JPH06164663A - 無線通信機 - Google Patents

無線通信機

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Publication number
JPH06164663A
JPH06164663A JP31172492A JP31172492A JPH06164663A JP H06164663 A JPH06164663 A JP H06164663A JP 31172492 A JP31172492 A JP 31172492A JP 31172492 A JP31172492 A JP 31172492A JP H06164663 A JPH06164663 A JP H06164663A
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JP
Japan
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signal
circuit
reception
electric field
field strength
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Application number
JP31172492A
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English (en)
Inventor
Minoru Sakurai
実 櫻井
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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  • Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 受信電界強度を短時間にかつ高精度に検出す
る。 【構成】 ディジタル復調回路22の同期・クロック再
生回路65にサンプリング信号生成部を設けて、ここで
受信ディジタル信号の各シンボル位置に同期したタイミ
ングでサンプリング信号SPを生成し、受信電界強度検
出回路32においてこのサンプリング信号SPに同期し
て受信信号レベルをサンプリングし、このサンプリング
された受信信号レベルの平均値を制御回路30の平均化
手段30aで算出して、この平均値を受信電界強度の検
出値とするようにしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば自動車電話装置
や携帯電話機、コードレス電話機として使用される無線
通信機に係わり、特にPSK変調方式によりディジタル
変調された無線搬送波信号の受信電界強度を測定する機
能を備えた無線通信機に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、自動車・携帯電話システムやコー
ドレス電話装置などの移動無線通信システムでは、加入
者の増大や無線周波数の有効利用を図るためにディジタ
ル方式を採用したシステムが提唱されている。ディジタ
ル方式は、送信側の通信装置で音声信号およびデータを
符号化して、この符号化された信号により無線搬送波を
ディジタル変調して送信し、受信側の無線通信機で上記
送信側から送られた被変調波を受信してディジタル復調
したのち、この復調信号を復号することにより音声信号
およびデータを再生する方式であり、変調方式としては
例えばπ/4シフトDQPSK(π/4 Shifted, differ
entially encoded quadrature phase shift keying)方
式が使用される。
【0003】このπ/4シフトDQPSK方式は、変調回
路において、送信データストリームbmを先ずシリアル
・パラレル変換器により2つのデータストリームXk
kに変換し、次にこれらのデータストリームXk ,Y
k を差動符号化マッピング回路により次式に示されるよ
うに差動符号化する。 Ik =Ik-1 cos[Δφ (Xk ,Yk )]−Qk-1 sin[Δφ (Xk ,Yk )] Qk =Ik-1 sin[Δφ (Xk ,Yk )]+Qk-1 cos[Δφ (Xk ,Yk )] ただし、上記Ik-1 ,Qk-1 は1パルス前のパルスタイ
ムにおける符号化データの振幅を、またΔφは位相変化
量をそれぞれ示している。図7は入力データストリーム
k ,Yk とこの位相変化量Δφとの関係を示したもの
である。また、図8は差動位相符号化マッピング回路か
ら出力される符号化データIk ,Qk の位相マッピング
位置を表わした位相スペースダイヤグラムである。
【0004】すなわち、π/4シフトDQPSK方式の変
調回路では、パルスタイミングごとに、入力データスト
リームXk ,Yk の信号レベル(“1”,“0”)と、
1パルス前のパルスタイムにおいて得られた符号化デー
タIk-1 ,Qk-1 の位相位置とを基に、符号化データI
k ,Qk の位相位置が決定される。この位相位置には、
パルスタイムごとに図中の○に示される各位相位置のい
ずれかと、◇に示される各位相位置のいずれかとが交互
に選ばれる。また、上記符号化データIk ,Qk の振幅
値には、5つの値つまり0,±1,±21/2 (ルート
2)のうちのいずれか一つが選ばれる。この様なπ/4シ
フトDQPSK方式を使用すると、信号帯域の広がりを
抑制することができる。
【0005】ところで、自動車・携帯電話システムやコ
ードレス電話装置では、移動機の送信電力を基地局から
の距離に応じて制御したり、通信中の移動機の移動に伴
って接続先の基地局を切り替えるいわゆるハンドオフ制
御などを行なう必要がある。そこで、各移動機では例え
ば通信中に基地局からの指示に従って、基地局から到来
した被変調無線搬送波の受信電界強度を検出している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、この種の従
来の無線通信機では、受信電界強度の検出を、例えば受
信中間周波信号の受信信号レベルを任意のサンプリング
タイミングでサンプリングすることにより行なってい
る。このため次のような不具合が発生していた。
【0007】すなわち、差動符号化マッピング回路から
出力される符号化データIk ,Qkの位相位置は先に述
べたように各パルスタイムごとに変化し、これに応じて
移動機で受信された受信中間周波信号の振幅も変化す
る。このため、ただ単に任意のタイミングで受信中間周
波信号のレベルをサンプリングして受信電界強度を求め
ていた従来の無線通信機では、サンプリング点ごとに検
出される受信レベルにばらつきが発生し易く、この結果
正確な受信電界強度を検出することが困難だった。ま
た、上記受信レベルのばらつきの影響を低減するため
に、複数のサンプリング点で検出された受信レベルの平
均値を求めることも考えられている。しかし、上記受信
レベルのばらつきの影響を十分に低減するためには、多
くのサンプリング点で受信レベルを検出しなければなら
ない。このため、高精度の受信電界強度を得るには長い
検出時間が必要となり、この結果受信電界強度の検出値
に基づいて行なわれる種々制御の応答性劣化を招いてし
た。
【0008】本発明は上記事情に着目してなされたもの
で、その目的とするところは、受信電界強度を短時間に
かつ高精度に検出できるようにし、これにより受信電界
強度に基づく種々制御の応答性を高めることができる無
線通信機を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、ディジタル信号によりPSK変調された無
線信号を無線回路で受信したのち復調回路で上記ディジ
タル信号を復調する受信回路系を備えた無線通信機にお
いて、サンプリング信号生成手段により、上記復調され
たディジタル信号もしくはこのディジタル信号に同期し
た信号に同期してサンプリング信号を生成し、受信電界
強度検出手段により、上記生成されたサンプリング信号
により表わされるサンプリング点で上記受信された無線
信号の受信電界強度を検出するようにしたものである。
【0010】また本発明は、伝送系にロールオフフィル
タが挿入されている場合に、このロールオフフィルタを
無線回路中に設け、このロールオフフィルタを通過した
後の受信無線信号の受信電界強度を上記サンプリング信
号により表わされるサンプリング点で検出することも特
徴とする。
【0011】
【作用】この結果本発明によれば、復調されたディジタ
ル信号もしくはそれに同期した信号に同期して受信電界
強度のサンプリングが行なわれることになる。このた
め、例えば常に同一の位相収束位置における受信電界強
度をサンプリングすることが可能となり、これにより各
サンプリング点ごとに得られる受信電界強度のばらつき
を低減することができる。したがって、受信電界強度を
正確に検出することができ、また受信電界強度の平均値
を求める場合にも少数のサンプリング点の受信電界強度
を検出するだけで済むため、短時間で高精度に受信電界
強度の測定を行なうことが可能となる。これにより、例
えば自動車・携帯電話システムにおいては、移動機の送
信電力の制御やハンドオフ制御などを応答性良く実行す
ることが可能となる。
【0012】また本発明によれば、ロールオフフィルタ
を無線回路中に設け、このロールオフフィルタを通過し
た後の受信無線信号の受信電界強度を検出するようにし
たことによって、符号間干渉が無くなった状態で、つま
り収束度の高い位相収束位置に対応するタイミングで受
信電界強度を検出することができる。このため、受信電
界強度のばらつきをさらに低減することができ、これに
より受信電界強度の検出精度をさらに高めることが可能
となる。
【0013】
【実施例】以下、本発明を実施例に基づいて説明する。
図2は、本発明の一実施例に係わる受信電界強度検出手
段を備えたディジタル携帯無線電話機の構成を示す回路
ブロック図である。このディジタル携帯無線電話機は、
送信系と受信系と制御系とに大別される。尚、40は電
源としてバッテリを使用した電源回路である。
【0014】先ず送信系は、マイクロホン11と、音声
符号器(SP−COD)12と、誤り訂正符号器(CH
−COD)13と、ディジタル変調回路(MOD)14
と、ミキサ15と、電力増幅器(PA)16と、高周波
スイッチを有するアンテナ共用器17と、アンテナ18
とから構成される。音声符号器12では、マイクロホン
11から出力された送話音声信号の符号化が行なわれ
る。また誤り訂正符号器13では、上記音声符号器12
から出力された符号化送話音声信号と、制御回路30か
ら出力された制御信号の誤り訂正符号化が行なわれる。
この誤り訂正符号化された送信データはディジタル変調
回路14に入力される。ディジタル変調回路14では、
π/4シフトDQPSK方式を用いて、送信中間周波信
号を上記誤り訂正符号化された送信データにより変調す
るための処理が行なわれる。ミキサ15では、上記ディ
ジタル変調回路14から出力された被変調中間周波信号
が、周波数シンセサイザ31から出力された局部発振信
号とミキシングされて、高周波信号に周波数変換され
る。そしてこのミキサから出力された無線送信信号は、
電力増幅器16で所定の送信電力に増幅されたのち、ア
ンテナ共用器17を介してアンテナ18に供給され、こ
のアンテナ18から図示しない基地局へ向けてバースト
送信される。
【0015】これに対し受信系は、受信回路(RX)2
1と、ディジタル復調回路(DEMOD)22と、誤り
訂正復号器(CH−DEC)23と、音声復号器(SP
−DEC)24と、スピーカ25とから構成される。受
信回路21では、所定の無線周波数の受信タイムスロッ
トにおいてアンテナ18およびアンテナ共用器17によ
り受信された無線搬送波信号が中間周波信号に周波数変
換される。ディジタル復調回路22では、上記受信回路
21から出力された受信中間周波信号に対するビット同
期およびフレーム同期がとられたうえで、上記受信中間
周波信号のディジタル復調が行なわれる。誤り訂正復号
器23では、上記ディジタル復調器22から出力された
ディジタル復調信号が誤り訂正復号化される。この誤り
訂正復号器23から出力される信号にはディジタル受話
信号とディジタル制御信号とがある。このうちディジタ
ル受話信号は音声復号器24に入力され、またディジタ
ル制御信号は制御回路30に入力される。音声復号器2
4では、上記ディジタル受話信号の復号化処理が行なわ
れる。そして、この復号化処理により元に戻されたアナ
ログ受話信号は、スピーカ25から拡声出力される。
【0016】また制御系は、制御回路(CONT)30
と、周波数シンセサイザ(SYN)31と、受信電界強
度検出回路(RSSI)32と、コンソールユニット
(CU)33とを備えている。このうち周波数シンセサ
イザ31は、制御回路30により指定された無線チャネ
ル周波数に対応する送信および受信局部発振信号を発生
する。受信電界強度検出回路32では、基地局から到来
した無線信号波の受信電界強度が検出される。この検出
信号は制御回路30に通知される。コンソールユニット
33には、ダイヤルキーや発信スイッチなどのスイッチ
類および液晶表示器(LCD)や発光ダイオードなどの
表示器が設けられている。
【0017】図1は、上記受信系の構成をさらに詳しく
示した回路ブロック図である。同図において、アンテナ
18を介して受信された無線搬送波信号は、アンテナ共
用器17を介して先ず高周波増幅器51に入力される。
この高周波増幅器51では上記無線搬送波信号が所定の
レベルに高周波増幅され、この増幅された無線搬送波信
号は第1ミキサ52に入力される。この第1ミキサ52
では、上記無線搬送波信号と周波数シンセサイザ31か
ら出力された受信局部発信信号とがミキシングされ、こ
れにより上記無線搬送波信号が第1受信中間周波信号に
周波数変換される。この第1受信中間周波信号は中間周
波フィルタ53を経たのち第2ミキサ54に入力され
る。この第2ミキサ54では、上記第1受信中間周波信
号と固定局部発振器55から出力された局部発信信号と
がミキシングされ、これにより上記第1受信中間周波信
号が第2受信中間周波信号にさらに周波数変換される。
この第2受信中間周波信号は、中間周波フィルタ56を
経たのち中間周波集積回路(IFIC)57に入力され
る。中間周波集積回路57では、上記第2受信中間周波
信号が後述するA/D変換に適したレベルに増幅され、
この増幅された第2中間周波信号はディジタル復調回路
22に入力される。
【0018】ディジタル復調回路22において、上記第
2中間周波信号は先ずA/D変換器61でアナログ信号
からディジタル信号に変換されたのち直交復調器62に
入力され、ここで直交復調される。この直交復調器62
から出力されたディジタル復調信号は、ルートロールオ
フフィルタ63を通過したのち遅延検波器64に入力さ
れ、ここで遅延検波されて誤り訂正復号器23へ供給さ
れる。なお、ルートロールオフフィルタ63は、信号の
符号間緩衝干渉を除去するものである。
【0019】また、上記ルートロールオフフィルタ63
から出力されたディジタル復調信号は、同期・クロック
再生回路65にも入力される。この同期・クロック再生
回路65は、上記ディジタル復調信号に対する同期を確
立するための同期部と、伝送クロックを再生するための
クロック再生部と、サンプリング信号生成部とを有して
いる。このうちサンプリング信号生成部は、上記ディジ
タル復調信号の各シンボル位置に対応するタイミングで
サンプリング信号SPを発生し、このサンプリング信号
SPを受信電界強度検出回路32へ出力する。
【0020】図3は、上記中間周波集積回路57の回路
構成を示す図である。同図において、上記中間周波フィ
ルタ56から出力された第2受信中間周波信号は、複数
の増幅器を直列接続した中間周波増幅回路57aに入力
され、この中間周波増幅回路57aで所定のレベルに増
幅されて上記ディジタル復調回路22へ出力される。ま
た、上記中間周波増幅回路57aの各増幅器の出力信号
は、それぞれダイオード57bで検波されたのち相互に
合成されて受信電界強度検出回路32へ出力される。
【0021】受信電界強度検出回路32はA/D変換器
により構成され、上記中間周波集積回路57から出力さ
れた検波出力を、上記ディジタル復調回路22の同期・
クロック再生回路65から出力されたサンプリング信号
SPに同期してサンプリングしディジタル化する。そし
て、このディジタル化された検波出力を受信レベル検出
信号として制御回路30へ出力する。
【0022】制御回路30には平均化手段30aが備え
られている。この平均化手段30aは、上記受信電界強
度検出回路32から受信レベル検出信号が出力されるご
とにこの検出信号をそれぞれ取り込んで一時記憶する。
そして、予め定めた複数サンプリング点分の受信レベル
検出信号が記憶されるごとに、これらの受信レベル信号
の平均値を算出し、この算出された受信レベルの平均値
を受信電界強度の検出値として、送信電力の制御やハン
ドオフ制御などのために提供する。
【0023】次に、以上のように構成されたディジタル
携帯電話機の受信電界強度検出動作を説明する。通信中
にディジタル復調回路22では、直交復調器65から出
力されたディジタル復調信号がルートロールオフフィル
タ63を通過したのち、遅延検波器64に入力されて遅
延検波されるとともに、同期・クロック生成回路65に
入力される。この同期・クロック生成回路65のサンプ
リング信号生成部においては、上記ディジタル復調信号
の各シンボル位置に対応するタイミングに同期して、受
信電界強度を検出するためのサンプリング信号SPが発
生される。そして、このサンプリング信号SPは受信電
界強度検出回路32に供給される。なお、このサンプリ
ング信号SPの発生タイミングは、A/D変換器61か
らルートロールオフフィルタ63までの回路で生じる遅
延時間を考慮して補正される。
【0024】さて、そうして発生されたサンプリング信
号SPが供給されると、受信電界強度検出回路32では
中間周波集積回路57から出力された第2受信中間周波
信号の検波出力が、上記サンプリング信号SPにより指
定されるサンプリングタイミングでサンプリングされて
ディジタル信号に変換される。そして、このサンプリン
グされた受信信号レベルのディジタル値は受信信号レベ
ルの検出信号として制御回路30に供給される。
【0025】すなわち、受信電界強度検出回路32で
は、受信ディジタル信号の各シンボル位置、つまり第2
受信中間周波信号の各位相収束位置に対応するタイミン
グで受信信号レベルがそれぞれ検出されることになる。
例えば、中間周波集積回路57に入力される第2受信中
間周波信号の位相スペースダイヤグラム(位相コンステ
レーション)を示すと図4のようになる。この位相コン
ステレーション上の位相収束位置P1に対応するタイミ
ングにおいてのみ、受信信号レベルが検出される。この
ため、サンプリングごとの受信信号検出レベルのばらつ
きは低減される。また制御回路では、平均化手段30a
において複数のサンプリング点で検出された受信信号レ
ベルの平均が算出され、この受信信号レベルの平均値が
受信電界強度の検出値として種々制御に使用される。こ
のため、受信電界強度の検出値はさらに高精度のものと
なる。
【0026】このように本実施例では、ディジタル復調
回路22の同期・クロック再生回路65にサンプリング
信号生成部を設けて、ここで受信ディジタル信号の各シ
ンボル位置に同期したタイミングでサンプリング信号S
Pを生成し、受信電界強度検出回路32においてこのサ
ンプリング信号SPに同期して受信信号レベルをサンプ
リングし、このサンプリングされた受信信号レベルの平
均値を制御回路30の平均化手段30aで算出して、こ
の平均値を受信電界強度の検出値とするようにしてい
る。
【0027】したがって本実施例であれば、例えば図4
に示したように第2受信中間周波信号の同一の位相収束
位置P1における受信信号レベルのみをサンプリングす
ることができ、これによりサンプリングされた受信信号
レベル間のばらつきを低減して、受信電界強度を高精度
に検出することができる。また、受信電界強度を高精度
に検出するために、多くのサンプンリング点で受信信号
レベルを検出する必要がなく、少数のサンプリング点の
受信信号レベルを検出するだけで済む。このため、短時
間で高精度に受信電界強度の測定を行なうことができ
る。これにより、例えば自動車・携帯電話システムにお
いては、移動機の送信電力の制御やハンドオフ制御など
を応答性良く実行することが可能となる。
【0028】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のではない。例えば、上記実施例ではディジタル復調回
路22内にルートロールオフフィルタ63を設けた場合
について説明したが、図5に示すごとく受信回路21内
の第2ミキサ54と中間周波集積回路57との間に、ル
ートロールオフフィルタ58を設けてもよい。このよう
に構成すると、受信電界強度検出回路32では、ルート
ロールオフフィルタ58を通過して符号間干渉が除去さ
れた第2受信中間周波信号からその受信信号レベルが検
出される。ここで、上記ルートロールオフフィルタ58
を通過した第2受信中間周波信号の位相スペースダイヤ
グラムは、例えば図6に示すようになる。すなわち、各
位相収束位置の収束度が、ルートロールオフフィルタを
通す前の信号に比べて高まる。このため、上記ルートロ
ールオフフィルタ58を通過した第2受信中間周波信号
よりその受信信号レベルを検出することによって、さら
にばらつきの少ない受信信号レベルの検出を行なうこと
が可能となる。
【0029】また、第2受信中間周波信号の受信信号レ
ベルをサンプリングするタイミングは、図4のP1や図
6のP2に示した位相収束位置に対応するタイミング以
外に、他の位相収束位置に対応するタイミングに設定し
てもよく、さらには受信信号レベルがほぼ等しくなる複
数の異なる位相収束位置に対応する各タイミングにそれ
ぞれ設定してもよい。この様に複数の異なる位相収束位
置に対応する各タイミングにおいて受信信号レベルをそ
れぞれ検出するように構成すると、単位時間当りの受信
信号レベルのサンプリング数を多くすることができ、こ
れにより受信電界強度の平均値を算出するために必要な
時間をさらに短縮することができ、これにより受信電界
強度を使用した種々制御の応答性をさらに高めることが
可能となる。
【0030】その他、サンプリング信号生成手段および
受信電界強度検出手段の構成や、無線通信機の種類や用
途、変調方式の種類などについても、本発明の要旨を逸
脱しない範囲で種々変形して実施できる。
【0031】
【発明の効果】以上詳述したように本発明は、サンプリ
ング信号生成手段により、上記復調されたディジタル信
号もしくはこのディジタル信号に同期した信号に同期し
てサンプリング信号を生成し、受信電界強度検出手段に
より、上記生成されたサンプリング信号により表わされ
るサンプリング点で上記受信された無線信号の受信電界
強度を検出するようにしたものである。
【0032】したがって本発明によれば、受信電界強度
を短時間にかつ高精度に検出することができ、これによ
り受信電界強度に基づく種々制御の応答性を高めること
ができる無線通信機を提供することができる。
【0033】また本発明によれば、伝送系にロールオフ
フィルタが挿入されている場合に、このロールオフフィ
ルタを無線回路中に設け、このロールオフフィルタを通
過した後の受信無線信号の受信電界強度を上記サンプリ
ング信号により表わされるサンプリング点で検出するよ
うにしたことによって、さらに高精度の受信電界強度測
定を行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係わるディジタル携帯無線
電話機の受信系の構成を示す回路ブロック図。
【図2】本発明の一実施例に係わるディジタル携帯無線
電話機の全体の構成を示す回路ブロック図。
【図3】図1に示した中間周波集積回路の構成を示す回
路ブロック図。
【図4】図1に示した回路の動作説明に使用するための
位相スペースダイヤグラムの測定結果を示した図。
【図5】本発明の他の実施例に係わるディジタル携帯無
線電話機の受信系の構成を示す回路ブロック図。
【図6】図5に示した回路の動作説明に使用するための
位相スペースダイヤグラムの測定結果を示した図。
【図7】入力データストリームXk ,Yk と位相変化量
Δφとの関係を示した図。
【図8】差動位相符号化マッピング回路から出力される
符号化データIk ,Qk の位相マッピング位置を表わし
た位相スペースダイヤグラムを示した図。
【符号の説明】
11…マイクロホン 12…音声符号器 13…誤り訂正符号器 14…ディジタル
変調回路 15…ミキサ 16…電力増幅器
(PA) 17…アンテナ共用器 18…アンテナ 21…受信回路 22…ディジタル
復調回路 23…誤り訂正復号器 24…音声復号器 30…制御回路 30a…平均化手
段 31…周波数シンセサイザ 32…受信電界強
度検出回路 33…コンソールユニット 51…高周波増幅
器 52…第1ミキサ 53…第1中間周
波フィルタ 54…第2ミキサ 55…局部発振器 56…第2中間周波フィルタ 57…中間周波集
積回路 57a…中間周波増幅回路 57b…検波用の
ダイオード 58,63…ルートロールオフフィルタ 61…A/D変換器 62…直交復調器 64…遅延検波器 65…同期・クロック再生回路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディジタル信号によりPSK変調された
    無線信号を無線回路で受信したのち復調回路で前記ディ
    ジタル信号を復調する受信回路系を備えた無線通信機に
    おいて、 前記復調されたディジタル信号もしくはこのディジタル
    信号に同期した信号に同期してサンプリング信号を生成
    するためのサンプリング信号生成手段と、 このサンプリング信号生成手段により生成されたサンプ
    リング信号により表わされるサンプリング点で前記受信
    された無線信号の受信電界強度を検出するための受信電
    界強度検出手段とを具備したことを特徴とする無線通信
    機。
  2. 【請求項2】 伝送帯域外の周波数成分を除去するため
    のロールオフフィルタを前記無線回路中に設け、このロ
    ールオフフィルタを通過した後の受信無線信号からその
    受信電界強度を検出することを特徴とする請求項1に記
    載の無線通信機。
JP31172492A 1992-11-20 1992-11-20 無線通信機 Pending JPH06164663A (ja)

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JP31172492A JPH06164663A (ja) 1992-11-20 1992-11-20 無線通信機

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JP31172492A Pending JPH06164663A (ja) 1992-11-20 1992-11-20 無線通信機

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6266521B1 (en) 1997-09-02 2001-07-24 Uniden Corporation Receiver and method for demodulating reception signals
US6625468B1 (en) 1999-06-16 2003-09-23 Nec Corporation Digital portable telephone unit and method for playing back voice/sound in the same unit
JP2013237262A (ja) * 2012-04-18 2013-11-28 Konica Minolta Inc 箔転写装置および画像形成システム
JP2013256106A (ja) * 2012-05-17 2013-12-26 Konica Minolta Inc 画像形成システム

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