JPH0616367B2 - 超電導導体 - Google Patents
超電導導体Info
- Publication number
- JPH0616367B2 JPH0616367B2 JP60030061A JP3006185A JPH0616367B2 JP H0616367 B2 JPH0616367 B2 JP H0616367B2 JP 60030061 A JP60030061 A JP 60030061A JP 3006185 A JP3006185 A JP 3006185A JP H0616367 B2 JPH0616367 B2 JP H0616367B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- stabilizing material
- superconducting conductor
- purity
- superconducting
- longitudinal direction
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E40/00—Technologies for an efficient electrical power generation, transmission or distribution
- Y02E40/60—Superconducting electric elements or equipment; Power systems integrating superconducting elements or equipment
Landscapes
- Superconductors And Manufacturing Methods Therefor (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は超電導導体に係り、特に大形高磁界マグネツト
のコイル導体として使用するのに好適な超電導導体に関
する。
のコイル導体として使用するのに好適な超電導導体に関
する。
定格電流が1000アンペアを越すような大容量の超電
導導体は、第5図に示すように、長手方向に形成された
収納溝1aによつて長手方向に対して直角方向の断面形
状が門形に構成された高純度銅安定化材1の前記収納溝
1aの中に、Nb−TiまたはNb3Sn等の超電導素線の
単線またはより線からなる超電導材2と、押出しあるい
は引抜き加工により高純度アルミニウム安定化材3の表
面に銅の被覆層4を設けたバイパス導体5と、高純度銅
にて形成された安定化材蓋6とが順次に嵌込まれて半田
付け層7により接合固定され、更に高純度銅安定化材1
の表面は冷却効果を高めるための粗面1bがシヨツトブ
ラストまたは切削等による凹凸によつて形成されて成
る。
導導体は、第5図に示すように、長手方向に形成された
収納溝1aによつて長手方向に対して直角方向の断面形
状が門形に構成された高純度銅安定化材1の前記収納溝
1aの中に、Nb−TiまたはNb3Sn等の超電導素線の
単線またはより線からなる超電導材2と、押出しあるい
は引抜き加工により高純度アルミニウム安定化材3の表
面に銅の被覆層4を設けたバイパス導体5と、高純度銅
にて形成された安定化材蓋6とが順次に嵌込まれて半田
付け層7により接合固定され、更に高純度銅安定化材1
の表面は冷却効果を高めるための粗面1bがシヨツトブ
ラストまたは切削等による凹凸によつて形成されて成
る。
また、第6図に示すように、高純度アルミニウム安定化
材3の表面に銅の被覆層4を形成したバイパス導体5を
蓋体として兼用することで、前述の高純度銅安定化材蓋
6を省略する場合もある。
材3の表面に銅の被覆層4を形成したバイパス導体5を
蓋体として兼用することで、前述の高純度銅安定化材蓋
6を省略する場合もある。
ところで、このような超電導導体は、液体ヘリウムを冷
媒として極低温(4.2K)に冷却されて超電導材2が超
電導状態に保たれるが、発生磁場による超電導材2の挙
動や変動磁界等の外乱によつて部分的に超電導状態が破
れて常電導状態に転移する現象が生ずる。大形で高磁界
のマグネツトにおいては、蓄積エネルギーが大きいため
に、このような転移がコイル全体に広がる(クエンチ現
象)と、コイルが焼損したりヘリウム容器が圧力上昇に
より破損する危険性がある。このため、通常は、完全安
定化と称して部分的な常電導状態が生じてもそれによつ
て発生する熱量よりも液体ヘリウムによる冷却熱量が多
くなるようにしてクエンチ現象が生じないように設計さ
れる。
媒として極低温(4.2K)に冷却されて超電導材2が超
電導状態に保たれるが、発生磁場による超電導材2の挙
動や変動磁界等の外乱によつて部分的に超電導状態が破
れて常電導状態に転移する現象が生ずる。大形で高磁界
のマグネツトにおいては、蓄積エネルギーが大きいため
に、このような転移がコイル全体に広がる(クエンチ現
象)と、コイルが焼損したりヘリウム容器が圧力上昇に
より破損する危険性がある。このため、通常は、完全安
定化と称して部分的な常電導状態が生じてもそれによつ
て発生する熱量よりも液体ヘリウムによる冷却熱量が多
くなるようにしてクエンチ現象が生じないように設計さ
れる。
そのためには超電導材2の一部が常電導状態に転移した
ときに、該部分に発生する熱量を可及的に少なくするこ
とが望ましく、高純度銅安定化材1と高純度アルミニウ
ム安定化材3と高純度銅安定化材蓋6は超電導材2が常
電導状態に転移して高抵抗値になつた部分の電流をバイ
パスして発生熱量を軽減する役目をする。Nb−Tiまた
はNb3Sn等の超電導材の電気抵抗は常電導状では極め
て高い値を示す。これに対して高純度銅や高純度アルミ
ニウムの電気抵抗は極低温では極めて低く、特に高純度
アルミニウムの体積抵抗率は高純度銅に比較して数分の
1の値であることから、これらを安定化材として超電導
材と並置することにより超電導材が部分的に常電導状態
になつて電気抵抗が増加すると該部の電流は安定化材に
バイパスしてジユール熱の発生を軽減する。
ときに、該部分に発生する熱量を可及的に少なくするこ
とが望ましく、高純度銅安定化材1と高純度アルミニウ
ム安定化材3と高純度銅安定化材蓋6は超電導材2が常
電導状態に転移して高抵抗値になつた部分の電流をバイ
パスして発生熱量を軽減する役目をする。Nb−Tiまた
はNb3Sn等の超電導材の電気抵抗は常電導状では極め
て高い値を示す。これに対して高純度銅や高純度アルミ
ニウムの電気抵抗は極低温では極めて低く、特に高純度
アルミニウムの体積抵抗率は高純度銅に比較して数分の
1の値であることから、これらを安定化材として超電導
材と並置することにより超電導材が部分的に常電導状態
になつて電気抵抗が増加すると該部の電流は安定化材に
バイパスしてジユール熱の発生を軽減する。
しかしながら、高純度アルミニウムは剛性が低く、加工
歪を受けると体積抵抗率が著るしく増大する性質があ
る。このような高純度アルミニウムを安定化材として使
用した超電導導体を巻回してコイルを構成した場合、該
超電導導体には第5図および第6図に示すような電磁力
Wが作用し、該超電導導体は圧縮される。そしてこの電
磁力Wが高純度アルミニウム安定化材3に伝達される
と、該高純度アルミニウム安定化材3は加工硬化して体
積抵抗率が増大し、安定化材としての性能が低下する問
題がある。
歪を受けると体積抵抗率が著るしく増大する性質があ
る。このような高純度アルミニウムを安定化材として使
用した超電導導体を巻回してコイルを構成した場合、該
超電導導体には第5図および第6図に示すような電磁力
Wが作用し、該超電導導体は圧縮される。そしてこの電
磁力Wが高純度アルミニウム安定化材3に伝達される
と、該高純度アルミニウム安定化材3は加工硬化して体
積抵抗率が増大し、安定化材としての性能が低下する問
題がある。
なお、このような超電導導体は特開昭59−9809号公報に
開示されている。
開示されている。
従つて本発明の目的は、バイパス導体として使用する高
純度アルミニウム安定化材を超電導導体に作用する電磁
力等の外力から保護し、以つて加工歪の発生を軽減して
体積抵抗率の増大を軽減することにある。
純度アルミニウム安定化材を超電導導体に作用する電磁
力等の外力から保護し、以つて加工歪の発生を軽減して
体積抵抗率の増大を軽減することにある。
この目的を達成するため、本発明は、高純度銅安定化材
の両側脚部における高純度アルミニウム安定化材の収納
位置に対応する部分に、超電導導体の長手方向に伸びる
溝や空胴などの空間部を設けることにより、前記両側脚
部側から作用する外力が高純度アルミニウム安定化に伝
達されるのを軽減して、高純度アルミニウム安定化材の
加工歪の発生を軽減することを特徴とする。
の両側脚部における高純度アルミニウム安定化材の収納
位置に対応する部分に、超電導導体の長手方向に伸びる
溝や空胴などの空間部を設けることにより、前記両側脚
部側から作用する外力が高純度アルミニウム安定化に伝
達されるのを軽減して、高純度アルミニウム安定化材の
加工歪の発生を軽減することを特徴とする。
第1図に本発明になる超電導導体を巻回して構成したコ
イルの断面を示す。この実施例の超電導導体は、第5図
に示した従来の超電導状態と同じ型のものであり、門形
に構成された高純度銅安定化材1の収納溝1aに、超電
導材2と、銅の被覆層4が形成された高純度アルミニウ
ム安定化材3と、高純度銅の安定化材蓋6が収納され、
半田付け層7により接合固定された構成である。そして
高純度銅安定化材1の両側脚部1c,1dの外側表面には
本発明の空間部に相当する溝81,82が形成される。この
溝81,82は該超電導導体に作用する電磁力Wによつて高
純度アルミニウム安定化材3が加圧硬化されるのを軽減
するためのもので、従つて、高純度アルミニウム安定化
材3の位置に対応して導体の長手方向に伸びて形成され
る。また、この溝81,82は、該超電導導体を冷却するた
めの液体ヘリウムの通路としても利用するものであり、
従つて熱伝達面積を広くするために、該溝81,82の底に
は更に細溝81a,82aが形成される。
イルの断面を示す。この実施例の超電導導体は、第5図
に示した従来の超電導状態と同じ型のものであり、門形
に構成された高純度銅安定化材1の収納溝1aに、超電
導材2と、銅の被覆層4が形成された高純度アルミニウ
ム安定化材3と、高純度銅の安定化材蓋6が収納され、
半田付け層7により接合固定された構成である。そして
高純度銅安定化材1の両側脚部1c,1dの外側表面には
本発明の空間部に相当する溝81,82が形成される。この
溝81,82は該超電導導体に作用する電磁力Wによつて高
純度アルミニウム安定化材3が加圧硬化されるのを軽減
するためのもので、従つて、高純度アルミニウム安定化
材3の位置に対応して導体の長手方向に伸びて形成され
る。また、この溝81,82は、該超電導導体を冷却するた
めの液体ヘリウムの通路としても利用するものであり、
従つて熱伝達面積を広くするために、該溝81,82の底に
は更に細溝81a,82aが形成される。
このように構成された超電導導体は、長手方向には部分
的な絶縁スペーサ9,10を介して巻回されてコイルを構
成する。
的な絶縁スペーサ9,10を介して巻回されてコイルを構
成する。
以上のような超電導導体で構成されたコイルは、極低温
の液体ヘリウムに浸して冷却される。このとき、液体ヘ
リウムは隣接する超電導導体間の隙間から溝81,82内に
流入して該溝に沿つて導体の長手方向に流れる。超電導
導体の側面は、部分的に絶縁スペーサ9,10が介在さ
れているため該絶縁スペーサ9,10の介在領域は液体ヘ
リウムと接触できず冷却熱伝達が阻害される。しかし、
前記溝81,82の部分では絶縁スペーサ9,10との接触が
ないので、また細溝81a,82aを設けたことと相俟つ
て、大きな熱伝達面積を確保することができる。しかも
この溝81,82内では液体ヘリウムの流れが円滑になるの
で、導体の温度上昇によつてヘリウムガスが発生しても
その排出が円滑になり、該溝81,82は冷却作用に大きく
貢献する。
の液体ヘリウムに浸して冷却される。このとき、液体ヘ
リウムは隣接する超電導導体間の隙間から溝81,82内に
流入して該溝に沿つて導体の長手方向に流れる。超電導
導体の側面は、部分的に絶縁スペーサ9,10が介在さ
れているため該絶縁スペーサ9,10の介在領域は液体ヘ
リウムと接触できず冷却熱伝達が阻害される。しかし、
前記溝81,82の部分では絶縁スペーサ9,10との接触が
ないので、また細溝81a,82aを設けたことと相俟つ
て、大きな熱伝達面積を確保することができる。しかも
この溝81,82内では液体ヘリウムの流れが円滑になるの
で、導体の温度上昇によつてヘリウムガスが発生しても
その排出が円滑になり、該溝81,82は冷却作用に大きく
貢献する。
一方、この超電導導体が超電導状態となつてコイルが運
転状態にあるとき、超電導材2に流れる電流により隣接
する超電導材間には吸引方向の電磁力Wが発生する。こ
の電磁力Wは、各超電導導体についてみれば、それぞれ
の導体に圧縮力として作用していることになる。しかし
ながら、本発明になる前記超電導導体によれば、高純度
アルミニウム安定化材3に対してこの圧縮力が作用する
方位において高純度銅安定化材1の脚部1c,1dには溝8
1,82が形成されているので、この圧縮力は溝81,82を避
けた部分、すなわち高純度アルミニウム安定化材3を避
けた部分に集中することになり、主に高純度銅安定化部
材1の頂部1e、安定化材蓋6で受止めることになる。
これにより、高純度アルミニウム安定化材3に伝達され
る圧縮力は軽減され、従つて、高純度アルミニウム安定
化材3の加工歪が軽減されて安定化材としての性能の劣
化が軽減される。
転状態にあるとき、超電導材2に流れる電流により隣接
する超電導材間には吸引方向の電磁力Wが発生する。こ
の電磁力Wは、各超電導導体についてみれば、それぞれ
の導体に圧縮力として作用していることになる。しかし
ながら、本発明になる前記超電導導体によれば、高純度
アルミニウム安定化材3に対してこの圧縮力が作用する
方位において高純度銅安定化材1の脚部1c,1dには溝8
1,82が形成されているので、この圧縮力は溝81,82を避
けた部分、すなわち高純度アルミニウム安定化材3を避
けた部分に集中することになり、主に高純度銅安定化部
材1の頂部1e、安定化材蓋6で受止めることになる。
これにより、高純度アルミニウム安定化材3に伝達され
る圧縮力は軽減され、従つて、高純度アルミニウム安定
化材3の加工歪が軽減されて安定化材としての性能の劣
化が軽減される。
第2図に超電導導体は、上下左右より作用する外力Wか
ら高純度アルミニウム安定化材3を保護するように工夫
された実施例である。この例において、高純度アルミニ
ウム安定化材3に外力が作用するのを軽減するための部
分は、高純度銅安定化材1の両側脚部1c,1dの外側表
面の溝81,82と、頂部1eの外側表面の溝83と、安定化材
蓋6を脚部1c,1dの先端より低位に止めることにより
収納溝1aの開口端に形成される溝84によつて構成され
る。
ら高純度アルミニウム安定化材3を保護するように工夫
された実施例である。この例において、高純度アルミニ
ウム安定化材3に外力が作用するのを軽減するための部
分は、高純度銅安定化材1の両側脚部1c,1dの外側表
面の溝81,82と、頂部1eの外側表面の溝83と、安定化材
蓋6を脚部1c,1dの先端より低位に止めることにより
収納溝1aの開口端に形成される溝84によつて構成され
る。
この超電導導体に左右方向の外力Wが作用すると、この
外力は前記実施例と同様に、溝81,82のために、高純度
銅安定化材1の頂部1eと安定化材蓋6に集中して伝達
されることになる。そして上下方向の外力Wが作用する
と、この外力は溝83,84のために脚部1c,1dに集中して
伝達されることになる。従つてこの超電導導体は、上下
左右方向から作用する外力Wによつて高純度アルミニウ
ム安定化材3が加工歪を受けるのを軽減することができ
る。
外力は前記実施例と同様に、溝81,82のために、高純度
銅安定化材1の頂部1eと安定化材蓋6に集中して伝達
されることになる。そして上下方向の外力Wが作用する
と、この外力は溝83,84のために脚部1c,1dに集中して
伝達されることになる。従つてこの超電導導体は、上下
左右方向から作用する外力Wによつて高純度アルミニウ
ム安定化材3が加工歪を受けるのを軽減することができ
る。
第3図に示す実施例は、前記実施例における空間部とし
ての溝81,82の代りに空胴85〜88を設けたものである。
空胴85,86は高純度銅安定化材1の脚部1c,1d内に高純
度アルミニウム安定化材3に対応した導体の長手方向に
伸びて形成される。空胴87は、高純度銅安定化材1の頂
部1e内に収納溝1aに対応して長手方向に伸びて形成さ
れ、空胴88は安定化材蓋6内に長手方向内に伸びて形成
される。この超電導導体を冷却するための液体ヘリウム
は、該導体の周囲と、空胴85〜88に供給される。
ての溝81,82の代りに空胴85〜88を設けたものである。
空胴85,86は高純度銅安定化材1の脚部1c,1d内に高純
度アルミニウム安定化材3に対応した導体の長手方向に
伸びて形成される。空胴87は、高純度銅安定化材1の頂
部1e内に収納溝1aに対応して長手方向に伸びて形成さ
れ、空胴88は安定化材蓋6内に長手方向内に伸びて形成
される。この超電導導体を冷却するための液体ヘリウム
は、該導体の周囲と、空胴85〜88に供給される。
この超電導導体に外力Wが作用した場合、導体内部での
力の伝達は、空胴85〜88においては遮断されるためにこ
の外力は高純度アルミニウム安定化材以外の部材に集中
し、高純度アルミニウム安定化材3に達して該安定化材
に加工歪を発生させる程度は軽減される。
力の伝達は、空胴85〜88においては遮断されるためにこ
の外力は高純度アルミニウム安定化材以外の部材に集中
し、高純度アルミニウム安定化材3に達して該安定化材
に加工歪を発生させる程度は軽減される。
第4図に示す実施例は、第6図に示す従来の超電導導体
と同じ型のもので、左右方向の外力Wから高純度アルミ
ニウム安定化材3を保護するように工夫された例であ
る。この例において、高純度アルミニウム安定化材3を
保護するための空間部は、高純度銅安定化材1の両側脚
部1c,1dの外側表面の段差部89,90によつて構成され
る。この段差部89,90も高純度アルミニウム安定化材3
に対応して長手方向に伸びて他の表面より低位に形成さ
れる。
と同じ型のもので、左右方向の外力Wから高純度アルミ
ニウム安定化材3を保護するように工夫された例であ
る。この例において、高純度アルミニウム安定化材3を
保護するための空間部は、高純度銅安定化材1の両側脚
部1c,1dの外側表面の段差部89,90によつて構成され
る。この段差部89,90も高純度アルミニウム安定化材3
に対応して長手方向に伸びて他の表面より低位に形成さ
れる。
従つてこの超電導導体においても左右方向から作用する
外力Wは、段差部89,90以外の部分から高純度アルミニ
ウム安定化材3以外の部材に集中して伝達されることに
なり、該高純度アルミニウム安定化材3の加工歪が軽減
される。
外力Wは、段差部89,90以外の部分から高純度アルミニ
ウム安定化材3以外の部材に集中して伝達されることに
なり、該高純度アルミニウム安定化材3の加工歪が軽減
される。
なお、第2図〜第4図に示した実施例において、空間部
を構成するための溝81〜84、空胴85〜89、段差部89,90
の表面に第1図の実施例と同様な細溝を形成すれば、冷
却効果が更に向上する。
を構成するための溝81〜84、空胴85〜89、段差部89,90
の表面に第1図の実施例と同様な細溝を形成すれば、冷
却効果が更に向上する。
また、空間部は、超電導導体の形態に応じて、溝、空
胴、段差部あるいはその他の形状等を任意に組合せて構
成することが可能である。
胴、段差部あるいはその他の形状等を任意に組合せて構
成することが可能である。
以上のように本発明は、高純度銅安定化材の両側脚部に
おける高純度アルミニウム安定化材の収納位置に対応す
る部分に、超電導導体の長手方向に伸びる溝や空胴など
の空間部を設け、両側脚部側から作用する外力が高純度
アルミニウム安定化材に伝達されるのを軽減するように
したので、高純度アルミニウム安定化材の加工歪の発生
を軽減することができ、従つてその体積抵抗率の増大を
軽減することができる。
おける高純度アルミニウム安定化材の収納位置に対応す
る部分に、超電導導体の長手方向に伸びる溝や空胴など
の空間部を設け、両側脚部側から作用する外力が高純度
アルミニウム安定化材に伝達されるのを軽減するように
したので、高純度アルミニウム安定化材の加工歪の発生
を軽減することができ、従つてその体積抵抗率の増大を
軽減することができる。
第1図〜第4図は本発明の実施例を示すもので、第1図
は本発明になる超電導導体を用いたコイルの断面図、第
2図〜第4図はそれぞれ他の実施例を示す超電導導体の
断面図であり、第5図および第6図は従来の超電導導体
の断面図である。 1……高純度銅安定化材、1a……収納溝、2……超電
導材、3……高純度アルミニウム安定化材、7……半田
付け層、81、82……空間部を構成する溝。
は本発明になる超電導導体を用いたコイルの断面図、第
2図〜第4図はそれぞれ他の実施例を示す超電導導体の
断面図であり、第5図および第6図は従来の超電導導体
の断面図である。 1……高純度銅安定化材、1a……収納溝、2……超電
導材、3……高純度アルミニウム安定化材、7……半田
付け層、81、82……空間部を構成する溝。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭53−56994(JP,A) 特開 昭54−64994(JP,A) 特開 昭56−73807(JP,A) 特開 昭56−134410(JP,A) 特開 昭58−172813(JP,A) 特開 昭59−9809(JP,A) 特開 昭59−105211(JP,A) 実開 昭54−177577(JP,U) 実開 昭61−76630(JP,U) 特公 昭43−16030(JP,B1) 米国特許4079187(US,A)
Claims (7)
- 【請求項1】長手方向に伸びて形成された収納溝1aに
よって長手方向に対して直角に切断した断面形状が両側
脚部1c,1dおよび頂部1eからなる門形に構成され
る高純度銅安定化材1と、前記収納溝1a内に並べて収
納されそれぞれ半田付け7された超電導材2と高純度ア
ルミニウム安定化材3とを備えた超電導導体において、
前記高純度銅安定化材1の両側脚部1c,1dにおける
前記高純度アルミニウム安定化材3の収納位置に対応す
る部分に、前記両側脚部1c,1d側から作用する外力
が高純度アルミニウム安定化材3に伝達されるのを軽減
する超電導導体の長手方向に伸びる空間部81,82あ
るいは85,86あるいは89,90を設けたことを特
徴とする超電導導体。 - 【請求項2】特許請求の範囲第1項において、前記空間
部は、前記高純度銅安定化材1の両側脚部1c,1dの
外面に形成された溝81,82によって構成されたこと
を特徴とする超電導導体。 - 【請求項3】特許請求の範囲第1項において、前記空間
部は、前記高純度銅安定化材1の両側脚部1c,1dの
外面に形成された段差部89,90によって構成された
ことを特徴とする超電導導体。 - 【請求項4】特許請求の範囲第1項において、前記空間
部は、前記高純度銅安定化材1の両側脚部1c,1dの
部材内に形成された空胴85,86によって構成された
ことを特徴とする超電導導体。 - 【請求項5】特許請求の範囲第1項において、前記高純
度銅安定化材1の頂部1eにおける前記高純度アルミニ
ウム安定化材3の収納位置に対応する部分に、前記頂部
1e側から作用する外力が高純度アルミニウム安定化材
3に伝達されるのを軽減する超電導導体の長手方向に伸
びる空間部83,87を設けたことを特徴とする超電導
導体。 - 【請求項6】特許請求の範囲第1項において、前記高純
度安定化材1の前記収納溝1aの開口側に安定化材蓋6
を配置し、この安定化材蓋6における前記高純度アルミ
ニウム安定化材3の収納位置に対応する部分に、前記安
定化材蓋6側から作用する外力が高純度アルミニウム安
定化材3に伝達されるのを軽減する超電導導体の長手方
向に伸びる空間部88を設けたことを特徴とする超電導
導体。 - 【請求項7】特許請求の範囲第1項において、前記高純
度銅安定化材1の前記収納溝1aの開口側に、前記両側
脚部1c,1dの先端より低位となるように安定化材蓋
6を配置し、前記収納溝1aの開口端に開口側から作用
する外力が高精度アルミニウム安定化材3に伝達される
のを軽減する超電導導体の長手方向に伸びる溝84を設
けたことを特徴とする超電導導体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60030061A JPH0616367B2 (ja) | 1985-02-18 | 1985-02-18 | 超電導導体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60030061A JPH0616367B2 (ja) | 1985-02-18 | 1985-02-18 | 超電導導体 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61190814A JPS61190814A (ja) | 1986-08-25 |
| JPH0616367B2 true JPH0616367B2 (ja) | 1994-03-02 |
Family
ID=12293300
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60030061A Expired - Lifetime JPH0616367B2 (ja) | 1985-02-18 | 1985-02-18 | 超電導導体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0616367B2 (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4079187A (en) | 1975-12-15 | 1978-03-14 | Bbc Brown Boveri & Company Limited | Superconductor |
-
1985
- 1985-02-18 JP JP60030061A patent/JPH0616367B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4079187A (en) | 1975-12-15 | 1978-03-14 | Bbc Brown Boveri & Company Limited | Superconductor |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61190814A (ja) | 1986-08-25 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US5828291A (en) | Multiple compound conductor current-limiting device | |
| US3332047A (en) | Composite superconductor | |
| US4021633A (en) | Persistent current switch including electrodes forming parallel conductive and superconductive paths | |
| JP2015028912A (ja) | 超電導線材及びそれを用いた超電導コイル | |
| US3427391A (en) | Composite superconductive conductor | |
| JPH0616367B2 (ja) | 超電導導体 | |
| US4490578A (en) | Integrated superconductor | |
| US3486146A (en) | Superconductor magnet and method | |
| EP0743658A2 (en) | Aluminium stabilized superconductors and methods of construction | |
| US4234861A (en) | Electrical windings | |
| JP2003324013A (ja) | 酸化物超電導体電流リード | |
| JP2597339B2 (ja) | 超電導磁石製作方法 | |
| JP2883071B1 (ja) | 超電導界磁巻線用導体 | |
| US3504314A (en) | Composite superconductive conductor | |
| JPS5948488B2 (ja) | 複合超電導線 | |
| JP2699732B2 (ja) | 超電導導体及びこれに用いる安定化材 | |
| JPH046713A (ja) | アルミ安定化超電導線 | |
| JPS6024522B2 (ja) | 超電導導体 | |
| JPH0648604B2 (ja) | 超電導導体 | |
| JP2768844B2 (ja) | 超電導々体および超電導コイル | |
| US7102861B2 (en) | Cryogenic current limiting fuse | |
| JP2607822B2 (ja) | 超電導限流器 | |
| JP2003086039A (ja) | Al安定化超電導線材 | |
| JPH0232764B2 (ja) | ||
| JPS6049615A (ja) | 超電導電磁石 |