JPH061676A - タイル用坏土並びにその製造方法及びタイル - Google Patents
タイル用坏土並びにその製造方法及びタイルInfo
- Publication number
- JPH061676A JPH061676A JP18622392A JP18622392A JPH061676A JP H061676 A JPH061676 A JP H061676A JP 18622392 A JP18622392 A JP 18622392A JP 18622392 A JP18622392 A JP 18622392A JP H061676 A JPH061676 A JP H061676A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tile
- clay
- fine hollow
- hollow spheres
- tiles
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- Pending
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- Glanulating (AREA)
- Porous Artificial Stone Or Porous Ceramic Products (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 軽いタイル1、及び、軽いタイル1を製造す
るためのタイル用坏土並びにそのタイル用坏土の製造方
法を提供する。 【構成】 タイル用坏土は、タイル成形に供する顆粒状
の粒子の中に、1個又は複数個の微細中空球2(シリ
カ、アルミナを主成分とする火山ガラス粒子を焼成して
なる発泡粒)を埋設してなる。その製造方法は、粘土,
長石,陶石等の原料と水と微細中空球2を混合して泥漿
を作り、その泥漿をスプレードライヤーで噴霧乾燥して
粒状化する。こうして出来たタイル用坏土で作ったタイ
ル1には、内部に微細中空球2による多数の気泡3が形
成される。
るためのタイル用坏土並びにそのタイル用坏土の製造方
法を提供する。 【構成】 タイル用坏土は、タイル成形に供する顆粒状
の粒子の中に、1個又は複数個の微細中空球2(シリ
カ、アルミナを主成分とする火山ガラス粒子を焼成して
なる発泡粒)を埋設してなる。その製造方法は、粘土,
長石,陶石等の原料と水と微細中空球2を混合して泥漿
を作り、その泥漿をスプレードライヤーで噴霧乾燥して
粒状化する。こうして出来たタイル用坏土で作ったタイ
ル1には、内部に微細中空球2による多数の気泡3が形
成される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、タイル用坏土並びにそ
の製造方法及びタイルに関するものである。
の製造方法及びタイルに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のタイル用坏土は、粘土,長石,陶
石等の原料と水を混合粉砕してなる泥漿をスプレードラ
イヤーで噴霧乾燥して粒状化したものである。また、タ
イルは、上記のタイル用坏土をプレス成形機で押し固
め、それを焼成してなるものであった。
石等の原料と水を混合粉砕してなる泥漿をスプレードラ
イヤーで噴霧乾燥して粒状化したものである。また、タ
イルは、上記のタイル用坏土をプレス成形機で押し固
め、それを焼成してなるものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】一般に、1つの建造物
に使用するタイル数は膨大である。従って、タイルを軽
くすることができれば、建造物の支柱を細くすることが
可能になったり、或いは、タイル自体の輸送コストを低
減させることができる、等、計り知れない波及効果が期
待される。そのため、従来からタイルを軽量化するため
の研究開発が行われて来たが、未だ満足できる成果が得
られていない。
に使用するタイル数は膨大である。従って、タイルを軽
くすることができれば、建造物の支柱を細くすることが
可能になったり、或いは、タイル自体の輸送コストを低
減させることができる、等、計り知れない波及効果が期
待される。そのため、従来からタイルを軽量化するため
の研究開発が行われて来たが、未だ満足できる成果が得
られていない。
【0004】
【課題を解決するための手段】そこで本発明は、タイル
成形に供する顆粒状の粒子の中に1個又は複数個の微細
中空球を埋設してなるタイル用坏土を提供するものであ
る。また、そのタイル用坏土の製造方法は、粘土,長
石,陶石等の原料と水と微細中空球を混合して泥漿を作
り、その泥漿をスプレードライヤーで噴霧乾燥して粒状
化するようにしたことを特徴とする。また、上記タイル
用坏土を利用して、微細中空球による多数の気泡を内部
に有するタイルを提供する。
成形に供する顆粒状の粒子の中に1個又は複数個の微細
中空球を埋設してなるタイル用坏土を提供するものであ
る。また、そのタイル用坏土の製造方法は、粘土,長
石,陶石等の原料と水と微細中空球を混合して泥漿を作
り、その泥漿をスプレードライヤーで噴霧乾燥して粒状
化するようにしたことを特徴とする。また、上記タイル
用坏土を利用して、微細中空球による多数の気泡を内部
に有するタイルを提供する。
【0005】
【作用】タイル用坏土は、顆粒状の粒子の中に微細中空
球が入っている形態であるため、その微細中空球の気泡
分だけタイル用坏土の比重が小さくなる。また、微細中
空球は、微小であるが故に潰れ難く、しかも周りが粘土
等の原料によって覆われて保護されているため、タイル
の成形時に高圧を加えても潰れない。従って、焼成後の
タイルの内部に微細中空球による細かな多数の気泡がで
き、その気泡分、従来より軽いタイルができる。また、
水と粘土,長石,陶石等の原料と微細中空球を混合して
泥漿を作り、その泥漿をスプレードライヤーで噴霧乾燥
して粒状化させると、微細中空球の表面が泥まみれのま
ま瞬時に乾燥し、前記顆粒状の粒子の中に微細中空球を
埋設したタイル用坏土が簡単に出来る。
球が入っている形態であるため、その微細中空球の気泡
分だけタイル用坏土の比重が小さくなる。また、微細中
空球は、微小であるが故に潰れ難く、しかも周りが粘土
等の原料によって覆われて保護されているため、タイル
の成形時に高圧を加えても潰れない。従って、焼成後の
タイルの内部に微細中空球による細かな多数の気泡がで
き、その気泡分、従来より軽いタイルができる。また、
水と粘土,長石,陶石等の原料と微細中空球を混合して
泥漿を作り、その泥漿をスプレードライヤーで噴霧乾燥
して粒状化させると、微細中空球の表面が泥まみれのま
ま瞬時に乾燥し、前記顆粒状の粒子の中に微細中空球を
埋設したタイル用坏土が簡単に出来る。
【0006】
【実施例】以下に本発明の実施例を図面を参照しつつ説
明する。図1はタイルの一部拡大断面図、図2は顆粒状
の粒子の拡大断面図である。タイル1の内部には、図1
に示すように、微細中空球2による多数の気泡3が形成
されている。このタイル1を作る原料となるタイル用坏
土は、図2に示すように、内部に微細中空球2を埋設し
た約200〜500μm程度の顆粒状の粒子4によって
構成される。微細中空球2は、大きさが40〜400μ
m程度で、1粒の粒子4の中に1個〜複数個含まれる。
この微細中空球2は、シリカ、アルミナを主成分とする
火山ガラス粒子を焼成してなるもので、加熱膨脹させた
中空状の独立気泡を有する発泡粒であり、昭和48年に
通商産業省工業技術院九州工業技術試験所において開発
され、現在、民間企業が例えば商品名「Silax :シラッ
クス」として生産・販売している。この微細中空球2
は、スプレードライヤーによる乾燥時に変形しない耐熱
性と、プレス成形時に潰れない耐圧性と、タイル焼成時
にガスを発生させない性質を兼ね備えている。
明する。図1はタイルの一部拡大断面図、図2は顆粒状
の粒子の拡大断面図である。タイル1の内部には、図1
に示すように、微細中空球2による多数の気泡3が形成
されている。このタイル1を作る原料となるタイル用坏
土は、図2に示すように、内部に微細中空球2を埋設し
た約200〜500μm程度の顆粒状の粒子4によって
構成される。微細中空球2は、大きさが40〜400μ
m程度で、1粒の粒子4の中に1個〜複数個含まれる。
この微細中空球2は、シリカ、アルミナを主成分とする
火山ガラス粒子を焼成してなるもので、加熱膨脹させた
中空状の独立気泡を有する発泡粒であり、昭和48年に
通商産業省工業技術院九州工業技術試験所において開発
され、現在、民間企業が例えば商品名「Silax :シラッ
クス」として生産・販売している。この微細中空球2
は、スプレードライヤーによる乾燥時に変形しない耐熱
性と、プレス成形時に潰れない耐圧性と、タイル焼成時
にガスを発生させない性質を兼ね備えている。
【0007】次に、タイル用坏土の製造方法及びそのタ
イル用坏土を使用したタイル1の製造方法を説明する。
先ず、粘土,長石,陶石等と水をボールミルで混合粉砕
した従来の泥漿に、乾燥重量比約16%に相当する量の
微細中空球2を入れ攪拌する。なお、微細中空球2を混
合した泥漿を作る別の方法として、粘土等の原料と微細
中空球2と水をボールミルで混合粉砕してもよい。そし
て、この泥漿をスプレードライヤーで噴霧乾燥して粒状
化する。前記のように泥漿の中には、微細中空球2が混
ざっているため、表面が泥まみれの状態になった微細中
空球2がスプレードライヤーに噴出される。そして、そ
の泥がスプレードライヤーの熱で瞬時に乾燥するから、
図2のように顆粒状の粒子4の中に微細中空球2が埋設
されているタイル用坏土が簡単に出来上がる。なお、言
うまでもなく上記のようにして製造されるタイル用坏土
の中には、微細中空球2が埋設されているものとそうで
ないものが混在している。こうして出来たタイル用坏土
をプレス成形機の型に入れ、通常通りの圧力で加圧成形
し、そのプレス成形品を焼成すれば図1のようなタイル
1が出来上がる。なお、微細中空球2は、融点が120
0℃〜1300℃であって、タイル1の焼成温度がそれ
より高いと溶ける可能性がある。しかし、微細中空球2
は、元々既に焼成発泡されているためガスの発生がな
く、従って、例え溶けてもタイル1を変形させるような
ことがない。
イル用坏土を使用したタイル1の製造方法を説明する。
先ず、粘土,長石,陶石等と水をボールミルで混合粉砕
した従来の泥漿に、乾燥重量比約16%に相当する量の
微細中空球2を入れ攪拌する。なお、微細中空球2を混
合した泥漿を作る別の方法として、粘土等の原料と微細
中空球2と水をボールミルで混合粉砕してもよい。そし
て、この泥漿をスプレードライヤーで噴霧乾燥して粒状
化する。前記のように泥漿の中には、微細中空球2が混
ざっているため、表面が泥まみれの状態になった微細中
空球2がスプレードライヤーに噴出される。そして、そ
の泥がスプレードライヤーの熱で瞬時に乾燥するから、
図2のように顆粒状の粒子4の中に微細中空球2が埋設
されているタイル用坏土が簡単に出来上がる。なお、言
うまでもなく上記のようにして製造されるタイル用坏土
の中には、微細中空球2が埋設されているものとそうで
ないものが混在している。こうして出来たタイル用坏土
をプレス成形機の型に入れ、通常通りの圧力で加圧成形
し、そのプレス成形品を焼成すれば図1のようなタイル
1が出来上がる。なお、微細中空球2は、融点が120
0℃〜1300℃であって、タイル1の焼成温度がそれ
より高いと溶ける可能性がある。しかし、微細中空球2
は、元々既に焼成発泡されているためガスの発生がな
く、従って、例え溶けてもタイル1を変形させるような
ことがない。
【0008】しかして、上記の要領で試験的に作ったタ
イル1は、体積206.3cm3で重量が391.5gで
あった。因に、従来のタイル用坏土で作ったタイルは、
体積210.1cm3で、重量が485.8gであった。
このことから、約18%程度の軽量化に成功したことに
なる。なお、微細中空球2を混合して出来たタイル1
は、吸水率が従来のタイルの平均値とほぼ同じ0.3%
を示し、また、焼成後においても形状の変化等特に異常
は認められなかった。以上本発明の実施例について説明
したが、もちろん本発明は上記実施例に限定されるもの
ではない。例えば、微細中空球2の配合比率はタイルの
用途に応じて任意に設定することができる。また、微細
中空球2は、スプレードライヤーによる乾燥時に変形し
ない耐熱性と、プレス成形時に潰れない耐圧性と、タイ
ル焼成時にガスを発生させない性質が満たされるもので
あれば良く、その成分や製法等はどのようなものであっ
てもよい。
イル1は、体積206.3cm3で重量が391.5gで
あった。因に、従来のタイル用坏土で作ったタイルは、
体積210.1cm3で、重量が485.8gであった。
このことから、約18%程度の軽量化に成功したことに
なる。なお、微細中空球2を混合して出来たタイル1
は、吸水率が従来のタイルの平均値とほぼ同じ0.3%
を示し、また、焼成後においても形状の変化等特に異常
は認められなかった。以上本発明の実施例について説明
したが、もちろん本発明は上記実施例に限定されるもの
ではない。例えば、微細中空球2の配合比率はタイルの
用途に応じて任意に設定することができる。また、微細
中空球2は、スプレードライヤーによる乾燥時に変形し
ない耐熱性と、プレス成形時に潰れない耐圧性と、タイ
ル焼成時にガスを発生させない性質が満たされるもので
あれば良く、その成分や製法等はどのようなものであっ
てもよい。
【0009】
【発明の効果】以上説明したように本発明のタイル用坏
土は、顆粒状の粒子4の中に微細中空球2を埋設したも
のであるため、従来の坏土に比べて軽くなる。そして、
このタイル用坏土を利用して出来上がったタイル1は、
内部に微細中空球2の細かい多数の気泡3ができている
ため非常に軽い。タイルの軽量化は、使用する建造物の
コストを大幅に低減させることはもちろんのこと、タイ
ルの積み降ろしや運搬、或は、施工時における作業者へ
の肉体的負担をも軽減することができ、その波及効果は
絶大である。また、出来たタイル1に細かな気泡3がで
きるため、タイル自体の断熱性、及び、遮音性も著しく
向上する。また、本発明のタイル用坏土の製造方法によ
れば、顆粒状の粒子4の中に微細中空球2を埋設したタ
イル用坏土が極めて簡単に且つ高能率で製造できる。因
みに、粘土,長石,陶石等と水のみからなる泥漿をスプ
レードライヤーで粒状化した従来のタイル用坏土に、前
記微細中空球2を混合しようとしても、両者の比重が相
当違うため分離してしまい、図1のようなタイルを作る
ことができなかった。
土は、顆粒状の粒子4の中に微細中空球2を埋設したも
のであるため、従来の坏土に比べて軽くなる。そして、
このタイル用坏土を利用して出来上がったタイル1は、
内部に微細中空球2の細かい多数の気泡3ができている
ため非常に軽い。タイルの軽量化は、使用する建造物の
コストを大幅に低減させることはもちろんのこと、タイ
ルの積み降ろしや運搬、或は、施工時における作業者へ
の肉体的負担をも軽減することができ、その波及効果は
絶大である。また、出来たタイル1に細かな気泡3がで
きるため、タイル自体の断熱性、及び、遮音性も著しく
向上する。また、本発明のタイル用坏土の製造方法によ
れば、顆粒状の粒子4の中に微細中空球2を埋設したタ
イル用坏土が極めて簡単に且つ高能率で製造できる。因
みに、粘土,長石,陶石等と水のみからなる泥漿をスプ
レードライヤーで粒状化した従来のタイル用坏土に、前
記微細中空球2を混合しようとしても、両者の比重が相
当違うため分離してしまい、図1のようなタイルを作る
ことができなかった。
【図1】タイルの一部拡大断面図である。
【図2】顆粒状の粒子の拡大縦断面図である。
1…タイル、2…微細中空球、3…気泡、4…粒子。
Claims (3)
- 【請求項1】 タイル成形に供する顆粒状の粒子の中
に、1個又は複数個の微細中空球を埋設してなることを
特徴とするタイル用坏土。 - 【請求項2】 粘土等の原料と水と微細中空球を混合し
て泥漿を作り、その泥漿をスプレードライヤーで噴霧乾
燥して粒状化するようにしたことを特徴とするタイル用
坏土の製造方法。 - 【請求項3】 微細中空球による多数の気泡を内部に形
成してなることを特徴とするタイル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18622392A JPH061676A (ja) | 1992-06-18 | 1992-06-18 | タイル用坏土並びにその製造方法及びタイル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18622392A JPH061676A (ja) | 1992-06-18 | 1992-06-18 | タイル用坏土並びにその製造方法及びタイル |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH061676A true JPH061676A (ja) | 1994-01-11 |
Family
ID=16184521
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18622392A Pending JPH061676A (ja) | 1992-06-18 | 1992-06-18 | タイル用坏土並びにその製造方法及びタイル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH061676A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN106938938A (zh) * | 2017-03-31 | 2017-07-11 | 景德镇陶瓷大学 | 一种以粉料为原料的陶瓷透水砖的制备方法及其制得的产品 |
-
1992
- 1992-06-18 JP JP18622392A patent/JPH061676A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN106938938A (zh) * | 2017-03-31 | 2017-07-11 | 景德镇陶瓷大学 | 一种以粉料为原料的陶瓷透水砖的制备方法及其制得的产品 |
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