JPH06173740A - 内燃機関制御装置 - Google Patents
内燃機関制御装置Info
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- JPH06173740A JPH06173740A JP32535492A JP32535492A JPH06173740A JP H06173740 A JPH06173740 A JP H06173740A JP 32535492 A JP32535492 A JP 32535492A JP 32535492 A JP32535492 A JP 32535492A JP H06173740 A JPH06173740 A JP H06173740A
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- fuel
- internal combustion
- gear position
- combustion engine
- reduction rate
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Links
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Landscapes
- Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)
- Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
- Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 登坂走行または降坂走行時に適切な燃料復帰
点を選択でき、燃費を向上させ、エンジンストールの危
険を回避すること。 【構成】 フューエルカット手段M10による燃料停止
後、ギヤ位置検出手段M31で内燃機関の動力を伝達す
る自動変速機のギヤ位置を検出し、定地出力回転数低下
率検出手段M32でギヤ位置検出手段M31の情報を基
に定地走行状態での減速時にギヤ位置に対応した内燃機
関の出力回転数低下率を得る。実出力回転数低下率検出
手段M33で内燃機関の出力回転数の変化から実際の出
力回転数低下率を求める。実出力回転数低下率検出手段
M33と定地出力回転数低下率検出手段M32で検出し
た情報を基に、現在の走行状態が登坂、降坂、定地を判
定し、その判定結果とギヤ位置検出手段M31の情報を
基にギヤ位置と走行状態によって決まる最適な燃料を再
供給する燃料復帰点を決定する。
点を選択でき、燃費を向上させ、エンジンストールの危
険を回避すること。 【構成】 フューエルカット手段M10による燃料停止
後、ギヤ位置検出手段M31で内燃機関の動力を伝達す
る自動変速機のギヤ位置を検出し、定地出力回転数低下
率検出手段M32でギヤ位置検出手段M31の情報を基
に定地走行状態での減速時にギヤ位置に対応した内燃機
関の出力回転数低下率を得る。実出力回転数低下率検出
手段M33で内燃機関の出力回転数の変化から実際の出
力回転数低下率を求める。実出力回転数低下率検出手段
M33と定地出力回転数低下率検出手段M32で検出し
た情報を基に、現在の走行状態が登坂、降坂、定地を判
定し、その判定結果とギヤ位置検出手段M31の情報を
基にギヤ位置と走行状態によって決まる最適な燃料を再
供給する燃料復帰点を決定する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、燃料制御における燃料
遮断装置に関するもので、エンジン回転速度とギヤ位置
との関係から定地または登坂、降坂を判定し、それに応
じて燃料復帰エンジン回転速度または車速を制御する内
燃機関制御装置に関するものである。
遮断装置に関するもので、エンジン回転速度とギヤ位置
との関係から定地または登坂、降坂を判定し、それに応
じて燃料復帰エンジン回転速度または車速を制御する内
燃機関制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の車両の内燃機関制御装置
として、例えば、特開昭55−160141号公報に記
載の技術を挙げることができる。
として、例えば、特開昭55−160141号公報に記
載の技術を挙げることができる。
【0003】前記公報の技術は、内燃機関の各種運転状
態に応じた条件判定を行ない、所定の条件を満足する走
行時に燃料遮断を行なう機能を備えた燃料制御装置にお
いて、変速機の変速位置を検出する手段と、変速位置に
応じて燃料遮断の判定条件を切替える手段を有し、変速
位置に応じて異なった条件で燃料遮断を行なうものであ
る。これによって、定速位置走行時には燃料遮断をでき
るだけ行なわないようにし、燃料制御及びその解除の際
のトルク変動を少なくし、乗員に対してショックが加わ
るという不快感を減少させている。
態に応じた条件判定を行ない、所定の条件を満足する走
行時に燃料遮断を行なう機能を備えた燃料制御装置にお
いて、変速機の変速位置を検出する手段と、変速位置に
応じて燃料遮断の判定条件を切替える手段を有し、変速
位置に応じて異なった条件で燃料遮断を行なうものであ
る。これによって、定速位置走行時には燃料遮断をでき
るだけ行なわないようにし、燃料制御及びその解除の際
のトルク変動を少なくし、乗員に対してショックが加わ
るという不快感を減少させている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の技術によれ
ば、ギヤ位置による運転状態の判定で燃料復帰エンジン
回転速度を変化させている。しかし、ギヤ位置による燃
料復帰エンジン回転速度の制御だけでは、予め、決めら
れた走行条件(定地減速走行)によりギヤ位置毎に1点
の燃料復帰エンジン回転速度を設定するため、登坂時ま
たは降坂時の燃料カット運転領域も、当然、前記ギヤ位
置毎の1点の燃料復帰エンジン回転速度を利用すること
になる。このとき、エンストの危険性を回避できるよう
に、燃料復帰エンジン回転速度を設定すると、燃料カッ
ト運転のメリットは少なくなる。
ば、ギヤ位置による運転状態の判定で燃料復帰エンジン
回転速度を変化させている。しかし、ギヤ位置による燃
料復帰エンジン回転速度の制御だけでは、予め、決めら
れた走行条件(定地減速走行)によりギヤ位置毎に1点
の燃料復帰エンジン回転速度を設定するため、登坂時ま
たは降坂時の燃料カット運転領域も、当然、前記ギヤ位
置毎の1点の燃料復帰エンジン回転速度を利用すること
になる。このとき、エンストの危険性を回避できるよう
に、燃料復帰エンジン回転速度を設定すると、燃料カッ
ト運転のメリットは少なくなる。
【0005】更に、これを図20を用いて詳述する。
【0006】図20は従来の内燃機関制御装置の減速時
におけるフューエルカット制御の説明図である。
におけるフューエルカット制御の説明図である。
【0007】定常走行から減速へ移行するとき、図20
に示すように、アクセル開度は全閉となり、連動するス
ロットル弁の全閉信号(ON)を検出する。定常走行か
ら減速走行への移行により、エンジン回転速度は減速す
る。このとき、所定の閾値のエンジン回転速度がフュー
エルカット開始エンジン回転速度(F/CNE )以上で、か
つ、スロットル弁の全閉になったときフューエルカット
に入る。なお、このとき、条件として車両速度が所定値
(SPTH)以上であることを条件に加えることもできる。
に示すように、アクセル開度は全閉となり、連動するス
ロットル弁の全閉信号(ON)を検出する。定常走行か
ら減速走行への移行により、エンジン回転速度は減速す
る。このとき、所定の閾値のエンジン回転速度がフュー
エルカット開始エンジン回転速度(F/CNE )以上で、か
つ、スロットル弁の全閉になったときフューエルカット
に入る。なお、このとき、条件として車両速度が所定値
(SPTH)以上であることを条件に加えることもできる。
【0008】次に、フューエルカットしながら徐々に減
速して行くと、所定の閾値のフューエルカット解除エン
ジン回転速度(F/C 復帰NE)になったとき、フューエル
カットが禁止される。即ち、図20において、エンジン
回転速度が所定のフューエルカット開始エンジン回転速
度(F/CNE )からフューエルカット解除エンジン回転速
度(F/C 復帰NE)の間の、フューエルカット開始からフ
ューエルカット終了までがフューエルカット領域とな
る。
速して行くと、所定の閾値のフューエルカット解除エン
ジン回転速度(F/C 復帰NE)になったとき、フューエル
カットが禁止される。即ち、図20において、エンジン
回転速度が所定のフューエルカット開始エンジン回転速
度(F/CNE )からフューエルカット解除エンジン回転速
度(F/C 復帰NE)の間の、フューエルカット開始からフ
ューエルカット終了までがフューエルカット領域とな
る。
【0009】しかしながら、従来のフューエルカット解
除エンジン回転速度(F/C 復帰NE)は、定地走行状態で
決定されるため、登坂走行または降坂走行時には好適な
値でなかった。
除エンジン回転速度(F/C 復帰NE)は、定地走行状態で
決定されるため、登坂走行または降坂走行時には好適な
値でなかった。
【0010】このような従来の内燃機関制御装置のフュ
ーエルカット制御を採用すると、登坂時はエンジン回転
速度の低下速度が速くなり、エンストの危険性が大きく
なったり、加速時にもたつきが生じたり、ハンチング等
によりドライバビリティが悪化する可能性がある。逆
に、降坂時にはエンジン回転速度の低下速度が遅くなり
エンストの危険性が小となる可能性がある。ところが、
エンストの危険性を回避できるように、燃料復帰エンジ
ン回転速度を登坂時のエンジン回転速度の低下速度を前
提に設定すると、燃料カット運転領域が十分でなかっ
た。逆に、燃料復帰エンジン回転速度を定地走行時のエ
ンジン回転速度の低下速度に設定すると、登坂時にエン
ストが発生する危険性があった。
ーエルカット制御を採用すると、登坂時はエンジン回転
速度の低下速度が速くなり、エンストの危険性が大きく
なったり、加速時にもたつきが生じたり、ハンチング等
によりドライバビリティが悪化する可能性がある。逆
に、降坂時にはエンジン回転速度の低下速度が遅くなり
エンストの危険性が小となる可能性がある。ところが、
エンストの危険性を回避できるように、燃料復帰エンジ
ン回転速度を登坂時のエンジン回転速度の低下速度を前
提に設定すると、燃料カット運転領域が十分でなかっ
た。逆に、燃料復帰エンジン回転速度を定地走行時のエ
ンジン回転速度の低下速度に設定すると、登坂時にエン
ストが発生する危険性があった。
【0011】そこで、本発明は、燃料噴射の応答遅れに
影響されることなく、常に適格なタイミングでフューエ
ルカットの開始または解除を選択し、車両の加速時のも
たつきを防止するとともに、ハンチングによるドライバ
ビリティの悪化を回避することができる内燃機関制御装
置の提供を課題とするものである。
影響されることなく、常に適格なタイミングでフューエ
ルカットの開始または解除を選択し、車両の加速時のも
たつきを防止するとともに、ハンチングによるドライバ
ビリティの悪化を回避することができる内燃機関制御装
置の提供を課題とするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明にかかる内燃機関
制御装置は、図3に示すように、内燃機関が燃料を必要
としない状態を検出して、燃料の供給を停止するフュー
エルカット手段M10による燃料停止後、内燃機関及び
車両の運転状態によって再び燃料を供給する燃料復帰手
段M30を、内燃機関の動力を伝達する自動変速機のギ
ヤ位置を検出するギヤ位置検出手段M31と、前記ギヤ
位置検出手段M31の情報を基に定地走行状態での減速
時にギヤ位置に対応した内燃機関の出力回転数低下率を
得る定地出力回転数低下率検出手段M32と、内燃機関
の出力回転数の変化から実際の出力回転数低下率を求め
る実出力回転数低下率検出手段M33と、実出力回転数
低下率検出手段M33と定地出力回転数低下率検出手段
M32との情報を基に走行状態が登坂、降坂、定地の何
れであるかを判定する走行状態推定手段M34と、前記
走行状態推定手段M34とギヤ位置検出手段M31の情
報を基にギヤ位置と走行状態によって決まる最適な燃料
を再供給する燃料復帰点を制御する燃料復帰点制御手段
M35とで構成したものである。
制御装置は、図3に示すように、内燃機関が燃料を必要
としない状態を検出して、燃料の供給を停止するフュー
エルカット手段M10による燃料停止後、内燃機関及び
車両の運転状態によって再び燃料を供給する燃料復帰手
段M30を、内燃機関の動力を伝達する自動変速機のギ
ヤ位置を検出するギヤ位置検出手段M31と、前記ギヤ
位置検出手段M31の情報を基に定地走行状態での減速
時にギヤ位置に対応した内燃機関の出力回転数低下率を
得る定地出力回転数低下率検出手段M32と、内燃機関
の出力回転数の変化から実際の出力回転数低下率を求め
る実出力回転数低下率検出手段M33と、実出力回転数
低下率検出手段M33と定地出力回転数低下率検出手段
M32との情報を基に走行状態が登坂、降坂、定地の何
れであるかを判定する走行状態推定手段M34と、前記
走行状態推定手段M34とギヤ位置検出手段M31の情
報を基にギヤ位置と走行状態によって決まる最適な燃料
を再供給する燃料復帰点を制御する燃料復帰点制御手段
M35とで構成したものである。
【0013】
【作用】本発明においては、フューエルカット手段M1
0によって内燃機関が燃料を必要としない状態を検出す
ると燃料の供給を停止する。前記フューエルカット手段
M10による燃料停止後、ギヤ位置検出手段M31で内
燃機関の動力を伝達する自動変速機のギヤ位置を検出
し、また、定地出力回転数低下率検出手段M32で前記
ギヤ位置検出手段M31の情報を基に定地走行状態での
減速時にギヤ位置に対応した内燃機関の出力回転数低下
率を得る。そして、実出力回転数低下率検出手段M33
で内燃機関の出力回転数の変化から実際の出力回転数低
下率を求める。前記実出力回転数低下率検出手段M33
と定地出力回転数低下率検出手段M32で検出した情報
を基に、現在の走行状態が登坂、降坂、定地の何れであ
るかを判定し、その判定結果とギヤ位置検出手段M31
の情報を基にギヤ位置と走行状態によって決まる最適な
燃料を再供給する燃料復帰点を決定し、その燃料復帰点
で再び燃料を供給する。これによって、登坂走行または
降坂走行時に適切な燃料復帰点を選択でき、燃費を向上
させたり、エンジンストールの危険を回避することがで
きる。
0によって内燃機関が燃料を必要としない状態を検出す
ると燃料の供給を停止する。前記フューエルカット手段
M10による燃料停止後、ギヤ位置検出手段M31で内
燃機関の動力を伝達する自動変速機のギヤ位置を検出
し、また、定地出力回転数低下率検出手段M32で前記
ギヤ位置検出手段M31の情報を基に定地走行状態での
減速時にギヤ位置に対応した内燃機関の出力回転数低下
率を得る。そして、実出力回転数低下率検出手段M33
で内燃機関の出力回転数の変化から実際の出力回転数低
下率を求める。前記実出力回転数低下率検出手段M33
と定地出力回転数低下率検出手段M32で検出した情報
を基に、現在の走行状態が登坂、降坂、定地の何れであ
るかを判定し、その判定結果とギヤ位置検出手段M31
の情報を基にギヤ位置と走行状態によって決まる最適な
燃料を再供給する燃料復帰点を決定し、その燃料復帰点
で再び燃料を供給する。これによって、登坂走行または
降坂走行時に適切な燃料復帰点を選択でき、燃費を向上
させたり、エンジンストールの危険を回避することがで
きる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例の内燃機関制御装置に
ついて説明する。
ついて説明する。
【0015】〈第一実施例〉図1は本発明の第一実施例
である内燃機関制御装置を示す概略構成図、また、図2
は本発明の第一実施例である内燃機関制御装置の内容を
説明する機能ブロック図である。図3は本発明の第一実
施例である内燃機関制御装置の内容を概念的に説明した
クレーム対応図である。
である内燃機関制御装置を示す概略構成図、また、図2
は本発明の第一実施例である内燃機関制御装置の内容を
説明する機能ブロック図である。図3は本発明の第一実
施例である内燃機関制御装置の内容を概念的に説明した
クレーム対応図である。
【0016】図1において、内燃機関1は自動車用エン
ジンであり、また、回転速度検出器2は内燃機関1の回
転に同期する信号を検出する。スロットル開度検出器3
はスロットル弁3aに連結されており、スロットル弁3
aの開度に応じた信号を検出する。自動変速機4は内燃
機関1の出力を変速して図示しない車輪等の駆動系へ出
力する。その際、自動変速機4の変速機出力軸の回転速
度は、車速検出器5によって車速として検出する。負荷
検出器6は内燃機関1の給気管内圧力を検出する。燃料
噴射弁7は内燃機関1に対して燃料噴射を行なう。回転
速度検出器2及びスロットル開度検出器3、車速検出器
5、負荷検出器6の各検出出力は制御装置8に入力さ
れ、各検出器の情報を基に内燃機関1の運転状況に応じ
て最適な自動変速機4のギヤ位置制御並びに燃料噴射弁
7の燃料噴射制御を行なう。
ジンであり、また、回転速度検出器2は内燃機関1の回
転に同期する信号を検出する。スロットル開度検出器3
はスロットル弁3aに連結されており、スロットル弁3
aの開度に応じた信号を検出する。自動変速機4は内燃
機関1の出力を変速して図示しない車輪等の駆動系へ出
力する。その際、自動変速機4の変速機出力軸の回転速
度は、車速検出器5によって車速として検出する。負荷
検出器6は内燃機関1の給気管内圧力を検出する。燃料
噴射弁7は内燃機関1に対して燃料噴射を行なう。回転
速度検出器2及びスロットル開度検出器3、車速検出器
5、負荷検出器6の各検出出力は制御装置8に入力さ
れ、各検出器の情報を基に内燃機関1の運転状況に応じ
て最適な自動変速機4のギヤ位置制御並びに燃料噴射弁
7の燃料噴射制御を行なう。
【0017】また、図2に示すように、図1で示した制
御装置8は、マイクロコンピュータからなり、燃料噴射
弁7の燃料噴射の許可、停止の判断並びに燃料噴射を算
出し、それを実行する燃料制御回路81と、自動変速機
4を車両または内燃機関1の状態に合わせてその変速段
を制御するATシフト制御回路82の機能を具有してい
る。
御装置8は、マイクロコンピュータからなり、燃料噴射
弁7の燃料噴射の許可、停止の判断並びに燃料噴射を算
出し、それを実行する燃料制御回路81と、自動変速機
4を車両または内燃機関1の状態に合わせてその変速段
を制御するATシフト制御回路82の機能を具有してい
る。
【0018】そして、回転速度検出器2の検出出力NE及
びスロットル開度検出器3の検出出力TA、車速検出器5
の検出出力SPD 、負荷検出器6の検出出力PMは、燃料制
御回路81に入力し、燃料噴射弁7を制御する燃料噴射
制御信号FCを出力する。また、スロットル開度検出器3
の検出出力TA及び車速検出器5の検出出力SPD は、AT
シフト制御回路82に入力し、自動変速機4の変速を行
なう変速信号SHFTを出力する。
びスロットル開度検出器3の検出出力TA、車速検出器5
の検出出力SPD 、負荷検出器6の検出出力PMは、燃料制
御回路81に入力し、燃料噴射弁7を制御する燃料噴射
制御信号FCを出力する。また、スロットル開度検出器3
の検出出力TA及び車速検出器5の検出出力SPD は、AT
シフト制御回路82に入力し、自動変速機4の変速を行
なう変速信号SHFTを出力する。
【0019】前記燃料制御回路81は、内部機能を示す
と図3に示すようになる。
と図3に示すようになる。
【0020】即ち、燃料制御回路81は、内燃機関1が
燃料を必要としない状態を検出して、燃料供給手段M2
0によって燃料の供給を停止するフューエルカット手段
M10と、フューエルカット手段M10による燃料停止
後、内燃機関1及び車両の運転状態によって再び燃料供
給手段M20により燃料を供給する燃料復帰手段M30
とからなる。
燃料を必要としない状態を検出して、燃料供給手段M2
0によって燃料の供給を停止するフューエルカット手段
M10と、フューエルカット手段M10による燃料停止
後、内燃機関1及び車両の運転状態によって再び燃料供
給手段M20により燃料を供給する燃料復帰手段M30
とからなる。
【0021】更に、燃料復帰手段30は、内燃機関1の
動力を伝達する自動変速機4のギヤ位置をATシフト制
御回路82を介して検出するギヤ位置検出手段M31
と、ギヤ位置検出手段M31の情報を基に定地走行状態
での減速時にギヤ位置に対応した内燃機関1の回転速度
検出器2の回転速度低下率を得る定地出力回転数低下率
検出手段M32と、内燃機関1の回転速度検出器2の回
転速度の変化から実際の回転速度低下率を求める実出力
回転数低下率検出手段M33と、実出力回転数低下率検
出手段M33と定地出力回転数低下率検出手段M32と
の情報を基に走行状態が登坂、降坂、定地の何れである
かを判定する走行状態推定手段M34と、走行状態推定
手段M34とギヤ位置検出手段M31の情報を基にギヤ
位置と走行状態によって決まる最適な燃料を再供給する
燃料復帰点を制御する燃料復帰点制御手段M35で構成
されている。
動力を伝達する自動変速機4のギヤ位置をATシフト制
御回路82を介して検出するギヤ位置検出手段M31
と、ギヤ位置検出手段M31の情報を基に定地走行状態
での減速時にギヤ位置に対応した内燃機関1の回転速度
検出器2の回転速度低下率を得る定地出力回転数低下率
検出手段M32と、内燃機関1の回転速度検出器2の回
転速度の変化から実際の回転速度低下率を求める実出力
回転数低下率検出手段M33と、実出力回転数低下率検
出手段M33と定地出力回転数低下率検出手段M32と
の情報を基に走行状態が登坂、降坂、定地の何れである
かを判定する走行状態推定手段M34と、走行状態推定
手段M34とギヤ位置検出手段M31の情報を基にギヤ
位置と走行状態によって決まる最適な燃料を再供給する
燃料復帰点を制御する燃料復帰点制御手段M35で構成
されている。
【0022】次に、本発明の第一実施例の内燃機関制御
装置の制御装置8で実行する制御プログラムについて説
明する。
装置の制御装置8で実行する制御プログラムについて説
明する。
【0023】図4は本発明の第一実施例の内燃機関制御
装置の制御プログラムのメインルーチンである。
装置の制御プログラムのメインルーチンである。
【0024】ステップS0では制御装置8に電源が投入
された直後に、まず、この制御に使用するRAM及び出
力ポートの内容をイニシャライズ(初期設定)する。ス
テップS1で『フューエルカット(F/C)判定ルーチ
ン』をコールし、現在の走行状態がフューエルカットを
行なう条件であるか否かを判定する。ステップS2で
『30MSルーチン』を実行する30(ms)毎のタイ
ミングであるか判定し、そのタイミングのとき、ステッ
プS3で『30MSルーチン』を実行する。同様に、ス
テップS4及びステップS5で『60MSルーチン』を
実行する60(ms)毎のタイミングであるか判定し、
そのタイミングのとき、『60MSルーチン』を実行す
る。そして、ステップS6で『フューエルカット(F/
C)実行ルーチン』に入り、後述するフューエルカット
許可を判定して燃料噴射を停止したり、フューエルカッ
ト禁止により燃料噴射を開始したりする。
された直後に、まず、この制御に使用するRAM及び出
力ポートの内容をイニシャライズ(初期設定)する。ス
テップS1で『フューエルカット(F/C)判定ルーチ
ン』をコールし、現在の走行状態がフューエルカットを
行なう条件であるか否かを判定する。ステップS2で
『30MSルーチン』を実行する30(ms)毎のタイ
ミングであるか判定し、そのタイミングのとき、ステッ
プS3で『30MSルーチン』を実行する。同様に、ス
テップS4及びステップS5で『60MSルーチン』を
実行する60(ms)毎のタイミングであるか判定し、
そのタイミングのとき、『60MSルーチン』を実行す
る。そして、ステップS6で『フューエルカット(F/
C)実行ルーチン』に入り、後述するフューエルカット
許可を判定して燃料噴射を停止したり、フューエルカッ
ト禁止により燃料噴射を開始したりする。
【0025】なお、本実施例の内燃機関制御装置のメイ
ンルーチンが行なうA/Tシフト制御については、本発
明の要旨と直接関係がないので、その説明を省略する。
ンルーチンが行なうA/Tシフト制御については、本発
明の要旨と直接関係がないので、その説明を省略する。
【0026】図5は図4のメインルーチンでコールされ
る『F/C判定ルーチン』のフローチャートである。
る『F/C判定ルーチン』のフローチャートである。
【0027】ステップS11でスロットル開度検出器3
の出力をみてアクセル開度の全閉を判定し、アクセル開
度が全閉でないことが判定されると、フューエルカット
制御に入る走行条件でないからステップS12でフュー
エルカット・フラグを降ろし(XFCUT =0)、このル
ーチンを脱する。また、アクセル開度の全閉が判定され
ると、ステップS13及びステップS14で現在のエン
ジン回転速度NEが設計的に定めたフューエルカット制
御に入ってもよいエンジン回転速度NFC以下でない
か、また、現在の車速SPDが設計的に定めたフューエ
ルカット制御に入ってもよい車速SFC以下でないかを
判定し、エンジン回転速度NFC以下でなく、かつ、車
速SFC以下でないと判定されたとき、フューエルカッ
ト制御に入る走行条件であるからステップS15でフュ
ーエルカット・フラグを立てて(XFCUT =1)、この
ルーチンを脱する。なお、エンジン回転速度NFC以下
または車速SFC以下と判定されたときは、フューエル
カット制御に入る走行条件でないからステップS12で
フューエルカット・フラグを降ろし(XFCUT =0)、
このルーチンを脱する。
の出力をみてアクセル開度の全閉を判定し、アクセル開
度が全閉でないことが判定されると、フューエルカット
制御に入る走行条件でないからステップS12でフュー
エルカット・フラグを降ろし(XFCUT =0)、このル
ーチンを脱する。また、アクセル開度の全閉が判定され
ると、ステップS13及びステップS14で現在のエン
ジン回転速度NEが設計的に定めたフューエルカット制
御に入ってもよいエンジン回転速度NFC以下でない
か、また、現在の車速SPDが設計的に定めたフューエ
ルカット制御に入ってもよい車速SFC以下でないかを
判定し、エンジン回転速度NFC以下でなく、かつ、車
速SFC以下でないと判定されたとき、フューエルカッ
ト制御に入る走行条件であるからステップS15でフュ
ーエルカット・フラグを立てて(XFCUT =1)、この
ルーチンを脱する。なお、エンジン回転速度NFC以下
または車速SFC以下と判定されたときは、フューエル
カット制御に入る走行条件でないからステップS12で
フューエルカット・フラグを降ろし(XFCUT =0)、
このルーチンを脱する。
【0028】即ち、このルーチンでは、フューエルカッ
ト制御に入る走行条件を判定し、それをフューエルカッ
ト・フラグに記憶する。
ト制御に入る走行条件を判定し、それをフューエルカッ
ト・フラグに記憶する。
【0029】図6は図4のメインルーチンでコールされ
る『30MSルーチン』のフローチャートである。ま
た、図7は図6で使用するギヤ位置及び走行状態をパラ
メータとしたフューエルカット解除エンジン回転速度補
正値Fμのマップである。そして、図8は今回算出した
最新のエンジン回転速度と前回算出したエンジン回転速
度とエンジン回転速度偏差の関係を示す説明図である。
る『30MSルーチン』のフローチャートである。ま
た、図7は図6で使用するギヤ位置及び走行状態をパラ
メータとしたフューエルカット解除エンジン回転速度補
正値Fμのマップである。そして、図8は今回算出した
最新のエンジン回転速度と前回算出したエンジン回転速
度とエンジン回転速度偏差の関係を示す説明図である。
【0030】ステップS21で前回算出したエンジン回
転速度NEをメモリMNEへ格納する。ステップS22で
現在の最新のエンジン回転速度NEを算出する。次に、
ステップS23で前回算出したエンジン回転速度値をメ
モリMNEから呼び出し、今回算出した最新のエンジン回
転速度NEとのエンジン回転速度偏差DELNEを求め
る(DELNE=MNE−NE)。このとき、エンジン回
転速度偏差DELNEの値は減速特性の値であり、加速
時にはフューエルカット制御に入らない負の値となる。
エンジン回転速度偏差DELNE(=MNE−NE)の関
係は図8のようになる。なお、前回算出したエンジン回
転速度(MNE)と最新のエンジン回転速度NEの算出間
隔は、このルーチンの処理に入る30(ms)である。
ステップS24でエンジン回転速度偏差DELNEの正
負判定を行ない、負であるとき(DELNE<0)、ス
テップS25でエンジン回転速度偏差DELNEの下限
ガードを行なうべく、エンジン回転速度偏差DELNE
=0とする。ステップS26で自動変速機4へ出力する
ギヤ位置の変速信号SHFTにより、現在の変速ギヤを読込
む。
転速度NEをメモリMNEへ格納する。ステップS22で
現在の最新のエンジン回転速度NEを算出する。次に、
ステップS23で前回算出したエンジン回転速度値をメ
モリMNEから呼び出し、今回算出した最新のエンジン回
転速度NEとのエンジン回転速度偏差DELNEを求め
る(DELNE=MNE−NE)。このとき、エンジン回
転速度偏差DELNEの値は減速特性の値であり、加速
時にはフューエルカット制御に入らない負の値となる。
エンジン回転速度偏差DELNE(=MNE−NE)の関
係は図8のようになる。なお、前回算出したエンジン回
転速度(MNE)と最新のエンジン回転速度NEの算出間
隔は、このルーチンの処理に入る30(ms)である。
ステップS24でエンジン回転速度偏差DELNEの正
負判定を行ない、負であるとき(DELNE<0)、ス
テップS25でエンジン回転速度偏差DELNEの下限
ガードを行なうべく、エンジン回転速度偏差DELNE
=0とする。ステップS26で自動変速機4へ出力する
ギヤ位置の変速信号SHFTにより、現在の変速ギヤを読込
む。
【0031】次に、ステップS27でステップS26で
読込んだギヤ位置と30(ms)間のエンジン回転速度
(NE)の低下量、即ち、エンジン回転速度偏差DEL
NEとをパラメータとして、走行状態が定地、登坂、降
坂かを推定する。この走行状態推定のための『走行状態
推定ルーチン』は別途説明する。次に、ステップS28
でギヤ位置及び走行状態をパラメータとして、フューエ
ルカット解除エンジン回転速度補正値Fμをマップから
選択する。図7の例では、自動変速機4のギヤ位置2n
d、かつ、登坂時でそのフューエルカット解除エンジン
回転速度補正値Fμ=βの値をマップから選択する。
読込んだギヤ位置と30(ms)間のエンジン回転速度
(NE)の低下量、即ち、エンジン回転速度偏差DEL
NEとをパラメータとして、走行状態が定地、登坂、降
坂かを推定する。この走行状態推定のための『走行状態
推定ルーチン』は別途説明する。次に、ステップS28
でギヤ位置及び走行状態をパラメータとして、フューエ
ルカット解除エンジン回転速度補正値Fμをマップから
選択する。図7の例では、自動変速機4のギヤ位置2n
d、かつ、登坂時でそのフューエルカット解除エンジン
回転速度補正値Fμ=βの値をマップから選択する。
【0032】即ち、このルーチンでは、メモリMNEに格
納してあった30(ms)前の前回算出したエンジン回
転速度値と現在の最新のエンジン回転速度NEとのエン
ジン回転速度偏差DELNE(DELNE=MNE−N
E)を求め、走行状態が定地、登坂、降坂かを推定し
て、それに応じたフューエルカット解除エンジン回転速
度補正値Fμを選択する。
納してあった30(ms)前の前回算出したエンジン回
転速度値と現在の最新のエンジン回転速度NEとのエン
ジン回転速度偏差DELNE(DELNE=MNE−N
E)を求め、走行状態が定地、登坂、降坂かを推定し
て、それに応じたフューエルカット解除エンジン回転速
度補正値Fμを選択する。
【0033】図9は図4の『30MSルーチン』でコー
ルされる『走行状態推定ルーチン』のフローチャートで
ある。図10は図9の『走行状態推定ルーチン』で使用
するギヤ位置2ndのときの定地走行状態減速率DECC
ELテーブルの説明図である。そして、図11(a)は
図9の『走行状態推定ルーチン』で使用するギヤ位置に
対する定地走行状態減速率DECCELの関係に許容値
HISを与えたときの定地走行状態減速率DECCEL
テーブルの説明図、また、図11(b)は図9の『走行
状態推定ルーチン』で使用するギヤ位置に対するエンジ
ン回転速度偏差DELNEの関係に許容値HISを与え
たときの走行状態推定テーブルの説明図である。そし
て、図12は通常の走行状態における登坂時の減速及び
降坂時の減速の説明図である。
ルされる『走行状態推定ルーチン』のフローチャートで
ある。図10は図9の『走行状態推定ルーチン』で使用
するギヤ位置2ndのときの定地走行状態減速率DECC
ELテーブルの説明図である。そして、図11(a)は
図9の『走行状態推定ルーチン』で使用するギヤ位置に
対する定地走行状態減速率DECCELの関係に許容値
HISを与えたときの定地走行状態減速率DECCEL
テーブルの説明図、また、図11(b)は図9の『走行
状態推定ルーチン』で使用するギヤ位置に対するエンジ
ン回転速度偏差DELNEの関係に許容値HISを与え
たときの走行状態推定テーブルの説明図である。そし
て、図12は通常の走行状態における登坂時の減速及び
降坂時の減速の説明図である。
【0034】ここで、まず、図12を用いて、一般的な
通常の車両の走行状態における登坂時の減速及び降坂時
の減速について説明する。
通常の車両の走行状態における登坂時の減速及び降坂時
の減速について説明する。
【0035】一般に、登坂走行では走行抵抗が増加する
分、減速率は大きくなり、自動変速機4のギヤが同じな
らば、定地減速に比べてエンジン回転速度の低下率は大
きくなる。このとき、図12の登坂減速の例に示すよう
に、定地減速に比べてエンジン回転速度の低下率は大き
くなる。また、降坂走行では走行抵抗が低下する分、減
速率は小さくなり、自動変速機4のギヤが同じならば、
定地減速に比べてエンジン回転速度の低下率は小さくな
る。このとき、図12の降坂減速の例に示すように、定
地減速に比べてエンジン回転速度の低下率は小さくな
る。
分、減速率は大きくなり、自動変速機4のギヤが同じな
らば、定地減速に比べてエンジン回転速度の低下率は大
きくなる。このとき、図12の登坂減速の例に示すよう
に、定地減速に比べてエンジン回転速度の低下率は大き
くなる。また、降坂走行では走行抵抗が低下する分、減
速率は小さくなり、自動変速機4のギヤが同じならば、
定地減速に比べてエンジン回転速度の低下率は小さくな
る。このとき、図12の降坂減速の例に示すように、定
地減速に比べてエンジン回転速度の低下率は小さくな
る。
【0036】この現象に鑑み、まず、図9のステップS
31で予め実験で求めたギヤ位置に対応した定地走行状
態における単位時間当りの減速率DECCELをマップ
から選択する。例えば、本実施例では定地走行状態にお
ける30(ms)の減速率DECCELをマップから選
択する。特に、図10はDECCELテーブルからギヤ
位置2ndのときの定地走行状態減速率DECCEL=α
の選択を示すものである。ステップS32でステップS
31で求めた定地走行状態下の定地走行状態減速率DE
CCELにプラス側、マイナス側の許容値を与えるた
め、その許容値HISを次式(1) より求める。
31で予め実験で求めたギヤ位置に対応した定地走行状
態における単位時間当りの減速率DECCELをマップ
から選択する。例えば、本実施例では定地走行状態にお
ける30(ms)の減速率DECCELをマップから選
択する。特に、図10はDECCELテーブルからギヤ
位置2ndのときの定地走行状態減速率DECCEL=α
の選択を示すものである。ステップS32でステップS
31で求めた定地走行状態下の定地走行状態減速率DE
CCELにプラス側、マイナス側の許容値を与えるた
め、その許容値HISを次式(1) より求める。
【0037】 HIS=DECCEL/8 ・・・・・ (1) なお、ここで、分母となる「8」の値は経験によって得
られる任意の値であり、通常、「8」前後の値が使用さ
れる。
られる任意の値であり、通常、「8」前後の値が使用さ
れる。
【0038】図11(a)に自動変速機4のギヤ位置に
対する定地走行状態減速率DECCELの関係を、定地
走行状態減速率DECCELに許容値HISを与えたと
きのDECCELテーブルを示す。この場合の定地走行
状態減速率DECCELは、1stギヤ側ほど減速比は高
いため、エンジン回転速度の減速率は大となり、定地走
行状態減速率DECCELの値も大きくなっている。
対する定地走行状態減速率DECCELの関係を、定地
走行状態減速率DECCELに許容値HISを与えたと
きのDECCELテーブルを示す。この場合の定地走行
状態減速率DECCELは、1stギヤ側ほど減速比は高
いため、エンジン回転速度の減速率は大となり、定地走
行状態減速率DECCELの値も大きくなっている。
【0039】次に、ステップS33でエンジン回転速度
偏差DELNE<(DECCEL−HIS)の関係にあ
るとき、ステップS34で降坂判定を行なう。このと
き、図11(b)の降坂領域の設定となる。
偏差DELNE<(DECCEL−HIS)の関係にあ
るとき、ステップS34で降坂判定を行なう。このと
き、図11(b)の降坂領域の設定となる。
【0040】即ち、エンジン回転速度の減速率が定地走
行状態より小さいと判断したことから、図12に示すよ
うに、降坂と判定したものである。もし、ステップS3
3で前記関係が否定されたとき、ステップS35でエン
ジン回転速度偏差DELNE>DECCEL+HISの
関係にあるとき、ステップS34の判断とは逆にステッ
プS36で登坂判定を行なう。このとき、図9(b)の
登坂領域の設定となる。もし、降坂でも登坂でもないと
き、ステップS37で定地判定する。即ち、図11
(b)の斜線で示す定地領域の設定となる。
行状態より小さいと判断したことから、図12に示すよ
うに、降坂と判定したものである。もし、ステップS3
3で前記関係が否定されたとき、ステップS35でエン
ジン回転速度偏差DELNE>DECCEL+HISの
関係にあるとき、ステップS34の判断とは逆にステッ
プS36で登坂判定を行なう。このとき、図9(b)の
登坂領域の設定となる。もし、降坂でも登坂でもないと
き、ステップS37で定地判定する。即ち、図11
(b)の斜線で示す定地領域の設定となる。
【0041】このルーチンでは、予め実験で求めたギヤ
位置に対応した定地走行状態における単位時間当りの減
速率DECCELから、定地走行状態下の定地走行状態
減速率DECCELに許容値±HISを加算し、実エン
ジン速度偏差DELNEの値と比較し、現在の走行が降
坂、登坂、定地のいずれであるかを推定する。
位置に対応した定地走行状態における単位時間当りの減
速率DECCELから、定地走行状態下の定地走行状態
減速率DECCELに許容値±HISを加算し、実エン
ジン速度偏差DELNEの値と比較し、現在の走行が降
坂、登坂、定地のいずれであるかを推定する。
【0042】図13は図4のメインルーチンでコールさ
れる『60MSルーチン』のフローチャートである。
れる『60MSルーチン』のフローチャートである。
【0043】ステップS41で『30MSルーチン』で
求めたフューエルカット解除エンジン回転速度補正値F
μを読込む。ステップS42で図示しないマップから冷
却水温補正値FTHWを読込む。ステップS43で各補
正値を加算したフューエルカットを解除するエンジン回
転速度、即ち、フューエルカット解除エンジン回転速度
NRTを NRT ← NRT+Fμ+FTHW+その他の補正値 で算出することによって、フューエルカットを解除する
エンジン回転速度を決定する。次に、ステップS44で
予めフューエルカット・フラグXFCUT がセットされて
おり、フューエルカット許可されている(XFCUT =
1)なら、ステップS45で現在のエンジン回転速度N
Eが、ステップS43で求めたフューエルカット解除エ
ンジン回転速度NRTとの間にNE<NRT、即ち、現
在のエンジン回転速度NEがフューエルカット解除エン
ジン回転速度NRTより下まわったならば、ステップS
46にてフューエルカット・フラグを降ろす(XFCUT
=0)。もし、ステップS44及び/またはステップS
45の判定で、フューエルカット許可されていないと
き、現在のエンジン回転速度NEがフューエルカット解
除エンジン回転速度NRTよりも高いとき、そのまま、
このルーチンを脱する。
求めたフューエルカット解除エンジン回転速度補正値F
μを読込む。ステップS42で図示しないマップから冷
却水温補正値FTHWを読込む。ステップS43で各補
正値を加算したフューエルカットを解除するエンジン回
転速度、即ち、フューエルカット解除エンジン回転速度
NRTを NRT ← NRT+Fμ+FTHW+その他の補正値 で算出することによって、フューエルカットを解除する
エンジン回転速度を決定する。次に、ステップS44で
予めフューエルカット・フラグXFCUT がセットされて
おり、フューエルカット許可されている(XFCUT =
1)なら、ステップS45で現在のエンジン回転速度N
Eが、ステップS43で求めたフューエルカット解除エ
ンジン回転速度NRTとの間にNE<NRT、即ち、現
在のエンジン回転速度NEがフューエルカット解除エン
ジン回転速度NRTより下まわったならば、ステップS
46にてフューエルカット・フラグを降ろす(XFCUT
=0)。もし、ステップS44及び/またはステップS
45の判定で、フューエルカット許可されていないと
き、現在のエンジン回転速度NEがフューエルカット解
除エンジン回転速度NRTよりも高いとき、そのまま、
このルーチンを脱する。
【0044】図14は図4のメインルーチンでコールさ
れる『フューエルカット実行ルーチン』のフローチャー
トである。
れる『フューエルカット実行ルーチン』のフローチャー
トである。
【0045】ステップS51でフューエルカット・フラ
グが立っている(XFCUT =1)か否か判定する。フュ
ーエルカット・フラグが立っているとき、ステップS5
2でフューエルカット制御に入るべく燃料噴射停止処理
を実行する。もし、ステップS51でフューエルカット
・フラグが降りている(XFCUT =0)とき、ステップ
S53でフューエルカットを終了すべく燃料噴射許可処
理を実行し、通常通りの燃料噴射制御を行なう。
グが立っている(XFCUT =1)か否か判定する。フュ
ーエルカット・フラグが立っているとき、ステップS5
2でフューエルカット制御に入るべく燃料噴射停止処理
を実行する。もし、ステップS51でフューエルカット
・フラグが降りている(XFCUT =0)とき、ステップ
S53でフューエルカットを終了すべく燃料噴射許可処
理を実行し、通常通りの燃料噴射制御を行なう。
【0046】即ち、図13及び図14のルーチンでは、
フューエルカット解除エンジン回転速度NRTに対し
て、現在の走行状態の定地、登坂、降坂の種別に応じた
補正及び冷却水温補正を行ない、それをフューエルカッ
ト解除エンジン回転速度NRTとし、現在のエンジン回
転速度NEがフューエルカット解除エンジン回転速度N
RTより小さくなったとき、フューエルカット制御を終
了する。
フューエルカット解除エンジン回転速度NRTに対し
て、現在の走行状態の定地、登坂、降坂の種別に応じた
補正及び冷却水温補正を行ない、それをフューエルカッ
ト解除エンジン回転速度NRTとし、現在のエンジン回
転速度NEがフューエルカット解除エンジン回転速度N
RTより小さくなったとき、フューエルカット制御を終
了する。
【0047】なお、本実施例のステップS42で行なっ
ている冷却水温補正値FTHWを読込み及びそれによる
ステップS43のフューエルカット解除エンジン回転速
度NRTの補正は、通常、フューエルカット解除エンジ
ン回転速度補正値Fμの値よりも小さい値であるから、
省略することができる。また、その他の補正値について
は、具体的には走行距離等の補正を行なうものである
が、通常、フューエルカット解除エンジン回転速度補正
値Fμの値よりも小さい値であるから、これについても
省略することができる。
ている冷却水温補正値FTHWを読込み及びそれによる
ステップS43のフューエルカット解除エンジン回転速
度NRTの補正は、通常、フューエルカット解除エンジ
ン回転速度補正値Fμの値よりも小さい値であるから、
省略することができる。また、その他の補正値について
は、具体的には走行距離等の補正を行なうものである
が、通常、フューエルカット解除エンジン回転速度補正
値Fμの値よりも小さい値であるから、これについても
省略することができる。
【0048】〈第二実施例〉第一実施例では、登坂また
は定地または降坂の判定を、エンジン回転速度の減速率
より比較判定しているが(第12図参照)、エンジン回
転速度の減速率でなく、車速の減速率より比較判定して
も同様の効果を得ることができる。
は定地または降坂の判定を、エンジン回転速度の減速率
より比較判定しているが(第12図参照)、エンジン回
転速度の減速率でなく、車速の減速率より比較判定して
も同様の効果を得ることができる。
【0049】図15は本発明の第二実施例である内燃機
関制御装置として通常の走行状態における登坂時の減車
速及び降坂時の減車速の説明図で、図16は本発明の第
二実施例である内燃機関制御装置として使用される『3
0MSルーチン』の要部フローチャートである。また、
図17は今回算出した最新の車速と前回算出した車速と
車速偏差の関係を示す説明図、図18は本発明の第二実
施例である内燃機関制御装置として使用される『走行状
態推定ルーチン』の要部フローチャートである。
関制御装置として通常の走行状態における登坂時の減車
速及び降坂時の減車速の説明図で、図16は本発明の第
二実施例である内燃機関制御装置として使用される『3
0MSルーチン』の要部フローチャートである。また、
図17は今回算出した最新の車速と前回算出した車速と
車速偏差の関係を示す説明図、図18は本発明の第二実
施例である内燃機関制御装置として使用される『走行状
態推定ルーチン』の要部フローチャートである。
【0050】図15は通常の走行状態における登坂時の
減車速及び降坂時の減車速の説明図である。ここでは、
自動変速機4の2ndギヤを例として、各走行条件毎の車
速SPDの減速を示している。
減車速及び降坂時の減車速の説明図である。ここでは、
自動変速機4の2ndギヤを例として、各走行条件毎の車
速SPDの減速を示している。
【0051】プログラム上では、前記第一実施例の図6
の『30MSルーチン』のステップS21〜ステップS
25の代りに、図16に示すステップS61〜ステップ
S65を差換えればよい。基本的には、エンジン回転速
度偏差の代りに、車速偏差を求めることになる(第17
図参照)。
の『30MSルーチン』のステップS21〜ステップS
25の代りに、図16に示すステップS61〜ステップ
S65を差換えればよい。基本的には、エンジン回転速
度偏差の代りに、車速偏差を求めることになる(第17
図参照)。
【0052】即ち、ステップS61で前回算出した車速
SPDをメモリMSPD に格納する。ステップS62で最
新の車速SPDを算出する。次に、ステップS63で前
回算出した車速をメモリMSPD から呼び出し、今回算出
した最新の車速SPDとの車速偏差DELSPDを求め
る(DELSPD=MSPD −SPD)。このとき、車速
偏差DELSPDの値は減速特性の値であり、加速時に
は負の値となる。車速偏差DELSPD=MSPD −SP
Dの関係は図17のようになる。なお、前回算出した車
速SPDと最新の車速SPDの算出間隔は30(ms)
である。ステップS64で車速偏差DELSPDの正負
判定を行ない、負であるとき(DELSPD<0)、ス
テップS65で車速偏差DELSPDの下限ガードを行
ない(DELSPD=0)、ステップS66で自動変速
機4へ出力するギヤ位置の変速信号SHFTにより、現在の
変速ギヤを読込む。
SPDをメモリMSPD に格納する。ステップS62で最
新の車速SPDを算出する。次に、ステップS63で前
回算出した車速をメモリMSPD から呼び出し、今回算出
した最新の車速SPDとの車速偏差DELSPDを求め
る(DELSPD=MSPD −SPD)。このとき、車速
偏差DELSPDの値は減速特性の値であり、加速時に
は負の値となる。車速偏差DELSPD=MSPD −SP
Dの関係は図17のようになる。なお、前回算出した車
速SPDと最新の車速SPDの算出間隔は30(ms)
である。ステップS64で車速偏差DELSPDの正負
判定を行ない、負であるとき(DELSPD<0)、ス
テップS65で車速偏差DELSPDの下限ガードを行
ない(DELSPD=0)、ステップS66で自動変速
機4へ出力するギヤ位置の変速信号SHFTにより、現在の
変速ギヤを読込む。
【0053】また、前記第一実施例の図9における『走
行状態推定サブルーチン』中の、ステップS32〜ステ
ップS37の代りに、図18のステップS73〜ステッ
プS77に差換えて、車速偏差と定地走行減速率±HI
Sとの関係の判定より、定地または降坂または登坂判定
を行なう。
行状態推定サブルーチン』中の、ステップS32〜ステ
ップS37の代りに、図18のステップS73〜ステッ
プS77に差換えて、車速偏差と定地走行減速率±HI
Sとの関係の判定より、定地または降坂または登坂判定
を行なう。
【0054】即ち、ステップS73で車速偏差DELS
PD<(DECCEL−HIS)の関係にあるとき、ス
テップS74で降坂判定を行なう。即ち、車速の減速率
が定地走行状態より小さいと判断したことから、降坂と
判定したものである。もし、ステップS73で前記関係
が否定されたとき、ステップS75で偏差DELSPD
>(DECCEL+HIS)の関係にあるとき、ステッ
プS74の判断とは逆にステップS76で登坂判定を行
なう。もし、降坂でも登坂でもないとき、ステップS7
7で定地判定する。
PD<(DECCEL−HIS)の関係にあるとき、ス
テップS74で降坂判定を行なう。即ち、車速の減速率
が定地走行状態より小さいと判断したことから、降坂と
判定したものである。もし、ステップS73で前記関係
が否定されたとき、ステップS75で偏差DELSPD
>(DECCEL+HIS)の関係にあるとき、ステッ
プS74の判断とは逆にステップS76で登坂判定を行
なう。もし、降坂でも登坂でもないとき、ステップS7
7で定地判定する。
【0055】本実施例のように、エンジン回転速度を車
速に変更したプログラムによっても、同様に効果を得る
ことができる。
速に変更したプログラムによっても、同様に効果を得る
ことができる。
【0056】このように、本実施例の内燃機関制御装置
は、内燃機関1が燃料を必要としない状態をステップS
11、ステップS13及びステップS14で検出して、
燃料の供給を停止するフューエルカット手段M10と、
前記フューエルカット手段M10による燃料停止後、ス
テップS45及びステップS46からなる内燃機関1及
び車両の運転状態によって再び燃料を供給する燃料復帰
手段M30とを具備する内燃機関制御装置において、前
記スステップS45及びテップS46からなる燃料復帰
手段M30は、内燃機関1の動力を伝達する自動変速機
4のギヤ位置を検出するステップS26からなるギヤ位
置検出手段M31と、前記ギヤ位置検出手段M31の情
報を基に定地走行状態での減速時にギヤ位置に対応した
内燃機関1の出力回転数低下率を得るステップS31か
らなる定地出力回転数低下率検出手段M32と、内燃機
関1の出力回転数の変化から実際の出力回転数低下率を
求めるステップS21乃至ステップS25(ステップS
61乃至ステップS65)からなる実出力回転数低下率
検出手段M33と、実出力回転数低下率検出手段M33
と定地出力回転数低下率検出手段M32との情報を基に
走行状態が登坂、降坂、定地の何れであるかを判定する
ステップS31乃至ステップS37からなる走行状態推
定手段M34と、前記走行状態推定手段M34とギヤ位
置検出手段M31の情報を基にギヤ位置と走行状態によ
って決まる最適な燃料を再供給する燃料復帰点、即ち、
フューエルカット解除エンジン回転速度NRTを制御す
るステップS41乃至ステップS46からなる燃料復帰
点制御手段M35とを具備するものである。
は、内燃機関1が燃料を必要としない状態をステップS
11、ステップS13及びステップS14で検出して、
燃料の供給を停止するフューエルカット手段M10と、
前記フューエルカット手段M10による燃料停止後、ス
テップS45及びステップS46からなる内燃機関1及
び車両の運転状態によって再び燃料を供給する燃料復帰
手段M30とを具備する内燃機関制御装置において、前
記スステップS45及びテップS46からなる燃料復帰
手段M30は、内燃機関1の動力を伝達する自動変速機
4のギヤ位置を検出するステップS26からなるギヤ位
置検出手段M31と、前記ギヤ位置検出手段M31の情
報を基に定地走行状態での減速時にギヤ位置に対応した
内燃機関1の出力回転数低下率を得るステップS31か
らなる定地出力回転数低下率検出手段M32と、内燃機
関1の出力回転数の変化から実際の出力回転数低下率を
求めるステップS21乃至ステップS25(ステップS
61乃至ステップS65)からなる実出力回転数低下率
検出手段M33と、実出力回転数低下率検出手段M33
と定地出力回転数低下率検出手段M32との情報を基に
走行状態が登坂、降坂、定地の何れであるかを判定する
ステップS31乃至ステップS37からなる走行状態推
定手段M34と、前記走行状態推定手段M34とギヤ位
置検出手段M31の情報を基にギヤ位置と走行状態によ
って決まる最適な燃料を再供給する燃料復帰点、即ち、
フューエルカット解除エンジン回転速度NRTを制御す
るステップS41乃至ステップS46からなる燃料復帰
点制御手段M35とを具備するものである。
【0057】したがって、フューエルカット手段M10
によって内燃機関が燃料を必要としない状態を検出する
と燃料の供給を停止する。
によって内燃機関が燃料を必要としない状態を検出する
と燃料の供給を停止する。
【0058】そして、フューエルカット手段M10によ
る燃料停止後、ギヤ位置検出手段M31で内燃機関の動
力を伝達する自動変速機のギヤ位置を検出する。また、
定地出力回転数低下率検出手段M32で前記ギヤ位置検
出手段M31の情報を基に定地走行状態での減速時にギ
ヤ位置に対応した内燃機関の出力回転数低下率を得る。
一方、実出力回転数低下率検出手段M33で内燃機関の
出力回転数の変化から実際の出力回転数低下率を求め
る。走行状態推定手段M34では、実出力回転数低下率
検出手段M33と定地出力回転数低下率検出手段M32
で検出した情報を基に、現在の走行状態が登坂、降坂、
定地の何れであるかを判定し、その判定結果とギヤ位置
検出手段M31の情報を基にギヤ位置と走行状態によっ
て決まる最適な燃料を再供給する燃料復帰点、即ち、フ
ューエルカット解除エンジン回転速度NRTを決定し、
その燃料復帰点で再び燃料を供給する。
る燃料停止後、ギヤ位置検出手段M31で内燃機関の動
力を伝達する自動変速機のギヤ位置を検出する。また、
定地出力回転数低下率検出手段M32で前記ギヤ位置検
出手段M31の情報を基に定地走行状態での減速時にギ
ヤ位置に対応した内燃機関の出力回転数低下率を得る。
一方、実出力回転数低下率検出手段M33で内燃機関の
出力回転数の変化から実際の出力回転数低下率を求め
る。走行状態推定手段M34では、実出力回転数低下率
検出手段M33と定地出力回転数低下率検出手段M32
で検出した情報を基に、現在の走行状態が登坂、降坂、
定地の何れであるかを判定し、その判定結果とギヤ位置
検出手段M31の情報を基にギヤ位置と走行状態によっ
て決まる最適な燃料を再供給する燃料復帰点、即ち、フ
ューエルカット解除エンジン回転速度NRTを決定し、
その燃料復帰点で再び燃料を供給する。
【0059】このように、予め、ギヤ位置毎に定地での
エンジン回転速度低下率を記憶しておき、車両が減速状
態にあるとき、ギヤ位置検出より定地走行状態のエンジ
ン回転速度低下率の値をメモリから検索し、実際のエン
ジン回転速度低下率と比較して登坂または降坂の判定を
行ない、ギヤ位置と登坂または降坂或いは定地の判定に
より適切な燃料を再供給する燃料復帰点、即ち、フュー
エルカット解除エンジン回転速度NRTを決定する。
エンジン回転速度低下率を記憶しておき、車両が減速状
態にあるとき、ギヤ位置検出より定地走行状態のエンジ
ン回転速度低下率の値をメモリから検索し、実際のエン
ジン回転速度低下率と比較して登坂または降坂の判定を
行ない、ギヤ位置と登坂または降坂或いは定地の判定に
より適切な燃料を再供給する燃料復帰点、即ち、フュー
エルカット解除エンジン回転速度NRTを決定する。
【0060】故に、登坂走行または降坂走行時に適切な
燃料復帰点を選択でき、燃費を向上させたり、エンジン
ストールの危険を回避することができる。
燃料復帰点を選択でき、燃費を向上させたり、エンジン
ストールの危険を回避することができる。
【0061】ところで、上記各実施例では、定地出力回
転数低下率検出手段M32として、所定のメモリマップ
を用意し、予め、記憶させたギヤ位置毎に定地でのエン
ジン回転速度低下率を選択するものであるが、本発明を
実施する場合には、予め、平坦であることが既知の道路
を走行して、ギヤ位置毎に定地でのエンジン回転速度低
下率を学習させたり、更新させたりすることもできる。
転数低下率検出手段M32として、所定のメモリマップ
を用意し、予め、記憶させたギヤ位置毎に定地でのエン
ジン回転速度低下率を選択するものであるが、本発明を
実施する場合には、予め、平坦であることが既知の道路
を走行して、ギヤ位置毎に定地でのエンジン回転速度低
下率を学習させたり、更新させたりすることもできる。
【0062】また、上記第一実施例の実出力回転数低下
率検出手段M33は、内燃機関1の出力回転数の変化か
ら実際の出力回転数低下率を求めるステップS21乃至
ステップS25からなるものであるが、本発明を実施す
る場合には、ステップS61乃至ステップS65とする
ことができる。即ち、実出力回転数低下率検出手段M3
3では、内燃機関1からの直接のエンジン回転速度を使
用することもできるし、自動変速機の所定のギヤ比を介
した車速から実際の出力回転数低下率を求めてもよい。
何れにせよ、内燃機関1からの出力変化が検出できれば
よい。
率検出手段M33は、内燃機関1の出力回転数の変化か
ら実際の出力回転数低下率を求めるステップS21乃至
ステップS25からなるものであるが、本発明を実施す
る場合には、ステップS61乃至ステップS65とする
ことができる。即ち、実出力回転数低下率検出手段M3
3では、内燃機関1からの直接のエンジン回転速度を使
用することもできるし、自動変速機の所定のギヤ比を介
した車速から実際の出力回転数低下率を求めてもよい。
何れにせよ、内燃機関1からの出力変化が検出できれば
よい。
【0063】そして、上記第一実施例の走行状態推定手
段M34は、実出力回転数低下率検出手段M33と定地
出力回転数低下率検出手段M32との情報を基に走行状
態が登坂、降坂、定地の何れであるかを判定するステッ
プS31乃至ステップS37からなるものであるが、本
発明を実施する場合には、ステップS31及びステップ
S32、ステップS63乃至ステップS65とすること
もできる。即ち、内燃機関1からの直接のエンジン回転
速度を使用することもできるし、自動変速機の所定のギ
ヤ比を介した車速から実際の出力回転数低下率を求めて
もよい。何れにせよ、内燃機関1からの出力変化が検出
できればよい。
段M34は、実出力回転数低下率検出手段M33と定地
出力回転数低下率検出手段M32との情報を基に走行状
態が登坂、降坂、定地の何れであるかを判定するステッ
プS31乃至ステップS37からなるものであるが、本
発明を実施する場合には、ステップS31及びステップ
S32、ステップS63乃至ステップS65とすること
もできる。即ち、内燃機関1からの直接のエンジン回転
速度を使用することもできるし、自動変速機の所定のギ
ヤ比を介した車速から実際の出力回転数低下率を求めて
もよい。何れにせよ、内燃機関1からの出力変化が検出
できればよい。
【0064】更に、上記各実施例の燃料復帰点制御手段
M35は、走行状態推定手段M34とギヤ位置検出手段
M31の情報を基にギヤ位置と走行状態によって決まる
最適な燃料を再供給する燃料復帰点、即ち、フューエル
カット解除エンジン回転速度NRTを制御するステップ
S41乃至ステップS46からなるものであるが、本発
明を実施する場合には、少なくとも、現在の走行状態が
登坂、降坂、定地の何れであるかの要件が加わっておれ
ばよい。
M35は、走行状態推定手段M34とギヤ位置検出手段
M31の情報を基にギヤ位置と走行状態によって決まる
最適な燃料を再供給する燃料復帰点、即ち、フューエル
カット解除エンジン回転速度NRTを制御するステップ
S41乃至ステップS46からなるものであるが、本発
明を実施する場合には、少なくとも、現在の走行状態が
登坂、降坂、定地の何れであるかの要件が加わっておれ
ばよい。
【0065】これを、図19を用いて詳述する。
【0066】図19は本発明の実施例と従来の内燃機関
制御装置における通常の走行状態における登坂時減速走
行の例及び降坂時減速走行の例を説明する説明図で、
(a)は登坂時減速走行の例、(b)は降坂時減速走行
の例を示すものである。
制御装置における通常の走行状態における登坂時減速走
行の例及び降坂時減速走行の例を説明する説明図で、
(a)は登坂時減速走行の例、(b)は降坂時減速走行
の例を示すものである。
【0067】登坂では走行抵抗が増加することから減速
率は大きくなり、自動変速機4のギヤが同じならば、定
地減速率に比べてエンジン回転速度低下率は大きくな
る。このとき、図19(a)の登坂時減速走行の例に示
すように、従来の定地走行状態を前提に、エンジンスト
ール限界に対し、余裕度なくフューエルカット解除エン
ジン回転速度(従来F/C 復帰NE)を設定した場合、エン
ジン回転速度低下率の大きな登坂時には間に合わず、エ
ンジンストールに陥る危険性大である。逆に、降坂時減
速状態では、図19(b)の降坂時減速走行の例に示す
ように、走行抵抗は低下し、減速率は減少し、定地減速
率に比べてエンジン回転速度の低下率は小さくなる。
率は大きくなり、自動変速機4のギヤが同じならば、定
地減速率に比べてエンジン回転速度低下率は大きくな
る。このとき、図19(a)の登坂時減速走行の例に示
すように、従来の定地走行状態を前提に、エンジンスト
ール限界に対し、余裕度なくフューエルカット解除エン
ジン回転速度(従来F/C 復帰NE)を設定した場合、エン
ジン回転速度低下率の大きな登坂時には間に合わず、エ
ンジンストールに陥る危険性大である。逆に、降坂時減
速状態では、図19(b)の降坂時減速走行の例に示す
ように、走行抵抗は低下し、減速率は減少し、定地減速
率に比べてエンジン回転速度の低下率は小さくなる。
【0068】しかし、本実施例では、図19(a)の登
坂時減速走行の例に示すように、従来の定地走行を前提
に設定したフューエルカット解除エンジン回転速度(従
来F/C 復帰NE)よりも少し高いフューエルカット解除エ
ンジン回転速度NRTとすることにより、従来例より、
エンジンストールの危険を回避することができる。
坂時減速走行の例に示すように、従来の定地走行を前提
に設定したフューエルカット解除エンジン回転速度(従
来F/C 復帰NE)よりも少し高いフューエルカット解除エ
ンジン回転速度NRTとすることにより、従来例より、
エンジンストールの危険を回避することができる。
【0069】また、図19(b)の降坂時減速走行の例
に示すように、従来の定地走行を前提に設定したフュー
エルカット解除エンジン回転速度(従来F/C 復帰NE)よ
りも低下させたフューエルカット解除エンジン回転速度
NRTを用いることにより、従来例より、燃料復帰エン
ジン回転速度を下げることができ、フューエルカット領
域を拡大することができ、燃費の向上が図れる。
に示すように、従来の定地走行を前提に設定したフュー
エルカット解除エンジン回転速度(従来F/C 復帰NE)よ
りも低下させたフューエルカット解除エンジン回転速度
NRTを用いることにより、従来例より、燃料復帰エン
ジン回転速度を下げることができ、フューエルカット領
域を拡大することができ、燃費の向上が図れる。
【0070】
【発明の効果】以上のように、本発明の内燃機関制御装
置は、フューエルカット手段による燃料停止後、ギヤ位
置検出手段で内燃機関の動力を伝達する自動変速機のギ
ヤ位置を検出し、また、定地出力回転数低下率検出手段
で前記ギヤ位置検出手段の情報を基に定地走行状態での
減速時にギヤ位置に対応した内燃機関の出力回転数低下
率を検出し、実出力回転数低下率検出手段で内燃機関の
出力回転数の変化から実際の出力回転数低下率を求め、
前記実出力回転数低下率検出手段と定地出力回転数低下
率検出手段で検出した情報を基に、現在の走行状態が登
坂、降坂、定地の何れであるかを判定し、その判定結果
とギヤ位置検出手段の情報を基にギヤ位置と走行状態に
よって決まる最適な燃料を再供給する燃料復帰点を決定
し、その燃料復帰点で再び燃料を供給するものである。
これによって、登坂走行または降坂走行時に適切な燃料
復帰点を選択でき、燃費を向上させたり、エンジンスト
ールの危険を回避することができる。
置は、フューエルカット手段による燃料停止後、ギヤ位
置検出手段で内燃機関の動力を伝達する自動変速機のギ
ヤ位置を検出し、また、定地出力回転数低下率検出手段
で前記ギヤ位置検出手段の情報を基に定地走行状態での
減速時にギヤ位置に対応した内燃機関の出力回転数低下
率を検出し、実出力回転数低下率検出手段で内燃機関の
出力回転数の変化から実際の出力回転数低下率を求め、
前記実出力回転数低下率検出手段と定地出力回転数低下
率検出手段で検出した情報を基に、現在の走行状態が登
坂、降坂、定地の何れであるかを判定し、その判定結果
とギヤ位置検出手段の情報を基にギヤ位置と走行状態に
よって決まる最適な燃料を再供給する燃料復帰点を決定
し、その燃料復帰点で再び燃料を供給するものである。
これによって、登坂走行または降坂走行時に適切な燃料
復帰点を選択でき、燃費を向上させたり、エンジンスト
ールの危険を回避することができる。
【図1】図1は本発明の第一実施例である内燃機関制御
装置を示す概略構成図である。
装置を示す概略構成図である。
【図2】図2は本発明の第一実施例である内燃機関制御
装置の内容を概念的に説明した機能ブロック図である。
装置の内容を概念的に説明した機能ブロック図である。
【図3】図3は本発明の第一実施例である内燃機関制御
装置の内容を概念的に説明したクレーム対応図である。
装置の内容を概念的に説明したクレーム対応図である。
【図4】図4は本発明の第一実施例の内燃機関制御装置
の制御プログラムのメインルーチンである。
の制御プログラムのメインルーチンである。
【図5】図5は図4のメインルーチンでコールされる
『F/C判定ルーチン』のフローチャートである。
『F/C判定ルーチン』のフローチャートである。
【図6】図6は図4のメインルーチンでコールされる
『30MSルーチン』のフローチャートである。
『30MSルーチン』のフローチャートである。
【図7】図7は図6で使用するギヤ位置及び走行状態を
パラメータとしたフューエルカット解除エンジン回転速
度補正値Fμのマップである。
パラメータとしたフューエルカット解除エンジン回転速
度補正値Fμのマップである。
【図8】図8は今回算出した最新のエンジン回転速度と
前回算出したエンジン回転速度とエンジン回転速度偏差
の関係を示す説明図である。
前回算出したエンジン回転速度とエンジン回転速度偏差
の関係を示す説明図である。
【図9】図9は図4の『30MSルーチン』でコールさ
れる『走行状態推定ルーチン』のフローチャートであ
る。
れる『走行状態推定ルーチン』のフローチャートであ
る。
【図10】図10は図9の『走行状態推定ルーチン』で
使用するギヤ位置2ndのときの定地走行状態減速率DE
CCELテーブルの説明図である。
使用するギヤ位置2ndのときの定地走行状態減速率DE
CCELテーブルの説明図である。
【図11】図11(a)は図9の『走行状態推定ルーチ
ン』で使用するギヤ位置に対する定地走行状態減速率の
関係に許容値を与えたときの定地走行状態減速率テーブ
ルの説明図、図11(b)は図9の『走行状態推定ルー
チン』で使用するギヤ位置に対する偏差の関係に許容値
を与えたときの走行状態推定テーブルの説明図である。
ン』で使用するギヤ位置に対する定地走行状態減速率の
関係に許容値を与えたときの定地走行状態減速率テーブ
ルの説明図、図11(b)は図9の『走行状態推定ルー
チン』で使用するギヤ位置に対する偏差の関係に許容値
を与えたときの走行状態推定テーブルの説明図である。
【図12】図12は通常の走行状態における登坂時の減
速及び降坂時の減速の説明図である。
速及び降坂時の減速の説明図である。
【図13】図13は図4のメインルーチンでコールされ
る『60MSルーチン』のフローチャートである。
る『60MSルーチン』のフローチャートである。
【図14】図14は図4のメインルーチンでコールされ
る『フューエルカット実行ルーチン』のフローチャート
である。
る『フューエルカット実行ルーチン』のフローチャート
である。
【図15】図15は本発明の第二実施例である内燃機関
制御装置として通常の走行状態における登坂時の減車速
及び降坂時の減車速の説明図である。
制御装置として通常の走行状態における登坂時の減車速
及び降坂時の減車速の説明図である。
【図16】図16は本発明の第二実施例である内燃機関
制御装置として使用される『30MSルーチン』の要部
フローチャートである。
制御装置として使用される『30MSルーチン』の要部
フローチャートである。
【図17】図17は今回算出した最新の車速と前回算出
した車速と車速偏差の関係を示す説明図である。
した車速と車速偏差の関係を示す説明図である。
【図18】図18は本発明の第二実施例である内燃機関
制御装置として使用される『走行状態推定ルーチン』の
要部フローチャートである。
制御装置として使用される『走行状態推定ルーチン』の
要部フローチャートである。
【図19】図19は本発明の実施例と従来の内燃機関制
御装置における通常の走行状態における登坂時減速走行
例及び降坂時減速走行例を説明する説明図である。
御装置における通常の走行状態における登坂時減速走行
例及び降坂時減速走行例を説明する説明図である。
【図20】図20は従来の内燃機関制御装置の減速時に
おけるフューエルカット制御の説明図である。
おけるフューエルカット制御の説明図である。
1 内燃機関 4 自動変速機 M10 フューエルカット手段 M30 燃料復帰手段 M31 ギヤ位置検出手段 M32 定地出力回転数低下率検出手段 M33 実出力回転数低下率検出手段 M34 走行状態推定手段 M35 燃料復帰点制御手段
Claims (1)
- 【請求項1】 内燃機関が燃料を必要としない状態を検
出して、燃料の供給を停止するフューエルカット手段
と、前記フューエルカット手段による燃料停止後、内燃
機関及び車両の運転状態によって再び燃料を供給する燃
料復帰手段とを具備する内燃機関制御装置において、 前記燃料復帰手段は、 内燃機関の動力を伝達する自動変速機のギヤ位置を検出
するギヤ位置検出手段と、 前記ギヤ位置検出手段の情報を基に定地走行状態での減
速時にギヤ位置に対応した内燃機関の出力回転数低下率
を得る定地出力回転数低下率検出手段と、 内燃機関の出力回転数の変化から実際の出力回転数低下
率を求める実出力回転数低下率検出手段と、 実出力回転数低下率検出手段と定地出力回転数低下率検
出手段との情報を基に走行状態が登坂、降坂、定地の何
れであるかを判定する走行状態推定手段と、 前記走行状態推定手段とギヤ位置検出手段の情報を基に
ギヤ位置と走行状態によって決まる最適な燃料を再供給
する燃料復帰点を制御する燃料復帰点制御手段とを具備
することを特徴とする内燃機関制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32535492A JPH06173740A (ja) | 1992-12-04 | 1992-12-04 | 内燃機関制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32535492A JPH06173740A (ja) | 1992-12-04 | 1992-12-04 | 内燃機関制御装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06173740A true JPH06173740A (ja) | 1994-06-21 |
Family
ID=18175884
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP32535492A Pending JPH06173740A (ja) | 1992-12-04 | 1992-12-04 | 内燃機関制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06173740A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP2290214A4 (en) * | 2008-06-23 | 2018-01-10 | Nissan Motor Co., Ltd. | Engine control device |
| CN107882643A (zh) * | 2017-10-27 | 2018-04-06 | 金龙联合汽车工业(苏州)有限公司 | 一种汽车发动机节油控制系统及方法 |
-
1992
- 1992-12-04 JP JP32535492A patent/JPH06173740A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP2290214A4 (en) * | 2008-06-23 | 2018-01-10 | Nissan Motor Co., Ltd. | Engine control device |
| CN107882643A (zh) * | 2017-10-27 | 2018-04-06 | 金龙联合汽车工业(苏州)有限公司 | 一种汽车发动机节油控制系统及方法 |
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