JPH06169917A - ドプラ診断用超音波探触子 - Google Patents
ドプラ診断用超音波探触子Info
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- JPH06169917A JPH06169917A JP32201292A JP32201292A JPH06169917A JP H06169917 A JPH06169917 A JP H06169917A JP 32201292 A JP32201292 A JP 32201292A JP 32201292 A JP32201292 A JP 32201292A JP H06169917 A JPH06169917 A JP H06169917A
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Landscapes
- Ultra Sonic Daignosis Equipment (AREA)
- Transducers For Ultrasonic Waves (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 超音波を発生させる素子を斜めに配置するこ
となくドプラ計測を行う。 【構成】 超音波探触子に弾性表面波を生じさせるSA
W素子を用いる。その際に、一方向性のSAW素子30
を用いて、それを音響伝搬媒体に接触させる。圧電材料
32の表面で生じた弾性表面波は、圧電材料32のSA
Wの音速と音響伝搬媒体中の音速との比で定まる角度で
斜めに弾性波として放射される。これによって素子を傾
けることなくドプラ計測が可能となる。
となくドプラ計測を行う。 【構成】 超音波探触子に弾性表面波を生じさせるSA
W素子を用いる。その際に、一方向性のSAW素子30
を用いて、それを音響伝搬媒体に接触させる。圧電材料
32の表面で生じた弾性表面波は、圧電材料32のSA
Wの音速と音響伝搬媒体中の音速との比で定まる角度で
斜めに弾性波として放射される。これによって素子を傾
けることなくドプラ計測が可能となる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、超音波ドプラ法によっ
て血流速度等を測定する際に用いられるドプラ診断用超
音波探触子に関する。
て血流速度等を測定する際に用いられるドプラ診断用超
音波探触子に関する。
【0002】
【従来の技術】超音波を生体内に送波し、生体内の運動
反射体(例えば血流)にてドプラシフトを受けた反射波
を受波し、受信信号に含まれるドプラ情報から前記運動
反射体の速度等を測定する超音波ドプラ診断装置が活用
されている。ここで、超音波の送受波は超音波振動子を
有する超音波探触子によって行われる。
反射体(例えば血流)にてドプラシフトを受けた反射波
を受波し、受信信号に含まれるドプラ情報から前記運動
反射体の速度等を測定する超音波ドプラ診断装置が活用
されている。ここで、超音波の送受波は超音波振動子を
有する超音波探触子によって行われる。
【0003】ここで、一般に従来の超音波振動子は、圧
電材料を2つの電極で挟んだ構造をなし、その両電極間
に高周波信号を印加することによって、圧電材料が周期
的に歪み、この結果、圧電材料の表面からその垂直方向
に弾性波である超音波が放射される。
電材料を2つの電極で挟んだ構造をなし、その両電極間
に高周波信号を印加することによって、圧電材料が周期
的に歪み、この結果、圧電材料の表面からその垂直方向
に弾性波である超音波が放射される。
【0004】ところで、超音波がドプラシフトを受ける
ためには、原理上、運動反射体である血流等の運動方向
に対して超音波ビーム方向が直交していてはならず、あ
る程度以上の交差角度が必要である。
ためには、原理上、運動反射体である血流等の運動方向
に対して超音波ビーム方向が直交していてはならず、あ
る程度以上の交差角度が必要である。
【0005】従って、従来においては、超音波探触子を
体表に当接させて体表下を流れる体表に平行な血管の血
流速度を測定しようとする場合、超音波ビームを体表に
対して斜めに設定する必要から、超音波振動子を体表に
対して斜めに配置する必要がある。それゆえ、従来にお
いては、図8に示すように、超音波振動子10と体表1
00との間に、生体と音響インピーダンスがほぼ等しい
くさび形のスタンドオフ材12を介在配置させる必要が
あった。これは、図9に示すように、生体内の血管10
2に直接当接して血流104の速度を測定する術中超音
波探触子や術後に生体内に留置する超音波探触子につい
ても同様であり、スタンドオフ材12が必要となってい
た。
体表に当接させて体表下を流れる体表に平行な血管の血
流速度を測定しようとする場合、超音波ビームを体表に
対して斜めに設定する必要から、超音波振動子を体表に
対して斜めに配置する必要がある。それゆえ、従来にお
いては、図8に示すように、超音波振動子10と体表1
00との間に、生体と音響インピーダンスがほぼ等しい
くさび形のスタンドオフ材12を介在配置させる必要が
あった。これは、図9に示すように、生体内の血管10
2に直接当接して血流104の速度を測定する術中超音
波探触子や術後に生体内に留置する超音波探触子につい
ても同様であり、スタンドオフ材12が必要となってい
た。
【0006】一方、体腔内や血管内に挿入される超音波
探触子においては、血流と平行に超音波ビームを形成す
る場合にドプラシフトが最も大きくなるため、本来、挿
入管の先端前面に超音波振動子を配置することが望まし
い。
探触子においては、血流と平行に超音波ビームを形成す
る場合にドプラシフトが最も大きくなるため、本来、挿
入管の先端前面に超音波振動子を配置することが望まし
い。
【0007】しかし、図10に示されるように、その挿
入管14が筒構造をなし、その内部空洞に例えばガイド
ワイヤ16が通される超音波探触子においては、先端前
面に開口が形成されるため、超音波振動子18の中央に
も開口を形成しなければならず、加工製作が困難であ
り、更に超音波振動子の有効面積が小さくなり、特性の
劣化を生じるという不都合がある。
入管14が筒構造をなし、その内部空洞に例えばガイド
ワイヤ16が通される超音波探触子においては、先端前
面に開口が形成されるため、超音波振動子18の中央に
も開口を形成しなければならず、加工製作が困難であ
り、更に超音波振動子の有効面積が小さくなり、特性の
劣化を生じるという不都合がある。
【0008】一方、超音波振動子の開口形成を回避する
ため、図11に示されるように、挿入管14の側部に超
音波振動子20を斜めに配置する場合には、管を部分的
に肥大させてしまい、挿入困難及び製作困難という問題
が生じる。
ため、図11に示されるように、挿入管14の側部に超
音波振動子20を斜めに配置する場合には、管を部分的
に肥大させてしまい、挿入困難及び製作困難という問題
が生じる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、従来に
おいてドプラ診断を行う際、体表当接型及び血管当接型
のドプラ診断用超音波探触子においてはスタンドオフ材
が必要となり、体腔内挿入型の超音波探触子においては
製作困難な構造になってしまうという問題があった。
おいてドプラ診断を行う際、体表当接型及び血管当接型
のドプラ診断用超音波探触子においてはスタンドオフ材
が必要となり、体腔内挿入型の超音波探触子においては
製作困難な構造になってしまうという問題があった。
【0010】本発明は、上記従来の課題に鑑みなされた
ものであり、その目的は、超音波を発生させる素子を斜
めに配置することなくドプラ計測を行うことのできるド
プラ診断用超音波探触子を提供することにある。
ものであり、その目的は、超音波を発生させる素子を斜
めに配置することなくドプラ計測を行うことのできるド
プラ診断用超音波探触子を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、超音波探触子において超音波を送受波す
る素子として、弾性表面波素子(以下、SAW(Sur
face Acoustic Wave)素子ともい
う)を用い、更にそのSAW素子のうちで一方向性SA
W素子を用いたことを特徴とする。
に、本発明は、超音波探触子において超音波を送受波す
る素子として、弾性表面波素子(以下、SAW(Sur
face Acoustic Wave)素子ともい
う)を用い、更にそのSAW素子のうちで一方向性SA
W素子を用いたことを特徴とする。
【0012】すなわち、圧電材料の表面に電極部が形成
されその表面にて弾性表面波が発生される弾性表面波素
子を備えたドプラ診断用超音波探触子であって、前記弾
性表面波素子として、電極パターンの構成と移相器の信
号位相とによって一方向に弾性表面波が伝達される特性
をもつ一方向性弾性表面波素子を用い、前記一方向性弾
性表面波素子を音響伝搬媒体に接合させて、前記圧電材
料の表面から斜め方向に弾性波を放射させることを特徴
とする。
されその表面にて弾性表面波が発生される弾性表面波素
子を備えたドプラ診断用超音波探触子であって、前記弾
性表面波素子として、電極パターンの構成と移相器の信
号位相とによって一方向に弾性表面波が伝達される特性
をもつ一方向性弾性表面波素子を用い、前記一方向性弾
性表面波素子を音響伝搬媒体に接合させて、前記圧電材
料の表面から斜め方向に弾性波を放射させることを特徴
とする。
【0013】
(A)原理説明 まず、前提説明としてSAW素子の原理について説明す
る。図5には、一般的なSAW素子20の上面図が示さ
れている。SAW素子20は、圧電材料22の上面に、
互いに噛み合う櫛形の一方極の電極24aと他方極の電
極24bとを形成してなるものである。なお、従来、こ
のSAW素子はアナログ遅延線などとして用いられてい
る。他の用途としては、特開平4−132545号公報
に記載されたものが挙げられる。
る。図5には、一般的なSAW素子20の上面図が示さ
れている。SAW素子20は、圧電材料22の上面に、
互いに噛み合う櫛形の一方極の電極24aと他方極の電
極24bとを形成してなるものである。なお、従来、こ
のSAW素子はアナログ遅延線などとして用いられてい
る。他の用途としては、特開平4−132545号公報
に記載されたものが挙げられる。
【0014】このSAW素子の一般的な使用態様におい
ては、電極間に信号を印加すると、圧電材料の上面(電
極面)に弾性表面波が生じる。
ては、電極間に信号を印加すると、圧電材料の上面(電
極面)に弾性表面波が生じる。
【0015】一方、図6に示すように、生体や生体等価
物質等の音響伝搬媒体106に電極面を接触させると、
圧電材料22におけるSAWの速度と音響伝搬媒体10
6の音波の速度との比で定まる角度で漏れ弾性波が音響
伝搬媒体内へ斜めに放射されることが実験によって確認
されている。
物質等の音響伝搬媒体106に電極面を接触させると、
圧電材料22におけるSAWの速度と音響伝搬媒体10
6の音波の速度との比で定まる角度で漏れ弾性波が音響
伝搬媒体内へ斜めに放射されることが実験によって確認
されている。
【0016】すなわち、図7に示すように、電極面の法
線に対して弾性波が放射される角度をθとすると、θ=
Sin-1((媒体の音速V1)/(SAW素子の音速V
2)) …(1)となる。従って、このSAW素子を用
いれば、従来のように、超音波振動素子を斜めに配置す
る際の問題点を解消できる。
線に対して弾性波が放射される角度をθとすると、θ=
Sin-1((媒体の音速V1)/(SAW素子の音速V
2)) …(1)となる。従って、このSAW素子を用
いれば、従来のように、超音波振動素子を斜めに配置す
る際の問題点を解消できる。
【0017】ところが、図5に示したSAW素子20
は、前後方向(紙面左右方向)に斜めに2つの弾性波が
放射されるため、そのままでは、ドプラシフトが正負両
方向に生じ、ドプラ診断を行うことは困難となる。そこ
で、一方向のみに斜め弾性波を生じさせることが必要と
なり、本発明においては、一方向性SAW素子を用いて
いる。
は、前後方向(紙面左右方向)に斜めに2つの弾性波が
放射されるため、そのままでは、ドプラシフトが正負両
方向に生じ、ドプラ診断を行うことは困難となる。そこ
で、一方向のみに斜め弾性波を生じさせることが必要と
なり、本発明においては、一方向性SAW素子を用いて
いる。
【0018】ここで、一方向性SAW素子としては、現
在まで各種のものが提案されており、いわゆる八木アン
テナのように波の重なりと相殺とを利用して、一方向の
みに弾性表面波を生じさせるようにしたものがある。
在まで各種のものが提案されており、いわゆる八木アン
テナのように波の重なりと相殺とを利用して、一方向の
みに弾性表面波を生じさせるようにしたものがある。
【0019】(B)上記構成の作用 上記構成によれば、SAW素子が音響伝搬媒体に接触し
ているので、SAW素子の上面で一方向に弾性表面波が
生じると、漏れ弾性波が、SAW素子のSAWの音速と
音響伝搬媒体の音速との比で定まる角度で音響伝搬媒体
内へ斜めに放射されることになる。ここで、音響伝搬媒
体は、生体組織又は生体等価物質である。SAW素子に
接触した音響伝搬媒体が生体組織である場合には漏れ弾
性波が直接生体内へ放射され、SAW素子に接触した音
響伝搬媒体が生体等価物質の場合には、その生体等価物
質を介して生体内へ漏れ弾性波が放射される。一方、以
上とは逆に、生体内の運動反射体にてドプラシフトを受
けた反射波は、SAW素子にて受波される。
ているので、SAW素子の上面で一方向に弾性表面波が
生じると、漏れ弾性波が、SAW素子のSAWの音速と
音響伝搬媒体の音速との比で定まる角度で音響伝搬媒体
内へ斜めに放射されることになる。ここで、音響伝搬媒
体は、生体組織又は生体等価物質である。SAW素子に
接触した音響伝搬媒体が生体組織である場合には漏れ弾
性波が直接生体内へ放射され、SAW素子に接触した音
響伝搬媒体が生体等価物質の場合には、その生体等価物
質を介して生体内へ漏れ弾性波が放射される。一方、以
上とは逆に、生体内の運動反射体にてドプラシフトを受
けた反射波は、SAW素子にて受波される。
【0020】このように、ドプラ診断用の素子として一
方向性SAW素子を用いれば、素子を傾けることなく、
超音波(弾性波)を素子表面から斜めに放射させること
が可能となり、同時に、2方向への弾性波の放射も容易
に回避できる。また、極性を変えることにより、放射方
向を切り替えることができる。
方向性SAW素子を用いれば、素子を傾けることなく、
超音波(弾性波)を素子表面から斜めに放射させること
が可能となり、同時に、2方向への弾性波の放射も容易
に回避できる。また、極性を変えることにより、放射方
向を切り替えることができる。
【0021】
【実施例】以下、本発明の好適な実施例を図面に基づい
て説明する。
て説明する。
【0022】図1には、本発明に係るドプラ診断用超音
波探触子に配置されるSAW素子の概略的な外観が示さ
れている。このSAW素子30の構成について説明す
る。圧電材料32の上面(電極形成面)には、電極34
がパターン形成されている。図1に示されるように、こ
の電極34は3つのパターン要素から成り、すなわち電
極34は電極要素34a,34b,34cで構成されて
いる。ここで、各電極要素は櫛形状あるいはすだれ形状
をなしており、電極要素34cは中央付近で左右に反転
している。なお、この電極パターンは従来から知られて
いる一方向性のためのパターンである。圧電材料32の
下面側にはフレキシブル基板36が接合配置され、前記
電極要素34a,34b,34cはそれぞれフレキシブ
ル基板36上に形成された電極層にリード線38によっ
て電気的に接続されている。そして、その電極層には信
号ケーブル40が電気的に接続されている。
波探触子に配置されるSAW素子の概略的な外観が示さ
れている。このSAW素子30の構成について説明す
る。圧電材料32の上面(電極形成面)には、電極34
がパターン形成されている。図1に示されるように、こ
の電極34は3つのパターン要素から成り、すなわち電
極34は電極要素34a,34b,34cで構成されて
いる。ここで、各電極要素は櫛形状あるいはすだれ形状
をなしており、電極要素34cは中央付近で左右に反転
している。なお、この電極パターンは従来から知られて
いる一方向性のためのパターンである。圧電材料32の
下面側にはフレキシブル基板36が接合配置され、前記
電極要素34a,34b,34cはそれぞれフレキシブ
ル基板36上に形成された電極層にリード線38によっ
て電気的に接続されている。そして、その電極層には信
号ケーブル40が電気的に接続されている。
【0023】図2には、このSAW素子30を含む超音
波診断装置の構成が概念的に示されており、送受信器4
2から出力された信号100は2つに分岐され、一方の
信号100は90°位相器44を介して位相が90°遅
延された信号101となり、更に反転器46を介してS
AW素子30に供給されている。
波診断装置の構成が概念的に示されており、送受信器4
2から出力された信号100は2つに分岐され、一方の
信号100は90°位相器44を介して位相が90°遅
延された信号101となり、更に反転器46を介してS
AW素子30に供給されている。
【0024】他方、信号100は上記90°位相器44
を介さずに反転器46を介してSAW素子30に供給さ
れている。
を介さずに反転器46を介してSAW素子30に供給さ
れている。
【0025】ここで、90°位相器44は、信号の位相
を90°遅延させるものであり、これによってSAW素
子30には互いに90°位相が異なる2つの信号が供給
される。また、反転器46は、これらの2種類の信号の
前記電極要素への供給の切換え反転を行うものである。
を90°遅延させるものであり、これによってSAW素
子30には互いに90°位相が異なる2つの信号が供給
される。また、反転器46は、これらの2種類の信号の
前記電極要素への供給の切換え反転を行うものである。
【0026】すなわち、反転器46が順方向にセットさ
れている場合には、図1に示す電極要素34aには信号
101が供給され、一方90°の位相差を持った信号1
00は電極要素34bに供給される。この際、電極要素
34cはグランドに接続されている。以上のような信号
の供給を行うと、圧電素子32の上面において図1にお
けるA方向に弾性表面波が生じることになる。ここで、
Aと反対方向の波は上述した90°の位相差によって相
殺されることになる。
れている場合には、図1に示す電極要素34aには信号
101が供給され、一方90°の位相差を持った信号1
00は電極要素34bに供給される。この際、電極要素
34cはグランドに接続されている。以上のような信号
の供給を行うと、圧電素子32の上面において図1にお
けるA方向に弾性表面波が生じることになる。ここで、
Aと反対方向の波は上述した90°の位相差によって相
殺されることになる。
【0027】他方、反転器46を反転方向にセットする
と、電極要素34aには90°の移相差を持った信号が
供給され、電極要素34bには位相差のない信号101
が供給される。この結果、上述した方向とは反対方向、
すなわちA方向と反対方向に弾性表面波が生じることに
なる。
と、電極要素34aには90°の移相差を持った信号が
供給され、電極要素34bには位相差のない信号101
が供給される。この結果、上述した方向とは反対方向、
すなわちA方向と反対方向に弾性表面波が生じることに
なる。
【0028】なお、図1には図示されていないが、圧電
材料32の上面を絶縁性が高い膜でコーティングするこ
とが好ましい。その場合には絶縁性が高く薄膜化が可能
な例えばパリレンを用いることができる。また、生体組
織と音響インピーダンスが同じ生体等価物質の層を圧電
材料32の上面に形成してもよい。いずれにしても、圧
電材料32中のSAWの音速とそれに接触する物質の音
速との比によって上述した第1式に基づく角度で弾性表
面波が斜め方向に放射されることになる。
材料32の上面を絶縁性が高い膜でコーティングするこ
とが好ましい。その場合には絶縁性が高く薄膜化が可能
な例えばパリレンを用いることができる。また、生体組
織と音響インピーダンスが同じ生体等価物質の層を圧電
材料32の上面に形成してもよい。いずれにしても、圧
電材料32中のSAWの音速とそれに接触する物質の音
速との比によって上述した第1式に基づく角度で弾性表
面波が斜め方向に放射されることになる。
【0029】図3には、SAW素子30を血管当接型の
超音波探触子に用いた場合の概念が示されている。図示
されるようにスタンドオフ材等が不要となり、小型化・
軽量化が可能となる。従って、術中の超音波探触子や体
内留置型の超音波探触子に応用できる。
超音波探触子に用いた場合の概念が示されている。図示
されるようにスタンドオフ材等が不要となり、小型化・
軽量化が可能となる。従って、術中の超音波探触子や体
内留置型の超音波探触子に応用できる。
【0030】一方、図4には、体腔内挿入型の超音波探
触子が示され、図4に示されるように挿入管50の側面
にSAW素子30を配置することによって、挿入管50
の径を肥大させずにかつ素子自体に開口等を設けること
なくドプラ計測を行うことが可能となる。
触子が示され、図4に示されるように挿入管50の側面
にSAW素子30を配置することによって、挿入管50
の径を肥大させずにかつ素子自体に開口等を設けること
なくドプラ計測を行うことが可能となる。
【0031】なお、以上の応用例のほか、例えば通常用
いられている体表面に当接して用いられる超音波探触子
にもこのSAW素子を適用できる。
いられている体表面に当接して用いられる超音波探触子
にもこのSAW素子を適用できる。
【0032】なお、圧電材料32の材質を適宜選択する
ことによって、所望の角度で弾性波を生体内に放射する
ことができる。
ことによって、所望の角度で弾性波を生体内に放射する
ことができる。
【0033】なお、2方向同時受信が必要な場合には、
90°位相器44をバイパスさせて2方向同時送信及び
受信を行ってもよい。
90°位相器44をバイパスさせて2方向同時送信及び
受信を行ってもよい。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
一方向性SAW素子を用いるので、素子を傾けることな
く一方向に斜めに弾性波を放射してドプラ計測を行うこ
とが可能となる。
一方向性SAW素子を用いるので、素子を傾けることな
く一方向に斜めに弾性波を放射してドプラ計測を行うこ
とが可能となる。
【図1】本発明に係るドプラ診断用超音波探触子に設け
られるSAW素子の構成を示す斜視図である。
られるSAW素子の構成を示す斜視図である。
【図2】ドプラ診断用超音波診断装置の構成を示すブロ
ック図である。
ック図である。
【図3】血管当接型超音波探触子の概念を示す概念図で
ある。
ある。
【図4】体腔内挿入用超音波探触子の概念を示す概念図
である。
である。
【図5】従来の一般的なSAW素子を示す説明図であ
る。
る。
【図6】図5に示すSAW素子を体表に接触させた場合
の弾性波の放射方向を示す説明図である。
の弾性波の放射方向を示す説明図である。
【図7】弾性波の放射角度を示す説明図である。
【図8】従来の体表当接型の超音波探触子の概念を示す
説明図である。
説明図である。
【図9】従来の血管当接型の超音波探触子を示す説明図
である。
である。
【図10】従来の体腔内挿入型超音波探触子を示す説明
図である。
図である。
【図11】従来の体腔内挿入型超音波探触子を示す説明
図である。
図である。
30 SAW素子 32 圧電材料 34 電極 36 フレキシブル基板
Claims (1)
- 【請求項1】 圧電材料の表面に電極部が形成されその
圧電材料表面にて弾性表面波が発生される弾性表面波素
子を備えたドプラ診断用超音波探触子であって、 前記弾性表面波素子として一方向に弾性表面波が生じる
一方向性弾性表面波素子を用い、 前記一方向性弾性表面波素子を音響伝搬媒体に接触させ
て、前記圧電材料の表面から斜め方向に弾性波を放射さ
せることを特徴とするドプラ診断用超音波探触子。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32201292A JP3200482B2 (ja) | 1992-12-01 | 1992-12-01 | ドプラ診断用超音波診断装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32201292A JP3200482B2 (ja) | 1992-12-01 | 1992-12-01 | ドプラ診断用超音波診断装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06169917A true JPH06169917A (ja) | 1994-06-21 |
| JP3200482B2 JP3200482B2 (ja) | 2001-08-20 |
Family
ID=18138941
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP32201292A Expired - Fee Related JP3200482B2 (ja) | 1992-12-01 | 1992-12-01 | ドプラ診断用超音波診断装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3200482B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006109213A (ja) * | 2004-10-07 | 2006-04-20 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 超音波送受波器および超音波流量計 |
-
1992
- 1992-12-01 JP JP32201292A patent/JP3200482B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006109213A (ja) * | 2004-10-07 | 2006-04-20 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 超音波送受波器および超音波流量計 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3200482B2 (ja) | 2001-08-20 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
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