JPH06169907A - X線診断装置 - Google Patents
X線診断装置Info
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- JPH06169907A JPH06169907A JP4329747A JP32974792A JPH06169907A JP H06169907 A JPH06169907 A JP H06169907A JP 4329747 A JP4329747 A JP 4329747A JP 32974792 A JP32974792 A JP 32974792A JP H06169907 A JPH06169907 A JP H06169907A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】本発明はX線診断装置に関し、操作者が、患者
の検査部位の実際の位置および角度と、表示モニタの透
視像との関連を、楽にかつ速やかに把握することができ
るようにすることを目的とする。 【構成】表示モニタの画面に、透視像と一緒に、重力方
向を3次元で表示する重力方向マークを表示するように
構成される。 【効果】特に、重力を利用して検査部位に造影剤を適切
に付着させるための操作が、表示モニタだけを見ながら
可能となる。
の検査部位の実際の位置および角度と、表示モニタの透
視像との関連を、楽にかつ速やかに把握することができ
るようにすることを目的とする。 【構成】表示モニタの画面に、透視像と一緒に、重力方
向を3次元で表示する重力方向マークを表示するように
構成される。 【効果】特に、重力を利用して検査部位に造影剤を適切
に付着させるための操作が、表示モニタだけを見ながら
可能となる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はX線診断装置に関するも
のであり、特に、X線診断装置の操作性の向上に関する
ものである。
のであり、特に、X線診断装置の操作性の向上に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】最近、X線像を光学像に変換するイメー
ジインテンシファイア(以下I.I.という)、この
I.I.から出力される光学像をビデオ信号に変換する
テレビカメラ、このビデオ信号のディジタル処理、なら
びに、ディジタル画像表示のそれぞれの技術の発達によ
って、X線診断装置の性能は、目覚ましい向上を示して
おり、従来のX線診断装置の一例を図12を参照しなが
ら説明する。図12において、透明で放射線遮蔽効果の
ある例えば鉛ガラス壁の窓1の左側はX線撮影室、右側
はX線操作室である。
ジインテンシファイア(以下I.I.という)、この
I.I.から出力される光学像をビデオ信号に変換する
テレビカメラ、このビデオ信号のディジタル処理、なら
びに、ディジタル画像表示のそれぞれの技術の発達によ
って、X線診断装置の性能は、目覚ましい向上を示して
おり、従来のX線診断装置の一例を図12を参照しなが
ら説明する。図12において、透明で放射線遮蔽効果の
ある例えば鉛ガラス壁の窓1の左側はX線撮影室、右側
はX線操作室である。
【0003】X線撮影室には、患者2を横たわらせるた
めの寝台3が設置されている。寝台3は、患者2を載せ
たまま、立位(+90度)から逆傾斜(−90度)まで
起倒することができ、任意の起倒角度で停止することが
できるようになっている。起倒によって、患者2が飲ん
だバリウム等の造影剤が重力によって胃壁等に満遍なく
付着する。
めの寝台3が設置されている。寝台3は、患者2を載せ
たまま、立位(+90度)から逆傾斜(−90度)まで
起倒することができ、任意の起倒角度で停止することが
できるようになっている。起倒によって、患者2が飲ん
だバリウム等の造影剤が重力によって胃壁等に満遍なく
付着する。
【0004】X線撮影室にはまた、患者2を載せた寝台
3を挟むように、上方にはX線を曝射するX線発生部4
が、下方には患者2を透過したX線を受けこれを処理す
るX線受像部5が、常に相互に正対するように配置され
ている。なお、X線受像部5は、I.I.、テレビカメ
ラ等から構成される。
3を挟むように、上方にはX線を曝射するX線発生部4
が、下方には患者2を透過したX線を受けこれを処理す
るX線受像部5が、常に相互に正対するように配置され
ている。なお、X線受像部5は、I.I.、テレビカメ
ラ等から構成される。
【0005】X線発射部4とX線受像部5は、それぞ
れ、寝台3の長手方向に対して直角なCアーム6の両端
に固定され、X線発生部4から曝射されたX線ビームの
中心線がX線受像部5のI.I.の中心に常に一致する
ようになっている。
れ、寝台3の長手方向に対して直角なCアーム6の両端
に固定され、X線発生部4から曝射されたX線ビームの
中心線がX線受像部5のI.I.の中心に常に一致する
ようになっている。
【0006】このCアームは、Cレール7に沿って患者
2の左右方向に回動自在であり、このCレール7もま
た、搬送機8によって、寝台3と平行なレール9に沿っ
て患者2の頭から足まで移動自在である。
2の左右方向に回動自在であり、このCレール7もま
た、搬送機8によって、寝台3と平行なレール9に沿っ
て患者2の頭から足まで移動自在である。
【0007】上述のように、寝台3を起倒すると共にX
線ビームを3次元で回転、移動することのできるメカニ
ズムによつて、患者2の任意の検査部位に対して任意の
角度からX線を曝射することができるようになってい
る。
線ビームを3次元で回転、移動することのできるメカニ
ズムによつて、患者2の任意の検査部位に対して任意の
角度からX線を曝射することができるようになってい
る。
【0008】検査部位に曝射されたX線によって得られ
るX線像は、常に、X線ビームを視線とした像であり、
その部位の、X線ビームに対して直角な平面への投影像
である。この像は、取りも直さず、後述の表示モニタに
表示される画像である。
るX線像は、常に、X線ビームを視線とした像であり、
その部位の、X線ビームに対して直角な平面への投影像
である。この像は、取りも直さず、後述の表示モニタに
表示される画像である。
【0009】一方、X線操作室には、X線受像部5から
送られてくる画像信号を表示するモニタ10と、上記起
倒、回転、移動メカニズムの動作、X線の強度や絞りの
設定、透視および撮影の実行等を制御するための操作卓
11とが設置されている。
送られてくる画像信号を表示するモニタ10と、上記起
倒、回転、移動メカニズムの動作、X線の強度や絞りの
設定、透視および撮影の実行等を制御するための操作卓
11とが設置されている。
【0010】操作者12(医師またはX線技師)は、表
示モニタ10に表示される透視像を観察すると同時に、
窓1越しに患者2の状態を見ながら操作卓11を操作す
ることにより、寝台3を起倒させたり、X線発生部4及
びX線受像5を様々な角度に回転させたり、必要に応じ
てインターホンを通じて患者にバリウム等の造影剤の飲
用やローリングを指示したりしながら、患者2を多方向
から透視、撮影する。上述のように、従来、X線診断装
置においては、寝台3の起倒と患者2のローリングによ
り、患者2の必要な部位への造影剤の付着を良くし、か
つ、多方向から透視、撮影を行うことにより、透視像ま
たは撮影像を得ているが、下記のような問題点がある。
示モニタ10に表示される透視像を観察すると同時に、
窓1越しに患者2の状態を見ながら操作卓11を操作す
ることにより、寝台3を起倒させたり、X線発生部4及
びX線受像5を様々な角度に回転させたり、必要に応じ
てインターホンを通じて患者にバリウム等の造影剤の飲
用やローリングを指示したりしながら、患者2を多方向
から透視、撮影する。上述のように、従来、X線診断装
置においては、寝台3の起倒と患者2のローリングによ
り、患者2の必要な部位への造影剤の付着を良くし、か
つ、多方向から透視、撮影を行うことにより、透視像ま
たは撮影像を得ているが、下記のような問題点がある。
【0011】
(1)医師またはX線技師にとって、表示モニタ10に
表示された透視像と患者2との位置関係を正確に把握す
るのに多くの労力と時間を要する。 (2)寝台3をどのように動かせば造影剤がどのように
流れるかを予測するためには、長年の経験と優れた勘が
必要である。
表示された透視像と患者2との位置関係を正確に把握す
るのに多くの労力と時間を要する。 (2)寝台3をどのように動かせば造影剤がどのように
流れるかを予測するためには、長年の経験と優れた勘が
必要である。
【0012】(3)医師またはX線技師は、検査中に、
透視像が表示されている表示モニタ10と患者2との2
つの方向に頻繁に視線を変えながら、各種の判断と操作
を行わなければならないので精神的、肉体的な労力は多
大である。
透視像が表示されている表示モニタ10と患者2との2
つの方向に頻繁に視線を変えながら、各種の判断と操作
を行わなければならないので精神的、肉体的な労力は多
大である。
【0013】(4)医師またはX線技師は、重力を利用
して患者2の必要な部位に造影剤を付着させるために患
者2にローリングを指示するが、上記(1)〜(3)に
関連して、患者に無駄なローリングの負担を掛けている
ことが少なくない。 (5)従って、検査時間が長くなったり、再撮影が必要
になったりして、診断効率の低下を招くことになる。
して患者2の必要な部位に造影剤を付着させるために患
者2にローリングを指示するが、上記(1)〜(3)に
関連して、患者に無駄なローリングの負担を掛けている
ことが少なくない。 (5)従って、検査時間が長くなったり、再撮影が必要
になったりして、診断効率の低下を招くことになる。
【0014】本発明は、従来のX線診断装置の上記欠点
に鑑み、表示モニタの画像と患者との位置関係を把握す
るための、医師またはX線技師の労力を低減し、経験や
勘への依存度を軽減し、検査時間を短縮し、かつ、患者
の負担も軽減することのできるX線診断装置を実現する
ことを目的とする。
に鑑み、表示モニタの画像と患者との位置関係を把握す
るための、医師またはX線技師の労力を低減し、経験や
勘への依存度を軽減し、検査時間を短縮し、かつ、患者
の負担も軽減することのできるX線診断装置を実現する
ことを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、被検体を寝載し立位から逆傾斜まで起倒可
能な寝台と、前記被検体の任意の検査部位に対して任意
の角度からX線を曝射するX線発生部と、このX線発生
部と正対して設けられ被検体を透過したX線を検出して
映像信号に変換するX線受像部と、前記X線受像部によ
り検出されたX線透視像を表示する表示モニタと、前記
寝台の起倒角度及び前記X線発生部より曝射されたX線
の照射方向を検出する検出手段と、この検出結果により
透視像における重力方向を演算する重力方向演算手段と
を備え、この重力方向を前記表示モニタに透視像と一緒
に必要に応じて表示させることを特徴としている。
するために、被検体を寝載し立位から逆傾斜まで起倒可
能な寝台と、前記被検体の任意の検査部位に対して任意
の角度からX線を曝射するX線発生部と、このX線発生
部と正対して設けられ被検体を透過したX線を検出して
映像信号に変換するX線受像部と、前記X線受像部によ
り検出されたX線透視像を表示する表示モニタと、前記
寝台の起倒角度及び前記X線発生部より曝射されたX線
の照射方向を検出する検出手段と、この検出結果により
透視像における重力方向を演算する重力方向演算手段と
を備え、この重力方向を前記表示モニタに透視像と一緒
に必要に応じて表示させることを特徴としている。
【0016】
【作用】本発明によれば、検出手段により寝台の起倒角
度及び前記X線発生部より曝射されたX線の照射方向を
検出し、重力方向演算手段によりこの検出結果から透視
像における重力方向を演算する。そして、この重力方向
を標示モニタに透視像と一緒に必要に応じて表示させる
ことができる。
度及び前記X線発生部より曝射されたX線の照射方向を
検出し、重力方向演算手段によりこの検出結果から透視
像における重力方向を演算する。そして、この重力方向
を標示モニタに透視像と一緒に必要に応じて表示させる
ことができる。
【0017】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て詳細に説明する。図1は、本発明に係るX線診断装置
の基本構成を示す。
て詳細に説明する。図1は、本発明に係るX線診断装置
の基本構成を示す。
【0018】図1において、X線管20は、高圧を発生
するX線制御器28の制御の下でX線を発生する。X線
管20から発生したX線は、X線の照射野範囲を限定す
るX線絞り21によって所要の絞りを受けた後、X線ビ
ームとなって下方に向かって曝射され、寝台23上の患
者22に照射される。X線管20とX線絞り21とはX
線発生部50を形成する。
するX線制御器28の制御の下でX線を発生する。X線
管20から発生したX線は、X線の照射野範囲を限定す
るX線絞り21によって所要の絞りを受けた後、X線ビ
ームとなって下方に向かって曝射され、寝台23上の患
者22に照射される。X線管20とX線絞り21とはX
線発生部50を形成する。
【0019】寝台23の下の、X線ビームの直下にはス
ポット24が設置されており、ここには、撮影時にフィ
ルムが自動挿入され、患者22を透過したX線像を撮影
するようになっている。
ポット24が設置されており、ここには、撮影時にフィ
ルムが自動挿入され、患者22を透過したX線像を撮影
するようになっている。
【0020】I.I.25は、患者22を透過したX線
像を光学像に変換する機能を有する。I.I.25から
出力された光学像は光学系26を介してテレビカメラ2
7によって撮像され、ビデオ信号に変換される。テレビ
カメラ27から出力されるビデオ信号は、処理装置30
へ転送される。スポット24、I.I.25、光学系2
6、テレビカメラ27はX線受像部51を形成する。処
理装置30は、テレビカメラ27からのビデオ信号に対
して各種のディジタル画像処理を施した後、内蔵のビデ
オメモリに表示用データとして格納する。表示モニタ3
4は、処理装置30のビデオメモリに格納されている画
像データを読み出し、その画面上に表示する。
像を光学像に変換する機能を有する。I.I.25から
出力された光学像は光学系26を介してテレビカメラ2
7によって撮像され、ビデオ信号に変換される。テレビ
カメラ27から出力されるビデオ信号は、処理装置30
へ転送される。スポット24、I.I.25、光学系2
6、テレビカメラ27はX線受像部51を形成する。処
理装置30は、テレビカメラ27からのビデオ信号に対
して各種のディジタル画像処理を施した後、内蔵のビデ
オメモリに表示用データとして格納する。表示モニタ3
4は、処理装置30のビデオメモリに格納されている画
像データを読み出し、その画面上に表示する。
【0021】操作卓32は、操作者によって操作され、
制御器29を介して、X線の強度や絞りの調整、寝台2
3の起倒、X線発生部50およびX線受像部51の位置
決め、処理装置30における各種のディジタル処理の実
行、ならびに、表示モニタ34における表示を制御す
る。上述の構成によって、患者22の必要な部位を、任
意の方向から任意の角度で透視、撮影することができ
る。
制御器29を介して、X線の強度や絞りの調整、寝台2
3の起倒、X線発生部50およびX線受像部51の位置
決め、処理装置30における各種のディジタル処理の実
行、ならびに、表示モニタ34における表示を制御す
る。上述の構成によって、患者22の必要な部位を、任
意の方向から任意の角度で透視、撮影することができ
る。
【0022】本発明によるX線診断装置の特徴は、上記
構成に加えて、表示モニタ34の画面に透視像と一緒に
重力の方向を表示するために、新たに、寝台23に取り
付けられた寝台位置センサ41と、テレビカメラ27に
取り付けられたカメラ位置センサ42と、処理装置30
内に設けられた重力方向計算部43と、操作卓32に取
り付けられた重力表示ボタン44と、表示モニタ34と
で構成される重力方向表示システムを備えていることで
ある。この重力方向表示システムの構成を図2に示す
構成に加えて、表示モニタ34の画面に透視像と一緒に
重力の方向を表示するために、新たに、寝台23に取り
付けられた寝台位置センサ41と、テレビカメラ27に
取り付けられたカメラ位置センサ42と、処理装置30
内に設けられた重力方向計算部43と、操作卓32に取
り付けられた重力表示ボタン44と、表示モニタ34と
で構成される重力方向表示システムを備えていることで
ある。この重力方向表示システムの構成を図2に示す
【0023】図2において、寝台位置センサ41は、寝
台23と共に動き、寝台23の起倒角度aを検出し、起
倒角度aを表す移動信号100を重力方向計算部43の
X−Y平面演算部65へ出力する。
台23と共に動き、寝台23の起倒角度aを検出し、起
倒角度aを表す移動信号100を重力方向計算部43の
X−Y平面演算部65へ出力する。
【0024】一方、カメラ位置センサ42はテレビカメ
ラ27と共に動き、X線ビームの中心線60の回転角度
bを検出し、回転角度bを表す移動信号200を重力方
向計算部43のX−Z平面演算部66へ出力する。X−
Y平面演算部65およびX−Z平面演算部66は、それ
ぞれ、移動信号100および移動信号200に基づき、
次に説明するような演算を行う。
ラ27と共に動き、X線ビームの中心線60の回転角度
bを検出し、回転角度bを表す移動信号200を重力方
向計算部43のX−Z平面演算部66へ出力する。X−
Y平面演算部65およびX−Z平面演算部66は、それ
ぞれ、移動信号100および移動信号200に基づき、
次に説明するような演算を行う。
【0025】図3は、患者22を載せたまま寝台23を
角度aだけ起こし、患者22の部位61とX線ビームの
中心線60とが一致するようにX線発生部50およびX
線受像部51の位置決めをした状態を示す。
角度aだけ起こし、患者22の部位61とX線ビームの
中心線60とが一致するようにX線発生部50およびX
線受像部51の位置決めをした状態を示す。
【0026】また、図4は、部位61を少し右方向から
見たいため、図4の起倒の状態のまま、X線発生部50
およびX線受像部51を角度bだけ時計方向に回転した
状態を示す。なお、gは重力の方向を示す。
見たいため、図4の起倒の状態のまま、X線発生部50
およびX線受像部51を角度bだけ時計方向に回転した
状態を示す。なお、gは重力の方向を示す。
【0027】ここで、検査部位61を原点とし、X線ビ
ームの中心線60をX軸とし、X軸と原点61で直交す
る寝台23の長手方向の線をY軸とし、原点61でX
軸、Y軸と直交する線をZ軸とする3次元空間を想定す
ると、この3次元空間は、重力方向一定の重力空間内に
おいて、寝台23の起倒と、X線ビーム60の回転とに
よって、自在に移動、回転する。
ームの中心線60をX軸とし、X軸と原点61で直交す
る寝台23の長手方向の線をY軸とし、原点61でX
軸、Y軸と直交する線をZ軸とする3次元空間を想定す
ると、この3次元空間は、重力方向一定の重力空間内に
おいて、寝台23の起倒と、X線ビーム60の回転とに
よって、自在に移動、回転する。
【0028】一方、I.I.25の出力として得られる
検査部位61の光学像は、常にX線ビームの中心線60
を視線とした像であり、この像が表示モニタ34の画面
にも透視像として表示される。つまり、表示モニタ34
の透視像はこの3次元空間における部位61のY−Z平
面への投影像である。
検査部位61の光学像は、常にX線ビームの中心線60
を視線とした像であり、この像が表示モニタ34の画面
にも透視像として表示される。つまり、表示モニタ34
の透視像はこの3次元空間における部位61のY−Z平
面への投影像である。
【0029】従って、この3次元空間においては、重力
方向は寝台の起倒とX線ビームの中心線60の回転に従
って変わり、起倒角aと回転角bのベクトル関数として
表される。さて、原点61を中心とし半径が重力単位1
の球を想定する。図5、6、7はこの球を表す。
方向は寝台の起倒とX線ビームの中心線60の回転に従
って変わり、起倒角aと回転角bのベクトル関数として
表される。さて、原点61を中心とし半径が重力単位1
の球を想定する。図5、6、7はこの球を表す。
【0030】重力方向計算部43のX−Y平面演算部6
5は、図5に示すように、寝台位置センサ41からの起
倒角度aを表す移動信号100基づき、X−Y平面62
における重力方向単位ベクトルAを計算しCPU67へ
出力する。X−Y平面62における重力方向単位ベクト
ルAは、 A=(X,Y,Z) =(sina,cosa,0) である。
5は、図5に示すように、寝台位置センサ41からの起
倒角度aを表す移動信号100基づき、X−Y平面62
における重力方向単位ベクトルAを計算しCPU67へ
出力する。X−Y平面62における重力方向単位ベクト
ルAは、 A=(X,Y,Z) =(sina,cosa,0) である。
【0031】一方、X−Z平面演算部66は、図6に示
すように、カメラ位置センサ42からのX線ビームの中
心線60の回転角bを表す移動信号200に基づき、X
−Z平面63における重力方向単位ベクトルBを計算し
CPU67へ出力する。X−Z平面63における重力方
向単位ベクトルBは、 B=(X,Y,Z) =(cosb,0,sinb) である。
すように、カメラ位置センサ42からのX線ビームの中
心線60の回転角bを表す移動信号200に基づき、X
−Z平面63における重力方向単位ベクトルBを計算し
CPU67へ出力する。X−Z平面63における重力方
向単位ベクトルBは、 B=(X,Y,Z) =(cosb,0,sinb) である。
【0032】CPU67は、図8のフローチャートに示
すように動作する。すなわち、まず、重力方向単位ベク
トルA,Bを入力し(S1)、図7に示すように、重力
方向単位ベクトルA,Bの合成重力方向ベクトルCを求
める(S2)。合成重力方向ベクトルCは、 C=A(X,Y,Z)+B(X,Y,Z) =(sina+cosb,cosa,sinb) 次に、合成重力方向ベクトルCを正規化したベクトルG
を求める。すなわち、
すように動作する。すなわち、まず、重力方向単位ベク
トルA,Bを入力し(S1)、図7に示すように、重力
方向単位ベクトルA,Bの合成重力方向ベクトルCを求
める(S2)。合成重力方向ベクトルCは、 C=A(X,Y,Z)+B(X,Y,Z) =(sina+cosb,cosa,sinb) 次に、合成重力方向ベクトルCを正規化したベクトルG
を求める。すなわち、
【0033】
【数1】 このようにして得られたGを、重力方向ベクトルの3次
元データとする。
元データとする。
【0034】次に、CPU67は、3次元変換テーブル
69を参照して重力方向ベクトルの3次元データGを、
2次元のグラフィック座標データに変換する(S3)。
この2次元のグラフィック座標データは、表示モニタ3
4の画面上での重力方向を示す矢印の座標を表す。
69を参照して重力方向ベクトルの3次元データGを、
2次元のグラフィック座標データに変換する(S3)。
この2次元のグラフィック座標データは、表示モニタ3
4の画面上での重力方向を示す矢印の座標を表す。
【0035】次に、CPU67は、グラフィックメモリ
68に内蔵されているグラフィックデータを参照するこ
とにより、重力方向マークの表示画像データを作成する
(S4)。
68に内蔵されているグラフィックデータを参照するこ
とにより、重力方向マークの表示画像データを作成する
(S4)。
【0036】この表示画像データは、グラフィックイン
タフェース70およびOR回路71を介して、透視像と
共に表示モニタ34へ転送される。その結果、表示モニ
タ34の画面には、部位61の透視像と一緒に重力方向
マークが表示される(S5)。
タフェース70およびOR回路71を介して、透視像と
共に表示モニタ34へ転送される。その結果、表示モニ
タ34の画面には、部位61の透視像と一緒に重力方向
マークが表示される(S5)。
【0037】図9、10は、表示モニタ34に表示され
る重力方向マークの一例を示す。重力方向マーク75は
球を表現する緯度線76および経度線77と、球の中心
79から発する重力方向を示す矢印78とからなる。
る重力方向マークの一例を示す。重力方向マーク75は
球を表現する緯度線76および経度線77と、球の中心
79から発する重力方向を示す矢印78とからなる。
【0038】重力方向マーク75は、上方向の重力を表
す場合には、図9に示すように球の下半分の緯度線、経
度線を省略し、下方向の重力を表す場合には、図10に
示すように球の上半分のそれ等を省略する。
す場合には、図9に示すように球の下半分の緯度線、経
度線を省略し、下方向の重力を表す場合には、図10に
示すように球の上半分のそれ等を省略する。
【0039】このような重力方向マーク75は、図11
に示すように、表示モニタ34の画面に患者の検査部位
61の透視像と共に表示されるから、操作者12は、表
示モニタ34の画面だけで、部位61内のバリウムの流
れを予測することができ、従って、バリウムの付着に関
して、何ら特別の経験や優れた勘を要しない。
に示すように、表示モニタ34の画面に患者の検査部位
61の透視像と共に表示されるから、操作者12は、表
示モニタ34の画面だけで、部位61内のバリウムの流
れを予測することができ、従って、バリウムの付着に関
して、何ら特別の経験や優れた勘を要しない。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によるX線
診断装置は、表示モニタに患者の部位の透視像と一緒に
重力方向を表すマークを表示するようにしたので、表示
モニタの画面のみによって患者の検査部位の中のバリウ
ムの流れる方向を予測することができる。その結果、X
線診断装置を操作する医師やX線技師がバリウムを検査
部位に適切に付着させるために使う労力と、そのための
経験、能力の必要性が大幅に低減し、従って、検査時間
が短縮すると共に患者に対して無用の負担を掛けること
もなくなり、X線診断の能率ならびに質の向上に寄与す
ること極めて大である。
診断装置は、表示モニタに患者の部位の透視像と一緒に
重力方向を表すマークを表示するようにしたので、表示
モニタの画面のみによって患者の検査部位の中のバリウ
ムの流れる方向を予測することができる。その結果、X
線診断装置を操作する医師やX線技師がバリウムを検査
部位に適切に付着させるために使う労力と、そのための
経験、能力の必要性が大幅に低減し、従って、検査時間
が短縮すると共に患者に対して無用の負担を掛けること
もなくなり、X線診断の能率ならびに質の向上に寄与す
ること極めて大である。
【図1】本発明によるX線診断装置の基本構成を示す図
である。
である。
【図2】本発明による重力方向表示システムの構成を示
す図である。
す図である。
【図3】重力方向表示システムの原理を説明するための
図である。
図である。
【図4】重力方向表示システムの原理を説明するための
図である。
図である。
【図5】重力方向表示システムの原理を説明するための
図である。
図である。
【図6】重力方向表示システムの原理を説明するための
図である。
図である。
【図7】重力方向表示システムの原理を説明するための
図である。
図である。
【図8】CPUの動作を示すフローチャートである。
【図9】重力方向表示マークを示す図である。
【図10】重力方向表示マークを示す図である。
【図11】表示モニタの画面を示す図である。
【図12】従来技術を説明するための図である。
1 鉛ガラス 2 患者 3 寝台 4 X線発生部 5 X線受像部 6 Cアーム 7 Cレール 8 搬送機 9 レール 10 表示モニタ 11 操作台 12 操作者 20 X線管 21 X線絞り 22 患者 23 寝台 24 スポット 25 イメージインテンシファイア(I.I.) 26 光学系 27 テレビカメラ 28 X線制御器 29 制御器 30 処理装置 32 操作卓 34 表示モニタ 41 寝台位置センサ 42 カメラ位置センサ 43 重力方向計算部 44 重力表示ボタン 50 X線発射部 51 X線受像部 60 X線ビームの中心線 61 患者の検査部位 62 X−Y平面 63 X−Z平面 65 X−Y平面演算部 66 X−Z平面演算部 67 CPU 68 グラフィックメモリ 69 3次元変換テーブル 70 グラフィックインターフェース 71 OR回路 75 重力方向マーク 76 緯度線 77 経度線 78 矢印 A X−Y平面重力方向ベクトル B X−Z平面重力方向ベクトル C 合成ベクトル G 重力方向ベクトルの3次元データ S1〜S5 フローチャートのステップ X,Y,Z 3次元空間の軸 a 起倒角度 b 回転角 g 重力の方向
Claims (1)
- 【請求項1】 被検体を寝載し立位から逆傾斜まで起倒
可能な寝台と、前記被検体の任意の検査部位に対して任
意の角度からX線を曝射するX線発生部と、このX線発
生部と正対して設けられ被検体を透過したX線を検出し
て映像信号に変換するX線受像部と、前記X線受像部に
より検出されたX線透視像を表示する表示モニタと、前
記寝台の起倒角度及び前記X線発生部より曝射されたX
線の照射方向を検出する検出手段と、この検出結果によ
り透視像における重力方向を演算する重力方向演算手段
とを備え、この重力方向を前記表示モニタに透視像と一
緒に必要に応じて表示させることを特徴とするX線診断
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4329747A JPH06169907A (ja) | 1992-12-10 | 1992-12-10 | X線診断装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4329747A JPH06169907A (ja) | 1992-12-10 | 1992-12-10 | X線診断装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06169907A true JPH06169907A (ja) | 1994-06-21 |
Family
ID=18224837
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4329747A Pending JPH06169907A (ja) | 1992-12-10 | 1992-12-10 | X線診断装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06169907A (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004283367A (ja) * | 2003-03-20 | 2004-10-14 | Fuji Photo Film Co Ltd | 放射線撮像システム |
| JP2005106562A (ja) * | 2003-09-30 | 2005-04-21 | Hitachi Ltd | 陽電子放出型ct装置 |
| US20120050330A1 (en) * | 2010-08-31 | 2012-03-01 | Canon Kabushiki Kaisha | Display apparatus and display method |
| JP2014004234A (ja) * | 2012-06-26 | 2014-01-16 | Toshiba Corp | 医用画像診断装置及び画像処理装置 |
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| JP2021058570A (ja) * | 2019-10-04 | 2021-04-15 | コニカミノルタ株式会社 | 画像処理装置及びプログラム |
| JP2022022249A (ja) * | 2017-12-28 | 2022-02-03 | コニカミノルタ株式会社 | 放射線画像表示装置および画像表示方法 |
| US11963811B2 (en) | 2019-10-04 | 2024-04-23 | Konica Minolta, Inc. | Storage medium, dynamic analysis apparatus, and dynamic analysis system |
-
1992
- 1992-12-10 JP JP4329747A patent/JPH06169907A/ja active Pending
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| JP2022022249A (ja) * | 2017-12-28 | 2022-02-03 | コニカミノルタ株式会社 | 放射線画像表示装置および画像表示方法 |
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| US11963811B2 (en) | 2019-10-04 | 2024-04-23 | Konica Minolta, Inc. | Storage medium, dynamic analysis apparatus, and dynamic analysis system |
| US11998380B2 (en) | 2019-10-04 | 2024-06-04 | Konica Minolta, Inc. | Storage medium, dynamic analysis apparatus, and dynamic analysis system |
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