JPH0615907A - プリンタ装置 - Google Patents

プリンタ装置

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JPH0615907A
JPH0615907A JP17560792A JP17560792A JPH0615907A JP H0615907 A JPH0615907 A JP H0615907A JP 17560792 A JP17560792 A JP 17560792A JP 17560792 A JP17560792 A JP 17560792A JP H0615907 A JPH0615907 A JP H0615907A
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JP17560792A
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Akinori Morimoto
成則 森本
Kazuya Masuda
和也 増田
Norifumi Sugimura
憲史 杉村
Kozo Yamaguchi
孝三 山口
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Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 印字位置ずれの発生を阻止し得るプリンタ装
置を提供することである。 【構成】 印字位置に関する情報を記憶するリニアエン
コ−ダ(11)と、摺動自在に支持されたプリンタキャリッ
ジ(4) と、プリンタキャリッジ(4) に設けられておりリ
ニアエンコ−ダ(11)に記憶された情報を読み取るピック
アップ素子(10)とを含み、ピックアップ素子(10)が読み
取った情報に基づいて印字位置が制御されるように構成
されていることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はプリンタ装置に係り、詳
細には印字位置に関する情報に基づいて印字位置が制御
されることを特徴とするプリンタ装置に係る。
【0002】
【従来の技術】図32にはシャフト2に摺動自在に支持
されたキャリッジ1に設けられた光学センサ3と、シャ
フト2に平行に延伸するフォトフェンス4により位置検
出を行ない印字位置を補正する装置が示されている。ま
た、図33にはキャリッジ駆動用モ−タ4の回転軸7に
設置されたロ−タリ−エンコ−ダ6とピックアップ素子
5により駆動モ−タ軸での回転量を検出し印字位置を補
正する装置が示されている。
【0003】他の位置検出を行う装置としては、例えば
特公昭54-41335には夫々磁気抵抗の異方性効果を有する
第1及び第2の電流通路を、これらの電流通路に近接さ
れる繰り返し磁気信号の波長λに対して略1/2(n+1/2)λ
(n= 0,1,2...) の間隔をもって配し且つ夫々の主電流通
路が互いに略平行となる如く配するとともに前記第1及
び第2の電流通路の一端を互いに接続し、この接続部に
出力端子を設け、前記第1及び第2の電流通路の他端に
夫々電流供給端子を設けたことを特徴とする磁電変換素
子が記載されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】光学センサを使用する
装置では、検出解像度に限界(90DPI 程度) があり印字
密度の数倍のタイミングでの位置合わせを行っていた
が、検出解像度での振動に対しては補正が不可能であ
り、印字位置ずれを発生していた。
【0005】又、ロ−タリエンコ−ダを使用する装置で
は、プリンタのキャリッジにおける印字方向(x方向移
動)振動は、モ−タ駆動軸とその印字ヘッド部分とでは
駆動伝達系の影響や、キャリッジ支持軸のガタにより大
きく異なるため、速度変動や振動による位置ずれにより
発生する印字紙面への位置ずれを確実に補正できなかっ
た。
【0006】本発明の目的は、印字位置ずれの発生を阻
止し得るプリンタ装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は印字位置に関す
る情報を記憶するリニアエンコ−ダと、摺動自在に支持
されたプリンタキャリッジと、プリンタキャリッジに設
けられておりリニアエンコ−ダに記憶された情報を読み
取るピックアップ素子とを含み、ピックアップ素子が読
み取った情報に基づいて印字位置が制御されるように構
成されていることを特徴とする。
【0008】
【作用】摺動自在に支持されたプリンタキャリッジに設
けられたピックアップ素子がリニアエンコ−ダに記憶さ
れた情報を読み取り、ピックアップ素子が読み取った情
報に基づいて印字位置が制御されるので、印字位置に関
する相対座標を決定することにより、繰り返し位置精度
を向上させることができ、双方向印字やカラ−印字での
多重色合わせ印字での高速/高品位印字が可能となる。
【0009】
【実施例】各図に基づいて本発明の実施例を説明する。
【0010】図1はリニアエンコ−ダを備えたシャフト
を説明する図、図2は印字位置制御を説明する図、図3
はプリンタ装置の1実施例を説明する図である。
【0011】図1、2、3において、1はプリンタ装
置、2はキャリッジ4を駆動するためのモ−タ、3は該
モ−タの駆動力をキャリッジ4に伝達するベルト、5は
印字ヘッド、6は印字密度と同じ密度又はそれ以上の密
度を有し印字に関する絶対位置情報を記憶するリニアエ
ンコ−ダ(磁気式メモリ)11を備え、印字方向と平行
に伸延するシャフト、7はシャフトと平行に延伸しキャ
リッジ4を摺動自在に支持するスライドシャフト、8は
キャリッジ4に取り付けられた焼結含油メタル、9はプ
リンタフレ−ム、10はリニアエンコ−ダ11に記憶さ
れた絶対位置情報を読み取るピックアップ素子(リニア
エンコ−ダ素子、またはMRヘッド)、15はピックアッ
プ素子10が読み取った絶対位置情報に応じた位置信号
を生成するMR波形処理回路、16はMR波形処理回路15
から位置信号を受け取って印字タイミング信号を生成す
る制御用CPU 、17はプ−リである。キャリッジ4を駆
動するためのモ−タ2と、駆動力をキャリッジ4に伝達
するベルト3およびプ−リ17によりキャリッジ4を移
動させ、印字ヘッド5により印字用紙19に印字を行な
う。
【0012】印字用紙に印字される方向と平行に設置さ
れ位置情報が記憶されたリニアエンコ−ダ(磁気式メモ
リ)11を、キャリッジ4の印字ヘッド5の側近に設置
されたピックアップ素子10により検出し、MR波形処理
回路15を経て制御用CPU 16に供給する。
【0013】制御用CPU 16はこの位置信号に同期し、
印字ヘッド5へ印字に必要なデ−タを転送するとともに
印字タイミング信号を発生させる。
【0014】図5には波形処理回路が示されている。ピ
ックアップ素子17からの信号VIを増幅器21により作
動電圧P2 との作動増幅を行い処理可能な電圧まで増幅
した信号P1 を得る。その後コンパレ−タ22にて基準
電圧P3 と比較し、デジタル信号V0 を得る。
【0015】図4は制御用CPU 16の処理フロ−を示
す。図4において、印字ヘッドへ通電許可をしてのち
(4−1)、印字密度分の移動が終了したか否かをMR波
形処理回路15からの信号V0 に基づいて判断し(4−
2)、印字ヘッドへ通電を開始する(4−3)。あらか
じめ設定された通電時間、印字ヘッドへ通電すべく所定
の時間カウントを行なってのち(4−4)、通電終了
後、通電を遮断する(4−5)。
【0016】図6(a) はMR波形処理回路15へ入力され
る電圧VI、図6(b) は信号P1の電圧、図6(c) はコンパ
レ−タ22の出力端における電圧V0 を夫々示す図であ
る。
【0017】図7はキャリッジ4の拡大断面図、図8、
9はリニアエンコ−ダの構成自体で形成されている他の
スライドシャフトを示す。
【0018】25はキャリッジ4の印字ヘッド5の側近
に設けられリニアエンコ−ダに記憶された情報を読み取
るピックアップ素子(リニアエンコ−ダ素子)、26は
印字密度と同等またはそれ以上の密度で位置情報が記憶
されたリニアエンコ−ダ、27は印字方向と平行に設置
されたスライドシャフト、28はリニアエンコ−ダ素子
25からの信号をキャリッジ4内に設けられている中継
基板29を介して制御回路(図示しない)へ入力するリ
−ド線である。
【0019】スライドシャフト27にはその長手軸に沿
って、すなわち印字方向に溝が形成されており、この溝
にリニアエンコ−ダが接着または嵌合によって組み込ま
れている。この場合スライドシャフト27の全部分をリ
ニアエンコ−ダを構成する部材で形成してもよい。
【0020】図1、3で説明した装置と違ってこの方式
ではリニアエンコ−ダを備えたシャフトをスライドシャ
フトとは別に設ける必要がなく、リニアエンコ−ダを備
えたシャフトの取り付け専用スペ−スが不要となりプリ
ンタの小型化が容易となる。また部品点数の削減による
コストダウンも可能となり、特にリニアエンコ−ダを溝
に取り付けた場合更にリニアエンコ−ダの材料費の削減
が可能となる。この場合、スライドシャフトがリニアエ
ンコ−ダの補強材の役割りをし、見かけ上リニアエンコ
−ダの剛性を高めることができ、キャリッジの摺動によ
る位置精度劣化や強度劣化による破損の問題をも解消し
得るものである。
【0021】図10、11ではリニアエンコ−ダの構成
自体で形成されており、かつ中空構造とすることで重量
の軽減、材料費の低減が図かれ、更に外径を大きく取る
ことができ、リニアエンコ−ダの剛性を高めることがで
き、コストダウンも可能となるスライドシャフト35が
示されている。
【0022】図7、8、9に示されるスライドシャフト
とは異なって、図10、11に示されるスライドシャフ
トは前述のごとくリニアエンコ−ダを構成する材料で形
成された中空(いわゆる管状)構造であって図8、9に
見られる溝に組み込まれたリニアエンコ−ダはない。さ
らに、図3に見られるリニアエンコ−ダを備えたシャフ
ト6も存在しない。
【0023】なお、図10、11における各素材は図
7、8、9と同一のものについては同一の番号が付され
ている。なお、この変形例ではスライドシャフト35に
記憶された情報を読み取る動作も図7と同様である。
【0024】図7、8に示されているリニアエンコ−ダ
26又は図10、11に示されているリニアエンコ−ダ
を構成する材料で形成された中空のスライドシャフト3
5から印字位置に関する情報をキャリッジ4に設置され
た6面体状のリニアエンコ−ダ素子25で読み取るが
(図12、13)、このリニアエンコ−ダ素子の変形例
を図14、15に示す。
【0025】図14における各素材は図7、8、9と同
一のものについては同一の番号が付されている。
【0026】キャリッジ4はスライドシャフト27に摺
動自在に取り付けられており、キャリッジ4にはシャフ
ト27と接する円筒状のスライドメタル37が設けら
れ、シャフト27に形成された溝にはリニアエンコ−ダ
26が嵌合又は接着により取り付けられている。スライ
ドメタル37はリニアエンコ−ダ26に記憶された印字
位置に関する情報を読み取るためのリニアエンコ−ダ素
子で構成されている。
【0027】図15(a) 、(b) はスライドメタルの断
面、側面を示す。スライドメタル37は全ての部分をリ
ニアエンコ−ダ素子で構成してもよいが情報を読み取る
部位のみリニアエンコ−ダ素子で構成してもよい。
【0028】この変形例ではリニアエンコ−ダ26とリ
ニアエンコ−ダ素子37との相対位置はリニアエンコ−
ダ26とリニアエンコ−ダ素子37との精度のみで決ま
るため相対位置精度がより出しやすい。また、リニアエ
ンコ−ダ素子とスライドメタルとを共通化できるので部
品点数も削減できさらにプリンタのコストダウンが可能
となる。
【0029】図16はクリ−ニング用のリングを説明す
る図、図17(a) 、(b) はクリ−ニング用のリングの断
面、側面を示す図である。
【0030】同図において、スライドメタル37の外側
に、弾性体で構成され内径がスライドシャフトの外面に
なじむようにやや小さくかつスライドシャフトの外面に
付着するインク、埃、ゴミ等を除去し得るクリ−ニング
用のリング40がスライドシャフトに関して摺動自在と
なるようにキャリッジ4に夫々装着されている。
【0031】プリンタ装置の使用時の初期状態におい
て、リニアエンコ−ダ素子とスライドシャフトに取り付
けられたリニアエンコ−ダとの相対位置は安定している
が時間の経過とともに前述の埃等の付着により埃等の付
着分、相対位置が遠くなり印字位置の制御に関して不安
定な状態となる。リニアエンコ−ダ素子とリニアエンコ
−ダとの距離が遠くなると、初期状態に比べリニアエン
コ−ダからの信号の読み取りが不安定となるが、このク
リ−ニング用のリングを取り付けることによって、リニ
アエンコ−ダ素子とリニアエンコ−ダとの隙間に埃等が
入り込むことを防止して相対位置を初期状態に維持し得
るとともにリニアエンコ−ダに記憶された磁気情報の読
み取り精度の劣化を防止できる。
【0032】印字位置のみを検出するためのリニアエン
コ−ダを設けたプリンタ装置において、キャリッジ位置
の検出を行なわないときは常に1行全印字幅キャリッジ
が移動する必要がある。
【0033】図29は印字位置に関する情報のみを記憶
するリニアエンコ−ダ及び一つのリニアエンコ−ダ素子
を示す断面図である。
【0034】図29において、45はリニアエンコ−ダ
素子、46はスライドメタル、47はリニアエンコ−
ダ、48は印字位置に関する情報が記憶された部位、4
9は信号取り出し端子、50はリ−ド線を示す。
【0035】リニアエンコ−ダ47に印字位置に関する
情報のみが記憶された場合には、印字が1行の途中で終
了したときに、その終了位置でキャリッジを停止させる
と、その静止状態の微振動でタイミング信号を拾ってし
まい、正しいキャリッジ位置を検知することができない
ことがある。
【0036】従って、最短距離印字を行なうためには別
にキャリッジ位置を検出するための信号検出手段を設け
る(例えば図27に示されるように印字位置検出用のリ
ニアエンコ−ダを備えたシャフト42と、印字位置検出
用のリニアエンコ−ダ素子43の外にシャフト45に支
持されたキャリッジ46に設けられたホトインタプラタ
44により透明シ−ト上に周期的に遮光部を形成したキ
ャリッジ位置を示す信号を検出しプリンタの印字動作を
制御する)ことが必要があり、そのためには余分のスペ
−スを必要とし、かつコストが高くなる。
【0037】そこで、1本のリニアエンコ−ダ上に印字
タイミング信号とキャリッジの位置を検出するための印
字タイミング信号よりも比較的間隔の広い信号との2相
を記録(記憶)し、2相のリニアエンコ−ダ素子で両者
を検出することにより常にキャリッジ位置の検出が行な
えるので余分のスペ−スを取らず、安価で印字デ−タに
応じた最短距離印字が可能となる。
【0038】図18は印字タイミング信号とキャリッジ
の位置を検出するための比較的間隔の広い信号の2相を
記憶したリニアエンコ−ダの1例を示す断面図である。
図18において図29と同様の素材については同一の番
号を示す。52は信号取り出し端子、51はリ−ド線、
53はキャリッジ位置検出用のリニアエンコ−ダ素子、
56はキャリッジ位置に関する情報の記憶された部位、
54はスライドリング、55はリニアエンコ−ダを示
す。
【0039】部位48と部位56とはある角度(図18
では約90度)離れており、夫々リニアエンコ−ダ素子4
5、53により夫々の情報を検出する。
【0040】図19は、2つのリニアエンコ−ダ素子に
より夫々検出された情報に関する信号波形と、キャリッ
ジとリニアエンコ−ダとの位置関係を示しており、45
は印字位置検出用リニアエンコ−ダ素子、53はキャリ
ッジ位置検出用リニアエンコ−ダ素子、61はキャリッ
ジ、68は印字位置検出用リニアエンコ−ダと印字位置
検出用リニアエンコ−ダが設けられたシャフトである。
【0041】図20のフロ−チャ−トに基づいて図19
のキャリッジの移動動作を説明する。
【0042】キャリッジ61がキャリッジ位置検出用の
信号(以下B信号という)の立上がりを原点してホ−ム
位置62から矢印方向(印字方向)に印字位置検出用信
号(以下A信号という)に応じて印字を開始し(20−
1)、位置65にて印字が終了すると(20−2)、キ
ャリッジ61は位置65では停止せずそのまま印字方向
に移動し(20−3)、位置66のB信号の次の立上が
りを検出した後(20−4)、所定距離移動してから
(20−5)、位置62にもどって停止し(20−
6)、次の行の位置62から印字を開始する(次の行が
位置62から印字するとき)。ここで所定距離とはキャ
リッジ61が停止しその停止状態での微振動でもB信号
が変動しない十分な距離をいう。
【0043】もし次の行の印字の開始位置が位置62で
はなく位置63のときはキャリッジ61は位置66より
リタ−ン移動して(20−7)、位置64のB信号の立
上りを検出し(20−8)、所定のA信号パルスをカウ
ントして所定のパルス数を確認してのち(20−1
0)、位置63へ停止し、位置63より印字を開始し
(20−11)、所定の印字を終了する(20−1
2)。
【0044】このように印字の開始位置、終了位置をB
信号のパルス数とA信号のパルス数との関係から求める
ため印字デ−タに応じて印字距離を最短とすることがで
きる。 このようにして、1本のリニアエンコ−ダ上に
印字タイミング信号とキャリッジを検出するための印字
タイミング信号よりも比較的間隔の広い信号との2相を
記憶し、2相用のリニアエンコ−ダ素子で2層の各信号
を検出することにより、常にキャリッジ位置の検出がお
こなえるため、余分のスペ−スをとらずに安価で印字デ
−タに応じた最短距離印字が可能となる。
【0045】図30は原点検出用スイッチを備えた一般
的なプリンタ装置を示し、図31は原点検出用スイッチ
の拡大図である。
【0046】図30において、80は印字タイミング用
センサ、81は原点検出用スイッチ、82はキャリッ
ジ、83はプリンタフレ−ム、84はキャリッジ82を
ベルト85を介して駆動するためのモ−タ、86はキャ
リッジ82を支持するシャフト、87は印字タイミング
をセンサ80に検出させるホトフェンスである。
【0047】この装置によれば、印字信号の検出手段と
は別に原点検出用のスイッチが必要となり部品が増える
以外に図31のネジ88に固定されたスイッチ81のば
らつきのための位置調整が必要であり、コストアップの
要因ともなっている。
【0048】又、パルスモ−タの脱調による方法は脱調
の際に振動騒音を伴うばかりでなく、物理的な強度も必
要であり、位置の精度もよくない。図21はプリンタ装
置の原点を検出するための装置を説明する図であり、9
0はリニアエンコ−ダ、91はキャリッジ(図示しな
い)に設けられたリニアエンコ−ダ素子、92はリ−ド
線を示す。
【0049】図22は図21の装置の動作時のリニアエ
ンコ−ダ素子91の出力信号波形を示し、図23は装置
の作動フロ−チャ−トを示す。
【0050】図21において、リニアエンコ−ダ90は
両端部に未着磁部(無信号部)を有している。
【0051】キャリッジのA方向(原点方向)への移
動、すなわちリニアエンコ−ダ素子91がA方向に移動
すると(図23、23−1)、リニアエンコ−ダ90に
記憶された印字タイミング信号がキャリッジに設けられ
たリニアエンコ−ダ素子91により図22に示すように
検出される。
【0052】更にキャリッジがA方向に移動を続ける
と、リニアエンコ−ダ素子91がリニアエンコ−ダの未
着磁部(無信号部)に入り(図23、23−2)、リニ
アエンコ−ダ素子91が未着磁部に位置していればタイ
ミング信号が検出されず所定距離移動する(図23、2
3−3)。その状態が一定時間続いた場合にはキャリッ
ジは一端停止し、今度はB方向に移動する(図23、2
3−4)。
【0053】ついで、リニアエンコ−ダ素子91がリニ
アエンコ−ダの印字信号記憶部分に到達すると信号の出
力が始まる。このB方向移動における最初のタイミング
信号の立上がりか否かを判断し(図23、23−5)、
位置95(図22)を原点(ホ−ムポジション)とする
ことで印字開始位置を設定し(図23、23−6)、位
置ずれが生ずること無く正しい印字が可能となる。
【0054】なお、このリニアエンコ−ダの両端部は未
着磁部でなくて着磁部でもよいが、この場合この着磁部
から検出される信号はタイミング信号とは異なる例えば
フラットな信号波形を有する信号となるように構成し、
最初のタイミング信号と区別されるようにできればよ
い。図28は一般的な装置の印字ノズルの印字動作を説
明する図である。
【0055】図28において、印字ヘッドに設けられた
印字ノズル100が矢印Zの方向(印字方向)に移動な
がらA地点から移動してB地点で定値検出を行いC地点
でインクをVi の速度で吐出したとする。このときの印
字ノズル100の速度を夫々標準V、低速Va 、高速V
b とすると、夫々の速度で吐出されたインクの紙面10
4での到達地点は、夫々点線の矢印で示されるPa 、
P、Pb となる。
【0056】このように印字位置の絶対位置検出を行っ
てもその時点での印字ノズル100の速度が異なればP
a 、P、Pb のごとく印字位置に差を生じることとな
る。
【0057】前述の光学式センサ及びロ−タリエンコ−
ド方式の欠点を解決するためには、印字ヘッドの速度に
応じてインクの吐出を変更するようにすればよい。
【0058】図25および26において、位置A地点情
報とB地点情報との時間差より速度を求め、速度が標準
速度に対して低速であればC地点よりaだけ前進した+
C´地点でインクを吐出し、高速であればbだけ後退し
た−C´地点でインクを吐出することにより速度変化が
生じても絶えず標準位置Pにインクを到達させることが
でき、高品位印字が得られることになる。
【0059】次に図24のフロ−チャ−トに基づいて処
理フロ−を説明する。
【0060】図24において、制御回路はポイントA
(図25、26)を通過したときのタイマ−値TA を保
持(記憶)し(24−1)、ポイントB(図25、2
6)を通過したときのタイマ−値TB を保持(記憶)し
(24−2)、両者の差(TB −TA )すなわち、移動
時間から移動速度TX を求め(24−3)、標準速度T
Pとの速度誤差△Tを求め(24−4)、補正テ−ブル
を引用して△Tに対するインク吐出位置補正値mを求め
(24−5)、標準インク吐出位置Cに補正値mを加算
し最適インク吐出位置+C´または−C´を求める(2
4−6)。
【0061】
【発明の効果】摺動自在に支持されたプリンタキャリッ
ジに設けられたピックアップ素子がリニアエンコ−ダに
記憶された情報を読み取り、ピックアップ素子が読み取
った情報に基づいて印字位置が制御されるので、印字位
置に関する相対座標を決定することにより、繰り返し位
置精度を向上させることができ、双方向印字やカラ−印
字での多重色合わせ印字での高速/高品位印字が可能と
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】リニアエンコ−ダを備えたシャフトを説明する
図である。
【図2】印字位置制御を説明する図である。
【図3】本発明のプリンタ装置の1実施例の概略図であ
る。
【図4】制御用CPUの作動を示すフロ−チャ−トであ
る。
【図5】波形処理回路を示す図である。
【図6】図5の波形処理回路の各部の電圧を示すグラフ
である。
【図7】キャリッジの拡大断面図である。
【図8】スライドシャフト、リニアエンコ−ダ素子の概
略断面図である。
【図9】スライドシャフトを示す図である。
【図10】他のキャリッジの拡大断面図である。
【図11】他のスライドシャフトを示す図である。
【図12】リニアエンコ−ダの変形例を説明する図であ
る。
【図13】図12のリニアエンコ−ダの概略断面図であ
る。
【図14】リニアエンコ−ダの他の変形例を説明する図
である。
【図15】スライドメタルを示す図である。
【図16】クリ−ニング用のリングを説明する図であ
る。
【図17】クリ−ニング用のリングの形状を説明する図
である。
【図18】2相の信号を記憶したリニアエンコ−ダを説
明する図である。
【図19】検出される信号波形を説明する図である。
【図20】キャリッジの移動動作を説明するフロ−チャ
−トである。
【図21】プリンタ装置の原点を検出するための装置を
説明する図である。
【図22】図21の装置の作動時のリニアエンコ−ダか
らの出力波形を示す図である。
【図23】図21の装置の作動を説明するフロ−チャ−
トである。
【図24】制御用CPUの他の作動を説明するフロ−チ
ャ−トである。
【図25】本発明のプリンタ装置の実施例によるインク
の吐出位置を説明する図である。
【図26】本発明のプリンタ装置の実施例による他のイ
ンクの吐出位置を説明する図である。
【図27】印字位置検出用のリニアエンコ−ダを備えた
シャフトと、キャリッジ位置検出用のリニアエンコ−ダ
を備えた他のシャフトとを有する一般的なプリンタ装置
を示す図である。
【図28】一般的なプリンタ装置のインクの吐出位置を
説明する図である。
【図29】印字位置検出用のみの情報を記憶したリニア
エンコ−ダを備えたシャフトの概略断面図である。
【図30】原点検出用のスイッチを有するプリンタ装置
を示す図である。
【図31】図30の装置のスイッチの拡大図である。
【図32】光学センサを備えたプリンタ装置を示す図で
ある。
【図33】ロ−タリエンコ−ダを備えたプリンタ装置を
示す図である。
【符号の説明】
1 プリンタ装置 2 モ−タ 3 ベルト 4 キャリッジ 5 印字ヘッド 6 リニアエンコ−ダ 7 スライドシャフト 10 リニアエンコ−ダ素子 11 リニアエンコ−ダ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山口 孝三 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印字位置に関する情報を記憶するリニア
    エンコ−ダと、摺動自在に支持されたプリンタキャリッ
    ジと、前記プリンタキャリッジに設けられており前記リ
    ニアエンコ−ダに記憶された情報を読み取るピックアッ
    プ素子とを含み、ピックアップ素子が読み取った情報に
    基づいて印字位置が制御されるように構成されているこ
    とを特徴とするプリンタ装置。
  2. 【請求項2】 前記リニアエンコ−ダは印字方向に延伸
    するように支持されたシャフトに備えられており、前記
    プリンタキャリッジは前記シャフトと平行に延伸するス
    ライドシャフトに支持されており、前記ピックアップ素
    子は前記シャフトに沿って摺動自在となるように構成さ
    れていることを特徴とする請求項1に記載のプリンタ装
    置。
  3. 【請求項3】 前記プリンタキャリッジは印字方向に延
    伸し、かつリニアエンコ−ダを備えたスライドシャフト
    に支持されていることを特徴とする請求項1に記載のプ
    リンタ装置。
  4. 【請求項4】 前記スライドシャフトは中空構造に形成
    されていることを特徴とする請求項3に記載のプリンタ
    装置。
  5. 【請求項5】 前記ピックアップ素子は貫通孔を有して
    おり該貫通孔を前記スライドシャフトが貫通するように
    構成されていることを特徴とする請求項3に記載のプリ
    ンタ装置。
  6. 【請求項6】 印字方向に関して前記ピックアップ素子
    の少なくとも一端には、前記スライドシャフトの表面と
    接するように前記プリンタキャリッジに装着されたクリ
    −ニング部材が設けられていることを特徴とする請求項
    5に記載のプリンタ装置。
  7. 【請求項7】 前記スライドシャフトに備えられたリニ
    アエンコ−ダは印字のタイミング間隔を示す情報とキャ
    リッジの位置を検出するための情報とを記憶しており、
    前記ピックアップ素子は印字のタイミング間隔を示す情
    報を読み取る第1素子とキャリッジの位置を検出するた
    めの情報を読み取る第2素子とを含むことを特徴とする
    請求項3に記載のプリンタ装置。
  8. 【請求項8】 前記ピックアップ素子は前記リニアエン
    コ−ダから印字のタイミング間隔を示す情報を読み取っ
    て、記憶された情報のうち印字方向に関して最先端部に
    記憶された情報に基づいて印字タイミングを設定するよ
    うに構成されていることを特徴とする請求項2に記載の
    プリンタ装置。
  9. 【請求項9】 前記ピックアップ素子はインクを吐出す
    る印字ヘッドを備えており、前記印字ヘッドは印字位置
    を所定の位置とすべく前記ピックアップ素子の摺動速度
    に対応してインクの吐出位置が設定されるように構成さ
    れていることを特徴とする請求項1から8のいずれか一
    項に記載のプリンタ装置。
JP17560792A 1992-07-02 1992-07-02 プリンタ装置 Pending JPH0615907A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008258463A (ja) * 2007-04-06 2008-10-23 Nec Tokin Corp 永久磁石材料とそれを用いた永久磁石およびその製造方法

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