JPH0616652Y2 - ネジ供給機能付き電動ドライバ− - Google Patents

ネジ供給機能付き電動ドライバ−

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JPH0616652Y2
JPH0616652Y2 JP1987076015U JP7601587U JPH0616652Y2 JP H0616652 Y2 JPH0616652 Y2 JP H0616652Y2 JP 1987076015 U JP1987076015 U JP 1987076015U JP 7601587 U JP7601587 U JP 7601587U JP H0616652 Y2 JPH0616652 Y2 JP H0616652Y2
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元三 入江
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は機械ネジの締付けに用いられる電動ドライバー
に関する。
〔従来の技術およびその問題点〕
従来の電動ドライバーとして、そのビット先端が磁化さ
れたものが知られており、この種の電動ドライバーの利
点は片手でネジ締め操作を行い得る点にある。そのよう
な電動ドライバーを用いて行われる一般的なネジ締め操
作について述べると、作業者は先ず電動ドライバーのビ
ット先端にその磁力でもってネジを付着させて、該ネジ
をネジ止めすべき箇所に適用し、次いで該ビットを電動
モータでもって回転させ、これによりネジ締めが行われ
ることになる。ネジをビット先端に付着させるとき、該
ビット先端をネジ頭部に適用することが必要である。し
たがって、かかるネジ締め操作を行う場合には、多数の
ネジ収容孔を持つ所謂ネジ皿が用いられ、それらネジ収
容孔にはネジがその頭部を上にして配置される。要する
に、従来の電動ドライバーの場合にあっては、ネジ締め
操作を行う毎にビット先端にその磁力でもってネジを付
着させる作業が伴うことになる。
このような面倒な面倒なネジ付着作業を排除するため
に、自動的にネジをドライバーのビット先端に供給する
ようにしたドライバーが例えば特公昭47-877号公報およ
び特公昭56-46957号公報に開示されいるが、しかしこれ
ら公知のドライバーでは、ネジを自動供給するために圧
縮空気源を利用し、そのネジ供給機構は複雑で高価な構
成となる。
〔考案の目的および構成〕
本考案の目的は、従来の電動ドライバーのようにネジ締
め操作を行う毎にビット先端にその磁力でもってネジを
付着させる作業を排除すべくネジ供給機能を与えたネジ
供給機能付き電動ドライバーであって、ネジ供給を行う
ために特別な駆動源を必要とせずに単純な手動操作でも
ってネジ供給を行い得るように構成されたネジ供給機能
付き電動ドライバーを提供することである。
本考案によるネジ供給機能付き電動ドライバーは電動駆
動式のビットステムと、このビットステムを回転自在に
収容する内側管部材と、この内側管部材の外側に摺動自
在にかつ回動自在に配置された外側管部材と、この外側
管部材に対して着脱自在に装着されるネジ供給ケース部
材とを具備し、このネジ供給ケース部材には複数のネジ
収容孔がビットステムの軸線に対して平行にしかもその
回りに等間隔に形成される。本考案によるネジ供給機能
付き電動ドライバーには、さらに、ネジ供給ケース部材
の下側箇所で外側管部材に装着されたネジ取出し機構が
設けられ、このネジ取出し機構は外側管部材に対して非
回転状態に支持された上側非回転部材と、この外側管部
材に対して非回転状態に支持された下側回転部材と、こ
の上側非回転部材と該下側非回転部材との間に位置され
しかも外側管部材の回りで回動自在に支持された中間回
転部材とからなる。上側非回転部材にはネジ供給ケース
部材のネジ収容孔のうちの1つと整列し得るようになっ
たネジ収容孔部が形成され、下側非回転部材にはネジ排
出孔が形成され、中間回転部材にはネジ取出し孔が形成
され、該中間回転部材はそのネジ取出し孔が上側非回転
部材のネジ収容孔と整列する第1の整列位置と、該ネジ
取出し孔が下側回転部材のネジ排出孔と整列する第2の
整列位置との間で回動自在とされる。本考案によるネジ
供給機能付き電動ドライバーには、さらに、ネジ取出し
機構の下側非回転部材のネジ排出孔からビットステムの
ビット先端を越えて延びるネジ案内部材が設けられ、こ
のジ案内部材はその先端部分がビット先端と軸線方向に
整列するように湾曲し、ネジ案内部材の先端部分の上側
にはビット先端が該先端部分内に侵入し得るようになっ
た開口部が形成される。ネジ供給ケース部材と、ネジ取
出し機構と、ネジ案内部材とからなる組立体は内側管部
材に対する外側管部材の摺動作用によりビットステムの
軸線に沿って相対的に下方位置と上方位置との間を移動
するようになっており、組立体が下方位置に置かれたと
き、ビット先端は非ネジ締め位置にあり、また組立体が
上方位置に置かれたとき、ビット先端がネジ締め位置に
あるようにされる。本考案によるネジ供給機能付き電動
ドライバーには、さらに、組立体を前記下方位置に弾性
的に偏倚させる弾性ばね手段と、組立体を弾性ばね手段
の弾性力に抗して下方位置から上方位置まで移動させた
際にネジ供給ケース部材の所定のネジ収容孔からネジを
ネジ案内部材に供給すべく中間回転部材を第1の整列位
置から第2の整列位置に回動させるためのカム手段とが
設けられる。カム手段は内側管部材に形成されたカム溝
と、中間回転部材から前記外側管部材を貫通して該カム
溝に係合するピン要素とからなり、該カム溝は中間回転
部材に第1の整列位置と第2の整列位置との間の回動運
動を生じさせるような螺旋状とされる。
以上のように構成されたネジ供給機能付き電動ドライバ
ーにあっては、ネジ案内部材の先端部をネジ止め箇所に
当接させてビットステムを該ネジ案内部材の開口部内に
弾性ばね手段の弾性力に抗して押し込んだとき、上述の
組立体が該ビットステムに対して相対的に下方位置から
上方位置に移動させられて、ネジが自動的にビット先端
に供給されることになる。
〔実施例〕
次に、添付図面を参照して、本考案によるネジ供給機能
付き電動ドライバーの一実施例について説明する。
第1図および第2図を参照すると、本考案によるネジ供
給機能付き電動ドライバーの全体が示されており、それ
は円筒状ハウジング10と、この円筒状ハウジング10
の頂部に装着された電動モータ12と、この電動モータ
12の出力軸側に取り付けられしかも円筒状ハウジング
10内に収容された減速歯車機構14と、この減速歯車
機構14の出力軸から下方に延びて円筒状ハウジング1
0の下側から突出するビットステム16とを具備する。
第2図に示すように、円筒状ハウジング10の内側の中
間部には環状板部材18が配置され、この環状板部材1
8は機械ネジ20によってハウジング10に固着され
る。環状板部材18には内側管部材22の一端が締付け
ネジ23の作用によって固着される。すなわち、環状板
部材18にはその中央孔からその外周まで延びるスロッ
ト(第2図からは見ることができない)が形成され、締
付けネジ23を該スロットを横切ってねじ込むことによ
って、環状板部材18の中央孔が絞られ、これにより内
側管部材22の一端すなわち上端が環状板部材18に固
着されることになる。第2図から見られるように、内側
管部材22にはビットステム16が回転自在に挿通さ
れ、そのビット先端は内側管部材22から突出させられ
る。
図示するように、内側管部材22の外側には外側管部材
24が摺動自在に配置され、その外側管部材24の上端
は環状板部材25の中央孔に環状板部材18の場合と同
様な態様で固着される。外側管部材24の下端には第3
図に示すような略半円形状の板部材26が固着され、こ
の固着態様も環状板部材18の場合と同様であり、この
ため板部材26にはその中央孔からその外周まで延びる
スロットが形成され、締付けネジ28が該スロットを横
切るようにねじ込まれる。板部材26の上側面には環状
板部材30がビットステム16の軸線の回りで(すなわ
ち、外側管部材24の回りで)回転し得るように配置さ
れ、該環状板部材30の上側面には環状板部材32が配
置され、この環状板部材32も板部材26と同様な態様
で外側管部材24に締付けネジ34によって固着され
る。
環状板部材25と環状板部材32との間にはスプール形
状部材36が配置される。スプール形状部材36は、外
側管部材24の回りで回転しかつそれに対して摺動し得
るようになったスリーブ要素38と、このスリーブ要素
38の両端のそれぞれに設けられた環状フランジ40と
からなる。スプール形状部材36には第5図に示すよう
な円柱形状のネジ供給ケース部材42が収容されるよう
になっており、このためネジ供給ケース部材42にはそ
の外周からその中心部に延びる溝部44が形成される。
第1図に示すように、ネジ供給ケース部材42をスプー
ル形状部材36に収容する場合、先ず、ネジ収容ケース
部材42の溝部44の開口側がスプール形状部材36の
スリーブ要素38に向けられ、該溝部44の中心部にス
リーブ要素38を受け入れることによって、ネジ供給ケ
ース部材42はその両端面がスプール形状部材36のそ
れぞれの環状フランジ40と整列するような態様で該ス
プール形状部材36に収容されることになる。第1図に
見られるように、スプール形状部材36の環状フランジ
40のうち下側環状フランジには突出部45が設けら
れ、この突出部45はネジ供給ケース部材42の収容時
に溝部44内に位置し、これによりスプール形状部材3
6に対するネジ供給ケース部材42の回転が阻止され
る。
第5図から明らかなように、ネジ供給ケース部材42に
は複数のネジ収容孔46が形成され、これらネジ収容孔
46はネジ供給ケース部材42の収容時にビットステム
16の軸線に対して平行にしかもその回りに等間隔に配
列される。本実施例では、ネジ収容孔46が9つ設けら
れ、これら収容孔46はネジ収容ケース部材42の軸線
に対して互いに30°の角度で等間隔に配列される。一
方、スプール形状部材36の下側環状フランジ40にも
ネジ収容孔46と同様な配列の孔部(第1図および第2
図では見ることができない)が形成され、ネジ供給ケー
ス部材42がスプール形状部材36に収容されたとき、
ネジ供給ケース部材42のネジ収容孔46のそれぞれは
下側フランジ40の該当孔部と整列させられる。
第4図に示すように、環状板部材32には孔部48が形
成され、この孔部48は下側環状フランジ40の孔部の
うち所定の1つと整列させられる。一方、環状板部材3
0にも同様な孔部50(第4図において破線で示す)が
形成され、この孔部50は環状板部材32の孔部48と
整列し得るようになっている。すなわち、環状板部材3
0は後で詳しく述べるようにビットステム16の軸線の
回りで30°の角度範囲に亙って回転移動するようにな
っていて、環状板部材30が30°回転移動すると、第
4図において破線で示す孔部50は環状板部材32の孔
部48と整列することになる。
また、第4図に示すように、環状板部材32の外周の一
部に沿って扇形切欠き部52が形成され、この扇形切欠
き部52には環状板30から上方に隆起する隆起部54
が収容される。第1図から見られるように、隆起部54
にはボアが形成され、このボア内にはばね付勢されたプ
ラグ要素56が摺動自在に収容される。図示するよう
に、プラグ要素56の頂部は隆起部54の上面から僅か
に突出し、その突出部には傾斜頂面が形成される。換言
すると、該突出部の左端(第1図において)は右端より
も幾分高く突出し、このため該傾斜頂面は第1図におい
て右下がりとなる。かかる突出部はスプール形状部材3
6の下側環状フランジ40の底部に形成された相補的な
凹部58内に係合させられる。このようなプラグ要素5
6の突出部と凹部58の係合については、プラグ要素5
6が第1図において左方に移動するような態様で環状板
部材30が30°回転移動させられる際にはスプール形
状部材36もそれに伴って共に30°回転移動するよう
にされるが、スプール形状部材36の回転移動が後で述
べるように機械的に阻止される場合にはプラグ要素56
の突出部が凹部58から抜け出てスプール形状部材36
が回転移動しないようにされる。また、プラグ要素56
の突出部と凹部58との係合は該突出部の傾斜頂面のた
めに一方向クラッチの機能をも果たすようになってい
る。すなわち、スプール形状部材36が上述したように
環状板部材30の回転移動に伴って30°回転移動させ
られた後に該環状板部材30が元の位置まで戻されたと
しても、スプール形状部材36は元の位置には戻らない
ようになっている。というのは、プラグ要素56の突出
部がその傾斜頂面のために凹部58から容易に抜け出る
ことができるからである。
第3図に示すように、略半円形状の板部材26には孔部
60が形成され、この孔部60は環状板部材30の孔部
50と通常は整列状態に置かれる。すなわち、環状板部
材30が30°の角度範囲に亙って回転移動させられる
ことはすでに述べたが、この場合、該角度範囲の一方の
側で環状板部材30の孔部50は板部材26の孔部60
と整列し、また該角度範囲の他方の側で環状板部材32
の孔部48と整列することになり、環状板部材30は通
常はその孔部50が板部材26の孔部60と整列するよ
うな位置に置かれる。
本実施例においては、ビットステム16に対して非回転
状態となるように外側管部材24に固着された上側の環
状板部材32と、ビットステム16に対して非回転状態
となるように外側管部材24に固着された下側の板部材
26と、環状板部材32と板部材26との間にビットス
テム16の軸線の回りで回転移動し得るように配置され
た環状板部材30とがネジ供給ケース部材42のネジ収
容孔46からネジを取り出すためのネジ取出し機構を構
成することになるが、その作動については後述すること
にする。
第2図に詳しく示すように、略半円形状の板部材26の
孔部60にはネジ案内部材すなわちネジ案内管62の一
端すなわちその上端が締付けネジ64(第3図)の作用
によって固着される。なお、そのような固着態様が外側
管部材24に対する環状板部材26の固着の場合と同様
であることは明らかであろう。ネジ案内管62は第2図
に示すような態様で湾曲させられ、このときネジ案内管
62の先端部分64がビットステム16のビットとその
長手方向軸線上で整列するようにされる。第1図および
第2図から明らかなように、ネジ案内管62の先端部分
64の上側にはビットステム16のビットが該先端部分
64内に侵入し得るようになった開口部66が形成され
る。第1図から見られるように、ネジ案内管62の先端
部分の下端にはネジを一時的に保持するために一対の板
ばね要素68が設けられる。要するに、ネジ案内管62
は、上述のネジ取出し機構によってネジ供給ケース42
のネジ収容孔46から取り出されたネジをビットステム
16のビット先端の前方位置まで案内すると共にその前
方位置に一時的に保持する役目を持つ。
本実施例では、スプール形状部材36に収容されたネジ
供給ケース部材42と、このネジ供給ケース部材42の
ネジ収容孔46からネジを取り出すための上述のネジ取
出し機構と、このネジ取出し機構によって取り出された
ネジをビットステム16のビット先端に対して案内する
ネジ案内管62とからなる組立体は内側管部材22に対
して軸線方向に摺動自在となった外側管部材24によっ
て支持されることになる。このような組立体は第1図お
よび第2図に示すような下方位置と、ビットステム16
のビット先端をネジ案内管62の先端部分64の下端か
ら突出させるようになった上方位置との間で移動するよ
うになっており、この場合、該組立体が下方位置に置か
れたとき、ビット先端が非ネジ締め位置にあり、また該
組立体が下方位置に置かれたとき、ビット先端がネジ締
め位置にあることは明らかであろう。第2図に示すよう
に、環状板部材18と環状板部材25との間にはコイル
ばね70が配置され、このコイルばね70によって、上
述の組立体は、通常は、第1図および第2図に示すよう
な下方位置に弾性的に偏倚されることになる。
第1図に最もよく示すように、環状板部材18には矩形
状の支持板片72が機械ネジ74によって取り付けら
れ、その支持板72にはマイクロスイッチ76が支持さ
れる。マイクロスイッチ76は作動レバー78を備え、
この作動レバー78は環状板部材25から直立して延び
るロッド要素80によって作動されるようになってい
る。すなわち、上述の組立体が下方位置(第1図および
第2図)から上方位置まで移動させられると、ロッド要
素80がマイクロスイッチ76の作動レバー78と係合
して、マイクロスイッチ76が“オン”されることにな
る。マイクロスイッチ76が”オン”されると、電動モ
ータ12が始動されて、ビットステム16が回転駆動さ
れることになる。なお、第1図および第2図では、かか
る上方位置に置かれたロッド要素80が一点鎖線でもっ
て示されている。
第6図に示すように、内側管部材22には、その軸線方
向に沿って螺旋状に延びるカム溝82と、このカム溝8
2よりも上方位置で該軸線方向に延びる長尺溝84とが
形成される。螺旋状のカム溝82の下端と上端との周囲
方向の間隔は内側管部材22の軸線の回りでの角度に3
0°に相当する。一方、外側管部材24には孔部86お
よび88が形成され、外側管部材24が第1図および第
2図に示すような下方位置に置かれているとき、孔部8
6はカム溝82の下端レベルに、また孔部88は長尺溝
84の下端レベルに位置するようになっている。第1図
に示すように、環状板部材26には半径方向ボア90が
形成され、この半径方向ボア90にはピン要素92が収
容され、このときその先端部は環状板部材30の中心孔
内に突出しかつ外側管部材24の孔部86を貫通して内
側管部材22のカム溝82に係合するようにされる。ま
た、第1図に示すように、環状板部材25にも半径方向
ボア94が形成され、この半径方向ボア94にはピン要
素96が収容され、このときその先端部は環状板部材2
5の中心孔内に突出しかつ外側管部材24の孔部88を
貫通して内側管部材22の長尺溝84に係合させられ
る。
このような構成から明らかなように、上述の組立体を下
方位置から上方位置まで移動させると、環状板部材30
はピン要素92とカム溝82との係合作用によって30
°の角度に亙って回転移動させられることになる。
次に、添付図面の第7A図ないし第7E図を参照して、
以上に説明したネジ供給機能付き電動ドライバーの作動
について説明することにする。なお、第7A図ないし第
7E図は上述の組立体の円周方向に沿う断面図を平面上
に展開した図である。
第7A図には、上述の組立体が第1図および第2図に示
すような下方位置に置かれている場合でのその構成部材
の相対位置が示されている。第7A図から明らかなよう
に、かかる下方位置では、スプール形状部材36に収容
されたネジ供給ケース部材42のネジ収容孔46のうち
の1つが上側非回転部材すなわち環状板部材32の孔部
48と整列された状態にあり、その孔部48には該ネジ
収容孔46から供給されたネジが収容されている。一
方、下側非回転部材すなわち板部材26の孔部60(ネ
ジ案内管部材62の上端開口部)は孔部48から角度3
0°に相当する間隔で右側(第7A図において)にずれ
て配置されている。中間回転部材すなわち環状板部材3
0はその孔部50が孔部60と整列するような位置に置
かれている。
作業者が例えばネジ供給機能付き電動ドライバーの円筒
状ハウジング10を握ってネジ案内管62の先端部64
をネジ止めすべき箇所に適用し、次いで円筒状ハウジン
グ10を下方に向かって押し付けると、ビットステム1
6のビット先端がネジ案内管62の先端部64内にその
開口部66から侵入すると共に上述の組立体が相対的に
ビットステム16に沿って上方に向かって摺動すること
になる。このとき、第7B図に示すように、中間回転部
材30はその孔部50が上側非回転部材32の孔部48
に向かうようにピン要素92とカム溝82との係合作用
によって回転移動させられることになる。ここで、注目
すべき点は、孔部48内に収容されたネジの頭部がスプ
ール形状部材36の下側環状フランジ40の該当孔部内
に幾分突出するようにされている点である。すなわち、
プラグ要素56と凹部58との係合によって、スプール
形状部材36が中間回転部材30の回転移動に伴って移
動しようとしても、孔部48内のネジの頭部によって、
スプール形状部材36の回転移動が阻止される点であ
る。この場合には、先にも述べたように、プラグ要素5
6は凹部58から抜け出ることになる。
上述の組立体が上方位置まで移動させられると、第7C
図から明らかなように、中間回転部材30はその孔部5
0が上側非回転部材32の孔部48と整列する位置まで
回転移動させられ、その結果、孔部48に収容されてい
たネジは中間回転部材30の孔部50内に収容されるこ
とになる。次いで、作業者がネジ供給機能付き電動ドラ
イバーに対する下方押圧力を解除すると、上述の組立体
の構成部材の相対的位置関係は第7A図と同じ状態に戻
り、このため中間回転部材30の孔部50内に収容され
ていたネジはネジ案内管62内に落下されて、その先端
部64の一対の板ばね要素64によって一時的に保持さ
れることになる。このようなネジ取り出し動作を順次行
うことによって、ネジ供給ケース部材42のネジ収容孔
46のうちの1つすなわち孔部48と整列されたネジ収
容孔から1つずつ取り出されることになる。
一方、上述の組立体がその上方位置に置かれていると
き、すなわちその構成部材が第7C図に示すような相対
的位置関係にあるとき、ビットステム16のビット先端
はネジ案内管62の先端部64の下端から幾分突出した
位置に達していると共にマイクロスイッチ76が先に述
べたように“オン”状態とされて電動モータ14が駆動
される。したがって、ビットステム16は回転させられ
て、そのビット先端はネジ締め動作を行うことになる。
なお、このときネジ案内管62の先端部64には、前回
のネジ取出し動作によってネジ供給ケース部材42のネ
ジ収容孔46から取り出されたネジが一対の板ばね要素
64に予め保持されている。
第7D図には、上側非回転部材32の孔部48と整列さ
れたネジ収容孔48内のネジが最後の1つとなった状態
が示されているが、この場合のネジ取出し動作も上述の
場合と同様である。
第7E図には、上側非回転部材32の孔部48と整列さ
れたネジ収容孔48内のすべてのネジが取り出された後
のネジ取出し動作が示されている。上側非回転部材32
の孔部48と整列されているネジ収容孔48にはネジが
存在しないので、スプール形状部材36がプラグ要素5
6と凹部58との係合によって中間回転部材30の回転
移動に伴って回転移動しようとする場合、その回転移動
が阻止されることなく、このためスプール形状部材36
は第7E図に示すように中間回転部材30と共に回転移
動させられ、次のネジ収容孔46が上側非回転部材32
の孔部48と整列させられて、上述したようなネジ取出
し動作が行われることになる。
以上に述べた実施例は本考案を説明するものであって、
本考案を限定しようとするものではない。したがって、
本考案の技術的範囲内で図示の実施例に種々の変更を加
えることができる。
例えば、スプール形状部材36を排除して、ネジ供給ケ
ース部材42を上側非回転部材32上に直接的に配置す
るようにしてもよい。この場合には、プラグ要素56と
係合する凹部はネジ供給ケース部材42の底面の適当な
箇所に形成されることになる。
また、ネジ供給ケース部材42を回転移動させるプラグ
要素56および凹部58を排除して、ネジ供給ケース部
材42を手動でもって回転移動させるようにしてもよ
い。
さらに、上述の実施例では、ネジ案内管62が用いられ
ているが、このネジ案内管を少なくとも3本のワイヤ要
素を用いてネジ案内路を形成するようにしてもよい。
〔効果〕 以上に記載から明らかなように、本考案によるネジ供給
機能付き電動ドライバーにあっては、そのネジ締め操作
毎に新たなネジがビット先端に供給されることになるの
で、従来のようにネジ締め操作毎にビット先端にネジを
付着させる作業が排除され、このため本考案によれば、
ネジ締め操作の効率を大巾に向上させることができる。
また、本考案においては、ネジ供給のために圧縮空気源
等の駆動源を必要としないので、ネジ供給機能を低コス
トで提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案によるネジ供給機能付き電動ドライバー
の正面図であって、その一部を破断して、また別の一部
を断面として示す正面図、第2図は第1図の左側面図に
対応するものであって、その大部分を断面として示す
図、第3図は第1図の実施例の構成部材の1つすなわち
下側非回転部材の平面図、第4図は第1図の実施例の構
成部材の1つすなわち上側非回転部材の平面図、第5図
は第1図の実施例の構成部材の1つすなわちネジ供給ケ
ース部材の平面図、第6図は第1図の実施例の構成部
材、すなわち内側管部材および外側管部材を詳細に示す
拡大図、第7A図ないし第7E図は本考案によるネジ供
給機能付き電動ドライバーの作動を説明するための説明
図である。 10……円筒状ハウジング、12……電動モータ、 14……減速歯車機構、16……ビットステム、 22……内側管部材、24……外側管部材、 26……下側非回転部材(板部材)、 30……中間回転部材(環状板部材)、 32……上側非回転部材(環状板部材)、 36……スプール形状部材、 42……ネジ供給ケース部材、 46……ネジ収容孔、62……ネジ案内管、 64……ネジ案内管62の先端部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】電動駆動式のビットステム(16)と、 前記ビットステム(16)を回転自在に収容する内側管部材
    (22)と、 前記内側管部材(22)の外側に摺動自在にかつ回動自在に
    配置された外側管部材(24)と、 前記外側管部材(24)に対して着脱自在に装着されるネジ
    供給ケース部材(42)とを具備し、このネジ供給ケース部
    材(42)には複数のネジ収容孔(46)が前記ビットステム(1
    6)の軸線に対して平行にしかもその回りに等間隔に形成
    され、 さらに、前記ネジ供給ケース部材(24)の下側箇所で前記
    外側管部材(24)に装着されたネジ取出し機構を具備し、
    このネジ取出し機構は前記外側管部材(24)に対して非回
    転状態に支持された上側非回転部材(32)と、前記外側管
    部材(24)に対して非回転状態に支持された下側回転部材
    (26)と、前記上側非回転部材(32)と前記下側非回転部材
    (26)との間に位置されしかも前記外側管部材(24)の回り
    で回動自在に支持された中間回転部材(30)とからなり、
    前記上側非回転部材(32)には前記ネジ供給ケース部材(2
    4)のネジ収容孔(46)のうちの1つと整列し得るようにな
    ったネジ収容孔部(48)が形成され、前記下側非回転部材
    (26)にはネジ排出孔が形成され、前記中間回転部材(30)
    にはネジ取出し孔(50)が形成され、前記中間回転部材(3
    0)はそのネジ取出し孔(50)が前記上側非回転部材(32)の
    ネジ収容孔(48)と整列する第1の整列位置と、該ネジ取
    出し孔(50)が前記下側回転部材(26)のネジ排出孔と整列
    する第2の整列位置との間で回動自在とされ、 さらに、前記ネジ取出し機構(26,30,32)の下側非回転部
    材(26)のネジ排出孔から前記ビットステム(16)のビット
    先端を越えて延びるネジ案内部材(62)を具備し、このネ
    ジ案内部材(62)はその先端部分が前記ビット先端と軸線
    方向に整列するように湾曲し、前記ネジ案内部材(62)の
    先端部分の上側には前記ビット先端が該先端部分内に侵
    入し得るようになった開口部(66)が形成され、 前記ネジ供給ケース部材(42)と、前記ネジ取出し機構(2
    6,30,32)と、前記ネジ案内部材(62)とからなる組立体は
    前記内側管部材(22)に対する前記外側管部材(24)の摺動
    作用により前記ビットステム(16)の軸線に沿って相対的
    に下方位置と上方位置との間を移動するようになってお
    り、前記組立体が前記下方位置に置かれたとき、前記ビ
    ット先端は非ネジ締め位置にあり、また前記組立体が前
    記上方位置に置かれたとき、前記ビット先端がネジ締め
    位置にあり、 さらに、前記組立体を前記下方位置に弾性的に偏倚させ
    る弾性ばね手段(70)と、 前記組立体を前記弾性ばね手段(70)の弾性力に抗して前
    記下方位置から前記上方位置まで移動させた際に前記ネ
    ジ供給ケース部材(42)の所定のネジ収容孔(46)からネジ
    を前記ネジ案内部材(62)に供給すべく前記中間回転部材
    (30)を前記第1の整列位置から前記第2の整列位置に回
    動させるためのカム手段(82,92)とを具備し、このカム
    手段が前記内側管部材(22)に形成されたカム溝(82)と、
    前記中間回転部材(30)から前記外側管部材(24)を貫通し
    て前記カム溝(82)に係合するピン要素(92)とからなり、
    前記カム溝(82)が前記中間回転部材(30)に前記第1の整
    列位置と前記第2の整列位置との間の回動運動を生じさ
    せるような螺旋状とされることを特徴とするネジ供給機
    能付き電動ドライバー。
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JPS5646957A (en) * 1979-09-25 1981-04-28 Aisin Seiki Gas refrigerating machine

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