JPH06164372A - 非同期式アップ/ダウンカウンタ - Google Patents

非同期式アップ/ダウンカウンタ

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JPH06164372A
JPH06164372A JP4310102A JP31010292A JPH06164372A JP H06164372 A JPH06164372 A JP H06164372A JP 4310102 A JP4310102 A JP 4310102A JP 31010292 A JP31010292 A JP 31010292A JP H06164372 A JPH06164372 A JP H06164372A
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signal
switching
count
counter
output
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JP4310102A
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Inventor
Tadaaki Shiraishi
忠明 白石
Tetsuaki Oga
哲明 大賀
Hiroichi Ishida
博一 石田
Teruaki Isaki
照明 伊崎
Yusuke Mashiba
佑輔 真柴
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 クロックパルス幅が変化しても各論理素子の
動作遅延時間の相互関係によるハザードを発生させず、
また、カウンタクロックとアップ/ダウン切換信号のタ
イミングによるカウンタの誤動作をも防止した非同期式
アップ/ダウンカウンタを得る。 【構成】 クロック信号とアップ/ダウン切換信号をア
ップ/ダウン検出手段に入力し、カウント方向の切換え
を検出してカウンタ手段をロックする機能を持つ切換検
出信号とカウント方向を切り換える確定アップ/ダウン
切換信号を出力し、確定アップ/ダウン切換信号により
カウンタ手段のロック中に方向を切り換える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えばディジタル信
号処理、変復調処理等に用いられる非同期式可逆カウン
タ(以下非同期式アップ/ダウンカウンタと称す)のハ
ザードによる誤カウント防止に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図8は「IC論理回路設計の基礎」、昭
和58年8月30日初版第3刷発行、西野聰著、日刊工
業新聞社、第72ページ図4・20に記載された従来の
非同期式アップ/ダウンカウンタの原理を示すブロック
図である。図において、1はクロック信号、101α,
111α,121α,131αはカウンタを構成するフ
リップフロップ、SW1,SW2,SW3はカウンタの
アップ/ダウンを切り換えるスイッチである。このスイ
ッチSW1,SW2,SW3が全て上側に接続されてい
る時、各々フリップフロップ101α,111α,12
1α,131αは入力されたクロック信号をそれぞれ
Q,バーQに交互に出力するので、各々フリップフロッ
プ101α,111α,121α,131αでクロック
信号が入力される度に1/2分周するように動作する。
従って回路全体として非同期式アップカウンタとして動
作し、逆に全て下側に接続されている時には各フリップ
フロップ101α,111α,121α,131αのバ
ーQ出力はQの極性反転、つまり2の補数を出力する
が、補数を出力する回路は減算回路にほかならず回路全
体としても減算回路を直列接続しているので非同期式ダ
ウンカウンタとして動作する。
【0003】図9は図8のスイッチSW1,SW2,S
W3を論理回路で構成した論理図である。図において、
2αは出力Tを入力Qに接続するか、入力バーQに接続
するかの選択を制御する制御入力である。100αは制
御入力2αを極性反転させバー2αを出力するインバー
タ、102αは入力バーQと制御入力2αのオアを極性
反転させ出力するオア回路103αは入力Qと前記バー
2αのオアを極性反転させ出力するオア回路、104α
は前記102αと103αのアンドを出力するアンド回
路、SWはスイッチである。この回路では制御入力2α
に1が入力されるとオア回路102α,103αにそれ
ぞれ1,0が入り、入力Q,入力バーQにそれぞれ1,
0が入ると、オア回路102α,103αの出力は0,
0となる。したがってアンド回路出力は1となり、SW
は図9に示すようにQ側に投入された形となる。次に制
御入力2αに逆の0が入力されるとオア回路102α,
103αにそれぞれ0,1が入り、入力Q,入力バーQ
にそれぞれ1,0が入ると、オア回路102α,103
αの出力102αa,103αaは1,0となる。した
がってアンド回路出力104αaは0となり、結果から
みて入力Q、入力バーQとアンド回路104α出力に注
目すると、SWは図9とは逆にバーQ側に投入された形
となる。
【0004】図10は前記書籍の第72ページ図4・2
2に記載された前記図8のSW1〜4を論理回路で置き
換えて構成した従来の非同期式アップ/ダウンカウンタ
の論理図である。この図において、Sはセット信号、R
はリセット信号、1はクロック信号、2はアップ/ダウ
ン切換信号、100はこのアップ/ダウン切換信号を極
性反転させるインバータ、102,112,122は非
同期式アップ/ダウンカウンタの入力Qと前記バー2の
オアを極性反転させ出力するオア回路、JK型フリップ
フロップのQ出力3aに接続されたゲート、101,1
11,121,131はカウンタを構成し各桁カウント
値出力信号3a,3b,3c,3d及びその反転信号バ
ー3a,バー3b,バー3c,バー3dを出力するJK
型フリップフロップである。図10の回路ではアップ/
ダウン切換えのためのインバータは共有できるので、イ
ンバータは100の符号を付した1つしか使用していな
い。そして各々図9の全て同じものであるフリップフロ
ップ101α,111α,121α,131αは図10
のフリップフロップ101,111,121,131に
対応する。同様に、各々図9の全て同じものであるSW
1〜3は図9の100α,102α,103α,104
αに対応し、さらに図10の102,103,104,
112,113,114,122,123,124の各
スイッチを構成する各論理素子に対応する。そして各論
理素子102,103,104,112,113,11
4,122,123,124に対応する出力を102
a,103a,3a’,112b,113b,3b’,
122c,123c,3c’とする。
【0005】しかし図10の回路では以下に述べる問題
があるので、その動作をタイムチャートを使って説明す
る。図11は前記非同期式アップ/ダウンカウンタの動
作を説明するためのタイミングチャートである。図11
の符号は図10に対応している。リセット時等の過渡状
態において厳密に細かく時間を分けた場合、最初10
1,111,121,131のうちのどのJK型フリッ
プフロップから動作するかは不定(特に定まらない)で
ある。
【0006】この問題を図11のタイミングチャートで
説明する。まず最初、非同期式アップ/ダウンカウンタ
がセット(Sが1となりセット信号(ア)の入力により
回路がカウントできる状態)され、リセット信号R
(イ)の入力により回路がリセット(初期状態で通常は
0)されるものとする。
【0007】この状態でクロック信号1(ウ)を受けた
第1段目のJKフリップフロップ101は動作を始めQ
端子から最下位桁として3a(オ)の信号を出力する。
同時にバーQ端子からその反転信号であるバー3a
(ケ)を出力する。次に3a(オ)とアップ/ダウン切
換信号2(エ)のアンドが、アンドゲート103から1
03a(セ)、バー3aとアップ/ダウン切換信号2の
反転信号バー2のアンドがアンドゲート102から10
2a(ス)、前記103aと102aのオア信号がオア
ゲート104から3a’(ソ)として、それぞれ出力さ
れる。
【0008】第2段目のJKフリップフロップ111は
動作を始めQ端子から次桁として3bの信号を出力す
る。同時にバーQ端子からその反転信号バー3b(コ)
を出力する。次に3bとアップ/ダウン切換信号2
(エ)のアンドがアンドゲート112から112b
(タ)、バー3a(チ)とアップ/ダウン切換信号2
(エ)の反転信号のアンドがアンドゲート113から1
13b(チ)、前記112b(タ)と113b(チ)の
オア信号がオアゲート114から3b’(ツ)としてそ
れぞれ出力される。
【0009】第3段目のJKフリップフロップ121は
動作を始め、Q端子から次次桁として3c(キ)の信号
を出力する。同時にバーQ端子からその反転信号を出力
する。次に3cとアップ/ダウン切換信号2(エ)のア
ンドがアンドゲート122から122c(テ)、バー3
c(サ)とアップ/ダウン切換信号2(エ)の反転信号
バー2のアンドがアンドゲート123から123c
(ト)、前記122cと123cのオア信号がオアゲー
ト124から3c’(ナ)としてそれぞれ出力される。
【0010】第4段目のJKフリップフロップ121は
動作を始め、Q端子から次次次桁として3d(ク)の信
号を出力する。
【0011】ここでたとえば、クロック信号(ウ)を入
力して0(16進数)からカウントアップしていき、5
(16進数)の状態でアップ/ダウン切換信号2を0に
してダウンカウント動作に切換えたとする。そうする
と、カウンタパルスを入力しない場合にはカウント値は
変化してはならないのに、この時点でカウンタ出力(3
a,3b,3c,3d出力)は以下に詳細を説明するよ
うに5(16進数)から6(16進数)になるという不
具合がある。(あるいはゲートの遅延時間のばらつきで
他の状態になる場合もある。)したがって、図10の非
同期式アップ/ダウンカウンタではダウンカウント動作
が始まるのは5(16進数)からでなく、6(16進
数)からになってカウントを誤るという重大な欠点を持
つ。以下これらカウンタパルスを入力しないにもかかわ
らず上記の誤動作によるカウントを行なう現象をカウン
ト値の乱れと称す。
【0012】図10において、まず、5(16進数)の
場合を考えてみると、20に対し3a(オ)は1、同様
に21:3b(カ)は0、22:3c(キ)は1、23:
3d(ク)は0となっている。この状態で、アップ/ダ
ウン切換信号2(エ)が1から0(アップカウントから
ダウンカウント)になると、20 のQ出力が1で、アッ
プ/ダウン切換信号2(エ)が1であったものが0とな
るので、図10のゲート102の出力102a(ス)が
変化し、その結果ゲート104の出力3a’(ソ)が1
から0となり、SWの機能を持つ回路がSW自身の切換
制御信号の影響を受けることとなり立下がりの信号が入
ることになる。従って期待動作の4(16進数)となら
ずに20は0、21は1、22は1、23は1、つまりE
(16進数)となり誤動作したことになる。したがっ
て、リセット信号で強制的にカウント値が0となって誤
カウントがキャンセルされることで対処できないなど、
カウント値が多少でも誤カウントしては困る場合には、
誤カウントを防止するためのストローブパルス回路を付
加し、その出力をカウンタのセット端子に入力して対処
していた。
【0013】図12はストローブパルス回路の回路図で
ある。このストローブパルス回路は、コンデンサCと抵
抗Rで時定数を持たせた回路(以下CR回路と称す)か
ら構成されている。入力端子(ニ)にパルス信号が入力
されると2つに分岐され、一方の信号はインバータ14
1に入力され極性反転され(141a)た後CR回路を
通じ、インバータ142に入力される。ここでインバー
タ142の感知レベルSRまでコンデンサCに抵抗Rを
通じて充電される時間がCRによる遅れ時間となる。イ
ンバータ142の出力(142a)は、前記パルス入力
の分岐された他の一方の信号とアンド回路143で論理
和を取られてストローブ信号出力(ネ)となる。
【0014】図13は前記図12に示すストローブパル
ス回路の動作を説明するためのタイミングチャートであ
る。図13の符号は前記図12に対応している。図13
においてパルス信号入力(ニ)はインバータ141で極
性を反転された出力(141a)はCR回路に入る。そ
の時CはRを通じて充電される形となり、Cの端子電圧
は図11の(ヌ)となる。このCの端子電圧(ヌ)がイ
ンバータ142に入るがその出力はインバータ142の
スレッショルドレベルSで立ち上がる電圧となり、CR
による遅れ時間を生じたストローブ信号出力(ネ)とな
る。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】非同期式のアップ/ダ
ウンカウンタを使用しようとすると、アップ/ダウンカ
ウント動作のカウント方向切換時に、前記「カウント値
の乱れ」という誤動作を生じるという問題があった。こ
の問題を避けようとストローブパルス回路を付加する
と、これがあるパルス幅以上のクロック信号にタイミン
グを合わせた時定数を持たせた回路から構成されていた
ため、クロック信号デューティ比の変化によりクロック
信号のパルス幅がCRの遅延時間より狭くなるとCの端
子電圧がインバータ142のスレッショルドレベルSに
達しない。そのためストローブパルスが出力されなくな
り、結局「カウント値の乱れ」という誤動作を生じると
いう不具合があった。
【0016】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたもので、クロックパルス幅が変化しても各
論理素子の動作遅延時間の影響による意図しないパルス
(ハザード)を発生させないこと、及びカウンタクロッ
クとアップ/ダウン切換信号のタイミングによるカウン
タの誤動作を防止することを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明による非
同期式アップ/ダウンカウンタは、クロック信号とアッ
プ/ダウン切換信号を入力し、カウント方向の切換えが
あったことを検出して切換検出信号を出力し、この切換
検出信号により確定アップ/ダウン切換信号を出力する
アップ/ダウン検出手段と、前記クロック信号と前記確
定アップ/ダウン切換信号の入力によりカウント値出力
信号の出力を行い前記切換検出信号によりカウント動作
を停止するカウント手段を備えるようにしたものであ
る。
【0018】請求項2の発明による非同期式アップ/ダ
ウンカウンタは、クロック信号とアップ/ダウン切換信
号を入力し、カウント方向の切換えがあったことを検出
して切換検出信号を出力し、この切換検出信号により確
定アップ/ダウン切換信号を出力するアップ/ダウン検
出手段と、前記切換検出信号の入力により確定アップ/
ダウン切換信号を出力するエッジ検出手段と、前記クロ
ック信号と前記確定アップ/ダウン切換信号の入力によ
りカウント値出力信号の出力を行い前記切換検出信号に
よりカウント動作を停止するカウント手段を備えるよう
にしたものである。
【0019】請求項3の発明による非同期式アップ/ダ
ウンカウンタは、アップカウントクロック信号又はダウ
ンカウントクロック信号を検知したときにクロック信号
を出力するクロック信号検出手段と、前記アップカウン
トクロック信号と前記ダウンカウントクロック信号とか
らカウント方向を判別し、アップ/ダウン切換信号を出
力するカウント切換信号生成手段と、前記クロック信号
とアップ/ダウン切換信号を入力し、カウント方向の切
換えがあったことを検出して切換検出信号を出力し、こ
の切換検出信号により確定アップ/ダウン切換信号を出
力するアップ/ダウン検出手段と、前記クロック信号と
前記確定アップ/ダウン切換信号の入力によりカウント
値出力信号の出力を行い前記切換検出信号によりカウン
ト動作を停止するカウント手段を備えるようにしたもの
である。
【0020】
【作用】請求項1の発明に於けるカウンタロック用のア
ップ/ダウン検出手段は、アップ/ダウンのカウント方
向切換動作を検出して切換検出信号をカウンタに出力
し、カウント値の乱れを生じる期間のみカウンタをロッ
クし、カウント方向切換を行い、方向切換を完了しカウ
ント値の乱れを生じなくなってからカウントを開始する
ことにより、カウント値の乱れを防止する。
【0021】請求項2の発明に於けるエッジ検出手段は
アップ/ダウン切換信号のエッジを検出し、確定アップ
/ダウン切換信号を出力しアップ/ダウン切換信号が変
化した時点よりアップ/ダウンの切り換え方向を確定す
る。
【0022】請求項3の発明に於けるクロック信号検出
手段は、アップカウントクロック信号とダウンカウント
クロック信号とからクロック信号を出力し、カウント切
換信号生成手段はアップカウントクロック信号とダウン
カウントクロック信号とからカウント方向を判別し、ア
ップ/ダウン切換信号を出力する。
【0023】
【実施例】実施例1.図1は基本となる請求項1の発明
の非同期式アップ/ダウンカウンタの原理を示すブロッ
ク図である。以下、この発明の一実施例を図について説
明する。まず、この非同期式アップ/ダウンカウンタの
動作ステップを次に示す。 ステップ 1:アップ/ダウン検出 ステップ 2:カウンタロック ステップ 3:アップ/ダウン動作切換 ステップ 4:カウンタロック解除 ステップ 5:カウント動作 図においてカウントすべきクロック信号がカウント手段
とアップ/ダウン検出手段に入力されカウント手段をロ
ックする切換検出信号とカウント手段のロック中にアッ
プ/ダウン動作方向を切り換える確定をアップ/ダウン
と切換信号をクロック信号と共にハザードの影響を受け
ずにカウントする。
【0024】図2は、この請求項1の発明の一実施例に
よる非同期式アップ/ダウンカウンタの論理図である。
図2において、1はカウント動作を行うためのクロック
信号、2はアップカウント又はダウンカウントの動作を
制御するアップ/ダウン切換信号、3a〜3dはカウン
ト値出力信号(3aが最下位桁〜3dが最上位桁を表わ
す)、バー3a〜バー3cはカウント値出力信号3a〜
3cの極性反転信号、4はカウント反転手段としての1
ビットカウンタ、510,520,530はフリップフ
ロップとしてのT型フリップフロップ回路、610,6
20,630はアップ/ダウン切換信号2の状態によ
り、T型フリップフロップ510,520,530への
クロック信号の有効エッジを切換えるための極性反転手
段として排他的論理和回路を用いたものであり、6a〜
6cはその出力である。7はD形フリップフロップ80
1、排他的論理和回路601から構成されたアップ/ダ
ウンカウント切換えを検出するアップ/ダウン検出手
段、9はカウント動作が確定された確定アップ/ダウン
切換信号、バー9は確定アップ/ダウン切換信号の反転
出力、10はアップ/ダウン切換信号が変化したことを
検出しカウント手段をロックさせる切換検出信号、14
は例えばアンド回路から構成されたタイミング制御回
路、14aはその出力である。
【0025】次に動作について図3に示すアップ/ダウ
ンカウントの切換えを行った時の非同期式アップ/ダウ
ンカウンタの動作シーケンスを示すタイミングチャート
を参照しながら説明する。図3においては図2の対応部
分に同一符号を付している。図2において、クロック信
号1(図3(ノ))がタイミング制御回路14を経て、
1ビットカウンタ4のクロック入力端子Taに印加され
ると、トグル動作を行い、カウント出力3a(図3
(メ))が出力される。カウント出力3aの極性反転信
号バーQaが排他的論理和回路610出力6a(図3
(マ))を経て、次段のT型フリップフロップのクロッ
ク入力端子Tbに入力され、その有効エッジを受信した
次段のT型フリップフロップ5bがトグル動作を行い、
カウント出力3b(図3(モ))が出力される。そのカ
ウント出力3b(図3(モ))の極性反転信号バーQb
が、排他的論理和回路620出力6b(図3(ミ))を
経て、次段のT型フリップフロップのクロック入力端子
Tcに入力され、その有効エッジを受信した次段のT型
フリップフロップ5cがトグル動作を行い、カウント出
力Rc(図3(ヤ))が出力される。そのカウント出力
3c(図3(ヤ))の極性反転信号バーQcが、排他的
論理和回路630出力6c(図3(ム))を経て、次段
のT型フリップフロップのクロック入力端子Tdに入力
され、その有効エッジを受信した次段のT型フリップフ
ロップ5dがトグル動作を行い、カウント出力3d(図
3(ユ))が出力される。ここで排他的論理和回路61
0,620,630は極性反転を行う、行わないの選択
に用いられ、極性反転する時は片側入力を1とし、極性
反転しない時は片側入力を0とする。この片側入力に
は、確定アップ/ダウン切換信号9が入力される。この
カウンタの動作としては、3a=6a,3b=6b,3
c=6cとなる時、つまり、確定アップ/ダウン切換信
号9が1の時に、ダウンカウント動作を行う。又、バー
Qa=6a,バーQb=6b,バーQc=6cとなる
時、つまり、確定アップ/ダウン切換信号9が0の時
に、アップカウント動作を行う。このようにアップ/ダ
ウンカウントの動作切換は、確定アップ/ダウン切換信
号9(図3(フ))の状態により決定される。各フリッ
プフロップのトグル動作スピードは、前段のフリップフ
ロップの半分にできる。この時、フリップフロップの消
費電力はほぼ動作スピードに比例するので、後段のフリ
ップフロップになるほど消費電力が少なくなる。
【0026】図3において、アップ/ダウン切換信号2
(図3(ハ)を変化させた時、アップ/ダウン検出手段
7は次の様に動作する。図2において、D型フリップフ
ロップ8の保持している値と、次のクロックエッジでと
られる値とが異なる場合に切換検出信号10が“0”と
なり、T型フリップフロップ510,520,530が
ロックされ、そのT型フリップフロップ510,52
0,530のクロック入力に有効エッジが印加されても
動作しなくなる。このため、アップ/ダウンカウント切
換時にハザード(幅の極く狭い余分なパルス)が発生
し、これを数えてしまうためカウント値が乱れるという
ことを防止できる。その後、D型フリップフロップ8に
クロック信号1が印加され、確定アップ/ダウン切換信
号9が出力され、有効エッジの切換えが排他的論理和回
路6によって行われた後、切換検出信号10が“1”と
なりT型フリップフロップ5のロックが解除される。そ
の後は、クロック信号1の入力によりアップ/ダウンカ
ウントの切換えを行った方向にカウントする。
【0027】なお、極性反転手段による有効エッジの切
換えは排他的論理和回路610,620,630の代わ
りに図示しないデータセレクタ(マルチプレクサ)によ
って実現しても良く、排他的論理和回路610,62
0,630の場合と同様に動作する。T型フリップフロ
ップ510,520,530のロック解除確認後、1ビ
ットカウンタ4へ有効エッジが印加される。その有効エ
ッジの印加タイミングを調整するのが、タイミング制御
回路14である。このタイミング制御回路14は切換検
出信号10が“1”となりT型フリップフロップ51
0,520,530のロックが解除されたことを確認し
た後に、カウントクロックの有効エッジを受け入れさせ
るタイミング制御を行うものである。これにより確実な
アップ/ダウン切換動作を行うことが可能となる。
【0028】実施例2.図4は、この発明の第2実施例
による非同期式アップ/ダウンカウンタの論理図であ
る。図4の例では、図2のアップ/ダウン検出手段に工
夫を凝らしたものである。確定アップ/ダウン切換信号
9と切換検出信号10の間の出力タイミングの時間Tr
の余裕を広げるために、エッジ検出手段として立下がり
エッジでトリガするD型フリップフロップ802を付加
した例であり、請求項1の発明の実施例の場合に比べ、
確定アップ/ダウン切換信号9aはアップ/ダウン切換
信号2が変化した時点より確定するために、次のカウン
トするクロック信号の印加前の時間が拡がり余裕を持つ
ことが可能となり、各信号間のタイミング調整が容易に
行える。以降は図2の例とほぼ同様の構成となり動作も
図2の例と同様なので、図2と同一部分には同一符号を
付し、説明を省略する。請求項2の発明の実施例では出
力タイミングに余裕が出来、動作温度の変化などによる
誤動作が起きにくくなる。また、回路を高速動作させた
い場合の論理回路の出力タイミング設計に余裕が出来
る。
【0029】図5はクロック信号1(ゲ)〜バー3d
(ボ)まで9a(ジ)を除き図3の同符号のものに相当
するので説明を省略する。図5の9a(ジ)は図3の9
(フ)に比べ、立ち上がり、立ち下がりともタイミング
が早くなっている。図5の9a(ジ)の信号立ち上がり
が切換信号2(ゴ)の立ち上がりで発生し、次のカウン
トを行なうクロック信号の印加前の時間Trが拡がり余
裕を持っているのが分かる。
【0030】実施例3.図6は、請求項3の発明の実施
例による非同期式アップ/ダウンカウンタの論理図であ
る。図において、11はダウンカウント専用クロック、
12はアップカウント専用クロック、13はダウンカウ
ント専用クロック11、アップカウント専用クロック1
2からアップ/ダウン切換信号2aを出力するカウント
切換信号生成手段であるRS(Reset Set)フリップ
フロップ、16はダウンカウント専用クロック11、ア
ップカウント専用クロック12からクロック信号1aを
検出するクロック信号検出手段であるオア回路、17は
18のバッファ回路と共に図2のタイミング制御の働き
をするアンド回路である。
【0031】請求項1の発明の実施例ではアップ/ダウ
ン切換信号の状態によりカウント動作を決定するもので
あったが、請求項3の発明の実施例、図6ではアップカ
ウント専用クロック12,ダウンカウント専用クロック
11を入力し、それぞれのクロックの印加によってカウ
ント方向の決定を行なっている。図6では両クロックの
極性が負の場合であり、カウント切換信号生成手段であ
るRSフリップフロップ13によって予めどちら方向の
カウントであるかを判断する。この判断によりアップ/
ダウン切換信号2aを発生させる。さらに、オア回路1
6にダウンカウント専用クロック11、アップカウント
専用クロック12を入力しクロック信号1aを出力させ
ると、上記アップ/ダウン切換信号2aと併せて図2の
回路におけるクロック信号1とアップ/ダウン切換信号
2相当の信号が揃う。従って図6のこれ以降は図2の例
とほぼ同様の構成となるので、図2と同一部分には同一
符号を付し、動作説明を省略するが、外部からアップ/
ダウン切換信号2aの入力を要せずにカウンタ動作が可
能となる。
【0032】図7は、図6の回路でアップ/ダウンカウ
ントの切換えを行った時の非同期式アップ/ダウンカウ
ンタの動作シーケンスを示すタイミングチャートであ
る。図6,図7においてアップカウント専用クロック1
2,ダウンカウント専用クロック11を変化させた時、
D形フリップフロップ801,排他的論理和回路601
からなるアップ/ダウン検出手段7は次の様に動作す
る。図7において、D型フリップフロップ8の保持して
いる値と、次のクロックエッジでとられる値とが異なる
場合に、切換検出信号10が“0”となりT型フリップ
フロップ510,520,530がロックされ、そのT
型フリップフロップ510,520,530のクロック
入力に有効エッジが印加されても動作しなくなる。この
有効エッジが印加されても動作しなくなることにより、
アップ/ダウンカウント切換時にハザードが発生し、こ
のハザードを数えてしまってカウント値が乱れるという
ことを防止できる。その後D型フリップフロップ801
にクロック1が印加され、確定アップ/ダウン切換信号
9が出力され、有効エッジの切換えが排他的論理和回路
602によって行われた後、切換検出信号10が“1”
となりT型フリップフロップ510,520,530の
ロックが解除される。そしてロックが解除されると、カ
ウント可能な状態となる。
【0033】
【発明の効果】請求項1の発明ではアップ/ダウン切換
用アップ/ダウン検出手段により、クロック信号とその
切換信号変化が一定のタイミングとなるため、ハザード
の発生期間中カウンタ動作を停止してカウント値の乱れ
を防止することにより信頼性の高いアップ/ダウンカウ
ンタを得られる効果がある。
【0034】請求項2の発明ではエッジ検出回路を設け
たので、確定アップ/ダウン切換信号はアップ/ダウン
切換信号が変化した時点より確定するために、次のカウ
ントクロックを印加するまでの時間に余裕を持つことが
可能となり、各信号間のタイミング調整が容易に行える
効果がある。
【0035】請求項3の発明では、カウントの乱れ防止
以外に外部からアップ/ダウン切換信号を入力せずにア
ップカウントクロック信号とダウンカウントクロック信
号によりアップ/ダウンカウント切換えが出来るという
効果を生じる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1の発明の非同期式アップ/ダウンカウ
ンタの原理ブロック図である。
【図2】請求項1の発明の一実施例による非同期式アッ
プ/ダウンカウンタの論理図である。
【図3】請求項1の発明の一実施例による非同期式アッ
プ/ダウンカウンタのタイミングチャートである。
【図4】請求項2の発明の一実施例による非同期式アッ
プ/ダウンカウンタの論理図である。
【図5】請求項2の発明の一実施例による非同期式アッ
プ/ダウンカウンタのタイミングチャートである。
【図6】請求項3の発明の一実施例による非同期式アッ
プ/ダウンカウンタの論理図である。
【図7】請求項3の発明の一実施例による非同期式アッ
プ/ダウンカウンタのタイミングチャートである。
【図8】従来の非同期式アップ/ダウンカウンタの原理
を示すブロック図である。
【図9】従来の非同期式アップ/ダウンカウンタに用い
るアップ/ダウンの切換回路を示す論理図である。
【図10】従来の非同期式アップ/ダウンカウンタの論
理図である。
【図11】従来の非同期式アップ/ダウンカウンタの動
作を説明するためのタイミングチャートである。
【図12】従来の非同期式アップ/ダウンカウンタに用
いるストローブパルス生成回路の回路図である。
【図13】ストローブパルス生成回路の動作を説明する
ためのタイミングチャートである。
【符号の説明】
1 クロック信号 2 アップ/ダウン切換信号 3 カウント値出力信号 4 1ビットカウンタ 510、520、530 T型フリップフロップ 601、610、620、630 排他的論理和回路 7 アップ/ダウン検出手段 801、802 D型フリップフロップ 9、9a 確定アップ/ダウン切換信号 10、10a,10b 切換検出信号 11 ダウンカウントクロック 12 アップカウントクロック 13 RSフリップフロップ 14 タイミング制御回路(アンド回路) 16 オア回路 17 アンド回路
フロントページの続き (72)発明者 伊崎 照明 尼崎市塚口本町8丁目1番1号 三菱電機 株式会社通信機製作所内 (72)発明者 真柴 佑輔 尼崎市猪名寺2丁目5番1号 三菱電機マ イコン機器株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クロック信号とアップ/ダウン切換信号
    を入力し、カウント方向の切換えがあったことを検出し
    て切換検出信号と確定アップ/ダウン切換信号を出力す
    るアップ/ダウン検出手段と、 前記クロック信号と前記確定アップ/ダウン切換信号の
    入力によりカウント値出力信号の出力を行い前記切換検
    出信号によりカウント動作を停止するカウント手段を備
    えたことを特徴とする非同期式アップ/ダウンカウン
    タ。
  2. 【請求項2】 クロック信号とアップ/ダウン切換信号
    を入力し、カウント方向の切換えがあったことを検出し
    て切換検出信号を出力するアップ/ダウン検出手段と、 前記アップ/ダウン切換信号と前記切換検出信号の入力
    により確定アップ/ダウン切換信号を出力するエッジ検
    出手段と、 前記クロック信号と前記確定アップ/ダウン切換信号の
    入力によりカウント値出力信号の出力を行い前記切換検
    出信号によりカウント動作を停止するカウント手段を備
    えたことを特徴とする非同期式アップ/ダウンカウン
    タ。
  3. 【請求項3】 アップカウントクロック信号又はダウン
    カウントクロック信号を検知したときにクロック信号を
    出力するクロック信号検出手段と、 前記アップカウントクロック信号と前記ダウンカウント
    クロック信号とからカウント方向を判別し、アップ/ダ
    ウン切換信号を出力するカウント切換信号生成手段と、 前記クロック信号と前記アップ/ダウン切換信号を入力
    し、カウント方向の切換えがあったことを検出して切換
    検出信号を出力し、この切換検出信号により確定アップ
    /ダウン切換信号を出力するアップ/ダウン検出手段
    と、 前記クロック信号と前記確定アップ/ダウン切換信号の
    入力によりカウント値出力信号の出力を行い前記切換検
    出信号によりカウント動作を停止するカウント手段を備
    えたことを特徴とする非同期式アップ/ダウンカウン
    タ。
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