JPH06165581A - 圧縮機の運転制御方法 - Google Patents

圧縮機の運転制御方法

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JPH06165581A
JPH06165581A JP4318547A JP31854792A JPH06165581A JP H06165581 A JPH06165581 A JP H06165581A JP 4318547 A JP4318547 A JP 4318547A JP 31854792 A JP31854792 A JP 31854792A JP H06165581 A JPH06165581 A JP H06165581A
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compressor
power
frequency
current
voltage
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JP4318547A
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Yoshio Kikuiri
良夫 菊入
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Sanyo Electric Co Ltd
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Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】圧縮機の重負荷時の効率低下を防止する。 【構成】圧縮機に供給される交流電力の電流を検出し、
この電流が予め設定した電流範囲を越えた場合に交流電
力の電圧を高くする。すなわち、圧縮機に供給する交流
電力のV(電圧)/F(周波数)を圧縮機の運転効率が
良くなるように調節する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は圧縮機などの比較的大き
な負荷を回転数を変えて可変駆動する誘導電動機の運転
制御方法に関するものであり、特に誘導電動機の運転効
率の向上に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の圧縮機の運転制御方法としては、
圧縮機(又は圧縮機駆動用の誘導電動機)に供給する交
流電力の周波数fを変えて冷凍サイクルの負荷の大きさ
に合わせたものであった。
【0003】この時交流電力の電圧vは、周波数fの変
化に対してv/fが常に一定になるように制御したもの
であった。このv/fの値は圧縮機の運転が安定してい
る時に圧縮機の運転効率が高くなるように設定されたも
のであった。
【0004】従って、負荷の変動時(周波数の変化が速
い時)、軽負荷ぎみ又は重負荷ぎみの時などで誘導電動
機のすべりが変化し大きな励磁電流が流れたり、大きな
負荷電流が流れたりして電動機の運転効率が低下するも
のであった。
【0005】また、特に重負荷のときには回転数が大幅
に低下して所望の運転能力が得られなくなる問題点があ
った。
【0006】このような問題点に対し、特開昭61−2
0236号公報に記載されたようなものがあった。この
公報には誘導電動機に供給される交流電力の力率を求
め、この力率が最高になるように交流電力の電圧を制御
するものであった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このように交流電力の
力率を求める場合には、電動機に供給される交流波形に
歪み(特に高調波による歪み)があると、力率の検出精
度が悪くなり本来の目的である運転効率の向上が充分に
得られないものであった。
【0008】すなわち、50Hz,60Hzの商用電源
から得られる交流電力を電動機に供給する際は交流波形
の歪みが少なく力率の検出精度は良いが、インバータ回
路で生成される疑似正弦波(PWM理論に基づいて直流
電圧をスイッチングして得られる波形)を電動機に供給
した場合電動機の固定子巻線のインダクタンスで疑似正
弦波はある程度平滑されるが、電流波形には依然歪みが
残るため充分な効果が得られないものであった。特に出
力の小さい電動機(数kw以下)では波形の歪み率が大
きくなり充分な効果が得られないものであった。
【0009】このため特開平4−33584号公報に記
載されているように、電動機に流れる電流波形からすべ
りを検出し、このすべりが所定の値になるように電動機
に印加する電圧を変えて電動機の運転効率を高くするも
のであった。
【0010】しかし、この場合も電流波形に歪みがある
とすべりの検出精度にばらつきがでるものであった。特
に圧縮機の運転状態(軽負荷時、過負荷時、能力変更時
など)で検出精度がばらつく問題点があり、また検出回
路が複雑になる問題点があった。
【0011】本発明は、このような問題点に対して簡単
な方法で運転効率の高くなる運転制御方法を提供するも
のである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、圧縮機、凝縮
器、減圧装置、蒸発器を用いて冷凍サイクルを構成し、
この冷凍サイクルの圧縮機に供給する交流電力の周波数
を任意に変える運転方法において、前記交流電力の周波
数Fと電圧Vとの比が予め定めた値になるように前記交
流電力を調整すると共に、前記圧縮機に供給される交流
電力の電流が予め設定した設定値を越えた際に前記交流
電力の電圧Vを前記電流が前記設定値を越えない方向に
調節するものである。
【0013】また、圧縮機、凝縮器、減圧装置、蒸発器
を用いて冷凍サイクルを構成し、この冷凍サイクルの圧
縮機に供給する交流電力の周波数を任意に変える運転方
法において、前記交流電力の電流が予め定めた設定値を
越えない範囲では、前記交流電力の周波数Fと電圧Vと
の比が予め定めた値になるように前記交流電力を調整
し、前記交流電力の電流が前記設定値を越えた範囲で
は、前記交流電力の電圧Vを前記電流が前記設定値を越
えない方向に調節するものである。
【0014】また、前記設定値は交流電力の周波数に対
応して変化するものである。
【0015】また、圧縮機、凝縮器、減圧装置、蒸発器
を用いて冷凍サイクルを構成し、この冷凍サイクルの圧
縮機に供給する交流電力の周波数を任意に変える運転方
法において、前記交流電力の電流が予め定めた電流範囲
を越えないように前記交流電力の電圧を調節するのであ
る。
【0016】また、誘導電動機で駆動される圧縮機、凝
縮器、減圧装置、蒸発器を用いて冷凍サイクルを構成
し、この冷凍サイクルの負荷に合わせて誘導電動機に供
給する交流電力の周波数を変える用に成した運転制御方
法において、前記交流電力を変調波と搬送波との振幅比
較から得られるPWM信号に基づいて疑似正弦波で成
し、前記負荷の変動に合わせて変調波の周波数を変え、
前記疑似正弦波の電流が予め定めた電流範囲を越えない
ように変調波または搬送波の振幅を変えるものである。
【0017】また、前記電流範囲は圧縮機の供給する電
力の周波数に対応して変化するものである。
【0018】
【作用】このように構成された運転制御方法では、交流
電力の電流が設定値を越えたか否か、また交流電力の電
流が電流範囲を越えたか否かによって交流電力の電圧を
調節するので精度の低い電流検出器でも負荷の変動に合
わせた効率のよい運転制御が可能になるものである。
【0019】
【実施例】以下本発明の実施例を図面に基づいて説明す
る。図1は本実施例を空気調和機に用いた際の概略図で
ある。5は密閉型の圧縮機であり、冷媒圧縮を行なう圧
縮部6と圧縮部を駆動させる誘導電動機1とから構成さ
れている。23は四方切換弁、24は熱源側熱交換器、
25〜27は減圧装置、例えばキャピラリーチューブ、
28はストレーナー、29は利用側熱交換器、30はア
キュームレータであり、冷媒配管で接続されて冷凍サイ
クルを構成している。四方弁23が図1に示す状態にあ
る時は圧縮機5から吐出された圧縮冷媒は実線矢印の方
向に流れ、熱源側熱交換器24が凝縮器として作用し、
利用側熱交換器29が蒸発器として作用するので利用側
熱交換器29を用いて利用側、例えば室内の冷房運転が
行なわれる。
【0020】四方弁23を切換えると圧縮機から吐出さ
れた圧縮冷媒は点線矢印の方向に流れ、利用側熱交換器
29が凝縮器として作用し、熱源側熱交換器24が蒸発
器として作用するので、利用側熱交換器29を用いて室
内の暖房運転が行なわれる。
【0021】31,32は消音器、33はプロペラファ
ンであり電動機34で駆動され熱源側熱交換器24に送
風する。35はクロスフローファンであり電動機36で
駆動され利用側熱交換器29で熱交換(加熱/冷却)さ
れた調和空気を室内に供給する。
【0022】37は室内ユニットであり、利用側熱交換
器29、クロスフローファン35、電動機36、及び室
内側制御部などが搭載されている。室外ユニット(本実
施例の空気調和機は室内ユニット37と室外ユニットと
から構成され両ユニット間は冷媒配管と信号線とで接続
されている)には他の構成要素が搭載されている。
【0023】室内ユニット37からは室外ユニットの各
機器の運転を制御する信号及び電動機1に供給する交流
電力の周波数fの信号を出力する。室外ユニットからの
信号はインターフェース38を介して入力し制御部、例
えばマイクロプロセッサ39に与えられる。
【0024】マイクロプロセッサ39は信号に基づいて
室外ユニットの運転を制御すると共に、PWM理論に基
づく疑似正弦波を得るためのスイッチング信号を生成す
る(スイッチング信号の生成方法は後記する)。マイク
ロプロセッサ39で生成されたスイッチング信号はスイ
ッチング用アンプ41を介してインバータ回路40へ与
えられる。
【0025】インバータ回路40は6個のパワー用のス
イッチング素子を三相ブリッジ状に接続したものであ
り、6個のスイッチング素子がスイッチング信号に応答
してON/OFFし三相の疑似正弦波を電動機1に供給
する。インバータ回路40へ与えられる直流電力は交流
電源42から供給される単相交流を倍電圧整流して得ら
れる直流電力である。
【0026】倍電圧整流は整流素子43と平滑コンデン
サ44,45で行なわれる。46は倍電圧整流後の平滑
コンデンサ、47はチョークコイル、48,49はノイ
ズフィルター、50,51は電流ヒューズ、52はバリ
スタである。
【0027】53はC.T.(電流検出器)であり、交
流電源42から圧縮機5へ供給される交流電力の電流を
検出する。
【0028】図2はインバータ回路40の概略電気回路
図である。図中Pには直流電力が与えられる。X,Xバ
ー、Y,Yバー、Z,Zバーはスイッチング素子であ
り、例えばパワートランジスタ、パワーFET,IWG
Tなどを用いることができる。
【0029】図3はマイクロプロセッサ39がスイッチ
ング信号を生成する際の原理図である。例えば図2に示
したスイッチング素子XのON/OFF信号を得る場合
の説明図である。スイッチング素子XバーのON/OF
F信号はスイッチング素子XのON/OFF信号を反転
したものである。
【0030】図3において、C0は搬送波(例えば三角
波、階段状の三角波、正弦波など)、M0は変調波(例
えば正弦波、階段状の正弦波など)である。搬送波C
0、変調波M0の周波数、及び周波数比はこれに限るも
のではない。図3では説明上わかりやすい周波数として
いる。ON/OFF信号S0は変調波M0>搬送波C0
の時にONとなる信号である。
【0031】スイッチング素子YのON/OFF信号は
図3の変調波M0の位相角を120度進めた時に変調波
>搬送波C0で得られるON/OFF信号であり、スイ
ッチング素子YバーのON/OFF信号はこのスイッチ
ング素子YのON/OFF信号を反転したものであり、
スイッチング素子ZのON/OFF信号は図3の変調波
M0の位相角を120度遅らせた時に変調波>搬送波C
0で得られるON/OFF信号であり、スイッチング素
子ZバーのON/OFF信号はこのスイッチング素子Z
のON/OFF信号を反転したものである。
【0032】このようなON/OFF信号を用いること
によって、図3に示したON/OFF信号と同じパター
ンで直流電力がON/OFFされて疑似正弦波が生成さ
れる。変調波M0の周期は周波数信号fと同じであり、
この変調波M0の周期を変えることによって疑似正弦波
の周波数を変えることができる。搬送波C0の周期を小
さくすれば疑似正弦波の1周期におけるON/OFF回
数が増えて疑似正弦波の分解能が増加する。図3では説
明のため搬送波の周波数を大きくしている。
【0033】図4は変調波の振幅を変えた際のON/O
FF信号を示した図であり、変調波M0より振幅を大き
くした変調波M1では疑似正弦波S1の疑似電圧(誘導
電動機に疑似正弦波を印加した際に誘導電動機に流れる
電流から求まる電圧)が高くなる。最大ON時間と最小
ON時間との差、すなわち電圧の振幅が大きくなり電圧
が高くなる。また変調波M0の振幅を小さくした変調波
M2を用いた場合は疑似正弦波S2となる。この疑似正
弦波S2の疑似電圧は疑似正弦波S0の疑似電圧より小
さくなる。
【0034】従って、変調波の振幅を変えることによっ
て誘導電動機1に供給する三相交流の電圧を変えること
ができ、変調波の周波数を変えることによって三相交流
の周波数を変えることができる。
【0035】図5はON/OFF信号を生成する際のマ
イクロプロセッサ39内の要部ブロック回路図である。
図中60は16bitのUP/DOWNカウンタであり
クロックに同期してカウント値の加算を行ないカウント
値がFFFFHに達すると、クロックに同期してカウン
ト値の減算を行ないカウント値がOHに達すると再びカ
ウント値の加算に変わり以後加算と減算を繰り返す。従
って、このカウンタ60の出力(カウント値)は三角波
(搬送波)状に変化する。
【0036】61は正弦波コントロール部であり、周波
数f、電圧v(振幅)の正弦波を記憶領域内に0〜FF
FFHのデータ変化で形成する。この正弦波の形成は図
6に示すフローチャートに基づいて行なわれる。まずス
テップS11でf,vのイニシャライズが行なわれる
(f=0,v=0.80)。尚、例えば説明のためfは
f=0と10≦f≦150Hz,0.50≦v≦1.0
0とするがこの限りではない。
【0037】ステップS12で周波数f又は電圧vの変
更を判断するとステップS13へ進み記憶領域内の正弦
波データを書き換える。この時、正弦波データに予めv
の値を乗じて正弦波データを補正する。図7の正弦波8
4〜86は記憶領域内の正弦波データを示している。正
弦波84はf=10,v=1.00の基本波であり番地
C0〜C10までの間で値が図に示すように変化して記
憶されている。正弦波85はf=10,v=0.66と
した時の正弦波データであり、正弦波86はf=20,
v=1.00の時の正弦波データである。C10,C2
0の値は使用するクロックの周波数で決まる。例えば1
00KHzのクロックを用いた場合C10=1000
0,C20=5000となる。
【0038】正弦波(1/2周期分)80,82,83
は記憶部62に格納された正弦波データの値(0H〜F
FFFH)を表わしている。この記憶部62内には1H
zきざみで正弦波データが格納されている。f10,f
15,f20は夫々正弦波データの始りを示している。
これらの正弦波データの振幅は周波数が高くなるに連れ
て大きくなっている。すなわち、予め設定した負荷に対
してv/fが一定になるよう設定されている。
【0039】例えば正弦波84の値=FFFFH/2±
(正弦波80の値)/2であり、正弦波85の値=FF
FFH/2±0.66×(正弦波80の値)/2であ
る。同様にして他の正弦波も求めることができる。すな
わち、周波数fと電圧vが得られれば図6のステップS
14では記憶領域内の正弦波データを書き換えることが
できる。
【0040】尚、図6では説明を容易にするため正弦波
80,82,83を1/2周期分示したが記憶部の占有
率を減らすために1/4周期分としても良いことは言う
までもない。
【0041】図5の63は正弦波の値の分配器であり、
120度ずつ位相のずれた値を生成する。例えばf=1
0,v=1.00(図7に示す正弦波84)の場合1周
期の長さは0〜C10(10000)である。120度
位相のずれた位置は0,C10/3=3333、C10
×2/3=6666のステップ位置である。
【0042】従って、基本カウンタをC(クロックで駆
動される)とするとCX=C(0≦C≦C10=100
00,C=C10+1の時はC=0になる)、CY=C
X+C10/3(CY>C10=10000の時はCY
=CX+C10/3−C10=CX+3333−100
00)、CZ=CX+C10×2/3(CZ>C10=
10000の時はCZ=CX+C10×2/3−C10
=CX+6666−10000)となる。
【0043】このカウンタの値CX,CY,CZに対応
する正弦波の値は図7に示す正弦波84の値に対応す
る。よって、カウンタCの値を変えた場合の正弦波の値
の変化は図5の波形64,65,66に示すようにな
る。この波形64〜66は位相が120度ずれている。
【0044】尚、図7の正弦波84〜86は説明を容易
にするために1周期分を示したが、1/4周期分に減ら
して記憶部の占有率を減らすことも可能である。
【0045】このようにして、周波数fと電圧vの値が
与えられれば周波数f、電圧vで互いに位相が120度
ずれた三相の正弦波の値を得ることができる。
【0046】図5において67〜69は値の大小を比べ
る比較器であり、UP/DOWNカウンタ60から供給
される三角波(搬送波)の値と波形64〜66で示され
る正弦波(変調波)の値との大小を比べ変調波の値が搬
送波の値より大きい時に出力がON(Hレベル電圧)に
なる。この比較器67〜69の出力が夫々図2に示すス
イッチング素子X,Y,ZのON/OFF信号とする。
【0047】70〜72は反転回路であり比較器67〜
69のON/OFF出力を反転させ、スイッチング素子
Xバー、Yバー、ZバーのON/OFF信号とする。
【0048】尚、スイッチング素子X〜Z,Xバー〜Z
バーのON/OFF(特にON→OFF)になる遅れ時
間が大きい場合にはスイッチング素子へON/OFF信
号を供給する回路内に遅延回路(信号がOFF→ONに
変わった際、この変化を所定時間遅らせる回路)を挿入
する。
【0049】尚、比較器67〜69に与える値をD/A
変換してアナログ電圧レベルとし、比較器にアナログ電
圧の大小を比べるものを用いてもよい。
【0050】従って、周波数fと電圧vの値(1.00
〜0.50の範囲)をマイクロプロセッサ39の正弦波
コントロール部61に設定すれば所望の周波数と振幅
(電圧)の交流電力が得られる。
【0051】図8はマイクロプロセッサ39において電
圧vの値を設定するための要部動作を示すフローチャー
トである。尚、周波数fの値は室内ユニット37が負荷
に応じて求め、マイクロプロセッサ39に伝送する。
【0052】この図において、ステップS21はマイク
ロプロセッサ39の初期化であり、この時同時に周波数
のf=0、V=0.80の初期設定が行われる。V=
0.80の値は圧縮機を定格負荷(変動しない一定負
荷)駆動した場合に圧縮機の運転効率がよくなるような
電圧が得られる値である。
【0053】ステップS22では室内ユニット37から
の信号(周波数f)や、各種の温度(外気温度、熱交換
器温度など)などを入力する。
【0054】次にステップS23ではステップS22で
入力した信号などに基づいて他の機器の制御を行なう。
例えば四方弁23の切換え、電動機34の運転、室外側
熱交換器24の除霜制御などを行なう。
【0055】次にステップS24ではC.T.53の検
出した交流電流の値Iを入力し、この電流Iに基づいて
設定値IUP(電圧を上げるための設定値)、IDN(電圧
を下げるための設定値)を所定の演算で求める。図9は
周波数と設定値IUP、IDNの関係を示す特性図であり、
この特性に基づいてステップS25で設定値IUP、IDN
が求められる。尚、図9においてV=0.80で表せら
れる関係は圧縮機を定格負荷で運転した際の電流の変化
である。また、電流Iが保護領域に至る際は後記するス
テップS33で保護動作が行われる。
【0056】次にステップS26、ステップS27で電
流Iと設定値IUP、IDNとの大小を比較し、ステップS
26を満たすときはステップS28へ進みVの値をV=
V+0.01に補正し、Vの値を大きくする。すなわち
電圧を高くする。ステップS29ではVの値が1.00
〜0.50を越えないように修正する。
【0057】ステップS27を満たすときはステップS
30へ進みVの値をV=V−0.01に補正し、Vの値
を小さくする。すなわち電圧を低くする。ステップS3
1ではVの値が1.00〜0.50を越えないように修
正する。
【0058】尚、ステップS26、ステップS27の条
件をいずれも満たさない時には電圧vの変更は行なわれ
ない。
【0059】次にステップS32で、このようにして得
られた周波数fと電圧vの値をマイクロプロセッサ39
内の正弦波コントロール部61へ供給し、所望の周波
数、電圧の三相交流を得るためON/OFF信号が生成
される。このON/OFF信号によってスイッチング素
子が駆動され電動機1に三相交流電力が供給される。
【0060】次にステップS33で保護動作が行なわれ
る。例えば圧縮機の温度異常や過電流れて電流Iが図9
に示す保護領域に至るときは周波数fの値を強制的に下
げる動作などを行うものである。
【0061】このように構成された運転制御方法で圧縮
機(電動機)に供給する交流電力の電圧を変えた場合、
例えば安定運転中に冷凍サイクルの負荷が重くなり(ド
アの開閉や送風ファンの送風量の急激な低下、高/低外
気温度時の運転など)圧縮機に流れる電流が増加して設
定値IUPを越えると、圧縮機に供給する交流電力の電圧
が高くなるように補正される。従って、周波数に対する
圧縮機のインピーダンスは変わらないので、電圧が高く
なるとその分、流れる電流が小さくなる。よって、電流
Iを設定値以下に保つことができる。
【0062】すなわち、電流が増加して保護動作が行わ
れることなく圧縮機の能力を上げることができる。
【0063】尚、この重負荷によって室温に変化生じる
場合にはこの電圧補正に加えて通常の周波数増加制御が
行われて負荷の変動に対応するものである。
【0064】また、電流Iが電流範囲内にある時間が一
定時間に達したとき(負荷が安定したとき)は電圧Vを
V=0.80に戻すステップを追加してもよい。すなわ
ち、V/Fの値を初期の設定値に戻して運転効率を向上
させるものである。この一定時間は冷凍サイクルの能力
によって異なるが5〜30分程度が適当である。
【0065】図10は誘導電動機に供給する疑似正弦波
を生成する際の他の実施例を示す説明図である。インバ
ータ回路を構成する6個のパワートランジスタのうちの
1個のパワートランジスタのON/OFFのスイッチン
グ信号を示している。このスイッチング信号を全てのパ
ワートランジスタ分生成することによって三相の疑似正
弦波を得ることができる。
【0066】ON/OFFのスイッチング信号は搬送波
の1周期内で夫々1回づつ生じることが図3に示されて
いる。従って、搬送波の1周期内でON/OFFのスイ
ッチング信号の時間を変えればよい。図10においてT
1〜T4は搬送波の1周期であり、その時間はT〔se
c〕、例えば1/3k〔sec〕程度である。ON/O
FFのスイッチング信号は搬送波の1周期内において対
称とするとt0(t01,t02,t03,t04)時
刻が求まればtf(tf1,tf2,tf3,tf4)
時刻はtf=T−t0となる。
【0067】PWMに基づく疑似正弦波を得るためには
ONのスイッチング信号が出力される時間(tf−t
0)を正弦波状に変化させればよい。従って、搬送波の
1周期内でスイッチング信号がOFF→ONに変わる時
刻はt0=Axsin(wt)+T/4とすればよい。
A,Bは定数であり、t0は図11に示すように変化す
る。図11において、(a)は定数Aが小さい場合、
(b),(c)は定数Aを順に大きくした場合のON/
OFFのスイッチング信号を示している。
【0068】定数Aを大きくすることによってONのス
イッチング信号の時間の変化幅Ts1−tm1(ts2
〜tm2,ts3〜tm3)が大きくなる。すなわち疑
似正弦波の振幅が大きくなり誘導電動機に供給される三
相交流の等価電圧を大きくすることができる。
【0069】従って、定数Aの値を変えればこの電圧を
制御することができる。尚、wtの変化速度を速くすれ
ば疑似正弦波の周波数が変化する。この方式をプログラ
ムで生成しマイクロプロセッサに実行させれば前記した
ON/OFFのスイッチング信号の生成方式と変えるこ
とができる。この場合、得られる効果は前記実施例に劣
るものではない。
【0070】また、疑似正弦波の生成方式は前記した実
施に限るものではなく、疑似正弦波の周波数及び等価電
圧を変ることができればよいものである。
【0071】また上記実施例では電流の変動に応じて電
圧を微調整するようにしているが、マイコンの能力が低
く(低ビット、動作クロックが低い場合など)変調波の
振幅調整が充分にできない場合は、予め2〜3種類の変
調波データを備え電流Iの値によって使い分けるように
構成してもよい。さらには、PWMに基づく1周期分
(ある区間のデータから1周期分を合成するようにして
もよい)のスイッチング信号をV/Fの値を変えて2〜
3種類メモリーに格納し、電流Iの値によって使い分け
るように構成してもよい。すなわち、V/Fの値を段階
的に調節しても良いものである。
【0072】
【発明の効果】以上のように構成された運転方法では圧
縮機に流れる電流の変化に応じて圧縮機に供給する交流
電力のV(電圧)/F(周波数)の値を変えて圧縮機の
運転効率の低下を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を用いるところの空気調和機の概略図で
ある。
【図2】インバータ回路の概略図である。
【図3】マイクロプロセッサがスイッチング信号を生成
する際の原理図である。
【図4】変調波の振幅を変えた際のON/OFF信号を
示した図である。
【図5】ON/OFF信号を生成する際の波形生成器内
の要部ブロック回路図である。
【図6】周波数f、電圧vの設定を行うフローチャート
である。
【図7】記憶領域内の正弦波データを示す図である。
【図8】マイコンの主な動作を示すフローチャートであ
る。
【図9】電流の設定値IUP、IDNの値を示す関係図であ
る。
【図10】他の方法によるスイッチング信号の生成を示
す原理図である。
【図11】図10に示した方法によるスイッチング信号
の生成を示す説明図である。
【符号の説明】 1 誘導電動機 5 圧縮機 39 マイコン 40 インバータ回路

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】圧縮機、凝縮器、減圧装置、蒸発器を用い
    て冷凍サイクルを構成し、この冷凍サイクルの圧縮機に
    供給する交流電力の周波数を任意に変える運転方法にお
    いて、前記交流電力の周波数Fと電圧Vとの比が予め定
    めた値になるように前記交流電力を調整すると共に、前
    記圧縮機に供給される交流電力の電流が予め設定した設
    定値を越えた際に前記交流電力の電圧Vを前記電流が前
    記設定値を越えない方向に調節することを特徴とする圧
    縮機の運転制御方法。
  2. 【請求項2】圧縮機、凝縮器、減圧装置、蒸発器を用い
    て冷凍サイクルを構成し、この冷凍サイクルの圧縮機に
    供給する交流電力の周波数を任意に変える運転方法にお
    いて、前記交流電力の電流が予め定めた設定値を越えな
    い範囲では、前記交流電力の周波数Fと電圧Vとの比が
    予め定めた値になるように前記交流電力を調整し、前記
    交流電力の電流が前記設定値を越えた範囲では、前記交
    流電力の電圧Vを前記電流が前記設定値を越えない方向
    に調節することを特徴とする圧縮機の運転制御方法。
  3. 【請求項3】前記設定値は交流電力の周波数に対応して
    変化することを特徴とする請求項1または請求項2に記
    載の圧縮機の運転制御方法。
  4. 【請求項4】圧縮機、凝縮器、減圧装置、蒸発器を用い
    て冷凍サイクルを構成し、この冷凍サイクルの圧縮機に
    供給する交流電力の周波数を任意に変える運転方法にお
    いて、前記交流電力の電流が予め定めた電流範囲を越え
    ないように前記交流電力の電圧を調節することを特徴と
    する圧縮機の運転制御方法。
  5. 【請求項5】誘導電動機で駆動される圧縮機、凝縮器、
    減圧装置、蒸発器を用いて冷凍サイクルを構成し、この
    冷凍サイクルの負荷に合わせて誘導電動機に供給する交
    流電力の周波数を変えるように成した運転制御方法にお
    いて、前記交流電力を変調波と搬送波との振幅比較から
    得られるPWM信号に基づいて疑似正弦波で成し、前記
    負荷の変動に合わせて変調波の周波数を変え、前記疑似
    正弦波の電流が予め定めた電流範囲を越えないように変
    調波または搬送波の振幅を変えることを特徴とする圧縮
    機の運転制御方法。
  6. 【請求項6】前記電流範囲は圧縮機の供給する電力の周
    波数に対応して変化することを特徴とする請求項4また
    は請求項5に記載の圧縮機の運転制御方法。
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