JPH06157010A - 安定化した過炭酸ソーダ組成物及びその製造方法 - Google Patents

安定化した過炭酸ソーダ組成物及びその製造方法

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JPH06157010A
JPH06157010A JP31224992A JP31224992A JPH06157010A JP H06157010 A JPH06157010 A JP H06157010A JP 31224992 A JP31224992 A JP 31224992A JP 31224992 A JP31224992 A JP 31224992A JP H06157010 A JPH06157010 A JP H06157010A
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sodium percarbonate
starch
water
stability
added
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JP31224992A
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Inventor
Hiromi Sasaki
広美 佐々木
Yoji Ueda
洋史 上田
Yasushi Muneno
靖 宗野
Sunao Yamamoto
素直 山本
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Central Glass Co Ltd
Original Assignee
Central Glass Co Ltd
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C01INORGANIC CHEMISTRY
    • C01BNON-METALLIC ELEMENTS; COMPOUNDS THEREOF; METALLOIDS OR COMPOUNDS THEREOF NOT COVERED BY SUBCLASS C01C
    • C01B15/00Peroxides; Peroxyhydrates; Peroxyacids or salts thereof; Superoxides; Ozonides
    • C01B15/055Peroxyhydrates; Peroxyacids or salts thereof
    • C01B15/10Peroxyhydrates; Peroxyacids or salts thereof containing carbon
    • C01B15/106Stabilisation of the solid compounds, subsequent to the preparation or to the crystallisation, by additives or by coating

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Inorganic Chemistry (AREA)
  • Detergent Compositions (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】保存安定性に優れた過炭酸ソーダ及びその製造
方法を提供する。 【構成】過炭酸ソーダに安定剤としてデンプンもしくは
/およびデンプン誘導体を添加し、さらに他の無機物お
よび/または有機物をコーティングする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、保存安定性に優れた過
炭酸ソーダ及びその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術とその解決しようとする課題】本発明は、
保存安定性に優れた過炭酸ソーダに関するものである。
過炭酸ソーダは過ホウ酸ソーダとならび代表的な漂白剤
である。塩素系の漂白剤と較べて漂白効果は若干劣る
が、その漂白作用は温和であり、合成繊維や動植物繊維
さらには染色された繊維にたいしても布地を損ねたり、
色落ちが無いなどの特徴を持つため家庭用、業務用の漂
白剤として非常に有用である。その中で、家庭用の漂白
剤の大きな使用目的は洗濯時の漂白であり、一般の洗剤
と混合して使用することによって漂白効果は相乗的に大
きくなる。
【0003】しかしながら、過炭酸ソーダは保存安定性
が悪く、貯蔵中に空気中の水分等の影響により速やかに
有効酸素を失うという欠点がある。さらにはゼオライト
の多くはこの過炭酸ソーダの分解を非常に促進する。家
庭用の洗剤には通常硬水を軟水化するためのビルダーと
してゼオライトが配合されており、この洗剤と過炭酸ソ
ーダを配合すると非常に速やかに有効酸素を失い、漂白
剤としての機能を失う。そのため、通常、家庭用洗剤へ
の過炭酸ソーダの配合はほとんど行なわれておらず、洗
濯を行なう時に洗剤と過炭酸ソーダを別々に添加し、使
用する必要があった。
【0004】上記の欠点を改良するため、一般には 過炭酸ソーダ製造原料中の不純物を低減させる。 過酸化水素安定剤を添加する。 有機物、無機物によって過炭酸ソーダを被覆する。 等の方法が検討されてきた。
【0005】これらの方法において、まずの方法はE
DTAやNTA等のキレート剤によって金属イオンを封
鎖した炭酸ナトリウムを用いて過炭酸ソーダを製造する
方法である。又、の方法は燐酸塩、珪酸塩等によって
過酸化水素を安定化させた過炭酸ソーダを得る方法であ
る。以上の方法は単に過炭酸ソーダを安定化する方法で
あり、過炭酸ソーダ単体で使用する場合には問題無い
が、ゼオライトと配合した場合には安定化の効果はほと
んど無い。の方法はパラフィンやホウ酸塩等によって
過炭酸ソーダを被覆する方法であり、安定性は良好であ
るが前者は水に対する溶解性が無く、使用時に水中に投
入しても過炭酸ソーダが水に溶解せず、実用性がない。
又、後者は水に溶解するが、ゼオライトに対する安定性
が不十分であり洗剤と混合した時の安定性は満足できる
ものではない。
【0006】この様に洗剤に混合する過炭酸ソーダに要
求される性能としては、まず洗剤中で安定性が高いこ
と、さらに、水中で速やかに溶解することなどが挙げら
れる。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記の如
き欠点を鑑み、種々検討の結果、過炭酸ソーダに特定の
安定剤を添加・造粒し顆粒状とした後、無機物および/
または有機物のコーティングを行なうことで家庭用の洗
剤もしくは洗剤に用いられているゼオライトに対して安
定で、かつ、水溶性の良好な過炭酸ソーダを製造する方
法を見いだした。
【0008】すなわち本発明は、デンプンもしくは/お
よびデンプン誘導体を含むことを特徴とする安定な過炭
酸ソーダ組成物およびデンプンもしくは/およびデンプ
ン誘導体を含む安定剤を添加・造粒し、顆粒状とした過
炭酸ソーダにさらに他の無機物および/または有機をコ
ーティングすることを特徴とする過炭酸ソーダの製造方
法を提供するものである。
【0009】通常、過炭酸ソーダを被覆する目的は被覆
によって空気中の水分やゼオライトとの接触を絶ち、過
炭酸ソーダを安定化させるためであるが、この目的のた
めには水分の透過性の小さいパラフィン等の水不溶性材
料が好ましく、事実パラフィンを用いて被覆を行なうと
水分やゼオライトに対して非常に安定な過炭酸ソーダを
得ることが出来る。しかしながらパラフィンは水に対す
る溶解性が無いため、水中に投じても過炭酸ソーダは殆
ど溶解しない。一方、水に対する溶解性を重視して水溶
性の高分子材料等の水に溶け易い材料を用いて被覆を行
なった場合、過炭酸ソーダの溶解性は良好であるが、高
分子材料そのものが水分を透過もしくは吸着し、過炭酸
ソーダの安定性を損なう。
【0010】本発明者らは種々検討の結果、水溶性の材
料としてデンプンもしくはその誘導体を添加し、造粒す
ることによって顆粒状過炭酸ソーダ内部の結晶粒子を被
覆し、洗剤に対して非常に安定となり本発明に至ったも
のである。さらに効果的にはデンプンもしくはデンプン
誘導体を添加造粒した過炭酸ソーダにさらに有機物もし
くは無機物のコーティングを行なうことで洗剤に対して
より安定な過炭酸ソーダとすることも可能であった。
【0011】以下詳細に本発明を説明する。本発明で用
いるデンプンもしくはデンプン誘導体についてはデンプ
ンおよびデンプンの分子鎖を切り可溶化したデキストリ
ン等が好適である。又、その添加量については添加量が
少ないと効果が小さく、添加量が多いと過炭酸ソーダの
有効酸素含量が低下するため1〜20%が好適である。
又、デンプンの耐水性を高め、安定性を向上させるため
にデンプンの分子を架橋する為の各種の架橋剤、例えば
メラミン等の添加も効果的である。さらに通常用いるマ
グネシウム塩やその他の安定剤の併用は全く問題なく使
用可能である。デンプンを用いる場合は40〜90℃の
温水にデンプンを投入しよく混合・溶解させたのち必要
量の水を補給し過炭酸ソーダに添加し、造粒・乾燥す
る。造粒・乾燥は過炭酸ソーダの場合に通常行なわれる
方法で構わない。
【0012】次に、デンプンの効果をより高めるために
デンプンを添加、造粒した顆粒状過炭酸ソーダの表面を
さらに有機物、無機物のコーティング剤を用いてコーテ
ィングを行ってもよい結果が得られる。有機のコーティ
ング剤には通常よく用いられるポリエチレングリコール
やデンプン等が、又、無機のコーティング剤としては炭
酸ソーダ、重曹、ホウ酸等の一般的によく用いられるコ
ーティング剤でよく、コーティング方法についても通常
の方法すなわち流動層中で過炭酸ソーダを加熱しながら
コーティング剤の水溶液をスプレーし、乾燥する等の方
法が効果的である。
【0013】
【実施例】以下、実施例にて本発明の効果を説明する。 実施例1 デンプン15gおよびデキストリン38gを70℃の温
水110g中に入れ5分間攪拌・溶解させた。別に過炭
酸ソーダ粉末600gと硫酸マグネシウム1.2gをよ
く混合しておく。この過炭酸ソーダ粉末にデンプン−デ
キストリン溶液を添加し10分間混合した後、2軸押し
出し式造粒機(不二パウダル(株)製)を用いて造粒
し、流動層乾燥機を用いて乾燥した。得られた顆粒状過
炭酸ソーダについて市販の洗剤用ゼオライトおよび洗剤
を用いた安定性を以下の方法により測定した。測定結果
を表1に示した。
【0014】[対洗剤安定性測定法]合成ゼオライト2
0%、水分2%を含む直鎖アルキルベンゼンスルホン酸
ソーダ系重質洗剤(市販品)90%に得られた顆粒状過
炭酸ソーダ10%を配合して、40℃、80%RHの恒
温恒湿槽内に2週間放置して、有効酸素の残存率を測定
し、対洗剤安定性とする。
【0015】
【表1】
【0016】実施例2 実施例1の方法で製造したデンプン−デキストリン溶液
にさらにデンプンの耐水性を向上させる為の架橋剤とし
てメラミンを0.5g添加した以外は実施例1と同じ方
法により顆粒状過炭酸ソーダを製造し、安定性を測定し
た。
【0017】実施例3 実施例2の方法で製造した顆粒状過炭酸ソーダ500g
を加熱流動層中で60℃に保ちながら、実施例2の方法
で製造したデンプン、デキストリン、メラミン水溶液の
コーティング剤75gを噴霧し、被覆を行なった。得ら
れた被覆過炭酸ソーダを実施例1の方法にて安定性を測
定した。
【0018】実施例4 実施例2の方法で製造した顆粒状過炭酸ソーダ500g
を加熱流動層中で60℃に保ちながら、50℃の10重
量%のホウ酸水溶液260gを噴霧し、ホウ酸にて被覆
を行なった。得られた被覆過炭酸ソーダを実施例1の方
法にて安定性を測定した。
【0019】比較例1 過炭酸ソーダ粉末600gと硫酸マグネシウム1.2g
をよく混合し、イオン交換水を加えて水分を10〜15
%とし、2軸押し出し式造粒機(不二パウダル(株)
製)を用い造粒し、流動層乾燥機を用いて乾燥した。こ
の顆粒状過炭酸ソーダ500gを加熱流動層中で60℃
に保ちながら、50℃の10重量%のホウ酸水溶液50
0gを噴霧し、ホウ酸にて被覆を行なった。得られた被
覆過炭酸ソーダを実施例1の方法にて安定性を測定し
た。
【0020】
【発明の効果】本発明により、保存安定性に優れた過炭
酸ソーダで、特に洗剤に用いられるゼオライトに対して
安定な過炭酸ソーダの提供ができる。
フロントページの続き (72)発明者 山本 素直 山口県宇部市大字沖宇部5253番地 セント ラル硝子株式会社宇部研究所内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 デンプンもしくは/およびデンプン誘導
    体を含むことを特徴とする安定化した過炭酸ソーダ組成
    物。
  2. 【請求項2】 デンプンもしくは/およびデンプン誘導
    体を含む安定剤を添加・造粒し、顆粒状とした過炭酸ソ
    ーダにさらに他の無機物および/または有機物をコーテ
    ィングすることを特徴とする過炭酸ソーダの製造方法。
JP31224992A 1992-11-20 1992-11-20 安定化した過炭酸ソーダ組成物及びその製造方法 Pending JPH06157010A (ja)

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