JPH0616683Y2 - 加工具の軌跡制御機構 - Google Patents

加工具の軌跡制御機構

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JPH0616683Y2
JPH0616683Y2 JP18788987U JP18788987U JPH0616683Y2 JP H0616683 Y2 JPH0616683 Y2 JP H0616683Y2 JP 18788987 U JP18788987 U JP 18788987U JP 18788987 U JP18788987 U JP 18788987U JP H0616683 Y2 JPH0616683 Y2 JP H0616683Y2
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gear
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center
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pinion
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JP18788987U
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功 下山
実 久我
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Toyota Auto Body Co Ltd
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Toyota Auto Body Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案はロボットの手首部等に取付けられて、レーザ
トーチ等の加工具をその中心が円、長円、四角等の任意
の図形を描くように動作させるための加工具の軌跡制御
機構に関する。
(従来の技術) 近時、レーザによる切断作業やシール剤,グリース等の
塗布作業等に多関節で自由度の大きいロボットが使用さ
れるようになってきた。
ところで、多関節のロボットによって例えばワークを円
形に切断する場合にはロボットの手首に取付けたレーザ
トーチ等の加工具をその中心が円を描くように動作させ
る必要があり、このように加工具の移動軌跡を制御する
には、ロボットの円弧補間機能を利用するのが一般的で
ある。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、多軸合成の円弧補間では各軸の分解能や
CPUの軌跡演算速度が制限されるため、軌跡制御しう
る円の最小半径が制限される問題点や、軌跡精度を保持
するために動作速度を下げる必要があり、加工能率が低
下する問題点があった。
本考案は軌跡制御し得る円の最小半径に制限がないとと
もに、軌跡設定が容易で軌跡の精度および動作速度を高
めうる加工具の軌跡制御機構を提供することを目的とす
るものである。
(問題点を解決するための手段) 本考案はベースに支持部材を介して回転自在に支持され
た回転部材と、回転部材の外周に回転部材と同心に設け
られ、回転部材と一体的に回転する第1ギヤと、回転部
材に隣接して回転部材と同心に配設され、回転部材およ
び第1ギヤに対して単独に回転自在の内歯と外歯とを有
するリング状第2ギヤと、第2ギヤの内歯と噛合い、か
つ軸によって回転部材に回転自在に支持されたピニオン
と、ピニオンと一体的に回転するように設けられ、ピニ
オンの回転中心に対し偏心した位置において加工具を保
持するホルダと、第1ギヤと噛合い、これを回転駆動す
る第1駆動手段と、第2ギヤの外歯と噛合い、これを回
転駆動する第2駆動手段とを備え、第1または第2駆動
手段によって第1ギヤと第2ギヤを相対的に回転させる
ことにより回転部材の回転中心に対する加工具中心の偏
心量を任意に設定するとともに、第1および第2駆動手
段によって第1ギヤと第2ギヤを同期して回転させるこ
とにより加工具中心が回転部材の回転中心を中心とし、
前記偏心量を半径とする円を描くように構成した加工具
の軌跡制御機構を要旨とするものである。
(作用) 加工具中心が回転部材の回転中心と一致する点が加工具
の原点であり、加工具中心が原点に位置する状態におい
て、第1駆動手段または第2駆動手段によって第1ギヤ
と第2ギヤとを所定角度相対的に回転させると、回転角
度に応じて回転部材に支持させたピニオンが所定角度自
転し、ピニオンに連結したホルダおよび加工具がピニオ
ンと一体的に回転する。これにより、加工具中心が回転
部材の回転中心に対して所定量偏心することになり、第
1ギヤと第2ギヤとの相対的回転角度を変化させること
によって加工具中心の偏心量を任意に設定できる。
次に、第1駆動手段および第2駆動手段によって第1ギ
ヤと第2ギヤとを同期して回転させると、ピニオンは自
転し得ず、したがって第2ギヤおよび回転部材に対して
ピニオンは位置固定された状態で、これらが全体として
回転部材の回転中心まわりを回転する。これにより加工
具をその中心が回転部材の回転中心を中心とし、前記偏
心量を半径とする円を描くように動作させることができ
る。そして、第1ギヤと第2ギヤの回転中にそれらの回
転速度を制御して加工具中心の偏心量を変化させれば、
円以外の長円、四角等任意の図形を描くようにも動作可
能である。
(実施例) 次に、本考案の一実施例を図面にしたがって説明する。
レーザトーチ等の加工具Kをその中心が円,長円,四角
等任意の図形を描くように軌跡制御するための軌跡制御
機構Aは例えば位置や姿勢等がCPUによって制御され
るロボットの手首部Rに組付けられる。
軌跡制御機構Aのベース1は一端にロボットの手首部R
等への取付部1aを有し、他端には円形の開口部1bが
形成されるとともに、その両側に後述のサーボモータ1
7,18取付用のモータ取付座1c,1dが一体に突出
形成されている。
ベース1の開口部1b下方には支持部材2を介して、外
周に突縁3aを有する有底円筒状の回転部材3が回転自
在に支持されている。この回転部材3を支持するための
支持部材2は回転部材3に対応して段付円筒状に形成さ
れ、その段部でベアリング4を介して回転部材3の突縁
3aからのスラスト荷重を支持するとともに、小径部で
ベアリング5を介して回転部材3のラジアル荷重を支持
するようになっており、また、大径部をベース1の下面
に固着するようになっている。さらに、支持部材2の大
径部には前記ベース1のモータ取付座1c,1d直下で
あって、後述の第1ギヤ6、第2ギヤ8に対応する位置
に2個の窓孔2a,2bが離反して設けられている。
回転部材3の突縁3aには外周面に歯を有する第1ギヤ
6がビス7によって回転部材3と同心に固着され、また
この第1ギヤ6の上方には回転部材3に隣接して、内周
面と外周面とに歯8a,8bを有するリング状の第2ギ
ヤ8が回転部材3と同心に、かつ回転部材3および第1
ギヤ6に対して単独回転自在に配設されている。第2ギ
ヤ8をこのように配設するために、第2ギヤ8には下面
にリング状の凹溝8cが形成され、この凹溝8cに回転
部材3の上端外周に嵌装した断面L字形のリング状スラ
ストメタル9が摺動自在に嵌合している。また、第2ギ
ヤ8の上面とベース1間には第2ギヤ8とスラストメタ
ル9との離脱を防止するとともに、第2ギヤ8の回転を
円滑にするためのベアリング10が介装され、このベア
リング10はベース1の開口部1b周縁に嵌合固定した
円筒状ベアリング押え11によって定位置に保持されて
いる。
回転部材3の底部3bには中心部から離れた位置に回転
部材3の回転中心aと平行に軸12が立設され、この軸
12に前記第2ギヤ8の内歯8aと噛合うピニオン13
およびこのピニオン13とピン14結合されてピニオン
13と一体的に回転するホルダ15の一端が回転自在に
支持されている。ホルダ15の他端には軸12を中心と
し、軸12と回転部材3の回転中心a間距離を半径とす
る円弧状軌跡b上にその中心部cを位置せしめて中空シ
ャフト16が固定されている。中空シャフト16は回転
部材3の底部3bを貫通して下方に突出しており、その
下端に加工具Kが同心に取付けられている。このため、
回転部材3の底部3bには軸12を中心とし、軸12と
回転部材3の回転中心a間距離を半径とする円弧状の長
孔3cが設けられ、これによって長孔3cの範囲内にお
いてピニオン13、ホルダ15および中空シャフト16
が軸12を中心として回転可能になされている。図示例
の場合、加工具Kはレーザトーチであり、加工用熱源と
なるレーザビームを導く光ファイバケーブルは中空シャ
フト16の中空部を通ってレーザトーチに接続される。
一方、ベース1のモータ取付座1c,1dにはそれぞれ
第1ギヤ6、第2ギヤ8を回転駆動するための第1のサ
ーボモータ17、第2のサーボモータ18が取付けら
れ、この各サーボモータ17,18の出力軸に固着した
駆動ギヤ19,20がそれぞれ支持部材2の窓孔2a,
2bを通って第1ギヤ6、第2ギヤ8と噛合っている。
なお、図中、21は第1ギヤ6すなわちこれと一体の回
転部材3の原位置検出用リミットスイッチであり、22
は前記リミットスイッチ21を作動させるためのドッ
グ、23は第2ギヤの原位置検出用リミットスイッチで
あって、その作動子23aは支持部材2の大径部に設け
られた窓孔2cを通って支持部材2内に位置している。
24は前記リミットスイッチ23を作動させるために第
2ギヤ8に突設したピンである。
次に、上記実施例の作動を説明する。
図面においては、中空シャフト16の中心部すなわち加
工具Kの中心c(以下、加工具中心cと言う)が回転部
材3の回転中心aと合致しており、この点を加工具中心
cの原点として第1ギヤ6と第2ギヤ8の原位置がそれ
ぞれ定められる。
この状態において、第1のサーボモータ17を停止した
状態で第2のサーボモータ18のみを作動させて第2ギ
ヤ8を第1ギヤ6に対して所定角度相対的に回転駆動す
ると、回転部材3は停止したまま、第2ギヤ8の内歯8
aに噛合うピニオン13が軸12まわりを所定角度自転
し、ピニオン13に一端を連結したホルダ15および中
空シャフト16が第2図に二点鎖線で示すようにピニオ
ン13と一体的に回転する。これにより、加工具中心c
は軸12を中心とし、軸12と回転部材3の回転中心a
間距離を半径とする円弧状軌跡b上においてc′へと変
位し、回転部材3の回転中心aに対して所定量偏心する
ことになり、第1ギヤ8の第1ギヤ6に対する相対的回
転角度を変化させることによって加工具中心cの偏心量
eを任意に設定できる。
次に、上記のようにして所定の偏位量eを設定した状態
で、第1,第2の両サーボモータ17,18を作動させ
て第1ギヤ6と第2ギヤ8とを同期して回転駆動する
と、第1ギヤ6と第2ギヤ8とが一体的に回転するから
ピニオン13は自転し得ず、ホルダ15および中空シャ
フト16は回転部材3に対して位置固定された状態とな
って回転部材3と一体的に回転部材3の回転中心aまわ
りを回転する。これにより、加工具中心c′は回転部材
3の回転中心aを中心とし、前記偏心量eを半径とする
円を描くようにその移動軌跡が制御される。
第1ギヤすなわち回転部材3が1回転して原位置に復帰
すると、リミットスイッチ21がこれを検出して第1,
第2の両サーボモータ17,18を停止せしめる。第2
ギヤ8は第1ギヤ6が原位置に復帰した後、第2のサー
ボモータ18を偏位量設定時と逆方向に作動させると、
リミットスイッチ23が第2ギヤ8の原位置を検出して
第2のサーボモータ18を停止せしめることにより原位
置に復帰する。
また、第1ギヤ6と第2ギヤ8とを同期して回転駆動す
るのでなく、第1ギヤ6と第2ギヤ8の回転に相対的速
度差を与えて加工具中心cの偏位量eを変化させながら
第1ギヤ6と第2ギヤ8とを回転駆動すれば、円以外に
も長円、四角等任意の図形を描くように加工具中心cの
移動軌跡を制御し得る。
(考案の効果) この考案によれば、軌跡制御し得る円の最小半径に制限
がなく、リング状ギヤの内径の範囲内において無段階に
かつ容易に軌跡設定できるとともに、軌跡精度も半径保
持精度に依存するのみであるため、軌跡精度が高く、か
つ、高速動作が可能である。また、全体に軽量コンパク
トな構成であるため、ロボットの手首部等への取付けも
簡単になしうる。
さらに、この考案の軌跡制御機構をロボットの手首部に
取付けた場合には通常のロボットの円弧補間機能を利用
して加工具をその中心が円を描くように動作させる場合
に比し、テイーチングポイントを削減することができ
る。すなわち、円弧補間のテイーチングではテイーチン
グポイントは最低5点必要であるのに対し、手首部にこ
の考案の軌跡制御機構を取付けたロボットでは、円の中
心のテイーチングと半径の数値設定だけで良い。したが
って、この考案の軌跡制御機構が高速動作可能なことと
相俟って、加工具による加工能率を著しく向上し得る等
の効果がある。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図は一部破
断側面図、第2図は平面図である。 1……ベース 2……支持部材 3……回転部材 6……第1ギヤ 8……第2ギヤ 12……軸 13……ピニオン 15……ホルダ 16……中空シャフト 19……駆動ギヤ(第1駆動手段) 20……駆動ギヤ(第2駆動手段)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ベースに支持部材を介して回転自在に支持
    された回転部材と、回転部材の外周に回転部材と同心に
    設けられ、回転部材と一体的に回転する第1ギヤと、回
    転部材に隣接して回転部材と同心に配設され、回転部材
    および第1ギヤに対して単独に回転自在の内歯と外歯と
    を有するリング状第2ギヤと、第2ギヤの内歯と噛合
    い、かつ軸によって回転部材に回転自在に支持されたピ
    ニオンと、ピニオンと一体的に回転するように設けら
    れ、ピニオンの回転中心に対し偏心した位置において加
    工具を保持するホルダと、第1ギヤと噛合い、これを回
    転駆動する第1駆動手段と、第2ギアの外歯と噛合い、
    これを回転駆動する第2駆動手段とを備えたことを特徴
    とする加工具の軌跡制御機構。
JP18788987U 1987-12-10 1987-12-10 加工具の軌跡制御機構 Expired - Lifetime JPH0616683Y2 (ja)

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JPH0192392U JPH0192392U (ja) 1989-06-16
JPH0616683Y2 true JPH0616683Y2 (ja) 1994-05-02

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