,000希釈)のウイルス菌株の懸濁液(16
0μlの試料)を−80℃において貯蔵した。50μl
のこのウイルス菌株の懸濁液を4mlの培地中の2×1
06のHUT78の感染のために使用し、これを3時間
インキュベーションした。U937細胞の場合におい
て、2×106細胞を4mlの培地の中で100μlの
ウイルス菌株の懸濁液と感染のためにインキュベーショ
ンした。引き続いて、結合しないウイルス粒子を細胞培
養物から洗浄により除去した。
【0081】3〜4日の間隔において、細胞培養物を維
持し、そして細胞培養物の上澄み液を取り出して、オー
ガノン・テクニカ(Organon Technik
a)からのHIV抗原の捕捉アッセイによる、付属する
マイクロタイタープレートのフォトメーターを使用する
定量的HIV抗原決定にかけた。アンチセンスRNA発
現ベクターを含有しない、HUT78対照細胞系および
U937対照細胞系におけるHIV−2 D194の複
製の過程を、図14および15において、トランスフェ
クションした細胞系におけるそれと比較し、これらはア
ンチセンスRNAの発現の結果として遅延したHIV−
2の増殖を実証する。
持し、そして細胞培養物の上澄み液を取り出して、オー
ガノン・テクニカ(Organon Technik
a)からのHIV抗原の捕捉アッセイによる、付属する
マイクロタイタープレートのフォトメーターを使用する
定量的HIV抗原決定にかけた。アンチセンスRNA発
現ベクターを含有しない、HUT78対照細胞系および
U937対照細胞系におけるHIV−2 D194の複
製の過程を、図14および15において、トランスフェ
クションした細胞系におけるそれと比較し、これらはア
ンチセンスRNAの発現の結果として遅延したHIV−
2の増殖を実証する。
【0082】結果 発現ベクターKTX11、KTX12、KTX15、p
SXK1、pSXK2、pHTT1、pHTT4、pH
TT6、pHTT10、pHTT12およびpHTT1
5(実施例1〜6)を使用して、遺伝子のトランスフェ
クションおよびトランスフェクションした細胞系のクロ
ーニング(実施例7)後、HIV−1に対するアンチセ
ンスRNAがヒト血液細胞系において内因的に形成し
(実施例9)そしてその抗ウイルス作用は実証された
(実施例10、12)。
SXK1、pSXK2、pHTT1、pHTT4、pH
TT6、pHTT10、pHTT12およびpHTT1
5(実施例1〜6)を使用して、遺伝子のトランスフェ
クションおよびトランスフェクションした細胞系のクロ
ーニング(実施例7)後、HIV−1に対するアンチセ
ンスRNAがヒト血液細胞系において内因的に形成し
(実施例9)そしてその抗ウイルス作用は実証された
(実施例10、12)。
【0083】レトロウイルスのHIV−1の複製の明瞭
に発現された阻害はトランスフェクションされた細胞系
において実証されたことは驚くべきことである。アンチ
センスRNAを発現する細胞のウイルス抵抗性は、ま
た、同様な方法において、トランスフェクションされた
細胞系に特別に適合したHIV−1ウイルスで示すこと
ができた(図11、12)。アンチセンスRNAのマー
クした抗ウイルス性質は、また、HIV−2に対して示
された(図14、15)。
に発現された阻害はトランスフェクションされた細胞系
において実証されたことは驚くべきことである。アンチ
センスRNAを発現する細胞のウイルス抵抗性は、ま
た、同様な方法において、トランスフェクションされた
細胞系に特別に適合したHIV−1ウイルスで示すこと
ができた(図11、12)。アンチセンスRNAのマー
クした抗ウイルス性質は、また、HIV−2に対して示
された(図14、15)。
【0084】1例として、これらの結果が示すように、
アンチセンスRNA分子の発現に適当なプロモーターお
よび当然、また、アンチセンスRNA配列の性質は、遺
伝的に変更した細胞におけるレトロウイルスの攻撃に対
する抵抗性の発生に導く。実施例9に示すように、3’
→5’の向きのプロウイルスHIV−1のDNAの
(+)−鎖のHIV−1のRNA転写体の従来未知のス
プライシングのために、抗ウイルス作用に導く、いくつ
かのmRNA分子が生ずる。
アンチセンスRNA分子の発現に適当なプロモーターお
よび当然、また、アンチセンスRNA配列の性質は、遺
伝的に変更した細胞におけるレトロウイルスの攻撃に対
する抵抗性の発生に導く。実施例9に示すように、3’
→5’の向きのプロウイルスHIV−1のDNAの
(+)−鎖のHIV−1のRNA転写体の従来未知のス
プライシングのために、抗ウイルス作用に導く、いくつ
かのmRNA分子が生ずる。
【0085】実施例1〜12に記載した実験により、レ
トロウイルスからのアンチセンスRNAをエンコードす
るDNA断片をもつ適当な発現ベクターの構成体を使用
して、抗レトロウイルスの性質は細胞の中で生成するこ
とができ、そしてこれらの性質はレトロウイルスの攻撃
に対して保護することが示された。
トロウイルスからのアンチセンスRNAをエンコードす
るDNA断片をもつ適当な発現ベクターの構成体を使用
して、抗レトロウイルスの性質は細胞の中で生成するこ
とができ、そしてこれらの性質はレトロウイルスの攻撃
に対して保護することが示された。
【0086】図11〜13から明らかなように、細胞系
SSHUTK16/2−SXK1およびSSHUTK1
/SXK2は、HIV感染後60日に、PCR分析によ
りプロウイルスのHIV−1のDNAの検出について陽
性であるが、HIV抗原の検出に関して陰性である。こ
の結果から結論されるように、プロウイルスのDNAは
HIV複製サイクルの第1段階においてトランスフェク
ションされたHUT78細胞系において事実なお形成す
るが、プロウイルスのDNAの転写/翻訳はアンチセン
スRNAにより防止され、そしてウイルスの複製のため
のHIVタンパク質は検出可能な量で形成しない。
SSHUTK16/2−SXK1およびSSHUTK1
/SXK2は、HIV感染後60日に、PCR分析によ
りプロウイルスのHIV−1のDNAの検出について陽
性であるが、HIV抗原の検出に関して陰性である。こ
の結果から結論されるように、プロウイルスのDNAは
HIV複製サイクルの第1段階においてトランスフェク
ションされたHUT78細胞系において事実なお形成す
るが、プロウイルスのDNAの転写/翻訳はアンチセン
スRNAにより防止され、そしてウイルスの複製のため
のHIVタンパク質は検出可能な量で形成しない。
【0087】細胞系SSUK3/1−SXK2のDNA
において、HIVタンパク質またはプロウイルスのHI
VのDNAのいずれをも試験試料のいずれにおいても、
それぞれ、抗原試験およびPCR分析を使用して、HI
V−1による感染後60日に検出することができなかっ
た。この結果が示すように、細胞系SSUK3/1−S
XK2において形成したアンチセンスRNAはHIV複
製サイクルの第2段階(プロウイルスのDNAの転写お
よび翻訳)を抑制するばかりでなく、かつまた複製サイ
クルの第1段階を阻害しさえする。
において、HIVタンパク質またはプロウイルスのHI
VのDNAのいずれをも試験試料のいずれにおいても、
それぞれ、抗原試験およびPCR分析を使用して、HI
V−1による感染後60日に検出することができなかっ
た。この結果が示すように、細胞系SSUK3/1−S
XK2において形成したアンチセンスRNAはHIV複
製サイクルの第2段階(プロウイルスのDNAの転写お
よび翻訳)を抑制するばかりでなく、かつまた複製サイ
クルの第1段階を阻害しさえする。
【0088】逆転写のプロセスによりゲノムの(+)−
鎖RNAからのプロウイルスのDNAの形成は、明らか
なようにアンチセンスRNAにより防止することができ
る。アンチセンスRNAのこの作用は思索的に仮定する
ことができるが、対応して強力な発現ベクターの構成体
が従来発見されてきていないので、従来実証することが
できなかった〔R.Y.L.トウ(To)およびP.
E.ネイマン(Neiman)、遺伝子の調節:アンチ
センスRNAおよびDNAの生物学(GeneRegu
lation:Bology of Antisens
e RNA and DNA)、R.P.エリクソン
(Erickson)およびJ.G.イザント(Iza
nt)、レイベン・プレス・リミテッド(Raven
PressLtd.)、ニューヨーク、1992〕。
鎖RNAからのプロウイルスのDNAの形成は、明らか
なようにアンチセンスRNAにより防止することができ
る。アンチセンスRNAのこの作用は思索的に仮定する
ことができるが、対応して強力な発現ベクターの構成体
が従来発見されてきていないので、従来実証することが
できなかった〔R.Y.L.トウ(To)およびP.
E.ネイマン(Neiman)、遺伝子の調節:アンチ
センスRNAおよびDNAの生物学(GeneRegu
lation:Bology of Antisens
e RNA and DNA)、R.P.エリクソン
(Erickson)およびJ.G.イザント(Iza
nt)、レイベン・プレス・リミテッド(Raven
PressLtd.)、ニューヨーク、1992〕。
【0089】本発明の主な特徴および態様は次の通りで
ある。
ある。
【0090】1、ハイブリッドプロモーターの遺伝子配
列を含有し、そして強い構成的プロモーター活性あるい
は病原体による攻撃の場合において誘発することができ
るプロモーター活性を有することを特徴とするアンチセ
ンスRNAの発現のための発現ベクター構成体。
列を含有し、そして強い構成的プロモーター活性あるい
は病原体による攻撃の場合において誘発することができ
るプロモーター活性を有することを特徴とするアンチセ
ンスRNAの発現のための発現ベクター構成体。
【0091】2、病原性ウイルスのmRNAに対して相
補的なヌクレオチド塩基配列を表す、アンチセンスRN
Aの発現のためのプロモーターのコントロール下に3’
→5’の向き(アンチセンスの向き)に病原性ウイルス
のサブゲノム遺伝子配列を含有することを特徴とする上
記第1項記載の発現ベクター構成体。
補的なヌクレオチド塩基配列を表す、アンチセンスRN
Aの発現のためのプロモーターのコントロール下に3’
→5’の向き(アンチセンスの向き)に病原性ウイルス
のサブゲノム遺伝子配列を含有することを特徴とする上
記第1項記載の発現ベクター構成体。
【0092】3、レトロウイルス、例えば、HIV−1
またはHIV−2からか、あるいは腫瘍ウイルス、例え
ば、HTLV−IまたはHTLV−IIからか、あるい
は腫瘍遺伝子、例えば、abl、erbA、erbB、
fms、fos、myb、myc、ras、sisおよ
びsrcからのプロウイルスの、サブゲノムのDNAを
アンチセンスの向きに含有することを特徴とする上記第
1および2項記載の発現ベクター構成体。
またはHIV−2からか、あるいは腫瘍ウイルス、例え
ば、HTLV−IまたはHTLV−IIからか、あるい
は腫瘍遺伝子、例えば、abl、erbA、erbB、
fms、fos、myb、myc、ras、sisおよ
びsrcからのプロウイルスの、サブゲノムのDNAを
アンチセンスの向きに含有することを特徴とする上記第
1および2項記載の発現ベクター構成体。
【0093】4、プロモーターまたはハイブリッドプロ
モーターの遺伝子配列およびヌクレオチド7514→4
74または5786→474または2096→474ま
たは3825→681または5786→4158または
5746→4648または2369→1635または3
227→3003または2099→678または382
9→2099または4647→4157または4157
→3830のアンチセンスの向きのHIV−1プロウイ
ルスDNAを含有することを特徴とする、アンチセンス
RNAの発現のための発現ベクター構成体。
モーターの遺伝子配列およびヌクレオチド7514→4
74または5786→474または2096→474ま
たは3825→681または5786→4158または
5746→4648または2369→1635または3
227→3003または2099→678または382
9→2099または4647→4157または4157
→3830のアンチセンスの向きのHIV−1プロウイ
ルスDNAを含有することを特徴とする、アンチセンス
RNAの発現のための発現ベクター構成体。
【0094】5、より短いアンチセンスRNA転写体の
発現のためのサブジェニックプロウイルス遺伝子配列ま
たは腫瘍遺伝子配列を3’→5’向きに含有することを
特徴とする上記第1項記載の発現ベクター構成体。
発現のためのサブジェニックプロウイルス遺伝子配列ま
たは腫瘍遺伝子配列を3’→5’向きに含有することを
特徴とする上記第1項記載の発現ベクター構成体。
【0095】6、ヌクレオチド605→455または6
70→440または825→535または6070→5
800または5640または5020または5600→
5040または8690→8300または9160→8
800のHIV−1からのプロウイルス遺伝子配列を含
有する上記第4項記載の発現ベクター構成体。
70→440または825→535または6070→5
800または5640または5020または5600→
5040または8690→8300または9160→8
800のHIV−1からのプロウイルス遺伝子配列を含
有する上記第4項記載の発現ベクター構成体。
【0096】7、1つのウイルスからか、あるいは複数
のウイルスからの2、3またはそれ以上のサブゲノムの
遺伝子配列を含有することを特徴とする上記第1〜6項
のいずれかに記載の発現ベクター構成体。
のウイルスからの2、3またはそれ以上のサブゲノムの
遺伝子配列を含有することを特徴とする上記第1〜6項
のいずれかに記載の発現ベクター構成体。
【0097】8、上記第1〜7項のいずれかに記載の発
現ベクター構成体を含有する形質転換された細胞。
現ベクター構成体を含有する形質転換された細胞。
【0098】9、薬物の調製のための上記第1〜7項の
いずれかに記載の発現ベクター構成体の使用。
いずれかに記載の発現ベクター構成体の使用。
【0099】10、上記第1〜7項のいずれかに記載の
発現ベクター構成体を含有する薬物。
発現ベクター構成体を含有する薬物。
【図面の簡単な説明】
【図1】HIV−1のアンチセンスRNAの発現のため
の発現ベクターKTX11。メタロチオネインのプロモ
ーター(MTIプロモーター)はヌクレオチド5786
→474〔番号:UWGCG GENERMBL DA
TA BANK ファイル HIV HXB2CG.V
IRAL〕のプロウイルスのHIV−1のDNA断片か
らのアンチセンスRNAの転写を推進する。ネオマイシ
ン耐性遺伝子TNR5neoはSV40の初期のプロモ
ーターにより転写される。このシャトルベクターは、ま
た、pBR322由来およびアンピシリン遺伝子(pB
R322−amp)を含有する。それ以上の詳細は実施
例1に記載されている。
の発現ベクターKTX11。メタロチオネインのプロモ
ーター(MTIプロモーター)はヌクレオチド5786
→474〔番号:UWGCG GENERMBL DA
TA BANK ファイル HIV HXB2CG.V
IRAL〕のプロウイルスのHIV−1のDNA断片か
らのアンチセンスRNAの転写を推進する。ネオマイシ
ン耐性遺伝子TNR5neoはSV40の初期のプロモ
ーターにより転写される。このシャトルベクターは、ま
た、pBR322由来およびアンピシリン遺伝子(pB
R322−amp)を含有する。それ以上の詳細は実施
例1に記載されている。
【図2】HIV−1 LTRメタロチオネインのハイブ
リッドのプロモーターのコントロール下のHIV−1の
アンチセンスRNAの発現のための発現ベクターKTX
12。このベクターの構成の詳細は実施例2に記載され
ている。
リッドのプロモーターのコントロール下のHIV−1の
アンチセンスRNAの発現のための発現ベクターKTX
12。このベクターの構成の詳細は実施例2に記載され
ている。
【図3】HIV−1 LTRメタロチオネインのハイブ
リッドのプロモーターのコントロール下のHIV−1の
アンチセンスRNAの発現のための発現ベクターKTX
15、ここでトランスアクチベーターのタンパク質TA
Tの不存在下に最大の発現を達成するためにHIV−1
TAR配列は欠失されている。このベクターの構成の
詳細は実施例3に記載されている。
リッドのプロモーターのコントロール下のHIV−1の
アンチセンスRNAの発現のための発現ベクターKTX
15、ここでトランスアクチベーターのタンパク質TA
Tの不存在下に最大の発現を達成するためにHIV−1
TAR配列は欠失されている。このベクターの構成の
詳細は実施例3に記載されている。
【図4】サイトメガロウイルスのプロモーター(CM
V)のコントロール下のHIV−1のアンチセンスRN
Aの発現のための発現ベクターpSXK1。このベクタ
ーの構成の詳細は実施例4に記載されている。
V)のコントロール下のHIV−1のアンチセンスRN
Aの発現のための発現ベクターpSXK1。このベクタ
ーの構成の詳細は実施例4に記載されている。
【図5】サイトメガロウイルスのプロモーター(CM
V)のコントロール下のHIV−1のアンチセンスRN
Aの発現のための発現ベクターpSXK2。HIVの中
央のゲノムの領域からのプロウイルスのHIV−1のD
NA断片は、この実施例において、実施例1〜4におけ
るように、5’領域の配列を含有せず、その代わりPO
L/VIF領域からの配列を含有する。このベクターの
構成の詳細は実施例5に記載されている。
V)のコントロール下のHIV−1のアンチセンスRN
Aの発現のための発現ベクターpSXK2。HIVの中
央のゲノムの領域からのプロウイルスのHIV−1のD
NA断片は、この実施例において、実施例1〜4におけ
るように、5’領域の配列を含有せず、その代わりPO
L/VIF領域からの配列を含有する。このベクターの
構成の詳細は実施例5に記載されている。
【図6】欄1に記載すると表示するをもつアンチセンス
RNA発現ベクターの中に3’→5’アンチセンスの向
き(矢印の方向)に含有される、HIV−1遺伝子断片
の調製のための基本的線図。それぞれの発現ベクターの
プロモーターを欄2に示し、そしてUWGCG GEN
ERMBL DATA BANK ファイル HIV
HXB2CG.VIRALに従うHIV配列のヌクレオ
チドの番号を欄3に示す。
RNA発現ベクターの中に3’→5’アンチセンスの向
き(矢印の方向)に含有される、HIV−1遺伝子断片
の調製のための基本的線図。それぞれの発現ベクターの
プロモーターを欄2に示し、そしてUWGCG GEN
ERMBL DATA BANK ファイル HIV
HXB2CG.VIRALに従うHIV配列のヌクレオ
チドの番号を欄3に示す。
【図7】染色体のDNAの中に組み込まれた発現ベクタ
ーpSXK1を含有する、クローニングしたU937転
写体からの染色体のDNAの、PCR増幅後の、スロッ
ト−ブロット分析。プロモーター/インサート配列の完
全な性質は、PCR産生物の断片の大きさおよび、PC
R産生物のプライマー配列を含有しない、HIV遺伝子
プローブとのハイブリダイゼーションにより示される。 1 対照試料のベクター、5’−接合、887塩基対の
断片 2 対照試料のベクター、3’−接合、775塩基対の
断片 3 染色体のDNA、5’−接合、887塩基対の断片 4 染色体のDNA、3’−接合、775塩基対の断片 それ以上の詳細は実施例9に記載されている。
ーpSXK1を含有する、クローニングしたU937転
写体からの染色体のDNAの、PCR増幅後の、スロッ
ト−ブロット分析。プロモーター/インサート配列の完
全な性質は、PCR産生物の断片の大きさおよび、PC
R産生物のプライマー配列を含有しない、HIV遺伝子
プローブとのハイブリダイゼーションにより示される。 1 対照試料のベクター、5’−接合、887塩基対の
断片 2 対照試料のベクター、3’−接合、775塩基対の
断片 3 染色体のDNA、5’−接合、887塩基対の断片 4 染色体のDNA、3’−接合、775塩基対の断片 それ以上の詳細は実施例9に記載されている。
【図8】PCR増幅によるクローニングしたHUT78
トランスフェクション体からの染色体のDNAの中のH
IV−1遺伝子断片の検出。PCR反応をアガロース−
TAEゲル上で調製し、そして臭化エチジウムの染色後
の紫外線下に写真撮影した。PCR産生物は561bp
を含有しそして、また、pSXK1ベクターの1成分で
ある、HIV−1遺伝子断片(ヌクレオチド699−1
305)に相当する。561bpの長さのPCR産生物
は矢印により示す。 M=DNAの長さの標準、516bpおよび1018b
pが示されている 1=陰性の対照、DNAをPCR反応に添加しなかった 2=U937細胞(野生型)からの染色体のDNA 3=HUT78細胞(野生型)からの染色体のDNA 4=陰性の対照、DNAをPCR反応に添加しなかった 5=陽性の対照 6=HUT78形質転換体(SSHUT6/1 107
−9/1)からの染色体のDNA 7=HUT78形質転換体(SSHUT6/1 107
−9/1)からの染色体のDNA 8=HUT78形質転換体(SSHUT6/1 107
−9/1)からの染色体のDNA 9=HUT78形質転換体(SSHUT6/1 107
−9/1)からの染色体のDNA
トランスフェクション体からの染色体のDNAの中のH
IV−1遺伝子断片の検出。PCR反応をアガロース−
TAEゲル上で調製し、そして臭化エチジウムの染色後
の紫外線下に写真撮影した。PCR産生物は561bp
を含有しそして、また、pSXK1ベクターの1成分で
ある、HIV−1遺伝子断片(ヌクレオチド699−1
305)に相当する。561bpの長さのPCR産生物
は矢印により示す。 M=DNAの長さの標準、516bpおよび1018b
pが示されている 1=陰性の対照、DNAをPCR反応に添加しなかった 2=U937細胞(野生型)からの染色体のDNA 3=HUT78細胞(野生型)からの染色体のDNA 4=陰性の対照、DNAをPCR反応に添加しなかった 5=陽性の対照 6=HUT78形質転換体(SSHUT6/1 107
−9/1)からの染色体のDNA 7=HUT78形質転換体(SSHUT6/1 107
−9/1)からの染色体のDNA 8=HUT78形質転換体(SSHUT6/1 107
−9/1)からの染色体のDNA 9=HUT78形質転換体(SSHUT6/1 107
−9/1)からの染色体のDNA
【図9】U937単球細胞およびHUT78T−リンパ
球細胞からの染色体のDNAの中のHIV−1遺伝子断
片(ヌクレオチド4158−5792)のPCR増幅に
よる検出。細胞は前以てpSXK2ベクターでトランス
フェクションした。PCR反応をアガロース−TAEゲ
ル上で分離し、そして臭化エチジウムの染色後、紫外線
下に写真撮影した。PCR産生物はpSXK2(ヌクレ
オチド4158−5792)の中の全体のHIV−1遺
伝子断片を含有し、そして1811bpの長さである。
1811bpの長さのPCR産生物は矢印により示す。 M=DNAの長さの標準、1635bpおよび2036
bpの長さの標準を示す 1=陰性の対照、DNAをPCR反応に添加しなかった 2=U937細胞(野生型)からの染色体のDNA 3=HUT78細胞(野生型)からの染色体のDNA 4=HUT78形質転換体(SSHUT2/1 107
−12/1)からの染色体のDNA 5=U937形質転換体(SSUK3/1 107−1
2/1)からの染色体のDNA
球細胞からの染色体のDNAの中のHIV−1遺伝子断
片(ヌクレオチド4158−5792)のPCR増幅に
よる検出。細胞は前以てpSXK2ベクターでトランス
フェクションした。PCR反応をアガロース−TAEゲ
ル上で分離し、そして臭化エチジウムの染色後、紫外線
下に写真撮影した。PCR産生物はpSXK2(ヌクレ
オチド4158−5792)の中の全体のHIV−1遺
伝子断片を含有し、そして1811bpの長さである。
1811bpの長さのPCR産生物は矢印により示す。 M=DNAの長さの標準、1635bpおよび2036
bpの長さの標準を示す 1=陰性の対照、DNAをPCR反応に添加しなかった 2=U937細胞(野生型)からの染色体のDNA 3=HUT78細胞(野生型)からの染色体のDNA 4=HUT78形質転換体(SSHUT2/1 107
−12/1)からの染色体のDNA 5=U937形質転換体(SSUK3/1 107−1
2/1)からの染色体のDNA
【図10】細胞系SSUK20/15−KTX11bの
中の発現ベクターKTX11を含有する、形質転換し、
クローニングしたU937細胞系の中のいくつかのアン
チセンスRNA転写体を実証するノザンブロット分析。
ベクターKTX11のHIV−1インサートDNAに相
当する遺伝子プローブを使用して、長さが800bp、
1,200bpおよび3,200bpの少なくとも3つ
のアンチセンスRNA転写体をウイルス抵抗性細胞系の
RNAにおいて検出することができる(トラック1)。
トラック2はトランスフェクションしない細胞系U93
7(陰性の対照)からのRNAを含有する。トラック3
はRNA分子量の標準を含有する。
中の発現ベクターKTX11を含有する、形質転換し、
クローニングしたU937細胞系の中のいくつかのアン
チセンスRNA転写体を実証するノザンブロット分析。
ベクターKTX11のHIV−1インサートDNAに相
当する遺伝子プローブを使用して、長さが800bp、
1,200bpおよび3,200bpの少なくとも3つ
のアンチセンスRNA転写体をウイルス抵抗性細胞系の
RNAにおいて検出することができる(トラック1)。
トラック2はトランスフェクションしない細胞系U93
7(陰性の対照)からのRNAを含有する。トラック3
はRNA分子量の標準を含有する。
【図11】HUT78細胞系をHIV−1 LAV/B
RU分離物で感染(第0日)後60日にわたるHIV−
1抗原の形成の過程。細胞培養物の上澄み液について実
施したHIVのELISA試験から得られた450nm
における光学密度(OD450nm)は縦座標に記載す
る。>2.0の光学密度において、培養物の上澄み液を
希釈し、そして示したOD値を希釈から計算した。カッ
ト−オフ値はHIV抗原の決定についての検出の制限を
表す。アンチセンスRNAを発現する細胞系SSHUT
K16/2−SXK1およびSSHUTK1/1−SX
K2において、HIVの複製は60日の期間にわたって
完全に阻害される。細胞系HUTK14−KTX11に
おいて、HIV複製の開始はトランスフェクションしな
い野生型細胞系HUT78と比較して遅延される。
RU分離物で感染(第0日)後60日にわたるHIV−
1抗原の形成の過程。細胞培養物の上澄み液について実
施したHIVのELISA試験から得られた450nm
における光学密度(OD450nm)は縦座標に記載す
る。>2.0の光学密度において、培養物の上澄み液を
希釈し、そして示したOD値を希釈から計算した。カッ
ト−オフ値はHIV抗原の決定についての検出の制限を
表す。アンチセンスRNAを発現する細胞系SSHUT
K16/2−SXK1およびSSHUTK1/1−SX
K2において、HIVの複製は60日の期間にわたって
完全に阻害される。細胞系HUTK14−KTX11に
おいて、HIV複製の開始はトランスフェクションしな
い野生型細胞系HUT78と比較して遅延される。
【図12】U937細胞系をHIV−1 LAV/BR
U分離物で感染(第0日)後60日にわたるHIV−1
抗原の形成の過程。細胞培養物の上澄み液について実施
したHIVのELISA試験から得られた450nmに
おける光学密度(OD450nm)は縦座標に記載す
る。>2.0の光学密度において、培養物の上澄み液を
希釈し、そして示したOD値を希釈から計算した。カッ
ト−オフ値はHIV抗原の決定についての検出の制限を
表す。アンチセンスRNAを発現する細胞系SSUK3
/1−SXK2において、HIVの複製は60日の期間
にわたって完全に阻害される。他の形質転換された細胞
系は野生型細胞系(U937)と比較して遅延されたH
IV複製を示す。
U分離物で感染(第0日)後60日にわたるHIV−1
抗原の形成の過程。細胞培養物の上澄み液について実施
したHIVのELISA試験から得られた450nmに
おける光学密度(OD450nm)は縦座標に記載す
る。>2.0の光学密度において、培養物の上澄み液を
希釈し、そして示したOD値を希釈から計算した。カッ
ト−オフ値はHIV抗原の決定についての検出の制限を
表す。アンチセンスRNAを発現する細胞系SSUK3
/1−SXK2において、HIVの複製は60日の期間
にわたって完全に阻害される。他の形質転換された細胞
系は野生型細胞系(U937)と比較して遅延されたH
IV複製を示す。
【図13】アンチセンスRNA発現ベクターを含有しか
つHIV感染後60日間分析した、細胞系におけるHI
V−1のDNAを検出するPCR分析。臭化エチジウム
染色した電気泳動のゲルは、下に示す細胞系の染色体の
DNAからのPCR産生物を示す。TAT−ENV遺伝
子領域からの702塩基対の長さのPCR断片を、HI
V感染した細胞において、プライマーの対5’−ATG
CAG CCA GTAGTA CCT−3’および
5’−TCT GTTCT ACC ATG TCAT
を使用して増幅した。PCRの結果との比較のために、
対応する細胞培養物の試料についてのHIV抗原の結果
を括弧内に記載する。 トラックM:分子量の標準、600bpを示す トラック1:HUTK14−KTX11の702bpの
陽性(抗原試験陽性) トラック2:SSHUTK16/2−SXK1の702
bpの陽性(抗原陰性) トラック3:トラック2に対する平行の感染の実験から
のPCR産生物 トラック4:トラック2に対する平行の感染の実験から
のPCR産生物 トラック5:SSHUTK1/1−SXK2の702b
pの陽性(抗原陰性) トラック6:トラック5に対する平行の感染の実験から
のPCR産生物 トラック7:トラック5に対する平行の感染実験 トラック8:HUT78、陽性の対照 トラック9〜11:SSUK3/1−SXK2培養物;
702bpのPCR産生物は検出できない(抗原試験陰
性)
つHIV感染後60日間分析した、細胞系におけるHI
V−1のDNAを検出するPCR分析。臭化エチジウム
染色した電気泳動のゲルは、下に示す細胞系の染色体の
DNAからのPCR産生物を示す。TAT−ENV遺伝
子領域からの702塩基対の長さのPCR断片を、HI
V感染した細胞において、プライマーの対5’−ATG
CAG CCA GTAGTA CCT−3’および
5’−TCT GTTCT ACC ATG TCAT
を使用して増幅した。PCRの結果との比較のために、
対応する細胞培養物の試料についてのHIV抗原の結果
を括弧内に記載する。 トラックM:分子量の標準、600bpを示す トラック1:HUTK14−KTX11の702bpの
陽性(抗原試験陽性) トラック2:SSHUTK16/2−SXK1の702
bpの陽性(抗原陰性) トラック3:トラック2に対する平行の感染の実験から
のPCR産生物 トラック4:トラック2に対する平行の感染の実験から
のPCR産生物 トラック5:SSHUTK1/1−SXK2の702b
pの陽性(抗原陰性) トラック6:トラック5に対する平行の感染の実験から
のPCR産生物 トラック7:トラック5に対する平行の感染実験 トラック8:HUT78、陽性の対照 トラック9〜11:SSUK3/1−SXK2培養物;
702bpのPCR産生物は検出できない(抗原試験陰
性)
【図14】HUT78細胞系をHIV−2 D194分
離物で感染(第0日)後30日にわたるHIV−1抗原
の形成の過程。細胞培養物の上澄み液について実施した
HIVのELISA試験から得られた450nmにおけ
る光学密度(OD450nm)は縦座標に記載する。>
2.0の光学密度において、培養物の上澄み液を希釈
し、そして示したOD値を希釈から計算した。カット−
オフ値はHIV抗原の決定についての検出の制限を表
す。アンチセンスRNAを発現する細胞系SSHUTK
1/1−SXK2において、HIVの複製は14日の期
間にわたって完全に阻害される。他の形質転換された細
胞系は野生型細胞系(HUT78)と比較して遅延され
たHIV複製を示す。
離物で感染(第0日)後30日にわたるHIV−1抗原
の形成の過程。細胞培養物の上澄み液について実施した
HIVのELISA試験から得られた450nmにおけ
る光学密度(OD450nm)は縦座標に記載する。>
2.0の光学密度において、培養物の上澄み液を希釈
し、そして示したOD値を希釈から計算した。カット−
オフ値はHIV抗原の決定についての検出の制限を表
す。アンチセンスRNAを発現する細胞系SSHUTK
1/1−SXK2において、HIVの複製は14日の期
間にわたって完全に阻害される。他の形質転換された細
胞系は野生型細胞系(HUT78)と比較して遅延され
たHIV複製を示す。
【図15】U937細胞系をHIV−2 D194分離
物で感染(第0日)後30日にわたるHIV−1抗原の
形成の過程。細胞培養物の上澄み液について実施したH
IVのELISA試験から得られた450nmにおける
光学密度(OD450nm)は縦座標に記載する。>
2.0の光学密度において、培養物の上澄み液を希釈
し、そして示したOD値を希釈から計算した。カット−
オフ値はHIV抗原の決定についての検出の制限を表
す。アンチセンスRNAを発現する細胞系SSHUTK
3/1−SXK2において、HIVの複製は30日の期
間にわたって完全に阻害される。他の形質転換された細
胞系は野生型細胞系(U937)と比較して遅延された
HIV複製を示す。
物で感染(第0日)後30日にわたるHIV−1抗原の
形成の過程。細胞培養物の上澄み液について実施したH
IVのELISA試験から得られた450nmにおける
光学密度(OD450nm)は縦座標に記載する。>
2.0の光学密度において、培養物の上澄み液を希釈
し、そして示したOD値を希釈から計算した。カット−
オフ値はHIV抗原の決定についての検出の制限を表
す。アンチセンスRNAを発現する細胞系SSHUTK
3/1−SXK2において、HIVの複製は30日の期
間にわたって完全に阻害される。他の形質転換された細
胞系は野生型細胞系(U937)と比較して遅延された
HIV複製を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // A61K 48/00 8314−4C (72)発明者 ホルスト−ペーター・アントニチエク ドイツ連邦共和国デー5060ベルギツシユグ ラートバツハ・ブラームシユトラーセ2ア ー (72)発明者 イエルク・バウムガルテン ドイツ連邦共和国デー5600ブツペルタール 1・ヘンゼルベーク13 (72)発明者 アントニウス・レバーデイング ドイツ連邦共和国デー5600ブツペルタール 1・アムローム105 (72)発明者 ブルクハルト・ミールケ ドイツ連邦共和国デー5090レーフエルクー ゼン1・ハイスターバツハシユトラーセ4 (72)発明者 ボルフガング・シユプリンガー ドイツ連邦共和国デー5600ブツペルター ル・カテルンベルガーシユルベーク31 (72)発明者 ウド・シユトロツプ ドイツ連邦共和国デー5657ハーン・ブライ デンホーフアーシユトラーセ12 (72)発明者 マルク−ミヒヤエル・シユトルク スイス・シーエイチ3013ベルン・ライター −シユトラーセ5アー (72)発明者 ロター・ビーゼルト ドイツ連邦共和国デー6000フランクフルト 50・エツシヤースハイマーラントシユトラ ーセ576 (72)発明者 ヘルガ・リユプザメン−バイクマン ドイツ連邦共和国デー6232バトゾーデン・ ケニヒスシユタイナーシユトラーセ113 (72)発明者 ハリー・ズハルトノ ドイツ連邦共和国デー6000フランクフルト 50・ゲルハルト−ハウプトマン−リング 262 (72)発明者 トーマス−ペーター・ハウスナー ドイツ連邦共和国デー5000ケルン80・ピユ ツツラツハシユトラーセ91
Claims (3)
- 【請求項1】 ハイブリッドプロモーターの遺伝子配列
を含有し、そして強い構成的プロモーター活性あるいは
病原体による攻撃の場合において誘発することができる
プロモーター活性を有することを特徴とするアンチセン
スRNAの発現のための発現ベクター構成体。 - 【請求項2】 プロモーターまたはハイブリッドプロモ
ーターの遺伝子配列およびヌクレオチド7514→47
4または5786→474または2096→474また
は3825→681または5786→4158または5
746→4648または2369→1635または32
27→3003または2099→678または3829
→2099または4647→4157または4157→
3830のアンチセンスの向きのHIV−1プロウイル
スDNAを含有することを特徴とするアンチセンスRN
Aの発現のための発現ベクター構成体。 - 【請求項3】 薬物の調製のための請求項1の発現ベク
ター構成体の使用。
Priority Applications (7)
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|---|---|---|---|
| DE4126484A DE4126484A1 (de) | 1991-08-10 | 1991-08-10 | Expressionsvektoren und deren verwendung zur darstellung hiv-resistenter menschlicher zellen fuer therapeutische anwendungen |
| EP92118414A EP0594881A1 (de) | 1991-08-10 | 1992-10-28 | Expressionsvektoren und deren Verwendung zur Darstellung HIV-resistenter menschlicher Zellen für therapeutische Anwendungen |
| CS923337A CZ284778B6 (cs) | 1991-08-10 | 1992-11-06 | Konstrukty expresních vektorů pro expresi antimediátorové-RNA a jejich použití, transifikované buňky tyto konstrukty obsahující a léčiva s těmito konstrukty |
| NZ24523092A NZ245230A (en) | 1991-08-10 | 1992-11-23 | Expression vectors coding antisense rna for targeted blocking of viral messenger rna in virus replication |
| CA002083812A CA2083812A1 (en) | 1991-08-10 | 1992-11-25 | Expression vectors and their use in the preparation of hiv-resistant human cells for therapeutic applications |
| AU29756/92A AU653656B2 (en) | 1991-08-10 | 1992-11-30 | Expression vectors and their use in the preparation of HIV-resistant human cells for therapeutic applications |
| JP4343223A JPH06153958A (ja) | 1991-08-10 | 1992-11-30 | 発現ベクターおよび治療学的応用のためのhiv耐性ヒト細胞の調製におけるそれらの使用 |
Applications Claiming Priority (7)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| DE4126484A DE4126484A1 (de) | 1991-08-10 | 1991-08-10 | Expressionsvektoren und deren verwendung zur darstellung hiv-resistenter menschlicher zellen fuer therapeutische anwendungen |
| EP92118414A EP0594881A1 (de) | 1991-08-10 | 1992-10-28 | Expressionsvektoren und deren Verwendung zur Darstellung HIV-resistenter menschlicher Zellen für therapeutische Anwendungen |
| CS923337A CZ284778B6 (cs) | 1991-08-10 | 1992-11-06 | Konstrukty expresních vektorů pro expresi antimediátorové-RNA a jejich použití, transifikované buňky tyto konstrukty obsahující a léčiva s těmito konstrukty |
| NZ24523092A NZ245230A (en) | 1991-08-10 | 1992-11-23 | Expression vectors coding antisense rna for targeted blocking of viral messenger rna in virus replication |
| CA002083812A CA2083812A1 (en) | 1991-08-10 | 1992-11-25 | Expression vectors and their use in the preparation of hiv-resistant human cells for therapeutic applications |
| AU29756/92A AU653656B2 (en) | 1991-08-10 | 1992-11-30 | Expression vectors and their use in the preparation of HIV-resistant human cells for therapeutic applications |
| JP4343223A JPH06153958A (ja) | 1991-08-10 | 1992-11-30 | 発現ベクターおよび治療学的応用のためのhiv耐性ヒト細胞の調製におけるそれらの使用 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06153958A true JPH06153958A (ja) | 1994-06-03 |
Family
ID=27560534
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4343223A Pending JPH06153958A (ja) | 1991-08-10 | 1992-11-30 | 発現ベクターおよび治療学的応用のためのhiv耐性ヒト細胞の調製におけるそれらの使用 |
Country Status (7)
| Country | Link |
|---|---|
| EP (1) | EP0594881A1 (ja) |
| JP (1) | JPH06153958A (ja) |
| AU (1) | AU653656B2 (ja) |
| CA (1) | CA2083812A1 (ja) |
| CZ (1) | CZ284778B6 (ja) |
| DE (1) | DE4126484A1 (ja) |
| NZ (1) | NZ245230A (ja) |
Families Citing this family (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6245560B1 (en) | 1990-01-18 | 2001-06-12 | The United States Of America As Represented By The Department Of Health And Human Services | Vector with multiple target response elements affecting gene expression |
| DE4126484A1 (de) * | 1991-08-10 | 1993-02-11 | Bayer Ag | Expressionsvektoren und deren verwendung zur darstellung hiv-resistenter menschlicher zellen fuer therapeutische anwendungen |
| GB9125623D0 (en) * | 1991-12-02 | 1992-01-29 | Dynal As | Cell modification |
| EP0598935A1 (de) * | 1992-11-24 | 1994-06-01 | Bayer Ag | Expressionsvektoren und deren Verwendung zur Darstellung HIV-resistenter menschlicher Zellen für therapeutische Anwendungen |
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