JPH0616387B2 - 集束イオンビーム注入装置 - Google Patents

集束イオンビーム注入装置

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JPH0616387B2
JPH0616387B2 JP62240465A JP24046587A JPH0616387B2 JP H0616387 B2 JPH0616387 B2 JP H0616387B2 JP 62240465 A JP62240465 A JP 62240465A JP 24046587 A JP24046587 A JP 24046587A JP H0616387 B2 JPH0616387 B2 JP H0616387B2
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JP
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ion beam
focused ion
oblique irradiation
angle
wafer
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宏 澤良木
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Nihon Denshi KK
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、集束イオンビーム注入装置に関し、更に詳し
くは、より確実に材料にイオン注入を行うことができる
ようにした集束イオンビーム注入装置に関する。
(従来の技術) 液体金属イオン源を用いた集束イオンビーム装置は、そ
のイオン源から、Ca,Inを始めSi,Be,B,
P,As,Zn等の金属イオンを得ることができる。そ
れらの金属イオンは、Si或いはIII−V族半導体基板
(サブストレイトという)に対して、P型,N型の不純
物となる。そこで、イオン源から出射されたこれらのイ
オンをサブストレート(以下単に材料という)に注入す
ることができればマスクレスのイオン注入が可能とな
る。このような集束イオンビーム(FIB)技術を用い
たイオン注入装置を集束イオンビーム注入装置という。
この種の不純物となるイオンを加速して単結晶Siウエ
ハ等に打込む場合、ビームをウエハ面に垂直(<110
>方向他)に照射すると、イオンは原子と衝突せずに奥
深く打込まれる。第3図はイオン注入の様子を示す図で
ある。ウエハ1内には原子2が図に示すように規則正し
く並んでいる。この状態でイオンビームB1をウエハ1
面に垂直に照射すると図に示すようにイオンは原子と衝
突しないで奥深く打込まれる。このような現象はチャネ
ル効果と呼ばれる。
特に深いイオン打込みを意識的に行う場合を除き、この
チャネル効果を防止するためにイオンビームを図に示す
ようにウエハ1面に対して斜めに傾けたビームB2とな
してウエハ1面に照射する。ここで、θはイオンビーム
B2が光軸Kとなす角である。傾き角θとしては7゜程
度が用いられる。このようなイオンビームの斜め照射を
行うとイオンは図に示すようにウエハ1の表面近くの原
子2と衝突して表面近くにとどまる。
第4図はこのようなイオンビームの斜め照射機構をもつ
集束イオンビーム装置の構成概念図である。イオン源
(図示せず)から出射したイオンビームBiは走査用
(スキャン用)偏向器11でx,y各方向に2次元の偏
向を受けて対物レンズ12に入る。対物レンズ12は電
子レンズで構成されており、通過するイオンビームBi
を収束する。対物レンズ12を通過したイオンビームB
iは、上下2段の斜め照射用偏向器13,14により斜
め照射用の偏向を受け、ウエハ1に斜め照射を行う。こ
の場合において、斜め照射用偏向器を13,14と2段
構成にしているのは、偏向による色収差を補正するため
である。
(発明が解決しようとする問題点) 前述の説明では、チャネル効果を排除するために光軸に
対して7゜の傾きをもたせてイオンビームをウエハ(材
料)上に照射する場合を例にとった。しかしながら、チ
ャネル効果を排除するためには、これだけでは充分でな
い。以下にその理由を説明する。
第5図はウエハ(材料)の立体構造を示す図である。図
において、x,y,zはウエハの結晶軸、S1,S2は
それぞれ原子2を含む面である。結晶軸のうちz軸は光
軸Kと平行であり、面S1とS2も平行である。そし
て、面S1とS2の距離をLとする。今、面S1とS2
との間に原子2を含まず、且つS1,S2と平行な面S
3を設定する。この面S3に沿って光軸Kに対しθだけ
傾いたイオンビームBiを入射しても原子2と衝突する
ことはない。従って、依然としてチャネル効果が発生し
てしまう。
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであって、
その目的は、チャネル効果を排除してより確実に材料に
イオン注入を行うことができるようにした集束イオンビ
ーム注入装置を実現することにある。
(問題点を解決するための手段) 前記した問題点を解決する本発明は、イオンビームを材
料に照射してイオン注入を行う集束イオンビーム注入装
置において、イオンビームを光軸に対して所定角だけ傾
かせる斜め照射用偏向器を水平方向に回転可能な構造と
すると共に、該斜め照射用偏向器を回転させる回転駆動
機構を設け、その回転角を制御できるように構成したこ
とを特徴とするものである。
(作用) 斜め照射用偏向器を回転駆動機構により水平方向に所定
角だけ回転できるようにする。第6図は本発明の作用説
明図である。照射用偏向器を水平方向にφだけ回転させ
ることにより、第5図に示す面S3をS3′のように角
φだけ回転する。この結果、入射イオンビームBiが原
子2と衝突する可能性を大幅に高めることができる。
(実施例) 以下、図面を参照して本発明の実施例について詳細に説
明する。
第1図は本発明の一実施例を示す構成図である。第4図
と同一のものは、同一の符号を付して示す。図におい
て、20は斜め照射用静電型偏向器13,14がその内
部に固定されたブロックで、その立体形状は第2図に示
す通りである。ブロック20は軸30(具体的にはx軸
又はy軸)を中心としてここでは水平方向に±90゜ま
で回転できるようになっている。
21はブロック20の外周に設けられた歯車で、この歯
車21が回転すると、ブロック20は第2図に示すよう
に水平方向に所定角だけ回転するようになっている。2
2は歯車21と噛合する歯車で、モータ23の回転軸に
取付けられている。24はモータ23にブロック20の
回転角に応じた制御信号を出力するMPUである。この
ように構成された装置の動作を説明すれば、以下の通り
である。
イオン源(図示せず)から出射したイオンビームBi
は、走査用偏向器11で2次元方向の偏向を受け、対物
レンズ12に入って収束される。対物レンズ12で収束
されたイオンビームBiは、水平方向に回転可能な斜め
照射用偏向器13,14に入る。斜め照射用偏向器1
3,14は、前述したように第2図に示すようなブロッ
ク20に固定されている。今、MPU24からモータに
回転制御信号を与えてやると、該モータ23は入力信号
に応じた量だけ回転する。モータ23が回転すると、そ
の回転軸に直結した歯車22も回転し、その回転力はこ
れと噛合した歯車21に伝わる。
歯車21が回転すると、それに応じてブロック20が第
2図に示すように所定角だけ水平方向に回転する。ブロ
ック20が回転すると、該ブロック20の内側に固定さ
れた偏向器13,14も当然に同一角だけ回転する。こ
の回転角φは、最もイオンビームBiが原子2と衝突す
る確率が高くなるような角に設定することができる。従
って、材料に照射されるイオンビームBiは光軸Kに対
して角θ(具体的には前述した角7゜)だけ傾くと共
に、水平方向にも所定角φだけ傾いているので、第6図
に示したように材料1にチャネル効果を排除した状態で
注入することができる。
ここで、斜め照射用偏向器13,14の水平方向の回転
角φをモニタする方法としては、以下に示すような方法
が考えられる。
機械的に角度を読取る機構を設ける。
ステージ上に載置された十字線(基準マーク)を検出
して角度を測定する。
上述の説明においては、斜め照射用偏向器13,14を
水平方向に回転するのに、これら偏向器が固定されたブ
ロックを回転駆動機構を用いて回転させる場合を例にと
った。しかしながら、本発明はこれに限るものではな
く、斜め照射用偏向器13,14を水平方向に所定角だ
け回転させることができる機構であれば、どのような機
構を用いてもよい。又、実施例中に示すブロック20を
回転させる機構も歯車を用いて行うものに限るものでは
なくベルトその他の機構を用いて回転させることができ
るものであれば、どのようなものであってもよい。回転
角の許容範囲も例示のように±90に限るものでないこ
とはいうまでもない。
(発明の効果) 以上詳細に説明したように、本発明によれば、斜め照射
用偏向器を水平方向に回転できるようにすると共に、そ
の回転角を制御することにより、チャネル効果を排除し
てより確実に材料にイオン注入を行うことができるよう
にした集束イオンビーム注入装置を実現することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す構成図、第2図は水平
方向回転部の立体形状を示す図、第3図はイオン注入の
様子を示す図、第4図は斜め照射機構をもつ集束イオン
ビーム装置の構成概念図、第5図はウエハの立体構造を
示す図、第6図は本発明の作用説明図である。 11……走査用偏向器、12……対物レンズ 13,14……斜め照射用偏向器 20……ブロック、21,22……歯車 23……モータ、24……MPU Bi……イオンビーム

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】イオンビームを材料に照射してイオン注入
    を行う集束イオンビーム注入装置において、イオンビー
    ムを光軸に対して所定角だけ傾かせる斜め照射用偏向器
    を水平方向に回転可能な構造とすると共に、該斜め照射
    用偏向器を回転させる回転駆動機構を設け、その回転角
    を制御できるように構成したことを特徴とする集束イオ
    ンビーム注入装置。
JP62240465A 1987-09-24 1987-09-24 集束イオンビーム注入装置 Expired - Lifetime JPH0616387B2 (ja)

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JP62240465A JPH0616387B2 (ja) 1987-09-24 1987-09-24 集束イオンビーム注入装置

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JP62240465A JPH0616387B2 (ja) 1987-09-24 1987-09-24 集束イオンビーム注入装置

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Publication Number Publication Date
JPS6482443A JPS6482443A (en) 1989-03-28
JPH0616387B2 true JPH0616387B2 (ja) 1994-03-02

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ID=17059911

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JP62240465A Expired - Lifetime JPH0616387B2 (ja) 1987-09-24 1987-09-24 集束イオンビーム注入装置

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US7397049B2 (en) 2006-03-22 2008-07-08 Varian Semiconductor Equipment Associates, Inc. Determining ion beam parallelism using refraction method
JP5338022B2 (ja) * 2006-07-12 2013-11-13 富士通株式会社 照射方向可変イオン照射装置および二次イオン質量分析装置

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JPS6482443A (en) 1989-03-28

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