JPH06170206A - 球状造粒方法 - Google Patents

球状造粒方法

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Publication number
JPH06170206A
JPH06170206A JP4323045A JP32304592A JPH06170206A JP H06170206 A JPH06170206 A JP H06170206A JP 4323045 A JP4323045 A JP 4323045A JP 32304592 A JP32304592 A JP 32304592A JP H06170206 A JPH06170206 A JP H06170206A
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JP
Japan
Prior art keywords
diameter
core particles
granulation method
granulator
particles
Prior art date
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Pending
Application number
JP4323045A
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English (en)
Inventor
Setsuo Yoshida
節夫 吉田
Koji Matsui
光二 松井
Takashi Mori
隆 毛利
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Tosoh Corp
Original Assignee
Tosoh Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【構成】転動造粒法によりジルコニア粉末を成形して球
状粒子とするにあたり、撹拌造粒法によってジルコニア
粉末から直径2mm以下の核粒子を形成させ、転動造粒
法によって該核粒子にジルコニア粉末を添加しつつ該核
粒子を成長させて球状に造粒することからなる造粒方
法。 【効果】重質で真球度の高い、しかも同一球径を有する
球体が短い時間で得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、焼結することによって
粉砕用ボ−ルなどとなる、ジルコニア球体の効率的な製
造法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、各種産業分野における原材料は微
粉化の傾向にあり、原材料の粉砕効率を向上させるため
粉砕機に用いられる粉砕メディアも小粒径化の傾向にあ
る。直径20mm以下の小粒径球体、特に10mm以下
の球体の製造は、最近では比較的低コストで連続大量生
産に好適であり、しかも真球度、成形体密度等に優れた
転動造粒法により製造されている。回転容器を用いた転
動造粒法はドラム型及び皿型の造粒機で代表される。
【0003】転動造粒法は通常、乾燥した粉末或いは湿
潤させた粉末に結合剤を散布させながら核の形成から所
望する球径を有する球体までを同一造粒装置で一貫して
行われている。また、原料粉末として微細粉末のみを用
いた場合、造粒体の核となる粒子の形成効率が低くなる
ため、一般的には微細粉末に粗粉末を数十%程度混在さ
せて造粒する方法がとられている。
【0004】一般的に造粒速度は粉末並びに結合剤の添
加量を調整することにより制御される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】転動造粒方法による生
産性は統計的に核粒子の生成速度に依存するところが大
きいとされている。
【0006】転動造粒方法は、原料粉末から完成ペレッ
トまで一貫した操作で行われるが、原料粉末を用いて造
粒操作を行うと結合剤の添加により原料粉末の不均一的
な凝集が発生し生成する核粒子の大きさ及び密度に乱れ
が発生する恐れがある。また、原料粉末から数mmの径
を有する大きさの核粒子に成長するまでに膨大な時間を
要する。さらには、同一の球径を有する球体を短時間に
大量に、しかも精度よく取得するためにはこのような方
法では対応することが非常に困難であるといえる。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、あらかじ
め他の造粒機で核を形成させ、この核を転動造粒機に供
給する二段造粒法により核の不均一分布が生じること無
く、時間短縮を図ることが可能となり、しかも同一球径
を有する球体がほぼ同時に取得できることを見出だし本
発明を提案するに至った。
【0008】すなわち、本発明は、転動造粒法によりジ
ルコニア粉末を成形して球状粒子とするにあたり、撹拌
造粒法によってジルコニア粉末から直径2mm以下の核
粒子を形成させ、転動造粒法によって該核粒子にジルコ
ニア粉末を添加しつつ該核粒子を成長させて球状に造粒
することからなる造粒方法を要旨とするものである。以
下、本発明をさらに詳述する。
【0009】核粒子に要求される特性は形状に不均一分
布がなく、転動造粒機に投入して造粒され成長する過程
において核自体が解砕されたり破砕されることのない成
形体強度を有することにある。このことより、核の製造
方法としては転動及び圧密作用が十分であり、しかも短
時間に核が形成されることが重要な要素となる。
【0010】本発明では、核の製造法として、核の形成
速度が速く、転動及び圧密作用の高い攪拌造粒法を採用
する。
【0011】造粒機は特に限定されるものではなく、攪
拌羽根及び解砕羽根を備えた一般的な撹拌造粒機が適用
される。また、造粒機の条件は特に制限されるものでは
ないが、核の形成は粉末と結合剤の相関性が最大の支配
要因であるため使用する原料粉末と水により粒状形態を
した生成物が取得される攪拌速度に設定することが重要
となる。
【0012】原料粉末に対して、水分が多すぎると核粒
子同志の結合が加速され粒子は粗大化し、反面、水分量
が少なすぎると空隙率の高い、ポ−ラスな凝集体となり
核の成形密度は低いものとなる。通常の攪拌造粒機のよ
うに攪拌羽根を回転させて核となる凝集体を形成する場
合は仕込みの粉末に対する水分量を調整することが大切
である。また、押し出し造粒物を供給しカッティング作
用を行うことにより粒度の均一な造粒物を取得するマル
メライザ−のような装置の場合は押し出し成形物を形成
する時点で水分を適正化することが必要である。通常、
転動造粒用に用いられるジルコニア粉末中の水分量は湿
潤基準で10〜13wt%である。
【0013】核となる粒子の直径は2mm以下、好まし
くは1mm以下とすることが必要である。
【0014】また、転動造粒装置による造粒速度は非常
に小さく、核粒子が小さいほど完成造粒体を得るために
要する時間は延長されることより、望ましくは核粒子を
小さくしすぎることがないようにすることが大切であ
る。
【0015】直径2mm以上の核粒子を通常の攪拌造粒
機で形成する場合、攪拌羽根による転動や圧密作用にま
して剪断による解砕効果が優先し、核粒子の増大に伴い
自重が増加し核粒子同志の衝突による破砕現象が生じて
収率は低下する。また、マルメライザ−を用いた場合、
直径2mm以上の核粒子の形成は可能であるが、マルメ
ライザ−での成形体密度は転動造粒法による密度より低
いため直径が2mm以上に成長すると転動造粒機に移行
させ造粒しても核粒子の特性が影響し、完成ペレットの
造粒体の密度は不十分となる。
【0016】攪拌羽根を備える攪拌造粒機を用いて核粒
子を造粒する場合は、最初に原料粉末を容器に採取し、
攪拌しながら原料粉末にバインダ−である水を添加す
る。水の添加により粉末は凝集を生じると同時に攪拌羽
根による解砕作用を受け最初粒径の小さな造粒体が形成
される。引き続き、この微粒体に原料粉末と水を定量的
に添加し直径2mm以下の所望とする球体を形成させ
る。
【0017】また、マルメライザ−のように押し出し造
粒物を供給する方式において核粒子の大きさを制御する
方法としては、所望する径に調整した押し出し造粒物を
造粒装置に供給する方法又は径の小さい押し出し造粒物
をマルメライザ−でカッティングした後、引き続き原料
粉末と水を添加することにより所望とする球径を有する
方法により球体が得られる。
【0018】得られた核粒子は、篩を用いて分級して次
の工程である転動造粒機に供給される。所望の粒径より
小さい核粒子は、核粒子形成工程に戻し循環使用され
る。
【0019】ここで得られた核粒子を撹拌造粒機に再投
入し、そのままの状態或いは微量の水を添加した状態で
転動し整粒作用を加えることにより球状化並びに密度の
向上化が図れ、よりいっそう核粒子特性は向上する。
【0020】以上の操作によって得られた核粒子は前記
したドラム型及び皿型で代表される転動造粒装置に供給
される。
【0021】転動造粒は特に制限されるものではなく、
一般的な造粒条件が適用され、転動造粒機に供給された
核粒子に原料粉末とバインダ−である水を連続的に添加
し所望とする直径20mm以下の小口径球体に造粒成形
される。その後、乾燥し、1400〜1600℃で焼結
することにより粉砕用ボールなどとすることができる。
【0022】
【作用】核粒子を転動造粒装置に供給する前に、あらか
じめ攪拌造粒機により原料粉末を造粒し粒子成長させ分
級して核粒子の大きさを揃えることにより自重が均等と
なる。この操作によりを転動造粒の成長機構である核粒
子への原料粉末の付着速度が均一化され粒径の整った造
粒ペレットが効率よく取得される。また、攪拌造粒機で
直径を直径2mm以下の重質な核粒子が短時間で取得で
きることより生産の効率化が図れる。
【0023】
【発明の効果】本発明の方法によれば、重質で真球度の
高い、しかも同一球径を有する球体が短い時間で得られ
る。
【0024】
【実施例】以下、実施例により本発明を詳細に述べる
が、本発明はこれらに限定されるものではない。
【0025】実施例1 図1に示すようにステンレス製で80mmの攪拌羽根
を備えた攪拌モ−タ−と下部の内径85mm、高さ1
00mmを有するポリエチレン製の容器で構成された
簡易的な攪拌装置を作製し、容器に粒子径60μmの東
ソ−(株)製ジルコニア粉末TZ−3YSを50g秤量
採取して回転速度1000rpmで攪拌しながら水を添
加し微粒体を得た。引き続き、攪拌状態下でこの微粒体
にジルコニア粉末と水を一定速度で添加し所用時間、約
30分間で直径2mm以下の球体造粒物を得た。この球
体造粒物を階層的に分級したところ1.2〜1.7mm
の粒度分布を有する造粒体が約70%の収率で得られ
た。
【0026】次に残り30%に相当する直径1.2mm
以下の造粒体を再度、図1に示す攪拌造粒機に投入し球
体の成長を行い最終的に約500gの球状造粒物を得
た。
【0027】この球体造粒物の乾燥後の成形体密度は
3.2g/m3であり、120℃で乾燥した時の水分含
有量は約12wt%であった。
【0028】得られた直径1.2〜1.7mmの球体造
粒物の中から300gを秤量採取し、直径600mmの
パンを有する皿型造粒機に投入し、パンの一定回転速度
の下で完成ペレットの直径が15mm前後となるように
原料粉末と水の添加量を調整したところ得られたペレッ
トは全て直径が15mm前後を有する造粒体となった。
【0029】この造粒球体ペレットの乾燥後の成形体密
度は3.3g/m3でありペレットの最大直径に対する
最小直径の比である平均真球度は1.03であった。
【0030】実施例2 実施例1と同一のジルコニア粉末に水を添加し、スクリ
ュ−式の押し出し造粒機を用いてスクリ−ン孔サイズが
直径0.5mmであるソ−メン状の造粒体を得た。この
造粒体を500gを不二パウダル社製の球型整粒機マル
メライザ−に供給し高速回転の下でカッティング操作を
行った。得られた造粒物はほぼ直径0.5mmを有して
いた。この造粒物を再度マルメライザ−に投入し、高速
回転下でジルコニア粉末と水を添加し直径1mmの球形
まで成長させた。この操作に要した時間は20分程度で
あった。また、この球状造粒物の120℃乾燥による水
分含有量は11wt%であり、成形体密度は2.6g/
m3であった。
【0031】得られた球形造粒体を核粒子として直径6
00mmのパンを有する皿型造粒機に投入し、パンの一
定回転速度の下で完成ペレットの直径が8mm前後とな
るように原料粉末と水の添加量を調整した。
【0032】この完成ペレットの成形体密度は3.2g
/m3であり真球度は1.02であった。
【0033】比較例1 実施例1と同一の攪拌装置及び条件並びにジルコニア粉
末を用いて核粒子を形成させ原料粉末と水を一定速度で
添加しつつ核粒子を成長させた。
【0034】核粒子の直径が2mmまでは原料粉末と水
の添加と共に核の成長は進んだが、直径が2mm以上に
なると成長段階にある核粒子の解砕及び破砕現象が生じ
始め、粒子の成長に伴い破砕現象は増大し、結果的に粒
度分布の広い、また、球状性の劣った核粒子となった。
【0035】比較例2 実施例1で用いたジルコニア粉末を用い、実施例2と同
一の装置並びに方法により核粒子を直径2.5mmの球
形まで成長させた。この成形体密度は2.5g/m3で
あった。
【0036】得られた球形造粒体を核粒子として直径6
00mmのパンを有する皿型造粒機に投入し、原料粉末
と水の添加して直径が8mm前後の球体を得た。
【0037】この完成ペレットを120℃で乾燥し成形
体密度を測定してところ2.9g/m3であった。
【0038】比較例3 直径600mmのパンを有する皿型造粒機の回転速度を
実施例1と同一とし、パンの内部に実施例1で用いたジ
ルコニア粉末と水を添加して転動造粒法により球状造粒
物の製造を行った。
【0039】原料粉末と水の添加量が生成速度を支配す
ることより添加速度を上昇させる方向として直径2mm
の球状物を得ようとしたが、添加速度を早めると生成す
る造粒体の粒度分布は幅広いものとなり、空隙率の高い
成形密度の低い造粒体となった。よって、添加速度を調
整し粒度分布に優れる添加条件の検討を行い造粒操作を
行ったが直径2mmの核粒子を得るのに5〜6時間を要
した。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1で用いた攪拌造粒装置を示す。
【符号の説明】 攪拌モ−タ 攪拌羽根 ポリエチレン製容器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // C01G 25/02

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】転動造粒法によりジルコニア粉末を成形し
    て球状粒子とするにあたり、撹拌造粒法によってジルコ
    ニア粉末から直径2mm以下の核粒子を形成させ、転動
    造粒法によって該核粒子にジルコニア粉末を添加しつつ
    該核粒子を成長させて球状に造粒することを特徴とする
    造粒方法。
JP4323045A 1992-12-02 1992-12-02 球状造粒方法 Pending JPH06170206A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4323045A JPH06170206A (ja) 1992-12-02 1992-12-02 球状造粒方法

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JP4323045A JPH06170206A (ja) 1992-12-02 1992-12-02 球状造粒方法

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JPH06170206A true JPH06170206A (ja) 1994-06-21

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ID=18150498

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JP4323045A Pending JPH06170206A (ja) 1992-12-02 1992-12-02 球状造粒方法

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JP (1) JPH06170206A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008284501A (ja) * 2007-05-18 2008-11-27 Noritake Co Ltd 造粒方法、ジルコニア造粒粉末、およびジルコニア多孔質体
JP5875523B2 (ja) * 2010-11-02 2016-03-02 株式会社トクヤマ 珪砂造粒体およびその製造方法
CN109569424A (zh) * 2017-09-28 2019-04-05 日本电产株式会社 造粒装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008284501A (ja) * 2007-05-18 2008-11-27 Noritake Co Ltd 造粒方法、ジルコニア造粒粉末、およびジルコニア多孔質体
JP5875523B2 (ja) * 2010-11-02 2016-03-02 株式会社トクヤマ 珪砂造粒体およびその製造方法
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