JPH06168914A - エッチング処理方法 - Google Patents

エッチング処理方法

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Publication number
JPH06168914A
JPH06168914A JP14638892A JP14638892A JPH06168914A JP H06168914 A JPH06168914 A JP H06168914A JP 14638892 A JP14638892 A JP 14638892A JP 14638892 A JP14638892 A JP 14638892A JP H06168914 A JPH06168914 A JP H06168914A
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JP
Japan
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gas
etching
processed
plasma
temperature
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Pending
Application number
JP14638892A
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English (en)
Inventor
Jiyunichi Arami
淳一 荒見
Masayuki Kitamura
昌幸 北村
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Tokyo Electron Ltd
Original Assignee
Tokyo Electron Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 HFガスを用いた異方性エッチング・プロセ
スの提供。 【構成】 露点温下でHFガスを使用して、SiO2
エッチングすることにより、反応生成物の重合しない異
方性の高いエッチング・プロセスが得られる。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、エッチング処理方法に
関する。 【0002】 【従来の技術】従来のエッチング処理方法においては、
処理ガスにフロロカーボン系のガスを用いて、常温以上
の高い温度においてSi基板上のSiO2 膜をエッチン
グすることが行なわれていた。フロロカーボン系のガス
としてはCF4 、CBrF3 等が用いられていた。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】従来のフロロカーボン
系のガスを用いてSiO2 を異方性エッチングした時に
は、反応の副生成物が重合し、高分子量化する為、結果
的にはSi基板上にデポジットが生ずるという問題があ
った。上記Si基板上にデポジットした重合物をスパッ
タで飛ばしながらエッチングする為に、エッチングレー
トの低下という問題があった。又、炭素を含有するガス
を用いるエッチングを行なうと、エッチング処理後のS
iの表面に炭素を含む不純物の薄い層が残り、この層を
除去することなく半導体を形成すると半導体不良の原因
となる為、歩留まりの低下を引き起こすという問題があ
った。従来この対策として、炭素を含むSi層をさらに
エッチングする工程の追加が必要であった。 【0004】本発明の目的は、少なくともHFガスを含
む処理ガスを用いることにより、HFガスとSiO2
反応性の強さにより、高いエッチングレートを得ると共
に、被処理体を冷却することにより、反応生成物による
エッチング側壁の保護を行ない、異方性のエッチングを
行なうことを目的とする。 【0005】 【課題を解決するための手段】第1の発明は、真空容器
内に被処理体を搬入する工程と、上記被処理体をエッチ
ング反応時に生成する反応生成物の少なくとも一種がエ
ッチング側壁に付着する温度以下に冷却する工程と、上
記真空容器内に少なくともHFガスを含む処理ガスを供
給する工程と、上記処理ガスをプラズマ化する工程とを
具備してなることを特徴とするエッチング処理方法。 【0006】第2の発明は、真空容器内に被処理体を搬
入する工程と、上記被処理体をエッチング反応時に生成
する反応生成物の少なくとも一種がエッチング側壁に付
着する温度以下に冷却する工程と、上記真空容器内にH
2 Oを供給する工程と、上記真空容器内に少なくともH
Fガスを含む処理ガスを供給する工程と、上記処理ガス
をプラズマ化する工程とを具備してなることを特徴とす
るエッチング処理方法。 【0007】 【作用】第1の発明であるエッチング処理方法によれ
ば、真空容器内の被処理体のエッチング側壁を反応生成
物の少なくとも一種が付着して保護する為、高い異方性
エッチングを実現することができる。第2の発明によれ
ば、HFガスを含む処理ガスを真空容器内に供給するの
に先立ってH2 Oガスを前記真空容器に供給するので、
冷却された被処理体の表面において露点以下になったH
2 Oが吸着され、処理ガスのHFとSiO2 との反応を
早める作用をする。 【0008】 【実施例】以下本発明方法を、平行平板型高周波放電プ
ラズマ・エッチング装置に適用した一実施例を基に具体
的に説明する。最初に図1に基づいて、プラズマ・エッ
チング装置の構成を説明する。 【0009】このプラズマ・エッチング装置は、処理用
気密容器、この容器への処理ガス供給系、プラズ
マ発生のための上部電極、および下部電極、上記容
内を真空にするための排気ガス系により構成さ
れ、上記下部電極上には被処理体6が設けられる如く
構成されている。 【0010】前記容器は、少なくとも内壁面が導電体
例えばAlで構成され、その内壁面は酸化アルマイト処
理され、更にこの容器の壁面には処理ガス及び反応生
成分が内壁面上に付着するのを防ぐ温度に設定する手
段、例えば図示されないヒータが上記容器の壁面に内
蔵され、例えば50°〜100°の範囲で適切な温度に
設定が可能な如く構成されている。 【0011】前記ガス供給系は、処理ガス例えばHF
ガスを収納する処理ガスボンベ21と、これに接続され
る1/4インチ口径の光輝焼鈍管からなるガス供給管2
2と、これに接続される処理ガスの供給量をコントロー
ルするマスフローコントローラ23と、これに接続され
る1/4インチ口径の光輝焼鈍管からなるガス供給管2
4と、これに接続されかつ前記上部電極の処理ガス導
入口31の近傍に設けられたニードル弁25とから構成
されている。又、添加ガスとしてH2 を収容したボンベ
90よりガス供給管91とマスフローコントローラ92
とを介して、HFガスの供給管とが連結される様に構成
されている。 【0012】上記ボンベ21から処理ガス導入口31へ
処理ガスを供給するガス供給管22、24の全般にわた
って、この処理ガス温度を予め定められた温度に設定す
るため、例えば上記供給管22、24の温度を調整する
温度調整機構80、例えばテープ状ヒータが供給管2
2、24の外周を囲繞する如く設けられている。 【0013】特に処理ガスとしてHFガスが使用される
場合には、供給管22、24に水分が付着すると、反応
性の強いHFガスにより、供給管22、24が腐食され
る為、これを防ぐ目的でも温度調整機構80により、約
100℃に加熱することが出来るように構成されてい
る。又、容器1の側壁には、図示しないH2 Oガス供給
系より供給管100を経由して、バルブ201で供給量
を調整されたH2 Oガスが、ノズル202を介して、前
記容器内に供給される様に構成されている。 【0014】上記上部電極は、材質例えばアモルファ
ス・カーボンあるいはシリコンで中空に構成され、前記
処理ガス導入口31より、前記被処理体6に対向して平
板状に設けられた複数の処理ガス排気口32と、導入口
31と排気口32とを結ぶガス通過口33を持つ様に構
成されている。又、上部電極は、電気的に接地される
様に配線35に接続されるている。 【0015】又、上記上部電極の処理ガス排出口32
の開口分布は、対向配置された下部電極上の被処理体
6の大きさよりも狭い範囲に分布して、処理ガスを排出
することにより、被処理体6の大きさよりも広い範囲に
分布する場合に比べて、均一なプラズマ・エッチング処
理ができる様に構成されている。 【0016】又、上記上部電極の被処理体6に対向け
した処理ガス排出口32の外縁部は、処理ガスのプラズ
マ流れを被処理体6に向けて集中させるため、フォーカ
ス・リング36が上記被処理体6に取り囲む様に設けら
れている。このフォーカス・リング36は、導電体であ
るAlの表面を絶縁体、例えばテフロンコーティングさ
れており、処理ガスによる腐食を防ぐと共に、フォーカ
ス・リング36の内部のヒータにより温度例えば50°
〜150℃の目的を達成する為の適切な温度に加熱さ
、反応生成物の膜状付着が防止される様に設けられて
いる。 【0017】上記下部電極の最上部は上記半導体ウエ
ハ6の吸着手段、例えば静電気により吸着する静電チャ
ック・シート41が設けられており、この静電チャック
・シート41は、導電層例えば電解箔銅を両側から絶縁
層例えばポリイミド・フィルムでサンドイッチして接着
されており、電荷供給手段は例えば高電圧電源42の他
端は電気的に接地される。 【0018】又、上記チャック・シート41の下側に
は、例えばアルミニウムからなる上層基盤46が設けら
れ、この上層基盤46の下側には下層基盤47が設けら
れている。この下層基盤47は、例えばアルミニウムで
構成され、内部には冷媒通路がくりぬかれて冷媒、例え
ば液体窒素42が循環されており、この液体窒素42の
熱冷却により、上記半導体ウエハ6の温度−50℃〜−
150℃内の設定温度、例えば−100℃に設定できる
様に図示しない温度調整装置により温度調整される構成
となっている。 【0019】又、上記上層基盤46は、上記下層基盤4
7から切り離して交換でき、メンテナンスに好都合に構
成されており、上記上層基盤46と上記下層基盤47と
の間には、上記液体窒素42の温度を上記上層基盤46
へ伝導する目的でHeガス49が図示しないHeガス供
給系より配管50を経由して送り込まれる様に構成され
ている。 【0020】又、上記被処理体6と静電チャック・シー
ト41の間には、被処理体6の冷却を行なう下部電極
の冷媒42、例えば液体窒素の温度を被処理体6に伝導
する目的でHeガス44が図示しないHeガス供給系よ
り配管45を経由して送り込まれる様に構成されてい
る。 【0021】又、下部電極は、ブロッキング・コンデ
ンサ53を介して高周波。例えば13.56MHZの高
周波電源51に接続され、この高周波電源51の反対の
極は、電気的に接地される様に構成されている。又、上
記被処理体6を取り囲む様に、上記下部電極の上記上
層基盤46上には、石英により形成されたフォーカス・
リング81が設けられている。このフォーカス・リング
81は、上部電極3と下部電極との間で発生したプラ
ズマから、アルミニウムで構成された下部電極の上層
基盤46を保護すると共に、被処理体の被処理面より
も、このフォーカス・リング上部を下部電極上に高く
設けているので、上記プラズマより発生するイオンを被
処理体6に集中させて、エッチング処理の進行を速めを
持つ様に設けられている。 【0022】又、前記フォーカス・リング81は、処理
ガスの種類に応じて反応生成物が付着しやすい場合に
は、50°〜150℃に加熱して付着を防止する様に、
セラミック板上にCVD処理により形成された薄膜ヒー
タを再にセラミックで挟んで構成することにより、反応
生成物が付着しにくく、したがって付着膜のはがれによ
るパーティクル発生の少ないメンテナンスサイクルの長
い構成とすることができる。上記排気ガス系は、上記
容器の底面周辺部に複数開口して設けられたガス排出
口54と、これ接続され、上記容器の近傍に設けられ
た排気ガス管55と、これに接続された真空排気弁56
と、これに接続される真空排気装置57、例えばロータ
リー・ポンプとターボ分子ポンプとから1×10-1〜1
×10-8Torrが設定が可能な様に構成されている。
又、この真空排気装置57の前段に処理ガスとしてHF
ガスを用いる場合には、HFガスをトラップする手段5
8、例えば冷却器あるいはフィルターが設けられ、反応
性の強いHFガスによる真空排気装置の腐食を防止する
ように構成されている。以上の様にプラズマ・エッチン
グ装置は構成されている。 【0023】次に図2に基づいて、上記プラズマ・エッ
チング装置の製造工程における構成について説明する。
既に説明したプラズマ・エッチング装置の同じ構成につ
いては、同一の番号を付けて説明を略す。温度伝達さ
れ、これにより上層アルミ基盤46の上の静電チャック
・シート41も冷却された状態で、上記被処理体6が載
置されるのを待っている。前記被処理体6が静電チャッ
ク・シート41に載置されると、前記被処理体6の裏面
に対して図示されないHe ガス圧力コントロールにより
圧力調整され、He2ガス44が供給され、前記冷却さ
れた静電チャック・シート41により被処理体6も−5
0℃から−150℃間の適切な温度まで冷却される。し
かる後、容器は、排気ガス系により適切な真空雰囲
気まで真空引きされると伴に、処理ガス供給系より処
理ガス、例えばHFガスがバルブ23とニードル弁25
により供給量を調整されながら、上部電極の処理ガス
排出口32より供給される。 【0024】処理ガス供給系の終端であると共に、上
部電極の処理ガス導入口31に接続して設けられた前
記ニードル弁25は処理ガス圧力を配管24の圧力を、
上部電極の処理ガス導入口31よりも高く設定する為
に、異常放電が配管24内に発生しない様に処理ガス圧
力を設定している。 【0025】プラズマ・エッチング装置の容器の側壁
には開閉自在に設けられたゲートバルブ61を介して隣
接するロード・ロック室62が接続される様に構成され
ている。 【0026】このロード・ロック室62には、搬送装置
63、例えばアルミニウムのアームを導電性テフロンに
よりコーティングされ、静電対策が施された搬送アーム
が設けられている。 【0027】上記ロード・ロック室62は、底面に設け
られた排気口より排気管64が接続され、真空排気弁6
5を介して、上記排気ガス系に接続される様に構成さ
れている。上記ロード・ロック室62の側壁には開閉自
在に設けられたゲートバルブ66を介して隣接するカセ
ット室67が接続される様に構成されている。このカセ
ット室には、カセット68を載置する載置台69が設け
られている。このカセット68には、被処理体6が25
枚収約される様に構成されている。 【0028】上記カセット室67の底面には、排気口を
介して排気管70が接続され、真空排気弁71を介し
て、上記排気ガス系に接続される様に構成されてい
る。上記カセット室67の他の側壁には、開閉自在に設
けられたゲート・バルブ72を介して大気に接する様に
構成されている。以上の様にプラズマ・エッチング装置
は製造工程において構成されている。 【0029】次にこのプラズマ・エッチング装置の動作
説明を行なう。大気との間に設けられたゲートバルブ7
2を開口して、被処理体6を収納したカセット68が図
示しない搬送ロボットにより、カセット室67の載置台
69の上に載置され、上記ゲートバルブ72が閉口す
る。上記カセット室67に接続された真空排気弁71が
開口して、排気ガス系5により上記カセット室67が真
空雰囲気、例えば10-1Torrに排気される。 【0030】ロード・ロック室62とカセット室67の
間のゲートバルブ66が開口して搬送アーム63により
被処理体6が上記カセット室に載置されたカセット69
より取り出され、保持されて上記ロード・ロック室62
へ搬送され、上記ゲートバルブ66が閉口する。 【0031】容器は、真空排気弁56が開口して、排
気ガス系により真空雰囲気、例えば10-5Torrに
排気される。次に上部電極と下部電極の間に高周波
が印加され、プラズマが生起される。このプラズマの発
生により、処理ガスは活性化されて活性種を生み出し、
被処理体6をプラズマ・エッチングする。又、必要に応
じてH2 Oガスがノズル202を介して供給され、HF
プラズマによるエッチング反応を加速する。 【0032】このプラズマ・エッチングの工程の終了
は、上記高周波電圧51を停止し、プラズマの発生を止
めると共に、処理ガスの供給も停止して行なわれる。こ
の後、上記容器内の処理ガスや反応生成物を置換する
目的で不活性ガス、例えばN2 ガスをN2 ガスボンベ7
3より、マスフローコントローラ74を介して容器
に導入すると共に、排気ガス系より排気を行なう。 【0033】容器内の残留処理ガスや反応生成物が十
分排気された後、下部電極の静電チャックシート41
の高電圧源42が停止され、処理容器の壁面に設けら
れたゲードバルブ61が開口して、隣接するロード・ロ
ック室62より搬送アーム63が容器内の被処理体6
の位置まで移動し、被処理体6を保持して、上記ロード
・ロック室61に搬送し、上記ゲートバルブ61は閉口
する。このロード・ロック室において被処理体6は、載
置されると共に、ヒータにより室温、例えば18℃まで
昇温され、その後上記ロード・ロック室よりカセット室
67を介して大気に搬出する。 【0034】以上がプラズマ・エッチング装置を用いた
実施例の動作説明である。次に以上説明したプラズマ・
エッチング装置の構成と動作に基づいて行われるプラズ
マ・エッチング処理方法の実施例について説明する。プ
ラズマ・エッチング装置の処理用気密容器の冷却され
た下部電極の上に被処理体6として、例えばSiウエ
ハ上にSiO2 膜を形成し、さらにそのSiO2 膜上に
レジスト・パターンを形成した半導体ウエハを載置し、
液体窒素を用いてこのウエハを−100℃に冷却する。 【0035】上記容器に処理ガス供給系よりHFガ
スを、例えば流量50cm/sec導入し、下部電極
に高周波、例えば13.56MHZ、200W印加して
プラズマを発生させる。するとHFガスは、SiO2
対して強い反応性を持っていることから、次の式で示す
エッチング反応が行なわれる。 SiO2 +4HF → SiF4 +2H2 O HFガス自身が単純な分子構造であるのみならず、上記
反応式の4分子種は、いずれも重合反応又は2次反応を
起こさないので、上記処理容器の中に反応生成物の重
合化による推積を起こすことのないクリーンなエッチン
グを実施できる。 【0036】この実施例においては、反応生成物の処理
圧力における露点以下、例えば圧力10-5Torrの
時、−100℃に冷却したので、高いエッチングレート
を持つとともに、異方性エッチングが行なわれているこ
とが確認できた。この理由は、この実施例においては被
処理体を−100℃に冷却することにより、上記反応に
伴なって生成されるH2 Oは、SiO2 膜のエッチング
溝の側壁において、−100℃に冷却されたウエハから
の熱冷却で露点以下となり、SiO2 表面に吸着し、エ
ッチング溝側壁でのHFラジカルとSiO2 との反応が
進行することを防ぐものと考えられる。 【0037】図3は、この様子を示すエッチング工程の
模式図である。上部電極と下部電極の間に生起した
プラズマにより、HFガスからHFラジカル101とH
+イオン102とが生成され、レジスト103にマス
クされていないSiO2 層104より成るエッチング底
面105に対しては、H2 Oの付着は行なわれるが、上
記HF+ イオン102の入射エネルギーによりスパッタ
されて除去されてエッチングが進行する。それに対して
エッチング側壁106に対しては、反応生成物H2 O1
07が吸着されて防護する為、HFラジカル101とS
iO2 104との反応が進みにくいと考えられる。又、
他の反応生成物であるSiF4 108はガスとして排気
されるので、上記エッチング工程の進行の妨げとはなら
ないものと考えられる。 【0038】この様な理由で、エッチング底面105が
選択的にHFイオン102によりエッチングされること
により、高いエッチングレートが得られるものと考えら
れる。上記プラズマ・エッチング装置は、図示しない終
点検出装置により検出されたエッチング終点以後のオー
バーエッチングにおいては、HFイオン102のエネル
ギーを、上部電極と下部電極との間に印加する高周
波源51の出力を、例えば13.56MHZ、200W
から低く下げることにより、発生するHFイオン102
のエネルギーを小さく押さえることができる。すると主
としてHFラジカル101によるエッチングが行なわれ
るので、エッチングレートは低いが微細な加工がていね
いにでき、上記HFイオンによりエッチングされた結果
生じるエッチングむらの除去や、エッチング側壁106
とエッチング底面104のなすテーパ角の修正といった
微細加工に適したエッチング工程を行なうことができ
る。 【0039】以上のプラズマ・エッチング処理工程が終
了すれば、被処理体6は、処理容器より搬出され、隣
接するロード・ロック室62でHFガスを排気しながら
常温に昇温されたのち、大気中に搬出される。この常温
常圧に戻す工程において、ウエハ表面に付着した微少な
処理ガスであるHFガス及び反応生成物であるSi
4 、H2 Oは気体として外気に拡散する為、処理結果
の被処理体6は、非常にクリーンな状態で、次の半導体
処理工程へ移管することができる。この気体として外気
に拡散する工程を説明する為に、図3にHF、H2 O、
SiF4 の露点が、それぞれ温度・圧力に応じて変化す
る図を示す。 【0040】図4において、実施例の被処理体6の冷却
温度−100℃をA点として示す。このA点におけるS
iF4 、HF、H2 Oの露点を、真空圧力B,C,Dと
して示す。 【0041】この図より、処理用気密容器の圧力を、
例えばC−D間に設定すると、SiF4 、HFは共に露
点以上であり、気体として排気ガス系により、上記処
理容器より排出されるが、H2 Oは露点以下となり、
エッチング側壁106に付着し、HFラジカルとSiO
2 との反応が防護されていると考えられる。又、プラズ
マ・エッチング処理終了後に常温常圧に戻されると、H
F、SiF4 、H2 Oのすべてが露点以上となり、容易
に排気される様になっていることを示している。 【0042】以上のエッチング処理方法の実施例におい
て、処理ガスとしてHFガスを単独で用いた場合の説明
をしたが、HFガスはプラズマ中では次式の反応が進行
して解離し、多量のFラジカルが発生すると、このFラ
ジカルにより、Poly−Siのエッチングが進行し
て、SiO2 とSiとの選択比が低下すると考えられ
る。 HF → H+F この解離式の進行を遅らせ、解離を防ぐ方法として、H
2 ガスの添加が有効である。H2 ガスのHFガスへの添
加により、HFは解離が少なく、SiO2 を優先的に選
択してエッチングを行なうことが確認されている 【0043】更に、図5に示す通り、H2 Oの露点付近
(−50℃、40mTorr)と、それ以下の被処理体
の温度において、エッチング・レートの急激な上昇が確
認されている。この際、被処理体、例えばウエハ表面に
おいて氷の析出が確認されている。これは、HFとSi
2 のエッチング反応に大きく関与し、進行を早めるH
2 Oが露点以下でウエハ表面上に吸着されて、エッチン
グレートの急激な上昇が起こったものと考えられる。 【0044】又、−100℃においては、H2 Oの露点
以下において形成された核が生成され、その生成と共に
上記エッチング反応が進行し、水玉状にエッチングされ
ていることが、このHFを用いエッチング反応の特長で
ある。 【0045】このことを利用して、処理ガスであるHF
ガスの真空容器への供給に先立って、H2 Oガスを前記
真空容器に供給し、既に冷却された被処理体表面に露点
以上で吸着させて初期条件を整えるエッチング方法は、
エッチング処理均一性とエッチングレートの向上という
効果を生む有効的な方法である。以上、実施例として被
処理体が半導体ウエハの場合について述べたが、他の例
として、ガラス基板上に、例えばアモルファスシリコン
膜やポリシリコン膜等を膜付けして、その上にパターン
を形成してゆくLCD製造用基板にも適用することがで
きる。 【発明の効果】本発明のエッチング処理方法によれば、
高いエッチングレートを持つ異方性エッチングを実現す
ることができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明のエッチング処理方法の一実施例を説明
する為のプラズマ処理装置。 【図2】上記プラズマ処理装置の製造工程における一実
施例。 【図3】本発明のエッチング処理方法の効果を説明する
為の模式図。 【図4】SiF4 、HF、H2 Oの露点を温度と真空圧
力との関係において示す特性図。 【図5】本発明のエッチング処理方法の一実施例による
SiO2 のエッチング・レートの温度依存性を示す図。 【符号の説明】 処理用気密容器 処理ガス供給系 上部電極 下部電極 排気ガス系 6 被処理体

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.真空容器内に被処理体を搬入する工程と、上記被処
    理体をエッチング反応時に生成する反応生成物の少なく
    とも一種がエッチング側壁に付着する温度以下に冷却す
    る工程と、上記真空容器内に少なくともHFガスを含む
    処理ガスを供給する工程と、上記処理ガスをプラズマ化
    する工程とを具備してなることを特徴とするエッチング
    処理方法。 2.真空容器内に被処理体を搬入する工程と、上記被処
    理体をエッチング反応時に生成する反応生成物の少なく
    とも一種がエッチング側壁に付着する温度以下に冷却す
    る工程と、上記真空容器内にH2 Oを供給する工程と、
    上記真空容器内に少なくともHFガスを含む処理ガスを
    供給する工程と、上記処理ガスをプラズマ化する工程と
    を具備してなることを特徴とするエッチング処理方法。
JP14638892A 1992-05-13 1992-05-13 エッチング処理方法 Pending JPH06168914A (ja)

Priority Applications (1)

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JP14638892A JPH06168914A (ja) 1992-05-13 1992-05-13 エッチング処理方法

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JP14638892A JPH06168914A (ja) 1992-05-13 1992-05-13 エッチング処理方法

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