JPH0616694Y2 - マニプレータハンド - Google Patents
マニプレータハンドInfo
- Publication number
- JPH0616694Y2 JPH0616694Y2 JP10930788U JP10930788U JPH0616694Y2 JP H0616694 Y2 JPH0616694 Y2 JP H0616694Y2 JP 10930788 U JP10930788 U JP 10930788U JP 10930788 U JP10930788 U JP 10930788U JP H0616694 Y2 JPH0616694 Y2 JP H0616694Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- work
- fingertip
- rubber body
- recess
- pair
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Description
【考案の詳細な説明】 A.産業上の利用分野 本考案はマニプレータハンドに関し、指先に改良を加え
たものである。
たものである。
B.考案の概要 本考案は、相互に対向する一対の指をハンド本体に開閉
可能に設けたマニプレータハンドにおいて、 夫々の指先の当接面に凹部を形成し、凹部に嵌まり込む
弾性部材を凹部の中央に配置したディスタンスを介して
凹部の底面に固着し、ディスタンスの両側に空間を形成
するとともに弾性部材を指先の当接面から突出させるこ
とにより、 ワークの形状を問わず確実にワークを把持できるように
したものである。
可能に設けたマニプレータハンドにおいて、 夫々の指先の当接面に凹部を形成し、凹部に嵌まり込む
弾性部材を凹部の中央に配置したディスタンスを介して
凹部の底面に固着し、ディスタンスの両側に空間を形成
するとともに弾性部材を指先の当接面から突出させるこ
とにより、 ワークの形状を問わず確実にワークを把持できるように
したものである。
C.従来の技術 マニプレータハンドのうち、一対の指でワークを挟んで
把持するトング式のマニプレータハンドは、以下のよう
に構成される。
把持するトング式のマニプレータハンドは、以下のよう
に構成される。
第3図に示すように、ハンド本体1に一対の指2が対向
して設けられる。夫々の指2は同一構成であり、指先3
と一対の平行リンク4とで構成される。ハンド本体1内
には軸受5を介して駆動軸6が回動自在に支持され、駆
動軸6の先端に固着されたウォーム7と一方のリンク4
の基端部に固着されたウォームホイル8とが噛み合う。
駆動軸6は図示しない定トルク伝達手段を介してモータ
等に連動連結され、所定値以上のトルクは指2へ伝わら
ない構成である。9は軸受である。
して設けられる。夫々の指2は同一構成であり、指先3
と一対の平行リンク4とで構成される。ハンド本体1内
には軸受5を介して駆動軸6が回動自在に支持され、駆
動軸6の先端に固着されたウォーム7と一方のリンク4
の基端部に固着されたウォームホイル8とが噛み合う。
駆動軸6は図示しない定トルク伝達手段を介してモータ
等に連動連結され、所定値以上のトルクは指2へ伝わら
ない構成である。9は軸受である。
斯るマニプレータハンドにおける指先の構成は第4図,
第5図のようになっている。指先3における当接面に凹
部11が形成されるとともに凹部11の両側にV字形の
切欠部12が形成され、凹部11内にはゴム体13が嵌
め込まれて固着される。ゴム体13に当接してワークが
把持されるように、ゴム体13は指先3の当接面から少
し突出する。
第5図のようになっている。指先3における当接面に凹
部11が形成されるとともに凹部11の両側にV字形の
切欠部12が形成され、凹部11内にはゴム体13が嵌
め込まれて固着される。ゴム体13に当接してワークが
把持されるように、ゴム体13は指先3の当接面から少
し突出する。
第3図において、駆動軸6が回転すると、一対の指2が
開閉する。指先3は一対の平行リンク4を介してハンド
本体1に取り付けられるので、一対の指先3が向き合う
指先3の当接面どうしが平行の状態で、指2が開閉し、
ワークを把持する。
開閉する。指先3は一対の平行リンク4を介してハンド
本体1に取り付けられるので、一対の指先3が向き合う
指先3の当接面どうしが平行の状態で、指2が開閉し、
ワークを把持する。
D.考案が解決しようとする課題 ところが、指先3のうちの切欠部12の位置をワークの
中心線と一致させなければ安定した把持ができず、一
方、一対の指先3は直線運動ではなくウォームホイル8
の軸心を中心とする円弧運動をするため、ワークを安定
して把持するためのオペレータの位置合せの操作に困難
が伴う。
中心線と一致させなければ安定した把持ができず、一
方、一対の指先3は直線運動ではなくウォームホイル8
の軸心を中心とする円弧運動をするため、ワークを安定
して把持するためのオペレータの位置合せの操作に困難
が伴う。
また、直方体,立方体,円柱等のシンプルな形状のワー
クを把持する場合には問題はないが、円錐台形状のワー
ク等の把持が安定して行えない。第6図に示すように、
円錐台形状のワーク15を把持すると、ゴム体13は圧
縮されるにも拘わらず変形量が少ないので図中のAで示
す部分のみがワーク15に当接し、不安定な把持とな
る。
クを把持する場合には問題はないが、円錐台形状のワー
ク等の把持が安定して行えない。第6図に示すように、
円錐台形状のワーク15を把持すると、ゴム体13は圧
縮されるにも拘わらず変形量が少ないので図中のAで示
す部分のみがワーク15に当接し、不安定な把持とな
る。
そこで本考案は、斯る課題を解決したマニプレータハン
ドを提供することを目的とする。
ドを提供することを目的とする。
E.課題を解決するための手段 斯る目的を達成するための本考案の構成は、ハンド本体
に一対の指が対向して配置され、一対の指が開閉可能に
設けられたマニプレータハンドにおいて、 夫々の指先の当接面に凹部を形成し、凹部に嵌まり込む
弾性部材を凹部の中央に配置したディスタンスを介して
凹部の底面に固着し、ディスタンスの両側に空間を形成
するとともに弾性部材を指先の当接面から突出させたこ
とを特徴とする。
に一対の指が対向して配置され、一対の指が開閉可能に
設けられたマニプレータハンドにおいて、 夫々の指先の当接面に凹部を形成し、凹部に嵌まり込む
弾性部材を凹部の中央に配置したディスタンスを介して
凹部の底面に固着し、ディスタンスの両側に空間を形成
するとともに弾性部材を指先の当接面から突出させたこ
とを特徴とする。
F.作用 一対の指先の間にワークを把持すると、弾性部材が圧縮
されるが、ディスタンスの両側に形成された空間へ向か
って弾性部材の一部が逃げ込み大きく変形する。従っ
て、空間を形成しなかったならばワークに当接しなかっ
たであろう部分もワークに当接し、弾性部材の全体にわ
たってワークに当接した状態でワークを把持できる。従
って、シンプルでない形状のワークでも安定した状態で
把持できる。
されるが、ディスタンスの両側に形成された空間へ向か
って弾性部材の一部が逃げ込み大きく変形する。従っ
て、空間を形成しなかったならばワークに当接しなかっ
たであろう部分もワークに当接し、弾性部材の全体にわ
たってワークに当接した状態でワークを把持できる。従
って、シンプルでない形状のワークでも安定した状態で
把持できる。
G.実施例 以下、本考案を図面に示す実施例に基づいて詳細に説明
する。なお、本実施例は指先の一部を改良したものなの
で、同一部分には同一符号を付して説明を省略し、異な
る部分のみを説明する。
する。なお、本実施例は指先の一部を改良したものなの
で、同一部分には同一符号を付して説明を省略し、異な
る部分のみを説明する。
(a)実施例の構成 第1図(a),(b)に示すように、指先3における当
接面に形成した凹部11の底面にディスタンス20が固
着される。ディスタンス20は例えば鋼板を切断して形
成したものであり、凹部11の幅W1よりも十分に小さ
い幅W2と凹部11の長さと同一の長さLに形成され
る。ディスタンス20は凹部11の幅方向の中央に配設
され、その両側に空間21が形成される。そして、凹部
11に嵌め込んだ弾性部材としてのゴム体22がディス
タンス20に固着される。ディスタンス20,ゴム体2
2の固着は、例えば皿小ねじ,六角穴付ボルト等により
行われる。
接面に形成した凹部11の底面にディスタンス20が固
着される。ディスタンス20は例えば鋼板を切断して形
成したものであり、凹部11の幅W1よりも十分に小さ
い幅W2と凹部11の長さと同一の長さLに形成され
る。ディスタンス20は凹部11の幅方向の中央に配設
され、その両側に空間21が形成される。そして、凹部
11に嵌め込んだ弾性部材としてのゴム体22がディス
タンス20に固着される。ディスタンス20,ゴム体2
2の固着は、例えば皿小ねじ,六角穴付ボルト等により
行われる。
そして、ゴム体22の当接面には、第1図(a)中の紙
面と直角な方向へ伸びる断面がV字形の溝23が当接面
の全体に亘って等間隔に形成される。また、指先3にお
ける凹部11の両側に位置する当接面にも溝23と略同
じ大きさの断面V字形の溝24が設けられる。溝24は
第1図(a)中の左右方向へ溝23と同じ位置に同じ数
だけ設けられる。
面と直角な方向へ伸びる断面がV字形の溝23が当接面
の全体に亘って等間隔に形成される。また、指先3にお
ける凹部11の両側に位置する当接面にも溝23と略同
じ大きさの断面V字形の溝24が設けられる。溝24は
第1図(a)中の左右方向へ溝23と同じ位置に同じ数
だけ設けられる。
(b)実施例の作用 一対の指先3でワークを把持すると、ゴム体22が指先
3から突出しているので、ゴム体22が圧縮されてワー
クを包み込むように把持する。圧力を受けたゴム体22
は変形してその一部がディスタンス20の両側の空間2
1へ逃げ込む。空間21が形成されたことにより、ゴム
体22がより軟らかくなったのと同等になり、ゴム体2
2の一部にのみワークが当接して大きな圧縮力を受ける
場合には、ゴム体22が空間21へ逃げ込むことで大き
く変形するとともにゴム体22の他の部分もワークに当
接し、その結果、ワークが安定して把持される。
3から突出しているので、ゴム体22が圧縮されてワー
クを包み込むように把持する。圧力を受けたゴム体22
は変形してその一部がディスタンス20の両側の空間2
1へ逃げ込む。空間21が形成されたことにより、ゴム
体22がより軟らかくなったのと同等になり、ゴム体2
2の一部にのみワークが当接して大きな圧縮力を受ける
場合には、ゴム体22が空間21へ逃げ込むことで大き
く変形するとともにゴム体22の他の部分もワークに当
接し、その結果、ワークが安定して把持される。
第2図は、一対の指先3が円錐台形状のワーク15を把
持した状態を示している。図のように圧縮されたゴム体
22が空間21へ逃げ込み、Aで示すようにゴム体22
の幅方向での全体がワーク15に当接するので、ワーク
15を安定した状態で把持できる。
持した状態を示している。図のように圧縮されたゴム体
22が空間21へ逃げ込み、Aで示すようにゴム体22
の幅方向での全体がワーク15に当接するので、ワーク
15を安定した状態で把持できる。
従来はゴム体の圧縮による変形のみであったため変形量
が少なくそのために幅方向での一部しかワークに当接し
ないが、本考案ではこれに更に空間へ逃げ込むことによ
るゴム体の変形が加わるので、従来よりもゴム体の変形
量が大きくそのためにゴム体の幅方向の全体がワークに
当接する。なおゴム体の硬度を下げればゴム体の幅方向
の全体をワークに当接させうるが、寿命が著しく短いと
いう問題がある。
が少なくそのために幅方向での一部しかワークに当接し
ないが、本考案ではこれに更に空間へ逃げ込むことによ
るゴム体の変形が加わるので、従来よりもゴム体の変形
量が大きくそのためにゴム体の幅方向の全体がワークに
当接する。なおゴム体の硬度を下げればゴム体の幅方向
の全体をワークに当接させうるが、寿命が著しく短いと
いう問題がある。
一対の指先3でワークを把持する場合、従来と異なって
指先3の当接面の全体に亘って溝24が形成されている
ので、指先3に対するワークの当接位置を考慮すること
なくマニプレータを操作できる。そして、従来のように
指先の中央に大きな切欠部を形成しないので、長期間の
マニプレータの使用に対しても、ゴム体が疲労によって
ちぎれる虞れがなく、耐久性が大きい。
指先3の当接面の全体に亘って溝24が形成されている
ので、指先3に対するワークの当接位置を考慮すること
なくマニプレータを操作できる。そして、従来のように
指先の中央に大きな切欠部を形成しないので、長期間の
マニプレータの使用に対しても、ゴム体が疲労によって
ちぎれる虞れがなく、耐久性が大きい。
なお、弾性部材としてはゴム体に限らず、これと同等の
性質を有するものであればよい。
性質を有するものであればよい。
H.考案の効果 以上説明したように本考案によるマニプレータハンドに
よれば、指先の当接面に凹部を形成し、凹部に嵌まり込
む弾性部材を凹部の中央に配置したディスタンスを介し
て凹部の底面に固着したので、ワークによって圧縮され
た弾性部材はディスタンスの両側の空間へ逃げ込むこと
ができる。
よれば、指先の当接面に凹部を形成し、凹部に嵌まり込
む弾性部材を凹部の中央に配置したディスタンスを介し
て凹部の底面に固着したので、ワークによって圧縮され
た弾性部材はディスタンスの両側の空間へ逃げ込むこと
ができる。
従って空間のない場合に比べてゴム体の変形量が多く、
シンプルでない形状のワークであっても弾性部材の幅方
向全体が当接し、ワークを安定した状態で把持できる。
シンプルでない形状のワークであっても弾性部材の幅方
向全体が当接し、ワークを安定した状態で把持できる。
第1図、第2図は本考案によるマニプレータハンドの実
施例に係り、第1図(a)は指先の断面図、第1図
(b)は第1図(a)のI−I矢視図、第2図は作用説
明図、第3図はマニプレータハンドの構成図、第4図〜
第6図は従来のマニプレータハンドに係り、第4図
(a)は指先の断面図、第4図(b)は第4図(a)の
II-II矢視図、第5図は指先の斜視図、第6図は作用説
明図である。 1……ハンド本体、2……指、3……指先、11……凹
部、20……ディスタンス、21……空間、22……ゴ
ム体。
施例に係り、第1図(a)は指先の断面図、第1図
(b)は第1図(a)のI−I矢視図、第2図は作用説
明図、第3図はマニプレータハンドの構成図、第4図〜
第6図は従来のマニプレータハンドに係り、第4図
(a)は指先の断面図、第4図(b)は第4図(a)の
II-II矢視図、第5図は指先の斜視図、第6図は作用説
明図である。 1……ハンド本体、2……指、3……指先、11……凹
部、20……ディスタンス、21……空間、22……ゴ
ム体。
Claims (1)
- 【請求項1】ハンド本体に一対の指が対向して配置さ
れ、一対の指が開閉可能に設けられたマニプレータハン
ドにおいて、 夫々の指先の当接面に凹部を形成し、凹部に嵌まり込む
弾性部材を凹部の中央に配置したディスタンスを介して
凹部の底面に固着し、ディスタンスの両側に空間を形成
するとともに弾性部材を指先の当接面から突出させたこ
とを特徴とするマニプレータハンド。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10930788U JPH0616694Y2 (ja) | 1988-08-19 | 1988-08-19 | マニプレータハンド |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10930788U JPH0616694Y2 (ja) | 1988-08-19 | 1988-08-19 | マニプレータハンド |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0231690U JPH0231690U (ja) | 1990-02-28 |
| JPH0616694Y2 true JPH0616694Y2 (ja) | 1994-05-02 |
Family
ID=31345434
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10930788U Expired - Lifetime JPH0616694Y2 (ja) | 1988-08-19 | 1988-08-19 | マニプレータハンド |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0616694Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2018134732A (ja) * | 2015-07-22 | 2018-08-30 | シーエムアール サージカル リミテッドCmr Surgical Limited | ロボットアーム |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014083637A (ja) * | 2012-10-24 | 2014-05-12 | Toyota Industries Corp | ロボットハンド |
| US10259122B2 (en) * | 2015-03-05 | 2019-04-16 | President And Fellows Of Harvard College | Compliant adaptive robot grasper |
| JP6682074B2 (ja) * | 2015-11-12 | 2020-04-15 | アダマンド並木精密宝石株式会社 | 把持装置 |
| GB2616290B (en) * | 2022-03-03 | 2024-09-04 | Ocado Innovation Ltd | Finger sub-assembly for a robotic manipulator |
-
1988
- 1988-08-19 JP JP10930788U patent/JPH0616694Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2018134732A (ja) * | 2015-07-22 | 2018-08-30 | シーエムアール サージカル リミテッドCmr Surgical Limited | ロボットアーム |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0231690U (ja) | 1990-02-28 |
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