JPH0617061U - ロータリエンコーダ - Google Patents

ロータリエンコーダ

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JPH0617061U
JPH0617061U JP5904792U JP5904792U JPH0617061U JP H0617061 U JPH0617061 U JP H0617061U JP 5904792 U JP5904792 U JP 5904792U JP 5904792 U JP5904792 U JP 5904792U JP H0617061 U JPH0617061 U JP H0617061U
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龍夫 神谷
雅一 鍜冶
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  • Adjustable Resistors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 回転操作にクリック感を伴うロータリエンコ
ーダにおいて、部品点数を少なくする。信号を細かく出
力する場合もパターンの引き出しを容易にし、且つ、ブ
ラシとパターンの位置ずれを防ぐ。 【構成】 コモンパターン21の外側の180°の範囲
に信号パターン22を形成する。信号パターン22の外
側にディテント用の凹部17を360°の範囲にわたっ
て設ける。コモンパターン21および信号パターン22
に圧接されるブラシ53,53を180°に1個の割合
で設ける。凹部17に嵌合するディテント用の凸部5
2,52をブラシ53,53に一体化する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、回転操作にクリック感を伴うロータリエンコーダに関する。
【0002】
【従来の技術】
回転操作にクリック感を伴うロータリエンコーダは、通常図6に示すような構 造をしている。即ち、コモンパターン1および信号パターン2が印刷された基板 3がボディ4内に収容され、ロータ5の裏面に取り付けられたブラシ6がコモン パターン1および信号パターン2に圧接すると共に、ボディ4に板バネ7にて保 持されたディテント用のローラ8が、ロータ5の外周面に設けた多数のディテン ト用の凹部5aに弾発的に嵌合するようになっている。
【0003】 コモンパターン1および信号パターン2は、基板3のほぼ全周にわたって設け られ、信号パターン2の切れ目を通って基板3の内周部から外周部へ引き出され ている。また、信号パターン2は円周方向に等間隔で形成された広幅の接点部2 aを有する。そして、ディテント用のローラ8がディテント用の凹部5aに嵌合 した位置にロータ5が固定されて、ブラシ6が信号パターン2の特定の接点部2 aに圧接し、ロータ5の回転に伴ってブラシ6が各接点部2aに順番に接触する 。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
このような構造のロータリエンコーダにおいては、コモンパターン1および信 号パターン2が基板3のほぼ全周にわたって設けられ、信号パターン2の切れ目 が狭い。即ち、信号パターン2の切れ目は、接点部2aの1ピッチ分の幅しかな く、このピッチが密になるほど狭くなる。そのため、信号を細かく出力する場合 は、コモンパターン1および信号パターン2の内周部から外周部への引き出しが 困難となる。
【0005】 クリック感を出すために板バネ7およびローラ8を使用しているので、部品点 数が多く、組立に手数がかかる。また、ローラ8がブラシ6から分離し、しかも ローラ8のがたつきが避けられないため、ブラシ6の固定位置が不正確である。 そのため、信号を細かく出力する場合、即ち信号パターンの接点部のピッチを密 にする場合は、ブラシ6と接点部2aの位置合わせが困難となる。
【0006】 本考案はかかる事情に鑑みて創案されたものであり、部品点数が少なく、信号 を細かく出力する場合もコモンパターンおよび信号パターンの引き出しが容易で 、且つ信号パターンとブラシの間に位置ずれを生じないロータリエンコーダを提 供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案にかかるロータリエンコーダは、同心状のコモンパターンおよび信号パ ターンを有し、その少なくとも信号パターンが360°をほぼ等分した円周方向 の一部に円弧状に形成された端子と、該端子を保持すると共に前記パターンの外 側または内側に位置してディテント用の凹部が円周方向に所定の間隔で全周にわ たって設けられたボディと、前記端子に対向して該ボディに回転自在に取り付け られたロータと、該ロータの端子対向面に取り付けられた接片とを具備し、該接 片は、全体として前記端子に対して同心状の環状体とされ、円弧部を前記ボディ の側にV状に突出させてその先端をボディのディテント用の凹部に弾発的に嵌合 させるようになし、360°をほぼ等分した円周方向の各部には前記パターンに 圧接するブラシをそれぞれ有することを特徴としている。
【0008】
【実施例】
以下、図面を参照して本考案の実施例を説明する。図1は本考案を実施したロ ータリエンコーダの一例を分解して示す斜視図、図2は同ロータリエンコーダの 外観を示す斜視図、図3は端子のパターン形状を示す平面図、図4は接片を拡大 して示す斜視図である。
【0009】 本ロータリエンコーダは、図1および図2に示すように、樹脂製のボディ10 と、ボディ10内にインサートされた端子20と、ボディ10に上方から同心状 に組み合わされるロータ30と、ロータ30を保持するフレーム40と、ロータ 30の下面に取り付けられる接片50とを主要構成部材としている。
【0010】 ボディ10は、ほぼ正方形の盤体で、ネジ止めするためのネジ孔11を四隅に 有する。ボディ10の一側面には、端子20に続くリード12が突出しており、 その側面を除く3つの側面には、フレーム40が係止される係止部13が突設さ れている。ボディ10の中心部には、上下面を貫通して丸孔14が設けられてお り、上面の丸孔14周囲には、環状の凹み15が設けられている。
【0011】 丸孔14と凹み15の間には、複数の突起16が設けられている。突起16は 、ランプ60を差し込むランプベース61を保持する。ランプ端子62,62は 、丸孔14と凹み15の間を上下に貫通し、その上端部はボディ10の上方に突 出してランプベース61と接触するようになっており、下端部はボディ10の下 方に突出する。
【0012】 ボディ10の下面中央部には、キースイッチ70がバックカバー71にて取り 付けられる。
【0013】 端子20は、金属板を打ち抜いて作製した薄体であり、ボディ10の凹み15 の底面に沿ってインサートされている。該端子20は、図3に示すように、36 0°の範囲にわたって設けたコモンパターン21と、その外側に同心状に設けた 2つの信号パターン22,22と有する。信号パターン22は、180°(36 0°×1/2)の範囲に設けられており、これには所定のピッチで広幅の接点部 22aが形成されている。そして、コモンパターン21および接点部22aが凹 み15の底面上に露出している。
【0014】 凹み15の底面の端子20より外側の最外周部には、その全周にわたってディ テント用の多数の凹部17が円周方向に等間隔で設けられている。
【0015】 ロータ30は、円筒部31と、その下端部に設けたフランジ部32とからなる 。フランジ部32は、ボディ10の凹み15内に回転自在に嵌合する。
【0016】 ロータ30の円筒部31内には、円筒状のキートップ80が挿入される。キー トップ80は、下方に突出する爪81を有し、該爪81によりボディ10に上下 動可能に係止される。そして、キートップ80の中央部から下方に突出するピン 82がボディ10の丸孔14に挿入され、該ピン82によりキースイッチ70が 操作される。
【0017】 前記ランプ端子62,62の上端部は、キートップ80内に挿入され、ランプ 60およびランプベース61は、キートップ80内に収容される。
【0018】 フレーム40は、ボディ10に上方から被せられて、ロータ30を抜け止めす る。フレーム40の中央部には、ロータ30の円筒部31が挿通する丸孔41が 設けられている。また、3つの側面には、ボディ10の係止部13が嵌合する角 孔42が設けられている。
【0019】 接片50は、図4に示すように、全体として円環体に形成され、ロータ30の フランジ部32下面に取り付けられる。該接片50は、両側に一対の円弧部51 ,51を有する。円弧部51は、下方へV状に屈曲し、その先端部が、ボディ1 0の凹み15内に設けたディテント用の凹部17に弾発的に嵌合するようになっ ている。
【0020】 即ち、円弧部51の先端部は、ディテント用の凸部52であり、接片50に一 体的に設けられているのである。
【0021】 円弧部51,51の内側には、ブラシ53,53が設けられている。ブラシ5 3は、端子20のコモンパターン21および信号パターン22,22の各対応す る接点部22a,22aに圧接する。そして、接片50のディテント用の凸部5 2がボディ10のディテント用の凹部17に嵌合した状態で、信号パターン22 ,22の対応する接点部22a,22aにブラシ53が接触するようになってい る。
【0022】 本ロータリエンコーダにおいては、ディテント用の凸部52がディテント用の 凹部17に嵌合した位置にロータ30が固定され、ブラシ53が信号パターン2 2,22の対応する接点部22a,22aに接触する。
【0023】 ロータ30を回転させると、その操作に伴って接片50のディテント用の凸部 52がボディ10のディテント用の凹部17に順番に嵌合するので、その回転操 作にクリック感が伴う。
【0024】 ディテント用の凸部52がブラシ53一体化されているので、ディテント用の 凸部52とブラシ53の間に位置ずれおよびがたつきがない。従って、接点部2 2aのピッチを小さくし、信号を細かく出力する場合も信号パターン22とブラ シ53の間に位置ずれが生じない。
【0025】 また、ディテント用の凸部52がブラシ53一体化されていることにより、部 品点数が少なくなり、組立等が容易になる。
【0026】 信号パターン22,22が180°(360°×1/2)の範囲にしか設けら れていないので、空きスペースが大きく、このスペースを用いてコモンパターン 21および信号パターン22,22を内周部から外周部へ引き出すことにより、 信号を細かく出力する場合、即ち、接点部22a,22aが密に設けられている 場合も、コモンパターン21および信号パターン22の引き出しが容易となる。
【0027】 一方のブラシ53が接点部22a,22aを順番に接触し、その接触が終わる と、引き続き他方のブラシ53が接点部22a,22aに順番に接触するので、 機能的にはロータ30の全周回転による信号出力が可能である。
【0028】 なお、上記実施例では、信号パターン22を180°の範囲に設けているが、 360°を3等分した120°あるいは4等分した90°であってもよい。その 場合は、120°に1個あるいは90°に1個の割合でブラシ53を設けること になる。
【0029】 接片50における円弧部51とブラシ53との位置関係は、上記実施例では、 円弧部51が外側、ブラシ53が内側となっているが、図5に示すように、円弧 部51を内側、ブラシ53を外側とすることもできる。その場合は、端子20の 内側にディテント用の凹部17が設けられる。
【0030】
【考案の効果】
以上、本考案にかかるロータリエンコーダによる場合には、360°をほぼ等 分した円周方向の一部に円弧状の信号パターンを設けた端子が使用されるので、 信号パターンを設けていない広い部分を使ってパターンを内周部から外周部へ引 き出すことができる。従って、信号を細かく出力する場合もその引き出しが容易 となる。接片を環状体とし、その環状部をボディの側にV状に突出させてその先 端をボディのディテント用の凹部に弾発的に嵌合させるようになすと共に、36 0°をほぼ等分した円周方向の各部に前記パターンに圧接するブラシをそれぞれ 設けたので、凸側のディテント部がブラシに一体化され、部品点数が少なくなる 。また、凸側のディテント部とブラシとの間にがたつきがなく、信号を細かく出 力する場合もブラシと信号パターンとの間に位置ずれが生じない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案を実施したロータリエンコーダの一例を
分解して示す斜視図である。
【図2】同ロータリエンコーダの外観を示す斜視図であ
る。
【図3】端子のパターン形状を示す平面図である。
【図4】接片を拡大して示す斜視図である。
【図5】他の接片を示す斜視図である。
【図6】従来のロータリエンコーダの主要部を分解して
示す斜視図である。
【符号の説明】
10 ボディ 17 ディテント用の凹部 20 端子 21 コモンパターン 22 信号パターン 22a 接点部 30 ロータ 40 フレーム 50 接片 51 円弧部 52 ディテント用の凸部 53 ブラシ

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 同心状のコモンパターンおよび信号パタ
    ーンを有し、その少なくとも信号パターンが360°を
    ほぼ等分した円周方向の一部に形成された端子と、該端
    子を保持すると共に前記パターンの外側または内側に位
    置してディテント用の凹部が円周方向に所定の間隔で全
    周にわたって設けられたボディと、前記端子に対向して
    該ボディに回転自在に取り付けられたロータと、該ロー
    タの端子対向面に取り付けられた接片とを具備し、該接
    片は、全体として前記端子に対して同心状の環状体とさ
    れ、円弧部を前記ボディの側にV状に突出させてその先
    端をボディのディテント用の凹部に弾発的に嵌合させる
    ようになし、360°をほぼ等分した円周方向の各部に
    は前記パターンに圧接するブラシをそれぞれ有すること
    を特徴とするロータリエンコーダ。
  2. 【請求項2】 前記端子を、金属板をプレスして得た金
    属体とし、その端子を所要部分がボディの外に露出する
    ようにボディ内にインサートしたことを特徴とする請求
    項1に記載のロータリエンコーダ。
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