JPH0615580A - 背面にテーパ付きウエッジを備えた駆動装置 - Google Patents
背面にテーパ付きウエッジを備えた駆動装置Info
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- JPH0615580A JPH0615580A JP5133850A JP13385093A JPH0615580A JP H0615580 A JPH0615580 A JP H0615580A JP 5133850 A JP5133850 A JP 5133850A JP 13385093 A JP13385093 A JP 13385093A JP H0615580 A JPH0615580 A JP H0615580A
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- socket
- drive bit
- fastener
- side wall
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- B25—HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
- B25B—TOOLS OR BENCH DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, FOR FASTENING, CONNECTING, DISENGAGING, OR HOLDING
- B25B15/00—Screwdrivers
- B25B15/001—Screwdrivers characterised by material or shape of the tool bit
- B25B15/004—Screwdrivers characterised by material or shape of the tool bit characterised by cross-section
- B25B15/005—Screwdrivers characterised by material or shape of the tool bit characterised by cross-section with cross- or star-shaped cross-section
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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- B25B—TOOLS OR BENCH DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, FOR FASTENING, CONNECTING, DISENGAGING, OR HOLDING
- B25B13/00—Spanners; Wrenches
- B25B13/02—Spanners; Wrenches with rigid jaws
- B25B13/06—Spanners; Wrenches with rigid jaws of socket type
- B25B13/065—Spanners; Wrenches with rigid jaws of socket type characterised by the cross-section of the socket
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16B—DEVICES FOR FASTENING OR SECURING CONSTRUCTIONAL ELEMENTS OR MACHINE PARTS TOGETHER, e.g. NAILS, BOLTS, CIRCLIPS, CLAMPS, CLIPS OR WEDGES; JOINTS OR JOINTING
- F16B23/00—Specially shaped nuts or heads of bolts or screws for rotations by a tool
- F16B23/0007—Specially shaped nuts or heads of bolts or screws for rotations by a tool characterised by the shape of the recess or the protrusion engaging the tool
- F16B23/003—Specially shaped nuts or heads of bolts or screws for rotations by a tool characterised by the shape of the recess or the protrusion engaging the tool star-shaped or multi-lobular, e.g. Torx-type, twelve-point star
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- Devices For Conveying Motion By Means Of Endless Flexible Members (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 係止具をワークピースに締結する以前に駆動
ビットで保持するために、駆動ビットと係止具との間に
ウエッジ効果を生ずる駆動ビットを提供する。 【構成】 ワークピースに係止具12を締結するための
駆動ビット1またはドライバは、係止具と相補形状のマ
ルチロブラ形状部に係合するマルチロブラ形の係合部1
4を有し、突条24の両側は凹溝26で区切られ、各突
条は駆動側壁面32とテーパを付した後側壁面34を有
し、駆動側壁面は、係止具にトルクを付与するために、
係止具12の相補的なマルチロブラ形の溝30またはソ
ケット18に接触するように構成されている。一方、テ
ーパを付した後側壁面34は、ドライバまたは駆動ビッ
トが係止具の溝に係合されたときに、点的に相補的なマ
ルチロブラ形の溝及び突条とウエッジ係合する。
ビットで保持するために、駆動ビットと係止具との間に
ウエッジ効果を生ずる駆動ビットを提供する。 【構成】 ワークピースに係止具12を締結するための
駆動ビット1またはドライバは、係止具と相補形状のマ
ルチロブラ形状部に係合するマルチロブラ形の係合部1
4を有し、突条24の両側は凹溝26で区切られ、各突
条は駆動側壁面32とテーパを付した後側壁面34を有
し、駆動側壁面は、係止具にトルクを付与するために、
係止具12の相補的なマルチロブラ形の溝30またはソ
ケット18に接触するように構成されている。一方、テ
ーパを付した後側壁面34は、ドライバまたは駆動ビッ
トが係止具の溝に係合されたときに、点的に相補的なマ
ルチロブラ形の溝及び突条とウエッジ係合する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、係止具を駆動装置の
端部で摩擦により保持するために、係止具と駆動装置と
のウエッジ、つまり、くさび結合を可能ならしめた、ワ
ークピースに係止具を締結する新規な構造及び形状の駆
動装置に関し、特に、トルクス(TORX:登録商標)
駆動機構に用いられる新規な駆動ビットとソケットに関
する。
端部で摩擦により保持するために、係止具と駆動装置と
のウエッジ、つまり、くさび結合を可能ならしめた、ワ
ークピースに係止具を締結する新規な構造及び形状の駆
動装置に関し、特に、トルクス(TORX:登録商標)
駆動機構に用いられる新規な駆動ビットとソケットに関
する。
【0002】
【従来の技術】ねじ等の係止具は、極簡単な機械からス
ペースシャトルに至るまでの、ほとんどの構造及び機構
において、非常に重要な構成部材である。これらの係止
具は、非常に重要な機能を要求されるため、その構造及
び機能的特性に対する改良が絶えず求められ、こうした
改良の一つがトルクス駆動機構であり、これは係止具の
ソケットまたはヘッド部、または係止具をワークピース
に対して締結するために用いられる駆動ビットやソケッ
トに採用することが出来る。
ペースシャトルに至るまでの、ほとんどの構造及び機構
において、非常に重要な構成部材である。これらの係止
具は、非常に重要な機能を要求されるため、その構造及
び機能的特性に対する改良が絶えず求められ、こうした
改良の一つがトルクス駆動機構であり、これは係止具の
ソケットまたはヘッド部、または係止具をワークピース
に対して締結するために用いられる駆動ビットやソケッ
トに採用することが出来る。
【0003】このトルクス駆動機構の構造及び利点は、
本願出願人が所有するリーランド(Rieland)に
付与されたアメリカ特許第3,584,667号に開示
されており、その開示内容を本明細書の開示の一部とし
て援用する。トルクス駆動は、係止具産業における大き
な進歩を示している。
本願出願人が所有するリーランド(Rieland)に
付与されたアメリカ特許第3,584,667号に開示
されており、その開示内容を本明細書の開示の一部とし
て援用する。トルクス駆動は、係止具産業における大き
な進歩を示している。
【0004】トルクス駆動機構の用途の一例は、ラーソ
ン等(Larson et al)に付与された本願出
願人が所有するアメリカ特許第4,269,246号に
開示されており、この特許の開示内容も、本明細書の開
示の一部として援用する。特に、アメリカ特許第4,2
69,246号の駆動ビットは、駆動ビットを係止具の
凹部またはソケットに挿入した時に、駆動ビットによる
係止具を保持することが出来るように、係止具と駆動ビ
ットとの間にウエッジ効果を生ぜしめ、片手で係止具を
ワークピースに容易に挿入出来るように構成されてい
る。片手による係止具の取付は、ワークピースに多数の
係止具を取付または挿入する場合や、組立ラインのよう
に多数のワークピースの係止具を締結する場合などにお
いて、ある種の係止具に非常に望ましい。こうした摩擦
係合による形式は、磁性を持たない駆動装置及び係止具
を用いることが好ましい場合にも望ましい。さらに、上
記のアメリカ特許第4,269,246号の特別な構造
は、ワークピースに損傷を与える可能性のあるずれ(Wal
king) やふらつき(wobble)を防止する。こうしたずれや
ふらつきは、パイロット孔を形成しない場合や、タッピ
ングネジまたは自己推進ネジ等を手動で締結する場合
に、特にひどくなる。駆動ビットは、自動的に心合わせ
することができるので、特にドリルネジを用いる場合に
大きな利点を発揮する。
ン等(Larson et al)に付与された本願出
願人が所有するアメリカ特許第4,269,246号に
開示されており、この特許の開示内容も、本明細書の開
示の一部として援用する。特に、アメリカ特許第4,2
69,246号の駆動ビットは、駆動ビットを係止具の
凹部またはソケットに挿入した時に、駆動ビットによる
係止具を保持することが出来るように、係止具と駆動ビ
ットとの間にウエッジ効果を生ぜしめ、片手で係止具を
ワークピースに容易に挿入出来るように構成されてい
る。片手による係止具の取付は、ワークピースに多数の
係止具を取付または挿入する場合や、組立ラインのよう
に多数のワークピースの係止具を締結する場合などにお
いて、ある種の係止具に非常に望ましい。こうした摩擦
係合による形式は、磁性を持たない駆動装置及び係止具
を用いることが好ましい場合にも望ましい。さらに、上
記のアメリカ特許第4,269,246号の特別な構造
は、ワークピースに損傷を与える可能性のあるずれ(Wal
king) やふらつき(wobble)を防止する。こうしたずれや
ふらつきは、パイロット孔を形成しない場合や、タッピ
ングネジまたは自己推進ネジ等を手動で締結する場合
に、特にひどくなる。駆動ビットは、自動的に心合わせ
することができるので、特にドリルネジを用いる場合に
大きな利点を発揮する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】アメリカ特許第4,2
69,246号によって提供される係止具と駆動ビット
との組み合わせは、非常に効果的ではあるが、未だに改
良の余地が残されている。特に、アメリカ特許第4,2
69,246号の駆動ビットは、その主要な直径に対し
て3°のテーパを有しており。これは、駆動ビットを挿
入する際に、駆動ビットが係止具のソケットの上端に接
触することを意味し、より明確には、駆動ビットと係止
具のソケットとの間の接触が、ビットの突条の外側の先
端縁とソケットの凹溝の中心部で生じる。駆動ビットに
は、その主要直径を通るテーパが付されている。従っ
て、ウエッジ効果は、駆動ビットとソケット間の理論的
には突条及び凹溝の数に等しい六つの接触点で発生す
る。駆動ビットとソケットとのウエッジ係合は、駆動ビ
ットの突条の外側端縁のみで発生するので、この限られ
た位置において大きな機械的応力が発生し、この応力集
中によって駆動ビットに過度な摩耗を生じたり、突条の
寸法誤差を生じる可能性がある。
69,246号によって提供される係止具と駆動ビット
との組み合わせは、非常に効果的ではあるが、未だに改
良の余地が残されている。特に、アメリカ特許第4,2
69,246号の駆動ビットは、その主要な直径に対し
て3°のテーパを有しており。これは、駆動ビットを挿
入する際に、駆動ビットが係止具のソケットの上端に接
触することを意味し、より明確には、駆動ビットと係止
具のソケットとの間の接触が、ビットの突条の外側の先
端縁とソケットの凹溝の中心部で生じる。駆動ビットに
は、その主要直径を通るテーパが付されている。従っ
て、ウエッジ効果は、駆動ビットとソケット間の理論的
には突条及び凹溝の数に等しい六つの接触点で発生す
る。駆動ビットとソケットとのウエッジ係合は、駆動ビ
ットの突条の外側端縁のみで発生するので、この限られ
た位置において大きな機械的応力が発生し、この応力集
中によって駆動ビットに過度な摩耗を生じたり、突条の
寸法誤差を生じる可能性がある。
【0006】さらに、駆動ビットと係止具が限られた部
分でのみ接触するため、駆動ビットが係止具のソケット
から押し出される自然的な傾向が生じる。従って、駆動
ビットの有効寿命は、ふらつき防止性能の減少や、片手
による手作業の締結をより困難にする駆動ビットと係止
具の干渉結合における一体性の減少によって、損なわれ
る。さらに、ソケットの主要な直径を通って測定した時
の、避けることが困難なソケットの断面減少におけるバ
ラツキは、駆動ビットのソケット内への侵入深さに悪影
響を与えて、係止具を締結するための駆動ビットのソケ
ットへの十分な挿入をするための挿入量を変化させる。
分でのみ接触するため、駆動ビットが係止具のソケット
から押し出される自然的な傾向が生じる。従って、駆動
ビットの有効寿命は、ふらつき防止性能の減少や、片手
による手作業の締結をより困難にする駆動ビットと係止
具の干渉結合における一体性の減少によって、損なわれ
る。さらに、ソケットの主要な直径を通って測定した時
の、避けることが困難なソケットの断面減少におけるバ
ラツキは、駆動ビットのソケット内への侵入深さに悪影
響を与えて、係止具を締結するための駆動ビットのソケ
ットへの十分な挿入をするための挿入量を変化させる。
【0007】本発明の概括的な目的は、新規な係止具の
駆動系または駆動装置を提供することにある。
駆動系または駆動装置を提供することにある。
【0008】本発明のより特定の目的は、トルクス駆動
系において使用する新規な駆動ビット及びソケットを提
供することにある。
系において使用する新規な駆動ビット及びソケットを提
供することにある。
【0009】本発明のもう一つの目的は、係止具をワー
クピースに締結する以前に駆動ビットで保持するため
に、駆動ビットと係止具間にウエッジ効果を生起せしめ
る新規な駆動ビットを提供することにある。
クピースに締結する以前に駆動ビットで保持するため
に、駆動ビットと係止具間にウエッジ効果を生起せしめ
る新規な駆動ビットを提供することにある。
【0010】本発明のさらにもう一つの目的は、抜け落
ちや駆動系によって締結される係止具のふらつきまたは
ずれを最小限とすることが出来る新規な駆動系を提供す
ることにある。
ちや駆動系によって締結される係止具のふらつきまたは
ずれを最小限とすることが出来る新規な駆動系を提供す
ることにある。
【0011】さらに、本発明の目的は、駆動装置とそれ
を適用する係止具を自動調心する新規で自動調心可能な
駆動系を提供することにある。
を適用する係止具を自動調心する新規で自動調心可能な
駆動系を提供することにある。
【0012】またさらに、本発明の他の目的は、抜け落
ちを最小限とするとともに、ドリルネジの締結に必要と
される端部負荷を用いて駆動系によって締結される係止
具のふらつきまたはずれを最小限とすることが出来る新
規な駆動系を提供することにある。
ちを最小限とするとともに、ドリルネジの締結に必要と
される端部負荷を用いて駆動系によって締結される係止
具のふらつきまたはずれを最小限とすることが出来る新
規な駆動系を提供することにある。
【0013】本発明のさらに他の目的は、駆動ビットと
係止具間で実質的に点的な干渉接触をする一方、駆動装
置と係止具との間の実質的に直線的駆動接触を維持する
新規な駆動システムを提供することにある。
係止具間で実質的に点的な干渉接触をする一方、駆動装
置と係止具との間の実質的に直線的駆動接触を維持する
新規な駆動システムを提供することにある。
【0014】さらに、本発明のもう一つの目的は、係止
具をワークピースに締結する以前に駆動ビットで保持す
るために、駆動ビットと係止具間にウエッジ効果を生起
する係止具の新規な駆動ソケットを提供することにあ
る。
具をワークピースに締結する以前に駆動ビットで保持す
るために、駆動ビットと係止具間にウエッジ効果を生起
する係止具の新規な駆動ソケットを提供することにあ
る。
【0015】
【課題を解決するための手段】ワークピースに係止具を
締結するため、本発明の技術により構成される駆動ビッ
トまたはドライバは、係止具の相補形状のマルチロブラ
形状部と係合するマルチロブラ形の係止具係合部を有
し、各突条の両側は凹溝で区切られ、各突条は駆動側壁
面とテーパを付した後側壁面とを有し、駆動側壁面は、
係止具にトルクを付与するために、係止具の相補的なマ
ルチロブラ形の溝またはソケットに接触するように構成
されている。一方、テーパを付した後側壁面は、ドライ
バまたは駆動ビットが係止具の溝に係合されたときに、
点的に相補的なマルチロブラ形の溝及び突条とウエッジ
係合する。係止具のソケットは、従動側壁面とテーパを
付した後側壁面を有し、駆動ビットまたはドライバのテ
ーパを付した後側壁面と実質的に同一に構成され、同様
の特性を有する。
締結するため、本発明の技術により構成される駆動ビッ
トまたはドライバは、係止具の相補形状のマルチロブラ
形状部と係合するマルチロブラ形の係止具係合部を有
し、各突条の両側は凹溝で区切られ、各突条は駆動側壁
面とテーパを付した後側壁面とを有し、駆動側壁面は、
係止具にトルクを付与するために、係止具の相補的なマ
ルチロブラ形の溝またはソケットに接触するように構成
されている。一方、テーパを付した後側壁面は、ドライ
バまたは駆動ビットが係止具の溝に係合されたときに、
点的に相補的なマルチロブラ形の溝及び突条とウエッジ
係合する。係止具のソケットは、従動側壁面とテーパを
付した後側壁面を有し、駆動ビットまたはドライバのテ
ーパを付した後側壁面と実質的に同一に構成され、同様
の特性を有する。
【0016】
【作用】本発明の技術によって構成された駆動機構は、
駆動ビット、駆動ソケット、係止具のヘッドまたは係止
具のソケットとして実施されるマルチロブラ駆動系を構
成し、前述のアメリカ特許第4,269,246号によ
って提案された駆動系の構造的及び機能的特徴をさらに
改良したものであって、特に、本発明の駆動ビットは、
係止具のソケット内で、その両側壁間の突条の両側でウ
エッジ結合する。このために、駆動ビットの突条の、ソ
ケットの凹溝に接触する端縁と反対側の後側縁は、ソケ
ット内に侵入する側の端部から駆動ビットの軸部に向か
うテーパが付されている。この要領により、本発明の駆
動ビットは、駆動ビットの突条の六つの駆動側側面とソ
ケットに凹溝の六つの係合側面に沿ってソケットと接触
することとなり、さらに、駆動ビットの突条のテーパを
付された後端縁とソケットの凹溝との係合によって規定
されるソケットと先端近傍の六つの点で接触する。本発
明は、係止具のヘッドに対しても同様に適用可能であ
る。
駆動ビット、駆動ソケット、係止具のヘッドまたは係止
具のソケットとして実施されるマルチロブラ駆動系を構
成し、前述のアメリカ特許第4,269,246号によ
って提案された駆動系の構造的及び機能的特徴をさらに
改良したものであって、特に、本発明の駆動ビットは、
係止具のソケット内で、その両側壁間の突条の両側でウ
エッジ結合する。このために、駆動ビットの突条の、ソ
ケットの凹溝に接触する端縁と反対側の後側縁は、ソケ
ット内に侵入する側の端部から駆動ビットの軸部に向か
うテーパが付されている。この要領により、本発明の駆
動ビットは、駆動ビットの突条の六つの駆動側側面とソ
ケットに凹溝の六つの係合側面に沿ってソケットと接触
することとなり、さらに、駆動ビットの突条のテーパを
付された後端縁とソケットの凹溝との係合によって規定
されるソケットと先端近傍の六つの点で接触する。本発
明は、係止具のヘッドに対しても同様に適用可能であ
る。
【0017】本発明によるマルチロブラ係止具ソケット
は、対向する側壁間の凹溝中に駆動ビットをウエッジ結
合状態で嵌合する形状となっていて、特に、ソケットの
凹溝をも規定する。駆動ビットの突条の駆動端縁と駆動
可能に接触するソケットの突条の後側縁は、ソケットの
凹溝の幅をソケットの開口端部から奥側に序々に減少す
るようにテーパが付されており、従ってソケットの突条
の幅はこれに対応して増加する。かくして、ソケットは
ソケットの凹溝の六つの被駆動側側壁に沿って駆動ビッ
トと接触するとともに、駆動側側壁と反対側のソケット
の凹溝のテーパを付した後側壁とソケットの駆動係合す
る側と反対側の駆動ビットの突条の側面との間の係合に
よって規定されるソケットの奥側端部近傍の六つの点に
おいても接触する。
は、対向する側壁間の凹溝中に駆動ビットをウエッジ結
合状態で嵌合する形状となっていて、特に、ソケットの
凹溝をも規定する。駆動ビットの突条の駆動端縁と駆動
可能に接触するソケットの突条の後側縁は、ソケットの
凹溝の幅をソケットの開口端部から奥側に序々に減少す
るようにテーパが付されており、従ってソケットの突条
の幅はこれに対応して増加する。かくして、ソケットは
ソケットの凹溝の六つの被駆動側側壁に沿って駆動ビッ
トと接触するとともに、駆動側側壁と反対側のソケット
の凹溝のテーパを付した後側壁とソケットの駆動係合す
る側と反対側の駆動ビットの突条の側面との間の係合に
よって規定されるソケットの奥側端部近傍の六つの点に
おいても接触する。
【0018】なお、マルチロブラ形状として多くの突条
を設けることは可能であるが、六つの突条すべてにおい
て係合することは、理論的に最大の係合である。公差や
使用による摩耗のために、係合は、二乃至三の突条のみ
で行われる可能性がある。また、本発明は、六つの突条
を備えたトルクス駆動系に関して説明するが、他のマル
チロブラ駆動系にも適用可能である。
を設けることは可能であるが、六つの突条すべてにおい
て係合することは、理論的に最大の係合である。公差や
使用による摩耗のために、係合は、二乃至三の突条のみ
で行われる可能性がある。また、本発明は、六つの突条
を備えたトルクス駆動系に関して説明するが、他のマル
チロブラ駆動系にも適用可能である。
【0019】
【実施例】本発明の構成、構造及び動作の要領は、それ
らの目的及び利点とともに、添付の図面に関して説明す
る以下の説明により最も良く理解されるであろう。な
お、以下の説明において、同一の要素は、同一の参照符
号を用いて示すものとする。
らの目的及び利点とともに、添付の図面に関して説明す
る以下の説明により最も良く理解されるであろう。な
お、以下の説明において、同一の要素は、同一の参照符
号を用いて示すものとする。
【0020】また、本発明は種々の異なる形状において
実施可能であるが、ここでは、特定の実施例に関して図
示し、以下に説明する。なお、この特定の実施例は、本
発明の原理を例示するものであり、本発明は図示の実施
例に限定されるものでないこと言うまでもない。
実施可能であるが、ここでは、特定の実施例に関して図
示し、以下に説明する。なお、この特定の実施例は、本
発明の原理を例示するものであり、本発明は図示の実施
例に限定されるものでないこと言うまでもない。
【0021】図1及び図2には、本発明によって形成さ
れる、後側にテーパを付したウエッジ接触用駆動ビット
10が示され、この駆動ビット10は、図2で示す係止
具12を、図示しないワークピースに締結するために、
係止具12に対して所要の締結トルクを付与するために
十分な構造的一体性を備えたいかなる材料によっても形
成することが出来る。駆動ビット10の独特の構造及び
形状により、以下にさらに詳述する上記の利点を達成す
ることが出来る。なお、以下において、本発明は、駆動
ビットを用いた例に関して説明されるが、本発明は、同
様に、図6、7で示すように、駆動ソケット、係止具の
ヘッド、係止具のソケットに対しても効果的に適用する
ことが出来る。
れる、後側にテーパを付したウエッジ接触用駆動ビット
10が示され、この駆動ビット10は、図2で示す係止
具12を、図示しないワークピースに締結するために、
係止具12に対して所要の締結トルクを付与するために
十分な構造的一体性を備えたいかなる材料によっても形
成することが出来る。駆動ビット10の独特の構造及び
形状により、以下にさらに詳述する上記の利点を達成す
ることが出来る。なお、以下において、本発明は、駆動
ビットを用いた例に関して説明されるが、本発明は、同
様に、図6、7で示すように、駆動ソケット、係止具の
ヘッド、係止具のソケットに対しても効果的に適用する
ことが出来る。
【0022】図1及び図2で示すように、駆動ビット1
0は、係止具との係合部14と工具軸部16とを備えた
実質的に円筒状であり、係止具との係合部14は、図2
及び図3に部分的に示す係止具12の凹部またはソケッ
ト18に挿入可能な形状に構成され、更に、工具軸部1
6から係止具との係合部14への効率的なトルク伝達を
可能にするために、工具軸部16の対応する径よりも幾
分小径に作られている。図2に部分的に示す工具軸部1
6は、図示しない例えばレンチ、ドリル等の適当な工具
と結合可能駆動ビット10及び係止具に締結トルクを伝
達し得るように構成される。
0は、係止具との係合部14と工具軸部16とを備えた
実質的に円筒状であり、係止具との係合部14は、図2
及び図3に部分的に示す係止具12の凹部またはソケッ
ト18に挿入可能な形状に構成され、更に、工具軸部1
6から係止具との係合部14への効率的なトルク伝達を
可能にするために、工具軸部16の対応する径よりも幾
分小径に作られている。図2に部分的に示す工具軸部1
6は、図示しない例えばレンチ、ドリル等の適当な工具
と結合可能駆動ビット10及び係止具に締結トルクを伝
達し得るように構成される。
【0023】係止具との係合部14は、上記の利点を得
るために、独特の構成、すなわち、挿入端部20と、挿
入端部20から延びるソケット係合部22と、ソケット
係合部22が工具軸部16と接続する軸部23とで構成
されている。挿入端部20は、駆動ビット10から係止
具12へのトルクの伝達を容易にするとともに、係止具
12の駆動ビット10に対する整列をも容易とし、さら
に、片手による締結動作を容易とするために駆動ビット
10に係止具12を摩擦係合させて保持するための干渉
接触の形成を容易とするために、係止具12内のソケッ
ト18に、ある所定の深さで挿入される形状に構成され
る。好ましくは、挿入端部20は、実質的に平坦に構成
される。
るために、独特の構成、すなわち、挿入端部20と、挿
入端部20から延びるソケット係合部22と、ソケット
係合部22が工具軸部16と接続する軸部23とで構成
されている。挿入端部20は、駆動ビット10から係止
具12へのトルクの伝達を容易にするとともに、係止具
12の駆動ビット10に対する整列をも容易とし、さら
に、片手による締結動作を容易とするために駆動ビット
10に係止具12を摩擦係合させて保持するための干渉
接触の形成を容易とするために、係止具12内のソケッ
ト18に、ある所定の深さで挿入される形状に構成され
る。好ましくは、挿入端部20は、実質的に平坦に構成
される。
【0024】本発明は、ソケット係合部22の独特の形
状によって実施される。ソケット係合部22は、図示の
ように、リーランドに付与されたアメリカ特許第3,5
84,667号に開示されたトルクス駆動系に従って、
マルチロブラ形状を有し、複数の突条24と凹溝26と
で構成され、そのそれぞれは好ましくは六つずつ設けら
れ、突条24と凹溝26は、隣接する突条24が凹溝2
6によって分割される要領でソケット係合部22の円周
方向に等間隔で配置されている。突条24及び凹溝26
の向きは、係止具12のソケット18内に構成された相
補形状の突条28及び凹溝30に係合する向きとされて
いる。突条28及び凹溝30は、上記のリーランド特許
に従った構成及び形状を有する。ソケット18のマルチ
ロブラ形状及びソケット係合部22は、不可避的に安定
な駆動系を形成し、突条及び凹溝の壁面が駆動ビット1
0の軸線に対して略平行となっているので、駆動ビット
10の抜け出しに対してある程度の抵抗を生起する。突
条24は、凹溝26の境界を規定する。従って、上述の
突条の構造も、これと相補形状の凹溝26に対応してい
る。これは、ソケット18を構成する突条28及び凹溝
30に関しても同様である。
状によって実施される。ソケット係合部22は、図示の
ように、リーランドに付与されたアメリカ特許第3,5
84,667号に開示されたトルクス駆動系に従って、
マルチロブラ形状を有し、複数の突条24と凹溝26と
で構成され、そのそれぞれは好ましくは六つずつ設けら
れ、突条24と凹溝26は、隣接する突条24が凹溝2
6によって分割される要領でソケット係合部22の円周
方向に等間隔で配置されている。突条24及び凹溝26
の向きは、係止具12のソケット18内に構成された相
補形状の突条28及び凹溝30に係合する向きとされて
いる。突条28及び凹溝30は、上記のリーランド特許
に従った構成及び形状を有する。ソケット18のマルチ
ロブラ形状及びソケット係合部22は、不可避的に安定
な駆動系を形成し、突条及び凹溝の壁面が駆動ビット1
0の軸線に対して略平行となっているので、駆動ビット
10の抜け出しに対してある程度の抵抗を生起する。突
条24は、凹溝26の境界を規定する。従って、上述の
突条の構造も、これと相補形状の凹溝26に対応してい
る。これは、ソケット18を構成する突条28及び凹溝
30に関しても同様である。
【0025】図示の好適実施例において、各突条24
は、駆動ビット10の軸線と平行な駆動側壁面32と、
ソケット係合部22と軸部23間において挿入端部20
から境界38まで延びる反対側のテーパを付した後側壁
面34とを有し、このような構成とすることで、後述す
る機能を発揮し得る。駆動側壁面32は、ワークピース
への係止具12の締結を容易とする構成、即ち、右ネジ
の場合は右方向に向いた駆動側壁面32は右方向に向け
られている。駆動側壁面32は、挿入端部20が適切に
ソケット18に挿入されたとき、図3で示すように、凹
溝30の従動側壁面36に当接し、かくして、駆動ビッ
ト10の突条24と係止具12の間に直線的接触40が
生じ、駆動ビット10と係止具12間の駆動係合が生成
される。なお、駆動側壁面32上の接触線は、従動側壁
面36の接触線と平行に保持される。この要領で、駆動
ビット10は、ワークピースに係止具12を締結するた
めに、係止具に十分なトルクを伝達することが出来る。
は、駆動ビット10の軸線と平行な駆動側壁面32と、
ソケット係合部22と軸部23間において挿入端部20
から境界38まで延びる反対側のテーパを付した後側壁
面34とを有し、このような構成とすることで、後述す
る機能を発揮し得る。駆動側壁面32は、ワークピース
への係止具12の締結を容易とする構成、即ち、右ネジ
の場合は右方向に向いた駆動側壁面32は右方向に向け
られている。駆動側壁面32は、挿入端部20が適切に
ソケット18に挿入されたとき、図3で示すように、凹
溝30の従動側壁面36に当接し、かくして、駆動ビッ
ト10の突条24と係止具12の間に直線的接触40が
生じ、駆動ビット10と係止具12間の駆動係合が生成
される。なお、駆動側壁面32上の接触線は、従動側壁
面36の接触線と平行に保持される。この要領で、駆動
ビット10は、ワークピースに係止具12を締結するた
めに、係止具に十分なトルクを伝達することが出来る。
【0026】一つの突条24の、テーパを付した後側壁
面34は、隣接する突条24の駆動側壁面32に対向す
る。しかしながら、駆動側壁面32が、挿入端部20の
軸線に対して実質的に平行となっているのに対して、テ
ーパを付した後側壁面34は、好適実施例によれば、駆
動側壁面32に対して、約7°の角度で上方向の境界3
8まで拡開するようにテーパを付けられている。従っ
て、突条24の厚さは、挿入端部20から上方に向かっ
て連続的に増加する。さらに、後側壁面34の角度的に
テーパを付した形状は、前記アメリカ特許第3,58
4,667号に開示された標準的なトルクス形状とは異
なるソケット係合部22の形状を生じ、その違いは挿入
端部20から境界に向かって上向きに拡大する。
面34は、隣接する突条24の駆動側壁面32に対向す
る。しかしながら、駆動側壁面32が、挿入端部20の
軸線に対して実質的に平行となっているのに対して、テ
ーパを付した後側壁面34は、好適実施例によれば、駆
動側壁面32に対して、約7°の角度で上方向の境界3
8まで拡開するようにテーパを付けられている。従っ
て、突条24の厚さは、挿入端部20から上方に向かっ
て連続的に増加する。さらに、後側壁面34の角度的に
テーパを付した形状は、前記アメリカ特許第3,58
4,667号に開示された標準的なトルクス形状とは異
なるソケット係合部22の形状を生じ、その違いは挿入
端部20から境界に向かって上向きに拡大する。
【0027】特に、ソケット係合部22のマルチロブラ
形状は、図4及び図5の破線で示すように、挿入端部2
0に近い位置では、トルクス駆動系の形状とほぼ同一の
形状となり、テーパを付した後側壁面34は、境界38
に向かって円周方向に上向きに延び、トルクス形状の断
面から変化している。この変化は、図4及び図5の破線
で示すトルクス駆動系の形状と、実線で示した実際の断
面形状とを比較することにより明かである。挿入端部2
0から境界38までテーパを付した後側壁面34が上向
きに延びる間、ある突条24のテーパを付した後側壁面
は、同一突条24の関連する駆動側壁面32から、ソケ
ット係合部22の円周方向に沿って大きく離間するの
で、トルクス駆動系との形状の相違が増大する。
形状は、図4及び図5の破線で示すように、挿入端部2
0に近い位置では、トルクス駆動系の形状とほぼ同一の
形状となり、テーパを付した後側壁面34は、境界38
に向かって円周方向に上向きに延び、トルクス形状の断
面から変化している。この変化は、図4及び図5の破線
で示すトルクス駆動系の形状と、実線で示した実際の断
面形状とを比較することにより明かである。挿入端部2
0から境界38までテーパを付した後側壁面34が上向
きに延びる間、ある突条24のテーパを付した後側壁面
は、同一突条24の関連する駆動側壁面32から、ソケ
ット係合部22の円周方向に沿って大きく離間するの
で、トルクス駆動系との形状の相違が増大する。
【0028】突条24の厚さも、これに対応して増加
し、図3で示すように、ソケット18の凹溝30の幅と
突条24の厚さとが等しくなる点に向かって増加し、凹
溝30の幅に等しくなるまで増加すると、駆動ビット1
0がソケット18内に挿入された時に、駆動ビット10
と係止具12との間に、ソケット係合部22が、点接触
であるウエッジ接触44を形成する。特に、テーパを付
した後側壁面34は、図3に一つのみを示すように、ソ
ケット18の凹溝30に関連し、ソケット18の頂部に
位置する各点44で係合する。これによって、係止具1
2と駆動ビット10間のウエッジまたは干渉接触が形成
され、係止具12が駆動ビット10に保持されて、片手
による作業を容易とする。
し、図3で示すように、ソケット18の凹溝30の幅と
突条24の厚さとが等しくなる点に向かって増加し、凹
溝30の幅に等しくなるまで増加すると、駆動ビット1
0がソケット18内に挿入された時に、駆動ビット10
と係止具12との間に、ソケット係合部22が、点接触
であるウエッジ接触44を形成する。特に、テーパを付
した後側壁面34は、図3に一つのみを示すように、ソ
ケット18の凹溝30に関連し、ソケット18の頂部に
位置する各点44で係合する。これによって、係止具1
2と駆動ビット10間のウエッジまたは干渉接触が形成
され、係止具12が駆動ビット10に保持されて、片手
による作業を容易とする。
【0029】ここで、ウエッジまたは干渉接触が、上述
したアメリカ特許第4,269,246号に開示された
ように、直径方向に対向する突条間においてビットの主
直径に亙って形成されるのとは異なり、駆動側壁面32
とテーパを付した後側壁面34との間の各突条において
いずれも生ずることが重要である。干渉接触は、片手に
よる締結を容易とする。六つの突条22、28及び六つ
の凹溝26、30が駆動ビット10と係止具12にそれ
ぞれ設けられているので、六つの接触線と六つの接触点
44が形成される。
したアメリカ特許第4,269,246号に開示された
ように、直径方向に対向する突条間においてビットの主
直径に亙って形成されるのとは異なり、駆動側壁面32
とテーパを付した後側壁面34との間の各突条において
いずれも生ずることが重要である。干渉接触は、片手に
よる締結を容易とする。六つの突条22、28及び六つ
の凹溝26、30が駆動ビット10と係止具12にそれ
ぞれ設けられているので、六つの接触線と六つの接触点
44が形成される。
【0030】後側壁面34が挿入端部20から上向きに
テーパを付されているので、ソケット係合部22を、駆
動ビット10から係止具12へ、適当で、かつ望ましい
トルク伝達を確実とするのに十分な深さまで、適切に挿
入することが出来る。この挿入または侵入深さは、駆動
ビット10によって係止具12をワークピース内に締結
する際に、すでに駆動ビット10と係止具12の全体を
トルクス形状とすることによって最小化され、駆動ビッ
ト12の抜け出しが発生する傾向をさらに減少させるこ
とが出来る。テーパを付した後側壁面34は、取付時に
係止具12を駆動ビット10に対して自動的に整列させ
る。
テーパを付されているので、ソケット係合部22を、駆
動ビット10から係止具12へ、適当で、かつ望ましい
トルク伝達を確実とするのに十分な深さまで、適切に挿
入することが出来る。この挿入または侵入深さは、駆動
ビット10によって係止具12をワークピース内に締結
する際に、すでに駆動ビット10と係止具12の全体を
トルクス形状とすることによって最小化され、駆動ビッ
ト12の抜け出しが発生する傾向をさらに減少させるこ
とが出来る。テーパを付した後側壁面34は、取付時に
係止具12を駆動ビット10に対して自動的に整列させ
る。
【0031】抜け出しに対する抵抗がトルクス駆動系の
形状によって与えられるので、駆動ビット10によるワ
ークピース内への係止具の挿入のための端部負荷が不要
となる。しかしながら、タップネジやドリルネジを使用
する場合には、パイロット孔を形成しないことが多いか
ら、タップネジを使用する場合には、タップネジやドリ
ルネジのワークピース内への侵入を容易にするために、
端部負荷が必要となる。そこで、駆動ビット10は、ワ
ークピース内にタップネジを締結する場合に、駆動ビッ
ト10によって形成される特定の線接触及び点接触によ
って、この所要端部負荷を、ふらつきやズレを最小とす
るために使用することが出来る。かくして、駆動ビット
10のテーパを付した後側壁面34は、抜け出しを防止
する手段として機能するとともに、係止具12を駆動ビ
ットに整列させる手段としても機能し、さらに、ふらつ
きを減少させる手段としても機能する。
形状によって与えられるので、駆動ビット10によるワ
ークピース内への係止具の挿入のための端部負荷が不要
となる。しかしながら、タップネジやドリルネジを使用
する場合には、パイロット孔を形成しないことが多いか
ら、タップネジを使用する場合には、タップネジやドリ
ルネジのワークピース内への侵入を容易にするために、
端部負荷が必要となる。そこで、駆動ビット10は、ワ
ークピース内にタップネジを締結する場合に、駆動ビッ
ト10によって形成される特定の線接触及び点接触によ
って、この所要端部負荷を、ふらつきやズレを最小とす
るために使用することが出来る。かくして、駆動ビット
10のテーパを付した後側壁面34は、抜け出しを防止
する手段として機能するとともに、係止具12を駆動ビ
ットに整列させる手段としても機能し、さらに、ふらつ
きを減少させる手段としても機能する。
【0032】上記のように、本発明における必須の利点
は、駆動装置の突条または係止具の突条の適当な側面に
テーパを付した後側壁面を形成することによって達成さ
れる。本発明の用途の一例は、新規な係止具のソケット
53の形状として図6及び図7に示されている。しかし
ながら、この実施例は、係止具52に関して示すが、本
発明は、駆動装置のソケットにも、同一の要領で適用す
ることが出来るものである。また、最初に説明した実施
例は、駆動装置のソケットに係合する係止具のヘッドの
突条及び凹溝として用いることが出来る。
は、駆動装置の突条または係止具の突条の適当な側面に
テーパを付した後側壁面を形成することによって達成さ
れる。本発明の用途の一例は、新規な係止具のソケット
53の形状として図6及び図7に示されている。しかし
ながら、この実施例は、係止具52に関して示すが、本
発明は、駆動装置のソケットにも、同一の要領で適用す
ることが出来るものである。また、最初に説明した実施
例は、駆動装置のソケットに係合する係止具のヘッドの
突条及び凹溝として用いることが出来る。
【0033】図6は、トルクス型駆動ビット48と、本
発明により構成された駆動ビット嵌合ソケット53を持
つ係止具52のヘッド部50とを示している。駆動ビッ
ト48は、複数の突条56と凹溝58で構成された係止
具挿入部54と、適当な工具またはワークピースに係止
具52を締結するためのトルクの発生源に接続される工
具部61とを有し、駆動ビット48の突条56及び凹溝
58は、前記のリーランド特許に開示されたトルクス形
状に構成され、その横断面は図4及び図5に破線で示す
形状と同様の形状をしている。なお、係止具挿入部54
の横断面は、一定となっており、突条56の後側壁面に
はテーパは付されていない。
発明により構成された駆動ビット嵌合ソケット53を持
つ係止具52のヘッド部50とを示している。駆動ビッ
ト48は、複数の突条56と凹溝58で構成された係止
具挿入部54と、適当な工具またはワークピースに係止
具52を締結するためのトルクの発生源に接続される工
具部61とを有し、駆動ビット48の突条56及び凹溝
58は、前記のリーランド特許に開示されたトルクス形
状に構成され、その横断面は図4及び図5に破線で示す
形状と同様の形状をしている。なお、係止具挿入部54
の横断面は、一定となっており、突条56の後側壁面に
はテーパは付されていない。
【0034】ソケット53は、交互に形成された駆動ビ
ット10の突条24及び凹溝26と同様の複数の突条6
0及び凹溝62で構成され、好ましくは、突条及び凹溝
のそれぞれの数を六個とする。突条60と凹溝62は、
隣接する突条60が凹溝62によって離間されて、等距
離でソケット53の円周方向に離間されており、これら
の突条60及び凹溝62の向きは、突条56及び凹溝5
8と補完的となっており、駆動ビット48のソケット5
3への挿入を容易にしている。駆動ビット48をソケッ
ト53に挿入すると、駆動ビット48がソケット53の
抜け落ちに対して十分な抵抗となるので、必然的に安定
な駆動系が形成される。
ット10の突条24及び凹溝26と同様の複数の突条6
0及び凹溝62で構成され、好ましくは、突条及び凹溝
のそれぞれの数を六個とする。突条60と凹溝62は、
隣接する突条60が凹溝62によって離間されて、等距
離でソケット53の円周方向に離間されており、これら
の突条60及び凹溝62の向きは、突条56及び凹溝5
8と補完的となっており、駆動ビット48のソケット5
3への挿入を容易にしている。駆動ビット48をソケッ
ト53に挿入すると、駆動ビット48がソケット53の
抜け落ちに対して十分な抵抗となるので、必然的に安定
な駆動系が形成される。
【0035】図6で示すように、各突条60は、ソケッ
ト53の開口68からソケット53の基部70に延びる
図7で示された従動側壁面64と、これに対向するテー
パを付した後側壁面66とで構成される。なお、ここで
説明するように、本発明は、一つの突条60のみが従動
側壁面64とテーパを付した後側壁面66を有している
場合にも、上記の機能を発揮する。壁面64、66は、
駆動ビット48から係止具52へのトルク伝達を容易に
する方向に向けられている。特に、図7で示すように、
駆動ビット48がソケット53に挿入された場合、駆動
ビット48の駆動側壁面72は、従動側壁面64に、直
線的接触線74で示すように直線的に駆動可能に係合
し、突条56と突条64の各界面には駆動ビット48と
係止具52との間の駆動可能な係合が生成される。駆動
側壁面64上のこの接触線は、駆動側壁面72と平行に
保持され、駆動ビット48から係止具52への接触線に
沿った十分なトルク伝達を確実とする。
ト53の開口68からソケット53の基部70に延びる
図7で示された従動側壁面64と、これに対向するテー
パを付した後側壁面66とで構成される。なお、ここで
説明するように、本発明は、一つの突条60のみが従動
側壁面64とテーパを付した後側壁面66を有している
場合にも、上記の機能を発揮する。壁面64、66は、
駆動ビット48から係止具52へのトルク伝達を容易に
する方向に向けられている。特に、図7で示すように、
駆動ビット48がソケット53に挿入された場合、駆動
ビット48の駆動側壁面72は、従動側壁面64に、直
線的接触線74で示すように直線的に駆動可能に係合
し、突条56と突条64の各界面には駆動ビット48と
係止具52との間の駆動可能な係合が生成される。駆動
側壁面64上のこの接触線は、駆動側壁面72と平行に
保持され、駆動ビット48から係止具52への接触線に
沿った十分なトルク伝達を確実とする。
【0036】一つの突条60のテーパを付した後側壁面
66は、隣接する突条の従動側壁面64に対向するが、
後側壁面64は、基部70から開口68に向かって上方
に拡開するように、対向する従動側壁面64に対して、
好ましくは約7°の角度で傾斜して定められる。後側壁
面64の、従って突条60の角度的に傾斜する性質によ
って、突条60の厚さは、突条の基部側から開口68に
向かって連続的に徐々に減少する。これと対応して、凹
溝58の幅は基部から開口68に向かって徐々に増加す
る。従って、図3及び図4の破線42で示すように、ソ
ケット53の横断面は、基部70から僅かに上方に変位
した位置においては、トルクス形状に非常に近い形状と
なるが、この断面形状は、ソケット53に沿って上下に
変位するに従ってトルクス形状とは異なる形状となる。
このトルクス形状との相違は、基部70から離れるに従
って大きくなる。
66は、隣接する突条の従動側壁面64に対向するが、
後側壁面64は、基部70から開口68に向かって上方
に拡開するように、対向する従動側壁面64に対して、
好ましくは約7°の角度で傾斜して定められる。後側壁
面64の、従って突条60の角度的に傾斜する性質によ
って、突条60の厚さは、突条の基部側から開口68に
向かって連続的に徐々に減少する。これと対応して、凹
溝58の幅は基部から開口68に向かって徐々に増加す
る。従って、図3及び図4の破線42で示すように、ソ
ケット53の横断面は、基部70から僅かに上方に変位
した位置においては、トルクス形状に非常に近い形状と
なるが、この断面形状は、ソケット53に沿って上下に
変位するに従ってトルクス形状とは異なる形状となる。
このトルクス形状との相違は、基部70から離れるに従
って大きくなる。
【0037】後側壁面66は、開口68から基部70に
向かってテーパを付されているので、駆動ビットの突条
が挿入される凹溝62の幅は、図7で示すように、凹溝
63の幅が駆動ビットの突条56の厚さと等しくなるま
で減少する。凹溝62の幅は、ソケット53の基部70
より上方に変位した位置で駆動ビット48の突条の厚さ
と等しくなり、駆動ビット48の係止具挿入部54の挿
入端部76が、駆動ビット48をソケット53に挿入し
たときに、基部70に接触しないように構成される。駆
動ビット48をソケットに挿入すると、この点におい
て、参照符号78で示すように、後側壁面66は、突条
56の後側壁面80とともに駆動ビット48と係止具5
2間の点接触であるウエッジ接触を生ずる。
向かってテーパを付されているので、駆動ビットの突条
が挿入される凹溝62の幅は、図7で示すように、凹溝
63の幅が駆動ビットの突条56の厚さと等しくなるま
で減少する。凹溝62の幅は、ソケット53の基部70
より上方に変位した位置で駆動ビット48の突条の厚さ
と等しくなり、駆動ビット48の係止具挿入部54の挿
入端部76が、駆動ビット48をソケット53に挿入し
たときに、基部70に接触しないように構成される。駆
動ビット48をソケットに挿入すると、この点におい
て、参照符号78で示すように、後側壁面66は、突条
56の後側壁面80とともに駆動ビット48と係止具5
2間の点接触であるウエッジ接触を生ずる。
【0038】図7に一つの点が示されているように、後
側壁面66は、ソケット53の基部70近傍の位置にお
いて、各突条56に対向する後側壁面80と各個の点7
8で係合する。ソケット53、従って係止具に本発明の
独特の構成を採用することによって、駆動ビット10及
び係止具12に関して前述した駆動ビット48と係止具
52と同じウエッジ接触または干渉接触が生じる。従っ
て、本発明が、本発明の要旨を変更することなく例え
ば、駆動ビット、駆動ソケット、係止具の駆動ポスト、
または係止具の駆動ソケットに効果的に使用可能である
ことは明かである。
側壁面66は、ソケット53の基部70近傍の位置にお
いて、各突条56に対向する後側壁面80と各個の点7
8で係合する。ソケット53、従って係止具に本発明の
独特の構成を採用することによって、駆動ビット10及
び係止具12に関して前述した駆動ビット48と係止具
52と同じウエッジ接触または干渉接触が生じる。従っ
て、本発明が、本発明の要旨を変更することなく例え
ば、駆動ビット、駆動ソケット、係止具の駆動ポスト、
または係止具の駆動ソケットに効果的に使用可能である
ことは明かである。
【0039】なお、上記においては本発明の好適実施例
に関して説明したが、本発明の要旨を逸脱することなく
種々の変形、変更が可能であることは、当業者において
自明である。従って、本発明は、上記に説明した実施例
に限定されるものではなく、特許請求の範囲の記載によ
ってのみ規定されるものである。
に関して説明したが、本発明の要旨を逸脱することなく
種々の変形、変更が可能であることは、当業者において
自明である。従って、本発明は、上記に説明した実施例
に限定されるものではなく、特許請求の範囲の記載によ
ってのみ規定されるものである。
【0040】
【発明の効果】本発明の後側にテーパを付したウエッジ
駆動系は、係止具の締結装置を大幅に改良するものであ
る。本発明の後側にテーパを付した駆動ビットは、ソケ
ットにおける最大のトルクによる破損に対して従来技術
に対して約80%の強度の増加が得られる。また、本発
明は、従来技術による駆動ビットに比較して約10%の
ソケット駆動効率の向上が得られる。さらに、後側にテ
ーパを付した駆動ビットは、従来技術に比べて駆動ビッ
トと係止具の干渉接触の有効性の低下及びズレ及びふら
つきを減少することが出来る。本発明の技術の他の用法
によっても同様効果が得られる。
駆動系は、係止具の締結装置を大幅に改良するものであ
る。本発明の後側にテーパを付した駆動ビットは、ソケ
ットにおける最大のトルクによる破損に対して従来技術
に対して約80%の強度の増加が得られる。また、本発
明は、従来技術による駆動ビットに比較して約10%の
ソケット駆動効率の向上が得られる。さらに、後側にテ
ーパを付した駆動ビットは、従来技術に比べて駆動ビッ
トと係止具の干渉接触の有効性の低下及びズレ及びふら
つきを減少することが出来る。本発明の技術の他の用法
によっても同様効果が得られる。
【図1】本発明による独特の形状を有する係止具締結用
駆動ビットまたは駆動部の斜視図、
駆動ビットまたは駆動部の斜視図、
【図2】係止具に関連させて示す図1の駆動ビットの部
分斜視図、
分斜視図、
【図3】本発明による駆動ビットを、補完形状の係止具
のソケットに挿入して生じる駆動ビットと係止具との間
の直線状及びウエッジ状の接触状態を示す部分断面図、
のソケットに挿入して生じる駆動ビットと係止具との間
の直線状及びウエッジ状の接触状態を示す部分断面図、
【図4】駆動ビットの凹凸断面形状を、破線による標準
トルクス断面形状と比較して示す図2の4ー4線に沿っ
た断面図、
トルクス断面形状と比較して示す図2の4ー4線に沿っ
た断面図、
【図5】図4よりも先端寄りの位置における図4と同様
の比較を示す図2の5ー5線に沿った断面図、
の比較を示す図2の5ー5線に沿った断面図、
【図6】係止具の新規なソケット形状に対応させた本発
明の他の実施例を示す図2と同様の部分斜視図、
明の他の実施例を示す図2と同様の部分斜視図、
【図7】本発明によるトルクス型駆動ビットを係止具の
ソケットに挿入して生じる駆動ビットと係止具との間の
直線状及びウエッジ状の接触状態を示す部分断面図であ
る。
ソケットに挿入して生じる駆動ビットと係止具との間の
直線状及びウエッジ状の接触状態を示す部分断面図であ
る。
10、46 駆動ビット 12、52 係止具 14 係止具との係合部 16 工具軸部 18、53 ソケット 20、76 挿入端部 22 ソケット係合部 23 軸部 24、28、56、60 突条 26、30、58 凹溝 32、72 駆動側壁面 34、66、80 後側壁面 36、64 従動側壁面 38 境界 40、74 直線的接触線 42 破線 44 ウエッジ接触点 50 ヘッド部 61 工具部 68 開口 70 基部 78 点
Claims (1)
- 【請求項1】 雌型部材と該雌型部材に係合する雄型部
材とを有するマルチロブラ型駆動装置に用いる構成部材
であって、前記雌型及び雄型部材を通って延びる中心軸
線と、回転駆動方向を規定する雌型及び雄型部材の一方
に形成されたネジとを有し、前記雌型部材は、マルチロ
ブラ形の溝を有し、前記雄型部材は、前記溝に係合する
マルチロブラ形の突出部を有し、前記マルチロブラ形の
溝と前記マルチロブラ形の突出部によって交互に配置さ
れ、相互に係合可能な突条と凹溝を規定し、前記雄型及
び雌型部材の一方の該溝及び突条は、前記中心軸線に実
質的に平行に位置する駆動壁と後側壁を有し、雄型及び
雌型部材の他方の部材は、駆動壁と前記駆動壁に対向す
るテーパを付した後側壁を有し、各テーパを付した後側
壁は、関連する駆動壁に対して所定の角度で傾斜し、前
記テーパを付した後側壁は、雄型及び雌型部材が相互に
係合された時に、他方の部材とともにウエッジ結合を形
成するようにしたことを特徴とするマルチロブラ型駆動
装置に用いる構成部材。
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