JPH06170435A - ダイヤモンド線引きダイスおよびダイヤモンド線引きダイスの製造方法 - Google Patents
ダイヤモンド線引きダイスおよびダイヤモンド線引きダイスの製造方法Info
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- JPH06170435A JPH06170435A JP21132693A JP21132693A JPH06170435A JP H06170435 A JPH06170435 A JP H06170435A JP 21132693 A JP21132693 A JP 21132693A JP 21132693 A JP21132693 A JP 21132693A JP H06170435 A JPH06170435 A JP H06170435A
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- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21C—MANUFACTURE OF METAL SHEETS, WIRE, RODS, TUBES, PROFILES OR LIKE SEMI-MANUFACTURED PRODUCTS OTHERWISE THAN BY ROLLING; AUXILIARY OPERATIONS USED IN CONNECTION WITH METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL
- B21C3/00—Profiling tools for metal drawing; Combinations of dies and mandrels for metal drawing
- B21C3/02—Dies; Selection of material therefor; Cleaning thereof
- B21C3/025—Dies; Selection of material therefor; Cleaning thereof comprising diamond parts
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- Mechanical Engineering (AREA)
- Crystals, And After-Treatments Of Crystals (AREA)
- Metal Extraction Processes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 強度、耐摩耗性、耐熱性に優れ、かつ、安価
で、耐用寿命の長いダイヤモンド線引きダイスを提供す
る。 【構成】 線引きされるべき線に接触するように設けら
れるダイヤモンドを含むダイヤモンド線引きダイス9で
あって、ダイヤモンドは気相合成法によって析出される
気相合成ダイヤモンド7を含み、気相合成ダイヤモンド
7は、線引きされるべき線に接触する部分が最も微細な
構造を有する。
で、耐用寿命の長いダイヤモンド線引きダイスを提供す
る。 【構成】 線引きされるべき線に接触するように設けら
れるダイヤモンドを含むダイヤモンド線引きダイス9で
あって、ダイヤモンドは気相合成法によって析出される
気相合成ダイヤモンド7を含み、気相合成ダイヤモンド
7は、線引きされるべき線に接触する部分が最も微細な
構造を有する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ダイヤモンド線引きダ
イスに関し、特に、気相合成法により合成されるダイヤ
モンドを含むダイヤモンド線引きダイスおよびその製造
方法に関する。
イスに関し、特に、気相合成法により合成されるダイヤ
モンドを含むダイヤモンド線引きダイスおよびその製造
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ダイスは、金属線等の伸線に用いられる
工具であり、一般に、次のような特性を具備しなければ
ならない。
工具であり、一般に、次のような特性を具備しなければ
ならない。
【0003】・線引き強度に耐える強度を有すること。 ・耐摩耗性が優れていること。
【0004】・適切な構造と形状に加工が可能で、内面
は最高に仕上げられること。ダイヤモンドは、このよう
な諸条件を有する優れたダイス素材である。
は最高に仕上げられること。ダイヤモンドは、このよう
な諸条件を有する優れたダイス素材である。
【0005】従来、ダイヤモンド線引きダイスの中心部
としては、天然ダイヤモンドや、ダイヤモンド焼結体が
用いられている。
としては、天然ダイヤモンドや、ダイヤモンド焼結体が
用いられている。
【0006】図4は、従来のダイヤモンド線引きダイス
の中心部の穴部の内部構造を示す概略的な断面図であ
る。
の中心部の穴部の内部構造を示す概略的な断面図であ
る。
【0007】図4を参照して、このダイヤモンド線引き
ダイスの中心部14の穴部15の内部構造は、導入部1
6、絞り部17、および、出口部18から構成される。
ダイスの中心部14の穴部15の内部構造は、導入部1
6、絞り部17、および、出口部18から構成される。
【0008】導入部16は、エントランス部またはベル
部と呼ばれる部分19と、アプローチ部20とからな
る。エントランス部またはベル部と呼ばれる部分19
は、線引きされるべき線21の導入部であり、また、潤
滑材の流入を容易にするために設けられる。アプローチ
部20は、線引きされるべき線21の振動を止め姿勢を
整え、また、潤滑材の流入を容易にするために設けられ
る。
部と呼ばれる部分19と、アプローチ部20とからな
る。エントランス部またはベル部と呼ばれる部分19
は、線引きされるべき線21の導入部であり、また、潤
滑材の流入を容易にするために設けられる。アプローチ
部20は、線引きされるべき線21の振動を止め姿勢を
整え、また、潤滑材の流入を容易にするために設けられ
る。
【0009】絞り部17は、リダクション部22と、ベ
アリング部23とからなる。リダクション部22は、線
引きされるべき線21を絞る部分であり、ダイヤモンド
線引きダイスの性能と、線引きされた線の品質を決定す
る重要な部分である。ベアリング部23は、線引きされ
るべき線21の線径を決定したり、線引き後の線の表面
粗さを左右する部分である。
アリング部23とからなる。リダクション部22は、線
引きされるべき線21を絞る部分であり、ダイヤモンド
線引きダイスの性能と、線引きされた線の品質を決定す
る重要な部分である。ベアリング部23は、線引きされ
るべき線21の線径を決定したり、線引き後の線の表面
粗さを左右する部分である。
【0010】出口部18は、バックリリーフ部24と、
エクジット部25とからなる。バックリリーフ部24
は、線引きされるべき線21の線引き時のベアリング部
23を補強する部分である。エクジット部25は、口出
し作業(線引き前の線21の先端を細くしてダイスに通
す作業)のガイド的役割をする。
エクジット部25とからなる。バックリリーフ部24
は、線引きされるべき線21の線引き時のベアリング部
23を補強する部分である。エクジット部25は、口出
し作業(線引き前の線21の先端を細くしてダイスに通
す作業)のガイド的役割をする。
【0011】図4を参照して、以下に、線引きされるべ
き線21の線引き作業の工程について説明する。
き線21の線引き作業の工程について説明する。
【0012】まず、線引きされるべき線21は、導入部
16に通される。次に線引きされるべき線21は、絞り
部17と接触し、所望の形状、線径、表面の粗さを有す
る線に塑性加工され、出口部18より引抜かれる。
16に通される。次に線引きされるべき線21は、絞り
部17と接触し、所望の形状、線径、表面の粗さを有す
る線に塑性加工され、出口部18より引抜かれる。
【0013】線引きされるべき線21は、この線引き作
業の工程により、線径を小さくしていくとともに、線の
引張強さ等の物理的特性を高められたり、線表面の面の
粗さが向上されたりする。
業の工程により、線径を小さくしていくとともに、線の
引張強さ等の物理的特性を高められたり、線表面の面の
粗さが向上されたりする。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかし、天然ダイヤモ
ンドは、高価である上に、結晶の大きさに限界があり、
劈開しやすく、割れやすいという欠点をもっている。
ンドは、高価である上に、結晶の大きさに限界があり、
劈開しやすく、割れやすいという欠点をもっている。
【0015】また、ダイヤモンド焼結体は、天然ダイヤ
モンドが有する欠点を克服しているものの、結合助材を
含んでいるために、耐摩耗性や耐熱性に問題がある。
モンドが有する欠点を克服しているものの、結合助材を
含んでいるために、耐摩耗性や耐熱性に問題がある。
【0016】たとえば、タングステンやモリブデンを線
引きするときは、引抜き加工性をよくするために、タン
グステンやモリブデンは、高温で引抜かれることが多
い。しかしながら、温度を上げすぎると、ダイヤモンド
焼結体は、結合助材を含んでいるために、耐熱性が低
く、ダイスの中心部として、ダイヤモンド焼結体が用い
られているダイヤモンド線引きダイスでは、ダイスの寿
命が著しく低下することが知られている。
引きするときは、引抜き加工性をよくするために、タン
グステンやモリブデンは、高温で引抜かれることが多
い。しかしながら、温度を上げすぎると、ダイヤモンド
焼結体は、結合助材を含んでいるために、耐熱性が低
く、ダイスの中心部として、ダイヤモンド焼結体が用い
られているダイヤモンド線引きダイスでは、ダイスの寿
命が著しく低下することが知られている。
【0017】最近では、気相合成法によってダイヤモン
ドを合成することができるようになってきており、その
特質を生かした応用製品の開発が活発である。しかし、
線引きダイスに関しては、気相合成ダイヤモンドの適用
が本格的に行なわれていないのが現状である。
ドを合成することができるようになってきており、その
特質を生かした応用製品の開発が活発である。しかし、
線引きダイスに関しては、気相合成ダイヤモンドの適用
が本格的に行なわれていないのが現状である。
【0018】気相合成法により合成されるダイヤモンド
を線引きダイスへ応用するとき、一般的には、基板上に
単純に気相合成したダイヤモンドをそのまま使用するこ
とを思いつく。
を線引きダイスへ応用するとき、一般的には、基板上に
単純に気相合成したダイヤモンドをそのまま使用するこ
とを思いつく。
【0019】ダイヤモンド線引きダイスの中心部とし
て、この方法により製造される気相合成ダイヤモンドが
用いられているダイヤモンド線引きダイスでも、使用で
きる範囲は広い。
て、この方法により製造される気相合成ダイヤモンドが
用いられているダイヤモンド線引きダイスでも、使用で
きる範囲は広い。
【0020】しかし、気相合成ダイヤモンドが柱状に成
長することを考えると、ダイスの絞り部分が比較的粒径
の大きな柱状組織で構成されることになる。このため、
単結晶ダイヤモンド同様に劈開しやすくなったり、強度
的な問題が生じたり、またダイヤ粒が脱落しやすくなっ
てしまう。
長することを考えると、ダイスの絞り部分が比較的粒径
の大きな柱状組織で構成されることになる。このため、
単結晶ダイヤモンド同様に劈開しやすくなったり、強度
的な問題が生じたり、またダイヤ粒が脱落しやすくなっ
てしまう。
【0021】本発明は、以上のような問題を解決するた
めになされたものであって、強度、耐熱性、耐摩耗性に
優れ、かつ安価なダイヤモンド線引きダイスおよびその
ようなダイヤモンド線引きダイスの製造方法を提供する
ことを目的とする。
めになされたものであって、強度、耐熱性、耐摩耗性に
優れ、かつ安価なダイヤモンド線引きダイスおよびその
ようなダイヤモンド線引きダイスの製造方法を提供する
ことを目的とする。
【0022】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上述の問
題点を解決するために鋭意検討した結果、一旦基板上に
気相合成したダイヤモンドの基板を除去した後、そのダ
イヤモンド板を基板として、最初の合成とは逆方向にダ
イヤモンドを合成することにより、線引きダイスに適し
た構造となることを見出し、本発明を完成するに至っ
た。
題点を解決するために鋭意検討した結果、一旦基板上に
気相合成したダイヤモンドの基板を除去した後、そのダ
イヤモンド板を基板として、最初の合成とは逆方向にダ
イヤモンドを合成することにより、線引きダイスに適し
た構造となることを見出し、本発明を完成するに至っ
た。
【0023】また、気相合成ダイヤモンドの組織制御
は、気相合成条件によって、ある程度は組織制御するこ
とができるが、ダイヤモンドとしての機械的性質を有し
たまま、粒径の微細な均一組織を実現することは、極め
て困難である。
は、気相合成条件によって、ある程度は組織制御するこ
とができるが、ダイヤモンドとしての機械的性質を有し
たまま、粒径の微細な均一組織を実現することは、極め
て困難である。
【0024】しかしながら、ダイヤモンドを気相合成法
により基板上に成長させる場合、まず微小な核が発生
し、それが成長して、膜状になる。そして、この初期の
ダイヤモンド粒径は、基板の処理条件や、気相合成条件
によって大きく左右されるが、0.5μm以下にするこ
とが可能である。
により基板上に成長させる場合、まず微小な核が発生
し、それが成長して、膜状になる。そして、この初期の
ダイヤモンド粒径は、基板の処理条件や、気相合成条件
によって大きく左右されるが、0.5μm以下にするこ
とが可能である。
【0025】本発明者らは、この粒径の小さな領域が、
線引きされるべき線に接触するようにダイヤモンド線引
きダイスを構成すれば、高い性能が期待できることを見
出し、本発明を完成するに至った。
線引きされるべき線に接触するようにダイヤモンド線引
きダイスを構成すれば、高い性能が期待できることを見
出し、本発明を完成するに至った。
【0026】本願発明のダイヤモンド線引きダイスは、
線引きされるべき線に接触するように設けられるダイヤ
モンドを含むダイヤモンド線引きダイスであって、ダイ
ヤモンドは気相合成によって析出される気相合成ダイヤ
モンドを含み、気相合成ダイヤモンドは、線引きされる
べき線に接触する部分が最も微細な構造を有することを
特徴とする。
線引きされるべき線に接触するように設けられるダイヤ
モンドを含むダイヤモンド線引きダイスであって、ダイ
ヤモンドは気相合成によって析出される気相合成ダイヤ
モンドを含み、気相合成ダイヤモンドは、線引きされる
べき線に接触する部分が最も微細な構造を有することを
特徴とする。
【0027】本願発明のダイヤモンド線引きダイスは、
好ましくは、線引きされるべき線に接触する部分の気相
合成ダイヤモンドの平均粒径が、30μm以下であるこ
とを特徴とする。
好ましくは、線引きされるべき線に接触する部分の気相
合成ダイヤモンドの平均粒径が、30μm以下であるこ
とを特徴とする。
【0028】本願発明のダイヤモンド線引きダイスの製
造方法は、基板上に気相合成法により第1のダイヤモン
ド多結晶体層を形成する工程と、基板を除去する工程
と、第1のダイヤモンド多結晶体層の、基板を基板除去
工程により除去した側の面上に、気相合成法により第2
のダイヤモンド多結晶体層を形成する工程と、第1のダ
イヤモンド多結晶体層と第2のダイヤモンド多結晶体層
との接合面に交差する方向に、第1のダイヤモンド多結
晶体層と第2のダイヤモンド多結晶体層とを貫通する穴
部を形成する工程とを備える。
造方法は、基板上に気相合成法により第1のダイヤモン
ド多結晶体層を形成する工程と、基板を除去する工程
と、第1のダイヤモンド多結晶体層の、基板を基板除去
工程により除去した側の面上に、気相合成法により第2
のダイヤモンド多結晶体層を形成する工程と、第1のダ
イヤモンド多結晶体層と第2のダイヤモンド多結晶体層
との接合面に交差する方向に、第1のダイヤモンド多結
晶体層と第2のダイヤモンド多結晶体層とを貫通する穴
部を形成する工程とを備える。
【0029】本願発明のダイヤモンド線引きダイスの製
造方法は、基板上に気相合成法により第1のダイヤモン
ド多結晶体層を形成する工程と、基板を除去する工程
と、第1のダイヤモンド多結晶体層の、基板を基板除去
工程により除去した側の面上に、気相合成法により第2
のダイヤモンド多結晶体層を形成する工程と、第1のダ
イヤモンド多結晶体層と第2のダイヤモンド多結晶体層
との接合面方向に、該接合面を中心面として、第1のダ
イヤモンド多結晶体層と第2のダイヤモンド多結晶体層
とにまたがる貫通孔を形成する工程とを備える。
造方法は、基板上に気相合成法により第1のダイヤモン
ド多結晶体層を形成する工程と、基板を除去する工程
と、第1のダイヤモンド多結晶体層の、基板を基板除去
工程により除去した側の面上に、気相合成法により第2
のダイヤモンド多結晶体層を形成する工程と、第1のダ
イヤモンド多結晶体層と第2のダイヤモンド多結晶体層
との接合面方向に、該接合面を中心面として、第1のダ
イヤモンド多結晶体層と第2のダイヤモンド多結晶体層
とにまたがる貫通孔を形成する工程とを備える。
【0030】
【作用】本願発明のダイヤモンド線引きダイスは、線引
きされるべき線に接触するように設けられるダイヤモン
ドが気相合成によって析出される気相合成ダイヤモンド
を含んでいる。この気相合成ダイヤモンドは、緻密で、
しかもダイヤモンドからなるため、結合助材を含む焼結
ダイヤモンドに比べて耐摩耗性および耐熱性により優
れ、しかも欠損が生じにくい。
きされるべき線に接触するように設けられるダイヤモン
ドが気相合成によって析出される気相合成ダイヤモンド
を含んでいる。この気相合成ダイヤモンドは、緻密で、
しかもダイヤモンドからなるため、結合助材を含む焼結
ダイヤモンドに比べて耐摩耗性および耐熱性により優
れ、しかも欠損が生じにくい。
【0031】すなわち、気相合成ダイヤモンドは、結合
助材を含まないダイヤモンドであるため、天然ダイヤモ
ンドに近い熱伝導率を実現できるので、ダイヤモンド焼
結体よりも耐熱性に優れている。このため、気相合成ダ
イヤモンドは、線引きダイス用素材として適している。
助材を含まないダイヤモンドであるため、天然ダイヤモ
ンドに近い熱伝導率を実現できるので、ダイヤモンド焼
結体よりも耐熱性に優れている。このため、気相合成ダ
イヤモンドは、線引きダイス用素材として適している。
【0032】また、気相合成ダイヤモンドは、成長初期
は、微細な粒径を有するが、成長するに従って、その粒
径は大きくなる傾向にある。そして、本願発明によれ
ば、気相合成ダイヤモンドは、線引きされるべき線に接
触する部分が、最も微細な構造を有するように構成され
ている。
は、微細な粒径を有するが、成長するに従って、その粒
径は大きくなる傾向にある。そして、本願発明によれ
ば、気相合成ダイヤモンドは、線引きされるべき線に接
触する部分が、最も微細な構造を有するように構成され
ている。
【0033】しかしながら、線引きされるべき線に接触
する部分は、線引きされるべき線の太さにより、その接
触する部分の領域が変動する。
する部分は、線引きされるべき線の太さにより、その接
触する部分の領域が変動する。
【0034】また、線引きされるべき線に接触する部分
のダイヤモンドの粒径は、ダイヤモンドの合成条件によ
っても異なってくる。
のダイヤモンドの粒径は、ダイヤモンドの合成条件によ
っても異なってくる。
【0035】本願発明者らは、線引きされるべき線に接
触する部分のダイヤモンドの粒径は、小さい程好まし
く、線引きされるべき線に接触する部分の気相合成ダイ
ヤモンドの平均粒径が、30μm以下のときに、線引き
ダイスとして、優れた性能を発揮することを知見した。
また、ダイヤモンド焼結体が用いられているダイヤモン
ド線引きダイス以上の性能を発揮するためには、線引き
されるべき線に接触する部分の気相合成ダイヤモンドの
平均粒径が、10μm以下である方がなお好ましいとい
うことを知見した。
触する部分のダイヤモンドの粒径は、小さい程好まし
く、線引きされるべき線に接触する部分の気相合成ダイ
ヤモンドの平均粒径が、30μm以下のときに、線引き
ダイスとして、優れた性能を発揮することを知見した。
また、ダイヤモンド焼結体が用いられているダイヤモン
ド線引きダイス以上の性能を発揮するためには、線引き
されるべき線に接触する部分の気相合成ダイヤモンドの
平均粒径が、10μm以下である方がなお好ましいとい
うことを知見した。
【0036】また、ダイヤモンドを気相合成すると、基
板上に形成されるダイヤモンドは、基板からの成長初期
においては、微細な結晶構造を有し、成長するにしたが
って柱状に発達して粒径が大きくなる傾向にある。本願
発明のダイヤモンド線引きダイスは、その製造方法にお
いて、基板上に気相合成法により第1のダイヤモンド多
結晶体層を形成した後、基板を除去し、第1のダイヤモ
ンド多結晶体層の、基板を除去した側の面上にさらに、
気相合成法により第2のダイヤモンド多結晶体層を形成
する。したがって、この第1のダイヤモンド多結晶体層
と第2のダイヤモンド多結晶体層とは、その接合面を中
心に、微細な結晶構造のダイヤモンドが多く配向されて
いる。
板上に形成されるダイヤモンドは、基板からの成長初期
においては、微細な結晶構造を有し、成長するにしたが
って柱状に発達して粒径が大きくなる傾向にある。本願
発明のダイヤモンド線引きダイスは、その製造方法にお
いて、基板上に気相合成法により第1のダイヤモンド多
結晶体層を形成した後、基板を除去し、第1のダイヤモ
ンド多結晶体層の、基板を除去した側の面上にさらに、
気相合成法により第2のダイヤモンド多結晶体層を形成
する。したがって、この第1のダイヤモンド多結晶体層
と第2のダイヤモンド多結晶体層とは、その接合面を中
心に、微細な結晶構造のダイヤモンドが多く配向されて
いる。
【0037】本願発明によれば、第2のダイヤモンド多
結晶体層の成長を、第1のダイヤモンド多結晶体層の成
長初期側の面上に行なうため、第2のダイヤモンド多結
晶体層は、第1のダイヤモンド多結晶体層の最も微細な
微粒子結晶粒の表面の核発生位置に優先的に核発生が起
こる。このため、第2のダイヤモンド多結晶体層も、微
細な結晶粒から成長が始まることとなる。したがって、
この第1のダイヤモンド多結晶体層と第2のダイヤモン
ド多結晶体層とは、その接合面付近が、微細な結晶構造
のダイヤモンドで構成されることになる。そして、ダイ
ヤモンドの上にダイヤモンドを成長させるため、異種の
中間層を挟む場合よりも、この接合面の結合力は大き
い。
結晶体層の成長を、第1のダイヤモンド多結晶体層の成
長初期側の面上に行なうため、第2のダイヤモンド多結
晶体層は、第1のダイヤモンド多結晶体層の最も微細な
微粒子結晶粒の表面の核発生位置に優先的に核発生が起
こる。このため、第2のダイヤモンド多結晶体層も、微
細な結晶粒から成長が始まることとなる。したがって、
この第1のダイヤモンド多結晶体層と第2のダイヤモン
ド多結晶体層とは、その接合面付近が、微細な結晶構造
のダイヤモンドで構成されることになる。そして、ダイ
ヤモンドの上にダイヤモンドを成長させるため、異種の
中間層を挟む場合よりも、この接合面の結合力は大き
い。
【0038】そして、本願発明のダイヤモンド線引きダ
イスは、第1のダイヤモンド多結晶体層と第2のダイヤ
モンド多結晶体層の接合面を中心に、微細な結晶構造の
ダイヤモンドが多く生成されている部分が、絞り部の線
引きされるべき線に接触する部分を形成するように穴部
を形成した結果、硬く、かつ、劈開割れが生じにくく、
その結果、剥離したダイヤモンド自体による引掻き摩耗
も生じにくく、したがって、耐摩耗性に優れる。
イスは、第1のダイヤモンド多結晶体層と第2のダイヤ
モンド多結晶体層の接合面を中心に、微細な結晶構造の
ダイヤモンドが多く生成されている部分が、絞り部の線
引きされるべき線に接触する部分を形成するように穴部
を形成した結果、硬く、かつ、劈開割れが生じにくく、
その結果、剥離したダイヤモンド自体による引掻き摩耗
も生じにくく、したがって、耐摩耗性に優れる。
【0039】
実施例1〜2および比較例1〜2 実施例1 図1は、本願発明のダイヤモンド線引きダイスの製造方
法の一実施例を模式的に示す工程図である。なお、図1
中、各々のステップ(101)〜(105)に示される
断面図は、本願発明に用いる気相合成ダイヤモンドの結
晶構造を模式的に示しており、それぞれの断面図中、線
密度の濃い部分および線の長さの短い部分ほど、微細な
結晶構造であることを示す。
法の一実施例を模式的に示す工程図である。なお、図1
中、各々のステップ(101)〜(105)に示される
断面図は、本願発明に用いる気相合成ダイヤモンドの結
晶構造を模式的に示しており、それぞれの断面図中、線
密度の濃い部分および線の長さの短い部分ほど、微細な
結晶構造であることを示す。
【0040】図1を参照して、本願発明のダイヤモンド
線引きダイスの製造方法について説明する。
線引きダイスの製造方法について説明する。
【0041】ステップ(101)において、基板1上に
気相合成法により、第1のダイヤモンド多結晶体層2を
形成した。第1のダイヤモンド多結晶体層2は、熱フィ
ラメントCVD法により、基板1として、Si基板を用
い、この基板上に、500μmの膜厚で合成した。な
お、合成は、以下の条件で行なった。
気相合成法により、第1のダイヤモンド多結晶体層2を
形成した。第1のダイヤモンド多結晶体層2は、熱フィ
ラメントCVD法により、基板1として、Si基板を用
い、この基板上に、500μmの膜厚で合成した。な
お、合成は、以下の条件で行なった。
【0042】
【表1】
【0043】ステップ(102)において、基板1を除
去した。第1のダイヤモンド多結晶体層2が形成された
Si基板を弗硝酸中に浸漬し、Si基板を溶解除去し
た。
去した。第1のダイヤモンド多結晶体層2が形成された
Si基板を弗硝酸中に浸漬し、Si基板を溶解除去し
た。
【0044】ステップ(103)において、第1のダイ
ヤモンド多結晶体層2の基板1を除去した面3側に、気
相合成法により、第2のダイヤモンド多結晶体層4を合
成し、積層体5を形成した。第2のダイヤモンド多結晶
体層4は、熱フィラメントCVD法により、面3側に、
500μmの膜厚で合成した。なお、合成は、第1のダ
イヤモンド多結晶層2を形成するのと同じ条件で行なっ
た。
ヤモンド多結晶体層2の基板1を除去した面3側に、気
相合成法により、第2のダイヤモンド多結晶体層4を合
成し、積層体5を形成した。第2のダイヤモンド多結晶
体層4は、熱フィラメントCVD法により、面3側に、
500μmの膜厚で合成した。なお、合成は、第1のダ
イヤモンド多結晶層2を形成するのと同じ条件で行なっ
た。
【0045】ステップ(104)において、積層体5を
第1のダイヤモンド多結晶体層2と、第2のダイヤモン
ド多結晶体層4との接合面6が横方向になるように、所
望の形状、大きさに、中心部7を形成した。この中心部
7の加工には、レーザ加工法、研削加工法を用いた。
第1のダイヤモンド多結晶体層2と、第2のダイヤモン
ド多結晶体層4との接合面6が横方向になるように、所
望の形状、大きさに、中心部7を形成した。この中心部
7の加工には、レーザ加工法、研削加工法を用いた。
【0046】ステップ(105)において、中心部7に
穴部8を形成した、中心部7に、レーザ加工、超音波加
工を施して、第1のダイヤモンド多結晶体層2と第2の
ダイヤモンド多結晶体層4との接合面に交差する方向に
第1のダイヤモンド多結晶体層2と第2のダイヤモンド
多結晶体層4とを貫通する穴部8を形成した。
穴部8を形成した、中心部7に、レーザ加工、超音波加
工を施して、第1のダイヤモンド多結晶体層2と第2の
ダイヤモンド多結晶体層4との接合面に交差する方向に
第1のダイヤモンド多結晶体層2と第2のダイヤモンド
多結晶体層4とを貫通する穴部8を形成した。
【0047】以上の工程により形成されるダイヤモンド
線引きダイスの中心部7は、図1より明らかなように、
気相合成法により合成されるダイヤモンドであって、ダ
イヤモンドに貫通して設けられる穴部8の絞り部8Sの
表面側が、最も微細な構造を有する。
線引きダイスの中心部7は、図1より明らかなように、
気相合成法により合成されるダイヤモンドであって、ダ
イヤモンドに貫通して設けられる穴部8の絞り部8Sの
表面側が、最も微細な構造を有する。
【0048】次に、穴部8を有する中心部7を用い、図
2にその断面を示すダイヤモンド線引きダイスを作成し
た。
2にその断面を示すダイヤモンド線引きダイスを作成し
た。
【0049】図2を参照して、このダイヤモンド線引き
ダイス9は、中心部7と、補強マウント部10と、ケー
ス11を含み、中心部7は、補強マウント部10に固着
され、補強マウント部10は、ケース11にろう付けさ
れ収容される。
ダイス9は、中心部7と、補強マウント部10と、ケー
ス11を含み、中心部7は、補強マウント部10に固着
され、補強マウント部10は、ケース11にろう付けさ
れ収容される。
【0050】なお、このダイヤモンド線引きダイス9の
規格を表2に示す。
規格を表2に示す。
【0051】
【表2】
【0052】実施例2 図3は、本願発明のダイヤモンド線引きダイスの製造方
法の一実施例を模式的に示す工程図である。
法の一実施例を模式的に示す工程図である。
【0053】図3を参照して、本願発明のダイヤモンド
線引きダイスの製造方法について説明する。なお、図3
にその工程を示す実施例2は、以下の点を除けば、図1
にその工程を示す実施例1と同様であるので相当する工
程については、同一の参照符号を付して、その説明を省
略する。
線引きダイスの製造方法について説明する。なお、図3
にその工程を示す実施例2は、以下の点を除けば、図1
にその工程を示す実施例1と同様であるので相当する工
程については、同一の参照符号を付して、その説明を省
略する。
【0054】図3に、その工程を示す実施例2が、図1
にその工程を示す実施例1と異なっている点は、ステッ
プ(204)において、積層体5を第1のダイヤモンド
多結晶体層2と、第2のダイヤモンド多結晶体層4との
接合面6が縦方向になるように所望の形状、大きさに、
中心部12を形成している点である。
にその工程を示す実施例1と異なっている点は、ステッ
プ(204)において、積層体5を第1のダイヤモンド
多結晶体層2と、第2のダイヤモンド多結晶体層4との
接合面6が縦方向になるように所望の形状、大きさに、
中心部12を形成している点である。
【0055】そして、ステップ(205)において、中
心部12に、穴部13を形成する際に、積層体5の第1
のダイヤモンド多結晶体層2と、第2のダイヤモンド多
結晶体層4との接合面方向に、接合面を中心面として、
第1のダイヤモンド多結晶体層2と、第2のダイヤモン
ド多結晶体層4とにまたがる貫通孔を形成して、穴部1
3を形成している点である。
心部12に、穴部13を形成する際に、積層体5の第1
のダイヤモンド多結晶体層2と、第2のダイヤモンド多
結晶体層4との接合面方向に、接合面を中心面として、
第1のダイヤモンド多結晶体層2と、第2のダイヤモン
ド多結晶体層4とにまたがる貫通孔を形成して、穴部1
3を形成している点である。
【0056】以上の工程により形成されるダイヤモンド
線引きダイスの中心部12は、図3より明らかなよう
に、気相合成法により合成されるダイヤモンドであっ
て、ダイヤモンドに貫通して設けられる穴部13の絞り
部13Sの表面側が最も微細な構造を有する。なお、穴
部13の大きさ形状等については、実施例1と同一規格
にした。
線引きダイスの中心部12は、図3より明らかなよう
に、気相合成法により合成されるダイヤモンドであっ
て、ダイヤモンドに貫通して設けられる穴部13の絞り
部13Sの表面側が最も微細な構造を有する。なお、穴
部13の大きさ形状等については、実施例1と同一規格
にした。
【0057】次に、実施例2で作製した穴部13を有す
る中心部12を用いる以外は、実施例1と同様のダイヤ
モンド線引きダイスを作成した。 比較例1 実施例1の第1のダイヤモンド多結晶体層を合成した時
と同一の条件下、熱フィラメントCVD法により、Si
基板上にダイヤモンド多結晶体層を1mmの膜厚で合成
した後、Si基板を弗硝酸で溶解除去した後、レーザ加
工、研削加工、超音波加工を施して、実施例1と同一形
状、大きさの規格のダイヤモンド線引きダイスの中心部
および穴部を形成し、実施例1と同様のダイヤモンド線
引きダイスを作成した。 比較例2 実施例1と同一形状、大きさの規格のダイヤモンド線引
きダイスの中心部および穴部を有する焼結ダイヤモンド
を用いる以外は、実施例1と同様のダイヤモンド線引き
ダイスを作成した。
る中心部12を用いる以外は、実施例1と同様のダイヤ
モンド線引きダイスを作成した。 比較例1 実施例1の第1のダイヤモンド多結晶体層を合成した時
と同一の条件下、熱フィラメントCVD法により、Si
基板上にダイヤモンド多結晶体層を1mmの膜厚で合成
した後、Si基板を弗硝酸で溶解除去した後、レーザ加
工、研削加工、超音波加工を施して、実施例1と同一形
状、大きさの規格のダイヤモンド線引きダイスの中心部
および穴部を形成し、実施例1と同様のダイヤモンド線
引きダイスを作成した。 比較例2 実施例1と同一形状、大きさの規格のダイヤモンド線引
きダイスの中心部および穴部を有する焼結ダイヤモンド
を用いる以外は、実施例1と同様のダイヤモンド線引き
ダイスを作成した。
【0058】以上の方法により作成したダイヤモンド線
引きダイスの性能を評価するために、以下の条件でダイ
ヤモンド線引きダイスの性能試験を実施した。
引きダイスの性能を評価するために、以下の条件でダイ
ヤモンド線引きダイスの性能試験を実施した。
【0059】線引きされるべき線として、直径0.22
mmのステンレス鋼線を用いた。
mmのステンレス鋼線を用いた。
【0060】線引き速度50m/minで線引きを行な
った。実施例1、実施例2、比較例2は、同等の性能を
示したが、比較例1は欠損した。
った。実施例1、実施例2、比較例2は、同等の性能を
示したが、比較例1は欠損した。
【0061】次に、より詳しいダイヤモンド線引きダイ
スの性能試験を実施した。線引きされるべき線として、
直径0.22mmのステンレス鋼線を用い、ステンレス
鋼線の直径が、0.20mmになるように線引きした。
スの性能試験を実施した。線引きされるべき線として、
直径0.22mmのステンレス鋼線を用い、ステンレス
鋼線の直径が、0.20mmになるように線引きした。
【0062】線引き速度は、200m/minとして、
伸線量は、4トン(t)とした。線引き速度200m/
minで、伸線量4トン(t)の線引きを行なった時点
で、実施例1、実施例2、比較例2は、同等の性能を示
したが、比較例1は欠損が認められた。
伸線量は、4トン(t)とした。線引き速度200m/
minで、伸線量4トン(t)の線引きを行なった時点
で、実施例1、実施例2、比較例2は、同等の性能を示
したが、比較例1は欠損が認められた。
【0063】以上の結果により明らかなように、本願発
明のダイヤモンド線引きダイスは、単純に気相合成ダイ
ヤモンドを中心部に使用したダイヤモンド線引きダイス
よりもダイスの絞り部分が粒度の細い部分で構成される
結果、優れた強度を有する。
明のダイヤモンド線引きダイスは、単純に気相合成ダイ
ヤモンドを中心部に使用したダイヤモンド線引きダイス
よりもダイスの絞り部分が粒度の細い部分で構成される
結果、優れた強度を有する。
【0064】次に、線引き速度80m/minで線引き
を行なった。比較例2では、著しい摩耗の進行が認めら
れたが、実施例1、実施例2では、問題を生じなかっ
た。
を行なった。比較例2では、著しい摩耗の進行が認めら
れたが、実施例1、実施例2では、問題を生じなかっ
た。
【0065】次に、実施例1,実施例2および比較例2
に対して、より詳しいダイヤモンド線引きダイスの性能
試験を実施した。
に対して、より詳しいダイヤモンド線引きダイスの性能
試験を実施した。
【0066】線引きされるべき線として、直径0.22
mmのステンレス鋼線を用い、ステンレス鋼線の直径
が、0.20mmになるように線引きした。
mmのステンレス鋼線を用い、ステンレス鋼線の直径
が、0.20mmになるように線引きした。
【0067】線引き速度は、300m/minとして、
伸線量は、5トン(t)とした。線引き速度300m/
minで、伸線量5トン(t)の線引きを行なった時点
で、比較例2では、著しい摩耗の進行が認められたが、
実施例1、実施例2では、問題を生じなかった。
伸線量は、5トン(t)とした。線引き速度300m/
minで、伸線量5トン(t)の線引きを行なった時点
で、比較例2では、著しい摩耗の進行が認められたが、
実施例1、実施例2では、問題を生じなかった。
【0068】以上の結果より明らかなように、本願発明
のダイヤモンド線引きダイスは、ダイヤモンド焼結体線
引きダイスのように中心部が結合助材を含んでいない結
果、耐熱性に優れており、線引き速度を上げることが可
能である。
のダイヤモンド線引きダイスは、ダイヤモンド焼結体線
引きダイスのように中心部が結合助材を含んでいない結
果、耐熱性に優れており、線引き速度を上げることが可
能である。
【0069】実施例3〜4 実施例3〜4は、ダイヤモンド線引きダイスの線引きさ
れるべき線に接触する部分の気相合成ダイヤモンドの粒
径として、好ましい範囲を調べるために行なった例を示
している。
れるべき線に接触する部分の気相合成ダイヤモンドの粒
径として、好ましい範囲を調べるために行なった例を示
している。
【0070】実施例3 実施例1と同様の、ダイヤモンド線引きダイスを作成し
た。
た。
【0071】まず、Si基板上に第1のダイヤモンド多
結晶体層を500μmの膜厚で合成した。なお、合成
は、核発生密度を高めるために、0.5μmのダイヤモ
ンド粉末で、傷付け処理を施したSi基板に、以下の条
件で行なった。
結晶体層を500μmの膜厚で合成した。なお、合成
は、核発生密度を高めるために、0.5μmのダイヤモ
ンド粉末で、傷付け処理を施したSi基板に、以下の条
件で行なった。
【0072】
【表3】
【0073】次に、第1のダイヤモンド多結晶体層が形
成されたSi基板を弗硝酸中に浸漬し、Si基板を溶解
除去した。
成されたSi基板を弗硝酸中に浸漬し、Si基板を溶解
除去した。
【0074】次に、第1のダイヤモンド多結晶体層のS
i基板を除去した面側、すなわち、第1のダイヤモンド
多結晶体層の成長初期面側に、第2のダイヤモンド多結
晶体層を500μmの膜厚で合成した。なお、合成は、
第1のダイヤモンド多結晶体層を形成するのと同じ条件
で行なった。これにより、厚さ1mmの線引きダイス用
素材(積層体)を得た。
i基板を除去した面側、すなわち、第1のダイヤモンド
多結晶体層の成長初期面側に、第2のダイヤモンド多結
晶体層を500μmの膜厚で合成した。なお、合成は、
第1のダイヤモンド多結晶体層を形成するのと同じ条件
で行なった。これにより、厚さ1mmの線引きダイス用
素材(積層体)を得た。
【0075】図5に、この線引きダイス用素材(以下、
タイプAという)の粒径分布図を示す。
タイプAという)の粒径分布図を示す。
【0076】タイプAを用い、実施例1と同じように加
工して、実施例1と同一規格のダイヤモンド線引きダイ
スを作成した。
工して、実施例1と同一規格のダイヤモンド線引きダイ
スを作成した。
【0077】実施例4 実施例3とは、第1のダイヤモンド多結晶体層および第
2のダイヤモンド多結晶体層の気相合成条件を変える以
外は同様にして、実施例3と同様のダイヤモンド線引き
ダイスを作成した。
2のダイヤモンド多結晶体層の気相合成条件を変える以
外は同様にして、実施例3と同様のダイヤモンド線引き
ダイスを作成した。
【0078】まず、Si基板上に第1のダイヤモンド多
結晶体層を500μmの膜厚で合成した。なお、合成
は、40μmのダイヤモンドペーストで傷付け処理を施
したSi基板に、以下の条件で行なった。
結晶体層を500μmの膜厚で合成した。なお、合成
は、40μmのダイヤモンドペーストで傷付け処理を施
したSi基板に、以下の条件で行なった。
【0079】
【表4】
【0080】次に、第1のダイヤモンド多結晶体層が形
成されたSi基板を弗硝酸中に浸漬し、Si基板を溶解
除去した。
成されたSi基板を弗硝酸中に浸漬し、Si基板を溶解
除去した。
【0081】次に、第1のダイヤモンド多結晶体層のS
i基板を除去した面側、すなわち、第1のダイヤモンド
多結晶体層の成長初期面側に、第2のダイヤモンド多結
晶体層を500μmの膜厚で合成した。なお、合成は、
第1のダイヤモンド多結晶体層を形成するのと同じ条件
で行なった。これにより、厚さ1mmの線引きダイス用
素材(積層体)を得た。
i基板を除去した面側、すなわち、第1のダイヤモンド
多結晶体層の成長初期面側に、第2のダイヤモンド多結
晶体層を500μmの膜厚で合成した。なお、合成は、
第1のダイヤモンド多結晶体層を形成するのと同じ条件
で行なった。これにより、厚さ1mmの線引きダイス用
素材(積層体)を得た。
【0082】図6に、この線引きダイス用素材(以下、
タイプBという)の粒径分布図を示す。
タイプBという)の粒径分布図を示す。
【0083】タイプBを用い、実施例1と同じように加
工して、実施例1と同一規格のダイヤモンド線引きダイ
スを作成した。
工して、実施例1と同一規格のダイヤモンド線引きダイ
スを作成した。
【0084】図5および図6を参照して、タイプAの線
引きされるべき線が接触する部分(図5中、Cに示され
る領域)は、タイプBの線引きされるべき線が接触する
部分(図6中、Cに示される領域)よりも微細なダイヤ
モンドで構成されている。
引きされるべき線が接触する部分(図5中、Cに示され
る領域)は、タイプBの線引きされるべき線が接触する
部分(図6中、Cに示される領域)よりも微細なダイヤ
モンドで構成されている。
【0085】実施例3および実施例4で作成したダイヤ
モンド線引きダイスの性能を評価するために、以下の条
件で、ダイヤモンド線引きダイスの性能試験を実施し
た。
モンド線引きダイスの性能を評価するために、以下の条
件で、ダイヤモンド線引きダイスの性能試験を実施し
た。
【0086】線引きされるべき線として、直径0.22
mmのステンレス鋼線を用い、ステンレス鋼線の直径
が、0.20mmになるように線引きした。
mmのステンレス鋼線を用い、ステンレス鋼線の直径
が、0.20mmになるように線引きした。
【0087】線引き速度は、200m/minとして、
伸線量は、4トン(t)とした。タイプAを用いたダイ
ヤモンド線引きダイスでは、線引きされるべき線に接触
する部分のダイヤモンドの粒径が、約5μmであったの
に対し、タイプBを用いたダイヤモンド線引きダイスで
は、線引きされるべき線に接触する部分のダイヤモンド
の粒径が、約50μmであった。
伸線量は、4トン(t)とした。タイプAを用いたダイ
ヤモンド線引きダイスでは、線引きされるべき線に接触
する部分のダイヤモンドの粒径が、約5μmであったの
に対し、タイプBを用いたダイヤモンド線引きダイスで
は、線引きされるべき線に接触する部分のダイヤモンド
の粒径が、約50μmであった。
【0088】上記した性能試験終了後、タイプAを用い
たダイヤモンド線引きダイスには、何ら問題はなかった
が、タイプBを用いたダイヤモンド線引きダイスでは、
中心部に使用したタイプBのダイヤモンド粒の一部に欠
損が認められた。
たダイヤモンド線引きダイスには、何ら問題はなかった
が、タイプBを用いたダイヤモンド線引きダイスでは、
中心部に使用したタイプBのダイヤモンド粒の一部に欠
損が認められた。
【0089】上記した性能試験により、線引きされるべ
き線が接触する部分のダイヤモンド粒径は、小さい程、
ダイス素材としては好ましいことがわかった。
き線が接触する部分のダイヤモンド粒径は、小さい程、
ダイス素材としては好ましいことがわかった。
【0090】上記した実施例3および実施例4と同様の
試験を種々行なった結果、線引きされるべき線に接触す
る部分の気相合成ダイヤモンドの平均粒径は、30μm
以下とすることが好ましいことがわかった。また、ダイ
ヤモンド焼結体線引きダイス以上の性能を発揮するに
は、線引きされるべき線に接触する部分の気相合成ダイ
ヤモンドの平均粒径が、10μm以下であることが好ま
しいことがわかった。
試験を種々行なった結果、線引きされるべき線に接触す
る部分の気相合成ダイヤモンドの平均粒径は、30μm
以下とすることが好ましいことがわかった。また、ダイ
ヤモンド焼結体線引きダイス以上の性能を発揮するに
は、線引きされるべき線に接触する部分の気相合成ダイ
ヤモンドの平均粒径が、10μm以下であることが好ま
しいことがわかった。
【0091】また、線引きされるべき線に応じて、第1
のダイヤモンド多結晶体層と第2のダイヤモンド多結晶
体層との合成条件を変化させることにより、線引きされ
るべき線に接触する部分の気相合成ダイヤモンドの結晶
構造を最適構造にすることが重要であることがわかっ
た。
のダイヤモンド多結晶体層と第2のダイヤモンド多結晶
体層との合成条件を変化させることにより、線引きされ
るべき線に接触する部分の気相合成ダイヤモンドの結晶
構造を最適構造にすることが重要であることがわかっ
た。
【0092】なお、本実施例では、気相合成によるダイ
ヤモンドの合成法として、熱フィラメントCVD法のみ
を示しているが、このような気相合成ダイヤモンドの合
成方法としては、種々の低圧気相法を適用できる。たと
えば、熱電子放射や、プラズマ放電を利用して原料ガス
を分解・励起させる方法や、燃焼炎を用いた成膜方法を
適用できる。
ヤモンドの合成法として、熱フィラメントCVD法のみ
を示しているが、このような気相合成ダイヤモンドの合
成方法としては、種々の低圧気相法を適用できる。たと
えば、熱電子放射や、プラズマ放電を利用して原料ガス
を分解・励起させる方法や、燃焼炎を用いた成膜方法を
適用できる。
【0093】また、原料ガスとしては、たとえば、メタ
ン、エタン、プロパン等の炭化水素類、メタノール、エ
タノールなどのアルコール類、または、エステル類等の
有機炭素化合物と、水素とを主成分として混合したガス
等を用いることができる。また、これら以外に、アルゴ
ン等の不活性ガスや、酸素、一酸化炭素、水などをダイ
ヤモンドの合成反応や、その特性を阻害しない範囲で原
料中に混合してもよい。
ン、エタン、プロパン等の炭化水素類、メタノール、エ
タノールなどのアルコール類、または、エステル類等の
有機炭素化合物と、水素とを主成分として混合したガス
等を用いることができる。また、これら以外に、アルゴ
ン等の不活性ガスや、酸素、一酸化炭素、水などをダイ
ヤモンドの合成反応や、その特性を阻害しない範囲で原
料中に混合してもよい。
【0094】本願発明のダイヤモンド線引きダイスは、
金、銀、白金等の貴金属線をはじめ、銅、真鍮、りん青
銅、真鍮被覆鉄線、ニッケル線、ステンレス線、タング
ステン線、モリブデン線などの線引きに適用できる他、
化学繊維用ノズル、錫や、ビニール等の絞り用にも好適
に使用することができる。
金、銀、白金等の貴金属線をはじめ、銅、真鍮、りん青
銅、真鍮被覆鉄線、ニッケル線、ステンレス線、タング
ステン線、モリブデン線などの線引きに適用できる他、
化学繊維用ノズル、錫や、ビニール等の絞り用にも好適
に使用することができる。
【0095】また、本実施例では、ステップ(102)
において、基板1を除去する工程として、化学的方法を
用いているが、このような基板1は、機械的加工、また
は、化学的処理による分離・溶解等により、分離または
除去すればよく、本実施例に限定されることはない。
において、基板1を除去する工程として、化学的方法を
用いているが、このような基板1は、機械的加工、また
は、化学的処理による分離・溶解等により、分離または
除去すればよく、本実施例に限定されることはない。
【0096】また、本願発明のダイヤモンド線引きダイ
スは、中心部が、気相合成ダイヤモンドにより形成され
るため、絞り部分が最も微細な構造となるように、第1
のダイヤモンド多結晶体層の膜厚と第2のダイヤモンド
多結晶体層の膜厚を気相合成の条件を変えることにより
調整することができる。したがって、線引きされるべき
線の材質や、線径により異なってくる中心部の穴部の形
状に合わせて、線引きされるべき線に接触する部分の気
相ダイヤモンドの結晶構造が最も微細な構造を有するよ
うに構成することができる。
スは、中心部が、気相合成ダイヤモンドにより形成され
るため、絞り部分が最も微細な構造となるように、第1
のダイヤモンド多結晶体層の膜厚と第2のダイヤモンド
多結晶体層の膜厚を気相合成の条件を変えることにより
調整することができる。したがって、線引きされるべき
線の材質や、線径により異なってくる中心部の穴部の形
状に合わせて、線引きされるべき線に接触する部分の気
相ダイヤモンドの結晶構造が最も微細な構造を有するよ
うに構成することができる。
【0097】なお、気相合成ダイヤモンドは、その合成
条件によって、非ダイヤモンド成分(主に無定形炭素)
が多く含まれる場合がある。このような場合、耐摩耗性
が著しく低下し、線引きダイス素材としては適用できる
範囲が限定されてしまう。したがって、非ダイヤモンド
成分が多く含まれないように注意しなければならない点
を付記しておく。
条件によって、非ダイヤモンド成分(主に無定形炭素)
が多く含まれる場合がある。このような場合、耐摩耗性
が著しく低下し、線引きダイス素材としては適用できる
範囲が限定されてしまう。したがって、非ダイヤモンド
成分が多く含まれないように注意しなければならない点
を付記しておく。
【0098】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、ダイヤモンド線引きダイスの中心部が気相合成ダ
イヤモンドであって、しかも、気相合成ダイヤモンド
は、線引きされるべき線に接触する部分が最も微細な構
造を有するように構成される結果、本発明に従うダイヤ
モンド線引きダイスは、強度、耐摩耗性、耐熱性に優れ
ている。
れば、ダイヤモンド線引きダイスの中心部が気相合成ダ
イヤモンドであって、しかも、気相合成ダイヤモンド
は、線引きされるべき線に接触する部分が最も微細な構
造を有するように構成される結果、本発明に従うダイヤ
モンド線引きダイスは、強度、耐摩耗性、耐熱性に優れ
ている。
【0099】また、この発明によれば、ダイヤモンド線
引きダイスの中心部のダイヤモンドは、気相合成法によ
り合成される結果、天然ダイヤモンドを用いる場合に比
べ、生産コストを低く押えることができる。
引きダイスの中心部のダイヤモンドは、気相合成法によ
り合成される結果、天然ダイヤモンドを用いる場合に比
べ、生産コストを低く押えることができる。
【0100】また、本発明に従うダイヤモンド線引きダ
イスは、強度、耐摩耗性、耐熱性に優れる結果、耐用寿
命が長い。
イスは、強度、耐摩耗性、耐熱性に優れる結果、耐用寿
命が長い。
【図1】本発明に従うダイヤモンド線引きダイスの中心
部の製造方法の一実施例を模式的に示す工程図である。
部の製造方法の一実施例を模式的に示す工程図である。
【図2】実施例1で作成したダイヤモンド線引きダイス
を概略的に示す断面図である。
を概略的に示す断面図である。
【図3】本発明に従うダイヤモンド線引きダイスの中心
部の製造方法の一実施例を模式的に示す工程図である。
部の製造方法の一実施例を模式的に示す工程図である。
【図4】ダイヤモンド線引きダイスの中心部の穴部の内
部構造を概略的に示す断面図である。
部構造を概略的に示す断面図である。
【図5】実施例3で作成した線引きダイス用素材の粒径
分布図を示す。
分布図を示す。
【図6】実施例4で作成した線引きダイス用素材の粒径
分布図を示す。
分布図を示す。
1 基板 2 第1のダイヤモンド多結晶体層 3 基板1を除去した側 4 第2のダイヤモンド多結晶体層 5 積層体 6 接合面 7、12、14 中心部 8、13、15 穴部 8S、13S、17 絞り部 9 ダイヤモンド線引きダイス 10 補強マウント 11 ケース 16 導入部 18 出口部 19 エントランス部またはベル部 20 アプローチ部 21 線引きされるべき線 22 リダクション部 23 ベアリング部 24 バックリリーフ部 25 エクジット部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 藤森 直治 兵庫県伊丹市昆陽北一丁目1番1号 住友 電気工業株式会社伊丹製作所内
Claims (4)
- 【請求項1】 線引きされるべき線に接触するように設
けられるダイヤモンドを含むダイヤモンド線引きダイス
であって、 前記ダイヤモンドは気相合成によって析出される気相合
成ダイヤモンドを含み、 前記気相合成ダイヤモンドは、線引きされるべき線に接
触する部分が最も微細な構造を有することを特徴とす
る、ダイヤモンド線引きダイス。 - 【請求項2】 前記線引きされるべき線に接触する部分
の気相合成ダイヤモンドの平均粒径が、30μm以下で
あることを特徴とする、請求項1に記載のダイヤモンド
線引きダイス。 - 【請求項3】 基板上に気相合成法により第1のダイヤ
モンド多結晶体層を形成する工程と、 前記基板を除去する工程と、 前記第1のダイヤモンド多結晶体層の、前記基板を前記
基板除去工程により除去した側の面上に、気相合成法に
より第2のダイヤモンド多結晶体層を形成する工程と、 前記第1のダイヤモンド多結晶体層と前記第2のダイヤ
モンド多結晶体層との接合面に交差する方向に、前記第
1のダイヤモンド多結晶体層と前記第2のダイヤモンド
多結晶体層とを貫通する穴部を形成する工程とを備え
る、ダイヤモンド線引きダイスの製造方法。 - 【請求項4】 基板上に気相合成法により第1のダイヤ
モンド多結晶体層を形成する工程と、 前記基板を除去する工程と、 前記第1のダイヤモンド多結晶体層の、前記基板を前記
基板除去工程により除去した側の面上に、気相合成法に
より第2のダイヤモンド多結晶体層を形成する工程と、 前記第1のダイヤモンド多結晶体層と前記第2のダイヤ
モンド多結晶体層との接合面方向に、該接合面を中心面
として、前記第1のダイヤモンド多結晶体層と前記第2
のダイヤモンド多結晶体層とにまたがる貫通孔を形成す
る工程とを備える、ダイヤモンド線引きダイスの製造方
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21132693A JPH06170435A (ja) | 1992-08-28 | 1993-08-26 | ダイヤモンド線引きダイスおよびダイヤモンド線引きダイスの製造方法 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23036292 | 1992-08-28 | ||
| JP4-230362 | 1992-08-28 | ||
| JP21132693A JPH06170435A (ja) | 1992-08-28 | 1993-08-26 | ダイヤモンド線引きダイスおよびダイヤモンド線引きダイスの製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06170435A true JPH06170435A (ja) | 1994-06-21 |
Family
ID=26518566
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21132693A Pending JPH06170435A (ja) | 1992-08-28 | 1993-08-26 | ダイヤモンド線引きダイスおよびダイヤモンド線引きダイスの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06170435A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010274282A (ja) * | 2009-05-27 | 2010-12-09 | Allied Material Corp | ダイヤモンドダイス |
| CN108213098A (zh) * | 2018-02-07 | 2018-06-29 | 四川瑞昱新材料技术有限公司 | 一种适用高强超细钢丝的拉拔模具 |
| CN108746226A (zh) * | 2018-07-06 | 2018-11-06 | 南通汇丰电子科技有限公司 | 一种金属线材加工设备 |
| US11007558B2 (en) | 2015-07-22 | 2021-05-18 | Sumitomo Electric Hardmetal Corp. | Diamond die |
| CN117377539A (zh) * | 2021-05-12 | 2024-01-09 | 住友电气工业株式会社 | 拉丝模 |
-
1993
- 1993-08-26 JP JP21132693A patent/JPH06170435A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010274282A (ja) * | 2009-05-27 | 2010-12-09 | Allied Material Corp | ダイヤモンドダイス |
| US11007558B2 (en) | 2015-07-22 | 2021-05-18 | Sumitomo Electric Hardmetal Corp. | Diamond die |
| CN108213098A (zh) * | 2018-02-07 | 2018-06-29 | 四川瑞昱新材料技术有限公司 | 一种适用高强超细钢丝的拉拔模具 |
| CN108746226A (zh) * | 2018-07-06 | 2018-11-06 | 南通汇丰电子科技有限公司 | 一种金属线材加工设备 |
| CN117377539A (zh) * | 2021-05-12 | 2024-01-09 | 住友电气工业株式会社 | 拉丝模 |
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| Date | Code | Title | Description |
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| A02 | Decision of refusal |
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