JPH06168331A - パターンマッチング方法 - Google Patents
パターンマッチング方法Info
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- JPH06168331A JPH06168331A JP32070192A JP32070192A JPH06168331A JP H06168331 A JPH06168331 A JP H06168331A JP 32070192 A JP32070192 A JP 32070192A JP 32070192 A JP32070192 A JP 32070192A JP H06168331 A JPH06168331 A JP H06168331A
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Links
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims abstract description 57
- 238000004364 calculation method Methods 0.000 claims description 27
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 18
- 238000005314 correlation function Methods 0.000 description 6
- 238000005311 autocorrelation function Methods 0.000 description 5
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
- 230000009194 climbing Effects 0.000 description 4
- 238000013500 data storage Methods 0.000 description 2
- 230000006870 function Effects 0.000 description 2
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 1
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Landscapes
- Image Analysis (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 撮影画像内に対象物の類似物が存在する場合
でも、短時間にかつ正確に対象物の位置を検出できるパ
ターンマッチング方法を提供する。 【構成】 撮影画像は画像メモリ101に格納され、テ
ンプレートメモリ102には基準画像が記憶されてい
る。相関係数演算位置制御手段103は、撮影画像とテ
ンプレート画像との相関係数の演算を行う両画像の相対
位置を決定する。画像データ読出手段104は、相関係
数演算位置制御手段103によって指定されたアドレス
に応じて、画像メモリ101から撮影画像中のテンプレ
ート画像と同じ大きさの部分画像を読み出すとともにテ
ンプレートメモリ102からテンプレート画像を読出し
て相関係数演算手段105に送る。相関係数演算手段1
05は送られてきた撮影画像の部分画像およびテンプテ
ート画像との正規化相関係数を演算する。
でも、短時間にかつ正確に対象物の位置を検出できるパ
ターンマッチング方法を提供する。 【構成】 撮影画像は画像メモリ101に格納され、テ
ンプレートメモリ102には基準画像が記憶されてい
る。相関係数演算位置制御手段103は、撮影画像とテ
ンプレート画像との相関係数の演算を行う両画像の相対
位置を決定する。画像データ読出手段104は、相関係
数演算位置制御手段103によって指定されたアドレス
に応じて、画像メモリ101から撮影画像中のテンプレ
ート画像と同じ大きさの部分画像を読み出すとともにテ
ンプレートメモリ102からテンプレート画像を読出し
て相関係数演算手段105に送る。相関係数演算手段1
05は送られてきた撮影画像の部分画像およびテンプテ
ート画像との正規化相関係数を演算する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、撮像装置によって撮
影された対象物の撮影画像と基準画像との相関をとるこ
とにより、対象物の存在位置を検出するパターンマッチ
ング方法に関する。
影された対象物の撮影画像と基準画像との相関をとるこ
とにより、対象物の存在位置を検出するパターンマッチ
ング方法に関する。
【0002】
【従来の技術】工場での組立工程、検査工程等におい
て、対象物を撮像装置によって撮影し、撮影画像と基準
画像との相関をとることによって、対象物の位置を検出
することが既に行われている。撮影画像と基準画像との
相関度を算出する方法としては、濃淡画像を用いた正規
化相互相関法が知られている。この正規化相互相関法
は、照明の変化等にも影響が少なく高精度の位置検出が
可能であるが、演算回数が非常に多くなるという問題が
ある。
て、対象物を撮像装置によって撮影し、撮影画像と基準
画像との相関をとることによって、対象物の位置を検出
することが既に行われている。撮影画像と基準画像との
相関度を算出する方法としては、濃淡画像を用いた正規
化相互相関法が知られている。この正規化相互相関法
は、照明の変化等にも影響が少なく高精度の位置検出が
可能であるが、演算回数が非常に多くなるという問題が
ある。
【0003】そこで、本出願人は、演算回数を減少させ
る方法として、基準画像の自己相関関数またはこれに準
じた関数の先鋭度が鈍くほど基準画像の移動ステップ量
が大きくなるように移動ステップ量を決定し、決定され
た移動ステップ量ずつ基準画像を移動させるごとに相関
係数を算出していき、相関係数が最大となる地点をマッ
チング候補点として選択し、選択したマッチング候補点
を中心とする所定領域において、撮影画像および基準画
像を構成する画素の配列ピッチに応じた単位移動量で基
準画像を移動させて相関係数を算出し、算出結果に基づ
いて真のマッチング位置を検出する方法を開発した。
る方法として、基準画像の自己相関関数またはこれに準
じた関数の先鋭度が鈍くほど基準画像の移動ステップ量
が大きくなるように移動ステップ量を決定し、決定され
た移動ステップ量ずつ基準画像を移動させるごとに相関
係数を算出していき、相関係数が最大となる地点をマッ
チング候補点として選択し、選択したマッチング候補点
を中心とする所定領域において、撮影画像および基準画
像を構成する画素の配列ピッチに応じた単位移動量で基
準画像を移動させて相関係数を算出し、算出結果に基づ
いて真のマッチング位置を検出する方法を開発した。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本出願人が既に開発し
た方法では、撮影画像内に対象物の他、対象物に類似す
る類似物が存在する場合には、マッチング候補点の探索
時の基準画像の移動ステップ量によっては、その類似物
付近の相関係数演算点をマッチング候補点として誤検索
してしまうことがある。そうすると、真のマッチング位
置を検出できなくなる。
た方法では、撮影画像内に対象物の他、対象物に類似す
る類似物が存在する場合には、マッチング候補点の探索
時の基準画像の移動ステップ量によっては、その類似物
付近の相関係数演算点をマッチング候補点として誤検索
してしまうことがある。そうすると、真のマッチング位
置を検出できなくなる。
【0005】この発明は、撮影画像内に対象物の類似物
が存在する場合でも、短時間にかつ正確に対象物の位置
を検出できるパターンマッチング方法を提供することを
目的とする。
が存在する場合でも、短時間にかつ正確に対象物の位置
を検出できるパターンマッチング方法を提供することを
目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明によるパターン
マッチング方法は、対象物の撮影画像に対して基準画像
を移動させて両画像のマッチング度を算出していくこと
により、マッチング位置を探索するパターンマッチング
方法において、基準画像を所要の移動ステップ量ずつ移
動させるごとに、撮影画像と基準画像とのマッチング度
を演算していき、算出されたマッチング度が所定の第1
基準値以上であるマッチング度演算位置のすべてを一次
マッチング候補点とする第1ステップ、および第1ステ
ップによって検出された一次マッチング候補点を中心と
する所定領域内において撮影画像と基準画像とのマッチ
ング度が最大となる二次マッチング候補点を一次マッチ
ング候補点ごとに順次探索していき、一次マッチング候
補点に対する二次マッチング候補点が見つけられる度
に、見つけられた二次マッチング候補点のマッチング度
が第2基準値以上であるか否かを判別し、当該二次マッ
チング候補点のマッチング度が第2基準値以上であると
きには、当該二次マッチング候補点を真のマッチング位
置と決定する第2ステップを備えていることを特徴とす
る。
マッチング方法は、対象物の撮影画像に対して基準画像
を移動させて両画像のマッチング度を算出していくこと
により、マッチング位置を探索するパターンマッチング
方法において、基準画像を所要の移動ステップ量ずつ移
動させるごとに、撮影画像と基準画像とのマッチング度
を演算していき、算出されたマッチング度が所定の第1
基準値以上であるマッチング度演算位置のすべてを一次
マッチング候補点とする第1ステップ、および第1ステ
ップによって検出された一次マッチング候補点を中心と
する所定領域内において撮影画像と基準画像とのマッチ
ング度が最大となる二次マッチング候補点を一次マッチ
ング候補点ごとに順次探索していき、一次マッチング候
補点に対する二次マッチング候補点が見つけられる度
に、見つけられた二次マッチング候補点のマッチング度
が第2基準値以上であるか否かを判別し、当該二次マッ
チング候補点のマッチング度が第2基準値以上であると
きには、当該二次マッチング候補点を真のマッチング位
置と決定する第2ステップを備えていることを特徴とす
る。
【0007】上記第1ステップにおいて、基準画像を所
要の移動ステップ量ずつ移動させるごとに、撮影画像と
基準画像とのマッチング度を演算していき、算出された
マッチング度が近傍のマッチング度演算位置でのマッチ
ング度に対して最大でかつ所定の第1基準値以上である
マッチング度演算位置を一次マッチング候補点とするよ
うにしてもよい。
要の移動ステップ量ずつ移動させるごとに、撮影画像と
基準画像とのマッチング度を演算していき、算出された
マッチング度が近傍のマッチング度演算位置でのマッチ
ング度に対して最大でかつ所定の第1基準値以上である
マッチング度演算位置を一次マッチング候補点とするよ
うにしてもよい。
【0008】また、上記第1ステップにおいては、基準
画像が所定の縮小率で縮小された解像度の低い縮小基準
画像と、同じ縮小率で縮小された解像度の低い撮影画像
とに基づいて、マッチング度を演算するようにしてもよ
い。
画像が所定の縮小率で縮小された解像度の低い縮小基準
画像と、同じ縮小率で縮小された解像度の低い撮影画像
とに基づいて、マッチング度を演算するようにしてもよ
い。
【0009】上記第2ステップを、上記第1ステップに
よって検出された一次マッチング候補点のうち、マッチ
ング度が高いものから順番に実行するようにすることが
好ましい。
よって検出された一次マッチング候補点のうち、マッチ
ング度が高いものから順番に実行するようにすることが
好ましい。
【0010】
【作用】第1ステップにおいては、基準画像を所要の移
動ステップ量ずつ移動させるごとに、撮影画像と基準画
像とのマッチング度が演算されていく。そして、算出さ
れたマッチング度が所定の第1基準値以上であるマッチ
ング度演算位置のすべてが一次マッチング候補点とされ
る。
動ステップ量ずつ移動させるごとに、撮影画像と基準画
像とのマッチング度が演算されていく。そして、算出さ
れたマッチング度が所定の第1基準値以上であるマッチ
ング度演算位置のすべてが一次マッチング候補点とされ
る。
【0011】第2ステップにおいては、第1ステップに
よって検出された一次マッチング候補点を中心とする所
定領域内において撮影画像と基準画像とのマッチング度
が最大となる二次マッチング候補点が、一次マッチング
候補点ごとに順次探索されていく。そして、一次マッチ
ング候補点に対する二次マッチング候補点が見つけられ
る度に、見つけられた二次マッチング候補点のマッチン
グ度が第2基準値以上であるか否かが判別され、当該二
次マッチング候補点のマッチング度が第2基準値以上で
あるときには、当該二次マッチング候補点が真のマッチ
ング位置と決定される。当該二次マッチング候補点のマ
ッチング度が第2基準値より小さい場合には、次の一次
マッチング候補点に対して同様な処理が実行される。
よって検出された一次マッチング候補点を中心とする所
定領域内において撮影画像と基準画像とのマッチング度
が最大となる二次マッチング候補点が、一次マッチング
候補点ごとに順次探索されていく。そして、一次マッチ
ング候補点に対する二次マッチング候補点が見つけられ
る度に、見つけられた二次マッチング候補点のマッチン
グ度が第2基準値以上であるか否かが判別され、当該二
次マッチング候補点のマッチング度が第2基準値以上で
あるときには、当該二次マッチング候補点が真のマッチ
ング位置と決定される。当該二次マッチング候補点のマ
ッチング度が第2基準値より小さい場合には、次の一次
マッチング候補点に対して同様な処理が実行される。
【0012】
【実施例】図1は、パターンマッチング回路を示してい
る。
る。
【0013】パターンマッチング回路は、画像メモリ1
01、テンプレートメモリ102、相関係数演算位置制
御手段103、画像データ読出手段104および相関係
数演算手段105を備えている。
01、テンプレートメモリ102、相関係数演算位置制
御手段103、画像データ読出手段104および相関係
数演算手段105を備えている。
【0014】図示しない撮像装置によって撮影された撮
影画像は画像メモリ101に格納される。撮影画像デー
タは1画素8ビットのディジタルデータである。撮影画
像の大きさは512×512画素であり、画像メモリ1
01は、512×512画素分の画像データ格納領域を
有している。テンプレートメモリ102には基準画像
(以下、テンプレート画像という。)が記憶されてい
る。テンプレート画像の大きさはL×M画素であり、テ
ンプレートメモリ102は、L×M画素分の画像データ
格納領域を有している。LおよびMは512より小さい
整数である。
影画像は画像メモリ101に格納される。撮影画像デー
タは1画素8ビットのディジタルデータである。撮影画
像の大きさは512×512画素であり、画像メモリ1
01は、512×512画素分の画像データ格納領域を
有している。テンプレートメモリ102には基準画像
(以下、テンプレート画像という。)が記憶されてい
る。テンプレート画像の大きさはL×M画素であり、テ
ンプレートメモリ102は、L×M画素分の画像データ
格納領域を有している。LおよびMは512より小さい
整数である。
【0015】相関係数演算位置制御手段103は、撮影
画像とテンプレート画像との相関係数の演算を行う両画
像の相対位置を決定する。画像データ読出手段104
は、相関係数演算位置制御手段103によって指定され
たアドレスに応じて、画像メモリ101から撮影画像中
のテンプレート画像と同じ大きさの部分画像を読み出す
とともにテンプレートメモリ102からテンプレート画
像を読出して相関係数演算手段105に送る。相関係数
演算手段105は送られてきた撮影画像の部分画像およ
びテンプレート画像との正規化相関係数を演算する。
画像とテンプレート画像との相関係数の演算を行う両画
像の相対位置を決定する。画像データ読出手段104
は、相関係数演算位置制御手段103によって指定され
たアドレスに応じて、画像メモリ101から撮影画像中
のテンプレート画像と同じ大きさの部分画像を読み出す
とともにテンプレートメモリ102からテンプレート画
像を読出して相関係数演算手段105に送る。相関係数
演算手段105は送られてきた撮影画像の部分画像およ
びテンプレート画像との正規化相関係数を演算する。
【0016】大きさがL×M画素のテンプレート画像A
(x,y)と、撮影画像中のテンプレート画像と同じ大
きさの部分画像Bij(x,y)(1≦x≦L,1≦y≦
M)の正規化相関係数(以下、単に相関係数という)C
ijは、次の数式1で表される。
(x,y)と、撮影画像中のテンプレート画像と同じ大
きさの部分画像Bij(x,y)(1≦x≦L,1≦y≦
M)の正規化相関係数(以下、単に相関係数という)C
ijは、次の数式1で表される。
【0017】
【数1】
【0018】ただし、上記数式1におけるaAVE 、b
ijAVE 、aσおよびbσijは、それぞれ次の数式2、
3、4および5で表される。
ijAVE 、aσおよびbσijは、それぞれ次の数式2、
3、4および5で表される。
【0019】
【数2】
【0020】
【数3】
【0021】
【数4】
【0022】
【数5】
【0023】撮影画像のマッチング探索領域の大きさを
X×Yとすると、i,jは、次の数式6で表される。
X×Yとすると、i,jは、次の数式6で表される。
【0024】
【数6】1≦i≦X−L+1 1≦j≦Y−M+1
【0025】つまり、相関係数Cijの計算領域は、1≦
i≦X−L+1,1≦j≦Y−M+1の範囲となる。し
たがって、仮に、マッチング探索領域(X,Y)内の全
ての点について相関係数を求めようとすると、(X−L
+1)×(Y−M+1)個の相関係数Cijを求めなけれ
ばならず、長い演算時間を要することになる。
i≦X−L+1,1≦j≦Y−M+1の範囲となる。し
たがって、仮に、マッチング探索領域(X,Y)内の全
ての点について相関係数を求めようとすると、(X−L
+1)×(Y−M+1)個の相関係数Cijを求めなけれ
ばならず、長い演算時間を要することになる。
【0026】次に、図1のパターンマッチング回路の動
作について詳しく説明する。
作について詳しく説明する。
【0027】まず、撮影画像とテンプレート画像との位
置ずれに相当するデータ(i,j)(以下、参照点デー
タという)とテンプレート画像のサイズL,Mに関する
情報が、相関係数演算位置制御手段103から画像デー
タ読出手段104に与えられる。次に、画像データ読出
手段104によって、画像メモリ101から位置(i,
j)を左上の角(参照点)とするL×Mの矩形領域内の
画像データが1画素ずつ読み出されるとともにテンプレ
ートメモリ102内の画像データが1画素ずつ読み出さ
れる。読み出された撮影画像の部分画像データおよびテ
ンプレート画像データは、相関係数演算手段105に送
られ、上記数式1に基づいて相関係数C ijが計算され
る。
置ずれに相当するデータ(i,j)(以下、参照点デー
タという)とテンプレート画像のサイズL,Mに関する
情報が、相関係数演算位置制御手段103から画像デー
タ読出手段104に与えられる。次に、画像データ読出
手段104によって、画像メモリ101から位置(i,
j)を左上の角(参照点)とするL×Mの矩形領域内の
画像データが1画素ずつ読み出されるとともにテンプレ
ートメモリ102内の画像データが1画素ずつ読み出さ
れる。読み出された撮影画像の部分画像データおよびテ
ンプレート画像データは、相関係数演算手段105に送
られ、上記数式1に基づいて相関係数C ijが計算され
る。
【0028】図1のパターンマッチング回路によるパタ
ーンマッチング方法は、粗位置検出によってマッチング
候補点の探索を行う粗位置検出処理と、精位置検出によ
ってマッチング位置を探索する精位置検出処理とからな
る。
ーンマッチング方法は、粗位置検出によってマッチング
候補点の探索を行う粗位置検出処理と、精位置検出によ
ってマッチング位置を探索する精位置検出処理とからな
る。
【0029】粗位置検出処理においては、参照点データ
(i,j)は1ずつ増加されるのではなく、任意の方法
により決定されたX,Y方向のステップ量Xstep,
Ystepを用いて、i=i+Xstep,j=j+Y
stepごとの(i,j)について相関係数が演算され
る。そして、各相関係数演算点のうち、近傍の相関係数
に対して最も大きくかつ所定の第1基準値A1 以上であ
る相関係数演算点のすべてが一次マッチング候補点とし
て選択される。
(i,j)は1ずつ増加されるのではなく、任意の方法
により決定されたX,Y方向のステップ量Xstep,
Ystepを用いて、i=i+Xstep,j=j+Y
stepごとの(i,j)について相関係数が演算され
る。そして、各相関係数演算点のうち、近傍の相関係数
に対して最も大きくかつ所定の第1基準値A1 以上であ
る相関係数演算点のすべてが一次マッチング候補点とし
て選択される。
【0030】精位置検出処理においては、粗位置検出処
理によって選択された一次マッチング候補点のうち、相
関係数が大きい順に候補点が選択される。そして、選択
された一次マッチング候補点の周囲の所定領域内で相関
係数が最大となる二次マッチング候補点が探索される。
そして、二次マッチング候補点での相関係数が第2基準
値A2 以上であるか否かが判別され、二次マッチング候
補点での相関係数が第2基準値A2 以上である場合に
は、当該二次マッチング候補点が真のマッチング位置と
される。二次マッチング候補点での相関係数が第2基準
値A2 より小さい場合には、次の一次点マッチング候補
点について、同様な処理が実行される。
理によって選択された一次マッチング候補点のうち、相
関係数が大きい順に候補点が選択される。そして、選択
された一次マッチング候補点の周囲の所定領域内で相関
係数が最大となる二次マッチング候補点が探索される。
そして、二次マッチング候補点での相関係数が第2基準
値A2 以上であるか否かが判別され、二次マッチング候
補点での相関係数が第2基準値A2 以上である場合に
は、当該二次マッチング候補点が真のマッチング位置と
される。二次マッチング候補点での相関係数が第2基準
値A2 より小さい場合には、次の一次点マッチング候補
点について、同様な処理が実行される。
【0031】粗位置検出処理におけるステップ量Xst
ep,Ystepは、たとえば次のようにして決定され
る。
ep,Ystepは、たとえば次のようにして決定され
る。
【0032】図2(a)に示すテンプレート画像の周囲
に、図2(b)に示すように、テンプレート画像の平均
濃度値を1画素幅分加えた(L+2)×(M×2)の大
きさの拡張画像が設定される。次に、拡張画像とテンプ
レート画像との相関係数が求められる。この相関関数
は、テンプレート画像の自己相関関数に準じた関数とな
る。ここでは、テンプレート画像を拡張画像上の中心位
置から上下左右および斜め方向へそれぞれ移動させるこ
とによって、図2(c)に示すように、C00、C 01、C
02、C10、C11、C12、C20、C21、C22の合計9個の
相関関数が求められる。ここで、C11は拡張画像のうち
テンプレート画像と全く同じ部分画像に対する相関係数
であるので、C11=1となる。そして、次の数式7およ
び数式8により、粗位置検出処理におけるステップ量X
stepおよびYstepがそれぞれ求められる。但
し、Aは1.0未満の正の定数であって、たとえばA=
0.2に設定される。
に、図2(b)に示すように、テンプレート画像の平均
濃度値を1画素幅分加えた(L+2)×(M×2)の大
きさの拡張画像が設定される。次に、拡張画像とテンプ
レート画像との相関係数が求められる。この相関関数
は、テンプレート画像の自己相関関数に準じた関数とな
る。ここでは、テンプレート画像を拡張画像上の中心位
置から上下左右および斜め方向へそれぞれ移動させるこ
とによって、図2(c)に示すように、C00、C 01、C
02、C10、C11、C12、C20、C21、C22の合計9個の
相関関数が求められる。ここで、C11は拡張画像のうち
テンプレート画像と全く同じ部分画像に対する相関係数
であるので、C11=1となる。そして、次の数式7およ
び数式8により、粗位置検出処理におけるステップ量X
stepおよびYstepがそれぞれ求められる。但
し、Aは1.0未満の正の定数であって、たとえばA=
0.2に設定される。
【0033】
【数7】Xstep=(1.0−A)/Xs Xs={(C11−C10)+(C11−C12)}/4
【0034】
【数8】Ystep=(1.0−A)/Ys Ys={(C11−C01)+(C11−C21)}/4
【0035】上記のステップ量XstepおよびYst
epの算出方法の根拠を図3および図4を参照して説明
する。
epの算出方法の根拠を図3および図4を参照して説明
する。
【0036】図3(a)(b)に示す真円および縦長楕
円を対象画像として、それぞれ撮影画像201、202
およびテンプレート画像203および204を設定した
場合、X軸方向の自己相関関数は、真円においては図3
(c)のように比較的先鋭度が緩やかなカーブを示す
が、縦長楕円においては図3(d)のように急峻な先鋭
度のカーブを示す。したがって、縦長楕円のテンプレー
ト画像204の方が円のテンプレート画像203に比べ
てマッチング位置からのずれに対して相関係数の変化が
敏感であり、縦長楕円のステップ量Xstepは真円よ
りも小さく設定しなければ、相関関数のピークを見落と
すおそれがある。
円を対象画像として、それぞれ撮影画像201、202
およびテンプレート画像203および204を設定した
場合、X軸方向の自己相関関数は、真円においては図3
(c)のように比較的先鋭度が緩やかなカーブを示す
が、縦長楕円においては図3(d)のように急峻な先鋭
度のカーブを示す。したがって、縦長楕円のテンプレー
ト画像204の方が円のテンプレート画像203に比べ
てマッチング位置からのずれに対して相関係数の変化が
敏感であり、縦長楕円のステップ量Xstepは真円よ
りも小さく設定しなければ、相関関数のピークを見落と
すおそれがある。
【0037】図4は、図3(c)および(d)に示す正
確な相関関数ではなく、真のマッチング位置(相関関数
のピーク位置)と、その両側へ1画素だけ位置がずれた
ときの相関係数に基づいて直線近似を行った近似的な相
関関数を示している。図4に示すように、+X方向、−
X方向で相関係数がAとなる点のX方向の間隔をSとす
ると、この間隔Sは上記数式7のXstepと等価な値
となり、一定ステップ量Xstep=Sで相関係数を計
算していけば、その計算結果はA以上の値となる確率が
高いといえる。
確な相関関数ではなく、真のマッチング位置(相関関数
のピーク位置)と、その両側へ1画素だけ位置がずれた
ときの相関係数に基づいて直線近似を行った近似的な相
関関数を示している。図4に示すように、+X方向、−
X方向で相関係数がAとなる点のX方向の間隔をSとす
ると、この間隔Sは上記数式7のXstepと等価な値
となり、一定ステップ量Xstep=Sで相関係数を計
算していけば、その計算結果はA以上の値となる確率が
高いといえる。
【0038】すなわち、上記数式7および8によって決
定されるXstep,Ystepの間隔ごとに撮影画像
とテンプレート画像の相関係数を計算すると、相関係数
の値が定数A以上となる粗位置が高い確率で得られるこ
とになる。なお、粗位置検出処理におけるステップ量X
step,Ystepを、上記の方法以外の方法によっ
て決定するようにしてもよい。
定されるXstep,Ystepの間隔ごとに撮影画像
とテンプレート画像の相関係数を計算すると、相関係数
の値が定数A以上となる粗位置が高い確率で得られるこ
とになる。なお、粗位置検出処理におけるステップ量X
step,Ystepを、上記の方法以外の方法によっ
て決定するようにしてもよい。
【0039】次に、図5を参照して、上記パターンマッ
チング方法について、具体的に説明する。
チング方法について、具体的に説明する。
【0040】画像メモリ101に記憶されている撮影画
像301内には、対象物303の他、対象物303に類
似した類似物304も含まれている。粗位置検出処理に
おいては、ステップ量Xstep,Ystepの間隔で
格子状に存在する点Pnごとに、点Pnを中心としかつ
テンプレート画像302と同じ大きさの部分画像B
ij(x,y)について、テンプレート画像302との相
関係数が演算される。各部分画像の左上の隅が参照点
(i,j)である。
像301内には、対象物303の他、対象物303に類
似した類似物304も含まれている。粗位置検出処理に
おいては、ステップ量Xstep,Ystepの間隔で
格子状に存在する点Pnごとに、点Pnを中心としかつ
テンプレート画像302と同じ大きさの部分画像B
ij(x,y)について、テンプレート画像302との相
関係数が演算される。各部分画像の左上の隅が参照点
(i,j)である。
【0041】そして、すべての点Pnのうち、近傍の点
についての相関係数値に対して最大でかつ第1基準値A
1 以上である点が一次マッチング候補点として選択され
る。図5の例では、対象物303に最も近い点P7と、
類似物304に最も近い点P9とが、一次マッチング候
補点として選択される。第1基準値A1 は、撮影画像3
01に含まれるノイズ等により、近傍の点についての相
関係数値に対して偶然に相関係数が最大となった点が一
次マッチング候補点として誤探索されるのを防止するた
めに設定されているものであり、その値は任意の方法に
より予め決定されている。
についての相関係数値に対して最大でかつ第1基準値A
1 以上である点が一次マッチング候補点として選択され
る。図5の例では、対象物303に最も近い点P7と、
類似物304に最も近い点P9とが、一次マッチング候
補点として選択される。第1基準値A1 は、撮影画像3
01に含まれるノイズ等により、近傍の点についての相
関係数値に対して偶然に相関係数が最大となった点が一
次マッチング候補点として誤探索されるのを防止するた
めに設定されているものであり、その値は任意の方法に
より予め決定されている。
【0042】精位置検出処理においては、粗位置検出処
理において選択された一次マッチング候補点P7および
P9のうち、相関係数の大きい方の一次マッチング候補
点が選択される。図5においては、対象物303と一次
マッチング候補点P7との距離L2より、類似物304
と一次マッチング候補点P9との距離L1の方が短いた
め、一次マッチング候補点P7の相関係数よりも一次マ
ッチング候補点P9の相関係数の方が大きくなる。した
がって、精位置検出処理においては、まず、候補点P9
が一次マッチング候補点として選択される。
理において選択された一次マッチング候補点P7および
P9のうち、相関係数の大きい方の一次マッチング候補
点が選択される。図5においては、対象物303と一次
マッチング候補点P7との距離L2より、類似物304
と一次マッチング候補点P9との距離L1の方が短いた
め、一次マッチング候補点P7の相関係数よりも一次マ
ッチング候補点P9の相関係数の方が大きくなる。した
がって、精位置検出処理においては、まず、候補点P9
が一次マッチング候補点として選択される。
【0043】次に、選択された一次マッチング候補点P
9の周囲の所定領域内において、相関係数が最大となる
二次マッチング候補点が探索される。そして、二次マッ
チング候補点が見つけられると、当該二次マッチング候
補点での相関係数が第2基準値A2 以上であるか否かが
判別される。第2基準値A2 は、二次マッチング候補点
が真の対象物に対するマッチング位置か、類似物に対す
るマッチング位置かを判別するものであり、次の数式9
を満足するような値に設定されている。
9の周囲の所定領域内において、相関係数が最大となる
二次マッチング候補点が探索される。そして、二次マッ
チング候補点が見つけられると、当該二次マッチング候
補点での相関係数が第2基準値A2 以上であるか否かが
判別される。第2基準値A2 は、二次マッチング候補点
が真の対象物に対するマッチング位置か、類似物に対す
るマッチング位置かを判別するものであり、次の数式9
を満足するような値に設定されている。
【0044】
【数9】対象物に対する相関係数値≧A2 ≧類似物に対
する相関係数値≧A1
する相関係数値≧A1
【0045】図5の場合、一次マッチング候補点P9に
対する二次マッチング候補点での相関係数は、類似物3
04に対する相関係数値なので、第2基準値A2 より小
さくなる。したがって、一次マッチング候補点P9に対
する二次マッチング候補点は真のマッチング位置ではな
いと判別され、次の一次マッチング候補点P7に対する
二次マッチング候補点の探索が行われる。つまり、一次
マッチング候補点P9の周囲の所定領域内において、相
関係数が最大となる二次マッチング候補点が探索され
る。
対する二次マッチング候補点での相関係数は、類似物3
04に対する相関係数値なので、第2基準値A2 より小
さくなる。したがって、一次マッチング候補点P9に対
する二次マッチング候補点は真のマッチング位置ではな
いと判別され、次の一次マッチング候補点P7に対する
二次マッチング候補点の探索が行われる。つまり、一次
マッチング候補点P9の周囲の所定領域内において、相
関係数が最大となる二次マッチング候補点が探索され
る。
【0046】そして、二次マッチング候補点が見つけら
れると、当該二次マッチング候補点での相関係数が第2
基準値A2 以上であるか否かが判別される。図5の場
合、一次マッチング候補点P7に対する二次マッチング
候補点での相関係数は、対象物303に対する相関係数
値となるので、第2基準値A2 より大きくなる。したが
って、一次マッチング候補点P7に対する二次マッチン
グ候補点は真のマッチング位置であると判別され、一次
マッチング候補点P7に対する二次マッチング候補点が
マッチング位置とされる。
れると、当該二次マッチング候補点での相関係数が第2
基準値A2 以上であるか否かが判別される。図5の場
合、一次マッチング候補点P7に対する二次マッチング
候補点での相関係数は、対象物303に対する相関係数
値となるので、第2基準値A2 より大きくなる。したが
って、一次マッチング候補点P7に対する二次マッチン
グ候補点は真のマッチング位置であると判別され、一次
マッチング候補点P7に対する二次マッチング候補点が
マッチング位置とされる。
【0047】第2基準値A2 としては、対象物に対する
相関係数値が予め判明している場合には、その相関係数
値が設定される。対象物に対する相関係数値が予め判明
していない場合には、任意の方法により、第2基準値A
2 が決定される。撮影画像内に類似物が存在していない
ことが予め判明している場合には、第2基準値A2 を第
1基準値A1 より若干大きな値に設定すればよい。撮影
画像内に類似物が多数存在していることが予め判明して
いる場合には、できる限り第2基準値A2 を大きく設定
することが好ましい。
相関係数値が予め判明している場合には、その相関係数
値が設定される。対象物に対する相関係数値が予め判明
していない場合には、任意の方法により、第2基準値A
2 が決定される。撮影画像内に類似物が存在していない
ことが予め判明している場合には、第2基準値A2 を第
1基準値A1 より若干大きな値に設定すればよい。撮影
画像内に類似物が多数存在していることが予め判明して
いる場合には、できる限り第2基準値A2 を大きく設定
することが好ましい。
【0048】二次マッチング候補点の探索方法として
は、一次マッチング候補点を中心とする所定領域内のす
べての点について相関係数を演算し、相関係数が最大と
なる二次マッチング候補点を探索する方法、相関係数が
大きくなる方向に探索を行ういわゆる山登り法(hill c
limbing)、その他の探索方法が用いられる。
は、一次マッチング候補点を中心とする所定領域内のす
べての点について相関係数を演算し、相関係数が最大と
なる二次マッチング候補点を探索する方法、相関係数が
大きくなる方向に探索を行ういわゆる山登り法(hill c
limbing)、その他の探索方法が用いられる。
【0049】一次マッチング候補点を中心とする所定領
域内のすべての点について相関係数を演算し、相関係数
が最大となる二次マッチング候補点を探索する方法で
は、たとえば、選択された一次マッチング候補点を中心
とする大きさ±(Xstep−1)、±(Ystep−
1)の領域内において、参照点データ(i,j)が1ず
つ(画素ピッチずつ)変更され、変更された参照点につ
いて相関係数が演算され、相関係数が最大となる二次マ
ッチング候補点が探索される。
域内のすべての点について相関係数を演算し、相関係数
が最大となる二次マッチング候補点を探索する方法で
は、たとえば、選択された一次マッチング候補点を中心
とする大きさ±(Xstep−1)、±(Ystep−
1)の領域内において、参照点データ(i,j)が1ず
つ(画素ピッチずつ)変更され、変更された参照点につ
いて相関係数が演算され、相関係数が最大となる二次マ
ッチング候補点が探索される。
【0050】いわゆる山登り法を用いて二次マッチング
候補点を探索する方法の一例について説明する。図6に
示すように、たとえば3×3画素に対応する矩形のマス
ク310を想定する。図6のマスク310内の数字は、
マスク310の中心から見た方向を示している。今、た
とえば撮影画像の一部が図7に示されるようなものであ
り、一次マッチング候補点が点P100であり、一次マ
ッチング候補点P100に対する二次マッチング候補点
がP102であるとする。
候補点を探索する方法の一例について説明する。図6に
示すように、たとえば3×3画素に対応する矩形のマス
ク310を想定する。図6のマスク310内の数字は、
マスク310の中心から見た方向を示している。今、た
とえば撮影画像の一部が図7に示されるようなものであ
り、一次マッチング候補点が点P100であり、一次マ
ッチング候補点P100に対する二次マッチング候補点
がP102であるとする。
【0051】一次マッチング候補点P100に対する二
次マッチング候補点の探索においては、図7に示すよう
に、一次マッチング候補点P100が中心となるように
マスク310が撮影画像400に重ね合わされ、マスク
310内の周囲の8点(方向1〜8)での相関係数が演
算される。そして、相関係数が最大となる方向1〜8が
求められる。ここでは、8つの相関係数のうち、二次マ
ッチング候補点P102に最も近い方向8の点P101
の相関係数が最大となる。
次マッチング候補点の探索においては、図7に示すよう
に、一次マッチング候補点P100が中心となるように
マスク310が撮影画像400に重ね合わされ、マスク
310内の周囲の8点(方向1〜8)での相関係数が演
算される。そして、相関係数が最大となる方向1〜8が
求められる。ここでは、8つの相関係数のうち、二次マ
ッチング候補点P102に最も近い方向8の点P101
の相関係数が最大となる。
【0052】次に、点P101が中心となるようにマス
ク310が移動され、再度マスク310内の8点(方向
1〜8)での相関係数が演算される。この際、既に相関
係数が演算されている点については、その演算が省略さ
れる。そして、相関係数が最大となる方向1〜8が求め
られる。このような処理が繰り返して行われ、マスク3
10の中心点の相関係数がマスクの周囲の8つの点の相
関係数より大きくなれば、その点が二次マッチング候補
点P102となる。
ク310が移動され、再度マスク310内の8点(方向
1〜8)での相関係数が演算される。この際、既に相関
係数が演算されている点については、その演算が省略さ
れる。そして、相関係数が最大となる方向1〜8が求め
られる。このような処理が繰り返して行われ、マスク3
10の中心点の相関係数がマスクの周囲の8つの点の相
関係数より大きくなれば、その点が二次マッチング候補
点P102となる。
【0053】上記実施例では、粗位置検出処理におい
て、ステップ量Xstep、Ystepの間隔で存在す
る点について相関係数が計算され、これらの点の中で相
関係数が近傍の相関係数値に対して最大でかつ第1基準
値A1 以上の点が一次マッチング候補点とされている
が、このようにして求められた一次マッチング候補点を
中心としてステップ量Xstep、Ystepを1/2
に縮小しながら探索を進め、相関係数がより大きな点を
一次マッチング候補点とするようにしてもよい。
て、ステップ量Xstep、Ystepの間隔で存在す
る点について相関係数が計算され、これらの点の中で相
関係数が近傍の相関係数値に対して最大でかつ第1基準
値A1 以上の点が一次マッチング候補点とされている
が、このようにして求められた一次マッチング候補点を
中心としてステップ量Xstep、Ystepを1/2
に縮小しながら探索を進め、相関係数がより大きな点を
一次マッチング候補点とするようにしてもよい。
【0054】上記実施例によれば、粗位置検出処理にお
いて一次マッチング候補点が探索され、その後に一次マ
ッチング候補点についての精位置検出処理が行われて二
次マッチング候補点の探索が行われ、二次マッチング候
補点が求められるごとにその二次マッチング候補点が真
のマッチング位置か否かの判別が行われ、真のマッチン
グ位置と判別されたときには処理が終了するので、無駄
な探索処理が少なくなり、処理時間が短縮する。
いて一次マッチング候補点が探索され、その後に一次マ
ッチング候補点についての精位置検出処理が行われて二
次マッチング候補点の探索が行われ、二次マッチング候
補点が求められるごとにその二次マッチング候補点が真
のマッチング位置か否かの判別が行われ、真のマッチン
グ位置と判別されたときには処理が終了するので、無駄
な探索処理が少なくなり、処理時間が短縮する。
【0055】また、一次マッチング候補点に対して二次
マッチング候補点が求められても、直ちにこの点を真の
マッチング位置と決定することなく、第2基準値A2 を
用いて、二次マッチング候補点が真のマッチング位置か
否かの判別が行われているので、撮影画像内に対象物と
類似する類似物が存在する場合でも、類似物の検出位置
を対象物の検出位置として誤って検出するといったこと
が防止され、対象物の位置を正確に検出することができ
る。
マッチング候補点が求められても、直ちにこの点を真の
マッチング位置と決定することなく、第2基準値A2 を
用いて、二次マッチング候補点が真のマッチング位置か
否かの判別が行われているので、撮影画像内に対象物と
類似する類似物が存在する場合でも、類似物の検出位置
を対象物の検出位置として誤って検出するといったこと
が防止され、対象物の位置を正確に検出することができ
る。
【0056】なお、上記実施例では、テンプレート画像
および撮影画像をそのまま用いて相関係数の演算を行っ
ているが、粗位置検出処理において、テンプレート画像
を縮小した解像度の低い縮小テンプレート画像と、画像
メモリ101に記憶されている撮影画像を同じ縮小率で
縮小した解像度の低い撮影画像とを用いて相関係数を演
算するようにしてもよい。
および撮影画像をそのまま用いて相関係数の演算を行っ
ているが、粗位置検出処理において、テンプレート画像
を縮小した解像度の低い縮小テンプレート画像と、画像
メモリ101に記憶されている撮影画像を同じ縮小率で
縮小した解像度の低い撮影画像とを用いて相関係数を演
算するようにしてもよい。
【0057】すなわち、テンプレート画像を所定の縮小
率で縮小した解像度の低い縮小テンプレート画像を作成
して、あらかじめ縮小テンプレートメモリに記憶させて
おく。そして、粗位置検出処理においては、縮小テンプ
レートメモリから縮小テンプレート画像を読み出すとと
もに画像メモリ101からは、撮影画像データをX方向
およびY方向に上記縮小率に応じたスキップ量でスキッ
プしながら読み出して相関係数を演算する。静位置検出
処理においては、テンプレートメモリ102から縮小さ
れていないテンプレート画像を読み出すとともに画像メ
モリ101から撮影画像データをスキップすることなく
読み出して相関係数を演算する。このようにすると、粗
位置検出処理における処理時間がさらに短縮化される。
率で縮小した解像度の低い縮小テンプレート画像を作成
して、あらかじめ縮小テンプレートメモリに記憶させて
おく。そして、粗位置検出処理においては、縮小テンプ
レートメモリから縮小テンプレート画像を読み出すとと
もに画像メモリ101からは、撮影画像データをX方向
およびY方向に上記縮小率に応じたスキップ量でスキッ
プしながら読み出して相関係数を演算する。静位置検出
処理においては、テンプレートメモリ102から縮小さ
れていないテンプレート画像を読み出すとともに画像メ
モリ101から撮影画像データをスキップすることなく
読み出して相関係数を演算する。このようにすると、粗
位置検出処理における処理時間がさらに短縮化される。
【0058】
【発明の効果】この発明によれば、撮影画像内に対象物
の類似物が存在する場合でも、短時間にかつ正確に対象
物の位置を検出することができる。
の類似物が存在する場合でも、短時間にかつ正確に対象
物の位置を検出することができる。
【図1】図1は、パターンマッチング回路の電気的構成
を示す電気ブロック図である。
を示す電気ブロック図である。
【図2】図2は、粗位置検出処理おけるステップ量決定
方法を説明するための説明図である。
方法を説明するための説明図である。
【図3】図3は、真円画像および縦長楕円画像の自己相
関関数を説明するための説明図である。
関関数を説明するための説明図である。
【図4】図4は、直線近似された自己相関関数を示すグ
ラフである。
ラフである。
【図5】図5は、撮影画像およびテンプレート画像の一
例を示す模式図である。
例を示す模式図である。
【図6】図6は、いわゆる山登り法を説明するために用
いられるマスクを示す模式図である。
いられるマスクを示す模式図である。
【図7】図7は、いわゆる山登り法による探索過程を説
明するための説明図である。
明するための説明図である。
101 画像メモリ 102 テンプレートメモリ 103 相関係数演算位置制御手段 104 画像データ読出手段 105 相関係数演算手段 301 撮影画像 302 テンプレート画像 303 対象物 304 類似物
Claims (4)
- 【請求項1】 対象物の撮影画像に対して基準画像を移
動させて両画像のマッチング度を算出していくことによ
り、マッチング位置を探索するパターンマッチング方法
において、 基準画像を所要の移動ステップ量ずつ移動させるごと
に、撮影画像と基準画像とのマッチング度を演算してい
き、算出されたマッチング度が所定の第1基準値以上で
あるマッチング度演算位置のすべてを一次マッチング候
補点とする第1ステップ、および、 第1ステップによって検出された一次マッチング候補点
を中心とする所定領域内において撮影画像と基準画像と
のマッチング度が最大となる二次マッチング候補点を一
次マッチング候補点ごとに順次探索していき、一次マッ
チング候補点に対する二次マッチング候補点が見つけら
れる度に、見つけられた二次マッチング候補点のマッチ
ング度が第2基準値以上であるか否かを判別し、当該二
次マッチング候補点のマッチング度が第2基準値以上で
あるときには、当該二次マッチング候補点を真のマッチ
ング位置と決定する第2ステップ、 を備えていることを特徴とするパターンマッチング方
法。 - 【請求項2】 上記第1ステップが、基準画像を所要の
移動ステップ量ずつ移動させるごとに、撮影画像と基準
画像とのマッチング度を演算していき、算出されたマッ
チング度が近傍のマッチング度演算位置でのマッチング
度に対して最大でかつ所定の第1基準値以上であるマッ
チング度演算位置を一次マッチング候補点とする請求項
1記載のパターンマッチング方法。 - 【請求項3】 上記第1ステップにおいては、基準画像
が所定の縮小率で縮小された解像度の低い縮小基準画像
と、同じ縮小率で縮小された解像度の低い撮影画像とに
基づいて、マッチング度が演算される請求項1記載のパ
ターンマッチング方法。 - 【請求項4】 上記第2ステップは、上記第1ステップ
によって検出された一次マッチング候補点のうち、マッ
チング度が高いものから順番に実行される請求項1記載
のパターンマッチング方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32070192A JPH06168331A (ja) | 1992-11-30 | 1992-11-30 | パターンマッチング方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32070192A JPH06168331A (ja) | 1992-11-30 | 1992-11-30 | パターンマッチング方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06168331A true JPH06168331A (ja) | 1994-06-14 |
Family
ID=18124376
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP32070192A Pending JPH06168331A (ja) | 1992-11-30 | 1992-11-30 | パターンマッチング方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06168331A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0968488A (ja) * | 1995-08-30 | 1997-03-11 | Shimadzu Corp | 押込型硬度計 |
| US6647843B1 (en) | 1997-03-27 | 2003-11-18 | Mitsuboshi Belting Ltd. | Method and apparatus for cutting belts from a belt sleeve material |
| US6859552B2 (en) | 2000-11-07 | 2005-02-22 | Minolta Co., Ltd. | Image retrieving apparatus |
| JP2006190078A (ja) * | 2005-01-06 | 2006-07-20 | Nikon Corp | パターンマッチング装置 |
| WO2012060463A1 (ja) * | 2010-11-05 | 2012-05-10 | グローリー株式会社 | 被写体検出方法および被写体検出装置 |
| US9202130B2 (en) | 2012-05-17 | 2015-12-01 | Fujitsu Limited | Image processing apparatus and image processing method |
-
1992
- 1992-11-30 JP JP32070192A patent/JPH06168331A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0968488A (ja) * | 1995-08-30 | 1997-03-11 | Shimadzu Corp | 押込型硬度計 |
| US6647843B1 (en) | 1997-03-27 | 2003-11-18 | Mitsuboshi Belting Ltd. | Method and apparatus for cutting belts from a belt sleeve material |
| US6859552B2 (en) | 2000-11-07 | 2005-02-22 | Minolta Co., Ltd. | Image retrieving apparatus |
| JP2006190078A (ja) * | 2005-01-06 | 2006-07-20 | Nikon Corp | パターンマッチング装置 |
| WO2012060463A1 (ja) * | 2010-11-05 | 2012-05-10 | グローリー株式会社 | 被写体検出方法および被写体検出装置 |
| JP2012099070A (ja) * | 2010-11-05 | 2012-05-24 | Glory Ltd | 被写体検出方法および被写体検出装置 |
| US9202130B2 (en) | 2012-05-17 | 2015-12-01 | Fujitsu Limited | Image processing apparatus and image processing method |
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