JPH06163406A - 光源装置並びにそれを用いた材料製造装置および材料製造方法 - Google Patents

光源装置並びにそれを用いた材料製造装置および材料製造方法

Info

Publication number
JPH06163406A
JPH06163406A JP33091492A JP33091492A JPH06163406A JP H06163406 A JPH06163406 A JP H06163406A JP 33091492 A JP33091492 A JP 33091492A JP 33091492 A JP33091492 A JP 33091492A JP H06163406 A JPH06163406 A JP H06163406A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
light source
energy
semiconductor layer
source device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP33091492A
Other languages
English (en)
Inventor
Koji Mori
孝二 森
Nobuaki Kondo
信昭 近藤
Masamune Kusunoki
雅統 楠
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP33091492A priority Critical patent/JPH06163406A/ja
Publication of JPH06163406A publication Critical patent/JPH06163406A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Recrystallisation Techniques (AREA)
  • Lasers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 半導体などの材料を均一かつ良好に結晶化さ
せ、また、安定性,信頼性を高く結晶化させることが可
能である。 【構成】 半導体層2のエネルギーバンドギャップEg
よりもかなり大きな光エネルギー(hν1)の光と、光
エネルギー(hν1)よりも小さいが半導体層2のエネ
ルギーバンドギャップEgとほぼ同じかEgよりも大きな
光エネルギー(hν2)の光との2種類の光(hν1,h
ν2)を光源装置から出射する。この場合、光エネルギ
ー(hν1)の光により、半導体層2の光照射側の最表
面を溶融できる。また、光エネルギー(hν2)の光
は、半導体層2の内部にまで透過できるため、その波長
(ν2)と半導体層2の膜厚とを適宜調整して、基板1
の近傍まで半導体層2内部を溶融できる一方で、基板1
自体には熱的ダメージを与えずに済む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体などの材料を溶
融し結晶化する場合などに用いられる光源装置並びにそ
れを用いた材料製造装置および材料製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、半導体材料を溶融し結晶化する1
つの方法として、例えば特開昭62−36854号,特
開平2−177443号に開示されているように、光源
にエキシマレーザを用い、アモルファスシリコン膜(a
−Si膜)を1種類のレーザ光で結晶化する方法が知ら
れている。また、他の方法として、CO2レーザ(波長
10μm)のような長波長レーザを用いて、シリコン
(Si)を溶融,結晶化する方法が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、1種類
のレーザ光で結晶化を行なう方法では、基板材料および
被結晶化層の条件をかなり適正なものに決めないと、良
好な結晶化並びに不純物拡散を行なうことができないと
いう問題があった。特に、被結晶化層は、その厚さが1
000Å以上となると、レーザ光の照射側表面とこれと
反対側の基板側表面とで溶融,結晶化の速度が異なるた
め、膜厚方向において均一な結晶化および不純物拡散を
行なうことができないという欠点があった。
【0004】また、CO2レーザのような長波長レーザ
を用いて溶融,結晶化を行なう方法では、長波長のレー
ザ光が薄膜から基板まで透過して、基板に対して熱的ダ
メージを与え、薄膜の溶融,結晶化時の熱膨張差などに
よって膜はがれを生じさせたり、内部応力が蓄積したり
して、安定性,信頼性に欠けるという問題があった。
【0005】本発明は、上述した従来の欠点を克服し、
半導体などの材料を均一かつ良好に結晶化させ、また、
安定性,信頼性を高く結晶化させ、さらには、これに伴
なって、不純物をも均一かつ良好に拡散させることの可
能な光源装置並びにそれを用いた材料製造装置および材
料製造方法を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、半導体などの材料を光照射によって結晶
化させる際、この材料のエネルギーバンドギャップより
も大きい光エネルギーをもつ少なくとも2種類の光を用
いることを特徴としている。図1は2種類の光を用いて
被結晶化層としての材料を結晶化する本発明の結晶化の
モデルを示す図である。なお、本発明による結晶化と対
比させるため、1種類の光を用いて材料を結晶化する従
来の結晶化のモデルを図2に示した。なお、図1,図2
において、被結晶化層としての材料,例えば半導体層2
は基板1上に予め形成されている。先づ、図2を参照す
ると、従来の結晶化では、半導体層2のエネルギーバン
ドギャップEgよりもかなり大きな1種類の光エネルギ
ー(hν1)を用いるため、すなわち、エネルギーバン
ドギャップEgよりも十分に大きな光エネルギー(h
ν1)をもつ光を出射する光源が通常用いられているた
め、半導体層2の最表面でのみ結晶化がなされ、照射時
間を増加させても半導体層2全体を均一に結晶化するこ
とは極めて難かしい。これに対し、図1を参照すると、
本発明による結晶化では、半導体層2のエネルギーバン
ドギャップEgよりもかなり大きな光エネルギー(h
ν1)の光と、光エネルギー(hν1)よりも小さいが半
導体層2のエネルギーバンドギャップEgとほぼ同じか
gよりも大きな光エネルギー(hν2)の光との2種類
の光(hν1,hν2)を出射する光源装置を用いてい
る。すなわち、hν1>hν2≧Egの関係を満たす2種
類の光(hν1,hν2)を出射する光源装置を用いてい
る。この場合、光エネルギー(hν1)の光により、半
導体層2の光照射側の最表面を溶融することができる。
また、光エネルギー(hν2)の光は、半導体層2の内
部にまで透過することができるため、その波長(ν2
と半導体層2の膜厚とを適宜調整することにより(例え
ば、光エネルギー(hν2)の光が基板1の近傍には達
するが、基板1にまでは透過しないように調整すること
により)、基板1の近傍まで半導体層2内部を溶融する
ことができる一方で、基板1自体には熱的ダメージを与
えずに済む。
【0007】従って、光エネルギー(hν1)の光と光
エネルギー(hν2)の光とを同時に照射することによ
り、半導体層2に対し、最表面が溶融した状態と、内部
が溶融した状態とを同時に実現することができ、半導体
層2全体を基板1の近傍まで均一に結晶化することがで
きる。また、この際、基板1に対して熱的ダメージを与
えずに済み、半導体層2全体に熱が加わることにより、
安定性,信頼性の高い結晶化を行なうことができる。
【0008】また、上記2種類の光を同時に照射するの
でなく、互いに時間をずらして照射するようにしても良
い。図3(a)乃至(d)は2種類の光を時間をずらし
て照射する場合の結晶化の様子を示す図である。この場
合、図3(a)に示すように、先づ、エネルギーの小さ
い方の光,すなわち光エネルギー(hν2)の光を先づ
照射する。この結果、半導体層2は、図3(b)に示す
ように、最初、基板1の近傍付近まで全体が溶融し、し
かる後、光照射側の最表面3から固化(結晶化)が始ま
る。この際、図3(c)に示すように、光エネルギー
(hν2)の光を照射した後、少し遅れて、エネルギー
の高い光,すなわち光エネルギー(hν1)の光を照射
すると、半導体層2の固化し始めた最表面3が再び溶融
する。この結果、図3(d)に示すように、最終的に半
導体層2全体にわたり、結晶粒はより均一なものとな
る。換言すれば、光エネルギー(hν2)の光と光エネ
ルギー(hν1)の光とを所定の時間差をもって照射す
ることにより、より均一な結晶化を行なうことができ
る。
【0009】なお、上記モデル図では、2種類の光を用
いてアニールを行なったが、さらに多くの種類の光,例
えば、Eg≦hν2<hν3<hν1の関係を満たすような
3種類の光(hν1,hν2,hν3)を用いてアニール
を行なうこともできる。
【0010】また、被結晶化層,すなわち材料2を半導
体層としたが、他の材料,例えば、ビスマス(Bi)や
アンチモン(Sb)などの半金属を溶融し結晶化する場
合にも本発明を適用することができる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図4は本発明に係る光源装置の第1の実施例の構
成図である。この第1の実施例の光源装置21は、光エ
ネルギー(hν1)の光を照射する第1の光源22と、
光エネルギー(hν2)の光を出射する第2の光源23
と、第1の光源22および第2の光源23の駆動制御を
行なう制御部24と、ミラー25と、ビームスプリッタ
26とを有している。ここで、第1の光源22として
は、例えば、波長λ1が150〜350nmの範囲の光
エネルギー(hν1)の光を出射するエキシマレーザが
用いられ、また、第2の光源23としては、例えば、波
長λ1よりも長波長の光エネルギー(hν2)の光を出射
するArレーザが用いられる。また、制御部24は、例
えば、第1の光源22および第2の光源23をパルス駆
動し、その際、そのパルス幅およびパルス間隔,さらに
は光のエネルギー強度等を制御するようになっている。
【0012】図5は図4の光源装置21を用いた材料製
造装置の構成例を示す図である。この材料製造装置は、
チャンバ31内に基板1を保持するためのホルダ32が
設けられ、チャンバ31内を所定の雰囲気,温度,圧力
に設定した状態で、光源装置21を駆動し、光源装置2
1からの2種類の光により基板1上に形成されている半
導体層2を溶融し、結晶化するようになっている。
【0013】このような構成の光源装置21およびそれ
を用いた材料製造装置では、光源装置21の制御部24
により、第1の光源22および第2の光源23を駆動制
御する。これにより、第1の光源22から出射された光
エネルギー(hν1)の光は、ビームスプリッタ26を
介して半導体層2に入射する。半導体層2のエネルギー
バンドギャップEgよりも、光エネルギー(hν1)が十
分に大きいものであれば、この光エネルギー(hν1
の光の照射によって、半導体層2の光入射側の最表面3
を溶融することができる。また、第2の光源23から出
射された光エネルギー(hν2)の光は、ミラー25,
ビームスプリッタ26を介して、半導体層2に入射す
る。この光エネルギー(hν2)がhν1>hν2≧Eg
満たす大きさのものであれば、この光エネルギー(hν
2)の光の照射によって、半導体層2の内部を溶融する
ことができる。
【0014】この際、制御部24が第1の光源22およ
び第2の光源23を同時に駆動する場合には、光エネル
ギー(hν1)の光と光エネルギー(hν2)の光とは、
半導体層2を同時に照射し、最表面が溶融した状態と内
部が溶融した状態とを同時に実現することができ、半導
体層2全体を基板1の近傍まで均一に結晶化することが
できる。また、制御部24が第1の光源22および第2
の光源23を所定の時間差をもって駆動する場合には、
光エネルギー(hν1)の光と光エネルギー(hν2)の
光とは、半導体層2を時間差をもって照射し、内部が溶
融した状態と最表面が溶融した状態とを所定の時間をず
らして実現することができる。
【0015】実際に、基板1上に半導体層2を形成し、
この半導体層2を図5の材料製造装置によって溶融化
し、結晶化した。ここで、基板1としては、石英基板を
用い、この石英基板1上に、LPCVD法により100
SCCMのSi26ガス雰囲気,温度550℃,圧力
0.5torrの条件下で、半導体層2として、アモルファ
スシリコン膜(a−Si膜)を1000Åの厚さに形成
した。このアモルファスシリコン膜のエネルギーバンド
ギャップEgは、光学測定法で測定した結果、1.4e
Vであった。
【0016】このようにして基板1上に半導体層2を形
成後、光源装置21を駆動して半導体層2のアニールを
行なった。ここで、第1の光源22としては、波長が2
48nm,光エネルギー(hν1)が約5eVの光を出
射するKrFエキシマレーザを用い、また第2の光源2
3としては、波長が515nm,光エネルギー(h
ν2)が約2.4eVの光を出射するArレーザを用い
た。また、第1の光源22の駆動条件,すなわち光エネ
ルギー(hν1)の照射条件については、これをパルス
幅10n秒,繰返し周波数10HZ,エネルギー強度1
00mJ/cm2とし、このパルス光を10ショット照射
した。また、第2の光源23の駆動条件,すなわち光エ
ネルギー(hν2)の照射条件については、第1の光源
22と同期させて、パルス幅10μ秒,エネルギー強度
1mJ/cm2とした。
【0017】図6は本発明に係る光源装置の第2の実施
例の構成図である。この第2の実施例の光源装置51
は、光エネルギー(hν2)の光を出射する光源52
と、光源52からの光エネルギー(hν2)の光を分割
するビームスプリッタ53と、ビームスプリッタ53を
介して光エネルギー(hν2)の光が入射するとき、こ
れを光エネルギー(hν1)の光に波長変換する波長変
換素子54と、光源52の駆動制御を行なう制御部55
と、ミラー56,57と、ビームスプリッタ58とを有
している。ここで、光源52としては、例えば、波長λ
2が860nm,光エネルギー(hν2)が約1.4eV
の半導体レーザが用いられ、また、波長変換素子54と
しては、例えばLiNbO3結晶等の第2高調波発生素
子が用いられ、第2高調波発生素子が用いられる場合、
波長λ1が430nm,光エネルギー(hν1)が約2.
9eVの第2高調波を発生させることができる。
【0018】図7は図6の光源装置51を用いた材料製
造装置の構成例を示す図である。この材料製造装置は、
図5の材料製造装置と同様に、チャンバ31内に基板1
を保持するためのホルダ32が設けられ、チャンバ31
内を所定の雰囲気,温度,圧力に設定した状態で、光源
装置51を駆動し、光源装置51からの2種類の光によ
り基板1上に形成されている半導体層2を溶融し、結晶
化するようになっている。
【0019】このような構成の光源装置51およびそれ
を用いた材料製造装置では、光源装置51の制御部55
により、光源52を駆動制御する。これにより、光源5
2から出射された光エネルギー(hν2)の光は、ビー
ムスプリッタ53により分割され、一方は、ミラー5
6,ビームスプリッタ58を介して光エネルギー(hν
2)の光として半導体層2に入射する。また、ビームス
プリッタ53で分割された他方の光は、波長変換素子5
4により短波長変換されてミラー57,ビームスプリッ
タ58を介し光エネルギー(hν1)の光として半導体
層2に入射する。波長変換素子54からの光の光エネル
ギー(hν1)が半導体層2のエネルギーバンドギャッ
プEgよりも十分に大きいものであれば、この光エネル
ギー(hν1)の光の照射によって、半導体層2の光入
射側の最表面3を溶融することができる。また、光源5
2からミラー56,ビームスプリッタ58を介して半導
体層2に入射する光の光エネルギー(hν2)がhν1
hν2≧Egの関係を満たす大きさのものであれば、この
光エネルギー(hν2)の光の照射によって、半導体層
2の内部を溶融することができる。
【0020】図6,図7の構成では、制御部55が光源
52を駆動するとき、光エネルギー(hν1)の光と光
エネルギー(hν2)の光とはほぼ同時に出射され、従
って、半導体層2をほぼ同時に照射し、最表面が溶融し
た状態と内部が溶融した状態とを同時に実現することが
できる。これにより、半導体層2全体を基板1の近傍ま
で均一に結晶化することができる。
【0021】実際に、基板1上に半導体層2を形成し、
この半導体層2を図7の材料製造装置によって溶融化
し、結晶化した。ここで、基板1としては、シリコン
(Si)ウェハー上に500Åの膜厚の熱酸化膜が形成
された基板を用い、この基板1上に、LPCVD法によ
り300SCCMのSiH4ガス雰囲気,温度630
℃,圧力0.1torrの条件下で、半導体層2として、ポ
リシリコン膜を500Åの厚さに形成した。このポリシ
リコン膜のエネルギーバンドギャップEgは、光学的測
定法で測定した結果、1.2eVであった。
【0022】このようにして基板1上に半導体層2を形
成後、光源装置51を駆動して半導体層2のアニールを
行なった。
【0023】ここで、光源52としては、波長が860
nm,光エネルギー(hν2)が1.4eVの光を出射
するエネルギー強度5mW/cm2の半導体レーザを用
い、また、波長変換素子54としては、LiNbO3
晶からなる第2高調波発生素子を用いた。また、半導体
レーザの駆動条件,すなわち光エネルギー(hν2)の
照射条件については、これを、パルス幅10μ秒のもの
とし、このパルス光を102から103ショットで半導体
層2に照射した。また、波長変換素子54から出射する
光エネルギー(hν1)の照射条件は、光エネルギー
(hν2)の光の照射条件に従っており、光エネルギー
(hν2)の光と完全に同期しており、パルス幅が10
μ秒であり、光エネルギー(hν2)の光とほぼ同時に
半導体層2に照射した。
【0024】なお、図6,図7に示す例では、光エネル
ギー(hν1)の光と光エネルギー(hν2)の光とはほ
ぼ同時に半導体層2を照射するよう構成されているが、
光源装置を図8に示すような構成とすることにより、こ
れら2種類の光を時間差をもって照射することができ
る。すなわち、図8の構成例では、図6の光源装置にお
いて、ビームスプリッタ53とミラー56との間に、光
変調器または光スイッチ63が設けられ、また、ビーム
スプリッタ53と波長変換素子54との間に、光変調器
または光スイッチ64が設けられている。光変調器また
は光スイッチ63,64は、光源52から図9(a)に
示すような光パルスが所定の時間間隔Tで出射されこれ
がビームスプリッタ56で分割されたときに、各光パル
スを所定の時間差τでスイッチングして、図9(b)に
示すような光パルスと図9(c)に示すような光パルス
とを生成する機能を有している。この場合、図9(b)
に示すような光パルスを光エネルギー(hν2)の光と
してミラー56,ビームスプリッタ58を介して半導体
層2に入射させ、また、図9(c)に示すような光パル
スを波長変換素子54に入射させ、波長変換素子54か
ら光エネルギー(hν1)の光を出射させてミラー5
7,ビームスプリッタ58を介して半導体層2に入射さ
せることができる。従って、図8のように構成すること
により、光エネルギー(hν2)の光と光エネルギー
(hν1)の光とを時間差τをもって半導体層2に入射
させることができる。
【0025】また、上述の各実施例において、シリコン
(Si)が溶融状態になったときの不純物の拡散係数は、
固相の場合と比較して、5〜7桁程度上昇する。すなわ
ち、シリコン(Si)の溶融領域では、不純物は、極めて
短かい時間(n秒〜μ秒)で拡散する。これによって、半
導体層(シリコン層)2を基板1の近傍まで均一に結晶化
することができることに伴なって、不純物をも基板1の
近傍まで均一に拡散させることができる。
【0026】
【発明の効果】以上に説明したように、請求項1乃至6
記載の発明によれば、所定の材料を光照射して該材料を
溶融し結晶化するのに用いられる光源装置であって、前
記材料のエネルギーギャップよりも大きな複数種類の光
エネルギーの光を出射するようになっているので、半導
体などの材料を均一かつ良好に結晶化させ、また、安定
性,信頼性良く結晶化させることができ、さらには、こ
れに付随して均一かつ良好な不純物拡散を行なうことが
できる。
【0027】特に、請求項3記載の発明によれば、光源
からの光と、該光源からの光を波長変換素子で波長変換
した結果の光とにより、複数種類の光エネルギーの光を
発生させるようにしているので、複数種類の光源を別個
に設ける必要がなく、光源装置を小型に維持しつつ、材
料を溶融して結晶化するのに必要な複数種類の光エネル
ギーの光を出射することができる。
【0028】また、請求項6記載の発明によれば、複数
種類の光エネルギーの光を光源装置から所定の時間差を
もって出射させ、該複数種類の光エネルギーの光を前記
材料に所定の時間差をもって照射することにより、より
均一な結晶粒を得ることができ、より均一な結晶化を行
なうことができ、またこれに付随して、より均一な不純
物拡散を行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の結晶化を説明するための図である。
【図2】従来の結晶化を説明するための図である。
【図3】(a)乃至(d)は2種類の光を時間差をもっ
て照射するときの結晶化の様子を示す図である。
【図4】本発明に係る光源装置の第1の実施例の構成図
である。
【図5】図4の光源装置を用いた材料製造装置の構成例
を示す図である。
【図6】本発明に係る光源装置の第2の実施例の構成図
である。
【図7】図6の光源装置を用いた材料製造装置の構成例
を示す図である。
【図8】図6の光源装置の変形例を示す図である。
【図9】(a)乃至(c)は図8の光源装置で生成され
る光パルスを示す図である。
【符号の説明】
1 基板 2 材料(半導体層) 3 材料の最表面 21,51 光源装置 22 第1の光源 23 第2の光源 24 制御部 25 ミラー 26 ビームスプリッタ 31 チャンバ 32 ホルダ 52 光源 53 ビームスプリッタ 54 波長変換素子 55 制御部 56,57 ミラー 58 ビームスプリッタ 63 光変調器または光スイッチ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の材料を光照射して該材料を溶融し
    結晶化するのに用いられる光源装置であって、前記材料
    のエネルギーバンドギャップよりも大きな複数種類の光
    エネルギーの光を出射するようになっていることを特徴
    とする光源装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の光源装置において、前記
    複数種類の光エネルギーの光は、複数種類の光源からそ
    れぞれ出射されるようになっていることを特徴とする光
    源装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の光源装置において、所定
    の光エネルギーの光を出射する光源と、該光源からの光
    を波長変換する波長変換素子とを有し、前記複数種類の
    光エネルギーの光は、前記光源と前記波長変換素子とか
    らそれぞれ出射されるようになっていることを特徴とす
    る光源装置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の光源装置が用いられ、該
    光源装置から出射された複数種類の光エネルギーの光の
    照射によって、所定の材料を溶融し、結晶化するように
    なっていることを特徴とする材料製造装置。
  5. 【請求項5】 所定の材料を光照射して該材料を溶融し
    結晶化させる材料製造方法であって、複数種類の光エネ
    ルギーの光を光源装置から同時に出射させ、該複数種類
    の光エネルギーの光を前記材料に同時に照射することを
    特徴とする材料製造方法。
  6. 【請求項6】 所定の材料を光照射して該材料を溶融し
    結晶化させる材料製造方法であって、複数種類の光エネ
    ルギーの光を光源装置から所定の時間差をもって出射さ
    せ、該複数種類の光エネルギーの光を前記材料に所定の
    時間差をもって照射することを特徴とする材料製造方
    法。
JP33091492A 1992-11-17 1992-11-17 光源装置並びにそれを用いた材料製造装置および材料製造方法 Pending JPH06163406A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33091492A JPH06163406A (ja) 1992-11-17 1992-11-17 光源装置並びにそれを用いた材料製造装置および材料製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33091492A JPH06163406A (ja) 1992-11-17 1992-11-17 光源装置並びにそれを用いた材料製造装置および材料製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06163406A true JPH06163406A (ja) 1994-06-10

Family

ID=18237886

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP33091492A Pending JPH06163406A (ja) 1992-11-17 1992-11-17 光源装置並びにそれを用いた材料製造装置および材料製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06163406A (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1997028559A1 (fr) * 1996-01-30 1997-08-07 Seiko Epson Corporation Dispositif permettant d'obtenir un corps d'une energie elevee, procede de formation d'un film cristallin, et procede de fabrication d'un composant electronique possedant un film fin
JPH10144620A (ja) * 1996-11-07 1998-05-29 Semiconductor Energy Lab Co Ltd レーザー照射システムおよびその応用方法
WO1999031719A1 (en) * 1997-12-17 1999-06-24 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Semiconductor thin film, method of producing the same, apparatus for producing the same, semiconductor device and method of producing the same
JP2004087667A (ja) * 2002-08-26 2004-03-18 Hitachi Cable Ltd 結晶シリコン系薄膜半導体装置の製造方法
JP2004266102A (ja) * 2003-02-28 2004-09-24 Semiconductor Energy Lab Co Ltd レーザ照射装置およびレーザ照射方法、並びに半導体装置の作製方法。
JP2004343007A (ja) * 2003-05-19 2004-12-02 Hitachi Cable Ltd 結晶シリコン薄膜の製造方法
JP2007019539A (ja) * 1994-07-22 2007-01-25 Semiconductor Energy Lab Co Ltd レーザー処理方法
JP2008098595A (ja) * 2006-10-13 2008-04-24 Samsung Sdi Co Ltd 多結晶シリコン薄膜トランジスタ及びその製造方法

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007019539A (ja) * 1994-07-22 2007-01-25 Semiconductor Energy Lab Co Ltd レーザー処理方法
WO1997028559A1 (fr) * 1996-01-30 1997-08-07 Seiko Epson Corporation Dispositif permettant d'obtenir un corps d'une energie elevee, procede de formation d'un film cristallin, et procede de fabrication d'un composant electronique possedant un film fin
JPH10144620A (ja) * 1996-11-07 1998-05-29 Semiconductor Energy Lab Co Ltd レーザー照射システムおよびその応用方法
WO1999031719A1 (en) * 1997-12-17 1999-06-24 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Semiconductor thin film, method of producing the same, apparatus for producing the same, semiconductor device and method of producing the same
US6528397B1 (en) 1997-12-17 2003-03-04 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Semiconductor thin film, method of producing the same, apparatus for producing the same, semiconductor device and method of producing the same
US6806498B2 (en) 1997-12-17 2004-10-19 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Semiconductor thin film, method and apparatus for producing the same, and semiconductor device and method of producing the same
JP2004087667A (ja) * 2002-08-26 2004-03-18 Hitachi Cable Ltd 結晶シリコン系薄膜半導体装置の製造方法
JP2004266102A (ja) * 2003-02-28 2004-09-24 Semiconductor Energy Lab Co Ltd レーザ照射装置およびレーザ照射方法、並びに半導体装置の作製方法。
US7569441B2 (en) 2003-02-28 2009-08-04 Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. Laser irradiation apparatus, laser irradiation method, and method for manufacturing semiconductor device
JP2004343007A (ja) * 2003-05-19 2004-12-02 Hitachi Cable Ltd 結晶シリコン薄膜の製造方法
JP2008098595A (ja) * 2006-10-13 2008-04-24 Samsung Sdi Co Ltd 多結晶シリコン薄膜トランジスタ及びその製造方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6169014B1 (en) Laser crystallization of thin films
JP3213338B2 (ja) 薄膜半導体装置の製法
JP3860444B2 (ja) シリコン結晶化方法とレーザアニール装置
CN101971293B (zh) 用于薄膜的闪光灯退火
JP5678333B2 (ja) レーザアニール方法及び装置
EP1912252A1 (en) Polysilicon thin film transistor and method of fabricating the same
JPH06132219A (ja) レーザー処理方法
JP2002217125A (ja) 表面処理装置及び方法
JPH06163406A (ja) 光源装置並びにそれを用いた材料製造装置および材料製造方法
CN103081065B (zh) 激光退火装置及激光退火方法
JP3185771B2 (ja) 半導体処理方法及び半導体処理装置
JP3221149B2 (ja) 薄膜の熱処理方法
JP2603418B2 (ja) 多結晶半導体薄膜の製造方法
JP2004207691A (ja) 半導体薄膜の製造方法、その製造方法により得られる半導体薄膜、その半導体薄膜を用いる半導体素子および半導体薄膜の製造装置
JP3105488B2 (ja) レーザー処理方法
JP2000021776A (ja) 半導体薄膜の形成方法、パルスレーザ照射装置、および半導体装置
KR20180131667A (ko) 고체 레이저 결정화 장치
JPH09162121A (ja) 半導体装置の製造方法
JP2000012460A (ja) 薄膜の形成方法および薄膜形成装置
US20050211987A1 (en) Semiconductor device, manufacturing method thereof and manufacturing apparatus therefor
JP2003037079A (ja) レーザ光の照射方法及びその装置
JPH10125614A (ja) レーザ照射装置
JP2002083768A (ja) 単結晶薄膜の製造方法、単結晶薄膜基板及び半導体装置
WO2006075569A1 (ja) 半導体薄膜の製造方法および半導体薄膜の製造装置
CN100437940C (zh) 非晶硅晶化设备及方法