JPH06165301A - 移動体の無接触給電設備 - Google Patents
移動体の無接触給電設備Info
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- JPH06165301A JPH06165301A JP4307403A JP30740392A JPH06165301A JP H06165301 A JPH06165301 A JP H06165301A JP 4307403 A JP4307403 A JP 4307403A JP 30740392 A JP30740392 A JP 30740392A JP H06165301 A JPH06165301 A JP H06165301A
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Landscapes
- Control Of Conveyors (AREA)
- Current-Collector Devices For Electrically Propelled Vehicles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 移動体に無接触で安定して給電でき、移動経
路のカーブ部の曲げRを自由に選択できる無接触給電設
備を提供する。 【構成】 車体Vの案内レールBの水平走行部に設け
る、高周波の正弦波電流を流す誘導線路34を架設した第
1の誘導線路ユニットXと、その垂直走行部に設ける第
2の誘導線路ユニットYでは、その敷設の位相を90度回
転させ、車体Vには誘導線路ユニットX,Yの敷設位相
に合わせて90度取付け位相の異なるピックアップユニッ
トを2台取付ける。 【効果】 誘導線路34を、水平走行部と垂直走行部では
位相を90度回転して敷設することにより、ピックアップ
ユニットPと水平走行部、垂直走行部の誘導線路34との
接触を回避でき、よって各走行部のカーブ角度を自在に
選択でき、案内レールBの敷設ルートの設定の自由度を
増すことができる。
路のカーブ部の曲げRを自由に選択できる無接触給電設
備を提供する。 【構成】 車体Vの案内レールBの水平走行部に設け
る、高周波の正弦波電流を流す誘導線路34を架設した第
1の誘導線路ユニットXと、その垂直走行部に設ける第
2の誘導線路ユニットYでは、その敷設の位相を90度回
転させ、車体Vには誘導線路ユニットX,Yの敷設位相
に合わせて90度取付け位相の異なるピックアップユニッ
トを2台取付ける。 【効果】 誘導線路34を、水平走行部と垂直走行部では
位相を90度回転して敷設することにより、ピックアップ
ユニットPと水平走行部、垂直走行部の誘導線路34との
接触を回避でき、よって各走行部のカーブ角度を自在に
選択でき、案内レールBの敷設ルートの設定の自由度を
増すことができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、移動体の無接触給電設
備に関するものである。
備に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の移動体およびその給電装置を、図
7および図8に基づいて説明する。移動体としての搬送
用車体Vは、駆動トロリー1A、従動トロリー1B、および
これらトロリー1A,1Bにて支持される物品搬送用キャリ
ア1Cから構成され、この車体Vを移動自在に案内する移
動経路として案内レールBとが設けられている。
7および図8に基づいて説明する。移動体としての搬送
用車体Vは、駆動トロリー1A、従動トロリー1B、および
これらトロリー1A,1Bにて支持される物品搬送用キャリ
ア1Cから構成され、この車体Vを移動自在に案内する移
動経路として案内レールBとが設けられている。
【0003】駆動トロリー1Aは、案内レールBの上部に
係合する走行用車輪2、案内レールBの下部に両横側か
ら接触する振れ止めローラ3、および集電子ユニットD
を備え、走行用車輪2が減速機付電動モータ4にて駆動
される。また従動トロリー1Bは、案内レールBの上部に
係合する走行用車輪5、および案内レールBの下部に両
横側から接触する振れ止めローラ6を備えている。
係合する走行用車輪2、案内レールBの下部に両横側か
ら接触する振れ止めローラ3、および集電子ユニットD
を備え、走行用車輪2が減速機付電動モータ4にて駆動
される。また従動トロリー1Bは、案内レールBの上部に
係合する走行用車輪5、および案内レールBの下部に両
横側から接触する振れ止めローラ6を備えている。
【0004】案内レールBは、その上部に車輪案内部
7、その下部にローラ案内部8を備え、横一側部に連結
される支持枠9によって、天井などから吊り下げ状態に
支持され、また案内レールBの支持枠9が取り付けられ
た側部とは他方の側部に、通電レールユニットUが取り
付けられている。
7、その下部にローラ案内部8を備え、横一側部に連結
される支持枠9によって、天井などから吊り下げ状態に
支持され、また案内レールBの支持枠9が取り付けられ
た側部とは他方の側部に、通電レールユニットUが取り
付けられている。
【0005】この通電レールユニットUは、電力を3相
交流にて車体Vに供給し、かつ走行制御用信号を車体V
に伝達するために設けられたものであって、4本の通電
レールLを備え、各通電レールLを並列状態に支持する
レール支持枠10が案内レールBに設けた上下一対の係止
部11に係止された状態でビス止めされている。
交流にて車体Vに供給し、かつ走行制御用信号を車体V
に伝達するために設けられたものであって、4本の通電
レールLを備え、各通電レールLを並列状態に支持する
レール支持枠10が案内レールBに設けた上下一対の係止
部11に係止された状態でビス止めされている。
【0006】通電レールLは、図8(b) に拡大して示す
ように、銅などの導電材にて形成されるレール本体12
と、合成樹脂などの非導電材にて形成されるホルダー13
とからなり、ホルダー13には、レール本体12の両横側部
から集電子側に突設される一対の防護壁部が備えられ、
またレール本体12の集電子接触面が、レール横巾方向中
央側ほど奥側に位置する凹入面に形成されている。
ように、銅などの導電材にて形成されるレール本体12
と、合成樹脂などの非導電材にて形成されるホルダー13
とからなり、ホルダー13には、レール本体12の両横側部
から集電子側に突設される一対の防護壁部が備えられ、
またレール本体12の集電子接触面が、レール横巾方向中
央側ほど奥側に位置する凹入面に形成されている。
【0007】集電子ユニットDは、図7に示すように、
各通電レールLのそれぞれに一対の集電子14を備え、1
つの通電レールLに対する一対の集電子14が、車体Vの
前後方向に間隔を隔てて位置され、車体前方の4つの集
電子14が、1つのユニットにまとめられ、同様に車体後
方の4つの集電子14が1つのユニットにまとめられてい
る。
各通電レールLのそれぞれに一対の集電子14を備え、1
つの通電レールLに対する一対の集電子14が、車体Vの
前後方向に間隔を隔てて位置され、車体前方の4つの集
電子14が、1つのユニットにまとめられ、同様に車体後
方の4つの集電子14が1つのユニットにまとめられてい
る。
【0008】上記構成により、移動体の車体Vは、案内
レールBの通電レールユニットUの通電レールLから集
電子14を介して給電され、給電された減速機付電動モー
タ4にて走行用車輪2が駆動され、案内レールBに案内
されて移動する。
レールBの通電レールユニットUの通電レールLから集
電子14を介して給電され、給電された減速機付電動モー
タ4にて走行用車輪2が駆動され、案内レールBに案内
されて移動する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような従
来の移動体の給電設備では、通電レールLのレール本体
12と集電子14は互いの接触により磨耗するため、メンテ
ナンスが不可欠でおり、またゴミがでるという問題があ
った。さらに通電レールLの導電材(レール本体12)が
露出するため、感電する危険があり、さらにスパークが
発生するため、防爆エリアでは使用できないという問題
があった。
来の移動体の給電設備では、通電レールLのレール本体
12と集電子14は互いの接触により磨耗するため、メンテ
ナンスが不可欠でおり、またゴミがでるという問題があ
った。さらに通電レールLの導電材(レール本体12)が
露出するため、感電する危険があり、さらにスパークが
発生するため、防爆エリアでは使用できないという問題
があった。
【0010】このような問題を解決するため、図9に示
すような、無接触の給電設備が提案されている。図9の
無接触の給電設備は、移動体の充電ステーションに固定
した1次コア21と、このステーションに停止した移動体
22の下部に垂設した2次コア23がギャップ長gで対向し
て磁路を設け、電力を伝達するように構成されている。
すなわち、充電ステーションに設けられた1次側コア21
に巻かれたコイル24に交流電流が通電されると、2次側
コア23に巻かれたコイル25に起電力が発生し、このコイ
ル25に発生した交流電流は交流−直流変換部26を介して
バッテリ27へ供給され、バッテリ27が充電される。この
バッテリ27を駆動電源として移動体22は走行用車輪28を
駆動して走行する。
すような、無接触の給電設備が提案されている。図9の
無接触の給電設備は、移動体の充電ステーションに固定
した1次コア21と、このステーションに停止した移動体
22の下部に垂設した2次コア23がギャップ長gで対向し
て磁路を設け、電力を伝達するように構成されている。
すなわち、充電ステーションに設けられた1次側コア21
に巻かれたコイル24に交流電流が通電されると、2次側
コア23に巻かれたコイル25に起電力が発生し、このコイ
ル25に発生した交流電流は交流−直流変換部26を介して
バッテリ27へ供給され、バッテリ27が充電される。この
バッテリ27を駆動電源として移動体22は走行用車輪28を
駆動して走行する。
【0011】しかし、このような構成では、一旦充電ス
テーションで停止しないと、充電されないため、作業効
率が悪く、また1次側コア21を走行路に沿って敷設すれ
ばこのような問題は解決されるが、製作が困難であり、
コスト的に不可能であった。さらに、ギャップ長gの変
化により1次側のインダクタンスが大きく変化するた
め、1次側電流値が大きく変化し、2次側電圧値が大き
く変化することから、過電流、過電圧が発生し、保護装
置が動作して給電できないことがあった。また、図7,
図8に示す車体Vに、図9に示す2次側コア23を取付け
ると、案内レールBの上下方向のカーブ部、左右方向の
カーブ部で2次側コア23と案内レールBが接触すること
から、カーブ部の曲げRが規制され、しいては案内レー
ルBの敷設ルートも制限されてしまうという問題があっ
た。
テーションで停止しないと、充電されないため、作業効
率が悪く、また1次側コア21を走行路に沿って敷設すれ
ばこのような問題は解決されるが、製作が困難であり、
コスト的に不可能であった。さらに、ギャップ長gの変
化により1次側のインダクタンスが大きく変化するた
め、1次側電流値が大きく変化し、2次側電圧値が大き
く変化することから、過電流、過電圧が発生し、保護装
置が動作して給電できないことがあった。また、図7,
図8に示す車体Vに、図9に示す2次側コア23を取付け
ると、案内レールBの上下方向のカーブ部、左右方向の
カーブ部で2次側コア23と案内レールBが接触すること
から、カーブ部の曲げRが規制され、しいては案内レー
ルBの敷設ルートも制限されてしまうという問題があっ
た。
【0012】本発明は上記問題を解決するものであり、
無接触で、安全に、かつ安定して給電でき、カーブ部の
曲げRを自由に選択できる移動体の無接触給電設備を提
供することを目的とするものである。
無接触で、安全に、かつ安定して給電でき、カーブ部の
曲げRを自由に選択できる移動体の無接触給電設備を提
供することを目的とするものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決するため
本発明の移動体の無接触給電設備は、移動体の移動経路
に沿って高周波の正弦波電流を流す一対の誘導線路を敷
設し、前記移動体に、前記誘電線路間に位置し、誘導線
路から無接触で給電されるコイルを設けた移動体の無接
触給電設備であって、前記誘導線路を前記移動経路の移
動体の水平走行部と垂直走行部では、その敷設の位相を
90度回転させ、前記移動体に前記誘導線路の敷設位相に
合わせて前記コイルを複数取り付けたことを特徴とする
ものである。
本発明の移動体の無接触給電設備は、移動体の移動経路
に沿って高周波の正弦波電流を流す一対の誘導線路を敷
設し、前記移動体に、前記誘電線路間に位置し、誘導線
路から無接触で給電されるコイルを設けた移動体の無接
触給電設備であって、前記誘導線路を前記移動経路の移
動体の水平走行部と垂直走行部では、その敷設の位相を
90度回転させ、前記移動体に前記誘導線路の敷設位相に
合わせて前記コイルを複数取り付けたことを特徴とする
ものである。
【0014】
【作用】上記発明の構成によれば、誘導線路に通電(交
流)されると、移動体のコイルに起電力が発生し、よっ
て無接触で移動体に給電され、移動体は移動経路を走行
する。また、誘導線路は、移動経路の移動体の水平走行
部と垂直走行部では位相が90度回転して敷設されること
により、水平走行部で上下方向の誘導線路の中間に位置
するコイルは、垂直走行部において、誘導線路と接触す
ることが回避され、よって垂直走行部の上下カーブ角度
を自在に選択することが可能になり、また垂直走行部で
左右方向の誘導線路の中間に位置するコイルは、水平走
行部において、誘導線路と接触することが回避され、よ
って水平走行部の左右カーブ角度を自在に選択すること
が可能になる。
流)されると、移動体のコイルに起電力が発生し、よっ
て無接触で移動体に給電され、移動体は移動経路を走行
する。また、誘導線路は、移動経路の移動体の水平走行
部と垂直走行部では位相が90度回転して敷設されること
により、水平走行部で上下方向の誘導線路の中間に位置
するコイルは、垂直走行部において、誘導線路と接触す
ることが回避され、よって垂直走行部の上下カーブ角度
を自在に選択することが可能になり、また垂直走行部で
左右方向の誘導線路の中間に位置するコイルは、水平走
行部において、誘導線路と接触することが回避され、よ
って水平走行部の左右カーブ角度を自在に選択すること
が可能になる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。なお、従来例の図7および図8と同一の構成に
は同一の符号を付して説明を省略する。
明する。なお、従来例の図7および図8と同一の構成に
は同一の符号を付して説明を省略する。
【0016】図1は本発明の一実施例における移動体の
無接触給電設備の搬送用車体Vの駆動トロリーと案内レ
ールの側面図、図2は同駆動トロリーと案内レールの一
部断面正面図である。
無接触給電設備の搬送用車体Vの駆動トロリーと案内レ
ールの側面図、図2は同駆動トロリーと案内レールの一
部断面正面図である。
【0017】本発明の移動体の無接触給電設備は、従来
例の通電レールユニットUに替えて誘導線路ユニット
X,Yを設け、車体Vの駆動トロリー1Aでは、従来例の
集電子ユニットDに替えて2台のピックアップユニット
Pを設け、さらに図3に示す電源装置Mを設けて構成さ
れている。
例の通電レールユニットUに替えて誘導線路ユニット
X,Yを設け、車体Vの駆動トロリー1Aでは、従来例の
集電子ユニットDに替えて2台のピックアップユニット
Pを設け、さらに図3に示す電源装置Mを設けて構成さ
れている。
【0018】駆動トロリー1Aは、案内レールBの上部に
係合する走行用車輪2’、案内レールBの上部、下部の
両横側から、また下方から接触する振れ止めローラ
3’、および90度取付け位相の異なる2台のピックアッ
プユニットPを備え、走行用車輪2’が減速機付電動モ
ータ4’にて駆動される。
係合する走行用車輪2’、案内レールBの上部、下部の
両横側から、また下方から接触する振れ止めローラ
3’、および90度取付け位相の異なる2台のピックアッ
プユニットPを備え、走行用車輪2’が減速機付電動モ
ータ4’にて駆動される。
【0019】案内レールBの車体Vの水平走行部に敷設
される第1の誘導線路ユニットXは、案内レールBの横
一側部に案内レールBに沿って所定間隔置きに上下一対
のハンガー31が垂直に突設されたブラケット32が取り付
けられ、図4に拡大して示すように、ハンガー31の先端
には袋状の凹部31Aが設けられ、この凹部31Aに、始端
が電源装置Mに接続され、終端が接続された通電方向の
異なるループ状の誘導線路34を長手方向に嵌め込んだカ
バー33のツメ部33Aが挿入され、案内レールBに沿って
誘導線路34が敷設されることにより構成されている。前
記ブラケット32は、図4に示すように、案内レールBの
車輪案内部7とローラ案内部8からそれぞれ内方へ突設
されたツメ部7A,8Aに、その上下端部を嵌合させ、上下
端に設けたねじ孔32Aに止めネジ32Bをら合させ、その
先端を案内レールBに食い込ませることにより、固定し
ている。
される第1の誘導線路ユニットXは、案内レールBの横
一側部に案内レールBに沿って所定間隔置きに上下一対
のハンガー31が垂直に突設されたブラケット32が取り付
けられ、図4に拡大して示すように、ハンガー31の先端
には袋状の凹部31Aが設けられ、この凹部31Aに、始端
が電源装置Mに接続され、終端が接続された通電方向の
異なるループ状の誘導線路34を長手方向に嵌め込んだカ
バー33のツメ部33Aが挿入され、案内レールBに沿って
誘導線路34が敷設されることにより構成されている。前
記ブラケット32は、図4に示すように、案内レールBの
車輪案内部7とローラ案内部8からそれぞれ内方へ突設
されたツメ部7A,8Aに、その上下端部を嵌合させ、上下
端に設けたねじ孔32Aに止めネジ32Bをら合させ、その
先端を案内レールBに食い込ませることにより、固定し
ている。
【0020】また、案内レールBの車体Vの垂直走行部
に敷設される第2の誘導線路ユニットYは、図2,図3
に示すように、第1の誘導線路ユニットXとは90度取付
け位相を変えて敷設されており、案内レール部Bの上方
に沿って天井部に所定間隔置きにハンガー31を下向きに
して上記ブラケット32が取付けられ、ハンガー31の凹部
31Aに誘導線路34を長手方向に嵌め込んだカバー33のツ
メ部33Aが挿入され、案内レールBに沿って誘導線路34
が敷設されることにより構成されている。
に敷設される第2の誘導線路ユニットYは、図2,図3
に示すように、第1の誘導線路ユニットXとは90度取付
け位相を変えて敷設されており、案内レール部Bの上方
に沿って天井部に所定間隔置きにハンガー31を下向きに
して上記ブラケット32が取付けられ、ハンガー31の凹部
31Aに誘導線路34を長手方向に嵌め込んだカバー33のツ
メ部33Aが挿入され、案内レールBに沿って誘導線路34
が敷設されることにより構成されている。
【0021】上記構成により、誘導線路34は、水平走行
部と垂直走行部では位相が90度回転して敷設され、また
図3に示すように、誘導線路34は、誘導線路ユニット
X,Yに渡って、連続して敷設されている。なお、誘導
線路34は、絶縁した細い素線を集めて形成した撚線(以
下、リッツ線と呼ぶ)を絶縁体、たとえば樹脂材にてカ
バーして構成されている。
部と垂直走行部では位相が90度回転して敷設され、また
図3に示すように、誘導線路34は、誘導線路ユニット
X,Yに渡って、連続して敷設されている。なお、誘導
線路34は、絶縁した細い素線を集めて形成した撚線(以
下、リッツ線と呼ぶ)を絶縁体、たとえば樹脂材にてカ
バーして構成されている。
【0022】また、ピックアップユニットPは、図5に
示すように、断面がE形のフェライト35を5個、その中
央の凸部35Aを横向きにして並べ、各フェライト35の中
央の凸部35Aに、フェライト板37を載置し、このフェラ
イト板37ごと非磁性体のプレート38を介してベース体39
にねじ39Aにより固定している。また横方向に並べたフ
ェライト35の中央の凸部35Aの上下面に渡って、たとえ
ば10〜20ターンの上記リッツ線を巻いてピックアップコ
イル36を形成し、またベース体39の側部に取付け部材40
を取付けて構成されている。また、両端のフェライト35
とプレート38の折りかえし部間にウレタンゴム40Aを挿
入している。
示すように、断面がE形のフェライト35を5個、その中
央の凸部35Aを横向きにして並べ、各フェライト35の中
央の凸部35Aに、フェライト板37を載置し、このフェラ
イト板37ごと非磁性体のプレート38を介してベース体39
にねじ39Aにより固定している。また横方向に並べたフ
ェライト35の中央の凸部35Aの上下面に渡って、たとえ
ば10〜20ターンの上記リッツ線を巻いてピックアップコ
イル36を形成し、またベース体39の側部に取付け部材40
を取付けて構成されている。また、両端のフェライト35
とプレート38の折りかえし部間にウレタンゴム40Aを挿
入している。
【0023】このように構成されたピックアップユニッ
トPの1台は、図2に示すように、前記取付け部材40に
よりピックアップユニットPのフェライト35の中央の凸
部35Aの中心Lがほぼ誘導線路ユニットXの一対の誘導
線路34の中央で、案内レールBに対して垂直に位置する
ように調整して車体Vの駆動トロリー1Aの側面に固定さ
れ、また他の1台は、ピックアップユニットPのフェラ
イト35の中央の凸部35Aの中心Lがほぼ誘導線路ユニッ
トYの一対の誘導線路34の中央に位置するように調整し
て車体Vの駆動トロリー1Aの上面に上向きに固定されて
いる。
トPの1台は、図2に示すように、前記取付け部材40に
よりピックアップユニットPのフェライト35の中央の凸
部35Aの中心Lがほぼ誘導線路ユニットXの一対の誘導
線路34の中央で、案内レールBに対して垂直に位置する
ように調整して車体Vの駆動トロリー1Aの側面に固定さ
れ、また他の1台は、ピックアップユニットPのフェラ
イト35の中央の凸部35Aの中心Lがほぼ誘導線路ユニッ
トYの一対の誘導線路34の中央に位置するように調整し
て車体Vの駆動トロリー1Aの上面に上向きに固定されて
いる。
【0024】誘導線路34に通電(交流)されると、ピッ
クアップユニットPのピックアップコイル36に起電力が
発生する。電源装置Mと車体(移動体)Vの回路構成を
図6の回路図にしたがって説明する。
クアップユニットPのピックアップコイル36に起電力が
発生する。電源装置Mと車体(移動体)Vの回路構成を
図6の回路図にしたがって説明する。
【0025】電源装置Mは、AC200 V3相の交流電源
41と、コンバータ42と、正弦波共振インバータ43と、過
電流保護用のトランジスタ44およびダイオード45とを備
えている。コンバータ42は全波整流用のダイオード46
と、フィルタを構成するコイル47とコンデンサ48と抵抗
49とこの抵抗49を短絡するトランジスタ50とから構成さ
れ、正弦波共振インバータ43は、図中に示すように交互
に発振される矩形波信号により駆動されるトランジスタ
51,52と、電流制限用のコイル53と、トランジスタ51,
52に接続される電流供給用のコイル54と、誘導線路34と
並列共振回路を形成するコンデンサ55とから構成されて
いる。なお、トランジスタ制御装置は省略している。
41と、コンバータ42と、正弦波共振インバータ43と、過
電流保護用のトランジスタ44およびダイオード45とを備
えている。コンバータ42は全波整流用のダイオード46
と、フィルタを構成するコイル47とコンデンサ48と抵抗
49とこの抵抗49を短絡するトランジスタ50とから構成さ
れ、正弦波共振インバータ43は、図中に示すように交互
に発振される矩形波信号により駆動されるトランジスタ
51,52と、電流制限用のコイル53と、トランジスタ51,
52に接続される電流供給用のコイル54と、誘導線路34と
並列共振回路を形成するコンデンサ55とから構成されて
いる。なお、トランジスタ制御装置は省略している。
【0026】また車体Vは、2台のピックアップユニッ
トPを並列に接続し、これらピックアップコイル36に並
列に、ピックアップコイル36と誘導線路34の周波数に共
振する共振回路を構成するコンデンサ56を設け、この共
振回路のコンデンサ56に並列に整流用のダイオード57を
接続し、このダイオード57に出力を所定電圧に制御する
安定化電源回路58を接続し、この安定化電源回路58に負
荷、たとえばインバータ63を介してモータ4’を接続し
て構成している。安定化電源回路58は、電流制限用のコ
イル59と出力調整用トランジスタ60と、フィルタを構成
するダイオード61およびコンデンサ62から構成されてい
る。なお、トランジスタ制御装置は省略している。
トPを並列に接続し、これらピックアップコイル36に並
列に、ピックアップコイル36と誘導線路34の周波数に共
振する共振回路を構成するコンデンサ56を設け、この共
振回路のコンデンサ56に並列に整流用のダイオード57を
接続し、このダイオード57に出力を所定電圧に制御する
安定化電源回路58を接続し、この安定化電源回路58に負
荷、たとえばインバータ63を介してモータ4’を接続し
て構成している。安定化電源回路58は、電流制限用のコ
イル59と出力調整用トランジスタ60と、フィルタを構成
するダイオード61およびコンデンサ62から構成されてい
る。なお、トランジスタ制御装置は省略している。
【0027】上記電源装置Mと誘導線路34と車体Vの回
路構成による作用を説明する。まず、交流電源41から出
力されるAC200 V3相の交流はコンバータ42により直
流に変換され、正弦波共振インバータ43により高周波、
たとえば10kHz の正弦波に変換されて誘導線路34に供給
される。
路構成による作用を説明する。まず、交流電源41から出
力されるAC200 V3相の交流はコンバータ42により直
流に変換され、正弦波共振インバータ43により高周波、
たとえば10kHz の正弦波に変換されて誘導線路34に供給
される。
【0028】まず、案内レール部Bの水平走行部におい
ては、第1の誘導線路ユニットXに位置する誘導線路34
に発生する磁束により、誘導線路34の周波数に共振する
車体Vの側面のピックアップPのピックアップコイル36
に大きな起電力が発生し、この起電力により発生した交
流電流はダイオード57で整流され、安定化電源回路58に
より所定の電圧に整圧されてインバータ63を介して減速
機付電動モータ4’に供給され、移動体の車体Vは、給
電されたこのモータ4’により走行用車輪2’が駆動さ
れ、案内レールBに案内されて移動する。
ては、第1の誘導線路ユニットXに位置する誘導線路34
に発生する磁束により、誘導線路34の周波数に共振する
車体Vの側面のピックアップPのピックアップコイル36
に大きな起電力が発生し、この起電力により発生した交
流電流はダイオード57で整流され、安定化電源回路58に
より所定の電圧に整圧されてインバータ63を介して減速
機付電動モータ4’に供給され、移動体の車体Vは、給
電されたこのモータ4’により走行用車輪2’が駆動さ
れ、案内レールBに案内されて移動する。
【0029】次に、車体Vが案内レール部Bの垂直走行
部にかかると、第2の誘導線路ユニットYに位置する誘
導線路34に発生する磁束により、誘導線路34の周波数に
共振する車体Vの上面のピックアップPのピックアップ
コイル36に大きな起電力が発生し、同様に移動体の車体
Vは案内レールBに案内されて移動する。
部にかかると、第2の誘導線路ユニットYに位置する誘
導線路34に発生する磁束により、誘導線路34の周波数に
共振する車体Vの上面のピックアップPのピックアップ
コイル36に大きな起電力が発生し、同様に移動体の車体
Vは案内レールBに案内されて移動する。
【0030】このように、無接触で車体Vに給電するこ
とができ、よって従来のような通電レールLの磨耗、ゴ
ミの発生を無くすことができ、メンテナンスフリーを実
現することができる。また、誘導線路34は、水平走行部
と垂直走行部では位相を90度回転して敷設されることに
より、車体Vの側面に固定されたピックアップユニット
Pが垂直走行部において、誘導線路34と接触することが
回避され、よって垂直走行部の上下カーブ角度を自在に
選択することができ、同様に車体Vの上面に固定された
ピックアップユニットPが水平走行部において、誘導線
路34と接触することが回避され、よって水平走行部の左
右カーブ角度を自在に選択することができる。したがっ
て、案内レールBの敷設ルートの設定の自由度を増すこ
とができる。さらに、ピックアップユニットPのフェラ
イト35の中心L、すなわちピックアップコイル36の中心
が誘導線路ユニットX,Yの一対の誘導線路34の中央に
垂直に位置し、かつ一対の誘導線路34の側部にそれぞれ
フェライト35の両端の突部35Bが位置するように調整さ
れ、固定されることから、ピックアップコイル36は誘導
線路34で発生する磁束密度が最も大きい位置に位置し、
透磁率の高いフェライト35の突部35Bに磁路が生じ、よ
って最も大きい起電力が誘起され、効率よく給電でき
る。
とができ、よって従来のような通電レールLの磨耗、ゴ
ミの発生を無くすことができ、メンテナンスフリーを実
現することができる。また、誘導線路34は、水平走行部
と垂直走行部では位相を90度回転して敷設されることに
より、車体Vの側面に固定されたピックアップユニット
Pが垂直走行部において、誘導線路34と接触することが
回避され、よって垂直走行部の上下カーブ角度を自在に
選択することができ、同様に車体Vの上面に固定された
ピックアップユニットPが水平走行部において、誘導線
路34と接触することが回避され、よって水平走行部の左
右カーブ角度を自在に選択することができる。したがっ
て、案内レールBの敷設ルートの設定の自由度を増すこ
とができる。さらに、ピックアップユニットPのフェラ
イト35の中心L、すなわちピックアップコイル36の中心
が誘導線路ユニットX,Yの一対の誘導線路34の中央に
垂直に位置し、かつ一対の誘導線路34の側部にそれぞれ
フェライト35の両端の突部35Bが位置するように調整さ
れ、固定されることから、ピックアップコイル36は誘導
線路34で発生する磁束密度が最も大きい位置に位置し、
透磁率の高いフェライト35の突部35Bに磁路が生じ、よ
って最も大きい起電力が誘起され、効率よく給電でき
る。
【0031】また、フェライト板37により断面がH形状
になったフェライト35の中央凸部35Aに、上下面の凹部
に渡って、リッツ線を巻いてピックアップコイル36を形
成することにより、両端の凸部によってリッツ線が保持
されることでリッツ線が巻きやすくなり、作業能率を上
げることができる。さらにこの両端の凸部は透磁率の高
いことから、磁路が形成され、より高い起電力を発生す
ることができる。
になったフェライト35の中央凸部35Aに、上下面の凹部
に渡って、リッツ線を巻いてピックアップコイル36を形
成することにより、両端の凸部によってリッツ線が保持
されることでリッツ線が巻きやすくなり、作業能率を上
げることができる。さらにこの両端の凸部は透磁率の高
いことから、磁路が形成され、より高い起電力を発生す
ることができる。
【0032】さらに誘導線路34とピックアップコイル36
に絶縁体でカバーされたリッツ線を使用し、またカバー
33で覆うことにより、導電部の露出がなくなり、安全性
を高めることができ、またスパークがでなくなることか
ら、火災などの危険がなくなり、また防爆エリアでも使
用することが可能となる。さらに、誘導線路34には正弦
波が給電されることにより、高調波が発生せず、ラジオ
ノイズの発生を無くすことができる。
に絶縁体でカバーされたリッツ線を使用し、またカバー
33で覆うことにより、導電部の露出がなくなり、安全性
を高めることができ、またスパークがでなくなることか
ら、火災などの危険がなくなり、また防爆エリアでも使
用することが可能となる。さらに、誘導線路34には正弦
波が給電されることにより、高調波が発生せず、ラジオ
ノイズの発生を無くすことができる。
【0033】なお、本実施例では、第2の誘導線路ユニ
ットYを垂直部のみに敷設しているが水平部の上方にも
連続して敷設することにより、パワーアップを図ること
も可能である。
ットYを垂直部のみに敷設しているが水平部の上方にも
連続して敷設することにより、パワーアップを図ること
も可能である。
【0034】また、本実施例では、案内レール部に案内
される車両Vについて記載しているが、途中に起伏のあ
る床面の一定経路上を走行する移動体に対しても同様に
適用することができる。
される車両Vについて記載しているが、途中に起伏のあ
る床面の一定経路上を走行する移動体に対しても同様に
適用することができる。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、誘
導線路は、移動経路の水平走行部と垂直走行部では位相
が90度回転して敷設されることにより、車体の側面に固
定されたピックアップユニットが垂直走行部において、
誘導線路と接触することが回避され、よって垂直走行部
の上下カーブ角度を自在に選択することができ、車体の
上面に固定されたピックアップユニットが水平走行部に
おいて、誘導線路と接触することが回避され、よって水
平走行部の左右カーブ角度を自在に選択することがで
き、したがって移動経路のルート設定の自由度を増すこ
とができる。
導線路は、移動経路の水平走行部と垂直走行部では位相
が90度回転して敷設されることにより、車体の側面に固
定されたピックアップユニットが垂直走行部において、
誘導線路と接触することが回避され、よって垂直走行部
の上下カーブ角度を自在に選択することができ、車体の
上面に固定されたピックアップユニットが水平走行部に
おいて、誘導線路と接触することが回避され、よって水
平走行部の左右カーブ角度を自在に選択することがで
き、したがって移動経路のルート設定の自由度を増すこ
とができる。
【図1】本発明の一実施例における移動体の無接触給電
設備の移動体駆動トロリーと案内レールの側面図であ
る。
設備の移動体駆動トロリーと案内レールの側面図であ
る。
【図2】同移動体の無接触給電設備の移動体駆動トロリ
ーと案内レールの一部断面正面図である。
ーと案内レールの一部断面正面図である。
【図3】同移動体の無接触給電設備の一部概略側面図で
ある。
ある。
【図4】同移動体の無接触給電設備のブラケット部の正
面図、および側面図である。
面図、および側面図である。
【図5】同移動体の無接触給電設備のピックアップコイ
ルの平面図、正面図、側面図である。
ルの平面図、正面図、側面図である。
【図6】同移動体の無接触給電設備の回路構成図であ
る。
る。
【図7】従来の移動体および給電装置の側面図である。
【図8】従来の移動体および給電装置の一部断面正面図
である。
である。
【図9】従来の移動体の無接触給電設備の構成図であ
る。
る。
V 搬送用車体(移動体) 1A 駆動トロリー B 案内レール(移動経路) X,Y 誘導線路ユニット P ピックアップユニット M 電源装置 31 ハンガー 32 ブラケット 33 カバー 34 誘導線路 35 フェライト 36 ピックアップコイル 37 フェライト板 43 正弦波共振インバータ 56 ピックアップコイルと共振回路を形成するコンデ
ンサ
ンサ
Claims (1)
- 【請求項1】 移動体の移動経路に沿って高周波の正弦
波電流を流す一対の誘導線路を敷設し、前記移動体に、
前記誘電線路間に位置し、誘導線路から無接触で給電さ
れるコイルを設けた移動体の無接触給電設備であって、 前記誘導線路を前記移動経路の移動体の水平走行部と垂
直走行部では、その敷設の位相を90度回転させ、前記移
動体に前記誘導線路の敷設位相に合わせて前記コイルを
複数取り付けたことを特徴とする移動体の無接触給電設
備。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30740392A JP3261428B2 (ja) | 1992-11-18 | 1992-11-18 | 移動体の無接触給電設備 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30740392A JP3261428B2 (ja) | 1992-11-18 | 1992-11-18 | 移動体の無接触給電設備 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06165301A true JPH06165301A (ja) | 1994-06-10 |
| JP3261428B2 JP3261428B2 (ja) | 2002-03-04 |
Family
ID=17968636
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP30740392A Expired - Fee Related JP3261428B2 (ja) | 1992-11-18 | 1992-11-18 | 移動体の無接触給電設備 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3261428B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH101046A (ja) * | 1996-06-18 | 1998-01-06 | Daifuku Co Ltd | 搬送設備 |
-
1992
- 1992-11-18 JP JP30740392A patent/JP3261428B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH101046A (ja) * | 1996-06-18 | 1998-01-06 | Daifuku Co Ltd | 搬送設備 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3261428B2 (ja) | 2002-03-04 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091221 Year of fee payment: 8 |
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| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |