JPH06155172A - ワイヤピーニングガン並びにワイヤピーニング装置及び原子炉炉内構造物のワイヤピーニング方法 - Google Patents
ワイヤピーニングガン並びにワイヤピーニング装置及び原子炉炉内構造物のワイヤピーニング方法Info
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- JPH06155172A JPH06155172A JP31668292A JP31668292A JPH06155172A JP H06155172 A JPH06155172 A JP H06155172A JP 31668292 A JP31668292 A JP 31668292A JP 31668292 A JP31668292 A JP 31668292A JP H06155172 A JPH06155172 A JP H06155172A
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- peening
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 引張り残留応力を圧縮残留応力に改善して応
力腐食割れを防止するワイヤピーニングガンを提供する
こと。 【構成】 旋回台5上に設置され円周方向と半径方向に
走行自在な三次元駆動装置4、これに吊設されて上下に
伸縮自在なマスト3の最下部に係合された屈曲アーム
2、このアーム2に係合され、バイブレータ21、ピー
ニングロッド22、ワイヤヘッド26、細線ワイヤ2
7、反力受け18、転がり圧子19、反力ロッド29を
備えたワイヤピーニングガン1、空気チューブ8を通じ
て昇圧した空気をピーニングガン1に供給するコンプレ
ッサー9、各機器をシーケンシャルに制御するシステム
制御装置10、汚濁炉水を吸引する吸引パイプ23、吸
引汚濁炉水を圧力容器6の外部へ送る吸引ホース11、
汚濁炉水を吸引する吸引ポンプ12、汚濁炉水を処理す
る分離浄化装置13、ピーニング部を監視するCCDカ
メラ20により構成される。
力腐食割れを防止するワイヤピーニングガンを提供する
こと。 【構成】 旋回台5上に設置され円周方向と半径方向に
走行自在な三次元駆動装置4、これに吊設されて上下に
伸縮自在なマスト3の最下部に係合された屈曲アーム
2、このアーム2に係合され、バイブレータ21、ピー
ニングロッド22、ワイヤヘッド26、細線ワイヤ2
7、反力受け18、転がり圧子19、反力ロッド29を
備えたワイヤピーニングガン1、空気チューブ8を通じ
て昇圧した空気をピーニングガン1に供給するコンプレ
ッサー9、各機器をシーケンシャルに制御するシステム
制御装置10、汚濁炉水を吸引する吸引パイプ23、吸
引汚濁炉水を圧力容器6の外部へ送る吸引ホース11、
汚濁炉水を吸引する吸引ポンプ12、汚濁炉水を処理す
る分離浄化装置13、ピーニング部を監視するCCDカ
メラ20により構成される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一般の金属材料表面及
び原子炉炉内機器の表面層に存在する引張り残留応力の
改善技術に係り、水中において、ワイヤ束を材料の表面
に衝突させることによって、表面層に圧縮残留応力を形
成して表面応力を改善するに好適な、ワイヤピ−ニング
ガン、ワイヤピ−ニング装置及び原子炉炉内構造物のワ
イヤピーニング方法に関する。
び原子炉炉内機器の表面層に存在する引張り残留応力の
改善技術に係り、水中において、ワイヤ束を材料の表面
に衝突させることによって、表面層に圧縮残留応力を形
成して表面応力を改善するに好適な、ワイヤピ−ニング
ガン、ワイヤピ−ニング装置及び原子炉炉内構造物のワ
イヤピーニング方法に関する。
【0002】
【従来の技術】オ−ステナイト系ステンレス鋼SUS3
04鋼製の原子炉の炉内構造機器や一次系機器は、使用
中に、その溶接部近傍において粒界割れ型の応力腐食割
れ(以下、IGSCCと略す)が発生する場合があるこ
とは、一般的に知られている。IGSCCは、溶接部の
鋭敏化、引っ張応力、腐食環境の三因子が重畳した条件
下でのみ生ずる。
04鋼製の原子炉の炉内構造機器や一次系機器は、使用
中に、その溶接部近傍において粒界割れ型の応力腐食割
れ(以下、IGSCCと略す)が発生する場合があるこ
とは、一般的に知られている。IGSCCは、溶接部の
鋭敏化、引っ張応力、腐食環境の三因子が重畳した条件
下でのみ生ずる。
【0003】材料の鋭敏化は、溶接熱によって起こる。
溶接熱によって、結晶粒界にCr炭化物が析出するため
に粒界のごく近傍にCr欠乏部が形成され、このCr欠
乏部は、腐食し易くなる(鋭敏化という)。引張り応力
は、外力により発生し、これに溶接や加工によって発生
する引張残留応力が重畳して、高い引張応力状態とな
る。通常、応力因子に占める引張残留応力の寄与は、極
めて大きい。腐食環境は、原子炉水そのものであり、溶
存酸素を含むと腐食環境は、より一層厳しくなる。IG
SCCは、これらの3因子の重畳からどれか1つの因子
を取り除くことにより防止でき、引張残留応力を圧縮応
力に改善することは、IGSCC防止のための有効な予
防保全策となる。
溶接熱によって、結晶粒界にCr炭化物が析出するため
に粒界のごく近傍にCr欠乏部が形成され、このCr欠
乏部は、腐食し易くなる(鋭敏化という)。引張り応力
は、外力により発生し、これに溶接や加工によって発生
する引張残留応力が重畳して、高い引張応力状態とな
る。通常、応力因子に占める引張残留応力の寄与は、極
めて大きい。腐食環境は、原子炉水そのものであり、溶
存酸素を含むと腐食環境は、より一層厳しくなる。IG
SCCは、これらの3因子の重畳からどれか1つの因子
を取り除くことにより防止でき、引張残留応力を圧縮応
力に改善することは、IGSCC防止のための有効な予
防保全策となる。
【0004】原子力機器の残留応力改善手段として、ピ
ーニング( peening )に関するものに、特開昭62−6
3614号公報に記載されている技術がある。この技術
は、残留応力改善対象物である熱交換器等の管の内部に
高圧液体ジェットを噴出する回転ノズル部を有する高圧
水ジェット装置を挿入し、ジェットの衝突動圧エネルギ
−(ジェット噴流の軸方向動圧エネルギ−)で前記管内
面層に引張り塑性変形を与えて、前記管に元々存在して
いた引張り残留応力を軽減するものである。
ーニング( peening )に関するものに、特開昭62−6
3614号公報に記載されている技術がある。この技術
は、残留応力改善対象物である熱交換器等の管の内部に
高圧液体ジェットを噴出する回転ノズル部を有する高圧
水ジェット装置を挿入し、ジェットの衝突動圧エネルギ
−(ジェット噴流の軸方向動圧エネルギ−)で前記管内
面層に引張り塑性変形を与えて、前記管に元々存在して
いた引張り残留応力を軽減するものである。
【0005】上記従来技術は、熱交換器等の管内面の残
留応力を改善する方法として有効な方法ではあるが、こ
の方法は大気中にてノズルから噴出する液体ジェットを
金属部材の表面に当て、この衝突エネルギ−で前記をピ
−ニングするものであり、この技術は大気中でウォ−タ
−ジェットの衝突動圧を利用したものであってウォ−タ
−ジェットの噴出圧力のみに頼った方法である。この技
術を水没している原子炉の炉内機器に適用しようとする
と、以下の問題がある。
留応力を改善する方法として有効な方法ではあるが、こ
の方法は大気中にてノズルから噴出する液体ジェットを
金属部材の表面に当て、この衝突エネルギ−で前記をピ
−ニングするものであり、この技術は大気中でウォ−タ
−ジェットの衝突動圧を利用したものであってウォ−タ
−ジェットの噴出圧力のみに頼った方法である。この技
術を水没している原子炉の炉内機器に適用しようとする
と、以下の問題がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】水中でこの技術を利用
した場合には、周囲水の抵抗のためにウォ−タ−ジェッ
トの流速が低下するために、ウォ−タ−ジェットの金属
表面での衝突動圧が低くなり、ピ−ニング効果を有効に
得ることは難しくなる。そのため、大気中噴流と同等の
動圧を得るには、超高圧でのウォ−タ−ジェット噴射が
要求され、超高圧ポンプ・配管が必要となり、コストア
ップにつながる。
した場合には、周囲水の抵抗のためにウォ−タ−ジェッ
トの流速が低下するために、ウォ−タ−ジェットの金属
表面での衝突動圧が低くなり、ピ−ニング効果を有効に
得ることは難しくなる。そのため、大気中噴流と同等の
動圧を得るには、超高圧でのウォ−タ−ジェット噴射が
要求され、超高圧ポンプ・配管が必要となり、コストア
ップにつながる。
【0007】もう一つの従来技術として、産業界で古く
から使われている公知技術として、ハンマーピーニング
がある。ハンマーピーニングによれば、残留応力改善は
図れる。しかし、対象機器がSUS304ステンレス鋼
の場合を考慮すると、原子炉の炉内機器には適用できな
い。その理由は、SUS304ステンレス鋼において
は、ハンマーピーニングのような過度に強い冷間加工を
加えると、加工誘起マルテンサイト変態を生じて、耐食
性低下を招くことになるためである。
から使われている公知技術として、ハンマーピーニング
がある。ハンマーピーニングによれば、残留応力改善は
図れる。しかし、対象機器がSUS304ステンレス鋼
の場合を考慮すると、原子炉の炉内機器には適用できな
い。その理由は、SUS304ステンレス鋼において
は、ハンマーピーニングのような過度に強い冷間加工を
加えると、加工誘起マルテンサイト変態を生じて、耐食
性低下を招くことになるためである。
【0008】本発明の目的は、すでに運転を開始し、水
没状態にある原子炉の炉内機器や一般の金属材料の部材
表面の引張残留応力を圧縮残留応力に改善するに好適な
ワイヤピ−ニングガン、ワイヤピ−ニング装置及び原子
炉炉内構造物のワイヤピーニング方法に関する。
没状態にある原子炉の炉内機器や一般の金属材料の部材
表面の引張残留応力を圧縮残留応力に改善するに好適な
ワイヤピ−ニングガン、ワイヤピ−ニング装置及び原子
炉炉内構造物のワイヤピーニング方法に関する。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的達成のために本
発明は、直径2mm以下の複数の細線ワイヤと、この複
数の細線ワイヤを植立状態で保持するワイヤ保持部と、
このワイヤ保持部を前記ワイヤの植立方向に振動させる
振動手段とを備えたワイヤピーニングガンである。この
ワイヤピーニングガンおいて、振動手段本体の一側面に
前記細線ワイヤとワイヤ保持部とから成るユニットが設
けられ、振動手段本体の前記ユニットの反対側の側面に
ピーニングの反力を受ける反力ロッドが設けられたもの
や、振動手段本体の一側面とこれと対称となる反対側の
側面に前記細線ワイヤとワイヤ保持部とから成るユニッ
トがそれぞれ設けられものがよい。
発明は、直径2mm以下の複数の細線ワイヤと、この複
数の細線ワイヤを植立状態で保持するワイヤ保持部と、
このワイヤ保持部を前記ワイヤの植立方向に振動させる
振動手段とを備えたワイヤピーニングガンである。この
ワイヤピーニングガンおいて、振動手段本体の一側面に
前記細線ワイヤとワイヤ保持部とから成るユニットが設
けられ、振動手段本体の前記ユニットの反対側の側面に
ピーニングの反力を受ける反力ロッドが設けられたもの
や、振動手段本体の一側面とこれと対称となる反対側の
側面に前記細線ワイヤとワイヤ保持部とから成るユニッ
トがそれぞれ設けられものがよい。
【0010】また前記ワイヤピーニングガンおいて、前
記細線ワイヤとワイヤ保持部とから成るユニットが並列
する複数からなるものがよい。また、振動手段の基端部
に該振動手段本体を首振り動させる首振り手段が設けら
れたものがよい。また、吸引ホースにつながれた吸引パ
イプが細線ワイヤ側を開放する状態で前記振動手段及び
ワイヤ保持部を囲うように設けられたものがよい。
記細線ワイヤとワイヤ保持部とから成るユニットが並列
する複数からなるものがよい。また、振動手段の基端部
に該振動手段本体を首振り動させる首振り手段が設けら
れたものがよい。また、吸引ホースにつながれた吸引パ
イプが細線ワイヤ側を開放する状態で前記振動手段及び
ワイヤ保持部を囲うように設けられたものがよい。
【0011】また本発明は、先端部を三次元的に移動さ
せる移動手段と、この移動手段の先端部に設けられた前
記のいずれかに記載のワイヤピーニングガンと、を備え
たワイヤピーニング装置である。
せる移動手段と、この移動手段の先端部に設けられた前
記のいずれかに記載のワイヤピーニングガンと、を備え
たワイヤピーニング装置である。
【0012】また本発明は、軸方向に移動可能な長尺な
マストと、該マストの下端部に設けられて傘状に開閉す
る屈曲アームと、この屈曲アーム先端に設けられた前記
のいずれかのワイヤピーニングガンと、を備えたワイヤ
ピーニング装置である。ここで、マストの基端部は、原
子炉圧力容器のフランジ面上に載置され圧力容器の周方
向に移動自在な旋回台と、この旋回台に設けられ原子炉
圧力容器の径方向に移動可能で前記マストの基端部が取
り付けられる移動台車とを備えたものがよい。
マストと、該マストの下端部に設けられて傘状に開閉す
る屈曲アームと、この屈曲アーム先端に設けられた前記
のいずれかのワイヤピーニングガンと、を備えたワイヤ
ピーニング装置である。ここで、マストの基端部は、原
子炉圧力容器のフランジ面上に載置され圧力容器の周方
向に移動自在な旋回台と、この旋回台に設けられ原子炉
圧力容器の径方向に移動可能で前記マストの基端部が取
り付けられる移動台車とを備えたものがよい。
【0013】また本発明は、原子炉炉内構造物のワイヤ
ピーニング方法であって、原子炉圧力容器の上蓋、蒸気
乾燥器、気水分離器、燃料チャンネルをこの順序で取外
す工程と、この圧力容器のフランジ面上に請求項8に記
載のワイヤピーニング装置の旋回台を載置する工程と、
該ワイヤピーニング装置を用いて、炉水を満たした状態
で、ピーニング対象の表面形状に合わせてピーニングガ
ンによりピーニングしながら、前記吸引パイプでピーニ
ング部近傍の異物混濁炉水を吸引し、炉外に排出し、排
出水から異物を分離、回収及び排出水浄化を行い、監視
カメラでピーニング状況と異物混濁炉水吸引状況を監視
しながら施工する工程とを含むことを特徴とするもので
ある。
ピーニング方法であって、原子炉圧力容器の上蓋、蒸気
乾燥器、気水分離器、燃料チャンネルをこの順序で取外
す工程と、この圧力容器のフランジ面上に請求項8に記
載のワイヤピーニング装置の旋回台を載置する工程と、
該ワイヤピーニング装置を用いて、炉水を満たした状態
で、ピーニング対象の表面形状に合わせてピーニングガ
ンによりピーニングしながら、前記吸引パイプでピーニ
ング部近傍の異物混濁炉水を吸引し、炉外に排出し、排
出水から異物を分離、回収及び排出水浄化を行い、監視
カメラでピーニング状況と異物混濁炉水吸引状況を監視
しながら施工する工程とを含むことを特徴とするもので
ある。
【0014】
【作用】本発明によれば、直径2mm以下望ましくは1
mm以下の金属ブラシ状に植え込まれた細線ワイヤの束
で処理対象をピーニングするため、ピーニングの衝撃が
細線であることから強過ぎず、弱過ぎず、最適強度のピ
ーニングが可能となり、ワイヤ束であることから、広い
面積に対して、加工マルテンサイトを生成させずに、圧
縮残留応力だけを生成できる。
mm以下の金属ブラシ状に植え込まれた細線ワイヤの束
で処理対象をピーニングするため、ピーニングの衝撃が
細線であることから強過ぎず、弱過ぎず、最適強度のピ
ーニングが可能となり、ワイヤ束であることから、広い
面積に対して、加工マルテンサイトを生成させずに、圧
縮残留応力だけを生成できる。
【0015】また、細線ワイヤ束を備えた複数のピーニ
ングロッドをピーニングガンに設けることにより、曲面
形状部に対するピーニング効果を高めることができる。
ングロッドをピーニングガンに設けることにより、曲面
形状部に対するピーニング効果を高めることができる。
【0016】また、振動手段であるバブレータの長手方
向と直交する方向に延出されたピーニングロッドは、ピ
ーニングロッドの往復動の方向の必要空間距離を狭くで
きる。そのため狭隘部のピーニングが可能となる。
向と直交する方向に延出されたピーニングロッドは、ピ
ーニングロッドの往復動の方向の必要空間距離を狭くで
きる。そのため狭隘部のピーニングが可能となる。
【0017】また本発明のワイヤピーニング装置及び方
法によれば、三次元的な移動手段すなわち遠隔三次元駆
動部とその先端の屈曲アームの屈曲作用及びピーニング
ガン首振り作用により、原子炉の上蓋、蒸気乾燥器、気
水分離器、燃料チャンネルを取外しただけの状態で、シ
ュラウド、上部格子板等のピーニング対象機器は取り外
さず、水没状態でピーニングの施工ができる。また、異
物吸引回収器により、ピーニング処理実施中に不可避的
に発生する施工表面から離脱した表面滞積物やスケール
などの異物を炉水と共に吸引して炉外に異物を回収で
き、それを異物と炉水に分離し、分離した炉水を浄化再
利用する機能を有する。
法によれば、三次元的な移動手段すなわち遠隔三次元駆
動部とその先端の屈曲アームの屈曲作用及びピーニング
ガン首振り作用により、原子炉の上蓋、蒸気乾燥器、気
水分離器、燃料チャンネルを取外しただけの状態で、シ
ュラウド、上部格子板等のピーニング対象機器は取り外
さず、水没状態でピーニングの施工ができる。また、異
物吸引回収器により、ピーニング処理実施中に不可避的
に発生する施工表面から離脱した表面滞積物やスケール
などの異物を炉水と共に吸引して炉外に異物を回収で
き、それを異物と炉水に分離し、分離した炉水を浄化再
利用する機能を有する。
【0018】
【実施例】図1は、本実施例の装置構成を示す断面図で
ある。ピーニングガン1a,1bは屈曲アーム2a,2
bに、屈曲アーム2a,2bはマスト3にそれぞれ取り
付けられ、また、マスト3は3次元駆動装置4に係合さ
れ、3次元駆動装置4は旋回台5に設けられている。屈
曲アーム2は、関節機構により、傘のように開閉機能を
備えており、開閉角は0度から360度である。マスト
3は、圧力容器6の軸方向に昇降可能で、しかも、マス
ト3自身の回転が可能なように3次元駆動装置4に係合
されている。3次元駆動装置4は、圧力容器6の半径方
向に走行可能に旋回台5の上に置かれている。また3次
元駆動装置4は、自身で旋回台5の上で半径方向に走行
し、かつ、マスト3に昇降と回転を与え遠隔4次元駆動
ができるようになっている。旋回台5は、フランジベー
ス7の上に、旋回運動ができるように設けられている。
フランジベース7は、圧力容器6のフランジ6−1の上
にセットされている。
ある。ピーニングガン1a,1bは屈曲アーム2a,2
bに、屈曲アーム2a,2bはマスト3にそれぞれ取り
付けられ、また、マスト3は3次元駆動装置4に係合さ
れ、3次元駆動装置4は旋回台5に設けられている。屈
曲アーム2は、関節機構により、傘のように開閉機能を
備えており、開閉角は0度から360度である。マスト
3は、圧力容器6の軸方向に昇降可能で、しかも、マス
ト3自身の回転が可能なように3次元駆動装置4に係合
されている。3次元駆動装置4は、圧力容器6の半径方
向に走行可能に旋回台5の上に置かれている。また3次
元駆動装置4は、自身で旋回台5の上で半径方向に走行
し、かつ、マスト3に昇降と回転を与え遠隔4次元駆動
ができるようになっている。旋回台5は、フランジベー
ス7の上に、旋回運動ができるように設けられている。
フランジベース7は、圧力容器6のフランジ6−1の上
にセットされている。
【0019】ピーニングガン1には、空気チューブ8を
介して、コンプレッサー9から、作動用空気が送られ
る。さらに、ピーニングガン1には、炉水と混合した異
物を吸引するための、吸引ホース11が繋がれ、吸引ポ
ンプ12に連結されている。吸引ポンプ12で吸い上げ
た異物混入炉水は、分離浄化装置13に導かれ、ここ
で、異物と炉水が分離され、炉水はさらに浄化されて、
圧力容器6内に戻される。分離浄化装置13は、フィル
ター及びイオン交換樹脂から構成される。
介して、コンプレッサー9から、作動用空気が送られ
る。さらに、ピーニングガン1には、炉水と混合した異
物を吸引するための、吸引ホース11が繋がれ、吸引ポ
ンプ12に連結されている。吸引ポンプ12で吸い上げ
た異物混入炉水は、分離浄化装置13に導かれ、ここ
で、異物と炉水が分離され、炉水はさらに浄化されて、
圧力容器6内に戻される。分離浄化装置13は、フィル
ター及びイオン交換樹脂から構成される。
【0020】図1は、原子炉圧力容器の上蓋、蒸気乾燥
器、気水分離器、燃料チャンネル、制御棒をこの順序で
取外し、圧力容器6のフランジ6−1面上にフランジベ
ース7、旋回台5、三次元駆動装置4をこの順序で取り
付け、屈曲アーム2を閉じた状態でマスト3を上部格子
板14の桝目14−1を通して、炉心部15に下降さ
せ、この位置で、屈曲アーム2a、2bを開き、ピーニ
ングガン1a、1bをシュラウド16の壁面に垂直に押
し当てて、ワイヤピーニングを施工している状態を示
す。この状態で、マスト3を昇降させることにより、シ
ュラウド16の内周面軸方向の移動ピーニングができ、
マスト3を回転させることにより、シュラウド16の内
周面円周方向の移動ピーニングができる。屈曲アーム2
a、2bの開き角度を鈍角にすることにより、上部格子
板14とシュラウド16の境界の隅角部のピーニングが
可能となり、屈曲アーム2a、2bの開き角度を鋭角に
することにより、シュラウド16と炉心支持板17の境
界の隅角部のピーニングが可能となる。屈曲アーム2
a、2bは、開閉角度に応じて、アーム長さを自在に調
節可能にしてある。
器、気水分離器、燃料チャンネル、制御棒をこの順序で
取外し、圧力容器6のフランジ6−1面上にフランジベ
ース7、旋回台5、三次元駆動装置4をこの順序で取り
付け、屈曲アーム2を閉じた状態でマスト3を上部格子
板14の桝目14−1を通して、炉心部15に下降さ
せ、この位置で、屈曲アーム2a、2bを開き、ピーニ
ングガン1a、1bをシュラウド16の壁面に垂直に押
し当てて、ワイヤピーニングを施工している状態を示
す。この状態で、マスト3を昇降させることにより、シ
ュラウド16の内周面軸方向の移動ピーニングができ、
マスト3を回転させることにより、シュラウド16の内
周面円周方向の移動ピーニングができる。屈曲アーム2
a、2bの開き角度を鈍角にすることにより、上部格子
板14とシュラウド16の境界の隅角部のピーニングが
可能となり、屈曲アーム2a、2bの開き角度を鋭角に
することにより、シュラウド16と炉心支持板17の境
界の隅角部のピーニングが可能となる。屈曲アーム2
a、2bは、開閉角度に応じて、アーム長さを自在に調
節可能にしてある。
【0021】図2は、他の実施例で、ピーニングガン1
a、1bのピーニング反力を受けるために、屈曲アーム
2a、2bのそれぞれの先端を分岐し、分岐の一方にピ
ーニングガン1a、1bを、分岐の他方に反力受け18
a、18bを設けてある。反力受け18aと18bは転
がり圧子19a、19bを介して、シュラウド16を押
すことによりマスト3の半径方向の振動に対して安定性
を確保できる。そのために、ピーニング作業の施工信頼
性が確保される。また、CCDカメラ20a、20bが
ピーニング施工部に向けてマスト3に取り付けられてお
り、これにより、ピーニング施工監視ができる。この例
では、マスト3に取り付けてあるが、屈曲アーム2a、
2bに取り付けてもよい。
a、1bのピーニング反力を受けるために、屈曲アーム
2a、2bのそれぞれの先端を分岐し、分岐の一方にピ
ーニングガン1a、1bを、分岐の他方に反力受け18
a、18bを設けてある。反力受け18aと18bは転
がり圧子19a、19bを介して、シュラウド16を押
すことによりマスト3の半径方向の振動に対して安定性
を確保できる。そのために、ピーニング作業の施工信頼
性が確保される。また、CCDカメラ20a、20bが
ピーニング施工部に向けてマスト3に取り付けられてお
り、これにより、ピーニング施工監視ができる。この例
では、マスト3に取り付けてあるが、屈曲アーム2a、
2bに取り付けてもよい。
【0022】図3及び図4は、本発明に係るピーニング
ガン1の一実施例の詳細を示す側面図である。ピーニン
グガン1は、バイブレータ21、ピーニングロッド2
2、吸引パイプ23、首振り機構24、及びカプラ25
で構成され、カプラ25で屈曲アーム2に係合される。
ピーニングロッド22は、ピーニングガン1の長手方向
と同一方向に振動され、ピーニングロッド22先端に連
結された細線ワイヤヘッド26が、図1及び図2のシュ
ラウド16の内周表面をピーニングする。ピーニングに
伴い、表面のスケールや滞積物等が剥離するため異物
が、炉水を汚して混濁水となるので、これを吸引パイプ
23で吸引し、吸引ホース11で圧力容器6の外部の分
離浄化装置13へ導き、ここで、異物を分離処理し、炉
水は、浄化して圧力容器6へ戻し、炉水として再利用す
る。そのため廃棄物は固形物のみとなり、排水を生じな
い。ピーニングロッド22の先端に着脱自在に係合され
たワイヤヘッド26には、図4に拡大して示したよう
に、直径1mmの細線ワイヤ27が、金属ブラシ状に植
え込まれている。
ガン1の一実施例の詳細を示す側面図である。ピーニン
グガン1は、バイブレータ21、ピーニングロッド2
2、吸引パイプ23、首振り機構24、及びカプラ25
で構成され、カプラ25で屈曲アーム2に係合される。
ピーニングロッド22は、ピーニングガン1の長手方向
と同一方向に振動され、ピーニングロッド22先端に連
結された細線ワイヤヘッド26が、図1及び図2のシュ
ラウド16の内周表面をピーニングする。ピーニングに
伴い、表面のスケールや滞積物等が剥離するため異物
が、炉水を汚して混濁水となるので、これを吸引パイプ
23で吸引し、吸引ホース11で圧力容器6の外部の分
離浄化装置13へ導き、ここで、異物を分離処理し、炉
水は、浄化して圧力容器6へ戻し、炉水として再利用す
る。そのため廃棄物は固形物のみとなり、排水を生じな
い。ピーニングロッド22の先端に着脱自在に係合され
たワイヤヘッド26には、図4に拡大して示したよう
に、直径1mmの細線ワイヤ27が、金属ブラシ状に植
え込まれている。
【0023】図5は、本発明に係るピーニングガン1の
他の実施例を示す側面図である。この例では、複数のピ
ーニングロッド22−1、22−2、22−3……がバ
イブレータ21に係合され、各々のピーニングロッド2
2の先端には、細線ワイヤ27−1、27−2、27−
3……が、直接金属ブラシ状に植え込まれている。この
実施例によれば、複数のピーニングロッド22−1、2
2−2、22−3……が、お互いに独立してピーニング
動作することが可能なので、曲面形状の施工面に対し
て、均一且つ確実にピーニングを行うことができる。
他の実施例を示す側面図である。この例では、複数のピ
ーニングロッド22−1、22−2、22−3……がバ
イブレータ21に係合され、各々のピーニングロッド2
2の先端には、細線ワイヤ27−1、27−2、27−
3……が、直接金属ブラシ状に植え込まれている。この
実施例によれば、複数のピーニングロッド22−1、2
2−2、22−3……が、お互いに独立してピーニング
動作することが可能なので、曲面形状の施工面に対し
て、均一且つ確実にピーニングを行うことができる。
【0024】さらに、図5の変形例として、ピーニング
ロッド22−1、22−2、22−3……の本数を10
〜100本と増やし、そのかわり、ピーニングロッドの
直径をもっと細くし、針金状となした、細線ワイヤを直
接、バイブレータ21に係合してピーニングガンを構成
することもできる。この実施例によれば、細線ワイヤそ
れぞれが独立して動作するので、複雑な曲面形状の施工
面に対して、叩き残しなく、均一且つ確実にピーニング
を行うことができる。
ロッド22−1、22−2、22−3……の本数を10
〜100本と増やし、そのかわり、ピーニングロッドの
直径をもっと細くし、針金状となした、細線ワイヤを直
接、バイブレータ21に係合してピーニングガンを構成
することもできる。この実施例によれば、細線ワイヤそ
れぞれが独立して動作するので、複雑な曲面形状の施工
面に対して、叩き残しなく、均一且つ確実にピーニング
を行うことができる。
【0025】図6は、本発明に係るピーニングガン1の
他の実施例を示す側面図である。この例では、複数の細
線ワイヤ27−1、27−2、……が金属ブラシ状に植
え込まれたワイヤヘッド26−1、26−2……がピー
ニングロッド22−1、22−2……に設けられ、さら
に、このピーニングロッド22−1、22−2……が、
首振り機構24及び間隔調節するスペーサである間隔ピ
ース28を介してバイブレータ21の長手方向と直交す
るように、バイブレータ21に係合されている。これと
対向する方向には、ピーニングの反力を受ける反力ロッ
ド29が、設けてある。反力ロッド29は、先端に回転
自在な回転子29−1を備え、間隔調節用の間隔ピース
29−2介してバイブレータ21に係合されている。こ
の実施例によれば、回転子29−1と細線ワイヤ27と
の距離を短くできるので、シュラウド16と圧力容器6
との間のような狭隘部内のピーニングができる。隙間に
応じて、間隔ピース28と29−2を調節しておくのが
よい。
他の実施例を示す側面図である。この例では、複数の細
線ワイヤ27−1、27−2、……が金属ブラシ状に植
え込まれたワイヤヘッド26−1、26−2……がピー
ニングロッド22−1、22−2……に設けられ、さら
に、このピーニングロッド22−1、22−2……が、
首振り機構24及び間隔調節するスペーサである間隔ピ
ース28を介してバイブレータ21の長手方向と直交す
るように、バイブレータ21に係合されている。これと
対向する方向には、ピーニングの反力を受ける反力ロッ
ド29が、設けてある。反力ロッド29は、先端に回転
自在な回転子29−1を備え、間隔調節用の間隔ピース
29−2介してバイブレータ21に係合されている。こ
の実施例によれば、回転子29−1と細線ワイヤ27と
の距離を短くできるので、シュラウド16と圧力容器6
との間のような狭隘部内のピーニングができる。隙間に
応じて、間隔ピース28と29−2を調節しておくのが
よい。
【0026】図7は、本発明に係るピーニングガン1の
他の実施例を示す側面図である。図7においては、図6
の反力ロッド29に替えて、もう一本のピーニングロッ
ドを設け、左右対称形としている。本実施例によれば、
ピーニングの反力は自己平衡し、さらに対向部位を同時
にピーニングでき、高効率である。すなわち、シュラウ
ド16と圧力容器6との間のような狭隘部内の双方の表
面のピーニングに好適である。
他の実施例を示す側面図である。図7においては、図6
の反力ロッド29に替えて、もう一本のピーニングロッ
ドを設け、左右対称形としている。本実施例によれば、
ピーニングの反力は自己平衡し、さらに対向部位を同時
にピーニングでき、高効率である。すなわち、シュラウ
ド16と圧力容器6との間のような狭隘部内の双方の表
面のピーニングに好適である。
【0027】上記の実施例はシュラウドに適用する場合
についてであるが、上部格子板の任意の格子穴にマスト
7を挿入することにより、格子板下面部、炉心支持板に
も施工でき、また、格子穴からマスト7を引き抜いて実
施すれば格子板上面部へも施工できる。
についてであるが、上部格子板の任意の格子穴にマスト
7を挿入することにより、格子板下面部、炉心支持板に
も施工でき、また、格子穴からマスト7を引き抜いて実
施すれば格子板上面部へも施工できる。
【0028】
【発明の効果】本発明によれば、既設の原子炉圧力容器
内部構造物の残留応力を引張りから圧縮に改善すること
が容易にでき、原子炉圧力容器内部構造物の応力腐食割
れを未然に防止することができる。また、三次元的にピ
ーニングガンを移動させることにより炉水を満たしたま
ま、遠隔操作で施工できるので、ピーニング施工時の作
業員の被爆線量を低減できる。施工表面のスケールを剥
離できるので炉水が浄化される。また、本発明は、スペ
ース空間の大きい筒状機器、狭隘部、隅角部凸曲面、凹
曲面のいずれにも適用できる。
内部構造物の残留応力を引張りから圧縮に改善すること
が容易にでき、原子炉圧力容器内部構造物の応力腐食割
れを未然に防止することができる。また、三次元的にピ
ーニングガンを移動させることにより炉水を満たしたま
ま、遠隔操作で施工できるので、ピーニング施工時の作
業員の被爆線量を低減できる。施工表面のスケールを剥
離できるので炉水が浄化される。また、本発明は、スペ
ース空間の大きい筒状機器、狭隘部、隅角部凸曲面、凹
曲面のいずれにも適用できる。
【図1】本発明の一実施例による原子炉炉内構造物の残
留応力改善用のワイヤピーニング装置の全体構成及び炉
心シュラウド適用状況を示す一部を断面で示した構成図
である。
留応力改善用のワイヤピーニング装置の全体構成及び炉
心シュラウド適用状況を示す一部を断面で示した構成図
である。
【図2】本発明の他の実施例による原子炉炉内構造物の
残留応力改善用の反力受け付きワイヤピーニング装置の
全体構成及び炉心シュラウド適用状況を示す一部を断面
で示した構成図である。
残留応力改善用の反力受け付きワイヤピーニング装置の
全体構成及び炉心シュラウド適用状況を示す一部を断面
で示した構成図である。
【図3】本発明の一実施例によるピーニングガンを示す
側面図である。
側面図である。
【図4】本発明の他の実施例によるピーニングガンを示
す側面図である。
す側面図である。
【図5】本発明の他の実施例による複数ピーニングロッ
ドを示す側面図である。
ドを示す側面図である。
【図6】本発明の他の実施例によるピーニングガンを示
す側面図である。
す側面図である。
【図7】本発明の他の実施例によるピーニングガンを示
す側面図である。
す側面図である。
1 ピーニングガン 2 屈曲アーム 3 マスト 4 三次元駆動装置 5 旋回台 6 圧力容器 11 吸引ホース 12 吸引ポンプ 13 分離浄化装置 18 反力受け 20 CCDカメラ 21 振動手段(バイブレータ) 22 ピーニングロッド 23 吸引パイプ 24 首振り機構 26 ワイヤヘッド 27 細線ワイヤ 29 反力ロッド
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 榎本 邦夫 茨城県土浦市神立町502番地 株式会社日 立製作所機械研究所内 (72)発明者 黒沢 孝一 茨城県日立市幸町三丁目1番1号 株式会 社日立製作所日立工場内 (72)発明者 望月 正人 茨城県土浦市神立町502番地 株式会社日 立製作所機械研究所内 (72)発明者 大高 正廣 茨城県土浦市神立町502番地 株式会社日 立製作所機械研究所内 (72)発明者 坂田 信二 茨城県土浦市神立町502番地 株式会社日 立製作所機械研究所内 (72)発明者 林 眞琴 茨城県土浦市神立町502番地 株式会社日 立製作所機械研究所内 (72)発明者 林 英策 茨城県日立市幸町三丁目1番1号 株式会 社日立製作所日立工場内 (72)発明者 吉久保 富士夫 茨城県日立市幸町三丁目2番2号 日立ニ ュークリアエンジニアリング株式会社内
Claims (10)
- 【請求項1】 直径2mm以下の複数の細線ワイヤと、
この複数の細線ワイヤを植立状態で保持するワイヤ保持
部と、このワイヤ保持部を前記ワイヤの植立方向に振動
させる振動手段と、を備えたワイヤピーニングガン。 - 【請求項2】 請求項1に記載のワイヤピーニングガン
おいて、振動手段本体の一側面に前記細線ワイヤとワイ
ヤ保持部とから成るユニットが設けられ、振動手段本体
の前記ユニットの反対側の側面にピーニングの反力を受
ける反力ロッドが設けられたことを特徴とするワイヤピ
ーニングガン。 - 【請求項3】 請求項1に記載のワイヤピーニングガン
おいて、振動手段本体の一側面とこれと対称となる反対
側の側面に前記細線ワイヤとワイヤ保持部とから成るユ
ニットがそれぞれ設けられたことを特徴とするワイヤピ
ーニングガン。 - 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかに記載のワイヤ
ピーニングガンおいて、前記細線ワイヤとワイヤ保持部
とから成るユニットが並列する複数からなることを特徴
とするワイヤピーニングガン。 - 【請求項5】 請求項1〜4のいずれかに記載のワイヤ
ピーニングガンおいて、振動手段の基端部に該振動手段
本体を首振り動させる首振り手段が設けられたことを特
徴とするワイヤピーニングガン。 - 【請求項6】 請求項1〜5のいずれかに記載のワイヤ
ピーニングガンおいて、吸引ホースにつながれた吸引パ
イプが細線ワイヤ側を開放する状態で前記振動手段及び
ワイヤ保持部を囲うように設けられたことを特徴とする
ワイヤピーニングガン。 - 【請求項7】 先端部を三次元的に移動させる移動手段
と、この移動手段の先端部に設けられた請求項1〜6の
いずれかに記載のワイヤピーニングガンと、を備えたワ
イヤピーニング装置。 - 【請求項8】 軸方向に移動可能な長尺なマストと、該
マストの下端部に設けられて傘状に開閉する屈曲アーム
と、この屈曲アーム先端に設けられた請求項1〜6のい
ずれかに記載のワイヤピーニングガンと、を備えたワイ
ヤピーニング装置。 - 【請求項9】 請求項8に記載のワイヤピーニング装置
において、マストの基端部は、原子炉圧力容器のフラン
ジ面上に載置され圧力容器の周方向に移動自在な旋回台
と、この旋回台に設けられ原子炉圧力容器の径方向に移
動可能で前記マストの基端部が取り付けられる移動台車
とを備えたことを特徴とするワイヤピーニング装置。 - 【請求項10】 原子炉炉内構造物のワイヤピーニング
方法であって、原子炉圧力容器の上蓋、蒸気乾燥器、気
水分離器、燃料チャンネルをこの順序で取外す工程と、
この圧力容器のフランジ面上に請求項7〜9のいずれか
に記載のワイヤピーニング装置の旋回台を載置する工程
と、該ワイヤピーニング装置を用いて、炉水を満たした
状態で、ピーニング対象の表面形状に合わせてピーニン
グガンによりピーニングしながら、前記吸引パイプでピ
ーニング部近傍の異物混濁炉水を吸引し、炉外に排出
し、排出水から異物を分離、回収及び排出水浄化を行
い、監視カメラでピーニング状況と異物混濁炉水吸引状
況を監視しながら施工する工程とを含むことを特徴とす
る原子炉炉内構造物のワイヤピーニング方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31668292A JP3350737B2 (ja) | 1992-11-26 | 1992-11-26 | ワイヤピーニングガンおよびワイヤピーニング装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31668292A JP3350737B2 (ja) | 1992-11-26 | 1992-11-26 | ワイヤピーニングガンおよびワイヤピーニング装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06155172A true JPH06155172A (ja) | 1994-06-03 |
| JP3350737B2 JP3350737B2 (ja) | 2002-11-25 |
Family
ID=18079739
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP31668292A Expired - Fee Related JP3350737B2 (ja) | 1992-11-26 | 1992-11-26 | ワイヤピーニングガンおよびワイヤピーニング装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3350737B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2015528751A (ja) * | 2012-07-27 | 2015-10-01 | シーメンス アクティエンゲゼルシャフト | フライス切削と後続のブラッシングとによって原材料を加工する方法 |
-
1992
- 1992-11-26 JP JP31668292A patent/JP3350737B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2015528751A (ja) * | 2012-07-27 | 2015-10-01 | シーメンス アクティエンゲゼルシャフト | フライス切削と後続のブラッシングとによって原材料を加工する方法 |
| US9919404B2 (en) | 2012-07-27 | 2018-03-20 | Siemens Aktiengesellschaft | Method for machining materials by milling and subsequent brushing |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3350737B2 (ja) | 2002-11-25 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |