JPH0615875B2 - 遠心送風機の羽根車 - Google Patents
遠心送風機の羽根車Info
- Publication number
- JPH0615875B2 JPH0615875B2 JP60036308A JP3630885A JPH0615875B2 JP H0615875 B2 JPH0615875 B2 JP H0615875B2 JP 60036308 A JP60036308 A JP 60036308A JP 3630885 A JP3630885 A JP 3630885A JP H0615875 B2 JPH0615875 B2 JP H0615875B2
- Authority
- JP
- Japan
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- core plate
- impeller
- auxiliary
- protrusion
- mandrel
- Prior art date
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- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、遠心送風機の羽根車に係わり、更に詳しく
は、羽根、心板及び側板が一体成形される羽根車の改良
に関する。
は、羽根、心板及び側板が一体成形される羽根車の改良
に関する。
[従来の技術] 遠心送風機の羽根車は、たとえば特開昭53−1342
08号公報や特開昭53−134209号公報に記載さ
れているように、側板と、側板の内径よりも大きな外径
をもつ心板と、心板の中心に配置され、回転軸に嵌合す
るための孔をもつボスと、一つの円上に位置しかつこの
円の半径線に対してある角度で傾けて心板と側板との間
に配置されかつこれらに結合されている羽根とを具備し
ていて、回転すると、流体が側板にある中央開口から羽
根に導びかれ、羽根によって圧力を受け、側板及び心板
の間から吐出されるようになっている。
08号公報や特開昭53−134209号公報に記載さ
れているように、側板と、側板の内径よりも大きな外径
をもつ心板と、心板の中心に配置され、回転軸に嵌合す
るための孔をもつボスと、一つの円上に位置しかつこの
円の半径線に対してある角度で傾けて心板と側板との間
に配置されかつこれらに結合されている羽根とを具備し
ていて、回転すると、流体が側板にある中央開口から羽
根に導びかれ、羽根によって圧力を受け、側板及び心板
の間から吐出されるようになっている。
このような羽根車は、一般に羽根、心板及び側板を別々
につくり、これらを組み立てることによって製作されて
いる。しかし、組み立て精度のばらつきを避けられず、
寸法精度及び機械的強度が低いばかりか、大きさ、位置
及び角度の異なる不つりあいを多数もつことになるた
め、組み立てた後に動的つりあいの調整作業を必須と
し、更に接合が経年変化などによって弱くなり分解する
おそれもある。このため、一部を合成軸脂によって一体
成形し、樹脂成形された残部を接合すること、あるいは
全体を合成樹脂によって一体成形することが提案されて
いる。たとえば、実開昭57−89897号公報には、
心板及び羽根を一体成形し、側板を別成形し、これらを
溶剤などによって接合した羽根車が記載されている。更
に、特公昭52−49569号公報及び実開昭54−1
17508号公報には、流体入口側にある側板の内径を
流体出口側にある心板の外径よりも大きくして、羽根、
心板及び側板を二つの成形型によって一体成形している
羽根車が記載されている。
につくり、これらを組み立てることによって製作されて
いる。しかし、組み立て精度のばらつきを避けられず、
寸法精度及び機械的強度が低いばかりか、大きさ、位置
及び角度の異なる不つりあいを多数もつことになるた
め、組み立てた後に動的つりあいの調整作業を必須と
し、更に接合が経年変化などによって弱くなり分解する
おそれもある。このため、一部を合成軸脂によって一体
成形し、樹脂成形された残部を接合すること、あるいは
全体を合成樹脂によって一体成形することが提案されて
いる。たとえば、実開昭57−89897号公報には、
心板及び羽根を一体成形し、側板を別成形し、これらを
溶剤などによって接合した羽根車が記載されている。更
に、特公昭52−49569号公報及び実開昭54−1
17508号公報には、流体入口側にある側板の内径を
流体出口側にある心板の外径よりも大きくして、羽根、
心板及び側板を二つの成形型によって一体成形している
羽根車が記載されている。
[発明が解決しようとする課題] これらのうち、全体を一体成形された羽根車は、組み立
て後に動的つりあいの調整を必要としないので製作を低
コストでおこなえ、しかも寸法精度及び機械的強度の高
いものにすることができるが、心板外径を側板内径より
も小さくしなけらばならず、このため羽根車の平均外径
が小さくなり、羽根車の大きさの割には少風量しか得ら
れない。羽根車の回転数を増大させればそれに伴って風
量も増加できるが、反面騒音も大きくなるため、空気調
和装置における天井設置形ユニットのように、できるだ
け静粛であることが要求される機器に適さないという欠
点がある。
て後に動的つりあいの調整を必要としないので製作を低
コストでおこなえ、しかも寸法精度及び機械的強度の高
いものにすることができるが、心板外径を側板内径より
も小さくしなけらばならず、このため羽根車の平均外径
が小さくなり、羽根車の大きさの割には少風量しか得ら
れない。羽根車の回転数を増大させればそれに伴って風
量も増加できるが、反面騒音も大きくなるため、空気調
和装置における天井設置形ユニットのように、できるだ
け静粛であることが要求される機器に適さないという欠
点がある。
更に、特開昭53−134208号公報や特開昭53−
134209号公報などに記載されているような全体を
組み立てる羽根車や、一部を合成樹脂によって一体成形
し、これとは別に樹脂成形された残部を接着剤などで接
合するようにした実開昭57−89897号公報記載の
ものは、組み立てた羽根車の寸法精度及び機械的強度が
低く、組み立て後に動的つりあいの調整作業を必須とす
るだけでなく、接合部分が接着剤の経年変化などによっ
て一体成形された本体部分から分離してしまう欠点があ
った。
134209号公報などに記載されているような全体を
組み立てる羽根車や、一部を合成樹脂によって一体成形
し、これとは別に樹脂成形された残部を接着剤などで接
合するようにした実開昭57−89897号公報記載の
ものは、組み立てた羽根車の寸法精度及び機械的強度が
低く、組み立て後に動的つりあいの調整作業を必須とす
るだけでなく、接合部分が接着剤の経年変化などによっ
て一体成形された本体部分から分離してしまう欠点があ
った。
また、上下2分割の成形型によって、側板の一端が吸込
方向(軸方向)に延びる形状の高性能のターボファン
(遠心送風機)を一体成形しようとすると、成形型の合
わせ面にシャープエッジが形成されることがわかった。
このシャープエッジは、機械的強度が低く、成形中に樹
脂の射出圧力を受けたり、樹脂が成形型に流れ込むとき
の衝撃によって変形したり損傷しやすく、成形型の寿命
を短くする。
方向(軸方向)に延びる形状の高性能のターボファン
(遠心送風機)を一体成形しようとすると、成形型の合
わせ面にシャープエッジが形成されることがわかった。
このシャープエッジは、機械的強度が低く、成形中に樹
脂の射出圧力を受けたり、樹脂が成形型に流れ込むとき
の衝撃によって変形したり損傷しやすく、成形型の寿命
を短くする。
本発明の目的は、側板が軸方向に延びる吸込側部および
該吸込側部から半径方向に滑らかにわん曲して吐出方向
に延びるわん曲部をもつ羽根車であって、この羽根車の
心板、羽根及び側板を二分割で耐久性の高い長寿命の成
形金型で一体成形できるようにして流体性能のよい羽根
車にすると共に、容易に高精度で組み立てができ、それ
によって動的つりあいの調整を簡素化し、機械的強度も
高く、かつ回転数を増大させることなく十分な風量が得
られるようにして低騒音化を図ることができる遠心送風
機の羽根車を得ることにある。
該吸込側部から半径方向に滑らかにわん曲して吐出方向
に延びるわん曲部をもつ羽根車であって、この羽根車の
心板、羽根及び側板を二分割で耐久性の高い長寿命の成
形金型で一体成形できるようにして流体性能のよい羽根
車にすると共に、容易に高精度で組み立てができ、それ
によって動的つりあいの調整を簡素化し、機械的強度も
高く、かつ回転数を増大させることなく十分な風量が得
られるようにして低騒音化を図ることができる遠心送風
機の羽根車を得ることにある。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために、本発明の遠心送風機は、回
転軸に結合されるボス部と一体に形成され外径方向に延
びると共にその外周縁部に反流路側に突出する突起を有
する心板と、前記心板及び後記側板と一体に形成されか
つ回転中心を中心とする一つの円上に配置されると共に
心板との一体形成位置から側板の外径にほぼ等しい位置
まで外方に延びるはみ出し部を有する羽根と、前記羽根
の前記心板とは反対側に羽根と一体成形されかつ前記心
板の外径よりも大きな内径をもち軸方向に延びる吸込側
部及び該吸込側部から半径方向に滑らかにわん曲して吐
出方向に延びるわん曲部をもつ側板と、前記心板外周縁
部の突起の内周側に配置され該突起と半径方向に係合す
る突起を有すると共に前記羽根のはみ出し部と周方向に
係合するように取り付けられ前記側板の外径にほぼ等し
い外径に構成された補助心板とを備え、かつ前記心板、
羽根及び側板は、側板の最小径部A、該最小径部Aから
軸心方向に離れた羽根上の部分B及び心板外周側の部分
Cを接続するラインに関連する合わせ面をもつ二つの成
形型により一体成形されていることを特徴とする。
転軸に結合されるボス部と一体に形成され外径方向に延
びると共にその外周縁部に反流路側に突出する突起を有
する心板と、前記心板及び後記側板と一体に形成されか
つ回転中心を中心とする一つの円上に配置されると共に
心板との一体形成位置から側板の外径にほぼ等しい位置
まで外方に延びるはみ出し部を有する羽根と、前記羽根
の前記心板とは反対側に羽根と一体成形されかつ前記心
板の外径よりも大きな内径をもち軸方向に延びる吸込側
部及び該吸込側部から半径方向に滑らかにわん曲して吐
出方向に延びるわん曲部をもつ側板と、前記心板外周縁
部の突起の内周側に配置され該突起と半径方向に係合す
る突起を有すると共に前記羽根のはみ出し部と周方向に
係合するように取り付けられ前記側板の外径にほぼ等し
い外径に構成された補助心板とを備え、かつ前記心板、
羽根及び側板は、側板の最小径部A、該最小径部Aから
軸心方向に離れた羽根上の部分B及び心板外周側の部分
Cを接続するラインに関連する合わせ面をもつ二つの成
形型により一体成形されていることを特徴とする。
[作用] 本発明の羽根車は、心板、羽根及び側板が、側板の最小
径部A、この部分Aから軸心方向に離れた羽根上の部分
B及び心板外周側の部分Cを接続するラインに関連する
合わせ面をもつ二つの成形型によって一体成形すること
によって製作され、また補助心板は別の成形型によって
成形される。
径部A、この部分Aから軸心方向に離れた羽根上の部分
B及び心板外周側の部分Cを接続するラインに関連する
合わせ面をもつ二つの成形型によって一体成形すること
によって製作され、また補助心板は別の成形型によって
成形される。
得られた成形物は、いずれも動的不釣合いがなく、心
板、羽根及び側板からなる一体成形物は前述のような合
わせ面をもつ二つの成形型によって成形されるため、成
形型の合わせ面に尖ったエッジ(シャープエッジ)は形
成されず、半径方向に厚みをもったエッジとなり、成形
型の寿命を大幅に延ばすことができると共に、長期にわ
たって精度が安定するから品質の高いものとなる。
板、羽根及び側板からなる一体成形物は前述のような合
わせ面をもつ二つの成形型によって成形されるため、成
形型の合わせ面に尖ったエッジ(シャープエッジ)は形
成されず、半径方向に厚みをもったエッジとなり、成形
型の寿命を大幅に延ばすことができると共に、長期にわ
たって精度が安定するから品質の高いものとなる。
羽根車はこのような動的不つりあいのない一体成形物と
補助心板とを結合することによってつくられる。
補助心板とを結合することによってつくられる。
補助心板の一体成形物への組み付けは、たとえば心板、
羽根及び側板からなる一体成形物を台などに置き、補助
心板の突起を心板外周部の突起に接触させて、補助心板
を一体成形部分の上に載せ、補助心板と心板との接触部
及び補助心板と羽根との接触部を接合することによって
なされる。このとき、補助心板を一体成形物の上に載せ
ると、補助心板の突起が心板の突起の内周側に接して、
心板と補助心板との中心が自動的に合わされるので、組
み立て後の動的つりあいの調整を不要あるいは簡素化で
きる。また、心板、羽根及び側板からなる一体成形物と
補助心板とは、前記心板の突起と補助心板の突起との係
合のみならず、羽根のはみ出し部と補助心板とが周方向
に係合するように取付けられているので、一体成形物に
対する補助心板の結合を確実かつ強固なものにすること
ができ、このため、機械的強度が高く、安全な羽根車が
得られる。
羽根及び側板からなる一体成形物を台などに置き、補助
心板の突起を心板外周部の突起に接触させて、補助心板
を一体成形部分の上に載せ、補助心板と心板との接触部
及び補助心板と羽根との接触部を接合することによって
なされる。このとき、補助心板を一体成形物の上に載せ
ると、補助心板の突起が心板の突起の内周側に接して、
心板と補助心板との中心が自動的に合わされるので、組
み立て後の動的つりあいの調整を不要あるいは簡素化で
きる。また、心板、羽根及び側板からなる一体成形物と
補助心板とは、前記心板の突起と補助心板の突起との係
合のみならず、羽根のはみ出し部と補助心板とが周方向
に係合するように取付けられているので、一体成形物に
対する補助心板の結合を確実かつ強固なものにすること
ができ、このため、機械的強度が高く、安全な羽根車が
得られる。
また、本発明の羽根車は、補助心板によって羽根車の平
均径が大きくなるように構成しているため、補助心板の
ない羽根車に比較して、回転数を増大させることなく風
量を増大できるから、羽根車の騒音を低減でき、空気調
和装置のような静粛さを要求される機器にも好適であ
る。
均径が大きくなるように構成しているため、補助心板の
ない羽根車に比較して、回転数を増大させることなく風
量を増大できるから、羽根車の騒音を低減でき、空気調
和装置のような静粛さを要求される機器にも好適であ
る。
[実施例] 本発明の遠心送風機の羽根車の実施例を、以下図面を参
照して説明する。
照して説明する。
この羽根車は、第1図及び第2図に示すように、ボス部
1をもつ心板2、羽根3、側板4及び補助心板6を具備
している。
1をもつ心板2、羽根3、側板4及び補助心板6を具備
している。
心板2は、ほぼ円錐台の形態をもつもので、ボス部1が
中央に一体に形成されている。ボス部にはモータの回転
軸を挿入し固定するための孔が設けられている。
中央に一体に形成されている。ボス部にはモータの回転
軸を挿入し固定するための孔が設けられている。
側板4は、中央に外部気体を羽根3に導びく開口をもつ
もので、回転軸とほぼ平行に形成され軸方向に延びる吸
込側部4a、該吸込側部から半径方向に滑らかにわん曲
して吐出方向に延びるわん曲部(中間部)4c及び吐出
側部4bからなっている。
もので、回転軸とほぼ平行に形成され軸方向に延びる吸
込側部4a、該吸込側部から半径方向に滑らかにわん曲
して吐出方向に延びるわん曲部(中間部)4c及び吐出
側部4bからなっている。
羽根3は、羽根車の回転軸のまわりに同一の間隔を形成
し、この回転軸を中心とする仮想円の半径線に関して傾
斜して側板4と心板2との間に配置され、心板2及び側
板4と一体に形成されている。そして、この羽根3に
は、後述のように、心板2との一体成形位置から側板4
の外径にほぼ等しい位置まで外方に延びるはみ出し部が
形成されている。
し、この回転軸を中心とする仮想円の半径線に関して傾
斜して側板4と心板2との間に配置され、心板2及び側
板4と一体に形成されている。そして、この羽根3に
は、後述のように、心板2との一体成形位置から側板4
の外径にほぼ等しい位置まで外方に延びるはみ出し部が
形成されている。
補助心板6は、第2図ないし第4図に示すように、その
内径が心板2の外径と重なり合う寸法を有し、その外径
が羽根3及び側板4の外径とほぼ等しく形成され、内径
側が第2図および第4図に示すように盛り上がったリン
グの形態をなしている。この補助心板の表面は、第2a
図に示すように、心板2の表面を流れる羽根車の流線7
に沿い、かつ、心板2の表面に連続するように形成され
ている。
内径が心板2の外径と重なり合う寸法を有し、その外径
が羽根3及び側板4の外径とほぼ等しく形成され、内径
側が第2図および第4図に示すように盛り上がったリン
グの形態をなしている。この補助心板の表面は、第2a
図に示すように、心板2の表面を流れる羽根車の流線7
に沿い、かつ、心板2の表面に連続するように形成され
ている。
この羽根車は、心板2、羽根3及び側板4が合成樹脂に
よって一体成形され、この一体成形物に合成樹脂によっ
て別成形された補助心板6が接合されて製作される。心
板2の外周縁に形成された突起2a、羽根3における心
板2の外径側に位置するはみ出し部、補助心板6の内径
側に形成された第1の突起6a、補助心板外径側に形成
された第2の突起6d及び前記第1の突起と第2の突起
の間に設けられた第3の突起6bによって前記一体成形
物と補助心板との結合手段を構成している。
よって一体成形され、この一体成形物に合成樹脂によっ
て別成形された補助心板6が接合されて製作される。心
板2の外周縁に形成された突起2a、羽根3における心
板2の外径側に位置するはみ出し部、補助心板6の内径
側に形成された第1の突起6a、補助心板外径側に形成
された第2の突起6d及び前記第1の突起と第2の突起
の間に設けられた第3の突起6bによって前記一体成形
物と補助心板との結合手段を構成している。
突起2aは心板の外周縁部から反流路側に突出してお
り、突起2aを含む心板2の外径は側板4の内径よりも
小さく形成されている。
り、突起2aを含む心板2の外径は側板4の内径よりも
小さく形成されている。
羽根3における心板2の外側に位置するはみ出し部は、
心板2の突起2aの下端に連続して延びる第1の部分3
c、空気の出口側に位置する第2の部分3a及びこれら
の部分をつなぎかつ流線7に沿う斜面になっている第3
の部分3bからなっている。
心板2の突起2aの下端に連続して延びる第1の部分3
c、空気の出口側に位置する第2の部分3a及びこれら
の部分をつなぎかつ流線7に沿う斜面になっている第3
の部分3bからなっている。
補助心板6における第1の突起6aは、第3図、第4図
に示すように、補助心板6と一体に形成された円筒壁の
形態をもっている。第3の突起6bも補助心板6と同心
に形成されているが、周方向に等間隔に溝6fを形成し
ている。溝6fは羽根3の第1の部分3cを嵌合させる
ことができる形状及び巾をもっている。第1の突起6a
と第3の突起6bとの間に形成された周方向の溝6c
は、補助心板6を一体成形物に接合するとき、突起2a
が溝6cに嵌まるようにしている。第2の突起6dは、
補助心板6と中心軸を共有する同心円上に位置し、かつ
補助心板6の外周縁付近に形成され、羽根3の枚数に関
連する数だけ設けられている。この第2の突起6dは、
羽根のはみ出し部を形成する第2の部分3aを嵌め込む
ように対をなして補助心板6に形成され、溝6eが第2
の突起6d間に形成されている。この溝6eは補助心板
6が各々の羽根3のはみ出し部の第2の部分3aを嵌合
させうる形態及び巾をもっている。そして、第2の突起
6dは、第9図に示すように、その溝6e側と反対側の
部分が補助心板6の表面から突起6dの頂上に向かって
次第に高くなる斜面に形成されており、ほぼ三角柱の形
態となっている。
に示すように、補助心板6と一体に形成された円筒壁の
形態をもっている。第3の突起6bも補助心板6と同心
に形成されているが、周方向に等間隔に溝6fを形成し
ている。溝6fは羽根3の第1の部分3cを嵌合させる
ことができる形状及び巾をもっている。第1の突起6a
と第3の突起6bとの間に形成された周方向の溝6c
は、補助心板6を一体成形物に接合するとき、突起2a
が溝6cに嵌まるようにしている。第2の突起6dは、
補助心板6と中心軸を共有する同心円上に位置し、かつ
補助心板6の外周縁付近に形成され、羽根3の枚数に関
連する数だけ設けられている。この第2の突起6dは、
羽根のはみ出し部を形成する第2の部分3aを嵌め込む
ように対をなして補助心板6に形成され、溝6eが第2
の突起6d間に形成されている。この溝6eは補助心板
6が各々の羽根3のはみ出し部の第2の部分3aを嵌合
させうる形態及び巾をもっている。そして、第2の突起
6dは、第9図に示すように、その溝6e側と反対側の
部分が補助心板6の表面から突起6dの頂上に向かって
次第に高くなる斜面に形成されており、ほぼ三角柱の形
態となっている。
この羽根車は、前述のように、心板2、羽根3及び側板
4が一体成形され、補助心板6は別に成形されるが、心
板2、羽根3及び側板4が一体成形物の成形は、第5図
において参照符号5で示すラインが合わせ面あるいは分
割面となるような上側成形型及び下側成形型によってな
される。合わせ面5は、第2図または第5図に示すよう
に、羽根車の軸方向に延びる吸込側部4a、あるいは吸
込側部4aと中間部4cとの接続部付近の内面上の部分
(側板の最小径部)Aと、この部分Aから軸心方向に離
れた羽根上の部分Bと、心板2の外周側の部分Cとを結
ぶラインによって形成される面で構成されている。合わ
せ面5をこのように構成することによって、下側成形型
の羽根形成部分の上端は尖ったシャープエッジになら
ず、ラインABで示される半径方向に厚みをもったエッ
ジになるので、成形型の寿命を大幅に延ばすことがで
き、長期間にわたって精度が安定し、かつ品質の高い成
形物が得られる。ライン5を形成する部分のうち、側板
4の内表面上の最小径部Aと羽根上の部分Bとを結ぶラ
インは、実際には、羽根3の上部端面よりもわずかに下
側に位置している。すなわち、羽根3は、その上流側端
部がたとえば断面半円形に形成され、流入気体の羽根へ
の衝突損失を低減し、流れをスムーズにしている。この
ため、第5図において、合わせ面5よりも外径側の羽根
3は図においてその上端部から下端部に向かってその厚
みが次第に薄く形成され、下側成形型に対する抜き勾配
を与え、かつ側板4の最小径部Aと羽根上の部分Bとを
結ぶラインは最大厚み部分におく必要がある。
4が一体成形され、補助心板6は別に成形されるが、心
板2、羽根3及び側板4が一体成形物の成形は、第5図
において参照符号5で示すラインが合わせ面あるいは分
割面となるような上側成形型及び下側成形型によってな
される。合わせ面5は、第2図または第5図に示すよう
に、羽根車の軸方向に延びる吸込側部4a、あるいは吸
込側部4aと中間部4cとの接続部付近の内面上の部分
(側板の最小径部)Aと、この部分Aから軸心方向に離
れた羽根上の部分Bと、心板2の外周側の部分Cとを結
ぶラインによって形成される面で構成されている。合わ
せ面5をこのように構成することによって、下側成形型
の羽根形成部分の上端は尖ったシャープエッジになら
ず、ラインABで示される半径方向に厚みをもったエッ
ジになるので、成形型の寿命を大幅に延ばすことがで
き、長期間にわたって精度が安定し、かつ品質の高い成
形物が得られる。ライン5を形成する部分のうち、側板
4の内表面上の最小径部Aと羽根上の部分Bとを結ぶラ
インは、実際には、羽根3の上部端面よりもわずかに下
側に位置している。すなわち、羽根3は、その上流側端
部がたとえば断面半円形に形成され、流入気体の羽根へ
の衝突損失を低減し、流れをスムーズにしている。この
ため、第5図において、合わせ面5よりも外径側の羽根
3は図においてその上端部から下端部に向かってその厚
みが次第に薄く形成され、下側成形型に対する抜き勾配
を与え、かつ側板4の最小径部Aと羽根上の部分Bとを
結ぶラインは最大厚み部分におく必要がある。
成形は、このような合わせ面5をもつ上側成形型と下側
成形型とを射出成形機にセットし、合成樹脂を注入し、
硬化したのち、下側成形型を第5図において下方に抜く
ことことによってなされる。なお、補助心板6の成形
は、この成形型とは別の成形型により別個に射出成形機
によってなされる。
成形型とを射出成形機にセットし、合成樹脂を注入し、
硬化したのち、下側成形型を第5図において下方に抜く
ことことによってなされる。なお、補助心板6の成形
は、この成形型とは別の成形型により別個に射出成形機
によってなされる。
このようにして成形された心板2、羽根3及び側板4か
らなる一体成形物と補助心板6との組み立ては、補助心
板6の第1の突起6aと一体成形物を構成する心板外周
の突起2aとを係合させ、また第3の突起6bの間に形
成された溝6fに羽根3のはみ出し部の第1の部分3c
を嵌合し、更に第2の突起6dの間の溝6eに羽根3の
はみ出し部の第2の部分3aを嵌合させて、超音波接合
あるいは溶剤接合することによってなされる。
らなる一体成形物と補助心板6との組み立ては、補助心
板6の第1の突起6aと一体成形物を構成する心板外周
の突起2aとを係合させ、また第3の突起6bの間に形
成された溝6fに羽根3のはみ出し部の第1の部分3c
を嵌合し、更に第2の突起6dの間の溝6eに羽根3の
はみ出し部の第2の部分3aを嵌合させて、超音波接合
あるいは溶剤接合することによってなされる。
すなわち、第6図及び第7図に示すように、心板2と補
助心板6との結合は、突起2aを溝6cに嵌合し、また
羽根3と補助心板6との結合は、溝6fに羽根3のはみ
出し部の第1の部分3cを嵌合すると共に、第8図及び
第9図に示すように、溝6eに羽根3のはみ出し部の第
2の部分3aを嵌め込み、超音波接合あるいは溶剤接合
によって接合することによって行われる。超音波接合す
る場合には、たとえば特開昭50−45445号公報や
特開昭50−45310号公報に記載されているよう
に、心板2の突起2aと羽根3のはみ出し部における第
1及び第2の部分3c,3aのそれぞれの下端縁には超
音波によって溶解される部分が形成される。なお、羽根
3のはみ出し部の第1の部分3cと補助心板6の突起6
bとの間の形成されるわずかなすき間と、第2の部分3
aと第2の突起6dとの間に形成されるわずかなすき間
61は、超音波接合に際して、心板の突起2aや羽根3
に設けられた前述の突出部の溶解によって埋められる。
助心板6との結合は、突起2aを溝6cに嵌合し、また
羽根3と補助心板6との結合は、溝6fに羽根3のはみ
出し部の第1の部分3cを嵌合すると共に、第8図及び
第9図に示すように、溝6eに羽根3のはみ出し部の第
2の部分3aを嵌め込み、超音波接合あるいは溶剤接合
によって接合することによって行われる。超音波接合す
る場合には、たとえば特開昭50−45445号公報や
特開昭50−45310号公報に記載されているよう
に、心板2の突起2aと羽根3のはみ出し部における第
1及び第2の部分3c,3aのそれぞれの下端縁には超
音波によって溶解される部分が形成される。なお、羽根
3のはみ出し部の第1の部分3cと補助心板6の突起6
bとの間の形成されるわずかなすき間と、第2の部分3
aと第2の突起6dとの間に形成されるわずかなすき間
61は、超音波接合に際して、心板の突起2aや羽根3
に設けられた前述の突出部の溶解によって埋められる。
本実施例によれば、以上のように構成されているので、
心板2、羽根3及び側板4からなる一体成形物に補助心
板6を組み付けるとき、たとえば超音波接合による場合
には、まず心板2、羽根3及び側板4からなる一体成形
物を超音波接合装置の振動子の上に載せ、この一体成形
物の上に補助心板6を載せ、補助心板6の溝6cに心板
2の突起2aが嵌まるようにし、補助心板6の突起6a
が一体成形物を構成する心板2の突起2aの内周面に接
触して、心板2と補助心板6の中心が合わされる。その
後、補助心板6をわずかに回動させると、補助心板6の
溝6fの各々に羽根3のはみ出し部の第1の部分3cの
各々が嵌まり込み、それとほぼ同時に各羽根3のはみ出
し部の第2の部分3aが突起6dの斜面に沿めてのぼっ
た後各溝6eに落ち込み、一体成形物と補助心板6との
相対位置関係を容易に、かつ精度よく位置決めすること
ができる。補助心板6を回動させるとき、補助心板6の
突起6a,6bが心板2の突起2aをはさみながら回転
するので、補助心板6は偏心回転しない。このようにし
て位置決めした後、超音波接合を実施して補助心板6を
一体成形物に結合し、羽根車の組み立てが完成する。
心板2、羽根3及び側板4からなる一体成形物に補助心
板6を組み付けるとき、たとえば超音波接合による場合
には、まず心板2、羽根3及び側板4からなる一体成形
物を超音波接合装置の振動子の上に載せ、この一体成形
物の上に補助心板6を載せ、補助心板6の溝6cに心板
2の突起2aが嵌まるようにし、補助心板6の突起6a
が一体成形物を構成する心板2の突起2aの内周面に接
触して、心板2と補助心板6の中心が合わされる。その
後、補助心板6をわずかに回動させると、補助心板6の
溝6fの各々に羽根3のはみ出し部の第1の部分3cの
各々が嵌まり込み、それとほぼ同時に各羽根3のはみ出
し部の第2の部分3aが突起6dの斜面に沿めてのぼっ
た後各溝6eに落ち込み、一体成形物と補助心板6との
相対位置関係を容易に、かつ精度よく位置決めすること
ができる。補助心板6を回動させるとき、補助心板6の
突起6a,6bが心板2の突起2aをはさみながら回転
するので、補助心板6は偏心回転しない。このようにし
て位置決めした後、超音波接合を実施して補助心板6を
一体成形物に結合し、羽根車の組み立てが完成する。
組み立ての終った羽根車は、心板2、羽根3、側板4か
らなる一体成形物及び補助心板6は射出成形されていて
それぞれ精度が高いので、設計に従う動的つりあい(ダ
イナミックバランス)を組み立てと同時に確保すること
ができ、組み立て後のバランス調整は不要あるいは簡素
化できる。したがって、寸法及び機械的強度にばらつき
のない遠心送風機の羽根車が得られる。そして、組み立
てられた羽根車が空気調和装置などに組み込まれ、その
後一体成形物と補助心板6との接合部分が経年変化して
も、回転されたときに補助心板6にかかる遠心力は心板
2の突起2aと補助心板6の突起6aとの係合によって
受けられ、また風圧に基づく羽根3を曲げようとする力
は、心板2の羽根3との接続部分及び補助心板6の突起
6b,6dによって受けられるから、接合部分への負担
は軽減され、全体として機械的強度が高く、かつ安全な
羽根車が得られる。
らなる一体成形物及び補助心板6は射出成形されていて
それぞれ精度が高いので、設計に従う動的つりあい(ダ
イナミックバランス)を組み立てと同時に確保すること
ができ、組み立て後のバランス調整は不要あるいは簡素
化できる。したがって、寸法及び機械的強度にばらつき
のない遠心送風機の羽根車が得られる。そして、組み立
てられた羽根車が空気調和装置などに組み込まれ、その
後一体成形物と補助心板6との接合部分が経年変化して
も、回転されたときに補助心板6にかかる遠心力は心板
2の突起2aと補助心板6の突起6aとの係合によって
受けられ、また風圧に基づく羽根3を曲げようとする力
は、心板2の羽根3との接続部分及び補助心板6の突起
6b,6dによって受けられるから、接合部分への負担
は軽減され、全体として機械的強度が高く、かつ安全な
羽根車が得られる。
更に、組み立てられた羽根車は、流体性能に影響する羽
根車の平均径が補助心板6によって大きくなるので、大
きな風量が得られる。したがって、補助心板のない羽根
車に比較して、補助心板による風量増大分だけ羽根車の
回転数を低くでき、この結果羽根車騒音を低減させるこ
とができるため、静かな空気調和装置を得ることができ
る。これを更に詳しく説明する。
根車の平均径が補助心板6によって大きくなるので、大
きな風量が得られる。したがって、補助心板のない羽根
車に比較して、補助心板による風量増大分だけ羽根車の
回転数を低くでき、この結果羽根車騒音を低減させるこ
とができるため、静かな空気調和装置を得ることができ
る。これを更に詳しく説明する。
ファン特性を決定する流量係数φ、圧力係数φ及び騒音
SPL(dB)は、風量をQ(m3 /min)、羽根車
の外径をD(m)、圧力をP(mmAq)、回転数をN
(rpm)、重力加速度をg(m/sec2 )、比重量
をγ(kg/m3 )及びファン比騒音をKとしたとき
に、無次元化して、下式であらわされる。
SPL(dB)は、風量をQ(m3 /min)、羽根車
の外径をD(m)、圧力をP(mmAq)、回転数をN
(rpm)、重力加速度をg(m/sec2 )、比重量
をγ(kg/m3 )及びファン比騒音をKとしたとき
に、無次元化して、下式であらわされる。
これらの式から、ファン特性と負荷とによって決まる使
用点の流量係数φが同一である場合、羽根車の外径Dが
大きいほど回転数Nを低くすることができ、比騒音は小
さくなる。特公昭52−49569号公報に記載されて
いるような心板の外径が側板の内径よりも小さい羽根車
では、側板外径と心板外径の中間値をほぼ羽根車の外径
として扱うが、本発明による羽根車では羽根車の平均外
径は補助心板6の外径となり、この結果風量を増大でき
るから、その分回転数を小さくして騒音低減を図ること
ができる。なお、第5図に示した状態の補助心板6がな
い羽根車の場合には、羽根車の平均外径を大きくすれば
風量を増大できるが、羽根車が大形化するだけでなく心
板の外周部分に大きな渦流が発生するため、効率が低下
し比騒音も増大する。これに対し、補助心板6を設けた
本発明による羽根車は、前述のように、補助心板6の表
面が心板2に沿って流れる流体の流線7に沿った形態と
なっており、流体を案内する働きをするので、心板2の
外周側で渦流が発生することはなく、このため騒音を大
幅に減少させることができる。
用点の流量係数φが同一である場合、羽根車の外径Dが
大きいほど回転数Nを低くすることができ、比騒音は小
さくなる。特公昭52−49569号公報に記載されて
いるような心板の外径が側板の内径よりも小さい羽根車
では、側板外径と心板外径の中間値をほぼ羽根車の外径
として扱うが、本発明による羽根車では羽根車の平均外
径は補助心板6の外径となり、この結果風量を増大でき
るから、その分回転数を小さくして騒音低減を図ること
ができる。なお、第5図に示した状態の補助心板6がな
い羽根車の場合には、羽根車の平均外径を大きくすれば
風量を増大できるが、羽根車が大形化するだけでなく心
板の外周部分に大きな渦流が発生するため、効率が低下
し比騒音も増大する。これに対し、補助心板6を設けた
本発明による羽根車は、前述のように、補助心板6の表
面が心板2に沿って流れる流体の流線7に沿った形態と
なっており、流体を案内する働きをするので、心板2の
外周側で渦流が発生することはなく、このため騒音を大
幅に減少させることができる。
第10図ないし第13図は本発明の遠心送風機の羽根車
の他の実施例を示すもので、羽根3及び補助心板6の部
分の構成を示している。
の他の実施例を示すもので、羽根3及び補助心板6の部
分の構成を示している。
補助心板6には、前述の実施例と同様に、第1の突起6
a及び第3の突起6bを具備している。しかし、羽根3
の第1の部分3cを嵌合するための突起6bによって形
成される溝6fは、第10図及び第11図に示すよう
に、補助心板6の流路表面よりも上方になるように突起
6bに浅く形成されている。羽根3のはみ出し部におけ
る第2の部分3aが嵌合される溝32は、第12図及び
第13図に示すように、補助心板6の表面に溝を形成す
ることによって作られ、前記実施例のような第2の突起
6dは設けられていない。また、この溝32は補助心板
6の外周縁部までは到達しない長さとし、この補助心板
6の外周縁部付近において、羽根の一部が補助心板6に
係合するように形成されている。
a及び第3の突起6bを具備している。しかし、羽根3
の第1の部分3cを嵌合するための突起6bによって形
成される溝6fは、第10図及び第11図に示すよう
に、補助心板6の流路表面よりも上方になるように突起
6bに浅く形成されている。羽根3のはみ出し部におけ
る第2の部分3aが嵌合される溝32は、第12図及び
第13図に示すように、補助心板6の表面に溝を形成す
ることによって作られ、前記実施例のような第2の突起
6dは設けられていない。また、この溝32は補助心板
6の外周縁部までは到達しない長さとし、この補助心板
6の外周縁部付近において、羽根の一部が補助心板6に
係合するように形成されている。
この実施例において、心板、羽根及び側板からなる一体
成形物と補助心板6との組み立ては、まず補助心板6に
形成した周方向の溝6c、突起6b間の溝6f及び補助
心板の外周に形成した溝32に溶剤を流し込み、つぎに
溝6cと突起2a、溝6fと羽根3のはみ出し部におけ
る第1の部分3c、及び溝32と羽根3のはみ出し部に
おける第2の部分3aをそれぞれ嵌合し接合することに
よってなされる。この作業はたとえば台などに一体成形
物を置き、その上に補助心板6を上方から嵌め合わせる
ことによってなされる。
成形物と補助心板6との組み立ては、まず補助心板6に
形成した周方向の溝6c、突起6b間の溝6f及び補助
心板の外周に形成した溝32に溶剤を流し込み、つぎに
溝6cと突起2a、溝6fと羽根3のはみ出し部におけ
る第1の部分3c、及び溝32と羽根3のはみ出し部に
おける第2の部分3aをそれぞれ嵌合し接合することに
よってなされる。この作業はたとえば台などに一体成形
物を置き、その上に補助心板6を上方から嵌め合わせる
ことによってなされる。
この実施例では、突起6b間の溝6fは補助心板6の流
路表面よりも高く、かつ溝32は補助心板6の流路表面
よりも低く形成されているので、補助心板6の接合時、
溝6cや32に流し込まれた溶剤が流出するのを防ぐこ
とができ、接合をより確実におこなえると共に、溶剤流
出によるアンバランス発生や流路表面に溶剤による凹凸
が発生することなどを防止できる効果がある。
路表面よりも高く、かつ溝32は補助心板6の流路表面
よりも低く形成されているので、補助心板6の接合時、
溝6cや32に流し込まれた溶剤が流出するのを防ぐこ
とができ、接合をより確実におこなえると共に、溶剤流
出によるアンバランス発生や流路表面に溶剤による凹凸
が発生することなどを防止できる効果がある。
また、本実施例においても、前記実施例と同様の効果が
得られる。すなわち、心板2、羽根3及び側板4からな
る一体成形物にに対する補助心板6の組み付けは、心板
2の突起2aを補助心板6の溝6cに嵌合した後、一体
成形物あるいは補助心板6を周方向に僅かに回動させる
ことにより、容易に、羽根3のはみ出し部における第1
の部分3cを補助心板6の溝6fに、第2の部分3aを
溝32に嵌合できる。心板2の突起2aを補助心板6の
溝6cに嵌合させることにより、補助心板6の第1の突
起6aが一体成形物を構成する心板2の突起2aの内周
面に接して、心板2と補助心板6との中心合わせが自動
的におこなわれる。その後、一体成形物あるいは補助心
板6を回動させるとき、心板2の突起2aが補助心板6
の突起6a,6bによって案内されるから偏心回転せ
ず、作業をきわめて簡単に行うことができる。組み立て
られた羽根車は、一体成形物の中心と補助心板6の中心
が合わされ、また一体成形物及び補助心板6はそれぞれ
射出成形された高精度のものであるから、組み立て後の
バランス調整を不要あるいは簡素化できる。また、空気
調和装置などに組み込み、長期間経過後に、一体成形物
と補助心板6との接合部分に経年変化などによる不具合
が発生しても、突起2a,6a,6bが各溝6c,6
f,32と共に一体成形物と補助心板6とを強固に結合
しているので、それらの分離を阻止することができる。
更に、組み立てられた羽根車は、羽根車の平均径が補助
心板6によって大きくなるから、風量を増大でき、この
増大分だけ羽根車の回転数を低くでき、しかも補助心板
6の表面を心板2に沿った形態としているため、きわめ
て静粛な羽根車が得られる。
得られる。すなわち、心板2、羽根3及び側板4からな
る一体成形物にに対する補助心板6の組み付けは、心板
2の突起2aを補助心板6の溝6cに嵌合した後、一体
成形物あるいは補助心板6を周方向に僅かに回動させる
ことにより、容易に、羽根3のはみ出し部における第1
の部分3cを補助心板6の溝6fに、第2の部分3aを
溝32に嵌合できる。心板2の突起2aを補助心板6の
溝6cに嵌合させることにより、補助心板6の第1の突
起6aが一体成形物を構成する心板2の突起2aの内周
面に接して、心板2と補助心板6との中心合わせが自動
的におこなわれる。その後、一体成形物あるいは補助心
板6を回動させるとき、心板2の突起2aが補助心板6
の突起6a,6bによって案内されるから偏心回転せ
ず、作業をきわめて簡単に行うことができる。組み立て
られた羽根車は、一体成形物の中心と補助心板6の中心
が合わされ、また一体成形物及び補助心板6はそれぞれ
射出成形された高精度のものであるから、組み立て後の
バランス調整を不要あるいは簡素化できる。また、空気
調和装置などに組み込み、長期間経過後に、一体成形物
と補助心板6との接合部分に経年変化などによる不具合
が発生しても、突起2a,6a,6bが各溝6c,6
f,32と共に一体成形物と補助心板6とを強固に結合
しているので、それらの分離を阻止することができる。
更に、組み立てられた羽根車は、羽根車の平均径が補助
心板6によって大きくなるから、風量を増大でき、この
増大分だけ羽根車の回転数を低くでき、しかも補助心板
6の表面を心板2に沿った形態としているため、きわめ
て静粛な羽根車が得られる。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明の遠心送風機の羽根車はね
補助心板を備えているから回転数を増大させることなく
十分な風量が得られ、これによって低騒音化を図ること
ができ、しかも心板に形成した突起と半径方向に係合す
る突起を補助心板に形成しているので、補助心板を心
板、羽根、側板からなる一体成形物に容易にか高精度で
組み立てることができ、組み立て後の動的つりあいの調
整を不要あるいは簡素化することができる上に、機械的
強度の高い羽根車を得ることができる。また、本発明の
羽根車は、心板、羽根及び側板からなる一体成形部分
が、側板の最小径部A、この部分から軸心方向に離れた
羽根上の部分B及び心板外周側の部分Cを接続するライ
ンに関連する合わせ面をもつ二つの成形型によって一体
成形される構成としているので、吸込側部から半径方向
に滑らかにわん曲して吐出方向に延びる側板をもつ性能
の良い羽根車を、二分割で耐久性の高い長寿命の成形型
によって製作できるという効果もある。
補助心板を備えているから回転数を増大させることなく
十分な風量が得られ、これによって低騒音化を図ること
ができ、しかも心板に形成した突起と半径方向に係合す
る突起を補助心板に形成しているので、補助心板を心
板、羽根、側板からなる一体成形物に容易にか高精度で
組み立てることができ、組み立て後の動的つりあいの調
整を不要あるいは簡素化することができる上に、機械的
強度の高い羽根車を得ることができる。また、本発明の
羽根車は、心板、羽根及び側板からなる一体成形部分
が、側板の最小径部A、この部分から軸心方向に離れた
羽根上の部分B及び心板外周側の部分Cを接続するライ
ンに関連する合わせ面をもつ二つの成形型によって一体
成形される構成としているので、吸込側部から半径方向
に滑らかにわん曲して吐出方向に延びる側板をもつ性能
の良い羽根車を、二分割で耐久性の高い長寿命の成形型
によって製作できるという効果もある。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明の遠心送風機の羽根車は、
補助心板を備えているから回転数を増大させることなく
十分な風量が得られ、これによって低騒音化を図ること
ができ、しかも心板に形成した突起と半径方向に係合す
る突起を補助心板に形成しているので、補助心板を心
板、羽根、側板からなる一体成形物に容易にかつ高精度
で組み立てることができ、組み立て後の動的つりあいの
調整を不要あるいは簡素化することができる上に、羽根
のはみ出し部と補助心板とが周方向に係合するように取
付けられているので、機械的強度の高い羽根車を得るこ
とができる。また、本発明の羽根車は、心板、羽根及び
側板からなる一体成形物が、側板の最小径部A、この部
分から軸心方向に離れた羽根上の部分B及び心板外周側
の部分Cを接続するラインに関連する合わせ面をもつ二
つの成形型によって一体成形される構成としているの
で、吸込側から半径方向に滑らかにわん曲して吐出方向
に延びる側板をもつ性能の良い羽根車を、二分割で耐久
性の高い長寿命の成形型によって製作できるという効果
もある。
補助心板を備えているから回転数を増大させることなく
十分な風量が得られ、これによって低騒音化を図ること
ができ、しかも心板に形成した突起と半径方向に係合す
る突起を補助心板に形成しているので、補助心板を心
板、羽根、側板からなる一体成形物に容易にかつ高精度
で組み立てることができ、組み立て後の動的つりあいの
調整を不要あるいは簡素化することができる上に、羽根
のはみ出し部と補助心板とが周方向に係合するように取
付けられているので、機械的強度の高い羽根車を得るこ
とができる。また、本発明の羽根車は、心板、羽根及び
側板からなる一体成形物が、側板の最小径部A、この部
分から軸心方向に離れた羽根上の部分B及び心板外周側
の部分Cを接続するラインに関連する合わせ面をもつ二
つの成形型によって一体成形される構成としているの
で、吸込側から半径方向に滑らかにわん曲して吐出方向
に延びる側板をもつ性能の良い羽根車を、二分割で耐久
性の高い長寿命の成形型によって製作できるという効果
もある。
第1図〜第9図は本発明の遠心送風機の羽根車の一実施
例を示し、第1図は全体の平面図、第2図は同断面図、
第2a図は本実施例の羽根車を構成する補助心板表面の
構成を示す説明図、第3図は同補助心板の一部を破断し
て示す平面図、第4図は同補助心板の断面図、第5図は
本発明の羽根車を構成する心板、羽根及び側板からなる
一体成形物の一例を示す断面図、第6図は羽根車の心板
と補助心板との結合部の拡大断面図、第7図は第6図の
VII−VII矢視断面図、第8図は羽根車の羽根と補助心
板の外周部との接合部分の拡大断面図、第9図は第8図
のIX−IX線矢視図である。第10図〜第13図は本
発明の遠心送風機の羽根車の他の実施例を示し、第10
図は第7図に相当する部分を示している図、第11図は
第10図のXI−XI線断面図、第12図は第8図に相
当する部分を示している図、第13図は第12図のXII
I−XIII線矢視断面図である。 1……ボス部、2……心板、2a……心板の突起、3…
…羽根、3a,3b,3c……羽根における心板よりも
外側のはみ出し部、4……側板、4a……吸込側部、4
b……吐出側部、4c……わん曲部(中間部)、5……
合わせ面、6……補助心板、6a……第1の突起、6b
……第3の突起、6d……第2の突起、32……補助心
板の溝、A……側板の最小径部、B……部分Aから軸心
方向に離れた羽根上の部分、C……心板外周側の部分。
例を示し、第1図は全体の平面図、第2図は同断面図、
第2a図は本実施例の羽根車を構成する補助心板表面の
構成を示す説明図、第3図は同補助心板の一部を破断し
て示す平面図、第4図は同補助心板の断面図、第5図は
本発明の羽根車を構成する心板、羽根及び側板からなる
一体成形物の一例を示す断面図、第6図は羽根車の心板
と補助心板との結合部の拡大断面図、第7図は第6図の
VII−VII矢視断面図、第8図は羽根車の羽根と補助心
板の外周部との接合部分の拡大断面図、第9図は第8図
のIX−IX線矢視図である。第10図〜第13図は本
発明の遠心送風機の羽根車の他の実施例を示し、第10
図は第7図に相当する部分を示している図、第11図は
第10図のXI−XI線断面図、第12図は第8図に相
当する部分を示している図、第13図は第12図のXII
I−XIII線矢視断面図である。 1……ボス部、2……心板、2a……心板の突起、3…
…羽根、3a,3b,3c……羽根における心板よりも
外側のはみ出し部、4……側板、4a……吸込側部、4
b……吐出側部、4c……わん曲部(中間部)、5……
合わせ面、6……補助心板、6a……第1の突起、6b
……第3の突起、6d……第2の突起、32……補助心
板の溝、A……側板の最小径部、B……部分Aから軸心
方向に離れた羽根上の部分、C……心板外周側の部分。
フロントページの続き (72)発明者 辻田 雄二 静岡県清水市村松390番地 株式会社日立 製作所清水工場内 (72)発明者 衛藤 廣則 静岡県清水市村松390番地 株式会社日立 製作所清水工場内 (72)発明者 菊地 勝昭 静岡県清水市村松390番地 株式会社日立 製作所機械研究所内 (72)発明者 板垣 正人 静岡県清水市村松390番地 株式会社日立 製作所機械研究所内 (56)参考文献 特開 昭50−45445(JP,A) 特開 昭53−134209(JP,A) 特開 昭53−134208(JP,A) 実開 昭57−89897(JP,U) 特公 昭52−49569(JP,B2)
Claims (1)
- 【請求項1】回転軸に結合されるボス部と一体に形成さ
れ外径方向に延びると共にその外周縁部に反流路側に突
出する突起を有する心板と、前記心板及び後記側板と一
体に形成されかつ回転中心を中心とする一つの円上に配
置されると共に心板との一体形成位置から側板の外径に
ほぼ等しい位置まで外方に延びるはみ出し部を有する羽
根と、前記羽根の前記心板とは反対側に羽根と一体成形
されかつ前記心板の外径よりも大きな内径をもち軸方向
に延びる吸込側部及び該吸込側部から半径方向に滑らか
にわん曲して吐出方向に延びるわん曲部をもつ側板と、
前記心板外周縁部の突起の内周側に配置され該突起と半
径方向に係合する突起を有すると共に前記羽根のはみ出
し部と周方向に係合するように取り付けられ前記側板の
外径にほぼ等しい外径に構成された補助心板とを備え、
かつ前記心板、羽根及び側板は、側板の最小径部A、該
最小径部Aから軸心方向に離れた羽根上の部分B及び心
板外周側の部分Cを接続するラインに関連する合わせ面
をもつ二つの成形型により一体成形されていることを特
徴とする遠心送風機の羽根車。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60036308A JPH0615875B2 (ja) | 1985-02-27 | 1985-02-27 | 遠心送風機の羽根車 |
| DE19853520218 DE3520218A1 (de) | 1984-06-08 | 1985-06-05 | Laufrad fuer ein radialgeblaese |
| US06/742,596 US4647271A (en) | 1984-06-08 | 1985-06-07 | Impeller of centrifugal blower |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60036308A JPH0615875B2 (ja) | 1985-02-27 | 1985-02-27 | 遠心送風機の羽根車 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61197800A JPS61197800A (ja) | 1986-09-02 |
| JPH0615875B2 true JPH0615875B2 (ja) | 1994-03-02 |
Family
ID=12466215
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60036308A Expired - Lifetime JPH0615875B2 (ja) | 1984-06-08 | 1985-02-27 | 遠心送風機の羽根車 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0615875B2 (ja) |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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-
1985
- 1985-02-27 JP JP60036308A patent/JPH0615875B2/ja not_active Expired - Lifetime
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Also Published As
| Publication number | Publication date |
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| JPS61197800A (ja) | 1986-09-02 |
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