JPH061708U - クランクシャフト - Google Patents
クランクシャフトInfo
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- JPH061708U JPH061708U JP3788692U JP3788692U JPH061708U JP H061708 U JPH061708 U JP H061708U JP 3788692 U JP3788692 U JP 3788692U JP 3788692 U JP3788692 U JP 3788692U JP H061708 U JPH061708 U JP H061708U
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- oil
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Landscapes
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- Shafts, Cranks, Connecting Bars, And Related Bearings (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】クランクシャフトに関し、細かい粒子を除去す
る場合であってもエンジンに負荷をかけずに潤滑油の濾
過を行い、潤滑油の交換サイクルを長くすることを目的
とする。 【構成】回転を円滑に行わせるためのバランスウェイト
部7を設けたクランクシャフト1において、前記バラン
スウェイト部7には前記クランクシャフト1の回転中心
からの距離が出口側で最大となるオイル通路8を形成
し、前記オイル通路8に濾過部材14を設けた。
る場合であってもエンジンに負荷をかけずに潤滑油の濾
過を行い、潤滑油の交換サイクルを長くすることを目的
とする。 【構成】回転を円滑に行わせるためのバランスウェイト
部7を設けたクランクシャフト1において、前記バラン
スウェイト部7には前記クランクシャフト1の回転中心
からの距離が出口側で最大となるオイル通路8を形成
し、前記オイル通路8に濾過部材14を設けた。
Description
【0001】
本考案はクランクシャフトに係り、詳しくはエンジン内を循環する潤滑油の濾 過を行わせるクランクシャフトに関するものである。
【0002】
従来、エンジン内の各回転部や摺動部等の摩擦を減らすため、循環装置により 潤滑油が各回転部や摺動部に供給されている。又、潤滑油が循環使用されている 間に、各摩擦部分の摩耗による金属粉等のごみや、燃料の燃焼によって生成され たカーボン等が混入する。これらの内、重いものはオイルパンの底部に沈積する 。そして、オイルポンプによって潤滑油がオイルパンから吸い上げられ、潤滑油 中の大きなごみはオイルストレーナによって除去され、更にオイルフィルターに よって小さなごみが除去される。
【0003】
ところで、潤滑油に混入したごみをできるだけ取り除き、清浄となった潤滑油 を回転部や摺動部に供給することが望ましい。そのため、オイルフィルター内に おけるフィルターの目をできるだけ細かくすることが考えられる。
【0004】 しかしながら、オイルフィルターにおけるフィルターの目を細かくすると、オ イルがフィルターを通過するとき、抵抗が大きくなってしまうため、オイルポン プにかかる負荷が大きくなってしまう。つまり、オイルポンプはエンジンのクラ ンクシャフトの回転により駆動しているため、エンジンに負荷がかかってしまう 。そのため、フィルターの目を細かくするにもある程度限界がある。従って、潤 滑油に混入しているごみや生成物をある程度までしか除去することができず、潤 滑油の交換サイクルが短くなってしまうという問題がある。
【0005】 本考案は上記問題点を解決するためになされたものであって、その目的は細か い粒子を除去する場合であってもエンジンに負荷をかけずに潤滑油の濾過を行い 、潤滑油の交換サイクルを長くすることができるクランクシャフトを提供するこ とにある。
【0006】
本考案は上記問題点を解決するため、回転を円滑に行わせるためのバランスウ ェイト部を設けたクランクシャフトにおいて、前記バランスウェイト部には前記 クランクシャフトの回転中心からの距離が出口側で最大となるオイル通路を形成 し、前記オイル通路に濾過部材を設けたことをその要旨とする。
【0007】
潤滑油はバランスウェイト部のオイル通路に流れ込み、出口側に案内される。 又、クランクシャフトの回転によりバランスウェイト部が回転すると、出口側に 案内された潤滑油は遠心力により強制的に濾過部材を通過する。このとき、潤滑 油に混入したごみ(粒子)や生成物が濾過部材により除去される。又、細かいご み(粒子)を除去する場合であっても、エンジンに負荷をかけずに潤滑油の濾過 が行われる。
【0008】
以下、本考案を4気筒エンジンのクランクシャフトに具体化した一実施例を図 1〜図4に基づいて説明する。
【0009】 図1,図2に示すように、図示しないクランクケース内に回転可能に支持され ているクランクシャフト1は、ピストン2が連結されるコンロッド3を支持する クランクピン4と、クランクシャフト1の回転を行わせる中心部となるクランク ジャーナル5と、前記クランクピン4とクランクジャーナル5とを連結するクラ ンクシャフトアーム6とから構成されている。又、前記クランクシャフトアーム 6にはクランクピン4との重量バランスを取るため、バランスウェイト部7が形 成されている。
【0010】 前記バランスウェイト部7にはエンジンの各回転部及び摺動部に供給される潤 滑油を濾過する濾過機能が備えられている。尚、この濾過機能の構成について説 明するが、各バランスウェイト部7に備えられた濾過機能は全て同一構成のため 、1つのバランスウェイト部7を代表として説明し、その他のバランスウェイト 部7については同一番号を付してその詳細な説明を省略する。
【0011】 図1〜図4に示すように、バランスウェイト部7に回転方向前方より回転の最 大遠心力が得られる回転中心から最遠部へ向けてオイル通路8が形成されている 。又、バランスウェイト部7の下部外周面には前記オイル通路8と連通するよう に収納部9が形成されている。又、前記オイル通路8と収納部9との間の連結部 10付近にはワンウェイバルブ11が設けられている。
【0012】 このワンウェイバルブ11はゴム製の一対の可撓片12a,12bによって構 成されている。そして、前記一対の可撓片12a,12bが互いに逆ハの字状と なるようにねじ13によって前記バランスウェイト部7に取り付けられている。 又、前記一対の可撓片12a,12bの先端部は互いに接するようになっている 。従って、通常ワンウェイバルブ11によってオイル通路8と収納部9とが区画 された状態となるようになっている。更に、前記ワンウェイバルブ11の可撓片 12a,12bは収納部9側には開口し、オイル通路8側には開口しないように なっている。
【0013】 従って、オイル通路8に潤滑油が流れ込み、この潤滑油がワンウェイバルブ1 1に達すると、遠心力によって出口側へと移動してワンウェイバルブ11の可撓 片12a,12bを押し広げる。そのため、オイル通路8に流れ込んだ潤滑油は 収納部9に流れ込むようになっている。又、収納部9に一旦流れ込んだ潤滑油は ワンウェイバルブ11の可撓片12a,12bによってオイル通路8側に逆戻り しないようになっている。
【0014】 前記収納部9内には焼結金属によって多孔質状態に形成された濾過部材14が 配設され、この濾過部材14は取付ねじ15によってバランスウェイト部7に着 脱可能に取り付け固定されている。この濾過部材14の目の大きさは図示しない オイルフィルターにおけるフィルターの目より小さく形成されている。更に本実 施例においては、燃料の燃焼により生成されるカーボン粒子より小さい目となっ ている。
【0015】 前記オイル通路8からワンウェイバルブ11を介して収納部9に流れ込んだ潤 滑油は濾過部材14を通過するようになっている。このとき、潤滑油に混入した ごみやカーボン等は濾過部材14の目を通過することができず、収納部9内に残 るようになっている。そのため、濾過部材14によって潤滑油に混入したごみや カーボン等を除去することができるようになっている。
【0016】 次に、上記のように構成されたクランクシャフト1の作用について説明する。 エンジンが駆動するとクランクシャフト1が回転し、このクランクシャフト1 の回転により図示しないオイルポンプが潤滑油を回転部及び摺動部に供給する。 各回転部及び摺動部に供給された潤滑油の一部がクランクシャフト1におけるバ ランスウェイト部7に流れてきたり付着したりする。又、エンジンの種類によっ ては図示しないオイルパンに貯留されている潤滑油が泡立ち、泡立った潤滑油が バランスウェイト部7と接触する。
【0017】 そして、前記バランスウェイト部7に付着した潤滑油がオイル通路8内に流れ 込んで遠心力により出口側へと移動し、ワンウェイバルブ11における可撓片1 2a,12bを押し広げて潤滑油は収納部9内に流れ込む。
【0018】 又、クランクシャフト1の回転により、バランスウェイト部7がクランクジャ ーナル5を中心に回転している。そのため、収納部9内に流れ込んだ潤滑油は遠 心力を受け、この遠心力により潤滑油は強制的に濾過部材14を通過してクラン クケース内に放出される。このとき、潤滑油に混入しているごみやカーボンは濾 過部材14を通過することができず、収納部9内に残留する。この結果、濾過部 材14により潤滑油からごみやカーボンが除去され、清浄な潤滑油が外部に放出 される。
【0019】 従って、潤滑油に混入しているごみやオイルフィルターにおけるフィルターに よって除去しにくいカーボン粒子を強制的に取り除くとこができ、潤滑油の交換 サイクルを長くすることができる。又、濾過部材14の目の大きさを小さくする と、潤滑油は濾過部材14を通過しにくくなる。しかし、バランスウェイト部7 はクランクシャフト1によって高速回転を行うので潤滑油は遠心力を受ける。こ の遠心力を利用して潤滑油は濾過部材14を容易に通過することができる。
【0020】 又、図2に示すように、エンジンの停止によりクランクシャフト1の回転が停 止すると、バランスウェイト部7が180度反転した逆さ状態となる場合がある 。このとき、収納部9内に濾過部材14によって残留したごみやカーボン粒子等 がオイル通路8側に移動しようとするが、ワンウェイバルブ11の可撓片12a ,12bによってオイル通路8に潤滑油やごみ及びカーボン粒子等が逆戻りする ことを防止することができる。
【0021】 そして、濾過部材14は取付ねじ15によって収納部9内に着脱可能に取り付 けられているため、濾過部材14に目詰まりが生じても容易に交換又は濾過部材 14の清掃作業を行うことができる。
【0022】 又、本実施例においはカーボン粒子を除去するため、そのカーボン粒子の大き さより小さい目を形成した濾過部材14を使用したが、濾過部材14の目の大き さは必要に応じて任意に変更することが可能である。
【0023】 更に、カーボン粒子の大きさが分かっている場合、そのカーボン粒子より細か い目を形成した濾過部材14を収納部9に配設することにより、効率よく潤滑油 の濾過を行うことができる。
【0024】 本実施例においては、焼結金属により多孔質状態となる濾過部材14を使用し たが、多孔質状態となるセラミックを使用することも可能である。又、カーボン 繊維、グラスファイバーによって構成された不織布や紙によって構成された濾紙 等を濾過部材14として使用することも可能である。
【0025】 本実施例においては、オイル通路8を1つとしたが、2つ以上設けることも可 能である。
【0026】
以上詳述したように本考案によれば、細かい粒子を除去する場合であってもエ ンジンに負荷をかけずに潤滑油の濾過を行い、潤滑油の交換サイクルを長くする ことができる優れた効果がある。
【図1】本発明に係るクランクシャフト及びピストンの
構成を示す部分断面図である。
構成を示す部分断面図である。
【図2】クランクシャフトの形状を示す側面図である。
【図3】バランスウェイト部内部の構成を示す部分断面
図である。
図である。
【図4】バランスウェイト部の側面図である。
1…クランクシャフト、7…バランスェイト部、8…オ
イル通路、9…収納部、14…濾過部材
イル通路、9…収納部、14…濾過部材
Claims (1)
- 【請求項1】 回転を円滑に行わせるためのバランスウ
ェイト部を設けたクランクシャフトにおいて、 前記バランスウェイト部には前記クランクシャフトの回
転中心からの距離が出口側で最大となるオイル通路を形
成し、前記オイル通路に濾過部材を設けたクランクシャ
フト。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3788692U JPH061708U (ja) | 1992-06-04 | 1992-06-04 | クランクシャフト |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3788692U JPH061708U (ja) | 1992-06-04 | 1992-06-04 | クランクシャフト |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH061708U true JPH061708U (ja) | 1994-01-14 |
Family
ID=12510025
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3788692U Pending JPH061708U (ja) | 1992-06-04 | 1992-06-04 | クランクシャフト |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH061708U (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| AT521603B1 (de) * | 2018-12-03 | 2020-03-15 | Avl List Gmbh | Schnell drehbare Welle mit Schmutzfangvorrichtung |
-
1992
- 1992-06-04 JP JP3788692U patent/JPH061708U/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| AT521603B1 (de) * | 2018-12-03 | 2020-03-15 | Avl List Gmbh | Schnell drehbare Welle mit Schmutzfangvorrichtung |
| AT521603A4 (de) * | 2018-12-03 | 2020-03-15 | Avl List Gmbh | Schnell drehbare Welle mit Schmutzfangvorrichtung |
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