JPH0615636U - 眼科用容器 - Google Patents

眼科用容器

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JPH0615636U
JPH0615636U JP6053792U JP6053792U JPH0615636U JP H0615636 U JPH0615636 U JP H0615636U JP 6053792 U JP6053792 U JP 6053792U JP 6053792 U JP6053792 U JP 6053792U JP H0615636 U JPH0615636 U JP H0615636U
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JP
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ophthalmic
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泰吉 柳原
誠 中川
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 中空成形品の眼科用容器において、その流出
口側端部の形状を面倒なバリ取りを行なわずに整えて、
容器を安全に使用できるものとすると共に、後加工の作
業を軽減する。 【構成】 中空成形品の容器本体10の閉塞された流出
口側端部に中栓28を取り付け、流出口側端部に存在す
るバリを中栓28の内部に隠すと共に、該中栓28の針
状凸部38を閉塞部22から容器本体10内に挿通させ
ることによって、容器本体10を開封させ、その後の容
器の開閉は、中栓28に対するキャップ46の取付け、
取外しにより行なうようにした。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】
本考案は、眼科用容器、特に数ml〜100ml程度の液体を収容する眼科用容器 に係り、中でも使用直前まで内部に収容された液体を密封状態で保存することが できる容器に関するものである。
【0002】
【背景技術】
従来より、目薬容器(容量3ml〜20ml程度)や、コンタクトレンズ用の洗浄 液、保存液の容器(容量20ml〜100ml程度)といった眼科用容器の主なもの には、その流出口に、細い通液路を有する中栓が取り付けられ、滴下液量を調節 し得るようになっている一方、該中栓には、それを覆蓋して、その通液路を閉塞 し、収容液体の漏出を防止するキャップが取り付けられるようになっている。而 して、このような眼科用容器では、内部を完全には密封状態とすることができな いことから、使用開始前に液体が微生物等の汚染を受けたり、内容成分が蒸発す る恐れがあるという問題を抱えている。
【0003】 これに対して、中空成形品の容器内部に所定の液体を充填した状態で、その流 出口側の端部を閉塞してなる、密封状態の眼科用容器が知られている。この容器 では、該閉塞された流出口側端部に針等で小さな穴が開けられることによって液 体吐出口が設けられ、使用時に始めて開封されるようになっていることから、使 用開始前に内部の液体が微生物等の汚染を受けたり、内容成分が蒸発するという 問題が生じない優れた利点を有している。そして、最近では、パリソンの流出口 側端部を除く部位を中空成形し、所定の液体を注入した後に、該成形体の流出口 側端部部分を閉塞状態に成形することによって、容器の成形と同時に液体を充填 して、密封する方法も実施されてきている。
【0004】 而して、中空成形では、パーティングラインにバリが生じ易く、特に容器の成 形と同時に液体の充填を行なう、上述の如き成形法を実施する場合には、パリソ ンの流出口側端部の成形が、その材料温度がかなり低下した時に行なわれるため 、細かい形状が現出し難くなり、多くのバリが生じる問題がある。そして、目薬 容器等において、その流出口側端部部分に上記の如きバリがある場合には、容器 としての美感を損ねるばかりでなく、点眼時に恐怖感を与え、また大変危険でも あるため、製造メーカーでは、容器の一本ずつについて、バリをガスバーナー等 で焼いて、取り除いているのである。しかしながら、そのような後加工を行なっ ても、バリを十分に取り除くことができるとは言えず、またそのような作業は大 変に面倒であった。
【0005】
【解決課題】
本考案は、このような事情を背景として為されたものであって、その解決課題 とするところは、中空成形品からなる眼科用容器において、その流出口側端部の 形状を面倒なバリ取りを行なわずに整えて、容器を安全に使用できるものとする と共に、後加工の作業を軽減することにある。
【0006】
【解決手段】
そして、上記の課題を解決するために、本考案にあっては、(a)中空成形品 にして、流出口側の端部が閉塞されて、内部に所定の液体が封入されてなる密封 状態の容器本体と、(b)有底筒状を呈し、底部の内側面に中空の針状凸部が設 けられていると共に、底部の外側面に該針状凸部の中空部位に連通する液体吐出 口が設けられてなり、内側面にて、前記容器本体の閉塞された流出口側端部に取 り付けられ、該針状凸部が該容器本体の閉塞された流出口側端部から該容器本体 内に挿通せしめられることによって、該容器本体を開封する中栓と、(c)該中 栓に取り付けられて、前記液体吐出口を覆蓋するキャップとを、含むことを特徴 とする眼科用容器を、その要旨とするものである。
【0007】
【作用・効果】
要するに、本考案に係る眼科用容器では、中空成形品の容器本体が使用時まで 密封状態に保たれるために、内部の液体が汚染されたり、内容成分が蒸発する等 の問題がない特徴を有している。また、使用に際しては、該容器本体の閉塞され た流出口側端部に中栓を取り付け、該中栓の針状凸部を、容器本体の閉塞された 流出口側端部から該容器本体内に挿通せしめることによって、簡単に開封するこ とができるのである。そして、かかる中栓を取り付けたまま、その針状凸部及び 液体吐出口を通じて、液体が取り出されるようになっており、その後の容器の開 閉は、該中栓へのキャップの取付け、取外しによって、行なうようになっている のである。
【0008】 つまり、かかる眼科用容器にあっては、中空成形品の容器本体の流出口側端部 が中栓にて覆われることによって、該流出口側端部に存在するバリが該中栓の内 部に隠されるようになると共に、該流出口側端部の外形形状が中栓の外形形状に て与えられるようになっているのである。それ故に、容器本体のバリ取り作業を 行なわずに、中栓を取り付けるだけで、極めて簡便に流出口側端部の外形形状を 整えることができ、後加工の作業が大幅に軽減され得るのである。そして、これ により、眼科用容器の美感の向上は勿論、その使用上の安全性が有利に高められ 得たのである。
【0009】
【実施例】
以下に、本考案をより具体的に明らかにするために、本考案に従う構造を有す る眼科用容器の代表的な実施例について、図面に基づいて、詳細に説明すること とする。
【0010】 先ず、図1には、本考案に係る眼科用容器の一実施例が示されている。そこに おいて、中空成形品である容器本体10は、円筒状の側壁部12と底壁部14を 有し、内部には所定の液体16が収容されている。また、該容器本体10の流出 口側端部は、図2及び図3に示されているように、先端に向かって段階的に径が 小さくされており、大径側より回り止め部18、雄ねじ部20、閉塞部22が順 に形成されている。
【0011】 そして、容器本体10は、閉塞部22にて、その流出口側端部が閉塞されてい ることにより、使用時まで容器内部が密封され、内部の液体16が微生物等にて 汚染されたり、内容成分が蒸発したりすることが良好に防止されるようになって いる。一方、使用する際には、該閉塞部22の端面に図1の如くに穴が開けられ ることによって、容器本体10が開封されるのである。なお、本実施例では、図 2より明らかなように、該容器本体10の閉塞部22の端面において、成形によ るパーティングライン24が中央部分から偏倚させられており、穴が開け易いよ うになっている。
【0012】 また、容器本体10における前記回り止め部18には、周方向に等間隔に、4 つの係合突起26が形成されており、後述する中栓28の係合突起44と係合し 合うようになっている。なお、それら係合突起26のうちのパーティングライン 24上に位置するものについては、バリができ難いように、図3の左側に示され る如く、縦断面形状が三角形状とされている。更に、前記雄ねじ部20について も、バリができ難いように、パーティングライン24上にはねじ山が形成されて いない。
【0013】 なお、このような容器本体10は、公知のブロー成形手法に従って成形され得 るものであり、内部に液体が注入された状態で流出口側端部が閉塞されて、密封 状態とされる。而して、より有利には、パリソンの流出口側端部を除く部位を中 空成形し、所定の液体を注入せしめた後、該成形体の前記流出口側端部部分を閉 塞状態に成形することによって、容器本体10の成形と同時に液体の注入を行な い、更に密封してしまう方法が選択されることとなる。この方法は、容器本体1 0の成形と同時に液体の注入を行なうため、液体の注入に先立って、容器の洗浄 ・消毒・乾燥等を行なう必要がない利点を有しているのである。
【0014】 そして、このような容器本体10の閉塞された流出口側端部に対して、略有底 円筒状を呈する中栓28が、その内側面にて取り付けられるようになっている。 この中栓は、図4及び図5に示されているように、側壁部30の内周面に雌ねじ 32が形成されていると共に、外周面に雄ねじ34が形成されている。また、底 部36の内側面に中空の針状凸部38が一体に設けられていると共に、外側面に 該針状凸部38の中空部位に連通する液体吐出口43が一体に設けられている。 更に、中栓28の側壁部30の開口部内周面には、8つの係合突起44が周方向 に等間隔に形成されている。
【0015】 また、図6〜図8に拡大して示されているように、前記中空の針状凸部38は 、円筒形状の基部39と円錐形状の先端部40とが4本の柱部41にて連結され た形態を有し、該柱部41の間に形成される四方向に延びる間隙42にて、中空 部位が中栓28の内側空間に連通せしめられている。そしてそれにより、該針状 凸部38の中空部位及び前記液体吐出口43を通じて、中栓28の内側空間と外 側空間が互いに連通されるようになっているのである。なお、該針状凸部38の 形状は何等限定されるものではなく、例えば、図9、図10のように、前記間隙 42を三方向や二方向に延びるものに変更しても良い。
【0016】 そして、かかる中栓28は、その側壁部30の雌ねじ32にて、前記容器本体 10の雄ねじ部20に螺合されることにより、前記閉塞された流出口側端部に取 り付けられるようになっている。そして、一旦、容器本体10に取り付けられる と、容器本体10の係合突起26と中栓28の係合突起44が互いに係合し合う ことによって、取り外しが阻止され、中栓28は容器本体10に一体的に固着さ れるようになっているのである。即ち、それら係合突起26,44から回り止め 機構が構成されているのである。
【0017】 また、その取付時に、中栓28の前記針状凸部38が容器本体10の前記閉塞 部22の端面から容器本体10内に挿通せしめられることによって、容器本体1 0が開封され、中栓28の中空部位及び液体吐出口43を通じて、内部の液体1 6が外部へ取り出されるようになっているのである。なお、中栓28を、容器本 体10に比して硬い成形材料で成形することによって、そのような開封が容易に 行なわれることとなる。
【0018】 しかも、そうして中栓28が取り付けられることにより、容器本体10の流出 口側端部が中栓28にて覆われて、該流出口側端部に存在するバリが、該中栓2 8の内部に隠されるようになると共に、該中栓28の外形形状にて流出口側端部 部分の外形形状が与えられるようになっているのである。それ故に、容器本体1 0のバリ取り作業を行なわずに、中栓28を取り付けるだけで、極めて簡便に流 出口側端部部分の外形形状を整えることができ、以て美感の向上を図り得ると共 に、後加工の作業が大幅に軽減され得るのである。そして、該眼科用容器の使用 上の安全性が有利に高められるのである。なお、中栓28としては、公知の各種 成形法によって成形された外形形状の整ったものが用いられ得るが、射出成形品 が好適に用いられることとなる。
【0019】 さらに、かかる中栓28に対しては、図11及び図12に示されている如き有 底円筒状のキャップ46が、その側壁部内周面に形成された雌ねじ48にて、中 栓28の前記雄ねじ34に螺合されることによって、取り付けられ、前記液体吐 出口43を覆蓋するようになっている。なお、雌ねじ48は、側壁部内周面の対 向する二箇所部分(図11,12で左右に対向する部分)において、所定の長さ で設けられており、その他の部分は平滑な面となっている。また、キャップ46 の底壁部の内側面には、同一円周上に形成された複数の爪50内に円板状のパッ キン52が固着されるようになっており(図1参照)、キャップ46を中栓28 に取り付けた際に、中栓28の液体吐出口43が該パッキン52に押し付けられ ることによって、液体16の漏れが防止されるようになっている。
【0020】 そして、容器本体10に中栓28を取り付けた後の該眼科用容器の開閉は、中 栓28に対するキャップ46の取付け、取外しによって行なわれることとなるが 、中栓28と容器本体10の間には前述した如き回り止め機構(26,44)が 設けられているために、中栓28が誤って外れることはないのである。
【0021】 以上、本考案の代表的な実施例について、詳細に説明してきたが、本考案が、 そのような実施例の記載によって、何等の制約をも受けるものでないことは、言 うまでもないところである。また、本考案には、上記の実施例の他にも、本考案 の趣旨を逸脱しない限りにおいて、当業者の知識に基づいて種々なる変更、修正 、改良等を加え得るものであることが、理解されるべきである。
【0022】 例えば、前記実施例では、容器本体10と中栓28の取付け、及び中栓28と キャップ46の取付けが何れも螺合によって行なわれていたが、ワンタッチ式の 嵌合によって行なうこともできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る眼科用容器の一実施例を示す縦断
面図である。
【図2】図1の眼科用容器の容器本体を示す平面図であ
る。
【図3】図2におけるIII −III 線断面を示す断面説明
図である。
【図4】図1の眼科用容器の中栓を示す図であり、左半
截は正面図、右半截は縦断面図を示している。
【図5】図4の中栓の底面図である。
【図6】図4の中栓の針状凸部を拡大して示す正面図で
ある。
【図7】図6の針状凸部の縦断面図である。
【図8】図7におけるVIII−VIII線断面を示す断面図で
ある。
【図9】針状凸部の別の形状を示す図8に対応する断面
図である。
【図10】針状凸部のまた別の形状を示す図8に対応す
る断面図である。
【図11】図1の眼科用容器のキャップを示す図であ
り、左半截は正面図、右半截は縦断面図を示している。
【図12】図11のキャップの底面図である。
【符号の説明】
10 容器本体 16 液体 18 回り止め部 20 雄ねじ部 22 閉塞部 24 パーティングライン 26 係合突起 28 中栓 32 雌ねじ 34 雄ねじ 38 針状凸部 43 液体吐出口 42 間隙 44 係合突起 46 キャップ 48 雌ねじ

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中空成形品にして、流出口側の端部が閉
    塞されて、内部に所定の液体が封入されてなる密封状態
    の容器本体と、 有底筒状を呈し、底部の内側面に中空の針状凸部が設け
    られていると共に、底部の外側面に該針状凸部の中空部
    位に連通する液体吐出口が設けられてなり、内側面に
    て、前記容器本体の閉塞された流出口側端部に取り付け
    られ、該針状凸部が該容器本体の閉塞された流出口側端
    部から該容器本体内に挿通せしめられることによって、
    該容器本体を開封する中栓と、 該中栓に取り付けられて、前記液体吐出口を覆蓋するキ
    ャップとを、 含むことを特徴とする眼科用容器。
  2. 【請求項2】 前記容器本体に対する前記中栓の取付
    け、及び前記中栓に対する前記キャップの取付けが、何
    れも螺合によって為されると共に、該容器本体と該中栓
    との間にそれらの取外しを阻止する回り止め機構が設け
    られていることを特徴とする請求項1記載の眼科用容
    器。
  3. 【請求項3】 前記容器本体が、その流出口側端部を除
    く部位を中空成形し、所定の液体を注入せしめてなる成
    形体を用い、該成形体の前記流出口側端部部分を閉塞状
    態に成形して、完成されたものであることを特徴とする
    請求項1又は2に記載の眼科用容器。
  4. 【請求項4】 前記容器本体の閉塞された流出口側端部
    において、成形によるパーティングラインが、前記中栓
    の針状凸部が挿入される位置から偏倚させられているこ
    とを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の眼科用
    容器。
  5. 【請求項5】 前記中栓が、前記容器本体に比して硬い
    成形材料で成形されていることを特徴とする請求項1乃
    至4の何れかに記載の眼科用容器。
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JP2013518654A (ja) * 2010-02-04 2013-05-23 ラボラトワール テア 点滴式分配用ヘッドを備えた液体の包装用ボトル

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