JPH06165779A - 昇降ベッド - Google Patents
昇降ベッドInfo
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- JPH06165779A JPH06165779A JP4341684A JP34168492A JPH06165779A JP H06165779 A JPH06165779 A JP H06165779A JP 4341684 A JP4341684 A JP 4341684A JP 34168492 A JP34168492 A JP 34168492A JP H06165779 A JPH06165779 A JP H06165779A
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- bed frame
- compression coil
- coil spring
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- bed
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ベッド枠の昇降エネルギー効率を良くした昇
降ベッドを提供する。 【構成】 ベース1とベッド枠5とはXリンク機構11
で連結され、モータ14を回転すると、ジャッキ12に
螺合されたネジ軸13がスライドし、第2リンク11b
の基端部を押し出してベッド枠5を上昇させる。ネジ軸
13の基端部とジャッキ12との間には圧縮コイルバネ
20が嵌め付けられており、ベッド枠5が最下位置のと
き最も圧縮され、その復元力は最大であり、ベッド枠5
を上昇するにつれて定常状態に戻り、復元力も小さくな
る。ベッド枠5を上昇させたとき、モータ14の駆動力
にバネ20の復元力が加算されるので、モータ14の駆
動力を略一定にでき、エネルギー効率を向上できる。
降ベッドを提供する。 【構成】 ベース1とベッド枠5とはXリンク機構11
で連結され、モータ14を回転すると、ジャッキ12に
螺合されたネジ軸13がスライドし、第2リンク11b
の基端部を押し出してベッド枠5を上昇させる。ネジ軸
13の基端部とジャッキ12との間には圧縮コイルバネ
20が嵌め付けられており、ベッド枠5が最下位置のと
き最も圧縮され、その復元力は最大であり、ベッド枠5
を上昇するにつれて定常状態に戻り、復元力も小さくな
る。ベッド枠5を上昇させたとき、モータ14の駆動力
にバネ20の復元力が加算されるので、モータ14の駆
動力を略一定にでき、エネルギー効率を向上できる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、X線透視撮影装置や
X線CT装置等に用いられる昇降ベッドに関する。
X線CT装置等に用いられる昇降ベッドに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の昇降ベッドの構成を図9
を参照して説明する。図9は、ラックとピニオンを用い
てベッド枠をベースに対して昇降させる昇降ベッドの構
成を示す。
を参照して説明する。図9は、ラックとピニオンを用い
てベッド枠をベースに対して昇降させる昇降ベッドの構
成を示す。
【0003】この昇降ベッドは、ベース1に立設された
支柱2に、コロ3a〜3dで支えられて昇降自在に緩挿
された可動枠4がベッド枠5に取り付けられ、モータ6
によってギアボックス7を介して回動させられるピニオ
ン8に噛合するラック9が可動枠4に取り付けられた構
成である。モータ6を回動することによりピニオン8に
噛合するラック9が取り付けられた可動枠4が支柱2に
対して昇降することによって、ベッド枠5がベース1に
対して平行に昇降させられる。また、ベッド枠5には、
被検体を仰臥させる図示しない天板が支持されている。
支柱2に、コロ3a〜3dで支えられて昇降自在に緩挿
された可動枠4がベッド枠5に取り付けられ、モータ6
によってギアボックス7を介して回動させられるピニオ
ン8に噛合するラック9が可動枠4に取り付けられた構
成である。モータ6を回動することによりピニオン8に
噛合するラック9が取り付けられた可動枠4が支柱2に
対して昇降することによって、ベッド枠5がベース1に
対して平行に昇降させられる。また、ベッド枠5には、
被検体を仰臥させる図示しない天板が支持されている。
【0004】しかしながら、このようにラックとピニオ
ンとを用いた昇降ベッドの場合、以下のような問題があ
る。すなわち、可動枠4を安定して支えるためには、コ
ロ3aとコロ3b、コロ3cとコロ3dとの各距離を長
くする必要があり、そうすると支柱2を相応に長くしな
ければならない。支柱2を長くすると、被検体が乗り降
りし易い位置までベッド枠5を降下できなくなる。
ンとを用いた昇降ベッドの場合、以下のような問題があ
る。すなわち、可動枠4を安定して支えるためには、コ
ロ3aとコロ3b、コロ3cとコロ3dとの各距離を長
くする必要があり、そうすると支柱2を相応に長くしな
ければならない。支柱2を長くすると、被検体が乗り降
りし易い位置までベッド枠5を降下できなくなる。
【0005】そこで、ベッド枠とベースとをXリンク機
構で連結し、Xリンク機構を上下屈伸させることにより
ベッド枠をベースに対して平行に昇降する昇降ベッドが
一般に用いられている。この構成を図10を参照して説
明する。
構で連結し、Xリンク機構を上下屈伸させることにより
ベッド枠をベースに対して平行に昇降する昇降ベッドが
一般に用いられている。この構成を図10を参照して説
明する。
【0006】図中、符号11はXリンク機構を示し、こ
のXリンク機構11は、第1リンク11aと第2リンク
11bとが支点aで枢支連結されて構成されている。第
1リンク11aは、先端部が支点bでベッド枠5に枢支
連結されているとともに、基端部がベース1にスライド
自在に支持されている。一方、第2リンク11bは、先
端部がベッド枠5にスライド自在に支持されているとと
もに、基端部が支点cでベース1に枢支連結されてい
る。また、第1リンク11aの基端部には、ベース1に
固設されたジャッキ12に螺合されたネジ軸13の先端
部が連結されている。
のXリンク機構11は、第1リンク11aと第2リンク
11bとが支点aで枢支連結されて構成されている。第
1リンク11aは、先端部が支点bでベッド枠5に枢支
連結されているとともに、基端部がベース1にスライド
自在に支持されている。一方、第2リンク11bは、先
端部がベッド枠5にスライド自在に支持されているとと
もに、基端部が支点cでベース1に枢支連結されてい
る。また、第1リンク11aの基端部には、ベース1に
固設されたジャッキ12に螺合されたネジ軸13の先端
部が連結されている。
【0007】このジャッキ12の構成を、図11に示
す。モータ14(図10参照)により回転させられるウ
ォーム軸15に螺合するウォームホイル16がコロガリ
軸受け17a、17bに挟まれてケース18内に収納さ
れ、ウォームホイル16に切られたネジ孔16aに前記
ネジ軸13が螺合されている。
す。モータ14(図10参照)により回転させられるウ
ォーム軸15に螺合するウォームホイル16がコロガリ
軸受け17a、17bに挟まれてケース18内に収納さ
れ、ウォームホイル16に切られたネジ孔16aに前記
ネジ軸13が螺合されている。
【0008】モータ14を回転すると、ケース18内で
ウォームホイル16が回転し、ネジ軸13が第1リンク
11aの基端部を押し出したり、引き戻したりすること
により、前記Xリンク機構11が上下屈伸させられ、ベ
ッド枠5がベース1に対して平行に昇降させられる。
ウォームホイル16が回転し、ネジ軸13が第1リンク
11aの基端部を押し出したり、引き戻したりすること
により、前記Xリンク機構11が上下屈伸させられ、ベ
ッド枠5がベース1に対して平行に昇降させられる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな構成を有する従来例の場合には、次のような問題が
ある。すなわち、従来例の構成では、ベッド枠5の高さ
によってベッド枠5を上昇させるのに必要な駆動力が異
なる。
うな構成を有する従来例の場合には、次のような問題が
ある。すなわち、従来例の構成では、ベッド枠5の高さ
によってベッド枠5を上昇させるのに必要な駆動力が異
なる。
【0010】これを、図12、図13に基づいて説明す
る。図12に示すように、Xリンク機構11にかかる荷
重(ベッド枠5や天板、天板に仰臥される被検体等)を
Pとすると、長さLの第1リンク11a、第2リンク1
1bには、(P/2Sin(θ))の荷重がかかること
になる。ここで、θはベッド枠5の高さHの際の、ベー
ス1と、第1リンク11aおよび、第2リンク11bと
の各角度である。これに対向して第1リンク11aの基
端部を押し出すためには、((P/2Sin(θ))×
Cos(θ))=(P×Cot(θ)/2)の駆動力F
が必要になる。ここで、θに数値を代入していくと、図
13に示すように、ベッド枠5の位置が低い状態にある
ときには、力学的効率(P/F)が悪いので大きな駆動
力Fが必要であり、ベッド枠5の位置が高くなるにつれ
て力学的効率が良くなって駆動力Fは小さくなる。
る。図12に示すように、Xリンク機構11にかかる荷
重(ベッド枠5や天板、天板に仰臥される被検体等)を
Pとすると、長さLの第1リンク11a、第2リンク1
1bには、(P/2Sin(θ))の荷重がかかること
になる。ここで、θはベッド枠5の高さHの際の、ベー
ス1と、第1リンク11aおよび、第2リンク11bと
の各角度である。これに対向して第1リンク11aの基
端部を押し出すためには、((P/2Sin(θ))×
Cos(θ))=(P×Cot(θ)/2)の駆動力F
が必要になる。ここで、θに数値を代入していくと、図
13に示すように、ベッド枠5の位置が低い状態にある
ときには、力学的効率(P/F)が悪いので大きな駆動
力Fが必要であり、ベッド枠5の位置が高くなるにつれ
て力学的効率が良くなって駆動力Fは小さくなる。
【0011】従って、ベッド枠5が低い状態でベッド枠
5を上昇させた駆動力のままベッド枠5を上昇させる
と、ベッド枠5が高くなるにつれて余分な駆動力をXリ
ンク機構11に与えており、エネルギー効率が悪いとい
う問題がある。
5を上昇させた駆動力のままベッド枠5を上昇させる
と、ベッド枠5が高くなるにつれて余分な駆動力をXリ
ンク機構11に与えており、エネルギー効率が悪いとい
う問題がある。
【0012】この発明は、このような事情に鑑みてなさ
れたものであって、ベッド枠の昇降エネルギー効率を良
くした昇降ベッドを提供することを目的とする。
れたものであって、ベッド枠の昇降エネルギー効率を良
くした昇降ベッドを提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】この発明は、このような
目的を達成するために、次のような構成をとる。すなわ
ち、この発明は、被検体を仰臥させる天板を支持するベ
ッド枠とベースとをXリンク機構で連結し、前記Xリン
ク機構を上下屈伸させる駆動部を駆動させることによっ
て前記ベッド枠を前記ベースに対して平行に昇降させる
ように構成した昇降ベッドにおいて、前記ベッド枠が最
下位置にあるとき、圧縮コイルバネが圧縮された状態
で、かつ、前記ベッド枠を最下位置から上昇させる際、
前記駆動部による前記Xリンク機構を上下屈伸させる駆
動力に、前記圧縮された圧縮コイルバネの復元力が加え
られるように、前記圧縮コイルバネを前記駆動部に組み
込んだものである。
目的を達成するために、次のような構成をとる。すなわ
ち、この発明は、被検体を仰臥させる天板を支持するベ
ッド枠とベースとをXリンク機構で連結し、前記Xリン
ク機構を上下屈伸させる駆動部を駆動させることによっ
て前記ベッド枠を前記ベースに対して平行に昇降させる
ように構成した昇降ベッドにおいて、前記ベッド枠が最
下位置にあるとき、圧縮コイルバネが圧縮された状態
で、かつ、前記ベッド枠を最下位置から上昇させる際、
前記駆動部による前記Xリンク機構を上下屈伸させる駆
動力に、前記圧縮された圧縮コイルバネの復元力が加え
られるように、前記圧縮コイルバネを前記駆動部に組み
込んだものである。
【0014】
【作用】この発明の作用は次のとおりである。Xリンク
機構を上下屈伸させる駆動部に圧縮コイルバネを、ベッ
ド枠が最下位置にあるとき圧縮された状態で、かつ、ベ
ッド枠を最下位置から上昇させる際、駆動部によるXリ
ンク機構を上下屈伸させる駆動力に、圧縮された圧縮コ
イルバネの復元力が加えられるように組み込んだ構成で
あるので、最も大きな駆動力が必要なときに、その駆動
力を補助する圧縮コイルバネの復元力が最も大きく、ベ
ッド枠の位置が高くなるにつれて駆動部の駆動力は小さ
くなり、その変化に比例して圧縮コイルバネの復元力も
小さくなる。従って、Xリンク機構を上下屈伸させるの
に必要な駆動力の変化に応じて、駆動部の駆動力を圧縮
コイルバネの復元力で補助することができるので、駆動
部の駆動力を略一定にすることができ、駆動部のエネル
ギー効率を向上させられる。
機構を上下屈伸させる駆動部に圧縮コイルバネを、ベッ
ド枠が最下位置にあるとき圧縮された状態で、かつ、ベ
ッド枠を最下位置から上昇させる際、駆動部によるXリ
ンク機構を上下屈伸させる駆動力に、圧縮された圧縮コ
イルバネの復元力が加えられるように組み込んだ構成で
あるので、最も大きな駆動力が必要なときに、その駆動
力を補助する圧縮コイルバネの復元力が最も大きく、ベ
ッド枠の位置が高くなるにつれて駆動部の駆動力は小さ
くなり、その変化に比例して圧縮コイルバネの復元力も
小さくなる。従って、Xリンク機構を上下屈伸させるの
に必要な駆動力の変化に応じて、駆動部の駆動力を圧縮
コイルバネの復元力で補助することができるので、駆動
部の駆動力を略一定にすることができ、駆動部のエネル
ギー効率を向上させられる。
【0015】
【実施例】以下、図面を参照してこの発明の第一実施例
を説明する。図1は、この発明の第一実施例に係る昇降
ベッドの構成を示す正面図である。この実施例では、従
来例と同様に、Xリンク機構を上下屈伸させる駆動部と
してネジ軸とジャッキとを用いた昇降ベッドを例に採り
説明する。図中、従来例と同一符号で示した部分は、従
来例と同じであるのでここでの詳述は省略する。
を説明する。図1は、この発明の第一実施例に係る昇降
ベッドの構成を示す正面図である。この実施例では、従
来例と同様に、Xリンク機構を上下屈伸させる駆動部と
してネジ軸とジャッキとを用いた昇降ベッドを例に採り
説明する。図中、従来例と同一符号で示した部分は、従
来例と同じであるのでここでの詳述は省略する。
【0016】この実施例の特徴は、図1に示すように、
ネジ軸13の基端部とジャッキ12との間に圧縮コイル
バネ20を嵌め付けたことにある。その構成を詳述する
と、ネジ軸13の基端部にバネ受け部材21を取り付
け、ネジ軸13には、バネ受け部材21とジャッキ12
との間に、圧縮コイルバネ20の各端部が固設された2
個のガイド部材22a、22bが嵌め付けられた構成で
ある。図2に示すように、各ガイド部材22a、22b
は、圧縮コイルバネ20の中心軸をネジ軸13に対して
常に略同じ位置関係に保持して、ネジ軸13に沿った移
動を案内するためのものである。この第一実施例では、
圧縮コイルバネ20として、等ピッチで円筒型のものを
用いている。
ネジ軸13の基端部とジャッキ12との間に圧縮コイル
バネ20を嵌め付けたことにある。その構成を詳述する
と、ネジ軸13の基端部にバネ受け部材21を取り付
け、ネジ軸13には、バネ受け部材21とジャッキ12
との間に、圧縮コイルバネ20の各端部が固設された2
個のガイド部材22a、22bが嵌め付けられた構成で
ある。図2に示すように、各ガイド部材22a、22b
は、圧縮コイルバネ20の中心軸をネジ軸13に対して
常に略同じ位置関係に保持して、ネジ軸13に沿った移
動を案内するためのものである。この第一実施例では、
圧縮コイルバネ20として、等ピッチで円筒型のものを
用いている。
【0017】次に、上述の第一実施例の動作を図3、図
4を参照して説明する。図3(a)は、ベッド枠4が最
下位置、すなわち、ベース1と第1リンク11a、第2
リンク11bとの角度θが15°(ベッド枠5の高さH
=0.26L、但し、Lは第1リンク11a、第2リン
ク11bの長さ)にあるときの圧縮コイルバネ20の状
態を示す図であり、図3(b)は、θ=20°(ベッド
枠5の高さH=0.34L)までベッド枠5を上昇させ
たときの圧縮コイルバネ20の状態を示す図、図3
(c)は、ベッド枠5が最高位置(θ=35°、ベッド
枠5の高さH=0.57L)にあるときの圧縮コイルバ
ネ20の状態を示す図である。また、図4は、図3のよ
うにベッド枠5を上昇させたときの、ベッド枠5の高さ
Hと、ベッド枠5の上昇に要する所要駆動力F(実
線)、圧縮コイルバネ20の復元力Fb(一点鎖線)、
モータ14の駆動力Fm(点線)との関係をグラフに表
した図である。
4を参照して説明する。図3(a)は、ベッド枠4が最
下位置、すなわち、ベース1と第1リンク11a、第2
リンク11bとの角度θが15°(ベッド枠5の高さH
=0.26L、但し、Lは第1リンク11a、第2リン
ク11bの長さ)にあるときの圧縮コイルバネ20の状
態を示す図であり、図3(b)は、θ=20°(ベッド
枠5の高さH=0.34L)までベッド枠5を上昇させ
たときの圧縮コイルバネ20の状態を示す図、図3
(c)は、ベッド枠5が最高位置(θ=35°、ベッド
枠5の高さH=0.57L)にあるときの圧縮コイルバ
ネ20の状態を示す図である。また、図4は、図3のよ
うにベッド枠5を上昇させたときの、ベッド枠5の高さ
Hと、ベッド枠5の上昇に要する所要駆動力F(実
線)、圧縮コイルバネ20の復元力Fb(一点鎖線)、
モータ14の駆動力Fm(点線)との関係をグラフに表
した図である。
【0018】ベッド枠5が最下位置にあるとき、図3
(a)に示すように、ネジ受け部材21はジャッキ12
に最も近接する状態であり、圧縮コイルバネ20が最も
圧縮した状態にある。このとき(H=0.26L)、図
4の一点鎖線に示すように、圧縮コイルバネ20の復元
力Fbは最も大きく、また、図4の実線に示すように、
所要駆動力Fは最も大きくなる。
(a)に示すように、ネジ受け部材21はジャッキ12
に最も近接する状態であり、圧縮コイルバネ20が最も
圧縮した状態にある。このとき(H=0.26L)、図
4の一点鎖線に示すように、圧縮コイルバネ20の復元
力Fbは最も大きく、また、図4の実線に示すように、
所要駆動力Fは最も大きくなる。
【0019】次に、ベッド枠5を上昇させるにつれて、
図3(a)、図3(b)に示すように、ネジ受け部材2
1はジャッキ12から徐々に遠ざかっていき、圧縮コイ
ルバネ20は伸長していく。このとき(H=0.26L
〜H=0.34L)、図4の一点鎖線に示すように、圧
縮コイルバネ20の復元力Fbは一定に小さくなってい
き、また、図4の実線に示すように、所要駆動力Fは徐
々に小さくなる。
図3(a)、図3(b)に示すように、ネジ受け部材2
1はジャッキ12から徐々に遠ざかっていき、圧縮コイ
ルバネ20は伸長していく。このとき(H=0.26L
〜H=0.34L)、図4の一点鎖線に示すように、圧
縮コイルバネ20の復元力Fbは一定に小さくなってい
き、また、図4の実線に示すように、所要駆動力Fは徐
々に小さくなる。
【0020】さらに、ベッド枠5を最高位置まで上昇さ
せるにつれて、図3(b)、図3(c)に示すように、
ネジ受け部材21はジャッキ12からさらに遠ざかって
いき、圧縮コイルバネ20が定常状態に近づいてくる。
このとき(H=0.34L〜H=0.57L)、図4の
一点鎖線に示すように、圧縮コイルバネ20の復元力F
bは「0」に近づき、また、図4の実線に示すように、
所要駆動力Fもさらに小さくなっていく。
せるにつれて、図3(b)、図3(c)に示すように、
ネジ受け部材21はジャッキ12からさらに遠ざかって
いき、圧縮コイルバネ20が定常状態に近づいてくる。
このとき(H=0.34L〜H=0.57L)、図4の
一点鎖線に示すように、圧縮コイルバネ20の復元力F
bは「0」に近づき、また、図4の実線に示すように、
所要駆動力Fもさらに小さくなっていく。
【0021】そして、ベッド枠5を最高位置まで上昇さ
せると、図3(c)に示すように、ネジ受け部材21は
ジャッキ12から最も遠ざかった状態になり、圧縮コイ
ルバネ20は定常状態になる。このとき(H=0.57
L)、図4の一点鎖線に示すように、圧縮コイルバネ2
0の復元力Fbは「0」となり、また、図4の実線に示
すように、所要駆動力Fも最小となる。
せると、図3(c)に示すように、ネジ受け部材21は
ジャッキ12から最も遠ざかった状態になり、圧縮コイ
ルバネ20は定常状態になる。このとき(H=0.57
L)、図4の一点鎖線に示すように、圧縮コイルバネ2
0の復元力Fbは「0」となり、また、図4の実線に示
すように、所要駆動力Fも最小となる。
【0022】上記したベッド枠4の上昇動作において、
所要駆動力Fは、モータ14の駆動力に圧縮コイルバネ
20の復元力Fbを加えて得られる。従って、所要駆動
力Fから圧縮コイルバネ20の復元力Fbを引いてやれ
ば、上記の構成の場合のモータ14の駆動力Fmが逆算
できる。これをグラフで示すと、図4の点線に示すよう
になる。すなわち、モータ14の駆動力Fmの最大値と
最小値との変化幅を小さくすることができ、モータ14
のエネルギー効率を従来よりも良くすることができる。
所要駆動力Fは、モータ14の駆動力に圧縮コイルバネ
20の復元力Fbを加えて得られる。従って、所要駆動
力Fから圧縮コイルバネ20の復元力Fbを引いてやれ
ば、上記の構成の場合のモータ14の駆動力Fmが逆算
できる。これをグラフで示すと、図4の点線に示すよう
になる。すなわち、モータ14の駆動力Fmの最大値と
最小値との変化幅を小さくすることができ、モータ14
のエネルギー効率を従来よりも良くすることができる。
【0023】次に、第二実施例を図5、図6を参照して
説明する。上述した第一実施例では、圧縮コイルバネと
して等ピッチの円筒型圧縮コイルバネを用いた構成であ
ったが、この第二実施例では、図5に示すように、等ピ
ッチの円錐型圧縮コイルバネ30を用いたことを特徴と
する。
説明する。上述した第一実施例では、圧縮コイルバネと
して等ピッチの円筒型圧縮コイルバネを用いた構成であ
ったが、この第二実施例では、図5に示すように、等ピ
ッチの円錐型圧縮コイルバネ30を用いたことを特徴と
する。
【0024】円錐型圧縮コイルバネ30の復元力Fb
は、ベッド枠5を上昇させる際の所要駆動力と同様に非
線形特性を有する。従って、図5の構成でベッド枠5を
上昇させたとき、図6に示すように、モータ14の駆動
力Fmを一定にするような円錐型圧縮コイルバネ30を
設計することができ、そのような円錐型圧縮コイルバネ
30を用いてベッド枠5を上昇させることによりエネル
ギー効率をより一層向上させることができる。
は、ベッド枠5を上昇させる際の所要駆動力と同様に非
線形特性を有する。従って、図5の構成でベッド枠5を
上昇させたとき、図6に示すように、モータ14の駆動
力Fmを一定にするような円錐型圧縮コイルバネ30を
設計することができ、そのような円錐型圧縮コイルバネ
30を用いてベッド枠5を上昇させることによりエネル
ギー効率をより一層向上させることができる。
【0025】次に、第三実施例を図7を参照して説明す
る。この第三実施例では、図7に示すように、不等ピッ
チの圧縮コイルバネ40を用いたことを特徴とする。
る。この第三実施例では、図7に示すように、不等ピッ
チの圧縮コイルバネ40を用いたことを特徴とする。
【0026】不等ピッチバネ40の復元力Fbも円錐型
圧縮コイルバネ30の復元力Fbと同様に非線形特性を
有する。従って、不等ピッチの圧縮コイルバネ40によ
っても、図6に示すように、モータ14の駆動力Fmを
一定にするような不等ピッチの圧縮コイルバネ40を設
計することができ、そのような不等ピッチの圧縮コイル
バネ40を用いてベッド枠5を上昇させることによりエ
ネルギー効率をより一層向上させることができる。
圧縮コイルバネ30の復元力Fbと同様に非線形特性を
有する。従って、不等ピッチの圧縮コイルバネ40によ
っても、図6に示すように、モータ14の駆動力Fmを
一定にするような不等ピッチの圧縮コイルバネ40を設
計することができ、そのような不等ピッチの圧縮コイル
バネ40を用いてベッド枠5を上昇させることによりエ
ネルギー効率をより一層向上させることができる。
【0027】なお、上述した各実施例では、Xリンク機
構を上下屈伸させる駆動部としてネジ軸とジャッキとを
用いた昇降ベッドを例に採り説明したが、その他の構成
の駆動部によりXリンク機構を上下屈伸させる昇降ベッ
ド、例えば、図8に示すように、エアーシリンダ50の
ロッド51の伸縮によってXリンク機構を上下屈伸させ
る昇降ベッドについても同様に適用することができる。
構を上下屈伸させる駆動部としてネジ軸とジャッキとを
用いた昇降ベッドを例に採り説明したが、その他の構成
の駆動部によりXリンク機構を上下屈伸させる昇降ベッ
ド、例えば、図8に示すように、エアーシリンダ50の
ロッド51の伸縮によってXリンク機構を上下屈伸させ
る昇降ベッドについても同様に適用することができる。
【0028】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、この発
明によれば、Xリンク機構を上下屈伸させる駆動部に圧
縮コイルバネを、ベッド枠が最下位置にあるとき圧縮さ
れた状態で、かつ、ベッド枠を最下位置から上昇させる
際、駆動部によるXリンク機構を上下屈伸させる駆動力
に、圧縮された圧縮コイルバネの復元力が加えられるよ
うに組み込んだ構成であるので、最も大きな駆動力が必
要なときに、その駆動力を補助する圧縮コイルバネの復
元力が最も大きく、ベッド枠の位置が高くなるにつれて
駆動部の駆動力は小さくなり、その変化に比例して圧縮
コイルバネの復元力も小さくなる。従って、Xリンク機
構を上下屈伸させるのに必要な駆動力の変化に応じて、
駆動部に駆動力を圧縮コイルバネの復元力で補助するこ
とができるので、駆動部の駆動力を略一定にすることが
でき、駆動部のエネルギー効率を向上させることができ
る。
明によれば、Xリンク機構を上下屈伸させる駆動部に圧
縮コイルバネを、ベッド枠が最下位置にあるとき圧縮さ
れた状態で、かつ、ベッド枠を最下位置から上昇させる
際、駆動部によるXリンク機構を上下屈伸させる駆動力
に、圧縮された圧縮コイルバネの復元力が加えられるよ
うに組み込んだ構成であるので、最も大きな駆動力が必
要なときに、その駆動力を補助する圧縮コイルバネの復
元力が最も大きく、ベッド枠の位置が高くなるにつれて
駆動部の駆動力は小さくなり、その変化に比例して圧縮
コイルバネの復元力も小さくなる。従って、Xリンク機
構を上下屈伸させるのに必要な駆動力の変化に応じて、
駆動部に駆動力を圧縮コイルバネの復元力で補助するこ
とができるので、駆動部の駆動力を略一定にすることが
でき、駆動部のエネルギー効率を向上させることができ
る。
【図1】この発明の第一実施例に係る昇降ベッドの構成
を示す正面図である。
を示す正面図である。
【図2】第一実施例装置の要部の構成を示す断面図であ
る。
る。
【図3】第一実施例の動作を示す図である。
【図4】第一実施例装置によるベッド枠上昇時の、ベッ
ド枠の高さと、ベッド枠の上昇に要する所要駆動力、圧
縮コイルバネの復元力、モータの駆動力の関係をグラフ
に表した図である。
ド枠の高さと、ベッド枠の上昇に要する所要駆動力、圧
縮コイルバネの復元力、モータの駆動力の関係をグラフ
に表した図である。
【図5】第二実施例装置の要部の構成を示す図である。
【図6】第二実施例装置によるベッド枠上昇時の、ベッ
ド枠の高さと、ベッド枠の上昇に要する所要駆動力、圧
縮コイルバネの復元力、モータの駆動力の関係をグラフ
に表した図である。
ド枠の高さと、ベッド枠の上昇に要する所要駆動力、圧
縮コイルバネの復元力、モータの駆動力の関係をグラフ
に表した図である。
【図7】第三実施例装置の要部の構成を示す図である。
【図8】変形実施例の構成を示す図である。
【図9】第一従来例の構成を示す図である。
【図10】第二従来例の構成を示す図である。
【図11】ジャッキの構成を示す断面図である。
【図12】従来例の問題点を説明するための図である。
【図13】従来例の問題点を説明するための図である。
1 … ベース 5 … ベッド枠 11 … Xリンク機構 11a … 第1リンク 11b … 第2リンク 12 … ジャッキ 13 … ネジ軸 14 … モータ 20、30、40 … 圧縮コイルバネ 21 … バネ受け部材 22a、22b … ガイド部材 50 … エアーシリンダ 51 … エアーシリンダのロッド F … ベッド枠を上昇させる駆動力 Fb … 圧縮コイルバネの復元力 Fm … モータの駆動力
Claims (1)
- 【請求項1】 被検体を仰臥させる天板を支持するベッ
ド枠とベースとをXリンク機構で連結し、前記Xリンク
機構を上下屈伸させる駆動部を駆動させることによって
前記ベッド枠を前記ベースに対して平行に昇降させるよ
うに構成した昇降ベッドにおいて、前記ベッド枠が最下
位置にあるとき、圧縮コイルバネが圧縮された状態で、
かつ、前記ベッド枠を最下位置から上昇させる際、前記
駆動部による前記Xリンク機構を上下屈伸させる駆動力
に、前記圧縮された圧縮コイルバネの復元力が加えられ
るように、前記圧縮コイルバネを前記駆動部に組み込ん
だことを特徴とする昇降ベッド。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4341684A JP2616650B2 (ja) | 1992-11-27 | 1992-11-27 | 昇降ベッド |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4341684A JP2616650B2 (ja) | 1992-11-27 | 1992-11-27 | 昇降ベッド |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06165779A true JPH06165779A (ja) | 1994-06-14 |
| JP2616650B2 JP2616650B2 (ja) | 1997-06-04 |
Family
ID=18347987
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4341684A Expired - Fee Related JP2616650B2 (ja) | 1992-11-27 | 1992-11-27 | 昇降ベッド |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2616650B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002295623A (ja) * | 2001-04-02 | 2002-10-09 | Yaskawa Electric Corp | パラレルリンクロボット |
| JP2006110097A (ja) * | 2004-10-14 | 2006-04-27 | Obayashi Seisakusho:Kk | 一定トルクバネを用いたx線写真撮影装置 |
| JP2007125241A (ja) * | 2005-11-04 | 2007-05-24 | Hitachi Medical Corp | 医用画像診断装置用寝台 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0444546A (ja) * | 1990-06-08 | 1992-02-14 | Hazama Gumi Ltd | 鉄筋コンクリート柱と鉄骨梁の接合金物 |
-
1992
- 1992-11-27 JP JP4341684A patent/JP2616650B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0444546A (ja) * | 1990-06-08 | 1992-02-14 | Hazama Gumi Ltd | 鉄筋コンクリート柱と鉄骨梁の接合金物 |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002295623A (ja) * | 2001-04-02 | 2002-10-09 | Yaskawa Electric Corp | パラレルリンクロボット |
| JP2006110097A (ja) * | 2004-10-14 | 2006-04-27 | Obayashi Seisakusho:Kk | 一定トルクバネを用いたx線写真撮影装置 |
| JP2007125241A (ja) * | 2005-11-04 | 2007-05-24 | Hitachi Medical Corp | 医用画像診断装置用寝台 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2616650B2 (ja) | 1997-06-04 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |