JPH06171027A - 液体吸収シート - Google Patents
液体吸収シートInfo
- Publication number
- JPH06171027A JPH06171027A JP4323443A JP32344392A JPH06171027A JP H06171027 A JPH06171027 A JP H06171027A JP 4323443 A JP4323443 A JP 4323443A JP 32344392 A JP32344392 A JP 32344392A JP H06171027 A JPH06171027 A JP H06171027A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- liquid
- sheet
- polyalkylene oxide
- absorbent
- water
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Absorbent Articles And Supports Therefor (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
- Solid-Sorbent Or Filter-Aiding Compositions (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 液体の吸収性に優れ、かつ薄膜化可能な液体
吸収性シートを得る。 【構成】 液体透過性の表面層と液体不透過性の裏面層
との間に、エチレンオキシド成分を主体とするポリアル
キレンオキシド系ポリマのシートに電離性放射線または
紫外線を照射して架橋させた架橋シートを位置させてな
る液体吸収性シート。 【効果】 薄くても十分な液体吸収性を示し、紙おむつ
などの素材として好適である。
吸収性シートを得る。 【構成】 液体透過性の表面層と液体不透過性の裏面層
との間に、エチレンオキシド成分を主体とするポリアル
キレンオキシド系ポリマのシートに電離性放射線または
紫外線を照射して架橋させた架橋シートを位置させてな
る液体吸収性シート。 【効果】 薄くても十分な液体吸収性を示し、紙おむつ
などの素材として好適である。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、体液をよく吸収し、紙
おむつ、生理用ナプキン、ペツト用シーツなどとして好
適に使用することができる液体吸収シートに関する。
おむつ、生理用ナプキン、ペツト用シーツなどとして好
適に使用することができる液体吸収シートに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、使い捨て紙おむつなどの吸収シー
トはほとんどが、液体透過性の表面層と液体不透過性の
裏面層との間に、液体吸収性材料を挟んだものであり、
液体吸収性材料としてはポリアクリル酸塩系などの粉状
高吸水性樹脂を綿状パルプに分散させたものが用いられ
ている。
トはほとんどが、液体透過性の表面層と液体不透過性の
裏面層との間に、液体吸収性材料を挟んだものであり、
液体吸収性材料としてはポリアクリル酸塩系などの粉状
高吸水性樹脂を綿状パルプに分散させたものが用いられ
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、粉末状
の高吸水性樹脂のパルプ中への分散保持を均一に行うこ
とは困難であり、製造工程も複雑になるという難点があ
った。また、吸収性材料はできるだけ薄くすることが望
まれているが、上記のような方法では薄くすることがで
きなかった。
の高吸水性樹脂のパルプ中への分散保持を均一に行うこ
とは困難であり、製造工程も複雑になるという難点があ
った。また、吸収性材料はできるだけ薄くすることが望
まれているが、上記のような方法では薄くすることがで
きなかった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、水溶性のポリ
アルキレンオキシド系ポリマに製膜性能があることに着
目し、さらに検討の結果達成されたものであって、その
要旨は、液体透過性の表面層と液体不透過性の裏面層と
の間に、エチレンオキシド成分を主体とするポリアルキ
レンオキシド系ポリマの架橋シートを位置させたことを
特徴とするものである。
アルキレンオキシド系ポリマに製膜性能があることに着
目し、さらに検討の結果達成されたものであって、その
要旨は、液体透過性の表面層と液体不透過性の裏面層と
の間に、エチレンオキシド成分を主体とするポリアルキ
レンオキシド系ポリマの架橋シートを位置させたことを
特徴とするものである。
【0005】以下、本発明を詳しく説明する。本発明シ
ートの吸収層となるのはポリアルキレンオキシド系ポリ
マの架橋シートであるが、ここで使用するポリアルキレ
ンオキシドには特に制限はなく、エチレンオキシド成分
からなるもの、あるいはエチレンオキシドを主体とし他
のモノマを共重合して強度や成形性を改良したものが使
用できる。
ートの吸収層となるのはポリアルキレンオキシド系ポリ
マの架橋シートであるが、ここで使用するポリアルキレ
ンオキシドには特に制限はなく、エチレンオキシド成分
からなるもの、あるいはエチレンオキシドを主体とし他
のモノマを共重合して強度や成形性を改良したものが使
用できる。
【0006】ポリアルキレンオキシドシートは水溶性で
あるが、これに電離性放射線または紫外線を照射して架
橋することにより水不溶性、吸水性にすることができ
る。また一般に吸水性樹脂は、純粋の水はよく吸収する
がイオン性の水では吸収性が低下するのに対し、架橋ポ
リアルキレンオキシドシートは、尿や血液などのように
電解質を多く含む水に対しても良好な吸収性を示すこと
から、上記のような用途には最適である。
あるが、これに電離性放射線または紫外線を照射して架
橋することにより水不溶性、吸水性にすることができ
る。また一般に吸水性樹脂は、純粋の水はよく吸収する
がイオン性の水では吸収性が低下するのに対し、架橋ポ
リアルキレンオキシドシートは、尿や血液などのように
電解質を多く含む水に対しても良好な吸収性を示すこと
から、上記のような用途には最適である。
【0007】本発明吸収シートにおける液体透過性の表
面層としては、不織布やテイツシユペーパなどがソフト
な風合で柔軟性があり好適である。不織布としてはポリ
アミド、アクリル、ポリビニルアルコール、ポリエステ
ル、レーヨン、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリウ
レタン、セルロース、パルプなどからなるものが挙げら
れるが、中でもポリアミド、ポリビニルアルコールなど
の親水基を側鎖に有するポリマからなる不織布が好まし
い。
面層としては、不織布やテイツシユペーパなどがソフト
な風合で柔軟性があり好適である。不織布としてはポリ
アミド、アクリル、ポリビニルアルコール、ポリエステ
ル、レーヨン、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリウ
レタン、セルロース、パルプなどからなるものが挙げら
れるが、中でもポリアミド、ポリビニルアルコールなど
の親水基を側鎖に有するポリマからなる不織布が好まし
い。
【0008】また液体不透過性の裏面層としては、ポリ
エチレン、ポリプロピレン、ポリスチレン、ポリ塩化ビ
ニルなど通常のプラスチツクのフイルム、シートを用い
ることができる。
エチレン、ポリプロピレン、ポリスチレン、ポリ塩化ビ
ニルなど通常のプラスチツクのフイルム、シートを用い
ることができる。
【0009】本発明吸収シートの厚さは、液体透過性の
表面層が100〜400μm、架橋ポリアルキレンオキ
シドシートが50〜200μm、液体不透過性の裏面層
が30〜100μm程度が好適であり、従来の吸水性樹
脂層が300μm〜5mmであったのに対し吸収層を非
常に薄くすることができる。
表面層が100〜400μm、架橋ポリアルキレンオキ
シドシートが50〜200μm、液体不透過性の裏面層
が30〜100μm程度が好適であり、従来の吸水性樹
脂層が300μm〜5mmであったのに対し吸収層を非
常に薄くすることができる。
【0010】架橋ポリアルキレンオキシドシートについ
てさらに詳しく説明すると、元になるポリアルキレンオ
キシドシートは、ポリアルキレンオキシドが熱可塑性を
有し製膜性能があることから、溶融押出成形など通常の
プラスチツクに適用される熱成形法によってシート成形
することができるし、溶液流延法でシート化してもよ
い。
てさらに詳しく説明すると、元になるポリアルキレンオ
キシドシートは、ポリアルキレンオキシドが熱可塑性を
有し製膜性能があることから、溶融押出成形など通常の
プラスチツクに適用される熱成形法によってシート成形
することができるし、溶液流延法でシート化してもよ
い。
【0011】生産性の点からは、ポリアルキレンオキシ
ド層と液体不透過性裏面層とを共押出法により積層複合
化するのが好適である。また液体透過性の表面層の積層
は、前記複合シートを不織布などの液体透過性表面層上
に押出ラミネートする方法、プレス積層成形する方法な
どによることができる。
ド層と液体不透過性裏面層とを共押出法により積層複合
化するのが好適である。また液体透過性の表面層の積層
は、前記複合シートを不織布などの液体透過性表面層上
に押出ラミネートする方法、プレス積層成形する方法な
どによることができる。
【0012】ポリアルキレンオキシドシートと液体不透
過性裏面層とを各々予め成形した後接合する場合、ある
いはこれらと液体透過性表面層とを接合する場合には、
スポツト融着などの部分的接合によってポリアルキレン
オキシドシートの吸収膨張を許容し易くすることもでき
る。
過性裏面層とを各々予め成形した後接合する場合、ある
いはこれらと液体透過性表面層とを接合する場合には、
スポツト融着などの部分的接合によってポリアルキレン
オキシドシートの吸収膨張を許容し易くすることもでき
る。
【0013】ポリアルキレンオキシドシートを架橋して
水溶性から吸水性にするには、電離性放射線または紫外
線を照射するが、電離放射線の照射量は、吸収線量で
0.5〜20Mradの範囲が適当である。0.5Mr
adよりも少ないと架橋度が少なくて一部が水により溶
出し、また20Mradよりも大きいと極端に吸水倍率
が低下する。電離放射線の照射は、真空中または不活性
ガス中で無酸素状態で行うのが好ましい。
水溶性から吸水性にするには、電離性放射線または紫外
線を照射するが、電離放射線の照射量は、吸収線量で
0.5〜20Mradの範囲が適当である。0.5Mr
adよりも少ないと架橋度が少なくて一部が水により溶
出し、また20Mradよりも大きいと極端に吸水倍率
が低下する。電離放射線の照射は、真空中または不活性
ガス中で無酸素状態で行うのが好ましい。
【0014】またこの架橋処理は、ポリアルキレンオキ
シドシートと他の層とを積層した後に行うのがよい。積
層前に行うと、ポリアルキレンオキシドシートの融点以
上の温度に達しても樹脂が流れず他の層と融着させるこ
とができず、別途特殊な接合手段が必要となる。
シドシートと他の層とを積層した後に行うのがよい。積
層前に行うと、ポリアルキレンオキシドシートの融点以
上の温度に達しても樹脂が流れず他の層と融着させるこ
とができず、別途特殊な接合手段が必要となる。
【0015】
【実施例】 実施例1 重量平均分子量130,000のエチレンオキシド系ポ
リマ(軟化点−36℃、融点55℃)とポリ塩化ビニル
樹脂(重合度800、軟化点−15℃、融点170℃)
を、各々の厚さ100μm、総厚さ200μmにTダイ
温度180℃の条件下で共押出成形し、さらに厚さ10
0μmのポリアミド不織布を押出ラミネートにより貼り
合わせた。そして吸収線量10Mradでγ線照射し
た。
リマ(軟化点−36℃、融点55℃)とポリ塩化ビニル
樹脂(重合度800、軟化点−15℃、融点170℃)
を、各々の厚さ100μm、総厚さ200μmにTダイ
温度180℃の条件下で共押出成形し、さらに厚さ10
0μmのポリアミド不織布を押出ラミネートにより貼り
合わせた。そして吸収線量10Mradでγ線照射し
た。
【0016】この複合シート10×10mmの中央部に
人口尿を落とし吸収量を測定したところ、33gであっ
た。
人口尿を落とし吸収量を測定したところ、33gであっ
た。
【0017】
【比較例】厚さ2mmの綿状パルプの中に、粉状高吸水
性樹脂としてデンプン−アクリル酸グラフト共重合体1
gを均一に散布し、これをそれぞれ厚さ100μmのポ
リ塩化ビニル樹脂シートとポリアミド不織布との間に挟
みこんだ。
性樹脂としてデンプン−アクリル酸グラフト共重合体1
gを均一に散布し、これをそれぞれ厚さ100μmのポ
リ塩化ビニル樹脂シートとポリアミド不織布との間に挟
みこんだ。
【0018】実施例と同様、そのシート10×10mm
の中央部に人口尿を落とし吸収量を測定したところ、2
9gであった。
の中央部に人口尿を落とし吸収量を測定したところ、2
9gであった。
【0019】
【発明の効果】本発明によれば、液体吸収層がポリアル
キレンオキシド架橋シート単体からなるため液体、特に
イオン性液体の吸収性に優れ、かつ薄膜化可能な液体吸
収性シートが得られる。
キレンオキシド架橋シート単体からなるため液体、特に
イオン性液体の吸収性に優れ、かつ薄膜化可能な液体吸
収性シートが得られる。
Claims (1)
- 【請求項1】 液体透過性の表面層と液体不透過性の裏
面層との間に、エチレンオキシド成分を主体とするポリ
アルキレンオキシド系ポリマの架橋シートを位置させて
なる液体吸収シート。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4323443A JPH06171027A (ja) | 1992-12-02 | 1992-12-02 | 液体吸収シート |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4323443A JPH06171027A (ja) | 1992-12-02 | 1992-12-02 | 液体吸収シート |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06171027A true JPH06171027A (ja) | 1994-06-21 |
Family
ID=18154727
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4323443A Pending JPH06171027A (ja) | 1992-12-02 | 1992-12-02 | 液体吸収シート |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06171027A (ja) |
-
1992
- 1992-12-02 JP JP4323443A patent/JPH06171027A/ja active Pending
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