JPH06161467A - 振動緩和装置 - Google Patents
振動緩和装置Info
- Publication number
- JPH06161467A JPH06161467A JP4308658A JP30865892A JPH06161467A JP H06161467 A JPH06161467 A JP H06161467A JP 4308658 A JP4308658 A JP 4308658A JP 30865892 A JP30865892 A JP 30865892A JP H06161467 A JPH06161467 A JP H06161467A
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- JP
- Japan
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- vibration
- data
- coefficient
- frequency
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- Soundproofing, Sound Blocking, And Sound Damping (AREA)
- Filters That Use Time-Delay Elements (AREA)
- Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 能動騒音制御システムにおいて用いられる適
応型デジタルフィルタが開示される。このデジタルフィ
ルタでは、2次付加音データYを演算により生成するの
に必要な90度の時間遅延を有する振動データがシフト
レジスタから得られる。これに加えて、2次付加音発生
および残留振動検出経路において生じる信号の伝搬遅延
を、遅延データメモリ内に記憶された計測データに基づ
いて簡単な演算により考慮することができる。 【効果】 簡単な構成でかつ高速処理に適した適応型デ
ジタルフィルタが得られ、その結果能動騒音制御または
能動振動制御を高速に行なうことができる。
応型デジタルフィルタが開示される。このデジタルフィ
ルタでは、2次付加音データYを演算により生成するの
に必要な90度の時間遅延を有する振動データがシフト
レジスタから得られる。これに加えて、2次付加音発生
および残留振動検出経路において生じる信号の伝搬遅延
を、遅延データメモリ内に記憶された計測データに基づ
いて簡単な演算により考慮することができる。 【効果】 簡単な構成でかつ高速処理に適した適応型デ
ジタルフィルタが得られ、その結果能動騒音制御または
能動振動制御を高速に行なうことができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、振動緩和装置に関
し、特に、振動源から発せられる振動を抑制振動を与え
ることにより緩和する振動緩和装置に関する。
し、特に、振動源から発せられる振動を抑制振動を与え
ることにより緩和する振動緩和装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、送風機およびエンジンなどの
騒音を抑制する装置として、能動騒音制御装置が知られ
る。能動騒音制御装置は、騒音または振動と180度の
位相差を有し、かつ等しい振幅を有する音波または振動
を二次的に発生させ、干渉を引起こすことにより騒音ま
たは振動を抑制することができる。
騒音を抑制する装置として、能動騒音制御装置が知られ
る。能動騒音制御装置は、騒音または振動と180度の
位相差を有し、かつ等しい振幅を有する音波または振動
を二次的に発生させ、干渉を引起こすことにより騒音ま
たは振動を抑制することができる。
【0003】周期的な騒音の抑制に関する先行技術とし
て、 (1)WIDROW他による“Adaptive Noise Cancelling:Pr
inciples and Application”と題された論文(PROCEEDI
NGS OF THE IEEE,VOL.63,NO.12,December,1975) (2)特表平3−501317号公報 (3)中路他による「車室内音場特性に着目したこもり
音アクティブ制御技術の研究」と題された論文(日本機
械学会,No.910-52 ,シンポジウム講演論文集)等が知
られる。
て、 (1)WIDROW他による“Adaptive Noise Cancelling:Pr
inciples and Application”と題された論文(PROCEEDI
NGS OF THE IEEE,VOL.63,NO.12,December,1975) (2)特表平3−501317号公報 (3)中路他による「車室内音場特性に着目したこもり
音アクティブ制御技術の研究」と題された論文(日本機
械学会,No.910-52 ,シンポジウム講演論文集)等が知
られる。
【0004】図11および図12は、能動騒音制御の原
理を説明するためのベクトル図および振動波形図であ
る。本願発明および上記の先行技術(1)ないし(3)
において、図11および図12に示された能動騒音制御
のための原理が用いられている。
理を説明するためのベクトル図および振動波形図であ
る。本願発明および上記の先行技術(1)ないし(3)
において、図11および図12に示された能動騒音制御
のための原理が用いられている。
【0005】図11を参照して、ベクトルV0は騒音源
から発せられた騒音を示す。ベクトルV1は騒音源の振
動を示す。ベクトルV2はベクトルV1よりも位相が9
0度遅延されたベクトルを示す。ベクトルV3は騒音を
抑制するために付加されるべき逆位相付加音を示す。係
数H0およびH1は、逆位相付加音ベクトルV3を算出
するために用いられるもので、ベクトルV1およびV2
の絶対値にそれぞれ相当する。
から発せられた騒音を示す。ベクトルV1は騒音源の振
動を示す。ベクトルV2はベクトルV1よりも位相が9
0度遅延されたベクトルを示す。ベクトルV3は騒音を
抑制するために付加されるべき逆位相付加音を示す。係
数H0およびH1は、逆位相付加音ベクトルV3を算出
するために用いられるもので、ベクトルV1およびV2
の絶対値にそれぞれ相当する。
【0006】図12は、図11に示したベクトルV0な
いしV3の関係を時間軸上で表わしている。図12を参
照して、横軸は時間の経過を回転角度(度)で表わして
おり、縦軸は音圧レベルを示している。曲線C0は騒音
を示しており、曲線C1は騒音源の振動を示しており、
曲線C2は騒音源の振動C1の90度遅延された振動を
示しており、曲線C3は逆位相付加音を示している。
いしV3の関係を時間軸上で表わしている。図12を参
照して、横軸は時間の経過を回転角度(度)で表わして
おり、縦軸は音圧レベルを示している。曲線C0は騒音
を示しており、曲線C1は騒音源の振動を示しており、
曲線C2は騒音源の振動C1の90度遅延された振動を
示しており、曲線C3は逆位相付加音を示している。
【0007】一般に、抑制されるべき騒音ベクトルV0
を知ることができない。したがって、能動騒音制御の原
理では、騒音源の振動ベクトルV1を検出し、ベクトル
V1から90度遅延されたベクトルV2を求め、これら
のベクトルV1およびV2から騒音を抑制するのに付加
されるべき逆位相付加音ベクトルV3が演算により求め
られる。演算により求められた逆位相付加音ベクトルV
3に基づいてスピーカから逆位相付加音が発せられ、こ
れにより騒音のレベルが緩和される。
を知ることができない。したがって、能動騒音制御の原
理では、騒音源の振動ベクトルV1を検出し、ベクトル
V1から90度遅延されたベクトルV2を求め、これら
のベクトルV1およびV2から騒音を抑制するのに付加
されるべき逆位相付加音ベクトルV3が演算により求め
られる。演算により求められた逆位相付加音ベクトルV
3に基づいてスピーカから逆位相付加音が発せられ、こ
れにより騒音のレベルが緩和される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】前述の先行技術例
(1)および(2)において開示された能動騒音制御装
置では、騒音源の振動の90度遅延された振動ベクトル
(すなわちV2)を得るため、フェーズド・ロックド・
ループ(以下「PLL」という)を必要とし、回路を複
雑化していた。また、先行技術例(1)および(2)で
は、2次付加音発生のためのスピーカ駆動経路における
時間遅延が考慮されていなかった。
(1)および(2)において開示された能動騒音制御装
置では、騒音源の振動の90度遅延された振動ベクトル
(すなわちV2)を得るため、フェーズド・ロックド・
ループ(以下「PLL」という)を必要とし、回路を複
雑化していた。また、先行技術例(1)および(2)で
は、2次付加音発生のためのスピーカ駆動経路における
時間遅延が考慮されていなかった。
【0009】一方、先行技術例(3)では、2次付加音
発生のためのスピーカ駆動経路における時間遅延を考慮
するため、追加のデジタルフィルタが必要とされ、それ
らがソフトウエアで構成されるため演算量が多く、その
結果高速処理に適していなかった。
発生のためのスピーカ駆動経路における時間遅延を考慮
するため、追加のデジタルフィルタが必要とされ、それ
らがソフトウエアで構成されるため演算量が多く、その
結果高速処理に適していなかった。
【0010】この発明は、上述の課題を解決するために
なされたもので、簡単な構成でかつ高速処理に適した振
動緩和装置を提供することを目的とする。
なされたもので、簡単な構成でかつ高速処理に適した振
動緩和装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明に係る振動緩和
装置は、振動源から発せられた振動を予め定められたサ
ンプリング時間間隔でサンプルし、サンプルされた振動
データUn を出力するサンプリング手段と、サンプリン
グ手段から出力される振動データUn を予め定められた
サンプリング時間間隔でシフトし、n個の遅延された振
動データUn-1ないしU0 を出力するシフトレジスタ手
段と、振動データUn ないしU0 のうちほぼ90度の位
相差を有する第1および第2の振動データおよび第1お
よび第2の係数データを第1の予め定められた演算式に
適用することにより、振動抑制信号を出力する第1の演
算手段と、振動抑制信号に応答して、振動源から発せら
れる振動を抑制するための抑制振動を発する抑制振動発
生手段と、振動源から発せられた振動のうち抑制振動に
よって抑制されなかった残留振動を検出する残留振動検
出手段と、各振動周波数について抑制振動発生手段およ
び残留振動検出手段において生じる信号の伝搬遅延デー
タを記憶する記憶手段と、振動源から発せられる振動の
周波数を検出する周波数検出手段と、周波数検出手段に
より検出された周波数により決定される記憶手段内の伝
搬遅延データおよび残留振動検出手段により検出された
残留振動データを第2の予め定められた演算式に適用す
ることにより、第1の演算手段のための第1および第2
の係数データを出力する第2の演算手段とを含む。
装置は、振動源から発せられた振動を予め定められたサ
ンプリング時間間隔でサンプルし、サンプルされた振動
データUn を出力するサンプリング手段と、サンプリン
グ手段から出力される振動データUn を予め定められた
サンプリング時間間隔でシフトし、n個の遅延された振
動データUn-1ないしU0 を出力するシフトレジスタ手
段と、振動データUn ないしU0 のうちほぼ90度の位
相差を有する第1および第2の振動データおよび第1お
よび第2の係数データを第1の予め定められた演算式に
適用することにより、振動抑制信号を出力する第1の演
算手段と、振動抑制信号に応答して、振動源から発せら
れる振動を抑制するための抑制振動を発する抑制振動発
生手段と、振動源から発せられた振動のうち抑制振動に
よって抑制されなかった残留振動を検出する残留振動検
出手段と、各振動周波数について抑制振動発生手段およ
び残留振動検出手段において生じる信号の伝搬遅延デー
タを記憶する記憶手段と、振動源から発せられる振動の
周波数を検出する周波数検出手段と、周波数検出手段に
より検出された周波数により決定される記憶手段内の伝
搬遅延データおよび残留振動検出手段により検出された
残留振動データを第2の予め定められた演算式に適用す
ることにより、第1の演算手段のための第1および第2
の係数データを出力する第2の演算手段とを含む。
【0012】
【作用】この発明における振動緩和装置では、ほぼ90
度の位相差を有する第1および第2の振動データを得る
のにシフトレジスタ手段が用いられており、したがって
PLLを用いる場合と比較して構成が簡単化され得る。
これに加えて、記憶手段内に各振動周波数について抑制
振動発生手段および残留振動検出手段において生じる伝
搬遅延データが記憶されており、記憶手段を参照するこ
とにより得られる伝搬遅延データを用いて伝搬遅延を考
慮するための第1および第2の係数データが簡単な第2
の予め定められた演算式により得られる。したがって、
伝搬遅延を考慮するために多くの演算を必要とする従来
のものと比較して、演算量が減少され、その結果高速処
理が達成され得る。
度の位相差を有する第1および第2の振動データを得る
のにシフトレジスタ手段が用いられており、したがって
PLLを用いる場合と比較して構成が簡単化され得る。
これに加えて、記憶手段内に各振動周波数について抑制
振動発生手段および残留振動検出手段において生じる伝
搬遅延データが記憶されており、記憶手段を参照するこ
とにより得られる伝搬遅延データを用いて伝搬遅延を考
慮するための第1および第2の係数データが簡単な第2
の予め定められた演算式により得られる。したがって、
伝搬遅延を考慮するために多くの演算を必要とする従来
のものと比較して、演算量が減少され、その結果高速処
理が達成され得る。
【0013】
【実施例】図2は、この発明の一実施例を示す能動騒音
制御システムのブロック図である。図2に示した例で
は、この発明が送風機から発せられる騒音を抑制するた
めに適用された例を示している。図2を参照して、送風
機の動力源である回転機器1に、回転機器1の振動を検
出するための振動センサ12が取付けられる。振動セン
サ12を介して、回転機器1の回転周波数および振動ベ
クトルが検出される。検出された振動は、増幅器(図示
せず)を備えたフィルタ3を介してA/D変換器9に与
えられる。
制御システムのブロック図である。図2に示した例で
は、この発明が送風機から発せられる騒音を抑制するた
めに適用された例を示している。図2を参照して、送風
機の動力源である回転機器1に、回転機器1の振動を検
出するための振動センサ12が取付けられる。振動セン
サ12を介して、回転機器1の回転周波数および振動ベ
クトルが検出される。検出された振動は、増幅器(図示
せず)を備えたフィルタ3を介してA/D変換器9に与
えられる。
【0014】A/D変換器9において、予め定められた
サンプリング周期毎に振動がサンプルされ、振動データ
が適応型デジタルフィルタ8に与えられる。たとえば、
図2に示した能動騒音制御システムにおける回転機器1
の振動周波数が250ないし500Hzである場合で
は、サンプリング時間間隔が500Hzであるとする
と、サンプリング数は、250Hzにおいて20個、5
00Hzにおいて10個となる。
サンプリング周期毎に振動がサンプルされ、振動データ
が適応型デジタルフィルタ8に与えられる。たとえば、
図2に示した能動騒音制御システムにおける回転機器1
の振動周波数が250ないし500Hzである場合で
は、サンプリング時間間隔が500Hzであるとする
と、サンプリング数は、250Hzにおいて20個、5
00Hzにおいて10個となる。
【0015】適応型デジタルフィルタ8における演算処
理により、2次付加音信号が求められ、2次付加音信号
はフィルタ5内に設けられた増幅器(図示せず)を介し
てスピーカ6に与えられる。スピーカ6を介して、回転
機器1から発せられる騒音を抑制するための2次付加音
が発せられる。
理により、2次付加音信号が求められ、2次付加音信号
はフィルタ5内に設けられた増幅器(図示せず)を介し
てスピーカ6に与えられる。スピーカ6を介して、回転
機器1から発せられる騒音を抑制するための2次付加音
が発せられる。
【0016】誤差検出マイク4は、回転機器1から発せ
られた騒音および2次付加音の合成された残留騒音(ま
たは誤差)を検出し、フィルタ7に与える。フィルタ7
を介して残留騒音信号(または誤差信号)が適応型デジ
タルフィルタ8に与えられる。
られた騒音および2次付加音の合成された残留騒音(ま
たは誤差)を検出し、フィルタ7に与える。フィルタ7
を介して残留騒音信号(または誤差信号)が適応型デジ
タルフィルタ8に与えられる。
【0017】図1は、図2に示した適応型デジタルフィ
ルタ8のブロック図である。図1を参照して、適応型デ
ジタルフィルタ8は、n個のレジスタ80ないし8n-1
によって構成されたシフトレジスタと、n個のスイッチ
SW0ないしSWn-1 によって構成されたセレクタと、
係数乗算器90および91と、加算器93と、係数演算
部94と、遅延データメモリ95とを含む。
ルタ8のブロック図である。図1を参照して、適応型デ
ジタルフィルタ8は、n個のレジスタ80ないし8n-1
によって構成されたシフトレジスタと、n個のスイッチ
SW0ないしSWn-1 によって構成されたセレクタと、
係数乗算器90および91と、加算器93と、係数演算
部94と、遅延データメモリ95とを含む。
【0018】シフトレジスタを構成する各レジスタ80
ないし8n-1 は、図2に示したA/D変換器9における
1つのサンプリング時間間隔に相当する時間遅延Z-1を
有する。90度の時間長さに相当するレジスタの数は、
たとえば250Hzで5個、500Hzでは2または3
に相当する。図1に示した例では、90度の時間遅延が
2個のレジスタにより得られるものとしており、したが
ってスイッチSWn-2のみがオンしている。なお、図1
に示した例ではスイッチSW0ないしSWn-1が用いら
れているが、図1に示した適応型デジタルフィルタ8が
すべてソフトウエアにより構成される場合では、スイッ
チSW0ないしSWn-1 もソフトウエアにより実現さ
れ、機能的にスイッチとしての役割が果たされる。
ないし8n-1 は、図2に示したA/D変換器9における
1つのサンプリング時間間隔に相当する時間遅延Z-1を
有する。90度の時間長さに相当するレジスタの数は、
たとえば250Hzで5個、500Hzでは2または3
に相当する。図1に示した例では、90度の時間遅延が
2個のレジスタにより得られるものとしており、したが
ってスイッチSWn-2のみがオンしている。なお、図1
に示した例ではスイッチSW0ないしSWn-1が用いら
れているが、図1に示した適応型デジタルフィルタ8が
すべてソフトウエアにより構成される場合では、スイッ
チSW0ないしSWn-1 もソフトウエアにより実現さ
れ、機能的にスイッチとしての役割が果たされる。
【0019】セレクタ内のスイッチSW0ないしSW
n-1 のうちの1つがオンすることにより、遅延された騒
音データU0 ないしUn-1 の1つが係数乗算器90また
は係数演算部94に与えられる。遅延されていない騒音
データUn は係数乗算器91に与えられる。
n-1 のうちの1つがオンすることにより、遅延された騒
音データU0 ないしUn-1 の1つが係数乗算器90また
は係数演算部94に与えられる。遅延されていない騒音
データUn は係数乗算器91に与えられる。
【0020】係数乗算器91は、振動データUn と係数
H1とを乗算し、乗算されたデータを加算器93に与え
る。係数乗算器90は、遅延振動データU0 ないしU
n-1 のうちの1つと係数H0とを乗算し、乗算されたデ
ータを加算器93に与える。加算器93は、2つの与え
られた乗算データを加算し、加算データを2次付加音信
号Yとして出力する。
H1とを乗算し、乗算されたデータを加算器93に与え
る。係数乗算器90は、遅延振動データU0 ないしU
n-1 のうちの1つと係数H0とを乗算し、乗算されたデ
ータを加算器93に与える。加算器93は、2つの与え
られた乗算データを加算し、加算データを2次付加音信
号Yとして出力する。
【0021】係数演算部94では、係数乗算器90およ
び91での演算に用いられる係数H0およびH1を更新
するための演算を行なう。遅延データメモリ95は、2
次付加音発生経路における信号の伝搬遅延に関するデー
タを振動周波数毎に記憶している。遅延データメモリ9
5において記憶されたデータは、係数演算部94におけ
る係数更新のための演算処理において用いられる。
び91での演算に用いられる係数H0およびH1を更新
するための演算を行なう。遅延データメモリ95は、2
次付加音発生経路における信号の伝搬遅延に関するデー
タを振動周波数毎に記憶している。遅延データメモリ9
5において記憶されたデータは、係数演算部94におけ
る係数更新のための演算処理において用いられる。
【0022】騒音抑制制御のための基本的な動作は、シ
フトレジスタ,セレクタ,係数乗算器90および91な
らびに加算器93を用いて行なわれる。すなわち、現在
の騒音データUn に対し90度遅延された騒音データが
Un-2 であると仮定すると、図1に示したスイッチSW
n-2 がオンし、したがって係数乗算器90および91
に、90度遅延された振動データUn-2 および現在の振
動データUn がそれぞれ与えられる。したがって、係数
乗算器90および91ならびに加算器93により、次式
による演算が行なわれ、加算器93の出力信号Yが2次
付加音信号として出力される。
フトレジスタ,セレクタ,係数乗算器90および91な
らびに加算器93を用いて行なわれる。すなわち、現在
の騒音データUn に対し90度遅延された騒音データが
Un-2 であると仮定すると、図1に示したスイッチSW
n-2 がオンし、したがって係数乗算器90および91
に、90度遅延された振動データUn-2 および現在の振
動データUn がそれぞれ与えられる。したがって、係数
乗算器90および91ならびに加算器93により、次式
による演算が行なわれ、加算器93の出力信号Yが2次
付加音信号として出力される。
【0023】Y=Un *H1+Un-2 *H0……(1) その結果、図11に示した原理図に基づいて、逆位相付
加音ベクトルV3が2次付加音信号Yとして得られる。
2次付加音信号Yに基づいて、スピーカ6から騒音を抑
制するための2次付加音が発せられる。
加音ベクトルV3が2次付加音信号Yとして得られる。
2次付加音信号Yに基づいて、スピーカ6から騒音を抑
制するための2次付加音が発せられる。
【0024】図1に示した係数演算部94において、係
数更新のため次式により現わされた演算処理が行なわれ
る。
数更新のため次式により現わされた演算処理が行なわれ
る。
【0025】 H1=H1′−2*α*Un-m *E……(2) H0=H0′−2*α*Un-2-m *E……(3) 上記の式(2)および(3)において、係数H1,H0
は更新された係数を示し、係数H1′およびH0′は更
新される前の古い係数を示す。また、αは正の小さな値
(たとえば0.01)であり、Eは図2に示したセンサ
4により検出される誤差データ(残留騒音データ)に相
当する。
は更新された係数を示し、係数H1′およびH0′は更
新される前の古い係数を示す。また、αは正の小さな値
(たとえば0.01)であり、Eは図2に示したセンサ
4により検出される誤差データ(残留騒音データ)に相
当する。
【0026】データmは、図1に示した遅延データメモ
リ95において振動周波数毎に記憶されている。2次付
加音の発生経路における信号の遅延時間長さは、騒音の
周波数に応じて変化されるので、遅延データメモリ95
から騒音周波数に応じてデータmが読出される。
リ95において振動周波数毎に記憶されている。2次付
加音の発生経路における信号の遅延時間長さは、騒音の
周波数に応じて変化されるので、遅延データメモリ95
から騒音周波数に応じてデータmが読出される。
【0027】なお、上記の式(1)では、入力振動デー
タUn に対し、90度遅延された振動データが図1に示
したレジスタ8n-2 から出力されるものと仮定してい
る。言換えると、90度遅延が2つのレジスタを介して
得られるものと仮定している。また、αは、騒音制御シ
ステムにおいて要求されるシステムの安定度または応答
性により決定される。
タUn に対し、90度遅延された振動データが図1に示
したレジスタ8n-2 から出力されるものと仮定してい
る。言換えると、90度遅延が2つのレジスタを介して
得られるものと仮定している。また、αは、騒音制御シ
ステムにおいて要求されるシステムの安定度または応答
性により決定される。
【0028】図3は、図1に示した適応型デジタルフィ
ルタにおいて用いられる2つの振動データの遅延時間差
と誤差(残留騒音)が安定収束するのに要する係数の更
新回数との間の関係を示すグラフである。図3を参照し
て、横軸は2つの振動データの遅延時間差(度)を示
し、縦軸は安定収束するのに要する係数の更新回数を示
している。図3からわかるように、係数を短時間で安定
収束させるためには遅延時間差が90度であることが最
も好ましいのであるが、必ずしも90度に固定する必要
はなく、約80度ないし100度の範囲内であれば、収
束するのに要する時間はそれほど変わらない。したがっ
て、現在の振動データUn とその90度遅延データ(図
1に示した例ではUn-2 )との間の遅延時間差は、ほぼ
90度に設定されれば十分である。
ルタにおいて用いられる2つの振動データの遅延時間差
と誤差(残留騒音)が安定収束するのに要する係数の更
新回数との間の関係を示すグラフである。図3を参照し
て、横軸は2つの振動データの遅延時間差(度)を示
し、縦軸は安定収束するのに要する係数の更新回数を示
している。図3からわかるように、係数を短時間で安定
収束させるためには遅延時間差が90度であることが最
も好ましいのであるが、必ずしも90度に固定する必要
はなく、約80度ないし100度の範囲内であれば、収
束するのに要する時間はそれほど変わらない。したがっ
て、現在の振動データUn とその90度遅延データ(図
1に示した例ではUn-2 )との間の遅延時間差は、ほぼ
90度に設定されれば十分である。
【0029】図4は、図1に示した適応型デジタルフィ
ルタにおける演算処理フローを示すフローチャートであ
る。図4を参照して、ステップ21において、図1に示
したシフトレジスタにより振動データがシフトされる。
したがって、1つのサンプリング時間間隔が経過した後
は、現在の振動データUn は遅延振動データUn-1 とし
て出力される。これと同時に、新しい振動データUn が
最初のレジスタ8n-1に入力される。
ルタにおける演算処理フローを示すフローチャートであ
る。図4を参照して、ステップ21において、図1に示
したシフトレジスタにより振動データがシフトされる。
したがって、1つのサンプリング時間間隔が経過した後
は、現在の振動データUn は遅延振動データUn-1 とし
て出力される。これと同時に、新しい振動データUn が
最初のレジスタ8n-1に入力される。
【0030】ステップ22において、遅延データメモリ
95が参照される。すなわち、現在の振動周波数を用い
て遅延データメモリ95が参照され、データmが読出さ
れる。
95が参照される。すなわち、現在の振動周波数を用い
て遅延データメモリ95が参照され、データmが読出さ
れる。
【0031】ステップ23において、データmを前述の
式(2)および(3)に適用することにより、新しい係
数H1,H0が演算により求められる。
式(2)および(3)に適用することにより、新しい係
数H1,H0が演算により求められる。
【0032】ステップ24において、新しい係数H1,
H0を前述の式(1)に適用することにより、2次付加
音データYが演算により求められる。
H0を前述の式(1)に適用することにより、2次付加
音データYが演算により求められる。
【0033】ステップ25において、得られた2次付加
音データYに基づいて、スピーカ6から2次付加音が発
生される。
音データYに基づいて、スピーカ6から2次付加音が発
生される。
【0034】ステップ25の後処理はステップ21に戻
り、ステップ21ないし25の処理が繰返される。これ
により、2つの係数H1,H0がいずれも0に収束し、
騒音抑制のための制御が行なわれる。
り、ステップ21ないし25の処理が繰返される。これ
により、2つの係数H1,H0がいずれも0に収束し、
騒音抑制のための制御が行なわれる。
【0035】図5は、式(2)および(3)により更新
された係数H1,H0の更新の経過を示すグラフであ
る。図5を参照して、横軸は係数H1の変化を示し、縦
軸は係数H0の変化を示す。図5からわかるように、係
数H1およびH0はいずれも速やかに収束する。
された係数H1,H0の更新の経過を示すグラフであ
る。図5を参照して、横軸は係数H1の変化を示し、縦
軸は係数H0の変化を示す。図5からわかるように、係
数H1およびH0はいずれも速やかに収束する。
【0036】図6は、図5に示した係数H1,H0の更
新に対応する誤差データEのレベルの変化を示すグラフ
である。図6を参照して、横軸は係数H1,H0の更新
回数を示し、縦軸は誤差E(デシベル)を示している。
図6では、係数の更新前の誤差Eを0デシベルとしてい
る。図6からわかるように、誤差Eは安定して収束に向
かっている。
新に対応する誤差データEのレベルの変化を示すグラフ
である。図6を参照して、横軸は係数H1,H0の更新
回数を示し、縦軸は誤差E(デシベル)を示している。
図6では、係数の更新前の誤差Eを0デシベルとしてい
る。図6からわかるように、誤差Eは安定して収束に向
かっている。
【0037】図7は、式(2)および加算におけるデー
タmを考慮しない場合の係数H1,H0の更新の経過を
示すグラフである。図7に示した例では、遅延時間差も
図1に示した1つのレジスタ分ずれているので、係数H
1,H0が不安定に変化し、収束するのに長い時間を要
する。
タmを考慮しない場合の係数H1,H0の更新の経過を
示すグラフである。図7に示した例では、遅延時間差も
図1に示した1つのレジスタ分ずれているので、係数H
1,H0が不安定に変化し、収束するのに長い時間を要
する。
【0038】図8は、図7に示した係数H1,H0の更
新に対応する誤差データEのレベルの変化を示すグラフ
である。図8を図6と比較するとわかるように、誤差E
は一時的に大きくなることもありしたがって不安定で、
収束に要する時間が長いことがわかる。
新に対応する誤差データEのレベルの変化を示すグラフ
である。図8を図6と比較するとわかるように、誤差E
は一時的に大きくなることもありしたがって不安定で、
収束に要する時間が長いことがわかる。
【0039】以下の記載では、遅延データメモリ95内
にストアされるべきデータmについて説明する。2次付
加音の発生経路においては、前述のように振動周波数に
応じて変化する伝搬遅延が生じる。したがって、予めこ
の伝搬遅延を計測しておき、伝搬遅延データが遅延デー
タメモリ95内に記憶される。
にストアされるべきデータmについて説明する。2次付
加音の発生経路においては、前述のように振動周波数に
応じて変化する伝搬遅延が生じる。したがって、予めこ
の伝搬遅延を計測しておき、伝搬遅延データが遅延デー
タメモリ95内に記憶される。
【0040】より具体的には、計測モードにおいて、図
2に示した適応型デジタルフィルタ8から正弦波信号を
信号Yとして出力し、図2に示したフィルタ5,スピー
カ6,マイク4,フィルタ7を介して適応型デジタルフ
ィルタ8に戻る経路における信号の遅延時間を計測す
る。この経路において生じる遅延は、スピーカ6からマ
イク4への空気伝搬遅延も含まれている。また、フィル
タ5および7には増幅器(図示せず)が含まれているの
で、これらの遅延も計測に含まれている。上記の経路に
おける遅延時間は各振動周波数毎に計測される。
2に示した適応型デジタルフィルタ8から正弦波信号を
信号Yとして出力し、図2に示したフィルタ5,スピー
カ6,マイク4,フィルタ7を介して適応型デジタルフ
ィルタ8に戻る経路における信号の遅延時間を計測す
る。この経路において生じる遅延は、スピーカ6からマ
イク4への空気伝搬遅延も含まれている。また、フィル
タ5および7には増幅器(図示せず)が含まれているの
で、これらの遅延も計測に含まれている。上記の経路に
おける遅延時間は各振動周波数毎に計測される。
【0041】たとえば、振動データUのサンプリング周
波数が5000Hzであると仮定すると、図1に示した
1つのレジスタによる遅延時間長さは200μsecと
なる。そこで、500Hzの正弦波信号を出力信号Yと
して発生し、上記の経路における時間遅延を計測すると
図9に示した計測結果が得られる。
波数が5000Hzであると仮定すると、図1に示した
1つのレジスタによる遅延時間長さは200μsecと
なる。そこで、500Hzの正弦波信号を出力信号Yと
して発生し、上記の経路における時間遅延を計測すると
図9に示した計測結果が得られる。
【0042】図9を参照して、横軸は正弦波信号の周波
数(kHz)を示し、縦軸は遅延時間(msec)を示
す。ここでいう遅延時間は、信号Y(正弦波信号)と誤
差信号Eとの間について、図10に示されるように規定
されている。
数(kHz)を示し、縦軸は遅延時間(msec)を示
す。ここでいう遅延時間は、信号Y(正弦波信号)と誤
差信号Eとの間について、図10に示されるように規定
されている。
【0043】したがって、各周波数毎の遅延時間を考慮
に入れて、式(2)および(3)において用いられるべ
きデータmを求めると、一例として次の表1に示したデ
ータが得られる。このデータが図1に示した遅延データ
メモリ95において記憶される。
に入れて、式(2)および(3)において用いられるべ
きデータmを求めると、一例として次の表1に示したデ
ータが得られる。このデータが図1に示した遅延データ
メモリ95において記憶される。
【0044】
【表1】
【0045】したがって、遅延データメモリ95内に表
1に示したデータが記憶されているので、式(2)およ
び(3)を用いて係数H1およびH0が演算される際
に、振動周波数に基づいてデータmが読出され、読出さ
れたデータmを用いて演算が行なわれる。
1に示したデータが記憶されているので、式(2)およ
び(3)を用いて係数H1およびH0が演算される際
に、振動周波数に基づいてデータmが読出され、読出さ
れたデータmを用いて演算が行なわれる。
【0046】このように、図2に示した能動騒音制御シ
ステムにおいて図1に示した適応型デジタルフィルタ8
を用いると、90度の時間遅延を有する振動データが簡
単な構成、すなわちシフトレジスタを介して得ることが
できる。これに加えて、2次付加音発生および残留騒音
検出経路における信号の伝搬遅延を、式(2)および
(3)を用いて簡単に考慮し得るので、少ない演算量
で、したがって高速処理に適した能動騒音制御システム
が得られる。
ステムにおいて図1に示した適応型デジタルフィルタ8
を用いると、90度の時間遅延を有する振動データが簡
単な構成、すなわちシフトレジスタを介して得ることが
できる。これに加えて、2次付加音発生および残留騒音
検出経路における信号の伝搬遅延を、式(2)および
(3)を用いて簡単に考慮し得るので、少ない演算量
で、したがって高速処理に適した能動騒音制御システム
が得られる。
【0047】上記の実施例では、この発明が能動騒音制
御システムに適用される例を示したが、この発明は一般
に振動源から発せられる振動を抑制するための振動緩和
装置に広く適用できることが指摘される。
御システムに適用される例を示したが、この発明は一般
に振動源から発せられる振動を抑制するための振動緩和
装置に広く適用できることが指摘される。
【0048】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、シフ
トレジスタ手段を用いてほぼ90度の位相差を有する2
つの振動データが得られ、しかも抑制振動発生手段およ
び残留振動検出手段において生じる信号の伝搬遅延を簡
単な演算式を用いて考慮することができるので、簡単な
構成でかつ高速処理に適した振動緩和装置が得られた。
トレジスタ手段を用いてほぼ90度の位相差を有する2
つの振動データが得られ、しかも抑制振動発生手段およ
び残留振動検出手段において生じる信号の伝搬遅延を簡
単な演算式を用いて考慮することができるので、簡単な
構成でかつ高速処理に適した振動緩和装置が得られた。
【図1】図2に示した能動騒音制御システムにおいて用
いられる適応型デジタルフィルタのブロック図である。
いられる適応型デジタルフィルタのブロック図である。
【図2】この発明の一実施例を示す能動騒音制御システ
ムのブロック図である。
ムのブロック図である。
【図3】図1に示した適応型デジタルフィルタにおいて
用いられる2つの振動データの遅延時間差と誤差が安定
収束するのに要する係数の更新回数との間の関係を示す
グラフである。
用いられる2つの振動データの遅延時間差と誤差が安定
収束するのに要する係数の更新回数との間の関係を示す
グラフである。
【図4】図1に示した適応型デジタルフィルタにおける
演算処理のフローチャートである。
演算処理のフローチャートである。
【図5】演算式(2)および(3)により更新された係
数H1およびH0の更新の経過を示すグラフである。
数H1およびH0の更新の経過を示すグラフである。
【図6】図5に示した係数の更新に対応する誤差Eの変
化を示すグラフである。
化を示すグラフである。
【図7】演算式(2)および(3)におけるデータmを
考慮しない場合の係数H1およびH0の更新の経過を示
すグラフである。
考慮しない場合の係数H1およびH0の更新の経過を示
すグラフである。
【図8】図7に示した係数の更新に対応する誤差Eの変
化を示すグラフである。
化を示すグラフである。
【図9】振動周波数と2次付加音発生および残留騒音検
出経路において生じる時間遅延との間の計測結果を示す
グラフである。
出経路において生じる時間遅延との間の計測結果を示す
グラフである。
【図10】図9に示した遅延時間を規定するグラフであ
る。
る。
【図11】能動騒音制御の原理を説明するためのベクト
ル図である。
ル図である。
【図12】能動騒音制御の原理を説明するための振動波
形図である。
形図である。
1 回転機器 2 振動センサ 3,5,7 フィルタ 4 誤差検出用マイク 6 スピーカ 8 適応型デジタルフィルタ 9 A/D変換器 90,91 係数乗算器 93 加算器 94 係数演算部 95 遅延データメモリ 80ないし8n-1 レジスタ SW0ないしSWn-1 スイッチ U,Un ないしU0 振動データ E 誤差信号 Y 2次付加音信号
Claims (1)
- 【請求項1】 振動源から発せられる振動を緩和する振
動緩和装置であって、 振動を予め定められたサンプリング時間間隔でサンプル
し、サンプルされた振動データUn を出力するサンプリ
ング手段と、 前記サンプリング手段から出力される振動データUn を
前記予め定められたサンプリング時間間隔でシフトし、
n個の遅延された振動データUn-1 ないしU0を出力す
るシフトレジスタ手段と、 前記振動データUn ないしU0 のうちほぼ90度の位相
差を有する第1および第2の振動データおよび第1およ
び第2の係数データを第1の予め定められた演算式に適
用することにより、振動抑制信号を出力する第1の演算
手段と、 振動抑制信号に応答して、前記振動源から発せられる振
動を抑制するための抑制振動を発する抑制振動発生手段
と、 前記振動源から発せられた振動のうち前記抑制振動によ
って抑制されなかった残留振動を検出する残留振動検出
手段と、 各振動周波数について前記抑制振動発生手段および前記
残留振動検出手段において生じる信号の伝搬遅延データ
を記憶する記憶手段と、 前記振動源から発せられる振動の周波数を検出する周波
数検出手段と、 前記周波数検出手段により検出された周波数により決定
される前記記憶手段内の伝搬遅延データおよび前記残留
振動検出手段により検出された残留振動データを第2の
予め定められた演算式に適用することにより、前記第1
の演算手段のための前記第1および第2の係数データを
出力する第2の演算手段とを含む、振動緩和装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4308658A JP2860026B2 (ja) | 1992-11-18 | 1992-11-18 | 振動緩和装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4308658A JP2860026B2 (ja) | 1992-11-18 | 1992-11-18 | 振動緩和装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06161467A true JPH06161467A (ja) | 1994-06-07 |
| JP2860026B2 JP2860026B2 (ja) | 1999-02-24 |
Family
ID=17983733
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4308658A Expired - Fee Related JP2860026B2 (ja) | 1992-11-18 | 1992-11-18 | 振動緩和装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2860026B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH09274489A (ja) * | 1996-04-04 | 1997-10-21 | Canon Inc | 騒音低減装置 |
| CN105510066A (zh) * | 2015-11-25 | 2016-04-20 | 长兴昇阳科技有限公司 | 基于自适应降噪算法的一类旋转机械系统故障诊断方法 |
-
1992
- 1992-11-18 JP JP4308658A patent/JP2860026B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH09274489A (ja) * | 1996-04-04 | 1997-10-21 | Canon Inc | 騒音低減装置 |
| CN105510066A (zh) * | 2015-11-25 | 2016-04-20 | 长兴昇阳科技有限公司 | 基于自适应降噪算法的一类旋转机械系统故障诊断方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2860026B2 (ja) | 1999-02-24 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19981110 |
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