JPH0615628Y2 - 玉貸機 - Google Patents

玉貸機

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JPH0615628Y2
JPH0615628Y2 JP1988137287U JP13728788U JPH0615628Y2 JP H0615628 Y2 JPH0615628 Y2 JP H0615628Y2 JP 1988137287 U JP1988137287 U JP 1988137287U JP 13728788 U JP13728788 U JP 13728788U JP H0615628 Y2 JPH0615628 Y2 JP H0615628Y2
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lever
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JP1988137287U
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Inventor
一郎 伊藤
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狭山精密工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、多数整列配置されたパチンコ台の各台間に配
設される玉貸機、特に小額硬貨または高額硬貨の投入に
応じて金額に対応した数のパチンコ玉を排出する玉貸機
に関する。
[従来の技術] この各パチンコ台間に設けられる玉貸機は、パチンコ台
とほぼ同数の台数が設置されるため、その省スペースを
図る必要があり薄型にしなければならない。また、消費
電力の増加を防止するために電気的手段を用いず機械的
手段によって玉の貸出しを行うようにしている。
また、高額硬貨、例えば500円硬貨の普及に伴い、玉
貸機においても遊戯者の便宜のため小額硬貨である10
0円硬貨だけでなく500円硬貨による玉貸の必要性が
生じた。従って、パチンコ台間に設置される玉貸機にお
いて両硬貨に応じた数のパチンコ玉を貸し出すための機
構が設けられ、小額、高額硬貨の両用玉貸機が各種提案
されている。
[考案が解決しようとする課題] 上記のような各パチンコ台間に設置される薄型の小額、
高額硬貨両用玉貸機を電気的手段を用いることなく機械
的手段のみによって構成する場合、その設置スペースが
限られていることからできるだけ部品点数を減少させる
必要がある。また、同種の硬貨あるいは異種の硬貨が連
続的に投入された場合に次位の硬貨を係留し投入硬貨毎
に適正な玉出しが行われるようにする機構を設ける必要
がある。
さらに、このような自動的に玉貸しを行う装置において
は、遊戯者の不正な行為によって玉貸しが行われること
を有効に防止するための手段が必要である。従って、硬
貨の非投入時においては外部からの不正操作によって玉
貸し機構が作動しないようにするための機構を限られた
スペース内に設けなければならないという課題がある。
次に、従来の高額分玉出し可能な玉貸機においては、所
定金額分の玉出し中に小額、例えば100円分毎に玉出
し表示を電気的手段を用いることなく機械的手段のみに
より行うような機構は設けられていなかった。
従って、例えば500円硬貨による玉貸しの場合に、遊
戯者にとっては、500円分の玉数が正確に貸し出され
たか否かを判断することは難しく、例えば、400円分
の玉出しで停止してしまったような場合にもその判断を
明確に行うことができないことから遊戯者及びパチンコ
店の双方において不安が生じている。そこで、高額貸出
し中において、機械的手段によって作動する玉出し量の
表示手段を設けることが課題となっていた。
考案の目的 本考案は上記課題に鑑みなされたものであり、その目的
は、 (イ)小額硬貨または高額硬貨の投入に対しその金額に
応じた数のパチンコ玉を貸し出すための機構を設けた玉
貸機、 (ロ)小額硬貨の連続投入、高額硬貨の連続投入、及び
異種の硬貨の連続投入すなわち小額硬貨と高額硬貨相互
の連続投入に対して次位の硬貨を待機させ、装置の玉出
し動作中に玉出しを行うことなく次位の硬貨が流下する
「硬貨飲み込み」を防止するための硬貨連投待機機構を
設けた玉貸機、 (ハ)小額硬貨および高額硬貨それぞれに対応する玉出
し機構及び硬貨の連投待機機構を備え、かつ硬貨の非投
入時においては小額硬貨及び高額硬貨の各玉出し機構が
作動できない状態とし、装置外部からの操作による不正
な玉出しを防止する不正防止機構を設けた玉貸機、 (ニ)投入された硬貨の金額に応じた金額分の玉出しを
行う際に、所定の小額分の玉出し毎に機械的手段によっ
て玉出しカウント表示を行うことのできる玉貸機、 を提供することを目的としている。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するため、請求項(1)に記載の玉貸機
は、パチンコ玉が流下する玉通路と、該玉通路内に一部
突出して設けられ回転停止時にパチンコ玉の流下を阻止
し、回転停止解除時にパチンコ玉の重量によって回転さ
れるスプロケットホイールと、前記スプロケットホイー
ルの回転停止及び停止解除をスプロケットホイールへの
係合動作及び離脱動作によって制御する停止爪と、該停
止爪に一端が連結され停止爪の前記動作を制御するロッ
クレバーと、投入された小額硬貨が落下する小額硬貨通
路と、一端が前記小額硬貨通路内に突出し、他端が前記
ロックレバーの他端に連結され、且つ通常時に他端側が
下降回動する方向に付勢保持され、小額硬貨の落下時に
小額硬貨の重量によって前記付勢力に抗して一端側が下
降回動し前記ロックレバーによって停止爪に前記離脱動
作させスプロケットホイールに小額分の玉出し回転を開
始させる小額起動レバーと、前記スプロケットホイール
と連動回転する歯車であって小額起動レバーに係合しス
プロケットホイールが小額分玉出し回転する間前記小額
起動レバーの戻りを阻止して前記停止爪のスプロケット
ホイールからの離脱状態を維持する小額カム板と、投入
された高額硬貨が落下する高額硬貨通路と、前記小額硬
貨カム板と同軸に設けられ前記スプロケットホイールに
常時連動して回転しスプロケットホイールが高額分玉出
し回転する間に一回転する歯車であって小額分玉出し回
転位置毎に係合段部を有する内輪カムの設けられた高額
歯車と、該高額歯車と同軸に設けられた高額カム板であ
って、前記内輪カムの係合段部に係合する方向に付勢さ
れたクラッチ爪を有し、このクラッチ爪の内輪カムへの
係合時には前記高額歯車と一体に回転し、離脱時には停
止状態となる高額カム板と、一端が前記高額硬貨通路に
突出し、通常時は他端側が下降回動する方向に付勢され
前記クラッチ爪をその付勢力に抗して内輪カムと離脱す
る位置に保持し、高額硬貨落下時には高額硬貨の重量に
よって付勢力に抗して一端側が下降回動し、前記クラッ
チ爪を内輪カムの係合段部に係合させて高額カム板を回
転状態とするレバーであって、高額落下時の回転時に前
記小額起動レバーを共に回動させて前記停止爪を離脱状
態とするための起動ピンを有し、前記高額カム板の係合
によってスプロケットホイールの高額分玉出し回転終了
まで一端側の戻り動作が阻止される高額起動レバーと、
を含むことを特徴としている。
請求項(2)に記載の玉貸機は、上記請求項(1)に記
載の玉貸機において、前記小額硬貨通路内に突出した小
額硬貨係止部を有し回動動作によって小額硬貨を流下さ
せる小額硬貨レバーと、該小額硬貨レバーの回動動作時
に回動し所定位置で小額硬貨レバーを停止させ前記小額
硬貨係止部によって次位の小額硬貨を係留させるレバー
であって、小額分玉出し終了前に前記小額カム板の係合
によって通常状態に戻される小額待機レバーと、前記高
額硬貨通路内に突出した高額硬貨係止部を有し回動動作
によって高額硬貨を流下させる高額硬貨レバーと、該高
額硬貨レバーの回動動作時に回動し所定位置で高額硬貨
レバーを停止させ前記高額硬貨係止部によって次位の高
額硬貨を係留させるレバーであって、高額分玉出し終了
前に前記高額カム板の係合によって通常状態に戻される
高額待機レバーと、前記小額分玉出し動作または高額分
玉出し動作の終了直前まで前記小額硬貨レバー及び高額
硬貨レバーをそれぞれ小額硬貨及び高額硬貨係留可能位
置で回動停止させ、玉出し終了時には回動自在とするよ
うに前記スプロケットホイールに連動して動作制御され
る連投レバーと、から成る連投待機機構を有し、前記小
額待機レバーには小額硬貨投入時の回動位置でその直後
に投入された高額硬貨を係止するように高額硬貨レバー
の回動を制止させるための引掛爪が設けられ、前記高額
待機レバーには高額硬貨投入時の回動位置でその直後に
投入された小額硬貨を係止するように小額硬貨レバーの
回動を制止するための引掛爪が設けられたことを特徴と
している。
請求項(3)に記載の玉貸機は、上記請求項(2)に記
載の玉貸機において、一端側が垂下するように両端部間
の所定位置で回動可能に軸支され、該下端側に前記小額
起動レバーに係止してその回動動作を制止可能な係止部
を有し、小額硬貨又は高額硬貨の非投入時には一端側が
玉貸機の正面側から背面側への自重による回動力によっ
て小額起動レバーに係止し、小額硬貨又は高額硬貨の投
入時には前記小額待機レバー又は高額待機レバーの回動
動作によって他端側が玉貸機の背面側に押され、一端側
が正面側に回動して前記係止部の小額起動レバーへの係
止が解除される不正防止レバーと、前記小額硬貨レバー
及び高額硬貨レバーと同軸で回動可能に設けられ、小額
硬貨及び高額硬貨の投入時における各硬貨レバーの回動
に伴って回動し、前記不正防止レバーの係止部の係止解
除方向への回動を可能とし、小額硬貨及び高額硬貨の非
投入時には、前記不正防止レバーの他端側に係合し、不
正競争レバーの前記係止解除方向への回動を不能状態と
する解除レバーと、から成る不正行為防止機構を有する
ことを特徴としている。
請求項(4)の玉貸機は、パチンコ玉が流下する玉通路
と、該玉通路内に一部突出して設けられ回転停止時にパ
チンコ玉の流下を阻止し、回転停止解除時にパチンコ玉
の重量によって回転されるスプロケットホイールと、投
入された小額硬貨によって前記スプロケットホイールを
起動させ、前記スプロケットホイールにより駆動される
カム機構を含み、該カム機構により小額分の玉出し終了
まで前記スプロケットホイールの回転を許容する小額分
玉出し駆動機構と、投入された高額硬貨によって前記ス
プロケットホイールを起動させ、前記スプロケットホイ
ールにより駆動されるカム機構を含み、該カム機構によ
り高額分の玉出し終了まで前記スプロケットホイールの
回転を許容する高額分玉出し駆動機構と、その外周部に
カウント表示が施された玉出し表示回転体と、前記カウ
ント表示を視覚により確認するための表示窓と、前記高
額分玉出し駆動機構のみに連動し、小額分の玉出し動作
ごとに前記玉出し表示回転体を所定角度回転させ、前記
表示窓より確認できるカウント表示を1ずつ減少させ
て、高額分の玉出し動作終了時に0とする玉出し表示回
転体駆動機構と、を含むことを特徴としている。
[作用] 上記構成によれば、請求項(1)の玉貸機は、小額硬貨
が投入された時に、小額起動レバーが回動されこの小額
起動レバーに連結されたロックレバーによってスプロケ
ットホイールから停止爪を離脱させ、その回転停止を解
除しパチンコ玉の流下を開始させる。そして、この小額
分玉出し状態を、この小額起動レバーに係合する小額カ
ム板の所定回転動作する間、すなわちスプロケットホイ
ールが小額分玉出し回転する間維持し、小額分玉出し終
了後に小額起動レバーを通常状態に戻してロックレバー
を上昇させ停止爪に係合動作させることにより、スプロ
ケットホイールの回転が停止されるようにしている。こ
れによって小額硬貨投入に基づく小額分玉出し動作が終
了する。
次に、高額硬貨の投入によって高額起動レバーが回動さ
れ、高額起動レバーは起動ピンによって小額起動レバー
を共に回動させる。この小額起動レバーの回動によって
上記ロックレバーが停止爪に離脱動作を行わせ、スプロ
ケットホイールの回転停止を解除しパチンコ玉の流下が
開始される。
そして、高額起動レバーの回動を制御する高額カム板
は、まず取り付けられているクラッチ爪が高額起動レバ
ーの回動によって係止を解かれ付勢力により作動する。
そして、このクラッチ爪が、高額分玉出し動作が行われ
る間にスプロケットホイールに連動して1回転する歯車
である高額歯車の内輪カムの係合段部に係合し高額カム
板は、この高額歯車と一体に回転する。
高額起動レバーはこの高額カム板によって回動が制御さ
れ、スプロケットホイールが高額分玉出し回転するまで
通常状態への戻りを阻止される。すなわち、高額起動レ
バーが高額硬貨の落下による回動から通常状態への復帰
までの動作によって高額分の玉出し動作が行われる。
請求項(2)の玉貸機によれば、小額硬貨が連続して投
入された場合、まず最初の小額硬貨の落下によって小額
硬貨レバーが回動される。この回動と共に小額待機レバ
ーが回動し、上記回動した小額硬貨レバーを所定位置で
係止する。これによって、小額硬貨レバーは硬貨係止部
で次位の小額硬貨を係留し落下を制止する。
同じく高額硬貨が連続投入された場合には、高額硬貨レ
バー及び高額待機レバーが上記小額の場合と同様に作動
し次位の高額硬貨を係留しその落下を制止する。
上記小額待機レバー及び高額待機レバーはそれぞれ前の
硬貨の玉出し動作が終了する前に上記小額カム板及び高
額カム板によって各々通常状態に戻される。
但し、小額硬貨レバー及び高額硬貨レバーは、連投レバ
ーによってそれぞれ小額玉出し動作及び高額玉出し動作
のほぼ終了時まで次位の硬貨の係留可能位置で回動停止
されている。従って、連続投入された同種の硬貨はそれ
ぞれ小額待機レバー及び高額待機レバーと連投レバーの
作用によって落下が制止され、同種の硬貨が連続流下さ
れた場合の硬貨飲み込みを有効に防止することができ
る。
さらに、異種の硬貨が連続投入された場合、すなわち小
額硬貨投入直後に高額硬貨の投入が行われた場合には、
小額硬貨の投入時に所定位置まで回動した小額待機レバ
ーに設けられている引掛爪が高額硬貨レバーの回動を制
止可能な位置にあり、次位の高額硬貨は高額硬貨レバー
によって係留される。
また、高額硬貨の投入直後に小額硬貨が投入された場合
には、高額硬貨の投入時に所定位置まで回動した高額待
機レバーに設けられている引掛爪が小額硬貨レバーの回
動を制止可能な位置にあり次位の小額硬貨は小額硬貨レ
バーによって落下が制止させる。従って、異種の硬貨が
連続投入された場合にも次位の硬貨は続けて落下するこ
とが防止される。
請求項(3)に記載の玉貸機によれば、小額硬貨または
高額硬貨が投入されるまでは解除レバーが回動されない
状態にある。従って、この解除レバーによって係止され
ている不正防止レバーは回動できない状態にある。すな
わち、小額起動レバーに係止してその回動動作を制止す
る係止部を下端側に有する不正防止レバーは、硬貨非投
入時である通常時には、係止解除方向への回動が上記解
除レバーによって制止されている。
これにより、硬貨非投入時には、外力によって不正防止
レバーを係止解除方向に回動させることができず、有効
な不正防止が行われる。
更に、この不正防止レバーは、その下端側の係止部が自
重によって玉貸機の正面側から背面側に向けて回動する
ように形成されているので、玉貸機の正面図、すなわち
遊戯者のいる側から何らかの不正行為によって係止部を
小額起動レバーから解除するためにはその係止部を手前
に引く動作を行わなければならない。従って、不正操作
によって玉出しを行うためには、解除レバーと不正防止
レバーと同時に動作させなければならず、不正操作は困
難となり、不正な玉出しを有効に防止することができ
る。
請求項(4)に記載の玉貸機によれば、高額分の玉出し
動作が行われている時に、使用者は玉貸機の外部から一
定の金額分毎の玉出し表示を視覚により確認することが
できる。すなわち、高額分の玉出し動作中に作動してい
る玉出し駆動機構に連動して回転する回転体の外周に表
示された内容を見ることによって高額分の玉出し動作が
実際に行われているかどうかを確認することが可能とな
る。
[実施例] 以下、図面に基づいて本考案の好適な実施例について説
明する。なお、以下において小額硬貨として100円硬
貨を、高額硬貨として500円硬貨をそれぞれ使用する
ものとする。
[100円・500円玉出し機構] (イ)100円玉出し 第1図は、本考案に係る玉貸機の100円分玉出し機構
の主要構成部を示している。
ケーシング10の前面側(図上右側)、すなわち設置時
における遊戯者側の側面10a寄りに玉通路12がほぼ
垂直に設けられており、パチンコ玉はこの玉通路12内
を流下し、玉出し口14から排出される。この玉通路1
2には流下するパチンコ玉に係合し回転されるスプロケ
ットホイール16が設けられている。このスプロケット
ホイール16にはパチンコ玉が1個ずつ係合する係止部
16aが10個設けられており、パチンコ玉が10個流
下することによって1回転する。そして、スプロケット
ホイール16の回転を停止することによってパチンコ玉
の流下を阻止することができる。
ケーシング10の背面10b側には100円硬貨通路1
8が形成されており、遊戯者が投入した100円硬貨は
図示していない硬貨選別機によって不良硬貨か否かの判
定が行われた後、適正な100円硬貨のみがこの100
円硬貨通路18を流下する。
また、ケーシング10内には100円硬貨通路18内に
一端20aが突出し流下した100円硬貨によって回動
される100円起動レバー20が軸支されている。この
100円起動レバー20の回動軸22を挟んで他端側に
はロックレバー24の一端が回動自在に連結され、ロッ
クレバー24の他端には停止爪26が連結されている。
この停止爪26は支点軸26aを中心にして回動し、ロ
ックレバー24に設けられた駆動ピン24aによって駆
動され回動する。すなわち、ロックレバー24が上方へ
移動した時停止爪26の回動端26bは上方(矢印10
0方向)へ回動する。停止爪26が矢印100方向へ回
動するとスプロケットホイール16と一体又は同時に回
転するように形成された回転体28に設けられた2個の
突起部28aの一方から停止爪26が離脱し、スプロケ
ットホイール16は回転可能状態となる。
スプロケットホイール16近傍には、アンクル29が設
けられ、パチンコ玉が係止部16aによって1個ずつ正
確に送られるようにしている。
スプロケットホイール16の回転は中間歯車30,32
及び34を介して100円カム板36の形成された10
0円歯車38に伝えられる。中間歯車32と100円歯
車38の歯数は共通とされており、前者が1回転するこ
とにより後者も1回転する。
次に、100円硬貨が投入された時の100円分玉出し
の動作を第1図及び第2図に基づいて説明する。
第2図は、100円分玉出し動作中における100円起
動レバー20と100円カム板36の係合関係及びロッ
クレバー24と停止爪26によるスプロケットホイール
16の回転制御について示している。
まず、第2図(A)は100円硬貨の投入されていない
状態(通常時)を示す図であり、100円起動レバー2
0の第1突起20bが100円カム板36の第1カム部
36aと第3カム部36cとの間に接触し停止してい
る。100円起動レバー20の他端部20cには重り4
0が取り付けられており、他端部20cが時計方向へ回
動するように付勢している。このとき、ロックレバー2
4も通常状態にあり、停止爪26を回転体28の突起部
28aの一方に係合させることによって、スプロケット
ホイール16を停止状態としている。
次に、100円硬貨が投入され、100円起動レバー2
0の一端部20aに当り、100円起動レバー20は、
反時計方向へ回動する。そして、第2図(B)に示すよ
う100円起動レバー20の第2突起20dが100円
カム板36の第1カム部36aと第2カム部36bとの
間に接触し停止する。
この時、ロックレバー24は100円起動レバー20の
回動によって上方(矢印200方向)へ移動し、停止爪
26も支点軸26aを中心として矢印100方向へ回動
し回転体28の突起部28aから離脱しスプロケットホ
イール16が回転可能状態となり、玉通路12内のパチ
ンコ玉が流下し始める。
このパチンコ玉の流下によってスプロケットホイール1
6が回転し中間歯車30、32及び34の回転によって
100円カム板36が回転する。
第2図(C)は、100円カム板36が回転した状態を
示しており、100円硬貨の重量によって反時計方向へ
の回転力が加えられた100円起動レバー20の第2突
起20dが100円カム板36の第2カム部36bから
落ち込み100円起動レバー20はさらにその落込み分
回動する。この回動によって、100円硬貨通路18内
で100円起動レバー20端部20aで係止されていた
100円硬貨が落下し排出される。
ここで、100円起動レバー20は重り40の重量によ
って時計方向へ戻り回動し、第2図(D)のように第1
突起20bが100円カム板36の第2カム部36bと
第3カム部36cとの間に接触する。このとき100円
起動レバー20は未だ通常状態にはなく(図示せず)、
ロックレバー24は第2図(A)の通常時よりも上昇し
た状態にありスプロケットホイール16は回転している
状態にある。
そして、さらに100円カム板36が回転し第1突起2
0bが第3カム部36cに落ち込み、ここで100円起
動レバー20は通常状態の位置に戻る。このとき停止爪
26も回転体28への係止位置に戻るが、回転体28の
突起部28aが停止爪26に係止する位置までスプロケ
ットホイール16は回転する。従って、100円カム板
36もその位置まで回転し、その際、第1カム部36a
は100円起動レバー20の他端部20cの上部部分を
回転移動する。この第1カム部36aの回転によって、
100円起動レバー20が回転不良等によって通常位置
に戻っていなかった場合に、第2図(E)に示すよう
に、この第1カム部36aによって100円起動レバー
20の他端部20cを蹴り通常位置に戻す作用を行うこ
とができる。
このように、100円硬貨の投入による100円起動レ
バー20の回動によってスプロケットホイール16の回
転開始させ、玉出しを開始させる。そして、100円カ
ム板36の一回転の動作によって100円起動レバー2
0を通常状態に戻しロックレバー24及び停止爪26に
よるスプロケットホイール16の回転を停止することに
よって100円分の玉出しが終了する。
本実施例ではスプロケットホイール16の係止部16a
は10個設けられているので、例えば100円で25個
のパチンコ玉を出す場合には、スプロケットホイール1
6は100円カム板36が1回転する間に2回転半する
こととなる。
(ロ)500円玉出し 第3図は500円玉出し機構の主要構成部を示してお
り、第1図の100円玉出し機構と共通の要素には同一
の符号を付している。スプロケットホイール16の回転
は中間歯車30及び32に伝えられる。中間歯車32に
は同軸にこの中間歯車32の5分の1の歯数の歯車42
が設けられている。この歯車42の回転はさらに中間歯
車44を介して500円歯車46に伝えられるように構
成されている。
従って、500円歯車46は、スプロケットホイール1
6の回転時には常に回転し、上述の100円玉出し動作
中も回転する。中間歯車32と500円歯車46はピッ
チ及び歯数が共に共通となっており、中間歯車42を介
して回転される500円歯車46は中間歯車32が5回
転することによって1回転(100円分毎に1/5回
転)する関係となっている。この点は、100円歯車3
8が中間歯車32と同回転するのと異なっている。
この500円歯車46の構造は、第4図の裏面図に示す
ようにその裏面側に内輪カム48が形成されており、こ
の内輪カム48には5箇所の係合段部50が形成されて
いる。この係合段部50は、100円分玉出し動作の回
転位置毎に形成されている。この500円歯車46は、
前述の100円歯車38と同軸に設けられており、更に
この500円歯車46の下側には同軸に500円カム板
52が取り付けられている。この500円カム板52の
上側、すなわち500円歯車46側には、クラッチ爪5
4が軸54aを中心に回動可能に取り付けられている。
このクラッチ爪54はばね56によって外周方向(矢印
200方向)に向けて回動するように付勢されている。
第5図は500円カム板52のカム部の形状を示す図で
あり、第5図(A)は表面図、第5図(B)は裏面図を
それぞれ示している。表面側のカム部は5箇所の凸型カ
ム部52aと1箇所の凹型カム部52bとで形成されて
いる。そして、裏面側のカム部には2箇所の切込み部5
2c及び52dが形成されている。すなわち、500円
カム板52は、上段側と下段側の2種類のカムによって
形成されている。なお、図において、それぞれ反対側面
のカムには理解を容易にするため斜線を付している。
次に、ケーシング10の背面側には500円硬貨通路5
8が上述の100円硬貨通路18とは別通路として形成
されている。そして、この500円硬貨の落下によって
回動動作し、500円分玉出し動作を開始させる機能を
果たす500円起動レバー60は、一端部60aを50
0円硬貨通路58内に突出させ、回動軸62によって回
動自在に軸支され、他端部60bには重り61が設けら
れている。この重り61によって500円起動レバー6
0は通常状態において他端部60b側が下降回動するよ
うに付勢されている。
また、この500円起動レバー60には、一端部60a
が反時計方向(矢印300方向)に回動したとき、上記
100円起動レバー20を同時に回動させるため100
円起動レバー20に係合する起動ピン64が設けられ、
更に500円起動レバー60には上記クラッチ爪54の
回動を制御する突起部である500円起動突起66が設
けられている。
次に、上記構成より成る500円玉出し機構の動作につ
いて第3図及び第6図(A〜(F)に基づいて説明す
る。第6図は500円カム板52と500円起動レバー
60の駆動状態を示す概略説明図であり、動作に関係し
ない部分は省略している。
第3図及び第6図(A)の500円起動レバー60の状
態は、500円硬貨が投入されていない通常状態を示し
ており、この状態では500円起動突起66は、500
円カム板52の凹型カム部52b内に落ち込んでおり、
クラッチ爪54はこの500円起動突起66によって押
し込まれた状態となっている。
このクラッチ爪54が押し込まれた状態となっていると
きには、クラッチ爪54は500円歯車46の内輪カム
48の係合段部50に係合しない状態となっている。第
7図はクラッチ爪54と内輪カム48との係合関係を示
す図であり、第7図(A)が第6図(A)に対応する非
係合状態を示している。従って、500円歯車46がス
プロケットホイール16の回転によって、中間歯車を介
して回動している状態(例えば100円分玉出し動作を
行っている時)においても、500円カム板52は非回
転状態にある。
次に、第6図(B)は500円硬貨が投入された状態を
示しており、選別機を通過した500円硬貨は500円
硬貨通路58を落下し、500円起動レバー60の一端
部60aに当たり、500円起動レバー60は矢印30
0方向に回動する。この回動動作によって500円起動
突起66は500円カム板52の凹型カム部52bから
脱出し、クラッチ爪54は外周方向(矢印200方向)
へ回動する。このときクラッチ爪54は第7図(B)に
示すように500円歯車の内輪カム48の係合段部50
に係合する状態となる。
また、この500円起動レバー60の回動時に起動ピン
64によって100起動レバー20も同時に回動してお
り、この100円起動レバー20の回動動作によって、
上述の100円玉出し動作時と同様にスプロケットホイ
ール16は回転状態となる。このスプロケットホイール
16の回転によって500円歯車46が時計方向に回転
し、この回転によってクラッチ爪54は内輪カム48の
係合段部50に係合する。この係合は5個所設けられて
いる。
この係合を確実なものとするため、第8図に示した50
0円カム板停止用の板ばね53をその先端の係合部53
aが500円カム板52の裏面側の切込み部52c(第
5図(B)参照)に係合するように設置する。この設置
は、ケーシング10内の500円カム板近傍位置に固定
面53bを固着することによって行う。この板ばね53
の係合により、500円カム板52の動きが若干規制さ
れ、内輪カム48との係合が確固となる。
このクラッチ爪54の係合によって500円カム板52
は500円歯車46と一体に回転を開始する。
500円硬貨の落下により回動した500円起動レバー
60はその他端部60b側の突部68が500円カム板
52の裏面側のカム(第5図(B))の外周部にあた
り、第6図(B)の状態で停止している。この時点で5
00円硬貨は500円硬貨通路58内で500円起動レ
バー60の一端部60aによって一時保持された状態に
ある。そして、500円カム板52が更に回転し、突部
68が500円カム板52の裏面側カムの切込み部52
dに落ち込み、第6図(C)の状態となる。すなわち、
500円起動レバー60は更に矢印300方向へ回動し
て、500円硬貨は流下排出される。
500円硬貨が排出されると、500円起動レバー60
は他端部60b側に設けられた重り61の重量によって
第6図(D)に示すように矢印400方向に戻される。
そして、500円起動突起66が500円カム板52の
凹型カム部52bから数えて1個目の凸型カム部52a
−1に接触し停止する。そして、更に500円カム板5
2が回転することによって500円起動突起66は50
0円カム52の内径部52cに落ち込み、第6図(E)
の状態となる。このとき、500円起動レバー60は、
第6図(A)に示した通常状態までは戻ることはなく、
よって100円起動レバー20も起動ピン64によって
通常状態に戻っておらず、スプロケットホイール16は
回転可能状態が維持されている。
従って、500円カム板52はスプロケットホイール1
6の回転に連動して回転する500円歯車46と一体的
に更に回転を続ける。そして、500円起動レバー60
は、500円カム板の凸型カム部52aにあたる毎に往
復回動を繰り返し、500円カム板52は500円起動
突起66が500円カム板52の凹型カム部52bに落
ち込んでクラッチ爪54を500円歯車46の内輪カム
48の係合段部50から係合解除させるまで一回転す
る。
クラッチ爪54の係合が解除されると500円歯車46
が回転しても500円カム板52は非回転状態となる。
そして、500円起動レバー60もこの凹型カム部52
bへの落ち込みによって通常状態となり、これと同時に
100円起動レバー20も通常状態となる。
100円起動レバー20が通常状態となることによって
ロックレバー24が下降動作し、停止爪26はスプロケ
ットホイール16を回転停止し得る位置に復帰する。ス
プロケットホイール16は回転体28の突起部28aが
停止爪26に係止する位置まで回転して停止し玉出しを
止める。
すなわち、スプロケットホイール16は500円カム板
52が500円歯車と一体に1回転する間、回転可能状
態とされ玉出しが行われる。これに対し、100円分玉
出し動作中に一回転する中間歯車32や100円カム板
36は、スプロケットホイール16との連動関係は常時
維持されているので、500円カム板52が一回転する
間に5回転していることとなる。
ここで、100円カム板36が5回転することによって
100円カム板36の第1のカム部36aが一回転毎に
100円起動レバー20の他端部20c側上部にあたり
100円起動レバー20を強制的に復帰動作させようと
する。従って、500円起動レバー60の起動ピン64
が100円起動レバー20の戻り動作を制止することに
なると100円カム板36の回転が停止し、これによっ
て玉出し中に各回転機構の回転が停止することとなり、
玉出し不能状態に陥る。そこで、本実施例では、500
円カム板52に5個所の凸型カム部52aが形成されて
おり、100円起動レバー20が100円カム板36の
一回転毎に復帰動作されるのに同期させて5回回動させ
るようにしている。
この回動動作によって500円起動レバー60の回動の
円滑性を維持することができ、100円起動レバー20
及び500円起動レバー60共にその回動の停止による
玉出し不良を有効に防止することができる。
このように500円硬貨の落下による500円起動レバ
ー60の回動動作によってスプロケットホイール16の
回転が開始され、500円カム板52が一回転する間ス
プロケットホイール16の回転状態が確保され、500
円分玉出し動作が行われる。
[硬貨連投待機機構] (イ)100円硬貨連投待機 第9図は100円硬貨連投待機機構の主要構成部を示し
ており、ケーシング10内の100円硬貨通路18の近
傍位置に100円硬貨レバー70が回動自在に軸72に
取り付けられている。この100円硬貨レバー70は1
00円硬貨の投入されていない通常時においてはその重
量によって図上実線で示す位置に保持されている。この
100円硬貨レバー70には、2つの長突起70a及び
70bが設けられ、更に100円硬貨通路18内に突出
するように2つの100円硬貨係止部74a,74bが
設けられている。
100円待機レバー76は、軸78に回動可能に取り付
けられ、100円硬貨の投入されていない通常時におい
て、その一部に設けられた重り80によって反時計方向
に回動するように付勢され、その上端部が100円硬貨
レバー70の長突起70bに係止して停止している。
次に、この硬貨連投待機機構の一構成要素である連投待
機レバー82は、100円歯車38へスプロケットホイ
ール16の回転を伝達するための中間歯車34と同軸に
回動自在に軸支されている。そして、この連投待機レバ
ー82の回動制御は中間歯車32の裏面に切られた連投
待機レバー制御溝83によって行われる。すなわち、こ
の連投待機レバー制御溝83に連投待機レバー82の係
合ピン82aを係合させ、中間歯車32が玉出し動作時
に回転するときに切られた連投待機レバー制御溝83の
軌跡によって回動制御される。この連投待機レバー制御
溝83の軌跡は、連投待機レバー82が100円分玉出
し動作中には図上一点鎖線で示した左側位置(82x)
にあり、100円分玉出し動作終了時には実線で示した
右側位置(82y)に回動するように図示の如く一部を
中心方向に湾曲させて形成されている。
100円硬貨用硬貨連投待機機構は以上の構成からな
り、以下その動作を第9図及び第10図に基づいて説明
する。
まず、100円硬貨が投入されると、100円硬貨レバ
ー70は、100円硬貨係止部74aに100円硬貨が
あたり、その落下重量によって反時計方向(矢印500
方向)に回動する。このとき、100円待機レバー76
はその係止部であった長突起70bが上方へ回動移動し
たため、重り80の重量によって反時計方向へ回動す
る。この回動動作は、100円待機レバー76の一部
が、ケーシング10に固設された待機レバー制止ピン7
7に当たることによって所定位置で回動停止する。
第10図は100円待機レバー76がこの所定位置まで
反時計方向に回動して停止した状態を示している。そし
て、最初の100円硬貨の投入によって反時計方向へ回
動した100円硬貨レバー70はその重量によって、時
計方向へ戻り、長突起70bが100円待機レバー76
の上端に載置された状態に係止される。
この状態で、次位の100円硬貨が投入されると、10
0円硬貨レバー70の100円硬貨係止部74bに係止
され、そこで落下が阻止される。この動作によって、次
位の100円硬貨が連続して流下し、正確な玉出しが行
われないという事態を防止することができる。そして、
100円待機レバー76は100円分玉出し動作が終了
に近付いた時点で、前述の100円歯車38に設けられ
たカムによって脚部76aが時計方向に押され、100
円待機レバー76の上端部76bは時計方向に回動し1
00円硬貨レバー70の長突起70bから離れた位置に
くる。このとき100円硬貨係止部74bに係止されて
いる100円硬貨はその重さによって100円硬貨レバ
ー70を反時計方向に回動させようとするが、連投待機
レバー82が100円分玉出し動作のほぼ終了時まで第
9図において示した位置(82x)に維持されているの
で、100円硬貨レバーの長突起70aがこの連投待機
レバー82の先端82bに係止され、次の100円分玉
出し動作の受入れ状態が整うまで100円硬貨レバー7
0は回動できず、100円硬貨の係留が維持される。そ
して、100円分玉出し動作の終了時には連投待機レバ
ー82は時計方向へ回動して100円硬貨レバー70の
長突起70aにあたらない位置に来るので、100円硬
貨レバー70は反時計方向に回動し、係留されていた次
位の100円硬貨は落下し下方の100円起動レバー2
0の一端部20aにあたり、次の100円分玉出し動作
が開始される。
(ロ)500円硬貨連投待機機構 第11図は500円硬貨連投待機機構の主要構成部を示
しており、上記100円硬貨連投待機機構と同様に50
0円硬貨レバー84がケーシング10内の所定位置に1
00円硬貨レバー70と同軸の軸72に回動自在に取り
付けられている。この500円硬貨レバー84には、1
00円硬貨レバー70と同様に長突起84a及び84b
が形成され、更に500円硬貨通路58内に突出して2
つの500円硬貨係止部86a及び86bが形成されて
いる。この500円硬貨レバー84は、500円硬貨の
投入されていない通常時においては、100円硬貨レバ
ー70と同様に図上実線で示した位置で停止している。
また、500円待機レバー88は100円待機レバー7
6と同軸の軸78に回動自在に取り付けられ、その一部
に取り付けられたばね92によって反時計方向に付勢さ
れている。従って、硬貨非投入時である通常時において
は、このばね92の付勢力によって500円硬貨レバー
84の長突起84bにその上部が寄り係った状態で停止
している(第11図に示す状態)。
なお、連投待機レバー82は100円硬貨の連投待機動
作と同様の動作を行うものであり、その先端82bは、
500円硬貨レバー84の長突起84aにも係合し得る
ように形成されている。
次に、上記構成の500円硬貨連投待機機構の動作を第
11図及び第12図に基づいて説明する。
まず、500円硬貨が投入されると、500円硬貨レバ
ー84は、500円硬貨係止部86aに500円硬貨が
当たことによって、その落下重量によって反時計方向に
回動する。このとき、500円待機レバー88はその係
止部であった長突起84bが上方へ回動することによっ
て、バネ92の付勢力によって反時計方向へ回動する。
この回動動作は、500円待機レバー88が上述の待機
レバー制止ピン77に当たることによって所定位置で停
止する。
第12図は500円待機レバー88がこの所定位置で回
動停止した状態を示している。そして、最初の500円
硬貨の投入によって反時計方向に回動した500円硬貨
レバー84はその重量によって時計方向へ戻り回転し、
長突起84bが500円待機レバー88の上段係止部8
8bに載置された状態で停止される。
この状態で、次位の500円硬貨が投入されると、50
0円硬貨レバー84の500円硬貨係止部86bに係止
され、そこで落下が阻止される。この動作によって、連
続投入された次位の500円硬貨が連続して流下し、硬
貨飲み込みを生ずるという事態を防ぐことができる。そ
して、500円待機レバー88は、500円分玉出し動
作が終了に近付いた時点で、前述の500円カム板52
のリング状カム部94の一部を突出させて形成したカム
部96(第5図(B)参照)、その脚部88aも時計方
向に押される。これにより、その上端部は時計方向に回
転し500円硬貨レバー84の長突起84bから離れた
位置に来る。この500円待機レバー88の回動動作を
行なわせるカム部96は、500円目の玉出しが開始さ
れた時の500円カム板52の回転位置部分に形成され
ている。
500円待機レバー88が長突起84bから離れた状態
にくると、500円硬貨レバー84は係止されている次
位の500円硬貨の重さによって反時計方向に回転され
ようとするが、このとき100円硬貨連投待機機構の場
合と同様に、連投レバー82が500円分目の玉出し動
作のほぼ終了時まで500円硬貨レバー84の回動を阻
止する位置にあるので、この500円分の玉出し動作が
ほぼ終了して次の500円硬貨による玉出し動作の開始
準備が整うまで500円硬貨の流下は阻止される。
そして、500円分玉出し動作の終了時には連投レバー
82は時計方向へ回動して500円硬貨レバーの長突起
84aに当たらない位置に来るので、500円硬貨レバ
ー84は反時計方向に回転し、係留されていた次位の5
00円硬貨は落下する。そして、下方にある500円起
動レバー60の一端部60aに当たり、次の500円分
玉出し動作が開始される。
(ハ)100円硬貨→500円硬貨連投待機 100円硬貨が投入された直後に500円硬貨が投入さ
れた場合に、500円の硬貨飲み込みを防止するために
100円分玉出し動作が終了するまで500円硬貨を係
留する必要がある。この係留のための500円硬貨待機
機構は、上述の100円硬貨連投待機機構及び500円
硬貨連投待機機構と同様の部材が用いられ、特に100
円待機レバー76の上端に形成された500円硬貨レバ
ー引掛部98によって、100円硬貨投入直後に500
円硬貨が投入された場合に500円硬貨レバー84の回
動を阻止し、500円硬貨を係留するようにしている。
第13図(A)は、100円待機レバー76の上端の形
状を示す斜視図であり、上端部がL字型に形成され、5
00円硬貨レバー引掛部98とされている。
すなわち、500円硬貨レバー84は100円硬貨レバ
ー70と同軸で且つ第13図の紙面に向かって奥側に設
けられている。
従って、100円待機レバー76の上端を同じく第13
図の紙面に向かって奥側にL字型に曲げて形成された5
00円硬貨レバー引掛部98に長突起84bが係止し得
るものである。
そして、第14図に示すように100円待機レバー76
が最初の100円投入時における反時計方向の回動動作
を行ったとき(第9図の状態)、この引掛部98に50
0円硬貨レバー84の長突起84bが係合し、反時計方
向の回転が阻止される。これによって、500円硬貨は
500円硬貨レバー84の500円硬貨係止部86aに
係止されて止められる。
このように、100円硬貨が投入された後にほとんど時
間をおかず500円硬貨が投入された場合でも、100
円硬貨の落下による100円硬貨レバー70のはね上げ
動作の瞬間に100円待機レバー76は反時計方向に回
動するので、次位の500円硬貨の落下は確実に防止さ
れる。このとき、連投レバー82は、100円分玉出し
動作が開始されておらず、いまだ反時計方向に回動して
おらず、第9図の(82y)の位置にあるので、100
円硬貨が投入された瞬間における次位の500円硬貨の
係留の作用を果たすことはできない。
そして、係留されている500円硬貨は、100円分玉
出し動作の終了に近付いた時点で、上記100円硬貨連
投待機機構における動作で説明したように100円待機
レバー76時計方向に回動し、更に100円分の玉出し
がほぼ終了したときに反時計方向に回動した位置(82
x)にあった連投レバー82が時計方向に回転し、通常
状態(82y)に戻ったときに500円硬貨レバー84
がフリーの状態となって回動し、落下する。そして、こ
の500円硬貨の落下によって500円起動レバー60
が回動し500円分玉出し動作が開始される。
(ニ)500円硬貨→100円硬貨連投待機 500円硬貨が投入された直後に100円硬貨が投入さ
れた場合には、500円分玉出し動作中に100円硬貨
が落下して、その100円分の硬貨飲み込みが生じるこ
とのないように100円硬貨を一時係留する必要があ
る。このための100円硬貨待機機構は上述の100円
硬貨、500円硬貨連投待機機構と同様の部材によって
構成される。特に、500円待機レバー88の上端部に
設けられた100円硬貨レバー70の回転を阻止するた
めの100円硬貨レバー引掛部101によって100円
硬貨の係留が行われる。
第13図(B)はこの500円待機レバー88の上端部
の斜視図を示しており、500円待機レバー88の上端
は、支柱部88cからほぼ直角に曲げられた屈曲部88
dと、この屈曲部88dの先端に更にほぼ直角に曲げて
設けられた100円硬貨レバー引掛部101を設けるこ
とによって形成されている。
この500円硬貨→100円硬貨連投待機機構の動作に
ついて説明する。
第15図は、まず500円硬貨が投入され落下し、50
0円硬貨レバー84が一旦反時計方向へ回動してその長
突起84bがその重量によって500円待機レバー88
の係止部88b上に載置した状態を示している。
この状態では、500円待機レバー88が所定位置まで
反時計方向に回動した状態にあるのでこの状態で100
円硬貨が投入された場合、100円硬貨は100円硬貨
レバー70の100円硬貨係止部74aにあたり、10
0円硬貨レバー70を反時計方向に回転させようとする
が、100円硬貨レバーの長突起70bは、500円待
機レバー88の上端の100円硬貨レバー引掛部101
に引っ掛かり、その時点で回動が阻止され100円硬貨
は流下することなく100円硬貨係止部74aで係留さ
れる。
第16図は100円硬貨レバー70の長突起70bが5
00円待機レバー88の100円硬貨レバー引掛部10
1に係合停止した状態が示されており、図から理解され
るように100円硬貨は100円硬貨係止部74aと7
4bとの間の曲面部分に係留される。
そして、500円待機レバー88は500円分玉出し動
作が終了に近付いたときに下端部の脚部88aが上述の
カム部96(第5図(A)参照)によって時計方向に押
され、500円待機レバー88の上部は時計方向に回転
し、500円硬貨レバー84から離脱する。そして、連
投レバー82の500円目の玉出し終了時の復帰動作
(100円毎に復帰動作している)によって100円硬
貨レバー70はフリーの状態となり、100円硬貨は1
00円の硬貨係止部74aに係止されていた状態から1
00硬貨レバー70を反時計方向に回転させて下方へ流
下する。この100円硬貨の流下により、500円分玉
出し動作が終了した後、すぐに100円分の玉出し動作
が開始される。
[不正行為防止機構] 第17図は、本考案に係る不正行為防止機構の実施例を
示す説明図であり、その構成は100円待機レバー76
及び500円待機レバー88(図示せず)の軸78と同
軸に設けられた不正防止レバー102と100円硬貨レ
バー70及び500円硬貨レバー84(図示せず)と同
軸に回動自在に設けられた解除レバー104とから構成
されている。
不正防止レバー102は通常状態で下端側が垂下した状
態とされ、下端部102aには100円起動レバー20
の一部に係合し100円起動レバー20の一端側の回動
動作を阻止する鉤部106が形成されている。そして、
この不正防止レバー102は上端部102bが100円
待機レバー76及び500円待機レバー88(図示せ
ず)に時計方向に寄り掛かって停止している。
すなわち、不正防止レバー102の上端部102bに
は、第18図に示すように突起部108が形成されてお
り、この突起部108が下側に位置する100円待機レ
バー76及び500円待機レバー88に時計方向に若干
回動力を加えて係止している。
解除レバー104は、第19図の斜視図に示すように1
00円硬貨レバー70及び500円硬貨レバー84と同
軸に取り付けられ、支点部104aと、2方向に突出し
た突起部104b及び104cとを有し、他方の突起で
ある104cの下面には突起部110が設けられてい
る。この突起部110は同軸で軸着されている100円
硬貨レバー70及び500円硬貨レバー84の一方の長
突起70a及び84a(図示せず)に係合可能に形成さ
れており、100円硬貨未投入時の通常状態において
は、その重量によって第17図の状態で停止している。
この不正防止機構の動作について説明する。
硬貨の投入されていない状態、すなわち第17図に示し
た状態においては、遊戯者が玉貸機の正面側から何らか
の操作によって100円起動レバー20の一端を回動さ
せて不正な玉出しを行おうとする場合、不正防止レバー
102の鉤部106が100円起動レバー20の一部で
ある係合ピン112に係合してその回動動作を阻止して
いるため、不正な玉出し動作を開始させることができな
い。更に、不正操作によって、玉貸機の正面側から不正
防止レバー102を100円起動レバー20から係合解
除させようとする場合、不正防止レバー102の鉤部1
06は係合ピン112に正面側から背面側へ向かって係
合しているので、不正防止レバー102の下端部102
aを正面側へ引く動作を行わなければならない。従っ
て、正面側から細い棒等を差込んで押す動作をしても不
正防止レバー102を解除することはできず、不正解除
操作が行い難いという効果がある。
更に、硬貨が投入されていない状態では解除レバー10
4の突起部104bが不正防止レバー102の上端部1
02bの反時計方向への回動動作を阻止し得る位置に維
持されているので、たとえ不正防止レバー102の下端
部102aを正面側へ引こうとしても引くことができな
い。これによって不正な操作によって100円起動レバ
ー20を回動させ、不正な玉出しを行うことが有効に防
止される。
第20図は硬貨が投入された場合の不正防止機構の動作
を示す図であり、図上説明の便宜のため100円硬貨の
投入された場合の関連部材及びその動作について説明す
る。
まず、100円硬貨が流下すると、100円硬貨レバー
70が反時計方向へ回動し、その長突起70aによって
解除レバー104の突起部110が反時計方向に押し上
げられ解除レバー104も同方向に回動する。そして、
突起部104bも不正防止レバー102の上端部を係止
し得ない位置に逃げる。この動作によって100円待機
レバー76が反時計方向へ所定位置まで回動する。この
とき不正防止レバー102は100円待機レバー76が
不正防止レバー102の突起部108を反時計方向に押
して回動させるので、下端部102aも反時計方向へ回
動し鉤部106は係合ピン112から離脱する。この動
作は100円硬貨が100円硬貨レバー70の位置を通
過したときに瞬間的に行われ、100円硬貨が100円
起動レバー20の一端部に当たるときには既に100円
起動レバー20の回動動作が可能な状態となっている。
このように硬貨の投入時のみ玉出しが可能で、非投入時
においては不正防止レバー102及び解除レバー104
を同時に作動させる操作を行わない限り100円起動レ
バー20は回動不能とされ、不正に回動させることが有
効に防止される。
[玉出しカウント機構] 第21図は本考案に係る玉出しカウント機構を100円
玉出し機構及び500円玉出し機構を備える玉貸機に用
いた場合の部分構成図であり、500円分玉出し時にお
いて100円分毎に玉出し表示を行う玉出し表示回転体
114とこの玉出し表示回転体114を、100円分玉
出し毎に所定角度回転させるための500円カム板52
と中間歯車116及び118によって構成されている。
すなわち、500円カム板52と中間歯車116及び1
18が玉出し表示回転駆動機構として機能する。この玉
出し表示回転体114は、第22図の斜視図に示すよう
に外周に0〜5の数字が記載され、500円分玉出し動
作が行われる間に一回転するように設けられ、100円
分玉出し毎の回転位置にそれぞれ数字が記載されてい
る。そして、この玉出し表示回転体114の設置位置に
対向するケーシング10の正面側表面部には表示窓12
0が開口されている。第23図は玉貸機の正面側表面を
示す図であり、表示窓120は、玉出し口14に取付け
られた玉壷126の上方に開口され、例えば透明の硬質
プラスチックにて塞がれている。従って、遊戯者及びパ
チンコ店員はこの表示窓120から500円分の玉出し
が行われている間に100円分毎に玉出し表示を確認す
ることができる。
この玉出し表示回転体114の回転は、上述の500円
カム板52の回転に連動させて行われる。
この500円カム板52は500円玉出し時にスプロケ
ットホイール16が500円分回転する間にこれに連動
して1回転する500円歯車46と一体的に1回転す
る。従って、この500円カム板52の1回転に対応し
て玉出し表示回転体114が1回転するように中間歯車
116及び118が設けられる。
本実施例では、第5図(B)の500円カム板52の裏
面図に示すように、500円カム板52の裏面にピニオ
ンピン122を2本ずつ組合わせて6個所に設けてい
る。このピニオンピン122によって中間歯車118を
回転させ、更にこの中間歯車118によって中間歯車1
16を回転させる。そして、この中間歯車116が玉出
し表示回転体114に一体形成された歯車124に噛み
合って玉出し表示回転体114を回転させる。
500円カム板52の裏面に設けられたピニオンピン1
22は、500円分玉出し開始時においてピニオンピン
122aから中間歯車118に係合を開始し、500円
カム板52の回転によって順次122b,122c,1
22dそして5番目の122eの順で回転係合し、ここ
までで表示5〜表示1までが表示され、更に122fの
係合によって玉出し表示回転体114は0表示に戻され
る。
このように、この玉出し表示回転体114は、500円
玉出し時のみに回転する500円カム板52に連動する
ように構成されているので、100円分玉出し時に作動
することはなく、500円分の玉出し時においてのみ、
その玉出し表示が行われる。
第23図において、上部に設けられた硬貨投入口128
の近傍位置に設けられた玉補給トラブル表示部130
は、パチンコ台間に設けられる玉貸機に一般的に取付け
られているものであり、上述のスプロケットホイール1
6での玉補給路における玉補給のトラブル発生の有無を
表示するものであり、補給路中にパチンコ玉が正常に補
給されなくなったときに貸出し停止表示がされ、正常時
に貸出し中の表示がされるものである。
従って、本考案に係る玉出しカウント機構と併用するこ
とによって、何らかのトラブルにより玉出しが停止した
場合に、玉補給トラブル表示部130の表示と玉出しカ
ウントの表示窓120の表示とを確認することによって
トラブルの発生個所を認識することができる。
すなわち、玉補給トラブル表示部130の表示が貸出し
中となっており、玉出しカウントの表示部120の表示
が投入金額終了の表示に至る前で停止しているときに
は、トラブルの発生個所は玉補給路中ではなくスプロケ
ットホイール16よりも玉出し口14寄りの機構にトラ
ブルが発生したものと確認することができる。又、逆に
玉出しカウントの表示部120の表示が投入金額終了の
表示に至る前で停止していて、玉補給トラブル表示部1
30の表示が玉貸し停止を表示している場合には、玉補
給路中においてトラブルが生じているものと認識するこ
とができる。
なお、玉出しカウント機構について本実施例では、10
0円玉出し機構及び500円玉出し機構の双方を備えた
玉貸機に応用した例について説明したが、本考案に係る
玉出しカウント機構はこのような玉貸機に限られるもの
ではなく、高額硬貨、例えば500円硬貨による玉出し
のみを行う玉貸機に応用することも可能であることはも
ちろんである。又、小額硬貨のみの玉貸機、例えば10
0円硬貨のみが使用可能な玉貸機において、その玉出し
機構中の回転部に玉出し表示回転体114を連動回転さ
せることによって100円分の玉出しが終了したときに
所定の回転表示が行われるようにすることも可能であ
る。
[考案の効果] 以上説明したように、本考案に係る玉貸機によれば、可
能な限り共通歯車を利用して小額玉出し機構及び高額玉
出し機構を幅の狭いケーシング内に構成し、電気的手段
を使用することなく機械的手段のみによって小額分及び
高額分の正確な玉出しを行うことができる。
そして、硬貨連投待機機構によって小額硬貨相互の連続
投入、高額硬貨相互の連続投入及び小額硬貨と高額硬貨
の異種の硬貨の連続投入時における硬貨飲み込みを有効
に防止することができる。すなわち、小額硬貨通路及び
高額硬貨通路内にそれぞれ一部を突出させ各硬貨の係留
を可能としたそれぞれ回動硬貨レバーを設置し、この硬
貨レバーの回動調整を行うことによって連動待機動作を
可能としている。
また、不正防止レバー及び解除レバーからなる不正行為
防止機構によって硬貨を投入せずに玉出し動作をさせる
ことを有効に防止することができる。すなわち、玉貸機
の正面外部から何らかの操作によって玉出し開始のため
の動作である100円起動レバーの回動を行わせること
を確実に防止することができる。
更に、所定額分玉出し毎に対応して一回転する玉出し表
示回転体によって、一定額分毎に玉出し表示を行うこと
とし、これを表示窓から見ることにより、使用者は一定
金額分毎にその玉出し量を認識することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る玉貸機の100円玉出し機構の構
成を示す玉貸機の部分構成図、 第2図(A)〜(E)は、100円分玉出し動作中にお
ける主要構成部の動作図、 第3図は本考案に係る玉貸機の500円玉出し機構の構
成を示す玉貸機の部分構成図、 第4図は500円歯車及びそれに設けられた内輪カムの
形状を示す説明図、 第5図(A)及び(B)は500円カム板の形状を示す
表面図及び裏面図、 第6図(A)〜(F)は、500円分玉出し動作中にお
ける主要構成部の動作図、 第7図(A)及び(B)はクラッチ爪と内輪カムとの係
合関係図、 第8図は500円カム板停止用ばねの斜視図、 第9図は本考案に係る100円硬貨連投待機機構の構成
を示す玉貸機の部分構成図、 第10図は100円硬貨連投待機機構の動作を示す説明
図、 第11図は本考案に係る500円硬貨連投待機機構の構
成を示す玉貸機の部分構成図、 第12図は上記500円硬貨連投待機機構の動作を示す
説明図、 第13図(A)及び(B)は、実施例に係る100円待
機レバー及び500円待機レバーの上端部の形状を示す
斜視図、 第14図は100円硬貨投入直後に500円硬貨を投入
した場合の硬貨連投待機機構の動作を示す説明図、 第15図及び第16図は500円硬貨投入直後に100
円硬貨を投入した場合の連投待機動作を示す説明図、 第17図は本考案に係る不正行為防止機構の構成を示す
玉貸機の部分構成図、 第18図及び第19図は不正行為防止機構の部材の構成
を示す斜視図、 第20図は不正行為防止機構の動作を示す説明図、 第21図は本考案に係る玉出しカウント機構の構成を示
す玉貸機の部分構成図、 第22図は玉出しカウント機構の玉出し表示回転体の斜
視図、 第23図は玉貸機の正面側の表面を示す図である。 16……スプロケットホイール 18……100円硬貨通路 20……100円起動レバー 24……ロックレバー 26……停止爪 36……100円カム板 38……100円歯車 46……500円歯車 52……500円カム板 54……クラッチ爪 56……バネ 58……500円硬貨通路 60……500円起動レバー 70……100円硬貨レバー 76……100円待機レバー 82……連投待機レバー 84……500円硬貨レバー 88……500円待機レバー 102……不正防止レバー 104……解除レバー 114……玉出し表示回転体 120……表示窓

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】パチンコ玉が流下する玉通路と、 該玉通路内に一部突出して設けられ回転低師事にパチン
    コ玉の流下を阻止し、回転停止解除時にパチンコ玉の重
    量によって回転されるスプロケットホイールと、 前記スプロケットホイールの回転停止及び停止解除をス
    プロケットホイールへの係合動作及び離脱動作によって
    制御する停止爪と、 該停止爪に一端が連結され停止爪の前記動作を制御する
    ロックレバーと、 投入された小額硬貨が落下する小額硬貨通路と、 一端が前記小額硬貨通路内に突出し、他端が前記ロック
    レバーの他端に連結され、且つ通常時に他端側が下降回
    動する方向に付勢保持され、小額硬貨の落下時に小額硬
    貨の重量によって前記付勢力に抗して一端側が下降回動
    し前記ロックレバーによって停止爪に前記離脱動作させ
    スプロケットホイールに小額分の玉出し回転を開始させ
    る小額起動レバーと、 前記スプロケットホイールと連動回転する歯車であっ
    て、小額起動レバーに係合し、スプロケットホイールが
    小額分玉出し回転する間前記小額起動レバーの戻りを阻
    止して前記停止爪のスプロケットホイールからの離脱状
    態を維持する小額カム板を有する小額歯車と、 投入された高額硬貨が落下する高額硬貨通路と、 前記小額歯車と同軸に設けられ前記スプロケットホイー
    ルに常時連動して回転しスプロケットホイールが高額分
    玉出し回転する間に一回転する歯車であって小額分玉出
    し回転位置毎に係合段部を有する内輪カムの設けられた
    高額歯車と、 該高額歯車と同軸に設けられた高額カム板であって、前
    記内輪カムの係合段部に係合する方向に付勢されたクラ
    ッチ爪を有し、このクラッチ爪の内輪カムへの係合時に
    は前記高額歯車と一体に回転し、離脱時には停止状態と
    なる高額カム板と、 一端が前記高額硬貨通路に突出し、通常時は他端側が下
    降回動する方向に付勢され前記クラッチ爪をその付勢力
    に抗して内輪カムと離脱する位置に保持し、高額硬貨落
    下時には高額硬貨の重量によって付勢力に抗して一端側
    が下降回動し、前記クラッチ爪を内輪カムの係合段部に
    係合させて高額カム板を回転状態とするレバーであっ
    て、高額落下時の回動時に前記小額起動レバーを共に回
    動させて前記停止爪を離脱状態とするための起動ピンを
    有し、前記高額カム板の係合によってスプロケットホイ
    ールの高額分玉出し回転終了まで一端側の戻り動作が阻
    止される高額起動レバーと、を含むことを特徴とする玉
    貸機。
  2. 【請求項2】請求項(1)に記載の玉貸機において、 前記小額硬貨通路内に突出した小額硬貨係止部を有し回
    動動作によって小額硬貨を流下させる小額硬貨レバー
    と、 該小額硬貨レバーの回動動作時に回動し所定位置で小額
    硬貨レバーを停止させ前記小額硬貨係止部によって次位
    の小額硬貨を係留させるレバーであって、小額分玉出し
    終了前に前記小額カム板の係合によって通常状態に戻さ
    れる小額待機レバーと、 前記高額硬貨通路内に突出した高額硬貨係止部を有し回
    動動作によって高額項かを流下させる高額硬貨レバー
    と、 該高額硬貨レバーの回動動作時に回動し所定位置で高額
    硬貨レバーを停止させ前記高額硬貨係止部によって次位
    の高額硬貨を係留させるレバーであって、高額分玉出し
    終了前に前記高額カム板の係合によって通常状態に戻さ
    れる高額待機レバーと、 前記小額分玉出し動作または高額分玉出し動作の終了直
    前まで前記小額硬貨レバー及び高額硬貨レバーをそれぞ
    れ小額硬貨及び高額硬貨係留可能位置で回動停止させ、
    玉出し終了時には回動自在とするように前記スプロケッ
    トホイールに連動して動作制御される連投レバーと、 からなる硬貨連投待機機構を有し、 前記小額待機レバーには小額硬貨投入時の回動位置でそ
    の直後に投入された高額硬貨を係止するように高額硬貨
    レバーの回動を制止させるための引掛爪が設けられ、 前記高額待機レバーには高額硬貨投入時の回動位置でそ
    の直後に投入された小額硬貨を係止するように小額硬貨
    レバーの回動を制止するための引掛爪が設けられたこと
    を特徴とする玉貸機。
  3. 【請求項3】請求項(2)に記載の玉貸機において、 一端側が垂下するように両端部間の所定位置で回動可能
    に軸支され、該一端側に前記小額起動レバーに係止して
    その回動動作を制止可能な係止部を有し、小額硬貨又は
    高額硬貨の非投入時には一端側が玉貸機の正面側から背
    面側への自重による回動力によって小額起動レバーに係
    止し、小額硬貨又は高額硬貨の投入時には前記小額待機
    レバー又は高額待機レバーの回動動作によって他端側が
    玉貸機の背面側に押され、一端側が正面側に回動して前
    記係止部の小額起動レバーへの係止が解除される不正防
    止レバーと、 前記小額硬貨レバー及び高額硬貨レバーと同軸で回動可
    能に設けられ、小額硬貨及び高額硬貨の投入時における
    各硬貨レバーの回動に伴って回動し、前記不正防止レバ
    ーの係止部の係止解除方向への回動を可能とし、小額硬
    貨及び高額硬貨の非投入時には、前記不正防止レバーの
    他端側に係合し、不正競争レバーの前記係止解除方向へ
    の回動を不能状態とする解除レバーと、 から成る不成行為防止機構を有することを特徴とする玉
    貸機。
  4. 【請求項4】パチンコ玉が流下する玉通路と、 該玉通路内に一部突出して設けられ回転停止時にパチン
    コ玉の流下を阻止し、回転停止解除時にパチンコ玉の重
    量によって回転されるスプロケットホイールと、 投入された小額硬貨によって前記スプロケットホイール
    を起動させ、前記スプロケットホイールにより駆動され
    るカム機構を含み、該カム機構により小額分の玉出し終
    了まで前記スプロケットホイールの回転を許容する小額
    分玉出し駆動機構と、 投入された高額硬貨によって前記スプロケットホイール
    を起動させ、前記スプロケットホイールにより駆動され
    るカム機構を含み、該カム機構により高額分の玉出し終
    了まで前記スプロケットホイールの回転を許容する高額
    分玉出し駆動機構と、 その外周部にカウント表示が施された玉出し表示回転体
    と、 前記カウント表示を視覚により確認するための表示窓
    と、 前記高額分玉出し駆動機構のみに連動し、小額分の玉出
    し動作ごとに前記玉出し表示回転体を所定角度回転さ
    せ、前記表示窓より確認できるカウント表示を1ずつ減
    少させて、高額分の玉出し動作終了時に0とする玉出し
    表示回転体駆動機構と、を有することを特徴とする玉貸
    機。
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