JPH0617221B2 - 重炭酸ソ−ダの結晶成長法 - Google Patents
重炭酸ソ−ダの結晶成長法Info
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- JPH0617221B2 JPH0617221B2 JP9355985A JP9355985A JPH0617221B2 JP H0617221 B2 JPH0617221 B2 JP H0617221B2 JP 9355985 A JP9355985 A JP 9355985A JP 9355985 A JP9355985 A JP 9355985A JP H0617221 B2 JPH0617221 B2 JP H0617221B2
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- sodium bicarbonate
- sodium
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Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、水溶液中から重炭酸ソーダを析出させる際に
その母液中に酒石酸ソーダまたはその誘導体を添加する
ことを特徴とする重炭酸ソーダの結晶成長法に関するも
のである。
その母液中に酒石酸ソーダまたはその誘導体を添加する
ことを特徴とする重炭酸ソーダの結晶成長法に関するも
のである。
[従来の技術] 純度の高いカセイソーダまたは炭酸ソーダと炭酸ガスか
ら重炭酸ソーダを製造する際に析出する結晶は、針状に
近い微細なものになりやすく、これが濾過工程における
目ずまりや水切りの悪さ、乾燥工程における微粉の飛散
による歩留りの低下、乾燥温度の上昇による重炭酸ソー
ダの熱分解、結晶塊の生成、スケールの付着など種々の
トラブルの原因となっている。また製品重炭酸ソーダも
その結果として粒度が小さく、かつ固結しやすく、水
分、炭酸ソーダ分が多いなど、品質上問題があり、さら
に使用に際して微粉の飛散、流動性の悪さ、固結などの
難点を含んでいる。
ら重炭酸ソーダを製造する際に析出する結晶は、針状に
近い微細なものになりやすく、これが濾過工程における
目ずまりや水切りの悪さ、乾燥工程における微粉の飛散
による歩留りの低下、乾燥温度の上昇による重炭酸ソー
ダの熱分解、結晶塊の生成、スケールの付着など種々の
トラブルの原因となっている。また製品重炭酸ソーダも
その結果として粒度が小さく、かつ固結しやすく、水
分、炭酸ソーダ分が多いなど、品質上問題があり、さら
に使用に際して微粉の飛散、流動性の悪さ、固結などの
難点を含んでいる。
粒度を大きくする試みとして、従来、結晶成長時間を長
くすること、結晶種を添加すること、炭酸ガス濃度を変
えること等の試みがなされているが、いずれも決定的を
解決を得るに至っていない。また、この他に媒晶剤を添
加する方法も知られている(例えば、特公昭48−17160
号公報)。しかし、例えば、特公昭48−17160号公報に
記載されるようなポリアクリル酸塩を用いた場合には、
得られる重炭酸ソーダを例えば酸性下で使用する時、製
品中に残存したポリアクリル酸塩が水不溶性物質として
浮上する等の問題がある。
くすること、結晶種を添加すること、炭酸ガス濃度を変
えること等の試みがなされているが、いずれも決定的を
解決を得るに至っていない。また、この他に媒晶剤を添
加する方法も知られている(例えば、特公昭48−17160
号公報)。しかし、例えば、特公昭48−17160号公報に
記載されるようなポリアクリル酸塩を用いた場合には、
得られる重炭酸ソーダを例えば酸性下で使用する時、製
品中に残存したポリアクリル酸塩が水不溶性物質として
浮上する等の問題がある。
[発明の解決しようとする問題点] 本発明は水溶液から、結晶の大きな、かつ立方体に近い
形状を有する重炭酸ソーダを得るために有効な媒晶剤を
提供すべく研究された結果見出されたものである。
形状を有する重炭酸ソーダを得るために有効な媒晶剤を
提供すべく研究された結果見出されたものである。
さらに、製品中に微量の媒晶剤が残存しても爾後の使用
に際して何ら問題にならない媒晶剤を提供することも本
発明の目的である。
に際して何ら問題にならない媒晶剤を提供することも本
発明の目的である。
[問題点を解決するための手段] 本発明者等は、上述の目的を達するのに酒石酸ソーダま
たは、その誘導体が有効であることを見出し、本発明を
完成されたもので、かくして、本発明は、蒸発、冷却、
反応による析出等の方法で水溶液から重炭酸ソーダ結晶
を析出させるにあたり、母液中に少量の酒石酸ソーダま
たはその誘導体を添加することを特徴とする重炭酸ソー
ダ結晶の成長法を要旨とするものである。
たは、その誘導体が有効であることを見出し、本発明を
完成されたもので、かくして、本発明は、蒸発、冷却、
反応による析出等の方法で水溶液から重炭酸ソーダ結晶
を析出させるにあたり、母液中に少量の酒石酸ソーダま
たはその誘導体を添加することを特徴とする重炭酸ソー
ダ結晶の成長法を要旨とするものである。
酒石酸ソーダまたはその誘導体の使用量の範囲は使用す
る物質による差はあるが、通常1ppmから50000ppmの広範
囲にわたって有効でかつ得られる結晶型、粒度分布は濃
度によって連続的に変化するが、製品への混入や、製品
コスト等の関係から上限は5000ppm位とするのが好まし
い。また、5000ppmより多量に存在させても立方体とし
ての形状はほとんど変らない。
る物質による差はあるが、通常1ppmから50000ppmの広範
囲にわたって有効でかつ得られる結晶型、粒度分布は濃
度によって連続的に変化するが、製品への混入や、製品
コスト等の関係から上限は5000ppm位とするのが好まし
い。また、5000ppmより多量に存在させても立方体とし
ての形状はほとんど変らない。
酒石酸ソーダの濃度が減少するにつれて、得られる結晶
は、縦長のものになる。そして、酒石酸ソーダの濃度が
500ppmでは、結晶の縦横比(柱状結晶の高さと、柱の断
面の有効直径との比)は10〜20、100ppmでは50〜100と
なる(ここで有効直径とは柱の断面積と同面積の円の直
径をいう。)。従って、酒石酸ソーダ濃度の下限も用途
によるが500ppm程度が適当である。
は、縦長のものになる。そして、酒石酸ソーダの濃度が
500ppmでは、結晶の縦横比(柱状結晶の高さと、柱の断
面の有効直径との比)は10〜20、100ppmでは50〜100と
なる(ここで有効直径とは柱の断面積と同面積の円の直
径をいう。)。従って、酒石酸ソーダ濃度の下限も用途
によるが500ppm程度が適当である。
また、本発明の方法により、重炭酸ソーダの比較的細い
結晶を得、これを種晶として、好ましくは、酒石酸ソー
ダの存在しない水溶液から結晶成長させることも可能で
ある。
結晶を得、これを種晶として、好ましくは、酒石酸ソー
ダの存在しない水溶液から結晶成長させることも可能で
ある。
このようにすれば、得られる大粒径重炭酸ソーダ結晶は
不純物の極めて少ないものとなるため特に高純度の製品
を得るのに適している。
不純物の極めて少ないものとなるため特に高純度の製品
を得るのに適している。
なお、酒石酸ソーダまたはその誘導体による媒晶作用
は、共存する塩素イオンやアンモニウムイオン等によつ
て妨害されることはないから本発明の方法がアンモニア
ンソーダ法の重炭酸ソーダ製造工程にも利用し得ること
は勿論であり、その他水溶液からの重炭酸ソーダ結晶析
出法には、蒸発によるもの、冷却によるもの、あるいは
反応によるものがあるが、それらに応用し得ることを見
い出した。
は、共存する塩素イオンやアンモニウムイオン等によつ
て妨害されることはないから本発明の方法がアンモニア
ンソーダ法の重炭酸ソーダ製造工程にも利用し得ること
は勿論であり、その他水溶液からの重炭酸ソーダ結晶析
出法には、蒸発によるもの、冷却によるもの、あるいは
反応によるものがあるが、それらに応用し得ることを見
い出した。
以下に本発明の実施例を示すが、これに限定されるもの
ではない。
ではない。
[実施例] 実施例1 60℃の重炭酸ソーダ飽和溶液200mlに酒石酸ソーダ1gを
溶解し、10℃/時の速さで10℃まで冷却し、約300μ程
度の正立方状結晶を得た。これに対し酒石酸ソーダを加
えなかた場合は、60μ×10μ程度の微細な針状結晶しか
得られなかった。
溶解し、10℃/時の速さで10℃まで冷却し、約300μ程
度の正立方状結晶を得た。これに対し酒石酸ソーダを加
えなかた場合は、60μ×10μ程度の微細な針状結晶しか
得られなかった。
実施例2 15%カセイソーダ溶液200mlに酒石酸アンモニウム0.5g
を溶解し、温度を70℃に保ちつつ炭酸ガスを吹き込み、
重炭酸化が充分進行した時点でなおも炭酸ガスを吹き込
みつつ10℃/時の速さで10℃まで冷却した。得られた結
晶は500μ×300μの柱状結晶および約300μ立方の結晶
を多数含み、酒石酸アンモニウムを添加しない場合に比
べ著しく結晶が成長した。
を溶解し、温度を70℃に保ちつつ炭酸ガスを吹き込み、
重炭酸化が充分進行した時点でなおも炭酸ガスを吹き込
みつつ10℃/時の速さで10℃まで冷却した。得られた結
晶は500μ×300μの柱状結晶および約300μ立方の結晶
を多数含み、酒石酸アンモニウムを添加しない場合に比
べ著しく結晶が成長した。
実施例3 酒石酸ソーダ1000ppmを添加したカセイソーダ溶液を用
意し、これに炭酸ガスを吹き込みつつ重炭酸化を行った
後徐冷し、結晶を得た。得られた結晶は500μ×100μの
柱状結晶で酒石酸ソーダを添加しない場合に比べて著し
い成長を示した。
意し、これに炭酸ガスを吹き込みつつ重炭酸化を行った
後徐冷し、結晶を得た。得られた結晶は500μ×100μの
柱状結晶で酒石酸ソーダを添加しない場合に比べて著し
い成長を示した。
Claims (2)
- 【請求項1】蒸発、冷却、反応による析出等の方法で水
溶液から重炭酸ソーダ結晶を析出させるにあたり、母液
中に少量の酒石酸ソーダまたはその誘導体を添加するこ
とを特徴とする重炭酸ソーダ結晶の成長法。 - 【請求項2】酒石酸ソーダまたはその誘導体が水溶液に
対し、1〜50000ppm添加される特許請求の範囲第1項の
重炭酸ソーダの結晶成長法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9355985A JPH0617221B2 (ja) | 1985-05-02 | 1985-05-02 | 重炭酸ソ−ダの結晶成長法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9355985A JPH0617221B2 (ja) | 1985-05-02 | 1985-05-02 | 重炭酸ソ−ダの結晶成長法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61256919A JPS61256919A (ja) | 1986-11-14 |
| JPH0617221B2 true JPH0617221B2 (ja) | 1994-03-09 |
Family
ID=14085603
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9355985A Expired - Fee Related JPH0617221B2 (ja) | 1985-05-02 | 1985-05-02 | 重炭酸ソ−ダの結晶成長法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0617221B2 (ja) |
-
1985
- 1985-05-02 JP JP9355985A patent/JPH0617221B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61256919A (ja) | 1986-11-14 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |