JPH0615764U - 車輌用塗装ブース - Google Patents

車輌用塗装ブース

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JPH0615764U
JPH0615764U JP059084U JP5908492U JPH0615764U JP H0615764 U JPH0615764 U JP H0615764U JP 059084 U JP059084 U JP 059084U JP 5908492 U JP5908492 U JP 5908492U JP H0615764 U JPH0615764 U JP H0615764U
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booth
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 塗装を乾燥する時に、完全にクリーンな乾燥
空気によって塗装をきれいに乾燥でき、且つ、車輌の塗
装と乾燥を能率良く行うことができる車輌用塗装ブース
を提供する。 【構成】 車輌CRを収容するブース1の一側面又は両
側面に、開閉用モータ15Mによって開閉作動される開
閉扉10を取付け、この開閉扉10の内側面に遠赤外線
放射乾燥機11を取付ける。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、各種の車輌を塗装する場合に使用する塗装ブース(塗装室)の改良 に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
工場等に設置して車輌の塗装に使用する従来の塗装ブースは、前面と一側面又 は両側面に車輌を出し入れする開閉扉を設けて、塗装時は、送風ファン(シロッ コファン)を用いて強制的に排気量と同量の給気を行って室内を換気する一方、 乾燥時には、排気をストップして強制的に新鮮な空気を取り込み、且つ、温風機 (バーナー)で暖めた乾燥空気を室内に送り込むことにより、室内を塗装の乾燥 に適した温度に上昇させる仕組みに成っている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
所が、以上の如く構成した従来の塗装ブースは、温風機(バーナー)によって 暖められた乾燥空気をそのまま室内に送り込んで塗装を乾燥するため、バーナー の燃焼時に発生する微粒子を始めとする各種の塵埃が乾燥空気と一緒に室内に送 り込まれてこれ等の塵埃が塗装面に付着して塗装を汚す問題があった。
【0004】 また、上記の乾燥空気を室内の天井面に設けたフイルタを通して供給すること により、上記の各種塵埃を捕集して乾燥空気のクリーン化を図ることが考えられ たが、温度を落さずに乾燥空気を通気させるにはあまり高性能なフイルタを使用 できないから、各種塵埃をフイルタで完全にシャットアウトすることができず、 どうしても乾燥空気と共に微細粉塵が室内に送り込まれてこれが塗装面を汚して しまう原因と成っていた。
【0005】 従って本考案の技術的課題は、乾燥時に完全にクリーンな乾燥空気によって塗 装をきれいに乾燥でき、更に、車輌の塗装と乾燥を効率良く行うことができる塗 装用ブースを提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記の技術的課題を解決するために本考案で講じた手段は以下の如くである。 室内の天井面側からフイルタを通して清浄空気を供給し、塗装で汚れた含塵空 気を底面側から吸引して室外に排気する換気装置を具備し、且つ、正面と一側面 又は両側面に車輌を出し入れする開閉扉を設けて、この室内で車輌の塗装を行う ように構成した車輌用塗装ブースに於いて、
【0007】 (1) 上記一側面又は両側面に設けた開閉扉を電動によって上下に開閉作動す るスライド式の扉とすると共に、このスライド式開閉扉を含む室内の内側面には 、前面を開口した反射ケース体の内部に燃焼ガスの熱放射管を配管して、この熱 放射管から放射される遠赤外線を室内に向けて照射するように構成した遠赤外線 放射乾燥機を取付けること。
【0008】 (2) 熱放射管を配管した反射ケース体と、複数本の蛍光灯を取付けた照明ケ ース体とを一体化してスライド式開閉扉を構成する一方、この開閉扉には上記熱 放射管に燃焼ガスを送るバーナーと、燃料タンクを取付けること。
【0009】
【作用】
上記の手段は以下の如く作用する。 上記(1)で述べた手段によれば、室内を遠赤外線放射乾燥機から放射され るクリーンな遠赤外線によって乾燥するため、車輌の塗装を塵埃を付着させるこ となくきれいに、而かも、比較的短時間で乾燥することができると共に、ブース に対する車輌の出し入れは正面と一側面又は両側面に設けた開閉扉から自由に行 うことができ、更に、一側面又は両側面に設けた開閉扉は電動式で、而かも、遠 赤外線放射乾燥機と一体に上下に開閉作動するため、側面からの車輌の出し入れ を遠赤外線放射乾燥機に邪魔されることなく円滑に行うことを可能にする。
【0010】 上記(2)で述べた手段によれば、遠赤外線放射乾燥機の反射ケース体と、 蛍光灯を取付けた照明ケース体が、そのままブースの側面に設けたスライド式開 閉扉と成っているため、配管とか配線等が一切不要でブースの構成を著しく簡略 化でき、更に、遠赤外線放射乾燥機のバーナーと燃料タンクもこのスライド式開 閉扉に取付けられて一緒に開閉作動するから、車輌の出し入れをこれ等バーナー とか燃料タンク、或は、配管等に邪魔されずに円滑に行うことを可能にする。 以上の如くであるから、上記の手段によって上述した技術的課題を解決して、 前記従来の技術の問題点を解消することができる。
【0011】
【実施例】
以下に、上述した本考案に係る車輌用塗装ブースの好適な実施例を添付した図 面と共に詳細に説明する。 図1は本考案に係る車輌用塗装ブースの正面図を、図2はその側面図を、図3 は側面の開閉扉を開いて車輌をブースの内部に収容した状態を示した側面図を示 したものであって、これ等の図面に於いて、符号1で全体的に示したブースは正 面に車輌CRを出し入れする開閉扉2と作業員用出入口2aを設け、天井面には フイルタ3を設けると共に、床面Gに排気用のビット4が設けられていて、モー タ5Mによる給気ファン5の回転によって給気口5aより給気ダンパ5bを通し て吸引した外気を、ダクト5c及び5dを通し、且つ、上記の天井フイルタ3で 濾過した後、ブース1の室内1Tに給気し、更に、塗装によって汚れた含塵空気 は、排気ファン6の吸引作用を受けて上記のビット4を通して室外に吸引され、 フイルタ(図示せず)で濾過された後、外部に排気される仕組に成っている。
【0012】 また、7…は室内1Tの左右の傾斜した天井面に取付けた照明灯、8…はブー ス1の四隅に立設したガイド支柱、9はこれ等前後のガイド支柱8,8の間に夫 々上下作動自在に取付けた側壁板、9a…はこの側壁板9に設けた窓であって、 この窓9a…を備えた側壁板9は、図2或は図6に示す如くガイド支柱8,8の 間で常時ブース1の一側面又は両側面の上半分を閉じた状態に支持され、且つ、 図面に於いて上方へのみスライド開閉する仕組に成っている。
【0013】 更に、10は前後を夫々上記のガイド支柱8,8によって上下作動自在に、且 つ、図2或は図6に示す如くブース1の一側面又は両側面の下半分を閉じた状態 に支持される開閉扉であって、ブース1の一側面又は両側面の上半分と下半分は 、上述した側壁板9とこの開閉扉10によって常時閉じた状態に成っていて、こ れを開く場合は、操作盤18を操作して開閉用モータ15Mを起動すればよい。
【0014】 即ち、開閉用モータ15Mを起動して回転軸15を回転すると、この回転軸1 5に取付けたスプロケット14が上記開閉扉10に取付けたチェーン13を巻き 取って開閉扉10を引上げると共に、更にこのスプロケット14によるチェーン 13の巻き取りを進めると、開閉扉10の底面に取付けた係止片10aが図7の 如く上記の側壁板9を持ち上げ、最終的にはブース1の側面を図3の如く完全に 開いて室内1Tに対する車輌CRの出し入れを可能と成し、また、上記開閉用モ ータ15Mによるチェーン13の巻き上げは、引上げられた開閉扉10の上縁が リミットスイッチ17を押すと停止される仕組に成っている。
【0015】 次に、11Tと12…は上記開閉扉10の内側面に設けた反射ケース体と照明 ケース体であって、開閉扉10は図4並びに図5に示す如くこれ等の反射ケース 体11Tと複数の照明ケース体12…を一体形成することによって構成され、ま た、前面を開口して防護柵11cを取付けた反射ケース体11Tの内部には、バ ーナー11Rと、このバーナー11Rの燃焼ガスを放射する熱放射管11Sとか ら成る遠赤外線放射乾燥機11が取付けられ、更に上記の各照明ケース体12… 内には複数本の蛍光灯12S…が取付けられていて、遠赤外線の照射による室内 1Tの乾燥と蛍光灯12S…による室内1Tの照明を行う仕組に成っている。
【0016】 また、図5と図6並びに図7に於いて、11aは上記開閉扉10の外側面に設 けたバーナー11R用の燃料タンクで、11bは熱放射管11Sの排気筒であっ て、この排気筒11bは上端部を上記ガイド支柱8に取付けた排気ダクト16内 にスライド自在に嵌込まれている。更に、図2と図3に於いて21は開閉扉10 が上昇する時に上記蛍光灯12S…用のコード22を自動的に巻取るリールを示 す。また、図1、図2、図3に於いて19,19は床面Gに敷設したレールで、 車輌CRを図1或は図3の如くブース1の側面に設けた開閉扉10及び側壁板9 を上に開いて室内1Tに搬入したり、反対に搬出する時は、これ等レール19, 19上に移動自在に載置したキャリヤ20,20に車輌CRの各車輪を載せて行 う仕組に成っている。
【0017】 尚、図示した実施例ではブース1の両側面に開閉自在な開閉扉10と側壁板9 を設けて、車輌CRの出し入れをブース1のいずれの側面からも行えるように構 成しているが、これ等開閉自在な開閉扉10と側壁板9をいずれか一側面にのみ 設けて、他側面を固定式の壁面とする場合もある。また、この様に他側面を固定 式の壁面とした場合には、この壁面にも上述した遠赤外線放射乾燥機11と蛍光 灯12S…が取付けられることは勿論である。
【0018】 また、上記開閉扉10の接地面には近接スイッチ(図示せず)が設けられてい て、開閉扉10が上下に開閉作動している時はこの近接スイッチがOFFになっ て上記遠赤外線放射乾燥機11の運転を停止し、開閉扉10が完全に閉じて近接 スイッチがONした時だけ、該乾燥機11が運転して塗装を乾燥するように安全 対策が施されている。
【0019】 本考案に係る車輌用塗装ブースは以上述べた如き構成であるから、室内1Tに 対する車輌CRの出し入れは、正面側の開閉扉2を利用して行うことができ、ま た、操作盤18を操作して開閉用モータ15Mによって側面の開閉扉10と側壁 板9を上下に開閉作動することによって、側面からも自由に行うことができる。
【0020】 また、開閉扉10と側壁板9をガイド支柱8,8に沿って上下に開閉作動する 時は、遠赤外線放射乾燥機11と照明用の蛍光灯12S…が一体に成って上下動 するため、側面から車輌CRを出し入れする時は遠赤外線放射乾燥機11とか蛍 光灯12S…、或は、これ等の配管とか配線等に邪魔されずに円滑に行うことが できる。
【0021】 次いで、ブース1内で車輌CRの塗装を行う場合は、給気ファン5と排気ファ ン6の双方を作動して室内1Tの換気を強制的に行い、また、塗装を乾燥させる 場合は、排気ファン6を止めて給気ファン5による新鮮な空気の取り込みのみを 行うと同時に、遠赤外線放射乾燥機11から放射される遠赤外線によって室内1 Tをクリーンな状態で乾燥して、塗装面に塵埃を付着させることなくきれいに乾 燥することができる。
【0022】
【考案の効果】
以上述べた次第で、本考案に係る車輌用塗装ブースによれば塗装の乾燥を遠赤 外線放射乾燥機を用いてクリーンに行うことができるため、塗装面に塵埃を付着 させることなくきれいに乾燥して商品価値を高めることができると共に、車輌を 出し入れする側面の開閉扉自体に遠赤外線放射乾燥機と照明灯を取付け、更に、 この開閉扉には該乾燥機のバーナーと燃料タンクも取付けたため、乾燥機用の配 管とか照明灯用の配線が一切不要になって、ブースの簡略化と低コスト化を可能 と成し、且つ、側面からの車輌の出し入れもこれ等配管とか配線に邪魔されるこ となく円滑に行って、塗装作業の能率を大幅に向上できる利点を発揮できるもの であって、その実用的価値は極めて高い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る車輌用塗装ブースの全体構成を示
した正面図である。
【図2】同じく本考案の側面図である。
【図3】側面の開閉扉を開いて車輌を室内に収容した状
態を示した本考案の側面図である。
【図4】開閉扉の正面図である。
【図5】同じく開閉扉の平面図である。
【図6】開閉扉と側壁板が閉じている状態を示した側面
図である。
【図7】同じく開閉扉と側壁板が開いた状態を示した側
面図である。
【符号の説明】
1 ブース 1T 室内 CR 車輌 3 天井フイルタ 5 給気ファン 8 ガイド支柱 9 側壁板 10 開閉扉 11 遠赤外線放射乾燥機 11a 燃料タンク 11S 放射管 11R バーナー 11T 反射ケース体 12 照明ケース体 12S 蛍光灯 15M 開閉用モータ

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 室内の天井面側からフイルタを通して清
    浄空気を供給し、塗装で汚れた含塵空気を底面側から吸
    引して室外に排気する換気装置を具備し、且つ、正面と
    一側面又は両側面に車輌を出し入れする開閉扉を設け
    て、この室内で車輌の塗装を行うように構成した車輌用
    塗装ブースに於いて、 上記一側面又は両側面に設けた開閉扉を電動によって上
    下に開閉作動するスライド式の扉とすると共に、このス
    ライド式開閉扉を含む室内の内側面には、前面を開口し
    た反射ケース体の内部に燃焼ガスの熱放射管を配管し
    て、この熱放射管から放射される遠赤外線を室内に向け
    て照射するように構成した遠赤外線放射乾燥機を取付け
    たことを特徴とする車輌用塗装ブース。
  2. 【請求項2】 熱放射管を配管した反射ケース体と、複
    数本の蛍光灯を取付けた照明ケース体とを一体化してス
    ライド式開閉扉を構成する一方、この開閉扉には上記熱
    放射管に燃焼ガスを送るバーナーと、燃料タンクを取付
    けたことを特徴とする請求項1記載の車輌用塗装ブー
    ス。
JP1992059084U 1992-07-29 1992-07-29 車輌用塗装ブ―ス Expired - Lifetime JP2507949Y2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013215635A (ja) * 2012-04-04 2013-10-24 Kazushi Tomonari 保護コート膜の製造方法およびそれに用いるブース
JP2016043343A (ja) * 2014-08-26 2016-04-04 株式会社アペックス 自動車コーティング施工方法並びにコーティング専用施工ブース

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013215635A (ja) * 2012-04-04 2013-10-24 Kazushi Tomonari 保護コート膜の製造方法およびそれに用いるブース
JP2016043343A (ja) * 2014-08-26 2016-04-04 株式会社アペックス 自動車コーティング施工方法並びにコーティング専用施工ブース

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