JPH06165017A - 自動焦点検出装置 - Google Patents

自動焦点検出装置

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JPH06165017A
JPH06165017A JP4308804A JP30880492A JPH06165017A JP H06165017 A JPH06165017 A JP H06165017A JP 4308804 A JP4308804 A JP 4308804A JP 30880492 A JP30880492 A JP 30880492A JP H06165017 A JPH06165017 A JP H06165017A
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JP4308804A
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Hiroshi Suda
浩史 須田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 撮像信号中のノイズに影響されることなく、
安定且つ迅速でハンチング等の誤動作のない動作特性を
簡単な構成で実現し得る自動焦点検出装置を提供するこ
とにある。 【構成】 光学系によつて結像された被写体像を光電変
換して撮像信号を出力する撮像素子と、前記撮像素子よ
り出力された撮像信号を水平走査期間の整数倍遅延する
遅延手段と、前記撮像手段より出力された撮像信号と、
前記遅延手段より出力された遅延撮像信号を所定の比率
で加算する加算器と、前記加算器の出力信号中より所定
の高周波成分を抽出するフイルタ手段と、前記フイルタ
手段の出力に基づいて光学系の焦点状態を制御する制御
回路とを備えた自動焦点検出装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ビデオカメラ等に用い
て好適な自動焦点検出装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来よりビデオカメラ等の映像機器に用
いられる自動焦点検出装置としては、CCD等の撮像素
子から出力される映像信号中より焦点状態すなわち被写
体像の鮮鋭度を表す高周波成分を検出し、この高周波成
分が最大となるように撮影レンズを駆動して焦点合わせ
を行う所謂『山登り方式』の焦点制御方式が知られてい
る。
【0003】このような自動焦点検出方式は、赤外線を
照射してその反射光を検出するような所謂アクテイブ方
式の自動焦点検出装置に比較して、焦点検出用の特殊な
光学部材が不要であり、被写体との距離にかかわらず遠
方の被写体でも正確に焦点を合わせることができる等の
長所がある。この種の自動焦点検出方式について、図5
を用いて説明する。
【0004】同図において、1は光軸方向に移動して焦
点調節を行うフオーカスレンズで、2はフオーカスレレ
ンズによつてその撮像面に結像された被写体像を光電変
換して撮像信号を出力するCCD等の撮像素子、3は撮
像素子2より出力された離散的な画像信号をサンプルホ
ールドして連続した撮像信号に変換する二重相関サンプ
リング回路(CDS回路)、4はCDS回路3より出力
された撮像信号を所定のレベルに保持すべくゲインを自
動的に制御するAGC回路、5はAGC回路4より出力
された撮像信号に所定の信号処理を施して規格化された
標準テレビジヨン信号に変換して出力するカメラプロセ
ス回路、6はAGC回路4より出力された撮像信号中よ
り焦点状態に応じて変化する高周波成分を抽出するバン
ドパスフイルタ(以下BPFと称す)、7はバンドパス
フイルタ5によつて抽出された高周波成分に対して、撮
像画面内において合焦検出領域と設定された範囲内に相
当する信号のみを通過させて抜き出すゲート回路、8は
ゲート回路7を通過した合焦検出領域内に相当する高周
波成分信号の垂直同期信号のすなわちフイールド周期の
整数倍に同期した間隔でピークホールドするピークホー
ルド回路である。以後このピークホールド回路より出力
された高周波成分ピーク値を焦点信号と称することにす
る。
【0005】9はピークホールド回路8より出力される
ピーク値すなわち焦点信号の電圧レベル変化から焦点信
号電圧レベルが増加するフオーカスレンズ駆動用モータ
の駆動方向を判定するとともに、その焦点信号電圧レベ
ルから合焦度に応じたフオーカスレンズ駆動用モータの
駆動速度を演算するマイクロコンピユータで構成された
制御回路、10は制御回路9の出力に基づいてフオーカ
スレンズ駆動用モータ11を制御するモータドライバで
ある。
【0006】すなわち制御回路9は、焦点電圧の変化か
ら焦点電圧の増加するフオーカスレンズ駆動用モータの
駆動方向を判定するとともに、焦点電圧のレベルから大
ぼけであると判定された場合にはフオーカスレンズ駆動
用モータを高速で駆動し、合焦点に近く小ぼけ状態と判
定された場合には低速で駆動するようにフオーカスレン
ズ駆動用モータの設定を行うものである。これらの動作
により、従来より知られている所謂『山登り』制御を行
う。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
自動焦点調節装置によれば、まず第1に撮像素子及びそ
の後続の回路において発生したノイズ、あるいは外部よ
り混入されたノイズ等が撮像信号に乗っていると、その
影響で焦点評価値がばらつき、焦点調節精度が劣化し、
ハンチング等の誤動作を生じて自動焦点調節動作が不安
定になるという問題があつた。
【0008】また第2に、従来の装置は画面内の1点を
ピークホールドしたものを焦点評価値としているので、
外来ノイズや手ぶれ等によつて一時的に焦点評価値が変
化することがあり、ハンチング等の不都合を生じやすい
という問題点があつた。
【0009】またさらに合焦近傍から大ぼけ状態まで、
広い範囲において焦点状態を検出可能とするためには、
上述のBPFに帯域の異なる複数のフイルタを用意し、
これらを焦点状態に応じて切り換えなければならず、構
成及び制御が複雑となる問題があつた。
【0010】そこで本発明の目的は、上述した問題点を
解決し、撮像信号中のノイズに影響されることなく、安
定且つ迅速でハンチング等の誤動作のない動作特性を簡
単な構成で実現し得る自動焦点検出装置を提供すること
にある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上述した第1の課題を解
決するために、本発明における自動焦点検出装置によれ
ば、光学系によつて結像された被写体像を光電変換して
撮像信号を出力する撮像手段と、前記撮像手段より出力
された撮像信号を水平走査期間の整数倍遅延する遅延手
段と、前記撮像手段より出力された撮像信号と、前記遅
延手段より出力された遅延撮像信号を所定の比率で加算
する加算手段と、前記加算手段の出力信号中より所定の
周波数成分を抽出するフイルタ手段と、前記フイルタ手
段の出力に基づいて光学系の焦点状態を制御する制御手
段とを備える。
【0012】また上述した第1の課題を解決するため
に、本発明によれば、光学系によつて結像された被写体
像を光電変換して撮像信号を出力する撮像手段と、前記
撮像信号中より所定の周波数成分を抽出するフイルタ手
段と、前記フイルタ手段より出力された信号の画面内の
水平ライン上のピーク値を保持するピークホールド手段
と、前記画面内の複数の水平ライン上における前記ピー
クホールド手段の出力を、垂直走査期間内で加算する加
算手段と、前記加算手段の出力に基づいて焦点状態を制
御する制御手段とを備える。
【0013】
【作用】これによつて、外来ノイズで焦点評価値がばら
ついたり、手ぶれ等で一時的に焦点評価値が変化して
も、これらに影響されずに、安定且つ円滑な焦点調節動
作を実現することができるとともに、構成及び制御の簡
略化が可能となる。
【0014】
【実施例】以下、本発明における自動焦点検出装置をビ
デオカメラに適用した場合について、各図を参照しなが
らその実施例について詳述する。
【0015】図1は本発明における自動焦点検出装置の
第1の実施例の構成を示すブロツク図である。同図にお
いて図5に示すブロツク図と同一構成部分については同
一符号を付す。
【0016】同図において、22は撮像素子2,CDS
回路3,A/D変換器12それぞれに駆動用のクロツク
C1を供給する基準クロツク発振器である。撮像素子2
より出力された出力画像信号は、基準クロツク発振器2
2より出力された基準クロツクC1の周期に同期して読
み出され、CDS回路3によつてサンプルホールドさ
れ、AGC回路4において最適なゲインで増幅され、A
/D変換器12で基準クロツクC1に同期したレートで
アナログ信号からデジタル信号S1に変換されて出力さ
れるとともに、そのデジタル信号S1を1水平同期期間
遅延させる1H遅延線6,7によつて信号S1を1H期
間遅延された遅延信号S2及び2H期間遅延された遅延
信号S3が発生される。
【0017】これらの遅延線は撮像素子より出力された
撮像信号を輝度信号と色信号に分離するための色分離回
路を構成する1H遅延線で、3ライン相関を用いて輝度
信号と色信号とを分離するものであり、カメラプロセス
回路15内に設けてもよい。
【0018】そしてこれらの信号S1,S2,S3はそ
れぞれカメラプロセス回路13へと供給され、周知のマ
トリツクス回路で輝度信号と色信号を生成されるととも
に、ガンマ補正、ブランキング処理等を施された後、輝
度信号,色信号として出力され、それぞれD/A変換器
14,15でそれぞれアナログ信号に補正されて次段へ
と供給される。この場合、次段の回路における処理がデ
ジタル信号について行われるものであれば、D/A変換
せずにデジタル信号のまま出力するようにすることは言
うまでもない。
【0019】またA/D変換器12,遅延線13,遅延
線14それぞれの出力信号S1,S2,S3は係数回路
18,19,20で所定の係数を乗じられて整数倍、あ
るいは整数分の1された後、加算器21へと供給されて
加算され、自動焦点検出に用いられるもととなる撮像信
号S4が生成される。
【0020】この焦点検出用の撮像信号S4はデジタル
ローパスフイルタ26及び差分フイルタ33へと供給さ
れて焦点状態に応じて変化する鮮鋭度を表す所定の高周
波成分が抽出され、高周波成分信号S5として出力され
る。
【0021】デジタルローパスフイルタ26は、フリツ
プフロツプ27,28、係数器29,30,31、加算
器32から構成されたトランスバーサルフイルタで、フ
リツプフロツプ27,28は基準クロツク発振器22よ
り出力されたクロツク信号C1を互いに分周比の異なる
分周器A23または分周器B24で所定の周波数に分周
された分周クロツクC2またはC3の、スイツチ25に
よつて選択された方のクロツクC4によつて駆動される
ようになつている。
【0022】そしてフリツプフロツプ27,28によ
り、撮像信号S4を1クロツク遅延した信号S41,2
クロツク遅延した信号S42を生成し、これらの信号S
4,S41,S42に係数器29,30,31でそれぞ
れ所定の係数を乗じて整数倍あるいは整数分の1倍した
後、加算器32にて加算して出力する。これによつて撮
像信号S4中の低域成分(ここでは撮像信号のデジタル
ローパスフイルタのカツトオフ周波数以下の周波数の信
号という意味で、低周波という意味ではない)の信号S
43のみが抽出され、次段の差分フイルタ33へと供給
される。
【0023】また差分フイルタ33は、デジタルローパ
スフイルタ26と同様にクロツクC4によつて駆動され
るフリツプフロツプ34により、上述のローパスフイル
タ26内の加算器32より出力された信号S4の低域成
分信号S43を1クロツク遅延させた信号S44を発生
させ、加算器35でもとの信号S43との差分を取るこ
とによつて信号43中の高域成分を抽出して出力するも
ので、ハイパスフイルタとして動作する。
【0024】すなわちデジタルローパスフイルタ26と
差分フイルタ33を共通のクロツクC4で駆動すること
により、バンドパスフイルタ特性が実現され、その通過
特性はクロツクC4に依存し、このクロツクを可変する
ことによつて制御される(通過帯域が変化する)。
【0025】基準クロツクC1は分周器A23及び分周
器B24に入力されて、それぞれ異なる周波数に分周さ
れ、クロツク信号C2,C3が生成される。そしてこれ
らのクロツク信号C2,C3は、後述する制御用マイク
ロコンピユータ41によつて切換制御されるスイツチ2
5によつて選択され、デジタルローパスフイルタ26と
差分フイルタ33へとそれぞれ供給され、その通過帯域
が制御される。
【0026】ここで、本実施例では分周器23の分周比
が分周器24の分周比よりも小さく分周後のクロツクの
周波数はC2>C3の関係であるとする。
【0027】差分フイルタ33を通過した高周波成分信
号S5は、絶対値回路36へと供給されてその絶対値が
取られ、ゲート回路37で図示しない撮像画面内に設定
された測距枠すなわち合焦検出領域内に相当する部分の
信号のみが通過され、Hピークホールド回路38へと供
給される。
【0028】Hピークホールド回路38では1水平期間
内における高周波成分信号S5のピーク値がホールドさ
れ、1水平期間のピーク値すなわち焦点信号S6として
出力される。この焦点信号S6は加算器39にてレジス
タ40の出力と加算されて信号S7となり、システム全
体を制御する制御用マイクロコンピユータ41へと供給
されると同時に、レジスタ40へと入力される。
【0029】レジスタ40は、水平帰線期間(H−BL
NK)で新しい入力すなわち加算器39の出力信号をホ
ールドし、また垂直帰線期間(V−BLNK)でリセツ
トされる。
【0030】これによりレジスタ40には、Hピークホ
ールド回路38でホールドされた焦点信号としてのピー
ク値S6を各水平ラインごとに加算した値が蓄積され、
この加算値を垂直期間が終了する直前に制御用マイクロ
コンピユータ41に取り込むことにより、各水平ライン
ごとのピーク値を1垂直期間中加算した総和を表す信号
S7が焦点状態の評価信号として生成され、制御用マイ
クロコンピユータ41へと取り込まれることになる。
【0031】制御用マイクロコンピユータ41は、焦点
評価信号S7に基づいて、信号S7が大きくなるによう
に、フオーカスレンズ1を駆動する方向とその駆動速度
の情報を演算してモータドライバ10へと供給してフオ
ーカスレンズ駆動用モータ11を駆動する。これにより
フオーカスレンズ1が合焦点へと光軸方向に移動され所
謂山登り制御による自動焦点検出動作が行われる。
【0032】次に、デジタルローパスフイルタ26及び
差分フイルタ33から構成されるバンドパスフイルタの
特性について、図2を参照しながら説明する。
【0033】図2はフオーカスレンズ1を至近端から無
限端へと移動したときの評価信号S7の変化を示す図で
ある。
【0034】スイツチ25により、フイルタ26,33
を駆動するクロツクC4に周波数が高い方の分周器23
すなわち分周クロツクC2が選択されている場合には、
デジタルローパスフイルタ26及び差分フイルタ33か
らなるバンドパスフイルタ通過帯域がより高域となり、
同図Aに示すような高い空間周波数となる合焦点近傍に
おいて急峻な特性を示す高域フイルタ特性となる。
【0035】また分周器24すなわち分周クロツクC3
が選択され、デジタルローパスフイルタ26及び差分フ
イルタ33に供給されるクロツクC4の周波数を低く設
定したときには、そのバンドパスフイルタ通過帯域がク
ロツクC2のときと比較して低域周波数成分を抽出する
特性となり、同図にBで示すように合焦点近傍で急峻な
特性は得られないが、合焦点から離れても焦点信号を検
出可能な特性となる。
【0036】すなわち、焦点電圧レベルが高く合焦点近
傍であると判断される場合には、図2のAの特性を選択
してフオーカスレンズを精度良く合焦点に停止させ、大
ぼけの場合には同図Bの特性を選択して合焦点から離れ
た大ぼけ状態でも特性曲線の傾きを検出可能となし、フ
オーカスレンズの駆動方向を判定できるような特性と
し、フオーカスレンズが合焦点に近づいたところで特性
Aの急峻な特性のフイルタに切り換えればよい。
【0037】したがつて、制御用マイクロコンピユータ
41は、スイツチ25を分周器23に切り換えて周波数
の高いクロツク信号C2を選択し、デジタルローパスフ
イルタ26及び差分フイルタ33からなるバンドパスフ
イルタの通過特性を図2のAに示す高域抽出特性に切り
換えた状態で、Hピークホールド回路38の出力レベル
が高く且つフオーカスレンズの動きに対する変化も大き
く、合焦検出が可能なときにはそのまま合焦点にフオー
カスレンズ1を駆動して停止させる。
【0038】またHピークホールド回路38の出力レベ
ルが低く且つフオーカスレンズ1の動きに対する変化が
小さく、このままでは合焦検出が不能なときには、スイ
ツチ25を分周器24に切り換えて周波数の低いクロツ
ク信号C3を選択し、ローパスフイルタ26及び差分フ
イルタ33からなるバンドパスフイルタの通過特性を図
2のBに示す低域抽出特性に切り換えることによつて、
特性曲線の傾きを検出可能とし、フオーカスレンズ駆動
方向を判定して山登り制御を行い、フオーカスレンズが
合焦点近傍となつてHピークホールド回路38の出力レ
ベルが上昇し、フオーカスレンズ1の動きに対する焦点
信号の変化が大きくなつてきたところで図2のAに示す
高域抽出特性に切り換え、フオーカスレンズ1を高精度
且つ確実に合焦点に停止させることができる。
【0039】このように焦点信号レベルに応じてフイル
タ特性を切り換えることにより、常に特性曲線の傾きを
最大に検出可能とすることができ、誤動作がなく高速且
つ高精度の焦点調節動作を行うことができる。
【0040】また従来では合焦近傍、大ぼけ状態におい
ては焦点検出に必要な特性の数だけバンドパスフイルタ
を設け、これらを状況に応じて切り換える必要があつた
ため、フイルタの数が増加してハードウエアが複雑にな
る問題があつたが、本発明によれば、上述の実施例の如
く、ローパスフイルタ26及び差分フイルタ33からな
るバンドパスフイルタ特性の焦点状態に応じた切り換え
動作を、フイルタの駆動クロツク周波数を制御用マイク
ロコンピユータ41によつて切り換えるだけの簡単な構
成で実現することができるため、構成、制御とも簡略化
することができる。
【0041】また異なる特性の撮像素子を用いたときの
解像度の違い等からフイルタ特性を変更したいときに
も、従来ではフイルタの構成素子の定数等を変更しなけ
ればならず、ハードウエアを共通化できない等の問題点
があつたが、本発明によればデジタルフイルタの駆動ク
ロツクを適切に選択することによつてフイルタ特性を合
わせることができ、共通のハードウエアを用いてあらゆ
る駆動周期の撮像素子に対して最適な自動焦点検出動作
が可能となる。
【0042】また上述の焦点検出用のデジタルフイルタ
の駆動クロツクを、撮像素子を駆動するための駆動クロ
ツクを整数倍に分周して供給するように構成しているの
で、フイルタ駆動用のクロツク発生器を省略でき、回路
を簡素化できるとともに、焦点検出用デジタルフイルタ
からの、映像信号処理系へのノイズの混入を防止するこ
とができる。
【0043】上述の実施例によれば、垂直相関を得るた
めの複数の水平ラインの信号を抽出する遅延回路を色分
離回路の遅延線と共用した場合について説明したが、こ
れに限定されるものではなく、例えば垂直アパーチヤ補
正回路に用いられている1H遅延線と共用することもで
きる。図3はその一例を示すものである。
【0044】図3において、図1と同一構成部分につい
ては、同一の符号を用いてその説明を省略する。また図
の簡略化のため、色分離回路についてはカメラプロセス
回路42内に設けられているものとして図示を省略す
る。
【0045】同図において、43は垂直アパーチヤ補正
回路で、1H遅延線44,45、加算器46,48,4
9、係数器47によつて構成されており、輝度信号波形
の輪郭部分を強調するものであるが、その動作について
は従来より公知であるため、詳細な説明は省略し、各部
の波形のみを図4に示すことにする。図4のa〜fの各
波形は図3のa〜fの信号ラインの波形を示している。
【0046】そしてカメラプロセス回路42より出力さ
れた遅延される前の信号aと、垂直アパーチヤ補正回路
を構成する1H遅延線44,45によつてそれぞれ1
H,2H遅延された信号b,cが、それぞれ係数器1
8,19,20を介して加算器21で加算され、前述の
第1の実施例で説明したように、バンドパスフイルタへ
と供給されるものである。
【0047】以後は前述の第1の実施例と同様の動作が
行われ、垂直相関のあるデータに基づく、安定で誤動作
のない焦点検出動作を実現することができる。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
映像信号出力を水平同期信号の整数倍の遅延出力とし、
ある比率で加算することによつてノイズを除去し、この
ノイズを除去した映像信号を用いて自動焦点検出を行う
ことにより、いかなる被写体でも速やか且つハンチング
等の誤動作のない安定な自動焦点検出動作を実現するこ
とができる。
【0049】また画面内の1点のピーク値を焦点評価値
とせず、各水平ラインにおけるピーク値を垂直方向に加
算することで、外来ノイズを除去することができ、また
低照度、低コントラストでも検出感度を高めることがで
きるので、いかなる被写体に対しても速やか且つハンチ
ングのない安定した自動焦点検出動作が可能になる効果
がある。
【0050】また焦点検出領域内の映像信号全体を積分
する方式に比較して、被写体によつて極端に評価値の絶
対値が変化することがないという効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における自動焦点検出装置をビデオカメ
ラに適用した場合の実施例を示すブロツク図である。
【図2】本発明の自動焦点検出装置におけるバンドパス
フイルタ特性を示す図である。
【図3】本発明における自動焦点検出装置の他の実施例
を示すブロツク図である。
【図4】図3の実施例におけるアパーチヤ補正回路の動
作を示す波形図である。
【図5】従来の自動焦点検出装置の一例を示すブロツク
図である。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光学系によつて結像された被写体像を光
    電変換して撮像信号を出力する撮像手段と、 前記撮像手段より出力された撮像信号を水平走査期間の
    整数倍遅延する遅延手段と、 前記撮像手段より出力された撮像信号と、前記遅延手段
    より出力された遅延撮像信号を所定の比率で加算する加
    算手段と、 前記加算手段の出力信号中より所定の周波数成分を抽出
    するフイルタ手段と、 前記フイルタ手段の出力に基づいて光学系の焦点状態を
    制御する制御手段と、を備えたことを特徴とする自動焦
    点検出装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記遅延手段を、前
    記撮像手段より出力された撮像信号を輝度信号と色信号
    とに分離する色分離手段の遅延線と共用したことを特徴
    とする自動焦点検出装置。
  3. 【請求項3】 請求項1において、前記遅延手段を、前
    記撮像手段より出力された撮像信号の輪郭補正を行うア
    パーチヤ補正手段の遅延線と共用したことを特徴とする
    自動焦点検出装置。
  4. 【請求項4】 光学系によつて結像された被写体像を光
    電変換して撮像信号を出力する撮像手段と、 前記撮像信号中より所定の周波数成分を抽出するフイル
    タ手段と、 前記フイルタ手段より出力された信号の画面内の水平ラ
    イン上のピーク値を保持するピークホールド手段と、 前記画面内の複数の水平ライン上における前記ピークホ
    ールド手段の出力を、垂直走査期間内で加算する加算手
    段と、 前記加算手段の出力に基づいて焦点状態を制御する制御
    手段と、 を備えたことを特徴とする自動焦点検出装置。
  5. 【請求項5】 光学系によつて結像された被写体像を光
    電変換して撮像信号を出力する撮像手段と、 前記撮像手段より出力された撮像信号をデジタル信号に
    変換するA/D変換器と、 前記A/D変換器撮像手段より出力されたデジタル信号
    より所定の周波数成分を抽出するデジタルフイルタと、 前記デジタルフイルタの駆動クロツクの周波数を変更す
    る変更手段と、 前記デジタルフイルタの出力に基づいてフオーカスレン
    ズを合焦点へと駆動する駆動手段と、 を備えたことを特徴とする自動焦点検出装置。
  6. 【請求項6】 被写体像を光電変換して撮像信号を出力
    する撮像手段と、 前記撮像手段に駆動用クロツクを供給する駆動手段と、 前記撮像手段より出力された撮像信号より焦点状態に応
    じて変化する所定の周波数成分を抽出するデジタルフイ
    ルタと、 前記デジタルフイルタの駆動クロツクを前記駆動手段の
    駆動用クロツクを分周して生成する分周手段と、 を備えたことを特徴とする撮像装置。
JP4308804A 1992-11-18 1992-11-18 自動焦点検出装置 Pending JPH06165017A (ja)

Priority Applications (1)

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JP4308804A JPH06165017A (ja) 1992-11-18 1992-11-18 自動焦点検出装置

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006258912A (ja) * 2005-03-15 2006-09-28 Hitachi Kokusai Electric Inc テレビジョンカメラおよびテレビジョンカメラシステム
CN114827461A (zh) * 2022-04-15 2022-07-29 维沃移动通信(杭州)有限公司 拍摄对焦方法、装置和电子设备

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JP2006258912A (ja) * 2005-03-15 2006-09-28 Hitachi Kokusai Electric Inc テレビジョンカメラおよびテレビジョンカメラシステム
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