JPH06170569A - 複合熱源製管溶接方法 - Google Patents
複合熱源製管溶接方法Info
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- JPH06170569A JPH06170569A JP43A JP32308392A JPH06170569A JP H06170569 A JPH06170569 A JP H06170569A JP 43 A JP43 A JP 43A JP 32308392 A JP32308392 A JP 32308392A JP H06170569 A JPH06170569 A JP H06170569A
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】高周波予熱レーザ製管溶接法の溶接速度をさら
に向上させる方法を提供する。 【構成】帯鋼の突合せ部にレーザビームを照射すること
により溶接を完成させる複合熱源製管溶接方法におい
て、溶接前の突合せ部の管形状の外面側に下記〜の
全ての条件を満たす幅a (mm) 、深さb (mm) のV溝を
形成させて溶接する複合熱源製管溶接方法。 a>0、b>0 (a/b) > (D/f) (a×b) ≦〔{ 3000 / (Tm −Ti ) }×(P/
v)〕 (t−b) ≦〔4×{(P/v) +0.0005Ti }〕 a≦〔2×{(P/v) +0.0005Ti }〕 Dは集光前のレーザビーム径 (mm)、fは集光光学系の
焦点距離 (mm)、Pはレーザビームの出力(kW)、vは溶
接速度 (m/min)、tは溶接すべき帯鋼の板厚 (mm)、T
m は溶接すべき帯鋼の融点 (℃)、Ti は溶接すべき帯
鋼の予熱温度 (℃)
に向上させる方法を提供する。 【構成】帯鋼の突合せ部にレーザビームを照射すること
により溶接を完成させる複合熱源製管溶接方法におい
て、溶接前の突合せ部の管形状の外面側に下記〜の
全ての条件を満たす幅a (mm) 、深さb (mm) のV溝を
形成させて溶接する複合熱源製管溶接方法。 a>0、b>0 (a/b) > (D/f) (a×b) ≦〔{ 3000 / (Tm −Ti ) }×(P/
v)〕 (t−b) ≦〔4×{(P/v) +0.0005Ti }〕 a≦〔2×{(P/v) +0.0005Ti }〕 Dは集光前のレーザビーム径 (mm)、fは集光光学系の
焦点距離 (mm)、Pはレーザビームの出力(kW)、vは溶
接速度 (m/min)、tは溶接すべき帯鋼の板厚 (mm)、T
m は溶接すべき帯鋼の融点 (℃)、Ti は溶接すべき帯
鋼の予熱温度 (℃)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一般配管用鋼管、機械
構造用鋼管および化学工業用鋼管などの溶接鋼管を製造
する方法に関し、特に曲げ加工性などの機械的性質の良
好な鋼管を高能率で製造する製管溶接方法に関するもの
である。
構造用鋼管および化学工業用鋼管などの溶接鋼管を製造
する方法に関し、特に曲げ加工性などの機械的性質の良
好な鋼管を高能率で製造する製管溶接方法に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】溶接管製造のための溶接方法としては、
TIG溶接、プラズマ溶接、サブマージアーク溶接等の
溶融溶接法と、ERWに代表される圧接法とに大別され
る。溶融溶接法は、溶接欠陥が発生し難く溶接部の性能
に優れていることが利点であり、特にTIG溶接やプラ
ズマ溶接では、溶接金属の清浄度が良好であるためステ
ンレス等の高級鋼管の製造に適用されているが、反面、
溶接速度が遅いため生産性が問題となっている。一方、
ERWは、溶融溶接法とは全く逆に、能率面では極めて
優れているが、ペネトレータ等の溶接欠陥が発生し易い
という欠点を有しているため、高級鋼管の製造にこの方
法を適用した場合、溶接部の性能の信頼性が問題とな
る。
TIG溶接、プラズマ溶接、サブマージアーク溶接等の
溶融溶接法と、ERWに代表される圧接法とに大別され
る。溶融溶接法は、溶接欠陥が発生し難く溶接部の性能
に優れていることが利点であり、特にTIG溶接やプラ
ズマ溶接では、溶接金属の清浄度が良好であるためステ
ンレス等の高級鋼管の製造に適用されているが、反面、
溶接速度が遅いため生産性が問題となっている。一方、
ERWは、溶融溶接法とは全く逆に、能率面では極めて
優れているが、ペネトレータ等の溶接欠陥が発生し易い
という欠点を有しているため、高級鋼管の製造にこの方
法を適用した場合、溶接部の性能の信頼性が問題とな
る。
【0003】そこで最近、溶接熱源として炭酸ガスレー
ザを使用することが検討されており、一部でステンレス
溶接管を対象に実用化されつつある。レーザ溶接は、溶
融溶接であるため溶接部の欠陥が発生し難く、さらに通
常のアーク溶接に比較して熱源のエネルギ密度が高いた
め、溶け込みが深く高速溶接が可能であり、また総入熱
量を少なくできるため、溶接部の性能も良好であるとい
う特徴を有している。
ザを使用することが検討されており、一部でステンレス
溶接管を対象に実用化されつつある。レーザ溶接は、溶
融溶接であるため溶接部の欠陥が発生し難く、さらに通
常のアーク溶接に比較して熱源のエネルギ密度が高いた
め、溶け込みが深く高速溶接が可能であり、また総入熱
量を少なくできるため、溶接部の性能も良好であるとい
う特徴を有している。
【0004】本発明者らは、レーザ溶接の溶接速度をさ
らに高める目的で、高周波による加熱とレーザ溶接を組
み合わせた高周波予熱レーザ製管溶接法を提案した(特
開平2−70379 号公報参照)。これによると、レーザ単
独の溶接法に比較して約2倍、プラズマ溶接法に比較し
て4倍以上の溶接速度を得ることがでる。しかし、レー
ザ溶接の溶接速度増加に対する要求は大きく、さらなる
高速化が求められている。
らに高める目的で、高周波による加熱とレーザ溶接を組
み合わせた高周波予熱レーザ製管溶接法を提案した(特
開平2−70379 号公報参照)。これによると、レーザ単
独の溶接法に比較して約2倍、プラズマ溶接法に比較し
て4倍以上の溶接速度を得ることがでる。しかし、レー
ザ溶接の溶接速度増加に対する要求は大きく、さらなる
高速化が求められている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、高周
波予熱レーザ製管溶接法の溶接速度をさらに向上させる
方法を提供することにある。
波予熱レーザ製管溶接法の溶接速度をさらに向上させる
方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の要旨は、帯鋼を
成形ロール群に送給して連続的にオープンパイプ状に成
形し、高周波加熱を用いて予熱を行い、対設されたスク
イズロールで加圧してこの帯鋼の両端面を突合せ、その
突合せ部にレーザビームを照射することにより溶接を完
成させる複合熱源製管溶接方法において、溶接前の突合
せ部の管形状の外面側に下記〜の全ての条件を満た
す幅a (mm) 、深さb (mm) のV溝を形成させて溶接す
ることを特徴とする複合熱源製管溶接方法にある。
成形ロール群に送給して連続的にオープンパイプ状に成
形し、高周波加熱を用いて予熱を行い、対設されたスク
イズロールで加圧してこの帯鋼の両端面を突合せ、その
突合せ部にレーザビームを照射することにより溶接を完
成させる複合熱源製管溶接方法において、溶接前の突合
せ部の管形状の外面側に下記〜の全ての条件を満た
す幅a (mm) 、深さb (mm) のV溝を形成させて溶接す
ることを特徴とする複合熱源製管溶接方法にある。
【0007】〔条件〕 a>0、b>0 (a/b) > (D/f) (a×b) ≦〔{ 3000 / (Tm −Ti ) }×(P/
v)〕 (t−b) ≦〔4×{(P/v) +0.0005Ti }〕 a≦〔2×{(P/v) +0.0005Ti }〕 ここで、Dは集光前のレーザビーム径 (mm) fは集光光学系の焦点距離 (mm) Pはレーザビームの出力(kW) vは溶接速度 (m/min) tは溶接すべき帯鋼の板厚 (mm) Tm は溶接すべき帯鋼の融点 (℃) Ti は溶接すべき帯鋼の予熱温度 (℃)
v)〕 (t−b) ≦〔4×{(P/v) +0.0005Ti }〕 a≦〔2×{(P/v) +0.0005Ti }〕 ここで、Dは集光前のレーザビーム径 (mm) fは集光光学系の焦点距離 (mm) Pはレーザビームの出力(kW) vは溶接速度 (m/min) tは溶接すべき帯鋼の板厚 (mm) Tm は溶接すべき帯鋼の融点 (℃) Ti は溶接すべき帯鋼の予熱温度 (℃)
【0008】
【作用】本発明者らは、帯鋼を曲げ加工し、突合わせ溶
接する際の溶接方法として、高周波加熱と炭酸ガスレー
ザを組み合わせた複合熱源溶接方法を適用し、その各種
溶接条件と突合わせ形状を適宜変えて溶接部の性能評価
を行った。
接する際の溶接方法として、高周波加熱と炭酸ガスレー
ザを組み合わせた複合熱源溶接方法を適用し、その各種
溶接条件と突合わせ形状を適宜変えて溶接部の性能評価
を行った。
【0009】レーザ溶接法では、レーザビーム径が小さ
いため、極めて高い突合わせ精度が要求されると考えら
れてきたが、本発明者らの実験では、突合せ部の外面側
に多少の凹みやギャップが存在しても、何ら溶接に悪影
響を及ぼさないことが明らかとなった。本発明の方法
は、管形状の外面側に溶接性を損なわない範囲内のV溝
を設けることにより、溶接部における帯鋼の板厚を実質
的に減少せしめ、溶接速度の高速化を図るものである。
いため、極めて高い突合わせ精度が要求されると考えら
れてきたが、本発明者らの実験では、突合せ部の外面側
に多少の凹みやギャップが存在しても、何ら溶接に悪影
響を及ぼさないことが明らかとなった。本発明の方法
は、管形状の外面側に溶接性を損なわない範囲内のV溝
を設けることにより、溶接部における帯鋼の板厚を実質
的に減少せしめ、溶接速度の高速化を図るものである。
【0010】以下、本発明の方法を添付の図1〜図3に
基づいて説明する。
基づいて説明する。
【0011】図1(a)は本発明の方法における帯鋼
(以下、被溶接材という)の成形途中の状態を、図1
(b)は本発明の方法における被溶接材の溶接直前の状
態をそれぞれ示す断面図である。
(以下、被溶接材という)の成形途中の状態を、図1
(b)は本発明の方法における被溶接材の溶接直前の状
態をそれぞれ示す断面図である。
【0012】板厚(肉厚)t (mm) の被溶接材1を管形
状に成形し、その端面を突合せ、管形状の外面側に幅a
(mm) 、深さb (mm) のV溝2を設ける。
状に成形し、その端面を突合せ、管形状の外面側に幅a
(mm) 、深さb (mm) のV溝2を設ける。
【0013】V溝2を設ける方法は、被溶接材1の端面
を突合せる場合に、V溝2になるような形状にあらかじ
めその端面隅部が加工処理されたものを使用する方法、
成形ロールの手前で被溶接材1の端面を連続的に切削ま
たは成形加工する方法、被溶接材1がオープンパイプ状
に成形された後の溶接直前にこれらの加工処理を行う方
法、あるいは成形ロールのロール孔型を変更することに
よりV溝2を得る方法などがあるが、いずれも本発明の
方法による溶接部の性能に対する効果は同等である。ま
た、V溝2は正確にV字型である必要はなく、傾斜面に
若干の凹凸や多少の曲率があっても許される。
を突合せる場合に、V溝2になるような形状にあらかじ
めその端面隅部が加工処理されたものを使用する方法、
成形ロールの手前で被溶接材1の端面を連続的に切削ま
たは成形加工する方法、被溶接材1がオープンパイプ状
に成形された後の溶接直前にこれらの加工処理を行う方
法、あるいは成形ロールのロール孔型を変更することに
よりV溝2を得る方法などがあるが、いずれも本発明の
方法による溶接部の性能に対する効果は同等である。ま
た、V溝2は正確にV字型である必要はなく、傾斜面に
若干の凹凸や多少の曲率があっても許される。
【0014】図2(a)および図2(b)は、前記V溝
2の形状とレーザビーム3との関係を示す断面図であ
る。
2の形状とレーザビーム3との関係を示す断面図であ
る。
【0015】以下、図1および図2の記号を用いて前記
の条件の限定理由を説明する。
の条件の限定理由を説明する。
【0016】 a>0、b>0:本発明の方法では、
溶接部における被溶接材1の肉厚を減少させて溶接速度
を上げるために、突合せ部に幅a、深さbのV溝2を設
けることが必要である。すなわち、幅a>0、深さb>
0とする。なお、幅a=0、深さb=0の場合がV溝2
のない従来法である。
溶接部における被溶接材1の肉厚を減少させて溶接速度
を上げるために、突合せ部に幅a、深さbのV溝2を設
けることが必要である。すなわち、幅a>0、深さb>
0とする。なお、幅a=0、深さb=0の場合がV溝2
のない従来法である。
【0017】 (a/b) > (D/f) :この式は、被
溶接材1の端面の突合せ部にその光軸心を一致させたビ
ーム径D(mm)のレーザビーム3を焦点距離f(mm)で集光
させた場合に、レーザビーム3がV溝2の肩部5に当た
るかどうかを決定する条件式である。図2(a)は、本
発明で定める範囲外である (a/b) ≦ (D/f) の場
合であり、図から明らかなようにレーザビーム3はV溝
の肩部5に当たる。その結果、その肩部5で金属プラズ
マが発生し、レーザビーム3がそのプラズマに吸収さ
れ、溶け込み深さが減少するので好ましくない。図2
(b)は、本発明で定める適正条件である (a/b) >
(D/f) の場合であり、V溝の底部6にレーザビーム
3が集中し効率よく深い溶け込みが得られる。すなわ
ち、高速溶接のためには (a/b) > (D/f) である
ことが必要条件となる。
溶接材1の端面の突合せ部にその光軸心を一致させたビ
ーム径D(mm)のレーザビーム3を焦点距離f(mm)で集光
させた場合に、レーザビーム3がV溝2の肩部5に当た
るかどうかを決定する条件式である。図2(a)は、本
発明で定める範囲外である (a/b) ≦ (D/f) の場
合であり、図から明らかなようにレーザビーム3はV溝
の肩部5に当たる。その結果、その肩部5で金属プラズ
マが発生し、レーザビーム3がそのプラズマに吸収さ
れ、溶け込み深さが減少するので好ましくない。図2
(b)は、本発明で定める適正条件である (a/b) >
(D/f) の場合であり、V溝の底部6にレーザビーム
3が集中し効率よく深い溶け込みが得られる。すなわ
ち、高速溶接のためには (a/b) > (D/f) である
ことが必要条件となる。
【0018】 (a×b) ≦〔{ 3000 / (Tm −
Ti ) }×(P/v)〕:この式は、溶接部の外面側に
アンダーカットを発生させないための条件式である。ア
ンダーカットを発生させないためには、V溝2が溶融金
属で充分埋められることが必要である。V溝2に単位時
間当たり供給されるべき溶融金属の量は、V溝2の断面
積と溶接速度vにより決定される。V溝2の断面積は
(1/2) ×( a×b) で表される。被溶接材1の平均
比熱をCp 、被溶接材1の融点をTm、被溶接材1の予
熱温度をTi 、被溶接材1の密度をρ、溶接速度をvと
すると、V溝2を埋めるために必要な溶融金属を形成さ
せるのに必要な単位時間当たりのエネルギは、 (1/2) ×a×b×v× (Tm −Ti ) ×ρ×Cp で表される。レーザビームの出力をP(W)とすると、
レーザが単位時間当たりに供給するエネルギはP(J)
である。よって、 P≧{ (1/2) ×a×b×v× (Tm −Ti ) ×ρ
×Cp } ゆえに、 (a×b) ≦{2/(Cp ×ρ)}×〔P/{v× (T
m −Ti ) }〕 となる。ただし、ここで実用上、2/(Cp ×ρ)は実
験的に求めるものであり、それぞれの単位で、a、bを
mm、Pを kW、vを m/min、Tm とTi を℃とすると、
後述するように多くの実験結果から 3000 とするのが適
切である。
Ti ) }×(P/v)〕:この式は、溶接部の外面側に
アンダーカットを発生させないための条件式である。ア
ンダーカットを発生させないためには、V溝2が溶融金
属で充分埋められることが必要である。V溝2に単位時
間当たり供給されるべき溶融金属の量は、V溝2の断面
積と溶接速度vにより決定される。V溝2の断面積は
(1/2) ×( a×b) で表される。被溶接材1の平均
比熱をCp 、被溶接材1の融点をTm、被溶接材1の予
熱温度をTi 、被溶接材1の密度をρ、溶接速度をvと
すると、V溝2を埋めるために必要な溶融金属を形成さ
せるのに必要な単位時間当たりのエネルギは、 (1/2) ×a×b×v× (Tm −Ti ) ×ρ×Cp で表される。レーザビームの出力をP(W)とすると、
レーザが単位時間当たりに供給するエネルギはP(J)
である。よって、 P≧{ (1/2) ×a×b×v× (Tm −Ti ) ×ρ
×Cp } ゆえに、 (a×b) ≦{2/(Cp ×ρ)}×〔P/{v× (T
m −Ti ) }〕 となる。ただし、ここで実用上、2/(Cp ×ρ)は実
験的に求めるものであり、それぞれの単位で、a、bを
mm、Pを kW、vを m/min、Tm とTi を℃とすると、
後述するように多くの実験結果から 3000 とするのが適
切である。
【0019】したがって、(a×b) は〔{ 3000 /
(Tm −Ti ) }×(P/v)〕以下とした。
(Tm −Ti ) }×(P/v)〕以下とした。
【0020】(t−b) ≦〔4×{(P/v) +0.00
05Ti }〕:この式は、板厚(t−b)を幅aで溶融さ
せるのに必要な投与エネルギを求める条件式である。
05Ti }〕:この式は、板厚(t−b)を幅aで溶融さ
せるのに必要な投与エネルギを求める条件式である。
【0021】突合せ部にV溝2を設けることにより、レ
ーザで溶かし込まなければならない板厚は(t−b)に
減少し、溶接速度の高速化を計ることができる。レーザ
による溶け込み深さは、入熱(P/v)と比例関係にあ
るが、予熱を行った場合には、レーザによる投与エネル
ギと予熱による投与エネルギを総合して入熱に換算する
必要がある。
ーザで溶かし込まなければならない板厚は(t−b)に
減少し、溶接速度の高速化を計ることができる。レーザ
による溶け込み深さは、入熱(P/v)と比例関係にあ
るが、予熱を行った場合には、レーザによる投与エネル
ギと予熱による投与エネルギを総合して入熱に換算する
必要がある。
【0022】上述のように、レーザで溶かし込まなけれ
ばならない板厚は(t−b)であるが、実際にはV溝幅
aと同じだけの幅で深さ(t−b)の溶け込みを得る必
要がある。したがって、予熱による投与エネルギの寄与
分は、このa×(t−b)の矩形領域に対するものを考
慮すればよい。幅a、深さ(t−b)の矩形領域を高周
波加熱によって温度Ti まで加熱する際に、単位時間当
たり、この領域に投与されるエネルギは、 a×(t−b)×Cp ×ρ×v×Ti となる。よって、レーザによる入熱と、高周波予熱によ
る入熱とを総合した入熱は、 (P/v) +{a×(t−b)×Cp ×ρ×v× (T
i /v) } =(P/v) +{a×(t−b)×Cp ×ρ×Ti } となる。したがって、V溝を設けて実質的な板厚を(t
−b)とし、温度Ti の予熱を行う際の溶接に必要な入
熱条件は、k2 を比例系数として次のように記述され
る。
ばならない板厚は(t−b)であるが、実際にはV溝幅
aと同じだけの幅で深さ(t−b)の溶け込みを得る必
要がある。したがって、予熱による投与エネルギの寄与
分は、このa×(t−b)の矩形領域に対するものを考
慮すればよい。幅a、深さ(t−b)の矩形領域を高周
波加熱によって温度Ti まで加熱する際に、単位時間当
たり、この領域に投与されるエネルギは、 a×(t−b)×Cp ×ρ×v×Ti となる。よって、レーザによる入熱と、高周波予熱によ
る入熱とを総合した入熱は、 (P/v) +{a×(t−b)×Cp ×ρ×v× (T
i /v) } =(P/v) +{a×(t−b)×Cp ×ρ×Ti } となる。したがって、V溝を設けて実質的な板厚を(t
−b)とし、温度Ti の予熱を行う際の溶接に必要な入
熱条件は、k2 を比例系数として次のように記述され
る。
【0023】(t−b) ≦k2 ×〔 (P/v) +{a
(t−b)×Cp ×ρ×Ti }〕 ここで実用上、k2 、{a(t−b)×Cp ×ρ}は実
験的に求めるものであり、それぞれの単位を前記のよう
にすると、後述する多数の実験結果から、k2=4、
{a(t−b)×Cp ×ρ}=0.0005とするのが適切で
ある。
(t−b)×Cp ×ρ×Ti }〕 ここで実用上、k2 、{a(t−b)×Cp ×ρ}は実
験的に求めるものであり、それぞれの単位を前記のよう
にすると、後述する多数の実験結果から、k2=4、
{a(t−b)×Cp ×ρ}=0.0005とするのが適切で
ある。
【0024】したがって、(t−b) は〔4×{(P/
v) +0.0005Ti }〕以下とした。
v) +0.0005Ti }〕以下とした。
【0025】 a≦〔2×{(P/v) +0.0005
Ti }〕:この式は、溶接部にアンダーカットを生じさ
せないための条件式である。
Ti }〕:この式は、溶接部にアンダーカットを生じさ
せないための条件式である。
【0026】図3は、V溝2の幅aがビード幅Baより過
剰に大きい場合に発生するアンダーカット4を示す断面
図である。溶接部にアンダーカット4を生じさせないた
めには、V溝2の溝幅aはビード幅Baより小さいことが
必要である。溶接速度v(m/min) を一定とすると、ビー
ド幅Baは入熱(P/v)に比例するので、k3 を比例系
数として上記式の場合と同様に考えると、次式を得
る。
剰に大きい場合に発生するアンダーカット4を示す断面
図である。溶接部にアンダーカット4を生じさせないた
めには、V溝2の溝幅aはビード幅Baより小さいことが
必要である。溶接速度v(m/min) を一定とすると、ビー
ド幅Baは入熱(P/v)に比例するので、k3 を比例系
数として上記式の場合と同様に考えると、次式を得
る。
【0027】a≦k3 ×〔(P/v) +{a(t−b)
×Cp ×ρ×Ti }〕 ここで実用上、k3 、{a(t−b)×Cp ×ρ}は実
験的に求めるものであり、それぞれの単位を前記のよう
にすると、後述する多数の実験結果から、k3=2、
{a(t−b)×Cp ×ρ}=0.0005とするのが適切で
ある。
×Cp ×ρ×Ti }〕 ここで実用上、k3 、{a(t−b)×Cp ×ρ}は実
験的に求めるものであり、それぞれの単位を前記のよう
にすると、後述する多数の実験結果から、k3=2、
{a(t−b)×Cp ×ρ}=0.0005とするのが適切で
ある。
【0028】したがって、aは〔2×{(P/v) +0.
0005Ti }〕以下とした。
0005Ti }〕以下とした。
【0029】次に、本発明者らが行ったいくつかの実験
結果、およびそれから得られる上記四つの系数の根拠を
図4〜図11に基づいて説明する。
結果、およびそれから得られる上記四つの系数の根拠を
図4〜図11に基づいて説明する。
【0030】図4は板厚3mm、溶接速度10m/min での
a、b値の適正範囲を示す図である。
a、b値の適正範囲を示す図である。
【0031】図5は板厚3mm、溶接速度20m/min での
a、b値の適正範囲を示す図である。
a、b値の適正範囲を示す図である。
【0032】図6は板厚3mm、溶接速度30m/min での
a、b値の適正範囲を示す図である。
a、b値の適正範囲を示す図である。
【0033】実験条件としては、集光前のレーザビーム
径D=30mm、ミラー(放物面鏡)の焦点距離f=150mm
、レーザ出力P=5 kWでそれぞれ一定とし、焦点位
置はV溝の底部6に設定した。高周波による予熱温度T
i は1000℃とした。なお、被溶接材1の材質はSUS 304
、融点Tm は1450℃、平均比熱Cp は 650 (J/kg・
K) である。
径D=30mm、ミラー(放物面鏡)の焦点距離f=150mm
、レーザ出力P=5 kWでそれぞれ一定とし、焦点位
置はV溝の底部6に設定した。高周波による予熱温度T
i は1000℃とした。なお、被溶接材1の材質はSUS 304
、融点Tm は1450℃、平均比熱Cp は 650 (J/kg・
K) である。
【0034】正常ビードが得られるV溝2のa、b値の
範囲は、上記の条件〜を満足する各図中に示す斜線
部の領域である。図4の溶接速度10m/min の場合および
図5の溶接速度20m/min の場合では、斜線部の領域は比
較的大きいから、本発明の方法を適用できる範囲も広
い。また、a=0、b=0、すなわち、V溝2を設けな
い従来法の場合でも正常ビードが得られる。しかし、図
6の溶接速度が30m/minの場合には、a、b値の適正範
囲は狭められ、V溝2を設けない従来法の場合、すなわ
ち、a=0、b=0の点は斜線部の適正領域から外れて
しまうから、溶接ができないことがわかる。
範囲は、上記の条件〜を満足する各図中に示す斜線
部の領域である。図4の溶接速度10m/min の場合および
図5の溶接速度20m/min の場合では、斜線部の領域は比
較的大きいから、本発明の方法を適用できる範囲も広
い。また、a=0、b=0、すなわち、V溝2を設けな
い従来法の場合でも正常ビードが得られる。しかし、図
6の溶接速度が30m/minの場合には、a、b値の適正範
囲は狭められ、V溝2を設けない従来法の場合、すなわ
ち、a=0、b=0の点は斜線部の適正領域から外れて
しまうから、溶接ができないことがわかる。
【0035】図7は板厚6mm、溶接速度7m/min での
a、b値の適正範囲を示す図である。
a、b値の適正範囲を示す図である。
【0036】図8は板厚6mm、溶接速度12m/min での
a、b値の適正範囲を示す図である。
a、b値の適正範囲を示す図である。
【0037】図9は板厚9mm、溶接速度20m/min での
a、b値の適正範囲を示す図である。
a、b値の適正範囲を示す図である。
【0038】上記の例でのその他の実験条件は、図4〜
図6の場合と同じである。
図6の場合と同じである。
【0039】正常ビードが得られるこれらの図中の斜線
部の領域は、傾向として板厚3mmの場合と同様であり、
溶接速度が増すにつれてa、b値の適正範囲は狭めら
れ、斜線部の領域は小さくなる。図9の場合には、適正
領域を示す斜線部が存在しないが、これは、本発明の方
法によっても、上記の図9の条件では正常な溶接が不可
能であること、および適正な溶接を行うには予熱温度を
上げるか、あるいはレーザ出力を上げるなどの処置が必
要であることを示すものである。
部の領域は、傾向として板厚3mmの場合と同様であり、
溶接速度が増すにつれてa、b値の適正範囲は狭めら
れ、斜線部の領域は小さくなる。図9の場合には、適正
領域を示す斜線部が存在しないが、これは、本発明の方
法によっても、上記の図9の条件では正常な溶接が不可
能であること、および適正な溶接を行うには予熱温度を
上げるか、あるいはレーザ出力を上げるなどの処置が必
要であることを示すものである。
【0040】図10は板厚8mm、溶接速度5m/min での
a、b値の適正範囲を示す図である。
a、b値の適正範囲を示す図である。
【0041】図11は板厚8mm、溶接速度8m/min での
a、b値の適正範囲を示す図である。
a、b値の適正範囲を示す図である。
【0042】これらの例でもその他の実験条件は前記と
全く同じである。
全く同じである。
【0043】図10および図11から、板厚8mmの場合で
も、板厚3mmあるいは板厚6mmの場合の結果と同様な傾
向を示すことが明らかである。
も、板厚3mmあるいは板厚6mmの場合の結果と同様な傾
向を示すことが明らかである。
【0044】ここで、条件式、および中の各係数
の決定方法を説明する。
の決定方法を説明する。
【0045】板厚および予熱温度、レーザ出力、溶接速
度などの入熱条件を固定して、V溝形状を変化させなが
ら溶接を行い、健全な溶接ビードが得られたV溝形状の
条件を整理すると、図4〜図11に斜線部で示す領域とな
る。条件式、およびをこの領域の境界と比較する
と、回帰的に、式における{2/(Cp ×ρ)}=30
00、式における k2 =4、式における k3 =
2、、式における{a(t−b)×Cp ×ρ}=0.
0005が、それぞれ得られた。
度などの入熱条件を固定して、V溝形状を変化させなが
ら溶接を行い、健全な溶接ビードが得られたV溝形状の
条件を整理すると、図4〜図11に斜線部で示す領域とな
る。条件式、およびをこの領域の境界と比較する
と、回帰的に、式における{2/(Cp ×ρ)}=30
00、式における k2 =4、式における k3 =
2、、式における{a(t−b)×Cp ×ρ}=0.
0005が、それぞれ得られた。
【0046】以上は、オーステナイト系ステンレス鋼SU
S 304 についての検討結果であるが、炭素鋼、低合金鋼
あるいはフェライト系ステンレス鋼の場合も、前記の各
条件式が満たされれば、これの場合と同様に正常なビー
ドが得られることが確認された。
S 304 についての検討結果であるが、炭素鋼、低合金鋼
あるいはフェライト系ステンレス鋼の場合も、前記の各
条件式が満たされれば、これの場合と同様に正常なビー
ドが得られることが確認された。
【0047】
【実施例】表1に示す化学組成と融点 (Tm ) の帯鋼を
被溶接材として用いた。Aはオーステナイト系ステンレ
ス鋼、Bはフェライト系ステンレス鋼、Cは50キロ級低
合金鋼である。
被溶接材として用いた。Aはオーステナイト系ステンレ
ス鋼、Bはフェライト系ステンレス鋼、Cは50キロ級低
合金鋼である。
【0048】図1および図2(b)に示す方法、すなわ
ち、溶接熱源として最大出力5 kWの炭酸ガスレーザ発
振器および周波数450kHz の高周波加熱装置を使用し
て、突き合わせ溶接試験を行った。レーザビームの集光
前のビーム径Dは30mm、焦点位置fはV溝底部に設定し
た。表2−1、表2−2にこのときのその他の溶接条件
を示す。従来例は、V溝を設けない方法である。
ち、溶接熱源として最大出力5 kWの炭酸ガスレーザ発
振器および周波数450kHz の高周波加熱装置を使用し
て、突き合わせ溶接試験を行った。レーザビームの集光
前のビーム径Dは30mm、焦点位置fはV溝底部に設定し
た。表2−1、表2−2にこのときのその他の溶接条件
を示す。従来例は、V溝を設けない方法である。
【0049】溶接部の評価は、ビード形状の目視観察で
行った。表2に評価結果を併せて示す。白丸印は正常な
ビードであることを表す。
行った。表2に評価結果を併せて示す。白丸印は正常な
ビードであることを表す。
【0050】
【表1】
【0051】
【表2−1】
【0052】
【表2−2】
【0053】No.1、2、3、7、10、11、15、19、2
3、27、31および35がV溝を設けずに行った条件式を
満たさない従来例であり、 No.4、8、12、16、20、2
4、28、32および36が本発明例、その他が比較例であ
る。
3、27、31および35がV溝を設けずに行った条件式を
満たさない従来例であり、 No.4、8、12、16、20、2
4、28、32および36が本発明例、その他が比較例であ
る。
【0054】全ての条件が本発明で定める範囲内の本発
明例では、いずれも正常なビード形状が得られ、溶接速
度が30m/min になっても正常な溶接が可能であった。
明例では、いずれも正常なビード形状が得られ、溶接速
度が30m/min になっても正常な溶接が可能であった。
【0055】板厚3mmのA鋼では、従来例No.3の溶接速
度30m/min の条件で溶け込み不足が発生したので、従来
例No.2の溶接速度20m/min が従来法で正常なビード形状
が得られる限界速度であることがわかった。しかし、例
えば、本発明例No.4の溶接速度が30m/min の場合では、
溶け込み不足は認められず、適切なV溝を設けることに
より溶接の高速化が可能となった。比較例 No.5 は、a
=0.2mm 、b=2.0mm、D=30mm、f=150mm の条件で
あるから、条件式 (a/b) > (D/f) を満たさな
い図6に示す場合であり、レーザビームがV溝の底部に
集中しないため溶け込み不足が発生した。比較例No.6
は、条件式 (a×b) ≦〔{ 3000 / (Tm −Ti )
}×(P/v)〕を満たさない例であり、V溝が大き
すぎてこの溝を充分埋めるだけの溶融金属が発生しない
ため、アンダーカットが発生した。
度30m/min の条件で溶け込み不足が発生したので、従来
例No.2の溶接速度20m/min が従来法で正常なビード形状
が得られる限界速度であることがわかった。しかし、例
えば、本発明例No.4の溶接速度が30m/min の場合では、
溶け込み不足は認められず、適切なV溝を設けることに
より溶接の高速化が可能となった。比較例 No.5 は、a
=0.2mm 、b=2.0mm、D=30mm、f=150mm の条件で
あるから、条件式 (a/b) > (D/f) を満たさな
い図6に示す場合であり、レーザビームがV溝の底部に
集中しないため溶け込み不足が発生した。比較例No.6
は、条件式 (a×b) ≦〔{ 3000 / (Tm −Ti )
}×(P/v)〕を満たさない例であり、V溝が大き
すぎてこの溝を充分埋めるだけの溶融金属が発生しない
ため、アンダーカットが発生した。
【0056】板厚6mmのA鋼では、従来例 No.7 のよう
に7m /minの溶接速度では溶接が不可能であるのに対
し、本発明例No.8のように適切なV溝を設けることによ
り正常な溶接が可能となった。比較例No.9は、条件式
(t−b) ≦{4×(P/v+0.0005Ti ) }を満たさ
ない場合であり、V溝が浅いことにより溶け込み不足が
発生した。比較例No.10 は、条件式a≦〔2×{(P
/v) +0.0005Ti }〕を満たさない場合であり、溝幅
が広すぎてアンダーカットが発生した。
に7m /minの溶接速度では溶接が不可能であるのに対
し、本発明例No.8のように適切なV溝を設けることによ
り正常な溶接が可能となった。比較例No.9は、条件式
(t−b) ≦{4×(P/v+0.0005Ti ) }を満たさ
ない場合であり、V溝が浅いことにより溶け込み不足が
発生した。比較例No.10 は、条件式a≦〔2×{(P
/v) +0.0005Ti }〕を満たさない場合であり、溝幅
が広すぎてアンダーカットが発生した。
【0057】No.15 〜 22 は板厚8mmのA鋼の場合の結
果である。 No.23〜30は板厚3mmおよび6mmのB鋼(フ
ェライト系ステンレス鋼)の場合の結果である。これら
の本発明の方法による高速溶接の結果は、表2に示すよ
うに上記の板厚3mm、6mmのA鋼の場合と同様な結果で
あった。
果である。 No.23〜30は板厚3mmおよび6mmのB鋼(フ
ェライト系ステンレス鋼)の場合の結果である。これら
の本発明の方法による高速溶接の結果は、表2に示すよ
うに上記の板厚3mm、6mmのA鋼の場合と同様な結果で
あった。
【0058】No.31 〜 38 は板厚3mmおよび6mmのC鋼
(低合金鋼)の場合の結果である。
(低合金鋼)の場合の結果である。
【0059】これらにおいても、本発明の方法による高
速溶接の結果は、表2から明らかなように上記のA鋼の
場合と同様な結果が得られた。
速溶接の結果は、表2から明らかなように上記のA鋼の
場合と同様な結果が得られた。
【0060】
【発明の効果】本発明のレーザビームと高周波加熱を併
用する複合熱源製管溶接方法によれば、正常な溶接ビー
ドを得るとともに、大幅な高速化を達成することができ
る。その結果、高性能の溶接鋼管が低コストで製造可能
となる。
用する複合熱源製管溶接方法によれば、正常な溶接ビー
ドを得るとともに、大幅な高速化を達成することができ
る。その結果、高性能の溶接鋼管が低コストで製造可能
となる。
【図1】本発明の溶接方法における溶接前のV溝形状の
一例を示す断面図である。(a)は帯鋼の成形途中の状
態を、(b)は溶接直前の状態をそれぞれ示す。
一例を示す断面図である。(a)は帯鋼の成形途中の状
態を、(b)は溶接直前の状態をそれぞれ示す。
【図2】V溝の形状とレーザビームとの関係を示す断面
図である。(a)は不適切な場合、(b)は適切な場合
をそれぞれ示す。
図である。(a)は不適切な場合、(b)は適切な場合
をそれぞれ示す。
【図3】V溝幅過大時のアンダーカットの発生状況を示
す断面図である。
す断面図である。
【図4】板厚3mm、溶接速度10m/min でのa、b値の適
正範囲の例を示す図である。
正範囲の例を示す図である。
【図5】板厚3mm、溶接速度20m/min でのa、b値の適
正範囲の例を示す図である。
正範囲の例を示す図である。
【図6】板厚3mm、溶接速度30m/min でのa、b値の適
正範囲の例を示す図である。
正範囲の例を示す図である。
【図7】板厚6mm、溶接速度7m/min でのa、b値の適
正範囲の例を示す図である。
正範囲の例を示す図である。
【図8】板厚6mm、溶接速度12m/min でのa、b値の適
正範囲の例を示す図である。
正範囲の例を示す図である。
【図9】板厚9mm、溶接速度20m/min でのa、b値の適
正範囲の例を示す図である。
正範囲の例を示す図である。
【図10】板厚8mm、溶接速度5m/min でのa、b値の
適正範囲の例を示す図である。
適正範囲の例を示す図である。
【図11】板厚8mm、溶接速度8m/min でのa、b値の
適正範囲の例を示す図である。
適正範囲の例を示す図である。
1:被溶接材、2:V溝、3:レーザビーム、4:アン
ダーカット、5:V溝の肩部、6:V溝の底部、a:V
溝幅、b:V溝深さ、t:板厚(肉厚)、D:レーザビ
ーム径、f:焦点距離、Ba:アンダーカットが発生する
場合のビード幅
ダーカット、5:V溝の肩部、6:V溝の底部、a:V
溝幅、b:V溝深さ、t:板厚(肉厚)、D:レーザビ
ーム径、f:焦点距離、Ba:アンダーカットが発生する
場合のビード幅
Claims (1)
- 【請求項1】帯鋼を成形ロール群に送給して連続的にオ
ープンパイプ状に成形し、高周波加熱を用いて予熱を行
い、対設されたスクイズロールで加圧してこの帯鋼の両
端面を突合せ、その突合せ部にレーザビームを照射する
ことにより溶接を完成させる複合熱源製管溶接方法にお
いて、溶接前の突合せ部の管形状の外面側に下記〜
の全ての条件を満たす幅a (mm) 、深さb (mm) のV溝
を形成させて溶接することを特徴とする複合熱源製管溶
接方法。 〔条件〕 a>0、b>0 (a/b) > (D/f) (a×b) ≦〔{ 3000 / (Tm −Ti ) }×(P/
v)〕 (t−b) ≦〔4×{(P/v) +0.0005Ti }〕 a≦〔2×{(P/v) +0.0005Ti }〕 ここで、Dは集光前のレーザビーム径 (mm) fは集光光学系の焦点距離 (mm) Pはレーザビームの出力(kW) vは溶接速度 (m/min) tは溶接すべき帯鋼の板厚 (mm) Tm は溶接すべき帯鋼の融点 (℃) Ti は溶接すべき帯鋼の予熱温度 (℃)
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4323083A JP2629540B2 (ja) | 1992-12-02 | 1992-12-02 | 複合熱源製管溶接方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4323083A JP2629540B2 (ja) | 1992-12-02 | 1992-12-02 | 複合熱源製管溶接方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06170569A true JPH06170569A (ja) | 1994-06-21 |
| JP2629540B2 JP2629540B2 (ja) | 1997-07-09 |
Family
ID=18150896
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4323083A Expired - Lifetime JP2629540B2 (ja) | 1992-12-02 | 1992-12-02 | 複合熱源製管溶接方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2629540B2 (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102489888A (zh) * | 2011-11-29 | 2012-06-13 | 武汉船用机械有限责任公司 | 一种高强钢桁架式臂架的焊接方法 |
| CN104125872A (zh) * | 2012-02-20 | 2014-10-29 | 斯甘索尼克咪有限公司 | 对端面法兰连接进行缝焊的方法 |
| JP2021079430A (ja) * | 2019-11-22 | 2021-05-27 | 株式会社Ihi | アーク溶け込み深さ推定方法 |
| JP2021079431A (ja) * | 2019-11-22 | 2021-05-27 | 株式会社Ihi | 金属部材の熱影響部角度推定方法 |
| CN118650350A (zh) * | 2024-08-20 | 2024-09-17 | 杭州匡时科技有限公司 | 一种基于电解水制氢用钛电极加工的钛电极片焊接设备及方法 |
-
1992
- 1992-12-02 JP JP4323083A patent/JP2629540B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102489888A (zh) * | 2011-11-29 | 2012-06-13 | 武汉船用机械有限责任公司 | 一种高强钢桁架式臂架的焊接方法 |
| CN104125872A (zh) * | 2012-02-20 | 2014-10-29 | 斯甘索尼克咪有限公司 | 对端面法兰连接进行缝焊的方法 |
| JP2021079430A (ja) * | 2019-11-22 | 2021-05-27 | 株式会社Ihi | アーク溶け込み深さ推定方法 |
| JP2021079431A (ja) * | 2019-11-22 | 2021-05-27 | 株式会社Ihi | 金属部材の熱影響部角度推定方法 |
| CN118650350A (zh) * | 2024-08-20 | 2024-09-17 | 杭州匡时科技有限公司 | 一种基于电解水制氢用钛电极加工的钛电极片焊接设备及方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2629540B2 (ja) | 1997-07-09 |
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