JPH0615559Y2 - ロールタオル - Google Patents
ロールタオルInfo
- Publication number
- JPH0615559Y2 JPH0615559Y2 JP1989108210U JP10821089U JPH0615559Y2 JP H0615559 Y2 JPH0615559 Y2 JP H0615559Y2 JP 1989108210 U JP1989108210 U JP 1989108210U JP 10821089 U JP10821089 U JP 10821089U JP H0615559 Y2 JPH0615559 Y2 JP H0615559Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- towel
- roll
- water absorption
- woven fabric
- water
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Landscapes
- Nonwoven Fabrics (AREA)
Description
本考案は不織布からなるロールタオルに関する。
従来、ロールタオルは綿布が使用されており、これは、
繰り返しクリーニングして使用されるものである。しか
し、このタオルは繰り返し使用による風合いの硬化、水
分吸収性の低下、あるいはクリーニングによっても落ち
ないカビ、油などの汚れによる不衛生感等によって使用
寿命は意外に短い。 一方、使い捨てのタオルとして、ペーパータオルが普及
しているが、濡れたときの強力がなく、また、ソフト感
にも欠け、しかも、使用済みのタオルの捨て場所が必要
であり、その捨て場所も乱雑となり易い。 また、一部に不織布をタオルとして使用する試みもなさ
れているが、使用感、水分吸収性、強度の点からまだ十
分に普及していない。
繰り返しクリーニングして使用されるものである。しか
し、このタオルは繰り返し使用による風合いの硬化、水
分吸収性の低下、あるいはクリーニングによっても落ち
ないカビ、油などの汚れによる不衛生感等によって使用
寿命は意外に短い。 一方、使い捨てのタオルとして、ペーパータオルが普及
しているが、濡れたときの強力がなく、また、ソフト感
にも欠け、しかも、使用済みのタオルの捨て場所が必要
であり、その捨て場所も乱雑となり易い。 また、一部に不織布をタオルとして使用する試みもなさ
れているが、使用感、水分吸収性、強度の点からまだ十
分に普及していない。
本考案は、特定の不織布を用いることにより、使い捨て
用のロールタオルを提供し、従来のロールタオルの不都
合をなくさんとするものである。
用のロールタオルを提供し、従来のロールタオルの不都
合をなくさんとするものである。
本考案は、吸水率が7%以上である繊維を主体としてな
り、3次元絡合された不織布であって、目付が30〜8
0g/m2、見掛密度が0.07〜0.3g/cm3、長さ
方向の3kg/5cm荷重時の伸度が5%以下、絶対吸水率
が700%以上である不織布をロール巻きしてなること
を特徴とするロールタオルである。 まず、本考案の不織布は、タオルとしての吸水性の点か
ら吸水率が7%以上、好ましくは10%以上の繊維を5
0重量%以上、好ましくは70重量%以上含むことが必
要であり、さらに不織布の絶対吸水率が700%以上で
あることが必要である。吸水率が7%以上の繊維が50
%より少ないと、不織布の絶対吸水率が700%以上で
あっても手を拭いたときの水分の吸い込みが悪く使用感
の悪いものとなる。このような吸水率を有する繊維は、
レーヨン、木綿等のセルローズ繊維、ポリエステルにポ
リオキシアルキレングリコールおよびスルホン酸金属塩
誘導体を添加溶融紡糸した吸水性ポリエステル繊維等が
挙げられるが、経済性の点からセルローズ繊維が好まし
い。なお、本考案における繊維の吸水率は、繊維綿を水
に浸漬して十分に吸水させた後、遠心脱水機に掛けて余
分の水を除去し、残存水分量で求める。すなわち、綿5
gを常温の水に5分間浸漬し、遠心脱水機で1500G
で10分間脱水処理し、次いで、処理後の水分を測定し
て繊維重量に対する百分率で表示して吸水率としたもの
である。また、不織布の絶対吸水率は、5cm四方の不織
布を水に30秒間浸漬して吸水させた後、1分間吊り下
げ放置し余分な水分を滴下させた後の水分を測定し繊維
重量に対する百分率で表示したものである。 さらに、本考案の不織布は繊維が3次元絡合されている
ものである。繊維の3次元絡合の方法としては、ニード
ルパンチ法、高速流体流による方法が知られており、ニ
ードルパンチ法によっても本考案の不織布は得られなく
はないが、高速流体流による方法がより好ましい。すな
わち、ニードルパンチにより絡合された不織布は、一般
的には目付が100g/m2以上であり、使い捨てとする
には経済性の面でマイナスであると共に、嵩高のためロ
ール巻量が少なくなりロール取換え頻度が増す。また、
不織布表面の毛羽が多く、使用時に手に付着し易い。パ
ンチ密度を高めれば嵩高さ、毛羽の問題は解決されるも
のの、風合いが硬くなる等ニードルパンチによる絡合の
みではロールタオルとしての柔軟さと強力を兼ね備えた
不織布が得にくい。これに対して、高速流体流絡合され
た不織布はニードルによる繊維損傷がないため表面毛羽
が少なく、適度な流体跡の凹凸により表面積が大きく、
柔軟で吸水性に富む。また、高速流体流絡合は目付30
〜80g/m2の柔軟な不織布の製造に適しており、ニー
ドルパンチでは得られないタオルに適した不織布が得ら
れる。高速流体流としては、水流、空気流、蒸気などが
あるが、絡合密度、取り扱い易さなどから水流絡合が好
ましい。 本考案の不織布では、とくにロールタオルとして、ロー
ル状に巻かれた状態からスムースに引き出し易く、しか
もタオルとしての柔軟さを有し、かつ十分な吸水性をも
つ必要があり、このために、目付が30〜80g/m2、
見掛け密度が0.07〜0.3g/cm3、長さ方向の3k
g/5cm荷重時の伸度が5%以下であることが望まれ
る。なお、ロールからの引き出し時の破断をなくする点
から、不織布の長さ方向の強力は4kg/5cm以上が好ま
しく、さらに好ましくは5kg/5cm以上である。目付が
30g/m2以下ではタオルとして使用時の吸水量が少な
く、また、強力も不十分であって、ロールからの引出し
時に破断する可能性があり、また、80g/m2以上では
前記の不都合はなくなるが、経済性の面でマイナスとな
るのでそれ以上目付を大きくする必要はない。また、見
掛け密度が0.07g/cm3以下の場合、ロール巻した
ものから引出すとき剥離不良となり、破断ないし不良巻
出しの原因となり易く、また0.3g/cm3以上では不
織布が硬くなり、使用感が悪くなる。長さ方向の3kg/
5cm荷重時の伸度が5%より大きいと、ロールの巻出し
時の伸びが大きくロールの末尾にいくに従い伸びが蓄積
され、タオルが長く垂れ下がった状態となるため好まし
くない。不織布の長さ方向の強力および3kg/5cm荷重
時の伸度は、繊維の絡合状態により支配されるが、原料
ウエブとして繊維が長さ方向に配列したパラレルウエブ
を用いて高速流体流で繊維絡合することにより得ること
が出来る。しかし、パラレルウエブを全て長さ方向に配
したものは使用中に幅方向に裂け易いまたは伸び易いた
め、クロスラップウエブ又はランダムウエブと積層し、
幅方向の強力および伸度を改善することが好ましい。 本考案の不織布は、平滑な面をもっていてもよいが、メ
ッシュ状あるいは表面に凹凸を有する形状のものが表面
積が大きく柔軟性に富み、タオルとしてより好適であ
る。このような形状は公知の水流絡合法などによって容
易に得られる。 また、風合いおよび吸水性の点でバインダーを含まない
ものが好ましいが、本考案の目的を損なわない範囲で少
量のバインダーを含んでいてもよい。 本考案のタオルは、第1図に示すような不織布1をロー
ル状に巻いたものであり、通常数10mの長さとして製
品化する。このようなタオルは、例えば第2図に示すよ
うに、巻出し(または送り出し)部3と巻取り部4を備
えた箱体5内にタオルの一部2′が下部に垂下されるよ
うにロールタオル2をセットし、任意の機構によりタオ
ルの巻出しと同時に巻取りを行うことにより使用するも
のである。使用後のタオルは巻取られているため、タオ
ル取替え時に使用済みのタオルを取り出して処分すれば
よい。
り、3次元絡合された不織布であって、目付が30〜8
0g/m2、見掛密度が0.07〜0.3g/cm3、長さ
方向の3kg/5cm荷重時の伸度が5%以下、絶対吸水率
が700%以上である不織布をロール巻きしてなること
を特徴とするロールタオルである。 まず、本考案の不織布は、タオルとしての吸水性の点か
ら吸水率が7%以上、好ましくは10%以上の繊維を5
0重量%以上、好ましくは70重量%以上含むことが必
要であり、さらに不織布の絶対吸水率が700%以上で
あることが必要である。吸水率が7%以上の繊維が50
%より少ないと、不織布の絶対吸水率が700%以上で
あっても手を拭いたときの水分の吸い込みが悪く使用感
の悪いものとなる。このような吸水率を有する繊維は、
レーヨン、木綿等のセルローズ繊維、ポリエステルにポ
リオキシアルキレングリコールおよびスルホン酸金属塩
誘導体を添加溶融紡糸した吸水性ポリエステル繊維等が
挙げられるが、経済性の点からセルローズ繊維が好まし
い。なお、本考案における繊維の吸水率は、繊維綿を水
に浸漬して十分に吸水させた後、遠心脱水機に掛けて余
分の水を除去し、残存水分量で求める。すなわち、綿5
gを常温の水に5分間浸漬し、遠心脱水機で1500G
で10分間脱水処理し、次いで、処理後の水分を測定し
て繊維重量に対する百分率で表示して吸水率としたもの
である。また、不織布の絶対吸水率は、5cm四方の不織
布を水に30秒間浸漬して吸水させた後、1分間吊り下
げ放置し余分な水分を滴下させた後の水分を測定し繊維
重量に対する百分率で表示したものである。 さらに、本考案の不織布は繊維が3次元絡合されている
ものである。繊維の3次元絡合の方法としては、ニード
ルパンチ法、高速流体流による方法が知られており、ニ
ードルパンチ法によっても本考案の不織布は得られなく
はないが、高速流体流による方法がより好ましい。すな
わち、ニードルパンチにより絡合された不織布は、一般
的には目付が100g/m2以上であり、使い捨てとする
には経済性の面でマイナスであると共に、嵩高のためロ
ール巻量が少なくなりロール取換え頻度が増す。また、
不織布表面の毛羽が多く、使用時に手に付着し易い。パ
ンチ密度を高めれば嵩高さ、毛羽の問題は解決されるも
のの、風合いが硬くなる等ニードルパンチによる絡合の
みではロールタオルとしての柔軟さと強力を兼ね備えた
不織布が得にくい。これに対して、高速流体流絡合され
た不織布はニードルによる繊維損傷がないため表面毛羽
が少なく、適度な流体跡の凹凸により表面積が大きく、
柔軟で吸水性に富む。また、高速流体流絡合は目付30
〜80g/m2の柔軟な不織布の製造に適しており、ニー
ドルパンチでは得られないタオルに適した不織布が得ら
れる。高速流体流としては、水流、空気流、蒸気などが
あるが、絡合密度、取り扱い易さなどから水流絡合が好
ましい。 本考案の不織布では、とくにロールタオルとして、ロー
ル状に巻かれた状態からスムースに引き出し易く、しか
もタオルとしての柔軟さを有し、かつ十分な吸水性をも
つ必要があり、このために、目付が30〜80g/m2、
見掛け密度が0.07〜0.3g/cm3、長さ方向の3k
g/5cm荷重時の伸度が5%以下であることが望まれ
る。なお、ロールからの引き出し時の破断をなくする点
から、不織布の長さ方向の強力は4kg/5cm以上が好ま
しく、さらに好ましくは5kg/5cm以上である。目付が
30g/m2以下ではタオルとして使用時の吸水量が少な
く、また、強力も不十分であって、ロールからの引出し
時に破断する可能性があり、また、80g/m2以上では
前記の不都合はなくなるが、経済性の面でマイナスとな
るのでそれ以上目付を大きくする必要はない。また、見
掛け密度が0.07g/cm3以下の場合、ロール巻した
ものから引出すとき剥離不良となり、破断ないし不良巻
出しの原因となり易く、また0.3g/cm3以上では不
織布が硬くなり、使用感が悪くなる。長さ方向の3kg/
5cm荷重時の伸度が5%より大きいと、ロールの巻出し
時の伸びが大きくロールの末尾にいくに従い伸びが蓄積
され、タオルが長く垂れ下がった状態となるため好まし
くない。不織布の長さ方向の強力および3kg/5cm荷重
時の伸度は、繊維の絡合状態により支配されるが、原料
ウエブとして繊維が長さ方向に配列したパラレルウエブ
を用いて高速流体流で繊維絡合することにより得ること
が出来る。しかし、パラレルウエブを全て長さ方向に配
したものは使用中に幅方向に裂け易いまたは伸び易いた
め、クロスラップウエブ又はランダムウエブと積層し、
幅方向の強力および伸度を改善することが好ましい。 本考案の不織布は、平滑な面をもっていてもよいが、メ
ッシュ状あるいは表面に凹凸を有する形状のものが表面
積が大きく柔軟性に富み、タオルとしてより好適であ
る。このような形状は公知の水流絡合法などによって容
易に得られる。 また、風合いおよび吸水性の点でバインダーを含まない
ものが好ましいが、本考案の目的を損なわない範囲で少
量のバインダーを含んでいてもよい。 本考案のタオルは、第1図に示すような不織布1をロー
ル状に巻いたものであり、通常数10mの長さとして製
品化する。このようなタオルは、例えば第2図に示すよ
うに、巻出し(または送り出し)部3と巻取り部4を備
えた箱体5内にタオルの一部2′が下部に垂下されるよ
うにロールタオル2をセットし、任意の機構によりタオ
ルの巻出しと同時に巻取りを行うことにより使用するも
のである。使用後のタオルは巻取られているため、タオ
ル取替え時に使用済みのタオルを取り出して処分すれば
よい。
本考案のタオルは、ソフトで吸水性に富みしかも濡れた
ときに破断することもなく、使用感のよいものである。
また、ロールからの引き出しもスムースである。さらに
このタオルは使い捨てのため衛生的であるばかりでな
く、従来のペーパータオルのように捨て場所を常設する
必要もない。 実施例 レーヨンステープルとポリエステルステープルを所定比
率で混綿し、カードでパラレルウエブとし、水流絡合に
より表1の不織布を得た。これらの不織布は幅20cm、
長さ30mのロール巻としてロールタオルとして第2図
の構造のホルダーに装着し使用したところ本願考案にか
かる不織布1および2よりなるものは最後まで快適に使
用出来たが、不織布3のものは手を拭いたとき水分の吸
い取りが悪く使用感の悪いものであった。
ときに破断することもなく、使用感のよいものである。
また、ロールからの引き出しもスムースである。さらに
このタオルは使い捨てのため衛生的であるばかりでな
く、従来のペーパータオルのように捨て場所を常設する
必要もない。 実施例 レーヨンステープルとポリエステルステープルを所定比
率で混綿し、カードでパラレルウエブとし、水流絡合に
より表1の不織布を得た。これらの不織布は幅20cm、
長さ30mのロール巻としてロールタオルとして第2図
の構造のホルダーに装着し使用したところ本願考案にか
かる不織布1および2よりなるものは最後まで快適に使
用出来たが、不織布3のものは手を拭いたとき水分の吸
い取りが悪く使用感の悪いものであった。
第1図は、本考案のロールタオルの斜視図、第2図はそ
の使用態様を示す装置の断面略図であり、1は不織布、
2はそのロールを示す。
の使用態様を示す装置の断面略図であり、1は不織布、
2はそのロールを示す。
Claims (1)
- 【請求項1】吸水率が7%以上である繊維を主体として
なり、3次元絡合された不織布であって、目付が30〜
80g/m2、見掛密度が0.07〜0.3g/cm3、長
さ方向の3kg/5cm荷重時の伸度が5%以下、絶対吸水
率が700%以上である不織布をロール巻きしてなるこ
とを特徴とするロールタオル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989108210U JPH0615559Y2 (ja) | 1989-09-13 | 1989-09-13 | ロールタオル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989108210U JPH0615559Y2 (ja) | 1989-09-13 | 1989-09-13 | ロールタオル |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0345792U JPH0345792U (ja) | 1991-04-26 |
| JPH0615559Y2 true JPH0615559Y2 (ja) | 1994-04-27 |
Family
ID=31656863
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1989108210U Expired - Lifetime JPH0615559Y2 (ja) | 1989-09-13 | 1989-09-13 | ロールタオル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0615559Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| USD1056955S1 (en) | 2019-07-02 | 2025-01-07 | Focusrite Audio Engineering Limited | Audio processor |
-
1989
- 1989-09-13 JP JP1989108210U patent/JPH0615559Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| USD1056955S1 (en) | 2019-07-02 | 2025-01-07 | Focusrite Audio Engineering Limited | Audio processor |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0345792U (ja) | 1991-04-26 |
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