JPH06169612A - マルチ移植機のローリング制御装置 - Google Patents

マルチ移植機のローリング制御装置

Info

Publication number
JPH06169612A
JPH06169612A JP34983392A JP34983392A JPH06169612A JP H06169612 A JPH06169612 A JP H06169612A JP 34983392 A JP34983392 A JP 34983392A JP 34983392 A JP34983392 A JP 34983392A JP H06169612 A JPH06169612 A JP H06169612A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
planting
roll
sheet member
field
multitransplanter
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP34983392A
Other languages
English (en)
Inventor
Yukio Hosoda
幸雄 細田
Hajime Yonemura
一 米村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Agricultural Machinery Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Agricultural Machinery Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Agricultural Machinery Co Ltd filed Critical Mitsubishi Agricultural Machinery Co Ltd
Priority to JP34983392A priority Critical patent/JPH06169612A/ja
Publication of JPH06169612A publication Critical patent/JPH06169612A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Transplanting Machines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 圃場面検知センサへの泥の付着をなくして検
知性能を高めることができるマルチ移植機のローリング
制御装置を提供する。 【構成】 走行機体1の後方に植付部Pを昇降自在に、
かつローリング支点9を中心にして左右傾動可能に連結
し、ロール収納部43に横架されたロール状シート部材
bを順次後方に繰出して圃場面を被覆しながら植付杆2
1により苗を被覆されたシート部材bの上から植付ける
ようにしたマルチ移植機において、前記植付部Pの少な
くとも左右2個所に、圃場面に被覆されたシート部材b
の上面に接触して植付部Pの対地高さを検出する圃場面
検知センサ84を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はマルチ移植機のローリン
グ制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】稲作の分野においては、苗株だけを出し
て田面をビニールフィルム等のシート部材で被覆するこ
とにより、雑草の生えるのを防止して除草剤による環境
汚染の問題を解決し、かつ、植付後における栽培管理の
簡略化と省力化が達成出来るため、最近とみにマルチ水
稲栽培法が注目されつつある。
【0003】また、畑作の分野でも、特に、レタス、白
菜、キャベツ等の生鮮野菜の栽培において、圃場の保温
性を高めて種子の発芽や活着を良好にすると共に降雨時
の土の跳上がりや雑草の発生を防止するため、土壌表面
をシート部材で被覆するマルチ栽培が普及している。
【0004】そして、上記のようなマルチ栽培用の移植
機(マルチ移植機)は、一般に、走行機体の後方に植付
部を昇降自在に連結し、ロール収納部に横架されたロー
ル状シート部材を順次後方に繰出して圃場面を被覆しな
がら植付杆により苗を被覆されたシート部材の上から植
付けるようになっている。
【0005】ところで、移植機においては、圃場面に対
する植付部の左右傾斜を補正するようにしたローリング
制御装置が種々研究開発されており、その一例として、
植付部の左右両側に配設したセンサで圃場面からまでの
高さを夫々検知し、両者の高さの差を検出して油圧シリ
ンダ等のアクチュエータを作動させることにより左右の
高さの違いを矯正し、これにより圃場面に対する苗の植
付深さを一定にするようにしたものも提案されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のよう
に、センサで植付部の対地高さを検知するものでは、植
付作業中、センサが田面などの地表面に常に接地させた
構造になっている関係上、センサ等検知機構の主要部が
常に泥水に晒されるためセンサ等に泥が付着滞留した
り、電気部品内部に水が侵入したりして性能低下を来し
たり、故障が発生したりすることがあり、安定性に欠け
る等の問題がある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係るマルチ移植
機のローリング制御装置は、上記のような問題点を解消
するため創案されたものであって、走行機体の後方に植
付部を昇降自在に、かつローリング支点を中心にして左
右傾動可能に連結し、ロール収納部に横架されたロール
状シート部材を順次後方に繰出して圃場面を被覆しなが
ら植付杆により苗を被覆されたシート部材の上から植付
けるようにしたマルチ移植機において、前記植付部の少
なくとも左右2個所に、圃場面に被覆されたシート部材
の上面に接触して植付部の対地高さを検出する圃場面検
知センサを設けたことを要旨とする。
【0008】
【作用】マルチ作業中、圃場面検知センサが田面等の地
表に直接接触することがなく、圃場面に被覆されたシー
ト部材を介して接触するので、センサ等に泥が付着する
のが防止される。
【0009】
【実施例】本発明の構成を図面に示された一実施例につ
いて説明すれば、図面にはマルチ移植機としてマルチ装
置を備えた乗用田植機(マルチ移植機)Aが例示されて
いる。1は前輪2及び後輪3を有し、前部にエンジン4
を、後部寄りに運転席Sを搭載した走行機体(乗用田植
機の本機)で、その後方にはアッパリンク5及びロワリ
ンク6からなるヒッチH付き昇降リンク7と延長フレー
ム8を介して植付部Pが基部をミッションケースに、先
端部をロワリンク6に夫々枢結した油圧シリンダNによ
り昇降自在かつ着脱自在に連結されている。上記延長フ
レーム8は、図1に示すように植付部Pと一体に連結さ
れており、この延長フレーム8を介在させたことによ
り、その分、植付部Pが通常の乗用田植機よりも後方へ
移動し、また、昇降リンク7の後端下方部分に空間部a
が形成されるようになっていて、この空間部aに後述の
ロール収納部を配設するようにしてある。そして、植付
部Pは本機の傾きに関係なく圃場面(田面)に追従して
走行すべく延長フレーム8に対しローリング支点軸9を
介し左右傾動可能に連結されている。
【0010】10は走行機体1側のPTO軸と植付部P
側のドライブケース11の入力軸とを連結する自在継手
軸で、この自在継手軸10は中途部の高さをかせぐべく
直棒状のものではなく中途部で分割された屈曲軸が採用
され、前後の軸10a,10bは図1に示すように上記
空間部aの上部側に位置して延長フレーム8に固定のホ
ルダ10’に回転自在に支持された中間軸10cを介し
て連結されており、自在継手軸10により後述のロール
収納部の配置スペースが減殺されないよう配慮した設計
となっている。
【0011】ところで、上記田植機Aには流動状肥料を
収容した肥料タンク12,13、施肥ポンプ14、吸引
ホース15、吐出ホース16及び土中施肥部(施肥ノズ
ル)17等からなる施肥装置18が装備されており、苗
の植付と同時に側条施肥されるようになっている。上記
施肥ノズル17は実施例では後述のロール収納部30に
ブラケット17aを介して固定されている(図6参
照)。なお、施肥ノズル17は上下方向に回動調整固定
自在に構成することも出来、また深層用、浅層用を上下
2段に配設することも出来る。
【0012】植付部Pは前記ドライブケース11の他に
前高後低状の苗載台19、条止め装置20、ロータリ式
の植付杆21及び回動自在に横架した円柱状のローラフ
ロート22等からなり、この植付部Pにマルチ装置が一
体的に組込まれた構造となっている。
【0013】前記ローラフロート22は植付部Pの下方
に位置して前後方向に複数本回転自在に、かつ、後方寄
り側を支点(ピン軸24)として上下方向にスイング可
能に軸支され、このローラフロート22が圃場面を回転
しながら植付部Pを誘導案内すると共に、後述するロー
ル収納部から繰出されるシート部材bを順次圃場面に転
圧するように構成されている。すなわち、ローラフロー
ト22は、例えば合成樹脂等を材質とし中空円筒状に構
成され、ドライブケース11の後部下面に固定のブラケ
ット23にピン軸24を介し所定範囲上下回動自在に枢
結されたフレーム25の先端に支軸26により上下揺動
自在に連結された三角形状の軸受27にシャフト22a
を介し回転自在に支持されている。
【0014】ところで、上記ローラフロート22は弾機
28を介し上下動自在に吊下されており、その高さはレ
バー操作により調整可能に構成されている。本実施例で
は、植付深さ調節レバー29の傾動操作に連動してロー
ラフロート22が上下調整されるように構成したもので
ある。すなわち、図10に示すように、基端側が支点軸
30に固定された植付深さ調節レバー29の支点軸30
にはブラケット31が固着されており、またリンク32
の一端がピン33を介しブラケット31に、他端がドラ
イブケース11に固設のステー34にピン35で枢支さ
れた側面略L型状アーム36の一端にピン36aを介し
て夫々枢結され、アーム36の他端に取付けられたフッ
ク37にローラフロート22の支軸26がコイルスプリ
ング等からなる弾機28を介し吊下されている。そし
て、植付深さ調節レバー29はステー34に固定された
多段ノッチ付き板38のいずれかの係合溝に係合させる
ことにより所定の位置(所定の植付深さ)に保持し得る
ようになっている。
【0015】さて、前記ローラフロート支持フレーム2
5はローラフロート22が受ける接地圧の変化に対応し
て公知慣行のソリ状フロートと同様の動きをし、支軸2
6は前後のローラフロート22のイコライザ支点及び植
付部昇降自動制御(植付深さ自動制御)機構の油圧感知
用支軸となっている。なお、ローラフロート22は、図
7、図11に示すように、浮力を充分発揮すべくシャフ
ト22aに対する摺動部等にはオイルシール39が介装
されていてフロート内部に泥水が侵入しないようになっ
ている。40はボス、41はシャフト22aに対しベア
リング42を介し回動自在に嵌挿した内部ローラで、こ
の内部ローラ41によりローラフロート22の撓みを防
止し得るようになっていて、ローラフロート22の肉厚
を極力薄く構成出来るよう配慮されている。
【0016】なお、本実施例ではシート部材bの横幅は
図6に示すように植付幅よりも広くなっており、また、
ローラフロート22としてシート部材bの横幅全幅にわ
たる長尺ローラを前後に2本配置した構造のものが示さ
れているが、ローラフロート22は左右に複数本に分割
したものでもよく、また、前後方向に3本以上配置して
も良い。さらに、ローラフロート22の本数、サイズ並
びに材質等は実施に際し適宜変更し得る。また、ローラ
フロート22は圃場条件等に対応して交換可能に或は増
減可能に構成することも出来る。
【0017】43はロール状に巻込んだシート部材(以
下単にロールともいう)bを収納支持するロール収納部
で、前記空間部aを利用し植付部Pの前側下部に位置さ
せて植付部Pに装着されている。すなわち、図1に示す
ように植付部Pに横架されているパイプフレーム44に
固定された左右のロールホルダ45が後輪3の近傍まで
延出され、その延出端側には後面側にシート繰出口46
を有し、かつ左右両端を開放したダクト状のロール収納
用ケース47が固定され、ケース47の左右開放部は後
部側を支点48とする開閉式のロール収納口蓋49で覆
われていて、ケース47内へのシート部材bの装填(植
付作業開始時及び作業中の補給)は機体の左右いずれの
側方からでも行えるようになっている。そして、ロール
収納口蓋49には外方に手動によるシート繰出し用撮み
50aを有するロール支持軸50が回動自在に支持さ
れ、ロールbは芯軸を介し左右のロール支持軸50間に
弾発的に挟持されるようになっている。
【0018】なお、シート部材bとして、マルチ栽培に
使用されている通常のビニールシートを使用し得るが、
本発明では、一般に、「ダンボール用中芯材」と称して
販売されているものを使用することが出来、このものは
無漂白のため黄褐色の古紙を100%使用した再生紙で
あり、硬紙状の腰の強い性状のものであるため、マルチ
栽培用のシート部材としての充分使用に耐えるものであ
りながら、田面への敷設後(移植後)40〜50日で再
生紙が泥中で溶解解消するものである。
【0019】一方、ケース47の下部にはロールbの収
納作業を容易にするため、ガイドローラ51がケース4
7内に突出した作用位置と下方に退避した非作用位置と
切換自在に設けられており、その切換操作はレバー52
でカム53を回動させて行うようになっている。
【0020】54は植付部Pが上昇した状態(機体回行
時等)にあるとき、シート部材bを下方から受止め支持
するシート受体で、ローラフロート22の前方から(実
施例ではロール収納部43の下部側から)植付部Pの下
方を迂回させて後方へ延設されている。このシート受体
54は側面視で逆へ字形状を呈する棒状体又は板状体か
らなっていて植付幅方向に適間隔を存して複数本配設さ
れており、各シート受体54は前記レバー52の操作で
前部側を支点として略水平姿勢を保持する作用姿勢と下
向きに傾斜する傾斜姿勢とに切換自在に構成されてい
る。
【0021】55は植付部Pに対し支軸56を中心に上
下動自在に装着されたシート切断用のカッタで、このカ
ッタ55は基端操作部57aを運転席Sの近傍に臨ませ
た側面視倒へ字形状かつ平面視でコ字形状を呈するアー
ム57の後端にシート部材bの敷設幅全幅にわたって固
定されている。次工程に移行する機体回行時は、アーム
57の基端操作部57aを押上げることによりアーム5
7後端のカッタ55部が支軸56を支点として下方に回
動し、これによりを田面に被覆されたシート部材bを田
面に接地している状態のまま切断し得るようになってい
る。また、上記カッタ55は一枚状のものではなく横方
向に多数連続状に配置した多数刃(実施例では8枚刃)
により構成されており、各刃の取付用ボルト58を外す
ことにより部分交換可能となっている。そして、カッタ
55は切断時以外は上方退避位置に位置決めすべくアー
ム57は図示外のスプリング又はストッパ等の位置決め
機構を介して図2及び図3の実線図示の位置に保持され
ている。
【0022】59は合成樹脂板又はゴム板等の弾性板か
らなる滑走板で、その基端に設けた支点ピン59aを介
しシート繰出口46の下方に位置してケース47の下部
に一体的に設けた軸受60にローラフロート22の下面
側を覆うような状態で上下回動自在にかつ着脱自在に支
持されており、必要に応じてこの滑走板59を装着する
ことにより、地表の均平化とローラフロート22の保護
を図り得るようになっている。この滑走体59は弾性板
でかつ地表に追従して上下回動するため油圧感知は滑走
体59を装着しない場合のマルチ作業時と同じ機構でよ
く、部品交換等が不要である。
【0023】61はケース47の下方に設けた整地板
で、ケース47の前面下部にボルト62で着脱自在に支
持されている。この整地板61は車輪跡等をマルチの前
方で整地すると共に、ロール収納部43を下方から保護
するようになっており、また、整地板61の左右両端が
切除されてケース47幅よりも短くなっており、整地板
61の側端部が前工程で敷設されたシート部材bに接触
しないよう配慮されている。
【0024】さて、走行機体1の左右両側方にはシート
部材bの予備ロール63を着脱自在に収納支持する予備
ロール収納部64が走行機体1に沿わせて前後方向に配
置されており、左右の予備ロール収納部64は夫々外側
方へ向け回動可能に構成されている。すなわち、運転席
Sの後方両側には図5に示すように、ステー65が後端
側を機体の側方に若干張出した状態で固定されており、
その張出端側には前面及び外側面を開放したブラケット
66が固設され、このブラケット66に予備ロール収納
部64のフレーム(収納フレーム)64a後端側が支軸
67を介して外側方に回動可能に連結されており、植付
部Pを上昇させた状態で予備ロール収納部64を支軸6
7を中心にして外側方へ略90度回動させたとき、予備
ロール収納部64に支持されている予備ロール63が植
付部P側に横架されたロール収納部64のロール収納用
ケース47の収納口に合致し、ロール収納部43への予
備ロール装填作業(補給作業)を機体の片側から予備ロ
ール63を押込むようにして容易に行えるようになって
いる(図3、図6参照)。
【0025】そして、前記収納フレーム64aには、図
8、図9に示すように、運転席Sの側方に位置して予備
ロール収納部回動操作用の把手68が、またブラケット
66の近傍位置にはピン69を固定したプレート70が
夫々前後方向起倒自在に装着され、これら把手68とプ
レート70はロッド71で連結されてリンクを構成して
おり、一方、ブラケット66の上面には植付作業時、乗
降時、ロール補給(交換)時にピン69が嵌入する位置
決め用のピン穴72,72a,72bが夫々開口されて
いて、位置決めの解除、ロックは運転席Sから遠隔操作
し得るようになっている。
【0026】ところで、予備ロール63は、バンパー7
3の前面側にも1本支持し得るようになっている。すな
わち、バンパー73にもブラケット74を介して予備ロ
ール収納部75が設けられ、この収納部75に予備ロー
ル63がバンド76を介し着脱自在に支持されており、
この前部側の予備ロール63が機体のバランスウエイト
を兼ねるようになっている。
【0027】77はボンネット、78は植付部Pのスタ
ンド、79は圃場面に被覆されたシート部材bの左右側
端部を押さえる転輪で、この転輪79は苗植付部位の側
方に位置して左右一対配設されており、夫々ローラフロ
ート支持フレーム25にピン軸80を介して上下揺動自
在に枢支されたアーム81の後端側に回転自在に軸支さ
れている。
【0028】さて、前記植付部Pの少なくとも左右2個
所には圃場面に被覆されたシート部材aの上面に接触し
て植付部Pの対地高さを検出する圃場面検知センサ82
が設けられている。本実施例ではローラフロート22の
後方で最外側の植付杆21の夫々外側方に位置して左右
2個所に、後半部を上方に湾曲させた圃場面検知センサ
82を左右独立的に設けたもので、各センサ82の前端
側はプランタケース11aに支持させた左右一対のポテ
ンショメータ83の検出シャフトに夫々連結されてい
る。そして、これら左右のポテンショメータ83は夫々
マイクロコンピュータ等からなる制御部(図示せず)に
電気的に接続されており、左右両側の圃場面検知センサ
82で圃場面から植付部Pまでの高さを夫々検知し、両
者の高低差を検出して伸縮自在な電動アクチュエータ8
4を作動させることにより、植付部Pを左右の傾動させ
て左右の高さの差を矯正し、これにより圃場面に対する
苗の植付け深さを左右一定にするように構成されてい
る。
【0029】上記アクチュエータ84は、苗載台19の
背面側で昇降リンクのヒッチH部に係合しているホルダ
10’近傍に位置して略水平に架設されている。すなわ
ち、アクチュエータ84は、ワイパーモータ84aを備
えた基端側がブラケット85aを介し植付部Pのフレー
ム85に一体に立設した苗載せフレーム86に枢結さ
れ、先端側の伸縮部84bがブラケット10’aを介し
てホルダ10’に枢結されており、モータ84aの正逆
回転によりアクチュエータ84が伸縮作動して植付部P
がローリング支点9を中心に左右に傾動するようになっ
ている。84cはアクチュエータ84の伸長側ストロー
クエンドスイッチ、84dは縮小側ストロークエンドス
イッチ、84eは回り止め兼スイッチ取付用ピン、84
fは緩衝用圧縮ばねである。
【0030】上記実施例では、マルチ田植機Aを例にし
て説明したが、本発明は、畑作作物の苗を圃場に移植す
る畑のマルチにも利用出来る。したがって、本発明はマ
ルチ田植機に限らず、畑作用のものを含めてマルチ移植
機一般に採用し得る。
【0031】上記の構成において、植付作業(マルチ作
業)を開始するに際しては、先ず、植付部Pをリフトア
ップした状態にしてロール収納部43及び予備ロール収
納部64,75にロール状に巻込んだシート部材(ロー
ル)bと予備ロール63を夫々装填する。そして、シー
ト繰出し用撮み50aを回動操作してロール収納部43
に装填したロールbの繰出端部側をシート繰出口46か
らローラフロート22の後方位置まで引出す。この際、
シート受体54を下方に回動させておくことにより、シ
ート部材bの引出し作用を容易に行える。ついで、シー
ト受体54を上方に回動復帰させ、植付部Pを下降接地
させると、シート受体54は泥中に没入すると共に、上
記引出されたシート部材bはローラフロート22により
田面に押圧される(図1参照)。
【0032】この状態で植付部P及び施肥装置18を始
動させて作業を開始すると、機体1の前進に伴ってシー
ト部材bがロール収納部43から順次繰出されて田面に
被覆(全面マルチ)され、被覆されたシート部材bの上
から植付杆21で苗が植付けられると共に、土中施肥部
17により側条施肥される。
【0033】ところで、マルチ作業中、植付部Pの左右
両側に配設した圃場面検知センサ82は田面等の地表に
直接接触することがなく、圃場面に被覆されたシート部
材bを介して接触するので、圃場面検知センサ82に泥
が付着するのが防止される。そのため、センサ82に泥
土が付着したり滞留したりしてセンサ82自体の重量が
増大し、これにより検知性能の低下をきたしたり、検知
ミスによりアクチュエータ84を誤作動させたりするこ
とがない。
【0034】また、シート押さえ用の転輪79が圃場面
に被覆されたシート部材bの左右両端側を圃場面検知セ
ンサ82が作用する直前に押さえるので、シート部材b
の側端側が風等の影響を受けて浮き上がったり、地表と
シート部材b間に水が侵入したりするようなことがな
く、先行するローラフロート22による均平作用と相俟
ってシート部材bのセンサ当接部位(被検知部位)が常
に地表面に密着した安定状態の下で検知作用が行われ
る。
【0035】ところで、圃場面検知センサ82の基端側
に連結されたポテンショメータ83を地表面の近接位置
に配置した場合は、センサ82と同様、常に泥水に晒さ
れるため、泥が付着したり、内部に水が侵入したりして
性能低下を来したり、故障が発生したりする恐れがある
が、ポテンショメータ83の下方の地表面もシート部材
bにより覆われているため、ポテンショメータ83に対
する泥土の付着や泥水の侵入も防止される。
【0036】さらに、アクチュエータ84は、苗載台1
9により上方が覆われた状態で苗載台19の背面側のホ
ルダ10’上部付近に配置されているため、雨水や泥水
から保護されるばかりでなく、アクチュエータ84が比
較的空間部が多い本機1との連結部近傍に水平状に横架
されているため、植付部Pを本機1から取り外した際前
面側が大きく開放されることと相俟ってメンテナンス上
も有利となるうえ、アクチュエータ84と植付部P側の
枢結点がローリング支点9から上方離間位置に設けられ
ているので、アクチュエータ84によるローリング規制
作用を極力少なくすることが可能で(アクチュエータ8
4と植付部Pの枢結点をローリング支点9の近接位置に
設けると遊びが少なくなりローリングの自由度が犠牲と
なる)、圃場面に対する植付部Pの追従精度を良好に保
持出来る。
【0037】なお、本実施例では、シート部材bとして
再生紙を利用しているので、移植後40〜50日で再生
紙が泥中で溶解するため、慣行栽培技術の利用が可能と
なるばかりでなく、面倒で多大な労力を要するシート部
材の回収作業が不要となり、マルチ栽培の省力化と天然
資源の再利用化が達成されるうえ、風によるシート部材
bの飛散も解消される。
【0038】
【発明の効果】本発明は上述したように構成したので、
圃場面検知センサが圃場面に直接接触することがなく、
圃場面に被覆されたシート部材を介して接地するので、
圃場面検知センサへの泥の付着による性能低下を防止出
来、植付部のローリング制御作用を常に的確に行うこと
が出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を装備したマルチ移植機の要部の側面図
である。
【図2】作業状態におけるマルチ移植機の側面図であ
る。
【図3】植付部を上昇させた状態におけるマルチ移植機
の側面図である。
【図4】植付部の前部側の平面図である。
【図5】走行機体の後部側の平面図である。
【図6】植付部の平面図である。
【図7】ローラフロートの断面図である。
【図8】予備ロール収納部の回動支点部の側面図であ
る。
【図9】予備ロール収納部取付ブラケットの平面図であ
る。
【図10】ローラフロート取付部の拡大側面図である。
【図11】ローラフロートの断平面図である。
【図12】滑走体取付部の斜視図である。
【図13】滑走体の一部切欠斜視図である。
【図14】アクチュエータ取付状態を示すマルチ移植機
の側面図である。
【図15】圃場面検知センサ取付部の拡大平面図であ
る。
【図16】アクチュエータ取付部の拡大側面図である。
【図17】アクチュエータとローリング支点の関係を示
す拡大正面図である。
【図18】アクチュエータ取付部の正面図である。
【符号の説明】
1 走行機体 9 ローリング支点 19 苗載台 21 植付杆 22 ローラフロート 43 ロール収納部 63 予備ロール 79 転輪 82 圃場面検知センサ 83 ポテンショメータ 84 アクチュエータ A マルチ移植機 P 植付部 b シート部材(ロール)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走行機体の後方に植付部を昇降自在に、
    かつローリング支点を中心にして左右傾動可能に連結
    し、ロール収納部に横架されたロール状シート部材を順
    次後方に繰出して圃場面を被覆しながら植付杆により苗
    を被覆されたシート部材の上から植付けるようにしたマ
    ルチ移植機において、前記植付部の少なくとも左右2個
    所に、圃場面に被覆されたシート部材の上面に接触して
    植付部の対地高さを検出する圃場面検知センサを設けた
    ことを特徴とするマルチ移植機のローリング制御装置。
JP34983392A 1992-12-02 1992-12-02 マルチ移植機のローリング制御装置 Pending JPH06169612A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34983392A JPH06169612A (ja) 1992-12-02 1992-12-02 マルチ移植機のローリング制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34983392A JPH06169612A (ja) 1992-12-02 1992-12-02 マルチ移植機のローリング制御装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06169612A true JPH06169612A (ja) 1994-06-21

Family

ID=18406421

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP34983392A Pending JPH06169612A (ja) 1992-12-02 1992-12-02 マルチ移植機のローリング制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06169612A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6112076B2 (ja) 播種機
JP2016010370A5 (ja)
JP2011045280A (ja) 苗移植機
JP2572911Y2 (ja) マルチ移植機のローラフロート装置
JP4454133B2 (ja) 野菜移植機
JPH0641452U (ja) マルチ移植機のシート残量検出装置
JP2001169619A (ja) 苗植機
JP3245238B2 (ja) マルチ移植機のシート切断装置
JP2607743Y2 (ja) 稲作用マルチ移植機におけるシート押さえ装置
JP2753670B2 (ja) マルチ移植機のシート支持装置
JP2572179Y2 (ja) マルチ移植機のシート支持装置
JP2592774Y2 (ja) マルチ移植機の油圧感度調整装置
JP2816519B2 (ja) マルチ移植機のシート支持装置
JP2572176Y2 (ja) マルチ移植機のロール支持装置
JP2572178Y2 (ja) マルチ移植機のロール支持構造
JP2591264Y2 (ja) マルチ移植機のシート切断装置
JP2826241B2 (ja) マルチ移植機の施肥装置
JP2572177Y2 (ja) マルチ移植機の予備ロール支持構造
JPH07108162B2 (ja) マルチ田植機のシート押圧装置
JP2001161122A (ja) 歩行型の多条植田植機
JP2005065603A (ja) マルチ移植機のシート支持装置
JP2006014620A (ja) 野菜移植機
JP2591263Y2 (ja) マルチ移植機のシート鎮圧装置
JPH088582Y2 (ja) 水田作業機の施肥装置
JPH06284829A (ja) マルチ移植機のローラフロート支持装置