JPH0616995B2 - パラレルリンク・マニピュレータ - Google Patents
パラレルリンク・マニピュレータInfo
- Publication number
- JPH0616995B2 JPH0616995B2 JP2093649A JP9364990A JPH0616995B2 JP H0616995 B2 JPH0616995 B2 JP H0616995B2 JP 2093649 A JP2093649 A JP 2093649A JP 9364990 A JP9364990 A JP 9364990A JP H0616995 B2 JPH0616995 B2 JP H0616995B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- link
- end effector
- links
- base member
- manipulator
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Manipulator (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、産業用ロボット等において有効に利用できる
パラレルリンク・マニピュレータに関するものである。
パラレルリンク・マニピュレータに関するものである。
[従来の技術] 従来の一般的な産業用ロボットのように、リンクが直列
に接続された、いわゆるシリアルリンク・マニピュレー
タに対して、ベース部とエンドエフェクタとを直動式の
アクチュエータで並列的に接続するマニピュレータはパ
ラレルリンク・マニピュレータと呼ばれている。
に接続された、いわゆるシリアルリンク・マニピュレー
タに対して、ベース部とエンドエフェクタとを直動式の
アクチュエータで並列的に接続するマニピュレータはパ
ラレルリンク・マニピュレータと呼ばれている。
一方、従来から、第5図に示すような構成のリンク接続
方式が、スチュワート・プラットフォームとして知られ
ている。このリンク接続方式は、下方及び上方の円板状
部材41,42を、流体圧シリンダ等のアクチュエータ
により伸縮可能とした6本のリンク43により連結し、
その連結に際して、円板状部材41,42に対するリン
ク43の連結点を、それぞれの部材41,42上におい
て一つの円周上に配置し、且つ上下両円板状部材41,
42においては、それぞれ隣接する二つのリンク43,
43を同じ位置に連結するが、上下の円板状部材41,
42では異なる二つのリンクを同じ位置に連結し、それ
によって、各リンク43を上下両円板41,42間にお
いて中心角αがほぼ60゜の範囲内で傾斜させ、上記一
つの円周上にリンク連結点を等分に配置している。
方式が、スチュワート・プラットフォームとして知られ
ている。このリンク接続方式は、下方及び上方の円板状
部材41,42を、流体圧シリンダ等のアクチュエータ
により伸縮可能とした6本のリンク43により連結し、
その連結に際して、円板状部材41,42に対するリン
ク43の連結点を、それぞれの部材41,42上におい
て一つの円周上に配置し、且つ上下両円板状部材41,
42においては、それぞれ隣接する二つのリンク43,
43を同じ位置に連結するが、上下の円板状部材41,
42では異なる二つのリンクを同じ位置に連結し、それ
によって、各リンク43を上下両円板41,42間にお
いて中心角αがほぼ60゜の範囲内で傾斜させ、上記一
つの円周上にリンク連結点を等分に配置している。
このようなリンク接続方式によれば、アクチュエータに
より各リンク43の長さを調整することにより、下方の
円板状部材41に対する上方の円板状部材42の位置及
び姿勢を制御することができる。
より各リンク43の長さを調整することにより、下方の
円板状部材41に対する上方の円板状部材42の位置及
び姿勢を制御することができる。
本発明者は、このようなスチュワート・プラットフォー
ムのリンク接続方式をパラレルリンク・マニピュレータ
として利用すべく、静力学的な解析を行った結果、この
方式では必ずしも効率的な力やモーメントがエンドエフ
ェクタにおいて得られないことがわかった。
ムのリンク接続方式をパラレルリンク・マニピュレータ
として利用すべく、静力学的な解析を行った結果、この
方式では必ずしも効率的な力やモーメントがエンドエフ
ェクタにおいて得られないことがわかった。
また、この種のパラレルリンク・マニピュレータを現実
的に使用する場合には、その駆動を制御するため、手先
の位置と姿勢を計測する必要がある。この手先の位置と
姿勢は、それぞれのリンクの長さから求めることが可能
ではあるが、簡単な計算によって求めることはできず、
そのため簡易な計測手段を考慮する必要がある。
的に使用する場合には、その駆動を制御するため、手先
の位置と姿勢を計測する必要がある。この手先の位置と
姿勢は、それぞれのリンクの長さから求めることが可能
ではあるが、簡単な計算によって求めることはできず、
そのため簡易な計測手段を考慮する必要がある。
[発明が解決しようとする課題] 本発明の技術的課題は、上述したパラレルリンクにおい
て、効率的で均一的な力とモーメントの発生を可能とし
て、力制御を容易にし、且つ手首等が取付けられるエン
ドエフェクタの位置及び姿勢を比較的簡易に測定できる
ようにして、位置制御性を向上させたパラレルリンク・
マニピュレータを得ることにある。
て、効率的で均一的な力とモーメントの発生を可能とし
て、力制御を容易にし、且つ手首等が取付けられるエン
ドエフェクタの位置及び姿勢を比較的簡易に測定できる
ようにして、位置制御性を向上させたパラレルリンク・
マニピュレータを得ることにある。
[課題を解決するための手段] 上記課題を解決するための本発明のパラレルリンク・マ
ニピュレータは、ベース部材と、エンドエフェクタと、
それらを連結する6本のリンクと、エンドエフェクタの
位置及び姿勢を計測するシリアルリンクとを備え、上記
リンクは、アクチュエータにより伸縮可能とし、ベース
部材とエンドエフェクタに対する各リンクの連結は、6
本のリンクの3本づつをそれぞれ1群として、各群のリ
ンクのベース部材及びエンドエフェクタに対する連結点
を、それらの上で径を異にする円周上にほぼ等分に配置
し、且つ両群のリンクの上記連結点を中心角において7
0〜110゜反対方向にずらせて連結し、上記シリアル
リンクは、ベース部材とエンドエフェクタ間において6
自由度を有し、各自由度について変位量を検出可能にし
たことを特徴とするものである。
ニピュレータは、ベース部材と、エンドエフェクタと、
それらを連結する6本のリンクと、エンドエフェクタの
位置及び姿勢を計測するシリアルリンクとを備え、上記
リンクは、アクチュエータにより伸縮可能とし、ベース
部材とエンドエフェクタに対する各リンクの連結は、6
本のリンクの3本づつをそれぞれ1群として、各群のリ
ンクのベース部材及びエンドエフェクタに対する連結点
を、それらの上で径を異にする円周上にほぼ等分に配置
し、且つ両群のリンクの上記連結点を中心角において7
0〜110゜反対方向にずらせて連結し、上記シリアル
リンクは、ベース部材とエンドエフェクタ間において6
自由度を有し、各自由度について変位量を検出可能にし
たことを特徴とするものである。
[作 用] 所要のリンクのアクチュエータを駆動してそのリンクを
伸縮させると、リンクの伸縮量に応じてエンドエフェク
タが位置及び姿勢を変えるため、必要なリンクの伸縮に
よりマニピュレータに所期の動作を行わせることがで
き、各群のリンクを異なる円周上に配置しているので、
動作中におけるリンク相互間の干渉もない。
伸縮させると、リンクの伸縮量に応じてエンドエフェク
タが位置及び姿勢を変えるため、必要なリンクの伸縮に
よりマニピュレータに所期の動作を行わせることがで
き、各群のリンクを異なる円周上に配置しているので、
動作中におけるリンク相互間の干渉もない。
しかも、二つの群のリンクのベース部材及びエンドエフ
ェクタに対する連結点を、中心角において70〜110
゜反対方向にずらせるというリンクの適切な配設によ
り、エンドエフェクタにおける力とモーメントを効率的
で均一的に発生させることができ、力制御性が向上す
る。また、ベース部材とエンドエフェクタとの間に設け
た6自由度のシリアルリンクにより得られるデータか
ら、容易にエンドエフェクタの位置及び姿勢を計測する
ことができ、高精度な位置制御が可能になる。
ェクタに対する連結点を、中心角において70〜110
゜反対方向にずらせるというリンクの適切な配設によ
り、エンドエフェクタにおける力とモーメントを効率的
で均一的に発生させることができ、力制御性が向上す
る。また、ベース部材とエンドエフェクタとの間に設け
た6自由度のシリアルリンクにより得られるデータか
ら、容易にエンドエフェクタの位置及び姿勢を計測する
ことができ、高精度な位置制御が可能になる。
[実施例] 第1図は本発明に係るパラレルリンク・マニピュレータ
の基本的構成を示すもので、このマニピュレータは、同
図に示すように、ベース部材1と、手首等が取付けられ
るエンドエフェクタ2と、それらを連結する6本のリン
ク3と、位置及び姿勢計測用のシリアルリンク4とを備
えている。
の基本的構成を示すもので、このマニピュレータは、同
図に示すように、ベース部材1と、手首等が取付けられ
るエンドエフェクタ2と、それらを連結する6本のリン
ク3と、位置及び姿勢計測用のシリアルリンク4とを備
えている。
ベース部材1とエンドエフェクタ2とを連結する上記リ
ンク3は、第2図によって後述するように、アクチュエ
ータにより伸縮可能にしたものであり、ベース部材1と
エンドエフェクタ2に対する各リンク3の連結に際して
は、6本のリンク3の3本づつをそれぞれ1群として、
各群のリンクのベース部材1及びエンドエフェクタ2に
対する連結点をそれらの上の一つの円周上にほぼ等分に
配置し、且つ各群のリンクのベース部材1とエンドエフ
ェクタ2に対する連結点を中心角αにおいてほぼ90゜
だけ反対方向にずらせている。また、両群のリンク3が
動作中に相互に干渉する可能性があるので、ベース部材
1及びエンドエフェクタ2に対し、一方の群のリンクを
他方の群のリンクよりも外側の円周上において連結して
いる。
ンク3は、第2図によって後述するように、アクチュエ
ータにより伸縮可能にしたものであり、ベース部材1と
エンドエフェクタ2に対する各リンク3の連結に際して
は、6本のリンク3の3本づつをそれぞれ1群として、
各群のリンクのベース部材1及びエンドエフェクタ2に
対する連結点をそれらの上の一つの円周上にほぼ等分に
配置し、且つ各群のリンクのベース部材1とエンドエフ
ェクタ2に対する連結点を中心角αにおいてほぼ90゜
だけ反対方向にずらせている。また、両群のリンク3が
動作中に相互に干渉する可能性があるので、ベース部材
1及びエンドエフェクタ2に対し、一方の群のリンクを
他方の群のリンクよりも外側の円周上において連結して
いる。
位置及び姿勢計測用のシリアルリンク4は、ベース部材
1及びエンドエフェクタ2の中心間を連結するもので、
6自由度を有し、各自由度について、連結されているリ
ンク部材の相対的な移動量を検出可能にしたものであ
る。
1及びエンドエフェクタ2の中心間を連結するもので、
6自由度を有し、各自由度について、連結されているリ
ンク部材の相対的な移動量を検出可能にしたものであ
る。
第2図及び第3図は、上記マニピュレータの具体的な構
成例を示すもので、ベース部材1とエンドエフェクタ2
との間に取付けるリンク3は、ベース部材1の支持部1
0,10に対してジンバル機構11を介して取付けたリ
ンク部材12、このリンク部材12上に設けた軸方向駆
動のアクチュエータ13により長さが伸縮するロッド状
のリンク部材14を備え、このロッド状リンク部材14
の先端を、ロータリジョイント15及びユニバーサルジ
ョイント16を介して、エンドエフェクタ2に取付けて
いる。ベース部材1におけるリンク3の取付け部には、
第3図に示すように、それぞれリンク3を挿通するため
の孔17を設け、この孔17の両側に上記支持部10,
10を配設している。
成例を示すもので、ベース部材1とエンドエフェクタ2
との間に取付けるリンク3は、ベース部材1の支持部1
0,10に対してジンバル機構11を介して取付けたリ
ンク部材12、このリンク部材12上に設けた軸方向駆
動のアクチュエータ13により長さが伸縮するロッド状
のリンク部材14を備え、このロッド状リンク部材14
の先端を、ロータリジョイント15及びユニバーサルジ
ョイント16を介して、エンドエフェクタ2に取付けて
いる。ベース部材1におけるリンク3の取付け部には、
第3図に示すように、それぞれリンク3を挿通するため
の孔17を設け、この孔17の両側に上記支持部10,
10を配設している。
上記アクチュエータ13としては、モータ18によって
駆動され、減速機19、ベベルギヤ20、ピニオン21
及びそれと噛合するラック22を介して、ロッド状リン
ク部材14を軸方向に駆動するようにした構成を示して
いるが、このアクチュエータ13を流体圧シリンダ等に
よって構成することもできる。
駆動され、減速機19、ベベルギヤ20、ピニオン21
及びそれと噛合するラック22を介して、ロッド状リン
ク部材14を軸方向に駆動するようにした構成を示して
いるが、このアクチュエータ13を流体圧シリンダ等に
よって構成することもできる。
一方、上記シリアルリンク4は、ベース部材1に第1の
ポテンショメータ23により回転量を検出可能に取付け
たリンク片24、このリンク片24上に、第2のポテン
ショメータ25により、上記第1のポテンショメータ2
3の回転軸に対して直交する方向の回転量を検出可能に
取付けた第2のリンク片26、このリンク片26上に、
第3のポテンショメータ27により、上記第2のポテン
ショメータ25の回転軸に対して直交する方向の回転量
を検出可能に取付けた第3のリンク片28、このリンク
片28上に、直線的な移動量を検出する第4のポテンシ
ョメータ29により、上記第3のポテンショメータ27
の回転の軸線方向の伸縮量を検出可能に取付けた第4の
ロッド状リンク片30、このロッド状リンク片30上
に、第5のポテンショメータ31により、上記第4のポ
テンショメータ29の軸線に対して直交する方向の相対
的な回転量を検出可能に取付けた第5のリンク片32を
備え、この第5のリンク片32のエンドエフェクタ2に
対する回転量を検出する第6のポテンショメータ33を
上記エンドエフェクタ2に取付けている。
ポテンショメータ23により回転量を検出可能に取付け
たリンク片24、このリンク片24上に、第2のポテン
ショメータ25により、上記第1のポテンショメータ2
3の回転軸に対して直交する方向の回転量を検出可能に
取付けた第2のリンク片26、このリンク片26上に、
第3のポテンショメータ27により、上記第2のポテン
ショメータ25の回転軸に対して直交する方向の回転量
を検出可能に取付けた第3のリンク片28、このリンク
片28上に、直線的な移動量を検出する第4のポテンシ
ョメータ29により、上記第3のポテンショメータ27
の回転の軸線方向の伸縮量を検出可能に取付けた第4の
ロッド状リンク片30、このロッド状リンク片30上
に、第5のポテンショメータ31により、上記第4のポ
テンショメータ29の軸線に対して直交する方向の相対
的な回転量を検出可能に取付けた第5のリンク片32を
備え、この第5のリンク片32のエンドエフェクタ2に
対する回転量を検出する第6のポテンショメータ33を
上記エンドエフェクタ2に取付けている。
従って、この6自由度のシリアルリンク4における各ポ
テンショメータの出力により、エンドエフェクタ2のベ
ース部材1に対する位置及び姿勢を容易に計測すること
ができる。
テンショメータの出力により、エンドエフェクタ2のベ
ース部材1に対する位置及び姿勢を容易に計測すること
ができる。
なお、上記第2図においては各群のリンクを1本づつ示
して他を省略し、また第3図においては各リンクの位置
のみを鎖線によって示し、具体的な構造例を省略してい
る。
して他を省略し、また第3図においては各リンクの位置
のみを鎖線によって示し、具体的な構造例を省略してい
る。
このような構成を有するパラレルリンク・マニピュレー
タにおいては、所要のリンク3のアクチュエータ13を
駆動してそのリンク3を伸縮させると、リンク3の伸縮
量に応じてエンドエフェクタが位置及び姿勢を変えるた
め、必要なリンク3の伸縮によりマニピュレータに所期
の動作を行わせることができ、各群のリンクを異なる円
周上に配置しているので、動作中におけるリンク3相互
間の干渉もない。
タにおいては、所要のリンク3のアクチュエータ13を
駆動してそのリンク3を伸縮させると、リンク3の伸縮
量に応じてエンドエフェクタが位置及び姿勢を変えるた
め、必要なリンク3の伸縮によりマニピュレータに所期
の動作を行わせることができ、各群のリンクを異なる円
周上に配置しているので、動作中におけるリンク3相互
間の干渉もない。
しかも、上記二つの群のリンク3の適切な配設により、
以下に説明するように、エンドエフェクタ2における力
とモーメントを効率的で均一的に発生させることができ
る。
以下に説明するように、エンドエフェクタ2における力
とモーメントを効率的で均一的に発生させることができ
る。
先ず、リンクの駆動力と、手先で発生する力、モーメン
トの関係は、次のように表わされる。
トの関係は、次のように表わされる。
ここで、f,mは手先で発生する力(fx,fy,
fz)Tとモーメント(mx,my,mz)Tを表わす
3次元ベクトル、T=(t1,・・・tn)Tで、ti
はリンクiが駆動する力である。また、Jは運動学で定
義されるヤコビ行列である。
fz)Tとモーメント(mx,my,mz)Tを表わす
3次元ベクトル、T=(t1,・・・tn)Tで、ti
はリンクiが駆動する力である。また、Jは運動学で定
義されるヤコビ行列である。
パラレルリンク・マニピュレータの構造を評価するに際
し、アクチュエータが駆動する力を、手先で発生する力
やモーメントにいかに変換するかという伝達機構として
パラレルリンク・マニピュレータを考えた場合、アクチ
ュエータで様々な力を加えたとき、それが手先でどのよ
うな方向にも一様な力やモーメントとして発生できるこ
とが望ましい。即ち、Tのベクトル空間における超単位
球がFのベクトル空間にいかに変換されるかを調べれば
よい。このような場合、行列JTを特異値分解し、特異
値の最大値と最小値の比、即ち条件数を計算することに
より容易に解析することができる。
し、アクチュエータが駆動する力を、手先で発生する力
やモーメントにいかに変換するかという伝達機構として
パラレルリンク・マニピュレータを考えた場合、アクチ
ュエータで様々な力を加えたとき、それが手先でどのよ
うな方向にも一様な力やモーメントとして発生できるこ
とが望ましい。即ち、Tのベクトル空間における超単位
球がFのベクトル空間にいかに変換されるかを調べれば
よい。このような場合、行列JTを特異値分解し、特異
値の最大値と最小値の比、即ち条件数を計算することに
より容易に解析することができる。
上記パラレルリンク・マニピュレータの評価において
は、このような行列JTの条件数を評価基準として解析
を行った。行列JTの条件数は、手先における力とモー
メントの量を直接比較することになるため、ここではJ
Tを力とモーメントに寄与する部分に分解し、それぞれ
についての条件数を求めることにした。
は、このような行列JTの条件数を評価基準として解析
を行った。行列JTの条件数は、手先における力とモー
メントの量を直接比較することになるため、ここではJ
Tを力とモーメントに寄与する部分に分解し、それぞれ
についての条件数を求めることにした。
6本のリンク3のベース部材1上における連結点が12
0゜の間隔で配置され、エンドエフェクタ2側の連結点
をどのように選ぶかについて、前記中心角αをパラメー
タとし、JTの条件数C及び力とモーメントに対応する
条件数Cf,Cmを求めた結果を第4図に示す。α=9
0゜の場合にC及びCmが最小となっている。スチュワ
ート・プラットフォームのように、α=60゜の場合、
この評価基準に関しては最適とはいえない。上記結果か
らすれば、α=70〜110゜の場合、望ましくはα≒
90゜の場合に、力とモーメントが等方的に発生するこ
とがわかる。
0゜の間隔で配置され、エンドエフェクタ2側の連結点
をどのように選ぶかについて、前記中心角αをパラメー
タとし、JTの条件数C及び力とモーメントに対応する
条件数Cf,Cmを求めた結果を第4図に示す。α=9
0゜の場合にC及びCmが最小となっている。スチュワ
ート・プラットフォームのように、α=60゜の場合、
この評価基準に関しては最適とはいえない。上記結果か
らすれば、α=70〜110゜の場合、望ましくはα≒
90゜の場合に、力とモーメントが等方的に発生するこ
とがわかる。
このように、上述したパラレルリンク・マニピュレータ
によれば、効率的で均一的な力とモーメントの発生が可
能で、力制御性を向上させることができる。
によれば、効率的で均一的な力とモーメントの発生が可
能で、力制御性を向上させることができる。
また、一般的なパラレルリンク・マニピュレータでは、
リンクの長さからエンドエフェクタの位置と姿勢を求め
ることが比較的困難であるが、上述したように、ベース
部材1とエンドエフェクタ2との間に6自由度シリアル
リンク4を連結し、このシリアルリンク4における各リ
ンク片24,26,28,30,32の連結部分に変位
測定器してのポテンショメータ23,25,27,2
9,31,33を設けると、これらの測定器によって得
られるデータから容易にエンドエフェクタ2の位置及び
姿勢を計測することができ、高精度な位置制御を容易に
行うことができる。
リンクの長さからエンドエフェクタの位置と姿勢を求め
ることが比較的困難であるが、上述したように、ベース
部材1とエンドエフェクタ2との間に6自由度シリアル
リンク4を連結し、このシリアルリンク4における各リ
ンク片24,26,28,30,32の連結部分に変位
測定器してのポテンショメータ23,25,27,2
9,31,33を設けると、これらの測定器によって得
られるデータから容易にエンドエフェクタ2の位置及び
姿勢を計測することができ、高精度な位置制御を容易に
行うことができる。
従って、前述した力制御性の向上と相俟って、マニピュ
レータとしての作業性を改善することができる。
レータとしての作業性を改善することができる。
[発明の効果] 以上に詳述した本発明のマニピュレータによれば、6本
のパラレルリンクの適切な配置により、エンドエフェク
タにおいて効率的で均一的な力とモーメントを発生で
き、そのため力制御が容易になるばかりでなく剛性も向
上し、また6自由度のシリアルリンクによる、エンドエ
フェクタの位置及び姿勢を比較的簡易に測定できるよう
にしたので、高精な位置制御を容易に行うことができ
る。
のパラレルリンクの適切な配置により、エンドエフェク
タにおいて効率的で均一的な力とモーメントを発生で
き、そのため力制御が容易になるばかりでなく剛性も向
上し、また6自由度のシリアルリンクによる、エンドエ
フェクタの位置及び姿勢を比較的簡易に測定できるよう
にしたので、高精な位置制御を容易に行うことができ
る。
第1図は本発明に係るパラレルリンク・マニピュレータ
の基本的なリンク構成を説明するための斜視図、第2図
は上記マニピュレータの具体的な構成例を示要部正面
図、第3図は同平面図、第4図は上記マニピュレータの
評価に関する説明図、第5図は公知のスチュワート・プ
ラットフォームにおける基本的なリンク構成を説明する
ための斜視図である。 1……ベース部材、2……エンドエフェクタ、 3……リンク、4……シリアルリンク、 13……アクチュエータ。
の基本的なリンク構成を説明するための斜視図、第2図
は上記マニピュレータの具体的な構成例を示要部正面
図、第3図は同平面図、第4図は上記マニピュレータの
評価に関する説明図、第5図は公知のスチュワート・プ
ラットフォームにおける基本的なリンク構成を説明する
ための斜視図である。 1……ベース部材、2……エンドエフェクタ、 3……リンク、4……シリアルリンク、 13……アクチュエータ。
Claims (1)
- 【請求項1】ベース部材と、エンドエフェクタと、それ
らを連結する6本のリンクと、エンドエフェクタの位置
及び姿勢を計測するシリアルリンクとを備え、 上記リンクは、アクチュエータにより伸縮可能とし、 ベース部材とエンドエフェクタに対する各リンクの連結
は、6本のリンクの3本づつをそれぞれ1群として、各
群のリンクのベース部材及びエンドエフェクタに対する
連結点を、それらの上で径を異にする円周上にほぼ等分
に配置し、且つ両群のリンクの上記連結点を中心角にお
いて70〜110゜反対方向にずらせて連結し、 上記シリアルリンクは、ベース部材とエンドエフェクタ
間において6自由度を有し、各自由度について変位量を
検出可能にした、 ことを特徴とするパラレルリンク・マニピュレータ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2093649A JPH0616995B2 (ja) | 1990-04-09 | 1990-04-09 | パラレルリンク・マニピュレータ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2093649A JPH0616995B2 (ja) | 1990-04-09 | 1990-04-09 | パラレルリンク・マニピュレータ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03294193A JPH03294193A (ja) | 1991-12-25 |
| JPH0616995B2 true JPH0616995B2 (ja) | 1994-03-09 |
Family
ID=14088223
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2093649A Expired - Lifetime JPH0616995B2 (ja) | 1990-04-09 | 1990-04-09 | パラレルリンク・マニピュレータ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0616995B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3806273B2 (ja) | 1999-09-17 | 2006-08-09 | 株式会社ジェイテクト | 四自由度パラレルロボット |
| CN102717380B (zh) * | 2012-05-23 | 2015-02-04 | 北京航空航天大学 | 一种基于不同半径的六自由度并联机构 |
| CN115682894B (zh) * | 2022-11-17 | 2026-02-27 | 旭清灵动(上海)具身智能科技有限公司 | 用于反馈机械手指位置的检测机构 |
-
1990
- 1990-04-09 JP JP2093649A patent/JPH0616995B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH03294193A (ja) | 1991-12-25 |
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Legal Events
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|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |