JPH06170767A - 産業用ロボット - Google Patents

産業用ロボット

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JPH06170767A
JPH06170767A JP17069293A JP17069293A JPH06170767A JP H06170767 A JPH06170767 A JP H06170767A JP 17069293 A JP17069293 A JP 17069293A JP 17069293 A JP17069293 A JP 17069293A JP H06170767 A JPH06170767 A JP H06170767A
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B25HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
    • B25JMANIPULATORS; CHAMBERS PROVIDED WITH MANIPULATION DEVICES
    • B25J9/00Program-controlled manipulators
    • B25J9/02Program-controlled manipulators characterised by movement of the arms, e.g. cartesian coordinate type
    • B25J9/04Program-controlled manipulators characterised by movement of the arms, e.g. cartesian coordinate type by rotating at least one arm, excluding the head movement itself, e.g. cylindrical coordinate type or polar coordinate type
    • B25J9/041Cylindrical coordinate type
    • B25J9/042Cylindrical coordinate type comprising an articulated arm
    • B25J9/044Cylindrical coordinate type comprising an articulated arm with forearm providing vertical linear movement

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Robotics (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Manipulator (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 旋回可能な第1および第2アームを備えた産
業用ロボットにおいて、旋回部分の慣性モーメントを小
さくして動作の高速化、高精度化等に有利な構造とし、
しかも伝動手段および検出部等を合理的に配置してアー
ム部分をコンパクトな構造とする。 【構成】 上記第1アーム14の内部に、このアームの
基端側に位置して第2DDモータ20に連結された駆動
軸21に設けられたプーリ22と、第1アーム14の先
端側に位置して第2アーム18に連結された従動軸17
に設けられたプーリ23と、これらのプーリ22,23
に掛け渡されたベルト24とからなる伝動手段を装備す
るとともに、上記第2アーム旋回動作を制御するために
設けられるセンサ装置における原点位置の検出部と旋回
限界位置の検出部とを、上記従動軸17側と上記駆動軸
21側とに振り分けて配設する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、旋回可能な第1,第2
アームを備えた産業用ロボットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、水平多関節型と称される産業
用ロボットは広く知られており、この種のロボットとし
ては、ベースに対して旋回可能に支持された第1アーム
と、この第1アームに対して旋回可能とされた第2アー
ムとを備え、この第2アームの先端に、チャック等の作
業用部材とこれを作動する機構を組付けたものが一般的
である。
【0003】この種のロボットにおける上記各アームは
モータ等により駆動される。なお、駆動系統としては、
駆動モータと減速機とを組合わせたものが一般的である
が、このようなものでは、摩耗やバックラッシに伴う摺
動等、減速機特有の問題がある。このため、最近、動作
の高速化および高精度化等に有利なように、各アームを
高トルクダイレクトドライブモータ(以下DDモータと
称する)で直接駆動するようにしたものも開発されてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記各アー
ムをDDモータ等で駆動する場合に、第2アームを駆動
するモータを第1アームの先端部に配置すると、慣性モ
ーメントが増大し、高速化および高精度化の妨げとな
る。従って、第2アームを駆動するモータを第1アーム
の基端部側に配置することが慣性モーメントの低減によ
る高速化等の面で好ましいが、このようにする場合、第
2アームの駆動系統には、モータの回転を第2アームに
伝達する必要がある。さらにこの駆動系統には、駆動の
制御のために、第2アームの基準位置等を検出する検出
部を具備する必要がある。このような動力の伝達や検出
等の機能の確保およびコンパクト化等の面で改善すべき
点が残されていた。
【0005】本発明は上記の事情に鑑み、第1アームの
基端部側に第2アーム駆動用モータを配置しつつ、動力
の伝達や検出等の機能の確保およびコンパクト化を可能
にする産業用ロボットを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】第1の本発明は、基端部
を中心に旋回可能な第1アームと、この第1アームに対
して旋回可能となるように第1アームの先端部に枢支連
結されている第2アームとを備えた産業用ロボットにお
いて、上記第1アームの基端部の近傍に第2アーム駆動
用モータを設置し、上記第1アームの内部に、この第1
アームの基端側に位置して上記第2アーム駆動用モータ
に連結された駆動軸に設けられたプーリと、第1アーム
の先端側に位置して第2アームに連結された従動軸に設
けられたプーリと、これらのプーリに掛け渡されたベル
トとからなる伝動手段を装備するとともに、上記第2ア
ームの基準位置および旋回限界位置を検出する各検出部
を、上記駆動軸側と上記従動軸側とに振り分けて配設し
たものである。
【0007】また、第2の発明は、基端部を中心に旋回
可能な第1アームと、この第1アームに対して旋回可能
となるように第1アームの先端部に枢支連結されている
第2アームとを備えた産業用ロボットにおいて、上記第
1アームの基端部の近傍に第2アーム駆動用モータを設
置し、この第2アーム駆動用モータと第1アーム先端側
の第2アーム枢支部分との間に、第2アーム駆動用モー
タの回転を第2アーム枢支部分に伝える伝動手段を設け
るとともに、上記第2アーム枢支部分に、第1アームに
対する第2アームの基準位置を検出する検出部を設けた
ものである。
【0008】
【作用】第1の発明によると、第2アームを駆動するモ
ータが第1アームの基端部側に設けられていることによ
り、第1アームの先端にモータを取付けるような場合と
比べて旋回部分の慣性モーメントが小さくなる。そし
て、上記モータの回転を第2アームに伝える伝動手段が
第1アームの内部にコンパクトに装備されるとともに、
上記各検出部が駆動軸側と上記従動軸側とに振り分けて
配設されることにより、第1アーム内において検出部組
込みのためのスペースが軸方向に大きく取られることが
ない。
【0009】また、第2の発明によると、上記伝動手段
のベルトの滑り等があっても、第2アームの基準位置の
検出とそれに基づく制御の精度が確保される。
【0010】
【実施例】本発明の一実施例による産業用ロボットを、
図1乃至図6に基づいて説明する。
【0011】図1中、1は円筒状のベースであり、その
上面には第1のダイレクトドライブモータ2(以下、第
1DDモータと称する)が固定されている。第1DDモ
ータ2は低回転で高トルクを発生させるため、そのハウ
ジング3の内側に大径の外側固定子4とこれより小径の
内側固定子5とが同軸状に配置されており、これら両固
定子4,5の間に回転子6が配置されている。回転子6
の上端面には回転力を取り出す出力フランジ7が連結さ
れ、この出力フランジ7は内側固定子5を支持する中空
のモータ軸8の外周に軸受9を介して軸支されている。
【0012】上記出力フランジ7の上面には、円筒上の
ブラケット10が連結されている。このブラケット10
の底面中央部には、中空軸11が連結されており、この
中空軸11はモータ軸8の内側を同軸状に貫通するとと
もに、その下端部がベース1の内側に導出されている。
【0013】また、上記ブラケット10は第1DDモー
タ2から垂直に立設されてベースマストを兼用してお
り、その上端部には円筒状のカバー13を介して第1ア
ーム14が固定されている。この第1アーム14は中空
の箱形構造をなして水平に延びており、上記第1DDモ
ータ2の出力フランジ7に直結されて、上記モータ軸8
の軸心を通るX軸を中心に旋回される。
【0014】第1アーム14の先端部下面には、下方に
突出する円筒状のブラケット15が固定されており、こ
のブラケット15の内側には軸受16を介して中空の従
動軸17が軸支されている。従動軸17の下端部には第
2アーム18が連結されている。従って、第2アーム1
8が、第1アーム14に対して旋回可能となるように、
第1アーム14の先端部に枢支連結されている。この第
2アーム18は中空の箱形構造をなすとともに、上記第
1アーム14の下側において、水平方向に延びている。
【0015】また、第1アーム14の基端部の近傍に
は、第2アーム駆動用モータである第2のダイレクトド
ライブモータ20(以下、第2DDモータと称する)が
配置されている。この第2DDモータ20は、上記カバ
ー13の内側に位置し、ブラケット10の上端部にカバ
ー13とともに固定されており、このため、当実施例の
場合は、ベース1上に各アーム14,18の駆動用のD
Dモータ2,20が同軸状に積み重ねて配置されてい
る。
【0016】なお、第2DDモータ20は第1DDモー
タ2と共通の構成をなすため、同一構成部分については
同一番号を付し、その説明を省略する。
【0017】上記第2DDモータ20と、第1アーム1
4に対する第2アーム枢支部分との間には、第2DDモ
ータ20の回転を第2アーム18に伝達するための伝動
手段が設けられ、この伝動手段は第1アーム14の内部
に装備されている。すなわち、第2DDモータ20の出
力フランジ7には中空の駆動軸21が連結され、この駆
動軸21はモータ軸8に対し同軸状に位置している。こ
の駆動軸21および従動軸17の上端部は第1アーム1
4内に導出され、これら各軸21,17の導出端にプー
リ22,23が固定され、この両プーリ22,23間に
ベルト24が掛け渡されており、これらのプーリ22,
23およびベルト24により、第2DDモータ20と第
2アーム18との間の伝動手段が構成されている。従っ
て、第2DDモータ20の駆動力は、ベルト24を介し
て第2アーム18に伝達され、この第2アーム18は従
動軸17の軸心を通るY軸を中心に旋回されるようにな
っている。
【0018】なお、上記従動軸17は第1アーム14と
第2アーム18の重合部分の略中央部に位置されてお
り、その上下端部が両方のアーム14,18の内部空間
に開口している。
【0019】第2アーム18の先端部には、筒状のケー
シング25が上下方向に貫通して設けられており、この
ケーシング25の内側には円筒状の筒体26が軸受27
を介して挿通されている。筒体26の内側には中空円筒
状のボールスプライン軸29が挿通されており、このボ
ールスプライン軸29の下端部には可動筒30が同軸状
に連結されている。可動筒30はケーシング25の下端
部に連なるシリンダ31内を挿通されており、この可動
筒30の下端部はシール32を介してシリンダ31の下
端開口部から導出されているとともに、この導出端には
支持軸33が取付けられている。また、ボールスプライ
ン軸29の内側には、上方からボールねじ34が噛み合
っており、このボールねじ34の上端部は一段で高い減
速比の得られる減速機35を介してサーボモータ36に
連なっている。従って、サーボモータ36によりボール
ねじ34が回転されると、ボールスプライン軸29が上
下方向にスライドし、支持軸33が上下方向のZ軸に沿
って昇降動される。
【0020】第2アーム18の内部には、ボールスプラ
イン軸29と直交する方向に沿って他のサーボモータ3
7が収容されており、このサーボモータ37は一段で高
い減速比の得られる減速機38を介してべベルギヤ39
を駆動している。このべベルギヤ39はボールスプライ
ン軸29の外周に設けた他のべベルギヤ40に噛み合っ
ており、このべベルギヤ40とボールスプライン軸29
との間には、ボールスプライン軸29の軸方向への摺動
は許容するが、軸回り方向への回動を伝える軸受部材4
1が介在されている。従って、サーボモータ37の駆動
力がべベルギヤ39,40および軸受部材41を介して
ボールスプライン軸29に伝わると、上記支持軸33が
ボールスプライン軸29の軸回り方向に沿うR軸回りに
回転される。
【0021】また、上記支持軸33にはエアーチャック
45が取付けられている。このエアーチャック45はチ
ャックを開作動させるエアー導入口46と閉作動させる
エアー導入口47を備え、これら導入口46,47には
それぞれエアーホース48,48が接続されている。エ
アーホース48,48は第2アーム18の先端部下面に
設けた通孔49を経て、この第2アーム18の内部空間
に導入された後、従動軸17の内側を通じて第1アーム
14の内部空間に導入されており、さらに、ここから駆
動軸21、第2DDモータ20のモータ軸8、ブラケッ
ト10および第1DDモータ2の中空軸11の内側を通
して、ベース1の周面に設けたコネクタ50に接続され
ている。このコネクタ50には、エアーホース48,4
8とエアー供給源53とを結ぶ外部エアー配管51,5
1が連なっており、これら外部エアー配管51,51に
は開閉弁52,52が設けられている。従って、この開
閉弁52,52を選択的に開閉することで、エアーチャ
ック45が開閉作動される。
【0022】また、上記二つのサーボモータ36,37
はコンピュータ55からの指令により回転角度および回
転方向が制御され、このモータ36,37に制御信号を
送る信号コードや電源コードを初めとして、上記支持軸
33の昇降動および回転の基準となる原点位置を検出す
る近接スイッチ58,59からの信号コード56は、エ
アーホース48と同様に両方のアーム14,18および
DDモータ2,20の内部を通してコネクタ57に接続
されている。
【0023】一方、第1DDモータ2の回転子6と一体
に回転する中空軸11には、ベース1内に導出された下
部外周部分にスリーブ60が固定されており、このスリ
ーブ60にはエンコーダ61が取付けられている。エン
コーダ61はスリーブ60と一体に回転する回転板62
の外周部に多数の磁極を間隔を存して配置し、この磁極
をセンサ61aで検出することで、上記回転子6の回転
位置を磁気的に割り出しており、このエンコーダ61か
らの信号は第1DDモータ2の磁極制御と回転位置制御
のために、上記コンピュータ55を介して第1DDモー
タ2にフィードバックされる。
【0024】なお、このエンコーダ61や第1DDモー
タ2への配線(図示せず)は、中空軸11の内部を通し
てコネクタ50に導かれ、ここから外部配線を介してコ
ンピュータ55や電源63に接続されている。
【0025】また、中空軸11の下端部外周には、第1
アーム14の旋回範囲を制御するためのセンサ装置64
が設けられている。このセンサ装置64は中空軸11の
下端部外周面に配置した位置検出用の突起65a,65
b,65cと、この突起65a,65b,65cを検出
する近接スイッチ66a,66bとで構成され、上記突
起65a〜65cが中空軸11の外周面に嵌合固定した
リング67に突設されているとともに、近接スイッチ6
6a,66bがリング67に対し放射状に配置されてい
る。
【0026】そして、上記第1アーム14は図3に示す
ように、旋回の基準となる原点位置SからX軸の軸回り
方向両側に一定角度θ1 、θ2 旋回運動するものであ
り、上記突起65aが原点位置Sに位置するとともに、
突起65bが一方側の旋回限界位置Aに、同じく突起6
5cが他方側の旋回限界位置Bにそれぞれ配置されてい
る。また、上記近接スイッチ66aが原点位置Sの突起
65aに対応するとともに、他の近接スイッチ66bが
リング67上において旋回限界位置A,Bの突起65
b,65cに対応するようになっており、これら近接ス
イッチ66a,66bからの信号は第1アーム14の旋
回位置制御のために、上記コンピュータ55を介して第
1DDモータ2にフィードバックされる。
【0027】第1アーム14の内部には、第2アーム1
8の旋回範囲を制御するセンサ装置72が設けられてい
る。このセンサ装置72は、突起73aを有するリング
75とこれに対応する近接スイッチ74aとで構成され
て第2アーム18の原点位置(第1アーム14に対する
第2アーム18の基準位置)を検出する検出部と、突起
73b,73cを有するリング76とこれに対応する近
接スイッチ74bとで構成されて第2アーム18の旋回
限界位置を検出する検出部とを備えており、上記第1ア
ーム14のセンサ装置64の構成とほぼ同様である。た
だし、上記各検出部が駆動軸21側と従動軸17側とに
振り分けられて配設されている。そして、とくに第2ア
ーム18の原点位置の検出部は、第2アーム枢支部分で
ある従動軸17側に設けられている。
【0028】すなわち、上記第2アーム18の原点位置
検出用の突起73aを備えたリング75が従動軸17の
上端部に固定されるとともに、第2アーム18の旋回限
界位置検出用の突起73b,73cを備えたリング76
が駆動軸21の上端部に固定され、これに応じて突起7
3a〜73cを検出する近接スイッチ74a,74b
が、両軸17,21回りに振り分けて設けられている。
【0029】また、従動軸17上のプーリ23のボス部
23aには、第2DDモータ20の回転子6の回転位置
を検出するエンコーダ70が取付けられており、このエ
ンコーダ70や近接スイッチ74a,74bへの配線7
7は、第1アーム14の内部空間から第2DDモータ2
0および第1DDモータ2の内側を通してコネクタ57
に導かれ、ここから外部配線を介してコンピュータ55
に接続されている。
【0030】なお、上記近接スイッチ74bに何等かの
トラブルが生じたときの第2アーム18のオーバーラン
防止のため、第1アーム14の底面にゴム製のストッパ
ー79が設けられ、第2アーム18が上記旋回限界位置
を超えたときにプーリ22に設けられたボルト78が上
記ストッパー79に当接するようになっている。
【0031】また、電源OFF時や停電等によりモータ
への通電が遮断されたときに、アームが不必要に動いて
周囲部品と接触するというような事態を防止し、とくに
X軸を中心にした大きな旋回半径(旋回軌跡K)でアー
ムが不必要な旋回を行うことを防止するため、上記第1
アーム14に対し、通電遮断時に制動力を付与するブレ
ーキ手段92が設けられている。
【0032】このブレーキ手段92は、上記中空体11
と一体に回転するスリーブ60の外周にフランジ状に形
成された摩擦板80と、ベース1の内部にブラケット8
1を介して支持されたエアーシリンダ82と、このエア
ーシリンダ82のピストン83に連なるピストンロッド
83aの先端に取付けられた合成樹脂製のブレーキパッ
ド84とを備えている。上記ブレーキパッド84は摩擦
板80の外周部下方に対向しているとともに、リターン
ばね90によって摩擦板80から離間する方向に常時付
勢されている。上記エアーシリンダ82に連なるエア配
管85は、コネクタ50を介し、上記エアー供給源53
に通じる外部配管86に接続されており、この外部配管
86の途中には、常開形の電磁弁87およびレギュレー
タ88が設けられ、この電磁弁87の駆動部89はロボ
ットの電源スイッチ(図示せず)と連動するスイッチ9
1を介して電源63に接続されている。
【0033】さらに、上記近接スイッチ66bに何等か
のトラブルが生じたときの第1アーム14のオーバーラ
ン防止のため、上記ベース1の内面にストッパー96が
固定され、第1アーム14が上記旋回限界位置を超えた
ときに摩擦板80に設けられたボルト95が上記ストッ
パー96に当接するようになっている。
【0034】以上のような当実施例のロボットによる
と、コンピュータ55からの制御信号に応じ、各DDモ
ータ2,20が駆動されることにより第1および第2ア
ーム14,18が旋回作動されるとともに、サーボモー
タ36,37が駆動されることによりエアーチャック4
5の昇降および回転が行われ、さらにエアー導入口4
6,47に対するエアーの給排によりチャック開閉作動
が行われる。これらの作動が制御されることで各種作業
が行われる。
【0035】この場合に、第2アーム18の旋回作動は
ベース1の上方に配置された第2DDモータ20により
ベルト式の伝動手段を介して行われることにより、第2
アームを駆動するモータを第1アームの先端側に設ける
ような場合と比べ、アームの慣性モーメントが小さくな
り、アームの作動の高速化および高精度化に有利とな
る。
【0036】また、駆動軸21および従動軸17に設け
られたプーリ22,23とベルト24とで構成される伝
動手段が、第1アーム14の内部のスペースを利用して
コンパクトに装備される。さらに、第2アーム18の旋
回作動の制御のための、リング75の突起73aおよび
近接スイッチ74aで構成される原点位置の検出部とリ
ング76の突起73b,73cおよび近接スイッチ74
bで構成される旋回限界位置の検出部とが、従動軸17
側と駆動軸21側とに振りわけて配設されていることに
より、片方の軸17または21に複数のリング75,7
6を重ねて設ける必要がない。このために、軸方向の取
付けスペースを少なくすることができ、第1アーム14
の厚みを薄くすることができる。
【0037】しかも、第2アーム18の原点位置の検出
部が、第2アーム18と一体に回転する従動軸17側に
設けられていることにより、実際に旋回する側の中心部
分で旋回の基準となる原点位置が決められる。このた
め、たとえベルト24とプーリ23との間等にスリップ
が生じたとしても、第2のDDモータ20には突起73
aを検出する近接スイッチ74aからのフィードバック
がかかっているから、上記スリップ等とは無関係に第2
のDDモータ20を回転制御することができ、高精度の
位置決めを行える。
【0038】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、上記第
1アームの内部に、その基端側に位置する駆動軸および
先端側に位置する従動軸にそれぞれ設けられているプー
リとこれらに掛け渡されたベルトとからなる伝動手段を
装備しているため、第2アームを駆動するモータを第1
アームの基端部側に位置させて旋回部分の慣性モーメン
トを小さくするとともに、伝動手段をコンパクトにアー
ムに組込むことができる。その上、第2アームの基準位
置および旋回限界位置を検出する複数の検出部を、上記
駆動軸側と上記従動軸側とに振り分けて配設しているた
め、検出部取付けのための軸方向のスペースを少なく
し、第1アームの厚みを薄くすることができる。従っ
て、伝動および基準位置等の検出の機能を確保しつつ、
効果的にアーム部分をコンパクト化することができる。
【0039】また、請求項2に記載の発明によれば、第
1アームの基端部の近傍に設置した第2アーム駆動用モ
ータの回転を伝動手段を介して第1アーム先端側の第2
アーム枢支部分に伝えるようにするとともに、上記第2
アーム枢支部分に、第1アームに対する第2アームの基
準位置を検出する検出部を設けているため、上記伝動手
段やアーム駆動部分等のすべりによって第2アームの回
転角にずれが生じるような場合でも、第1アームに対す
る第2アームの原点位置を正しく検出し、それに基づく
旋回の制御を精度良く行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例によるロボットにおけるベー
ス、第1,第2DDモータおよび第1アームの基端側を
含む部分の断面図である。
【図2】同ロボットにおける第2DDモータ、第1アー
ムおよび第2アームの基端側を含む部分の断面図であ
る。
【図3】同ロボットにおける第2アームの先端側および
これに取付けられた部材を含む部分の断面図である。
【図4】同ロボットの全体概略図である。
【図5】図1中のV−V線方向から見た矢視図である。
【図6】アームの旋回範囲を示す平面図である。
【符号の説明】 14 第1アーム 17 従動軸 18 第2アーム 20 第2アームを駆動するモータ(第2DDモータ) 21 駆動軸 22,23 プーリ 24 ベルト 72 センサ装置 73a,73b,73c 突起 74a,74b 近接スイッチ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基端部を中心に旋回可能な第1アーム
    と、この第1アームに対して旋回可能となるように第1
    アームの先端部に枢支連結されている第2アームとを備
    えた産業用ロボットにおいて、上記第1アームの基端部
    の近傍に第2アーム駆動用モータを設置し、上記第1ア
    ームの内部に、この第1アームの基端側に位置して上記
    第2アーム駆動用モータに連結された駆動軸に設けられ
    たプーリと、第1アームの先端側に位置して第2アーム
    に連結された従動軸に設けられたプーリと、これらのプ
    ーリに掛け渡されたベルトとからなる伝動手段を装備す
    るとともに、上記第2アームの基準位置および旋回限界
    位置を検出する各検出部を、上記駆動軸側と上記従動軸
    側とに振り分けて配設したことを特徴とする産業用ロボ
    ット。
  2. 【請求項2】 基端部を中心に旋回可能な第1アーム
    と、この第1アームに対して旋回可能となるように第1
    アームの先端部に枢支連結されている第2アームとを備
    えた産業用ロボットにおいて、上記第1アームの基端部
    の近傍に第2アーム駆動用モータを設置し、この第2ア
    ーム駆動用モータと第1アーム先端側の第2アーム枢支
    部分との間に、第2アーム駆動用モータの回転を第2ア
    ーム枢支部分に伝える伝動手段を設けるとともに、上記
    第2アーム枢支部分に、第1アームに対する第2アーム
    の基準位置を検出する検出部を設けたことを特徴とする
    産業用ロボット。
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